JPH0962560A - データベース装置 - Google Patents

データベース装置

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JPH0962560A
JPH0962560A JP7245442A JP24544295A JPH0962560A JP H0962560 A JPH0962560 A JP H0962560A JP 7245442 A JP7245442 A JP 7245442A JP 24544295 A JP24544295 A JP 24544295A JP H0962560 A JPH0962560 A JP H0962560A
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JP
Japan
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cache
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computable
invalid
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JP7245442A
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Nobuhiro Yamazaki
伸宏 山崎
Miki Watanabe
美樹 渡辺
Hiroshi Hayata
宏 早田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • G06F12/08—Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オブジェクト等の複数の要素から成るデータ
に対して、形式変換を伴うロード処理やストア処理を必
要な要素についてだけ行うことにより、処理の迅速化を
実現する。 【解決手段】 二次記憶装置5上の格納形式のオブジェ
クトを応用プログラム1で処理するためにキャッシュ2
上に計算可能形式として書き込み、また、キャッシュ2
上の計算可能形式のオブジェクトを二次記憶装置5の格
納形式として書き出すデータベース装置において、キャ
ッシュ2に保持された状態情報に基づいて、キャッシュ
2に保持されたオブジェクトの少なくとも一部に無効/
有効な要素を含むかを第1判断手段3bが判断し、この
判断結果に基づいて、オブジェクト中のいずれの要素が
無効/有効であるかを第2判断手段3cが判断し、無効
な要素は格納形式で保持されている対応する要素をロー
ド手段3aが計算可能形式に変換してキャッシュ2に書
き込み、有効な要素はストア手段3aが格納形式に変換
してページキャッシュ4に書き出し、更に、読み書き手
段6aが二次記憶装置5に書き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次記憶手段に格
納形式で蓄積されているデータを計算可能形式に変換し
て主記憶手段に読み込むロード処理、並びに、主記憶手
段に計算可能形式で保持されているデータを格納形式に
変換して二次記憶手段に書き出すデータストア処理に関
し、特に、有効性を判断してデータを構成している要素
毎にロード処理並びにストア処理を行うデータベース装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、データベース管理システムにお
いて二次記憶装置に蓄積されているデータに処理を施す
場合には、データを二次記憶装置から主記憶装置に読み
込み、情報処理装置にインストールされた応用プログラ
ムによって主記憶装置上のデータに表示や編集等といっ
た処理を施している。ここで、データベース管理システ
ムにおいては、通常、二次記憶装置に蓄積されているデ
ータは蓄積に適したデータ形式(すなわち、格納形式)
とされ、主記憶装置に保持されているデータは処理に適
したデータ形式(すなわち、計算可能形式)とされるた
め、二次記憶装置と主記憶装置との間でのロード処理及
びストア処理に際してはデータの形式変換が行われる。
【0003】ここで、オブジェクト指向のデータベース
管理システムにおいては、要素データの集合であるオブ
ジェクトに対して、ポインタ変換により、二次記憶装置
の格納形式のオブジェクトを計算可能形式に変換して主
記憶装置に書き込むロード処理と、主記憶装置の計算可
能形式のオブジェクトを格納形式に変換して二次記憶装
置に書き込むストア処理とを行っている。このようなオ
ブジェクト指向のデータベース管理システムにおけるポ
インタ変換は、”IEEE Transaction on Software Engi
neering ( Vol.18, No.8 1992 )”の”Working with Pe
rsistent Objects : To Swizzle or Not to Swizzle (
J.Eliot B. Moss )”や特開平5−225034号公報
に開示されており、変換方式や変換されたオブジェクト
の有効性判断に関する種々な開示もなされている。
【0004】すなわち、前者の文献には、二次記憶装置
からデータをページ単位で主記憶装置に読み込んで、当
該ページ内での全てのオブジェクトを一度にポインタ変
換するページ一括変換方式(Page at a time方式、Eage
r方式と称せられる)や、当該ページ内のオブジェクト
を必要となった時点でポインタ変換する逐次変換方式
(Object at atime方式、Lazy方式と称せられる)が開
示されている。また、後者の文献には、変換されたオブ
ジェクトの状態を表す情報をオブジェクト毎にもたせる
方式が開示されており、この状態情報によって、変換さ
れたデータの有効性を判断している。オブジェクトの状
態には有効と無効とがあり、変換を実施することで有効
がセットされ、オブジェクトの内容を変更したトランザ
クションが異常終了した場合、或いは、他の情報処理装
置によって同一のオブジェクトについて内容を変更した
トランザクションが正常終了した場合にな無効がセット
される。
【0005】また、データベース管理システムにおいて
は、オブジェクトばかりではなく、データを高速に検索
するためのインデックス及びバケットや、複数のオブジ
ェクトの集合であるコレクション等でもデータを二次記
憶装置に格納形式で蓄積し、処理に際してはこれらを計
算可能形式に変換して主記憶装置に保持させることが行
われる。”IEEE Proc. 6th Conf.VLDB 1980 ”の”Line
ar hashing : A new tool forfile and table addressi
ng ( W.Litwin )”には、インデックスを複数の構成要
素で表現して効率的に処理する線形ハッシュの手法が開
示されている。この線形ハッシュでは、データは、複数
の要素(キーとバリューの対応)の集合であるバケット
と、これらバケット群を管理するインデックスとの階層
構造で表される。また、特開平2−54370号公報に
は、このような階層構造のインデックスの上位構造と下
位構造とを必要に応じて順に主記憶装置にロードする方
式が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来で
は、形式変換を伴うロード処理及びストア処理をオブジ
ェクト単位やバケット単位で行うことによって、複数の
オブジェクトを含むページ単位や、複数のバケットを含
むインデックス単位でロード処理及びストア処理を行う
場合に比べて、不要なオブジェクトやバケットに対する
処理を省略し、形式変換のための計算処理時間を短縮化
することで、ロード処理及びストア処理を迅速化してい
た。
【0007】しかしながら、このようにオブジェクト単
位やバケット単位で形式変換処理を行うようにしても、
例えば、応用プログラムによってオブジェクトに含まれ
ている複数の要素データの内の一部分の要素データのみ
を参照する場合やバケットに含まれている複数の要素デ
ータ(キーとバリューの組)の内の一部の要素データの
みを参照する場合にあっては、参照対象以外の要素デー
タについても形式変換処理を行うこととなるため、この
点において不要な変換処理の実行が生じて十分なる処理
の迅速化が達成されていなかった。このような状況は、
1つのオブジェクトや1つのバケットを構成する要素デ
ータの数が多くなればなるほど顕著であり、形式変換を
伴うロード処理やストア処理の迅速化を阻害する大きな
要因となっていた。
【0008】本発明は上記従来の事情に鑑みなされたも
ので、二次記憶装置と主記憶装置との間での形式変換を
伴うロード処理或いはストア処理をオブジェクト、イン
デックス、コレクション等を構成している要素単位で実
現することにより、上記課題を解決することを目的とす
る。また、本発明は、データの有効性を判断し得る状態
情報を付与することによって、ロード処理或いはストア
処理を要素単位で行うことに伴う各要素の有効性管理を
容易に行うことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るデータベース装置では、主記憶手段に
オブジェクト、コレクション、インデックス等といった
複数の要素を含むデータを計算可能形式で保持させると
ともに、当該データの有効性に関するデータの状態情報
を保持させ、当該データの状態情報に基づいてデータに
含まれている要素単位でのロード処理及びストア処理を
行う。すなわち、データの状態情報に基づいて、主記憶
手段に保持されたデータの少なくとも一部に無効な要素
を含むか或いは少なくとも一部に有効な要素を含むかを
第1の判断手段が判断し、この判断結果に基づいて、デ
ータ中のいずれの要素が無効であるか或いは有効である
かを第2の判断手段が判断する。そして、無効であると
判断された要素については、二次記憶手段(或いは、ペ
ージキャッシュ)側に格納形式で保持されている対応す
る要素をロード手段が計算可能形式に変換して主記憶手
段に書き込む一方、有効であると判断された要素につい
ては、ストア手段が格納形式に変換して二次記憶手段
(或いは、ページキャッシュ)側に書き出す。
【0010】このため、主記憶手段にはデータの状態情
報を保持する領域が設けられ、当該領域には、未初期化
状態で無効であることを示す”UNINITIALIZ
ED”、全ての要素が計算可能形式に変換されていて有
効であることを示す”VALID”、データ中の一部の
要素が有効にあることを示す”INPROGRES
S”、データ中の全て若しくは一部の要素は計算可能形
式に変換されているがそれらは無効であることを示す”
INVALID”等が保持され、これらデータの状態情
報はロードやストア処理に伴って遷移する。
【0011】また、主記憶手段をキャッシュメモリと
し、データベースを蓄積している二次記憶手段から読み
出されて計算可能形式に変換されたデータを保持するよ
うに構成することができる。また更に、主記憶手段を計
算可能形式のデータを保持するキャッシュメモリと二次
記憶手段からページ単位で読み出された格納形式のデー
タを保持するページキャッシュメモリとから構成すると
ともに、ページキャッシュメモリと二次記憶手段との間
で格納形式のデータの読み書き処理を行わせるように
し、ページキャッシュメモリから読み出した格納形式の
データを計算可能形式に変換してキャッシュメモリに保
持させ、或いは、キャッシュメモリに保持した計算可能
形式のデータを格納形式に変換してページキャッシュメ
モリの保持させるようにして、ロード処理及びストア処
理の更なる高速化を図ってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】まず、本発明の一実施例に係るデ
ータベース装置を、オブジェクト(データ)のロード処
理及びストア処理を行うオブジェクト指向データベース
管理装置に適用した例を用いて説明する。図1に示すよ
うに、データベース管理装置は、編集等の種々な処理を
実行する応用プログラム1と、計算可能形式のオブジェ
クトを保持するキャッシュ2と、キャッシュ2に管理処
理を行うキャッシュ管理部3と、複数の格納形式のオブ
ジェクトを含むページを保持するページキャッシュ4
と、多数のページから成るデータベースを格納形式で蓄
積する二次記憶装置5と、ページキャッシュ4と二次記
憶装置5との間でのページの読み書きを管理する二次記
憶管理部6とを備えている。
【0013】本実施例では、キャッシュ2及びページキ
ャッシュ4は主記憶装置に構成され、保持したデータを
迅速にアクセスし得るようになっている。また、二次記
憶装置5は磁気ディスク装置等から構成された大容量の
メモリであり、オブジェクトの集合であるデータベース
を読み書き自在に蓄積している。キャッシュ2に保持さ
れる計算可能形式のオブジェクトとページキャッシュ4
に保持される格納形式のオブジェクトとは、図2に示す
ように対応付けられており、この対応関係によって、キ
ャッシュ2とページキャッシュ4との間でのオブジェク
ト或いはオブジェクトの個々の要素の読み書きが行われ
る。
【0014】すなわち、図2に示すように、キャッシュ
2に保持されているオブジェクトには計算可能形式の各
要素の内容(変数の値)の他に、ページ番号、ページ内
のオフセット、キャッシュの状態情報が付属されてお
り、ページ番号によってページキャッシュ4に保持され
ている何れのページに当該オブジェクトが含まれている
かが示され、ページ内のオフセットによってページ内の
何れの位置(アドレス)に当該オブジェクトが含まれて
いるかが示されている。
【0015】また、キャッシュの状態情報によってはキ
ャッシュ2に保持しているオブジェクトの有効性が示さ
れており、この状態情報には、未初期化状態で無効であ
ることを示す”UNINITIALIZED”、全ての
要素が計算可能形式に変換されていて有効であることを
示す”VALID”、データ中の一部の要素が有効にあ
ることを示す”INPROGRESS”、データ中の全
て若しくは一部の要素は計算可能形式に変換されている
がそれらは無効であることを示す”INVALID”等
が保持される。なお、図3を参照して後述するように、
キャッシュの状態はロード処理やストア処理等によりオ
ブジェクトの内容が変更されるに伴って遷移し、これら
状態情報はキャッシュ管理部3によって書き換えられ
る。
【0016】応用プログラム1は、キャッシュ2に保持
された計算可能形式のオブジェクトを利用して、オブジ
ェクトに含まれている要素データ(変数値)を変更しな
がら目的の処理を実行する。そして、このオブジェクト
の利用に際して、応用プログラム1は、キャッシュ管理
部2に対してオブジェクトの参照、読み込み(ロー
ド)、書き出し(ストア)等の命令を発行する。ここ
で、本実施例では、ロード処理命令には、オブジェクト
内の1つの要素をキャッシュ2に読み込ませるロード・
エントリ命令と、オブジェクト内の全ての要素をキャッ
シュ2に読み込ませるロード命令がある。また、ストア
処理命令には、オブジェクト内の1つの要素をキャッシ
ュ2からページキャッシュ4へ書き出させるストア・エ
ントリ命令と、オブジェクト内の全ての要素をキャッシ
ュ2からページキャッシュ4へ書き出させるストア命令
がある。
【0017】キャッシュ管理部3は、ロード処理及びス
トア処理を実行するロード・ストア手段3aを有してお
り、応用プログラム1からの命令を受け取ると、ロード
・ストア手段3aの機能によって、ロード処理では、ペ
ージキャッシュ4に格納形式で保持されているオブジェ
クトの内容を計算可能形式に変換してキャッシュ2に書
き込み、ストア処理では、キャッシュ2に計算可能形式
で保持しているオブジェクトの内容を格納形式に変換し
てページキャッシュ4に書き出す。また、キャッシュ管
理部3は、キャッシュの状態情報に基づいてオブジェク
トの有効性を判断する第1の判断手段3bと、第1の判
断手段3bによる判断に基づいてオブジェクト中の個々
の要素の有効性を判断する第2の判断手段3cとを有し
ており、これら判断手段3b、3cによる判断に基づい
て、ロード・ストア手段3aがオブジェクト内の要素毎
にロード処理及びストア処理を行う。
【0018】二次記憶管理部6は、ページを読み書きす
る読み書き手段6aを有しており、応用プログラム1の
命令に基づいてキャッシュ管理部3から命令を受け取る
と、読み書き手段6aがページキャッシュ4と二次記憶
装置5との間でオブジェクトをページ単位で読み書きす
る。また、二次記憶装置5に蓄積されている対応するペ
ージが他の装置によって更新され等して二次記憶装置5
とページキャッシュ4との間でページ内容の不一致が生
じた場合には、応用プログラム1からの命令に基づい
て、二次記憶管理6はページキャッシュ4が保持してい
るページを更新されたページによって書き換える処理を
行い、このページの更新をキャッシュ管理部3へ通知す
る。この通知によって、キャッシュ管理部3は上記した
キャッシュの状態情報を書き換える処理を行い、ページ
キャッシュ4に保持されているオブジェクトとキャッシ
ュ2に保持されているオブジェクトとの内容の不一致を
記録する。
【0019】ここで、上記したキャッシュ2内のオブジ
ェクトの状態は図3に示すように種々な処理に伴って遷
移する。まず、オブジェクトは応用プログラム1からキ
ャッシュ管理部3への参照命令によりキャッシュ2内に
確保されるが、このときのキャッシュ2の状態は未初期
化”UNINITIALIZED”となる。この”UN
INITIALIZED”の状態で、キャッシュ管理部
3においてロード・エントリの命令が実行されると、命
令で指定されたオブジェクトの中の1つの要素(変数の
値)がページキャッシュ4からキャッシュ2に読み込ま
れ、キャッシュ2の状態はオブジェクト中の一部の要素
が有効であることを示す”INPROGRESS”に遷
移する。この”INPROGRESS”の状態では、読
み込まれた要素のみがキャッシュ2内において有効であ
る。なお、この”INPROGRESS”の状態から、
キャッシュ管理部3においてロード・エントリの命令を
繰り返し実行すると、無効な要素を有効にすることがで
きるが、状態は”INPROGRESS”のままとされ
る。
【0020】また、”UNINITIALIZED”の
状態で、キャッシュ管理部3においてロードの命令が実
行されると、オブジェクト中の全ての要素がページキャ
ッシュ4からキャッシュ2に読み込まれ、キャッシュ2
の状態はオブジェクト中の全ての要素が有効であること
を示す”VALID”に遷移する。なお、この”VAL
ID”の状態から、ロード命令またはロード・エントリ
命令が繰り返し実行されても”VALID”の状態は変
化しない。また、”INPROGRESS”の状態で、
キャッシュ管理部3においてロードの命令が実行される
と、オブジェクト中の全ての要素がページキャッシュ4
からキャッシュ2に読み込まれ、キャッシュ2の状態は
オブジェクト中の全ての要素が有効であることを示す”
VALID”に遷移する。なお、上記と同様に、この”
VALID”の状態から、ロード命令またはロード・エ
ントリ命令が繰り返し実行されても”VALID”の状
態は変化しない。
【0021】ここで、”VALID”の状態では、キャ
ッシュ2内のオブジェクトの内容は二次記憶装置5に蓄
積されている内容と等価であるが、二次記憶装置6に蓄
積された内容が他の応用プログラム等により変更された
場合には、キャッシュ2内のオブジェクトの内容を見直
す必要がある。このため、予め設定した時期や必要性が
生じた時期等に、応用プログラム1から変更確認の命令
がキャッシュ管理部3に出され、キャッシュ管理部3が
後述する確認処理(図5)を実行して、変更が圧時には
状態をオブジェクト中の全ての要素が無効であることを
示す”INVALID”に遷移させ、オブジェクト中の
全ての要素の内容を消去する。また、”INVALI
D”の状態から、ロード処理またはロード・エントリ処
理が実行されると、オブジェクト中の全ての要素または
一部の要素がページキャッシュ4からキャッシュ2内に
読み込まれ、状態は”VALID”または”INVAL
ID”に遷移する。なお、何れの状態からでも、キャッ
シュ管理部3によってそのオブジェクトの利用が終了し
たと判断されると、オブジェクトはキャッシュ2から追
い出されてその領域が開放される。
【0022】次に、上記構成のデータベース管理装置に
よる処理を図4〜図10に示すフローチャートを参照し
て説明する。図4には、キャッシュ2に保持されたオブ
ジェクトの参照を開始する処理の手順を示してある。ま
ず、応用プログラム1からの命令に基づいて、キャッシ
ュ管理部3がキャッシュ2内にオブジェクトが存在する
か否かを検査し(ステップS41)、キャッシュ2内に
オブジェクトが存在する場合には、この参照処理を終了
する。一方、キャッシュ2内にオブジェクトが存在しな
い場合には、キャッシュ管理部3によってキャッシュ2
内にオブジェクトを保持するための領域が確保されると
ともに(ステップS42)、状態情報が”UNINIT
IALIZED”に初期化されて(ステップS43)、
処理が終了する。
【0023】図5には、キャッシュ2に保持されたオブ
ジェクトの内容を確認する処理の手順を示してある。ま
ず、応用プログラム1からの命令に基づいて、キャッシ
ュ管理部3及び二次記憶管理部6が二次記憶装置5に蓄
積されているデータについての変更がなされているかを
確認し(ステップS51、S52)、変更がない場合に
はそのまま処理を終了する一方、変更がある場合にはキ
ャッシュ管理部3が無効化処理(ステップS53)を行
って処理を終了する。この変更の有無の確認は、例え
ば、そのオブジェクトを二次記憶装置5から最後に読み
出した時刻と二次記憶装置5内のオブジェクトが最後に
変更された時刻を記録しておき、それらの時期を比較し
て、変更された時刻の方が後であれば変更されていると
判断する等の方法により容易に行うことができる。
【0024】図6には、キャッシュ2に保持されている
オブジェクトの無効化処理(ステップS53)の手順を
示してある。まず、オブジェクトに含まれている要素の
番号iを”1”に初期化し(ステップS61)、このi
の値を1づつ増加させながらオブジェクトに含まれてい
る要素の全数nに達するまで各要素毎の無効化を行う。
すなわち、iの値がn以下のときには、当該i番目の要
素の内容(変数値)を”NULL”にする処理を(ステ
ップS64)、iの値を1つずつ増加させながら繰り返
し行い(ステップS65)、iの値がnを上回ったとこ
ろで(ステップS62)、キャッシュ2の状態を”IN
VALID”にする(ステップS63)。したがって、
この無効化処理によって、キャッシュ2に保持されてい
るオブジェクトは全ての要素が無効となり、この状態
は”INVALID”によって示される。
【0025】図7には、キャッシュ2に対するロード・
エントリ処理の手順を示してある。まず、応用プログラ
ム1から命令と共に対象とする要素の番号iが与えられ
ると、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に保持されて
いる状態情報を検査する(ステップS71)。この結
果、状態が”VALID”である場合には、i番目の要
素は有効であり、ロード処理を行う必要がないので、そ
のまま処理を終了する。一方、キャッシュ2の状態が”
INVALID”或いは”INPROGRESS”であ
る場合には、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に保持
されているオブジェクト中のi番目の要素の内容(変数
iの値)を検査し(ステップS72)、この内容が”N
ULL”ではなく有効であるときには、当該i番目の要
素についてのロード処理を行う必要がないので処理を終
了する。
【0026】これに対して、i番目の要素の内容が”N
ULL”のときには、キャッシュ管理部3が当該i番目
の要素の内容をページキャッシュ4から読み出し、これ
を計算可能形式に変換してキャッシュ2内に読み込み
(ステップS73)、更に、キャッシュ2の状態を”I
NPROGRESS”に遷移させて(ステップS7
4)、処理を終了する。したがって、キャッシュ2内に
保持されているオブジェクトは少なくともi番目の要素
が有効の状態となっており、このオブジェクト中の少な
くとの一部の要素が有効である状態が”INPROGR
ESS”で示される。
【0027】図8には、キャッシュ2に対するロード処
理の手順を示してある。まず、応用プログラム1からの
命令に基づいて、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に
保持されている状態情報を検査する(ステップS8
1)。この結果、状態が”VALID”である場合に
は、オブジェクトの全ての要素は既にページキャッシュ
4から読み込まれていて有効であり、ロード処理を行う
必要がないので、そのまま処理を終了する。一方、キャ
ッシュ2の状態が”UNINITIALIZED”或い
は”INVALID”或いは”INPROGRESS”
である場合には、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に
保持されているオブジェクト中の要素の番号iを”1”
に初期化して(ステップS82)、このiの値を1づつ
増加させながらオブジェクトに含まれている要素の全数
nに達するまで以下の処理を繰り返し行う。
【0028】すなわち、iの値がn以下のときには、当
該i番目の要素の内容(変数値)が”NULL”である
かを検査し(ステップS85)、”NULL”であると
きには、当該i番目の要素の内容をページキャッシュ4
から読み出して計算可能形式に変換した後にキャッシュ
2内に読み込み(ステップS86)、iの値を1つずつ
増加させながら同様な処理を繰り返し行う(ステップS
88)。ここで、”NULL”でないときには、キャッ
シュ2の状態を確認し(ステップS87)、状態が”I
NVALID”であるときには、オブジェクト中の全て
の要素は未だキャッシュ2に読み込まれておらず無効で
あり、ロード処理を行う必要があるので、上記と同じ処
理(ステップS86、S88)を繰り返し行う。一方、
i番目の要素の内容が”NULL”でなく、且つ、キャ
ッシュの状態が”INPROGRESS”であるときに
は(ステップS87)、当該要素の内容は有効にキャッ
シュ2に既に読み込まれているので、iの値を1つ増加
させて次の要素についての処理を行う(ステップS8
8)。
【0029】このようにロード処理は、キャッシュ2の
状態からオブジェクトの少なくとの一部に無効な要素が
含まれているかを判断し、更に、無効な要素が含まれて
いるときにはiの値を増加させながら何れが無効な要素
かを判断し、無効な要素についてのみページキャッシュ
4からの読み込み処理及び形式変換処理を行う。そし
て、上記の一連の処理を繰り返し行った結果、iの値が
nを上回ったところで(ステップS83)、キャッシュ
2の状態を”VALID”にして処理を終了する(ステ
ップS63)。したがって、キャッシュ2内に保持され
ているオブジェクトは全ての要素が読み込まれていて有
効な状態となっており、このオブジェクトの状態が”V
ALID”で示される。
【0030】図9には、キャッシュ2に対するストア・
エントリ処理の手順を示してある。まず、応用プログラ
ム1から命令と共に対象とする要素の番号iが与えられ
ると、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に保持されて
いる状態情報を検査する(ステップS91)。この結
果、状態が”INVALID”である場合には、i番目
の要素は無効であり、ストア処理を行う必要がないの
で、そのまま処理を終了する。一方、キャッシュ2の状
態が”VALID”或いは”INPROGRESS”で
ある場合には、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に保
持されているオブジェクト中のi番目の要素の内容(変
数iの値)をページキャッシュ4に書き出して(ステッ
プS92)、処理を終了する。なお、ページキャッシュ
4に書き出された要素の内容は、二次記憶管理部6によ
って二次記憶装置5に書き出される。
【0031】図10には、キャッシュ2に対するストア
処理の手順を示してある。まず、応用プログラム1から
の命令に基づいて、キャッシュ管理部3がキャッシュ2
に保持されている状態情報を検査する(ステップS10
1)。この結果、状態が”INVALID”或いは”U
NINITIALIZED”である場合には、キャッシ
ュ2に保持されているオブジェクトの内容は有効でない
ので、ページキャッシュ4への書き出し処理を行わずに
処理を終了する。一方、キャッシュ2の状態が”VAL
ID”或いは”INPROGRESS”である場合に
は、キャッシュ管理部3がキャッシュ2に保持されてい
るオブジェクト中の要素の番号iを”1”に初期化して
(ステップS102)、このiの値を1づつ増加させな
がらオブジェクトに含まれている要素の全数nに達する
まで以下の処理を繰り返し行う。
【0032】すなわち、iの値がn以下のときには、当
該i番目の要素の内容(変数値)が”NULL”である
かを検査し(ステップS104)、”NULL”でない
ときには有効であるので、当該i番目の要素の内容をキ
ャッシュ2からから読み出して格納形式に変換した後に
ページキャッシュ4内に書き出し(ステップS10
5)、iの値を1つずつ増加させながら同様な処理を繰
り返し行う(ステップS107)。ここで、”NUL
L”であるときには、キャッシュ2の状態を確認し(ス
テップS106)、状態が”VALID”であるときに
は、オブジェクト中の全ての要素が無効であるので、同
様な処理(ステップS105、S107)を繰り返し行
う。一方、i番目の要素の内容が”NULL”であり、
且つ、キャッシュの状態が”INPROGRESS”で
あるときには(ステップS106)、当該要素の内容は
無効であるので、iの値を1つ増加させて次の要素につ
いての処理を行う(ステップS107)。
【0033】このようにストア処理は、キャッシュ2の
状態からオブジェクトの少なくとの一部に有効な要素が
含まれているかを判断し、更に、有効な要素が含まれて
いるときにはiの値を増加させながら何れが有効な要素
かを判断し、有効な要素についてのみキャッシュ2から
ページキャッシュ4への書き出し処理及び形式変換処理
を行う。そして、上記の一連の処理を繰り返し行った結
果、iの値がnを上回ったところで(ステップS10
3)、処理を終了する。なお、ページキャッシュ4に書
き出された要素の内容は、二次記憶管理部6によって二
次記憶装置5に書き出される。
【0034】次に、本発明をコレクション(データ)に
含まれる要素のロード処理及びストア処理に適用したデ
ータベース管理装置の他の実施例を説明する。コレクシ
ョンは複数のオブジェクトを組み合わせて構成したデー
タであり、各オブジェクトは図1に示したオブジェクト
指向データベース管理システムにより管理される。した
がって、コレクション及び各オブジェクトにはページキ
ャッシュ4に格納されているページが関連付けられてい
る。
【0035】キャッシュ2に計算可能形式で保持される
コレクションは、図11に示すように、ヘッダ10、配
列テーブル11、配列12a、12b、・・・から構成
されており、コレクションには任意の個数の配列12
a、12b、・・・が含ませられ得る。ヘッダ10は、
コレクションの全体を管理するための変数を記憶したオ
ブジェクトであり、変数として、”ページ番号”、”ペ
ージ内のオフセット”、”状態情報”、”配列テーブ
ル”、”配列毎の要素数”を有している。これら”ペー
ジ番号”、”ページ内のオフセット”及び”状態情報”
は前記した実施例と同様な変数であり、”配列テーブ
ル”の変数は配列テーブル11を示し、”配列毎の要素
数”の変数には配列テーブル11で管理している各配列
12a、12b、・・・毎の要素数が記憶されている。
【0036】配列テーブル11は、複数の配列12a、
12b、・・・を管理するための変数を記憶したオブジ
ェクトであり、変数として、”ページ番号”、”ページ
内のオフセット”、”状態情報”、”配列数”、”各配
列の識別子”を有している。これら”ページ番号”、”
ページ内のオフセット”及び”状態情報”は前記した実
施例と同様な変数であり、”配列数”の変数には配列テ
ーブル11で管理されている配列12a、12b、・・
・の総数が記憶され、”配列”の変数には配列テーブル
11で管理されている各配列12a、12b、・・・の
識別子が記憶されている。配列12a、12b、・・・
はロード及びストア処理の対象となる複数の要素を含ん
だオブジェクトであり、上記と同様な”ページ番
号”、”ページ内のオフセット”及び”状態情報”とと
もに、当該配列12a、12b、・・・が含んでいる要
素の数を示す”要素数”と、各要素の内容とを記憶して
いる。なお、ページキャッシュ4には、上記と同様な構
成のコレクションは格納形式で保持されている。
【0037】図12には、コレクション中の配列12
a、12b、・・・の何れかに含まれているi番目の要
素を、キャッシュ管理部3がページキャッシュ4からキ
ャッシュ2にロードする処理手順を示してある。まず、
図7に基づいて説明したロード・エントリの処理を適用
して、ヘッダ10の変数である”配列テーブル”及び”
配列ごとの要素数”をロードし(ステップS121、S
122)、更に、配列テーブル11の変数である”配列
数”をロードする(ステップS123)。
【0038】次いで、((i/配列毎の要素数)+1)
を計算し、応用プログラム1から指定されたi番目の要
素を含む配列12a、12b、・・・の番号aを求める
(ステップS124)。例えば、各配列12a、12
b、・・・が10個ずつ要素を含んでいる場合に、23
番目の要素が指定されたときには、(23/10)+1
=3.3の整数部分から、23番目の要素は3番目の配
列に含まれていることが求められる。次いで、aの値が
配列テーブル11の変数である”配列数”の値よりも大
きいか否かが検査され(ステップS125)、大きい場
合には、指定されたiの値が大きすぎてi番目の要素を
含む配列12a、12b、・・・は存在しないため、応
用プログラム1へエラーを通知して処理を終了する(ス
テップS126)。
【0039】一方、検査の結果、大きくないと判断され
た場合には、図7に基づいて説明したロード・エントリ
の処理を適用して、配列テーブル11のa番目の”配
列”をロードし(ステップS127)、iの値を”配列
毎の要素数”の値で繰り返し除した余りを計算して(ス
テップS128)、i番目の要素がa番目の配列の何番
目(e番目)の要素であるかを求める。例えば、23番
目の要素(i=23)は3番目の配列に含まれている
が、”配列毎の要素数”の値10で23を繰り返し除し
た余りから、指定された23番目の要素は3番目の配列
中に含まれている3番目の要素であることが求められ
る。
【0040】次いで、図7に基づいて説明したロード・
エントリの処理を適用して、a番目の配列中のe番目の
要素をページキャッシュ4からキャッシュ2へロードし
(ステップS129)、当該要素の値を応用プログラム
1へ送って処理を終了する。したがって、コレクション
対しても、上記した実施例と同様に、オブジェクト(配
列)に含まれている各要素毎にロード処理が行われる。
【0041】図13には、コレクション中の配列12
a、12b、・・・の何れかに含まれているi番目の要
素を、キャッシュ管理部3がキャッシュ2からページキ
ャッシュ4にストアする処理手順を示してある。このス
トア処理におけるステップS131〜S139の各処理
は図12に示した各処理と同じであり、ステップS14
0の処理だけが異なっている。すなわち、図9に基づい
て説明したストア・エントリの処理を適用して、a番目
の配列中のe番目の要素をキャッシュ2からページキャ
ッシュ4へストアして処理を終了する。したがって、コ
レクションに対しても、上記した実施例と同様に、オブ
ジェクト(配列)に含まれている各要素毎にストア処理
が行われる。
【0042】次に、本発明をインデックスのバケット
(データ)に含まれる要素(キーとバリューの組)のロ
ード処理及びストア処理に適用したデータベース管理装
置の更に他の実施例を説明する。インデックスは複数の
バケットを上位インデックスで管理した階層構造のデー
タであり、上位インデックス及び各バケットは上記した
オブジェクトと同様に図1に示したデータベース管理シ
ステムにより管理される。したがって、図14及び図1
5に示すように、上位インデックス及びバケットは、そ
れぞれ計算可能形式でキャッシュ2に保持されるととも
に格納形式でページキャッシュ4に保持され、要素毎或
いは要素全体のロード、ストア、参照などの処理は、図
3〜図10に基づいて説明したオブジェクトに対する処
理において、オブジェクトをバケット或いは上位インデ
ックスに、要素をバケットへのポインタ或いはキーとバ
リューの組で表されるエントリに置き換えた処理で実現
される。
【0043】キャッシュ2に計算可能形式で保持されて
いる上位インデックス及びバケットには、それぞれ”ペ
ージ番号”、”ページ内のオフセット”、”キャッシュ
の状態”が記憶されており、これら”ページ番号”、”
ページ内のオフセット”、”キャッシュの状態”は前記
した実施例と同様な内容を示している。また、計算可能
形式及び格納形式の両形式の上位インデックスには、イ
ンデックスキーに対応するバケットを決定するための情
報やインデックス全体のロードファイター情報等を含ん
だ”上位インデックス管理情報”が記憶され、また、こ
の上位インデックスが管理するバケットへの”ポイン
タ”が記憶されている。また、計算可能形式及び格納形
式の両形式のバケットには、バケット内のエントリ数等
を含む”バケット管理情報”が記憶され、また、キーと
データへのポインタであるバリューの組から成るエント
リ毎の要素が記憶されている。
【0044】図16には、ロード処理によって格納形式
の要素(キーとバリューの組)を計算可能形式に変換し
て計算可能形式のインデックスに挿入する処理の手順を
示してある。なお、以下の説明では、インデックスの処
理において、バケットの溢れ、拡張、エントリの削除、
バケット内でキーに対応するエントリの候補が見つから
ない場合等に対する処理については考慮しない。本実施
例では、バケットのみについて要素毎のロード処理を適
用しており、まず、上位インデックスを読み出す(ステ
ップS151)。
【0045】次いで、この上位インデックスの”上位イ
ンデックス管理情報”により、例えば挿入された要素数
にバケット間で偏りが生じない等の基準によって、挿入
する要素のキーに対応したバケットを決定し(ステップ
S152)、更に、当該バケット内における挿入する要
素のキーに対応したエントリの位置を計算する(ステッ
プS153)。
【0046】次いで、挿入対象に決定されたバケット
の”キャッシュの状態”を調べ(ステップS154)、
状態が”INVALID”或いは”UNINITIAL
IZED”の場合には、バケットの”バケット管理情
報”を読み出し(ステップS156)、そのバケットの
全てのエントリについてキーとバリューがロードされて
いないことを示す一意の値”NOT LOADED”
を”バケット管理情報”に代入する(ステップS15
7)。そして、ステップS153で計算したエントリの
位置にキーとバリューが既にロード済みかを調べ(ステ
ップS155)、挿入対象のキーとバリュー(要素)を
ページキャッシュ4から読み込む(ステップS15
8)。
【0047】一方、上記の判断(ステップS154)の
結果、状態が”VALID”に場合にはステップS15
9の処理へ移行し、状態が”INPROGRESS”の
場合には、上記のステップS155の判断処理を行っ
て、計算したエントリの位置にキーとバリューが既にロ
ードされていないときには挿入対象のキーとバリュー
(要素)を読み出す(ステップS158)。次いで、計
算したエントリの位置のキーとバリューが”NULL”
であるかを調べ(ステップS159)、”NULL”で
ある場合には、当該エントリ位置に挿入対象のキー及び
バリューをそれぞれ代入する(ステップS160)。
【0048】一方、計算したエントリの位置が”NUL
L”でない場合には、当該エントリのキーと挿入するキ
ーとが等しいかを調べ(ステップS161)、等しい場
合には挿入対象の代入を行ってエントリの内容を書き換
え(ステップS160)、等しくない場合には、キーに
対応する次のエントリ候補を計算して(ステップS15
3)、上記した一連の処理(ステップS154〜S15
9)を再度行う。このような処理によって、計算したエ
ントリの値の変更が終了した後、当該エントリを計算可
能形式に返還してキャッシュ2に書き込み(ステップS
162)、エントリ(要素)を挿入するバケット及び上
位インデックスに管理情報の変化を書き込んで処理を終
了する(ステップS163)。したがって、インデック
スに対しても、上記した実施例と同様に、バケットに含
まれている各要素(エントリ)毎にロード処理が行われ
る。
【0049】図17には、応用プログラム1が計算可能
形式のインデックスからインデックスキーに対応する要
素データを検索する処理の手順を示してある。この検索
処理は、検索キーに対応するエントリ位置を計算して、
当該エントリの内容が”NULL”であるかを検査する
処理(ステップS171〜S179)までは、図16に
基づいて説明した処理(ステップS151〜S159)
と同じである。
【0050】そして、エントリの内容が”NULL”で
ある場合には(ステップS178)、検索対象の要素デ
ータが存在しないため、応用プログラム1に対して”N
ULL”を出力してエラーを通知し(ステップS18
0)、処理を終了する。そして、エントリの内容が”N
ULL”でない場合には(ステップS178)、当該エ
ントリのキーと検索するキーとが等しいかを調べ(ステ
ップS181)、等しい場合には、当該エントリからバ
リューを取得して応用プログラム1へ出力し、処理を終
了する一方、等しくない場合には、検索キーに対応する
次のエントリ候補を計算して(ステップS173)、上
記した一連の処理(ステップS174〜S179)を再
度行う。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータベ
ース管理装置によると、オブジェクト、コレクション、
インデックス等といった複数の要素データの集合に対す
る主記憶手段と二次記憶手段との間での形式変換を伴う
ロード処理やストア処理を、各要素データ単位で行える
ようにしたため、オブジェクト等の単位でロード処理や
ストア処理を行う場合に比べて、不要な要素データに対
する処理を省くことができ、総じて、ロード処理やスト
ア処理を大幅に迅速化することができる。また、オブジ
ェクト、インデックス、コレクション等の主記憶手段上
での状態はこれら要素データの集合の単位で保持し、こ
のデータの状態情報に基づいて個々の要素データの有効
性を判断手段が判断するため、主記憶手段にデータの状
態情報を保持する領域を各要素データ毎に確保すること
なくロード処理やストア処理の迅速化を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るオブジェクト指向デ
ータベース管理システムの構成図である。
【図2】 キャッシュ及びページキャッシュに保持され
たオブジェクトの構成を示す概念図である。
【図3】 計算可能形式のオブジェクトを保持するキャ
ッシュの状態の遷移を示す説明図である。
【図4】 オブジェクトの参照の処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 オブジェクトの内容を確認する処理の手順を
示すフローチャートである。
【図6】 オブジェクトのキャッシュの無効化処理の手
順を示すフローチャートである。
【図7】 ロード・エントリ処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】 ロード処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】 ストア・エントリ処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】 ストア処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図11】 本発明の第2の実施例に係るコレクション
の構成を示す概念図である。
【図12】 コレクションの要素を読み込む処理の手順
を示すフローチャートである。
【図13】 コレクションの要素を書き出す処理の手順
を示すフローチャートである。
【図14】 本発明の第3の実施例に係るインデックス
の上位インデックスの構成を示す概念図である。
【図15】 本発明の第3の実施例に係るインデックス
のバケットの構成を示す概念図である。
【図16】 インデックスに要素データを挿入する処理
の手順を示すフローチャートである。
【図17】 インデックスから要素データを検索する処
理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・応用プログラム、 2・・・キャッシュ、 3
・・・キャッシュ管理部、 3a・・・ロード・ストア
手段、 3b・・・第1判断手段、 3c・・・第2判
断手段、 4・・・ページキャッシュ、 5・・・二次
記憶装置、 6・・・二次記憶管理部、 6a・・・読
み書き手段、

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次記憶手段上の格納形式のデータを処
    理するために主記憶手段上に計算可能形式のデータとし
    て書き込むデータベース装置において、 複数の要素を含むデータを計算可能形式のデータとして
    保持するとともにこれら要素の有効性に関するデータの
    状態情報を保持する主記憶手段と、 主記憶手段に保持されたデータの状態情報に基づいて主
    記憶手段に保持されたデータが少なくともその一部に無
    効な要素を含むか否かを判断する第1の判断手段と、 第1の判断手段がデータに無効な要素を含むと判断した
    ことに基づいてデータ中のいずれの要素が無効であるか
    を判断する第2の判断手段と、 第2の判断手段が無効であると判断した要素に対応する
    格納形式の要素を計算可能形式に変換して主記憶手段に
    書き込むロード手段と、 を備えたことを特徴とするデータベース装置。
  2. 【請求項2】 主記憶手段上の計算可能形式のデータを
    二次記憶手段上の格納形式のデータとして書き出すデー
    タベース装置において、 複数の要素を含むデータを計算可能形式のデータとして
    保持するとともにこれら要素の有効性に関するデータの
    状態情報を保持する主記憶手段と、 主記憶手段に保持されたデータの状態情報に基づいて主
    記憶手段に保持されたデータが少なくともその一部に有
    効な要素を含むか否かを判断する第1の判断手段と、 第1の判断手段がデータに有効な要素を含むと判断した
    ことに基づいてデータ中のいずれの要素が有効であるか
    を判断する第2の判断手段と、 第2の判断手段が有効であると判断した要素を格納形式
    に変換して主記憶手段から二次記憶手段へ書き出すスト
    ア手段と、 を備えたことを特徴とするデータベース装置。
  3. 【請求項3】 二次記憶手段上の格納形式のデータを処
    理するために主記憶手段上の計算可能形式のデータとし
    て読み込み、主記憶手段上の計算可能形式のデータを二
    次記憶手段上の格納形式のデータとして書き出すデータ
    ベース装置において、 複数の要素を含むデータを計算可能形式のデータとして
    保持するとともにこれら要素の有効性に関するデータの
    状態情報を保持する主記憶手段と、 主記憶手段に保持されたデータの状態情報に基づいて主
    記憶手段に保持されたデータが少なくともその一部に無
    効な要素を含むか否かを判断する第1の判断手段と、 第1の判断手段がデータに無効な要素を含むと判断した
    ことに基づいてデータ中の各要素について有効であるか
    無効であるかを判断する第2の判断手段と、 第2の判断手段が無効であると判断した要素に対応する
    格納形式の要素を計算可能形式に変換して主記憶手段に
    読み込むロード手段と、 第2の判断手段が有効であると判断した要素を格納形式
    に変換して主記憶手段から二次記憶手段へ書き出すスト
    ア手段と、 を備えたことを特徴とするデータベース装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデータベース装置にお
    いて、 主記憶手段はデータを格納形式で保持する第1のキャッ
    シュとデータを計算可能形式で保持する第2のキャッシ
    ュとを有し、 ロード手段は第1のキャッシュから格納形式の要素を計
    算可能形式に変換して第2のキャッシュに読み込む手段
    として構成され、ストア手段は第2のキャッシュから計
    算可能形式の要素を格納形式に変換して第1のキャッシ
    ュに書き出す手段として構成され、 更に、二次記憶手段から第1のキャッシュへのデータの
    読み込み及び第1のキャッシュから二次記憶手段へのデ
    ータの書き出しを行う読み書き手段を備えたことを特徴
    とするデータベース装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデータベース装置にお
    いて、 処理されるデータは複数の要素データを含むオブジェク
    トであり、 第1のキャッシュは格納形式のオブジェクトを保持し、
    第2のキャッシュは計算可能形式のオブジェクトを保持
    し、 第1のキャッシュと第2のキャッシュとの間で要素デー
    タ単位で読み込み処理又は書き出し処理することを特徴
    とするデータベース装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のデータベース装置にお
    いて、 処理されるデータは複数のオブジェクトを含むコレクシ
    ョンであり、 第1のキャッシュは格納形式のオブジェクトを保持し、
    第2のキャッシュは計算可能形式のオブジェクトを保持
    し、 第1のキャッシュと第2のキャッシュとの間で各オブジ
    ェクトを構成する要素データ単位で読み込み処理又は書
    き出し処理することを特徴とするデータベース装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のデータベース装置にお
    いて、 処理されるデータは複数の要素データを含むインデック
    ス及びバケットであり、 第1のキャッシュは格納形式のインデックス及びバケッ
    トを保持し、第2のキャッシュは計算可能形式のインデ
    ックス及びバケットを保持し、 第1のキャッシュと第2のキャッシュとの間でインデッ
    クス及びバケットを構成する要素データ単位で読み込み
    処理又は書き出し処理することを特徴とするデータベー
    ス装置。
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