JPH0962385A - 電流制御回路 - Google Patents

電流制御回路

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JPH0962385A
JPH0962385A JP7220247A JP22024795A JPH0962385A JP H0962385 A JPH0962385 A JP H0962385A JP 7220247 A JP7220247 A JP 7220247A JP 22024795 A JP22024795 A JP 22024795A JP H0962385 A JPH0962385 A JP H0962385A
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coils
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度変化の影響を受けることなく所定の大き
さの電流を確実に供給する電流制御方式を提供する。 【解決手段】 チョッパ部10は、コイルL1〜L3に
対して電流を供給する機能を有する。CPU60は、個
別スイッチ部20、30、40に対して、コイルL1〜
L3に電流を流すか否かを指示するオン/オフ制御信号
を転送する。個別スイッチ部20、30、40は、チョ
ッパ部10がコイルL1〜L3に対して電流を供給しよ
うとしたときに、オン/オフ制御信号に従ってその電流
を流すか否かを制御する。電流検出部50は、コイルL
1〜L3に流れる電流の和を検出してその検出結果をC
PU60に通知する。CPU60は、電流検出部50が
検出した電流値に基づいてチョッパ信号のデューティを
算出し、そのチョッパ信号をチョッパ部10へ送信す
る。チョッパ部10は、チョッパ信号に従って各コイル
L1〜L3へ電流を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複数の負荷に流す電流を制御する
回路に係わり、特に、コンタクタのコイル電流を制御す
るコンタクタドライバに関する。
【0002】
【従来の技術】コイルに流れる電流を制御することによ
って接点(たとえば、リレー接点)を開閉し、機器の状
態や動作を制御する技術は広く実施されている。このよ
うな接点部は、場合によってはコイルも含めて、コンタ
クタと呼ばれている。また、電流制御によってコンタク
タを開閉させる回路は、コンタクタドライバと呼ばれて
いる。
【0003】図4は、従来のコンタクタドライバの回路
図である。同図(a) において、コイルLは、そこに電流
を流すことによって不図示の接点を開閉するコンタクタ
の一部である。コイルLに対してフライホイールダイオ
ードFDが設けられている。スイッチSWは、MOSト
ランジスタであり、ゲート端子に印加される制御電圧V
C に従ってオン/オフ動作する。制御電圧VC は、アン
ドゲート101の出力信号であり、ON/OFF信号とチョッ
パ信号との論理積をとったものである。そして、スイッ
チSWをオン状態とすると、コイルLおよびスイッチS
Wを介して電流が流れ、そのコイル電流が生じさせる電
磁誘導現象によって接点を閉じる(コンタクタがオン状
態になる)。
【0004】次に、コイル電流の制御について説明す
る。コイルLに電流を流すためには、まず、図4(b) に
示すように、チョッパ信号としてデューティD=1(1
00パーセント)の信号を所定時間Tだけ入力する。こ
のことにより、スイッチSWは時間Tの間オン状態とな
る。なお、ON/OFF信号は”H”状態である。
【0005】スイッチSWがオン状態の期間は、コイル
電流が増加してゆく。そして、コイル電流が所定値を越
えると、電磁誘導現象により接点が閉じる。この所定値
は、最高離落電流と呼ばれ、接点が接触状態(オン状
態)となるために最低限必要な電流値、あるいは、接点
が接触状態となることを保証する最小電流値である。
【0006】接点がオン状態を保持するためには、コイ
ルLに上記所定値よりも大きな電流を流し続ければよ
い。したがって、コイル電流を上記所定値よりも少しだ
け大きい値に保てば、無駄な電流を消費することなく、
接点をオン状態に保つことができる。コンタクタドライ
バは、接点をオン状態にするときに、上述のような適切
な電流をコイルに流す回路である。
【0007】コイル電流は、チョッパ信号のデューティ
によって制御される。すなわち、チョッパ信号を”H”
状態とすれば、スイッチSWがオン状態となりコイル電
流が増加し、一方、チョッパ信号を”L”状態とすれ
ば、スイッチSWがオフ状態となりコイル電流が減少す
るので、チョッパ信号のデューティを適当に設定するこ
とにより、コイル電流(コイル電流の平均値)を決める
ことができる。コイル電流は、コイル抵抗をR、チョッ
パ信号のデューティをD、電源電圧をVDDとすれば、I
=VDD・D/Rと表すことができる。このデューティ
は、電源電圧およびコイルLのコイル抵抗などに従っ
て、コイル電流が上記所定値よりも少しだけ大きい値に
なるように予め設定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コイル電流
は、コイルLのコイル抵抗によって決まるが、このコイ
ル抵抗は温度によって変化する。通常、コイル抵抗は、
温度の上昇とともに大きくなる。また、コイル抵抗は、
コイルLの製品ばらつき等よる誤差があるので、ある特
定の温度においてもコイルごとにその値がちがってしま
うことがある。
【0009】図5は、コイル抵抗の温度依存と製品ばら
つきによる誤差を示したグラフである。同図において、
線102および103は、コイルLの製品ばらつきの最
大誤差を考慮したときに、それぞれ、コイル抵抗が最大
になった場合と最小になった場合のコイル電流の値を示
している。
【0010】コイル電流は、コイル抵抗が大きくなる高
温状態において最小となる。したがって、動作温度範囲
内の任意の温度で接点を確実にオン状態とするために
は、高温状態(ここでは、155℃)において、コイル
電流が所定値(ここでは、最高離落電流:0.185
A)よりも大きくなるようにする必要がある。すなわ
ち、コイルLが高温状態に置かれたときに、そのコイル
電流が上記所定値よりも大きくなるようにチョッパ信号
のデューティを決める必要がある。
【0011】ところが、高温状態においてコイル電流を
設定すると、室温状態や低温状態ではコイル抵抗が小さ
くなるので、コイル電流が必要以上に大きくなってしま
う。同図に示す例では、コイルLの製品ばらつきを考慮
した場合、20℃においてコイル電流が0.329A〜
0.483Aとなり、最高離落電流と比べてかなり大き
くなっている。このように、必要以上の電流を流すこと
は、電力消費を増やすだけではなく、そのことによって
さらにコイルLの温度上昇を招くといった悪循環につな
がる。
【0012】上記問題を解決するために、コイルLの近
傍に温度センサを設け、その温度センサが検出する温度
に従ってチョッパ信号のデューティを変化させる方式が
考案されている。しかしながら、この方式では、コイル
Lそのものの温度を直接検出することはできないので、
検出温度に従ってチョッパ信号のデューティを決める場
合、マージンを持たせる必要があり、やはり必要以上に
大きな電流を流すことになってしまう。
【0013】本発明は、上記問題を解決するものであ
り、温度変化の影響を受けることなく所定の大きさの電
流を確実に供給できる電流制御方式を提供することを課
題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。本発明の電流制御回路は、複数の負荷に電流を
供給する構成であり、以下の手段を有する。
【0015】電流供給手段1は、制御手段5が生成する
電流制御信号に基づく電流を各負荷3−1,3−
2,...,3−nに供給する。電流制御信号は、たと
えば、チョッパ信号である。
【0016】スイッチング手段2−1,2−
2,...,2−nは、それぞれ負荷3−1,3−
2,...,3−nに対して設けられる。そして、制御
手段5がスイッチング手段2−1,2−2,...,2
−nごとに生成するオン/オフ制御信号を受信し、オン
/オフ制御信号が第1の状態(たとえば、”H”レベ
ル)であれば負荷に電流を流し、第2の状態(たとえ
ば、”L”レベル)であれば負荷に電流を流さないよう
に動作する。
【0017】電流検出手段4は、各負荷3−1,3−
2,...,3−nに流れる電流の和を検出する。制御
手段5は、電流を流すべき負荷に対して設けられたスイ
ッチング手段へ転送するオン/オフ制御信号を第1の状
態にするとともに、電流検出手段4によって検出された
電流値に基づいて電流制御信号を生成する。電流制御信
号は、たとえば、チョッパ信号であり、制御手段5は、
電流検出手段4によって検出された電流値に従ってその
デューティを変化させる。また、制御手段5は、各負荷
に対して予め目標電流を設定しておき、電流を流してい
る負荷に対して設定されている各目標電流の和と電流検
出手段4によって検出された電流値とを比較し、その比
較結果に基づいて電流制御信号を生成するようにしても
よい。
【0018】
【作用】本発明の電流制御回路においては、制御手段5
が、電流検出手段4によって検出された負荷電流に基づ
いて電流制御信号を生成し、電流供給手段1が、その電
流制御信号に従っての各負荷に供給する電流値を決め
る。すなわち、負荷電流を用いたフィードバック制御を
行う。このため、負荷の抵抗が温度変化などによって変
化した場合においても、電流を一定値(目標電流)に保
つことができる。
【0019】電流供給手段1は複数の負荷に電流を供給
し、電流検出手段4は複数の負荷に流れる電流値を検出
し、制御手段5は複数の負荷に流れる電流を制御する。
このため、これら各手段は、それぞれ複数の負荷に共通
に1つ設ければよい。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図2は、本発明の電流制御回路の一実
施形態として採り上げたコンタクタドライバの構成図で
ある。このコンタクタドライバは、3つのコイルに電流
を供給する構成であり、所定のコイルに電流を流しその
とき発生する電磁誘導現象を利用して不図示のコンタク
タ(接点)を閉じる。コンタクタを閉じるとは、接点を
接触状態にすることであり、この状態をオン状態と呼
ぶ。以下では、上記3つのコイルは、互いに同じ特性
(インダクタンスおよびコイル抵抗等)を有するものと
して説明する。
【0021】本実施例のコンタクタドライバは、チョッ
パ部10、個別スイッチ部20、30、40、電流検出
部50、およびCPU60から構成される。チョッパ部
10は、コイルL1〜L3に対して電流を供給する機能
を有する。コイルL1〜L3は互いに同じ特性を有する
ので、個別スイッチ部20、30、40をオン状態にす
ると、コイルL1〜L3にはそれぞれ同じ大きさの電流
が供給される。各コイルL1〜L3へ供給される電流の
大きさは、CPU60からのチョッパ信号のデューティ
により制御される。
【0022】個別スイッチ部20、30、40は、それ
ぞれコイルL1〜L3に対して設けられ、互いに同じ構
成である。そして、各個別スイッチ部20、30、40
は、チョッパ部10がコイルL1〜L3に対して電流を
供給しようとしたときに、その電流を流すか否かを制御
する。この制御は、CPU60からの指示に従う。した
がって、CPU60は、個別スイッチ部20、30、4
0を制御することにより、任意のコイルL1〜L3に電
流を流すことができる。
【0023】電流検出部50は、コイルL1〜L3に流
れる電流の和を検出し、その検出結果をCPU60に通
知する。CPU60は、外部からの指示またはCPU6
0内に格納されているプログラムに従って、個別スイッ
チ部20、30、40に対して、コイルL1〜L3に電
流を流すか否かを指示するオン/オフ制御信号を転送す
る。たとえば、コイルL1に電流を流す場合には、個別
スイッチ部20に対して、オン/オフ制御信号として
「オン状態」を転送する。また、CPU60は、各コイ
ルL1〜L3に対してそれぞれ1ビットを割り当てたフ
ラグメモリを有する。そして、電流を流しているコイル
に対応するビットに”1”を設定する。このことによ
り、CPU60は、現在、何個のコイルに電流を流して
いるか(オン状態となっているコンタクタの数)を認識
する。
【0024】さらに、CPU60は、電流検出部50が
検出した電流値および電流を流しているコイルの数に基
づいてチョッパ信号のデューティを算出し、そのチョッ
パ信号をチョッパ部10へ送信する。なお、チョッパ信
号のデューティを算出するアルゴリズムは、後述詳しく
説明する。
【0025】次に、上記構成のコンタクタドライバの動
作を説明する。ここでは、コイルL1に電流を流してそ
のコンタクタをオン状態にする場合を説明する。なお、
コイルL2およびL3には、電流を流していないものと
する。
【0026】まず、CPU60は、コンタクタ起動動作
として、オン/オフ制御信号を用いて個別スイッチ部2
0内に設けられているMOSトランジスタQ21をオン
状態にする。このとき、フラグメモリのコイルL1に対
応するビットに”1”を設定する。
【0027】また、CPU60は、チョッパ信号のデュ
ーティを所定時間(100msec)だけ100パーセント
にする。このことにより、チョッパ部10内に設けられ
ているMOSトランジスタQ12は、100msecの間オ
ン状態を継続する。MOSトランジスタQ12をオン状
態にすると、MOSトランジスタQ11もオン状態にな
る。
【0028】MOSトランジスタQ11がオン状態にな
ると、MOSトランジスタQ11を介して流れる電流は
コイルL1〜L3に供給される。このとき、個別スイッ
チ部20のMOSトランジスタQ21がオン状態である
ので、電源から供給される電流は、MOSトランジスタ
Q11、コイルL1、MOSトランジスタQ21、電流
検出部50の抵抗R51を介して接地に至る経路で流れ
る。この結果、抵抗R51には、コイルL1を流れる電
流がそのまま流れる。
【0029】コイルL1を流れる電流は、MOSトラン
ジスタQ11およびQ21がオン状態の期間、徐々に増
加してゆく。このコイル電流は、MOSトランジスタQ
11およびQ21をオン状態にしてから100msecが経
過するまでの間に、十分大きな値となり、接点をオン状
態にする。
【0030】電流検出部50では、抵抗R51における
電圧降下に相当する電圧をアンプ52を用いて増幅し、
その増幅した電圧を常時CPU60に通知する。すなわ
ち、電流検出部50は、抵抗R51を介して流れる電流
値を常にCPU60に通知する。
【0031】CPU60は、MOSトランジスタQ11
およびQ21をオン状態にしてから100msecが経過す
ると、接点のオン状態を保持するための動作に移る。す
なわち、以下のようにして、コイルL1に流れる電流を
目標値にするための制御を行う。ここで、保持動作状態
においてコイルL1に流すべき電流値(目標電流)は予
め設定されている値である。この目標電流は、コンタク
タがオン状態となるために最低限必要な電流値(あるい
は、コンタクタがオン状態となることを保証する最小電
流値)よりも少し大きい値である。図5に示す例では、
たとえば、この目標電流を0.25A程度とする。
【0032】CPU60は、まず、フラグメモリを参照
することにより、現在1つのコイル(コイルL1)のみ
に電流を流していることを認識する。また、CPU60
は、抵抗R51を流れる電流(すなわちコイルL1を流
れる電流)が目標電流に一致するようにチョッパ信号の
デューティを制御する。ただし、抵抗R51を流れる電
流は電圧に換算されてCPU60に通知されるので、実
際には、所定の変換系数を用いて比較される。チョッパ
信号は、MOSトランジスタQ11のオン/オフ状態を
制御する信号であり、そのデューティをかえると、MO
SトランジスタQ11のオン時間とオフ時間の比率が変
化する。
【0033】MOSトランジスタQ11がオフ状態にな
ると、コイルL1〜L3に電流が供給されなくなる。こ
とろが、コイルは電流を保持しようとする性質があるの
で、コイルL1には電流が流れ続ける。この電流は、コ
イルL1、MOSトランジスタQ21、抵抗R51、お
よびダイオードD13を介してループ状に流れるが、時
間経過とともに徐々に減少していく。一方、MOSトラ
ンジスタQ11をオン状態にすると、上述したように、
電源からコイルL1に電流が供給され、その電流値が増
加してゆく。
【0034】このように、コイルL1を流れる電流値
は、チョッパ信号が”H”と”L”とを繰り返すことに
よって増加・減少を繰り返すので、チョッパ信号のデュ
ーティを制御することによってコイルL1に流れる電流
の平均値を設定することができる。CPU60は、この
コイル電流の平均値が上記目標電流に一致するようにチ
ョッパ信号のデューティを制御する。
【0035】コイルL1に流れる電流を停止するときに
は、オン/オフ制御信号を用い、MOSトランジスタQ
21をオフ状態にする。このことにより、コイルL1を
介して流れていた電流は、ダイオードD22を順方向に
流れてツェナーダイオードZD23を逆バイアス状態に
する。この逆バイアス電圧がツェナーダイオードZD2
3の閾値電圧を越えると、コイルL1に蓄積されていた
エネルギーは電源に回生され、コイルL1を流れる電流
は停止する。なお、このときCPU60は、フラグメモ
リのコイルL1に対応するビットを”0”に戻す。
【0036】このように、本実施例のコンタクタドライ
バは、コイルL1に流れる電流を検出し、その検出した
電流値を用いてコイル電流を目標電流に一致させるよう
なフィードバック制御をするので、コイル抵抗が温度変
化などによって変化した場合においても、コイル電流を
一定値(目標電流)に保つことができる。この目標電流
として、コンタクタがオン状態となるために最低限必要
な電流値よりも少し大きい値を設定すれば、電流を浪費
することなく、コンタクタを確実にオン状態とすること
ができる。
【0037】次に、複数のコイルに電流を流す場合の動
作を説明する。ここでは、コイルL1およびL2に電流
を流して2つのコンタクタをオン状態にする場合の例を
説明する。
【0038】CPU60は、オン/オフ制御信号を用い
てMOSトランジスタQ21およびQ31をオン状態に
する。このとき、フラグメモリのコイルL1およびコイ
ルL2に対応するビットにそれぞれ”1”を設定する。
また、CPU60は、コイルL1のみに電流を流す場合
と同様に、チョッパ信号を用いてMOSトランジスタQ
11をオン状態にし、コイルL1〜L3に電流を供給す
る。
【0039】このとき、コイルL1およびL2を流れる
電流は、共に抵抗R51を流れる。すなわち、抵抗R5
1に流れる電流は、コイルL1を流れる電流とコイルL
2を流れる電流の和である。
【0040】CPU60は、フラグメモリを参照するこ
とにより、現在2つのコイルに電流を流していることを
認識すると、抵抗R51に流れる電流が上記目標電流の
2倍の値に一致するようにチョッパ信号のデューティを
制御する。このような制御により、コイルL1およびL
2には、それぞれ目標電流が流れる。
【0041】このように、本実施例のコンタクタドライ
バは、温度変化などの影響を受けることなく、任意の1
つ以上のコイルに対して、各コンタクタを確実にオン状
態とするために必要最低限の電流を安定して流すことが
できる。また、複数のコイルに電流を供給する機能、複
数のコイルに流れる電流値を検出する機能、および複数
のコイルに流れる電流を制御する機能を、それぞれ複数
のコイルに対して1つのみ設ける構成なので、回路規模
を小さくすることができる。
【0042】図3は、チョッパ信号のデューティを制御
するCPU60の動作フローチャートである。CPU6
0は、以下の処理を所定間隔ごとに繰り返す。ステップ
S1では、新たにコンタクタをオン状態とする(オン状
態となるコンタクタ数を増やす)ための指示があるか否
かを判断する。この指示は、たとえばユーザによる入力
またはソフトウェアによるコマンドである。
【0043】新たにコンタクタをオン状態とするための
指示があれば、コンタクタ起動動作を開始し、ステップ
S2において、「100msecタイマ」をスタートする。
続いて、ステップS3では、チョッパ信号のデューティ
を100パーセントにする。この状態は、「100msec
タイマ」がタイムアップするまで継続される。すなわ
ち、コンタクタ起動動作を開始してから100msecの
間、チョッパ信号のデューティを100パーセントに固
定する。そして、ステップS15において、上記チョッ
パ信号をチョッパ部10に対して出力する。
【0044】このように、新たにコンタクタをオン状態
とするときには、所定期間チョッパ信号のデューティを
100パーセントにして電源からコイルへ連続的に電流
を供給し、各コイルに流れる電流をいったん十分大きな
値にする。このことにより、各接点がオン状態になる。
【0045】ステップS1において、新たにコンタクタ
をオン状態とするための指示がなければ、ステップS1
1において「100msecタイマ」が動作中であるかを調
べ、動作中であればデューティ制御処理を終了する。一
方、「100msecタイマ」が動作中でなければ、ステッ
プS12以降のコンタクタ保持動作へ移る。
【0046】ステップS12では、フラグメモリを参照
してオン状態のコンタクタ数を認識する。そして、その
オン状態のコンタクタ数とコイル1個あたりの目標電流
との積を算出し、全体の目標電流を求める。続いて、ス
テップS13では、上記ステップS12で求めた全体の
目標電流と、電流検出部50から通知される現在の電流
値との差に所定の係数Kをかけてデューティ出力変化量
ΔDを求める。そして、ステップS14において、現在
のデューティにデューティ出力変化量ΔDを加えること
によって新たなデューティを算出し、ステップS15
で、チョッパ信号のデューティをその算出したデューテ
ィとして出力する。
【0047】なお、上記実施例では、各コイルの特性が
互いに同じであり、各接点をオン状態にするための電流
も互いに同じであるものとして説明したが、本発明はこ
の構成に限定されるものではない。たとえば、各コイル
L1〜L3に流れる電流がそれぞれ0.1A、0.2
A、0.3A以上となったときに、対応する接点がオン
状態になるような構成においては、コイルL1〜L3の
コイル抵抗の比率を3:2:1にするとともに、図3に
示したフローチャートのステップS12において「全体
の目標電流」を算出する計算式を変更すればよい。
【0048】また、上記実施例では、コンタクタドライ
バを採り上げてコイル電流を制御する方式を説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、他の負荷のも適
用できる。
【0049】
【発明の効果】負荷に流れる電流を検出し、その検出し
た電流値を用いて負荷電流を目標電流に一致させるよう
なフィードバック制御をするので、負荷の抵抗が温度変
化などによって変化した場合においても、電流を一定値
(目標電流)に保つことができる。このため、電流の浪
費を抑えることができる。
【0050】また、複数の負荷に電流を供給する機能、
複数の負荷に流れる電流値を検出する機能、および複数
の負荷に流れる電流を制御する機能を、それぞれ複数の
負荷に対して1つのみ設ける構成なので、回路規模を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の電流制御回路の一実施形態として採り
上げたコンタクタドライバの構成図である。
【図3】チョッパ信号のデューティを制御するCPUの
動作フローチャートである。
【図4】従来のコンタクタドライバの回路図である。
【図5】コイル抵抗の温度依存と製品ばらつきによる誤
差を示したグラフである。
【符号の説明】
1 電流供給手段 2ー1〜2ーn スイッチング手段 3ー1〜3ーn 負荷 4 電流検出手段 5 制御手段 10 チョッパ部 11、12 MOSトランジスタ 13 ダイオード 20、30、40、個別スイッチ部 21、31 MOSトランジスタ 22 ダイオード 23 ツェナーダイオード 50 電流検出部 51 抵抗 52 アンプ 60 CPU L1〜L3 コイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の負荷に電流を供給する電流制御回
    路において、 電流制御信号に基づく電流を各負荷に供給する電流供給
    手段と、 各負荷ごとに設けられ、それぞれオン/オフ制御信号を
    受信し、オン/オフ制御信号が第1の状態であれば負荷
    に電流を流し第2の状態であれば負荷に電流を流さない
    ように動作する複数のスイッチング手段と、 各負荷に流れる電流の和を検出する電流検出手段と、 電流を流すべき負荷に対して設けられた上記スイッチン
    グ手段へ転送する上記オン/オフ制御信号を第1の状態
    にするとともに、上記電流検出手段によって検出された
    電流値に基づいて上記電流制御信号を生成する制御手段
    と、 を有することを特徴とする電流制御回路。
  2. 【請求項2】 上記複数の負荷は互いに同じ特性であ
    り、上記制御手段は、電流を流している負荷の数および
    上記電流検出手段によって検出された電流値に基づいて
    上記電流制御信号を生成することを特徴とする請求項1
    に記載の電流制御回路。
  3. 【請求項3】 上記電流制御信号はチョッパ信号であ
    り、上記制御手段は、上記電流検出手段によって検出さ
    れた電流値に従ってそのチョッパ信号のデューティを変
    化させることを特徴とする請求項1または2に記載の電
    流制御回路。
  4. 【請求項4】 上記制御手段は、各負荷に対して予め目
    標電流を設定しておき、電流を流している負荷に対して
    設定されている各目標電流の和と上記電流検出手段によ
    って検出された電流値とを比較し、その比較結果に基づ
    いて上記電流制御信号を生成することを特徴とする請求
    項1または2記載の電流制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11184542A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Jatco Corp ソレノイド駆動制御装置
JP2010257026A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Mitsubishi Electric Corp 電源回路及び照明装置
JP2015129610A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 ダイキン工業株式会社 空調システムのコントローラ

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