JPH0962117A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0962117A
JPH0962117A JP7220179A JP22017995A JPH0962117A JP H0962117 A JPH0962117 A JP H0962117A JP 7220179 A JP7220179 A JP 7220179A JP 22017995 A JP22017995 A JP 22017995A JP H0962117 A JPH0962117 A JP H0962117A
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JP
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image
photoconductor
potential
toner
transfer
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JP7220179A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kodama
秀明 児玉
Yasuhiro Ono
泰寛 大野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写前における感光体表面を、より適切に除
電する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、感光体上に、
原稿画像の静電潜像を形成する潜像形成手段と、潜像形
成手段により形成された静電潜像に対してトナーを付し
て可視像化する現像器と、現像器によりトナーの付され
た感光体表面の除電を行う除電手段と、原稿画像中の2
値画像領域と多値画像領域との判別を行う領域判別手段
と、除電手段による感光体表面の除電量を、領域判別手
段による判別結果に基づいて2値画像領域及び多値画像
領域の各領域に対して設定する制御部と、除電手段によ
り除電された感光体表面に付着するトナーを転写材に転
写する転写手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式のディ
ジタルカラー複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式のディジタルカラー複写機等
の画像形成装置では、一様に帯電された感光体表面を、
原稿の画像データに基づいて露光して表面に静電潜像を
形成する。現像器は、感光体表面に形成された静電潜像
にトナーを付着させ可視像化する。感光体表面に可視像
化されたトナー像は、所定の転写材に転写され、定着さ
れる。従来より、上記転写時における放電ノイズやトナ
ーの飛び散り等の発生を防止することを目的として、現
像位置から転写位置の間にイレーサを設け(以下、この
イレーサを転写前イレーサという)、この転写前イレー
サを用いて転写前の感光体表面全体に対して電位を取り
除く処理が行われていた。この感光体表面を除電するた
めの転写前イレーサの発光量は、画像の種類を問わず
に、常に一定の量(例えば、5〜6mW/cm2)に設定され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら厳密にい
えば、感光体表面の適切な除電量、即ち、転写前イレー
サの発光量は、原稿の種類、階調再現方式及び原稿画像
によって異なる。一般的に、感光体表面の除電量が多い
ときには、転写時に文字周りにトナーが飛び散りやすく
なり、逆に除電量が少ないときには、放電ノイズが発生
しやすくなるという傾向がある。通常の文字画像におい
ては、トナーの飛び散りや放電ノイズが目立ちやすいた
め、文字画像における感光体表面の適切な除電量は、放
電ノイズが生じず、かつトナーの飛び散りが生じない程
度の値が好ましい。これに対して、写真画像は、トナー
の飛び散りは目立たないが、ハイライト部で放電ノイズ
が生じ易いという特徴を持つため、放電ノイズの発生を
十分に防止するために、文字画像よりも除電量を多くす
ることが好ましい。また、一般に、2成分現像方式を用
いた場合、現像時の非画像部の電位と現像バイアス電位
との差が大きいほどキャリアが感光体に付着しやすくな
る。ここで、2値露光方式の画像には、電位的にエッジ
が多く存在し、前記電位差が大きくない場合でも、エッ
ジ効果によってキャリアが付着しやすいため、トナーが
転写されにくくなり、画像が白く抜けた状態となる傾向
がある。一方、多値露光方式の画像においては、このよ
うな白抜けはあまり目立たないが、飛び散り、中抜け等
が目立つことがある。また、原稿が地図である場合に
は、線をよりシャープに再現して読み取りやすくするモ
ード(画像の濃淡をより強調する画像処理を行うモー
ド)としてシャープネスモードが知られているが、この
シャープネスモードが選択されている場合、転写時の画
像部及び非画像部の電位によってはトナーが飛び散って
線の幅が太くなったり細くなったりする恐れがある。
【0004】本発明の目的は、より適切な除電を行う画
像形成装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の画像形成
装置は、一様に帯電される感光体と、感光体上に画像の
静電潜像を形成する潜像形成手段と、潜像形成手段によ
り形成された静電潜像に対してトナーを付着して可視像
化する現像器と、現像器によりトナーの付着された感光
体表面の除電を行う除電手段と、画像の種類に応じて、
除電手段による除電量を設定する制御手段と、除電手段
により除電された感光体表面に付着するトナーを転写材
に転写する転写手段とを備える。また、好ましくは、画
像中に画像の種類が異なる領域が存在する場合、前記制
御手段は、その各領域に対応する感光体表面の領域毎
に、除電手段による除電量を別々に設定する。
【0006】本発明の第2の画像形成装置は、一様に帯
電される感光体と、画像データに応じて変調した光によ
って感光体を露光して感光体上に静電潜像を形成する潜
像形成手段と、潜像形成手段により形成された静電潜像
に対してトナーを付着して可視像化する現像器と、現像
器によりトナーの付着された感光体表面の除電を行う除
電手段と、潜像形成手段による露光方式を変更する変更
手段と、露光方式の変更に応じて、除電手段による除電
量を設定する制御手段と、除電手段により除電された感
光体表面に付着するトナーを転写材に転写する転写手段
とを備える。
【0007】本発明の第3の画像形成装置は、一様に帯
電される感光体と、感光体上に画像の静電潜像を形成す
る潜像形成手段と、潜像形成手段により形成された静電
潜像に対してトナーを付着して可視像化する現像器と、
現像器によりトナーの付着された感光体表面の除電を行
う除電手段と、画像の濃淡を強調して再現するモードを
設定するモード設定手段と、前記モードの設定の有無に
応じて、除電手段による除電量を切り換える制御手段
と、除電手段により除電された感光体表面に付着するト
ナーを転写材に転写する転写手段とを備える。
【0008】また、前記第1乃至第3の画像形成装置に
おいて、制御手段は、除電手段による除電量を、感光体
表面の非画像部の電位の絶対値が画像部の電位の絶対値
よりも大きく、かつ、その差が所定の基準値以下になる
値に設定するのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施の形態の一例である反転現像方式を用いたディジタル
カラー複写機について、添付の図面を用いて説明する。
図1は、ディジタルカラー複写機の概略構成図である。
画像読取部100は、原稿の画像データを読み取り、読
み取ったデータを画像信号処理部101に出力する。画
像信号処理部101は、画像データを所定の階調データ
に変換して半導体レーザ駆動信号を生成し、半導体レー
ザ(図中、LDで示す)102を発光させる。また、原
稿の画像データに基づく画像判別処理を実行し、文字領
域と写真領域とを判別した後、この判別結果をCPU1
03に出力する。CPU103は、この判別結果をRA
M106に記憶する。帯電チャージャ3により、一様に
負に帯電された感光体1のP0点には、半導体レーザ1
02からレーザービーム4が照射され、静電潜像が形成
される。現像器5の内部に備えられるシアン(C)用の
現像器5C、マゼンタ(M)用の現像器5M、イエロー
(Y)用の現像器5Y、及び、ブラック(BK)用の現
像器5BKは、図示しないモータにより上下に移動す
る。感光体1の表面に形成された静電潜像は、感光対1
の反時計回り方向の回転に伴って、感光体1のP1点に
対向する位置において現像器の現像スリーブ表面に搬送
される負に帯電したトナーによって可視化される。な
お、各現像器5C〜5BKは、トナーとキャリアよりな
る2成分現像剤を使用する。この後、感光体1の表面電
位は、P2点において、転写前イレーサ17により除電
される。CPU103は、操作パネル104を介して指
定される動作モードと、画像信号処理部101から入力
される画像判別処理の結果に関する情報とに基づいて、
データROM105に記憶してある制御データを読み出
し、当該読み出した制御データに基づいて、表面電位の
除電量、即ち、転写前イレーサ17の発光量を制御す
る。可視化されたトナー像は、転写部P3点において、
クランプローラー9及び吸着用チャージャー10によっ
て静電的に吸着され搬送されてきた転写材15に転写さ
れる。なお、転写チャージャー7の(ドラム回転方向に
対して)上流側には、感光体1と転写材15の接触する
部分より上流の空隙に転写チャージャー7からの出力に
よる電界がかからないようにする電界規制部材18が配
置される。このように電界規制部材18により転写ニッ
プ部より上流の空隙における電界の規制を行なう主な目
的は、空隙にてトナーが感光体1上から転写材へと移動
してしまう、いわゆる前転写という現象を抑えることで
ある(前転写は文字周りにおけるトナーの飛び散り等に
なって画像に表れる)。なお、電界規制部材18は、通
常、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂フ
ィルムの素材で形成される。また、転写ムラを防ぐため
に、抵抗値が低めの樹脂フィルムを前記PET等で挟み
込んだ多層タイプの電界規制部材が使用されることもあ
る。感光体1の表面の帯電、画像データに基づく感光体
表面の露光、形成された静電潜像へのトナーの付着、転
写材15への転写といった一連の動作をシアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(BK)の
4色について行なった後、転写材15は、分離除電AC
チャージャー6a及び6bにより転写フィルムとの吸着
力を弱められた後、はく離部材8により転写ドラム2か
ら分離され、搬送デッキ13によって定着ローラー14
まで運ばれ定着される。転写材15の分離後、転写ドラ
ム2表面の転写フィルムはフィルム除電ACチャージャ
ー11a及び11bによって除電される。
【0010】図2は、転写前イレーサ17の構成を示
す。転写前イレーサ17には、主走査方向、副走査方向
共に300dpiの解像度を持つPLZT素子を用いた光
シャッターアレイ171を用いる。図2において、17
2は、セルフォックレンズアレイ、173は、線状光源
を示す。また、線状光源173後方には、フィルタ17
4が設けられており、このフィルタ174を介している
ため、光量(強度)を切り換える制御(本例では3段階
の切り換え)が可能である。上記構成の転写前イレーサ
17の動作を説明すると、まず、線状光源173から一
律の光が出射される。ここで、光シャッターアレイ17
1は、PLZT素子に電圧が印加されることにより、各
画素毎に透過率を変更する制御が行われるものである。
即ち、線状光源173から出射された一律の光は、光シ
ャッターアレイ171で各画素毎に透過率が変更された
後、セルフォックレンズアレイ172に透過される。セ
ルフォックレンズアレイ172からは、各画素毎に発光
及び非発光の制御がなされた光が出力される。このよう
な構成の転写前イレーサ17を用いることで、文字領域
と写真領域に対して、それぞれ異なる光量で除電を行う
ことができる。なお、照射時の解像度は高い程良いが、
約100dpi以上のものであれば、文字領域と写真領
域の境界に応じた光量制御を行うことができる。
【0011】図3は、現像部から転写部までの画像部及
び非画像部の電位の推移を示す。図中、○印は、感光体
1の表面に付着したトナーを表す。また、○印の中に記
す”−”の符合は、トナーが負に帯電していることを意
味する。以下、図4,図5,図6及び図7において同じ
である。図3の(a)は、帯電チャージャ3により一様
に帯電された感光体1が、図1に示すP0点においてレ
ーザビームにより露光され、現像部(図1におけるP1
点)に到達したときの非画像部の電位(=表面電位
0)と、画像部の電位を示す。以下、非画像部の電位
をNGVとし、画像部の電位をGVとする。本図は、帯
電チャージャー3のグリッド電圧を−750Vに設定し
て感光体1を帯電した後、感光体1の表面を露光量0.
8mW/cm2のレーザビームにより露光した場合の電位状態
を示す。この場合、非画像部電位NGVは約−700
V、画像部電位GVは約−150Vとなる。以下、説明
の便宜のため、非画像部又は画像部の電位の絶対値が、
除電などにより小さくなることを非画像部又は画像部の
電位が下がるという。非画像部の電位NGVは、転写前
イレーサ17による除電により、更に大きく下げられ
る。図3の(b)は、転写前イレーサ17により除電さ
れた後の非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとを
示すものであり、転写前イレーサ17の光量を0.5mW
/cm2に設定し、画像部及び非画像部の両方に対して一
様に照射した場合の電位状態を示す。この場合、非画像
部電位NGVは約−230Vに、画像部電位GVは20
V程度下がり約−130Vとなる。図3の(c)は、転
写部における非画像部の電位NGVと画像部の電位GV
とを示す。この場合、非画像部電位NGV及び画像部電
位GV、共に更に10〜20V下がる。図4の(a)〜
(f)は、転写前イレーサ17の発光量を0から徐々に
増加した場合の感光体1の表面における非画像部電位N
GV及び画像部電位GVとの関係を示す。図4の(a)
〜(f)を順に比較すると解るように、転写前イレーサ
17の発光量を徐々に増加すると、画像部の電位GVは
ほぼそのままに、非画像部の電位NGVが落ちていく。
更に光量を上げると(d)に示すように画像部GVと非
画像部NGVとの電位は、ほぼ同じになる。更に光量を
上げると(e)に示すように非画像部の電位NGVが、
画像部の電位GVを若干下回る状態が発生する。更に強
い光量を照射すると、(f)に示すように非画像部の電
位NGVと画像部の電位GVが、感光体1が特性として
持つ残留電位のレベル(ほぼ0V)まで落ちる。トナー
30の色や付着量によって、転写前イレーサ17の発光
量と画像部との電位の関係は若干変わるが、光量を上げ
ていったときの画像部の電位GVと非画像部の電位NG
Vとの関係の推移は同じような傾向となる。
【0012】(2)転写前イレーサの発光量の制御 このディジタルカラー複写機では、放電ノイズ、線画の
細りや太り(トナーの飛び散り)、中抜け、キャリアの
付着等の再現画像の画質を劣化させる現象の発生を抑制
するために、転写前イレーサ17の発光量を非画像部の
電位NGVと画像部の電位GVとの差が所定の範囲(0
V〜200V、望ましくは0V〜50V)に収まる値に
設定する。なお、上記の各現象については後に説明す
る。また、文字画像(2値画像)と写真画像(多値画
像)といった画像の種類の違い、面積階調方式(2値露
光方式)と多値階調方式(多値露光方式)といった階調
再現方式の違い、エッジ強調処理を行うシャープネスモ
ードの設定時と非設定時のそれぞれの場合に応じて、転
写前イレーサ17の発光量を制御する。実際には、使用
者により操作パネル104を介して設定される動作モー
ドに応じて、転写前イレーサ17の発光量を制御する。
使用者により設定された動作モードに対応する転写前イ
レーサ17の発光量の制御について説明する前に、転写
前イレーサ17の発光量と再現画像の画質との関係につ
いて説明する。 (I)放電ノイズ 感光体1の表面と転写材15の表面との間の電圧差がパ
ッシェンの放電開始電圧を上回ったとき、これらの表面
間で気中放電が発生する。転写材15が感光体1と接触
する転写部(図1のP3点)以前の空隙部にて放電が発
生すると、転写材15には感光体1からマイナスの電荷
が注入される。転写材15においてマイナスの電荷が注
入された部分は、マイナスに帯電したトナーを引き寄せ
るクーロン力が弱まり、トナーが転写されにくくなる。
この場合、画像としては白く抜けた状態となる。以下、
この白抜けを放電ノイズという。表1は、感光体1の表
面電位V0、即ち非画像部の電位NGVと放電ノイズの
発生頻度との関係を示す。表において、〇印は、放電ノ
イズが発生しないことを意味する。また、△印は、放電
ノイズの発生頻度が低いことを意味する。×印は、放電
ノイズの発生頻度が高いことを意味する。
【表1】 表1の結果より解るように、放電ノイズの防止、即ち、
気中放電の発生の抑制のため、感光体1の表面に形成さ
れたトナー像が転写部付近に至る前に、感光体1の表面
電位V0(非画像部の電位NGV)を転写前イレーサ1
7により予め下げ、感光体1、転写材15の表面間の電
位差を小さくする。 (II)中抜け 文字等の線画部分や微小点において、その中央部が転写
されにくくなる現象(以下、この現象を中抜けという)
がある。図5の(a)〜(c)は、上段に、文字画像等
における細い線について感光体1の表面に形成される静
電潜像の非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとの
差を示し、下段に、上段の電位差に対応する転写電界強
度を示す。図において、非画像部と画像部の電位差は、
(a)、(b)、(c)の順で大きい。図5の(a)、
(b)、(c)を順に参照すれば、非画像部と画像部と
の電位差が大きいほど画像部周辺に比べて中央部の転写
電界強度は弱くなり、上記電位差が小さいほど画像部周
辺と中央部の転写電界強度の差は少なくなる。中抜け
は、非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとの差が
大きい場合に発生しやすい。従って、非画像部の電位N
GVと画像部の電位GVとの差を転写前イレーサ17に
よる除電で小さくすることで、この中抜けの発生を抑制
することができる。図6の上段には、線が太い部分につ
いて、感光体1の表面に形成される静電潜像の非画像部
の電位NGVと、画像部の電位GVとの差を示し、下段
に上段の電位差に対応する転写電界強度を示す。図示す
るように、太い線の場合、非画像部の電位の影響は中央
部にまで及ばず、エッジ部のすぐ内側で中抜けしやすく
なる。しかし、このエッジ部のすぐ内側の中抜けの発生
も、細線の中央部の中抜け同様に転写前イレーサ17に
よる除電により抑制することができる。 (III)転写部での感光体電位と文字等の細りや飛び散
り 図7は、転写部での感光体電位と文字等の線画部分の細
りやトナーの飛び散りを説明するための図である。
(a)の上段に示すように、非画像部の電位NGVが画
像部の電位GVに比べ高く、かつその電位差が大きいと
きには、例えば線画の場合、○印で示すトナーには、
(a)の下段に示すように、感光体1にトナーが付着し
ている巾方向において内向きの力が働く。転写時、感光
体上に付着するトナーは、この内向きの力によりトナー
の付着巾より狭く転写材15上に移動する。この結果、
文字等の線が細くなる。このトナーに働く内向きの力
は、この画像部と非画像部との電位差が小さくなるに従
い小さくなる。一方、(b)の上段に示すように画像部
の方が非画像部電位よりも高くなった場合、トナーに
は、(b)の下段に示すように外向きの力が働くように
なる。このように、転写部においてトナーに外向きの力
が働いている状況では、前述した転写チャージャー上流
部の電界規則部材18による感光体と転写材との空隙に
おける転写電界の規制が充分であったとしても、転写時
にトナーは巾方向に太る、換言すれば、トナーが飛び散
ることになる。特にトナーの帯電量が高く、感光体上の
トナーの付着量が多いときにこの現象が生じやすい。し
たがって、文字等の細りや太りは、非画像部と画像部の
電位差が所定の範囲内、具体的には、0V〜200V、
望ましくは0V〜50Vの範囲に収まる値となるように
転写前イレーサ17の発光量を制御することで防止する
ことができる。 (IV)キャリアの付着 一般に、トナーとキャリアからなる2成分現像剤の場
合、非画像部の電位NGVと現像器5の現像スリーブの
表面に印加される現像バイアス電位VBとの電位差が大
きいほど、キャリアが感光体1の表面に付着しやすくな
る。また、上記電位差が同じであっても、2値露光方式
を採用した場合に感光体1の表面に形成される静電潜像
のように、電位的なエッジ部が数多く存在する場合に
は、いわゆるエッジ効果によりキャリアの付着量が増加
する。 (V)まとめ 以上に説明した内容をまとめると、放電ノイズは、感光
体1の表面と転写材15の表面との間の電圧差が小さい
ほど発生しにくい。線画の太り(トナーの飛び散り)
は、画像部と非画像部との電位差が大きいほど発生しに
くい。線画の細りは、画像部と非画像部との電位差が小
さいほど発生しにくい。キャリアの付着は、非画像部の
電位NGVと現像器5の現像スリーブ表面に印加される
現像バイアス電位VBとの電位差が少ないほど発生しに
くいということになる。表2は、本例のディジタルカラ
ー複写機において、転写位置(図1、P3点)での非画
像部と画像部との電位差を帯電チャージャーのグリッド
電圧及びレーザー露光量をそれぞれ−750V及び0.
8mW/cm2に固定して、転写前イレーサ17の発光量を
制御して感光体上の|非画像部電位|−|画像部電位|
を−100V〜+300Vまで50V刻みに変化させた
場合における、中抜け、文字等の飛び散り、細りの各現
象の発生頻度を示す。表において、○印は、該当する現
象が発生しないことを意味する。また、△印は、該当す
る現象の発生頻度が少し高いことを意味する。×印は、
該当する現象の発生頻度が高いことを意味する。
【表2】 グリッド電圧、レーザー露光量の設定値によって若干、
各現象の発生頻度に差は出るが、表2に近似した結果が
得られる。この表2の結果から、中抜け、文字等の細
り、飛び散り全てがほとんど発生しない転写時の感光体
上の非画像部電位は、画像部の電位と同等または、若干
高い値であって、かつその差が所定の基準値以下となる
値、具体的には、非画像部の電位の絶対値が画像部の電
位の絶対値より大きく、その差が50V前後であるのが
最も好ましい。また実用的なレベルを考えたとき、上記
電位差は0V〜200Vの範囲であれば問題ない。本例
のディジタルカラー複写機では、転写前イレーサ17の
発光量を、非画像部の電位の絶対値と画像部の電位の絶
対値との差を上記0V〜200Vの範囲内に収まる値に
設定する。この発光量は、実験的に求められるものであ
る。例えば、文字画像に対しては、0.5mW/cm2の値が
設定される。
【0013】(2−1)操作パネル 図8は、本例のディジタルカラー複写機の備える操作パ
ネル104の正面図である。操作パネル104上には、
コピー枚数を設定するテンキー161と、コピー状態を
表示する表示部162、原稿の種類を特定するモード設
定キー163〜165、そして、コピー動作を開始する
ためのスタートキー166が備えられている。キー16
3は、原稿画像中、文字画像と写真画像とを区別して転
写前イレーサ17の発光量を制御するモードを設定する
キーである。キー164は、画像の再現方式を多値露光
による階調方式と面積階調方式とに切り換えるキーであ
る。周知のように多値露光による階調方式は、半導体レ
ーザ102の発光強度又は発光時間を画像の濃淡に応じ
て変化させる方式である。面積階調方式は、画像の濃淡
を、単位面積当たりの2値画素の粗密により表現する方
式である。なお、他の2つのモードの設定時には、多値
露光方式を採用する。キー165は、シャープネスモー
ドの設定をオンまたはオフするキーである。シャープネ
スモードとは、エッジ強調処理のように画像の濃淡をよ
り強調する処理を行うモードであり、文字や地図の複製
を撮る場合などに設定される。
【0014】(2−2)メインルーチン 図9は、CPU103が複写動作に関して実行する処理
の流れを示す図である。まず、内部の初期設定を行った
後(ステップS1)、使用者からのキー入力を受け付け
る(ステップS2)。各種モードの設定の後、プリント
キー166が押下された場合には(ステップS3でYE
S)、設定されたモードに従って、以下の作像処理を実
行する。文字/写真モードが設定されている場合には
(ステップS4でYES)、文字/写真モード処理を実
行する(ステップS5)。ここでは、原稿画像中、写真
画像に属する領域と、文字画像の属する領域とで転写前
イレーサ17の発光量を変更する。また、2値/多値モ
ードが設定されている場合には(ステップS6でYE
S)、2値/多値モード処理を実行する(ステップS
7)。ここでは、中間調画像の再現方式として、2値露
光方式が設定されている場合と、多値露光方式が設定さ
れている場合とで転写前イレーサ17の発光量を変更す
る。文字/写真モード及び2値/多値モードが設定され
ていない場合には(ステップS6でNO)、シャープネ
スモード処理を実行する(ステップS8)。ここでは、
シャープネスモードの設定時と非設定時とで、転写前イ
レーサ17の発光量を変更する。上記ステップS5、S
7、S8の何れかの処理の後に、その他の処理(ステッ
プS9)を実行した後、ステップS2のキー入力処理に
戻る。
【0015】(2−3)文字/写真モード処理 図10は、文字画像と写真画像で感光体1の表面に形成
される静電潜像と、当該静電潜像に付着するトナーの粒
子の状態を示す図である。図10の(a)は、文字画像
の例として「M」を示し、(b)は、(a)のライン1
00に沿って感光体1の表面に形成される静電潜像の電
位を示す。文字画像の場合、非画像部と、画像部との電
位差が大きいことが解る。先に説明したように、非画像
部と画像部との電位差が大きい場合、放電ノイズや中抜
けが発生しやすい。これは、転写前イレーサ17により
非画像部の電位NGVの値を除電することで抑制するこ
とができる。しかし、除電量が多く、画像部の電位が非
画像部の電位よりも大きくなると、今度は線の太り(ト
ナーの飛び散り)が生じる。(c)は、転写前イレーサ
17を0.5mW/cm2の強さで発光させた場合の感光体1
の表面電位の状態を示す図である。図示するように、非
画像部の電位NGVが画像部の電位GVよりも少し高い
値、即ち、非画像部と画像部との電位差が0V〜200
Vの範囲内に収まっていることが解る。図10において
(d)は、写真画像の例としてリンゴを示し、(e)
は、(d)のライン101に沿って感光体1の上に形成
される静電潜像の電位を示す。階調再現方式として、多
値露光方式を採用する場合、写真等の画像は画素の濃淡
で表され、非画像部と画像部との電位差は小さく、かつ
画像部内で電位的に急激な高低差は生じにくい。このた
め、文字画像に比べて中抜けは発生しにくく、転写前イ
レーサ17により除電をする必要性は低い。しかしなが
ら、比較的電位の高い部分に小さな面積で均一にトナー
が付着するハイライト画像では、転写部付近の微小空隙
で放電が起きやすく、このときに放電ノイズが生じる。
この放電ノイズを抑制するために転写前イレーサ17に
よる除電を行なう必要がある。放電ノイズは前述のとお
り、感光体上の電位が画像部、又は、非画像部を問わず
に低ければ低いほど良い。これに対してイレース光量を
強くした場合には、トナーの飛び散りが懸念されるが、
トナー飛び散りは写真画像では目立ちにくい。そこで、
写真画像の場合には、文字画像の場合と比べて転写前イ
レーサ17の光量を強くする。(f)は、転写前イレー
サ17を1.2mW/cm2の強さで発光させた場合の感光体
1の表面電位の状態を示す図である。図示されるよう
に、非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとは、ほ
ぼ0Vに除電されている。
【0016】使用者により、操作パネル104を介し
て、文字/写真モードが設定された場合には、以下の処
理が実行される。図11は、文字画像と写真画像の混在
する原稿70を示す。領域71及び74は、文字領域で
ある。領域72及び73は、写真領域である。文字領域
71及び74に対しては、転写前イレーサ17の発光量
を、非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとの差が
所定の範囲内に収まる発光量であって、非画像部の電位
NGVが画像部の電位GVよりも低くならない程度の光
量(0.5mW/cm2)に設定する。これにより、放電ノイ
ズ及びトナーの飛び散りを防止する。また、写真領域7
2及び73に対しては、転写前イレーサ17の発光量
を、非画像部の電位NGVと画像部の電位GVとの差が
所定の範囲内に収まる発光量であって、非画像部の電位
NGV及び画像部の電位GVの両方がほぼ0電位(図4
の(f)に示す状態)と等しくなる光量(1.2mW/c
m2)に設定する。これにより、写真画像のハイライト部
における放電ノイズの発生を防止する。
【0017】図12は、文字/写真モード処理(図9、
ステップS5)で実行する処理の流れを示す図である。
まず、内部タイマーをスタートさせた後(ステップS1
0)、メインイレーサ19を駆動して、感光体1の表面
電位を完全に取り除く(ステップS11)。帯電チャー
ジャ3により感光体1の表面を一様に帯電する(ステッ
プS12)。画像読取部100により読み取った原稿の
画像データに基づいて半導体レーザ102を駆動して、
感光体1の表面を露光する(ステップS13)。現像器
5を駆動して感光体1の表面に形成された静電潜像にト
ナーを付着して可視像化する(ステップS14)。画像
信号処理部101において実行された画像判別処理の処
理結果に関する情報をRAM106より読み出す(ステ
ップS15)。転写前イレーサ17の発光量を文字領域
に対しては(ステップS16でYES)、文字領域用イ
レース光量(0.5mW/cm2)に設定し(ステップS1
7)。写真領域に対しては(ステップS16でNO)、
写真領域用イレース光量(1.2mW/cm2)に設定する
(ステップS18)。設定値に基づいて転写前イレース
を実行した後(ステップS19)、感光体1の表面に形
成されたトナー像を複写用紙へ転写する(ステップS2
0)。この後、感光体1の表面の残留トナーを取り払い
(ステップS21)、その他の処理を実行する(ステッ
プS22)。内部タイマーの終了を待って(ステップS
23でYES)、リターンする。なお、文字画像と写真
画像が混在しない原稿に対しては、何れかの適切なイレ
ース光量が設定される。
【0018】(2−4)2値/多値モード処理 図13において(a)は、写真画像の例としてリンゴを
示し、(b)は、多値露光方式を採用する場合に(a)
のライン102に沿って感光体1の上に形成される静電
潜像の電位状態を示し、(c)は、2値露光方式を採用
する場合に(a)のライン102に沿って感光体1の表
面に形成される静電潜像を示す。(b)及び(c)に示
すように、多値露光方式を用いた場合に形成される静電
潜像が、連続的に電位変化し、かつ非画像部との電位差
も小さくなるのに対し、2値露光方式を採用した場合に
形成される静電潜像は、画像濃度が濃い部分では密に、
薄い部分では粗に電位の落ちた部分が断続的に存在する
ことになる。即ち、電位が低い部分と非画像部との電位
差は多値再現による潜像と比べ大きくなる。前述したよ
うに、トナーをキャリアからなる2成分現像剤を用いた
場合、現像時の非画像部電位NGVと現像器の現像スリ
ーブ表面に印加される現像バイアス電位VBとの電位差
が大きい程、キャリアが感光体上に付着しやすくなる。
しかし、上記電位差の値が同じであっても、2値露光方
式を採用する場合に形成される静電潜像のように電位の
エッジ部が多く存在するような場合は、そうでない場合
に比べ、いわゆるエッジ効果によってキャリアは付着し
やすくなる。図14は、2値露光方式を採用した場合に
形成される静電潜像上に、トナーが現像され、かつキャ
リアが付着しているときの転写部での状態を模式的に示
す。図中、○印でトナーの粒を表し、斜線を付した○印
でキャリアの粒を表す。一般にキャリアの粒径はトナー
の粒径よりも数倍あり、本ディジタルカラー複写機で用
いる2成分現像剤では、トナーの平均粒径は8μm、キ
ャリアの平均粒径は40μmである。キャリアが感光体
1上に付着すると、感光体1と転写材15との間にキャ
リアがないときと比べ大きな空隙ができる。この空隙で
は転写部の高電界下において気中放電が発生する。この
とき転写材15側には感光体1側からの負の電荷が注入
される。負の電荷が注入された部分は、トナーを引き寄
せるクーロン力が弱まり、トナーが転写されにくくな
る。この結果、画像としては白く抜けた状態となる。こ
のキャリアの付着を防止するため、中間調画像の再現方
式として2値露光方式を採用する場合、多値露光方式を
採用する場合に比べて転写前イレーサ17の発光量を強
くする。使用者により操作パネル104を介して2値/
多値モードが設定された場合であって、2値露光方式を
用いる場合には、非画像部の電位NGVと画像部の電位
GVとの差が所定の範囲内に収まる値であって、多値露
光方式を採用する場合よりも強めに設定する。本例のデ
ィジタルカラー複写機では、多値露光方式の採用時に
は、転写前イレーサ17の発光量を0.5mW/cm2に設定
し、2値露光方式の採用時には、転写前イレーサ17の
発光量を2.5mW/cm2に設定する。これにより2値露光
方式の採用時に発生しやすいキャリアの付着を防止す
る。
【0019】図15は、2値/多値モード処理(図9、
ステップS7)で実行する処理の流れを示す図である。
内部タイマーをスタートさせた後(ステップS30)、
メインイレーサ19を駆動して、感光体1の表面電位を
完全に取り除く(ステップS31)。帯電チャージャ3
により感光体1の表面を一様に帯電する(ステップS3
2)。多値露光方式が設定されている場合には(ステッ
プS33でYES)、転写前イレーサ17の発光量を多
値露光方式用の値(0.5mW/cm2)に設定する(ステッ
プS34)。原稿の画像データに基づいて、多値露光方
式により感光体1の表面を露光する(ステップS3
5)。一方、2値露光方式が設定されている場合には
(ステップS33でNO)、転写前イレーサ17の発光
量を2値露光方式用の値(2.5mW/cm2)に設定する
(ステップS36)。原稿の画像データに基づいて、2
値露光方式により感光体1の表面を露光する(ステップ
S37)。現像器5を駆動して感光体1の表面に形成さ
れた静電潜像にトナーを付着して可視像化する(ステッ
プS38)。設定された発光量で転写前イレーサ17を
発光し、感光体1の表面の電位を除去する(ステップS
39)。感光体1の表面に形成されたトナー像を複写紙
に転写する(ステップS40)。感光体1の表面の残留
トナーを取り払い(ステップS41)、その他の処理を
実行する(ステップS42)。内部タイマーの終了を待
って(ステップS43でYES)、リターンする。
【0020】(2−5)シャープネスモード処理 一般にシャープネスモードでは通常のモードよりも、画
像の濃淡をより強調するような画像処理が行われ、その
画像情報に応じて感光体に静電潜像が形成される。図1
6は、通常モードとシャープネスモードとの感光体上の
潜像の比較を示す。図16において(a)は、ある線画
について、感光体1の表面に形成される静電潜像の電位
状態を示す。(b)は、(a)の画像のデータに対して
シャープネス処理を施した場合に感光体1の表面に形成
される静電潜像の電位状態を示す。(a)と(b)の静
電潜像を比較すると、シャープネス処理を施した画像の
エッジ部分の電位減衰量がシャープネス処理を施してい
ない通常の画像のものよりも多いことが解る。シャープ
ネス処理の対象が主に線画であることから、良好な画像
を得るため、線画の細り、トナーの飛び散り、中抜けと
いった現象の発生を抑えることが要求される。これに対
して、写真のような中間調画像では、トナーの飛び散り
よりも、放電ノイズによる画質の劣化を抑えることが優
先される。使用者により操作パネル104を介してシャ
ープネスモードが設定されている場合には、転写前イレ
ーサ17の発光量を、非画像部の電位NGVと画像部の
電位GVとの差が所定の範囲内に収まる値であって、非
画像部の電位NGVを画像部の電位GVの値より若干高
くなる程度の値(0.5mW/cm2)に設定する。これによ
り、シャープネス処理としてエッジ部分の強調を行った
場合に、トナーの飛び散りが発生することを防止する。
シャープネスモードの非設定時には、転写前イレーサ1
7を強い光量(2.5mW/cm2)で発光させ、感光体1の
表面電位を十分に除去する。これにより、放電ノイズの
発生を防止する。
【0021】図17は、シャープネスモード処理(図
9、ステップS8)で実行する処理の流れを示す図であ
る。内部タイマーをスタートさせた後(ステップS5
0)、メインイレーサ19を駆動して感光体1の表面の
残留電位を完全に取り除く(ステップS51)。帯電チ
ャージャ3により感光体1の表面を一様に帯電する(ス
テップS52)。使用者によりシャープネスモードが設
定されている場合には(ステップS53でYES)、転
写前イレーサ17の発光量を、シャープネスモード用の
値(0.5mW/cm2)に設定する(ステップS54)。シ
ャープネス処理として、エッジ部分の強調を行う(ステ
ップS55)。シャープネスモードの非設定時には(ス
テップS53でNO)、転写前イレーサ17の発光量
を、通常の画像用の値(2.5mW/cm2)に設定する(ス
テップS56)。画像データの値に基づいて半導体レー
ザ102を発光して感光体1の表面を露光する(ステッ
プS57)。設定された値で転写前イレーサ17を発光
して感光体1の表面の電位を除去する(ステップS5
8)。現像器5を駆動して感光体1の表面に形成された
静電潜像にトナー像を付着して可視像化する(ステップ
S59)。感光体1の表面に形成されたトナー像を複写
紙に転写する(ステップS60)。感光体1の表面の残
留トナーを取り払い(ステップS61)、その他の処理
を実行する(ステップS62)。内部タイマーの終了を
待って(ステップS63でYES)、リターンする。な
お、本例では、転写前イレーサ17の光量は、ROM1
05に記憶されてイる所定値であるが、階調再現方式及
び画像の種類によって、適宜可変な構成にしてもよい。
また、本例では、文字画像と写真画像が混在する画像に
対する各領域の判別は、画像信号処理部101で自動的
に行われるが、操作者による座標入力により各領域を設
定する構成にしてもよいなお、本例では、ディジタルカ
ラー複写機について説明しているが本発明の構成をアナ
ログ複写機、マイクロリーダプリンタ等の他の画像形成
装置に適用できるのはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明の画像形成装置では、原稿画像中
にある異なる画像再現方式の各領域毎、または異なる画
像の種類の各領域毎に、除電手段による除電量を制御す
ることができる。これにより、さまざまな画像に最適な
転写前イレースを実行することが可能となり、転写材に
転写される画像の質を向上することができる。また、好
ましい構成の画像形成装置では、上記制御手段により設
定される除電量を、感光体表面の非画像部の電位の絶対
値が画像部の電位の絶対値よりも大きく、かつその差が
所定の基準値以下となる値に設定する。これにより、放
電ノイズやトナーの飛び散りの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディジタルカラー複写機の概略構成図であ
る。
【図2】 転写前イレーサの構成を示す。
【図3】 現像部から転写部までの画像部、非画像部の
電位の推移を示す。
【図4】 転写前イレーサの発光量を徐々に増加した場
合の感光体1の表面における非画像部電位NGV及び画
像部電位GVとの関係を示す。
【図5】 上段に、細い線について感光体の表面に形成
される静電潜像の非画像部の電位NGVと画像部の電位
GVとの差を示し、下段に上段の電位差に対応する転写
電界強度を示す。
【図6】 太い線について感光体の表面に形成される静
電潜像の非画像部の電位NGVと、画像部の電位GVと
の差を示し、下段に上段の電位差に対応する転写電界強
度を示す。
【図7】 転写部での感光体電位と文字等の線画部分の
細りやトナーの飛び散りを説明するための図である。
【図8】 本例のディジタルカラー複写機の備える操作
パネルの正面図である。
【図9】 ディジタルカラー複写機が複写動作に関して
実行する処理の流れを示す図である。
【図10】 文字画像と写真画像で感光体の表面に形成
される静電潜像と、当該静電潜像に付着するトナーの粒
子の状態を示す図である。
【図11】 文字画像と写真画像の混在する原稿を示
す。
【図12】 文字/写真モード処理(図9、ステップS
5)で実行する処理の流れを示す図である。
【図13】 中間調画像の再現方式として、多値露光方
式を採用する場合に感光体の表面に形成される静電潜像
を(a)に示し、2値露光方式を採用する場合に感光体
の表面に形成される静電潜像を(b)に示す。
【図14】 2値露光方式を採用した場合に形成される
静電潜像上に、トナーが現像され、かつキャリアが付着
しているときの転写部での状態を模式的に示す。
【図15】 2値/多値モード処理(図9、ステップS
7)で実行する処理の流れを示す図である。
【図16】 通常モードとシャープネスモードとの感光
体上の潜像の比較を示す。
【図17】 シャープネスモード処理(図9、ステップ
S8)で実行する処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1…感光体 2…転写ドラム 3…帯電チャージャ 4…レーザビーム 5C,5M,5Y,5BK…現像器 17…転写前イレーサ 101…画像信号処理部 102…半導体レーザ 103…CPU
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】 (a)は、写真画像の一例を示し、(b)
は、多値露光方式を採用する場合に、(a)に示す画像
の所定ラインに沿って感光体上に形成される静電潜像を
示し、(c)は、2値露光方式を採用する際に(b)と
同じラインに沿って感光体上に形成される静電潜像を示
す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一様に帯電される感光体と、 感光体上に画像の静電潜像を形成する潜像形成手段と、 潜像形成手段により形成された静電潜像に対してトナー
    を付着して可視像化する現像器と、 現像器によりトナーの付着された感光体表面の除電を行
    う除電手段と、 画像の種類に応じて、除電手段による除電量を設定する
    制御手段と、 除電手段により除電された感光体表面に付着するトナー
    を転写材に転写する転写手段とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像中に画像の種類が異なる領域が存在
    する場合、前記制御手段は、その各領域に対応する感光
    体表面の領域毎に、除電手段による除電量を別々に設定
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 一様に帯電される感光体と、 画像データに応じて変調した光によって感光体を露光し
    て感光体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、 潜像形成手段により形成された静電潜像に対してトナー
    を付着して可視像化する現像器と、 現像器によりトナーの付着された感光体表面の除電を行
    う除電手段と、 潜像形成手段による露光方式を変更する変更手段と、 露光方式の変更に応じて、除電手段による除電量を設定
    する制御手段と、 除電手段により除電された感光体表面に付着するトナー
    を転写材に転写する転写手段とを備えたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】 一様に帯電される感光体と、 感光体上に画像の静電潜像を形成する潜像形成手段と、 潜像形成手段により形成された静電潜像に対してトナー
    を付着して可視像化する現像器と、 現像器によりトナーの付着された感光体表面の除電を行
    う除電手段と、 画像の濃淡を強調して再現するモードを設定するモード
    設定手段と、 前記モードの設定の有無に応じて、除電手段による除電
    量を切り換える制御手段と、 除電手段により除電された感光体表面に付着するトナー
    を転写材に転写する転写手段とを備えることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、除電手段による除電量
    を、感光体表面の非画像部の電位の絶対値が画像部の電
    位の絶対値よりも大きく、かつ、その差が所定の基準値
    以下になる値に設定することを特徴とする請求項1、請
    求項3、又は、請求項4に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014153397A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2015011254A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2016109884A (ja) * 2014-12-08 2016-06-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2019061061A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成方法及び画像形成装置

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