JPH0963183A - 磁気ディスク用スピンドルモーター及び磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク用スピンドルモーター及び磁気ディスク装置Info
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- JPH0963183A JPH0963183A JP21441695A JP21441695A JPH0963183A JP H0963183 A JPH0963183 A JP H0963183A JP 21441695 A JP21441695 A JP 21441695A JP 21441695 A JP21441695 A JP 21441695A JP H0963183 A JPH0963183 A JP H0963183A
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- JP
- Japan
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- bearing
- hub
- magnetic disk
- rigidity
- motor
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- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】動圧軸受では、潤滑流体の温度による粘度変化
が軸受剛性を変化させ、磁気ディスクの位置決め精度を
劣化させてしまう。 【構成】使用温度範囲における最大の振動振幅変動が、
磁気ディスクのトラック間隔の5分の1以上3分の2以
下になるよう軸受剛性を定める。 【効果】軸受損失を不必要に増加させることなく、十分
な軸受剛性を得る事ができ、大容量の磁気ディスク装置
が実現できる。
が軸受剛性を変化させ、磁気ディスクの位置決め精度を
劣化させてしまう。 【構成】使用温度範囲における最大の振動振幅変動が、
磁気ディスクのトラック間隔の5分の1以上3分の2以
下になるよう軸受剛性を定める。 【効果】軸受損失を不必要に増加させることなく、十分
な軸受剛性を得る事ができ、大容量の磁気ディスク装置
が実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置、光デ
ィスク装置、レーザービームプリンタのポリゴンミラー
モーターおよびビデオテープレコーダーのシリンダモー
ター、小形冷却用ファン等高速で高精度な回転を要する
機器に適用できる。
ィスク装置、レーザービームプリンタのポリゴンミラー
モーターおよびビデオテープレコーダーのシリンダモー
ター、小形冷却用ファン等高速で高精度な回転を要する
機器に適用できる。
【0002】
【従来の技術】情報機器に用いられるスピンドルモータ
では、従来玉軸受が用いられていた。玉軸受は、安価で
取扱いが簡単なため広く使われているが、玉や玉の転動
面の傷あるいは変形に伴う振動や騒音が発生することが
避けられず、また高速回転にも限界があった。これに対
して、近年加工、組立精度の向上により、玉軸受の高精
度化が進められてきたが、現在ではほぼ限界に近づいて
きている。一方、情報機器分野における軸受にたいする
高速で低振動、低騒音化への要求はコンピュータ装置の
急速な普及と高性能化に伴い非常に厳しいものとなって
きており、このニーズと実際の軸受性能のギャップが機
器の性能向上を阻害する原因の一つになっている。
では、従来玉軸受が用いられていた。玉軸受は、安価で
取扱いが簡単なため広く使われているが、玉や玉の転動
面の傷あるいは変形に伴う振動や騒音が発生することが
避けられず、また高速回転にも限界があった。これに対
して、近年加工、組立精度の向上により、玉軸受の高精
度化が進められてきたが、現在ではほぼ限界に近づいて
きている。一方、情報機器分野における軸受にたいする
高速で低振動、低騒音化への要求はコンピュータ装置の
急速な普及と高性能化に伴い非常に厳しいものとなって
きており、このニーズと実際の軸受性能のギャップが機
器の性能向上を阻害する原因の一つになっている。
【0003】これに対して流体潤滑型動圧滑り軸受(Fl
uid Film Bearing以下FFB)は回転に伴い発生する動圧
効果により回転体を非接触で支持するため、玉軸受に比
較してはるかに低振動で高精度な回転が可能で、高度な
ニーズにたいしても十分に答え得る可能性がある。
uid Film Bearing以下FFB)は回転に伴い発生する動圧
効果により回転体を非接触で支持するため、玉軸受に比
較してはるかに低振動で高精度な回転が可能で、高度な
ニーズにたいしても十分に答え得る可能性がある。
【0004】これらの従来技術の例として、特開平4-27
7317、平5-137206、平5-240241等がある。
7317、平5-137206、平5-240241等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】FFBにおいてその潤滑
流体には、通常タービン油等の合成油が使われる。これ
らの油はその成分によって、若干の差異はあるものの、
温度によりその粘性が大きく変化する性質を持つ。この
粘度変化はFFBの性質に大きく影響する。すなわち高温
になり潤滑流体の粘度が低下すると油膜剛性すなわち軸
受剛性は低下し、逆に、低温になり潤滑流体粘度が高く
なると、軸受剛性は高くなる。これは振動の面から考え
ると、振動を発生させる力すなわち外力が一定でも、振
動の大きさが温度により変動する事を現す。これは、磁
気ディスク、光ディスク等、スピンドルモータにより駆
動される記録面に対して、磁気ヘッドあるいは光ピック
アップ等の記録素子を相対的に高精度に位置決めする必
要のある装置に対しては非常に問題となる。なぜなら、
ある温度で書き込まれた情報を別の温度で読みだす際
に、振動の振幅が異なると、書き込まれた情報と読み出
す素子の相対位置が書き込み時と異なり位置誤差が発生
し、これが情報のエラーを引き起こす原因になるからで
ある。
流体には、通常タービン油等の合成油が使われる。これ
らの油はその成分によって、若干の差異はあるものの、
温度によりその粘性が大きく変化する性質を持つ。この
粘度変化はFFBの性質に大きく影響する。すなわち高温
になり潤滑流体の粘度が低下すると油膜剛性すなわち軸
受剛性は低下し、逆に、低温になり潤滑流体粘度が高く
なると、軸受剛性は高くなる。これは振動の面から考え
ると、振動を発生させる力すなわち外力が一定でも、振
動の大きさが温度により変動する事を現す。これは、磁
気ディスク、光ディスク等、スピンドルモータにより駆
動される記録面に対して、磁気ヘッドあるいは光ピック
アップ等の記録素子を相対的に高精度に位置決めする必
要のある装置に対しては非常に問題となる。なぜなら、
ある温度で書き込まれた情報を別の温度で読みだす際
に、振動の振幅が異なると、書き込まれた情報と読み出
す素子の相対位置が書き込み時と異なり位置誤差が発生
し、これが情報のエラーを引き起こす原因になるからで
ある。
【0006】玉軸受においては、この様な温度変動はほ
とんどないから、このFFBの温度変動量がもし玉軸受の
発生する振動量よりも大きいとすると、玉軸受にたいす
るFFBの振動的なメリットは相殺されてしまう。
とんどないから、このFFBの温度変動量がもし玉軸受の
発生する振動量よりも大きいとすると、玉軸受にたいす
るFFBの振動的なメリットは相殺されてしまう。
【0007】そこで、本発明の目的は、情報を記録する
ための回転する記録媒体とこの記録媒体への記録再生動
作を行う記録素子とを備えた記録再生装置において、温
度変化があっても記録素子を記録媒体に対して記録再生
性能を阻害しない精度で位置決めすることができる記録
再生装置、または、これを可能にする流体潤滑型動圧滑
り軸受を提供することにある。
ための回転する記録媒体とこの記録媒体への記録再生動
作を行う記録素子とを備えた記録再生装置において、温
度変化があっても記録素子を記録媒体に対して記録再生
性能を阻害しない精度で位置決めすることができる記録
再生装置、または、これを可能にする流体潤滑型動圧滑
り軸受を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気ディスク用スピンドルモータは、磁気
ディスクを一枚もしくはそれ以上積層できるハブとこの
ハブを回転駆動するモータ及びハブをある回転中心に支
持し自由に回転可能とする流体潤滑型動圧軸受を備え持
ち、その軸受剛性を装置使用温度範囲における振動振幅
の変化が、磁気ディスク上に書き込まれた径方向の記録
間隔の5分の1以上3分の2以下になるように定める。
に、本発明の磁気ディスク用スピンドルモータは、磁気
ディスクを一枚もしくはそれ以上積層できるハブとこの
ハブを回転駆動するモータ及びハブをある回転中心に支
持し自由に回転可能とする流体潤滑型動圧軸受を備え持
ち、その軸受剛性を装置使用温度範囲における振動振幅
の変化が、磁気ディスク上に書き込まれた径方向の記録
間隔の5分の1以上3分の2以下になるように定める。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
の磁気ディスク用スピンドルモータは、2.5インチの磁
気ディスクを一枚もしくはそれ以上積層できるハブとこ
のハブを回転駆動するモータ及びハブをある回転中心に
支持し、自由に回転可能とする流体潤滑型動圧軸受を備
え持ち、その軸受剛性を20℃で3kN/mm以上15kN/mm以下
とする。
の磁気ディスク用スピンドルモータは、2.5インチの磁
気ディスクを一枚もしくはそれ以上積層できるハブとこ
のハブを回転駆動するモータ及びハブをある回転中心に
支持し、自由に回転可能とする流体潤滑型動圧軸受を備
え持ち、その軸受剛性を20℃で3kN/mm以上15kN/mm以下
とする。
【0010】また、上記目的を達成するために、本発明
の磁気ディスク装置は、磁気ディスクを一枚もしくはそ
れ以上積層できるハブとこのハブを回転駆動するモータ
及びハブをある回転中心に支持し自由に回転可能とする
流体潤滑型動圧軸受を備え持つ磁気ディスク用スピンド
ルモータを用い、温度による軸受振動の振幅変動が、ト
ラック間隔の5分の1以上3分の2以下の範囲であるよ
うにする。
の磁気ディスク装置は、磁気ディスクを一枚もしくはそ
れ以上積層できるハブとこのハブを回転駆動するモータ
及びハブをある回転中心に支持し自由に回転可能とする
流体潤滑型動圧軸受を備え持つ磁気ディスク用スピンド
ルモータを用い、温度による軸受振動の振幅変動が、ト
ラック間隔の5分の1以上3分の2以下の範囲であるよ
うにする。
【0011】
【作用】振動振幅は、軸受剛性を大きくすればそれに比
して小さくなっていくことは自明であるが、一方、スピ
ンドルモータの特性で重要なものの一つである軸受損失
は、剛性とほぼ比例して増加する。この軸受損失は小さ
ければ小さいほど装置としては望ましい。従ってFFBの
設計において重要な点は、装置としての性能を満足する
必要十分な軸受剛性を決定することである。
して小さくなっていくことは自明であるが、一方、スピ
ンドルモータの特性で重要なものの一つである軸受損失
は、剛性とほぼ比例して増加する。この軸受損失は小さ
ければ小さいほど装置としては望ましい。従ってFFBの
設計において重要な点は、装置としての性能を満足する
必要十分な軸受剛性を決定することである。
【0012】磁気ディスク装置における位置決め精度
は、その径方向記録密度(Track PerInch以下TPI)によ
り決定され、おおよそトラック間隔(TPIの逆数)の1
0分の1以下の値をとる。
は、その径方向記録密度(Track PerInch以下TPI)によ
り決定され、おおよそトラック間隔(TPIの逆数)の1
0分の1以下の値をとる。
【0013】図6に従来の装置の位置決め精度を阻害す
る要因を分析した結果を示す。位置決め精度を阻害する
要因は、大きく電気的ノイズ、ディスク・ヘッド振動、
軸受非同期振動の3種類に分けられ、その大きさはほぼ
均等であることが分かってきた。この場合の軸受非同期
振動とは、玉軸受に固有の回転に同期しない振動で、動
圧軸受の場合は、先に述べた温度による振動振幅変動が
これに相当する。
る要因を分析した結果を示す。位置決め精度を阻害する
要因は、大きく電気的ノイズ、ディスク・ヘッド振動、
軸受非同期振動の3種類に分けられ、その大きさはほぼ
均等であることが分かってきた。この場合の軸受非同期
振動とは、玉軸受に固有の回転に同期しない振動で、動
圧軸受の場合は、先に述べた温度による振動振幅変動が
これに相当する。
【0014】電気的ノイズとディスク・ヘッド振動はTP
Iの増加にともない磁気ヘッドの大きさを小さくし、デ
ィスクとヘッド間の浮上量を低減することによりほぼト
ラック間隔に比例して減少すると考えられる。これにた
いして軸受振動はヘッドとは無関係であるから、何もし
なければ軸受分は低減せず、TPIを増加させる事はでき
なくなる。この事から、TPIを増加させるには軸受によ
る位置誤差を常に位置決め精度の3分の1以下にするよ
う軸受を設計する必要であることがわかる。
Iの増加にともない磁気ヘッドの大きさを小さくし、デ
ィスクとヘッド間の浮上量を低減することによりほぼト
ラック間隔に比例して減少すると考えられる。これにた
いして軸受振動はヘッドとは無関係であるから、何もし
なければ軸受分は低減せず、TPIを増加させる事はでき
なくなる。この事から、TPIを増加させるには軸受によ
る位置誤差を常に位置決め精度の3分の1以下にするよ
う軸受を設計する必要であることがわかる。
【0015】また、軸受剛性を大きくする事は必然的に
軸受損失を大きくするから、不必要に大きくする事は避
けなければならない。軸受以外の要因のばらつきを考慮
すると、軸受振動成分は位置決め精度の10分の1を満
たせば十分と考えらる。この条件を軸受の振動量とトラ
ック間隔の関係に直すと次の関係が成り立つ。
軸受損失を大きくするから、不必要に大きくする事は避
けなければならない。軸受以外の要因のばらつきを考慮
すると、軸受振動成分は位置決め精度の10分の1を満
たせば十分と考えらる。この条件を軸受の振動量とトラ
ック間隔の関係に直すと次の関係が成り立つ。
【0016】 位置決め精度/10<振動振幅変動/サーボ系圧縮率<位置決め精度/3 ・・・(1)◆ トラック間隔/100<位置誤差<トラック間隔/30・・・(1)’◆ サーボ系の圧縮率を20と仮定する次の関係が成り立つ。◆ 1/5・トラック間隔<振動振幅変動<2/3・トラック間隔・・・(2) 位置誤差を発生させる最も大きな外力として考えられる
ものは、アンバランス振動である。図7に2.5インチ磁
気ディスク装置における位置誤差と軸受剛性の関係の一
例を示す。縦軸にアンバランス振動による位置誤差(位
置誤差=アンバランス振動振幅÷サーボ系圧縮率)を位
置決め精度で割って無次元化した値を、横軸に軸受剛性
をとっている。この高温時と低温時での縦軸の変化が0.
3以下になるような軸受剛性を選べば、位置誤差はつね
に位置決め精度の3分の1以下となる。
ものは、アンバランス振動である。図7に2.5インチ磁
気ディスク装置における位置誤差と軸受剛性の関係の一
例を示す。縦軸にアンバランス振動による位置誤差(位
置誤差=アンバランス振動振幅÷サーボ系圧縮率)を位
置決め精度で割って無次元化した値を、横軸に軸受剛性
をとっている。この高温時と低温時での縦軸の変化が0.
3以下になるような軸受剛性を選べば、位置誤差はつね
に位置決め精度の3分の1以下となる。
【0017】図中には例として同一温度で比較して軸受
剛性が小さいスピンドル(SP1;軸受剛性約1kN/mm)と
大きいスピンドル(SP2;軸受剛性約5kN/mm)について示
している。いずれも、範囲の右側が低温側(5℃)で、
左側が高温側(55℃)である。
剛性が小さいスピンドル(SP1;軸受剛性約1kN/mm)と
大きいスピンドル(SP2;軸受剛性約5kN/mm)について示
している。いずれも、範囲の右側が低温側(5℃)で、
左側が高温側(55℃)である。
【0018】同じ温度変化に対して軸受剛性の大きなス
ピンドルのほうが、軸受剛性の小さなスピンドルよりも
振幅変化が小さい。これは軸受剛性の変化にたいする振
動振幅の変化の割合が一様ではなく、軸受剛性が小さい
領域の方が軸受剛性が大きい領域に較べ、変化の割合が
大きいためである。
ピンドルのほうが、軸受剛性の小さなスピンドルよりも
振幅変化が小さい。これは軸受剛性の変化にたいする振
動振幅の変化の割合が一様ではなく、軸受剛性が小さい
領域の方が軸受剛性が大きい領域に較べ、変化の割合が
大きいためである。
【0019】SP1のスピンドルの場合は、高温時と低温
時の変化の大きさは、0.4以上あり、必要な位置決め精
度を満足できない。SP2のスピンドルの場合、高温と低
温における変化の大きさは、0.2程度であり、この場合
は条件を満足する。この図から2.5インチ装置の場合は2
0℃で軸受剛性が3kN/mm以上15kN/mm以下であれば条件を
満足できることがわかる。このように、軸受剛性を式
(1)あるいは式(2)のTPIの条件から求める事により、装
置に必要十分な軸受剛性を決定できる。
時の変化の大きさは、0.4以上あり、必要な位置決め精
度を満足できない。SP2のスピンドルの場合、高温と低
温における変化の大きさは、0.2程度であり、この場合
は条件を満足する。この図から2.5インチ装置の場合は2
0℃で軸受剛性が3kN/mm以上15kN/mm以下であれば条件を
満足できることがわかる。このように、軸受剛性を式
(1)あるいは式(2)のTPIの条件から求める事により、装
置に必要十分な軸受剛性を決定できる。
【0020】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例を示す。磁気デ
ィスク17はスペーサを間に挟んだ状態でハブ1に積層
される。ハブ1の内周側にはモータロータマグネット3
が設けられており、固定側に設けられているステータコ
イル8との間でモータを形成しており、前期磁気ディス
ク17、ハブ1の回転系を高速で回転駆動する。ステー
タコイル8はブラケット7の外周に固定されており、ブ
ラケット7はベース10に固定されている。また、ブラ
ケット7内側には軸受6が固定されてる。
ィスク17はスペーサを間に挟んだ状態でハブ1に積層
される。ハブ1の内周側にはモータロータマグネット3
が設けられており、固定側に設けられているステータコ
イル8との間でモータを形成しており、前期磁気ディス
ク17、ハブ1の回転系を高速で回転駆動する。ステー
タコイル8はブラケット7の外周に固定されており、ブ
ラケット7はベース10に固定されている。また、ブラ
ケット7内側には軸受6が固定されてる。
【0021】ハブ1にはシャフト2が圧入されており、
このシャフト2は軸受6に挿入されている。シャフト2
には、上下のスラスト受け5が、軸受6を挟みこむよう
な構成で取り付けられている。動圧軸受は、シャフト2
と軸受6間および上下のスラスト受け5と軸受6間に形
成され、その隙間には潤滑油もしくは磁性流体が封入さ
れており、回転に伴う流体の動圧効果により回転系を支
える。封入された潤滑液体は軸受け端面に設けたシール
10と、モータ下端のフタ4により外部への漏洩が内容
に完全に封入されている。
このシャフト2は軸受6に挿入されている。シャフト2
には、上下のスラスト受け5が、軸受6を挟みこむよう
な構成で取り付けられている。動圧軸受は、シャフト2
と軸受6間および上下のスラスト受け5と軸受6間に形
成され、その隙間には潤滑油もしくは磁性流体が封入さ
れており、回転に伴う流体の動圧効果により回転系を支
える。封入された潤滑液体は軸受け端面に設けたシール
10と、モータ下端のフタ4により外部への漏洩が内容
に完全に封入されている。
【0022】ラジアル軸受部は軸受6内周あるいはシャ
フト2外周に形成されており、動圧軸受の形式は、図2
示したような円弧形式あるいは図4に示したグルーブ溝
形式が考えられ、いずれの形式においても本発明が適用
できる。
フト2外周に形成されており、動圧軸受の形式は、図2
示したような円弧形式あるいは図4に示したグルーブ溝
形式が考えられ、いずれの形式においても本発明が適用
できる。
【0023】スラスト部の軸受形式は、図3に示したテ
ーパーランド形式、あるいは図5に示したスパイラル形
式が考えられ、どちらの場合も先に述べたラジアル軸受
と組み合わせて本発明に適用できる。スラスト軸受け
は、下スラスト受け5の両面と軸受6端面およびフタと
の間に形成してもよい。
ーパーランド形式、あるいは図5に示したスパイラル形
式が考えられ、どちらの場合も先に述べたラジアル軸受
と組み合わせて本発明に適用できる。スラスト軸受け
は、下スラスト受け5の両面と軸受6端面およびフタと
の間に形成してもよい。
【0024】ラジアル軸受剛性は、図2の円弧溝軸受の
場合も図4のグルーブ溝軸受の場合も潤滑流体の粘度と
回転速度及びその軸受隙間と軸受長によって決定され
る。これらを適正に設計し、軸受アンバランス振動振幅
の温度変化が、トラック間隔の5分の1以上で3分の2
以下になるように軸受剛性を決定する。
場合も図4のグルーブ溝軸受の場合も潤滑流体の粘度と
回転速度及びその軸受隙間と軸受長によって決定され
る。これらを適正に設計し、軸受アンバランス振動振幅
の温度変化が、トラック間隔の5分の1以上で3分の2
以下になるように軸受剛性を決定する。
【0025】図8には本発明を用いた2.5インチ磁気デ
ィスク17装置の一例を示す。実施例1で示したスピン
ドルモータがベース10に形成され、直径2.5インチの
磁気ディスク17がこのスピンドルモータに2枚積層さ
れている。ベース10にはピポット軸24と軸受を介し
て揺動自在にロータリー型のアクチュエータ23が設け
られている。ロータリーアクチュエータ23にはロード
アーム21を介して4個の磁気ヘッド20が2枚の磁気
ディスク17の各々両面に接する様に設けられており、
磁気ディスク17上の任意のトラック位置に移動し、磁
気的情報を読み書きできる構造となっている。ベース1
0はカバー22により完全に覆われる様に構成されてお
り、磁気ディスク17及び磁気ヘッド20部分は、清浄
な環境内に隔離され、外界の塵埃から守られている。
ィスク17装置の一例を示す。実施例1で示したスピン
ドルモータがベース10に形成され、直径2.5インチの
磁気ディスク17がこのスピンドルモータに2枚積層さ
れている。ベース10にはピポット軸24と軸受を介し
て揺動自在にロータリー型のアクチュエータ23が設け
られている。ロータリーアクチュエータ23にはロード
アーム21を介して4個の磁気ヘッド20が2枚の磁気
ディスク17の各々両面に接する様に設けられており、
磁気ディスク17上の任意のトラック位置に移動し、磁
気的情報を読み書きできる構造となっている。ベース1
0はカバー22により完全に覆われる様に構成されてお
り、磁気ディスク17及び磁気ヘッド20部分は、清浄
な環境内に隔離され、外界の塵埃から守られている。
【0026】この装置の例では、図2に示したような非
対称の三円弧軸受を用い、回転数4600rpm、で軸受最少
隙間3μm、軸受幅2mmで軸受剛性は5kN/mmとなってお
り、図7のSP2の剛性とほぼ同等な剛性を持つように設
計されている。
対称の三円弧軸受を用い、回転数4600rpm、で軸受最少
隙間3μm、軸受幅2mmで軸受剛性は5kN/mmとなってお
り、図7のSP2の剛性とほぼ同等な剛性を持つように設
計されている。
【0027】
【発明の効果】軸受剛性をトラック間隔の5分の1以
上、3分の2以下とすることにより、アンバランス振動
振幅の温度変化を常に位置決め精度を満足する大きさに
押さえる事ができ、軸受損失を不必要に大きくすること
なく高精度なスピンドルを実現できる。これは、磁気デ
ィスク17装置の高密度記録を可能とし、装置の大容量
化が可能となる。
上、3分の2以下とすることにより、アンバランス振動
振幅の温度変化を常に位置決め精度を満足する大きさに
押さえる事ができ、軸受損失を不必要に大きくすること
なく高精度なスピンドルを実現できる。これは、磁気デ
ィスク17装置の高密度記録を可能とし、装置の大容量
化が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例の部品図である。
【図3】本発明の第1の実施例の部品図である。
【図4】本発明の第1の実施例の部品図である。
【図5】本発明の第1の実施例の部品図である。
【図6】課題を解決する手段を説明する図である。
【図7】課題を解決する手段を説明する図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す図である。
1…ハブ、2…シャフト、3…モータマグネット、4…
ふた、5…スラスト受け、6…軸受、7…ブラケット、
8…モータステータ、9…シール、10…ベース、11
…油溝、12…ランド部、13…テーパー部、14…グ
ルーブ溝、15…スパイラル溝、16…ランド部、17
…磁気ディスク、18…スペーサ、19…クランプ、2
0…磁気ヘッド、21…ロードアーム、22…カバー、
23…ロータリーアクチュエータ、24…ピボット軸。
ふた、5…スラスト受け、6…軸受、7…ブラケット、
8…モータステータ、9…シール、10…ベース、11
…油溝、12…ランド部、13…テーパー部、14…グ
ルーブ溝、15…スパイラル溝、16…ランド部、17
…磁気ディスク、18…スペーサ、19…クランプ、2
0…磁気ヘッド、21…ロードアーム、22…カバー、
23…ロータリーアクチュエータ、24…ピボット軸。
フロントページの続き (72)発明者 井上 知昭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】磁気ディスクを一枚もしくはそれ以上積層
できるハブとこのハブを回転駆動するモータ及びハブを
ある回転中心に支持し自由に回転可能とする流体潤滑型
動圧軸受を備え持ち、その軸受剛性を装置使用温度範囲
における振動振幅の変化が、磁気ディスク上に書き込ま
れた径方向の記録間隔の5分の1以上3分の2以下にな
るように定めたことを特徴とする磁気ディスク用スピン
ドルモータ。 - 【請求項2】2.5インチの磁気ディスクを一枚もしくは
それ以上積層できるハブとこのハブを回転駆動するモー
タ及びハブをある回転中心に支持し、自由に回転可能と
する流体潤滑型動圧軸受を備え持ち、その軸受剛性を20
℃で3kN/mm以上15kN/mm以下としたことを特徴とする磁
気ディスク用スピンドルモータ。 - 【請求項3】磁気ディスクを一枚もしくはそれ以上積層
できるハブとこのハブを回転駆動するモータ及びハブを
ある回転中心に支持し自由に回転可能とする流体潤滑型
動圧軸受を備え持つ磁気ディスク用スピンドルモータを
用い、温度による軸受振動の振幅変動が、トラック間隔
の5分の1以上3分の2以下の範囲である事を特徴とす
る磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21441695A JPH0963183A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 磁気ディスク用スピンドルモーター及び磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21441695A JPH0963183A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 磁気ディスク用スピンドルモーター及び磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0963183A true JPH0963183A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16655434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21441695A Pending JPH0963183A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | 磁気ディスク用スピンドルモーター及び磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0963183A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6034454A (en) * | 1998-03-26 | 2000-03-07 | Nidec Corporation | Motor |
| CN102951268A (zh) * | 2012-11-20 | 2013-03-06 | 张家港市海丰水面环保机械有限公司 | 一种机械式全自动清漂船结构 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP21441695A patent/JPH0963183A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6034454A (en) * | 1998-03-26 | 2000-03-07 | Nidec Corporation | Motor |
| CN102951268A (zh) * | 2012-11-20 | 2013-03-06 | 张家港市海丰水面环保机械有限公司 | 一种机械式全自动清漂船结构 |
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