JPH0961643A - 広帯域プラスチッククラッド光ファイバ及びコネクタ付き光ファイバコード - Google Patents
広帯域プラスチッククラッド光ファイバ及びコネクタ付き光ファイバコードInfo
- Publication number
- JPH0961643A JPH0961643A JP7215081A JP21508195A JPH0961643A JP H0961643 A JPH0961643 A JP H0961643A JP 7215081 A JP7215081 A JP 7215081A JP 21508195 A JP21508195 A JP 21508195A JP H0961643 A JPH0961643 A JP H0961643A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- clad
- core
- connector
- plastic clad
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- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドリング性、加工性、簡易コネクタ接
続(圧着)、低価格性及び結合性に優れるとともに、伝
送帯域が20〜50MHz・kmあるいはそれ以上のよ
うに広いステップインデックス型のプラスチッククラッ
ド光ファイバを提供する。 【解決手段】 石英からなるコア、及び、該コアの外
周に密着して設けられたポリマで構成されるクラッドか
らなるプラスチッククラッド光ファイバにおいて、前記
クラッドの屈折率(ncl)と前記コアの屈折率(nco)
とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 ≦0.34 を満足し、かつ、前記クラッドがショア硬度D60以
上、及び、常温での線膨脹係数1.0×10-4〜2.0
×10-4を有する紫外線硬化された弗素系(メタ)アク
リレート系樹脂からなる広帯域プラスチッククラッド光
ファイバである。
続(圧着)、低価格性及び結合性に優れるとともに、伝
送帯域が20〜50MHz・kmあるいはそれ以上のよ
うに広いステップインデックス型のプラスチッククラッ
ド光ファイバを提供する。 【解決手段】 石英からなるコア、及び、該コアの外
周に密着して設けられたポリマで構成されるクラッドか
らなるプラスチッククラッド光ファイバにおいて、前記
クラッドの屈折率(ncl)と前記コアの屈折率(nco)
とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 ≦0.34 を満足し、かつ、前記クラッドがショア硬度D60以
上、及び、常温での線膨脹係数1.0×10-4〜2.0
×10-4を有する紫外線硬化された弗素系(メタ)アク
リレート系樹脂からなる広帯域プラスチッククラッド光
ファイバである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中距離、短距離範
囲内における高速で大容量のデータリンク等のLAN
(ローカルエリアネットワーク)を構築するために好適
な広帯域プラスチッククラッド光ファイバに関するもの
である。
囲内における高速で大容量のデータリンク等のLAN
(ローカルエリアネットワーク)を構築するために好適
な広帯域プラスチッククラッド光ファイバに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】芯(コア)が石英から成り、鞘(クラッ
ド)がプラスチックから成るステップインデックス型プ
ラスチッククラッド光ファイバ(以後、PCFと称す
る)は、比較的安価で、プラスチック光ファイバと比較
して透光性に優れ、受発光素子との結合性が良好(開口
数0.37〜0.40の高開口数)で、しかも取扱性に
優れていることから、中・短距離伝送用光ファイバやラ
イトガイドとして使用されている。
ド)がプラスチックから成るステップインデックス型プ
ラスチッククラッド光ファイバ(以後、PCFと称す
る)は、比較的安価で、プラスチック光ファイバと比較
して透光性に優れ、受発光素子との結合性が良好(開口
数0.37〜0.40の高開口数)で、しかも取扱性に
優れていることから、中・短距離伝送用光ファイバやラ
イトガイドとして使用されている。
【0003】例えば、特開平5−271350号公報に
記載された、コアが純粋石英、クラッドが紫外線硬化型
フッ素樹脂からなるPCFは、機器内、機器間、移動体
通信やビル内通信等に使用が可能である。さらに、この
PCFにおいては硬度の高いフッ素系樹脂がクラッド材
として使用され、圧着コネクタの使用を可能ならしめ、
コネクタ接続を含む現場施工性にも優れている。
記載された、コアが純粋石英、クラッドが紫外線硬化型
フッ素樹脂からなるPCFは、機器内、機器間、移動体
通信やビル内通信等に使用が可能である。さらに、この
PCFにおいては硬度の高いフッ素系樹脂がクラッド材
として使用され、圧着コネクタの使用を可能ならしめ、
コネクタ接続を含む現場施工性にも優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のPCFは、ハンドリング性、加工性、簡易コネク
タ接続(圧着)、低価格性及び結合性に優れているもの
の、開口数(NA)が0.37〜0.40のように高い
ので伝送帯域が狭く、その結果、広帯域の情報伝送方式
であるATM−LANや高速イーサネットなどには十分
に適用できないという問題があった。
従来のPCFは、ハンドリング性、加工性、簡易コネク
タ接続(圧着)、低価格性及び結合性に優れているもの
の、開口数(NA)が0.37〜0.40のように高い
ので伝送帯域が狭く、その結果、広帯域の情報伝送方式
であるATM−LANや高速イーサネットなどには十分
に適用できないという問題があった。
【0005】また、高速伝送用として、従来より知られ
ている石英系屈折率分布型やシングルモード型の光ファ
イバは、加工性、コネクタ接続作業が面倒で、価格にお
いても満足できないものであった。
ている石英系屈折率分布型やシングルモード型の光ファ
イバは、加工性、コネクタ接続作業が面倒で、価格にお
いても満足できないものであった。
【0006】そこで、本発明は、さらに圧着コネクタ取
り付け及び加工に伴うコネクタ部での長期信頼性を付与
した広帯域PCFを提供することを目的とする。
り付け及び加工に伴うコネクタ部での長期信頼性を付与
した広帯域PCFを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のPCFは、石英からなるコア、該コアの外
周に密着して設けられたポリマで構成されるクラッドか
らなるプラスチッククラッド光ファイバであって、前記
クラッドの屈折率(ncl)と前記コアの屈折率(nco)
とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 ≦0.34 を満足し、かつ、前記クラッドがショア硬度D60以
上、及び、常温での線膨脹係数1.0×10-4〜2.0
×10-4を有する紫外線硬化された弗素系(メタ)アク
リレート系樹脂からなることを特徴とする。
め、本発明のPCFは、石英からなるコア、該コアの外
周に密着して設けられたポリマで構成されるクラッドか
らなるプラスチッククラッド光ファイバであって、前記
クラッドの屈折率(ncl)と前記コアの屈折率(nco)
とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 ≦0.34 を満足し、かつ、前記クラッドがショア硬度D60以
上、及び、常温での線膨脹係数1.0×10-4〜2.0
×10-4を有する紫外線硬化された弗素系(メタ)アク
リレート系樹脂からなることを特徴とする。
【0008】さらに、そのクラッドは、30〜45kg
/mm2 のヤング率を有することが好ましく、また、そ
のクラッドの厚みは5〜30μmであることが好まし
い。
/mm2 のヤング率を有することが好ましく、また、そ
のクラッドの厚みは5〜30μmであることが好まし
い。
【0009】そして、本発明の光ファイバは、400k
g/mm2 以上のワイブル平均破断強度を有する。
g/mm2 以上のワイブル平均破断強度を有する。
【0010】また、本発明のコネクタ付き光ファイコー
ドは、上記した本発明のPCFの外周にポリマ被覆層を
設けてなる光ファイバコード、及び、その片端または両
端に前記ポリマ被覆層を剥しかしめ圧着により取付けら
れたコネクタからなることを特徴とし、そのコネクタ内
部のフェルールからの光ファイバ引き抜き力が2kg以
上であり、かつ、1.0kg×1分間の引き抜き力で引
き抜き時のコア・クラッド間のピストニング量が10μ
m以下とすることができる。
ドは、上記した本発明のPCFの外周にポリマ被覆層を
設けてなる光ファイバコード、及び、その片端または両
端に前記ポリマ被覆層を剥しかしめ圧着により取付けら
れたコネクタからなることを特徴とし、そのコネクタ内
部のフェルールからの光ファイバ引き抜き力が2kg以
上であり、かつ、1.0kg×1分間の引き抜き力で引
き抜き時のコア・クラッド間のピストニング量が10μ
m以下とすることができる。
【0011】プラスチッククラッド光ファイバ(PC
F)の広帯域化を実現するためには、クラッドの屈折率
(ncl)と前記コアの屈折率(nco)とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 (ncl)≦0.34 を満足する水準まで、光ファイバの開口数(NA)を低
くすることが必要である。 即ち、広帯域の情報伝送方
式における光ファイバとして使用するためには、少なく
ともその帯域が20〜50MHz・kmであることが必
要であって、従来のステップインデックス型PCFでは
この帯域水準を満足できないが、開口数(NA)を前記
水準まで低くすれば、少なくとも20〜50MHz・k
mの帯域水準を満足できる。
F)の広帯域化を実現するためには、クラッドの屈折率
(ncl)と前記コアの屈折率(nco)とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 (ncl)≦0.34 を満足する水準まで、光ファイバの開口数(NA)を低
くすることが必要である。 即ち、広帯域の情報伝送方
式における光ファイバとして使用するためには、少なく
ともその帯域が20〜50MHz・kmであることが必
要であって、従来のステップインデックス型PCFでは
この帯域水準を満足できないが、開口数(NA)を前記
水準まで低くすれば、少なくとも20〜50MHz・k
mの帯域水準を満足できる。
【0012】そのためには、例えば、石英コアの屈折率
が1.458の場合、クラッドの屈折率が1.418〜
1.436となるように、従来と比べ比較的高屈折率の
ポリマをクラッドに使用すればよい。
が1.458の場合、クラッドの屈折率が1.418〜
1.436となるように、従来と比べ比較的高屈折率の
ポリマをクラッドに使用すればよい。
【0013】一般に、帯域を広げるためには開口数(N
A)は低いほど好適であるが、逆に、開口数を低くする
と光ファイバを曲げた時の透光損失増加が大きくなるの
で、曲げた時の透光損失水準を許容範囲内に抑えるため
に、開口数(NA)は0.25以上とすることが必要で
ある。即ち、実用上の曲げ損失値(入射NAが0.2
5、フルモード励振条件の光源から3m長の光ファイバ
に光を入射させて測定した曲げ損失値)を0.1dB以
下の許容範囲内とするためには、0.25以上のNAが
必要である。
A)は低いほど好適であるが、逆に、開口数を低くする
と光ファイバを曲げた時の透光損失増加が大きくなるの
で、曲げた時の透光損失水準を許容範囲内に抑えるため
に、開口数(NA)は0.25以上とすることが必要で
ある。即ち、実用上の曲げ損失値(入射NAが0.2
5、フルモード励振条件の光源から3m長の光ファイバ
に光を入射させて測定した曲げ損失値)を0.1dB以
下の許容範囲内とするためには、0.25以上のNAが
必要である。
【0014】さらに、本発明の広帯域プラスチッククラ
ッド光ファイバのクラッドポリマは、ショア硬度D法
(ASTM−D2240)にて60以上の高硬度を有す
ることが必要である 光ファイバ側面をコネクタフェルールを介して直接かし
めて圧着コネクタを取付ける際に、光ファイバの破断や
クラックによる疲労破断を起こさないためには、クラッ
ドとして、硬度が比較的低い(例えば、ショア硬度Dが
50〜55程度あるいはそれ以下)ポリマを使用するこ
とが好ましいが、逆に、光ファイバとフェルールのかし
め固着力を十分に高めることができない。
ッド光ファイバのクラッドポリマは、ショア硬度D法
(ASTM−D2240)にて60以上の高硬度を有す
ることが必要である 光ファイバ側面をコネクタフェルールを介して直接かし
めて圧着コネクタを取付ける際に、光ファイバの破断や
クラックによる疲労破断を起こさないためには、クラッ
ドとして、硬度が比較的低い(例えば、ショア硬度Dが
50〜55程度あるいはそれ以下)ポリマを使用するこ
とが好ましいが、逆に、光ファイバとフェルールのかし
め固着力を十分に高めることができない。
【0015】しかし、ショア硬度Dが60以上と高硬度
のポリマをクラッドに使用すると、かしめ応力をポリマ
クラッド部にて十分に受け止めることができるので、強
く固着することができ、しかも光ファイバの破断や疲労
破断に至ることもない。さらに、クラッドポリマのショ
ア硬度Dが60以上であると、光ファイバを切断する際
に、光ファイバに押し当てた切断刃の衝撃伝播がコアま
で到達し石英コアを鏡面を呈した状態でもって切断でき
るという利点があり、光ファイバ切断後の光ファイバ断
面を非常に平滑にでき、研磨工程なしでの接続をも可能
とすることができる。
のポリマをクラッドに使用すると、かしめ応力をポリマ
クラッド部にて十分に受け止めることができるので、強
く固着することができ、しかも光ファイバの破断や疲労
破断に至ることもない。さらに、クラッドポリマのショ
ア硬度Dが60以上であると、光ファイバを切断する際
に、光ファイバに押し当てた切断刃の衝撃伝播がコアま
で到達し石英コアを鏡面を呈した状態でもって切断でき
るという利点があり、光ファイバ切断後の光ファイバ断
面を非常に平滑にでき、研磨工程なしでの接続をも可能
とすることができる。
【0016】さらに、本発明の光ファイバでは、クラッ
ドポリマの線膨脹係数が常温で1.0×10-4〜2.0
×10-4であることが必要である。1.0×10-4未満
であるとポリマが脆過ぎるので、コアとクラッドの密着
性が良好であっても、熱的ショックや曲げ等による機械
的刺激によってクラッドが剥離し易く、不適当である。
逆に、2.0×10-4を越えると、dncl/dT(クラ
ッドの屈折率の温度係数)がdρ/dT(線膨脹係数)
に比例するために、低温域において、クラッドの屈折率
が大きくなって光ファイバのNAが大きく低下し、この
結果、低温下での透光損失が極めて大きくなるので、不
適当である。
ドポリマの線膨脹係数が常温で1.0×10-4〜2.0
×10-4であることが必要である。1.0×10-4未満
であるとポリマが脆過ぎるので、コアとクラッドの密着
性が良好であっても、熱的ショックや曲げ等による機械
的刺激によってクラッドが剥離し易く、不適当である。
逆に、2.0×10-4を越えると、dncl/dT(クラ
ッドの屈折率の温度係数)がdρ/dT(線膨脹係数)
に比例するために、低温域において、クラッドの屈折率
が大きくなって光ファイバのNAが大きく低下し、この
結果、低温下での透光損失が極めて大きくなるので、不
適当である。
【0017】従って、開口数(NA)を前記した低水準
としても、機械特性と低温特性との両方を満足するPC
Fとするためには、クラッドの線膨脹係数を1.0×1
0-4〜2.0×10-4とすることが必要である。
としても、機械特性と低温特性との両方を満足するPC
Fとするためには、クラッドの線膨脹係数を1.0×1
0-4〜2.0×10-4とすることが必要である。
【0018】また、クラッドポリマは、そのヤング率が
23℃で30〜45kg/mm2 であることが望まし
い。一般的にクラッド等に使用される紫外線硬化された
弗素系(メタ)アクリレート系樹脂では、硬度が高くな
るほどヤング率が高くなる傾向にある。しかし、高ヤン
グ率の樹脂は伸びにくいので光ファイバを切断する際な
どに欠けが生じ易く、光ファイバ接続時の損失悪化の一
要因となる。従って、上述したようにかしめ特性を良好
とするために高硬度としてもそのヤング率は低い方が好
ましく、接続特性良好な光ファイバを得るためには、ヤ
ング率(23℃)を30〜45kg/mm2 の水準とす
ることが好ましい。
23℃で30〜45kg/mm2 であることが望まし
い。一般的にクラッド等に使用される紫外線硬化された
弗素系(メタ)アクリレート系樹脂では、硬度が高くな
るほどヤング率が高くなる傾向にある。しかし、高ヤン
グ率の樹脂は伸びにくいので光ファイバを切断する際な
どに欠けが生じ易く、光ファイバ接続時の損失悪化の一
要因となる。従って、上述したようにかしめ特性を良好
とするために高硬度としてもそのヤング率は低い方が好
ましく、接続特性良好な光ファイバを得るためには、ヤ
ング率(23℃)を30〜45kg/mm2 の水準とす
ることが好ましい。
【0019】さらにまた、石英コアの表面に塗布又は含
浸させた後、紫外線を照射することにより重合硬化せし
めてなるクラッドには、屈折率等を所望の値に制御し易
い点等から弗素系(メタ)アクリレート系樹脂を使用す
ればよい。
浸させた後、紫外線を照射することにより重合硬化せし
めてなるクラッドには、屈折率等を所望の値に制御し易
い点等から弗素系(メタ)アクリレート系樹脂を使用す
ればよい。
【0020】又、クラッド層の厚みは5〜30μmであ
ることが好ましい。クラッド厚みが5μm未満である場
合は、石英コア中を伝播する光がクラッドから外に漏れ
出し易くなるので透光性能が不十分となり易い。逆に3
0μmを越えると、低温放置した場合のクラッドの収縮
に起因する石英コアのマイクロベンド損が大きくなる等
の問題が生じ易い。
ることが好ましい。クラッド厚みが5μm未満である場
合は、石英コア中を伝播する光がクラッドから外に漏れ
出し易くなるので透光性能が不十分となり易い。逆に3
0μmを越えると、低温放置した場合のクラッドの収縮
に起因する石英コアのマイクロベンド損が大きくなる等
の問題が生じ易い。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明において、クラッドをなす
ポリマとして使用される紫外線硬化性の弗素系(メタ)
アクリレート系樹脂としては、例えば、米国特許第45
11209号明細書に記載されたクラッドポリマ用組成
物の技術を応用し、弗素化アルキル基含有の弗素系(メ
タ)アクリレートの主モノマとアルキル基含有の(メ
タ)アクリレート系の多官能モノマとの組み合わせ及び
それらの混合比率を適正化することによって所望物性と
したポリマが挙げられる。それらのモノマとしては以下
に例示する物が使用できる。
ポリマとして使用される紫外線硬化性の弗素系(メタ)
アクリレート系樹脂としては、例えば、米国特許第45
11209号明細書に記載されたクラッドポリマ用組成
物の技術を応用し、弗素化アルキル基含有の弗素系(メ
タ)アクリレートの主モノマとアルキル基含有の(メ
タ)アクリレート系の多官能モノマとの組み合わせ及び
それらの混合比率を適正化することによって所望物性と
したポリマが挙げられる。それらのモノマとしては以下
に例示する物が使用できる。
【0022】弗素化アルキル基含有の弗素系(メタ)ア
クリレートとしては、 CH2 =CHCOOCH2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CFHCF3 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CH2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CF(CF3 )CF3 CH2 =CHCOOCH(CF3 )2 CH2 =C(F)COOCH(CF3 )2 CH2 =C(CH3 )COOCH(CF3 )2 CH2 =CHCOOCH2 (CF2 CF2 )3 H CH2 =C(F)COOCH2 (CF2 CF2 )2 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 (CF2 CF2 )2
H CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF2 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 CF2 CF2 H CH2 =C(F)COOCH2 CF2 CF2 H CH2 =CHCOOCH2 CH2 C8 F17 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C12F25 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C12F25 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C10F21 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C10F21 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C8 F13 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C6 F13 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C4 F9 CH2 =CFCOOCH2 CH2 C6 F13 CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )6 CF(CF3 )
2 CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )6 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 (CH2 )8 H CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )10H CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )12H CH2 =CHCOOCH2 C(OH)HCH2 C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(C3 H7 )SO2
C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(C2 H5 )COC
7 F15 CH2 =CHCOO(CH2 )2 (CF2 )8 CF(C
F3 )2 CH2 =C(CH2 CH2 C8 F17)COOCH2 CH
2 C8 F17 が挙げられ、これら弗素系(メタ)アクリレートは、構
造が異なる2種類以上の化合物を混合して使用してもよ
い。
クリレートとしては、 CH2 =CHCOOCH2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CFHCF3 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CH2 CF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CF(CF3 )CF3 CH2 =CHCOOCH(CF3 )2 CH2 =C(F)COOCH(CF3 )2 CH2 =C(CH3 )COOCH(CF3 )2 CH2 =CHCOOCH2 (CF2 CF2 )3 H CH2 =C(F)COOCH2 (CF2 CF2 )2 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 (CF2 CF2 )2
H CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF2 CFHCF3 CH2 =CHCOOCH2 CF2 CF2 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 CF2 CF2 H CH2 =C(F)COOCH2 CF2 CF2 H CH2 =CHCOOCH2 CH2 C8 F17 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C12F25 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C12F25 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C10F21 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C10F21 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C8 F13 CH2 =C(CH3 )COOCH2 CH2 C6 F13 CH2 =CHCOOCH2 CH2 C4 F9 CH2 =CFCOOCH2 CH2 C6 F13 CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )6 CF(CF3 )
2 CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )6 H CH2 =C(CH3 )COOCH2 (CH2 )8 H CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )10H CH2 =CHCOOCH2 (CH2 )12H CH2 =CHCOOCH2 C(OH)HCH2 C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(C3 H7 )SO2
C8 F17 CH2 =CHCOOCH2 CH2 N(C2 H5 )COC
7 F15 CH2 =CHCOO(CH2 )2 (CF2 )8 CF(C
F3 )2 CH2 =C(CH2 CH2 C8 F17)COOCH2 CH
2 C8 F17 が挙げられ、これら弗素系(メタ)アクリレートは、構
造が異なる2種類以上の化合物を混合して使用してもよ
い。
【0023】また、多官能モノマとしては、 エチレングリコールジ(メタ)アクリレート ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート(数平
均分子量200〜1000) プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート(数
平均分子量200〜1000) ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート 1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート 1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート 1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)ア
クリレート CH2 =CHCOOCH2 (C2 F4 )2 CH2 OCO
CH=CH2 CH2 =CHCOOC2 H4 (C2 F4 )3 C2 H4 O
COCH=CH2 CH2 =C(CH3 )COOC2 H4 (C2 F4 )3 C
2 H4 OCOC(CH3)=CH2 が挙げられる。
均分子量200〜1000) プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート(数
平均分子量200〜1000) ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート 1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート 1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート 1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコール
ジ(メタ)アクリレート ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート ペンタエリスリトールモノヒドロキシペンタ(メタ)ア
クリレート CH2 =CHCOOCH2 (C2 F4 )2 CH2 OCO
CH=CH2 CH2 =CHCOOC2 H4 (C2 F4 )3 C2 H4 O
COCH=CH2 CH2 =C(CH3 )COOC2 H4 (C2 F4 )3 C
2 H4 OCOC(CH3)=CH2 が挙げられる。
【0024】本発明で用いるクラッドポリマ用のモノマ
組成物は、石英コアへの表面コーティングの点から、1
0〜2000cps程度であることが望ましく、常温塗
布の場合には特に15〜200cpsが望ましい。ま
た、そのモノマ組成物は加熱及び冷却によって粘度調整
しながら、石英コアにコーティングしてもよい。
組成物は、石英コアへの表面コーティングの点から、1
0〜2000cps程度であることが望ましく、常温塗
布の場合には特に15〜200cpsが望ましい。ま
た、そのモノマ組成物は加熱及び冷却によって粘度調整
しながら、石英コアにコーティングしてもよい。
【0025】このモノマ組成物は、前記した弗素アルキ
ル基含有弗素系(メタ)アクリレートの主モノマ、及び
アルキル基含有(メタ)アクリレート系の多官能モノマ
の外に、硬化条件や相溶性等の点で許容される範囲内で
あれば必要に応じて各種の添加剤を含有してもよい。
ル基含有弗素系(メタ)アクリレートの主モノマ、及び
アルキル基含有(メタ)アクリレート系の多官能モノマ
の外に、硬化条件や相溶性等の点で許容される範囲内で
あれば必要に応じて各種の添加剤を含有してもよい。
【0026】例えば、ヒンダードフェノール系等の抗酸
化剤、耐光性向上剤、石英コアとの密着性及び結合性を
向上させるためのシランカップリング剤、石英コアへの
均一塗布のための消泡剤、レベリング剤、界面活性剤な
ど適宜混合することができる。
化剤、耐光性向上剤、石英コアとの密着性及び結合性を
向上させるためのシランカップリング剤、石英コアへの
均一塗布のための消泡剤、レベリング剤、界面活性剤な
ど適宜混合することができる。
【0027】特に、γ−メルカプトトリメトキシシラン
を添加することが望ましい。なぜなら、クラッドのショ
ア硬度をD60以上とすることに加えて、コアとクラッ
ドの密着性を良好にすることができるので、ワイブル平
均破断強度の値を400kg/mm2 以上と高くするこ
とが可能であり、高い強度信頼性が得られるからであ
る。
を添加することが望ましい。なぜなら、クラッドのショ
ア硬度をD60以上とすることに加えて、コアとクラッ
ドの密着性を良好にすることができるので、ワイブル平
均破断強度の値を400kg/mm2 以上と高くするこ
とが可能であり、高い強度信頼性が得られるからであ
る。
【0028】このワイブル平均破断強度(ワイブル破断
強度の平均値)は次の方法で求められる値である。9m
長の光ファイバサンプルの引っ張り強力(kg)をn=
100で測定し、この引っ張り強力をコア断面積で除し
て引っ張り破断強度(kg/mm2 )を求める。この引
っ張り破断強度のワイブル分布をとり、このワイブル分
布から63.2%における累積破断確率を求め、ワイブ
ル平均破断強度(kg/mm2 )とする。
強度の平均値)は次の方法で求められる値である。9m
長の光ファイバサンプルの引っ張り強力(kg)をn=
100で測定し、この引っ張り強力をコア断面積で除し
て引っ張り破断強度(kg/mm2 )を求める。この引
っ張り破断強度のワイブル分布をとり、このワイブル分
布から63.2%における累積破断確率を求め、ワイブ
ル平均破断強度(kg/mm2 )とする。
【0029】また、本発明のPCFをボビンに巻取る際
の張力は20g以下と低く抑えることが、良好な透光損
失を保持するために望ましい。
の張力は20g以下と低く抑えることが、良好な透光損
失を保持するために望ましい。
【0030】さらに、本発明のPCFは、その外周にポ
リマ被覆層を設けてなる光ファイバコードとし、このコ
ードの片端または両端におけるポリマ被覆層を剥してか
しめ圧着型コネクタを取り付けることによってコネクタ
付き光ファイコードとすればよい。
リマ被覆層を設けてなる光ファイバコードとし、このコ
ードの片端または両端におけるポリマ被覆層を剥してか
しめ圧着型コネクタを取り付けることによってコネクタ
付き光ファイコードとすればよい。
【0031】本発明によると、このようなコネクタ付き
光ファイコードとしても、コネクタ内部のフェルールか
らの光ファイバ引き抜き力を2kg以上と高くし、か
つ、1.0kg×1分間の引き抜き力で引き抜いた時の
コア・クラッド間のピストニング量を10μm以下と小
さくすることができる。
光ファイコードとしても、コネクタ内部のフェルールか
らの光ファイバ引き抜き力を2kg以上と高くし、か
つ、1.0kg×1分間の引き抜き力で引き抜いた時の
コア・クラッド間のピストニング量を10μm以下と小
さくすることができる。
【0032】このコネクタ内部のフェルールからの光フ
ァイバ引き抜き力はJIS・F05型のかしめ圧着コネ
クタを光ファイバコードに取り付け、そのコネクタ内部
のフェルールから光ファイバを引き抜く際に要する力を
測定した値であり、フェルール引き抜き力が2kg未満
であると機器間配線等の施工時にコネクタから光ファイ
バが脱落してしまう危険性があり好ましくない。
ァイバ引き抜き力はJIS・F05型のかしめ圧着コネ
クタを光ファイバコードに取り付け、そのコネクタ内部
のフェルールから光ファイバを引き抜く際に要する力を
測定した値であり、フェルール引き抜き力が2kg未満
であると機器間配線等の施工時にコネクタから光ファイ
バが脱落してしまう危険性があり好ましくない。
【0033】また、ピストニング量とは、フェルールの
引き抜き力を1.0kg×1分間とした際の石英コアと
クラッドポリマとの間で生じるピストニング量のことで
あり、ピストニング量が10μm以下であることによっ
てコネクタ接続した際の出射光量すなわち接続効率の高
い光ファイバを得ることがで、本発明の光ファイバの施
工性において、高い長期信頼性が実現できる。
引き抜き力を1.0kg×1分間とした際の石英コアと
クラッドポリマとの間で生じるピストニング量のことで
あり、ピストニング量が10μm以下であることによっ
てコネクタ接続した際の出射光量すなわち接続効率の高
い光ファイバを得ることがで、本発明の光ファイバの施
工性において、高い長期信頼性が実現できる。
【0034】本発明の光ファイバにおいて、石英コアの
径は200μが代表的であるが、これに限定されるもの
ではない。
径は200μが代表的であるが、これに限定されるもの
ではない。
【0035】かかる光ファイバは、通常の方法によって
製造することができる。つまり、コア材用の石英母材を
火炎研磨もしくはフッ化水素酸により前処理した後、高
周波加熱炉、電気抵抗カーボン炉、もしくは酸水素炎に
て溶融細化し、光ファイバ基体とする。続いて、この光
ファイバ基体を液状のクラッド用モノマ組成物を連続的
に供給するクラッドコーティングダイを通してその組成
物を表面に連続塗布し、必要に応じて溶剤を除去した
後、紫外線を照射して、クラッド層を形成する方法等に
より行なえば良い。
製造することができる。つまり、コア材用の石英母材を
火炎研磨もしくはフッ化水素酸により前処理した後、高
周波加熱炉、電気抵抗カーボン炉、もしくは酸水素炎に
て溶融細化し、光ファイバ基体とする。続いて、この光
ファイバ基体を液状のクラッド用モノマ組成物を連続的
に供給するクラッドコーティングダイを通してその組成
物を表面に連続塗布し、必要に応じて溶剤を除去した
後、紫外線を照射して、クラッド層を形成する方法等に
より行なえば良い。
【0036】本発明の光ファイバクラッド用硬化性組成
物を紫外線照射炉により重合硬化させる際の光源は、例
えば、カーボンアーク、キセノンランプ、中圧水銀
灯、、超高圧水銀灯、無電極ランプ、メタルハライドラ
ンプ等通常市販されている光源を用いればよい。また、
重合の効率を高める点からすると、窒素ガス等の不活性
ガス雰囲気下で照射を行なうことが好ましい。
物を紫外線照射炉により重合硬化させる際の光源は、例
えば、カーボンアーク、キセノンランプ、中圧水銀
灯、、超高圧水銀灯、無電極ランプ、メタルハライドラ
ンプ等通常市販されている光源を用いればよい。また、
重合の効率を高める点からすると、窒素ガス等の不活性
ガス雰囲気下で照射を行なうことが好ましい。
【0037】このようにして、コアの外周にクラッド層
が形成されてなる光ファイバは、速度制御されたローラ
を介して引き取られ、必要に応じて保護層機能を有する
樹脂組成物等で被覆された後、巻き取られる。
が形成されてなる光ファイバは、速度制御されたローラ
を介して引き取られ、必要に応じて保護層機能を有する
樹脂組成物等で被覆された後、巻き取られる。
【0038】
【実施例】以下の実施例において光ファイバ特性は以下
の方法に基づいて測定した。
の方法に基づいて測定した。
【0039】曲げ損失(dB): 3m長の光ファイバ
に、入射NAが0.25、フルモード励振条件の光源か
ら光を入射させ、シリコンフォトマル受光素子とを用い
てその透過光量を測定し、初期光量とする。次いで試料
を半径10mmのマンドレルに10回巻き付けて透過光
量を測定し、初期光量との差を曲げ損失とする。
に、入射NAが0.25、フルモード励振条件の光源か
ら光を入射させ、シリコンフォトマル受光素子とを用い
てその透過光量を測定し、初期光量とする。次いで試料
を半径10mmのマンドレルに10回巻き付けて透過光
量を測定し、初期光量との差を曲げ損失とする。
【0040】フェルールかしめ損失(dB): 無接
着、無かしめでコネクタを取り付けた試料長3mの光フ
ァイバの850nmLEDでの透過光量を初期光量とす
る。ついで片端にコネクタをかしめによって取り付け、
その際の透過光量を測定し、初期光量との差をフェルー
ルかしめ損失とする。
着、無かしめでコネクタを取り付けた試料長3mの光フ
ァイバの850nmLEDでの透過光量を初期光量とす
る。ついで片端にコネクタをかしめによって取り付け、
その際の透過光量を測定し、初期光量との差をフェルー
ルかしめ損失とする。
【0041】低温損失(dB/km): 長さ1kmの
光ファイバを25℃、50%RHの環境下で透過光量を
測定し、次に−60℃の低温下に放置した時の透過光量
の差から、−60℃の低温下での透過損失とする。
光ファイバを25℃、50%RHの環境下で透過光量を
測定し、次に−60℃の低温下に放置した時の透過光量
の差から、−60℃の低温下での透過損失とする。
【0042】[実施例1]プラズマ法により合成された
合成石英母材を、酸水素炎による火炎研磨の前処理をし
た後、2200℃の高純度炭素抵抗発熱型加熱炉に連続
的に供給し、コア径が200μmとなるように溶融細化
させ、光ファイバ基体とした。この基体を、トリハイド
ロパーフルオロウンデシルアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、γ−メルカプトトリメト
キシシラン及び光増感剤からなるクラッドポリマ用モノ
マ組成物(18cps)が0.1μmのフィルタで濾過
して供給されているクラッドコートダイの中を通して、
その組成物を基体の表面に連続的に塗布した後、360
nmに中心波長を有する300W/インチの無電極ラン
プからの光を照射して硬化させ、ローラで引っ張り、ク
ラッド外径が227μmの光ファイバとして巻き取っ
た。コア・クラッド偏心率は4.0%,また石英コア及
びポリマクラッドの非円率はそれぞれ0.5%、0.8
%と極めて真円度の高い光ファイバであった。またポリ
マクラッドのショアD硬度、ヤング率(23℃)及び線
膨脹係数は、それぞれ、D68、39kg/mm2 、
1.9×10-4であった。
合成石英母材を、酸水素炎による火炎研磨の前処理をし
た後、2200℃の高純度炭素抵抗発熱型加熱炉に連続
的に供給し、コア径が200μmとなるように溶融細化
させ、光ファイバ基体とした。この基体を、トリハイド
ロパーフルオロウンデシルアクリレート、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、γ−メルカプトトリメト
キシシラン及び光増感剤からなるクラッドポリマ用モノ
マ組成物(18cps)が0.1μmのフィルタで濾過
して供給されているクラッドコートダイの中を通して、
その組成物を基体の表面に連続的に塗布した後、360
nmに中心波長を有する300W/インチの無電極ラン
プからの光を照射して硬化させ、ローラで引っ張り、ク
ラッド外径が227μmの光ファイバとして巻き取っ
た。コア・クラッド偏心率は4.0%,また石英コア及
びポリマクラッドの非円率はそれぞれ0.5%、0.8
%と極めて真円度の高い光ファイバであった。またポリ
マクラッドのショアD硬度、ヤング率(23℃)及び線
膨脹係数は、それぞれ、D68、39kg/mm2 、
1.9×10-4であった。
【0043】得られた光ファイバの屈折率を測定したと
ころ、石英コア及びポリマクラッドの屈折率がそれぞれ
1.458、1.430であり、NA(開口数)は0.
28であった。また、透光損失(850nm)は3.9
dB/kmと低く、帯域は30MHz・kmと高く光学
的特性において非常に優れたものであった。
ころ、石英コア及びポリマクラッドの屈折率がそれぞれ
1.458、1.430であり、NA(開口数)は0.
28であった。また、透光損失(850nm)は3.9
dB/kmと低く、帯域は30MHz・kmと高く光学
的特性において非常に優れたものであった。
【0044】得られた光ファイバにエチレン・テトラフ
ルオロエチレン共重合体からなるポリマを溶融被覆して
コア・クラッド及び1次被覆層からなる構造のプラスチ
ッククラッド光ファイバを得た。その特性は表1に示す
通りであり、光学特性及び端末加工性、取扱性が極めて
優れていた。
ルオロエチレン共重合体からなるポリマを溶融被覆して
コア・クラッド及び1次被覆層からなる構造のプラスチ
ッククラッド光ファイバを得た。その特性は表1に示す
通りであり、光学特性及び端末加工性、取扱性が極めて
優れていた。
【0045】[実施例2〜3、比較例1〜4]表1に示
す条件変更を行った以外は、実施例1と同じ条件で広帯
域プラスチッククラッド光ファイバを得て、同様に測定
した。その特性は表1の通りであった。
す条件変更を行った以外は、実施例1と同じ条件で広帯
域プラスチッククラッド光ファイバを得て、同様に測定
した。その特性は表1の通りであった。
【0046】
【表1】
【0047】表1の結果からわかるように、NAを小さ
くすることによって伝送帯域を高めることができるが、
低くし過ぎると曲げ損失が大きくなり過ぎて実用上不適
当となるので、本発明で特定したNAの範囲とすること
が必要である。
くすることによって伝送帯域を高めることができるが、
低くし過ぎると曲げ損失が大きくなり過ぎて実用上不適
当となるので、本発明で特定したNAの範囲とすること
が必要である。
【0048】また、低温特性、切断端面欠け防止及びか
しめ特性等の点から、1.0×10-4〜2.0×10-4
の線膨脹係数及びショアD硬度60以上のクラッドポリ
マが必要である。
しめ特性等の点から、1.0×10-4〜2.0×10-4
の線膨脹係数及びショアD硬度60以上のクラッドポリ
マが必要である。
【0049】
【発明の効果】伝送帯域を20〜50MHz・kmある
いはそれ以上のように広くすることができ、中距離、短
距離の光伝送媒体として高速、大容量の光伝送が可能な
ステップインデックス型プラスチッククラッド光ファイ
バが得られる。しかも、コネクタフェルールの引き抜き
力が高く、フェルールかしめ損失が小さく、石英とプラ
スチッククラッドとのピストニング量が小さく、現場施
工性が良好で長期信頼性の良いという優れた特性も兼備
できる。
いはそれ以上のように広くすることができ、中距離、短
距離の光伝送媒体として高速、大容量の光伝送が可能な
ステップインデックス型プラスチッククラッド光ファイ
バが得られる。しかも、コネクタフェルールの引き抜き
力が高く、フェルールかしめ損失が小さく、石英とプラ
スチッククラッドとのピストニング量が小さく、現場施
工性が良好で長期信頼性の良いという優れた特性も兼備
できる。
Claims (6)
- 【請求項1】 石英からなるコア、及び、該コアの外
周に密着して設けられたポリマで構成されるクラッドか
らなるプラスチッククラッド光ファイバにおいて、前記
クラッドの屈折率(ncl)と前記コアの屈折率(nco)
とが、 0.25≦(nco 2 −ncl 2 )1/2 ≦0.34 を満足し、かつ、前記クラッドがショア硬度D60以
上、及び、常温での線膨脹係数1.0×10-4〜2.0
×10-4を有する紫外線硬化された弗素系(メタ)アク
リレート系樹脂からなることを特徴とする広帯域プラス
チッククラッド光ファイバ。 - 【請求項2】 前記クラッドをなす樹脂の23℃での
ヤング率が30〜45kg/mm2 であることを特徴と
する請求項1記載の広帯域プラスチッククラッド光ファ
イバ。 - 【請求項3】 前記クラッドの厚みが5〜30μmで
あることを特徴とする請求項1記載の広帯域プラスチッ
ククラッド光ファイバ。 - 【請求項4】 光ファイバのワイブル平均破断強度が
400kg/mm2以上であることを特徴とする請求項
1記載の広帯域プラスチッククラッド光ファイバ。 - 【請求項5】 請求項1記載の広帯域プラスチックク
ラッド光ファイバの外周にポリマ被覆層を設けてなる光
ファイバコード、及び、その片端または両端の前記ポリ
マ被覆層を剥しかしめ圧着により取付けられたコネクタ
からなることを特徴とするコネクタ付き光ファイコー
ド。 - 【請求項6】 コネクタ内部のフェルールからの光フ
ァイバ引き抜き力が2kg以上であり、かつ、1.0k
g×1分間の引き抜き力で引き抜いた時のコア・クラッ
ド間のピストニング量が10μm以下であることを特徴
とする請求項5記載のコネクタ付き光ファイバコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215081A JPH0961643A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 広帯域プラスチッククラッド光ファイバ及びコネクタ付き光ファイバコード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7215081A JPH0961643A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 広帯域プラスチッククラッド光ファイバ及びコネクタ付き光ファイバコード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0961643A true JPH0961643A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16666442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7215081A Pending JPH0961643A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 広帯域プラスチッククラッド光ファイバ及びコネクタ付き光ファイバコード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0961643A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998023982A1 (fr) * | 1996-11-29 | 1998-06-04 | Toray Industries, Inc. | Fibre optique large bande a gaine plastique |
| WO2013051481A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ |
| WO2014119250A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7215081A patent/JPH0961643A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998023982A1 (fr) * | 1996-11-29 | 1998-06-04 | Toray Industries, Inc. | Fibre optique large bande a gaine plastique |
| WO2013051481A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | 住友電気工業株式会社 | 光ファイバ |
| WO2014119250A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 古河電気工業株式会社 | 光ファイバ及びその製造方法 |
| US10793470B2 (en) | 2013-02-04 | 2020-10-06 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Optical fiber and method of manufacturing the same |
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