JPH0958174A - 上下バルブを具備したボールペンペン先部構造 - Google Patents
上下バルブを具備したボールペンペン先部構造Info
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- JPH0958174A JPH0958174A JP7243817A JP24381795A JPH0958174A JP H0958174 A JPH0958174 A JP H0958174A JP 7243817 A JP7243817 A JP 7243817A JP 24381795 A JP24381795 A JP 24381795A JP H0958174 A JPH0958174 A JP H0958174A
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Abstract
態で起こるチップ先端部からのインキ流出と、逆さ書き
等の事由でチップ先端から空気が流入して起こるインキ
逆流の二つの不快な品質特性を共に不発にする簡易なペ
ン先部構造を実現させる。 【構成】 チップ1のボールかしめ部1fの内壁にボー
ル2が線又は面で接触する第一の弁座1gを形成し、チ
ップ1とカートリッジ4を連結する連結部材3等に、前
記第一の弁座1gと対面してインキ通路3cを中心に球
面状又は円錐形状の第二の弁座3dを設け、ボール2の
後端面と第二の弁座3dに至る空間部5に、チップ1の
上下動につれて、下向きではボール2を押圧し上向きで
は第二の弁座3dに圧接する可動体8を遊動可能に配設
した上下バルブを具備したボールペンのペン先部。
Description
キと呼ばれるインキを用いたボールペン或いは、チクソ
トロピック性を付与したゲル状インキで一般的に水性イ
ンキと呼ばれるインキを用いたボールペンの、チップ先
端部からのインキ流出防止を意図したバルブ機構と、逆
さ書きや衝撃等の事由でレフィル後部からインキが流出
するインキ逆流防止を意図したバルブ機構を具備したボ
ールペンのペ先部構造に関する。
インキをボールに伝えるインキ導通孔及びインキ溝を設
けたボール座を有し、ハウジング内に収容したボールを
所定量その抱持部(かしめ部)先端から外方に露出させ
且つ、抱持部(かしめ部)内壁にボールが線又は面で接
触する弁座を形成し、ボールとハウジング間にボールが
円滑に回動する適宜なクリアランスを設けると共に、ボ
ールに弾発力を付与して常に弁座に圧接させて成るボー
ルペンのチップ先端部構造は、チップ先端部からのイン
キ流出を防止する周知の技術である。
度インキの水性ボールペンにおいて、非使用時は、チッ
プの先端に回転自在に抱持されたボールがスプリングで
弾発されて、チップの内向きの先端縁に圧接するように
バルブ機構を構成したので、インキのボタ落ちが防止さ
れると、本発明のボールペンペン先部構造のチップ先端
部に設けた第一の弁座とボールで構成されるバルブ機構
の有効性について開示している。
修正液等の塗布具に関したものであるが、球状塗布体
(ボール)を一旦ボールハウス内に入れてチップ先端縁
をかしめた後に、チップにその後端から棒状の座打ち治
具を挿入し、ボールを座打ちして、チップ先端縁の内面
を球面形状に変形させ、単に先端縁をかしめたのみでは
ボールが線状に接触するのでなじみが悪い点を改良し、
先記の第一の弁座とボールで構成されるバルブ機能の有
効性を更に高めることについて開示している。
ンチップが直接嵌着するインキカートリッジ先端部に或
いは、ボールペンチップとインキカートリッジ間に介在
して両者を連結する連結部材に、インキ通路を中心とし
て球面状又は円錐形状の弁座を形成し、他方、弁座と接
する部位を弁座と同形状の球面状又は円錐形に形成した
弁体を介在させることにより、逆さ書き等の事由により
チップ先端部から空気が流入、これに起因してレフィル
後端からインキが流出するインキ逆流を防止することも
周知の技術であって、本発明の第二の弁座と弁体とで構
成するバルブ機構の有効性についても、実公昭47−5
661号や実開昭51−110637号或いは実公平4
−52067号等の種々の手段が開示されている。
ンキであってもボール径がφ1.0mm以上に大きくな
ると、チップ先端部を下向き状態で放置しておくと次第
にインキがチップ先端に玉状に流出するインキ垂れ下が
り現象を起こすことや、逆に粘度の低いインキでは、非
使用時に被覆されるキャップ内に、弾力性のあるパッキ
ンを配設して、これにチップ先端部を圧接させてチップ
先端部からのインキ流出を防ぐなどの煩わしさがあるこ
と、又、レフィルの後端が開放状態か尾栓があっても空
気孔があると、例えインキカートリッジ内のインキの後
端にインキに追従する粘度の高い逆流防止剤(液栓)が
装填されていたとしても、逆さ書きやレフィル後部に加
わる衝撃等の事由から、チップ先端部に空気が流入して
インキ逆流を起こすことが潜在的問題としてあること
に、常々不快の念を抱きこれの解決に腐心していた。
プ先端部からのインキの流出防止のためにチップ先端か
しめ部内壁に弁座を設ける手段では、ボールをかしめ部
内壁に常時押圧しておく機構が伴うもので、図3に示す
ようにボール2を直にコイルスプリングSで弾発させる
か、ボール2とコイルスプリングS間に可動子6を介在
させて、コイルスプリングSの弾発力を間接的にボール
2に伝達する等の機構が用いられていること。
は、チップが嵌着されるインキカートリッジ先端部或い
は、チップとインキカートリッジ間に介在して両者を連
結する連結部材に、インキ通路を中心として球面状又は
円錐形状の弁座を設け弁体を作用させる手段では、筆記
状態においてインキの供給が阻害されないように、図4
に示す弁体7の移動でインキ流通路9が封鎖されない構
造を付設することが不可欠で、弁体7が停止する位置で
弁体7と係わる部材(例えばチップ1)の接触面(後端
面1j)に、インキを通過させるインキ流通溝10を設
けなければならないこと。が、それぞれに重要な構成要
件となっていた。なお、図3及び図4の説明において、
図1,図2と同部材については同符号を用いたものであ
る。
流出防止とレフィル後端からのインキ逆流防止について
は、個々に手段が存在することが判ったものの、この二
つの手段を同時に取り入れることと、これを如何に簡易
な構造で実現させるかが、本発明が解決したい課題のポ
イントであった。
みてなされたものであって、ボールペンチップ先端部か
らのインキ流出防止のため、チップ先端のボール抱持部
(かしめ部)内壁にボールが線又は面で接触する第一の
弁座を形成し、更に、レフィル後部からのインキ逆流防
止のため、ボールペンチップ内又はチップが嵌着するイ
ンキカートリッジ先端部或いは、チップとインキカート
リッジ間に介在して両者を連結する連結部材に、前記第
一の弁座と対面してインキ通路を中心に球面状又は円錐
形状の第二の弁座を設けると共に、ボールの後端面と第
二の弁座に至る空間部に、ボールの後端面と接するイン
キ導通孔より小径のボール押圧部を設けて成る可動子と
第二の弁座と係わる弁体を一体もしくはそれぞれ別体で
設けて遊動可能に配設し且つ、可動子と弁体が別体の場
合でもいづれか一方を金属材料で形成することをもって
課題解決のための手段としている。
端部から非使用時にインキが吹き出したり垂れ下がる現
象と、逆さ書きや衝撃等の事由によりレフィル後端から
インキが流出する現象の、二つの気掛かりな品質特性
を、その各々については先記した如く解決策が周知のも
のとなっているが、これをまとめて解決する手段につい
て試みたものである。
からのインキ流出を防止するためにチップ先端かしめ部
内壁に設けられる周知の第一の弁座と、チップ内又はチ
ップが直接嵌着するカートリッジ先端部或いは、チップ
とカートリッジ間に介在して両者を連結する連結部材の
インキ通路に設けられる周知の第二の弁座を設けると共
に、書筆用ボールの後端面と第二の弁座に至る空間部
に、一端に書筆用ボールの後端面と接するインキ導通孔
より小径のボール押圧部を設け且つ、他端に第二の弁座
と係わる球面状又は円錐形に形成した弁部を設けた金属
製可動体を、遊動可能に配設したものである。
先記の第二の弁座を設けると共に、書筆用ボールの後端
面と第二の弁座に至る空間部に、一端に書筆用ボールの
後端面と接するインキ導通孔より小径のボール押圧部を
設けた可動子と、第二の弁座と係わる部位を球面状又は
円錐形に形成した弁体を、それぞれ別体で設け且つ、い
ずれか一方を金属材料で形成して遊動可能に配設したも
のである。
動子が弁体も含む自重でボールを押圧し、かしめ部内壁
にボールを押し当て第一のバルブ機構を機能させ、よっ
てチップ先端からのインキ流出が防止され、又、チップ
先端が上向き状態では第二の弁座に弁体が可動子も含む
自重で圧接し、第二のバルブ機構を機能させるので、イ
ンキの逆流が防止されることになる。かかる構成を本発
明では、従来技術の如く、ボールを押圧するためのコイ
ルスプリングを用いず且つ、筆記状態における弁体の停
止位置にインキ流通溝を設けることも無く簡易な構造で
実現したものである。
図面を基に詳説する。
部構造を説示するために、主要部のみを縦断面して、チ
ップ1が下向状態を表した図である。図2は図1のペン
先部構造が、チップ1が上向き状態になった時の変化を
表した図である。
aの底部にインキ導通孔1bとインキ溝1cを設け且
つ、インキ導通孔1bに向けてゆるやかに傾斜するボー
ル座1dを有し、ハウジング1a内に収容した書筆用ボ
ール2をテーパー状に削肉した先端縁1eを、ボール2
とハウジング1a間にボール2が円滑に回動できる適宜
なクリアランスを設けて内向き方向にかしめ加工し、ボ
ール抱持部(かしめ部)1fを形成すると共に、そのか
しめ部内壁を第一の弁座1gとしてボール2が線又は面
で接触できるように形成し、後端側に連結部材3の先端
孔3aに嵌着する段部1hを設けてある。
ジ4の中介部材であって、その先端部にはチップ1の段
部1hが嵌着する先端孔3aを設け、後端側にインキカ
ートリッジ4に嵌着させる嵌合部3bが設けてある。内
部は先端孔3aから後端に向けてインキ通路3cが穿設
されており、先端孔3aとインキ通路3cが連接する位
置にインキ通路3cを中心に球面状又は円錐形に形成し
た第二の弁座3dを設けてある。
1hが嵌着された状態において、チップ1のハウジング
1a内に収容された書筆用ボール2の後端面と、連結部
材3に形成された第二の弁座3dに至る間の空間部5
に、一端に書筆用ボール2の後端面と接するインキ導通
孔1bより小径のボール押圧部6aを設けた可動子6と
球体(ボール)から成る弁体7が遊動可能に配設されて
いる。なお、可動子6と弁体7は一体で可動体8として
形成されてあっても、前記の如くそれぞれ別体であって
も良いが、一体の場合は勿論のこと別体にあってはいず
れか一方を金属材料で形成することが、インキの粘度や
比重に抗して可動体8又は、可動子6と弁体7を速やか
に作動させ、バルブ機構を完全に機能させるために肝要
なことである。
設定に当たっては、図1において、すなわち筆記状態に
あってはインキの追従が十分果たせる、インキ通路の確
保が重要であって、実施例ではチップ1の後端面と弁部
(弁体)7との間にはインキ流通路9が設けてある。更
に、第二の弁座3dと係わる弁体7又は可動子8の弁部
7の形状は、実施例では球体としたが、第二の弁座3d
の形状に合わせたものであれば円錐形であって良いこと
も当然のことである。なお、可動体8の弁部7と別体で
ある弁体7に同番号を付したが、ボール押圧部6aが可
動体8と可動子6の先端部であるのと同様、同目的で作
用する部位と部材であるからである。
を構成したので、チップ1が下向き状態の図1において
は、ボール2に可動体8又は可動子6と弁体7の自重が
作用し、ボール2はチップ1のかしめ部内壁に設けた第
一の弁座1gに圧接してバルブ機構が機能し、チップ先
端からのインキ流出が防止される。筆記状態においても
ボール2に同じく可動体8の自重がかかっているが、運
筆に影響を与える負荷でないので問題はない。
ては、連結部材3の球面状又は円錐形に形成された第二
の弁座3dに可動体8の第二の弁座3dと同形に形成さ
れた弁部(弁体)7が自重の作用により圧接し、仮に逆
さ書き等の事由によりチップ先端部より空間部5内に空
気が流入しても、第二の弁座3dと可動体8の弁部(弁
体)7によるバルブ機構が機能して、レフィル後端から
インキが流出するインキ逆流が防止できる。
二の弁座3dを示したが、第二の弁座位置はこれに限る
ものでないことは先行技術例においても明らかで、チッ
プ内であっても又、チップが直接嵌着するインキカート
リッジの先端部内に設けて良いことも当然のことであ
る。
にした状態ではチップ先端のかしめ部内壁に形成した第
一の弁座にボールが圧接してできる上バルブ機構により
チップ先端部からのインキ流出を防止し、逆にチップが
上向き状態では連結部材等に形成した第二の弁座に可動
体の弁部(又は、弁体)が圧接してできる下バルブ機構
により、チップ先端部から空気が流入して起こるインキ
逆流を防止するものであって、従来技術では、上バルブ
機構にあってはボールを常に弾発するコイルスプリング
等の弾性体を必要としたものを又、下バルブ機構にあっ
ては筆記状態における可動体(弁体)によるインキ通路
の封鎖を防ぐために、可動体(弁体)の停止位置にイン
キ流通溝が必要であったものを、いずれも不用とする簡
易な構造で、ボールペンが抱えている不快な品質特性を
不発にするペン先部構造を実現させたものである。
チップが下向き状態で示した一部切欠縦断面図並びに先
端詳細図を併記したものである。
チップが上向き状態で示した一部切欠縦断面図である。
示す一部切欠縦断面図である。
示す一部切欠縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ボールに加わる書筆圧を受け止め且つ、
インキをボールに伝えるインキ誘導孔及びインキ溝を設
けたボール座を有し、ハウジング内に収容したボールを
所定量その抱持部先端から外方に露出させ且つ、抱持部
内壁にボールが線又は面で接触する第一の弁座を形成
し、ボールとハウジング間にボールが円滑に回動する適
宜なクリアランスを設けて成る周知のボールペンチップ
先端部と、当該ボールペンチップ内又は、当該ボールペ
ンチップが直接嵌着するインキカートリッジ先端部或い
は、当該ボールペンチップとインキカートリッジ間に介
在して両者を連結する連結部材に、前記第一の弁座と対
面してインキ通路を中心に球面状又は円錐形状のそれぞ
れ周知の第二の弁座を設けると共に、前記書筆用ボール
(2)の後端面と第二の弁座(3d)に至る空間部
(5)に、一端に書筆用ボール(2)の後端面と接する
インキ導通孔(1b)より小径のボール押圧部(6a)
を設け且つ、他端に第二の弁座(3d)と係わる球面状
又は円錐形に形成した弁部(7)を設けた金属製可動体
(8)を、遊動可能に配設したことを特徴とする上下バ
ルブを具備したボールペンペン先部構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の書筆用ボール(2)の
後端面と請求項1に記載の第二の弁座(3d)に至る空
間部(5)に、一端に書筆用ボール(2)の後端面と接
するインキ導通孔(1b)より小径のボール押圧部(6
a)を設けた可動子(6)と、第二の弁座(3d)と係
わる部位を球面状又は円錐形に形成した弁体(7)を、
それぞれ別体で設けて遊動可能に配設し、可動子(6)
又は弁体(7)のいずれか一方が金属材料から成ること
を特徴とする請求項1に記載した上下バルブを具備した
ボールペンペン先部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24381795A JP3789001B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 上下バルブを具備したボールペンペン先部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24381795A JP3789001B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 上下バルブを具備したボールペンペン先部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0958174A true JPH0958174A (ja) | 1997-03-04 |
| JP3789001B2 JP3789001B2 (ja) | 2006-06-21 |
Family
ID=17109375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24381795A Expired - Fee Related JP3789001B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | 上下バルブを具備したボールペンペン先部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3789001B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102700299A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-03 | 宁波中瑞文具有限公司 | 一种书写立体笔画的中性笔 |
| CN113043768A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 株式会社蜻蜓铅笔 | 圆珠笔笔芯及圆珠笔 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP24381795A patent/JP3789001B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102700299A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-03 | 宁波中瑞文具有限公司 | 一种书写立体笔画的中性笔 |
| CN113043768A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 株式会社蜻蜓铅笔 | 圆珠笔笔芯及圆珠笔 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3789001B2 (ja) | 2006-06-21 |
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