JPH0960361A - 鍵装置の受け具 - Google Patents

鍵装置の受け具

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JPH0960361A
JPH0960361A JP20966195A JP20966195A JPH0960361A JP H0960361 A JPH0960361 A JP H0960361A JP 20966195 A JP20966195 A JP 20966195A JP 20966195 A JP20966195 A JP 20966195A JP H0960361 A JPH0960361 A JP H0960361A
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JP
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seat
key device
locking body
opening
groove
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JP20966195A
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Shigeru Taniguchi
茂 峪口
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SUEHIRO SANGYO KK
Original Assignee
SUEHIRO SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉扉の周囲の目地修正作業や左右一対の開
閉扉の突合せ部における段差修正作業、或いは、鍵装置
の取付け位置誤差等に起因して、鍵装置の係止体と受座
の被係合部との係合代が設定係合代よりも増減した場合
でも、この両者の係合不良を簡単、迅速に修正すること
ができるようにする。 【解決手段】 被取付け面aに固定される取付け部31
に、鍵装置Aの出退自在な係止体14と係合する係合溝
32を形成してある受座30と、該受座30を係止体1
4の出退方向に移動調節する調節機構33とを設けると
ともに、前記調節機構33の操作部33aを、受座30
の係合溝32の開口側から操作可能に構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉や引出し等の可
動部材に取付けられる鍵装置の進退自在な係止体と係合
する被係合部を備えた受け具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鍵装置の受け具は、扉取付け固定
部や開閉扉等の被取付け面にビス等で固定するための取
付け孔を備えた取付け部に、鍵装置の進退自在な係止体
と係合する被係合部を備えた受座を一体形成するととも
に、前記取付け部の取付け孔を、前記係止体の進退方向
と直交する方向(被取付け面に沿う方向)の長孔に形成
していた(例えば、実開昭57−171060号公報、
実公平2−35968号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の受け具によれ
ば、開閉扉等に取付けられた鍵装置の係止体の取付け位
置に対応して、係止体の進退方向と直交する方向(被取
付け面に沿う方向)に沿って取付け部の取付け位置を調
節することができるものの、係止体の進退方向には取付
け位置を調節することはできなかった。そのため、例え
ば、扉取付け固定部に揺動開閉自在に枢着された開閉扉
の遊端側の突合せ部分に鍵装置が取付けられ、かつ、扉
取付け固定部に受け具が取付けられている条件におい
て、開閉扉の周縁とこれに相対向する扉取付け固定部と
の間に形成される目地の幅が、開閉扉の自重による傾動
や製作誤差等によって目地長手方向で不均一になった場
合、一般に、開閉扉を支持する複数の丁番が持つ各取付
け位置調節機能を利用して、目地の幅が目地長手方向で
均一となるように調整している。この調整によって目地
の幅が目地長手方向で均一となるものの、目地幅が設定
目地幅よりも大きくなったり、或いは、逆に小さくなっ
たりし易く、その結果、鍵装置の係止体と受座の被係合
部との係合代が浅くなって係合機能が低下したり、或い
は、係合代が深くなって扉の開閉が重くなるなどの不具
合を生じていた。また、開閉扉に対する鍵装置の取付け
位置に誤差が発生した場合にも、鍵装置の係止体と受座
の被係合部との係合代が設定係合代よりも増減するた
め、上述と同様な不具合を生じていた。
【0004】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、開閉扉の周囲の目地修正作業
や左右一対の開閉扉の突合せ部における段差修正作業、
或いは、鍵装置の取付け位置誤差等に起因して、鍵装置
の係止体と受座の被係合部との係合代が設定係合代より
も増減した場合でも、この両者の係合不良を簡単、迅速
に修正することができるようにする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した鍵装置の受け具の特徴
構成は、被取付け面に固定される取付け部に、鍵装置の
進退自在な係止体と係合する被係合部を形成してある受
座と、該受座を係止体の進退方向に移動調節する調節機
構とを設けるとともに、前記調節機構の操作部を、受座
の被係合部の存在側から操作可能に構成した点にある。
この特徴構成によれば、開閉扉の周囲の目地修正作業や
左右一対の開閉扉の突合せ部における段差修正作業、或
いは、鍵装置の取付け位置誤差等に起因して、鍵装置の
係止体と受座の被係合部との係合代が設定係合代よりも
増減した場合でも、前記調節機構の操作部を操作して、
受座を係止体の進退方向に移動調節することにより、鍵
装置の係止体と受座の被係合部との係合代を設定係合代
に簡単に修正することができる。しかも、受け具を、扉
取付け固定部や開閉扉等の被取付け面にビス等で固定し
ていても、調節機構の操作部は、受座の被係合部の存在
側から操作することができるから、受け具を被取付け面
から一々取り外す必要がなく、調節機構の調節操作の容
易化及び能率化を図ることができる。
【0006】本発明の請求項2に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記調節機構を、受座に貫通状態で形
成された係止体の進退方向に沿うネジ孔と、前記取付け
部に回転自在に設けられるネジ部材とから構成するとと
もに、前記ネジ孔に螺合されたネジ部材の先端には、ネ
ジ孔を通して回転操作可能な操作部を形成した点にあ
る。この特徴構成によれば、受座自体にネジ孔を形成す
るから、前記調節機構が実質的に一つのネジ部材から構
成されることになり、しかも、調節機構の操作部を受座
の被係合部の存在側から操作するための専用の操作孔を
別途形成する必要もないから、調節機構の簡素化及び製
造コストの低廉化を図ることができる。
【0007】本発明の請求項3に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記取付け部に、受座を係止体の進退
方向に摺動案内する筒状のガイド部を設けた点にある。
この特徴構成によれば、調節機構の調節操作による受座
の移動を円滑に行わせることができるばかりでなく、鍵
装置の係止体と受座の係合溝とが係合している状態で扉
開き方向の外力が作用した際、受座に作用する外力を筒
状のガイド部で確実に受け止めることができる。
【0008】本発明の請求項4に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記受座がガイド部から抜け落ちない
範囲に調節機構による移動調節範囲を規制する規制手段
を設けた点にある。この特徴構成によれば、調節機構の
調節操作を乱雑に行っても、受座がガイド部から抜け落
ちることがなく、このような受座の抜け落ちに起因する
作業ロスや部品の紛失を回避することができる。
【0009】本発明の請求項5に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記受座の被係合部を係合溝から構成
するとともに、前記ガイド部に、受座の係合溝に係合さ
れた係止体の溝長手方向での相対移動を許容する開口を
形成した点にある。この特徴構成によれば、鍵装置の係
止体の取付け位置及び受座の取付け位置の少なく一方が
係合溝の長手方向にずれた場合でも、鍵装置の係止体が
取付け部の筒状のガイド部に衝突することがない。つま
り、鍵装置や受け具の取付けに少し誤差が発生しても、
鍵装置の係止体をガイド部の開口を通して受座の係合溝
に係合させることができるから、取付け作業の容易化を
図ることができる。
【0010】本発明の請求項6に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記ガイド部の内面に、受座の側面に
形成された係止体の進退方向に沿うガイド溝に摺接状態
で係入する突条を形成した点にある。この特徴構成によ
れば、調節機構の調節操作による受座の移動を一層円滑
に行わせることができるばかりでなく、鍵装置の係止体
と受座の係合溝とが係合している状態で扉開き方向の外
力が作用した際、受座に作用する外力を、該受座とガイ
ド部との摺接面及びガイド溝と突条との摺接面で分散支
持することができ、耐久性の向上を図ることができる。
【0011】本発明の請求項7に記載した鍵装置の受け
具の特徴構成は、前記取付け部と受座との間に、該受座
を突出側に移動付勢する弾性付勢体を設けた点にある。
この特徴構成によれば、受座と調節機構との間に遊びが
存在する場合でも、受座を弾性付勢体の弾性付勢力で遊
び範囲の一端側に押圧することができるから、受座のガ
タ付きを抑制することができる。しかも、係止体の進退
方向に沿う外力が受座に作用したとき、この外力の一部
を弾性付勢体で支持することができるから、耐久性の向
上をも図ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、扉取付け固定部の一例である
箱体1の左右の側板(又は縦框)1A,1Bに、左右一
対の開閉扉2をそれぞれ上下一対の丁番13を介して縦
軸芯周りで揺動開閉自在に取付けてある吊り戸棚を示
し、各開閉扉2の遊端側下部の各々に、箱体1の底板1
Cに取付けられた受け具Bの受座30に係合して開閉扉
2をそれぞれ閉じ姿勢に保持する係止体(以下、ラッチ
本体と記載する)14と、開閉扉2の前面側からの操作
によって前記ラッチ本体14を係合解除作動させる操作
軸16とを備えた鍵装置Aを設けてある。
【0013】次に、前記鍵装置Aの具体的構成について
説明する。図2〜図5に示すように、開閉扉2の一側面
にビス等で取付けられるABS樹脂製のケーシング10
に、当該ケーシング10に形成された開口12を通して
前記受け具Bの受座30に係合可能な係合部14Aを備
えたジュラコン樹脂製のラッチ本体14と、当該ラッチ
本体14を係合側に突出付勢するための第1弾性付勢体
の一例である一対のコイルスプリング15、及び、前記
ラッチ本体14の進退方向に対して直交する方向(ほぼ
直交方向を含む)に移動自在なジュラコン樹脂製の筒状
の操作軸16とを設けるとともに、前記ラッチ本体14
には、前記操作軸16の一端部に設けた押圧体17と接
当し、かつ、その接当状態での操作軸16の開閉扉2の
表面側への引張操作に連れて前記ラッチ本体14を両コ
イルスプリング15の弾性復元力に抗して係合解除側に
移動させるカム面18を形成し、更に、前記操作軸16
の他端部には、当該操作軸16の一端側(開閉扉2の裏
面側)から挿入した連結ボルト19を介して摘み等の操
作部材20を固定連結してある。
【0014】前記ケーシング10は、前記操作軸16の
他端側に向かって開口するケース21と、当該ケース2
1の開口を閉止する状態で当該ケース21の開口周縁に
形成された段部に着脱自在に嵌合保持される蓋体22と
から構成されているとともに、前記蓋体22には、前記
操作軸16の他端部側を軸芯方向に沿って摺接移動自在
に案内する円筒状のガイド筒部22Aが突出形成されて
いる。
【0015】前記ケース21の側壁21Aの長辺方向に
沿う内面の各々には、前記ラッチ本体14のうち、該ラ
ッチ本体14の進退方向及び操作軸16の軸芯方向に対
して共に直交する方向(開閉扉2の厚み方向)の両側面
の各々に突出形成したバネ受け部14Bが前記進退方向
に沿って移動自在に係入する凹部21Bが形成されてい
るとともに、前記各凹部21Bのうち、ラッチ本体14
のバネ受け部14Bに形成した円柱状のバネ抜止用突起
に相対向する端面の各々を、前記バネ受け部14Bとの
間でコイルスプリング15を保持するためのバネ受け部
21Cに構成してある。また、前記ケース21の短辺方
向に沿う一方の側壁21Aには、前記ラッチ本体14の
先端に形成された先窄まり形状(ほぼ三角柱状)の係合
部14Aが進退移動する開口12が切欠き形成されてい
る。
【0016】前記ケース21の天板部21Dの内面に
は、操作軸16に形成された四角柱状部16Aを軸芯方
向にのみ摺動自在に案内する一対のガイド板23が、前
記ラッチ本体14の進退方向に間隔を隔てて一体的に突
出形成され、この両ガイド板23のガイド面の各々に
は、操作軸16の四角柱状部16Aの外面に軸芯方向に
沿って形成された横断面ほぼVの字状の縦溝16aに係
合するほぼ三角柱状の突条23aが一体成形されてい
る。
【0017】前記ラッチ本体14には、当該ラッチ本体
14の係合位置と係合解除位置とにわたる進退移動を許
容する状態で操作軸16の一端部及び前記両ガイド板2
3が入り込む矩形状の貫通孔24を形成し、この貫通孔
24に臨むラッチ本体14の内面と操作軸16の外面と
のうち、前記ラッチ本体14の進退方向及び操作軸16
の軸芯方向に対してそれぞれ直交又はほぼ直交する方向
(開閉扉2の厚み方向)で相対向する部位の各々に、前
記カム面18を備えたほぼVの字状のカム溝25と、前
記押圧体17を構成する長円柱状の押圧突起とを形成し
てある。前記押圧突起17は、図2に示すように、前記
ラッチ本体14が両コイルスプリング15の弾性復元力
でケース21外方に最大限突出した係合位置に保持され
ているとき、カム溝25のカム面18の山部(頂部)側
の一端部(開閉扉2の裏面から最も離れる側の一端部)
に位置するように構成されているとともに、この係合状
態では、前記操作軸16の四角柱状部16Aに形成され
た縦溝16aの一端部に対して、ケース21側の両突条
23aの端面が軸芯方向から当接し、かつ、前記操作部
材20の端面が、蓋体22のガイド筒部22Aの端面に
接触する後述のガイド筒27に対して軸芯方向から当接
するように構成されている。しかし、前記開閉扉2に対
するケーシング10の取付け位置誤差等によっては、押
圧突起17がカム面18の山部(頂部)に移動するまで
に、ラッチ本体14の係合部14Aの先端が受け具Bの
受座30に当接して、この当接状態から押圧突起17が
カム面18の山部(頂部)に位置するまでの範囲におい
て、操作軸16がラッチ本体14側に押し込み移動自在
となる。つまり、操作軸16に連結された操作部材20
に前記範囲でガタ付き(遊び)が発生することになる
が、本願発明では、前記蓋体22のガイド筒部22A内
で、かつ、該ガイド筒部22Aの端部に形成した鍔部2
2bと前記操作軸16の四角柱状部16Aの他端面との
間に、操作軸16を軸芯方向の一端側に移動付勢する、
換言すれば、前記操作軸16の四角柱状部16Aに形成
された縦溝16aの一端部に対して、ケース21側の両
突条23aの端面が軸芯方向から当接し、かつ、前記操
作部材20の端面がガイド筒27の端面に対して軸芯方
向から当接するように、前記操作軸16を軸芯方向の一
端側に移動付勢する第2弾性付勢体の一例である圧縮コ
イルスプリング26を介在してあるため、操作軸16に
連結された操作部材20にガタ付き(遊び)が発生する
ことがない。
【0018】前記両ガイド板23の幅方向両端面、及
び、この両端面と同じ側に位置する操作軸16の外面部
分の各々が、前記ラッチ本体14の貫通孔24に臨む内
面との接当によって当該ラッチ本体14を進退自在に摺
動案内するガイド面に構成されているとともに、前記ケ
ース21の天板部21Dには、前記連結ボルト19を操
作軸16の筒孔を通して操作部材20の雌ネジ部に螺合
操作するための貫通孔21bが形成されている。また、
前記開閉扉2に形成された貫通孔28には、操作部材2
0の筒部を引張操作自在に摺動案内するABS樹脂製の
ガイド筒27が取付けられている。
【0019】また、前記ラッチ本体14の係合部14A
の扉背面側は、前後方向(扉厚み方向)及び左右方向に
対して共に45度の角度で傾斜するカム面14aに形成
されていて、他方の開閉扉2Bが閉じ姿勢にある状態で
一方の開閉扉2Aを閉じ位置に揺動操作したとき、前記
ラッチ本体14のカム面14aと受け具Bの受座30と
の接当に伴って該ラッチ本体14が一時的に両コイルス
プリング15の付勢力に抗して係合解除位置側に引退移
動したのち、再び両コイルスプリング15の付勢力で係
合位置に突出移動して受け具Bの受座30に係合するか
ら、開閉扉2を閉じ位置に揺動操作する度に、前記操作
部材20を一々係合解除操作する必要がない。
【0020】次に、前記受け具Bの具体的構成について
説明する。前記箱体1の底板1Cの上面(被取付け面の
一例である)aにビスにて固定されるほぼ小判状のAB
S樹脂製の取付け部31に、鍵装置Aのラッチ本体14
と係合する横断面形状がほぼVの字状の係合溝(被係合
部の一例)32を形成してあるほぼ直方体状のジュラコ
ン樹脂製の受座30と、該受座30をラッチ本体14の
進退方向に移動調節する調節機構33とを設けるととも
に、前記調節機構33の操作部33aを、受座30の係
合溝32の開口側(被係合部の存在側)から操作可能に
構成してある。
【0021】詳述すると、前記取付け部31の表面側の
左右中央部に、受座30をラッチ本体14の進退方向に
沿って摺動案内する角筒状のガイド部34を一体成形
し、このガイド部34の長辺側の側壁には、受座30の
係合溝32に係合されたラッチ本体14の溝長手方向で
の相対移動を許容するほぼVの字状の開口34aを形成
するとともに、前記ガイド部34の長辺側の両側壁とこ
れに相対向する受座30の両側面との間の各々に、前記
調節機構33による移動調節範囲を受座30がガイド部
34から抜け落ちない範囲に規制する規制手段35を設
け、更に、前記ガイド部34の長辺側の側壁の内面に
は、これに相対向する受座30の長辺側の側面に形成さ
れたラッチ本体14の進退方向に沿うほぼVの字状のガ
イド溝36に摺接状態で係入する三角形状の突条37を
一体形成してある。
【0022】前記規制手段35は、ガイド部34の長辺
側の側壁に形成したラッチ本体14の進退方向に沿う長
孔35Aと、該長孔35Aを通して受座30の長辺側の
側面に形成された取付け孔35Bに圧入固定される規制
ピン35Cとから構成されていて、前記調節機構33に
よる受座30の移動調節範囲が、長孔35Aに係入する
規制ピン35Cの移動範囲に規制されている。
【0023】前記調節機構33は、前記受座30に貫通
状態で形成されたラッチ本体14の進退方向に沿うネジ
孔33Aと、前記取付け部31に回転自在に設けられる
ネジ部材33Bとから構成されていて、前記ネジ孔33
Aに螺合されたネジ部材33Bの先端には、ネジ孔33
Aを通してドライバー等の工具で回転操作可能な十字溝
状の操作部33aが形成され、また、前記ネジ部材33
Bの他端には、ドライバー等の工具で回転操作可能な十
字溝状の操作部33dが形成されている。
【0024】前記取付け部31の左右方向中央部には、
ネジ部材33Bの頭部33bが背面側から入り込む凹部
31aと、ネジ部材33Bの雄ネジ部33cが挿入され
る貫通孔31bとが形成されているとともに、前記取付
け部31の左右両側部の各々にはビス用の取付け孔31
cを形成し、この取付け孔31cの各々を、ラッチ本体
14の進退方向に対して直交する方向、換言すれば、ガ
イド部34の長辺側の側壁に沿う長孔に構成してある。
また、前記取付け部31の表面とこれに相対向する受座
30の底面との間で、かつ、前記ネジ部材33Bから係
合溝32側に偏位した部位には、前記受座30を突出側
に移動付勢する弾性付勢体の一例であるコイルスプリン
グ38の端部を嵌合保持する凹部31d,30aが形成
されている。そのため、前記受座30と調節機構33と
の間に、ネジのバックラッシュ等の遊びが存在する場合
でも、受座30をコイルスプリング38の弾性付勢力で
遊び範囲の一端側に押圧することができるから、受座3
0のガタ付きを抑制することができる。しかも、ラッチ
本体14の進退方向に沿う外力が受座30に作用したと
き、この外力の一部をコイルスプリング38で支持する
ことができるから、耐久性の向上をも図ることができ
る。
【0025】前記丁番13の各々は、開閉扉2の内面に
沿う左右方向に扉取付け位置を調節する機能と、開閉扉
2の肉厚方向である前後方向に扉取付け位置を調節する
機能とを備えた周知構造のものが用いられている。そし
て、当該第1実施形態においては、閉じ姿勢にある両開
閉扉2の突き合わせ部に前後方向での段差が生じた場
合、前記丁番13の前後方向での扉取付け位置調節機能
を操作して、両開閉扉2の突き合わせ部が面一状態とな
るように調整する。この調整に伴って開閉扉2に取付け
た鍵装置Aのラッチ本体14と箱体1の底板1Cに取付
けられた受け具Bの受座30との係合代が設定係合代よ
りも増減した場合には、前記ネジ部材33Bの操作部3
3aをドライバー等の工具で回転操作して、受座30を
ラッチ本体14の進退方向に移動調節することにより、
ラッチ本体14と受座30との係合代を設定係合代に調
整することができる。また、開閉扉2に対するケーシン
グ10の取付け位置誤差等によって、ラッチ本体14と
受座30との係合代が設定係合代よりも増減した場合に
も、前記調節機構33の操作部33aを回転操作するこ
とにより、ラッチ本体14と受座30との係合代を設定
係合代に調整することができる。
【0026】〔その他の実施形態〕 上述の第1実施形態では、第1弾性付勢体5、第2
弾性付勢体26、弾性付勢体38としてそれぞれコイル
スプリングを用いたが、皿バネや弾性ゴム等の他の弾性
付勢体を用いてもよい。 上述の第1実施形態では、前記被係合部32を係合
溝から構成したが、係止突起から構成してもよい。 上述の第1実施形態では、前記調節機構33の操作
部33aを十字溝状に構成したが、突起状や角穴状等に
構成して実施してもよい。要するに、前記操作部33a
としては、受座30の被係合部32の存在側から操作で
きるものであれば、いかなる形状であってもよい。 上述の第1実施形態では、調節機構33をネジ式に
構成したが、回転カム等で受座30を係止体14の進退
方向に移動調節するように構成してもよい。 上述の第1実施形態では、前記受座30がガイド部
34から抜け落ちない範囲に前記調節機構33による移
動調節範囲を規制する規制手段35を、前記ガイド部3
4の長辺側の両側壁とこれに相対向する受座30の横側
面との間の各々に設けたが、この規制手段35を、前記
ガイド部34の短辺側の後側壁(ネジ部材33Bの存在
側の側壁)とこれに相対向する受座30の後側面との間
の一箇所に設けて実施してもよい。 上述の第1実施形態では、前記ケーシング10をケ
ース11と蓋体12とから構成したが、当該ケーシング
Cを操作軸芯方向の中央位置で二分割して構成してもよ
い。また、前記操作軸6と操作部材20とを連結ボルト
9にて連結したが、この構成に限定されるものではな
く、操作軸6と操作部材20とをピンや接着剤等で連結
するように構成してもよい、また、操作軸6の一端部に
操作部材20を螺合連結してもよく、更に、前記操作軸
6と操作部材20とを合成樹脂等で一体成形してもよ
い。要するに、前記鍵装置Aとしては、進退自在な係止
体14を備えたものであれば、いかなる構造のものを用
いて実施してもよい。 上述の実施形態では、吊り戸棚の開閉扉に適用した
場合について説明したが、シンクキャビネットや食器
棚、書棚等に装備される開閉扉や引出し等の可動部材に
用いられる鍵装置の受け具として使用することができ
る。
【0027】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の吊り戸棚を示す斜視図
【図2】(イ)は鍵装置が係止状態にあるときの縦断面
図 (ロ)は鍵装置が係止解除状態にあるときの縦断面図
【図3】鍵装置の分解斜視図
【図4】操作軸とラッチ本体の分解斜視図
【図5】鍵装置の縦断面図
【図6】受け具の分解斜視図
【図7】受け具の分解断面図
【符号の説明】
A 鍵装置 a 被取付け面(上面) 14 係止体(ラッチ本体) 30 受座 31 取付け部 32 被係合部(係合溝) 33 調節機構 33A ネジ孔 33B ネジ部材 33a 操作部 34 ガイド部 34a 開口 35 規制手段 36 ガイド溝 37 突条 38 弾性付勢体(コイルスプリング)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付け面(a)に固定される取付け部
    (31)に、鍵装置(A)の進退自在な係止体(14)
    と係合する被係合部(32)を形成してある受座(3
    0)と、該受座(30)を係止体(14)の進退方向に
    移動調節する調節機構(33)とを設けるとともに、前
    記調節機構(33)の操作部(33a)を、受座(3
    0)の被係合部(32)の存在側から操作可能に構成し
    てある鍵装置の受け具。
  2. 【請求項2】 前記調節機構(33)が、前記受座(3
    0)に貫通状態で形成された係止体(14)の進退方向
    に沿うネジ孔(33A)と、前記取付け部(31)に回
    転自在に設けられるネジ部材(33B)とから構成され
    ていて、前記ネジ孔(33A)に螺合されたネジ部材
    (33B)の先端には、ネジ孔(33A)を通して回転
    操作可能な操作部(33a)が形成されている請求項1
    記載の鍵装置の受け具。
  3. 【請求項3】 前記取付け部(31)には、受座(3
    0)を係止体(14)の進退方向に摺動案内する筒状の
    ガイド部(34)が設けられている請求項1又は2記載
    の鍵装置の受け具。
  4. 【請求項4】 前記受座(30)がガイド部(34)か
    ら抜け落ちない範囲に調節機構(33)による移動調節
    範囲を規制する規制手段(35)が設けられている請求
    項3記載の鍵装置の受け具。
  5. 【請求項5】 前記受座(30)の被係合部(32)が
    係合溝であり、かつ、前記ガイド部(34)には、受座
    (30)の係合溝(32)に係合された係止体(14)
    の溝長手方向での相対移動を許容する開口(34a)が
    形成されている請求項3又は4記載の鍵装置の受け具。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部(34)の内面には、受座
    (30)の側面に形成された係止体(14)の進退方向
    に沿うガイド溝(36)に摺接状態で係入する突条(3
    7)が形成されている請求項3、4又は5記載の鍵装置
    の受け具。
  7. 【請求項7】 前記取付け部(31)と受座(30)と
    の間に、該受座(30)を突出側に移動付勢する弾性付
    勢体(38)が設けられている請求項1〜6のいずれか
    1項に記載の鍵装置の受け具。
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