JPH0962619A - バスインターフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフェース方法 - Google Patents
バスインターフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフェース方法Info
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- JPH0962619A JPH0962619A JP24370795A JP24370795A JPH0962619A JP H0962619 A JPH0962619 A JP H0962619A JP 24370795 A JP24370795 A JP 24370795A JP 24370795 A JP24370795 A JP 24370795A JP H0962619 A JPH0962619 A JP H0962619A
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- clock
- bus
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 システム間でのデータ転送を高速にできるバ
スインターフェースシステム、集積回路装置及びバスイ
ンターフェース方法を提供すること。 【解決手段】 相手システム10は自システム20が供
給したバスクロック92を用いてバスデータ96を出力
する。第1バッファ32は内部クロック90をバッファ
リングしバスクロック92を相手システム10に出力
し、第2バッファ34はバスクロック92をバッファリ
ングし取り込み用クロック94をDFF38に出力し、
第3バッファ36はバスデータ96をバッファリングし
取り込み用データ98をDFF38に出力する。DFF
38は、取り込み用データ98を取り込み用クロック9
4を用いて取り込む。これによりDFF38のセットア
ップタイムを最適化できる。本発明では入出力兼用バッ
ファセルに含まれるバッファを第1バッファ32、第2
バッファ34とすることが望ましい。
スインターフェースシステム、集積回路装置及びバスイ
ンターフェース方法を提供すること。 【解決手段】 相手システム10は自システム20が供
給したバスクロック92を用いてバスデータ96を出力
する。第1バッファ32は内部クロック90をバッファ
リングしバスクロック92を相手システム10に出力
し、第2バッファ34はバスクロック92をバッファリ
ングし取り込み用クロック94をDFF38に出力し、
第3バッファ36はバスデータ96をバッファリングし
取り込み用データ98をDFF38に出力する。DFF
38は、取り込み用データ98を取り込み用クロック9
4を用いて取り込む。これによりDFF38のセットア
ップタイムを最適化できる。本発明では入出力兼用バッ
ファセルに含まれるバッファを第1バッファ32、第2
バッファ34とすることが望ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速なバスアクセ
スが可能なバスインターフェースシステム、該バスイン
ターフェースシステムを含む集積回路装置及びバスイン
ターフェース方法に関する。
スが可能なバスインターフェースシステム、該バスイン
ターフェースシステムを含む集積回路装置及びバスイン
ターフェース方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】近年、C
PU、メモリ、ASIC等の集積回路装置(以下、IC
と呼ぶ)の高速化技術の進歩は著しく、内部動作周波数
が100MHz以上となるものが現在一般的になりつつ
ある。しかしながらこのようにICの内部動作が高速化
されても、周辺装置とのデータのやり取りに時間を費や
すと、これらのICを含むシステム全体での処理速度は
低下してしまう。このため、複数のIC間あるいは複数
のボード(IC基板)間でのデータ転送技術において
も、その高速化への要求が強まっている。
PU、メモリ、ASIC等の集積回路装置(以下、IC
と呼ぶ)の高速化技術の進歩は著しく、内部動作周波数
が100MHz以上となるものが現在一般的になりつつ
ある。しかしながらこのようにICの内部動作が高速化
されても、周辺装置とのデータのやり取りに時間を費や
すと、これらのICを含むシステム全体での処理速度は
低下してしまう。このため、複数のIC間あるいは複数
のボード(IC基板)間でのデータ転送技術において
も、その高速化への要求が強まっている。
【0003】特に、従来のDRAM等のメモリは非同期
方式であったが、ICの高速化に対応して近年開発され
たSDRAM(シンクロナスDRAM)等の高速メモリ
では、同期方式でデータ(コマンドも含む)転送が行わ
れている。即ち、IC側から供給するバスクロックを用
いてデータ転送を行い、これによりメモリ制御の煩雑化
を解消している。しかしながらこの場合に供給されるバ
スクロックとして、近年、50MHz〜100MHz以
上となるものが要求されつつあり、このためデータ取り
込みのためのセットアップタイム等のスペック(スペシ
フィケーションの略であり、仕様として定められた電気
的特性)を満たすのは非常に厳しいものとなってきた。
例えば相手システムと自システムとの間でデータ転送を
行う場合を考えると、相手システムに与えられたバスク
ロックは、相手システム内蔵の入力バッファセルにより
バッファリングされ、このバッファリングされたバスク
ロックに同期して相手システム内蔵のDフリップフロッ
プがバスデータを出力する。そして、このバスデータ
が、出力バッファセルを介して自システムに転送され
る。このため、相手システムの内部で生じる内部ディレ
イ値は非常に大きくなり、従って、上記スペックを満た
すのは更に厳しいものとなる。
方式であったが、ICの高速化に対応して近年開発され
たSDRAM(シンクロナスDRAM)等の高速メモリ
では、同期方式でデータ(コマンドも含む)転送が行わ
れている。即ち、IC側から供給するバスクロックを用
いてデータ転送を行い、これによりメモリ制御の煩雑化
を解消している。しかしながらこの場合に供給されるバ
スクロックとして、近年、50MHz〜100MHz以
上となるものが要求されつつあり、このためデータ取り
込みのためのセットアップタイム等のスペック(スペシ
フィケーションの略であり、仕様として定められた電気
的特性)を満たすのは非常に厳しいものとなってきた。
例えば相手システムと自システムとの間でデータ転送を
行う場合を考えると、相手システムに与えられたバスク
ロックは、相手システム内蔵の入力バッファセルにより
バッファリングされ、このバッファリングされたバスク
ロックに同期して相手システム内蔵のDフリップフロッ
プがバスデータを出力する。そして、このバスデータ
が、出力バッファセルを介して自システムに転送され
る。このため、相手システムの内部で生じる内部ディレ
イ値は非常に大きくなり、従って、上記スペックを満た
すのは更に厳しいものとなる。
【0004】本発明は、以上のような従来の課題に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、システ
ム間におけるデータ転送を高速に行うためのバスインタ
ーフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフ
ェース方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、システ
ム間におけるデータ転送を高速に行うためのバスインタ
ーフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフ
ェース方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、所与のバスを介して接続される相手シス
テムに対してバスクロックを与え、該相手システムとの
間でバスデータの転送を行うためのバスインターフェー
スシステムであって、内部クロックをバッファリング
し、バッファリングした信号を前記バスクロックとして
相手システムに対して出力する第1バッファ回路と、前
記バスクロックをバッファリングし、バッファリングし
た信号を取り込み用クロックとして出力する第2バッフ
ァ回路と、相手システムからの前記バスデータをバッフ
ァリングし、バッファリングした信号を取り込み用デー
タとして出力する第3バッファ回路と、前記取り込み用
データを前記取り込み用クロックを用いて取り込む回路
とを含むことを特徴とする。
に、本発明は、所与のバスを介して接続される相手シス
テムに対してバスクロックを与え、該相手システムとの
間でバスデータの転送を行うためのバスインターフェー
スシステムであって、内部クロックをバッファリング
し、バッファリングした信号を前記バスクロックとして
相手システムに対して出力する第1バッファ回路と、前
記バスクロックをバッファリングし、バッファリングし
た信号を取り込み用クロックとして出力する第2バッフ
ァ回路と、相手システムからの前記バスデータをバッフ
ァリングし、バッファリングした信号を取り込み用デー
タとして出力する第3バッファ回路と、前記取り込み用
データを前記取り込み用クロックを用いて取り込む回路
とを含むことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、相手システムから出力さ
れるバスデータを第3バッファ回路でバッファリングし
た信号が取り込み回路により取り込まれる。この時、本
発明では、自システムは、取り込み用クロックを得るた
めに、まず内部クロックを第1バッファ回路でバッファ
リングする。一方、相手システムは、同じく内部クロッ
クを第1バッファ回路でバッファリングした信号をバス
クロックとして受け取る。従って、自システムで用いら
れる取り込み用クロックと相手システムで用いられるバ
スクロックとは、共に、第1バッファ回路の出力を基準
とした信号になる。更に、自システムは、第1バッファ
回路の出力を第2バッファ回路でバッファリングし、こ
れを取り込み回路の取り込み用クロックとして用いる。
一方、相手システムも、例えば内蔵する入力バッファで
第1バッファ回路の出力(バスクロック)をバッファリ
ングし、これを自システムに対する転送用クロックとし
て用いる。従って、取り込み用クロックと、上記転送用
クロックとは、ほぼ同等のディレイ値を有することにな
る。そして取り込み回路は、上記転送用クロックに同期
して入力されるバスデータを、上記取り込み用クロック
で取り込む。従って、本発明によれば、取り込み回路の
セットアップタイム等を最適にできることになり、高速
なバスデータ転送が可能となる。
れるバスデータを第3バッファ回路でバッファリングし
た信号が取り込み回路により取り込まれる。この時、本
発明では、自システムは、取り込み用クロックを得るた
めに、まず内部クロックを第1バッファ回路でバッファ
リングする。一方、相手システムは、同じく内部クロッ
クを第1バッファ回路でバッファリングした信号をバス
クロックとして受け取る。従って、自システムで用いら
れる取り込み用クロックと相手システムで用いられるバ
スクロックとは、共に、第1バッファ回路の出力を基準
とした信号になる。更に、自システムは、第1バッファ
回路の出力を第2バッファ回路でバッファリングし、こ
れを取り込み回路の取り込み用クロックとして用いる。
一方、相手システムも、例えば内蔵する入力バッファで
第1バッファ回路の出力(バスクロック)をバッファリ
ングし、これを自システムに対する転送用クロックとし
て用いる。従って、取り込み用クロックと、上記転送用
クロックとは、ほぼ同等のディレイ値を有することにな
る。そして取り込み回路は、上記転送用クロックに同期
して入力されるバスデータを、上記取り込み用クロック
で取り込む。従って、本発明によれば、取り込み回路の
セットアップタイム等を最適にできることになり、高速
なバスデータ転送が可能となる。
【0007】この場合、本発明は、入出力兼用バッファ
セルに含まれる出力バッファを前記第1バッファ回路と
し、入出力兼用バッファセルに含まれる入力バッファを
前記第2バッファ回路とすることが望ましい。相手シス
テムは、第1バッファ回路の出力であるバスクロック
を、内蔵するバッファセルに含まれる入力バッファでバ
ッファリングするのが一般的である。従って、これと同
様に、自システムにおいても、第1バッファ回路の出力
を入出力兼用バッファセルに含まれる入力バッファでバ
ッファリングすれば、両者の入力バッファから出力され
た時点での信号ディレイ値を、相手システムと自システ
ムとでほぼ同等にできる。これによりバスデータ転送の
更なる高速化が図れる。また第1バッファ回路の出力を
他のバッファセルに含まれる入力バッファでバッファリ
ングしようとすると、基板上で第1、第2バッファ回路
間の接続を行う必要が生じ、寄生容量の増加、信号の反
射(リンギング)等の問題が生じると共に、集積回路装
置の入出力端子数が増加するという問題も生じる。これ
に対して、本発明によれば、入出力兼用バッファセル内
で第1、第2バッファ回路間の接続を行うことが可能と
なり、寄生容量の増加等の問題を防止できる共に、入出
力端子数を余分に使わなくて済むという利点がある。
セルに含まれる出力バッファを前記第1バッファ回路と
し、入出力兼用バッファセルに含まれる入力バッファを
前記第2バッファ回路とすることが望ましい。相手シス
テムは、第1バッファ回路の出力であるバスクロック
を、内蔵するバッファセルに含まれる入力バッファでバ
ッファリングするのが一般的である。従って、これと同
様に、自システムにおいても、第1バッファ回路の出力
を入出力兼用バッファセルに含まれる入力バッファでバ
ッファリングすれば、両者の入力バッファから出力され
た時点での信号ディレイ値を、相手システムと自システ
ムとでほぼ同等にできる。これによりバスデータ転送の
更なる高速化が図れる。また第1バッファ回路の出力を
他のバッファセルに含まれる入力バッファでバッファリ
ングしようとすると、基板上で第1、第2バッファ回路
間の接続を行う必要が生じ、寄生容量の増加、信号の反
射(リンギング)等の問題が生じると共に、集積回路装
置の入出力端子数が増加するという問題も生じる。これ
に対して、本発明によれば、入出力兼用バッファセル内
で第1、第2バッファ回路間の接続を行うことが可能と
なり、寄生容量の増加等の問題を防止できる共に、入出
力端子数を余分に使わなくて済むという利点がある。
【0008】また本発明に係る集積回路装置は、上記バ
スインターフェースシステムと、前記第3バッファ回路
を構成するバッファセルと、前記入出力兼用バッファセ
ルとを少なくとも含むことを特徴とする。
スインターフェースシステムと、前記第3バッファ回路
を構成するバッファセルと、前記入出力兼用バッファセ
ルとを少なくとも含むことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、1の集積回路装置内に、
第2、第3バッファ回路等を形成できる。これにより集
積回路の製造時におけるバラツキの影響、動作時におけ
る電源電圧及び温度の変動の影響が第2、第3バッファ
回路の間で同等となり、ディレイ特性等を同等にでき
る。これによりバスデータ転送の更なる高速化が可能と
なる。特にカスタム方式等の集積回路装置では、バッフ
ァセル(入力バッファセル又は入出力兼用バッファセ
ル)に含まれるバッファ回路のドライブ特性等がほぼ同
等となる場合が多い。このため入出力兼用バッファセル
に含まれる第2バッファ回路と、バッファセルに含まれ
る第3バッファ回路のディレイ特性等をほぼ同等にで
き、これによりセットアップタイム、ホールドタイムを
更に最適にできる。
第2、第3バッファ回路等を形成できる。これにより集
積回路の製造時におけるバラツキの影響、動作時におけ
る電源電圧及び温度の変動の影響が第2、第3バッファ
回路の間で同等となり、ディレイ特性等を同等にでき
る。これによりバスデータ転送の更なる高速化が可能と
なる。特にカスタム方式等の集積回路装置では、バッフ
ァセル(入力バッファセル又は入出力兼用バッファセ
ル)に含まれるバッファ回路のドライブ特性等がほぼ同
等となる場合が多い。このため入出力兼用バッファセル
に含まれる第2バッファ回路と、バッファセルに含まれ
る第3バッファ回路のディレイ特性等をほぼ同等にで
き、これによりセットアップタイム、ホールドタイムを
更に最適にできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を用いて説明する。
ついて図面を用いて説明する。
【0011】(実施例1)図1(A)は、実施例1の原
理を説明するためのブロック図であり、図1(B)は、
その動作を示すタイミングチャートである。実施例1で
は所与のバスを介して自システム20と例えばIC、ボ
ード等の相手システム10とが接続される。そして自シ
ステム20は相手システム10にバスクロック92を与
え、相手システム10は、このバスクロック92を用い
てバスデータ96を自システム20に出力する。
理を説明するためのブロック図であり、図1(B)は、
その動作を示すタイミングチャートである。実施例1で
は所与のバスを介して自システム20と例えばIC、ボ
ード等の相手システム10とが接続される。そして自シ
ステム20は相手システム10にバスクロック92を与
え、相手システム10は、このバスクロック92を用い
てバスデータ96を自システム20に出力する。
【0012】ここで自システム20は、インターフェー
ス回路30と内部回路40とを含み、インターフェース
回路30は、第1バッファ32(第1バッファ回路)、
第2バッファ34(第2バッファ回路)、第3バッファ
36(第3バッファ回路)、Dフリップフロップ38
(取り込み回路)を含む。ここで第1バッファ32は、
内部クロック90をバッファリングし、バッファリング
した信号をバスクロック92として相手システム10に
出力するものである。また第2バッファ34は、バスク
ロック92をバッファリングし、バッファリングした信
号を取り込み用クロック94としてDフリップフロップ
(以下、DFFと呼ぶ)38に出力するものである。ま
た第3バッファ36は、相手システム10からのバスデ
ータ96をバッファリングし、バッファリングした信号
を取り込み用データ98としてDFF38に出力するも
のである。更にDFF38は、取り込み用データ98を
取り込み用クロック94を用いて取り込むものであり、
このDFF38の出力データ99が内部回路40に出力
される。
ス回路30と内部回路40とを含み、インターフェース
回路30は、第1バッファ32(第1バッファ回路)、
第2バッファ34(第2バッファ回路)、第3バッファ
36(第3バッファ回路)、Dフリップフロップ38
(取り込み回路)を含む。ここで第1バッファ32は、
内部クロック90をバッファリングし、バッファリング
した信号をバスクロック92として相手システム10に
出力するものである。また第2バッファ34は、バスク
ロック92をバッファリングし、バッファリングした信
号を取り込み用クロック94としてDフリップフロップ
(以下、DFFと呼ぶ)38に出力するものである。ま
た第3バッファ36は、相手システム10からのバスデ
ータ96をバッファリングし、バッファリングした信号
を取り込み用データ98としてDFF38に出力するも
のである。更にDFF38は、取り込み用データ98を
取り込み用クロック94を用いて取り込むものであり、
このDFF38の出力データ99が内部回路40に出力
される。
【0013】本実施例の特徴は、バスクロック92を入
力とする第2バッファ回路34を設け、この第2バッフ
ァ回路34の出力をDFF38の取り込み用クロック9
4として用いた点にある。この点を明らかにするため
に、図2(A)、(B)、(C)を用いて第2バッファ
34を設けなかった場合の例について、まず説明する。
力とする第2バッファ回路34を設け、この第2バッフ
ァ回路34の出力をDFF38の取り込み用クロック9
4として用いた点にある。この点を明らかにするため
に、図2(A)、(B)、(C)を用いて第2バッファ
34を設けなかった場合の例について、まず説明する。
【0014】図2(A)に示すようにこの例では、DF
F238は、内部クロック290を用いて取り込み用デ
ータ298の取り込みを行う。図2(B)に示すよう
に、バスクロック292は、内部クロック290に対し
てtoだけ遅延する。このディレイ値toは、第1バッ
ファ232の内部ディレイ値及びバスクロック線の信号
伝達ディレイ値等から成る。またバスデータ296はバ
スクロック292に対してtdだけ遅延する。このディ
レイ値tdは、相手システム210の内部ディレイ値及
びバスデータ線の信号伝達ディレイ値等から成る。また
取り込み用データ298は、バスデータ296に対して
tiだけ遅延する。このディレイ値tiは、第3バッフ
ァ236の内部ディレイ値及び取り込み用データ線の信
号伝達ディレイ値等から成る。更に出力データ299
は、内部クロック290に対してtfだけ遅延して内部
回路240に出力される。
F238は、内部クロック290を用いて取り込み用デ
ータ298の取り込みを行う。図2(B)に示すよう
に、バスクロック292は、内部クロック290に対し
てtoだけ遅延する。このディレイ値toは、第1バッ
ファ232の内部ディレイ値及びバスクロック線の信号
伝達ディレイ値等から成る。またバスデータ296はバ
スクロック292に対してtdだけ遅延する。このディ
レイ値tdは、相手システム210の内部ディレイ値及
びバスデータ線の信号伝達ディレイ値等から成る。また
取り込み用データ298は、バスデータ296に対して
tiだけ遅延する。このディレイ値tiは、第3バッフ
ァ236の内部ディレイ値及び取り込み用データ線の信
号伝達ディレイ値等から成る。更に出力データ299
は、内部クロック290に対してtfだけ遅延して内部
回路240に出力される。
【0015】以上により、結局、取り込み用データ29
8は内部クロック290に対して、(to+td+t
i)だけ遅延することになる。DFF238は、内部ク
ロック290を取り込み用クロックとして取り込み用デ
ータ298を取り込む。従って、1クロックの周期をt
cpとした場合に、取り込み用データ298が有効とな
ってから内部クロック290が立ち上がるまでの時間t
su1は、 tsu1=tcp−(to+td+ti) (1) となる。このtsu1が、DFF238が要求するセッ
トアップタイムよりも小さくなると、図2(C)に示す
ようにデータの取り込みエラーが生じる。
8は内部クロック290に対して、(to+td+t
i)だけ遅延することになる。DFF238は、内部ク
ロック290を取り込み用クロックとして取り込み用デ
ータ298を取り込む。従って、1クロックの周期をt
cpとした場合に、取り込み用データ298が有効とな
ってから内部クロック290が立ち上がるまでの時間t
su1は、 tsu1=tcp−(to+td+ti) (1) となる。このtsu1が、DFF238が要求するセッ
トアップタイムよりも小さくなると、図2(C)に示す
ようにデータの取り込みエラーが生じる。
【0016】一方、図1(A)、(B)の場合には、次
のようになる。内部クロック90に対する取り込み用デ
ータ98のディレイ値は、上記図2(A)、(B)の場
合とほぼ同様であり、(to+td+ti1)となる。
但し、バスデータ96と取り込み用データ98との間の
ディレイ値をti1としている。これに対して取り込み
用クロック94は内部クロック90に対して(to+t
i2)だけ遅延している。但し、バスクロック92と取
り込み用クロック94との間のディレイ値をti2とし
ている。本実施例では、内部クロック90ではなくて取
り込み用クロック94を用いてDFF38のデータ取り
込みを行っている。従って図1(B)から明らかなよう
に、取り込み用データ98が有効となってから取り込み
用クロック94が立ち上がるまでの時間tsu2は、 tsu2=tcp−(to+td+ti1)+(to+ti2) =tcp−td−ti1+ti2 (2) となる。ここでti1とti2とが、ほぼ等しいとする
と、 tsu2=tcp−td (3) となる。上式(1)と、上式(2)又は(3)とを比べ
れば明らかなように、tsu2の方がtsu1よりも大
きくなる。このため、例えばDFF38(238)が要
求するセットアップタイムをtsuとした場合に、(t
su2−tsu)の方が(tsu1−tsu)よりも大
きくなり、従って、本実施例の方が、セットアップタイ
ムのスペックを満たすのが容易となる。
のようになる。内部クロック90に対する取り込み用デ
ータ98のディレイ値は、上記図2(A)、(B)の場
合とほぼ同様であり、(to+td+ti1)となる。
但し、バスデータ96と取り込み用データ98との間の
ディレイ値をti1としている。これに対して取り込み
用クロック94は内部クロック90に対して(to+t
i2)だけ遅延している。但し、バスクロック92と取
り込み用クロック94との間のディレイ値をti2とし
ている。本実施例では、内部クロック90ではなくて取
り込み用クロック94を用いてDFF38のデータ取り
込みを行っている。従って図1(B)から明らかなよう
に、取り込み用データ98が有効となってから取り込み
用クロック94が立ち上がるまでの時間tsu2は、 tsu2=tcp−(to+td+ti1)+(to+ti2) =tcp−td−ti1+ti2 (2) となる。ここでti1とti2とが、ほぼ等しいとする
と、 tsu2=tcp−td (3) となる。上式(1)と、上式(2)又は(3)とを比べ
れば明らかなように、tsu2の方がtsu1よりも大
きくなる。このため、例えばDFF38(238)が要
求するセットアップタイムをtsuとした場合に、(t
su2−tsu)の方が(tsu1−tsu)よりも大
きくなり、従って、本実施例の方が、セットアップタイ
ムのスペックを満たすのが容易となる。
【0017】さて、バスクロック92を受け取った相手
システム10では、例えば、内蔵するバッファ12によ
りバスクロック92がバッファリングされ、このバッフ
ァリングした信号である転送用クロック15がDFF1
3のクロック端子に入力される。そしてDFF13から
は、この転送用クロック15に同期して信号が出力さ
れ、この信号か、バッファ14を介して、バスデータ9
6として自システム20に転送される。既に述べたよう
に、相手システム10がバスクロック92を受け取って
からバスデータ96を出力するまでのディレイ値はtd
となる。このtdの値は、通常は、スペックの一種とし
て決められている。但し、この場合、出力負荷インピー
ダンス(寄生容量を含む)などの外部条件としては、標
準的な値が想定されている。また非標準的な外部条件の
場合にも、スペックは修正可能である。例えば、tdが
10ns以下となっている場合には、相手システム10
は、100MHzのクロックで動作する能力を有してい
ることになる。
システム10では、例えば、内蔵するバッファ12によ
りバスクロック92がバッファリングされ、このバッフ
ァリングした信号である転送用クロック15がDFF1
3のクロック端子に入力される。そしてDFF13から
は、この転送用クロック15に同期して信号が出力さ
れ、この信号か、バッファ14を介して、バスデータ9
6として自システム20に転送される。既に述べたよう
に、相手システム10がバスクロック92を受け取って
からバスデータ96を出力するまでのディレイ値はtd
となる。このtdの値は、通常は、スペックの一種とし
て決められている。但し、この場合、出力負荷インピー
ダンス(寄生容量を含む)などの外部条件としては、標
準的な値が想定されている。また非標準的な外部条件の
場合にも、スペックは修正可能である。例えば、tdが
10ns以下となっている場合には、相手システム10
は、100MHzのクロックで動作する能力を有してい
ることになる。
【0018】ここで上式(1)において、内部クロック
の周波数が50〜100MHzであった場合に、tcp
=20nsec〜10nsecとなり、またto、ti
は各々2〜3nsec程度である。従って相手システム
が高い能力を持ちtdが10nsec以下であっても、
tsu1>tsuを満たすことは難しい。一方、上式
(3)から明らかなように、本実施例によれば、tdが
10nsec以下の場合に、tsu2>tsuを満たす
ことが容易であり、従って相手システム10の能力を十
分に引き出すことが可能となる。
の周波数が50〜100MHzであった場合に、tcp
=20nsec〜10nsecとなり、またto、ti
は各々2〜3nsec程度である。従って相手システム
が高い能力を持ちtdが10nsec以下であっても、
tsu1>tsuを満たすことは難しい。一方、上式
(3)から明らかなように、本実施例によれば、tdが
10nsec以下の場合に、tsu2>tsuを満たす
ことが容易であり、従って相手システム10の能力を十
分に引き出すことが可能となる。
【0019】以上のように本実施例では、内部クロック
90を第1、第2バッファ32、34で遅延させた信号
を取り込み用クロック94とすることで高速なバスデー
タ転送を可能にしている。特に本実施例によれば、相手
システム10がバスデータ96を出力するために用いる
転送用クロック15と、自システム20がバスデータ9
6の取り込みのために用いる取り込み用クロック94と
が、共に、バスクロック92を基準にして生成される。
従って、例えばバスクロック線に大きな寄生容量があり
バスクロック92が遅延した場合等にも、この遅延の影
響に起因する転送用クロック15、取り込み用クロック
94のディレイ値は、両者ともほぼ同等となる。また図
2(A)の場合には第1バッファ232の遅延は、転送
用クロックのみに影響を与えるが、本実施例では、第1
バッファ32の遅延は、転送用クロック15、取り込み
用クロック94の両方に影響を与える。従って、本実施
例によれば、セットアップタイムのスペックを満たすの
が容易となる。
90を第1、第2バッファ32、34で遅延させた信号
を取り込み用クロック94とすることで高速なバスデー
タ転送を可能にしている。特に本実施例によれば、相手
システム10がバスデータ96を出力するために用いる
転送用クロック15と、自システム20がバスデータ9
6の取り込みのために用いる取り込み用クロック94と
が、共に、バスクロック92を基準にして生成される。
従って、例えばバスクロック線に大きな寄生容量があり
バスクロック92が遅延した場合等にも、この遅延の影
響に起因する転送用クロック15、取り込み用クロック
94のディレイ値は、両者ともほぼ同等となる。また図
2(A)の場合には第1バッファ232の遅延は、転送
用クロックのみに影響を与えるが、本実施例では、第1
バッファ32の遅延は、転送用クロック15、取り込み
用クロック94の両方に影響を与える。従って、本実施
例によれば、セットアップタイムのスペックを満たすの
が容易となる。
【0020】また図1(A)に示すように、相手システ
ム10は、受け取ったバスクロック92を、内蔵するバ
ッファ12でバッファリングするのが通常である。従っ
て、転送用クロック15は、バッファ12によるディレ
イ値分だけ遅延する。一方、本実施例でも、バスクロッ
ク92を第2バッファ34でバッファリングし、このた
め取り込み用クロック94は、第2バッファ34のディ
レイ値分だけ遅延する。そして、上記したように転送用
クロック15、取り込み用クロック94は、共に、バス
クロック92を基準にして生成される。以上より、本実
施例によれば、バッファ12と第2バッファ34のディ
レイ値がほぼ同等である場合には、転送用クロック15
と取り込み用クロック94の遅延をほぼ同等にすること
が可能となる。これにより、セットアップタイムのスペ
ックを満たすのが、より容易となり、高速なバスデータ
転送が可能となる。
ム10は、受け取ったバスクロック92を、内蔵するバ
ッファ12でバッファリングするのが通常である。従っ
て、転送用クロック15は、バッファ12によるディレ
イ値分だけ遅延する。一方、本実施例でも、バスクロッ
ク92を第2バッファ34でバッファリングし、このた
め取り込み用クロック94は、第2バッファ34のディ
レイ値分だけ遅延する。そして、上記したように転送用
クロック15、取り込み用クロック94は、共に、バス
クロック92を基準にして生成される。以上より、本実
施例によれば、バッファ12と第2バッファ34のディ
レイ値がほぼ同等である場合には、転送用クロック15
と取り込み用クロック94の遅延をほぼ同等にすること
が可能となる。これにより、セットアップタイムのスペ
ックを満たすのが、より容易となり、高速なバスデータ
転送が可能となる。
【0021】更に本実施例は、入出力兼用バッファセル
に含まれる出力バッファ、入力バッファを第1バッファ
32、第2バッファ34としているところに大きな特徴
がある。即ち図3(A)に示すように、通常、ICにお
いては、内部回路50を囲む周辺領域に入力バッファセ
ル、出力バッファセル、入出力兼用バッファセル等の外
部インターフェース用のバッファセル52〜76等が配
置される。本実施例では、これらのバッファセルの中の
入出力兼用バッファセル52に含まれる出力バッファ8
2を、図1(A)の第1バッファ32として用い、入力
バッファ84を、第2バッファ34として用いている。
このようにすることにより、次のような利点が生まれ
る。
に含まれる出力バッファ、入力バッファを第1バッファ
32、第2バッファ34としているところに大きな特徴
がある。即ち図3(A)に示すように、通常、ICにお
いては、内部回路50を囲む周辺領域に入力バッファセ
ル、出力バッファセル、入出力兼用バッファセル等の外
部インターフェース用のバッファセル52〜76等が配
置される。本実施例では、これらのバッファセルの中の
入出力兼用バッファセル52に含まれる出力バッファ8
2を、図1(A)の第1バッファ32として用い、入力
バッファ84を、第2バッファ34として用いている。
このようにすることにより、次のような利点が生まれ
る。
【0022】即ち、まず第1に、上記したように相手シ
ステム10は、バスクロック92をバッファ12でバッ
ファリングするのが通常であり、相手システム10のバ
ッファセルに含まれる入力バッファが、このバッファ1
2として用いられる。従って、本実施例のように入出力
兼用バッファセル52に含まれる入力バッファ84を第
2バッファ34として用いれば、バッファ12と第2バ
ッファ34のディレイ値をほぼ同等にすることができ、
これにより転送用クロック15と取り込み用クロック9
4のディレイ値をほぼ同等にすることが可能となる。こ
の結果、セットアップタイムのスペックを満たすのが、
より容易となる。
ステム10は、バスクロック92をバッファ12でバッ
ファリングするのが通常であり、相手システム10のバ
ッファセルに含まれる入力バッファが、このバッファ1
2として用いられる。従って、本実施例のように入出力
兼用バッファセル52に含まれる入力バッファ84を第
2バッファ34として用いれば、バッファ12と第2バ
ッファ34のディレイ値をほぼ同等にすることができ、
これにより転送用クロック15と取り込み用クロック9
4のディレイ値をほぼ同等にすることが可能となる。こ
の結果、セットアップタイムのスペックを満たすのが、
より容易となる。
【0023】第2に、第1バッファ32の出力を他のバ
ッファセルに含まれる入力バッファ等でバッファリング
しようとすると、ICの外部の基板上で第1、第2バッ
ファ32、34間の接続を行う必要が生じ、寄生容量の
増加、信号の反射等の問題が生じると共に、ICの入出
力端子数が増加するという問題が生じる。これに対し
て、本実施例では、入出力兼用バッファセル52に含ま
れる出力バッファ82、入力バッファ84を第1、第2
バッファ32、34として用いるため、入出力兼用バッ
ファセル52内で第1、第2バッファ32、34間の接
続を行うことができ、寄生容量の増加等の問題を防止で
きる共に、入出力端子数を余分に使わなくて済むという
利点がある。
ッファセルに含まれる入力バッファ等でバッファリング
しようとすると、ICの外部の基板上で第1、第2バッ
ファ32、34間の接続を行う必要が生じ、寄生容量の
増加、信号の反射等の問題が生じると共に、ICの入出
力端子数が増加するという問題が生じる。これに対し
て、本実施例では、入出力兼用バッファセル52に含ま
れる出力バッファ82、入力バッファ84を第1、第2
バッファ32、34として用いるため、入出力兼用バッ
ファセル52内で第1、第2バッファ32、34間の接
続を行うことができ、寄生容量の増加等の問題を防止で
きる共に、入出力端子数を余分に使わなくて済むという
利点がある。
【0024】また、本実施例では、バッファセル54
(入力バッファセル又は入出力兼用バッファセル)に含
まれる入力バッファ86を、図1(A)の第3バッファ
36として用いている。これにより第1〜第3バッファ
32〜36は、全て、同一のIC上に形成されることに
なる。このため、ICの製造バラツキの影響、電源電圧
及び温度の変動の影響が第1〜第3バッファ32〜36
の間で同等となり、ディレイ特性等を同等にできる。こ
れによりバスデータ転送の更なる高速化が図れる。
(入力バッファセル又は入出力兼用バッファセル)に含
まれる入力バッファ86を、図1(A)の第3バッファ
36として用いている。これにより第1〜第3バッファ
32〜36は、全て、同一のIC上に形成されることに
なる。このため、ICの製造バラツキの影響、電源電圧
及び温度の変動の影響が第1〜第3バッファ32〜36
の間で同等となり、ディレイ特性等を同等にできる。こ
れによりバスデータ転送の更なる高速化が図れる。
【0025】特に、ゲートアレイ等のカスタム方式のL
SIでは、トランジスタサイズ等が決められ、ドライブ
能力のスペックがあらかじめ決められたバッファセルが
ユーザーに対して用意される。この場合、入出力兼用バ
ッファセル52に含まれる入力バッファ84と、バッフ
ァセル54に含まれる入力バッファ86とは、通常、ほ
ぼ同一のドライブ能力となっている。また図1(A)の
取り込み用クロック94、取り込み用データ98は同一
のDFFセルに入力されているため、取り込み用クロッ
ク線、取り込み用データ線に寄生する容量もほぼ同一と
なる。従って、入力バッファ84、86において生じる
信号のディレイ値は、ほぼ同等となり、これにより上式
(3)に示すように、セットアップタイムのスペックを
より緩やかなものとできる。
SIでは、トランジスタサイズ等が決められ、ドライブ
能力のスペックがあらかじめ決められたバッファセルが
ユーザーに対して用意される。この場合、入出力兼用バ
ッファセル52に含まれる入力バッファ84と、バッフ
ァセル54に含まれる入力バッファ86とは、通常、ほ
ぼ同一のドライブ能力となっている。また図1(A)の
取り込み用クロック94、取り込み用データ98は同一
のDFFセルに入力されているため、取り込み用クロッ
ク線、取り込み用データ線に寄生する容量もほぼ同一と
なる。従って、入力バッファ84、86において生じる
信号のディレイ値は、ほぼ同等となり、これにより上式
(3)に示すように、セットアップタイムのスペックを
より緩やかなものとできる。
【0026】なお上式(2)から明らかなように、ti
2>ti1とすれば、セットアップタイムをより大きく
できる。しかしながらti2があまりに大きいと、今度
は、ホールドタイムが不足したり、前のサイクルのデー
タを取り込むといった不具合が生じる。この意味におい
ても、カスタム方式のLSIのバッファセルの特性を利
用してti2とti1とをほぼ等しくする本実施例の構
成は優れたものとなる。
2>ti1とすれば、セットアップタイムをより大きく
できる。しかしながらti2があまりに大きいと、今度
は、ホールドタイムが不足したり、前のサイクルのデー
タを取り込むといった不具合が生じる。この意味におい
ても、カスタム方式のLSIのバッファセルの特性を利
用してti2とti1とをほぼ等しくする本実施例の構
成は優れたものとなる。
【0027】図3(B)に、入出力兼用バッファセル5
2の基本構成及び真理値表の一例を示す。この入出力兼
用バッファセル52は、EN端子がHレベルの時に、A
端子に入力された信号がバッファリングされて出力さ
れ、EN端子がLレベルの時に、出力バッファ82の出
力はハイインピーダンス状態となる。これにより、出力
バッファ82の出力信号とY0端子からの信号との衝突
が防止される。本実施例では、出力バッファ82の出力
をハイインピーダンス状態にする必要はなく、出力バッ
ファ82は常に内部クロックをバッファリングする。こ
のため、図3(C)に示すように、内部クロックのバッ
ファリングに使用する入出力兼用バッファセル52のE
N端子を、例えば常にVDDレベル(Hレベル)にして
いる。
2の基本構成及び真理値表の一例を示す。この入出力兼
用バッファセル52は、EN端子がHレベルの時に、A
端子に入力された信号がバッファリングされて出力さ
れ、EN端子がLレベルの時に、出力バッファ82の出
力はハイインピーダンス状態となる。これにより、出力
バッファ82の出力信号とY0端子からの信号との衝突
が防止される。本実施例では、出力バッファ82の出力
をハイインピーダンス状態にする必要はなく、出力バッ
ファ82は常に内部クロックをバッファリングする。こ
のため、図3(C)に示すように、内部クロックのバッ
ファリングに使用する入出力兼用バッファセル52のE
N端子を、例えば常にVDDレベル(Hレベル)にして
いる。
【0028】(実施例2)実施例2は、SDRAM(シ
ンクロナスDRAM)のバスインターフェースへ本発明
を適用した例を示すものであり、図4にそのブロック図
を示す。本実施例ではSDRAM150が相手システム
となる。自システム100は、内部回路160、RAM
制御回路101、DFF102〜108、出力バッファ
セル110、112、入出力兼用バッファセル114、
120等を含む。
ンクロナスDRAM)のバスインターフェースへ本発明
を適用した例を示すものであり、図4にそのブロック図
を示す。本実施例ではSDRAM150が相手システム
となる。自システム100は、内部回路160、RAM
制御回路101、DFF102〜108、出力バッファ
セル110、112、入出力兼用バッファセル114、
120等を含む。
【0029】内部回路160からアクセス要求等がある
と、RAM制御回路101は、DFF102、104、
出力バッファ110、112を介して、コマンド13
2、アドレス134をSDRAM150に転送する。そ
して書き込みデータ126を、DFF106、入出力兼
用バッファセル114に含まれる出力バッファ118を
介して、バスデータ136としてSDRAM150に書
き込む。一方、読み出しデータ128は、SDRAM1
50から入力バッファ116、DFF108を介してR
AM制御回路101に読み込まれる。RAM制御回路1
01は、出力バッファ118のEN端子の制御等も行っ
ている 一方、内部クロック130は入出力兼用バッファセル1
20に含まれる出力バッファ122によりバッファリン
グされバスクロック138としてSDRAM150に与
えられる。そしてバスクロック138は入力バッファ1
24によりバッファリングされ取り込み用クロック14
0としてDFF108のクロック端子に入力される。
と、RAM制御回路101は、DFF102、104、
出力バッファ110、112を介して、コマンド13
2、アドレス134をSDRAM150に転送する。そ
して書き込みデータ126を、DFF106、入出力兼
用バッファセル114に含まれる出力バッファ118を
介して、バスデータ136としてSDRAM150に書
き込む。一方、読み出しデータ128は、SDRAM1
50から入力バッファ116、DFF108を介してR
AM制御回路101に読み込まれる。RAM制御回路1
01は、出力バッファ118のEN端子の制御等も行っ
ている 一方、内部クロック130は入出力兼用バッファセル1
20に含まれる出力バッファ122によりバッファリン
グされバスクロック138としてSDRAM150に与
えられる。そしてバスクロック138は入力バッファ1
24によりバッファリングされ取り込み用クロック14
0としてDFF108のクロック端子に入力される。
【0030】さてDFF102〜106は、内部クロッ
ク130に同期する。従ってコマンド132、アドレス
134、バスデータ(書き込みデータ)136は、内部
クロック130をバッファリングした信号であるバスク
ロック138に同期して出力されることになる。例えば
図5(A)に示すタイミングチャートにおいて、アクテ
ィブコマンド(ACT)は、図5(B)に示す従来のD
RAMのRASの立ち下がりに相当する。このアクティ
ブコマンドによりロウアドレス(ROW)がバスクロッ
ク138に同期して書き込まれることになる。またリー
ドコマンド(RED)は、図5(B)に示す従来のDR
AMのCASの立ち下がりに相当する。このリードコマ
ンドによりカラムアドレス(B1)がバスクロック13
8に同期して書き込まれる。またプリチャージコマンド
(PRE)は、従来のプリチャージに相当し、これによ
りプリチャージ動作が開始される。
ク130に同期する。従ってコマンド132、アドレス
134、バスデータ(書き込みデータ)136は、内部
クロック130をバッファリングした信号であるバスク
ロック138に同期して出力されることになる。例えば
図5(A)に示すタイミングチャートにおいて、アクテ
ィブコマンド(ACT)は、図5(B)に示す従来のD
RAMのRASの立ち下がりに相当する。このアクティ
ブコマンドによりロウアドレス(ROW)がバスクロッ
ク138に同期して書き込まれることになる。またリー
ドコマンド(RED)は、図5(B)に示す従来のDR
AMのCASの立ち下がりに相当する。このリードコマ
ンドによりカラムアドレス(B1)がバスクロック13
8に同期して書き込まれる。またプリチャージコマンド
(PRE)は、従来のプリチャージに相当し、これによ
りプリチャージ動作が開始される。
【0031】ローアドレスとカラムアドレスが書き込ま
れると、SDRAM150は、例えば2クロック後に、
バスクロック138に同期してバスデータ(D1、D
2、D3・・・)136を出力する。本実施例では、こ
のバスデータ136を内部クロック130ではなく、取
り込み用クロック140により取り込む。これにより実
施例1で説明したように、セットアップタイム等を最適
なものとすることができ、高速なバスデータ転送が可能
となる。そして入出力兼用バッファセル114に含まれ
る入力バッファ116と、入出力兼用バッファセル12
0に含まれる入力バッファ124とは、ほぼ同一の特性
を持つと考えられるため、セットアップタイムのみなら
ずホールドタイムも最適なものとすることができる。
れると、SDRAM150は、例えば2クロック後に、
バスクロック138に同期してバスデータ(D1、D
2、D3・・・)136を出力する。本実施例では、こ
のバスデータ136を内部クロック130ではなく、取
り込み用クロック140により取り込む。これにより実
施例1で説明したように、セットアップタイム等を最適
なものとすることができ、高速なバスデータ転送が可能
となる。そして入出力兼用バッファセル114に含まれ
る入力バッファ116と、入出力兼用バッファセル12
0に含まれる入力バッファ124とは、ほぼ同一の特性
を持つと考えられるため、セットアップタイムのみなら
ずホールドタイムも最適なものとすることができる。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0033】例えば本発明のバッファ回路としては、C
MOS構造のみならずTTL、ECL等、種々の構造の
ものを採用できる。
MOS構造のみならずTTL、ECL等、種々の構造の
ものを採用できる。
【0034】また相手側システムとしてはIC、ボード
等、種々のものを考えることができる。
等、種々のものを考えることができる。
【0035】また本発明におけるバスデータの転送に
は、単方向のものと双方向のものの両方が含まれる。
は、単方向のものと双方向のものの両方が含まれる。
【0036】更に、本発明の回路構成と作用効果が同一
であり等価なものは、本発明の均等範囲に含まれる。
であり等価なものは、本発明の均等範囲に含まれる。
【0037】
【図1】図1(A)、(B)は、実施例1の原理を説明
するためのブロック図、タイミングチャートである。
するためのブロック図、タイミングチャートである。
【図2】図2(A)、(B)、(C)は、比較例につい
てのブロック図、タイミングチャートである。
てのブロック図、タイミングチャートである。
【図3】図3(A)は、カスタム方式のICへの適用例
を示すものであり、図3(B)、(C)は入出力兼用バ
ッファセルについて説明するための図である。
を示すものであり、図3(B)、(C)は入出力兼用バ
ッファセルについて説明するための図である。
【図4】SDRAMのインターフェースに本発明を適用
した実施例2のブロック図の一例である。
した実施例2のブロック図の一例である。
【図5】実施例2の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
10 相手システム 20 自システム 30 インターフェース回路 32 第1バッファ 34 第2バッファ 36 第3バッファ 38 DFF 40 内部回路 52 入出力兼用バッファセル 54 バッファセル 82 出力バッファ 84、86 入力バッファ 90 内部クロック 92 バスクロック 94 取り込み用クロック 96 バスデータ 98 取り込み用データ 100 自システム 101 RAM制御回路 102〜108 DFF 110、112 出力バッファセル 114、120 入出力兼用バッファセル 150 SDRAM 160 内部回路
Claims (5)
- 【請求項1】 所与のバスを介して接続される相手シス
テムに対してバスクロックを与え、該相手システムとの
間でバスデータの転送を行うためのバスインターフェー
スシステムであって、 内部クロックをバッファリングし、バッファリングした
信号を前記バスクロックとして相手システムに対して出
力する第1バッファ回路と、 前記バスクロックをバッファリングし、バッファリング
した信号を取り込み用クロックとして出力する第2バッ
ファ回路と、 相手システムからの前記バスデータをバッファリング
し、バッファリングした信号を取り込み用データとして
出力する第3バッファ回路と、 前記取り込み用データを前記取り込み用クロックを用い
て取り込む回路とを含むことを特徴とするバスインター
フェースシステム。 - 【請求項2】 請求項1において、 入出力兼用バッファセルに含まれる出力バッファを前記
第1バッファ回路とし、入出力兼用バッファセルに含ま
れる入力バッファを前記第2バッファ回路とすることを
特徴とするバスインターフェースシステム。 - 【請求項3】 請求項2のバスインターフェースシステ
ムと、前記第3バッファ回路を構成するバッファセル
と、前記入出力兼用バッファセルとを少なくとも含むこ
とを特徴とする集積回路装置。 - 【請求項4】 所与のバスを介して接続される相手シス
テムに対してバスクロックを与え、該相手システムとの
間でバスデータの転送を行うためのバスインターフェー
ス方法であって、 内部クロックをバッファリングし、バッファリングした
信号を前記バスクロックとして相手システムに対して出
力し、 前記バスクロックをバッファリングし、バッファリング
した信号を取り込み用クロックとして出力し、 相手システムからの前記バスデータをバッファリング
し、バッファリングした信号を取り込み用データとして
出力し、 前記取り込み用データを前記取り込み用クロックを用い
て取り込むことを特徴とするバスインターフェース方
法。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記内部クロックのバッファリングを入出力兼用バッフ
ァセルに含まれる出力バッファにより行い、前記バスク
ロックのバッファリングを入出力兼用バッファセルに含
まれる入力バッファにより行うことを特徴とするバスイ
ンターフェース方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24370795A JPH0962619A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | バスインターフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフェース方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24370795A JPH0962619A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | バスインターフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフェース方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962619A true JPH0962619A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17107795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24370795A Withdrawn JPH0962619A (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | バスインターフェースシステム、集積回路装置及びバスインターフェース方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0962619A (ja) |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP24370795A patent/JPH0962619A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |