JPH0961479A - システムの故障検知装置 - Google Patents

システムの故障検知装置

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JPH0961479A
JPH0961479A JP7215012A JP21501295A JPH0961479A JP H0961479 A JPH0961479 A JP H0961479A JP 7215012 A JP7215012 A JP 7215012A JP 21501295 A JP21501295 A JP 21501295A JP H0961479 A JPH0961479 A JP H0961479A
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JP
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failure
microcomputer
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signal
transistor
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JP7215012A
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Yuichi Sato
裕一 佐藤
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はシステムの故障が検知された際に警
報を発するシステムの故障検知装置に関し、電源系統の
故障の検知・警報を可能とすることを目的とする。 【解決手段】 システム異常が検知された場合に異常出
力ポート26aの出力信号をハイ信号からロー信号に変
更するマイクロコンピュータ26を設ける。マイクロコ
ンピュータ26の作動不良が検知された際に出力信号を
ハイ信号からロー信号に変更するラッチ回路30を設け
る。異常出力ポート26aおよび出力端子30aをダイ
オード32,34を介して異常出力ライン36に接続す
る。駆動回路24は異常出力ライン36の電位がローレ
ベルである場合にウォーニングランプ12を点灯させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムの故障検
知装置に係り、特に、システムの故障が検知された際に
警報を発するシステムの故障検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平1−27462
8号に開示される如く、システムの故障が検知された際
に、その故障に関する警報を発する装置が知られてい
る。上記従来の装置は、車両に搭載されるエアバッグシ
ステムの故障を検知する装置であり、エアバッグシステ
ムに故障が検知された際には、インスツルメントパネル
内のウォーニグランプを点灯させることにより、その故
障の発生を運転者に警報する。
【0003】上記従来の装置は、エアバッグシステムの
電子制御装置の内部に、システムの異常を検知するため
の回路、システムの異常が検出された際に異常出力ポー
トからハイ信号を出力するマイクロコンピュータ、及
び、マイクロコンピュータの異常出力ポートからハイ信
号が出力された場合にウォーニグランプを点灯させるラ
ンプ駆動回路を備えている。
【0004】上記の構成によれば、エアバッグシステム
が正常に機能している場合には、マイクロコンピュータ
の異常出力ポートからはロー信号が出力される。従っ
て、かかる場合には、ウォーニングランプは消灯状態に
維持される。一方、エアバッグシステムに異常が生ずる
と、マイクロコンピュータの異常出力ポートからハイ信
号が出力され、ウォーニングランプが点灯状態とされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
て、マイクロコンピュータが、その異常出力ポートから
ハイ信号を出力するためには、マイクロコンピュータ
に、正常に駆動電力が供給されていることが必要であ
る。言い換えれば、マイクロコンピュータは、マイクロ
コンピュータの電源系に関する故障が生じた場合には、
その異常出力ポートからハイ信号を出力することはでき
ない。
【0006】このため、上記従来の装置によっては、マ
イクロコンピュータに電力を供給する電源回路に故障が
生じた場合、または、エアバッグシステムに接続される
電源ラインに故障が生じた場合等に、ウォーニングラン
プを点灯させることができない。このように、上記従来
の装置は、電源系統に故障が生じた場合には、その故障
に対する警報を発することができないという問題を有す
るものであった。
【0007】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、システムに故障が生じた場合に、ロー信号によ
り警報を発生させる構成とすることで、上記の課題を解
決するシステムの故障検知装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、システム
の故障が検知された際に、故障表示手段を用いて警報を
発するシステムの故障検知装置において、システムの故
障が検知されない場合にハイ信号と出力し、システムの
故障が検知された場合にロー信号を出力する故障検知手
段と、該故障検知手段からハイ信号が出力された場合に
前記故障表示手段を駆動せず、前記故障検知手段からロ
ー信号が出力された場合に前記故障表示手段を駆動する
駆動手段と、を備えるシステムの故障検知装置により達
成される。
【0009】本発明において、前記故障表示手段は、前
記故障検知手段からロー信号が供給される場合に前記故
障表示手段を駆動して警報を発生させる。前記故障検知
手段からは、前記故障検知手段によってシステムの故障
が検知された場合、及び、システムの電源系統に故障が
生じて前記故障検知手段に対する電源の供給が停止され
た場合に、ロー信号を出力する。従って、前記故障表示
手段からは、システムの故障が検知された場合に加え、
システムの電源系統に故障が生じた場合にも警報が発せ
られる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例である
故障検知装置の回路図を示す。本実施例では、故障検知
装置を車両用エアバッグシステムに組み込んだ例を示
す。エアバッグシステムは、車載バッテリ(以下、バッ
テリと称す)10、ウォーニングランプ12、エアバッ
グの点火装置14、エアバッグ用センサ(以下、センサ
と称す)16、及び、エアバッグ用電子制御ユニット
(以下、エアバッグECUと称す)20を備えている。
【0011】バッテリ10は、12Vの電圧を発生す
る。バッテリ10の負極端子は車体にアースされてい
る。一方、バッテリ10の正極端子には、ウォーニング
ランプ12、及びエアバッグECU20が接続されてい
る。ウォーニングランプ12は、エアバッグシステムに
異常が生じた際に点灯されるランプであり、車両のイン
スツルメントパネル内に収納されている。
【0012】点火回路14は、エアバッグECU20か
ら点火信号が供給された際に、ステアリングホイル等に
内蔵されるスクイブを起爆する回路である。スクイブが
起爆されると、ステアリングホイル等に収納されていた
エアバッグが拡開される。センサ16は、車両に作用す
る減速度を検出する減速度センサ等により構成される。
尚、センサ16は、エアバッグECU20内に設けられ
ている。エアバッグECU20は、センサ16により所
定レベルを超える減速度が検出された場合に、車両乗員
の姿勢を拘束すべきと判断し、点火回路14に対して点
火信号を供給する。
【0013】エアバッグECU20は、エアバッグシス
テムの作動を制御すると共に、エアバッグシステムの故
障を検知するために設けられた制御回路22と、エアバ
ッグシステムの故障が検知された際に、ウォーニグラン
プ12を点灯させる駆動回路24とを備えている。
【0014】制御回路22は、マイクロコンピュータ2
6を備えている。マイクロコンピュータ26には、上述
した点火回路14、及びセンサ16が接続されている。
センサ16の出力信号はマイクロコンピュータ26に取
り込まれる。マイクロコンピュータ26は、取り込んだ
出力信号を予め定められた規則に従って処理し、所定の
状況下で点火回路14に向けて点火信号を出力する。
【0015】また、マイクロコンピュータ26は、点火
回路14に微小電流を流通させること等により、点火回
路14の結線状態等が適正であるか否かを判別する機能
を備えている。マイクロコンピュータ26は、点火回路
14の断線等(以下、システム異常と称す)が検出され
ない場合は、異常出力ポート26aにハイ信号を出力す
る。一方、システム異常を検出した場合、マイクロコン
ピュータ26は、異常出力ポート26aにロー信号を出
力する。
【0016】マイクロコンピュータ26は、5V電源・
マイコン監視回路(以下、単に5V電源と称す)28の
5V端子28aから電力の供給を受けている。5V電源
28には、バッテリ10から12Vの電圧が供給されて
いる。5V電源28は、12Vの電圧を5Vに降圧して
出力する機能を有していると共に、マイクロコンピュー
タ26から発せられるウォッチ・ドッグパルス(以下、
W/Dパルスと称す)に基づいて、マイクロコンピュー
タ26の作動状態を監視する機能を有している。
【0017】すなわち、マイクロコンピュータ26は、
自身が正常に作動している場合には、W/D端子から定
期的にW/Dパルス信号を出力する。5V電源28は、
W/Dパルスが適正な周期で出力されている場合にはマ
イクロコンピュータ26が正常に機能しているものと判
断する。マイクロコンピュータ26のW/D端子から、
適正な周期でW/Dパルスが出力されない状態となる
と、5V電源28はマイクロコンピュータ26に異常が
生じたものと判断して、リセット端子R1 ,R2よりリ
セットパルスを出力する。
【0018】5V電源28のリセット端子R1 は、マイ
クロコンピュータ26のリセット端子Rに接続されてい
る。マイクロコンピュータ26は、そのリセット端子R
にリセットパルスが供給されると、実行すべき処理を再
起動する。かかる処理によりマイクロコンピュータ26
が正常な状態に復帰すれば、再びW/D端子からW/D
パルスが出力され始める。この場合、5V電源28は、
リセットパルスの出力を中止する。一方、マイクロコン
ピュータ26が正常な状態に復帰しない場合は、W/D
パルスの出力が再開されない。この場合、5V電源28
は、所定周期で繰り返しリセットパルスを出力する。
【0019】5V電源28のリセット端子R2 は、ラッ
チ回路30に接続されている。ラッチ回路30は、5V
電源28の5V端子28aから出力される5V電圧によ
り駆動される回路であり、通常はその出力端子30aに
ハイ信号を出力する。5V電源28のリセット端子R2
からリセットパルスが出力されると、その出力を受け
て、ラッチ回路30は所定期間出力端子30aからロー
信号を出力する。
【0020】マイクロコンピュータ26の異常出力ポー
ト26a、及びラッチ回路30の出力端子30aは、そ
れぞれダイオード32のカソード端子、及びダイオード
34のカソード端子に接続されている。ダイオード32
及び34は、共にそのアノード端子において、制御回路
22と駆動回路24とを結ぶ異常出力ライン36に接続
されている。尚、マイクロコンピュータ26の異常出力
ポート26aにおける入力インピーダンス、及びラッチ
回路30の出力端子30aにおける入力インピーダンス
は、共に十分に小さな値とされている。
【0021】駆動回路24は、5V電源28の5V端子
28aに接続される抵抗38、及びこの抵抗38に対し
て直列に接続される2つの抵抗40,42を備えてい
る。抵抗38と40との間には、上述した異常出力ライ
ン36が接続されている。また、抵抗40と42との間
には、第1トランジスタ44のゲート端子が接続されて
いる。更に、抵抗42は接地ラインに接続されている。
【0022】上記の構成によれば、異常出力ライン36
が5Vの電位を有している場合には、5Vの電圧を、抵
抗38及び40で構成される合成抵抗と、抵抗42とで
分圧して得られる電圧が、第1トランジスタ44のゲー
ト端子に供給される。第1トランジスタ44は、nチャ
ネルFETで構成されたスイッチング素子であり、ゲー
ト端子に上記の電位が供給されるとオン状態となる特性
を有している。一方、異常出力ライン36の電位が接地
レベルである場合は、第1トランジスタ44のゲート端
子に接地レベルの電圧が導かれる。第1トランジスタ4
4は、ゲート端子に接地レベルの電圧が導かれた場合に
はオフ状態となる特性を有している。
【0023】駆動回路24は、バッテリ10に対して直
列に接続される2つの抵抗46,48を備えている。抵
抗46,48の間には、上述した第1トランジスタのド
レイン端子、及び第2トランジスタ50のゲート端子が
接続されている。第1トランジスタ44のソース端子、
及び第2トランジスタ50のソース端子は、共に接地ラ
インに接続されている。
【0024】上記の構成によれば、第1トランジスタ4
4がオフ状態である場合には、12Vの電圧を、抵抗4
6と48とで分圧した電圧が、第2トランジスタ50の
ゲート端子に供給される。第2トランジスタ50は、第
1トランジスタ44と同様にnチャネルFETで構成さ
れたスイッチング素子であり、ゲート端子に上記の電位
が供給された場合、オン状態となる特性を有している。
一方、第1トランジスタがオン状態である場合は、第2
トランジスタ50のゲート端子に接地レベルの電圧が導
かれる。第2トランジスタ50は、ゲート端子に接地レ
ベルの電圧が導かれた場合にはオフ状態となる特性を有
している。
【0025】第2トランジスタ50のドレイン端子に
は、抵抗52が接続されている。また、抵抗52の他端
には、12Vの電圧供給を受けているウォーニングラン
プ12が接続されている。第2トランジスタ50がオン
状態であると、ウォーニングランプ12及び抵抗52に
電流が流通し、ウォーニングランプ12が点灯状態とな
る。一方、第2トランジスタ50がオフ状態であると、
ウォーニングランプ12に電流が流通せず、ウォーニン
グランプ12が消灯状態となる。
【0026】図2は、マイクロコンピュータ26によっ
てシステム異常が検出された際の動作を説明するための
タイムチャートを示す。図2(A)は、マイクロコンピ
ュータ26により検出されたシステムの状態の変化を示
す。同図に示す変化は、時刻t1 において、システム異
常が検出されたことを表す。
【0027】図2(B)は、マイクロコンピュータ26
の異常出力ポート26aから出力される信号レベルを示
す。マイクロコンピュータ26は、システムが正常に作
動している時刻t1 以前は、異常出力ポート26aにハ
イ信号を出力する。一方、時刻t1 にシステム異常が検
出されると、以後、異常出力ポート26aからロー信号
を出力する。
【0028】図2(C)は、異常出力ライン36の電位
の変化を示す。異常出力ライン36には、ダイオード3
2,34を介してマイクロコンピュータ26の異常出力
ポート26a、及びラッチ回路30の出力端子30aが
接続されている。異常出力ポート26aおよび出力端子
30aが共にハイレベルに維持されている場合は、ダイ
オード32,34の何れにも電流は流通しない。この場
合、異常出力ライン36の電位は、5Vの電圧を抵抗3
8と、抵抗40及び42からなる合成抵抗とで分圧して
得られる電位、すなわち、ハイレベルの電位に維持され
る。一方、異常出力ポート26aおよび出力端子30a
の少なくとも一方がローレベルとされると、少なくとも
一方のダイオード32,34に電流が流通する。この場
合、抵抗38によりほぼ5Vの電圧降下が生じ、異常出
力ライン36の電位は、ほぼ接地レベル、すなわち、ロ
ーレベルに変化する。このため、上記の如く時刻t1
システム異常が検出された場合、異常出力ラインの電圧
は、図2(C)に示す如く、時刻t1 前後でハイレベル
からローレベルに変化する。
【0029】図2(D)及び図2(E)は、それぞれ第
1トランジスタ44のゲート端子に印加されるゲート電
圧VGS1 の変化、及び第1トランジスタ44のオン・オ
フ状態の変化を示す。上述の如く、第1トランジスタ4
4のゲート端子には、異常出力ライン36がハイレベル
である場合にはハイ信号が、また、異常出力ライン36
がローレベルである場合にはロー信号が供給される。そ
して、第1トランジスタ44は、ゲート端子にハイ信号
が供給されている場合にオン状態、ゲート端子にロー信
号が供給されている場合にオフ状態となる。従って、上
記の如く異常出力ライン36の電位が時刻t1 にハイレ
ベルからローレベルに変化した場合、第1トランジスタ
44は、図2(E)に示す如く、時刻t1 にオン状態か
らオフ状態に変化する。
【0030】図2(F)及び図2(G)は、それぞれ第
2トランジスタ50のゲート端子に印加されるゲート電
圧VGS1 の変化、及び第2トランジスタ50のオン・オ
フ状態の変化を示す。上述の如く、第2トランジスタ5
0のゲート端子には、第1トランジスタ44がオフ状態
である場合にはハイ信号が、また、第1トランジスタ4
4がオン状態である場合にはロー信号が供給される。そ
して、第2トランジスタ44は、ゲート端子にハイ信号
が供給されている場合にオン状態、ゲート端子にロー信
号が供給されている場合にオフ状態となる。従って、上
記の如く第1トランジスタ44のオン・オフ状態が変化
した場合、第2トランジスタ50は、図2(G)に示す
如く、時刻t1 にオフ状態からオン状態に変化する。
【0031】図2(H)は、ウォーニングランプ12の
状態変化を示す。ウォーニングランプ12は、第2トラ
ンジスタ50がオンである場合に点灯し、第2トランジ
スタ50がオフである場合に消灯する。従って、上述の
如く第2トランジスタ50が時刻t1 においてオフ状態
からオン状態に変化した場合、ウォーニングランプ12
は、図2(H)に示す如く、時刻t1 において消灯状態
から点灯状態に変化する。
【0032】上述の如く、異常出力ライン36の電位
は、マイクロコンピュータ26の異常出力端子26aの
電位、及びラッチ回路30の出力端子30aの電位の少
なくとも一方がローレベルとなることで、ローレベルと
なる。従って、マイクロコンピュータ26に異常が生
じ、時刻t1 にラッチ回路30の出力端子30aから出
力される信号がハイ信号からロー信号に変化した場合に
おいても、上記図2(C)〜図2(H)に示す作動が生
ずる。
【0033】このため、本実施例のシステムによれば、
表1に示す如く、ウォーニングランプ12は、マイクロ
コンピュータ26の異常出力ポート26a、及びラッチ
回路30の出力端子30aの双方がハイ信号を出力して
いる場合に消灯状態と、また、マイクロコンピュータ2
6の異常出力ポート26a、及びラッチ回路30の出力
端子30aの少なくとも一方がロー信号を出力している
場合に点灯状態となる。
【0034】
【表1】
【0035】ところで、エアバッグECU20におい
て、バッテリ10と5V電源28とを結ぶ経路、5V電
源28の5V端子28aとマイクロコンピュータ26と
を結ぶ経路、若しくは、5V電源28の5V端子28a
とラッチ回路30とを結ぶ経路に断線が生じた場合、又
は、5V電源28自体に異常が生じた場合は、電力が正
常に供給されないためマイクロコンピュータ26やラッ
チ回路30が正常に作動できない状態となる。マイクロ
コンピュータ26やラッチ回路30が正常に作動しない
状況下では、エアバッグシステムを正常に作動させるこ
とはできない。従って、上述した電源系統の異常は、シ
ステムの故障として検知すべきである。
【0036】本実施例のシステムにおいて、エアバッグ
ECU20に上述した電源系統の異常が生じた場合、マ
イクロコンピュータ26の異常出力ポート26a、又は
ラッチ回路30の出力ポート30aの少なくとも一方か
らロー信号が出力される。この場合、上述した如く、ウ
ォーニングランプ12は点灯状態となる。このように、
本実施例のシステムによれば、点火回路14等に生ずる
システム異常、およびマイクロコンピュータ26の作動
不良等を検知して警報を発することができると共に、エ
アバッグECU20内に生ずる電源系統の異常をも検知
して警報を発することができる。従って、本実施例のシ
ステムによれば、ウォーニングランプの駆動回路が、ハ
イレベルの信号を受けてランプを点灯状態とするシステ
ム(以下、正論理システムと称す)に比して、より確実
にシステムの故障を検知することができる。
【0037】ところで、本実施例のシステムにおいて
は、システムが正常に作動している間、第1トランジス
タ44のゲート端子にハイレベルの信号を供給するた
め、抵抗38,40,42に、5V電源28からバイア
ス電流を供給することとしている。5V電源28の消費
電力を抑制するためには、バイアス電流による電力消費
は少ないほど好ましい。システムに故障が生じた場合に
ウォーニングランプ12の駆動回路にハイ信号を供給す
る正論理システムにおいては、かかるバイアス電流を常
時流通させる必要はない。この点、本実施例のシステム
は、5V電源28の消費電力を抑制するという観点から
すれば、正論理システムに比して不利であることにな
る。
【0038】しかしながら、本実施例においては、第1
トランジスタ44にFETを用いると共に、抵抗38,
40,42には、十分に大きな抵抗値を付与している。
第1トランジスタ44がFETで構成されている場合、
大きなバイアス電流を確保する必要なないため、抵抗3
8,40,42に大きな抵抗値を付与することができ
る。また、抵抗38,40,42に大きな抵抗値が付与
されると、システムの正常時に抵抗38,40,42に
より消費される電力を抑制することができる。このた
め、本実施例のシステムによれば、正論理システムと同
等に5V電源28の消費電力を抑制することができる。
【0039】尚、上記の実施例においては、ウォーニン
グランプ12が前記した故障表示手段に、制御回路22
が前記した故障検知手段に、また、駆動回路24が前記
した駆動手段に、それぞれ相当している。ところで、上
記の実施例においては、故障検知をエアバッグシステム
において実行することに限定しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、他のシステムの故障検知に
用いることも可能である。また、上記実施例において
は、故障表示手段をウォーニングランプに限定している
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
ウォーニングランプに代えて警報ブザー等を用いること
も可能である。
【0040】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、故障検知
手段からロー信号が発せられた場合に、警報を発生させ
ることができる。従って、故障検知手段がシステムの故
障を検知してロー信号を出力する場合に加え、システム
の電源系統に故障が生じて、故障検知手段がハイ信号を
出力できない状態となった場合においても、警報を発生
させることができる。このように、本発明に係るシステ
ムの故障検知装置によれば、故障検知手段に対して電力
を供給する電源系統に故障が生じた場合に、確実に警報
を発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるエアバッグシステムの
システム構成図である。
【図2】本発明の一実施例であるシステムの作動を説明
するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
10 車載バッテリ(バッテリ) 12 ウォーニングランプ 14 点火回路 16 センサ 20 エアバッグ用電子制御ユニット(エアバッグEC
U) 22 制御回路 24 駆動回路 26 マイクロコンピュータ 26a 異常出力ポート 28 5V電源・マイコン監視回路28(5V電源) 30 ラッチ回路 30a 出力端子 36 異常出力ライン 44 第1トランジスタ 50 第2トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの故障が検知された際に、故障
    表示手段を用いて警報を発するシステムの故障検知装置
    において、 システムの故障が検知されない場合にハイ信号と出力
    し、システムの故障が検知された場合にロー信号を出力
    する故障検知手段と、 該故障検知手段からハイ信号が出力された場合に前記故
    障表示手段を駆動せず、前記故障検知手段からロー信号
    が出力された場合に前記故障表示手段を駆動する駆動手
    段と、 を備えることを特徴とするシステムの故障検知装置。
JP7215012A 1995-08-23 1995-08-23 システムの故障検知装置 Pending JPH0961479A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100545470B1 (ko) * 1998-12-31 2006-05-03 주식회사 만도 자동차의 경고등 구동 회로
WO2019181989A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 日本化薬株式会社 飛行体用作動装置、飛行体用作動装置の誤動作防止方法、飛行体用推力発生装置、パラシュートまたはパラグライダーの展開装置、およびエアバッグ装置

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