JPH0959104A - 組合わせ害虫誘引剤及び組合わせ害虫防除毒餌剤 - Google Patents
組合わせ害虫誘引剤及び組合わせ害虫防除毒餌剤Info
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- JPH0959104A JPH0959104A JP8154593A JP15459396A JPH0959104A JP H0959104 A JPH0959104 A JP H0959104A JP 8154593 A JP8154593 A JP 8154593A JP 15459396 A JP15459396 A JP 15459396A JP H0959104 A JPH0959104 A JP H0959104A
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Abstract
つ害虫誘引や防除の効果が高い害虫誘引剤あるいは害虫
防除毒餌剤を提供する。 【解決手段】 一つの製剤中に、害虫誘引性が異なる
食餌が、混ざり合うことなく別々に存在していることを
特徴とする組合わせ害虫誘引剤。 一つの製剤中に、成分が異なる害虫誘引組成物が混ざ
り合うことなく、別々に複数存在していることを特徴と
する組合わせ害虫誘引剤。成分が異なる場合は好ましく
は、その異なる成分が(1)吸水性添加成分である害虫
誘引剤、(2)食餌成分である害虫誘引剤。 前記害虫誘引組成物に害虫防除毒餌を配合した組合わ
せ害虫防除毒餌剤。
Description
の害虫を誘引、防除あるいは殺虫するための害虫誘引剤
及び害虫防除毒餌剤に関し、特にゴキブリに対し、その
種類、発育段階に応じても有効に作用し得る害虫誘引剤
及び害虫防除毒餌剤に関する。
嗜好は、害虫の種類によって異なることはもとより、同
種の害虫でも発育段階によってことなる等様々である。
このため従来より、ゴキブリ、アリ等の害虫を誘引、防
除あるいは殺虫するための手段の一つとして、害虫が好
んで食べる食餌中に害虫誘引成分を含ませた害虫誘引剤
や誘引成分と共に害虫防除成分を含ませた害虫防除毒餌
剤は知られている。特にゴキブリ等屋内に生息する害虫
に対しては、例えば、屋内にハウス型の粘着式捕獲容
器、単に平面に粘着剤を塗布したフラット型の粘着式捕
獲容器を設置し、その中に害虫誘引剤を収納して捕獲す
る手段が知られている。また、アリ等の害虫に対して
は、例えば、雨水や湿気等による濡れや過度の加湿を防
ぎ、風による飛散を防ぎ、害虫が防除毒餌剤に接触し、
それを外部へ運搬するための出入り口を設けた容器内に
害虫防除毒餌剤を置き、アリが該毒餌剤に接触し、それ
を外部へ運搬し巣へ持ち帰らせてコロニー全体を崩壊さ
せる手段が知られている。
い場合一時期に様々な発育段階にある個体が存在して個
体により嗜好性に違いがある、あるいは種類により嗜好
性に違いがある等、個体群中の各個体に嗜好の多様性が
あるため、画一的な害虫誘引剤や害虫防除毒餌剤では十
分な効果を得ることが難しいという事情がある。本発明
者らは、害虫の嗜好性を利用する害虫防除における害虫
防除効果を高めるために、前記状況に基づいて誘引活性
を高めるため種々の方策を検討し、組成が異なる害虫誘
引組成物、例えば味付けの異なる害虫誘引組成物の製剤
(害虫誘引製剤あるいは単に製剤ということもある。)
を二種以上用意し、それを同一場所に置くか、あるいは
別々に近接した二箇所以上の場所に置くと、十分満足し
うる害虫誘引活性が得られることを見出した。本発明者
らは、さらに研究を進め、異なる組成の製剤として動物
性食餌成分を含有する製剤と植物性食餌成分を含有する
製剤とを組み合わせてなる害虫誘引剤を開発し、あるい
はそれを害虫誘引殺虫剤とし、それら害虫誘引剤(ある
いは害虫誘引殺虫剤)を互いに近接した場所にそれぞれ
別々に置く害虫誘引駆除方法を開示した(特開平4−2
30610号公報)。さらに本発明者らは、動物性食餌
成分を含有する製剤”と”植物性食餌成分を含有する製
剤”といった食餌の”成分”の差ではなく、極端な場合
単一成分の食餌であっても、害虫誘引性(嗜好性)が異
なる食餌を組み合わせると害虫の誘引に効果があること
を見出した。
組成物、例えば効果があるとされる”動物性食餌成分を
含有する製剤”と”植物性食餌成分を含有する製剤”を
二種以上用意し、あるいは害虫の嗜好が異なる食餌を二
種以上用意し、それらを別々に近接した二箇所以上の場
所に置くことは、手間や費用の問題があり、実用的には
害虫誘引駆除の問題を完全に解決したといえず、さら
に、より効率的に使用でき、かつ安価な製剤を提供する
ことが望まれる。
誘引駆除の問題を完全に解決するためにさらに検討を重
ねた結果、十分な害虫誘引活性を有する製剤であり、か
つ該製剤の製造は複数の製剤を製造するより簡単で廉価
に製造でき、該製剤を一箇所に設置することで所望の害
虫駆除が可能である製剤を開発し、前記課題を解決し
た。
引性が異なる食餌が、混ざり合うことなく別々に存在し
ていることを特徴とする組合わせ害虫誘引剤。 (2)一つの製剤中に、成分が異なる害虫誘引組成物
が、混ざり合うことなく別々に存在していることを特徴
とする組合わせ害虫誘引剤。 (3)一つの製剤中に、成分が異なりかつ含水量が異な
る害虫誘引組成物が、混ざり合うことなく別々に存在し
ていることを特徴とする組合わせ害虫誘引剤。 (4)前記一つの製剤中に、混ざり合うことなく別々に
存在している害虫誘引組成物の内の少なくとも一種が動
物性食餌成分から成る害虫誘引組成物であり、他の少な
くとも一種が植物性食餌成分から成る害虫誘引組成物で
あることを特徴とする前記(1)項または前記(2)項
記載の組合わせ害虫誘引剤。ここで、動物性食餌成分を
主として含む害虫誘引組成物が、害虫に与える効果に影
響を与えない程度に植物性食餌成分を含んでいても良
く、また植物性食餌成分を主として含む害虫誘引組成物
が、害虫に与える効果に影響を与えない程度に動物性食
餌成分を含んでいても良い。 (5)前記一つの製剤中に、混ざり合うことなく別々に
存在している害虫誘引組成物の内の少なくとも一種が動
物性の誘引促進物を含む害虫誘引組成物であり、他の少
なくとも一種が植物性の誘引促進物を含む害虫誘引組成
物であることを特徴とする前記(1)項または前記
(2)項記載の組合わせ害虫誘引剤。 (6)前記(1)項ないし前記(4)項のいずれか1項
記載の組合わせ害虫誘引剤の少なくとも一種の前記害虫
誘引組成物に害虫防除毒餌成分を配合することを特徴と
する害虫防除毒餌剤。
わせ害虫防除毒餌剤において、”成分が異なる組成物が
一つの製剤中に混ざり合うことなく、別々に存在する”
ということは、害虫誘引剤について説明すれば、組合わ
せ害虫誘引剤を構成する各害虫誘引組成物は、それぞれ
後述する蛋白質、炭水化物、脂質の食餌成分の他、誘引
物質、増量剤、酸化防止剤、保存剤、誤食防止剤などの
成分を、要すれば結合剤と混練して補強し、成形し易く
し、後述するように例えば円盤状に、あるいは紐状に、
あるいは粒状に成形され(このように成形された各組成
物のそれぞれを構成組成物とよぶことがある。)、成形
された構成組成物は二種以上組合わされて”組合わせ害
虫誘引剤”を形成するので、”各組成物は一つの製剤中
に混ざり合うことなく、別々に存在する”ということで
ある。この場合、構成組成物は前記食餌成分、誘引物
質、増量剤、酸化防止剤、保存剤、結合剤、着色剤、誤
食防止剤などの成分を全部含んでいる必要はなく、例え
ば蛋白質という一食餌成分のみからなるものであっても
良い。前記構成組成物を組合わせ、組合わせ害虫誘引剤
に成形する手段を例示すると、例えば図2に示すよう
に、前記紐状に成形した構成組成物の三種(構成組成物
1、2、3)を「放射状」に組合わせて製剤する。ま
た、例えば図3に示すように、円盤状に成形した構成組
成物の上に粒状(小型の円盤状)構成組成物を載せて形
成する組合わせ害虫誘引剤とする。また、例えば図4に
示すように、円盤状に成形した構成組成物の中に粒状に
成形した構成組成物を「モザイク」状に埋め込んで製剤
する。さらにまた、例えば図5に示すように、筒状の型
の中に二種の構成組成の生地を同種のものが相対するよ
うに詰め、この組合わせ生地を筒状の型から絞り出して
上部が尖った「絞り」型に製剤する等である。ここで、
前記製剤された組合わせ害虫誘引剤のそれぞれにおい
て、粒状構成組成物と円盤状構成組成物間、あるいは三
種の紐状構成組成物間の相互に接触している部分で各構
成組成物の成分が、害虫誘引剤が実用されている期間中
に、実質的に相互に混ざり合うことがなければ良い。
除毒餌剤において、”成分が異なり、かつ含水量が異な
る害虫誘引組成物が、混ざり合うことなく別々に存在し
ている”ということは、害虫誘引剤について説明すれ
ば、前記各構成組成物の成分が実用されている期間中に
実質的に相互に混ざり合わないと共に、各構成組成物に
含まれている含水量が実質的に変化しないか、あるいは
相対的な差を保っているということである。このことを
さらにより具体的な例によって説明すれば、例えば澱粉
からなる円盤状害虫誘引構成組成物の上にゼリー状蛋白
質あるいはゼリー状糖質からなる粒状害虫誘引構成組成
物を載せてなる組合わせ害虫誘引剤である場合、害虫誘
引剤が実用されている期間中に実質的に蛋白質粒状害虫
誘引構成組成物が実質的にゼリー状を保ち、ゼリー状で
あるが故の害虫誘引効果を維持することができるという
ことを意味する。勿論組合わせ害虫誘引剤を構成してい
る各構成組成物が常に環境中の湿度と平衡する相対的な
含水量を保つことが理想的であることはいうまでもな
い。
より明らかにするため、「組合わされた複数の害虫誘引
組成物の内の少なくとも一種が動物性食餌成分を主とし
て含む害虫誘引組成物であり、他の少なくとも一種が植
物性食餌成分を主として含む害虫誘引組成物である」と
いう前記(3)項に記載の組合わせ害虫誘引剤を例とし
て以下に説明する。すなわち、動物性食餌成分と植物性
食餌成分とを混合して別の一種の害虫誘引組成物を構成
するという場合もある。このような場合、臭い、味等の
誘引効果には動物性食餌成分の影響が強く発揮されるこ
とが多い。しかし性格が中間的性格を示す害虫誘引組成
物となる場合も生じ得る。本発明の組合わせ害虫誘引剤
はその構成組成物中に中間的性格の害虫誘引組成物を有
していても構わない。 一般的には、動物性食餌成分か
ら成る害虫誘引組成物と植物性食餌成分から成る害虫誘
引組成物とが組合わされた構成となるのが良い。
害虫防除毒餌剤は、前記(1)項〜(3)項に記載した
組合わせ害虫誘引剤を用いて、その組合わせ害虫誘引剤
を構成するどれか一つの害虫誘引組成物に害虫防除毒餌
成分を配合したものであれば良い。勿論前記(1)項
〜(3)項に記載したすべての組合わせ害虫誘引剤にお
いて、組合わせ害虫誘引剤を構成するすべての害虫誘引
組成物中に害虫防除毒餌成分を配合することは好ましい
ことである。また、各構成害虫誘引組成物の成分中に配
合する害虫防除毒餌成分の種類や量は、異なっていても
同じであっても良い。
ンパク質や動物性脂質などがある。これらは食餌の基材
として用いることもできる。動物性タンパク質として
は、例えばアクチン、アルブミン、カゼイン、フィブリ
ン、フィブリノーゲン、ケラチン、α−グロブリン、β
−グロブリン、γ−グロブリン、ヘモグロビン、ラクト
グロビン、ミオシン、ペプシン、ホスホリラーゼ、フィ
ッシュソリュブル等、あるいは、イナゴ、バッタ、カマ
キリ、コオロギ、ハチ、アブラムシ、ゴキブリ、キリギ
リス、チョウ、ガ、ハエ、オキアミ、アカムシ、ミール
ワーム、魚のエサ(ミミズ、ゴカイなど)や、馬、羊、
山羊、うさぎ、犬、猫、魚類、貝類、卵等から得られる
成分、プロリン等の各種アミノ酸、動物性タンパク質の
分解物等が挙げられる。この他の物質を基材として用い
る場合は、前記動物性タンパク質は基材に対して5〜2
0%程度添加するのが好ましい。本発明の動物性脂質と
してはどのようなものを用いても良く、動物油のような
油状物(加温により油状となるものを含む)の中の少な
くとも一種以上を適宜用いることができる。例えば、哺
乳類油である体脂、バター脂、脚脂等、さらに鳥類、爬
虫類、両生類、魚類、昆虫等の生物体より得られる各種
油脂、さらに卵油、酵母や細菌等の微生物由来の油脂等
が挙げられる。これらは単独もしくは二種以上混合して
用いることができる。さらに摂食を促進するサナギ、オ
キアミ、エビ、イワシ、ウニ、カツオ、ビーフ、キチ
ン、ポーク等があり、これらを前記の動物性食餌成分と
一緒に用いることができ、これら自身を動物性食餌成分
として用いることもできる。
物、植物性タンパク質や植物性脂質などがある。これら
は食餌の基材として用いることもできる。炭水化物とし
ては、例えば果汁、ハチミツ、廃糖蜜、マルチトース、
異性果糖、ショ糖、砂糖きび、パラチノース、トレハロ
ース、ソホロース、コウジニオール、ツラノース、ラミ
ナリビオース、ニゲエロース、マルトース、セロビオー
ス、ラクトース、キシロビオース、ロイクロース、ゲン
チオビオース、イソマルトース、メルビオース、ルチノ
ース、プリムベロース、ビシアノース、ロビノース、D
−グルコース、N−アセチル−D−グルコサミン、D−
ガラクトース、D−ガラクツロン酸、D−マンノース、
D−キシロース、D−フルクトース、L−アラビノー
ス、D−グルクロン酸、D−グルコサミン、L−フルク
トース、グリセロース、アミロース、アミロペクチン、
でんぷん、でんぷん加水分解物、コーンジャーム粕など
の胚芽搾油粕等が挙げられる。また、植物性タンパク質
としては、エデスチン、ゼイン、グリアジン、アラチン
(落花生)、グロブリン(カボチャ種子、小麦フス
マ)、ツェイン(小麦粉)、グルテン(小麦、トウモロ
コシ)、ファゼオリン(ソラマメ)、大豆等から得られ
るもの等があげられる。植物性油脂としてはどのような
ものを用いても良く、植物油等の油状物(加温により油
状となるものを含む)の中の少なくとも一種以上を適宜
選択して用いれば良い。例えば、木ロウ、カカオ脂、ヤ
シ油、大風子油等の植物脂、ヒマシ油、オリーブ油、落
花生油などの不乾性油、大豆油、トウモロコシ油、ナタ
ネ油、ゴマ油、綿実油等の半不乾性油、アマニ油、キリ
油、麻実油、エノ油などの乾性油が挙げられる。また、
摂食を促進する物質として、カボチャ、トウモロコシの
乾燥体、マッシュルーム、シイタケ、コンブ、キャベ
ツ、タマネギの粉末及びそのエキス単独もしくは混合物
等があり、これらを前記植物性食餌成分と一緒に用いる
こともでき、前記の粉末はそれ自体植物性食餌成分とし
て用いることもできるものであって、摂食促進物質と植
物性食餌成分とを兼ねることができる。
は、それぞれ一種のみを用いても良いし、また二種以上
用いても良く、またタンパク質、炭水化物及び脂質から
選ばれたものを適当な比率において配合した組成物であ
っても良い。必要によりそれぞれの摂食を促進する物質
と混合して使用しても良い。この時摂食を促進する物質
の添加割合は、各食餌成分に対して0.1〜90wt
%、好ましくは1〜50wt%の範囲とすることができ
る。
しては、例示すれば、例えば脂肪酸のメチルまたはエチ
ルエステル、飽和または不飽和アルコール、非還元性デ
ンプン加水分解物、シクロヘキシル基を持つカルボン酸
エステル、芳香性を持つ脂肪酸ケトン、アルコール、ア
ルデヒド、ラクトン、エステル、アロエまたはユーカリ
植物およびその抽出物、炭素数7ないし9のケトン、バ
ニリン、エチルバニリン、イソバニリン、ピペロナー
ル、ピペロナールアセトン、2,6−ノナジエーテルな
ど、また例えば道しるべフェロモンとして知られるも
の、すなわち、(3S,4R,6E,10Z)−3,
4,7,11−テトラメチル−トリデカ−6,10−ジ
エナール、(Z)−9−ヘキサデセナール、2,5−ジ
メチルピラジン、3−メチル−2,5−ジメチルピラジ
ン、Z,E−α−フラネセン、E,E−α−フラネセン
などが挙げられ、その使用量は0〜5wt%である。
ン、珪藻土、結晶セルロース、クレー、カオリン、タル
ク、ベントナイト、ゼオライト、セピオライト、アタパ
ルジャイトなどが挙げられ、その使用量は0から10重
量%である。さらに、前記食餌成分、摂食を促進する物
質、害虫誘引物質や増量剤と共に、製剤のためにはこの
他必要に応じ、酸化防止剤、結合剤、吸収剤、保存剤、
誤食防止剤そして害虫に対する誘引性を増強する香料な
どを添加してもよい。酸化防止剤としては、例えばエリ
ソルビン酸、エリソルビン酸ナトリウム、ジブチルヒド
ロキシトルエン、dl−α−トコフェロール、ノルジヒ
ドログアヤレチック酸、メチルヒドロキシアニソール、
没食子酸プロピル、グアヤク酸、1−システイン塩酸塩
などが挙げられ、保存剤としては、例えば安息香酸、安
息香酸ナトリウム、サリチル酸ジフェニル、サリチル
酸、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸、
デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチ
ル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息
香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安
息香酸プロピル、プロピオン酸カルシウム、プロピオン
酸ナトリウムなどが挙げられる。
ガム末、カルボキシメチルセルロース、結晶セルロー
ス、ゼラチン、デキストリン、ヒドロキシプロピルスタ
ーチ、ポリオキシエチレンポリビニルアルコール、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、シリコン樹脂、メタ
アクリル酸コポリマー等の高分子化合物が挙げられ、こ
の他グリセリン、ワセリン、パラフィン類、ポリエチレ
ングリコール(400、1500、4000、600
0)、ヒマシ油、ダイズ油等の低分子化合物も使用でき
る。ここで、グリセリンやヒマシ油、ダイズ油等の液状
物は他の結合剤と混合して使用することが望ましい。ま
た、ヒマシ油、ダイズ油等は誘引物質として兼用するこ
ともできる。吸収剤としては、ホワイトカーボン、軽質
ケイ酸、α−デンプン等が挙げられる。
酸デナトニウム、アセチル化ショ糖、トウガラシ末など
が挙げられる。香料としては、例えばチーズ香料、バタ
ー香料、ピーナッツ香料、ピーチ香料、ストロベリー香
料、ミルク香料、メイプル香料、シナモン香料などが挙
げられる他、うまみ成分の香料(例えばツクネ風味、ヤ
キニク風味、ピザ風味など)などが挙げられる。着色剤
としては、例えば昭和41年8月31日付厚生省例第3
0号の別表第1、2および3に記載されているものが挙
げられる。長期間色調が安定であるものが良く、安定な
色素としてはクロロフィル、リボフラビン、アンナッ
ト、カンタキサンチン、クロシン、コチニール、ベニバ
ナ、パプリカ色素、アントラキノンなどの食品添加物と
して認められている天然色素が挙げられる。これら酸化
防止剤、結合剤、吸収剤、保存剤、誤食防止剤そして害
虫に対する誘引性を増強する香料の使用量は、0〜5w
t%である。
成分または植物性食餌成分(これらの食餌成分は摂食を
促進する物質を含有したものも含む。)は、前記酸化防
止剤、結合剤、吸収剤、保存剤、誤食防止剤、害虫に対
する誘引性を増強する香料等を必要に応じて所望の配合
割合に添加した後、混合、練合せて害虫誘引組成物(前
記構成組成物)とする。この際、本発明の場合は、例え
ば動物性食餌成分からなる動物性害虫誘引組成物と植物
性食餌成分からなる植物性害虫誘引組成物は別に成形す
ることとし、また、同じ動物性食餌成分を主とする動物
性害虫誘引組成物であっても、一方は乾燥して水分含有
量の少ない、一方は乾燥せず水分含有量の多い組成物と
する。
する動物性害虫誘引組成物や水分含有量の多い動物性害
虫誘引組成物のような構成組成物を組合わせて製剤す
る”組合わせ害虫誘引剤”の製剤方法について説明す
る。 A)金太郎飴状製剤:中心の円形口金部分から、それに
連なるエクストルーダによって、混練物の状態にある植
物性食餌成分を主とする植物性害虫誘引組成物を押し出
し、これと同心円状に配置した円弧状の口金部分から、
それに連なるエクストルーダによって、混練物の状態に
ある動物性食餌成分を主とする動物性害虫誘引組成物を
押し出し、これら口金の延長部分で合一化して口金の出
口から金太郎飴状の成形物を押し出し成形する。押し出
された成形品を所定の長さに切り離して製剤する。ま
た、要すれば製剤された粒子を乾燥しても良い。図1の
(a)に金太郎飴状に製剤された薬剤の斜視図を、
(b)にその正面図を示した。 B)放射状製剤:棒状(あるいは紐状)に押し出し成形
した構成組成物を複数本(構成組成物の異なった成分は
食餌成分でも、水含有量でも、また摂食を促進する物質
が異なっていても良い。)織り合わせ、柱状の組合わせ
成形体を成形し、所定の長さに切り離して製剤する。図
2の(a)に構成組成物1、2、3を放射状に製剤した
薬剤の斜視図を、(b)にその正面図を示した。
成形した構成組成物を所定の長さに切り離して円盤状の
構成組成物とする。別に、水溶性高分子、例えばゼラチ
ン、ペクチンやアミローズのようなものを水に溶解し、
この溶液に食餌成分、酸化防止剤、保存剤、誤食防止
剤、害虫に対する誘引性を増強する香料等を必要に応じ
て添加し、ゲル化しつつ押し出し成形して細い棒状に押
し出し成形した構成組成物を所定の長さに切り離して偏
平な粒状(小型円盤状)の構成組成物とする。前記円盤
状の構成組成物の上にゲル状の小型円盤状構成組成物を
おいて一体化し、製剤する。図3に製剤されたものの斜
視図を示した。 D)モザイク状製剤:予め顆粒状に成形した動物性害虫
防除毒餌組成物、あるいは粒状でゼリー状の動物性害虫
防除毒餌組成物を混練物の状態にある植物性食餌成分を
主とする植物性害虫誘引組成物の中に分散させて、押し
出し機によって混練物を押し出し成形し、粒状の構成組
成物がモザイク状に分散して埋め込まれた成形物を所定
の長さに切り離して製剤する。図4に製剤されたものの
斜視図を示した。あるいはまた、粉末状態にある植物性
食餌成分を主とする組成物の中に前記顆粒状の動物性食
餌成分を分散せず打錠成型しても良い。 E)絞り型製剤:筒状の型の中に、混練物の状態にある
動物性食餌成分から成る動物性害虫誘引組成の生地と植
物動物性食餌成分から成る植物性害虫誘引組成の生地と
を同種のものが相対するように詰め、筒状の型の上から
生地を押して適当な台の上に押し出しながら筒状の型を
引き上げると上部が尖った「絞り」型に製剤することが
できる。図5に製剤されたものの斜視図を示した。 F)顆粒混合製剤:予め顆粒状に成形した動物性誘引剤
組成物と、同様に予め顆粒状に成形した植物性誘引剤組
成物とを混合して形成した顆粒混合製剤であって、両方
の顆粒を所定の割合で混合したものを小孔を有するポリ
エチレン等の袋に入れたものを1つの製剤とする。これ
らの顆粒は、その種類を区別することができるように色
分けしておくことが好ましい。また、これらの顆粒は風
味をつけておくと、その誘引性がさらに優れたものとな
る。図7にそれぞれを合計して4種類とした顆粒4、
5、6、7を混合して小さい孔9を設けたポリエチレン
製の袋8に入れた顆粒混合製剤の縦断面図を示す。この
顆粒混合製剤はその袋を適用する場所に置くことにより
使用することができる
製剤品を製造する方法としては、前記C)重層円盤状製
剤及びD)モザイク状製剤で示したように予め水含有量
が多い構成組成物を成形しておいて、例えばより水含有
量の少ない構成組成物と合体成形して製剤する方法と、
吸水性の異なる成分を含む構成組成物を組合わせ製剤し
てから、製剤品を乾燥させて目的のものを製造する方法
が採り得る。例えば、前記B)に記載の放射状製剤にお
いて、三種の棒状構成組成物共に、食餌成分は澱粉と
し、うち二種の棒状構成組成物の成分には味付け剤とし
て水アメを添加し、それ以外は三種共に酸化防止剤、誤
食防止剤および害虫に対する誘引性を増強する香料を混
合した後に水を添加して練合せ、それら混練物を棒状構
成組成物に成形し、以下前記B)に記載のように製剤す
ることによって水アメを添加した部分は水含有量の多い
製剤が得られる。前記水含有量が異なる構成組成物を組
合わせた製剤方法は具体例の一部に過ぎず、本発明はこ
れらの例によって制限されるものではない。また、異な
る水含有量の構成組成物からなる組合わせ害虫誘引剤や
組合わせ害虫防除毒餌剤では、構成組成物の水含有量の
差が大きい程、誘引活性や防除活性の差がより明確にな
るので好ましい。前記C)の例において円盤状の構成組
成物の水含有量は10wt%前後であるのに対し、その
上に置いた偏平な粒状体の構成組成物の水含有量は40
〜70wt%である。異なる水含有量の構成組成物から
なる製剤において構成組成物の水含有量の差をどのレベ
ルとするかは対照とする害虫により、また、食餌剤の目
的により異なるので、限定されるものではない。
の成分に殺虫剤やその他の毒餌(害虫防除成分ともい
う。)を構成組成物に添加すること以外に、組合わせ害
虫誘引剤と大きな差異はない。勿論害虫防除成分を使用
するので、同じ害虫を対照とする場合でも構成組成物の
成分の種類や成分量が異なることがあるのは当然であ
る。本発明に用いる害虫防除成分としては、従来から知
られている各種の薬剤を用いることができる。すなわち
殺虫剤、または該殺虫剤とその共力剤の少なくとも一種
以上を、対象害虫が摂食によりその致死量以上が体内に
摂取される量を配合すればなんら制限されない。そし
て、該殺虫剤としては、ピレスロイド系殺虫剤、有機リ
ン系殺虫剤、カーバメイト系殺虫剤、その他の殺虫剤お
よび共力剤などが挙げられる。
キスリン、フタルスリン、d−T80−フタルスリン、
レスメトリン、ペルメトリン、フェノトリン、フェンバ
レレート、フェンプロパトリン、エンペントリン、フェ
ンフルスリン、M−108C、エトック、ベンフルスリ
ン、テフルスリン、サイフェノトリン、テラレスリン、
エトフェンプロックス。
ン、アセフェート。 (3)カーバメイト系薬剤 バイゴン、セビン、オンコル、オリオン、インセガー、
アクテリク (4)昆虫成長調節剤 メトプレン、ハイドロプレン、ピリプロキシフェン、フ
ェノキシカルブ。 (5)キチン合成阻害型昆虫成長調節剤 ジフルベンズロン、トリフルムロン、テフルベンズロ
ン、クロルフルアズロン、フルフェノクスロン、ヘキサ
フルロン、シロマジン (6)その他の殺虫剤 メトキサジアゾン、ヒドラメチルノン、アドマイヤー、
アバメクチン、ホウ酸、スルフルラミド、ピラゾール系
化合物(例S1866)。
されるものではない。さらに前記殺虫剤および共力剤の
各種異姓体、誘導体、類縁体なども含まれる。また、例
えば社会性をもつ害虫であるアリ類を例に挙げると、働
きアリが巣以外の場所で餌を口にくわえたり、あるいは
体内に蓄え、巣に戻ってから該餌を幼虫などに分け与え
る作業を行うことが知られている。この場合は該害虫防
除用毒餌剤に使用された害虫防除成分が働きアリに対し
て、該害虫毒餌剤を餌と同様に巣に持ち帰る間は、影響
を与えることがなく、さらに巣全体の過半数以上に該害
虫防除用毒餌剤が及ぶ時間は影響がないものであれば良
く、蓄積性のある害虫防除成分あるいは生育阻害を起こ
すような害虫防除成分が好ましい。一方、ゴキブリなど
では単に摂食することで死亡、産卵抑制あるいは変態異
常を引き起こすものであればよい。薬剤のなかでより好
ましいものは、遅効性に優れた成分であって、少量の摂
食によって致死効果が得られるように処方された濃度
(通常の使用量の100希釈された量)にしたものを用
いるのが好ましい場合もある。本発明の組合わせ害虫防
除毒餌剤において、構成組成物中の食餌成分量に対する
害虫防除成分の添加割合は、0.001〜50wt%の
範囲とすることができる。
合わせ害虫防除毒餌剤を用いることにより、 一つの製剤中に、成分が異なる害虫誘引組成物が混ざ
り合うことなく別々に複数存在する。 一つの製剤中に、成分が異なり、かつ含水量が異なる
害虫誘引組成物が混ざり合うことなく別々に複数存在す
る。 一つの製剤中に、害虫防除毒餌を配合されたものをと
もなって成分が異なる害虫誘引組成物が、混ざり合うこ
となく別々に複数存在する。 一つの製剤中に、害虫防除毒餌を配合されたものをと
もなって成分が異なり、かつ含水量が異なる害虫誘引組
成物が、混ざり合うことなく別々に複数存在する。 ということによって、様々な発育段階及び種類の害虫に
対して、従来見られなかった有効な作用が発揮される。
これら組合わせ害虫誘引剤や組合わせ害虫防除毒餌剤の
示す有効な作用を、の「成分が異なる」害虫誘引組成
物が、「動物性食餌成分を主に含む」害虫誘引組成物と
「植物性食餌成分を主に含む」害虫誘引組成物である組
合わせ害虫誘引剤を代表例として、それが示す作用によ
り以下に説明する。
ロゴキブリとチャバネゴキブリとでは食餌に対する嗜好
性が異なることが知られている。さらに同種のゴキブリ
においても発育段階の違いによって嗜好性に違いがある
とされている。その上、害虫誘引剤と接触する前に食し
た食餌成分によってもその時の嗜好性が影響を受けると
されている。そのため、ゴキブリを確実に防除するに
は、前記したあらゆるパターンのゴキブリに対して誘引
効果のある製剤を提供することが重要である。そこで、
それぞれに適した誘引作用を有する食餌成分を製剤中に
配合するこが好ましいとされ、従来提供された製剤は、
多種多様の食餌成分を混合した製剤であった。しかし、
実際にはこれらを混合することで食餌成分のもつ本来の
誘引活性が十分に発揮されずにいた。また、クロゴキブ
リとチャバネゴキブリの食性としては、クロゴキブリが
水分量が少ないややパサついた食餌を好むのに対し、チ
ャバネゴキブリはやや湿潤な食餌を好むということも本
発明者らは見出している。その他にも、チャバネゴキブ
リの抱卵雌はほとんど摂食せず、水のみを補給する行為
が見られることも知られている。このようにゴキブリの
種類、発育段階や抱卵期のような時期により誘引剤や防
除毒餌剤に求められる水分量が異なり、画一的な水分量
の食餌剤のみでは十分な効果が得られていなかった。
た結果、一つの製剤中に動物性食餌成分を主に含む害虫
誘引組成物と植物性食餌成分を主に含む害虫誘引組成物
を混ざり合うことなく、別々に存在させた組合わせ害虫
誘引剤とすることによって、後に実施例1として示すよ
うに従来になく優れた誘引活性が発揮されることを確認
した。
虫防除毒餌剤は、例えばトラップやシェルター内に置く
場合では、優れた誘引活性が発揮され、例えばゴキブリ
が誘引されてくるので、トラップの場合はそこからゴキ
ブリが逃げださないようにするだけの簡単な構造とする
だけで良く。また、シェルターでは内部に粘着テープな
どを配置しておく簡単な構造のもので捕獲することがで
きる。さらに、それらトラップやシェルターをゴキブリ
の活動しそうな場所や空間に設置すれば良い。以上ゴキ
ブリについて説明したが、他の網翅目害虫、半翅目害虫
等に対しても同様である。
る際の構成組成物の組合わせとして、次のような組合わ
せが挙げられる。すなわち、ゴキブリ防除剤として有効
な昆虫成長調節剤ピリプロキシフェン(商品登録名「ス
ミラブ」住友化学工業株式会社)と殺虫剤メトキサジア
ゾン(商品登録名「エレミック」住友化学工業株式会
社)とを組合わせた場合、両者は反応し分解するが、両
者を独立させることにより特異な機能を有する害虫防除
毒餌剤として機能させることができる。
が知られているが、この誘引剤も前記したように害虫誘
引剤全体に均一に混合して薄く希釈された誘引剤として
使用するよりも、部分的に集中させて使用する方が誘引
活性が向上するので、組合わされる構成組成物の一方の
みに添加して使用する方が有利である。
際の、標識となる特性としては、例えば前記したよう
に、 (i)食餌の違いを標識特性とする。すなわち、動物性
食餌を多く含む組成物と植物性食餌を多く含む組成物と
の組合わせ。 (ii)水分含有量を標識特性とする。すなわち、水分含
有量の多い組成物と水分含有量の少ない(その他の組成
は同じ)組成物との組合わせ。 (iii)食餌の物理的性質の違いを標識特性とする。例え
ば食餌の硬さの違いを標識とする。すなわち、硬い食餌
からなる組成物と柔らかい食餌からなる(成分は同じ)
組成物の組合わせ。 (iv)異なる誘引成分を含む(その他の組成は同じ)組
成物の組合わせ。 また、異なる害虫防除毒餌剤を組合わせる際の、標識と
なる特性としては、害虫誘引組成物を組合わせる際の前
記標識特性〔(i)〜(iv) 〕と同じであるが、異なる
殺虫成分を含む(その他の組成は同じ)組成物の組合わ
せが挙げられる。例えば、ゴキブリの好む誘引剤とゴキ
ブリ殺虫成分を含む構成組成物とアリの好む誘引剤とア
リ殺虫成分を含む構成組成物を組合わせて”組合わせ害
虫防除毒餌剤組成物”とする場合もある。以上、種々の
製剤の様式について説明したが、組合わせ害虫誘引剤に
おいても、また組合わせ害虫防除毒餌剤組成物において
も、組合わせの態様はこれらに制限されるものではな
い。
虫防除毒餌剤は、以下のような特徴を有する。前記
(i)と(ii)のように食餌の特性や組成物の水分含有
量の違いを標識として組合わせた害虫誘引剤や害虫防除
毒餌剤は、嗜好性の異なる害虫を効果的に駆除できる。
また、異なる殺虫成分を含む(その他の組成は同じ)組
成物の組合わせで製剤された”組合わせ害虫防除毒餌
剤”は、異種の殺虫剤が独立した状態に保たれるので組
合わせ害虫防除毒餌剤は安定なものである。さらにま
た、異種の誘引剤や殺虫剤は、それぞれの組成物の中で
独立した状態に保たれるので効果が希釈されない。すな
わち、異種の誘引剤や殺虫剤が一つの製剤に混合して希
釈されるより、相互に独立した濃度の濃い状態に保たれ
る方が害虫を効果的に駆除できる。
る。ただし、本発明はこの実施例のみに限定されるもの
ではない。
型の薬剤)
キブリの成虫からなる個体群を入れ、それぞれの飼育容
器内にプラスチック製容器に入れた供試食餌をおいて喫
食させ、喫食性を調べた。 (4) 試験結果 上記の試験方法によって得られた試験結果を第2表に示
す。
食餌はすべての個体に対し誘引効果が強く、良く喫食す
る。また、供試食餌を前記第1表のものの代わりに、製
剤bのサナギ粉の代わりにチキンパウダーとした製剤や
製剤cコンブエキス粉の代わりにパンプキンパウダーと
した製剤を用いて上記供試食餌としても(組合せ食餌の
場合を含め)同様の結果が得られる。
加した、水添加量の多い植物性製剤 製剤g:デンプンを主とした基材にコンブエキス粉を添
加した、水添加量の少ない植物性製剤 製剤h:製剤fと製剤gの1:1組合わせ製剤(図6の
型の薬剤) 製剤i:デンプンを主とした基材にサナギ粉を添加し
た、水添加量の多い動物性製剤 製剤j:デンプンを主とした基材にサナギ粉を添加し
た、水添加量の少ない動物性製剤 製剤k:製剤iと製剤jの1:1組合わせ製剤(図6の
型の薬剤)
キブリの成虫からなる個体群を入れ、それぞれの飼育容
器内にプラスチック製容器に入れた供試食餌をおいて喫
食させ、喫食する量を調べた。 (4) 試験結果 上記の試験方法によって得られた試験結果を第4表に示
す。
食餌の方がすべての個体に対し誘引効果が強く、喫食量
が多い。(第4表の製剤g,製剤hの喫食量は製剤fの
場合を100とした相対値、また同様に製剤j,製剤k
の喫食量は製剤iの場合を100とした相対値である。
また、供試食餌を前記第3表のものの代わりに製剤i及
び製剤jのサナギ粉の代わりにチキンパウダーとした製
剤や製剤f及び製剤gのコンブエキス粉の代わりにパン
プキンパウダーとした製剤を用いて上記供試食餌として
も(組合せ食餌の場合を含め)同様の結果が得られる。
リの幼虫、チャバネゴキブリの成虫及びチャバネゴキブ
リの幼虫からなる個体群を入れた以外実施例1と同じ。 (4) 試験結果 上記の試験方法によって得られた試験結果を第5表に示
す。
み、植物性食餌を好む。クロゴキブリの幼虫はあまり喫
食しない。チャバネゴキブリは成虫、幼虫とも動物性食
餌を好む。チャバネゴキブリの成虫はやや水分の多い食
餌を好む。
基材などを同表に示す処方に従って、顆粒イから顆粒ニ
の4種類を製造し、この4種類を各等量となるように配
合し、合計0.8gの配合物を孔を設けたポリエステル
製の袋に収めて1つの製剤とした。その孔は顆粒が外に
出ない程度の大きさのものとする。これを用いて、同様
な大きさの袋に入れた市販の誘引剤を比較対照として誘
引活性の比較試験を行った。直径1mの容器内に両方の
誘引剤を離して置き、これにチャバネゴキブリ300匹
を放虫し、5分後にそれぞれの誘引剤のそばに誘引され
ている虫の数を計数した。その結果、本発明の誘引剤に
は市販の誘引剤に比べて約2倍数のチャバネゴキブリが
誘引されていた。
異なる害虫誘引性を有する構成組成物が混ざり合うこと
なく、別々に複数存在して形成されており、また本発明
の組合わせ害虫防除毒餌剤は、成分が異なる害虫防除性
を有する構成組成物が混ざり合うことなく、別々に複数
存在して形成されている。このため、異なった嗜好をも
つ害虫を同時に誘引あるいは防除することができる。害
虫誘引剤や害虫防除毒餌剤は、異なった成分を有するも
のを組合せ結合した方が、(例え嗜好性の合致している
ものでも、)ゴキブリの発育ステージ、種類、生息して
いる環境の餌条件で変化する嗜好に対応することがで
き、単独に置かれている場合より防除効果は高くなる。
このため、本発明は、優れた害虫誘引剤や害虫防除毒餌
剤がより安価に製造できるという利点を有するのみなら
ず、害虫誘引剤や害虫防除毒餌剤を使用場所に設置する
ための労力も節減できるという利点を有する。本発明の
組合わせ害虫誘引剤や組合わせ害虫防除毒餌剤は、殆ど
同じ成分を有する構成組成物の組合わせからなるもの
で、ただ構成組成物の吸水性が異なるため、含水量の異
なる害虫誘引組成物の組合わせでなる害虫誘引剤(ある
いは組合わせ害虫防除毒餌剤)であっても、より多種類
の害虫を誘引(あるいは防除)できるという利点を有す
る。本発明は前記水の代わりに、僅かに添加する(害虫
に対する誘引性を増強する)香料の差であっても、また
着色剤による色調の差によっても、より多種類の害虫を
誘引(あるいは防除)できるという優れた利用価値を有
する。
発明の組合わせ害虫誘引剤の1例を示す斜視図(a)及
び正面図(b)である。
の組合わせ害虫誘引剤の1例を示す斜視図(a)及び正
面図(b)である。
発明の組合わせ害虫誘引剤の1例を示す斜視図である。
込んで製剤された本発明の組合わせ害虫誘引剤の1例を
示す斜視図である。
に成形して製剤された本発明の組合わせ害虫誘引剤の1
例を示す斜視図である。
発明の組合わせ害虫誘引剤の1例を示す斜視図である。
物の顆粒の4種の顆粒を混合して袋に充填した顆粒混合
製剤の縦断面図を示す。
Claims (6)
- 【請求項1】 一つの製剤中に、害虫誘引性が異なる食
餌が、混ざり合うことなく別々に存在していることを特
徴とする組合わせ害虫誘引剤。 - 【請求項2】 一つの製剤中に、成分が異なる害虫誘引
組成物が、混ざり合うことなく別々に存在していること
を特徴とする組合わせ害虫誘引剤。 - 【請求項3】 一つの製剤中に、成分が異なりかつ含水
量が異なる害虫誘引組成物が、混ざり合うことなく別々
に存在していることを特徴とする組合わせ害虫誘引剤。 - 【請求項4】 前記一つの製剤中に混ざり合うことなく
別々に存在している害虫誘引組成物の内の少なくとも一
種が動物性食餌成分を主として含む害虫誘引組成物であ
り、他の少なくとも一種が植物性食餌成分を主として含
む害虫誘引組成物であることを特徴とする請求項1また
は請求項2記載の組合わせ害虫誘引剤。 - 【請求項5】 前記一つの製剤中に混ざり合うことなく
別々に存在している害虫誘引組成物の内の少なくとも一
種が動物性の誘引促進物を含む害虫誘引組成物であり、
他の少なくとも一種が植物性の誘引促進物を含む害虫誘
引組成物であることを特徴とする請求項1または請求項
2記載の組合わせ害虫誘引剤。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
記載の組合わせ害虫誘引剤の少なくとも一種の前記害虫
誘引組成物に害虫防除毒餌成分を配合することを特徴と
する組合わせ害虫防除毒餌剤。
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1996
- 1996-06-14 JP JP15459396A patent/JP3909779B2/ja not_active Expired - Lifetime
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