JPH0961135A - シリンドリカル面の測定方法 - Google Patents
シリンドリカル面の測定方法Info
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- JPH0961135A JPH0961135A JP24244195A JP24244195A JPH0961135A JP H0961135 A JPH0961135 A JP H0961135A JP 24244195 A JP24244195 A JP 24244195A JP 24244195 A JP24244195 A JP 24244195A JP H0961135 A JPH0961135 A JP H0961135A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリンドリカル面の表面形状の測定におい
て、その面の母線方向の測定と、母線に直交する方向の
測定を互いに形状の異なるニュートンゲージを用いて行
うことにより、球面と同様に高精度かつ迅速な測定とす
ることができる。 【解決手段】 凸状のシリンドリカルレンズ11のシリ
ンドリカル面11aにおいて、その母線方向の表面形状
を測定する場合には、平板状の透明なニュートンゲージ
22をこのシリンドリカル面11aに当接させ、ニュー
トンゲージ22の背面側から干渉縞を観察する。このニ
ュートンゲージ22の、シリンドリカル面11aに当接
させる側の面は、精度の高い平面とされており、これら
両面はシリンドリカル面11aの母線方向の一直線上で
線接触する。
て、その面の母線方向の測定と、母線に直交する方向の
測定を互いに形状の異なるニュートンゲージを用いて行
うことにより、球面と同様に高精度かつ迅速な測定とす
ることができる。 【解決手段】 凸状のシリンドリカルレンズ11のシリ
ンドリカル面11aにおいて、その母線方向の表面形状
を測定する場合には、平板状の透明なニュートンゲージ
22をこのシリンドリカル面11aに当接させ、ニュー
トンゲージ22の背面側から干渉縞を観察する。このニ
ュートンゲージ22の、シリンドリカル面11aに当接
させる側の面は、精度の高い平面とされており、これら
両面はシリンドリカル面11aの母線方向の一直線上で
線接触する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシリンドリカルレン
ズやシリンドリカルミラー等の光学部材における、シリ
ンドリカル面の表面形状を接触方式で測定するシリンド
リカル面の測定方法に関し、詳しくは被検面にニュート
ンゲージを当接して干渉縞を生ぜしめ、この干渉縞の状
態に基づいて被検面の表面形状を測定する方法に関する
ものである。
ズやシリンドリカルミラー等の光学部材における、シリ
ンドリカル面の表面形状を接触方式で測定するシリンド
リカル面の測定方法に関し、詳しくは被検面にニュート
ンゲージを当接して干渉縞を生ぜしめ、この干渉縞の状
態に基づいて被検面の表面形状を測定する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光学部品、特に球面を有するレン
ズやミラー等の製作現場において、その光学部品が高精
度で所望の形状に加工されたか否かを検査する原器とし
てニュートンゲージが用いられている。このような光学
部品の製作現場では、一般に、曲率の大きい凹面を有す
るものから曲率の大きい凸面を有するものまで、例えば
数千種類におよぶ球面形状のニュートンゲージが用意さ
れており、所望の被検面の形状を測定する際には、これ
らのニュートンゲージの中からこの被検面の曲率に近い
球面を有するものを選択し、被検面とこの選択されたニ
ュートンゲージの表面とを極力密接させ、この2つの表
面からの反射光によってコントラストが良好な干渉縞を
発生させ、被検面の表面状態を測定するようにしてい
る。このような、ニュートンゲージを用いた表面検査方
法は、簡便なわりに高精度かつ迅速な測定を行い得るこ
とから、このような光学部材の製造検査工程において広
く用いられている。
ズやミラー等の製作現場において、その光学部品が高精
度で所望の形状に加工されたか否かを検査する原器とし
てニュートンゲージが用いられている。このような光学
部品の製作現場では、一般に、曲率の大きい凹面を有す
るものから曲率の大きい凸面を有するものまで、例えば
数千種類におよぶ球面形状のニュートンゲージが用意さ
れており、所望の被検面の形状を測定する際には、これ
らのニュートンゲージの中からこの被検面の曲率に近い
球面を有するものを選択し、被検面とこの選択されたニ
ュートンゲージの表面とを極力密接させ、この2つの表
面からの反射光によってコントラストが良好な干渉縞を
発生させ、被検面の表面状態を測定するようにしてい
る。このような、ニュートンゲージを用いた表面検査方
法は、簡便なわりに高精度かつ迅速な測定を行い得るこ
とから、このような光学部材の製造検査工程において広
く用いられている。
【0003】ところで、近年、複写機、ファクシミリ、
さらにはプリンタ等の画像形成手段の急速な進歩に伴
い、これらの画像形成手段に搭載されているシリンドリ
カルレンズやシリンドリカルミラー等のシリンドリカル
面を有する光学部材(以下シリンドリカルレンズ等と称
する)の高精度化や量産化がさらに望まれており、その
ためにシリンドリカルレンズ等の検査も高精度かつ迅速
に行うことが要求されている。これまで、このようなシ
リンドリカルレンズ等の検査についても、上述した球面
形状のレンズ等と同様に球面形状のニュートンゲージが
用いられていた。
さらにはプリンタ等の画像形成手段の急速な進歩に伴
い、これらの画像形成手段に搭載されているシリンドリ
カルレンズやシリンドリカルミラー等のシリンドリカル
面を有する光学部材(以下シリンドリカルレンズ等と称
する)の高精度化や量産化がさらに望まれており、その
ためにシリンドリカルレンズ等の検査も高精度かつ迅速
に行うことが要求されている。これまで、このようなシ
リンドリカルレンズ等の検査についても、上述した球面
形状のレンズ等と同様に球面形状のニュートンゲージが
用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリン
ドリカルレンズ等の表面に、対応する球面形状のニュー
トンゲージを当接せしめると、シリンドリカル面の母線
方向については、これら両表面がこの母線上の一点にお
いてのみ接触し、一度に観察し得る範囲が極めて小とな
ることから、この母線方向におけるシリンドリカル面の
表面状態を検査することは事実上困難となっていた。
ドリカルレンズ等の表面に、対応する球面形状のニュー
トンゲージを当接せしめると、シリンドリカル面の母線
方向については、これら両表面がこの母線上の一点にお
いてのみ接触し、一度に観察し得る範囲が極めて小とな
ることから、この母線方向におけるシリンドリカル面の
表面状態を検査することは事実上困難となっていた。
【0005】したがって、上述したような従来の手法に
よっては、シリンドリカルレンズ等の製造検査工程にお
いて、そのシリンドリカル面の高精度で迅速な表面検査
を行うことは難しかった。本発明はこのような事情に鑑
みなされたもので、シリンドリカル面の表面形状につい
て、球面の場合と略同様に高精度かつ迅速に測定するこ
とのできる、簡便な、シリンドリカル面の測定方法を提
供することを目的とするものである。
よっては、シリンドリカルレンズ等の製造検査工程にお
いて、そのシリンドリカル面の高精度で迅速な表面検査
を行うことは難しかった。本発明はこのような事情に鑑
みなされたもので、シリンドリカル面の表面形状につい
て、球面の場合と略同様に高精度かつ迅速に測定するこ
とのできる、簡便な、シリンドリカル面の測定方法を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学部材のシリ
ンドリカル面の測定方法は、シリンドリカル面の表面形
状を干渉縞計測により測定する方法において、該シリン
ドリカル面の母線方向については、該シリンドリカル面
に平板状のニュートンゲージを当接せしめ、該シリンド
リカル面と、該ニュートンゲージの該シリンドリカル面
に対向する面の両面からの反射光により生じる干渉縞を
計測することにより表面形状測定を行い、該シリンドリ
カル面の母線と直交する方向については、該シリンドリ
カル面に略沿うような曲面を有するニュートンゲージを
該シリンドリカル面と該曲面が対向するようにして当接
せしめ、該シリンドリカル面と、該ニュートンゲージの
該シリンドリカル面に対向する面の両面からの反射光に
より生じる干渉縞を計測することにより表面形状測定を
行うことを特徴とするものである。
ンドリカル面の測定方法は、シリンドリカル面の表面形
状を干渉縞計測により測定する方法において、該シリン
ドリカル面の母線方向については、該シリンドリカル面
に平板状のニュートンゲージを当接せしめ、該シリンド
リカル面と、該ニュートンゲージの該シリンドリカル面
に対向する面の両面からの反射光により生じる干渉縞を
計測することにより表面形状測定を行い、該シリンドリ
カル面の母線と直交する方向については、該シリンドリ
カル面に略沿うような曲面を有するニュートンゲージを
該シリンドリカル面と該曲面が対向するようにして当接
せしめ、該シリンドリカル面と、該ニュートンゲージの
該シリンドリカル面に対向する面の両面からの反射光に
より生じる干渉縞を計測することにより表面形状測定を
行うことを特徴とするものである。
【0007】また、前記シリンドリカル面の母線と直交
する方向について測定する場合において、前記シリンド
リカル面が凸面である場合には、前記ニュートンゲージ
の該シリンドリカル面に略沿うような曲面をシリンドリ
カル凹面とすることが望ましく、一方、前記シリンドリ
カル面が凹面である場合には、前記ニュートンゲージの
該シリンドリカル面に略沿うような曲面を球面とするこ
とが望ましい。
する方向について測定する場合において、前記シリンド
リカル面が凸面である場合には、前記ニュートンゲージ
の該シリンドリカル面に略沿うような曲面をシリンドリ
カル凹面とすることが望ましく、一方、前記シリンドリ
カル面が凹面である場合には、前記ニュートンゲージの
該シリンドリカル面に略沿うような曲面を球面とするこ
とが望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。図1〜4は凸状のシリンド
リカルレンズ11の表面形状を測定する手法を説明する
ものであり、そのうち図1〜2はシリンドリカル面11
aの母線と直交する方向の測定について説明するもので
あり、一方、図3〜4はシリンドリカル面11aの母線
方向の測定について説明するものである。すなわち、図
1に示すように凸状のシリンドリカルレンズ11のシリ
ンドリカル面11aにおいて、その母線と直交する方向
の表面形状を測定する場合には、シリンドリカル面11
aに略沿うような凹状の曲面21aを有するニュートン
ゲージ21を用いる。
面を参照しながら説明する。図1〜4は凸状のシリンド
リカルレンズ11の表面形状を測定する手法を説明する
ものであり、そのうち図1〜2はシリンドリカル面11
aの母線と直交する方向の測定について説明するもので
あり、一方、図3〜4はシリンドリカル面11aの母線
方向の測定について説明するものである。すなわち、図
1に示すように凸状のシリンドリカルレンズ11のシリ
ンドリカル面11aにおいて、その母線と直交する方向
の表面形状を測定する場合には、シリンドリカル面11
aに略沿うような凹状の曲面21aを有するニュートン
ゲージ21を用いる。
【0009】シリンドリカルレンズ11とニュートンゲ
ージ21が、図1に示す如くシリンドリカル面11aと
凹状の曲面21aを互いに略密接させるようにした状態
でニュートンゲージ21の背面側から観察すると、ニュ
ートンゲージ21の曲面21aからの反射光とシリンド
リカルレンズ11のシリンドリカル面11aからの反射
光との光干渉による、図2に示す如き干渉縞51を認識す
ることができる。もちろん、この干渉縞の縞間隔が大き
い程、シリンドリカル面11aの表面精度が良好である
ことを示す。
ージ21が、図1に示す如くシリンドリカル面11aと
凹状の曲面21aを互いに略密接させるようにした状態
でニュートンゲージ21の背面側から観察すると、ニュ
ートンゲージ21の曲面21aからの反射光とシリンド
リカルレンズ11のシリンドリカル面11aからの反射
光との光干渉による、図2に示す如き干渉縞51を認識す
ることができる。もちろん、この干渉縞の縞間隔が大き
い程、シリンドリカル面11aの表面精度が良好である
ことを示す。
【0010】ニュートンゲージ21としては、シリンド
リカルレンズ11の母線方向の距離以上の長さをカバー
できるものであることが望ましいが、実際には、面積の
大きい所定形状の曲面を、ゲ−ジとしての条件を満足し
うる程度の高い精度で形成することが難しいことから、
シリンドリカルレンズ11の母線方向の距離よりも短い
巾を有するニュートンゲージ21を用い、これをシリン
ドリカルレンズ11の母線方向に移動させ、その度に測
定を行うようにしてもよい。
リカルレンズ11の母線方向の距離以上の長さをカバー
できるものであることが望ましいが、実際には、面積の
大きい所定形状の曲面を、ゲ−ジとしての条件を満足し
うる程度の高い精度で形成することが難しいことから、
シリンドリカルレンズ11の母線方向の距離よりも短い
巾を有するニュートンゲージ21を用い、これをシリン
ドリカルレンズ11の母線方向に移動させ、その度に測
定を行うようにしてもよい。
【0011】次に、凸状のシリンドリカルレンズ11の
シリンドリカル面11aにおいて、その母線方向の表面
形状を測定する場合には、図3に示す如く、平板状の透
明なニュートンゲージ22をこのシリンドリカル面11
aに当接させる。このニュートンゲージ22の、シリン
ドリカル面11aに当接させる側の面(基準平面)は、
精度の高い平面とされており、これら両面はシリンドリ
カル面11aの母線方向の一直線上で線接触することに
なる。
シリンドリカル面11aにおいて、その母線方向の表面
形状を測定する場合には、図3に示す如く、平板状の透
明なニュートンゲージ22をこのシリンドリカル面11
aに当接させる。このニュートンゲージ22の、シリン
ドリカル面11aに当接させる側の面(基準平面)は、
精度の高い平面とされており、これら両面はシリンドリ
カル面11aの母線方向の一直線上で線接触することに
なる。
【0012】図3に示す如くして、上記両面を接触させ
た状態でニュートンゲージ22の背面側から観察する
と、ニュートンゲージ22の基準平面からの反射光とシ
リンドリカルレンズ11のシリンドリカル面11aから
の反射光との光干渉による、図4に示す如き干渉縞52
を認識することができる。図2に示す場合と同様に、干
渉縞の間隔が大きいもの程シリンドリカル面11aの表
面精度が良好であることが示される。
た状態でニュートンゲージ22の背面側から観察する
と、ニュートンゲージ22の基準平面からの反射光とシ
リンドリカルレンズ11のシリンドリカル面11aから
の反射光との光干渉による、図4に示す如き干渉縞52
を認識することができる。図2に示す場合と同様に、干
渉縞の間隔が大きいもの程シリンドリカル面11aの表
面精度が良好であることが示される。
【0013】この後、ニュートンゲージ22を、シリン
ドリカル面11aに当接させるようにしながらこのシリ
ンドリカル面11aに沿って傾けていくことにより、シ
リンドリカル面11aの他の位置における母線方向の表
面形状を認識することができる。なお、本実施例ではニ
ュートンゲージ22の形状を円形状のものとしている
が、平板であれば短形状等の他の形状とすることが可能
である。
ドリカル面11aに当接させるようにしながらこのシリ
ンドリカル面11aに沿って傾けていくことにより、シ
リンドリカル面11aの他の位置における母線方向の表
面形状を認識することができる。なお、本実施例ではニ
ュートンゲージ22の形状を円形状のものとしている
が、平板であれば短形状等の他の形状とすることが可能
である。
【0014】図5〜8は凹状のシリンドリカルレンズ3
1の表面形状を測定する手法を説明するものであり、そ
のうち図5〜6はシリンドリカル面31aの母線と直交
する方向の測定について説明するものであり、一方、図
7〜8はシリンドリカル面31aの母線方向の測定につ
いて説明するものである。すなわち、図5に示すように
凹状のシリンドリカルレンズ31のシリンドリカル面3
1aにおいて、その母線と直交する方向の表面形状を測
定する場合には、シリンドリカル面31aのこの方向の
曲率に略等しい球面41aを有する半球状の透明なニュ
ートンゲージ41を用いる。
1の表面形状を測定する手法を説明するものであり、そ
のうち図5〜6はシリンドリカル面31aの母線と直交
する方向の測定について説明するものであり、一方、図
7〜8はシリンドリカル面31aの母線方向の測定につ
いて説明するものである。すなわち、図5に示すように
凹状のシリンドリカルレンズ31のシリンドリカル面3
1aにおいて、その母線と直交する方向の表面形状を測
定する場合には、シリンドリカル面31aのこの方向の
曲率に略等しい球面41aを有する半球状の透明なニュ
ートンゲージ41を用いる。
【0015】シリンドリカルレンズ31とニュートンゲ
ージ41が、図5に示す如くシリンドリカル面31aと
球面41aを互いに略密接させるようにした状態でニュ
ートンゲージ41の背面側から観察すると、ニュートン
ゲージ41の球面41aからの反射光とシリンドリカル
レンズ31のシリンドリカル面31aからの反射光との
光干渉による、図6に示す如き干渉縞53を認識するこ
とができる。もちろん、この干渉縞の縞間隔が大きい
程、シリンドリカル面31aの表面精度が良好であるこ
とが示される。
ージ41が、図5に示す如くシリンドリカル面31aと
球面41aを互いに略密接させるようにした状態でニュ
ートンゲージ41の背面側から観察すると、ニュートン
ゲージ41の球面41aからの反射光とシリンドリカル
レンズ31のシリンドリカル面31aからの反射光との
光干渉による、図6に示す如き干渉縞53を認識するこ
とができる。もちろん、この干渉縞の縞間隔が大きい
程、シリンドリカル面31aの表面精度が良好であるこ
とが示される。
【0016】なお、シリンドリカル面31aの他の部分
について観察する場合には、この半球状のニュートンゲ
ージ41をシリンドリカルレンズ31の母線方向に移動
させ、その度に測定を行うようにしてもよい。また、凹
状のシリンドリカル面31aの母線と直交する方向の形
状を測定するニュートンゲージ41としては、上記球面
を有するものに変えてシリンドリカル凸面を有するもの
とすることも可能である。
について観察する場合には、この半球状のニュートンゲ
ージ41をシリンドリカルレンズ31の母線方向に移動
させ、その度に測定を行うようにしてもよい。また、凹
状のシリンドリカル面31aの母線と直交する方向の形
状を測定するニュートンゲージ41としては、上記球面
を有するものに変えてシリンドリカル凸面を有するもの
とすることも可能である。
【0017】次に、凹状のシリンドリカルレンズ31の
シリンドリカル面31aにおいて、その母線方向の表面
形状を測定する場合には、図7に示す如く、断面5角形
状の透明なニュートンゲージ42をその先端平面がこの
シリンドリカル面31aに当接するように配設する。こ
のニュートンゲージ42の、シリンドリカル面31aに
当接させる側の上記先端平面(基準平面)は、精度の高
い平面とされており、これらシリンドリカル面31aと
基準平面はシリンドリカル面31aの母線方向の一直線
上で線接触することになる。
シリンドリカル面31aにおいて、その母線方向の表面
形状を測定する場合には、図7に示す如く、断面5角形
状の透明なニュートンゲージ42をその先端平面がこの
シリンドリカル面31aに当接するように配設する。こ
のニュートンゲージ42の、シリンドリカル面31aに
当接させる側の上記先端平面(基準平面)は、精度の高
い平面とされており、これらシリンドリカル面31aと
基準平面はシリンドリカル面31aの母線方向の一直線
上で線接触することになる。
【0018】図7に示す如く、上記両面を接触させた状
態でニュートンゲージ42の背面側から観察すると、ニ
ュートンゲージ42の基準平面からの反射光とシリンド
リカルレンズ31のシリンドリカル面31aからの反射
光との光干渉による、図8に示す如き干渉縞54を認識
することができる。図6に示す場合と同様に、干渉縞の
間隔が大きいもの程シリンドリカル面31aの表面精度
が良好であることが示される。
態でニュートンゲージ42の背面側から観察すると、ニ
ュートンゲージ42の基準平面からの反射光とシリンド
リカルレンズ31のシリンドリカル面31aからの反射
光との光干渉による、図8に示す如き干渉縞54を認識
することができる。図6に示す場合と同様に、干渉縞の
間隔が大きいもの程シリンドリカル面31aの表面精度
が良好であることが示される。
【0019】この後、ニュートンゲージ42を、シリン
ドリカル面31aに当接させるようにしながら母線と直
交する方向に移動させていくことにより、シリンドリカ
ル面31aの他の位置における母線方向の表面形状を認
識することができる。なお、本実施例では検査時におけ
る取り扱い上の便宜のためにニュートンゲージ42の形
状を断面5角形状のものとしているが、短冊状の平板等
の他の形状とすることももちろん可能である。
ドリカル面31aに当接させるようにしながら母線と直
交する方向に移動させていくことにより、シリンドリカ
ル面31aの他の位置における母線方向の表面形状を認
識することができる。なお、本実施例では検査時におけ
る取り扱い上の便宜のためにニュートンゲージ42の形
状を断面5角形状のものとしているが、短冊状の平板等
の他の形状とすることももちろん可能である。
【0020】図2,図4,図6,および図8において示さ
れた干渉縞51〜54は前述したようにシリンドリカル
面11a,31aの表面精度についての情報を有してい
るが、さらにこの干渉縞51〜54が、内に向かって閉
じるような曲線を描くか開くような曲線を描くかによ
り、シリンドリカル面11a,31aにおける中央部分
と端部との高低関係も知ることができる。
れた干渉縞51〜54は前述したようにシリンドリカル
面11a,31aの表面精度についての情報を有してい
るが、さらにこの干渉縞51〜54が、内に向かって閉
じるような曲線を描くか開くような曲線を描くかによ
り、シリンドリカル面11a,31aにおける中央部分
と端部との高低関係も知ることができる。
【0021】なお、本発明のシリンドリカル面の測定方
法に用いられるニュートンゲージのサイズおよび形状と
しては、必ずしも上記実施例のものに限られるものでは
なく、その他の種々の形状のものを用いることができ
る。また、上記実施例における測定対象はシリンドリカ
ルレンズであるが、これに限られるものではなく、その
他のシリンドリカル面を有する光学部材、例えばシリン
ドリカルミラー等をも対象とすることができる。
法に用いられるニュートンゲージのサイズおよび形状と
しては、必ずしも上記実施例のものに限られるものでは
なく、その他の種々の形状のものを用いることができ
る。また、上記実施例における測定対象はシリンドリカ
ルレンズであるが、これに限られるものではなく、その
他のシリンドリカル面を有する光学部材、例えばシリン
ドリカルミラー等をも対象とすることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリンド
リカル面の測定方法によれば、その面の母線と直交する
方向の測定についてはこのシリンドリカル面に整合した
曲面を有するニュートンゲージを用い、また、その面の
母線方向の測定については平面を有するニュートンゲー
ジを用い、直交する2方向の各々について所定の異なる
ニュートンゲージを用いて干渉縞観察するだけでこのシ
リンドリカル面の表面形状を認識することができる。こ
れにより、球面の場合と略同様に、シリンドリカル面の
表面形状について、簡便な方法で高精度かつ迅速に測定
することができる。
リカル面の測定方法によれば、その面の母線と直交する
方向の測定についてはこのシリンドリカル面に整合した
曲面を有するニュートンゲージを用い、また、その面の
母線方向の測定については平面を有するニュートンゲー
ジを用い、直交する2方向の各々について所定の異なる
ニュートンゲージを用いて干渉縞観察するだけでこのシ
リンドリカル面の表面形状を認識することができる。こ
れにより、球面の場合と略同様に、シリンドリカル面の
表面形状について、簡便な方法で高精度かつ迅速に測定
することができる。
【図1】本発明の測定方法の一実施例を示すものであ
り、凸状のシリンドリカルレンズについて、その母線と
直交する方向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
り、凸状のシリンドリカルレンズについて、その母線と
直交する方向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
【図2】図1に示す測定方法により得られる干渉縞を示
す概略図
す概略図
【図3】本発明の測定方法の一実施例を示すものであ
り、凸状のシリンドリカルレンズについて、その母線方
向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
り、凸状のシリンドリカルレンズについて、その母線方
向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
【図4】図3に示す測定方法により得られる干渉縞を示
す概略図
す概略図
【図5】本発明の測定方法の一実施例を示すものであ
り、凹状のシリンドリカルレンズについて、その母線と
直交する方向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
り、凹状のシリンドリカルレンズについて、その母線と
直交する方向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
【図6】図5に示す測定方法により得られる干渉縞を示
す概略図
す概略図
【図7】本発明の測定方法の一実施例を示すものであ
り、凹状のシリンドリカルレンズについて、その母線方
向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
り、凹状のシリンドリカルレンズについて、その母線方
向の表面形状を測定する様子を示す斜視図
【図8】図7に示す測定方法により得られる干渉縞を示
す概略図
す概略図
11 凸状のシリンドリカルレンズ 11a,31a シリンドリカル面 21,22,41,42 ニュートンゲージ 21a 曲面 31 凹状のシリンドリカルレンズ 41a 球面 51〜54 干渉縞
Claims (3)
- 【請求項1】光学部材のシリンドリカル面の表面形状を
干渉縞計測により測定する方法において、 該シリンドリカル面の母線方向については、該シリンド
リカル面に平板状のニュートンゲージを当接せしめ、該
シリンドリカル面と、該ニュートンゲージの該シリンド
リカル面に対向する面の両面からの反射光により生じる
干渉縞を計測することにより表面形状測定を行い、 該シリンドリカル面の母線と直交する方向については、
該シリンドリカル面に略沿うような曲面を有するニュー
トンゲージを該シリンドリカル面と該曲面が対向するよ
うにして当接せしめ、該シリンドリカル面と、該ニュー
トンゲージの該シリンドリカル面に対向する面の両面か
らの反射光により生じる干渉縞を計測することにより表
面形状測定を行うことを特徴とするシリンドリカル面の
測定方法。 - 【請求項2】前記シリンドリカル面が凸面であって、そ
の面の母線と直交する方向について測定する場合におい
て、前記ニュートンゲージの該シリンドリカル面に略沿
うような曲面をシリンドリカル凹面とすることを特徴と
する請求項1記載のシリンドリカル面の測定方法。 - 【請求項3】前記シリンドリカル面が凹面であって、そ
の面の母線と直交する方向について測定する場合におい
て、前記ニュートンゲージの該シリンドリカル面に略沿
うような曲面を球面とすることを特徴とする請求項1記
載のシリンドリカル面の測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24244195A JPH0961135A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | シリンドリカル面の測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24244195A JPH0961135A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | シリンドリカル面の測定方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961135A true JPH0961135A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17089141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24244195A Withdrawn JPH0961135A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | シリンドリカル面の測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961135A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117470113A (zh) * | 2022-07-22 | 2024-01-30 | 泰科电子(上海)有限公司 | 距离测量系统和距离测量方法 |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP24244195A patent/JPH0961135A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN117470113A (zh) * | 2022-07-22 | 2024-01-30 | 泰科电子(上海)有限公司 | 距离测量系统和距离测量方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |