JPH0962154A - 像形成物質除去装置 - Google Patents
像形成物質除去装置Info
- Publication number
- JPH0962154A JPH0962154A JP24076795A JP24076795A JPH0962154A JP H0962154 A JPH0962154 A JP H0962154A JP 24076795 A JP24076795 A JP 24076795A JP 24076795 A JP24076795 A JP 24076795A JP H0962154 A JPH0962154 A JP H0962154A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- forming substance
- image forming
- peeling
- peeling member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト状の剥離部材の寄りを防止するための
動作に伴い該剥離部材に生じる波打ち等の弊害を解消す
るため、駆動ローラ以外の該剥離部材を支持する支持部
材の摩擦係数、駆動ローラの摩擦係数よりに低くする。 【解決手段】 オフセットベルト44を無端移動可能に
支持するトラッキングローラ42と加熱用ブロック43
の表面における摩擦係数を、駆動ローラ41の表面にお
ける摩擦係数よりも低くする。
動作に伴い該剥離部材に生じる波打ち等の弊害を解消す
るため、駆動ローラ以外の該剥離部材を支持する支持部
材の摩擦係数、駆動ローラの摩擦係数よりに低くする。 【解決手段】 オフセットベルト44を無端移動可能に
支持するトラッキングローラ42と加熱用ブロック43
の表面における摩擦係数を、駆動ローラ41の表面にお
ける摩擦係数よりも低くする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によってト
ナーなどの像形成物質を安定に付着させた記録済みのシ
ートから、この像形成物質を取り除く像形成物質除去装
置に係り、詳しくは、前記シートと無端移動するベルト
状の剥離部材とを圧接させ、その後両者を分離すること
で像形成物質を記録済シートから剥離し、除去する像形
成物質除去装置に関するものである。
ミリ、プリンター、印刷機等の画像形成装置によってト
ナーなどの像形成物質を安定に付着させた記録済みのシ
ートから、この像形成物質を取り除く像形成物質除去装
置に係り、詳しくは、前記シートと無端移動するベルト
状の剥離部材とを圧接させ、その後両者を分離すること
で像形成物質を記録済シートから剥離し、除去する像形
成物質除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナーなどの像形成物質が付着した記録
済のシートから像形成物質を除去する装置として、先に
本出願人は、記録済みシートに、不安定化剤としての
水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む水
溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水溶液
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水
溶液を保持させるとともに、剥離部材を介在させ、像形
成物質を該剥離部材に加熱接着もしくは加圧接着してシ
ートから剥離する像形成物質除去装置を提案した(例え
ば、特願平4−255916号参照)。
済のシートから像形成物質を除去する装置として、先に
本出願人は、記録済みシートに、不安定化剤としての
水、界面活性剤を含む水溶液、水溶性ポリマーを含む水
溶液、及び界面活性剤と水溶性ポリマーとを含む水溶液
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の水あるいは水
溶液を保持させるとともに、剥離部材を介在させ、像形
成物質を該剥離部材に加熱接着もしくは加圧接着してシ
ートから剥離する像形成物質除去装置を提案した(例え
ば、特願平4−255916号参照)。
【0003】しかしながら、この像形成物質除去装置
を、上記剥離部材を無端ベルト状とし、かつ、係るベル
ト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)を複数の支
持部材で支持しつつ無端移動させて像形成物質を除去す
る様に構成した場合、この剥離ベルトが該剥離ベルトを
移動可能に支持する支持部材の長手方向、すなわち該剥
離ベルトの無端移動方向と垂直な方向(以下、長手方向
という)においてずれる、所謂ベルト寄りが生じる恐れ
がある。
を、上記剥離部材を無端ベルト状とし、かつ、係るベル
ト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)を複数の支
持部材で支持しつつ無端移動させて像形成物質を除去す
る様に構成した場合、この剥離ベルトが該剥離ベルトを
移動可能に支持する支持部材の長手方向、すなわち該剥
離ベルトの無端移動方向と垂直な方向(以下、長手方向
という)においてずれる、所謂ベルト寄りが生じる恐れ
がある。
【0004】そこで、係るベルト寄りを防止するため
に、先に出願人は、剥離ベルトに回転駆動力を伝達する
駆動ローラと剥離ベルトの少なくとも一方の縁部とが接
触を開始する位置を調整する、例えばトラッキングロー
ラからなる接触位置調整手段を備えた像形成物質除去装
置を提案した(特願平6−295805参照)。この像
形成物質除去装置によれば、接触位置調整手段で駆動ロ
ーラと剥離ベルトの縁部とが接触を開始する位置を変化
させると、該接触位置調整手段よりも剥離ベルトの無端
移動方向に一つ下流に位置する支持部材上で、まず剥離
ベルトが長手方向に移動する。そして、この移動に伴っ
て、今度は該支持部材よりも一つ下流に位置する支持部
材上でも剥離ベルトの移動が始まり、該移動が順次下流
へと伝達され、これらの動作によりベルト寄りを解消す
ることができる。
に、先に出願人は、剥離ベルトに回転駆動力を伝達する
駆動ローラと剥離ベルトの少なくとも一方の縁部とが接
触を開始する位置を調整する、例えばトラッキングロー
ラからなる接触位置調整手段を備えた像形成物質除去装
置を提案した(特願平6−295805参照)。この像
形成物質除去装置によれば、接触位置調整手段で駆動ロ
ーラと剥離ベルトの縁部とが接触を開始する位置を変化
させると、該接触位置調整手段よりも剥離ベルトの無端
移動方向に一つ下流に位置する支持部材上で、まず剥離
ベルトが長手方向に移動する。そして、この移動に伴っ
て、今度は該支持部材よりも一つ下流に位置する支持部
材上でも剥離ベルトの移動が始まり、該移動が順次下流
へと伝達され、これらの動作によりベルト寄りを解消す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この像
形成物質除去装置においては、接触位置調整手段が剥離
ベルトの寄り解消のための動作を開始してからベルトの
寄りが解消されるまでの間(以下、寄り解消中という)
に、剥離ベルトに波打ちが生じたり、剥離ベルトに皺が
生じたり、場合によっては剥離ベルトが切断されてしま
ったりするといった弊害が生じることがある。以下、こ
の理由について説明すると、寄り解消中において、ある
支持部材(以下、上流支持部材という)と、この上流支
持部材よりも剥離ベルトの搬送方向において一つ下流に
位置する支持部材(以下、下流支持部材という)との間
でベルトの移動が伝達される場合、先述のように、まず
上流支持部材上で剥離ベルトにおける寄り解消のための
移動が開始され、次にこの移動が下流支持部材上へと伝
達される。よって、上流支持部材から下流支持部材に剥
離ベルトの移動が伝達されている最中においては、剥離
ベルトは両支持部材間に斜めにズレて支持される状態と
なり、このことが剥離ベルトに波打ちを生じさせたり、
剥離ベルトに皺を発生させたりする原因となるのであ
る。
形成物質除去装置においては、接触位置調整手段が剥離
ベルトの寄り解消のための動作を開始してからベルトの
寄りが解消されるまでの間(以下、寄り解消中という)
に、剥離ベルトに波打ちが生じたり、剥離ベルトに皺が
生じたり、場合によっては剥離ベルトが切断されてしま
ったりするといった弊害が生じることがある。以下、こ
の理由について説明すると、寄り解消中において、ある
支持部材(以下、上流支持部材という)と、この上流支
持部材よりも剥離ベルトの搬送方向において一つ下流に
位置する支持部材(以下、下流支持部材という)との間
でベルトの移動が伝達される場合、先述のように、まず
上流支持部材上で剥離ベルトにおける寄り解消のための
移動が開始され、次にこの移動が下流支持部材上へと伝
達される。よって、上流支持部材から下流支持部材に剥
離ベルトの移動が伝達されている最中においては、剥離
ベルトは両支持部材間に斜めにズレて支持される状態と
なり、このことが剥離ベルトに波打ちを生じさせたり、
剥離ベルトに皺を発生させたりする原因となるのであ
る。
【0006】また、剥離ベルトは、移動経路内の一部に
おいて、シート表面に付着している像形成物質に対して
加圧圧着されるものである。よって、この部分に剥離ベ
ルトにおける上述の波打ちや皺が生じた部分が到達する
と、波打ちや皺が押しつぶされることに起因して剥離ベ
ルトに折り目が生じ、場合によってはこの折り目から剥
離ベルトが切断されてしまうのである。
おいて、シート表面に付着している像形成物質に対して
加圧圧着されるものである。よって、この部分に剥離ベ
ルトにおける上述の波打ちや皺が生じた部分が到達する
と、波打ちや皺が押しつぶされることに起因して剥離ベ
ルトに折り目が生じ、場合によってはこの折り目から剥
離ベルトが切断されてしまうのである。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、従来の像形成物質
除去装置で生じる恐れがあった、無端ベルト状の剥離部
材の波打ちや皺の発生や、無端ベルト状の剥離部材の切
断が生じることのない像形成物質除去装置を提供するこ
とにある。
のであり、その目的とするところは、従来の像形成物質
除去装置で生じる恐れがあった、無端ベルト状の剥離部
材の波打ちや皺の発生や、無端ベルト状の剥離部材の切
断が生じることのない像形成物質除去装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の像形成物質除去装置は、シート表面に付
着している像形成物質に対して、該表面と該像形成物質
との付着力よりも該像形成物質に対して大きい付着力を
発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加圧接触させた後
に、該シート表面と該剥離部材とを分離させて該像形成
物質を該シート表面から剥離する剥離装置と、前記無端
ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触する領域を
含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複数の支持
部材と、前記支持部材のうちの少なくとも一つの支持部
材からなる駆動ローラと、前記駆動ローラに回転駆動力
を伝達し、前記シートを前記無端移動させる駆動源と、
前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材の少な
くとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整する接
触位置調整手段と、を備えた像形成物質除去装置であっ
て、前記複数の支持部材のうちの前記駆動ローラ以外の
支持部材における前記無端ベルト状の剥離部材に接する
部分の摩擦係数を、該駆動ローラにおける該無端ベルト
状の剥離部材に接する部分の摩擦係数よりも低くするこ
とを特徴とするものである。
に、請求項1の像形成物質除去装置は、シート表面に付
着している像形成物質に対して、該表面と該像形成物質
との付着力よりも該像形成物質に対して大きい付着力を
発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加圧接触させた後
に、該シート表面と該剥離部材とを分離させて該像形成
物質を該シート表面から剥離する剥離装置と、前記無端
ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触する領域を
含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複数の支持
部材と、前記支持部材のうちの少なくとも一つの支持部
材からなる駆動ローラと、前記駆動ローラに回転駆動力
を伝達し、前記シートを前記無端移動させる駆動源と、
前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材の少な
くとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整する接
触位置調整手段と、を備えた像形成物質除去装置であっ
て、前記複数の支持部材のうちの前記駆動ローラ以外の
支持部材における前記無端ベルト状の剥離部材に接する
部分の摩擦係数を、該駆動ローラにおける該無端ベルト
状の剥離部材に接する部分の摩擦係数よりも低くするこ
とを特徴とするものである。
【0009】係る請求項1の像形成物質除去装置におい
ては、複数の支持部材のうちの駆動ローラ以外の支持部
材における前記無端ベルト状の剥離部材に接する部分の
摩擦係数を、該駆動ローラにおける該無端ベルト状の剥
離部材に接する部分の摩擦係数よりも低くする。よっ
て、両摩擦係数が同じである場合と比較して、複数の支
持部材のうちの一つの支持部材(以下、上流支持部材と
いう)と、この上流支持部材よりも無端ベルト状の剥離
部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方向に一つ下流
に位置する支持部材(以下、下流支持部材という)との
間で剥離ベルトの移動が伝達される最中に、下流支持部
材上において剥離ベルトが迅速にその無端移動方向と垂
直な方向に摺動し移動する。よって、両摩擦係数が同じ
場合と比較して、該移動中に剥離ベルトが両支持部材間
に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くなり、
これにより剥離ベルトがズレて支持されることに起因す
る剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくなる。ま
た、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくなるの
で、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧されて
折り目が生じることもおこりにくくなる。
ては、複数の支持部材のうちの駆動ローラ以外の支持部
材における前記無端ベルト状の剥離部材に接する部分の
摩擦係数を、該駆動ローラにおける該無端ベルト状の剥
離部材に接する部分の摩擦係数よりも低くする。よっ
て、両摩擦係数が同じである場合と比較して、複数の支
持部材のうちの一つの支持部材(以下、上流支持部材と
いう)と、この上流支持部材よりも無端ベルト状の剥離
部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方向に一つ下流
に位置する支持部材(以下、下流支持部材という)との
間で剥離ベルトの移動が伝達される最中に、下流支持部
材上において剥離ベルトが迅速にその無端移動方向と垂
直な方向に摺動し移動する。よって、両摩擦係数が同じ
場合と比較して、該移動中に剥離ベルトが両支持部材間
に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くなり、
これにより剥離ベルトがズレて支持されることに起因す
る剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくなる。ま
た、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくなるの
で、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧されて
折り目が生じることもおこりにくくなる。
【0010】また、請求項2の像形成物質除去装置は、
シート表面に付着している像形成物質に対して、該表面
と該像形成物質との付着力よりも該像形成物質に対して
大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加
圧接触させた後に、該シート表面と該剥離部材とを分離
させて該像形成物質を該シート表面から剥離する剥離装
置と、前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と
接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持
する複数の支持部材と、前記支持部材のうちの少なくと
も一つの支持部材からなる駆動ローラと、前記駆動ロー
ラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前記無端移動さ
せる駆動源と、前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の
剥離部材の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位
置を調整する接触位置調整手段と、を備えた像形成物質
除去装置であって、前記複数の支持部材の前記無端ベル
ト状の剥離部材に接する部分における、該剥離部材の無
端移動方向と垂直な方向の摩擦係数(以下、垂直摩擦係
数という)を、該部分における該無端移動方向の摩擦係
数(以下、移動方向摩擦係数という)よりも低くするこ
とを特徴とするものである。なお、複数の支持部材の全
てをその垂直摩擦係数がその移動方向摩擦係数よりも低
くなるようにしても、複数の支持部材のうちの一部のみ
をその垂直摩擦係数がその移動方向摩擦係数よりも低く
なるようにしても構わない。
シート表面に付着している像形成物質に対して、該表面
と該像形成物質との付着力よりも該像形成物質に対して
大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加
圧接触させた後に、該シート表面と該剥離部材とを分離
させて該像形成物質を該シート表面から剥離する剥離装
置と、前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と
接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持
する複数の支持部材と、前記支持部材のうちの少なくと
も一つの支持部材からなる駆動ローラと、前記駆動ロー
ラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前記無端移動さ
せる駆動源と、前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の
剥離部材の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位
置を調整する接触位置調整手段と、を備えた像形成物質
除去装置であって、前記複数の支持部材の前記無端ベル
ト状の剥離部材に接する部分における、該剥離部材の無
端移動方向と垂直な方向の摩擦係数(以下、垂直摩擦係
数という)を、該部分における該無端移動方向の摩擦係
数(以下、移動方向摩擦係数という)よりも低くするこ
とを特徴とするものである。なお、複数の支持部材の全
てをその垂直摩擦係数がその移動方向摩擦係数よりも低
くなるようにしても、複数の支持部材のうちの一部のみ
をその垂直摩擦係数がその移動方向摩擦係数よりも低く
なるようにしても構わない。
【0011】係る請求項2の像形成物質除去装置におい
ては支持部材の垂直摩擦係数を移動方向摩擦係数よりも
低くするので、両摩擦係数が同じ場合と比較して、複数
の支持部材のうちの一つの支持部材(以下、上流支持部
材という)と、この上流支持部材よりも無端ベルト状の
剥離部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方向に一つ
下流に位置する支持部材(以下、下流支持部材という)
との間で剥離ベルトの移動が伝達される最中に、下流支
持部材上において剥離ベルトが迅速にその無端移動方向
と垂直な方向に摺動し移動する。よって、両摩擦係数が
同じ場合と比較して、該移動中に剥離ベルトが両支持部
材間に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くな
り、これにより剥離ベルトがズレて支持されることに起
因する剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくな
る。また、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくく
なるので、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧
されて折り目が生じることもおこりにくくなる。
ては支持部材の垂直摩擦係数を移動方向摩擦係数よりも
低くするので、両摩擦係数が同じ場合と比較して、複数
の支持部材のうちの一つの支持部材(以下、上流支持部
材という)と、この上流支持部材よりも無端ベルト状の
剥離部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方向に一つ
下流に位置する支持部材(以下、下流支持部材という)
との間で剥離ベルトの移動が伝達される最中に、下流支
持部材上において剥離ベルトが迅速にその無端移動方向
と垂直な方向に摺動し移動する。よって、両摩擦係数が
同じ場合と比較して、該移動中に剥離ベルトが両支持部
材間に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くな
り、これにより剥離ベルトがズレて支持されることに起
因する剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくくな
る。また、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じにくく
なるので、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧
されて折り目が生じることもおこりにくくなる。
【0012】また、請求項3の像形成物質除去装置は、
シート表面に付着している像形成物質に対して、該表面
と該像形成物質との付着力よりも該像形成物質に対して
大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加
圧接触させた後に、該シート表面と該剥離部材とを分離
させて該像形成物質を該シート表面から剥離する剥離装
置と、前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と
接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持
する複数の支持部材と、前記支持部材のうちの少なくと
も一つの支持部材からなる駆動ローラと、前記駆動ロー
ラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前記無端移動さ
せる駆動源と、前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の
剥離部材の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位
置を調整する接触位置調整手段と、を備えた像形成物質
除去装置であって、前記無端ベルト状の剥離部材の前記
複数の支持部材に接する側の面における、該剥離部材の
無端移動方向と垂直な方向の摩擦係数を、該面における
該無端移動方向の摩擦係数よりも低くすることを特徴と
するものである。
シート表面に付着している像形成物質に対して、該表面
と該像形成物質との付着力よりも該像形成物質に対して
大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の剥離部材を加
圧接触させた後に、該シート表面と該剥離部材とを分離
させて該像形成物質を該シート表面から剥離する剥離装
置と、前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と
接触する領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持
する複数の支持部材と、前記支持部材のうちの少なくと
も一つの支持部材からなる駆動ローラと、前記駆動ロー
ラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前記無端移動さ
せる駆動源と、前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の
剥離部材の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位
置を調整する接触位置調整手段と、を備えた像形成物質
除去装置であって、前記無端ベルト状の剥離部材の前記
複数の支持部材に接する側の面における、該剥離部材の
無端移動方向と垂直な方向の摩擦係数を、該面における
該無端移動方向の摩擦係数よりも低くすることを特徴と
するものである。
【0013】係る請求項3の像形成物質除去装置におい
ては、剥離部材の該剥離部材の無端移動方向と垂直な方
向の摩擦係数を、該面における該無端移動方向の摩擦係
数よりも低くするので、両摩擦係数が同じ場合と比較し
て、複数の支持部材のうちの一つの支持部材(以下、上
流支持部材という)と、この上流支持部材よりも無端ベ
ルト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方
向に一つ下流に位置する支持部材(以下、下流支持部材
という)との間で剥離ベルトの移動が伝達される最中
に、下流支持部材上において剥離ベルトが迅速にその無
端移動方向と垂直な方向に摺動し移動する。よって、両
摩擦係数が同じ場合と比較して、該移動中に剥離ベルト
が両支持部材間に斜めにズレて支持される状態となる時
間が短くなり、これにより剥離ベルトがズレて支持され
ることに起因する剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じ
にくくなる。また、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生
じにくくなるので、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部
分が加圧されて折り目が生じることもおこりにくくな
る。さらに、請求項3の像形成物質除去装置において
は、剥離部材の該剥離部材の無端移動方向と垂直な方向
の摩擦係数を、該面における該無端移動方向の摩擦係数
よりも低くするので、剥離ベルトの無端移動方向におけ
る摩擦係数は十分なものとすることができ、駆動ローラ
からの回転駆動力の伝達は良好になされる。 (以下、余白)
ては、剥離部材の該剥離部材の無端移動方向と垂直な方
向の摩擦係数を、該面における該無端移動方向の摩擦係
数よりも低くするので、両摩擦係数が同じ場合と比較し
て、複数の支持部材のうちの一つの支持部材(以下、上
流支持部材という)と、この上流支持部材よりも無端ベ
ルト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)の搬送方
向に一つ下流に位置する支持部材(以下、下流支持部材
という)との間で剥離ベルトの移動が伝達される最中
に、下流支持部材上において剥離ベルトが迅速にその無
端移動方向と垂直な方向に摺動し移動する。よって、両
摩擦係数が同じ場合と比較して、該移動中に剥離ベルト
が両支持部材間に斜めにズレて支持される状態となる時
間が短くなり、これにより剥離ベルトがズレて支持され
ることに起因する剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生じ
にくくなる。また、剥離ベルトの波打ちや皺の発生が生
じにくくなるので、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部
分が加圧されて折り目が生じることもおこりにくくな
る。さらに、請求項3の像形成物質除去装置において
は、剥離部材の該剥離部材の無端移動方向と垂直な方向
の摩擦係数を、該面における該無端移動方向の摩擦係数
よりも低くするので、剥離ベルトの無端移動方向におけ
る摩擦係数は十分なものとすることができ、駆動ローラ
からの回転駆動力の伝達は良好になされる。 (以下、余白)
【0014】
〔実施の形態1〕以下、本発明を転写型の電子写真複写
機によって画像が形成されたシートとしての転写紙か
ら、像形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナー
という)を取り除く像形成物質除去装置(以下、トナー
除去装置という)に適用した第1の実施形態について説
明する。
機によって画像が形成されたシートとしての転写紙か
ら、像形成物質としての熱溶融性トナー(以下、トナー
という)を取り除く像形成物質除去装置(以下、トナー
除去装置という)に適用した第1の実施形態について説
明する。
【0015】まず、この実施形態に係るトナー除去装置
の概略構成について説明する。図1はこのトナー除去装
置の概略構成を示す正面図である。図1において、この
トナー除去装置は図示を省略した給紙ユニットから送ら
れてきた転写紙10に液を供給する液供給ユニット30
と、液が供給された転写紙10からトナーを剥離する剥
離装置としてのトナー剥離ユニット40と、トナーが除
去された転写紙10を乾燥させる乾燥ユニット60と、
乾燥ユニット60から排出される転写紙10を受ける図
示を省略した紙受けユニットとを備えている。
の概略構成について説明する。図1はこのトナー除去装
置の概略構成を示す正面図である。図1において、この
トナー除去装置は図示を省略した給紙ユニットから送ら
れてきた転写紙10に液を供給する液供給ユニット30
と、液が供給された転写紙10からトナーを剥離する剥
離装置としてのトナー剥離ユニット40と、トナーが除
去された転写紙10を乾燥させる乾燥ユニット60と、
乾燥ユニット60から排出される転写紙10を受ける図
示を省略した紙受けユニットとを備えている。
【0016】上記給紙ユニットは、トナー像が形成され
た面(以下、トナー像面という)を下に向けて1枚づつ
転写紙10を液供給ユニット30に送り込むものであ
り、例えば電子写真複写機における給紙ユニットと同様
のものである。
た面(以下、トナー像面という)を下に向けて1枚づつ
転写紙10を液供給ユニット30に送り込むものであ
り、例えば電子写真複写機における給紙ユニットと同様
のものである。
【0017】上記液供給ユニット30は、水又は転写紙
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
り、液を収容する液容器32と、この液容器32中の液
中に部分的に没するように設けられ回転によって液を汲
み上げて転写紙10のトナー像面に供給する塗布ローラ
33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ローラ33に対向
するように設けられた紙規制部材としての規制ローラ3
4とを備えている。
10への浸透性を向上させるために界面活性剤を含んだ
水溶液などの液31を転写紙10に供給するものであ
り、液を収容する液容器32と、この液容器32中の液
中に部分的に没するように設けられ回転によって液を汲
み上げて転写紙10のトナー像面に供給する塗布ローラ
33と、紙搬送経路を挟んでこの塗布ローラ33に対向
するように設けられた紙規制部材としての規制ローラ3
4とを備えている。
【0018】上記トナー剥離ユニット40は、無端ベル
ト状の剥離部材であるトナーオフセット用ベルト(以
下、オフセットベルトという)44と、このオフセット
用ベルト44を無端移動可能に支持する複数の支持部材
としての駆動ローラ41、トラッキングローラ42、及
び加熱用ブロック43と、オフセットベルト44を挾ん
で加熱用ブロック43と互いに圧接する位置に設けられ
た加圧部材としての加熱ローラ45と、オフセットベル
ト44の表面から残留物を除去する拭き取り手段として
の拭き取りローラ80とを備えている。また、加熱用ブ
ロック43内部にはヒータ43aが設けられており、加
熱ローラ42の内部にはヒータ45aが設けられいる。
また、駆動ローラ41には、該ローラに駆動を伝達する
駆動源が取り付けられている。
ト状の剥離部材であるトナーオフセット用ベルト(以
下、オフセットベルトという)44と、このオフセット
用ベルト44を無端移動可能に支持する複数の支持部材
としての駆動ローラ41、トラッキングローラ42、及
び加熱用ブロック43と、オフセットベルト44を挾ん
で加熱用ブロック43と互いに圧接する位置に設けられ
た加圧部材としての加熱ローラ45と、オフセットベル
ト44の表面から残留物を除去する拭き取り手段として
の拭き取りローラ80とを備えている。また、加熱用ブ
ロック43内部にはヒータ43aが設けられており、加
熱ローラ42の内部にはヒータ45aが設けられいる。
また、駆動ローラ41には、該ローラに駆動を伝達する
駆動源が取り付けられている。
【0019】上記オフセットベルト44の少なくとも表
面は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該
トナーとの付着力より大きい付着力を発揮しうる材料で
形成されている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、
ニッケル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させた
ポリエチレンテレフタレート(PET)などの高分子系
材料で形成されている。
面は、軟化したトナーに対して、転写紙10の表面と該
トナーとの付着力より大きい付着力を発揮しうる材料で
形成されている。例えばベルト自体がアルミ系、銅系、
ニッケル系など金属材料、又は酸化チタンを分散させた
ポリエチレンテレフタレート(PET)などの高分子系
材料で形成されている。
【0020】また上記加熱用ブロック43の転写紙搬送
方向再下流側のコーナー部43cはほぼ90度に形成さ
れ、ここを通過するオフセットベルト部分が移動方向を
急激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙
10の曲率分離を行うようになっている。
方向再下流側のコーナー部43cはほぼ90度に形成さ
れ、ここを通過するオフセットベルト部分が移動方向を
急激に変化させて、オフセットベルト44からの転写紙
10の曲率分離を行うようになっている。
【0021】またこの加熱用ブロック43と上記加熱ロ
ーラ45は、上記液供給ユニット30から送れたきた転
写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着さ
せるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱し
て軟化させるものである。
ーラ45は、上記液供給ユニット30から送れたきた転
写紙10のトナー像面をオフセットベルト44に密着さ
せるとともに転写紙10に固着しているトナーを加熱し
て軟化させるものである。
【0022】また上記ベルトクリーニング装置47は、
オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を及ぼ
して付着トナーを除去する回転ブラシローラ50と、金
属又は樹脂からなるトナー除去用のブレード51とを備
え、これらによってベルト周面から除去されたトナーを
ユニットケーシング52内に収容するようになってい
る。
オフセットベルト44周面に断続的な引っ掻き力を及ぼ
して付着トナーを除去する回転ブラシローラ50と、金
属又は樹脂からなるトナー除去用のブレード51とを備
え、これらによってベルト周面から除去されたトナーを
ユニットケーシング52内に収容するようになってい
る。
【0023】なお、図示のトナー剥離ユニット40に
は、液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10
を、上記加熱用ブロック43にバックアップされて移動
するオフセットベルト44と加熱ローラ45との加圧部
へガイドする上ガイド板70が設けられている。また、
該圧接部を通過し、かつ加熱用ブロック43の下流側コ
ーナー部43c回りでオフセットベルト44から曲率分
離された転写紙10を乾燥ユニット60側に案内するた
めの下ガイド板71も設けられている。
は、液供給ユニット30側から送られてくる転写紙10
を、上記加熱用ブロック43にバックアップされて移動
するオフセットベルト44と加熱ローラ45との加圧部
へガイドする上ガイド板70が設けられている。また、
該圧接部を通過し、かつ加熱用ブロック43の下流側コ
ーナー部43c回りでオフセットベルト44から曲率分
離された転写紙10を乾燥ユニット60側に案内するた
めの下ガイド板71も設けられている。
【0024】上記乾燥ユニット60は、例えば転写紙1
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるためのものであり、加熱ランプ61a
内蔵の例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の
支持ローラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面
に一定角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベル
ト63とから構成されている。図示の例では一つの支持
ローラ62がテンションローラを兼ねている。上記紙押
圧用ベルト63の材質としては、耐熱性や通気性を備え
た材質、例えばキャンバス地、木綿地、テトロン地など
の布を用いることができる。
0の液保持量が紙重量の10%以下になるように転写紙
10を乾燥させるためのものであり、加熱ランプ61a
内蔵の例えばアルミからなる加熱ドラム61と、複数の
支持ローラ62に掛け渡され、該加熱ドラム61の周面
に一定角度巻きついた状態で無端移動する紙押圧用ベル
ト63とから構成されている。図示の例では一つの支持
ローラ62がテンションローラを兼ねている。上記紙押
圧用ベルト63の材質としては、耐熱性や通気性を備え
た材質、例えばキャンバス地、木綿地、テトロン地など
の布を用いることができる。
【0025】上記紙受けユニットは、この乾燥ユニット
60における、加熱ドラムと紙押圧用ベルトとの挾持領
域を抜け出した転写紙10を、ガイドする上下ガイド部
材、該ガイド部材によりガイドされてきた転写紙10を
搬送する排紙ローラ対、該排紙ローラ対で排紙される転
写紙を受けるトレイなどで構成できる。
60における、加熱ドラムと紙押圧用ベルトとの挾持領
域を抜け出した転写紙10を、ガイドする上下ガイド部
材、該ガイド部材によりガイドされてきた転写紙10を
搬送する排紙ローラ対、該排紙ローラ対で排紙される転
写紙を受けるトレイなどで構成できる。
【0026】以上でその概略構成を説明したこのトナー
除去装置において、給紙ユニットから送られた転写紙1
0は、液供給ユニット30でそのトナー像面に液が均一
に供給され、トナー剥離ユニット40に送られる。この
トナー剥離ユニット40で、転写紙10に固着している
トナーが加熱用ブロック43及び加熱ローラ45からの
加熱で軟化し、オフセットベルト44表面に付着する。
そして加熱用ブロック43の下流側コーナー部43bの
回りで転写紙10とオフセットベルト44から分離する
際に、オフセットベルト44表面に付着したトナーが転
写紙10から剥離し、これにより、転写紙10からトナ
ーが除去される。トナーが除去された転写紙10は乾燥
ユニット61で乾燥され、紙受けユニットに排出され
る。
除去装置において、給紙ユニットから送られた転写紙1
0は、液供給ユニット30でそのトナー像面に液が均一
に供給され、トナー剥離ユニット40に送られる。この
トナー剥離ユニット40で、転写紙10に固着している
トナーが加熱用ブロック43及び加熱ローラ45からの
加熱で軟化し、オフセットベルト44表面に付着する。
そして加熱用ブロック43の下流側コーナー部43bの
回りで転写紙10とオフセットベルト44から分離する
際に、オフセットベルト44表面に付着したトナーが転
写紙10から剥離し、これにより、転写紙10からトナ
ーが除去される。トナーが除去された転写紙10は乾燥
ユニット61で乾燥され、紙受けユニットに排出され
る。
【0027】このトナー除去装置においては、トナーが
付着した転写紙10に液を供給して転写紙10のトナー
との界面部に液を浸透させた状態でトナーを剥離させる
ので、紙繊維を傷めることなく、トナーを除去できる。
付着した転写紙10に液を供給して転写紙10のトナー
との界面部に液を浸透させた状態でトナーを剥離させる
ので、紙繊維を傷めることなく、トナーを除去できる。
【0028】また、このトナー除去装置においては、ベ
ルトクリーニング装置47の回転ブラシローラ50及び
クリーニングブレード51でオフセットベルト44に付
着したトナーを除去し、オフセットベルト44上でのト
ナーの不均一な付着堆積を防止するので、オフセットベ
ルト44と転写紙10との残留トナーによる部分的な密
着不良でトナー除去不良が生じるのを防止できる。
ルトクリーニング装置47の回転ブラシローラ50及び
クリーニングブレード51でオフセットベルト44に付
着したトナーを除去し、オフセットベルト44上でのト
ナーの不均一な付着堆積を防止するので、オフセットベ
ルト44と転写紙10との残留トナーによる部分的な密
着不良でトナー除去不良が生じるのを防止できる。
【0029】以上でその概略構成と動作とを説明したこ
のトナー除去装置においては、無端ベルト状の剥離部材
としてのオフセットベルト44は支持部材としての駆動
ローラ41、トラッキングローラ42に掛け回して回動
させているので、ベルト寄りの恐れが有る。特に、本実
施形態のトナー除去装置においては、オフセットベルト
44を、加圧部材としての加熱ローラ45と加圧用ブロ
ック43で挾んで加圧しているので、一層ベルトよりが
発生しやすい。すなわち、この実施形態では、加熱ロー
ラ45と加熱用ブロック43とは、オフセットベルト4
4の移動に対する抵抗になり、この加熱ローラ45と加
熱用ブロック43との摩擦力の幅方向における不均一が
ベルト寄りの原因になり得るのである。また、オフセッ
トベルト44と、加熱ローラ45及び加熱用ブロック4
3との摩擦力は、加熱ローラ45と加熱用ブロック43
との圧接力のみならず、転写紙10の濡れの程度にも左
右される。従って、この転写紙10の濡れ量の幅方向に
よる不均一もベルト寄りを生じさせる原因となり得るの
である。
のトナー除去装置においては、無端ベルト状の剥離部材
としてのオフセットベルト44は支持部材としての駆動
ローラ41、トラッキングローラ42に掛け回して回動
させているので、ベルト寄りの恐れが有る。特に、本実
施形態のトナー除去装置においては、オフセットベルト
44を、加圧部材としての加熱ローラ45と加圧用ブロ
ック43で挾んで加圧しているので、一層ベルトよりが
発生しやすい。すなわち、この実施形態では、加熱ロー
ラ45と加熱用ブロック43とは、オフセットベルト4
4の移動に対する抵抗になり、この加熱ローラ45と加
熱用ブロック43との摩擦力の幅方向における不均一が
ベルト寄りの原因になり得るのである。また、オフセッ
トベルト44と、加熱ローラ45及び加熱用ブロック4
3との摩擦力は、加熱ローラ45と加熱用ブロック43
との圧接力のみならず、転写紙10の濡れの程度にも左
右される。従って、この転写紙10の濡れ量の幅方向に
よる不均一もベルト寄りを生じさせる原因となり得るの
である。
【0030】そこで、このトナー除去装置では、駆動ロ
ーラ41とオフセットベルト44の少なくとも一方の縁
部とが接触を開始する位置を調整する接触位置調整手段
を設けて、該寄り検出手段の出力に基づいて制御手段に
より接種位置調整手段を制御して、ベルトの寄りを矯正
している。以下、接種位置調整手段について説明する。
ーラ41とオフセットベルト44の少なくとも一方の縁
部とが接触を開始する位置を調整する接触位置調整手段
を設けて、該寄り検出手段の出力に基づいて制御手段に
より接種位置調整手段を制御して、ベルトの寄りを矯正
している。以下、接種位置調整手段について説明する。
【0031】図2は、この像形成物質除去装置の要部で
ある上記接触位置調整手段の一構成例を示す概略構成図
である。この接触位置調整手段は、トラッキングローラ
の一方の端部を支持する位置を調整する支持位置調整手
段からなり、トラッキングローラ42の一端部を支持
し、かつ支持する位置を調整するアーム91と、トラッ
キングローラ42の他方の端部を軸自身の回りの回転自
在に支持する図示を省略する軸受と、アーム91を揺動
自在に支持する軸92と、アーム91を揺動するソレノ
イドからなるアクチュエータ93とで構成されている。
ある上記接触位置調整手段の一構成例を示す概略構成図
である。この接触位置調整手段は、トラッキングローラ
の一方の端部を支持する位置を調整する支持位置調整手
段からなり、トラッキングローラ42の一端部を支持
し、かつ支持する位置を調整するアーム91と、トラッ
キングローラ42の他方の端部を軸自身の回りの回転自
在に支持する図示を省略する軸受と、アーム91を揺動
自在に支持する軸92と、アーム91を揺動するソレノ
イドからなるアクチュエータ93とで構成されている。
【0032】ここで、駆動ローラ41とオフセットベル
ト44の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位置
を調整することにより、オフセットベルト44の寄りを
矯正できる理由について、すなわち、複数の支持部材に
回転移動可能に支持されたベルトを支持部材の一本から
なる駆動ローラを回転させ無端移動させる場合、ベルト
と駆動ローラとが最初に接する位置によって、ベルトの
寄りを矯正できる理由について説明する。
ト44の少なくとも一方の縁部とが接触を開始する位置
を調整することにより、オフセットベルト44の寄りを
矯正できる理由について、すなわち、複数の支持部材に
回転移動可能に支持されたベルトを支持部材の一本から
なる駆動ローラを回転させ無端移動させる場合、ベルト
と駆動ローラとが最初に接する位置によって、ベルトの
寄りを矯正できる理由について説明する。
【0033】図3は、駆動ローラ41とトラッキングロ
ーラ42とを含む複数の支持部材で無端移動可能に支持
されたベルト44が、駆動ローラ41と接触を開始する
位置を正面から示す説明図であり、図4は、ベルト44
が駆動ローラ41と最初に接する位置を底面方向から示
す説明図である。図3(a)と図4(a)とに示すよう
に、ベルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位置
を示す線分L1が、駆動ローラ41の中心軸41aと平
行である場合、ベルト44は矢印A1で示す回転軸41
aと垂直な方向に移動することになり、ベルト寄りは発
生しない。なお、この場合における、ベルト44の一方
の縁部44Lが駆動ローラ41との接触を開始する点を
aで示す。
ーラ42とを含む複数の支持部材で無端移動可能に支持
されたベルト44が、駆動ローラ41と接触を開始する
位置を正面から示す説明図であり、図4は、ベルト44
が駆動ローラ41と最初に接する位置を底面方向から示
す説明図である。図3(a)と図4(a)とに示すよう
に、ベルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位置
を示す線分L1が、駆動ローラ41の中心軸41aと平
行である場合、ベルト44は矢印A1で示す回転軸41
aと垂直な方向に移動することになり、ベルト寄りは発
生しない。なお、この場合における、ベルト44の一方
の縁部44Lが駆動ローラ41との接触を開始する点を
aで示す。
【0034】一方、図3(b)と図4(b)とに示すよ
うに、ベルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位
置を示す線分L2が、駆動ローラ41の中心軸41aと
一定の角度を有している場合、ベルト44は矢印A2で
示す線分L2と垂直な方向に、すなわち、中心軸41a
と一定の角度を有する方向に移動することになる。よっ
て、この場合、ベルト44は移動をするにつれて、中心
線41aと線分L2とがなす距離が広い方の方向に寄る
ことになる。なお、この場合における、ベルト44の一
方の縁部44Lが駆動ローラ41との接触を開始する点
をbで示す。
うに、ベルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位
置を示す線分L2が、駆動ローラ41の中心軸41aと
一定の角度を有している場合、ベルト44は矢印A2で
示す線分L2と垂直な方向に、すなわち、中心軸41a
と一定の角度を有する方向に移動することになる。よっ
て、この場合、ベルト44は移動をするにつれて、中心
線41aと線分L2とがなす距離が広い方の方向に寄る
ことになる。なお、この場合における、ベルト44の一
方の縁部44Lが駆動ローラ41との接触を開始する点
をbで示す。
【0035】また、図3(c)と図4(c)とには、ベ
ルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位置を示す
線分L3が、駆動ローラ41の中心軸41aと、図3
(b)と図4(b)とに示す場合と反対の向きの角度を
有している場合を示している。この場合、ベルト44は
矢印A3で示す線分L3と垂直な方向に、すなわち、中
心軸41aと、図3(b)、図4(b)に示す場合と反
対の向きの角度を有する方向に移動することになる。よ
って、この場合、ベルト44は移動をするにつれて線分
L3と垂直な方向である、中心線41aと線分L3とが
なす距離が広い方向に寄ることになる。なお、この場合
における、ベルト44の一方の縁部44Lが駆動ローラ
41との接触を開始する点をcで示す。
ルト44が駆動ローラ41と接触を開始する位置を示す
線分L3が、駆動ローラ41の中心軸41aと、図3
(b)と図4(b)とに示す場合と反対の向きの角度を
有している場合を示している。この場合、ベルト44は
矢印A3で示す線分L3と垂直な方向に、すなわち、中
心軸41aと、図3(b)、図4(b)に示す場合と反
対の向きの角度を有する方向に移動することになる。よ
って、この場合、ベルト44は移動をするにつれて線分
L3と垂直な方向である、中心線41aと線分L3とが
なす距離が広い方向に寄ることになる。なお、この場合
における、ベルト44の一方の縁部44Lが駆動ローラ
41との接触を開始する点をcで示す。
【0036】このように、ベルト44の寄りは、ベルト
44が駆動ローラ41に最初に接する位置により変化す
る。なお、以上の説明において示したL1、L2、L3
は駆動ローラ41の表面に沿う線分であるから、厳密に
は中心線41aとの角度を観念することはできない。し
かしながら、説明の便宜上、各線分L1、L2、L3を
ベルト44の表面に正射影した線分と、中心線41aを
ベルト44の表面に正射影した線分とのなす角度をもっ
て、各線分L1、L2、L3と中心線41aとのなす角
とした。
44が駆動ローラ41に最初に接する位置により変化す
る。なお、以上の説明において示したL1、L2、L3
は駆動ローラ41の表面に沿う線分であるから、厳密に
は中心線41aとの角度を観念することはできない。し
かしながら、説明の便宜上、各線分L1、L2、L3を
ベルト44の表面に正射影した線分と、中心線41aを
ベルト44の表面に正射影した線分とのなす角度をもっ
て、各線分L1、L2、L3と中心線41aとのなす角
とした。
【0037】以上より、ベルト44と駆動ローラ41と
が最初に接する位置を調整すれば、ベルト44の寄りを
矯正することができることがわかる。そこで、この装置
では係る性質を利用して上述のように駆動ローラ41と
オフセットベルト44の少なくとも一方の縁部とが接触
を開始する位置を調整することで、オフセットベルト4
4の寄りを矯正しているのである。すなわち、図3
(a)と図4(a)と示す状態で、トラッキングローラ
42の一端が支持されている場合は、ベルト44と駆動
ローラ41とは線分L1で最初に接し、ベルト44の一
方の縁部44Lと駆動ローラ41とは点aで最初に接す
る。この状態から、トラッキングローラ42を支持する
装置本体手前側の一端部を図3(b)に示す矢印B1方
向に移動させる。すると、図3(b)と図4(b)とに
示すように、ベルト44と駆動ローラ41とは線分L2
で最初に接し、ベルト44の一方の縁部44Lと駆動ロ
ーラ41とは点bで最初に接するようになる。
が最初に接する位置を調整すれば、ベルト44の寄りを
矯正することができることがわかる。そこで、この装置
では係る性質を利用して上述のように駆動ローラ41と
オフセットベルト44の少なくとも一方の縁部とが接触
を開始する位置を調整することで、オフセットベルト4
4の寄りを矯正しているのである。すなわち、図3
(a)と図4(a)と示す状態で、トラッキングローラ
42の一端が支持されている場合は、ベルト44と駆動
ローラ41とは線分L1で最初に接し、ベルト44の一
方の縁部44Lと駆動ローラ41とは点aで最初に接す
る。この状態から、トラッキングローラ42を支持する
装置本体手前側の一端部を図3(b)に示す矢印B1方
向に移動させる。すると、図3(b)と図4(b)とに
示すように、ベルト44と駆動ローラ41とは線分L2
で最初に接し、ベルト44の一方の縁部44Lと駆動ロ
ーラ41とは点bで最初に接するようになる。
【0038】また、図3(a)と図4(a)と示す状態
から、トラッキングローラ42を支持する一端部を図3
(c)に示す矢印B2方向に移動させると、図3(c)
と図4(c)とに示すように、ベルト44と駆動ローラ
41とは線分L3で最初に接し、ベルト44の一方の縁
部44Lと駆動ローラ41とは点cで最初に接するよう
になる。そこで、この方法で、ベルト44と駆動ローラ
41とが最初に接する位置を調整し、ベルト44の寄り
を矯正しているのである。
から、トラッキングローラ42を支持する一端部を図3
(c)に示す矢印B2方向に移動させると、図3(c)
と図4(c)とに示すように、ベルト44と駆動ローラ
41とは線分L3で最初に接し、ベルト44の一方の縁
部44Lと駆動ローラ41とは点cで最初に接するよう
になる。そこで、この方法で、ベルト44と駆動ローラ
41とが最初に接する位置を調整し、ベルト44の寄り
を矯正しているのである。
【0039】以上のように、この装置では、ベルト44
と駆動ローラ41とが最初に接する位置を調整すること
でベルト44の寄りを矯正することができる。しかしな
がら、この方法でベルト44の寄りを防止した場合、ベ
ルト44に波打が生じたり、皺が生じたり、ベルト44
が切断されたりといった各種弊害が生じてしまうことが
ある。これは、ベルト44が、各支持部材としての駆動
ローラ41、トラッキングローラ42、及び加熱用ブロ
ック43の間で、寄り矯正動作中において角度を有した
状態で斜めにズレた状態で支持されることに起因する。
そこで、この装置においては、支持部材のうち駆動ロー
ラ41以外のもの、すなわちトラッキングローラ42と
加熱用ブロック43のベルト44に接する部分の摩擦係
数を駆動ローラの摩擦係数よりも小さくなるようにし
て、その値が十分に小さくなるようにしている。これに
より、寄り矯正動作中にたとえベルト44が斜めにズレ
て支持される状態となっても、ベルト44が駆動ローラ
41ないしはトラッキングローラ42上においてベルト
44の移動方向と垂直な方向に良好に摺動し、移動する
ことで係る状態が長時間継続することがなくなる。よっ
て、ベルト44が斜めに支持されることに起因する上記
各弊害が減少または解消する。
と駆動ローラ41とが最初に接する位置を調整すること
でベルト44の寄りを矯正することができる。しかしな
がら、この方法でベルト44の寄りを防止した場合、ベ
ルト44に波打が生じたり、皺が生じたり、ベルト44
が切断されたりといった各種弊害が生じてしまうことが
ある。これは、ベルト44が、各支持部材としての駆動
ローラ41、トラッキングローラ42、及び加熱用ブロ
ック43の間で、寄り矯正動作中において角度を有した
状態で斜めにズレた状態で支持されることに起因する。
そこで、この装置においては、支持部材のうち駆動ロー
ラ41以外のもの、すなわちトラッキングローラ42と
加熱用ブロック43のベルト44に接する部分の摩擦係
数を駆動ローラの摩擦係数よりも小さくなるようにし
て、その値が十分に小さくなるようにしている。これに
より、寄り矯正動作中にたとえベルト44が斜めにズレ
て支持される状態となっても、ベルト44が駆動ローラ
41ないしはトラッキングローラ42上においてベルト
44の移動方向と垂直な方向に良好に摺動し、移動する
ことで係る状態が長時間継続することがなくなる。よっ
て、ベルト44が斜めに支持されることに起因する上記
各弊害が減少または解消する。
【0040】ここで、トラッキングローラ42と加熱用
ブロック43のベルト44に接する部分の摩擦係数を低
くするには、各部材を金属やフッ素樹脂等の低摩擦係数
の材料で形成したり、各部の表面を低摩擦係数の材料で
コーティングしたりすれば良い。なお、駆動ローラ41
のベルト44に接する部分の摩擦係数を他の支持部材よ
りも大きくするのは、駆動ローラ41からベルト44へ
の回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするため
である。具体的には、駆動ローラ44の表面をゴム等の
駆動伝達に十分な摩擦係数を有する材料で構成すれば良
い。
ブロック43のベルト44に接する部分の摩擦係数を低
くするには、各部材を金属やフッ素樹脂等の低摩擦係数
の材料で形成したり、各部の表面を低摩擦係数の材料で
コーティングしたりすれば良い。なお、駆動ローラ41
のベルト44に接する部分の摩擦係数を他の支持部材よ
りも大きくするのは、駆動ローラ41からベルト44へ
の回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするため
である。具体的には、駆動ローラ44の表面をゴム等の
駆動伝達に十分な摩擦係数を有する材料で構成すれば良
い。
【0041】もっとも、駆動ローラ41からベルト44
への回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするた
めには、駆動ローラ41の軸回転方向、すなわちベルト
44の移動方向における摩擦係数のみを高くすればよ
く、該移動方向と垂直な方向摩擦係数は高くする必要は
ない。むしろ駆動ローラ41のベルト44の移動方向と
垂直な方向の摩擦係数は、ベルト44が斜めにズレて支
持される状態が継続する時間を短くしベルト44の波打
ち等をより良好に防止するために、低くした方が望まし
い。そこで、駆動ローラ41として、図5に示すように
軸方向に溝加工を施したものを用いて、その摩擦係数が
ベルト44の移動方向においては該ベルトに回転駆動力
を伝達するための摩擦係数を確保しつつ、該移動方向と
垂直な方向における摩擦係数を低くおさえて該方向にお
けるベルト44の摺動が良好に行なわれるようにしても
良い。また、駆動ローラ41以外の支持部材、すなわち
トラッキングローラ42と加熱用ブロック43にも、駆
動ローラ41と同様にベルト44の移動方向と垂直な溝
を設けても良い。係る溝を設ければ、ベルト44の摺動
が良好になされるようになる。
への回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするた
めには、駆動ローラ41の軸回転方向、すなわちベルト
44の移動方向における摩擦係数のみを高くすればよ
く、該移動方向と垂直な方向摩擦係数は高くする必要は
ない。むしろ駆動ローラ41のベルト44の移動方向と
垂直な方向の摩擦係数は、ベルト44が斜めにズレて支
持される状態が継続する時間を短くしベルト44の波打
ち等をより良好に防止するために、低くした方が望まし
い。そこで、駆動ローラ41として、図5に示すように
軸方向に溝加工を施したものを用いて、その摩擦係数が
ベルト44の移動方向においては該ベルトに回転駆動力
を伝達するための摩擦係数を確保しつつ、該移動方向と
垂直な方向における摩擦係数を低くおさえて該方向にお
けるベルト44の摺動が良好に行なわれるようにしても
良い。また、駆動ローラ41以外の支持部材、すなわち
トラッキングローラ42と加熱用ブロック43にも、駆
動ローラ41と同様にベルト44の移動方向と垂直な溝
を設けても良い。係る溝を設ければ、ベルト44の摺動
が良好になされるようになる。
【0042】また、ベルト44が斜めにズレて支持され
る状態が継続する時間を短くするには、以上のようにト
ラッキングローラ42等の支持部材の摩擦係数を低くす
ることに代えて、ベルト44における該ベルトの移動方
向と垂直な方向における摩擦係数を低くしても良い。も
っともこの場合は、駆動ローラ41からベルト44への
回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするため
に、ベルト44の駆動ローラ41の軸回転方向、すなわ
ちベルト44の移動方向における摩擦係数は十分な高さ
を有している必要がある。係る要求を満たすベルト44
としては、図6に示すように、トラッキングローラ42
等の支持部材に接触する側の面に、該ベルトの移動方向
と垂直な溝加工を施したものが挙げられる。
る状態が継続する時間を短くするには、以上のようにト
ラッキングローラ42等の支持部材の摩擦係数を低くす
ることに代えて、ベルト44における該ベルトの移動方
向と垂直な方向における摩擦係数を低くしても良い。も
っともこの場合は、駆動ローラ41からベルト44への
回転駆動力の伝達が良好に行なわれるようにするため
に、ベルト44の駆動ローラ41の軸回転方向、すなわ
ちベルト44の移動方向における摩擦係数は十分な高さ
を有している必要がある。係る要求を満たすベルト44
としては、図6に示すように、トラッキングローラ42
等の支持部材に接触する側の面に、該ベルトの移動方向
と垂直な溝加工を施したものが挙げられる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、駆動ローラの
摩擦係数と駆動ローラ以外の支持部材の摩擦係数を同じ
にした場合と比較して、無端ベルト状の剥離部材(以
下、剥離ベルトという)の移動が支持部材間を伝達され
る最中において、剥離ベルトが迅速に移動するようにな
る。よって、該剥離ベルトが支持部材間に斜めにズレて
支持される状態となる時間が短くなり、該剥離ベルトの
波打ちや皺の発生が起こりにくくなる。これにより、剥
離ベルトの波打ちや皺の発生に起因する像形成物質の除
去不良が発生しにくくなり、良好な像形成物質の除去が
実現される。また、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部
分が加圧されて折り目が生じにくくなくなり、この折り
目からの剥離ベルトの切断が生じにくくなる。
摩擦係数と駆動ローラ以外の支持部材の摩擦係数を同じ
にした場合と比較して、無端ベルト状の剥離部材(以
下、剥離ベルトという)の移動が支持部材間を伝達され
る最中において、剥離ベルトが迅速に移動するようにな
る。よって、該剥離ベルトが支持部材間に斜めにズレて
支持される状態となる時間が短くなり、該剥離ベルトの
波打ちや皺の発生が起こりにくくなる。これにより、剥
離ベルトの波打ちや皺の発生に起因する像形成物質の除
去不良が発生しにくくなり、良好な像形成物質の除去が
実現される。また、剥離ベルトの波打ちや皺が生じた部
分が加圧されて折り目が生じにくくなくなり、この折り
目からの剥離ベルトの切断が生じにくくなる。
【0044】請求項2の発明によれば、支持部材におけ
る無端ベルト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)
の無端移動方向の摩擦係数と該無端移動方向と垂直な方
向の摩擦係数とを同じにした場合と比較して、剥離ベル
トの移動が迅速になされる様になる。よって、該剥離ベ
ルトが支持部材間に斜めにズレて支持される状態となる
時間が短くなり、該剥離ベルトの波打ちや皺の発生がお
こりにくくなる。これにより、剥離ベルトの波打ちや皺
の発生に起因する像形成物質の除去不良が発生しにくく
なり、良好な像形成物質の除去が実現される。また、剥
離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧されて折り目
が生じにくくなくなり、この折り目からの剥離ベルトの
切断が生じにくくなる。
る無端ベルト状の剥離部材(以下、剥離ベルトという)
の無端移動方向の摩擦係数と該無端移動方向と垂直な方
向の摩擦係数とを同じにした場合と比較して、剥離ベル
トの移動が迅速になされる様になる。よって、該剥離ベ
ルトが支持部材間に斜めにズレて支持される状態となる
時間が短くなり、該剥離ベルトの波打ちや皺の発生がお
こりにくくなる。これにより、剥離ベルトの波打ちや皺
の発生に起因する像形成物質の除去不良が発生しにくく
なり、良好な像形成物質の除去が実現される。また、剥
離ベルトの波打ちや皺が生じた部分が加圧されて折り目
が生じにくくなくなり、この折り目からの剥離ベルトの
切断が生じにくくなる。
【0045】請求項3の発明によれば、無端ベルト状の
剥離部材(以下、剥離ベルトという)の無端移動方向の
摩擦係数と該無端移動方向と垂直な方向の摩擦係数とを
同じにした場合と比較して、剥離ベルトの移動が迅速に
なされる様になる。よって、該剥離ベルトが支持部材間
に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くなり、
該剥離ベルトの波打ちや皺の発生が起こりにくくなる。
これにより、剥離ベルトの波打ちや皺の発生に起因する
像形成物質の除去不良が発生しにくくなり、良好な像形
成物質の除去が実現される。また、剥離ベルトの波打ち
や皺が生じた部分が加圧されて折り目が生じにくくなく
なり、この折り目からの剥離ベルトの切断が生じにくく
なる。
剥離部材(以下、剥離ベルトという)の無端移動方向の
摩擦係数と該無端移動方向と垂直な方向の摩擦係数とを
同じにした場合と比較して、剥離ベルトの移動が迅速に
なされる様になる。よって、該剥離ベルトが支持部材間
に斜めにズレて支持される状態となる時間が短くなり、
該剥離ベルトの波打ちや皺の発生が起こりにくくなる。
これにより、剥離ベルトの波打ちや皺の発生に起因する
像形成物質の除去不良が発生しにくくなり、良好な像形
成物質の除去が実現される。また、剥離ベルトの波打ち
や皺が生じた部分が加圧されて折り目が生じにくくなく
なり、この折り目からの剥離ベルトの切断が生じにくく
なる。
【0046】また、請求項3の発明によれば、剥離ベル
トの無端移動方向においては十分な摩擦係数を確保で
き、駆動ローラからの回転駆動力が剥離ベルトに良好に
伝達され、このことも良好な像形成物質除去の実現に寄
与することになる。
トの無端移動方向においては十分な摩擦係数を確保で
き、駆動ローラからの回転駆動力が剥離ベルトに良好に
伝達され、このことも良好な像形成物質除去の実現に寄
与することになる。
【図1】実施形態に係るトナー除去装置の概略構成を示
す正面図。
す正面図。
【図2】同トナー除去装置の要部を示す正面図。
【図3】(a)から(c)は同トナー除去装置が備える
ベルトと駆動ローラとが接触を開始する位置を正面から
示す説明図。
ベルトと駆動ローラとが接触を開始する位置を正面から
示す説明図。
【図4】(a)から(c)は同トナー除去装置が備える
ベルトと駆動ローラとが接触を開始する位置を底面から
示す説明図。
ベルトと駆動ローラとが接触を開始する位置を底面から
示す説明図。
【図5】同トナー除去装置が備える駆動ローラの変形例
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図6】同トナー除去装置が備えるオフセットベルトの
変形例を示す斜視図。
変形例を示す斜視図。
10 転写紙 24 給紙搬送ローラ対 30 液供給ユニット 31 液 32 液容器 33 塗布ローラ 34 規制ローラ 40 トナー除去ユニット 41 駆動ローラ 42 トラッキングローラ 43 加熱用ブロック 44 オフセットベルト 45 加熱用ブロック 46 加熱ローラ 50 回転ブラシ 51 ブレード 52 ユニットケーシング 60 乾燥ユニット 61 加熱ドラム 62 支持ローラ 63 紙押圧用ベルト 70 上ガイド板 71 下ガイド板 80 拭き取りローラ 91 アーム 92 軸 93 アクチュエータ
Claims (3)
- 【請求項1】シート表面に付着している像形成物質に対
して、該表面と該像形成物質との付着力よりも該像形成
物質に対して大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の
剥離部材を加圧接触させた後に、該シート表面と該剥離
部材とを分離させて該像形成物質を該シート表面から剥
離する剥離装置と、 前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触す
る領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複
数の支持部材と、 前記支持部材のうちの少なくとも一つの支持部材からな
る駆動ローラと、 前記駆動ローラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前
記無端移動させる駆動源と、 前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材の少な
くとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整する接
触位置調整手段と、 を備えた像形成物質除去装置であって、 前記複数の支持部材のうちの前記駆動ローラ以外の支持
部材における前記無端ベルト状の剥離部材に接する部分
の摩擦係数を、該駆動ローラにおける該無端ベルト状の
剥離部材に接する部分の摩擦係数よりも低くすることを
特徴とする像形成物質除去装置。 - 【請求項2】シート表面に付着している像形成物質に対
して、該表面と該像形成物質との付着力よりも該像形成
物質に対して大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の
剥離部材を加圧接触させた後に、該シート表面と該剥離
部材とを分離させて該像形成物質を該シート表面から剥
離する剥離装置と、 前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触す
る領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複
数の支持部材と、 前記支持部材のうちの少なくとも一つの支持部材からな
る駆動ローラと、 前記駆動ローラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前
記無端移動させる駆動源と、 前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材の少な
くとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整する接
触位置調整手段と、 を備えた像形成物質除去装置であって、 前記複数の支持部材の前記無端ベルト状の剥離部材に接
する部分における、該剥離部材の無端移動方向と垂直な
方向の摩擦係数を、該部分における該無端移動方向の摩
擦係数よりも低くすることを特徴とする像形成物質除去
装置。 - 【請求項3】シート表面に付着している像形成物質に対
して、該表面と該像形成物質との付着力よりも該像形成
物質に対して大きい付着力を発揮しうる無端ベルト状の
剥離部材を加圧接触させた後に、該シート表面と該剥離
部材とを分離させて該像形成物質を該シート表面から剥
離する剥離装置と、 前記無端ベルト状の剥離部材を前記シート表面と接触す
る領域を含む閉じた経路内で無端移動可能に支持する複
数の支持部材と、 前記支持部材のうちの少なくとも一つの支持部材からな
る駆動ローラと、 前記駆動ローラに回転駆動力を伝達し、前記シートを前
記無端移動させる駆動源と、 前記駆動ローラと、前記無端ベルト状の剥離部材の少な
くとも一方の縁部とが接触を開始する位置を調整する接
触位置調整手段と、 を備えた像形成物質除去装置であって、 前記無端ベルト状の剥離部材の前記複数の支持部材に接
する側の面における、該剥離部材の無端移動方向と垂直
な方向の摩擦係数を、該面における該無端移動方向の摩
擦係数よりも低くすることを特徴とする像形成物質除去
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24076795A JPH0962154A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 像形成物質除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24076795A JPH0962154A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 像形成物質除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962154A true JPH0962154A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17064415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24076795A Withdrawn JPH0962154A (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 像形成物質除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962154A (ja) |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP24076795A patent/JPH0962154A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5534063A (en) | Apparatus for removing image forming substance from sheet and sheet processing apparatus | |
| JPH0830153A (ja) | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 | |
| JP2003122179A (ja) | 定着装置・画像形成装置 | |
| JPH0962154A (ja) | 像形成物質除去装置 | |
| JPH08137351A (ja) | 像形成物質除去装置 | |
| JP3248308B2 (ja) | シート材からの像形成物質除去方法及びその装置 | |
| JP2022085778A (ja) | 定着器 | |
| JP2879309B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置 | |
| JP3243587B2 (ja) | 乾燥手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置及びシート材処理装置 | |
| JP3171573B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 | |
| JP2764117B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 | |
| JPH0736337A (ja) | 厚み方向加圧手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置 | |
| JP3264572B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 | |
| JP2741012B2 (ja) | 液供給部材を用いたシート材からの像形成物質除去装置及びシート材処理装置 | |
| JP3299604B2 (ja) | シート材からの像形成物質除去装置及びシート材処理装置 | |
| JP3269710B2 (ja) | 液供給用部材を用いたシート材からの像形成物質除去装置 | |
| JP3418237B2 (ja) | 像保持体からの像形成物質除去方法及びその装置、並びに抄紙方向検出装置 | |
| JP3269711B2 (ja) | 挾持搬送手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置 | |
| JPH08115015A (ja) | 像形成物質除去装置 | |
| JP3273833B2 (ja) | 液供給手段を備えたシート材からの像形成物質除去装置 | |
| JPH08202221A (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 | |
| JPH08137352A (ja) | 像形成物質除去装置 | |
| JPH1049012A (ja) | 像保持体の再生装置 | |
| JPH09171332A (ja) | 乾燥・仕上げ装置及び該装置を用いた像形成物質除去装置 | |
| JPH10240090A (ja) | 像保持体からの像形成物質除去装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |