JPH0962865A - 顔画像処理方法および顔画像処理装置 - Google Patents
顔画像処理方法および顔画像処理装置Info
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Abstract
対する座標を、背景画像G3の形状モデルの対応する点
の座標に座標変換することで、顔画像G1を背景顔画像
G3に大まかに整合させる第1の形状整合処理部11、
顔画像G2の形状モデルの特徴的部分に対する座標を、
背景画像G3の形状モデルの対応する点の座標に座標変
換させることで、顔画像G2を背景顔画像G3に大まか
に整合させる第2の形状整合処理部12、並びに顔画像
G1,G2のそれぞれの整合後の形状モデル及び顔画像
G3の形状モデルのそれぞれ対応する点の座標値を所定
の比率で形状補間する形状補間処理部1を備え、形状補
間処理部1にて形状補間された形状モデルに対し、それ
ぞれ対応する画素について所定の比率で色補間する。ま
た、簡単な画像処理で顔の表情を変化させる。
Description
画像と背景となる1枚の顔画像を用いて、この背景とな
る1枚の顔画像をベースとして前記2枚の顔画像を合成
する顔画像処理方法及び顔画像処理装置に関する。
ば、或る男性の顔画像と或る女性の顔画像を用いて、適
当な子どもの顔画像をベースにして、男性の顔画像の特
徴と女性の顔画像の特徴を加味して合成し、子どもの顔
画像を作成するというようなことが従来より行われてい
る。
顔画像G1,G2と背景となる1枚の顔画像G3があっ
て、これらの顔画像G1,G2,G3に整合させたそれ
ぞれの形状モデルを用意し、顔画像G1,G2,G3と
それぞれに対応する形状モデルをもとに、背景となる顔
画像G3をベースにして顔画像G1,G2の特徴を加味
した画像を合成するのが一般的である。
するブロック図であり、以下、図12を参照して説明す
る。
は色補間処理部である。形状補間処理部1には、顔画像
G1、顔画像G2、背景となる顔画像G3のそれぞれの
形状データ(後に説明する)が入力され、色補間処理部
2には、顔画像G1、顔画像G2、顔画像G3のそれぞ
れの画像データ(色データ)が入力されるとともに、顔
画像G1、顔画像G2、顔画像G3のそれぞれの形状デ
ータ、さらに前記形状補間処理部1からの形状補間デー
タが入力されるよになっている。そして、この色補間処
理部2から合成画像データが出力される。
13に示すような形状モデルにおける顔画像内のそれぞ
れの点qの番号(q0,q1,・・・)、2つの点間を
結ぶラインLの番号(L0,L1,・・・)、近傍の3
つの点を結んで形成されるパッチpの番号(p0,p
1,・・・)を基に得られた前記それぞれの点qの座標
データ、前記それぞれのラインLに関するデータ(たと
えば、ラインL0は点q0とq1で形成されるというよ
うなデータ)、前記それぞれのパッチpに関するデータ
(たとえば、パッチp0は点q0,q1,q2で形成さ
れるというようなデータ)である。
像G1、顔画像G2のそれぞれの形状データを用いて形
状補間する処理を行う。つまり、顔画像G1と顔画像G
2の対応する点の座標を所定の比率で補間する(たとえ
ば、両者の座標値をたして2で割る)というような処理
を行って形状補間を行う。そして、このように形状補間
されたのち、色補間処理部2では、形状補間された後の
それぞれのパッチにおいて、それぞれのパッチ内の所定
の位置に対応する顔画像G1と顔画像G2のそれぞれの
画素の色データを所定の比率で補間して、それを前記形
状補間された所定のパッチの所定位置に書き込むという
ような処理を行って、合成画像データを作成する。
画像、顔画像G2を母親の顔画像として、背景となる顔
画像G3(或るこどもの顔画像)に顔画像G1と顔画像
G2を合成した顔画像を作成する場合は、顔画像G1、
顔画像G2、顔画像G3の補間比率が合計で1となるよ
うに形状補間補間処理および色補間処理して画像合成を
行う。
この種の顔画像合成装置は、合成しようとする顔画像G
1と顔画像G2の2つの形状モデルの座標値をそのまま
補間して、合成画像の形状モデルを求めている。このた
め、たとえば、図14に示すように、補間比率を連続的
に変化させて顔画像の合成を行う場合、目や口などの顔
の特徴的な構成部品の位置が細かく移動してしまうとい
う問題があった。なお、図14において、同図(a)は
顔画像G1と顔画像G2の形状補間比率を、G1:G2
=0.7:0.3とした場合、同図(b)は顔画像G1と顔画
像G2の形状補間比率を、G1:G2=0.5:0.5とした
場合、同図(c)は顔画像G1と顔画像G2の形状補間
比率を、G1:G2=0.3:0.7とした場合を示してい
る。
目、口、鼻などの部品単位に形状補間比率および色補間
比率を変化させる手段はなく、一定の形状補間比率およ
び色補間比率で補間処理を行っていた。そのため、たと
えば、目は顔画像G1(男性の顔画像)、鼻は顔画像G
2(女性の顔画像)に似せるというように、部品単位に
どちらかの顔画像に似せるというような処理は行えない
のが普通であった。また、色補間を一定の比率で補間処
理することから、顔画像G1,G2や背景となる顔画像
G3において、輝度の極端に低い陰や髪の部分、あるい
は、ハイライト部分の色が中途半端に合成画像に影響
し、合成された色が不自然なものとなる問題もあった。
の色、目の色、肌の色など人種を示す特徴的な色につい
ては何等考慮されない合成処理であった。したがって、
日本人同志の合成の場合は、特に問題はないが、髪の
色、目の色、肌の色の異なる人同志の顔画像を合成する
場合、従来の合成処理方法では不自然な合成顔画像が作
成される場合もある。たとえば、金髪で肌の色が白色、
眼球が青色の大人の男女の顔画像G1,G2を、或る子
どもの顔画像をベースにして合成する場合、ベースとな
る子どもの顔画像が日本人では、合成後の子どもの顔画
像が不自然なものとなってしまうのは明らかである。
2の髪の色、目の色、肌の色など人種を示す特徴的な色
に対応して、背景となる顔画像G3を選択するという処
理を行っていないのが一般的である。
鼻、眉、口などの部品の或る点の座標値を少し動かすこ
とで顔の表情を変化させることも従来より行われてい
る。たとえば、目の下瞼の部分の点を上に少し動かすこ
とによって、微笑んだ表情を作るというように顔の表情
を変化させる場合は、顔のどの点をどの程度どの方向に
移動させるかというデータ(これを表情データという)
を予め設定しておくことで、表情を変化させることがで
きる。たとえば、微笑んだ表情を作る場合には、目の下
瞼の或る点を10画素だけ上方に移動させるというよう
な表情データを予め作成しておき、この表情データに基
づいて表情を変化させるのが一般的であった。
では、顔画像の大きさに関係なく、同じ量だけ点の移動
が行われるので、小さい顔画像の場合には、移動量が大
きすぎて不自然な表情となってしまう問題があった。
トルの正規化をする方法があるが、従来の移動ベクトル
の正規化方法は、四角の曲面パッチ(ベッツイ・パッ
チ)を対象としたものであり、演算も微分演算を必要と
するなどその計算量はきわめて多いという問題があっ
た。
画像に年齢変化を加える処理、たとえば、或る顔画像が
年をとったときどのような顔画像となるかの処理(これ
をここでは加齢処理という)を施すことが従来より行わ
れている。この技術の1つとして、たとえば、肌のたる
み処理を施す技術がある。これは、皮膚を弾性を持った
布地物体として、下方向の重力の作用を加えることで皮
膚の垂みを表そうとするものである。
待できるものの、リアリティのある加齢処理を行うこと
はできなかった。
に変えて複数の顔画像を合成する場合、顔の特徴的な部
分の位置が動くのを防止するとともに、合成後の顔画像
を顔の部品単位で補間比率を変化させることにより、部
品単位でいずれかの顔画像に似せたりすることを可能と
し、また、顔画像の輝度に応じて補間比率を変化させる
ことにより、自然な合成画像を得ることを可能とし、ま
た、顔画像の髪の色、目の色、肌の色など人種を示す特
徴的な色を考慮した合成処理をも可能とし、さらに、簡
単な計算量で顔の表情を変化させることができ、さら
に、適切な年齢変化処理を施すことができる顔画像処理
方法および顔画像処理装置を実現することを目的とす
る。
は、2枚の顔画像G1,G2および背景となる顔画像G
3と、これら顔画像G1,G2,G3に整合させたそれ
ぞれの形状モデルとから、前記顔画像G3をベースとし
て顔画像G1,G2の特徴を加えた顔画像を合成する画
像処理方法において、前記顔画像G1の特徴的部分に注
目し、この画像G1の形状モデルの前記特徴的部分に対
応する所定点の座標を、背景画像G3の形状モデルの対
応する点の座標に座標変換することで、顔画像G1を背
景顔画像G3に大まかに整合するとともに、前記顔画像
G2の特徴的部分に注目し、この顔画像G2の形状モデ
ルの前記特徴的部分に対応する所定点の座標を、背景画
像G3の形状モデルの対応する点の座標に座標変換する
ことで、顔画像G2を背景顔画像G3に大まかに整合さ
せたのち、前記顔画像G1,G2のそれぞれの整合後の
形状モデルおよび顔画像G3の形状モデルのそれぞれ対
応する点の座標値を所定の比率で形状補間し、この形状
補間された形状モデルに対し、それぞれ対応する画素に
ついて所定の比率で色補間することを特徴としている。
これにより、形状補間比率を連続的に変化させて2つの
顔画像を合成する場合でも、目や口といった顔の特徴的
部分の位置が形状補間比率を変化させる毎に微妙に動い
てしまうということがなくなり、高品質な合成画像を得
ることが可能となる。
整合後の形状モデルおよび顔画像G3の形状モデルのそ
れぞれ対応する点の座標値を所定の比率で形状補間する
形状補間処理は、顔を形作る特徴部分単位に形状補間の
比率を変化させて形状補間を行うようにする。これによ
り、合成画像を、目や口といった部品ごとに顔画像G1
に似せたり、顔画像G2に似せたりすることができる。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理は、背景となる顔画像G3の各部分の輝
度値の大きさに応じて色補間比率を設定するようにして
いる。これにより、背景画像において特徴的な輝度値を
有する部分が存在する場合、その特徴的部分の色相を合
成画像に残すような色補間比率を設定することができ、
自然な状態の合成画像を得ることができる。
設定は、顔画像G3の肌色の中心輝度を有する部分に対
しては画像G3の色補間比率を画像G1,G2の色補間
比率に比べて最も小さくし、その肌色の中心輝度を中心
としてその前後の所定範囲の輝度値以上または以下の輝
度値を有する部分に対しては、画像G3の色補間比率を
画像G1,G2の色補間比率に比べて最も大きくし、前
記中心輝度の前後所定範囲内は輝度値の変化に応じて顔
画像G3の色補間比率を適宜変化させるようにしてい
る。これにより、背景画像の髪の毛やハイライト部分な
ど輝度値が極端に大きい部分や小さい部分はそのまま残
した状態で合成が行えるので、自然な合成が可能とな
る。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理は、前記顔画像G1,G2の各部分の輝
度値の大きさに応じて色補間比率を設定するようにして
いる。これにより、顔画像G1,G2において特徴的な
輝度値を有する部分が存在する場合は、それに対応した
色補間比率を設定することで、たとえば、顔画像G1,
G2の額部分に髪の毛がかかっているような場合、それ
を合成画像に現さないようにすることが可能となる。
設定は、顔画像G1,G2の肌色の中心輝度を有する部
分に対しては画像G1,G2の色補間比率を画像G3の
色補間比率に比べて最も大きくし、その肌色の中心輝度
を中心としてその前後の所定範囲の輝度値以上または以
下の輝度値を有する部分に対しては、画像G1,G2の
色補間比率を画像G3の色補間比率に比べて最も小さく
し、前記中心輝度の前後所定範囲内は輝度値の変化に応
じて顔画像G1,G2の色補間比率を適宜変化させるよ
うにする。これにより、顔画像G1,G2の髪の毛など
輝度値が極端に大きい部分に対しては、色補間比率を小
さく設定することで、たとえば、顔画像G1,G2の額
部分に髪の毛がかかっているような場合、それを合成画
像に現さないようにすることが可能となる。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理は、顔を形作る特徴部分単位に色補間の
比率を変化させて色補間を行うようにする。これによ
り、色相についても、目や口といった特徴部分ごとに顔
画像G1またはG2のいずれかに似せた合成画像を作る
ことができる。これを前記請求項2で示した形状補間比
率を目や口などの部品ごとに変化させる技術と組み合わ
せることにより、より一層、きめ細やかに、顔画像G1
に似せたり、顔画像G2に似せたりした合成画像を得る
ことができる。
顔画像G1,G2および背景となる顔画像G3と、これ
ら顔画像G1,G2,G3に整合させたそれぞれの形状
モデルとから、前記顔画像G3をベースとして顔画像G
1,G2の特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理方
法において、前記顔画像G1,G2の特徴的な領域に注
目し、その特徴的な領域の色データを基にして、前記ベ
ースとなる顔画像G3を選択することを特徴としてい
る。これによれば、合成しようとする顔画像G1,G2
にふさわしい顔画像G3を選択できるので、自然な合成
画像を作成することができる。
データに基づく顔画像G3の選択は、前記顔画像G1,
G2の前記特徴的な領域の画像データを基に遺伝的な情
報に基づいて、顔画像G3を選択する。これによれば、
顔画像G1,G2の人種的な特徴に対応した顔画像G3
を選択できるので、自然な合成画像を作成することがで
きる。
域は、少なくとも髪領域、肌領域、目領域のうちの1つ
を含むことを特徴としている。これによれば、顔画像の
中で特に特徴的な領域を考慮して画像G3が選択される
ので、自然な合成画像を作成することができる。
G1,G2、または背景となる顔画像G3をベースとし
て前記顔画像G1,G2の特徴を加えて得られた合成後
の顔画像など、或るいずれか1つの顔画像を処理対象顔
画像とし、この処理対象顔画像とその処理対象画像に整
合させた形状モデルを用い、当該処理対象顔画像の所定
の点を所定量だけ移動させることによって表情を変化さ
せる顔画像処理方法において、当該処理対象の顔画像内
の或る一点からその顔画像の輪郭に向かって横方向およ
び縦方向に向かう2つのベクトル、これらの2つのベク
トルに直交しこれら各ベクトルの相乗平均の大きさを有
するベクトルを求め、これら各ベクトルと、表情を変化
させるための予め設定された定数とを基に、当該顔画像
の所定の点の移動方向及び移動量を表す移動ベクトルを
算出することを特徴としている。これにより、顔の表情
を変化させる処理を簡単な演算にて行うことができる。
G1,G2、または背景となる顔画像G3をベースとし
て前記顔画像G1,G2の特徴を加えて得られた合成後
の顔画像など、或るいずれか1つの顔画像を処理対象顔
画像とし、この処理対象顔画像とその処理対象画像に整
合させた形状モデルを用い、前記処理対象顔画像に年齢
変化を加える処理を行う顔画像処理方法において、予め
用意された或る年齢相応の顔画像G5とこの顔画像G5
に整合させた形状モデルから、この顔画像G5の肌領域
の画像を抽出し、この抽出された肌領域の画像を前記処
理対象顔画像の肌領域にマッピングして年齢変化処理を
行うことを特徴としている。これにより、リアリティの
ある年齢変化処理が可能となる。
画像G1,G2および背景となる顔画像G3と、これら
顔画像G1,G2,G3に整合させたそれぞれの形状モ
デルとから、前記顔画像G3をベースとして顔画像G
1,G2の特徴を加えた顔画像を合成する画像処理装置
において、前記顔画像G1の特徴的部分に注目し、この
画像G1の形状モデルの前記特徴的部分に対応する所定
点の座標を、背景画像G3の形状モデルの対応する点の
座標に座標変換することで、顔画像G1を背景顔画像G
3に大まかに整合する第1の形状整合処理手段と、前記
顔画像G2の特徴的部分に注目し、この画像G2の形状
モデルの前記特徴的部分に対応する所定点の座標を、背
景画像G3の形状モデルの対応する点の座標に座標変換
することで、顔画像G2を背景顔画像G3に大まかに整
合させる第2の形状整合処理手段と、前記顔画像G1,
G2のそれぞれの整合後の形状モデルおよび顔画像G3
の形状モデルのそれぞれ対応する点の座標値を所定の比
率で形状補間する形状補間処理手段と、この形状補間処
理手段にて形状補間された形状モデルに対し、それぞれ
対応する画素について所定の比率で色補間する色補間処
理手段とを有したことを特徴としている。これにより、
形状補間比率を連続的に変化させて2つの顔画像を合成
する場合でも、目や口といった顔の特徴的部分の位置が
形状補間比率を変化させる毎に微妙に動いてしまうとい
うことがなくなり、高品質な合成画像を得ることが可能
となる。
整合後の形状モデルおよび顔画像G3の形状モデルのそ
れぞれ対応する点の座標値を所定の比率で形状補間する
形状補間処理手段は、顔を形作る特徴部分単位に形状補
間の比率を変化させて形状補間を行うようにする。これ
により、合成画像を、目や口といった部品ごとに顔画像
G1に似せたり、顔画像G2に似せたりすることができ
る。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、背景となる顔画像G3の各部分
の輝度値の大小を判断し、輝度値の大きさに応じて色補
間比率を設定する。これにより、背景画像において特徴
的な輝度値を有する部分が存在する場合、その特徴的部
分の色相を合成画像に残すような色補間比率を設定する
ことができ、自然な状態の合成画像を得ることができ
る。
設定は、顔画像G3の肌色の中心輝度を有する部分に対
しては画像G3の色補間比率を画像G1,G2の色補間
比率に比べて最も小さくし、その肌色の中心輝度を中心
としてその前後の所定範囲の輝度値以上または以下の輝
度値を有する部分に対しては、画像G3の色補間比率を
画像G1,G2の色補間比率に比べて最も大きくし、前
記中心輝度の前後所定範囲内は輝度値の変化に応じて顔
画像G3の色補間比率を適宜変化させるようにする。こ
れにより、背景画像の髪の毛やハイライト部分など輝度
値が極端に大きい部分や小さい部分はそのまま残した状
態で合成が行えるので、自然な合成が可能となる。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、前記顔画像G1,G2の各部分
の輝度値の大小を判断し、輝度値の大きさに応じて色補
間比率を設定する。これにより、顔画像G1,G2にお
いて特徴的な輝度値を有する部分が存在する場合は、そ
れに対応した色補間比率を設定することで、たとえば、
顔画像G1,G2の額部分に髪の毛がかかっているよう
な場合、それを合成画像に現さないようにすることが可
能となる。
設定は、顔画像G1,G2の肌色の中心輝度を有する部
分に対しては画像G1,G2の色補間比率を画像G3の
色補間比率に比べて最も大きくし、その肌色の中心輝度
を中心としてその前後の所定範囲の輝度値以上または以
下の輝度値を有する部分に対しては、画像G1,G2の
色補間比率を画像G3の色補間比率に比べて最も小さく
し、前記中心輝度の前後所定範囲内は輝度値の変化に応
じて顔画像G1,G2の色補間比率を適宜変化させるよ
うにする。これにより、顔画像G1,G2の髪の毛など
輝度値が極端に小さい部分に対しては、色補間比率を小
さく設定することで、たとえば、顔画像G1,G2の額
部分に髪の毛がかかっているような場合、それを合成画
像に現さないようにすることが可能となる。
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、顔を形作る特徴部分単位に色補
間の比率を変化させて色補間を行うようにする。これに
より、色相についても、目や口といった特徴部分ごとに
顔画像G1またはG2のいずれかに似せた合成画像を作
ることができる。これを前記請求項14で示した形状補
間比率を目や口などの部品ごとに変化させる技術と組み
合わせることにより、より一層、きめ細やかに、顔画像
G1に似せたり、顔画像G2に似せたりした合成画像を
得ることができる。
G1,G2および背景となる顔画像G3と、これら顔画
像G1,G2,G3に整合させたそれぞれの形状モデル
とから、前記顔画像G3をベースとして顔画像G1,G
2の特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理装置にお
いて、前記顔画像G1,G2の特徴的な領域の色を検出
するそれぞれの色検出手段を有し、それぞれの色検出手
段により検出されたそれぞれの前記特徴的な領域の色デ
ータを基にして、前記ベースとなる顔画像G3を選択す
ることを特徴としている。これによれば、合成しようと
する顔画像G1,G2にふさわしい顔画像G3を選択で
きるので、自然な合成画像を作成することができる。
データに基づく顔画像G3の選択は、遺伝的な情報を予
め格納した遺伝情報テーブルを設け、前記顔画像G1,
G2の前記特徴的な領域の画像データを基に、前記遺伝
情報テーブルを参照して、前記顔画像G1,G2の画像
データに対応する顔画像G3を選択する。これによれ
ば、顔画像G1,G2の人種的な特徴に対応した顔画像
G3を選択できるので、自然な合成画像を作成すること
ができる。
少なくとも髪領域、肌領域、目領域のうちの1つを含む
ことを特徴としている。これによれば、顔画像の中で特
に特徴的な領域を考慮して画像G3が選択されるので、
自然な合成画像を作成することができる。
G1,G2、または背景となる顔画像G3をベースとし
て前記顔画像G1,G2の特徴を加えて得られた合成後
の顔画像など、或るいずれか1つの顔画像を処理対象顔
画像とし、この処理対象顔画像とその処理対象画像に整
合させた形状モデルを用い、当該処理対象顔画像の所定
の点を所定量だけ移動させることによって表情を変化さ
せる顔画像処理装置において、表情を変化させるための
予め設定された定数が格納される表情データ記憶手段
と、当該処理対象の顔画像内の或る一点からその顔画像
の輪郭に向かって横方向および縦方向に向かう2つのベ
クトル、これらの各ベクトルに直交しこれら各ベクトル
の相乗平均の大きさを有するベクトルを求め、これら2
つのベクトルと、前記表情を変化させるための予め設定
された定数とを基に、当該顔画像の所定の点の移動方向
及び移動量を表す移動ベクトルを算出する表情変化処理
手段とを有することを特徴としている。これにより、顔
の表情を変化させる処理を簡単な演算にて行うことがで
きる。
G1,G2、または背景となる顔画像G3をベースとし
て前記顔画像G1,G2の特徴を加えて得られた合成後
の顔画像など、或るいずれか1つの顔画像を処理対象顔
画像とし、この処理対象顔画像とその処理対象画像に整
合させた形状モデルを用い、前記処理対象顔画像に年齢
変化を加える処理を行う顔画像処理装置において、予め
用意された或る年齢相応の顔画像G5とこの顔画像G5
に整合させた形状モデルから、この顔画像G5の肌領域
の画像を抽出し、この抽出された肌領域の画像を前記処
理対象顔画像の肌領域にマッピングして年齢変化処理を
行う年齢変化処理部を有したことを特徴としている。こ
れにより、リアリティのある年齢変化処理が可能とな
る。
て説明する。
を説明するブロック図であり、図12と同一部分には同
一符号が付されている。本発明では、図12で示す構成
に対して、顔画像G1および顔画像G2のそれぞれの形
状データを用いて、顔画像G3に大まかに整合させる処
理を行うそれぞれの形状整合処理部11,12(その処
理については後に説明する)が新たに設けられ、それぞ
れの形状整合処理部11,12(第1の形状整合処理部
11、第2の形状整合処理部12)からのそれぞれの整
合後の形状データが出力され、形状補間処理部1に与え
られるようになっている。
部1には、前記したように、第1の形状整合処理部11
および第2の形状整合処理部12からのそれぞれの整合
後形状データと、顔画像G3の形状データが入力され、
色補間処理部2には、顔画像G1の画像データと形状デ
ータ、顔画像G2の画像データと形状データ、顔画像G
3の画像データと形状データ、さらに、前記形状補間処
理部1からの形状補間データが入力される構成となって
いる。
について説明する。
2は、顔画像G1、顔画像G2のそれぞれの形状データ
を用いて、顔画像G1、顔画像G2の形状モデルを、背
景となる顔画像G3に大まかに整合させるための処理を
行う。たとえば、顔画像G1を顔画像G3に大まかに整
合させる例についてを図2を参照して説明する。
両目と口を選び、両目部分のそれぞれの中心点をα,
β、口の部分の中心点をγとすると、点α,β,γのそ
れぞれの座標を、顔画像G3の両目と口の中心点α’,
β’,γ’の座標へ座標変換を、下記に示す式を用いて
アフィン変換により行う。
ン係数c0〜c5を求める。なお、アフィン係数c0か
らc3は回転、拡大、縮小を表し、c4,c5は平行移
動を表している。また、(1)式において、Xα,Yα
は点αの座標、Xβ,Yβは点βの座標、Xγ,Yγは
点γの座標、Xα’,Yα’は点α’の座標、Xβ’,
Yβ’は点β’の座標、Xγ’,Yγ’は点γ’の座標
である。なお、実際には各点の座標は、X,Y,Zの3
次元空間の座標である。
数c0〜c5を用いることにより、両目のそれぞれの中
心点α,βと口の中心点γ以外の全ての点も画像G3に
座標変換することができる。つまり、顔画像G1内のそ
れぞれの点の座標値を前記(1)式に代入することによ
り、変換後の各点の座標値を求めることができる。
のそれぞれの座標位置を、顔画像G3の両目と口の座標
位置にアフィン変換することにより、顔画像G1の両目
と口の部分を大まかに整合させ、なおかつ、顔画像G1
の他の点(顔画像全体)も顔画像G3に大まかに整合さ
せることができる。このような大まかな整合処理は、第
1の形状整合処理部11により行われ、この第1の形状
整合処理部11にて得られた大まかな整合後の形状デー
タは、形状補間処理部1と色補間処理部2に送られる。
大まかに整合させる処理を行い、第2の形状整合処理部
12で得られた大まかな整合後の形状データは形状補間
処理部1と色補間処理部2に送られる。
後の形状データと顔画像G2の整合後の形状データおよ
び顔画像G3の形状データを用い、それぞれの補間比率
が合計で1になるような比率で形状補間処理を行う。
(c)に示す。図3(a)は顔画像G1および顔画像G
2を示すもので、これらの顔画像G1,G2を、同図
(b)の点線で示す背景となる顔画像G3に大まかに整
合させる。この大まかな整合処理は、前記したように、
顔画像G1(顔画像G2)の両目の中心点α,βの座標
(Xα,Yα)、(Xβ,Yβ)と口の中心点γの座標
(Xγ,Yγ)を、顔画像G3の両目と口のそれぞれの
中心点α’,β’,γ’の座標に前記(1)式によりア
フィン変換することで行う。そして、前記(1)式によ
りそれぞれの係数c0〜c5を求め、この係数c0〜c
5を用いて(1)式により顔画像G1(顔画像G2)の
各点の座標をアフィン変換して、顔画像G3の対応する
位置に合わせ込む。図3(b)は顔画像G1および顔画
像G2を顔画像G3に大まかに整合させた状態を示すも
のであり、点線が背景となる顔画像G3、実線が顔画像
G1および顔画像G2を示している。
間を行う際、大まかに整合された形状データ(座標デー
タ)および顔画像G3の形状データ(座標データ)を用
いて形状補間を行うため、同図(c)に示すように顔画
像G1、顔画像G2の両目と口が一致した状態で、形状
補間処理を行うことができる。したがって、それぞれの
補間比率を連続的に変化させた場合でも、目や口の位置
が細かく移動してしまうことが無くなる。
て、色補間処理部2により色補間処理が行われる。この
色補間処理は、顔画像G1、顔画像G2および顔画像G
3のそれぞれの形状データと、形状補間処理部1の形状
補間データ、さらには、顔画像G1、顔画像G2、顔画
像G3のそれぞれの画像データ(色データ)を入力し
て、所定の比率で色補間しながらマッピングを行ったの
ち、合成された顔画像の合成画像データとして出力す
る。
口、鼻、眉といった顔を形作る部品の部品位置に存在す
る点の座標値の形状補間比率を部品位置に応じて変える
ことを可能とする。これにより、顔画像G1に似た合成
画像または顔画像G2に似た合成画像を得ることができ
る。たとえば、鼻の位置に存在する点の座標値の形状補
間比率を顔画像G1の補間比率を顔画像G2よりも高く
すれば、顔画像G1(父親)似となる合成画像とするこ
とができる。
の輝度値に応じて色補間比率を変化させることを可能と
する。
度の低い陰や髪の部分、あるいは、ハイライト部分の色
が中途半端に合成画像に影響し、合成された色が不自然
なものとなる問題、あるいは、顔画像G3の髪の部分が
薄れたものとなってしまう問題に対処するためである。
すなわち、背景となる顔画像G3の持つ特徴的な色相
(たとえば、髪の毛の色具合、ハイライト部分など)は
そのまま残した上で、顔画像G1と顔画像G2を、顔画
像G3をベースにして合成するのが望ましいからであ
る。
3の輝度値のなかで、基準となる部分の輝度値を選ん
で、その基準となる部分の輝度値(基準輝度値という)
からプラス方向及びマイナス方向に所定値以上外れた輝
度値の部分は、顔画像G3の表現したい特徴的な色相と
みなして、その顔画像G3の持つ輝度値を最大限生かせ
るように、顔画像G3の色補間率を顔画像G1と顔画像
G2の色補間比率に比べて大きくするような処理(たと
えば、顔画像G3の色補間比率を取り得る最大の色補間
比率とする)を行う。これを図4に示す具体例を用いて
説明する。図4において、太線で示す横軸には顔画像G
3の輝度値Ycをとり、太線で示す縦軸には顔画像G3
の色補間比率をとっている。いま、ここでは、顔画像G
3の基準輝度値に顔の肌色の中心輝度値Yctを選ぶとと
もに、この基準輝度値Yctを中心としてプラス方向及び
マイナス方向にそれぞれ所定の範囲の輝度値aを選び、
顔画像G3の輝度値Ycが、(Yct−a)≦Yc≦(Yc
t+a)の場合は、
線部分)によって顔画像G3の色補間比率Rcを求め
る。なお、この場合、顔画像G3の色補間比率Rcの値
は、顔画像G3の取り得る色補間比率の最小の色補間比
率Rminから最大の色補間比率Rmaxの間の値である。
−a)>Ycの場合、または、Yc>(Yct+a)の場合
は、
線部分)によって顔画像G3の色補間比率を求める。な
お、この場合、顔画像G3の色補間比率Rcの値は、顔
画像G3の取り得る色補間比率の最大の色補間比率Rma
xとする。
い場合、たとえば、髪の毛の部分や陰の部分、または、
顔画像G3の輝度値がきわめて高い部分、たとえばハイ
ライトの部分などは顔画像G3の持つ特徴部分をそのま
ま残した方が自然な画像となるため、顔画像G3の色補
間比率を最大とする。これに対して、肌色の部分は顔画
像G1及び顔画像G2の色を加味した色相としたいこと
から、肌色の輝度値に応じて、顔画像G3の色補間率を
適応的に変化させる。ここでは、肌色の中で中心的な基
準輝度値のときには、顔画像G3の色補間比率を最も小
さくし、その±aの輝度値の範囲では図4に示す曲線に
従って色補間比率を決めるようにする。
理は、髪の毛や陰の部分などのように、顔画像G3の残
しておきたい特徴部分に対してのみ適応されれば良い結
果が得られるが、たとえば、顔画像G3の目やまゆに対
しても図4に示す処理がなされると、背景となる顔画像
G3の目やまゆが高い比率で色補間された顔画像とな
り、顔画像G1と顔画像G2の特徴が殆ど現れない顔画
像となってしまうことになる。したがって、顔画像G3
の目やまゆは図4で示した処理によらず、最適な補間比
率で処理を行うようにする。
度値の範囲では図4に示す曲線に従って色補間率を決め
るようにしたが、これに限られるものではなく、その範
囲の間は曲線による変化ではなく、段階的に輝度値を変
化させるようにしてもよく、また、直線的な変化として
もよい。
画像G2の輝度値に応じて色補間比率を変化させること
を可能とする。これは、顔画像G1、顔画像G2、顔画
像G3を一定の比率で色補間すると、たとえば、顔画像
G1または顔画像G2の額部分に髪がかかっているよう
な場合、合成後の顔画像にその髪がうっすらと残ってし
まうという問題に対処するためである。これを解決する
ために、顔画像G1と顔画像G2の輝度に応じて、顔画
像G1の輝度値が極端に小さい(暗い)部分、あるい
は、顔画像G2の輝度値が極端に小さい(暗い)部分
は、合成後の顔画像G4にその極端に暗い部分(髪の毛
の部分)を残すと不自然な合成画像となるので、その部
分は顔画像G1または顔画像G2の色補間率を小さく
し、背景となる顔画像G3の色補間比率を大きくする処
理を行う。
画像G2の輝度値のなかで、基準となる部分の輝度値を
選んで、その基準となる部分の輝度値(基準輝度値とい
う)からプラス方向及びマイナス方向に所定値以上外れ
た輝度値の部分は、顔画像G1または顔画像G2の表現
したくない特徴的な部分(この場合は髪の毛など)とみ
なして、顔画像G1または顔画像G2の色補間比率を最
大限小さくし、顔画像G3の色補間比率を最大限大きく
するようにする。これを図5に示す具体例を用いて説明
する。図5において、太線で示す横軸には顔画像G1お
よび顔画像G2の輝度値Ycをとり、太線で示す縦軸に
は顔画像G1または顔画像G2の色補間比率をとってい
る。ここでは、画像G1および画像G2の基準輝度値Y
ctに顔の肌色の中心輝度値を選ぶとともに、この基準輝
度値Yctを中心としてプラス方向及びマイナス方向にそ
れぞれ所定の範囲の輝度値aを選び、顔画像G1または
顔画像G2の輝度値Ycが、(Yct−a)≦Yc≦(Yc
t+a)の場合は、
線部分)によって顔画像G1または顔画像G2の色補間
比率Rcを求める。なお、この場合、顔画像G1または
顔画像G2の色補間比率Rcの値は、顔画像G1または
顔画像G2の取り得る色補間比率の最小の色補間比率R
minから最大の色補間比率Rmaxの間の値である。
値Ycが、(Yct−a)>Ycの場合、または、Yc>
(Yct+a)の場合は、
線部分)によって顔画像G1または顔画像G2の色補間
比率を求める。なお、この場合、顔画像G1または顔画
像G2の色補間比率Rcの値は、顔画像G1または顔画
像G2の取り得る色補間比率の最小の色補間比率Rmin
とする。
度値が極端に低い場合、たとえば、髪の毛の部分などは
合成画像に現したくないため、顔画像G1または顔画像
G2の色補間比率を最小とする。これに対して、肌色の
部分は顔画像G1及び顔画像G2の色を加味した色相と
したいことから、肌色の輝度値に応じて、顔画像G1ま
たは顔画像G2の色補間比率を適応的に変化させる。こ
こでは、肌色の中で中心的な輝度値のときには、顔画像
G1または顔画像G2の色補間比率を最も大きくし、そ
の±aの輝度値の範囲では図5に示す曲線に従って色補
間比率を決めるようにする。
理は、合成画像に現したくない画像G1,G2の髪の毛
などの部分に対してのみ適応されれば良い結果が得られ
るが、顔画像G1,G2の目やまゆに対しても図5に示
す処理がなされると、顔画像G1,G2の目やまゆが低
い比率で色補間されたた画像となり、顔画像G1,G2
の目やまゆの特徴が殆ど現れない顔画像となってしまう
ことになる。したがって、顔画像G1,G2の目やまゆ
は図5で示した処理によらず、最適な補間比率で処理を
行うようにする。
度値の範囲では図5に示す曲線に従って色補間率を決め
るようにしたが、これに限られるものではなく、その範
囲の間は曲線による変化ではなく、段階的に輝度値を変
化させるようにしてもよく、また、直線的な変化として
もよい。
鼻、眉といった顔を形作る部品の部品位置に存在する領
域(パッチ)ごとに、そのパッチ内の画素の色補間比率
を変えることで、それぞれの部品の色相を顔画像G1
(父親)似または顔画像G2(母親)似とすることを可
能とする。たとえば、鼻の色相を父親似としようとする
場合、鼻を構成するそれぞれのパッチについては、各パ
ッチ毎にたとえば、父親の画像G1の色補間比率を大き
くするような処理を行う。これにより、顔の各部品毎に
その色相を顔画像G1似または顔画像G2似とすること
が可能となる。なお、実際には、前記した形状補間手段
1による部品単位毎に形状補間比率を変える処理と連動
させて行う。このように、顔を形作る部品ごとに、形状
補間比率および色補間比率を適当に設定することによ
り、それらの部品毎の形状および色相を顔画像G1また
は顔画像G2に似せた、いわゆる父親似あるいは母親似
といった合成顔画像を得ることができる。
画像G1、G2のうちのいずれかと、背景となる顔画像
G3の2枚の顔画像を用いて、両者を合成することによ
り、顔画像G1あるいはG2を年齢変化処理することが
可能となる。たとえば、顔画像G1を比較的若い或る大
人の男性の顔画像、顔画像G3を或る男性の老人の顔画
像として、前記顔画像G1と、背景となる顔画像G3を
ベースにして合成すれば、顔画像G1を大まかに老齢化
処理することも可能となる。これとは逆に、顔画像G3
を男の子どもの顔画像とすれば、大まかな若返り処理も
可能となる。
態は、或る子どもの顔画像をベースにして、顔画像G1
と顔画像G2を合成する場合、顔画像G1とG2の人種
によって異なる特徴的な色を考慮した合成処理を行うも
のである。ここでは、人種によって異なる特徴的な色と
して、髪の色、眼球の色、肌の色を用いる。以下、この
第2の実施の形態について説明する。
構成図であり、男性側の顔画像G1の画像データ(色デ
ータ)と形状データを基に、髪色の検出を行う髪色検出
部13、肌の色を検出する肌色検出部14、眼球の色を
検出する眼球色検出部15が設けられ、女性側の顔画像
G2の画像データと形状データを基に、髪色の検出を行
う髪色検出部16、肌の色を検出する肌色検出部17、
眼球の色を検出する眼球色検出部18が設けられる。
球色検出部15は顔画像G1の形状データおよび画像デ
ータより得られた髪の領域、肌の領域、眼球の領域に対
応する各画素の色データの平均値を求め、その求められ
た平均値をもとに髪色、肌色、眼球色の代表色を求め、
それぞれの代表色を表す髪色検出データ、肌色検出デー
タ、眼球色検出データを出力する。たとえば、眼球色検
出部15を例に取れば、形状データにより眼球領域を抽
出し、その眼球領域に含まれる総ての画素毎の画像デー
タ(色データ)を取り出し、その総ての画素の色データ
の平均値を求めて、求められた平均値をもとに眼球の代
表色を決定し、それに対応した眼球色検出データを出力
する。髪色検出部13、肌色検出部14も同様にしてそ
れぞれの代表色を求め、それに対応した肌色検出デー
タ、髪色検出データを出力する。
3参照)に示されていないので、顔の額の辺より上の予
め定めた位置における画像データを取り出すようにす
る。前記額の辺より上の予め定めた位置は、たとえば、
形状モデルに示される顔の大きさを基にして設定する。
7、眼球色検出部18も前記同等に、顔画像G2の形状
データおよび画像データより得られた髪の領域、肌の領
域、眼球の領域に対応する各画素の色データの平均値を
求め、その求められた平均値をもとに髪色、肌色、眼球
色の代表色を求め、それぞれの代表色を表す髪色検出デ
ータ、肌色検出データ、眼球色検出データを出力する。
出部14,17、眼球色検出部15,18によるそれぞ
れの領域の色検出は、髪の領域、肌の領域、眼球の領域
に対応する各画素の色データの平均値を求める以外に、
たとえば、それぞれの部分における各画素の色データを
基に、色の分散を求め、その分散値をもとにして代表色
を求めるようにしてもよく、また、それぞれの部分にお
ける各画素の色データの頻度を計数して最多色を代表色
とするようにしてもよい。
色検出部14,17、眼球色検出部15,18からはそ
れぞれの色検出データが出力される。これらの各色検出
データは遺伝情報テーブル19に送られる。この遺伝情
報テーブル19の内容は、図7に示すように、顔画像G
1の髪色、肌色、眼球色のそれぞれの色と顔画像G2の
髪色、肌色、眼球色のそれぞれの色の組み合わせに対し
て、髪、肌、眼球がどのような色を持つ子どもが生まれ
る可能性があるかを示すもので、それぞれの色の組み合
わせに対する子どもの顔画像のグループ名(グループz
1,z2,・・・,zn)およびそのグループの髪色、
肌色、眼球色が格納されている。
が黄色、眼球色が茶色であって、顔画像G2の髪色が黒
色、肌色が白色、眼球色が青色である場合は、選択され
る子どもの顔画像(背景となる顔画像G3)はグループ
z1(髪色は黒色、肌色は白色、眼球色は青色のグルー
プ)であり、顔画像G1の髪色が金色、肌色が白色、眼
球色が青色であって、顔画像G2の髪色が金色、肌色が
白色、眼球色が茶色である場合は、選択される子どもの
顔画像(背景となる顔画像G3)はグループz2(髪色
は金色、肌色は白色、眼球色は青色のグループ)である
というように、父親と母親の髪色、肌色、眼球色の種々
の組み合わせに対して、生まれてくる可能性のある子ど
もの顔画像のグループz1,z2,・・・,znが予め
設定されている。
部14,17、眼球色検出部15,18から出力される
顔画像G1,G2のそれぞれの色検出データをもとに、
子どもの顔画像のグループz1,z2,・・・,znの
うち、どれか1つが選択されると、その選択されたグル
ープを示す情報が出力される。
4、眼球色検出部15から出力される顔画像G1の髪色
の色検出データが金色を示す色検出データ、肌の色の色
検出データが白色を示す色検出データ、眼球の色の色検
出データが青色を示す色検出データであって、髪色検出
部16、肌色検出部17、眼球色検出部18から出力さ
れる顔画像G2の髪色の色検出データが金色を示す色検
出データ、肌の色の色検出データが白色を示す色検出デ
ータ、眼球の色の色検出データが茶色を示す色検出デー
タである場合、それらの色検出データによって、遺伝情
報テーブル19が参照されると、この場合、グループz
2が選択され、これによって、グループz2が選択され
たことを示す信号が出力される。
白色、眼球色は青色である子ども顔画像のグループであ
る。したがって、父親である顔画像G1と母親である顔
画像G2のそれぞれの髪の色、肌の色、眼球の色に対し
て遺伝的に適切な髪の色、肌の色、眼球の色を持った子
供の顔画像のグループが選択されることになる。
ープ(前記した例では、グループz2)の中から、1枚
の顔画像G3が選択されるが、この選択手段はここでは
特に限定されるものではなく種々の方法が考えられる。
選択は、顔画像G1,G2の入力前にユーザが予め設定
するようにしてもよく、あるいは、グループが選択され
た以降にユーザが選択するようにしてもよい。また、選
択されたグループに属する子どもの個別の顔画像の選択
については、たとえば、ユーザによって、既に、男の子
という指定がなされていたとすると、選択されたグルー
プ内の男の子の中から、ユーザが或1つの顔画像を任意
に選択できるようにしてもよく、あるいは、システム側
が乱数などを用いて指定された範囲の中から或る1つの
顔画像を選択するようにしてもよい。
態によれば、髪の色、肌の色、眼球の色などが異なる人
種同志の顔画像G1,G2を、背景となる顔画像G3を
用いて合成する場合、背景となる顔画像G3を、遺伝的
に見て適切な髪の色、肌の色、眼球の色を持つグループ
の中から選択することができる。これにより、たとえ
ば、金色の髪を持つ顔画像G1とG2とから、黒い髪の
顔画像が合成されるというような明らかに不自然な合成
画像が作成されるのを防止できる。
の実施の形態では、2枚の顔画像G1,G2と背景とな
る顔画像G3を用いて、背景となる顔画像G3をベース
にして顔画像G1,G2の特徴を加味した合成画像を作
成する例について説明したが、この第3の実施の形態
は、或る1枚の顔画像、たとえば、顔画像G1または顔
画像G2、さらには、これらを顔画像G3をベースに合
成された顔画像について、目、鼻、眉、口などの部品の
或る点の座標値を少し動かすことで顔の表情を変化させ
るものである。たとえば、目の下瞼の部分の点を上に少
し動かすことによって、微笑んだ表情を作るというよう
に顔の表情を変化させるものである。
表情を変化させることができる。つまり、顔のどの点を
どの程度どの方向に移動させるかというデータ(これを
表情データという)を予め設定しておくことで、表情を
変化させることができる。
る一点から横方向および縦方向に向かう2つのベクトル
を基準として正規化された表情データを用いて表情を変
化させるようにする。この場合、処理対象となる顔画像
は、前記第1、第2の実施の形態により得られた合成後
の顔画像、あるいは、顔画像G1、顔画像G2など、ど
のような顔画像にも適用可能であるが、ここでは、図1
の構成(第1の実施の形態)により得られた合成後の顔
画像(これを顔画像G4という)の合成画像データ、つ
まり、顔画像G4の画像データおよび形状データを用い
て、合成された顔画像G4の表情を変化させる例につい
て示す。
構成図であり、図1の構成により得られた合成後の顔画
像G4の形状データをもとに、表情を変化させる処理を
行う表情変化処理部20と前記表情データを記憶する表
情データ記憶部21などを新たに設けた構成となってい
る。なお、図8におけるその他の部分は図1と同じであ
るので、同一部分には同一番号が付されている。
ついて説明する。図9に示すように、顔画像の両目α,
βの中心部(眉間部)から横方向に向かって顔の輪郭ま
での長さによって決められるベクトルA、両目α,βの
中心部(眉間部)から下方向に向かって顔の輪郭までの
長さによって決められるベクトルB、これらベクトル
A,Bに直交して、かつ、ベクトルA,Bの相乗平均の
大きさを持つベクトルをそれぞれ求める。そして、表情
を変化させるための予め設定された定数をv1,v2,
v3(v1はA方向の移動量を決める定数、v2はB方
向の移動量を決める定数、v3はA,Bに直交する方向
の移動量を決定する定数)とすれば、ある点の移動方向
と移動量を示す移動ベクトルVは次式のように表すこと
ができる。
ルAとベクトルBの外積を表し、A×B/|A×B|は
単位ベクトルである。このように、3つのベクトルを考
えて、移動ベクトルVを前記(6)式により求める。こ
こで、定数v1,v2,v3は前記したように、表情を
変化させるために予め定められた移動量を表している。
たとえば、微笑んだ表情を得るには、或る点をどの程度
どの方向に移動させるかで決められるが、その移動量を
示す定数がv1,v2,v3であり、v1はA方向の移
動量を決める定数、v2はB方向の移動量を決める定
数、v3はA,Bに直交する方向の移動量を決める定数
である。これらの定数は表情データとして顔画像に関係
なくどの顔画像にも共通の予め決められた定数であり、
それぞれの表情に対応して前記表情データ記憶部21内
記憶されている。一方、ベクトルA、ベクトルBとこれ
らのベクトルに直交するベクトルは、それぞれの顔画像
の大きさによって異なる。したがって、以上のような3
個のベクトルを用いることにより、移動量は主に顔の横
幅と縦の長さで正規化され、顔画像の大小などの個人差
を吸収することができる。
る点の移動量は、前記(6)式から移動ベクトルVを求
めることにより、その顔画像の大きさに応じた移動量が
得られる。そして、この移動量に応じて点を移動させる
ことにより所望とする表情を得ることができる。
と考えた場合についてであったが、たとえば正面を向い
た顔画像などのように形状モデルが2次元的な場合にお
いても同様に適用できる。この場合には、前記(6)式
における移動ベクトルVは、A方向の移動量を決める定
数をv1、B方向の移動量を決める定数をv2とすれ
ば、V=v1・A+v2・Bで表すことができる。
態は、或る1枚の顔画像、たとえば、顔画像G1または
顔画像G2、さらには、これらを顔画像G3をベースに
合成した顔画像G4を用いて、これらの或る顔画像に年
齢変化処理を施すものである。以下、この第4の実施の
形態について図10を参照しながら説明する。
となる顔画像は、前記第1、第2のの実施の形態により
得られた合成後の顔画像G4、あるいは、画像G1、画
像G2など、どのような顔画像にも適用可能であるが、
ここでは、前記図1の構成(第1の実施の形態)により
得られた合成後の顔画像G4の合成画像データ(画像デ
ータおよび形状データ)を用いて、その合成された顔画
像G4に年齢変化処理(ここでは加齢処理)を施す例に
ついて示す。図10は第4の実施の形態を説明するため
の構成図であり、前記図1により得られた合成後の顔画
像G4の合成画像データ(画像データおよび形状デー
タ)と、予め用意された或る老人の顔画像の画像データ
および形状データをもとに、加齢合成処理を行う年齢変
化処理部31を新たに設けた構成となっている。なお、
図10におけるその他の部分は図1と同じであるので、
同一部分には同一番号が付されている。
より得られた合成後の顔画像G4の肌に、或る老人の顔
画像G5の肌を合成することで加齢処理する。これを行
うには、老人の顔画像G5の形状データにより顔の肌領
域を取り出し、その肌領域の部分の画像データを、合成
後の顔画像G4の肌領域にテクスチャマッピングするこ
とにより加齢処理を行う。図11はこの加齢処理を説明
するフローチャートである。以下、図11を参照しなが
ら簡単に説明する。
画像G5の肌画像データをマッピングする(ステップs
1)。そして、顔画像G4のまゆ領域に顔画像G4のま
ゆ画像データをマッピングし(ステップs2)、そのあ
と、顔画像G4の目領域に顔画像G4の目画像データを
マッピングし(ステップs3)、続いて、顔画像G4の
鼻領域に顔画像G4の鼻画像データをマッピングし(ス
テップs4)、その後、顔画像G4の口領域に顔画像G
4の口画像データをマッピングする(ステップs5)。
を用いて、その老人の肌領域と加齢処理を施そうとする
顔画像の肌領域とを交換するようにして加齢処理を行う
ので、リアリティのある表情を持った加齢処理が可能と
なる。また、老齢化の度合いに応じて老人の顔画像を選
ぶことにより、老齢化の度合いを自由に変化させること
が可能となる。なお、老齢化処理だけでなく、処理対象
の顔画像G1,G2より若い顔画像を使用すれば、若返
りの処理も可能となる。
て、それぞれの処理を行う処理プログラムはフロッピィ
ディスクなどの記憶媒体に記憶させておくことも可能で
ある。
顔画像の特徴的な部分、たとえば、両目、口などのそれ
ぞれの中心点に注目し、これらの中心点を座標変換して
背景画像の対応する部分に整合させることで、画像全体
を背景画像に大まかに整合した後、形状補間と色補間を
行うようにしている。したがって、形状補間比率を連続
的に変化させるような処理を行う場合でも、目や口など
顔の特徴的な部分が動いてしまうようなことが無くな
る。
の比率を変化させて形状補間を行うようにすることで、
目や口といった特徴部分ごとに顔画像G1またはG2の
いずれかに似せた合成画像を作ることができる。
輝度値の大きさに応じて色補間比率を設定するような色
補間処理を行うので、ベースとなる顔画像の髪の毛やハ
イライトな部分など輝度値が極端に大きい部分または小
さい部分はそのまま残した状態で合成が行えるので、自
然な合成が可能となる。
の大きさに応じて色補間比率を設定するような色補間処
理を行うので、たとえば、輝度値の極端に低い顔画像G
1,G2の髪の毛などが、合成後の顔画像に現れること
が無くなり、高品質な合成画像が得られる。
比率を変化させて色補間を行うようにすることで、色相
についても、目や口といった特徴部分ごとに顔画像G1
またはG2のいずれかに似せた合成画像を作ることがで
きる。
色などの異なる人種同志の顔画像G1,G2を、ベース
となる顔画像G3を用いて合成する場合、ベースとなる
顔画像G3を、遺伝的に見て適切な髪の色、肌の色、眼
球の色を持つグループの中から選択することができる。
これにより、たとえば、金色の髪を持つ顔画像G1とG
2とから、黒い髪の顔画像が合成されるというような明
らかに不自然な合成画像が作成されるのを防止できる。
或る一点からその顔画像の輪郭に向かって横方向および
縦方向に向かう2つのベクトル、これらの2つのベクト
ルにほぼ直交しこれら各ベクトルの相乗平均の大きさを
有するベクトルを求め、これら各ベクトルと、表情を変
化させるための予め設定された定数とを基に、当該顔画
像の所定の点の移動方向及び移動量を算出することによ
り、顔の表情を変化させる処理を簡単な演算にて行うこ
とができる。
年齢相応の顔画像の肌領域を用いて、その顔画像の肌領
域と、年齢変化処理対象の顔画像の肌領域とを交換する
ようにして年齢変化処理を行うので、リアリティのある
年齢相応の表情を持った顔画像を得ることができる。
する図。
図。
じた色補間比率を設定する例を説明する図。
顔画像の輝度値に応じた色補間比率を設定する例を説明
する図。
内容の一例を示す図。
義を説明する図。
図。
ャート。
図。
せる場合の形状補間処理を説明する図。
Claims (24)
- 【請求項1】 2枚の顔画像(G1,G2)および背景
となる顔画像(G3)と、これら顔画像(G1,G2,
G3)に整合させたそれぞれの形状モデルとから、前記
顔画像(G3)をベースとして顔画像(G1,G2)の
特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理方法におい
て、 前記顔画像(G1)の特徴的部分に注目し、この顔画像
(G1)の形状モデルの前記特徴的部分に対応する所定
点の座標を、背景画像(G3)の形状モデルの対応する
点の座標に座標変換することで、顔画像(G1)を背景
顔画像(G3)に大まかに整合するとともに、前記顔画
像(G2)の特徴的部分に注目し、この画像(G2)の
形状モデルの前記特徴的部分に対応する所定点の座標
を、背景画像(G3)の形状モデルの対応する点の座標
に座標変換することで、顔画像(G2)を背景顔画像
(G3)に大まかに整合させたのち、 前記顔画像(G1,G2)のそれぞれの整合後の形状モ
デルおよび顔画像(G3)の形状モデルのそれぞれ対応
する点の座標値を所定の比率で形状補間し、この形状補
間された形状モデルに対し、それぞれ対応する画素につ
いて所定の比率で色補間することを特徴とする顔画像処
理方法。 - 【請求項2】 前記顔画像(G1,G2)のそれぞれの
整合後の形状モデルおよび背景顔画像(G3)の形状モ
デルのそれぞれ対応する点の座標値を所定の比率で形状
補間する形状補間処理は、顔を形作る特徴部分単位に形
状補間の比率を変化させて形状補間を行うことを特徴と
する請求項1記載の顔画像処理方法。 - 【請求項3】 前記形状補間された形状モデルに対し、
それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間する
色補間処理は、背景顔画像(G3)の各部分の輝度値の
大きさに応じて色補間比率を設定することを特徴とする
請求項1記載の顔画像処理方法。 - 【請求項4】 前記輝度値に応じた色補間比率の設定
は、背景顔画像(G3)の肌色の中心輝度を有する部分
に対しては画像(G3)の色補間比率を画像(G1,G
2)の色補間比率に比べて最も小さくし、その肌色の中
心輝度を中心としてその前後の所定範囲の輝度値以上ま
たは以下の輝度値を有する部分に対しては、背景画像
(G3)の色補間比率を画像(G1,G2)の色補間比
率に比べて最も大きくし、前記中心輝度の前後所定範囲
内は輝度値の変化に応じて背景顔画像(G3)の色補間
比率を適宜変化させることを特徴とする請求項3記載の
顔画像処理方法。 - 【請求項5】 前記形状補間された形状モデルに対し、
それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間する
色補間処理は、前記顔画像(G1,G2)の各部分の輝
度値の大きさに応じて色補間比率を設定することを特徴
とする請求項1記載の顔画像処理方法。 - 【請求項6】 前記輝度値に応じた色補間比率の設定
は、顔画像(G1,G2)の肌色の中心輝度を有する部
分に対しては顔画像(G1,G2)の色補間比率を背景
顔画像(G3)の色補間比率に比べて最も大きくし、そ
の肌色の中心輝度を中心としてその前後の所定範囲の輝
度値以上または以下の輝度値を有する部分に対しては、
顔画像(G1,G2)の色補間比率を背景顔画像(G
3)の色補間比率に比べて最も小さくし、前記中心輝度
の前後所定範囲内は輝度値の変化に応じて顔画像(G
1,G2)の色補間比率を適宜変化させることを特徴と
する請求項5記載の顔画像処理方法。 - 【請求項7】 前記形状補間された形状モデルに対し、
それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間する
色補間処理は、顔を形作る特徴部分単位に色補間の比率
を変化させて色補間を行うことを特徴とする請求項1記
載の顔画像処理方法。 - 【請求項8】 2枚の顔画像(G1,G2)および背景
となる顔画像(G3)と、これら顔画像(G1,G2,
G3)に整合させたそれぞれの形状モデルとから、前記
背景顔画像(G3)をベースとして顔画像(G1,G
2)の特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理方法に
おいて、 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な領域に注目し、そ
の特徴的な領域の色データを基にして、前記背景顔画像
(G3)を選択することを特徴とする顔画像処理方法。 - 【請求項9】 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な領
域の色データに基づく背景顔画像(G3)の選択は、前
記顔画像(G1,G2)の前記特徴的な領域の画像デー
タを基に遺伝的な情報に基づいて選択することを特徴と
する請求項8記載の顔画像処理方法。 - 【請求項10】 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な
領域は、少なくとも髪領域、肌領域、目領域のうちの1
つを含むことを特徴とする請求項8記載の顔画像処理方
法。 - 【請求項11】 顔画像(G1,G2)、または背景顔
画像(G3)をベースとして前記顔画像(G1,G2)
の特徴を加えて得られた合成後の顔画像など、或るいず
れか1つの顔画像を処理対象顔画像とし、この処理対象
顔画像とその処理対象画像に整合させた形状モデルを用
い、当該処理対象顔画像の所定の点を所定量だけ移動さ
せることによって表情を変化させる顔画像処理方法にお
いて、 当該処理対象の顔画像内の或る一点からその顔画像の輪
郭に向かって横方向および縦方向に向かう2つのベクト
ル、これらの2つのベクトルに直交しこれら各ベクトル
の相乗平均の大きさを有するベクトルを求め、これら各
ベクトルと、表情を変化させるための予め設定された定
数とを基に、当該処理対象顔画像の所定の点の移動方向
及び移動量を表す移動ベクトルを算出することを特徴と
する顔画像処理方法。 - 【請求項12】 顔画像(G1,G2)、または背景と
なる顔画像(G3)をベースとして前記顔画像(G1,
G2)の特徴を加えて得られた合成後の顔画像など、或
るいずれか1つの顔画像を処理対象顔画像とし、この処
理対象顔画像とその処理対象画像に整合させた形状モデ
ルを用い、前記処理対象顔画像に年齢変化を加える処理
を行う顔画像処理方法において、 予め用意された或る年齢相応の顔画像(G5)とこの顔
画像(G5)に整合させた形状モデルから、この顔画像
(G5)の肌領域の画像を抽出し、この抽出された肌領
域の画像を前記処理対象顔画像の肌領域にマッピングし
て年齢変化処理を行うことを特徴とする顔画像処理方
法。 - 【請求項13】 2枚の顔画像(G1,G2)および背
景となる顔画像(G3)と、これら顔画像(G1,G
2,G3)に整合させたそれぞれの形状モデルとから、
前記背景顔画像(G3)をベースとして顔画像(G1,
G2)の特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理装置
において、 前記顔画像(G1)の特徴的部分に注目し、この顔画像
(G1)の形状モデルの前記特徴的部分に対応する所定
点の座標を、前記背景顔画像(G3)の形状モデルの対
応する点の座標に座標変換することで、顔画像(G1)
を背景顔画像(G3)に大まかに整合する第1の形状整
合処理手段と、 前記顔画像(G2)の特徴的部分に注目し、この顔画像
(G2)の形状モデルの前記特徴的部分に対応する所定
点の座標を、前記背景顔画像(G3)の形状モデルの対
応する点の座標に座標変換することで、顔画像(G2)
を背景顔画像(G3)に大まかに整合させる第2の形状
整合処理手段と、 前記顔画像(G1,G2)のそれぞれの整合後の形状モ
デルおよび背景顔画像(G3)の形状モデルのそれぞれ
対応する点の座標値を所定の比率で形状補間する形状補
間処理手段と、 この形状補間処理手段にて形状補間された形状モデルに
対し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補
間する色補間処理手段と、 を有したことを特徴とする顔画像処理装置。 - 【請求項14】 前記顔画像(G1,G2)のそれぞれ
の整合後の形状モデルおよび背景顔画像(G3)の形状
モデルのそれぞれ対応する点の座標値を所定の比率で形
状補間する形状補間処理手段は、顔を形作る特徴部分単
位に形状補間の比率を変化させて形状補間を行うことを
特徴とする請求項13記載の顔画像処理装置。 - 【請求項15】 前記形状補間された形状モデルに対
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、背景顔画像(G3)の各部分の
輝度値の大小を判断し、輝度値の大きさに応じて色補間
比率を設定することを特徴とする請求項13記載の顔画
像処理装置。 - 【請求項16】 前記輝度値に応じた色補間比率の設定
は、背景顔画像(G3)の肌色の中心輝度を有する部分
に対しては背景顔画像(G3)の色補間比率を顔画像
(G1,G2)の色補間比率に比べて最も小さくし、そ
の肌色の中心輝度を中心としてその前後の所定範囲の輝
度値以上または以下の輝度値を有する部分に対しては、
画像G3の色補間比率を顔画像(G1,G2)の色補間
比率に比べて最も大きくし、前記中心輝度の前後所定範
囲内は輝度値の変化に応じて背景顔画像(G3)の色補
間比率を適宜変化させることを特徴とする請求項15記
載の顔画像処理装置。 - 【請求項17】 前記形状補間された形状モデルに対
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、前記顔画像(G1,G2)の各
部分の輝度値の大小を判断し、輝度値の大きさに応じて
色補間比率を設定することを特徴とする請求項13記載
の顔画像処理装置。 - 【請求項18】 前記輝度値に応じた色補間比率の設定
は、顔画像(G1,G2)の肌色の中心輝度を有する部
分に対しては顔画像(G1,G2)の色補間比率を背景
顔画像(G3)の色補間比率に比べて最も大きくし、そ
の肌色の中心輝度を中心としてその前後の所定範囲の輝
度値以上または以下の輝度値を有する部分に対しては、
顔画像(G1,G2)の色補間比率を背景顔画像(G
3)の色補間比率に比べて最も小さくし、前記中心輝度
の前後所定範囲内は輝度値の変化に応じて顔画像(G
1,G2)の色補間比率を適宜変化させることを特徴と
する請求項17記載の顔画像処理装置。 - 【請求項19】 前記形状補間された形状モデルに対
し、それぞれ対応する画素について所定の比率で色補間
する色補間処理手段は、顔を形作る特徴部分単位に色補
間の比率を変化させて色補間を行うことを特徴とする請
求項13記載の顔画像処理装置。 - 【請求項20】 2枚の顔画像(G1,G2)および背
景となる顔画像(G3)と、これら顔画像(G1,G
2,G3)に整合させたそれぞれの形状モデルとから、
前記背景顔画像(G3)をベースとして顔画像(G1,
G2)の特徴を加えた顔画像を合成する顔画像処理装置
において、 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な領域の色を検出す
るそれぞれの色検出手段を有し、それぞれの色検出手段
により検出されたそれぞれの前記特徴的な領域の色デー
タを基にして、前記背景顔画像(G3)を選択すること
を特徴とする顔画像処理装置。 - 【請求項21】 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な
領域の色データに基づく背景顔画像(G3)の選択は、
遺伝的な情報を予め格納した遺伝情報テーブルを設け、
前記顔画像(G1,G2)の前記特徴的な領域の画像デ
ータを基に、前記遺伝情報テーブルを参照して、前記顔
画像(G1,G2)の画像データに対応する背景顔画像
(G3)を選択することを特徴とする請求項20記載の
顔画像処理装置。 - 【請求項22】 前記顔画像(G1,G2)の特徴的な
領域は、少なくとも髪領域、肌領域、目領域のうちの1
つを含むことを特徴とする請求項20記載の顔画像処理
装置。 - 【請求項23】 顔画像(G1,G2)、または背景顔
画像(G3)をベースとして前記顔画像(G1,G2)
の特徴を加えて得られた合成後の顔画像など、或るいず
れか1つの顔画像を処理対象顔画像とし、この処理対象
顔画像とその処理対象画像に整合させた形状モデルを用
い、当該処理対象顔画像の所定の点を所定量だけ移動さ
せることによって表情を変化させる顔画像処理装置にお
いて、 表情を変化させるための予め設定された定数が格納され
る表情データ記憶手段と、 当該処理対象の顔画像内の或る一点からその顔画像の輪
郭に向かって横方向および縦方向に向かう2つのベクト
ル、これらの各ベクトルに直交しこれら各ベクトルの相
乗平均の大きさを有するベクトルを求め、これら2つの
ベクトルと、前記表情を変化させるための予め設定され
た定数とを基に、当該顔画像の所定の点の移動方向及び
移動量を表す移動ベクトルを算出する表情変化処理手段
と、 を有することを特徴とする顔画像処理装置。 - 【請求項24】 顔画像(G1,G2)、または背景顔
画像(G3)をベースとして前記顔画像(G1,G2)
の特徴を加えて得られた合成後の顔画像など、或るいず
れか1つの顔画像を処理対象顔画像とし、この処理対象
顔画像とその処理対象画像に整合させた形状モデルを用
い、前記処理対象顔画像に年齢変化を加える処理を行う
顔画像処理装置において、 予め用意された或る年齢相応の顔画像(G5)とこの顔
画像(G5)に整合させた形状モデルから、この顔画像
(G5)の肌領域の画像を抽出し、この抽出された肌領
域の画像を前記処理対象顔画像の肌領域にマッピングし
て年齢変化処理を行う年齢変化処理部を有したことを特
徴とする顔画像処理装置。
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