JPH0961239A - 光量検出部材およびこの光量検出部材を搭載した画像入力装置 - Google Patents

光量検出部材およびこの光量検出部材を搭載した画像入力装置

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JPH0961239A
JPH0961239A JP7220590A JP22059095A JPH0961239A JP H0961239 A JPH0961239 A JP H0961239A JP 7220590 A JP7220590 A JP 7220590A JP 22059095 A JP22059095 A JP 22059095A JP H0961239 A JPH0961239 A JP H0961239A
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JP
Japan
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ccd
optical lens
light amount
light
optical
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JP7220590A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Okushiba
浩之 奥芝
Tsuyoshi Yasutomi
強 安富
Yoshinori Morita
啓徳 森田
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Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CCDパッケージの封止用光学ガラスを不要と
しても、CCDの受光部が塵や埃などにより汚染されな
いようにして、さらに光学調整をおこなった一個の製品
化した電子部品を提供する。 【解決手段】複数個の光学レンズ15と、レンズ固定用
筐体14と、受光部22を露出した状態のCCD17
と、CCD17を搭載する回路基板16とから成り、上
記複数個の光学レンズ15のうち最も回路基板16に近
い光学レンズL3とレンズ固定用筐体14と回路基板1
6とにより密閉空間18を形成し、上記複数個の光学レ
ンズ15を通して受光部22に結像せしめるように、個
々の光学レンズ間隔をレンズ固定用筐体14内で設定し
た光量検出部材13。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ、カラ
ースキャナ、バーコードリーダ、OCR用スキャナ、フ
ァクシミリ、携帯端末、デジタルコピー機、製版機、な
らびにエリアCCDを用いた放送用テレビカメラ、8m
mビデオ、電子スチルカメラなどに用いられる光量検出
部材およびこの光量検出部材を搭載した画像入力装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術の進展は著しく、そのた
めの各種情報伝達または情報収集のデバイスが開発され
ている。そして、携帯端末用に使用するデバイスであれ
ば、小型化が市場のニーズとなっている。
【0003】上記デバイス(画像入力装置)として、画
像情報を検知するためのイメージセンサがあって、CC
D方式とCIS方式(密着型イメージセンサ)の2種類
に区分できる。CCD方式であれば、CIS方式と比べ
て5mm以上の焦点深度(焦点位置からのずれに対する
認識の許容特性)が得られるので、この程度の焦点深度
により携帯端末用デバイスとして使用した場合に実用性
が高まるという特長がある。
【0004】CCD方式のイメージセンサを図10と図
11により説明すると、図10は原稿からの反射光路を
ミラ−により屈折してCCDに検知する画像入力装置
(原稿読み取り装置1)の原理図であり、図11はCC
D搭載要部の概略構成を示す断面図である。
【0005】図10の原稿読み取り装置1によれば、2
は原稿、3は原稿2を搭載する透明基板、4、5はミラ
ー、6は2組の光学レンズ、7はCCDパッケージであ
って、ミラー5は透明基板3に対して図の裏面側に並設
している。そして、光源(図示せず)が透明基板3を通
して原稿2を照射し、その反射光がふたたび透明基板3
を通過し、さらにミラー4およびミラー5を順次反射
し、光学レンズ6を通してCCDパッケージ7に集光す
る構成である。
【0006】図11のCCD搭載要部においては、2組
の光学レンズ6は筺筒Aの内部に配され、各光学レンズ
6が筺筒Aと一体化され、またCCDパッケージ7を基
板9に搭載し、この基板9をさらに筐体8に固定した構
造である。CCDパッケージ7はパッケージ10のなか
にCCDチップ11を搭載し、CCDチップ11に対し
てワイヤーボンディングし、さらにパッケージ10を封
止ガラス12により封止している。
【0007】また、原稿読み取り装置1の寸法を例示す
ると、CCDチップ11の画素ピッチは7〜14μm程
度であって、A4サイズの原稿2を読み取る場合であれ
ば、原稿2の幅216mmに対してCCDチップ11の
長尺寸法は約24mmとなる。
【0008】次にCCD搭載要部の組立工程を述べる
が、はじめにCCDパッケージ7の製作方法を記述する
と、CCDチップ11のウエハーはC−MOSプロセス
などのICフォトリソラインにより形成し、そのウエハ
ーをプロービングおよびダイシングし、その後にセラミ
ックやプラスチックなどのパッケージ10に挿入して固
定し、さらにCCDチップ11をリードフレームにワイ
ヤーボンディングする。しかる後にBK7のような光学
グレードの封止ガラス12によって封止し、かくしてC
CDパッケージ7が得られる。
【0009】このCCDパッケージ7を基板9上に半田
付けによって固定し、次いで基板9を筐体8にビス止め
して固定し、ほぼ同時に筐体8に対して、透明基板3
と、ミラー4、5と、筺筒Aとを適当な部位に配し、基
板9と筺筒Aとミラー4、5と透明基板3との相互間位
置を微調整して、光学設定を完了する(特開平6−33
4811号や特開平6−347904号参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た原稿読み取り装置1によれば、各部材の相互間位置を
微調整するに当たって、実装技術を含めた多大の調整機
構ならびに多数個の調整ネジおよび治具が必要となり、
さらに熟練した技術も要求される。そして、このような
煩雑の作業工程によって製造所要時間が大幅に長くなる
という問題点もある。たとえば、CCDパッケージ7は
基板9に半田付けにより固定しているが、その位置精度
はたいへん困難であり、さらにCCDパッケージ7内の
CCDチップ11の位置精度(ダイマウント)もたいへ
ん困難である。また、セラミックのCCDパッケージ7
の場合には、それを作製する際、焼成によって寸法にバ
ラツキが生じることも問題となる。そして、特に600
DPIという高密度化した原稿読み取り装置1におい
て、このような光学調整が顕著な問題となる。
【0011】また、従来の原稿読み取り装置1において
は、透明基板3やミラー4、5も含めて多大な光学微調
整が必要となっているので、筺筒AやCCDからなる光
量検出部材を一個の部品として製造することができない
という問題点もある。
【0012】その上、図12および図13のCCDパッ
ケージ7に示すように、封止ガラス12を光通過する構
成であるために、光学特性が低下するという問題点もあ
る。すなわち、図12のCCDパッケージ7によれば、
入射光が封止ガラス12で表面反射したり、乱反射して
迷光が生じて、封止ガラス12での光透過率が著しく下
がり、図13のCCDパッケージ7によれば、CCDチ
ップ11の端に位置するビットに対して、斜めに光入射
するので、封止ガラス12によるプリズム効果(波長分
散)によって色分解特性やMTFが劣化するという問題
点もある。
【0013】しかも、2組の光学レンズ6が固定された
筺筒Aを上下、左右もしくは前後に移動したり、あるい
はそれ自体を回転させながら、その位置を決めているの
で、その最適位置を決定するためには、相当に微妙に調
整する必要がある。
【0014】また、上記2組の光学レンズ6は、ほぼ同
程度の大きさで、かつ両光学レンズ6の間隔を比較的に
近づけることになり(長くても30mm程度)、これに
より、光学設計の自由度が大きく低下して、歪曲収差、
周辺光量化、色収差補正の各調整が限定されるという問
題点もある。
【0015】したがって、本発明の目的は簡単かつ容易
な作業によって光学調整および寸法設定をおこなって、
しかも、光学特性を高めた高性能かつ低コストの画像入
力装置を提供することにある。
【0016】また本発明の他の目的は光学レンズを内設
した筺筒およびCCDからなる光量検出部材を市場ルー
トにのるような一個の部品となして、しかも、これらの
光学調整をあらかじめ完了した光量検出部材を提供する
ことにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の光量検出部材
は、複数個の光学レンズからなる光学レンズ群と、光学
レンズ群を固定するレンズ固定用筐体と、受光部を露出
した状態のCCDと、CCDを搭載する回路基板とから
成り、上記光学レンズ群のうち最も回路基板に近い光学
レンズとレンズ固定用筐体と回路基板とにより密閉空間
を形成し、密閉空間を通して受光部に結像せしめるよう
に、光学レンズ群をレンズ固定用筐体内に設定したこと
を特徴とする。
【0018】本発明の画像入力装置は、原稿を搭載する
ための透明基板を配設してなる筐体の内部に光源とミラ
ーとが設けられ、外側に上記本発明の光量検出部材が配
されており、光源により透明基板を通して原稿を光照射
し、その反射光をミラーによって反射させて上記光量検
出部材に入射せしめたことを特徴とする。
【0019】本発明の他の画像入力装置は、原稿を搭載
するための透明基板を配設してなる筐体の外側に、上記
本発明の光量検出部材が配されるとともに、この光量検
出部材内の複数個の光学レンズのうち最も回路基板に近
い光学レンズを除く他の光学レンズと、光源と、ミラー
とをいずれも筐体の内部に設け、かつ光源により透明基
板を通して原稿を光照射し、その反射光をミラーによっ
て反射させるとともに、上記他の光学レンズを通過させ
て光量検出部材に入射せしめたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の光量検出部材 図1は本発明の光量検出部材13の断面図であり、図2
は受光部を露出した状態のCCDの平面図である。ま
た、図3は光量検出部材13が搭載される画像入力装置
の光学系の概略説明図である。
【0021】図1の光量検出部材13によれば、14は
ガラスフィラー入りのABSアロイ、PPS、PPE、
ポリーボネートからなるおおむね円錐形状のレンズ固定
用筐体であり、その円筒体内部に前記光学レンズ群であ
る3組の光学レンズ15(L1、L2、L3)を固定し
ている。光学レンズL1は色収差補正レンズ、光学レン
ズL2は結像レンズ、光学レンズL3はディストーショ
ン補正レンズである。そして、光学レンズL3と対向す
る部位に厚み8mmの回路基板16を固定し、これによ
って光学レンズL3と筐体14と回路基板16とにより
密閉空間18を形成し、さらに回路基板16の上に受光
部を露出した状態(ベアチップ状)のCCD17を固定
し、その各電極をボンディングワイヤー18でもって回
路基板16へ導通させている。また、19は回路基板1
6に対するアルミニウム板からなる補強板、20は回路
基板16と補強板19とを筐体14に固定するためのネ
ジ、21はコネクタである。
【0022】また図2のCCD17において、22は多
数個の受光素子(CCDベアチップ)が配列された受光
部、23は各受光素子と金線でもってワイヤボンデイン
グするためのボンデイングパッド、24は位置決め用
穴、25は位置決め用マーカ、26は10ピンコネク
タ、27はノイズ対策用タンタルである。
【0023】次に上記構成の光量検出部材13の製作方
法を述べる。 (1)まず回路基板16には一方もしくは両方の主面に
金メッキをしたものを使用し、その基板厚みが2mm以
下の場合には補強板19を使用する。そして、防塵対策
上、スルーホールはレジストなどでもって密閉する。も
し、補強板19を使用した場合には、それにノイズ対策
上、アースするのがよい。
【0024】(2)次いで、回路基板16に設けた位置
決め用マーカ25でもって、あるいは位置決め用穴24
でもって位置を自動認識しながら、CCD17を回路基
板16上に配置する。本発明者等の実験によれば、認識
誤差は±5μm以下、実装誤差は±5μm以下であっ
た。
【0025】(3)CCD17を回路基板16上に実装
する。この実装にはIC用の接着材を用いて、それを介
して固定する。本発明者等の実験によれば、接着材硬化
時のCCD17の移動による実装ずれは±2μm以下に
できた。
【0026】(4)精密射出成形により作製されたポリ
カーボネート、ザイロンまたは金属などからなる筐体1
4には、その成形に当たって、各光学レンズL1、L
2、L3を配設する位置をすでに決定することができる
ので、このような筐体14にプラスチックの光学レンズ
15を超音波溶着する。ただし、ガラスの光学レンズ1
5を使用する場合には圧入して固定する。
【0027】かくして上記構成の光量検出部材13にお
いては、光学レンズL3と筐体14と回路基板16とに
より密閉空間18を形成し、しかも、図3の光学系(A
4サイズ、600DPIカラースキャナ)にしたがって
筐体14内に各光学レンズL1、L2、L3を所定の位
置に配し、それら密閉空間18と各光学レンズL1、L
2、L3の間隔を光学レンズ15を通して受光部22に
集光せしめるように寸法設定した構成にしているので、
受光部22が塵や埃などにより汚染されなくなり、さら
に受光部22と光学レンズ15との間を筐体14でもっ
て光学調整をおこなった一個の製品化した部品となる。
しかも、CCDパッケージを不要とすることで、その
分、寸法や空間が狭くなり、これによって小型化および
低コスト化が達成できる。
【0028】本発明の画像入力装置 図4と図5はそれぞれ図3の光学系にもとづいた本発明
画像入力装置としての原稿読み取り装置の断面図であ
る。なお、図10と同一箇所には同一符号を付す。
【0029】図4の原稿読み取り装置28によれば、原
稿2を搭載する透明基板3を配設してなる筐体29の内
部に、たとえばLEDからなる光源30とミラー4、5
とを設け、外側に光量検出部材13を配して、光源30
により透明基板3を通して原稿2を光照射し、その反射
光路をミラー4、5によって屈折して光量検出部材13
に入射せしめた構成である。
【0030】かくして上記構成の原稿読み取り装置28
においては、光学調整済の光量検出部材13に適合する
ように光源30とミラー4、5を光学調整および寸法設
定すればよく、その結果、簡単かつ容易な作業によって
光学調整をおこなうことができた。
【0031】次に他の実施形態を示す図5の原稿読み取
り装置31においては、筐体32の外側に別種の光量検
出部材33を配したものであって、この光量検出部材3
3によれば、34は光学レンズ、35はレンズ固定用筐
体、36はオンチップカラーフィルタ付ラインCCDで
あるCCD17(たとえば東芝製TCD2502C、5
000画素、14μmピッチ)を搭載した回路基板であ
って、光学レンズL1、L2、L3からなる光学レンズ
34をレンズ固定用筐体35の固定し、光学レンズL3
とレンズ固定用筐体35と回路基板36とにより密閉空
間37を形成し、密閉空間37ならびに各光学レンズL
1、L2、L3の間隔を光学レンズ34を通して受光部
22に集光せしめるように寸法設定している。
【0032】そして、原稿2を搭載する透明基板38を
配設してなる筐体32の内部に、光源39とミラー4
0、41、42とを設け、光源39により透明基板38
を通して原稿2を光照射し、その反射光路をミラー4
0、41、42によって屈折して光量検出部材33に入
射せしめた構成である。
【0033】かくして上記構成の原稿読み取り装置31
においても、光学調整済の光量検出部材33に適合する
ように光源39とミラー40、41、42を光学調整す
ればよく、その結果、簡単かつ容易な作業によって光学
調整をおこなうことができた。
【0034】本発明の他の画像入力装置 図6はB4サイズのファクシミリ用である他の光学系で
あって、L4の光学レンズは大型プラスチックレンズ、
L5の光学レンズはプラスチック(PMMA)の補正レ
ンズである。また、最も回路基板に近い光学レンズとし
ての光学レンズL6はガラスやBK7などからなる結像
レンズである。
【0035】そして、図6の光学系にもとづく図7の原
稿読み取り装置43においては、筐体44の外側に別種
の光量検出部材45を配したものであって、この光量検
出部材45によれば、レンズ固定用筐体46に光学レン
ズL6とCCD17(たとえば東芝製TCD1206S
UP.)を搭載した回路基板47とを固定し、光学レン
ズL6とレンズ固定用筐体46と回路基板47とにより
密閉空間48を形成している。また、原稿2を搭載する
透明基板(図示せず)を配設してなる筐体44の内部
に、光源49とミラー50、51、52とを固定し、さ
らに光学レンズL4と光学レンズL5も固定している。
そして、光源51により透明基板を通して原稿2を光照
射し、その反射光路をミラー50、51、52によって
屈折し、かつ光学レンズL4と光学レンズL5とを通過
させて光量検出部材45に入射せしめた構成である。
【0036】かくして上記構成の原稿読み取り装置43
においても、光学調整済の光量検出部材45に適合する
ように光源49(たとえば冷陰極管照明)およびミラー
50、51、52ならびに光学レンズL4と光学レンズ
L5も加えて光学調整すればよく、その結果、簡単かつ
容易な作業によって光学調整をおこなうことができた。
【0037】本発明の他の画像入力装置 図8は光学レンズL7、L8、L9、L10からなるフ
ァクシミリ用2次元カメラに関する3群4枚の光学系で
あって、光学レンズL8、L9は貼り合わせている。そ
して、同図の光学系にもとづく図9の2次元カメラ53
においては、レンズ固定用筐体54には光学レンズL
7、L8、L9、L10が固定され、CCD17(たと
えば松下電器産業製MN3718MFE、カラーNTS
C型41万画素)を搭載した回路基板55とを固定し、
光学レンズL10とレンズ固定用筐体54と回路基板5
5とにより密閉空間56を形成している。
【0038】かくして上記構成の2次元カメラ53にお
いても、密閉空間56ならびに各光学レンズL7、L
8、L9、L10の間隔でもって光学調整すればよく、
その結果、MTF特性が従来と比べて10%向上し、簡
単かつ容易な作業によって光学調整をおこなうことがで
きた。
【0039】
【実施例】
(例1)光量検出部材13を前述した通りに製作したと
ころ、CCD17の画素間ピッチが14μmであり、受
光素子(画素)が2048個であって、B4サイズの原
稿を読み取る場合に(受光部22の長尺寸法は14μm
×2048=28.6mmとなる)、九州松下電器
(株)製のダイマウンタ(商品No.D/M−520
0)を用いて認識実装したところ、図2のCCD17に
示すような認識部位Zに対する方向X、方向Yおよび角
度θのそれぞれの誤差ΔZ、ΔX、ΔY、Δθは下記の
とおりであった。
【0040】ΔX=5μm ΔY=5μm ΔZ=10μm Δθ=tan-1(ΔY/X)=0.005/28.6=
0.0100° ちなみに、従来の原稿読み取り装置1においては、ΔX
=800μm、ΔY=500μm、ΔZ=300μm、
Δθ=tan-1(ΔY/X)=0.5/28.6=1.
00157°であった。
【0041】(例2)前記原稿読み取り装置28につい
て、4lp/mmの白黒原稿をスキャンした際のMTF
は、読み取り中心部で最大80%となり、読み取り周辺
部で最小50%となった。さらに焦点深度10mm、読
み取り信号の暗出力のピーク差は3mV、1026階
調、0.1msec/lineという優れた特性が得ら
れた。そして、この原稿読み取り装置28の組立スピー
ドも、従来と比べて約2/3程度にまで減少することが
できた。さらにまた、光量検出部材13として、A4タ
イプの600DPIフルカラーのスキャナー用のもの、
あるいはA3タイプの400DPIデジタルコピー機用
のものなども、同様に優れた評価結果が得られた。尚、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更、改良等
が可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の通り、本発明の光量検出部材によ
れば、CCDパッケージではなく、そのCCD(ベア)
チップ、すなわち受光部を露出した状態のCCDを使用
し、複数の光学レンズを固定する筺筒を不要としている
ので、その筺筒自体の微調整がなくなって、各光学レン
ズ間距離が自由に設定できるので、光学設計の自由度が
大きくなって歪曲収差、周辺光量化、色収差補正の各調
整が限定されなくなった。さらに光学レンズとレンズ固
定用筐体と回路基板とにより密閉空間を形成し、その密
閉空間ならびに各各光学レンズ間距離でもって、受光部
に結像せしめるように寸法設定した構成にしているの
で、CCDパッケージに設けた従来の封止ガラスを不要
とし、代わって上記のような密閉空間を形成してCCD
の受光部が塵や埃などにより汚染されないようにしてい
る。
【0043】かくして、このような構成の光量検出部材
であれば、CCDの受光部と光学レンズとの間を筐体で
もって光学調整をおこなった一個の部品となり、そのた
めの製品化もでき、その結果、本発明の汎用性のある光
量検出部材に対応して、各種形状の画像入力装置に使用
することができる。
【0044】また、本発明の画像入力装置は、すでに光
学調整した光量検出部材に対して、さらに上記筐体を設
ける装置となる。したがって、光学調整の箇所が光量検
出部材に限定できるので、まずはそれを調整すればよ
く、さらに光学調整済の光量検出部材に適合するように
光源とミラーなどを光学調整すればよく、このように各
部材の相互間位置の微調整を区別することができるの
で、従来のように複雑な調整機構ならびに多数個の調整
ネジおよび治具を必要とするものでなくなり、さらに熟
練した技術も要しなくなり、その結果、簡単かつ容易な
作業によって光学調整をおこなうことができ、低コスト
の画像入力装置が提供できる。
【0045】さらにまた本発明においては、従来、光学
レンズとCCDとの間に存在していたCCDパッケージ
封止用の光学ガラスを使用しなくなるので、光学レンズ
を通過した光がその光学ガラスで表面反射しなくなり、
また、乱反射による迷光も生じなくなり、しかも、色分
解特性やMTFが劣化しなくなり、その結果、光学特性
を高めた高性能かつ高信頼性の光量検出部材および画像
入力装置が提供できる。
【0046】加えて、CCDパッケージを不要とするこ
とで、その分、寸法や空間が狭くなり、これによって携
帯端末用デバイスなどの市場の小型化ニーズに応じて、
さらに小型化を達成した画像入力装置が提供できる。
【0047】したがって、本発明の画像入力装置を用い
たコンピュータ、カラースキャナ、バーコードリーダ、
OCR用スキャナ、ファクシミリ、携帯端末、デジタル
コピー機、製版機、ならびにエリアCCDを用いた放送
用テレビカメラ、8mmビデオ、電子スチルカメラなど
では、低コスト、小型化および高い信頼性という利点が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光量検出部材の断面図である。
【図2】CCDの平面図である。
【図3】本発明の画像入力装置に係る光学系を示す概略
説明図である。
【図4】本発明の画像入力装置の断面図である。
【図5】本発明の画像入力装置の断面図である。
【図6】本発明の他の画像入力装置に係る光学系を示す
概略説明図である。
【図7】本発明の他の画像入力装置の断面図である。
【図8】本発明の他の画像入力装置に係る光学系を示す
概略説明図である。
【図9】本発明の他の光量検出部材の断面図である。
【図10】従来の原稿読み取り装置(画像入力装置)の
原理を示す断面図である。
【図11】従来の原稿読み取り装置におけるCCD搭載
要部の概略構成を示す断面図である。
【図12】従来の原稿読み取り装置におけるCCDパッ
ケージの要部拡大断面図である。
【図13】従来の原稿読み取り装置におけるCCDパッ
ケージの要部拡大断面図である。
【符号の説明】
13、33、45 光量検出部材 14、35、46、54 レンズ固定用筐体 15、34、L1〜L10 光学レンズ 16、36、47、55 回路基板 18、37、48、56 密閉空間 17 CCD 22 受光部 28、31 原稿読み取り装置 29、32、44、 筐体 30、39、49 光源 4、5、40、41、42、50、51、52 ミラー 53 2次元カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/028 H04N 5/335 V 1/19 H01L 31/02 D 5/335 H04N 1/04 102

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の光学レンズからなる光学レンズ
    群と、該光学レンズ群を固定するレンズ固定用筐体と、
    受光部を露出した状態のCCDと、該CCDを搭載する
    回路基板とから成り、上記光学レンズ群のうち最も回路
    基板に近い光学レンズとレンズ固定用筐体と回路基板と
    により密閉空間を形成し、該密閉空間を通して受光部に
    結像せしめるように、光学レンズ群をレンズ固定用筐体
    内に設定したことを特徴とする光量検出部材。
  2. 【請求項2】 原稿を搭載するための透明基板を配設し
    てなる筐体の内部に光源とミラーとが設けられ、外側に
    請求項1の光量検出部材に配されており、光源により透
    明基板を通して原稿を光照射し、その反射光をミラーに
    よって反射させて上記光量検出部材に入射せしめたこと
    を特徴とする画像入力装置。
  3. 【請求項3】 原稿を搭載するための透明基板を配設し
    てなる筐体の外側に請求項1の光量検出部材が配される
    とともに、該光量検出部材内の光学レンズ群のうち最も
    回路基板に近い光学レンズを除く他の光学レンズと、光
    源と、ミラーとをいずれも筐体の内部に設け、かつ光源
    により透明基板を通して原稿を光照射し、その反射光を
    ミラーによって反射させるとともに、上記他の光学レン
    ズを通過させて光量検出部材に入射せしめたことを特徴
    とする画像入力装置。
JP7220590A 1995-08-29 1995-08-29 光量検出部材およびこの光量検出部材を搭載した画像入力装置 Pending JPH0961239A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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