JPH0960680A - 油圧緩衝器 - Google Patents
油圧緩衝器Info
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- JPH0960680A JPH0960680A JP23349395A JP23349395A JPH0960680A JP H0960680 A JPH0960680 A JP H0960680A JP 23349395 A JP23349395 A JP 23349395A JP 23349395 A JP23349395 A JP 23349395A JP H0960680 A JPH0960680 A JP H0960680A
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- 230000035939 shock Effects 0.000 title claims abstract description 13
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 11
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 11
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の懸架装置に装着される油圧緩衝器にお
いて、ディスクバルブをピストンロッドに組付ける際、
特殊治具を必要とせず、容易に組付けることができ、生
産性の向上が図れる油圧緩衝器の提供。 【解決手段】 ピストン20の下端面には弁シート20
aが設けられ、この弁シート20aのシート面21の外
周側には、内周側に傾斜面23を有する断面台形状に形
成された突起部22が一体的に設けられている。この突
起部22は、シート面21上に環状に形成されており、
シート面21に対して僅かに軸方向に突出させて所定の
高さとなるように設けられている。また、突起部22の
傾斜面23は、シリンダ1の軸線に対して所定の角度θ
°となるように形成されており、伸び側ディスクバルブ
10をピストンロッド7の小径部7aに組付ける際、伸
び側ディスクバルブ10を構成するチェックバルブ10
eの外周縁部を傾斜面23に沿わせて案内し、所定位置
に配設するようになっている。
いて、ディスクバルブをピストンロッドに組付ける際、
特殊治具を必要とせず、容易に組付けることができ、生
産性の向上が図れる油圧緩衝器の提供。 【解決手段】 ピストン20の下端面には弁シート20
aが設けられ、この弁シート20aのシート面21の外
周側には、内周側に傾斜面23を有する断面台形状に形
成された突起部22が一体的に設けられている。この突
起部22は、シート面21上に環状に形成されており、
シート面21に対して僅かに軸方向に突出させて所定の
高さとなるように設けられている。また、突起部22の
傾斜面23は、シリンダ1の軸線に対して所定の角度θ
°となるように形成されており、伸び側ディスクバルブ
10をピストンロッド7の小径部7aに組付ける際、伸
び側ディスクバルブ10を構成するチェックバルブ10
eの外周縁部を傾斜面23に沿わせて案内し、所定位置
に配設するようになっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
懸架装置に装着される油圧緩衝器に関するものである。
懸架装置に装着される油圧緩衝器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧緩衝器として、例えば図3乃
至図7に示すものがある。
至図7に示すものがある。
【0003】図3において、1は下端側が閉塞され上端
側が開口された(図示せず)シリンダを示し、シリンダ
1の内部には油液が封入されている。このシリンダ1の
内部には、ピストン2が摺動可能に嵌装されており、ピ
ストン2によってシリンダ1の内部は上下2つの油室
A、Bに画成されている。また、シリンダ1の下端側
は、図示しない車両の車軸側に取付けられるようになっ
ている。
側が開口された(図示せず)シリンダを示し、シリンダ
1の内部には油液が封入されている。このシリンダ1の
内部には、ピストン2が摺動可能に嵌装されており、ピ
ストン2によってシリンダ1の内部は上下2つの油室
A、Bに画成されている。また、シリンダ1の下端側
は、図示しない車両の車軸側に取付けられるようになっ
ている。
【0004】ピストン2の外周にはピストンリング3が
嵌合して設けられ、このピストンリング3は、上下2つ
の油室A、B間における油液のリーク(漏洩)を防止す
る役割を果たしている。
嵌合して設けられ、このピストンリング3は、上下2つ
の油室A、B間における油液のリーク(漏洩)を防止す
る役割を果たしている。
【0005】2aおよび2bはピストン2のそれぞれの
端面外周側近傍に設けられ、断面台形状に形成された環
状の弁シートで、この弁シート2a、2bは、ピストン
2の端面内周側に設けられた環状の凸部4a、4bより
も僅かに軸方向に突出して設けられている。また、弁シ
ート2a、2bの端面は、平坦なシート面5a、5bと
なっており、このシート面5a、5bには後述する縮み
側ディスクバルブ9および伸び側ディスクバルブ10が
離着座するようになっている。
端面外周側近傍に設けられ、断面台形状に形成された環
状の弁シートで、この弁シート2a、2bは、ピストン
2の端面内周側に設けられた環状の凸部4a、4bより
も僅かに軸方向に突出して設けられている。また、弁シ
ート2a、2bの端面は、平坦なシート面5a、5bと
なっており、このシート面5a、5bには後述する縮み
側ディスクバルブ9および伸び側ディスクバルブ10が
離着座するようになっている。
【0006】6aおよび6bは上下2つの油室A、B間
を連通する油液通路で、油液通路6aは伸び側油液通路
となっており、ピストン2の図中右側に穿設されてい
る。この油液通路6aの上端は、弁シート2aよりも径
方向外周側で油室Aに向かい開口し、下端は弁シート2
bと凸部4bとの間に形成された環状空間Cに向かい開
口している。一方、油液通路6bは縮み側通路となって
おり、ピストン2の図中左側に穿設されている。この油
液通路6bの上端は、弁シート2aと凸部4aとの間に
形成された環状空間Dに向かい開口し、下端は弁シート
2bよりも径方向外周側で油室Bに向かい開口してい
る。
を連通する油液通路で、油液通路6aは伸び側油液通路
となっており、ピストン2の図中右側に穿設されてい
る。この油液通路6aの上端は、弁シート2aよりも径
方向外周側で油室Aに向かい開口し、下端は弁シート2
bと凸部4bとの間に形成された環状空間Cに向かい開
口している。一方、油液通路6bは縮み側通路となって
おり、ピストン2の図中左側に穿設されている。この油
液通路6bの上端は、弁シート2aと凸部4aとの間に
形成された環状空間Dに向かい開口し、下端は弁シート
2bよりも径方向外周側で油室Bに向かい開口してい
る。
【0007】7はピストンロッドで、このピストンロッ
ド7の下端側には小径部7aが形成されており、この小
径部7aをピストン2に貫通させ、その下方からピスト
ンボルト8を小径部7aの端部に螺合させることにより
ピストン2とピストンロッド7とを連結するようになっ
ている。そして、ピストンロッド7の上端側は、シリン
ダ1の上端側開口を閉塞するロッドガイド、パッキン等
(図示せず)を介して外部まで延ばされており、図示し
ない車両の車体側に固定するようになっている。
ド7の下端側には小径部7aが形成されており、この小
径部7aをピストン2に貫通させ、その下方からピスト
ンボルト8を小径部7aの端部に螺合させることにより
ピストン2とピストンロッド7とを連結するようになっ
ている。そして、ピストンロッド7の上端側は、シリン
ダ1の上端側開口を閉塞するロッドガイド、パッキン等
(図示せず)を介して外部まで延ばされており、図示し
ない車両の車体側に固定するようになっている。
【0008】9、10は、弁シート2a、2bのシート
面5a、5bに離着座し、油液通路6a、6bを所定の
開弁圧で開閉するディスクバルブで、ディスクバルブ9
は縮み側ディスクバルブとなっており、ディスクバルブ
10は伸び側ディスクバルブとなっている。
面5a、5bに離着座し、油液通路6a、6bを所定の
開弁圧で開閉するディスクバルブで、ディスクバルブ9
は縮み側ディスクバルブとなっており、ディスクバルブ
10は伸び側ディスクバルブとなっている。
【0009】縮み側ディスクバルブ9は、図4に示すよ
うな、ピストン2がシリンダ1に対して移動する際、油
室A、B間において常時油液の連通を許容する切欠き
(オリフィス)9a’が外周部に設けられた切欠ディス
ク9a、弁シート2aのシート面5aに対して弾性的に
押圧可能なリーフバルブ9b、および切欠ディスク9a
とリーフバルブ9bとが開弁した際に形成される油液通
路の流路面積を決定するリテーナ9cとから構成され、
そのうちのリーフバルブ9bは複数枚(4枚)積層され
た構造となっている。また、11aはピストン2の上端
側に設けられ、縮み側ディスクバルブ9の弁開度を規制
するワッシャである。
うな、ピストン2がシリンダ1に対して移動する際、油
室A、B間において常時油液の連通を許容する切欠き
(オリフィス)9a’が外周部に設けられた切欠ディス
ク9a、弁シート2aのシート面5aに対して弾性的に
押圧可能なリーフバルブ9b、および切欠ディスク9a
とリーフバルブ9bとが開弁した際に形成される油液通
路の流路面積を決定するリテーナ9cとから構成され、
そのうちのリーフバルブ9bは複数枚(4枚)積層され
た構造となっている。また、11aはピストン2の上端
側に設けられ、縮み側ディスクバルブ9の弁開度を規制
するワッシャである。
【0010】一方、伸び側ディスクバルブ10は、図5
に示すような、ピストン2の下端側に設けられ、伸び側
ディスクバルブ10が開弁した際に形成される油液通路
の流路面積を決定するリテーナ10a、弁シート2bの
シート面5bに対して弾性的に押圧可能なリーフバルブ
10b、外周部に切欠き(オリフィス)10c’が設け
られた切欠ディスク10c、略C字形状のオリフィス1
0d’が形成されたオリフィスバルブ10d、オリフィ
スバルブ10dのオリフィス10d’を上方から閉塞
し、油液の油室Bから油室Aへの連通のみを許容するチ
ェックバルブ10e、および外周縁部がチェックバルブ
10eの内周縁部との間に環状隙間10f’を形成する
シム10fとから構成され、そのうちのリーフバルブ1
0bは複数枚(5枚)積層された構造となっている。ま
た、11bはピストン2の下端側に設けられ、伸び側デ
ィスクバルブ10の弁開度を規制するワッシャである。
に示すような、ピストン2の下端側に設けられ、伸び側
ディスクバルブ10が開弁した際に形成される油液通路
の流路面積を決定するリテーナ10a、弁シート2bの
シート面5bに対して弾性的に押圧可能なリーフバルブ
10b、外周部に切欠き(オリフィス)10c’が設け
られた切欠ディスク10c、略C字形状のオリフィス1
0d’が形成されたオリフィスバルブ10d、オリフィ
スバルブ10dのオリフィス10d’を上方から閉塞
し、油液の油室Bから油室Aへの連通のみを許容するチ
ェックバルブ10e、および外周縁部がチェックバルブ
10eの内周縁部との間に環状隙間10f’を形成する
シム10fとから構成され、そのうちのリーフバルブ1
0bは複数枚(5枚)積層された構造となっている。ま
た、11bはピストン2の下端側に設けられ、伸び側デ
ィスクバルブ10の弁開度を規制するワッシャである。
【0011】従来技術による油圧緩衝器は前述の構成を
有するもので、次にその作動について説明する。
有するもので、次にその作動について説明する。
【0012】いま、ピストン2がピストンロッド7と共
に図3中の矢印X方向(縮み側)に変位したとする。こ
れにより油室B内が高圧となって油室B内の圧力が上昇
し、この圧油は縮み側油液通路6b内に導かれ、縮み側
ディスクバルブ9に作用する。そして、縮み側ディスク
バルブ9に作用する圧力が所定の開弁圧に達するまで
は、圧油は切欠ディスク9aの切欠き9a’を介して油
室A内へ移動する。同時に圧油は、伸び側ディスクバル
ブ10の切欠き10c’、オリフィス10d’を通り、
チェックバルブ10eの内周側を押し開いた後、環状隙
間10f’を介して油室Aへ移動し、チェックバルブ1
0eの開閉に応じて、オリフィス特性を変化させるよう
になっている。その後、縮み側ディスクバルブ9に作用
する圧力が所定の開弁圧に達すると、縮み側ディスクバ
ルブ9に作用する圧力が該縮み側ディスクバルブ9の弾
性力より大きくなり、その外周部が弾性変形し、弁シー
ト2aのシート面5aから離座する。この結果、油室B
から油室Aへの流路面積が増大し、バルブ特性が変化す
る。
に図3中の矢印X方向(縮み側)に変位したとする。こ
れにより油室B内が高圧となって油室B内の圧力が上昇
し、この圧油は縮み側油液通路6b内に導かれ、縮み側
ディスクバルブ9に作用する。そして、縮み側ディスク
バルブ9に作用する圧力が所定の開弁圧に達するまで
は、圧油は切欠ディスク9aの切欠き9a’を介して油
室A内へ移動する。同時に圧油は、伸び側ディスクバル
ブ10の切欠き10c’、オリフィス10d’を通り、
チェックバルブ10eの内周側を押し開いた後、環状隙
間10f’を介して油室Aへ移動し、チェックバルブ1
0eの開閉に応じて、オリフィス特性を変化させるよう
になっている。その後、縮み側ディスクバルブ9に作用
する圧力が所定の開弁圧に達すると、縮み側ディスクバ
ルブ9に作用する圧力が該縮み側ディスクバルブ9の弾
性力より大きくなり、その外周部が弾性変形し、弁シー
ト2aのシート面5aから離座する。この結果、油室B
から油室Aへの流路面積が増大し、バルブ特性が変化す
る。
【0013】一方、ピストン2が前述とは反対に矢印Y
方向(伸び側)に変位した場合も前述と同様の作動を行
う。ただし、伸び側のオリフィス特性は、油液の連通を
常時許容する切欠ディスク9aの切欠き9a’のみに依
存している点で異なる。また、伸び側ディスクバルブ1
0のリーフバルブ10bは6枚積層されているのに対
し、縮み側ディスクバルブ9のリーフバルブ9bの積層
枚数は4枚と少なくなっているから、伸び側ディスクバ
ルブ10の開弁圧は縮み側ディスクバルブ9のそれより
高く、従って、ピストン2が伸び側に変位した場合の方
が、縮み側に変位した場合に比して高いバルブ特性を示
すようになっている。
方向(伸び側)に変位した場合も前述と同様の作動を行
う。ただし、伸び側のオリフィス特性は、油液の連通を
常時許容する切欠ディスク9aの切欠き9a’のみに依
存している点で異なる。また、伸び側ディスクバルブ1
0のリーフバルブ10bは6枚積層されているのに対
し、縮み側ディスクバルブ9のリーフバルブ9bの積層
枚数は4枚と少なくなっているから、伸び側ディスクバ
ルブ10の開弁圧は縮み側ディスクバルブ9のそれより
高く、従って、ピストン2が伸び側に変位した場合の方
が、縮み側に変位した場合に比して高いバルブ特性を示
すようになっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術においては、油圧緩衝器を組み立てる際、ピスト
ンロッド7の小径部7aに、ワッシャ11a、縮み
側ディスクバルブ9、ピストン2、伸び側ディスク
バルブ10、ワッシャ11bの順で順次組付けるよう
になっている。ここで、から(ただし、伸び側ディ
スクバルブ10のチェックバルブ10eを除く)は、ピ
ストンロッド7の小径部7aに嵌合することよって所定
位置に配設される。しかし、伸び側ディスクバルブ10
を構成するチェックバルブ10eの内周径は、環状隙間
10f’を形成するためにシム10fの外径よりも所定
寸法だけ大きく、すなわちピストンロッド7の小径部7
aの直径よりもはるかに大きく設定されているので、チ
ェックバルブ10eを組付ける際、図7に示すように径
方向にずれてしまうといった問題が生じ、組付作業(位
置決め)が非常に困難であった。このため、作業者は
からを組付ける際、特殊治具を使用して手で組付けを
行うと共に、位置決めが完全になされたか否かを確認す
る必要があり、自動組立てラインに乗せることができ
ず、作業時間が長くなり生産性が悪くなるという問題も
あった。
来技術においては、油圧緩衝器を組み立てる際、ピスト
ンロッド7の小径部7aに、ワッシャ11a、縮み
側ディスクバルブ9、ピストン2、伸び側ディスク
バルブ10、ワッシャ11bの順で順次組付けるよう
になっている。ここで、から(ただし、伸び側ディ
スクバルブ10のチェックバルブ10eを除く)は、ピ
ストンロッド7の小径部7aに嵌合することよって所定
位置に配設される。しかし、伸び側ディスクバルブ10
を構成するチェックバルブ10eの内周径は、環状隙間
10f’を形成するためにシム10fの外径よりも所定
寸法だけ大きく、すなわちピストンロッド7の小径部7
aの直径よりもはるかに大きく設定されているので、チ
ェックバルブ10eを組付ける際、図7に示すように径
方向にずれてしまうといった問題が生じ、組付作業(位
置決め)が非常に困難であった。このため、作業者は
からを組付ける際、特殊治具を使用して手で組付けを
行うと共に、位置決めが完全になされたか否かを確認す
る必要があり、自動組立てラインに乗せることができ
ず、作業時間が長くなり生産性が悪くなるという問題も
あった。
【0015】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、ディスクバルブを組付ける際、特殊治具
を必要とせず、容易に組付作業を行うことができ、生産
性の向上が図れる油圧緩衝器を提供することを目的とす
る。
されたもので、ディスクバルブを組付ける際、特殊治具
を必要とせず、容易に組付作業を行うことができ、生産
性の向上が図れる油圧緩衝器を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における油圧緩衝器は、油液が封入されたシ
リンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリ
ンダ内を2つの油室に画成するピストンと、一端が前記
ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ば
されたピストンロッドと、前記各油室間を連通すべく前
記ピストンに穿設された油液通路と、前記ピストンの端
面に設けられた弁シートと、該弁シートのシート面に離
着座すべく前記ピストンの端面に配設され、前記油液通
路を所定の開弁圧で開閉するディスクバルブとからなる
油圧緩衝器において、前記弁シートのシート面上に、傾
斜面を有する突起部を設け、前記ディスクバルブの外周
縁部を該突起部の傾斜面に沿わせて案内し、前記ディス
クバルブを前記ピストンに対する所定位置に配設するよ
うにしたことを特徴とする。
に、本発明における油圧緩衝器は、油液が封入されたシ
リンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装され前記シリ
ンダ内を2つの油室に画成するピストンと、一端が前記
ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部まで延ば
されたピストンロッドと、前記各油室間を連通すべく前
記ピストンに穿設された油液通路と、前記ピストンの端
面に設けられた弁シートと、該弁シートのシート面に離
着座すべく前記ピストンの端面に配設され、前記油液通
路を所定の開弁圧で開閉するディスクバルブとからなる
油圧緩衝器において、前記弁シートのシート面上に、傾
斜面を有する突起部を設け、前記ディスクバルブの外周
縁部を該突起部の傾斜面に沿わせて案内し、前記ディス
クバルブを前記ピストンに対する所定位置に配設するよ
うにしたことを特徴とする。
【0017】この構成により、ディスクバルブをピスト
ンロッドに組付ける際、ディスクバルブの外周縁部が弁
シートのシート面に設けられた突起部の傾斜面に沿って
案内されるので、ディスクバルブはピストンに対して所
定位置に配設される。
ンロッドに組付ける際、ディスクバルブの外周縁部が弁
シートのシート面に設けられた突起部の傾斜面に沿って
案内されるので、ディスクバルブはピストンに対して所
定位置に配設される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
および図2に基づいて説明する。なお、従来技術と同一
の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
および図2に基づいて説明する。なお、従来技術と同一
の構成要素については同一の符号を付し、その説明を省
略するものとする。
【0019】図中、20は本実施形態における油圧緩衝
器のピストンを示し、該ピストン20は、前述した従来
技術のピストン2とほぼ同様に構成される。
器のピストンを示し、該ピストン20は、前述した従来
技術のピストン2とほぼ同様に構成される。
【0020】ピストン20の下端面には弁シート20a
が設けられ、この弁シート20aのシート面21の外周
側には突起部22が一体的に設けられている。この突起
部22は、シート面21上に環状に形成されており、シ
ート面21に対して僅かに軸方向に突出させて所定の高
さとなるように設けられている。
が設けられ、この弁シート20aのシート面21の外周
側には突起部22が一体的に設けられている。この突起
部22は、シート面21上に環状に形成されており、シ
ート面21に対して僅かに軸方向に突出させて所定の高
さとなるように設けられている。
【0021】この突起部22の径方向断面は台形状にな
っており、突起部22の基部(図中上方の弁シート20
a側)の内周径は、伸び側ディスクバルブ10を構成す
るチェックバルブ10eの外周径とほぼ同径で、突起部
22の先端側(図中下方のチェックバルブ10eの装着
方向側)の内周径は基部の内周径に対して拡径されてい
る。これにより突起部22の内周壁は、シリンダ1の軸
線方向に対して所定の角度θ°を有する傾斜面23とな
っている。
っており、突起部22の基部(図中上方の弁シート20
a側)の内周径は、伸び側ディスクバルブ10を構成す
るチェックバルブ10eの外周径とほぼ同径で、突起部
22の先端側(図中下方のチェックバルブ10eの装着
方向側)の内周径は基部の内周径に対して拡径されてい
る。これにより突起部22の内周壁は、シリンダ1の軸
線方向に対して所定の角度θ°を有する傾斜面23とな
っている。
【0022】ここで、突起部22はシート面21に対し
て僅かに軸方向に突出させて所定の高さとなるように形
成されているが、これにより突起部22が切欠バルブ1
0cの切欠き10c’を閉塞することを防止しており、
ピストン20がピストンロッド7と共に縮み側に変位し
た際のオリフィス特性を確保するようになっている。
て僅かに軸方向に突出させて所定の高さとなるように形
成されているが、これにより突起部22が切欠バルブ1
0cの切欠き10c’を閉塞することを防止しており、
ピストン20がピストンロッド7と共に縮み側に変位し
た際のオリフィス特性を確保するようになっている。
【0023】傾斜面23は、伸び側ディスクバルブ10
をピストンロッド7の小径部7aに組付ける際、伸び側
ディスクバルブ10を構成するチェックバルブ10eの
外周縁部を傾斜面23に沿わせて案内するようになって
いる。そして、突起部22は、その基部においてチェッ
クバルブ10eの外周縁部を径方向から支持することに
より、チェックバルブ10eの径方向へのずれを防止
し、シム10fとの間に環状隙間10f’を適切に形成
できるようになっている。
をピストンロッド7の小径部7aに組付ける際、伸び側
ディスクバルブ10を構成するチェックバルブ10eの
外周縁部を傾斜面23に沿わせて案内するようになって
いる。そして、突起部22は、その基部においてチェッ
クバルブ10eの外周縁部を径方向から支持することに
より、チェックバルブ10eの径方向へのずれを防止
し、シム10fとの間に環状隙間10f’を適切に形成
できるようになっている。
【0024】また、突起部22の傾斜面23は、シリン
ダ1の軸線に対して所定の角度θ°となるように形成さ
れているが、これにより伸び側ディスクバルブ10を組
付ける際、チェックバルブ10eの外周縁部をスムーズ
に案内し、チェックバルブ10eを所定位置に配設させ
ると共に、ピストン20がピストンロッド7と共に伸び
側に変位し、伸び側ディスクバルブ10が所定の開弁圧
に達した際、シート面21から伸び側ディスクバルブ1
0が離座するが、このときの油液通路の流路面積を十分
に確保して所定の減衰力を発生できるようになってい
る。
ダ1の軸線に対して所定の角度θ°となるように形成さ
れているが、これにより伸び側ディスクバルブ10を組
付ける際、チェックバルブ10eの外周縁部をスムーズ
に案内し、チェックバルブ10eを所定位置に配設させ
ると共に、ピストン20がピストンロッド7と共に伸び
側に変位し、伸び側ディスクバルブ10が所定の開弁圧
に達した際、シート面21から伸び側ディスクバルブ1
0が離座するが、このときの油液通路の流路面積を十分
に確保して所定の減衰力を発生できるようになってい
る。
【0025】本実施形態による油圧緩衝器は上述の如き
構成を有するもので、その基本作動については従来技術
によるものと格別差異はない。
構成を有するもので、その基本作動については従来技術
によるものと格別差異はない。
【0026】然るに、本実施形態によれば、ピストン2
0の下端面に設けられた弁シート20aのシート面21
上に、傾斜面23を有する突起部22を形成したから、
伸び側ディスクバルブ10をピストンロッド7の小径部
7aに組付ける際、小径部7aの直径よりも大径のチェ
ックバルブ10eの外周縁部は傾斜面23に案内される
ので、径方向にずれることがなく、確実にピストン2に
対する所定位置、すなわちシム10fとの間に環状隙間
10f’を適切に形成できる位置に配設することができ
る。
0の下端面に設けられた弁シート20aのシート面21
上に、傾斜面23を有する突起部22を形成したから、
伸び側ディスクバルブ10をピストンロッド7の小径部
7aに組付ける際、小径部7aの直径よりも大径のチェ
ックバルブ10eの外周縁部は傾斜面23に案内される
ので、径方向にずれることがなく、確実にピストン2に
対する所定位置、すなわちシム10fとの間に環状隙間
10f’を適切に形成できる位置に配設することができ
る。
【0027】なお、本実施形態では、突起部を弁シート
20aのシート面21上に傾斜面23を有する環状の突
起部22で構成したが、突起部の形状および個数は、デ
ィスクバルブの外周縁部を突起部の傾斜面に沿わせて案
内し、ディスクバルブをピストンに対する所定位置に配
設できるものであるならば別段これに限らず、例えば、
環状の突起部22を適宜部分的に切欠いて隙間を設けて
もよく、この場合、突起部の高さを高くしても、隙間に
よって油液通路を確保することができるので、ピストン
2がピストンロッド7と共に縮み側および伸び側に変位
しても、所定の減衰力(オリフィス特性およびバルブ特
性)を発生させることができる。また、突起部の高さを
高くしたことにより、突起部の傾斜面を大きくすること
ができるので、伸び側ディスクバルブ10を構成するチ
ェックバルブ10eをさらに確実に所定の位置に配設す
ることが可能となる。
20aのシート面21上に傾斜面23を有する環状の突
起部22で構成したが、突起部の形状および個数は、デ
ィスクバルブの外周縁部を突起部の傾斜面に沿わせて案
内し、ディスクバルブをピストンに対する所定位置に配
設できるものであるならば別段これに限らず、例えば、
環状の突起部22を適宜部分的に切欠いて隙間を設けて
もよく、この場合、突起部の高さを高くしても、隙間に
よって油液通路を確保することができるので、ピストン
2がピストンロッド7と共に縮み側および伸び側に変位
しても、所定の減衰力(オリフィス特性およびバルブ特
性)を発生させることができる。また、突起部の高さを
高くしたことにより、突起部の傾斜面を大きくすること
ができるので、伸び側ディスクバルブ10を構成するチ
ェックバルブ10eをさらに確実に所定の位置に配設す
ることが可能となる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ディスクバルブをピストンロッドに組付ける際、ディス
クバルブの外周縁部が弁シートのシート面に設けられた
突起部の傾斜面に沿って案内されるので、ディスクバル
ブはピストンに対して確実に所定位置に配設することが
できる。これにより、ディスクバルブが径方向にずれて
しまうことを未然に防止することができる。しかも、特
殊治具を必要とせず容易に組付作業を行うことができ、
ディスクバルブの位置決めが完全になされたか否かを確
認する必要もない。さらには、自動組立てラインに乗せ
ることも可能となるので、作業時間を短縮し、生産性の
向上が図れるといった種々の優れた効果を奏する。
ディスクバルブをピストンロッドに組付ける際、ディス
クバルブの外周縁部が弁シートのシート面に設けられた
突起部の傾斜面に沿って案内されるので、ディスクバル
ブはピストンに対して確実に所定位置に配設することが
できる。これにより、ディスクバルブが径方向にずれて
しまうことを未然に防止することができる。しかも、特
殊治具を必要とせず容易に組付作業を行うことができ、
ディスクバルブの位置決めが完全になされたか否かを確
認する必要もない。さらには、自動組立てラインに乗せ
ることも可能となるので、作業時間を短縮し、生産性の
向上が図れるといった種々の優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態の縦断面図である。
【図2】図1の装置の要部の拡大図である。
【図3】従来技術の縦断面図である。
【図4】図3の縮み側ディスクバルブの斜視図である。
【図5】図3の伸び側ディスクバルブの斜視図である。
【図6】図3の装置の要部の拡大図である。(正規組付
時)
時)
【図7】図3の装置の要部の拡大図である。(不正規組
付時)
付時)
1 シリンダ 2、20 ピストン 2a 弁シート(上端側) 2b、20a 弁シート(下端側) 5a シート面(上端側) 5b、21 シート面(下端側) 6a 伸び側油液通路(油液通路) 6b 縮み側油液通路(油液通路) 7 ピストンロッド 9 縮み側ディスクバルブ 9a 切欠ディスク(ディスクバルブ) 9b リーフバルブ(ディスクバルブ) 9c リテーナ(ディスクバルブ) 10 伸び側ディスクバルブ 10a リテーナ(ディスクバルブ) 10b リーフバルブ(ディスクバルブ) 10c 切欠ディスク(ディスクバルブ) 10d オリフィスバルブ(ディスクバルブ) 10e チェックバルブ(ディスクバルブ) 10f シム(ディスクバルブ) 22 突起部 23 傾斜面
Claims (1)
- 【請求項1】 油液が封入されたシリンダと、該シリン
ダ内に摺動可能に嵌装され前記シリンダ内を2つの油室
に画成するピストンと、一端が前記ピストンに連結され
他端が前記シリンダの外部まで延ばされたピストンロッ
ドと、前記各油室間を連通すべく前記ピストンに穿設さ
れた油液通路と、前記ピストンの端面に設けられた弁シ
ートと、該弁シートのシート面に離着座すべく前記ピス
トンの端面に配設され、前記油液通路を所定の開弁圧で
開閉するディスクバルブとからなる油圧緩衝器におい
て、 前記弁シートのシート面上に、傾斜面を有する突起部を
設け、前記ディスクバルブの外周縁部を該突起部の傾斜
面に沿わせて案内し、前記ディスクバルブを前記ピスト
ンに対する所定位置に配設するようにしたことを特徴と
する油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23349395A JPH0960680A (ja) | 1995-08-19 | 1995-08-19 | 油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23349395A JPH0960680A (ja) | 1995-08-19 | 1995-08-19 | 油圧緩衝器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0960680A true JPH0960680A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16955887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23349395A Pending JPH0960680A (ja) | 1995-08-19 | 1995-08-19 | 油圧緩衝器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0960680A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020040309A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 밍 루 | 쇽 업소버의 저속용 피스톤 밸브 |
| KR100443884B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2004-08-09 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 극 저속용 피스톤 밸브 |
| JP2007120725A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Hitachi Ltd | 油圧緩衝器 |
| JP2015121326A (ja) * | 2007-12-14 | 2015-07-02 | オーリンス・レイシング・エービーOehlins Racing Ab | 減衰力が増加する緩衝装置 |
| JP2017072179A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Kyb株式会社 | 緩衝器の減衰バルブ |
| JP2017180550A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 緩衝器 |
-
1995
- 1995-08-19 JP JP23349395A patent/JPH0960680A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020040309A (ko) * | 2000-11-24 | 2002-05-30 | 밍 루 | 쇽 업소버의 저속용 피스톤 밸브 |
| KR100443884B1 (ko) * | 2000-11-24 | 2004-08-09 | 주식회사 만도 | 쇽 업소버의 극 저속용 피스톤 밸브 |
| JP2007120725A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Hitachi Ltd | 油圧緩衝器 |
| JP2015121326A (ja) * | 2007-12-14 | 2015-07-02 | オーリンス・レイシング・エービーOehlins Racing Ab | 減衰力が増加する緩衝装置 |
| JP2017072179A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-04-13 | Kyb株式会社 | 緩衝器の減衰バルブ |
| JP2017180550A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 緩衝器 |
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