JPH0961555A - 指針式電子時計用カレンダーセット機構 - Google Patents

指針式電子時計用カレンダーセット機構

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JPH0961555A
JPH0961555A JP7221307A JP22130795A JPH0961555A JP H0961555 A JPH0961555 A JP H0961555A JP 7221307 A JP7221307 A JP 7221307A JP 22130795 A JP22130795 A JP 22130795A JP H0961555 A JPH0961555 A JP H0961555A
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JP
Japan
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date
calendar
timepiece
setting
signal
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Application number
JP7221307A
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English (en)
Inventor
Noritoshi Suzuki
紀寿 鈴木
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、見た目は通常の日付付き指針時計
であり、該日付は月末無修正である事を目的とする。 【構成】 指針式電子時計モジュールの裏蓋側に液晶表
示部9を施し、裏蓋13開口時に液晶表示部9にカレン
ダー情報を入力し、時計モジュール7内のマイコン53
と前記カレンダー情報で日付を表示する日車を制御する
事により、月末無修正を可能にした見た目は通常の日付
表示付き指針式電子時計である。 【効果】 使用者にとってカレンダー修正を省き、セッ
トにおいても電池交換と同様に各時計修理店で可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は日車により日付を施した
指針式電子時計の日付が月末無修正で有ると共に、月末
無修正に必要なカレンダー情報のセット手段に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】指針式の年差時計が数多く製品化されて
いる現在、使用者にとってリューズを引いて時刻を修正
する機会は無くなったといっても過言ではない。
【0003】カレンダー情報として日車により日付を施
した指針式時計は、電子式時計に限らずメカニカル時計
の時代から多々製品化されている。前記従来の日車によ
り日付を施した指針式時計は時針を取り付けた筒車の回
転を1/2に減速し1日に一回転日車を回転させ日付を
更新する機構である。該機構では日付表示は必ず31日
迄表示する為、カレンダーにある1ヶ月30日迄の小の
月では、次の月の1日に使用者が日付表示の日車を修正
することになる。
【0004】然るに前述の使用者への修正を省く為にメ
カニカル時計の時代から多くの月末無修正機構が提案、
開発されている。その多くは文字板上に月を表示する月
針、月車等の機構を設け該月表示機構からの情報を得て
日付表示を制御し、月末の無修正化を可能にしている。
また年表示を行なう年針、年車等の機構もありカレンダ
ーの閏年から来る日付表示手段も制御している。
【0005】電子式時計においてもマイコンや多モータ
機構を用いて月末無修正を可能にしている。例えば日付
を表示する日車を専用モータで駆動し、最初のカレンダ
ー設定の時にのみ時分針を用いて年または月を設定する
方法や、時計工場出荷の時や電池交換の際に現在以降の
カレンダー情報をマイコンに書き込む事で使用者による
カレンダー修正を省いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の月針や年針を施
す事や、マイコンを用いてひとつの針で多くの情報(例
えば年や月)を表示する事は、時計の文字板という限ら
れたスペースの中ではごちゃごちゃしてしまい普段あま
り使用しない年、月のカレンダー情報によって時刻情報
が読み取り憎くなる欠点がある。
【0007】また従来の技術で述べたカレンダー情報を
時計内のマイコンに書き込む方式では、使用者にとって
時計自体や文字板上の表示は通常の時計と変わらず日付
表示の日車だけがカレンダー情報に従って制御する為時
刻は見やすく日付の修正はいらない時計である。しかし
該時計はマイコン内のカレンダー情報が終わった時や時
計内の電池が切れた事による新規カレンダー情報の入力
は通常の時計店では専用の機器がない為、時計工場か所
定の時計修理店でマイコン内の修正が必要となり、何時
でも何処でも時計電池交換が出来る現在には向かない。
その上時計販売上時計修理を考えた場合大量に販売は出
来ない。
【0008】本発明の目的は、上述の欠点をなくし、時
計内に簡単な方法でカレンダー情報がセット出来ると共
にセットされたカレンダー情報を基に日付表示が月末無
修正で表示される見た目には通常の日付表示付き指針式
時計を提供する事である。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、時分針と、カレンダー表示としての日車
と、該日車を表示する為の窓を有する文字板と、24時
間ごとに日付変更信号を出力する24時間検出手段と、
該24時間検出手段からの日付変更信号に基づいてカレ
ンダー情報を更新するカレンダーカウンタ手段と、該2
4時間検出手段からの日付変更信号と前記カレンダーカ
ウンタ手段の内容に基づいて前記日車の駆動量を制御す
る制御信号を発生する日車制御手段と、該制御信号に基
づいて日車を駆動する日車駆動手段とを有する時計モジ
ュールを備えた時計のカレンダー機構において、前記時
計モジュールはその裏面側に、前記カレンダーカウンタ
手段へ所望の日付情報を設定する為のカレンダー設定手
段を有することを特徴とする。また、時計モジュールは
日車が表示している日付を検出する日付検出手段と、該
日付検出手段からの日付情報に基づいて前記日車の表示
日付をカレンダーカウンタ手段の内容に一致させる日付
合わせ手段とを有することを特徴とする。また日付検出
手段は、日車の特定位置を検出して検出信号を出力する
センサ手段であり、日付合わせ手段は、該センサ手段か
らの検出信号と前記カレンダーカウンタ手段へ設定され
た所望の日付情報とに基づき、前記特定位置から前記所
望の日付位置までの日差を算出して日差信号を出力する
日差算出手段と、前記日差信号に基づいて前記日車を前
記特定位置から所望の日付位置まで駆動する日車制御手
段とから構成されることを特徴とする。また、カレンダ
ー設定手段は、カレンダーカウンタ手段の内容を表示す
る為のデジタル表示部と、該デジタル表示部へ月日を設
定する為のスイッチとを有することを特徴とする。ま
た、カレンダー設定手段は、月日にそれぞれ対応して設
けられ、月日情報を出力するロータリースイッチと、該
月日情報を前記カレンダーカウンタ手段に初期セットす
る手段とからなることを特徴とする。また、カレンダー
設定手段は時計ケース内に収納され、該時計ケースを構
成する裏蓋を開けた時のみ露出することを特徴とする。
また、カレンダーカウンタ手段は、月末無修正機能を有
することを特徴とする。また、デジタル表示部は、時計
モジュールを構成する電池部を平面的にずらして配置し
たことを特徴とする。また、時計モジュールは、時計ケ
ースを構成する裏蓋の開閉状態を検出するスイッチ手段
を有し、前記デジタル表示部は、前記スイッチ手段が裏
蓋の開放状態を検出した時のみ表示することを特徴とす
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図1は、本実施例の時計モジュールが見える様に裏
蓋をはずした時を示した平面図、図2は本実施例の時計
正面図と裏面図、図3は本実施例を示す時計断面図、図
4は本発明を示す時計機構のシステムブロック図であ
る。
【0011】図2及び図3において、1は3時位置に日
車の日付を表示する窓を施してある文字板であり、2は
時針、3は分針、4は秒針である。5は前記文字板1の
3時窓より見える日付である。6はリューズであり1段
引き回転で後述する日車位置修正が可能であり2段引き
回転で後述する時分針の時刻修正が可能である。
【0012】図1及び図3において、7は基準電源であ
る電池8と本発明の特徴である時計モジュールの裏面に
配した液晶表示部9等からなる時計モジュールであり、
図3の如く文字板1と裏蓋13の間に納められている。
10は裏蓋開閉スイッチであり該裏蓋開閉スイッチ10
の働きにより液晶表示部9の駆動を制御している。つま
り裏蓋13を締める事により裏蓋開閉スイッチ10のス
イッチが切れ、液晶表示部9の表示が切れる。また裏蓋
13を開ける事により裏蓋開閉スイッチ10のスイッチ
が働き、液晶表示部9にカレンダー表示が現われる。こ
こで液晶表示部9は前2桁で月を、中2桁で日付を表示
する。これは使用者にとって裏蓋を締めた場合は液晶表
示部9が見えないので表示する必要はなく、時計自体の
消費電流を少なくする事が出来る。11および12は液
晶表示部9へのカレンダー設定スイッチであり、通常の
デジタル時計の如く2つのスイッチで液晶表示部9へカ
レンダー情報を簡単に設定出来る事になる。
【0013】次に本発明の指針式時計の構成及びカレン
ダーセット方法を図4のシステムブロック図を用いて説
明する。
【0014】図4において51は時間基準源、52は前
述のスイッチ12及び13に対応するカレンダー設定ス
イッチである。56は日付を表示する日車であり、5
4、55は後述するマイコン53からの日車駆動制御信
号P54を受けて日車56を回転させるステップモータ
ーである日車駆動部と日車輪列である。即ち、本実施例
では日車56をステップモーターで直接駆動するもので
ある。また59は時針2、分針3等の指針であり、5
7、58は後述するマイコン53からの指針駆動信号P
57を受けて指針59を運針させる指針駆動部、指針輪
列である。60は前記指針59の運針を受けて回転し2
4時間毎に日付変更信号P60を発生させる24時間ス
イッチであり、夜中の12時に該24時間スイッチ60
が働く様に時分針等の指針59が取り付けられている。
前記24時間スイッチ60が働き、日付変更信号P60
が発生する事で後述するマイコン53は日車56を次の
日へ送る様に日車駆動制御信号P54を出力する。
【0015】61、62はリューズ6を1段引き、2段
引きした状態であり、リューズ1段引き61ではリュー
ズ6を回転する事により日車の正転修正信号P61a、
逆転修正信号P61bを発生する。該正転修正信号P6
1a、逆転修正信号P61bはリューズ6の回転方向に
対応しており、リューズ6が左回転の時は図示しない公
知の回転方向検出機構から日車56を一日分進ませるた
めのパルス状の正転修正信号P61aを発生し、右回転
の時は日車56を一日分戻すためのパルス状の逆転修正
信号P61bを発生する。前述のリューズ回転を電気的
スイッチに置き換え、また回転方向により正逆修正信号
を発生する回転方向検出機構は多々ありここではこの機
構についての記載を省略する。またリューズ2段引き状
態62は、通常の指針式時計の様に時刻修正状態であ
り、リューズ2段引き状態62では裏回り機構63でリ
ューズ6の回転を指針59に伝え時刻修正を行なう。さ
らにリューズ2段引き状態62では、Highレベル
(以下単にHレベルと略記する)の時刻修正信号P62
を発生してマイコン53により時刻の運針を止め、更に
リューズ6の回転方向に対応して、回転中にはHレベル
の正転時刻修正信号P62aまたは逆転時刻修正信号P
62bを出力し、リューズ6の回転により24時間スイ
ッチ60が働いた時には、この正転時刻修正信号P62
aまたは逆転時刻修正信号P62bとによって日車56
を正転修正または逆転修正させる。
【0016】図8は図4に示したマイコン53の処理機
能を示すブロック図である。53aは指針駆動信号発生
手段であり、時間基準源51からの信号に基づいて指針
駆動信号P57を発生すると共に、時刻修正信号P62
によって指針駆動信号P57の発生を停止する。53b
はカレンダーカウンタ手段であり、カレンダー設定スイ
ッチ52によって年、月、日の情報が設定され、後述す
るスイッチ制御手段53eからの正修正信号Pa、逆修
正信号Pbによりカレンダー情報を更新すると共に、大
の月、小の月及び閏年を判断してカレンダー情報を更新
する、いわゆるオートカレンダー機能を有している。5
3cは日車制御手段であり、スイッチ制御手段53eか
らの正修正信号Pa、逆修正信号Pbとカレンダーカウ
ンタ手段53bの内容に基づいて日車の駆動量及び駆動
方向を制御する日車駆動制御信号P54を発生する。5
3dは表示制御手段であり、裏蓋開閉スイッチ10から
の開閉信号P10に基づいてカレンダーカウンタ手段5
3bのカレンダー情報を液晶表示部9へ出力する。53
eはORゲート手段A、BとANDゲート手段C、D、
EとNORゲート手段Fから構成されたスイッチ信号制
御手段であり、前述したリューズ6の回転によって出力
される正転修正信号P61a、逆転修正信号P61b、
正転時刻修正信号P62a、逆転時刻修正信号P62b
と、24時間スイッチ60からの日付変更信号P60に
基づいて、カレンダーカウンタ手段53bと日車制御手
段53cへ正修正信号Pa、逆修正信号Pbを出力す
る。53fはANDゲート手段G、Hで構成したゲート
手段であり、裏蓋開閉スイッチ10から開閉信号P10
が出力されている時は、正修正信号Paと逆修正信号P
bがカレンダーカウンタ手段53bへ入力されない様に
制御している。
【0017】次に本実施例の時計の修正動作の説明を行
なう。まず通常の時刻修正はリューズ2段引き状態62
でのリューズ6による回転修正で、通常の指針式時計と
同様に図示しない機械式時刻修正機構により指針を修正
できるものである。また本実施例では、リューズ6の左
回転方向から来る正転時刻修正信号P62aと24時間
スイッチ60から来る日付変更信号P60によりマイコ
ン53のスイッチ信号制御手段53eは正修正信号Pa
を出力し、カレンダーカウンタ手段53bを正修正(す
なわち日付を進ませる)する。日車制御手段53cは正
修正信号Paに基づいて正転方向の日車駆動制御信号P
54を出力し、日車56を一日分正転修正する。
【0018】また逆にリューズ6の右回転方向から来る
逆転時刻修正信号P62bと24時間スイッチ60から
来る日付変更信号P60によりマイコン53のスイッチ
信号制御手段53eは逆修正信号Pbを出力し、カレン
ダーカウンタ手段53bを逆修正(すなわち日付を遅ら
せる)する。日車制御手段53cは逆修正信号Pbに基
づいて逆転方向の日車駆動制御信号P54を出力し、日
車56を一日分逆転修正する。
【0019】カレンダー修正は時計生産工場や時計店
で、修理、電池交換等の裏蓋開口時に新しい電池8を投
入後に行なわれる。即ち、図1に示す如く裏蓋を外すと
裏蓋開閉スイッチ10からの信号により、表示制御手段
53dを介してカレンダーカウンタ手段53bの内容を
液晶表示部9へ表示する。図8に示すようにこの状態で
通常のデジタル時計の如くカレンダー設定スイッチ52
によって前2桁の月、中2桁の日付をカレンダーカウン
タ手段53bへ入力する。次にリューズ2段引き状態6
2で指針を修正し、夜中の12時を通過させると、24
時間スイッチ60が日付変更信号P60を発生し、スイ
ッチ制御手段53eのANDゲート手段C又はD、OR
ゲート手段A又はBを通過して日車制御手段53cのF
端子又はR端子に入力され、日車56を回転させるの
で、日車56が回転するか否かを見ながら午前/午後の
判断を行ない、前述の時刻修正を行なう。
【0020】次にリューズ1段引き状態61で日車56
を液晶表示部9を見ながらセットした日付に合わせる。
裏蓋開口時つまり裏蓋開閉スイッチ11が働いている場
合には前述の如く、ゲート手段53fのANDゲート手
段G、Hが裏蓋開閉スイッチ10からの開閉信号P10
によって正修正信号Paと逆修正信号Pbがカレンダー
カウンタ手段53bへ入力されないように制御している
ので、カレンダーカウンタ手段53bへセットされたカ
レンダー情報には何等影響を与えない。時刻日付をセッ
ト後にリューズ6を通常使用状態に戻すと共に裏蓋を締
めて修正作業を終了する。
【0021】通常使用状態では正転時刻修正信号P62
a及び逆転時刻修正信号P62bのいずれも出力されて
いないので、NORゲート手段F出力がHレベルとな
り、24時間毎に発生する24時間スイッチ60からの
日付変更信号P60がANDゲート手段E、ORゲート
手段Aを通過する。そしてスイッチ制御手段53eから
正修正信号Paが出力され、ゲート手段53fのAND
ゲート手段Gを介してカレンダーカウンタ手段53bの
U端子に入力されてカレンダー情報が更新されるととも
に、正修正信号Paは日車制御手段53cのF端子に入
力されて日車56を正転方向に回転する。
【0022】以上の動作によりマイコンは裏蓋開口時に
セットされた月日とマイコン53内のカレンダー情報に
従って日車56を進める日車駆動信号P54を出力する
と共に裏蓋開口時にセットされた月日を進める。これで
裏蓋開口時にセットされた月日と日車56より表示して
いる日付5が一致している限りは使用者にとってカレン
ダー修正は不要になる。特に本実施例ではカレンダーカ
ウンタ手段53bがオートカレンダー機能を有してお
り、月末での日車修正が不要なので、次の電池交換まで
は上述したカレンダーセット作業は必要なくなり、一般
の使用者の手を煩わせない時計を提供できるものであ
る。
【0023】次に本発明の第二実施例について述べる。
図5は第二実施例を示す時計のシステムブロック図であ
り、図4において日車56の表示位置を検出する為にセ
ンサ115を追加したシステムブロック図である。図6
は該センサ115を施した日車輪列55を表示した断面
図、図9はマイコン53の処理機能を示すブロック図で
ある。
【0024】図6に於いて、地板106と輪列受108
の間に日車56を駆動する為のロータ113、日車56
迄伝達する日回し車109、A中間車110、B中間車
111、C中間車112の輪列を配置する事で日車56
を駆動する。文字板1には日付5を表示する窓1aがあ
る。日車56には一ヵ所に突起56aがあり、日車56
の基準位置とに対応する。115は光を発し反射量を検
出するセンサであり、回路114に施されている。該セ
ンサ115の光は地板106の穴106aを通して日車
56で反射する。この時、前記センサ115の光が日車
56にある一ヵ所の突起56aで反射する時は、該突起
56a以外の時反射量と異なる。よって一箇所のみ反射
量が異なる事からセンサ115によって日車56の基準
位置を検出する事が出来る。
【0025】次に図9を用いてマイコン53の処理機能
を説明する。尚、図8と同一ブロックには同一番号を付
けてその説明を省略する。図において53gはスイッチ
制御手段であり、図8と異なるところはORゲート手段
Bが無い事と、リューズ6を1段引きしたときの信号が
入力されない事のみである。53hは日差算出手段であ
り、カレンダーカウンタ手段53bからのカレンダー情
報信号Pcを入力すると共に、センサ115からの検出
信号P115に基づき、設定されているカレンダー情報
の日付と現在表示されている日車56の日付(特定日で
ある1日)との差を算出して日差信号Pdを出力する。
53iは日車制御手段であり図8の日車制御手段と基本
的な機能は同一であるが、異なる点はリューズ6を1段
引き状態61にした時に出力される初期化信号P61を
入力すると、日車56を連続駆動する連続駆動制御信号
P54aを発生すると共に、日差信号Pdに基づいて日
車56を設定されているカレンダー情報の日付位置まで
駆動する初期設定制御信号P54bを発生する。53j
はORゲート手段であり、正修正信号Paと日差信号P
dを日車制御手段53iのF端子へ出力している。
【0026】次に本発明の第二実施例としたカレンダー
修正の説明を行なう。時刻修正については前述の実施例
と同じでありここでは省略する。
【0027】第二実施例のカレンダー修正は、前述の実
施例と同様に時計生産工場や時計店で、修理、電池交換
等の裏蓋開口時に新しい電池8を投入後、通常のデジタ
ル時計の如くカレンダー設定スイッチ52によって前2
桁の月、中2桁の日付を入力する。またリューズ2段引
き62状態で午前午後を日車56回転を見ながらの時刻
修正も同様に行なう。
【0028】次に第二実施例の特徴であるリューズ1段
引き61状態で日車56を液晶表示部9の日付の合わせ
方について説明する。前述のリューズ2段引き62状態
において液晶表示部9の日付及び時刻の午前午後入力
後、リューズ1段引き61状態にすると、図示しないリ
ューズの引き出し位置検出機構から初期化信号P61が
出力され、日車制御手段53iへ入力される。日車制御
手段53iは初期化信号P61に基づいて連続駆動制御
信号P54aを発生し、日車駆動部54、日車輪列55
を介して日車56を連続駆動する。そしてセンサ115
は回転する日車56の特定位置、本実施例では1日を検
出すると検出信号P115を出力する。
【0029】次に日差算出手段53hは、カレンダーカ
ウンタ手段53bに設定されているカレンダー情報の日
付と現在表示されている日車56の日付(特定日である
1日)との差を算出して日差信号Pdを出力する。日差
信号PdはORゲート手段53jを介して日車制御手段
53iのF端子へ入力され、日車制御手段53iは日差
信号Pdに基づいて初期設定制御信号P54bを発生
し、日車56を所望の日付表示位置まで駆動して停止す
る。以降、リューズ6を通常使用状態に戻すと共に裏蓋
を締める。
【0030】以上の処理機能によれば、カレンダーカウ
ンタ手段53bへカレンダー情報を記憶させた後は、簡
単なリューズ操作をすれば日車を自動的にセット出来る
ので、より便利な時計を構成できるものである。
【0031】また、前述までの本発明の実施例のカレン
ダーの日付セットとして液晶表示部9のカレンダー設定
スイッチ52を用いて行なっていたが、他の裏蓋が開い
ている時のカレンダーの日付セット方法として図7に本
発明の第三実施例を示す。
【0032】図7において、14は閏年(Leap Y
ear)及び閏年の経過年を表示した年を設定するロー
タリースイッチ、15は月を表示した月を設定するロー
タリースイッチ、16は日の十の位を表示した日を設置
するロータリースイッチ、17は日の一の位を表示した
日を設定するロータリースイッチであり、各ロータリー
スイッチの設定位置を表わした矢印マーク18がある。
図7におけるカレンダーの日付は、閏年から3年経過し
た12月の24日を示している。つめまり前述のカレン
ダーセットの如く液晶表示部9とカレンダー設定スイッ
チ52のかわりにロータリースイッチを回転する事でカ
レンダーの日付セットを行なう事が出来る実施例であ
る。
【0033】本発明の第三実施例において前述のカレン
ダーの日付セット以外は第一実施例又は第二実施例の如
く行なう。
【0034】ここで述べた各々の実施例に挙げた指針時
計が年差時計としたならば使用者は電池8を投入後リュ
ーズ6で修正する機会はほとんど無い。
【0035】例え使用者が海外に行き時差修正を行なう
としても裏蓋開閉スイッチ11が働かないかぎりリュー
ズ1段引き61で日付修正、リューズ2段引き62で時
刻を修正して日付変更信号P60が発生した場合は、正
転時刻修正信号P62a及び逆転時刻修正信号P62b
から時差修正の正逆転修正が判断でき使用者の修正行為
に連動して日車56をマイコン53内のカレンダー情報
に従い月末無修正で時計自身が修正する。
【0036】図2でわかるように本発明の時計は表裏と
も通常の指針式時計となんら変わりなく使用者にとって
は賢い時計となる。
【0037】尚、上記実施例では日車とカレンダーカウ
ンタ手段との一致手段として光センサと日差算出手段を
示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例
えば日車にコード板を付けて表示日付を検出してカレン
ダーカウンタ手段と一致させる方式や、機械スイッチで
日車の回転位置を検出してカレンダーカウンタ手段と一
致させる方式など用いても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、従来の日付を表示する
機能を付けた指針式の時計と変わりないばかりか前期日
付は月末の無修正化を可能にした上、表示する日付を月
末無修正にする為に従来行なわれていた月針や年針を施
す事や、マイコンの機能を用いてひとつの針で多くの情
報(例えば年や月)を表示する事はなく、さらに時計の
文字板という限られたスペースの中を色々なカレンダー
情報の目盛りでごちゃごちゃさせ時刻情報が読み取り憎
くなるという欠点は発生しない。
【0039】また従来の各時計修理店の電池交換技術で
カレンダーセット修正が簡単に出来、マイコンや本発明
に対する専用の機器や工具はいらない。また特殊な技術
もいらなく時計販売上、使用者ばかりでなく時計修理店
への受け入れも心配する事ない。然るに誰でも簡単いに
修正が行なえ、一度セットする事でほとんど次の電池交
換まで修正することの無い時計を提供できる。
【0040】さらに本実施例の図1の如く電池と液晶表
示部を平面的にずらす事で、電池交換の際に液晶表示部
が邪魔になる事なく、通常の電池交換の如く出来る。
【0041】また請求項2、3によれば、日車とカレン
ダーカウンタ手段との一致手段を有しているので、電池
交換時でも容易に日車を所望日にセットできる。
【0042】また、請求項4によれば、カレンダー情報
の設定は従来のデジタル時計のセット方式と同じなの
で、容易に設定できる。
【0043】また、請求項5によれば、カレンダー情報
の設定はロータリースイッチでも可能である。
【0044】また、請求項8によれば、デジタル表示部
が電池と重ならないので、薄型時計を構成出来る。
【0045】また、請求項9によれば、デジタル表示部
は裏蓋を開放しているときのみ表示し、通常の使用時は
消しているので、消費電力を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計モジュールが見える様に裏蓋をは
ずし時を示す平面図である。
【図2】本発明の時計を示した正面図、裏面図である。
【図3】本発明の時計断面を示した時計断面図である。
【図4】本発明の第一実施例の時計システムを示したシ
ステムブロック図である。
【図5】本発明の第二実施例の時計システムを示したシ
ステムブロック図である。
【図6】本発明の第二実施例の日車輪列構成を示した断
面図である。
【図7】本発明の第三実施例の時計モジュールが見える
様に裏蓋をはずし時を示す平面図である。
【図8】本発明の第一実施例のマイコン53の処理機能
を示すブロック図である。
【図9】本発明の第二実施例のマイコン53の処理機能
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 文字板 1a 窓 7 時計モジュール 9 液晶表示部 10 裏蓋開閉スイッチ 11、12 スイッチ 14、15、16、17 ロータリースイッチ 53 マイコン 53b カレンダーカウンタ手段 53c 日車制御手段 54 日車駆動部 56 日車 56a 突起 60 24時間スイッチ P9 液晶駆動信号 P10 開閉信号 P54 日車駆動信号 P57 指針駆動信号 P60 日付変更信号 P61 日車修正信号 P62 時刻修正信号 P62a 正転時刻修正信号 P62b 逆転時刻修正信号 115 センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分針と、カレンダー表示としての日車
    と、該日車を表示する為の窓を有する文字板と、24時
    間ごとに日付変更信号を出力する24時間検出手段と、
    該24時間検出手段からの日付変更信号に基づいてカレ
    ンダー情報を更新するカレンダーカウンタ手段と、該2
    4時間検出手段からの日付変更信号と前記カレンダーカ
    ウンタ手段の内容に基づいて前記日車の駆動量を制御す
    る制御信号を発生する日車制御手段と、該制御信号に基
    づいて日車を駆動する日車駆動手段とを有する時計モジ
    ュールを備えた時計のカレンダー機構において、前記時
    計モジュールはその裏面側に、前記カレンダーカウンタ
    手段へ所望の日付情報を設定する為のカレンダー設定手
    段を有することを特徴とする指針式電子時計用カレンダ
    ーセット機構。
  2. 【請求項2】 時計モジュールは日車が表示している日
    付を検出する日付検出手段と、該日付検出手段からの日
    付情報に基づいて前記日車の表示日付をカレンダーカウ
    ンタ手段の内容に一致させる日付合わせ手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の指針式電子時計用カレ
    ンダーセット機構。
  3. 【請求項3】 日付検出手段は、日車の特定位置を検出
    して検出信号を出力するセンサ手段であり、日付合わせ
    手段は、該センサ手段からの検出信号と前記カレンダー
    カウンタ手段へ設定された所望の日付情報とに基づき、
    前記特定位置から前記所望の日付位置までの日差を算出
    して日差信号を出力する日差算出手段と、前記日差信号
    に基づいて前記日車を前記特定位置から所望の日付位置
    まで駆動する日車制御手段とから構成されることを特徴
    とする請求項2記載の指針式電子時計用カレンダーセッ
    ト機構。
  4. 【請求項4】 カレンダー設定手段は、カレンダーカウ
    ンタ手段の内容を表示する為のデジタル表示部と、該デ
    ジタル表示部へ月日を設定する為のスイッチとを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の指針式電子時計用カレ
    ンダーセット機構。
  5. 【請求項5】 カレンダー設定手段は、月日にそれぞれ
    対応して設けられ、月日情報を出力するロータリースイ
    ッチと、該月日情報を前記カレンダーカウンタ手段に初
    期セットする手段とからなることを特徴とする請求項1
    記載の指針式電子時計用カレンダーセット機構。
  6. 【請求項6】 カレンダー設定手段は時計ケース内に収
    納され、該時計ケースを構成する裏蓋を開けた時のみ露
    出することを特徴とする請求項4記載の指針式電子時計
    用カレンダーセット機構。
  7. 【請求項7】 カレンダーカウンタ手段は、月末無修正
    機能を有することを特徴とする請求項1記載の指針式電
    子時計用カレンダーセット機構。
  8. 【請求項8】 デジタル表示部は、時計モジュールを構
    成する電池部を平面的にずらして配置したことを特徴と
    する請求項4記載の指針式電子時計用カレンダーセット
    機構。
  9. 【請求項9】 時計モジュールは、時計ケースを構成す
    る裏蓋の開閉状態を検出するスイッチ手段を有し、前記
    デジタル表示部は、前記スイッチ手段が裏蓋の開放状態
    を検出した時のみ表示することを請求項4記載の指針式
    電子時計用カレンダーセット機構。
JP7221307A 1995-08-30 1995-08-30 指針式電子時計用カレンダーセット機構 Pending JPH0961555A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006153480A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Seiko Instruments Inc 電子時計
US7167417B2 (en) 2003-07-04 2007-01-23 Seiko Epson Corporation Time correction system, time correction instruction device, pointer type timepiece, and time correction method

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