JPH0963788A - 除電装置 - Google Patents
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Abstract
く確実に除電することができる除電装置を提供する。 【構成】 接地された導電性の支持体8に電気的に接続
された状態で互いに間隔を存して配設された複数の導電
性繊維9を備える自己放電電極部5と、絶縁体により被
覆された導電性芯材12を備える電界形成電極部6とを
設ける。電界形成電極部6の芯材12に交流高電圧を印
加する電圧印加手段3を設ける。自己放電電極部5を、
交流高電圧が印加された電界形成電極部6の芯材12か
ら生じる電界が導電性繊維9の先端に集中する位置に設
ける。
Description
電を発生させて生成した空気イオンを用いて帯電体の静
電気を除去する除電装置に関する。
置として電圧印加式除電装置が知られている。
示すように、除電電極部aと交流高圧電源bと両者を接
続する高圧ケーブルcとからなる。前記除電電極部a
は、多数の針状の放電電極dが棒状の絶縁体の柄部eの
長手方向に配設され、前記放電電極dと間隔を存して対
向する接地電極fが絶縁体の柄部eの両端部に絶縁材を
介して支持されている。
圧を高圧ケーブルcを介して前記放電電極dに印加する
ことにより、該放電電極dと前記接地電極fとの間に高
電界が形成され、前記放電電極dの先端に電界が集中し
てコロナ放電が発生し、空気イオンが生成される。該空
気イオンにより帯電体xの電荷を中和して除電する。
が交流であるため、正の空気イオンと負の空気イオンが
交互に生成される。帯電体xが負に帯電している場合に
は正の空気イオンによって中和され、帯電体xが正に帯
電している場合には負の空気イオンによって中和され
る。
は常に放電電極dに高電圧が印加されている状態にある
ため、該放電電極dに帯電体x以外の接地体等が接触し
たときには前記柄部eの表面を伝わって高電圧が漏洩
し、柄部eの絶縁劣化や、その焼損を招くおそれがあ
る。
として自己放電式除電装置が知られている。
示すように、アルミニウム等の導電体の柄部gに放電電
極として複数の導電性繊維hが保持されており、該柄部
gから延びる導線iを介して接地されている。該自己放
電式除電装置は、帯電体xの静電気エネルギーを利用し
て空気イオンを生成するもので、帯電体xからの電界
を、接地した放電電極の導電性繊維hに集めて、その電
界によってコロナ放電を発生させ、空気イオンを生成す
る。帯電体xが負に帯電している場合は、正の空気イオ
ンが放電電極により生成されて帯電体xの負電荷が中和
される。帯電体xが正に帯電している場合は、負の空気
イオンが放電電極により生成されて帯電体xの正電荷が
中和される。このように、自己放電式除電装置は、帯電
体xの静電気エネルギーを利用して空気イオンを生成す
るので、前述した電圧印加式除電装置に見られる交流高
圧電源を必要としない。
効果は帯電体xの帯電電圧の大小に左右され、帯電電圧
が低い場合、具体的には帯電電圧が正・負共に絶対値が
約3.0kV以下の場合には、コロナ放電が発生せず除
電が全く行われない不都合がある。
て、本発明は、帯電体の帯電電圧の大小に左右されるこ
となく確実に除電することができる除電装置を提供する
ことを目的とする。
めに、本発明の第1の態様は、支持体に電気的に接続さ
れ且つ接地された状態で互いに間隔を存して配設された
複数の導電性繊維を備える自己放電電極部と、絶縁体に
より被覆された導電性芯材を備える電界形成電極部と、
絶縁体によって形成され両電極部を一体に支持する支持
柄部と、前記電界形成電極部の芯材に交流高電圧を印加
する電圧印加手段とを備えてなり、前記自己放電電極部
は、交流高電圧が印加された前記電界形成電極部の芯材
から生じる電界が前記導電性繊維の先端に集中する位置
に設けられていることを特徴とする。
電極を、帯電した帯電体に接近させると、帯電体の電圧
が高い場合には、帯電体からの電界が自己放電電極部の
接地された導電性繊維の先端に集中し、コロナ放電が該
導電性繊維の先端に発生する。帯電体の電圧が低い場合
には、前記電圧印加手段によって電界形成電極部の芯材
に交流高電圧が印加されていることにより、電界形成電
極部から形成される電界によって帯電体からの電界の不
足分が補われて導電性繊維の先端にコロナ放電が発生す
る。従って、帯電体の帯電電圧が高い場合、低い場合の
何れにおいても帯電体の除電が十分可能となる。このよ
うに、本発明によれば、前記電圧印加手段によって電界
形成電極部の芯材に交流高電圧が印加されていることに
より、電界形成電極部から形成される電界によって帯電
体の帯電電圧の絶対値が小さくても帯電体からの電界の
不足分を補うことができる。そして更に、前記除電電極
を帯電体に接近させたとき、帯電体の電圧の高低に左右
されることなく電界を自己放電電極部の導電性繊維の先
端に集中させてコロナ放電を発生させることができ、コ
ロナ放電により生成された空気イオンにより帯電体の電
荷を中和して良好に除電を行うことができる。
界形成電極部は前記支持柄部の長手方向に沿って設けら
れており、該支持柄部を介して電界形成電極部の両側位
置に沿って一対の前記自己放電電極部が設けられている
ことを特徴とする。このとき、前記自己放電電極部は、
前記支持柄部の外側に前記支持体を介して接着されてい
る構成を挙げることができる。
生じる電界をその両側に位置する夫々の自己放電電極部
の導電性繊維に向かって均等に導電性繊維の先端に集中
させることができる。そしてこのような導電性繊維の先
端への電界の集中によって、帯電体が移動している場合
に、帯電体の進行方向が正逆何れであっても、各電極部
下の通過順が同一とされ、除電電極の設置方向に影響さ
れることなく良好な除電を行うことができる。
己放電電極部は前記支持柄部の長手方向に沿って設けら
れており、該支持柄部を介して自己放電電極部の両側位
置に沿って一対の前記電界形成電極部が設けられている
ことを特徴とする。このとき、両電界形成電極部は、互
いに平行に前記支持柄部に支持されており、該支持柄部
は、両電界形成電極部間に沿って形成された溝部を備
え、該溝部に前記自己放電電極部が装着されている構成
を挙げることができる。
放電電極部の両側に沿って位置するようにしたことによ
り、両電界形成電極部の芯材から生じる電界はその中央
部に位置する自己放電電極部の導電性繊維の両側から均
等にその先端に集中させることができる。
界形成電極部は、前記支持柄部に支持されており、該支
持柄部は、導電性芯材の長手方向に沿って形成された溝
部を備え、該溝部に前記自己放電電極部が装着されてい
ることを特徴とする。
繊維を導電性芯材の直径方向に延びる位置に設けること
ができ、電界形成電極部の芯材から生じる電界を導電性
繊維の両側から均等にその先端に集中させることができ
る。
持柄部は、前記電界形成電極部の長手方向に沿って該支
持柄部の外方に突出する平板状の凸条を備え、該凸条に
前記自己放電電極部が前記支持体を介して接着されてい
ることを特徴とする。
繊維を導電性芯材の直径方向に延びる位置に設けること
ができ、電界形成電極部の芯材から生じる電界を導電性
繊維の両側から略均等にその先端に集中させることがで
きる。
て、前記自己放電電極部の支持体は接地された導電性の
材料によって形成されており、該支持体に支持された各
導電性繊維は互いに該支持体を介して電気的に接続され
且つ接地されていることを特徴とする。
性の材料によって形成されており、各導電性繊維は該各
導電性繊維を互いに電気的に接続し且つ接地する導電性
部材を介して前記支持体に支持されていることを特徴と
する。
においては、前記自己放電電極部の支持体を導電性の材
料により形成する場合と、絶縁性の材料により形成する
場合とが挙げられる。
芯材が絶縁体の支持柄部に支持されてなる電界形成電極
部と、該電界形成電極部に少なくとも両端部が支持体を
介して支持され且つ接地された状態で前記導電性芯材に
平行に設けられた導電性繊維を備える自己放電電極部
と、絶縁体によって形成され両電極部を一体に支持する
支持柄部と、前記電界形成電極部の芯材に交流高電圧を
印加する電圧印加手段とを備えてなり、前記自己放電電
極部は、交流高電圧が印加された前記電界形成電極部の
芯材から生じる電界が前記導電性繊維に沿って集中する
位置に設けられていることを特徴とする。
形成電極部の支持柄部は、導電性芯材の長手方向に沿っ
て該支持柄部の外方に突出する平板状の凸条を備え、該
凸条の先端に前記自己放電電極部が前記支持体を介して
支持されていることを特徴とする。
性芯材に対して平行に設けられている点で前述の第1乃
至第5の態様と異なるものである。これにより、導電性
繊維は、その先端ではなく外周面が帯電体に対向する
が、その外周面は微視的には粗面状になっているため、
前記電界形成電極部の芯材から生じる電界を導電性繊維
の外周面の突端に集中させることができる。しかも、導
電性繊維を前記凸条の先端に設けることにより、前記電
界形成電極部の芯材から生じる電界が前記導電性繊維の
両側から均等に集中し、高い除電効果を得ることができ
る。
おいて、前記電圧印加手段は、高周波高電圧を前記電界
形成電極部の芯材に印加することを特徴とする。
記自己放電電極部と前記電界形成電極部とを支持する支
持柄部に一体に設けられていることを特徴とする。
も、前記電圧印加手段より前記電界形成電極部の芯材に
印加される電圧は交流であれば、商用周波数(50Hz〜
60Hz)だけでなく高周波(10kHz 〜100kHz )で
あっても高い除電効果を得ることができる。前記電圧印
加手段を高周波高電圧を発生させる装置とすることによ
り、商用周波数により交流高電圧を発生させる装置に比
して小型・軽量となるため、該電圧印加手段を支持柄部
に一体に設けて除電装置をコンパクトに形成することが
できる。
て説明する。図1は本発明の第1の実施形態の除電装置
を示す説明図、図2は図1のII−II線断面説明図、図3
は本実施形態による除電効果を確認するための試験装置
の概略図、図4は図3の装置による試験結果を示す線
図、図5は本発明の第2の実施形態の除電装置の要部を
断面視して示す説明図、図6は本発明の第3の実施形態
の除電装置の要部を断面視して示す説明図、図7は本発
明の第4の実施形態の除電電極を示す説明図、図8は図
7のVIII−VIII線断面図、図9は本発明の第5の実施形
態の除電電極を示す説明図、図10は図9のX−X線断
面図、図11は第4の実施形態の変形例の除電装置の要
部を断面視して示す説明図、図12は本発明の第6の実
施形態の除電電極を示す説明図、図13は図12の XII
I-XIII線断面図、図14は本発明の実施形態の変形例の
除電装置を示す説明図である。
装置1は、除電電極2、電圧印加手段である交流高圧電
源3、除電電極2と交流高圧電源3とを接続する高圧ケ
ーブル4とによって構成されている。
電界形成電極部6と、両電極部5,6を支持する絶縁体
の支持柄部7とによって構成されている。図2に示すよ
うに、自己放電電極部5は、アルミニウム製板材を折り
曲げ重合して形成された支持体8に、互いに間隔を存し
て一端部が挟持された複数の導電性繊維9を備えてお
り、該支持体8は支持柄部7の一側面に固着されて支持
されている。電界形成電極部6は、支持柄部7の長手方
向に穿設された支持穴10に絶縁被覆材11を介して支
持された導電性芯材12を備えている。該芯材12は、
前記高圧ケーブル4に電気的に接続されている。なお、
高圧ケーブル4そのものを、支持穴10に挿入して芯材
12としてもよい。また、図1に示すように、自己放電
電極部5の支持体8は、接地リード線13を介して大地
14に接地され、前記交流高圧電源3は、電源入力リー
ド線15を介して図示しない電源コンセントに接続され
ると共に接地リード線16を介して大地14に接地され
る。
体Xの除電を行う場合には、帯電体Xに一定の距離を隔
てて前記除電電極2を対峙させ、該除電電極2の自己放
電電極部5を接地し、交流高圧電源3によって電界形成
電極部6に交流高電圧を印加する。
行われる過程を説明する。
圧が+3kV以上である場合には、帯電体Xが形成する
電界が自己放電電極部5の導電性繊維9の先端に集中し
てコロナ放電が発生する。このコロナ放電によって空気
イオンが生成されるが、正の空気イオンは導電性繊維9
に移動して電荷を与え、負の空気イオンは帯電体Xに移
動して該帯電体Xの正の電荷を中和する。これによっ
て、帯電体Xは除電される。
圧が−3kV以下である場合には、帯電体Xが形成する
電界が自己放電電極部5の導電性繊維9の先端に集中し
てコロナ放電が発生する。このとき生成された空気イオ
ンは、負の空気イオンが導電性繊維9に移動して電荷を
与え、正の空気イオンが帯電体Xに移動して該帯電体X
の負の電荷を中和する。これによって、帯電体Xは除電
される。
V以下である場合には、交流高圧電源3によって交流高
電圧が印加された電界形成電極部6に電界が発生し、帯
電体Xの比較的小さな電界に重畳されるように電界形成
電極部6の電界が作用する。これにより、帯電体Xの帯
電電圧の絶対値が3kV以下であっても、帯電体Xの電
界と電界形成電極部6の電界とによって自己放電電極部
5の導電性繊維9の先端に集中する電界は比較的大きな
ものとなり、そこにコロナ放電が発生する。そして、正
負の空気イオンが生成されることにより、帯電体Xの電
荷が中和されて除電される。
す試験装置によって第1の試験を行った。該試験装置j
は、帯電したフィルムkに前記除電電極2を対峙させて
その除電効果を調べるためのものである。本装置jに帯
電体として設けられるフィルムkは、ポリエチレン製フ
ィルムであり、厚さ0.1mm、幅100mmの無端帯
状に形成されている。該フィルムkは、駆動ロールr、
従動ロールm、伸長ロールnに掛けわたされて無端回動
される。駆動ロールrから従動ロールnまでが試験セク
ションであり、この試験セクションにおけるフィルムk
の走行速度vは適宜設定可能とされている。試験セクシ
ョンのフィルムkの上方位置には、その上流側から、静
電気付与電極o、初期帯電電圧測定器p、本実施形態の
除電電極2、残留電圧測定器qが配設されている。この
ように構成された試験装置jによって、先ず、初期帯電
電圧測定器pの電圧値Vinを確認しながら静電気付与
電極oへの印加電圧を高めて、フィルムkの初期帯電電
圧Vinを所望の値に調節する。そして、帯電したフィ
ルムkが除電電極2の下を通過した後の残留電圧Vou
tを残留電圧測定器qによって測定し、除電電極2によ
る除電効果を確認する。 表1に第1の試験結果を示
す。本試験は、除電電極2の導電性繊維9の先端とフィ
ルムkとの設置間隔Dを10mm、フィルム走行速度v
を50m/minとし、電界形成電極部6への印加電圧
Vを0,±3,±4,±5kV(試験No.1〜4)と
した夫々の場合において、初期帯電電圧Vinを±1
5,±10,±5,±3,0kVとしたときの残留電圧
Voutを調べたものである。
図4において、横軸は初期帯電電圧Vin、縦軸は残留
電圧Voutであり、パラメータは電界形成電極部6へ
の印加電圧Vである。表1及び図4に示すように、電界
形成電極部6への印加電圧Vが0kVの場合(試験N
o.1)は従来の自己放電式除電装置と同様の状態を示
すものであり、フィルムkの初期帯電電圧Vinが−
3.0kVから+3.0kVの領域ではコロナ放電が発
生せず、全く除電できない。なお、電界形成電極部6へ
の印加電圧Vが0kVであっても、フィルムkの初期帯
電電圧Vinの絶対値が大きければコロナ放電が発生し
て空気イオンによる除電が行われる。
Vの場合、フィルムkの初期帯電電圧Vinの全領域で
良好に除電が行われている。特に、フィルムkの初期帯
電電圧Vinが−3.0kVから+3.0kVの領域で
も良好に除電が行われることが明らかとなった。更に、
電界形成電極部6への印加電圧Vを±4kV,±5kV
と高めていくと、除電効果がより良好となる。
明する。図5は支持柄部7を断面視して第2の実施形態
の除電電極16を示すものである。なお、図中前記第1
の実施形態において説明したものは同一の符号を附して
その説明を省略する。支持柄部7には、前記電界形成電
極部6の両側に沿って一対の前記自己放電電極部5,5
が支持されている。これにより、図5に示すように電界
形成電極部6の芯材12を介して左右対象に一対の自己
放電電極部5,5の各導電性繊維9,9が位置し、例え
ば、図3を参照して、帯電体Xが移動する際に帯電体X
の進行方向が正逆何れであっても、各電極部5,6,5
下の通過順が同一となる。従って、帯電体Xに除電電極
16を対峙させる際にも、除電電極16の設置方向に影
響されない除電を行うことが可能となる。
明する。図6は支持柄部7を断面視して第3の実施形態
の除電電極17を示すものである。なお、図中前記第1
の実施形態において説明したものは同一の符号を附して
その説明を省略する。支持柄部7には、前記自己放電電
極部5の両側に沿って一対の前記電界形成電極部6,6
が設けられている。これにより、図6に示すように自己
放電電極部5の各導電性繊維9を介して左右対象に一対
の電界形成電極部6,6の各芯材12,12が位置し、
例えば、図3を参照すれば、帯電体Xが移動する際に帯
電体Xの進行方向が正逆何れであっても、各電極部6,
5,6下の通過順が同一となる。従って、第2の実施形
態と同様に、帯電体Xに除電電極17を対峙させる際に
も、除電電極17の設置方向に影響されない除電を行う
ことが可能となる。
て、図3に示す試験装置によって第2の試験を行った。
表2に第2の試験結果を示す。
形態の除電電極2をフィルムkの走行方向の上流側に自
己放電電極部5が位置し下流側に電界形成電極部6が位
置するように設置した場合(表1の試験No.4と同
様)であり、試験No.6は第1の実施形態の除電電極
2をフィルムkの走行方向の上流側に電界形成電極部6
が位置し下流側に自己放電電極部5が位置するように設
置した場合である。試験No.7は第2の実施形態の除
電電極16を設置し、試験No.8は第3の実施形態の
除電電極17を設置した場合を示す。第2の試験におけ
る条件は、何れの場合においても電界形成電極部6への
印加電圧Vを±5kVとした事以外は、第1の試験と同
様である。
たものは第3の実施形態の除電電極17であり(試験N
o.8)、次いで第1の実施形態の除電電極2でフィル
ムkの走行方向の上流側に自己放電電極部5を配した場
合(試験No.5)、次いで第1の実施形態の除電電極
2でフィルムkの走行方向の上流側に電界形成電極部6
を配した場合(試験No.6)、次いで第2の実施形態
の除電電極16(試験No.7)となったが、何れの除
電電極2,16,17を用いた場合であっても、十分に
除電が行われていることが確認できる。
明する。図7に示すように、第4の実施形態による除電
電極18は、自己放電電極部19と、電界形成電極部2
0と、両電極部19,20を支持する絶縁体の支持柄部
21とによって構成されている。自己放電電極部19
は、前述した各実施形態の自己放電電極部5と同じ構成
であり、アルミニウム製板材を折り曲げ重合して形成さ
れた支持体8に、互いに間隔を存して一端部が挟持され
た複数の導電性繊維9を備えている。その他前述の各実
施形態において説明したものと同一の構成であるもの
は、図中同一の符号を付してその説明を省略する。
形成電極部20の導電性芯材12に沿って溝部22が形
成されており、該溝部22に自己放電電極部19の支持
体8が固着されて該自己放電電極部19が支持されてい
る。電界形成電極部20の導電性芯材12は高圧ケーブ
ル4に電気的に接続されており、自己放電電極部19の
支持体8は、接地リード線13を介して大地14に接地
されている。
すように電界形成電極部20の芯材12を中心とする左
右対象に形成され、例えば、図3を参照して、帯電体X
が移動する際に帯電体Xの進行方向が正逆何れであって
も、各電極部19,20下の通過順が同一となる。従っ
て、帯電体に除電電極18を対峙させる際にも、除電電
極18の設置方向に影響されない除電を行うことが可能
となる。該除電電極18を使用した場合の具体的な試験
例は省略するが、前述した各実施形態と同様の除電効果
を得ることができる。しかも、電界形成電極部20と自
己放電電極部19とが夫々単一であっても、芯材12を
中心とする左右対象に形成することができるので、除電
電極18の外形をコンパクトに形成することができる。
明する。図9に示すように、第5の実施形態による除電
電極23は、自己放電電極部24と、電界形成電極部2
5と、両電極部24,25を支持する絶縁体の支持柄部
26とによって構成されており、前記第6の実施形態と
同様の構成であるが、図10に示すように、支持柄部2
6がその外方に突出する凸条27を備え、自己放電電極
部24が該凸条27の一側面に固定支持されているもの
である。その他の部分は、前述の各実施形態において説
明したものと同一の構成であるので、図中同一の符号を
付してその説明を省略する。
ように、前記凸条27の一側面に自己放電電極部24を
支持することにより、電界形成電極部25の芯材12を
中心とする略左右対象に形成される。これによって、帯
電体に除電電極23を対峙させる際にも、除電電極23
の設置方向に殆ど影響されない除電を行うことが可能と
なる。そして、該除電電極23においても、前述した各
実施形態と同様の除電効果を得ることができ、しかも、
前記第4の実施形態のように溝部22を設けるためのス
ペースを支持柄部26に備える必要がないので、除電電
極23の外形を一層コンパクトに形成することができ
る。
実施形態の自己放電電極部5の支持体8は、アルミニウ
ム製板材を折り曲げ重合して形成した導電性を有するも
のであるが、例えば、支持体をプラスチックテープ等の
絶縁体とし、該プラスチックテープ等に複数の導電性繊
維9を間隔を存して配してもよい。この場合には、各導
電性繊維9を電気的に接続させ且つ前記接地リード線1
3を介して大地14(図1参照)に接地された図示しな
い導電性部材(例えば、導電性金属線、導電性テープ
等)を絶縁体の支持体に添わせて配置することにより前
記各実施形態と同様の効果を得ることができる。この場
合には更に、除電電極2,16,17,18,23を直
線的な棒状の形状ではなく、曲線的な形状に形成するこ
とが容易となる。ここで、前記第4の実施形態における
支持体8の変形例を説明すれば、図11に示すように、
支持柄部21に、電界形成電極部20の導電性芯材12
に沿って溝部36を形成し、該溝部36に自己放電電極
部19の支持体37を挿入して設ける。該支持体37に
は、複数の導電性繊維9が間隔を存してプラスチックテ
ープ等の絶縁体38により貼り付ける。このように構成
することにより、図示しないが、除電電極18が曲線的
な形状に形成されていても、その形状に沿って自己放電
電極部19を設けることができる。
明する。図12に示すように、第6の実施形態の除電電
極28は、自己放電電極部29と、電界形成電極部30
と、両電極部29,30を支持する絶縁体の支持柄部3
1とによって構成されている。図13に示すように、電
界形成電極部30は、支持柄部31の長手方向に穿設さ
れた支持穴10に絶縁被覆材11を介して支持された導
電性芯材12を備えており、前記各実施形態と同様の構
成である。支持柄部31は、外方に突出する凸条32を
備えており、前述した第5の実施形態の支持柄部26と
同様な形状である。
備えるが、その長手方向の両端がアルミニウム製板材を
折り曲げて形成された一対の支持体34,35により固
定されている。導電性繊維33は、前記導電性芯材12
と平行に前記凸条32の先端(図中下端)に支持体3
4,35を介して固定支持されている。
の芯材12は、高圧ケーブル4に電気的に接続されてお
り、自己放電電極部29の一方の支持体35は、接地リ
ード線13を介して大地14に接地されている。
に示す試験装置によって第3の試験を行ったところ、表
3に示す試験結果が得られた。なお、試験の条件は表中
に示すように前記第2の試験と同一である。
装置においても極めて良好に除電が行え、除電電極28
(試験No.9)が、第3の実施形態の除電電極17
(試験No.8)よりも良好な除電効果を得た。
いては、商用周波数(50Hz〜60Hz)の交流を高電圧
に変換する交流高圧電源3を使用したが、これに限るも
のではなく、例えば、高周波(10kHz 〜100kHz )
による交流高圧電源を使用しても効率のよい除電を行う
ことができる。特に、高周波高圧電源の周波数を20kH
z としたときに高い除電効果を得ることができた。
述の商用周波数(50Hz〜60Hz)による交流高圧電源
3に比べて小型に形成することが可能となるため、図1
4に示すように、除電電極2の支持体7の一端部に高周
波高圧電源39を一体に設けることもでき、除電装置全
体をコンパクトに形成することが可能となる。
図。
験装置の概略図。
面視して示す説明図。
面視して示す説明図。
図。
図。
の要部を断面視して示す説明図。
明図。
説明図。
5,19,24,29…自己放電電極部、6,20,2
5,30…電界形成電極部、8,34,35…支持体、
9,33…導電性繊維、12…導電性芯材。
Claims (13)
- 【請求項1】支持体に電気的に接続され且つ接地された
状態で互いに間隔を存して配設された複数の導電性繊維
を備える自己放電電極部と、絶縁体により被覆された導
電性芯材を備える電界形成電極部と、絶縁体によって形
成され両電極部を一体に支持する支持柄部と、前記電界
形成電極部の芯材に交流高電圧を印加する電圧印加手段
とを備えてなり、前記自己放電電極部は、交流高電圧が
印加された前記電界形成電極部の芯材から生じる電界が
前記導電性繊維の先端に集中する位置に設けられている
ことを特徴とする除電装置。 - 【請求項2】前記電界形成電極部は前記支持柄部の長手
方向に沿って設けられており、該支持柄部を介して電界
形成電極部の両側位置に沿って一対の前記自己放電電極
部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の除
電装置。 - 【請求項3】前記自己放電電極部は、前記支持柄部の外
側に前記支持体を介して接着されていることを特徴とす
る請求項2記載の除電装置。 - 【請求項4】前記自己放電電極部は前記支持柄部の長手
方向に沿って設けられており、該支持柄部を介して自己
放電電極部の両側位置に沿って一対の前記電界形成電極
部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の除
電装置。 - 【請求項5】両電界形成電極部は、互いに平行に前記支
持柄部に支持されており、該支持柄部は、両電界形成電
極部間に沿って形成された溝部を備え、該溝部に前記自
己放電電極部が装着されていることを特徴とする請求項
4記載の除電装置。 - 【請求項6】前記電界形成電極部は、前記支持柄部に支
持されており、該支持柄部は、導電性芯材の長手方向に
沿って形成された溝部を備え、該溝部に前記自己放電電
極部が装着されていることを特徴とする請求項1記載の
除電装置。 - 【請求項7】前記支持柄部は、前記電界形成電極部の長
手方向に沿って該支持柄部の外方に突出する平板状の凸
条を備え、該凸条に前記自己放電電極部が前記支持体を
介して接着されていることを特徴とする請求項1記載の
除電装置。 - 【請求項8】前記自己放電電極部の支持体は接地された
導電性の材料によって形成されており、該支持体に支持
された各導電性繊維は互いに該支持体を介して電気的に
接続され且つ接地されていることを特徴とする請求項1
乃至7の何れかに記載の除電装置。 - 【請求項9】前記自己放電電極部の支持体は絶縁性の材
料によって形成されており、各導電性繊維は該各導電性
繊維を互いに電気的に接続し且つ接地する導電性部材を
介して前記支持体に支持されていることを特徴とする請
求項1乃至7の何れかに記載の除電装置。 - 【請求項10】導電性芯材が絶縁体の支持柄部に支持さ
れてなる電界形成電極部と、該電界形成電極部に少なく
とも両端部が支持体を介して支持され且つ接地された状
態で前記導電性芯材に平行に設けられた導電性繊維を備
える自己放電電極部と、絶縁体によって形成され両電極
部を一体に支持する支持柄部と、前記電界形成電極部の
芯材に交流高電圧を印加する電圧印加手段とを備えてな
り、前記自己放電電極部は、交流高電圧が印加された前
記電界形成電極部の芯材から生じる電界が前記導電性繊
維に沿って集中する位置に設けられていることを特徴と
する除電装置。 - 【請求項11】前記電界形成電極部の支持柄部は、導電
性芯材の長手方向に沿って該支持柄部の外方に突出する
平板状の凸条を備え、該凸条の先端に前記自己放電電極
部が前記支持体を介して支持されていることを特徴とす
る請求項10記載の除電装置。 - 【請求項12】前記電圧印加手段は、高周波高電圧を前
記電界形成電極部の芯材に印加することを特徴とする請
求項1乃至11の何れかに記載の除電装置。 - 【請求項13】前記電圧印加手段は、前記自己放電電極
部と前記電界形成電極部とを支持する支持柄部に一体に
設けられていることを特徴とする請求項1乃至12の何
れかに記載の除電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10260196A JP4031066B2 (ja) | 1995-06-14 | 1996-04-24 | 除電装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14759995 | 1995-06-14 | ||
| JP7-147599 | 1995-06-14 | ||
| JP10260196A JP4031066B2 (ja) | 1995-06-14 | 1996-04-24 | 除電装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0963788A true JPH0963788A (ja) | 1997-03-07 |
| JP4031066B2 JP4031066B2 (ja) | 2008-01-09 |
Family
ID=26443287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10260196A Expired - Fee Related JP4031066B2 (ja) | 1995-06-14 | 1996-04-24 | 除電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4031066B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007042287A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Shishido Seidenki Kk | イオン生成装置 |
| KR100709869B1 (ko) * | 2003-07-22 | 2007-04-23 | 가부시키가이샤 트링크 | 정전기 제거장치 |
| KR100821629B1 (ko) * | 2006-08-30 | 2008-04-11 | (주)선재하이테크 | 노즐형 제전장치 |
| JP2011105372A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd | 容器洗浄装置および飲料充填装置 |
| JP2018002321A (ja) * | 2016-06-27 | 2018-01-11 | Tmtマシナリー株式会社 | 糸巻取装置 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP10260196A patent/JP4031066B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP4031066B2 (ja) | 2008-01-09 |
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