JPH0964425A - 超電導磁石用クライオスタット - Google Patents
超電導磁石用クライオスタットInfo
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- JPH0964425A JPH0964425A JP7218444A JP21844495A JPH0964425A JP H0964425 A JPH0964425 A JP H0964425A JP 7218444 A JP7218444 A JP 7218444A JP 21844495 A JP21844495 A JP 21844495A JP H0964425 A JPH0964425 A JP H0964425A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】窒素容器が低温容器の冷却媒体供給時や異常蒸
発によって過冷却されても大気圧中から吸い込みがな
く、窒素容器周辺の霜付き,給排管路内の結露凍結防
止、および容器内の負圧防止ができ、低温容器の安定保
護に好適な窒素容器を提供する。 【構成】超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して収納する
低温容器と、該低温容器を断熱保護する窒素容器を備え
てなる超電導磁石用クライオスタットにおいて、前記窒
素容器に加圧および液量調節手段を有する管路を設けた
超電導磁石用クライオスタット。 【効果】窒素容器が低温容器の冷却媒体供給時や異常蒸
発によって過冷却されても大気圧中から吸い込みがな
く、窒素容器周辺の霜付き,給排管路内の結露凍結防
止、および容器内の負圧防止ができ、低温容器の安定保
護ができる。
発によって過冷却されても大気圧中から吸い込みがな
く、窒素容器周辺の霜付き,給排管路内の結露凍結防
止、および容器内の負圧防止ができ、低温容器の安定保
護に好適な窒素容器を提供する。 【構成】超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して収納する
低温容器と、該低温容器を断熱保護する窒素容器を備え
てなる超電導磁石用クライオスタットにおいて、前記窒
素容器に加圧および液量調節手段を有する管路を設けた
超電導磁石用クライオスタット。 【効果】窒素容器が低温容器の冷却媒体供給時や異常蒸
発によって過冷却されても大気圧中から吸い込みがな
く、窒素容器周辺の霜付き,給排管路内の結露凍結防
止、および容器内の負圧防止ができ、低温容器の安定保
護ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超電導磁石を冷却媒体
中に浸漬して収納する超電導磁石用クライオスタットに
係わり、特に超電導磁石を収納する低温容器を断熱保護
する窒素容器の給排管路の凍結防止と、減圧防止に好適
なクライスタットに関する。
中に浸漬して収納する超電導磁石用クライオスタットに
係わり、特に超電導磁石を収納する低温容器を断熱保護
する窒素容器の給排管路の凍結防止と、減圧防止に好適
なクライスタットに関する。
【0002】
【従来の技術】超電導磁石となる超電導コイルは、一般
に冷却媒体(液体ヘリウム)中で冷却される。この超電
導コイルおよび冷却媒体を収納する低温容器は真空層を
形成する窒素容器に収納され、低温容器は常に窒素容器
に貯蔵された液体窒素により断熱保護されている。そし
て、この超電導コイルが通電され磁場を発生している時
に超電導コイルの一部分にコイル導体が動いたり、含浸
材が破損する等の異常が発生すると、これらが熱擾乱と
なって超電導導体の一部分が温度上昇し常電導転移、即
ち、クエンチする。クエンチが発生するとコイルから熱
が発生し、冷却媒体が沸騰して大量の蒸発ガスが吐出す
る。このとき、この蒸発ガスにより低温容器内の冷却媒
体が急激に減少するので、再度冷却媒体の注入が必要に
なる。このように冷却媒体注入時の蒸発ガスとクエンチ
時の蒸発ガスによって窒素容器が過冷却され、窒素容器
内の液体窒素の蒸発ガス量が低下し、窒素容器に接続さ
れている液体窒素移送管や排気管路の窒素容器内の開口
部が凍結する。また、窒素容器内に挿入される液体窒素
移送管が貯蔵される液体窒素中にあると、その排気管路
の吐出ガス量によって排気管路開口部が凍結するとき、
一時的に液体窒素移送管内の圧力が上がり出口から液体
窒素が急激に吐出する。これによって窒素容器内が一時
的に負圧になり、液体窒素移送管および排気管路の開口
部が凍結し、内圧が急上昇して窒素容器を変形させ、時
にはその変形により真空層が破れて低温容器の断熱保護
が低下し、冷却媒体の蒸発量が大きくなり超電導コイル
の維持が困難になる問題があった。そのために、液体窒
素移送管の大気圧側開口部に部分的に亀裂を入れたゴム
管を装着させ、一定圧力以上になると亀裂から窒素ガス
が吹き出るようにしたり、あるいは排気管路の大気圧側
開口部からヒータを投入して対策してきたが十分な対策
とはいえなかった。なお従来の超電導磁石のクライオス
タット内の内圧調節方法としては、超電導コイルおよび
冷却媒体を収納する低温容器の排気系路に安全弁を有し
た管路と、蒸発ガス圧力を抑制する内圧保持弁を有した
管路を並列に接続し、低温容器の内圧を調節する排気管
を設けたものが特開平5−55032号公報に記載されてい
る。
に冷却媒体(液体ヘリウム)中で冷却される。この超電
導コイルおよび冷却媒体を収納する低温容器は真空層を
形成する窒素容器に収納され、低温容器は常に窒素容器
に貯蔵された液体窒素により断熱保護されている。そし
て、この超電導コイルが通電され磁場を発生している時
に超電導コイルの一部分にコイル導体が動いたり、含浸
材が破損する等の異常が発生すると、これらが熱擾乱と
なって超電導導体の一部分が温度上昇し常電導転移、即
ち、クエンチする。クエンチが発生するとコイルから熱
が発生し、冷却媒体が沸騰して大量の蒸発ガスが吐出す
る。このとき、この蒸発ガスにより低温容器内の冷却媒
体が急激に減少するので、再度冷却媒体の注入が必要に
なる。このように冷却媒体注入時の蒸発ガスとクエンチ
時の蒸発ガスによって窒素容器が過冷却され、窒素容器
内の液体窒素の蒸発ガス量が低下し、窒素容器に接続さ
れている液体窒素移送管や排気管路の窒素容器内の開口
部が凍結する。また、窒素容器内に挿入される液体窒素
移送管が貯蔵される液体窒素中にあると、その排気管路
の吐出ガス量によって排気管路開口部が凍結するとき、
一時的に液体窒素移送管内の圧力が上がり出口から液体
窒素が急激に吐出する。これによって窒素容器内が一時
的に負圧になり、液体窒素移送管および排気管路の開口
部が凍結し、内圧が急上昇して窒素容器を変形させ、時
にはその変形により真空層が破れて低温容器の断熱保護
が低下し、冷却媒体の蒸発量が大きくなり超電導コイル
の維持が困難になる問題があった。そのために、液体窒
素移送管の大気圧側開口部に部分的に亀裂を入れたゴム
管を装着させ、一定圧力以上になると亀裂から窒素ガス
が吹き出るようにしたり、あるいは排気管路の大気圧側
開口部からヒータを投入して対策してきたが十分な対策
とはいえなかった。なお従来の超電導磁石のクライオス
タット内の内圧調節方法としては、超電導コイルおよび
冷却媒体を収納する低温容器の排気系路に安全弁を有し
た管路と、蒸発ガス圧力を抑制する内圧保持弁を有した
管路を並列に接続し、低温容器の内圧を調節する排気管
を設けたものが特開平5−55032号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来技術
は単に液体窒素移送管を封じきり、一定圧力になるとガ
スが外部に吐出するようにしたもの、あるいは開口部に
ヒータを差し込んで凍結を融解させる方法にあっては、
凍結部の融解に時間がかかること、そして凍結部融解と
共に急激に液体窒素が吹き出すため非常に危険である。
また、液体窒素の吹き出しにより窒素容器に液体窒素を
追加注入するとき、その蒸発ガスの安定に時間がかかり
再度凍結してしまうことがある。その保守点検に手間が
かかり面倒である。また、従来の低温容器のように、窒
素容器の排気管路に一定圧力以上になると作動する安全
弁を有した排気管路を設けて凍結を防止しようとする
と、窒素容器内に常に圧力がかかり吐出量が増加して排
気管路の大気圧側開口部が凍結する問題、また、窒素容
器への液体窒素注入時には排気管路から大量の蒸発ガス
が吐出することから、内圧保持弁あるいは開閉弁を開放
状態にする必要があり、これによって排気管路が異常に
冷やされ、時には排気管路の安全弁および開閉弁が凍結
して開閉動作が不能になるので、融解するまで待ち、融
解後に内圧保持調節をすることになる。このために時間
がかかり時には開閉操作を忘れたりして非常に面倒であ
る。そして空気の流入を防止し自然蒸発の状態で安定
に、そして、いかに一定圧力をかけながら窒素ガスを放
出するかが一つの問題である。
は単に液体窒素移送管を封じきり、一定圧力になるとガ
スが外部に吐出するようにしたもの、あるいは開口部に
ヒータを差し込んで凍結を融解させる方法にあっては、
凍結部の融解に時間がかかること、そして凍結部融解と
共に急激に液体窒素が吹き出すため非常に危険である。
また、液体窒素の吹き出しにより窒素容器に液体窒素を
追加注入するとき、その蒸発ガスの安定に時間がかかり
再度凍結してしまうことがある。その保守点検に手間が
かかり面倒である。また、従来の低温容器のように、窒
素容器の排気管路に一定圧力以上になると作動する安全
弁を有した排気管路を設けて凍結を防止しようとする
と、窒素容器内に常に圧力がかかり吐出量が増加して排
気管路の大気圧側開口部が凍結する問題、また、窒素容
器への液体窒素注入時には排気管路から大量の蒸発ガス
が吐出することから、内圧保持弁あるいは開閉弁を開放
状態にする必要があり、これによって排気管路が異常に
冷やされ、時には排気管路の安全弁および開閉弁が凍結
して開閉動作が不能になるので、融解するまで待ち、融
解後に内圧保持調節をすることになる。このために時間
がかかり時には開閉操作を忘れたりして非常に面倒であ
る。そして空気の流入を防止し自然蒸発の状態で安定
に、そして、いかに一定圧力をかけながら窒素ガスを放
出するかが一つの問題である。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、超電導コイルを冷却
媒体中に入れて収納する低温容器を断熱保護する窒素容
器の蒸発ガスを、自然蒸発の状態で加圧放出させ、液体
窒素移送管からの液体窒素の異常吐出防止と、液体窒素
移送管および排気管路開口部の凍結を防止し、低温容器
を常に安定して断熱保護できる窒素容器を構成し、超電
導コイルの安定性維持と信頼性向上に適した超電導磁石
用クライオスタットを提供することにある。
であり、その目的とするところは、超電導コイルを冷却
媒体中に入れて収納する低温容器を断熱保護する窒素容
器の蒸発ガスを、自然蒸発の状態で加圧放出させ、液体
窒素移送管からの液体窒素の異常吐出防止と、液体窒素
移送管および排気管路開口部の凍結を防止し、低温容器
を常に安定して断熱保護できる窒素容器を構成し、超電
導コイルの安定性維持と信頼性向上に適した超電導磁石
用クライオスタットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1実施例の超電導磁石用クライオスタッ
トは、超電導コイルを冷却媒体(液体ヘリウム)中に浸
漬して収納する低温容器と、低温容器の頂部を閉塞する
低温容器カバーと、低温容器を真空断熱層を有し液体窒
素を貯蔵して断熱保護する窒素容器と、前記低温容器を
固定する容器固定ガイドを固定し窒素容器の頂部を閉塞
する窒素容器カバーと、低温容器内から外部へ低温容器
カバーを貫通して延びる冷媒注入管と排気管,超電導コ
イルと外部電源を接続する電源端子,窒素容器内から外
部へ窒素容器カバーを貫通して延びる、開閉弁と大気圧
より高い圧力で、かつ急激な圧力上昇により作動する安
全弁と液体窒素中に開口する長尺窒素供給管からなる液
体窒素移送管路と、逆止開閉弁と安全弁を有する排気管
路とを備え、前記低温容器を断熱保護する窒素容器の他
にもう一つの第二窒素容器を設け、窒素容器と第二窒素
容器間を、開閉弁と安全弁を有する液体窒素移送管路と
液体窒素中に開口部となる供給開閉弁を有した液体窒素
通流管と、ガス層中に開口部となる短尺窒素供給管とを
接合して並列供給管路とし、かつ第二窒素容器に、ガス
圧力を調節する昇圧管と昇圧弁を有した昇圧管路と並列
に、逆止開閉弁を有したガスブロー管路を備え、低温容
器に側した窒素容器をもう一つの第二窒素容器で内圧貯
液を調節することを特徴とする。また、本発明の第2実
施例の超電導磁石用クライオスタットは、第1実施例の
超電導磁石用クライオスタットと同じく、超電導コイル
を収納する低温容器をはじめ、低温容器の頂部を閉塞す
る低温容器カバー,低温容器を断熱保護する第一窒素槽
と第二窒素槽を備えた二段窒素容器,低温容器を固定し
二段窒素容器の第一窒素槽の頂部を閉塞する第一容器カ
バー,第二窒素槽の頂部を閉塞する排気管部と給入管部
を備えたカバー,低温容器内から外部へ低温容器カバー
を貫通して延びる冷媒注入管と排気管および超電導コイ
ルの電源端子とを備え、そして第一窒素槽内から外部へ
第一容器カバーを貫通して延びる排気管路と、第一窒素
槽に液体窒素を注入する窒素移送管路,第二窒素槽の蒸
発ガスを排気する排気管と、第一窒素槽と併用して第二
窒素槽に液体窒素を注入する窒素注入管からなり、低温
容器を断熱保護する窒素容器を、第一窒素槽と第二窒素
槽を備えた二槽構造の二段窒素容器とし、第一窒素槽と
第二窒素槽の間に、第一窒素槽の蒸発ガスを排気する逆
止開閉弁と、ある一定圧力以上で開放し、一定圧力以下
で閉止する安全弁と、液体窒素を蒸発させ内圧を昇圧さ
せるヒータとを備えた排気管路と、第二窒素槽の蒸発ガ
スを排気する開閉弁と、第一窒素槽排気管路の安全弁よ
り高い設定値で自動的に開放,閉止する安全弁を備えた
排気管を設け、第一窒素槽の排気管路と第二窒素槽の排
気管を並列に接合した並列排気管路を形成して排気し、
第一窒素槽の供給開閉弁と第二開閉弁を有した窒素移送
管路と、第二窒素槽の給入開閉弁を備えた窒素注入管を
並列にして並列供給管路を形成した並列給入排気系を形
成し、液体窒素容器内の平常圧維持を敏速かつ容易にし
て液体窒素給入管系と排気管系の凍結防止と減圧防止を
図り、接続管路系を短く、そして小型にして使用容易に
したことを特徴とする。また、本発明の第3実施例の超
電導磁石用クライオスタットは、第2実施例の超電導磁
石用クライオスタットと同じく、超電導コイルを収納す
る低温容器をはじめ、低温容器の頂部を閉塞する低温容
器カバー,低温容器を断熱保護する窒素容器,低温容器
の容器固定カバーを固定し窒素容器の頂部を閉塞する窒
素容器カバーを備え、そして低温容器内から外部へ低温
容器カバーを貫通して延びる冷媒注入管と排気管,超電
導コイルの電源端子、それに液体窒素を注入するための
窒素供給管路とガス排気管路からなり、前記低温容器の
断熱保護の窒素容器を、窒素容器内に仕切板を設けて第
1窒素槽と第2窒素槽とした二槽構造の二槽窒素容器と
し、第1窒素槽と第2窒素槽の間を、第1窒素槽と第2
窒素槽内のどちらか一方に容器内底部近傍まで深く差し
込んだ通流開閉弁を有した長尺窒素供給管を、他方の供
給管を浅く差し込んだガス層部に開口部となる通流開閉
弁を有した短尺窒素供給管とし、長尺窒素供給管と短尺
窒素供給管を並列に接合し、供給開閉弁を有した並列供
給管路に、そして第1窒素槽には、第1窒素槽内から外
部へ窒素容器カバーと低温容器固定ガイドを貫通して延
びる逆止開閉弁と大気圧より高い圧力で動作する排気安
全弁を有したガス排気管路を、第2窒素槽に、第2窒素
槽内の微小圧力を調節する昇圧管と昇圧弁を有した昇圧
管路と、第2窒素槽内から外部へ窒素容器カバーと低温
容器固定ガイドを貫通して延びる開閉弁と大気圧より高
い圧力で動作する安全弁を有した第二ガス排気管路を備
え、第二窒素槽の内圧を上げて第一窒素槽に通流するよ
うにしたことを特徴とする。また本発明の第4実施例の
超電導磁石用クライオスタットは、超電導コイルを冷却
媒体中に浸漬して収納する低温容器と、低温容器の頂部
を閉塞する低温容器カバーと、低温容器を断熱保護する
窒素容器と、前記低温容器の容器固定ガイドを固定し窒
素容器を閉塞する窒素容器カバーからなり、前記低温容
器を断熱保護する窒素容器に、窒素容器カバーと容器固
定ガイドを貫通して昇圧管と昇圧自動弁を有した昇圧管
路と、窒素容器の底部近傍まで深く差し込んだ、液体窒
素中に開口する長尺窒素供給管とガス層中に開口部を持
つ短尺窒素供給管を並列に接合し供給弁を有した並列供
給管路と、逆止弁と安全弁を有したガス排気管路と、電
源回路を備えた圧力検知センサと昇圧自動弁を電気的に
接続し備え、減圧状態を検知して自動昇圧させることを
特徴とする。また、本発明の第5実施例の超電導磁石用
クライオスタットは、前記低温容器を断熱保護する窒素
容器に、昇温ヒータを有した長尺窒素供給管と短尺窒素
供給管を接合し供給開閉弁を備えた並列供給管路と、ガ
ス層中に開口部を持ち設定安全弁と逆止弁を有した排気
管路に昇温ヒータを備え、並列供給管路の長尺窒素供給
管と排気管路の窒素ガス層開口部の昇温ヒータに、外部
電源と電圧調節器,ヒータ投入スイッチ等を有した電気
回路を備えた圧力検知センサを設け、減圧状態を検知し
て自動昇圧させることを特徴とする。そして、これら第
1実施例と第2実施例の超電導磁石用クライオスタット
は、第二窒素容器の液体窒素貯蔵量を約70%程度に
し、液体窒素の上部にガス層部を設けることが望まし
く、低温容器を断熱保護する窒素容器と第二窒素容器に
液体窒素を注入のあと、空気通流がしないように並列供
給管路あるいは並列供給管の供給開閉弁を閉止し、窒素
容器および第二窒素容器に挿入された長尺窒素供給管あ
るいは液体窒素通流管、または窒素注入管,短尺窒素供
給管による蒸発ガスを互いに容器間同士で通流させるこ
とが好ましい。そして、このとき第1実施例では排気管
路の開閉弁を調節して内圧を大気圧より多少高めにして
大気放出するとよい。また、窒素容器内の液体窒素量が
減少した場合には昇圧管路を調節して第二窒素容器から
液体窒素を注入することが好ましい。また、低温容器を
断熱保護する窒素容器を、同一容器に第一窒素槽と第二
窒素槽を備えた二段窒素容器とした第2実施例にあって
は、最初、窒素移送管路の供給開閉弁と窒素注入管の給
入開閉弁の双方を開放にし、第一窒素槽と第二窒素槽の
双方に液体窒素を貯蔵し、このとき第二窒素槽には約7
0%程度貯蔵されたら、一時給入開閉弁を閉止し、第一
窒素槽にだけ適時量を貯蔵し、注入を完了次第並列供給
管路の供給開閉弁を閉止し、窒素注入管の給入開閉弁を
開放し、第一窒素槽と第二窒素槽の液層を通流調節する
ことが好ましい。この時、先の窒素注入管の給入開閉弁
を開放する以前に、第一窒素槽と第二窒素槽の内圧を確
認し、並列排気管路の逆止開閉弁を開放して双方を干渉
通流放出させることが好ましい。また、第一窒素槽の液
体窒素が不足した場合には、並列排気管路の逆止開閉弁
を全開にし、窒素移送管路の第二開閉弁を閉止し、給入
開閉弁を開放して第二窒素槽に液体窒素を貯蔵し、その
後に供給開閉弁を閉止し、第二窒素槽から第一窒素槽に
移送するように操作することが効果的である。さらに、
第3実施例の超電導磁石用クライオスタットでは、完全
に別個に設けた第二窒素容器や同一容器に完全分離した
二槽の貯槽を備えた二段窒素容器の代わりに容器内に仕
切板を設けて第一窒素槽,第二窒素槽とした二槽構造の
窒素容器とすることにより、構造簡単にして同一容器内
で内圧と液層を容易に調節できるようになる。また第一
窒素槽内の液体窒素中で開口部となる長尺窒素供給管の
異常吐出液体窒素を、そのまま同一容器内の第二窒素槽
に貯蔵され貯液と内圧調節を同時にすることから、第二
窒素槽の貯蔵液量を短尺窒素供給管開口部より下部にあ
ることが好ましい。そして、第一窒素槽内の長尺窒素供
給管の異常吐出により一時的に第一窒素槽内が負圧にな
ろうとしてもすぐに第二窒素槽から液体窒素が自動的に
通流して補給調節され、負圧は自然的に解消される。し
かし、何らかの影響により負圧になった場合には、第二
ガス排気管路の逆止開閉弁を閉止し、昇圧管路の昇圧弁
を開放し短尺窒素供給管と長尺窒素供給管を介して第一
窒素槽を加圧調節することが好ましい。また、第4実施
例と第5実施例の超電導磁石用クライオスタットは、低
温容器を断熱保護する窒素容器に、長尺窒素供給管と短
尺窒素供給管を並列に接合して設け、液体窒素注入後に
並列供給管路の供給弁,供給開閉弁を閉止し、長尺窒素
供給管の異常吐出液体窒素を短尺窒素供給管を介して同
一窒素容器に通流させ、ある一定圧力以上の急激な吐出
圧力時だけ排気管路の安全弁,設定安全弁等で放出させ
ることが好ましい。また、低温容器側からの過冷却や異
常吐出により急激に減圧した場合には、圧力検知センサ
からの信号で自動的に昇圧,昇温されるので、予め昇圧
自動弁の開放度,昇温ヒータの具合を先に調節しておく
ことが好ましい。
に、本発明の第1実施例の超電導磁石用クライオスタッ
トは、超電導コイルを冷却媒体(液体ヘリウム)中に浸
漬して収納する低温容器と、低温容器の頂部を閉塞する
低温容器カバーと、低温容器を真空断熱層を有し液体窒
素を貯蔵して断熱保護する窒素容器と、前記低温容器を
固定する容器固定ガイドを固定し窒素容器の頂部を閉塞
する窒素容器カバーと、低温容器内から外部へ低温容器
カバーを貫通して延びる冷媒注入管と排気管,超電導コ
イルと外部電源を接続する電源端子,窒素容器内から外
部へ窒素容器カバーを貫通して延びる、開閉弁と大気圧
より高い圧力で、かつ急激な圧力上昇により作動する安
全弁と液体窒素中に開口する長尺窒素供給管からなる液
体窒素移送管路と、逆止開閉弁と安全弁を有する排気管
路とを備え、前記低温容器を断熱保護する窒素容器の他
にもう一つの第二窒素容器を設け、窒素容器と第二窒素
容器間を、開閉弁と安全弁を有する液体窒素移送管路と
液体窒素中に開口部となる供給開閉弁を有した液体窒素
通流管と、ガス層中に開口部となる短尺窒素供給管とを
接合して並列供給管路とし、かつ第二窒素容器に、ガス
圧力を調節する昇圧管と昇圧弁を有した昇圧管路と並列
に、逆止開閉弁を有したガスブロー管路を備え、低温容
器に側した窒素容器をもう一つの第二窒素容器で内圧貯
液を調節することを特徴とする。また、本発明の第2実
施例の超電導磁石用クライオスタットは、第1実施例の
超電導磁石用クライオスタットと同じく、超電導コイル
を収納する低温容器をはじめ、低温容器の頂部を閉塞す
る低温容器カバー,低温容器を断熱保護する第一窒素槽
と第二窒素槽を備えた二段窒素容器,低温容器を固定し
二段窒素容器の第一窒素槽の頂部を閉塞する第一容器カ
バー,第二窒素槽の頂部を閉塞する排気管部と給入管部
を備えたカバー,低温容器内から外部へ低温容器カバー
を貫通して延びる冷媒注入管と排気管および超電導コイ
ルの電源端子とを備え、そして第一窒素槽内から外部へ
第一容器カバーを貫通して延びる排気管路と、第一窒素
槽に液体窒素を注入する窒素移送管路,第二窒素槽の蒸
発ガスを排気する排気管と、第一窒素槽と併用して第二
窒素槽に液体窒素を注入する窒素注入管からなり、低温
容器を断熱保護する窒素容器を、第一窒素槽と第二窒素
槽を備えた二槽構造の二段窒素容器とし、第一窒素槽と
第二窒素槽の間に、第一窒素槽の蒸発ガスを排気する逆
止開閉弁と、ある一定圧力以上で開放し、一定圧力以下
で閉止する安全弁と、液体窒素を蒸発させ内圧を昇圧さ
せるヒータとを備えた排気管路と、第二窒素槽の蒸発ガ
スを排気する開閉弁と、第一窒素槽排気管路の安全弁よ
り高い設定値で自動的に開放,閉止する安全弁を備えた
排気管を設け、第一窒素槽の排気管路と第二窒素槽の排
気管を並列に接合した並列排気管路を形成して排気し、
第一窒素槽の供給開閉弁と第二開閉弁を有した窒素移送
管路と、第二窒素槽の給入開閉弁を備えた窒素注入管を
並列にして並列供給管路を形成した並列給入排気系を形
成し、液体窒素容器内の平常圧維持を敏速かつ容易にし
て液体窒素給入管系と排気管系の凍結防止と減圧防止を
図り、接続管路系を短く、そして小型にして使用容易に
したことを特徴とする。また、本発明の第3実施例の超
電導磁石用クライオスタットは、第2実施例の超電導磁
石用クライオスタットと同じく、超電導コイルを収納す
る低温容器をはじめ、低温容器の頂部を閉塞する低温容
器カバー,低温容器を断熱保護する窒素容器,低温容器
の容器固定カバーを固定し窒素容器の頂部を閉塞する窒
素容器カバーを備え、そして低温容器内から外部へ低温
容器カバーを貫通して延びる冷媒注入管と排気管,超電
導コイルの電源端子、それに液体窒素を注入するための
窒素供給管路とガス排気管路からなり、前記低温容器の
断熱保護の窒素容器を、窒素容器内に仕切板を設けて第
1窒素槽と第2窒素槽とした二槽構造の二槽窒素容器と
し、第1窒素槽と第2窒素槽の間を、第1窒素槽と第2
窒素槽内のどちらか一方に容器内底部近傍まで深く差し
込んだ通流開閉弁を有した長尺窒素供給管を、他方の供
給管を浅く差し込んだガス層部に開口部となる通流開閉
弁を有した短尺窒素供給管とし、長尺窒素供給管と短尺
窒素供給管を並列に接合し、供給開閉弁を有した並列供
給管路に、そして第1窒素槽には、第1窒素槽内から外
部へ窒素容器カバーと低温容器固定ガイドを貫通して延
びる逆止開閉弁と大気圧より高い圧力で動作する排気安
全弁を有したガス排気管路を、第2窒素槽に、第2窒素
槽内の微小圧力を調節する昇圧管と昇圧弁を有した昇圧
管路と、第2窒素槽内から外部へ窒素容器カバーと低温
容器固定ガイドを貫通して延びる開閉弁と大気圧より高
い圧力で動作する安全弁を有した第二ガス排気管路を備
え、第二窒素槽の内圧を上げて第一窒素槽に通流するよ
うにしたことを特徴とする。また本発明の第4実施例の
超電導磁石用クライオスタットは、超電導コイルを冷却
媒体中に浸漬して収納する低温容器と、低温容器の頂部
を閉塞する低温容器カバーと、低温容器を断熱保護する
窒素容器と、前記低温容器の容器固定ガイドを固定し窒
素容器を閉塞する窒素容器カバーからなり、前記低温容
器を断熱保護する窒素容器に、窒素容器カバーと容器固
定ガイドを貫通して昇圧管と昇圧自動弁を有した昇圧管
路と、窒素容器の底部近傍まで深く差し込んだ、液体窒
素中に開口する長尺窒素供給管とガス層中に開口部を持
つ短尺窒素供給管を並列に接合し供給弁を有した並列供
給管路と、逆止弁と安全弁を有したガス排気管路と、電
源回路を備えた圧力検知センサと昇圧自動弁を電気的に
接続し備え、減圧状態を検知して自動昇圧させることを
特徴とする。また、本発明の第5実施例の超電導磁石用
クライオスタットは、前記低温容器を断熱保護する窒素
容器に、昇温ヒータを有した長尺窒素供給管と短尺窒素
供給管を接合し供給開閉弁を備えた並列供給管路と、ガ
ス層中に開口部を持ち設定安全弁と逆止弁を有した排気
管路に昇温ヒータを備え、並列供給管路の長尺窒素供給
管と排気管路の窒素ガス層開口部の昇温ヒータに、外部
電源と電圧調節器,ヒータ投入スイッチ等を有した電気
回路を備えた圧力検知センサを設け、減圧状態を検知し
て自動昇圧させることを特徴とする。そして、これら第
1実施例と第2実施例の超電導磁石用クライオスタット
は、第二窒素容器の液体窒素貯蔵量を約70%程度に
し、液体窒素の上部にガス層部を設けることが望まし
く、低温容器を断熱保護する窒素容器と第二窒素容器に
液体窒素を注入のあと、空気通流がしないように並列供
給管路あるいは並列供給管の供給開閉弁を閉止し、窒素
容器および第二窒素容器に挿入された長尺窒素供給管あ
るいは液体窒素通流管、または窒素注入管,短尺窒素供
給管による蒸発ガスを互いに容器間同士で通流させるこ
とが好ましい。そして、このとき第1実施例では排気管
路の開閉弁を調節して内圧を大気圧より多少高めにして
大気放出するとよい。また、窒素容器内の液体窒素量が
減少した場合には昇圧管路を調節して第二窒素容器から
液体窒素を注入することが好ましい。また、低温容器を
断熱保護する窒素容器を、同一容器に第一窒素槽と第二
窒素槽を備えた二段窒素容器とした第2実施例にあって
は、最初、窒素移送管路の供給開閉弁と窒素注入管の給
入開閉弁の双方を開放にし、第一窒素槽と第二窒素槽の
双方に液体窒素を貯蔵し、このとき第二窒素槽には約7
0%程度貯蔵されたら、一時給入開閉弁を閉止し、第一
窒素槽にだけ適時量を貯蔵し、注入を完了次第並列供給
管路の供給開閉弁を閉止し、窒素注入管の給入開閉弁を
開放し、第一窒素槽と第二窒素槽の液層を通流調節する
ことが好ましい。この時、先の窒素注入管の給入開閉弁
を開放する以前に、第一窒素槽と第二窒素槽の内圧を確
認し、並列排気管路の逆止開閉弁を開放して双方を干渉
通流放出させることが好ましい。また、第一窒素槽の液
体窒素が不足した場合には、並列排気管路の逆止開閉弁
を全開にし、窒素移送管路の第二開閉弁を閉止し、給入
開閉弁を開放して第二窒素槽に液体窒素を貯蔵し、その
後に供給開閉弁を閉止し、第二窒素槽から第一窒素槽に
移送するように操作することが効果的である。さらに、
第3実施例の超電導磁石用クライオスタットでは、完全
に別個に設けた第二窒素容器や同一容器に完全分離した
二槽の貯槽を備えた二段窒素容器の代わりに容器内に仕
切板を設けて第一窒素槽,第二窒素槽とした二槽構造の
窒素容器とすることにより、構造簡単にして同一容器内
で内圧と液層を容易に調節できるようになる。また第一
窒素槽内の液体窒素中で開口部となる長尺窒素供給管の
異常吐出液体窒素を、そのまま同一容器内の第二窒素槽
に貯蔵され貯液と内圧調節を同時にすることから、第二
窒素槽の貯蔵液量を短尺窒素供給管開口部より下部にあ
ることが好ましい。そして、第一窒素槽内の長尺窒素供
給管の異常吐出により一時的に第一窒素槽内が負圧にな
ろうとしてもすぐに第二窒素槽から液体窒素が自動的に
通流して補給調節され、負圧は自然的に解消される。し
かし、何らかの影響により負圧になった場合には、第二
ガス排気管路の逆止開閉弁を閉止し、昇圧管路の昇圧弁
を開放し短尺窒素供給管と長尺窒素供給管を介して第一
窒素槽を加圧調節することが好ましい。また、第4実施
例と第5実施例の超電導磁石用クライオスタットは、低
温容器を断熱保護する窒素容器に、長尺窒素供給管と短
尺窒素供給管を並列に接合して設け、液体窒素注入後に
並列供給管路の供給弁,供給開閉弁を閉止し、長尺窒素
供給管の異常吐出液体窒素を短尺窒素供給管を介して同
一窒素容器に通流させ、ある一定圧力以上の急激な吐出
圧力時だけ排気管路の安全弁,設定安全弁等で放出させ
ることが好ましい。また、低温容器側からの過冷却や異
常吐出により急激に減圧した場合には、圧力検知センサ
からの信号で自動的に昇圧,昇温されるので、予め昇圧
自動弁の開放度,昇温ヒータの具合を先に調節しておく
ことが好ましい。
【0006】
【作用】本発明の第1実施例の超電導磁石用クライオス
タットにおいて、低温容器を断熱保護している窒素容器
に液体窒素を注入し、低温容器に冷却媒体(液体ヘリウ
ム)を注入して超電導コイルを冷却すると、低温容器に
貯蔵される冷却媒体によって窒素容器が冷却され、液体
窒素の蒸発ガスが減少する。特に超電導コイルが常電導
転移を起こしたり、あるいは低温容器内の熱侵入が大き
く冷却媒体の蒸発量が急上昇すると、一時的に窒素容器
内が負圧になり液体窒素供給管およびガス排気管路の窒
素容器内開口部が凍結あるいは結露してしまう。また液
体窒素移送管路の供給開閉弁を完全に閉じ、ガス排気管
路側だけからのガス排気にし、急激な圧力上昇に対して
は安全弁から放出させるようにすると、液体窒素移送管
路内の圧力が上昇し、それによって容器内が加圧され排
気管路と安全弁から急激に冷ガスが吐出し、その冷ガス
によって安全弁が結露し、そこから空気が通流して排気
管路が凍結することもある。このような時、容器内では
ゆっくりと加圧され、放置時間によっては容器が変形し
たり破損する。低温容器を断熱保護する窒素容器の他
に、第二窒素容器を備え、第二窒素容器と窒素容器間
を、長尺窒素供給管と短尺窒素供給管、それに液体窒素
通流管を並列に接合した並列供給管路で接合し、並列供
給管路の供給開閉弁を閉じると、低温容器を保護する窒
素容器と第二窒素容器の間で自動的にガス通流と液通流
がなされ、窒素容器内は負圧になることがなく、常に第
二窒素容器からゆっくりと加圧される。上記のように窒
素容器と第二窒素容器に液体窒素を注入し、一定量を注
入貯蔵後直ちに供給開閉弁を閉じて蒸発ガスを排気管路
から排気することにより、第二窒素容器の蒸発ガスは窒
素容器に通流して排気されるので、窒素容器内は加圧放
出される格好となるので外部から空気を吸入したり、あ
るいは液体窒素を大気圧中に放出することはなく、自然
蒸発の状態で常に窒素容器内が加圧放出されるので、液
体窒素供給管および排気管路の凍結は防止される。
タットにおいて、低温容器を断熱保護している窒素容器
に液体窒素を注入し、低温容器に冷却媒体(液体ヘリウ
ム)を注入して超電導コイルを冷却すると、低温容器に
貯蔵される冷却媒体によって窒素容器が冷却され、液体
窒素の蒸発ガスが減少する。特に超電導コイルが常電導
転移を起こしたり、あるいは低温容器内の熱侵入が大き
く冷却媒体の蒸発量が急上昇すると、一時的に窒素容器
内が負圧になり液体窒素供給管およびガス排気管路の窒
素容器内開口部が凍結あるいは結露してしまう。また液
体窒素移送管路の供給開閉弁を完全に閉じ、ガス排気管
路側だけからのガス排気にし、急激な圧力上昇に対して
は安全弁から放出させるようにすると、液体窒素移送管
路内の圧力が上昇し、それによって容器内が加圧され排
気管路と安全弁から急激に冷ガスが吐出し、その冷ガス
によって安全弁が結露し、そこから空気が通流して排気
管路が凍結することもある。このような時、容器内では
ゆっくりと加圧され、放置時間によっては容器が変形し
たり破損する。低温容器を断熱保護する窒素容器の他
に、第二窒素容器を備え、第二窒素容器と窒素容器間
を、長尺窒素供給管と短尺窒素供給管、それに液体窒素
通流管を並列に接合した並列供給管路で接合し、並列供
給管路の供給開閉弁を閉じると、低温容器を保護する窒
素容器と第二窒素容器の間で自動的にガス通流と液通流
がなされ、窒素容器内は負圧になることがなく、常に第
二窒素容器からゆっくりと加圧される。上記のように窒
素容器と第二窒素容器に液体窒素を注入し、一定量を注
入貯蔵後直ちに供給開閉弁を閉じて蒸発ガスを排気管路
から排気することにより、第二窒素容器の蒸発ガスは窒
素容器に通流して排気されるので、窒素容器内は加圧放
出される格好となるので外部から空気を吸入したり、あ
るいは液体窒素を大気圧中に放出することはなく、自然
蒸発の状態で常に窒素容器内が加圧放出されるので、液
体窒素供給管および排気管路の凍結は防止される。
【0007】また、第二窒素容器に昇圧管路を設ける
と、冷却媒体の異常蒸発が生じて窒素容器が過冷却され
て負圧になりかけても、昇圧管路の昇圧弁を操作するこ
とにより、その減圧対策を敏速にできる。そして仮に窒
素容器内の液体窒素が吐出して減液になっても低温容器
を断熱保護している窒素容器に関係なく、容易に早急に
注入対処できる。本発明の第2実施例の超電導磁石用ク
ライオスタットは、低温容器を断熱保護する窒素容器
を、第一窒素槽と第二窒素槽を備えた二槽構造の二段窒
素容器とし、第一窒素槽と第二窒素槽の蒸発ガス排気管
を接合して並列排気管路に、第一窒素槽と第二窒素槽の
窒素注入管を接合して並列供給管路を形成し、第一窒素
槽と第二窒素槽に適時の液体窒素が注入貯蔵された場
合、並列窒素供給管路の供給開閉弁を閉止すると、第一
窒素槽と第二窒素槽の液面とガス層が双方に通流され、
蒸発ガスは互いに干渉しあって並列排気管路から排気さ
れるため、双方に多少内圧を保持しながら大気中に放出
される。同時に並列排気管路の開閉弁を逆止開閉弁とす
ることから大気中からの吸い込みはなく、並列排気管路
の凍結や結露する心配がない。
と、冷却媒体の異常蒸発が生じて窒素容器が過冷却され
て負圧になりかけても、昇圧管路の昇圧弁を操作するこ
とにより、その減圧対策を敏速にできる。そして仮に窒
素容器内の液体窒素が吐出して減液になっても低温容器
を断熱保護している窒素容器に関係なく、容易に早急に
注入対処できる。本発明の第2実施例の超電導磁石用ク
ライオスタットは、低温容器を断熱保護する窒素容器
を、第一窒素槽と第二窒素槽を備えた二槽構造の二段窒
素容器とし、第一窒素槽と第二窒素槽の蒸発ガス排気管
を接合して並列排気管路に、第一窒素槽と第二窒素槽の
窒素注入管を接合して並列供給管路を形成し、第一窒素
槽と第二窒素槽に適時の液体窒素が注入貯蔵された場
合、並列窒素供給管路の供給開閉弁を閉止すると、第一
窒素槽と第二窒素槽の液面とガス層が双方に通流され、
蒸発ガスは互いに干渉しあって並列排気管路から排気さ
れるため、双方に多少内圧を保持しながら大気中に放出
される。同時に並列排気管路の開閉弁を逆止開閉弁とす
ることから大気中からの吸い込みはなく、並列排気管路
の凍結や結露する心配がない。
【0008】また、ガス層と液層の両面で内部調節され
るように形成されるので、第一窒素槽と第二窒素槽の平
常圧維持が容易で敏速にできるようになるので、容器内
の負圧が長く続くことはない。
るように形成されるので、第一窒素槽と第二窒素槽の平
常圧維持が容易で敏速にできるようになるので、容器内
の負圧が長く続くことはない。
【0009】また、第一窒素槽あるいは第二窒素槽に何
らかの圧力変化が生じ、一方に液体窒素が異常吐出した
り、あるいは低温容器内の超電導コイルの常電導転移に
より、液体ヘリウムが急激に吐出し、二段窒素容器の第
一窒素槽が過冷却され、第一窒素槽内が負圧になったと
しても、並列排気管路の逆止開閉弁を閉止し、排気管の
開閉弁を開放してヒータを投入することにより、内圧調
節と貯液移送調節を敏速にできる。また低温容器の断熱
保護窒素容器を、第一窒素槽と第二窒素槽の二槽構造の
二段窒素容器とすることにより、接続管経路を短く、使
用容易になる他、第1実施例の超電導磁石用クライオス
タットと同様の作用効果を得ることができる。
らかの圧力変化が生じ、一方に液体窒素が異常吐出した
り、あるいは低温容器内の超電導コイルの常電導転移に
より、液体ヘリウムが急激に吐出し、二段窒素容器の第
一窒素槽が過冷却され、第一窒素槽内が負圧になったと
しても、並列排気管路の逆止開閉弁を閉止し、排気管の
開閉弁を開放してヒータを投入することにより、内圧調
節と貯液移送調節を敏速にできる。また低温容器の断熱
保護窒素容器を、第一窒素槽と第二窒素槽の二槽構造の
二段窒素容器とすることにより、接続管経路を短く、使
用容易になる他、第1実施例の超電導磁石用クライオス
タットと同様の作用効果を得ることができる。
【0010】本発明の第3実施例の超電導磁石用クライ
オスタットは、低温容器を断熱保護する窒素容器内に仕
切板を設けて第一窒素槽と第二窒素槽を形成した二槽構
造の窒素容器としたもので、第一窒素槽内の長尺窒素供
給管からの異常吐出液をそのまま同一容器内の第二窒素
槽に導き、このときの急激な蒸発ガスを第一窒素槽のガ
ス排気管路の安全弁より高い圧力で動作する第二ガス排
気管路の安全弁から放出するようにし、長尺窒素供給管
の異常吐出が安定した段階で貯蔵液量と内圧を自然に自
動的に調節するようにしたものであり、長尺窒素供給管
の異常吐出によって第一窒素槽が一時的に負圧になって
もすぐに第二窒素槽から自動的に加圧されると、同時に
液体窒素も補給される。また、安全弁からの急激な吐出
によって一時的に窒素容器の内圧が低下しても、並列供
給管路やガス排気管路を開放して外部からガスを注入す
ることなく、その状態でガス排気管路の開閉弁と第二窒
素槽の第二ガス排気管路の開閉弁を閉じ、昇圧管路の調
節で一早く回復できるので、液体窒素供給管やガス排気
管路を凍結させることはない。本発明の第4実施例およ
び第5実施例の超電導磁石用クライオスタットは、第1
実施例から第3実施例の超電導磁石用クライオスタット
において、低温容器を断熱保護する窒素容器の加圧と異
常吐出液を貯蔵するのに第二窒素容器を、あるいは二槽
構造の窒素容器を設け、窒素容器と第二窒素容器を、あ
るいは二槽構造とした第一窒素槽と第二窒素槽を、長尺
窒素供給管と短尺窒素供給管で並列に接合したのに代え
て、低温容器を断熱保護する窒素容器に液体窒素を貯蔵
給入し、給入後に供給管の異常吐出液を同一容器内に吐
出させ、さらに給入管内の蒸発ガスを容器内で通流さ
せ、液量と内圧を同時に調節するように、液中に開口部
を持った長尺窒素供給管とガス層部に開口部を持つ短尺
窒素供給管を並列に接合し、並列供給管路にガス通流管
を並列に設けたものであり、並列供給管路の供給弁を閉
じて液給入を止めると、長尺窒素供給管内の蒸発ガスは
常時ガス通流管から容器内に通流されるので、長尺,短
尺窒素供給管の凍結は解消される。また異常吐出が生じ
たとしても排気管路の安全弁から吐出されるので大気圧
からの吸い込みは免れる。
オスタットは、低温容器を断熱保護する窒素容器内に仕
切板を設けて第一窒素槽と第二窒素槽を形成した二槽構
造の窒素容器としたもので、第一窒素槽内の長尺窒素供
給管からの異常吐出液をそのまま同一容器内の第二窒素
槽に導き、このときの急激な蒸発ガスを第一窒素槽のガ
ス排気管路の安全弁より高い圧力で動作する第二ガス排
気管路の安全弁から放出するようにし、長尺窒素供給管
の異常吐出が安定した段階で貯蔵液量と内圧を自然に自
動的に調節するようにしたものであり、長尺窒素供給管
の異常吐出によって第一窒素槽が一時的に負圧になって
もすぐに第二窒素槽から自動的に加圧されると、同時に
液体窒素も補給される。また、安全弁からの急激な吐出
によって一時的に窒素容器の内圧が低下しても、並列供
給管路やガス排気管路を開放して外部からガスを注入す
ることなく、その状態でガス排気管路の開閉弁と第二窒
素槽の第二ガス排気管路の開閉弁を閉じ、昇圧管路の調
節で一早く回復できるので、液体窒素供給管やガス排気
管路を凍結させることはない。本発明の第4実施例およ
び第5実施例の超電導磁石用クライオスタットは、第1
実施例から第3実施例の超電導磁石用クライオスタット
において、低温容器を断熱保護する窒素容器の加圧と異
常吐出液を貯蔵するのに第二窒素容器を、あるいは二槽
構造の窒素容器を設け、窒素容器と第二窒素容器を、あ
るいは二槽構造とした第一窒素槽と第二窒素槽を、長尺
窒素供給管と短尺窒素供給管で並列に接合したのに代え
て、低温容器を断熱保護する窒素容器に液体窒素を貯蔵
給入し、給入後に供給管の異常吐出液を同一容器内に吐
出させ、さらに給入管内の蒸発ガスを容器内で通流さ
せ、液量と内圧を同時に調節するように、液中に開口部
を持った長尺窒素供給管とガス層部に開口部を持つ短尺
窒素供給管を並列に接合し、並列供給管路にガス通流管
を並列に設けたものであり、並列供給管路の供給弁を閉
じて液給入を止めると、長尺窒素供給管内の蒸発ガスは
常時ガス通流管から容器内に通流されるので、長尺,短
尺窒素供給管の凍結は解消される。また異常吐出が生じ
たとしても排気管路の安全弁から吐出されるので大気圧
からの吸い込みは免れる。
【0011】また、安全弁からの急激な吐出により容器
内が負圧になったとしても、圧力検知センサを有した昇
圧管路を備えてあるので、敏速に内圧を調節できる。な
お第5実施例の超電導磁石用クライオスタットにおいて
は、第4実施例の低温容器を断熱保護している窒素容器
の並列供給管路の長尺窒素供給管と設定排気管路の窒素
容器内開口部に、圧力検知センサの検知信号で動作する
昇温ヒータを設けたものであり、通常の液流とガス通流
は並列供給管路の供給開閉弁を閉止し、長尺窒素供給管
と短尺窒素供給管で通流させ、排気ガスの分だけ排気管
路と安全弁から排気させるが、このとき低温容器内に収
納されている超電導コイルの影響により冷却媒体が異常
吐出し窒素容器内が過冷却され、窒素容器内の液体窒素
の蒸発ガスが急激に減少した場合でも昇圧対策を敏速に
対策できる。また、窒素容器の過冷却が長くつづき、仮
に排気管路や供給管の開口部が凍結した場合について
も、その融解対策を敏速に、しかも容易にできる。
内が負圧になったとしても、圧力検知センサを有した昇
圧管路を備えてあるので、敏速に内圧を調節できる。な
お第5実施例の超電導磁石用クライオスタットにおいて
は、第4実施例の低温容器を断熱保護している窒素容器
の並列供給管路の長尺窒素供給管と設定排気管路の窒素
容器内開口部に、圧力検知センサの検知信号で動作する
昇温ヒータを設けたものであり、通常の液流とガス通流
は並列供給管路の供給開閉弁を閉止し、長尺窒素供給管
と短尺窒素供給管で通流させ、排気ガスの分だけ排気管
路と安全弁から排気させるが、このとき低温容器内に収
納されている超電導コイルの影響により冷却媒体が異常
吐出し窒素容器内が過冷却され、窒素容器内の液体窒素
の蒸発ガスが急激に減少した場合でも昇圧対策を敏速に
対策できる。また、窒素容器の過冷却が長くつづき、仮
に排気管路や供給管の開口部が凍結した場合について
も、その融解対策を敏速に、しかも容易にできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は本発明による第1実施例の超電導磁
石用クライオスタットの接続構成を示す図である。
に説明する。図1は本発明による第1実施例の超電導磁
石用クライオスタットの接続構成を示す図である。
【0013】図1に示すように、本実施例の超電導磁石
用クライオスタットは、超電導コイル1を液体ヘリウム
2中に浸漬して収納する低温容器3と、この低温容器3
の胴部の周囲に真空断熱層4を形成し液体窒素5aを貯
蔵して低温容器3を収納する窒素容器6と、低温容器3
を固定する容器固定ガイド7を固定し、窒素容器6の頂
部を閉塞する窒素容器カバー8と、低温容器3の頂部を
閉塞する低温容器カバー9と、低温容器3を収納する窒
素容器6に液体窒素5aを補給し、同時に内部圧力を調
節する第二窒素容器10とから構成されている。内周部
に低温容器3を収納した窒素容器6は真空断熱層4を有
し、その真空断熱層4は真空バルブ11を介して真空排
気管12により真空排気装置13に接続されている。低
温容器カバー9には低温容器3内の超電導コイル1を支
持する吊りボルト14が取付けられ、また低温容器カバ
ー9を貫通し外部電源から超電導コイル1に通電するた
めのパワーリード冷却排気管15を有した電源端子16
a,16b,液体ヘリウム2を注入する冷媒注入管1
7、液体ヘリウム2の蒸発ガスを排出する排気管18が
設けられている。そしてこれらの配管類、電源端子16
a,16bは低温容器カバー9に真空シールされて取付
けられている。また、窒素容器6の頂部を閉塞している
窒素容器カバー8には、窒素容器カバー8を貫通して延
びる逆止開閉弁19a、ある一定圧力以上になると自動
的に開放する安全弁20aを備えた液体窒素5aの蒸発
ガスを排気する排気管路21、ある一定圧力以上になる
と開放し、一定圧力以下になると自動的に閉止する安全
弁20bと開閉弁32bを備え、給入管部を液体窒素5
aまで深く差し込んだ長尺窒素供給管22aにした液体
窒素移送管路23が設けられている。
用クライオスタットは、超電導コイル1を液体ヘリウム
2中に浸漬して収納する低温容器3と、この低温容器3
の胴部の周囲に真空断熱層4を形成し液体窒素5aを貯
蔵して低温容器3を収納する窒素容器6と、低温容器3
を固定する容器固定ガイド7を固定し、窒素容器6の頂
部を閉塞する窒素容器カバー8と、低温容器3の頂部を
閉塞する低温容器カバー9と、低温容器3を収納する窒
素容器6に液体窒素5aを補給し、同時に内部圧力を調
節する第二窒素容器10とから構成されている。内周部
に低温容器3を収納した窒素容器6は真空断熱層4を有
し、その真空断熱層4は真空バルブ11を介して真空排
気管12により真空排気装置13に接続されている。低
温容器カバー9には低温容器3内の超電導コイル1を支
持する吊りボルト14が取付けられ、また低温容器カバ
ー9を貫通し外部電源から超電導コイル1に通電するた
めのパワーリード冷却排気管15を有した電源端子16
a,16b,液体ヘリウム2を注入する冷媒注入管1
7、液体ヘリウム2の蒸発ガスを排出する排気管18が
設けられている。そしてこれらの配管類、電源端子16
a,16bは低温容器カバー9に真空シールされて取付
けられている。また、窒素容器6の頂部を閉塞している
窒素容器カバー8には、窒素容器カバー8を貫通して延
びる逆止開閉弁19a、ある一定圧力以上になると自動
的に開放する安全弁20aを備えた液体窒素5aの蒸発
ガスを排気する排気管路21、ある一定圧力以上になる
と開放し、一定圧力以下になると自動的に閉止する安全
弁20bと開閉弁32bを備え、給入管部を液体窒素5
aまで深く差し込んだ長尺窒素供給管22aにした液体
窒素移送管路23が設けられている。
【0014】また、第二窒素容器10には、液体窒素5
b中に開口部34bを持つ深く差し込んだ液体窒素通流
管24と、窒素ガス層35bに開口部36を持つ短尺窒
素供給管25aとを外部で並列に接合し、それに、一方
に供給開閉弁26を備え他方に開口部となる供給管27
を接続した並列供給管路28、第二窒素容器10内のガ
ス圧力を調節させる昇圧管29と昇圧弁30を備えた昇
圧管路31と並列に、ある一定圧力以上の急激な圧力で
外部方向にだけ吐出する逆止開閉弁19bを備えたガス
ブロー管路33が設けられている。そして、これら第二
窒素容器10の並列供給管路28の供給管27の開口部
と液体窒素移送管路23が接続され、並列供給管路28
の短尺窒素供給管25aに設けた開閉弁32aを開放す
ることにより、窒素容器6と第二窒素容器10への液体
窒素供給を一体に供給し、供給後の窒素容器6と第二窒
素容器10内の液量と圧力を任意に自動調節できるよう
に構成されている。以上のように、本第1実施例の超電
導磁石用クライオスタットは、低温容器3を断熱保護す
る窒素容器6の他に、窒素ガス層35bに開口部36と
なる開閉弁32aを備えた短尺窒素供給管25aと、液
体窒素5b中に開口部34bとなる液体窒素通流管24
とを、一方に供給開閉弁26を有し、他方に開口部とな
る供給管27と並列に接続した並列供給管路28と、容
器内のガス圧力を調節する昇圧管29と、その昇圧管2
9を働かせる昇圧弁30とを備えた昇圧管路31と並列
に、ある一定圧力以上で外部に自動的に吐出し閉止する
逆止開閉弁19bを有したガスブロー管路33を備えた
第二窒素容器10を、そして低温容器3を保護する窒素
容器6には、外部方向への一方向にしか開放しない逆止
開閉弁19aと、ある一定圧力以上で自動的に吐出する
安全弁20aを備えた排気管路21と、一定圧力以上に
なると開放し、一定圧力以下になると自動的に閉止する
安全弁20bと開閉弁32b、それに開口部34aが液
体窒素5aまで深く差し込んだ長尺窒素供給管22aか
らなる液体窒素移送管路23とを備え、そして、この液
体窒素移送管路23の安全弁20bを設けた開口部と、
第二窒素容器10の並列供給管路28の供給管27の開
口部を接続して設け、低温容器3を断熱保護する窒素容
器6内の内圧変動があっても大気中から空気の吸い込み
がなく、また、窒素容器6に液体窒素5aを供給する長
尺窒素供給管22aからの吐出液体窒素は第二窒素容器
10に貯蔵され、外部放出がしないように液体窒素と窒
素ガスが常に通流するように構成したことに特徴があ
る。次に本実施例の超電導磁石用クライオスタットの駆
動操作を説明する。低温容器3に液体ヘリウム2を貯蔵
し超電導コイル1を冷却する場合、低温容器3を断熱保
護している窒素容器6と第二窒素容器10に、排気管路
21の逆止開閉弁19aを開放にし、窒素容器6と第二
窒素容器10に、並列供給管路28の供給開閉弁26と
液体窒素移送管路23の開閉弁32bを開放して液体窒
素5aを貯蔵し、十分使用可能になったところで窒素供
給を止め、並列供給管路28の供給開閉弁26を閉止
し、排気管路21の逆止開閉弁19aを開放した状態で
第二窒素容器10の短尺窒素供給管25aの開閉弁32
aを開放し、貯蔵された液体窒素5a,5bは平常に保
たれる。そして第二窒素容器10と窒素容器6に液体窒
素5a,5bが貯蔵された段階で冷媒注入管17から低
温容器3に液体ヘリウム2が注入貯蔵され超電導コイル
1が冷却される。このとき超電導コイル1を収納してい
る低温容器3内は常温から注入される液体ヘリウム2で
急激に冷却されるので大量の蒸発ガスが発生し、蒸発ガ
スは排気管18と電源端子16a,16bのパワーリー
ド冷却排気管15から大気中に放出される。この蒸発ガ
スは低温容器3内と超電導コイル1が冷却されるにした
がって次第に減少し、超電導コイル1が常電導転移を起
こさないかぎり、断熱保護となる窒素容器6に面する低
温容器3から侵入する熱,吊りボルト14,電源端子1
6a,16bからの熱伝導により侵入する熱による蒸発
ガスで、少量の安定した蒸発ガスとなる。しかし、低温
容器3への液体ヘリウム2の注入時や常電導転移が発生
すると大量の蒸発ガスが発生し、この蒸発ガスによって
窒素容器6が冷却され、窒素容器6内の液体窒素5aの
蒸発ガスが減少した時には負圧になることがある。しか
し、低温容器3を断熱保護している窒素容器6が過冷却
になり負圧になっても、排気管路21には大気中から逆
流のしない逆止開閉弁19aと安全弁20aを設けてい
るため、負圧に対する外部吸い込みは全くない。同時に
第二窒素容器10を設け、窒素容器6と第二窒素容器1
0を並列供給管路28と液体窒素移送管路23で接合
し、第二窒素容器10と窒素容器6の双方に適時の液体
窒素を貯蔵した後に供給開閉弁26を閉止し、第二窒素
容器10の短尺窒素供給管25aの開閉弁32aと液体
窒素移送管路23の開閉弁32bを開放した状態にし、
窒素容器6の窒素ガス層35aと第二窒素容器10の窒
素ガス層35bが何の支障もなく任意に通流できるの
で、低温容器3を断熱保護する窒素容器6内が負圧にな
ることがない。また、低温容器3内の熱侵入が大きく液
体ヘリウム2の大量蒸発が長時間になり負圧が続きそう
になっても、第二窒素容器10には昇圧管29と昇圧弁
30を備えた昇圧管路31を備えてあるので、必要に応
じて昇圧弁30を操作し第二窒素容器10側から窒素容
器6内へ窒素ガスを通流できるので、窒素容器6内を負
圧にすることはない。また、液体窒素移送管路23の長
尺窒素供給管22aを長時間液体窒素5aに差し込む
と、窒素ガス層35a部になる管路部内の昇圧により、
液体窒素移送管路23からの逆吐出することが心配され
ていたが、窒素容器6への窒素供給管となる液体窒素移
送管路23の開口部側には、第二窒素容器10側の液体
窒素通流管24と短尺窒素供給管25aと並列に接続さ
れた並列供給管路28が接続されており、窒素容器6の
液体窒素5aは逆流して第二窒素容器10に貯蔵され、
再度第二窒素容器10から、液体窒素通流管24と液体
窒素移送管路23を介して長尺窒素供給管22aから注
入することができるので、液体窒素使用量を最小限に抑
さえることができ、液体窒素5aの消費量低減を図るこ
ともできる。
b中に開口部34bを持つ深く差し込んだ液体窒素通流
管24と、窒素ガス層35bに開口部36を持つ短尺窒
素供給管25aとを外部で並列に接合し、それに、一方
に供給開閉弁26を備え他方に開口部となる供給管27
を接続した並列供給管路28、第二窒素容器10内のガ
ス圧力を調節させる昇圧管29と昇圧弁30を備えた昇
圧管路31と並列に、ある一定圧力以上の急激な圧力で
外部方向にだけ吐出する逆止開閉弁19bを備えたガス
ブロー管路33が設けられている。そして、これら第二
窒素容器10の並列供給管路28の供給管27の開口部
と液体窒素移送管路23が接続され、並列供給管路28
の短尺窒素供給管25aに設けた開閉弁32aを開放す
ることにより、窒素容器6と第二窒素容器10への液体
窒素供給を一体に供給し、供給後の窒素容器6と第二窒
素容器10内の液量と圧力を任意に自動調節できるよう
に構成されている。以上のように、本第1実施例の超電
導磁石用クライオスタットは、低温容器3を断熱保護す
る窒素容器6の他に、窒素ガス層35bに開口部36と
なる開閉弁32aを備えた短尺窒素供給管25aと、液
体窒素5b中に開口部34bとなる液体窒素通流管24
とを、一方に供給開閉弁26を有し、他方に開口部とな
る供給管27と並列に接続した並列供給管路28と、容
器内のガス圧力を調節する昇圧管29と、その昇圧管2
9を働かせる昇圧弁30とを備えた昇圧管路31と並列
に、ある一定圧力以上で外部に自動的に吐出し閉止する
逆止開閉弁19bを有したガスブロー管路33を備えた
第二窒素容器10を、そして低温容器3を保護する窒素
容器6には、外部方向への一方向にしか開放しない逆止
開閉弁19aと、ある一定圧力以上で自動的に吐出する
安全弁20aを備えた排気管路21と、一定圧力以上に
なると開放し、一定圧力以下になると自動的に閉止する
安全弁20bと開閉弁32b、それに開口部34aが液
体窒素5aまで深く差し込んだ長尺窒素供給管22aか
らなる液体窒素移送管路23とを備え、そして、この液
体窒素移送管路23の安全弁20bを設けた開口部と、
第二窒素容器10の並列供給管路28の供給管27の開
口部を接続して設け、低温容器3を断熱保護する窒素容
器6内の内圧変動があっても大気中から空気の吸い込み
がなく、また、窒素容器6に液体窒素5aを供給する長
尺窒素供給管22aからの吐出液体窒素は第二窒素容器
10に貯蔵され、外部放出がしないように液体窒素と窒
素ガスが常に通流するように構成したことに特徴があ
る。次に本実施例の超電導磁石用クライオスタットの駆
動操作を説明する。低温容器3に液体ヘリウム2を貯蔵
し超電導コイル1を冷却する場合、低温容器3を断熱保
護している窒素容器6と第二窒素容器10に、排気管路
21の逆止開閉弁19aを開放にし、窒素容器6と第二
窒素容器10に、並列供給管路28の供給開閉弁26と
液体窒素移送管路23の開閉弁32bを開放して液体窒
素5aを貯蔵し、十分使用可能になったところで窒素供
給を止め、並列供給管路28の供給開閉弁26を閉止
し、排気管路21の逆止開閉弁19aを開放した状態で
第二窒素容器10の短尺窒素供給管25aの開閉弁32
aを開放し、貯蔵された液体窒素5a,5bは平常に保
たれる。そして第二窒素容器10と窒素容器6に液体窒
素5a,5bが貯蔵された段階で冷媒注入管17から低
温容器3に液体ヘリウム2が注入貯蔵され超電導コイル
1が冷却される。このとき超電導コイル1を収納してい
る低温容器3内は常温から注入される液体ヘリウム2で
急激に冷却されるので大量の蒸発ガスが発生し、蒸発ガ
スは排気管18と電源端子16a,16bのパワーリー
ド冷却排気管15から大気中に放出される。この蒸発ガ
スは低温容器3内と超電導コイル1が冷却されるにした
がって次第に減少し、超電導コイル1が常電導転移を起
こさないかぎり、断熱保護となる窒素容器6に面する低
温容器3から侵入する熱,吊りボルト14,電源端子1
6a,16bからの熱伝導により侵入する熱による蒸発
ガスで、少量の安定した蒸発ガスとなる。しかし、低温
容器3への液体ヘリウム2の注入時や常電導転移が発生
すると大量の蒸発ガスが発生し、この蒸発ガスによって
窒素容器6が冷却され、窒素容器6内の液体窒素5aの
蒸発ガスが減少した時には負圧になることがある。しか
し、低温容器3を断熱保護している窒素容器6が過冷却
になり負圧になっても、排気管路21には大気中から逆
流のしない逆止開閉弁19aと安全弁20aを設けてい
るため、負圧に対する外部吸い込みは全くない。同時に
第二窒素容器10を設け、窒素容器6と第二窒素容器1
0を並列供給管路28と液体窒素移送管路23で接合
し、第二窒素容器10と窒素容器6の双方に適時の液体
窒素を貯蔵した後に供給開閉弁26を閉止し、第二窒素
容器10の短尺窒素供給管25aの開閉弁32aと液体
窒素移送管路23の開閉弁32bを開放した状態にし、
窒素容器6の窒素ガス層35aと第二窒素容器10の窒
素ガス層35bが何の支障もなく任意に通流できるの
で、低温容器3を断熱保護する窒素容器6内が負圧にな
ることがない。また、低温容器3内の熱侵入が大きく液
体ヘリウム2の大量蒸発が長時間になり負圧が続きそう
になっても、第二窒素容器10には昇圧管29と昇圧弁
30を備えた昇圧管路31を備えてあるので、必要に応
じて昇圧弁30を操作し第二窒素容器10側から窒素容
器6内へ窒素ガスを通流できるので、窒素容器6内を負
圧にすることはない。また、液体窒素移送管路23の長
尺窒素供給管22aを長時間液体窒素5aに差し込む
と、窒素ガス層35a部になる管路部内の昇圧により、
液体窒素移送管路23からの逆吐出することが心配され
ていたが、窒素容器6への窒素供給管となる液体窒素移
送管路23の開口部側には、第二窒素容器10側の液体
窒素通流管24と短尺窒素供給管25aと並列に接続さ
れた並列供給管路28が接続されており、窒素容器6の
液体窒素5aは逆流して第二窒素容器10に貯蔵され、
再度第二窒素容器10から、液体窒素通流管24と液体
窒素移送管路23を介して長尺窒素供給管22aから注
入することができるので、液体窒素使用量を最小限に抑
さえることができ、液体窒素5aの消費量低減を図るこ
ともできる。
【0015】また、上記では窒素容器6の他に第二窒素
容器10を設け、第二窒素容器10と窒素容器6を、第
二窒素容器10の液体窒素5b中まで差し込む液体窒素
通流管24と窒素ガス層35b部に開口する短尺窒素供
給管25aを並列接続した並列供給管路28と、窒素容
器6の液体窒素5a中に深く差し込んだ長尺窒素供給管
22aを有する液体窒素移送管路23とを接続し、窒素
容器6の排気管路21には外部に放出される方向にだけ
開口し、外部から吸い込みしない逆止開閉弁19aと安
全弁20aを設けた排気管路21とし、2種の窒素容器
を備えて蒸発ガスおよび液体窒素吐出を任意に通流させ
る内部通流要領について説明してきたが、低温容器3を
断熱保護する窒素容器6の他に、その窒素容器6内の内
圧調節と液体窒素5aの外部放出防止の第二窒素容器1
0を設け、窒素容器6には逆止開閉弁19aと安全弁2
0aを備えた排気管路21と、液体窒素層5a中に深く
差し込み開口する長尺窒素供給管22aに安全弁20b
と開閉弁32bを備えた液体窒素移送管路23を、そし
て第二窒素容器10には、液体窒素5b中に開口となる
液体窒素通流管24と窒素ガス層35b部に開口となる
開閉弁32aを有した短尺窒素供給管25aとを備え、
これを供給開閉弁26を備えた供給管27で並列接続し
た並列供給管路28を設け、この並列供給管路28と液
体窒素移送管路23を接続して備えた、蒸発ガスと液体
窒素の内部通流構造とすることにより、蒸発ガスの排気
管路21や液体窒素の供給管27の凍結、あるいは結露
することを解消できる。これにより窒素容器6内が異常
加圧して容器が変形破損したり、あるいは超電導コイル
1の運転中に停止して凍結対策する必要がなく、超電導
コイル1を収納する低温容器の断熱保護に一段と効果的
な窒素容器を形成できる。
容器10を設け、第二窒素容器10と窒素容器6を、第
二窒素容器10の液体窒素5b中まで差し込む液体窒素
通流管24と窒素ガス層35b部に開口する短尺窒素供
給管25aを並列接続した並列供給管路28と、窒素容
器6の液体窒素5a中に深く差し込んだ長尺窒素供給管
22aを有する液体窒素移送管路23とを接続し、窒素
容器6の排気管路21には外部に放出される方向にだけ
開口し、外部から吸い込みしない逆止開閉弁19aと安
全弁20aを設けた排気管路21とし、2種の窒素容器
を備えて蒸発ガスおよび液体窒素吐出を任意に通流させ
る内部通流要領について説明してきたが、低温容器3を
断熱保護する窒素容器6の他に、その窒素容器6内の内
圧調節と液体窒素5aの外部放出防止の第二窒素容器1
0を設け、窒素容器6には逆止開閉弁19aと安全弁2
0aを備えた排気管路21と、液体窒素層5a中に深く
差し込み開口する長尺窒素供給管22aに安全弁20b
と開閉弁32bを備えた液体窒素移送管路23を、そし
て第二窒素容器10には、液体窒素5b中に開口となる
液体窒素通流管24と窒素ガス層35b部に開口となる
開閉弁32aを有した短尺窒素供給管25aとを備え、
これを供給開閉弁26を備えた供給管27で並列接続し
た並列供給管路28を設け、この並列供給管路28と液
体窒素移送管路23を接続して備えた、蒸発ガスと液体
窒素の内部通流構造とすることにより、蒸発ガスの排気
管路21や液体窒素の供給管27の凍結、あるいは結露
することを解消できる。これにより窒素容器6内が異常
加圧して容器が変形破損したり、あるいは超電導コイル
1の運転中に停止して凍結対策する必要がなく、超電導
コイル1を収納する低温容器の断熱保護に一段と効果的
な窒素容器を形成できる。
【0016】また、超電導コイル1の運転中に蒸発量が
多く、窒素容器6内の液体窒素量が減量しても一時的に
窒素容器6の液体窒素移送管路23の開閉弁32bを閉
止し、供給管27の供給開閉弁26と短尺窒素供給管2
5aの開閉弁32aを開放し、第二窒素容器10に液体
窒素5bを貯蔵した後、供給開閉弁26を閉止して第二
窒素容器10から低温容器3を収納している窒素容器6
に注入できるので、大気中から空気を吸い込むことはな
く連続して窒素補給できることから、液体窒素の供給管
27あるいは排気管路21が凍結したり、結露すること
がなく、破損して使用不能となる心配のない効果的な窒
素容器を構成でき、運転中に窒素容器周辺に多量の霜や
氷が発生し点検停止させることなく、安心して長期間運
転のできる好適な超電導磁石用クライオスタットを実現
できる。
多く、窒素容器6内の液体窒素量が減量しても一時的に
窒素容器6の液体窒素移送管路23の開閉弁32bを閉
止し、供給管27の供給開閉弁26と短尺窒素供給管2
5aの開閉弁32aを開放し、第二窒素容器10に液体
窒素5bを貯蔵した後、供給開閉弁26を閉止して第二
窒素容器10から低温容器3を収納している窒素容器6
に注入できるので、大気中から空気を吸い込むことはな
く連続して窒素補給できることから、液体窒素の供給管
27あるいは排気管路21が凍結したり、結露すること
がなく、破損して使用不能となる心配のない効果的な窒
素容器を構成でき、運転中に窒素容器周辺に多量の霜や
氷が発生し点検停止させることなく、安心して長期間運
転のできる好適な超電導磁石用クライオスタットを実現
できる。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図2を用いて
説明する。本実施例は、図に示す第1実施例の超電導磁
石用クライオスタットにおける低温容器3を断熱保護す
る窒素容器6を、一つの容器で完全に分離した二槽の貯
槽を備えた、つまり第一窒素槽37と第二窒素槽38を
設けた二槽構造の二段窒素容器39としたもので、第一
窒素槽37と第二窒素槽38の間に、第一窒素槽37の
蒸発ガスを排気する逆止開閉弁19cと、ある一定圧力
以上で自動的に大気中に開放する安全弁20cを備え、
第一窒素槽37内の内圧を昇圧させるヒータ40とを備
えた排気管路41と、第二窒素槽38内の蒸発ガスを排
気する開閉弁32c、第一窒素槽37に設けた排気管路
41の安全弁20cより高い圧力で自動的に開放し、あ
る一定圧力になると自動的に閉止する安全弁20dを備
えた排気管42を設け、排気管42と排気管路41を、
排気管路41の安全弁20cとヒータ40の間で並列に
接合して並列排気管路43を形成して設け、そして第一
窒素槽37には液体窒素を供給する供給開閉弁26bと
第二開閉弁50を備えた窒素移送管路44を、第二窒素
槽38に液体窒素を供給する給入開閉弁45を備えた窒
素注入管46を設け、第一窒素槽37の窒素移送管路4
4と窒素注入管46を接合して並列供給管路28bを形
成配置して構成されている。
説明する。本実施例は、図に示す第1実施例の超電導磁
石用クライオスタットにおける低温容器3を断熱保護す
る窒素容器6を、一つの容器で完全に分離した二槽の貯
槽を備えた、つまり第一窒素槽37と第二窒素槽38を
設けた二槽構造の二段窒素容器39としたもので、第一
窒素槽37と第二窒素槽38の間に、第一窒素槽37の
蒸発ガスを排気する逆止開閉弁19cと、ある一定圧力
以上で自動的に大気中に開放する安全弁20cを備え、
第一窒素槽37内の内圧を昇圧させるヒータ40とを備
えた排気管路41と、第二窒素槽38内の蒸発ガスを排
気する開閉弁32c、第一窒素槽37に設けた排気管路
41の安全弁20cより高い圧力で自動的に開放し、あ
る一定圧力になると自動的に閉止する安全弁20dを備
えた排気管42を設け、排気管42と排気管路41を、
排気管路41の安全弁20cとヒータ40の間で並列に
接合して並列排気管路43を形成して設け、そして第一
窒素槽37には液体窒素を供給する供給開閉弁26bと
第二開閉弁50を備えた窒素移送管路44を、第二窒素
槽38に液体窒素を供給する給入開閉弁45を備えた窒
素注入管46を設け、第一窒素槽37の窒素移送管路4
4と窒素注入管46を接合して並列供給管路28bを形
成配置して構成されている。
【0018】第二窒素槽38に接合されている並列排気
管路43の排気管42の先端部と、並列供給管路28b
の窒素注入管46の先端部を共に第二窒素槽38のカバ
ー47に設けた排気管部48と給入管部49に接合さ
れ、双方ともガス層に開口するようになっている。ただ
し給入管部49に接合される窒素注入管46は内部に差
し込みできるように接続される。
管路43の排気管42の先端部と、並列供給管路28b
の窒素注入管46の先端部を共に第二窒素槽38のカバ
ー47に設けた排気管部48と給入管部49に接合さ
れ、双方ともガス層に開口するようになっている。ただ
し給入管部49に接合される窒素注入管46は内部に差
し込みできるように接続される。
【0019】液体窒素を給入するときは、窒素移送管路
44の供給開閉弁26bと窒素注入管46の給入開閉弁
45を開放して並列供給管路28bから第一窒素槽37
と第二窒素槽38の双方に供給し、適時貯蔵された時点
で供給開閉弁26bを閉止し、給入開閉弁45と第二開
閉弁50を開放して第一窒素槽37と第二窒素槽38は
自由に通流される。
44の供給開閉弁26bと窒素注入管46の給入開閉弁
45を開放して並列供給管路28bから第一窒素槽37
と第二窒素槽38の双方に供給し、適時貯蔵された時点
で供給開閉弁26bを閉止し、給入開閉弁45と第二開
閉弁50を開放して第一窒素槽37と第二窒素槽38は
自由に通流される。
【0020】また、第一窒素槽37と第二窒素槽38の
蒸発ガス排気についても、液体窒素の供給時には並列排
気管路43の逆止開閉弁19cと開閉弁32cを開放し
て蒸発ガスを大気中に放出するが、平常は逆止開閉弁1
9cを多少しぼり込んで第一窒素槽37と第二窒素槽3
8内を通流させて放出させ、急激な圧力変化に対しては
安全弁20c,20dから放出させるように構成されて
いる。
蒸発ガス排気についても、液体窒素の供給時には並列排
気管路43の逆止開閉弁19cと開閉弁32cを開放し
て蒸発ガスを大気中に放出するが、平常は逆止開閉弁1
9cを多少しぼり込んで第一窒素槽37と第二窒素槽3
8内を通流させて放出させ、急激な圧力変化に対しては
安全弁20c,20dから放出させるように構成されて
いる。
【0021】本実施例の構成は、上記低温容器3を断熱
保護する窒素容器を第一窒素槽37と第二窒素槽38に
分割して配置した二段窒素容器39にし、二段窒素容器
39の第一窒素槽37と第二窒素槽38を、並列排気管
路43と並列供給管路28bで接合した以外は、即ち、
真空断熱層4の真空排気系あるいは低温容器3関係の駆
動接合については、第1実施例と同じであるので説明を
省略する。
保護する窒素容器を第一窒素槽37と第二窒素槽38に
分割して配置した二段窒素容器39にし、二段窒素容器
39の第一窒素槽37と第二窒素槽38を、並列排気管
路43と並列供給管路28bで接合した以外は、即ち、
真空断熱層4の真空排気系あるいは低温容器3関係の駆
動接合については、第1実施例と同じであるので説明を
省略する。
【0022】第2実施例の超電導磁石用クライオスタッ
トは、上記で記述しているように、低温容器3を断熱保
護する窒素容器6を、一つの窒素容器に第一窒素槽37
と第二窒素槽38の二槽の貯槽を備えた二段構造の二段
窒素容器39にし、第一窒素槽37には逆止開閉弁19
c,安全弁20cとヒータ40を備えた排気管路41
を、第二窒素槽38には開閉弁32cと安全弁20dと
を備えた排気管42を設け、排気管路41と排気管42
を接続して並列排気管路43を形成配置し、第一窒素槽
37と第二窒素槽38の蒸発ガスを互いに干渉しあって
排気されるように接合されている。一方、液体窒素注入
貯蔵にあっては、開口部が液体窒素中になる長尺窒素供
給管22bに供給開閉弁26bと第二開閉弁50とを備
えた窒素移送管路44を、第二窒素槽38には、開口部
が第二窒素槽38のカバー47に設けた給入管部49内
に挿入可能になる給入開閉弁45を備えた窒素注入管4
6を設け、窒素移送管路44と窒素注入管46を並列に
接合して並列供給管路28bを形成配置し、第一窒素槽
37と第二窒素槽38が同時に、あるいは個別に供給注
入できるように接合形成されている。並列供給管路28
bの供給開閉弁26bと給入開閉弁45を開放し、低温
容器3を断熱保護する二段窒素容器39の第一窒素槽3
7と、第二窒素槽38に適時の液体窒素を注入貯蔵され
た場合、供給開閉弁26bを閉止すると、蒸発ガスは第
一窒素槽37と第二窒素槽38の間で互いに干渉しあっ
て排気されるので、多少内圧を保持しながら放出され
る。同時に並列排気管路43の開閉弁を内部から大気中
への一方向だけに開放する逆止開閉弁19cとすること
により、大気中からの吸い込みはなく、並列排気管路4
3の凍結や結露の心配がなくなる。また、液体窒素を注
入貯蔵した後に並列供給管路28bの供給開閉弁26b
を閉止することにより、第一窒素槽37と第二窒素槽3
8の液体窒素供給系と蒸発ガス排気系の双方が共に任意
に通流できる並列通流回路を形成されているので、ガス
層と液体窒素の双方で内部調節されるので、平常圧維持
が敏速かつ容易になるので、負圧が長く続き長尺窒素供
給管22bを備えた窒素移送管路44が凍結し、液体窒
素が第一窒素槽37から第二窒素槽38に異常吐出する
心配はなく、安定貯蔵と内圧維持に適した窒素容器を構
成実現することができる。
トは、上記で記述しているように、低温容器3を断熱保
護する窒素容器6を、一つの窒素容器に第一窒素槽37
と第二窒素槽38の二槽の貯槽を備えた二段構造の二段
窒素容器39にし、第一窒素槽37には逆止開閉弁19
c,安全弁20cとヒータ40を備えた排気管路41
を、第二窒素槽38には開閉弁32cと安全弁20dと
を備えた排気管42を設け、排気管路41と排気管42
を接続して並列排気管路43を形成配置し、第一窒素槽
37と第二窒素槽38の蒸発ガスを互いに干渉しあって
排気されるように接合されている。一方、液体窒素注入
貯蔵にあっては、開口部が液体窒素中になる長尺窒素供
給管22bに供給開閉弁26bと第二開閉弁50とを備
えた窒素移送管路44を、第二窒素槽38には、開口部
が第二窒素槽38のカバー47に設けた給入管部49内
に挿入可能になる給入開閉弁45を備えた窒素注入管4
6を設け、窒素移送管路44と窒素注入管46を並列に
接合して並列供給管路28bを形成配置し、第一窒素槽
37と第二窒素槽38が同時に、あるいは個別に供給注
入できるように接合形成されている。並列供給管路28
bの供給開閉弁26bと給入開閉弁45を開放し、低温
容器3を断熱保護する二段窒素容器39の第一窒素槽3
7と、第二窒素槽38に適時の液体窒素を注入貯蔵され
た場合、供給開閉弁26bを閉止すると、蒸発ガスは第
一窒素槽37と第二窒素槽38の間で互いに干渉しあっ
て排気されるので、多少内圧を保持しながら放出され
る。同時に並列排気管路43の開閉弁を内部から大気中
への一方向だけに開放する逆止開閉弁19cとすること
により、大気中からの吸い込みはなく、並列排気管路4
3の凍結や結露の心配がなくなる。また、液体窒素を注
入貯蔵した後に並列供給管路28bの供給開閉弁26b
を閉止することにより、第一窒素槽37と第二窒素槽3
8の液体窒素供給系と蒸発ガス排気系の双方が共に任意
に通流できる並列通流回路を形成されているので、ガス
層と液体窒素の双方で内部調節されるので、平常圧維持
が敏速かつ容易になるので、負圧が長く続き長尺窒素供
給管22bを備えた窒素移送管路44が凍結し、液体窒
素が第一窒素槽37から第二窒素槽38に異常吐出する
心配はなく、安定貯蔵と内圧維持に適した窒素容器を構
成実現することができる。
【0023】また、例えば第一窒素槽37あるいは第二
窒素槽38に何らかの圧力変化が生じ、どちらか一方に
液体窒素が異常吐出したり、あるいは低温容器3内への
熱侵入や超電導コイル1の常電導転移により、液体ヘリ
ウム2が急激に吐出し、二段窒素容器39の第一窒素槽
37が過冷却され負圧になったとしても、並列排気管路
43の逆止開閉弁19cを閉止し、開閉弁32cを開放
してヒータ40を投入することにより、内圧と貯液量を
容易に調節できる。これにより負圧解消と貯液調節を両
面から対処でき、かつ第一窒素槽37と第二窒素槽38
を設けた二段窒素容器39とすることにより、接続管路
を短く、小型にして使用容易な効果的な超電導磁石用ク
ライオスタットを構成できる他、第1実施例と同等の作
用効果を得ることができる。
窒素槽38に何らかの圧力変化が生じ、どちらか一方に
液体窒素が異常吐出したり、あるいは低温容器3内への
熱侵入や超電導コイル1の常電導転移により、液体ヘリ
ウム2が急激に吐出し、二段窒素容器39の第一窒素槽
37が過冷却され負圧になったとしても、並列排気管路
43の逆止開閉弁19cを閉止し、開閉弁32cを開放
してヒータ40を投入することにより、内圧と貯液量を
容易に調節できる。これにより負圧解消と貯液調節を両
面から対処でき、かつ第一窒素槽37と第二窒素槽38
を設けた二段窒素容器39とすることにより、接続管路
を短く、小型にして使用容易な効果的な超電導磁石用ク
ライオスタットを構成できる他、第1実施例と同等の作
用効果を得ることができる。
【0024】図3に本発明の第3実施例の超電導磁石用
クライオスタットを示す。第1および第2実施例では、
低温容器3を断熱保護する窒素容器を、低温容器3を断
熱保護する窒素容器6の他にもう一つの第二窒素容器1
0を、あるいは同一窒素容器内に完全に分離した二槽の
貯槽を備えた二段窒素容器39を設け、窒素容器6と第
二窒素容器10、あるいは二段窒素容器39の第一窒素
槽37と第二窒素槽38の間に、長尺窒素供給管22a
と短尺窒素供給管25a,液体窒素通流管24とを接合
した並列供給管路28と、第一窒素槽37と第二窒素槽
38の蒸発ガスを干渉しあって排気する並列排気管路4
3とを設け、低温容器3を断熱保護する窒素容器6、第
一窒素槽37に液体窒素を注入後、窒素容器6と第二窒
素容器10、あるいは第一窒素槽37と第二窒素槽38
を常時通流させ、窒素容器6と第一窒素槽37の加減圧
の調節および貯液量の加減を図ってきたが、第3実施例
では、超電導コイル1を収納し冷却媒体51を貯蔵した
低温容器カバー9を備えた低温容器3を断熱保護する窒
素容器を、窒素容器カバー8bから容器内底部近傍まで
延びる液体窒素層で第一窒素槽37bと第二窒素槽38
bを形成する仕切板52を設けた二槽窒素容器53と
し、第一窒素槽37bと第二窒素槽38bの間に、通流開
閉弁54aを備えた長尺窒素供給管22cと通流開閉弁
54bを備えた短尺窒素供給管25bを接合し、供給開
閉弁26cを備えた並列供給管路28cを形成して設け
ている。そして、第一窒素槽37bには、第一窒素槽37
bの蒸発ガスを放出する窒素容器カバー8bと、容器固
定ガイド7を貫通して逆止開閉弁19dと、大気圧より
高い設定圧力で自動的に開閉する排気安全弁55aを備
えたガス排気管路56a、第二窒素槽38bには、大気
中から吸い込みしない逆止開閉弁19eと、大気圧より
高く第一窒素槽37bの内圧より高い値に設定された設
定安全弁57とを備えた第二ガス排気管路58と、槽内
の圧力を加圧調節する昇圧管29b,昇圧弁30bを備
えた昇圧管路31bを設けている。
クライオスタットを示す。第1および第2実施例では、
低温容器3を断熱保護する窒素容器を、低温容器3を断
熱保護する窒素容器6の他にもう一つの第二窒素容器1
0を、あるいは同一窒素容器内に完全に分離した二槽の
貯槽を備えた二段窒素容器39を設け、窒素容器6と第
二窒素容器10、あるいは二段窒素容器39の第一窒素
槽37と第二窒素槽38の間に、長尺窒素供給管22a
と短尺窒素供給管25a,液体窒素通流管24とを接合
した並列供給管路28と、第一窒素槽37と第二窒素槽
38の蒸発ガスを干渉しあって排気する並列排気管路4
3とを設け、低温容器3を断熱保護する窒素容器6、第
一窒素槽37に液体窒素を注入後、窒素容器6と第二窒
素容器10、あるいは第一窒素槽37と第二窒素槽38
を常時通流させ、窒素容器6と第一窒素槽37の加減圧
の調節および貯液量の加減を図ってきたが、第3実施例
では、超電導コイル1を収納し冷却媒体51を貯蔵した
低温容器カバー9を備えた低温容器3を断熱保護する窒
素容器を、窒素容器カバー8bから容器内底部近傍まで
延びる液体窒素層で第一窒素槽37bと第二窒素槽38
bを形成する仕切板52を設けた二槽窒素容器53と
し、第一窒素槽37bと第二窒素槽38bの間に、通流開
閉弁54aを備えた長尺窒素供給管22cと通流開閉弁
54bを備えた短尺窒素供給管25bを接合し、供給開
閉弁26cを備えた並列供給管路28cを形成して設け
ている。そして、第一窒素槽37bには、第一窒素槽37
bの蒸発ガスを放出する窒素容器カバー8bと、容器固
定ガイド7を貫通して逆止開閉弁19dと、大気圧より
高い設定圧力で自動的に開閉する排気安全弁55aを備
えたガス排気管路56a、第二窒素槽38bには、大気
中から吸い込みしない逆止開閉弁19eと、大気圧より
高く第一窒素槽37bの内圧より高い値に設定された設
定安全弁57とを備えた第二ガス排気管路58と、槽内
の圧力を加圧調節する昇圧管29b,昇圧弁30bを備
えた昇圧管路31bを設けている。
【0025】また、二槽窒素容器53には前記実施例と
同様に、真空バルブ11と真空排気装置13を備えた真
空排気管12が設けられ、容器外からの熱侵入防止の真
空断熱層4を形成されている。
同様に、真空バルブ11と真空排気装置13を備えた真
空排気管12が設けられ、容器外からの熱侵入防止の真
空断熱層4を形成されている。
【0026】以上のように、低温容器3を断熱保護する
窒素容器を、同一容器内に第一窒素槽37bと第二窒素
槽38bを設けた二槽窒素容器53に長尺窒素供給管2
2cと短尺窒素供給管25bを接合した並列供給管路2
8c、そして、第一窒素槽37bには外部方向にだけ開
放されるガス排気管路56a,第二窒素槽38bには、
第一窒素槽37bの内圧より高い圧力で開放する第二ガ
ス排気管路58と昇圧管31b等を備えた第3実施例の
超電導磁石用クライオスタットは次のように動作する。
窒素容器を、同一容器内に第一窒素槽37bと第二窒素
槽38bを設けた二槽窒素容器53に長尺窒素供給管2
2cと短尺窒素供給管25bを接合した並列供給管路2
8c、そして、第一窒素槽37bには外部方向にだけ開
放されるガス排気管路56a,第二窒素槽38bには、
第一窒素槽37bの内圧より高い圧力で開放する第二ガ
ス排気管路58と昇圧管31b等を備えた第3実施例の
超電導磁石用クライオスタットは次のように動作する。
【0027】冷却媒体51で冷却され、超電導コイル1
が安定した低温容器3が定常状態にあるとき、二槽窒素
容器53内の液体窒素5bは、低温容器3,低温容器3
を固定する容器固定ガイド7や窒素容器カバー8b側か
らの低温熱侵入もなく、第一窒素槽37b,第二窒素槽
38bともに安定し蒸発ガスは幾分高めになって第一窒
素槽37bのガス排気管路56aから放出される。この
時第一窒素槽37bと第二窒素槽38bの並列供給管路
28cの供給開閉弁26cは閉止し、長尺窒素供給管2
2cの通流開閉弁54aと短尺窒素供給管25dの通流
開閉弁54bはともに開放された状態で互いに通流し、
第二窒素槽38bの蒸発ガスは第一窒素槽37bに通流
され、第一窒素槽37bは加圧された状態でガス排気管
路56aから大気中に放出されるようになっている。と
ころで低温容器3に冷却媒体51を注入したり、何らか
の減少で冷却媒体51が急激に蒸発し圧力上昇すると、
蒸発ガスは電源端子16a,16bの冷媒排気管15と
排気管18から外部に放出するか、あるいは回収され
る。このとき冷却媒体51の異常吐出によって低温容器
3,容器固定ガイド7,窒素容器カバー8b等が過冷却
される。そして、この低温容器3,容器固定ガイド7,
窒素容器カバー8bの過冷却により、容器固定ガイド7
と窒素容器カバー8bを貫通して設けられている並列供
給管路28cの長尺窒素供給管路22cおよびガス排気
管路56aの窒素ガス層59a部分と、低温容器3に側
した第一窒素槽37bの液体窒素5cが一時的に冷却さ
れ、第一窒素槽37bの蒸発ガスは減少し、ガス排気管
路56aは逆止開閉弁19dを設けてあることから、時
には瞬時には負圧になることがある。しかし、第一窒素
槽37bと第二窒素槽38bは長尺窒素供給管22cと
短尺窒素供給管25bで並列に接合されているので、す
ぐに第二窒素槽38bから自然に加圧されるようになっ
ている。もし、一時的に減圧されても第二窒素槽38b
の昇圧管路31bにより敏速に加圧対策できるようにな
っている。この時第二窒素槽38bが急に圧力が上昇し
たり、あるいは負圧になっても、第二ガス排気管路58
には逆止開閉弁19eと第一窒素槽37bより高い圧力
までもつ設定安全弁57を備えてあるので、大気中から
の吸い込みや長期間負圧になることはなく、窒素容器カ
バー8b,容器固定ガイド7等に霜付き,凍り付きなる
心配はない。
が安定した低温容器3が定常状態にあるとき、二槽窒素
容器53内の液体窒素5bは、低温容器3,低温容器3
を固定する容器固定ガイド7や窒素容器カバー8b側か
らの低温熱侵入もなく、第一窒素槽37b,第二窒素槽
38bともに安定し蒸発ガスは幾分高めになって第一窒
素槽37bのガス排気管路56aから放出される。この
時第一窒素槽37bと第二窒素槽38bの並列供給管路
28cの供給開閉弁26cは閉止し、長尺窒素供給管2
2cの通流開閉弁54aと短尺窒素供給管25dの通流
開閉弁54bはともに開放された状態で互いに通流し、
第二窒素槽38bの蒸発ガスは第一窒素槽37bに通流
され、第一窒素槽37bは加圧された状態でガス排気管
路56aから大気中に放出されるようになっている。と
ころで低温容器3に冷却媒体51を注入したり、何らか
の減少で冷却媒体51が急激に蒸発し圧力上昇すると、
蒸発ガスは電源端子16a,16bの冷媒排気管15と
排気管18から外部に放出するか、あるいは回収され
る。このとき冷却媒体51の異常吐出によって低温容器
3,容器固定ガイド7,窒素容器カバー8b等が過冷却
される。そして、この低温容器3,容器固定ガイド7,
窒素容器カバー8bの過冷却により、容器固定ガイド7
と窒素容器カバー8bを貫通して設けられている並列供
給管路28cの長尺窒素供給管路22cおよびガス排気
管路56aの窒素ガス層59a部分と、低温容器3に側
した第一窒素槽37bの液体窒素5cが一時的に冷却さ
れ、第一窒素槽37bの蒸発ガスは減少し、ガス排気管
路56aは逆止開閉弁19dを設けてあることから、時
には瞬時には負圧になることがある。しかし、第一窒素
槽37bと第二窒素槽38bは長尺窒素供給管22cと
短尺窒素供給管25bで並列に接合されているので、す
ぐに第二窒素槽38bから自然に加圧されるようになっ
ている。もし、一時的に減圧されても第二窒素槽38b
の昇圧管路31bにより敏速に加圧対策できるようにな
っている。この時第二窒素槽38bが急に圧力が上昇し
たり、あるいは負圧になっても、第二ガス排気管路58
には逆止開閉弁19eと第一窒素槽37bより高い圧力
までもつ設定安全弁57を備えてあるので、大気中から
の吸い込みや長期間負圧になることはなく、窒素容器カ
バー8b,容器固定ガイド7等に霜付き,凍り付きなる
心配はない。
【0028】また、逆に過冷却された容器固定ガイド7
や窒素容器カバー8bが時間経過と共に昇温され、一時
的に長尺窒素供給管22c内のガス層部が昇圧して液体
窒素5cが吐出しても、同一容器内の第二窒素槽38b
に導かれ貯蔵されるので、液量損失はなくなり、自然に
第一窒素槽37bに貯液調節されるようになっている。
や窒素容器カバー8bが時間経過と共に昇温され、一時
的に長尺窒素供給管22c内のガス層部が昇圧して液体
窒素5cが吐出しても、同一容器内の第二窒素槽38b
に導かれ貯蔵されるので、液量損失はなくなり、自然に
第一窒素槽37bに貯液調節されるようになっている。
【0029】また、この時の急激な異常吐出によって蒸
発ガスが発生し圧力が上昇しても、ガス排気管路56a
の排気安全弁55aと第二ガス排気管路58の設定安全
弁57から外部に放出され、安定した段階で自動的に閉
止される。
発ガスが発生し圧力が上昇しても、ガス排気管路56a
の排気安全弁55aと第二ガス排気管路58の設定安全
弁57から外部に放出され、安定した段階で自動的に閉
止される。
【0030】以上のように、低温容器3内に配置された
超電導コイル1を冷却する冷却媒体51に何らかの変化
が生じ、低温容器3を断熱保護している第一窒素槽37
bの液体窒素5cに影響を与えても、並列供給管路28
cの供給開閉弁26cを開放して外部から液体窒素を補
給することはなく、敏速に、かつ容易に加圧補給するこ
とができる。
超電導コイル1を冷却する冷却媒体51に何らかの変化
が生じ、低温容器3を断熱保護している第一窒素槽37
bの液体窒素5cに影響を与えても、並列供給管路28
cの供給開閉弁26cを開放して外部から液体窒素を補
給することはなく、敏速に、かつ容易に加圧補給するこ
とができる。
【0031】また、仮に排気安全弁55aと設定安全弁
57からの吐出量が多く、第二窒素槽38bの液体窒素
5b量が減少し、外部からの補給が必要になった場合で
も、並列供給管路28cの供給開閉弁26cと通流開閉
弁54dを開放し、長尺窒素供給管22cの通流開閉弁
54aを閉止し、第二窒素槽38bに液体窒素5bを貯
蔵することにより、大気中から窒素容器内への通流を最
小限におさえることができ、液体窒素の供給管や排気管
路を凍結させることはなく、接続管路の簡略化を図り敏
速に、かつ容易に液量加圧調節のできる、凍結破損のし
にくい、頑丈で効果的な超電導磁石用クライオスタット
を構成提供することができる。
57からの吐出量が多く、第二窒素槽38bの液体窒素
5b量が減少し、外部からの補給が必要になった場合で
も、並列供給管路28cの供給開閉弁26cと通流開閉
弁54dを開放し、長尺窒素供給管22cの通流開閉弁
54aを閉止し、第二窒素槽38bに液体窒素5bを貯
蔵することにより、大気中から窒素容器内への通流を最
小限におさえることができ、液体窒素の供給管や排気管
路を凍結させることはなく、接続管路の簡略化を図り敏
速に、かつ容易に液量加圧調節のできる、凍結破損のし
にくい、頑丈で効果的な超電導磁石用クライオスタット
を構成提供することができる。
【0032】図4に本発明の第4実施例の超電導磁石用
クライオスタットを示す。第1実施例から第3実施例に
おいては、低温容器3を断熱保護する窒素容器を、窒素
容器6の他にもう一つの第二窒素容器10を備えた2個
目の窒素容器を、あるいは完全に分離した一槽,二槽の
複数の貯槽を備えた二段窒素容器39、または液槽に円
筒状の仕切り板52を設けて二槽構造にした二槽窒素容
器53を構成し、窒素容器6と第二窒素容器10,二段
窒素容器39にあっては第一窒素槽37と第二窒素槽3
8の間に、二槽窒素容器53にあっては第一窒素槽37
bと第二窒素槽38bの間に長尺窒素供給管22a,2
2b,22cと短尺窒素供給管25a,25bあるいは
窒素注入管46を並列に接合した並列供給管路28,2
8b,28cと、昇圧管29,29bを備えた昇圧管路
31,31bを、または並列排気管路43等を備えて貯
液量および内圧調節を図ってきたが、第4実施例では、
低温容器3を断熱保護する窒素容器6に、窒素容器カバ
ー8bと容器固定ガイド7を貫通し液体窒素5c中に開
口する長尺窒素供給管22dと、窒素ガス層59bに開口
する短尺窒素供給管25cを接合した供給弁60を備え
た並列供給管路28dと、昇圧管29cと昇圧自動弁6
2を備え、昇圧自動弁62,電源回路63を有した圧力
検知センサ64で自動的に開閉調節するようにした昇圧
管路31c、それに窒素容器6内から大気中へ一方向に
だけ開放する逆止弁61と、一定圧力以上になると自動
的に開放する安全弁20dとを備えた排気管路41bを
設けている。その他の超電導コイル1を収納し頂部を低
温容器カバー9で閉塞した低温容器3の構成と窒素容器
6の真空断熱層4bに関しては前記第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
クライオスタットを示す。第1実施例から第3実施例に
おいては、低温容器3を断熱保護する窒素容器を、窒素
容器6の他にもう一つの第二窒素容器10を備えた2個
目の窒素容器を、あるいは完全に分離した一槽,二槽の
複数の貯槽を備えた二段窒素容器39、または液槽に円
筒状の仕切り板52を設けて二槽構造にした二槽窒素容
器53を構成し、窒素容器6と第二窒素容器10,二段
窒素容器39にあっては第一窒素槽37と第二窒素槽3
8の間に、二槽窒素容器53にあっては第一窒素槽37
bと第二窒素槽38bの間に長尺窒素供給管22a,2
2b,22cと短尺窒素供給管25a,25bあるいは
窒素注入管46を並列に接合した並列供給管路28,2
8b,28cと、昇圧管29,29bを備えた昇圧管路
31,31bを、または並列排気管路43等を備えて貯
液量および内圧調節を図ってきたが、第4実施例では、
低温容器3を断熱保護する窒素容器6に、窒素容器カバ
ー8bと容器固定ガイド7を貫通し液体窒素5c中に開
口する長尺窒素供給管22dと、窒素ガス層59bに開口
する短尺窒素供給管25cを接合した供給弁60を備え
た並列供給管路28dと、昇圧管29cと昇圧自動弁6
2を備え、昇圧自動弁62,電源回路63を有した圧力
検知センサ64で自動的に開閉調節するようにした昇圧
管路31c、それに窒素容器6内から大気中へ一方向に
だけ開放する逆止弁61と、一定圧力以上になると自動
的に開放する安全弁20dとを備えた排気管路41bを
設けている。その他の超電導コイル1を収納し頂部を低
温容器カバー9で閉塞した低温容器3の構成と窒素容器
6の真空断熱層4bに関しては前記第1実施例と同様で
あるので説明を省略する。
【0033】低温容器3内に収納される超電導コイル1
に何らかの変化が生じ、冷却媒体51bが異常に蒸発す
ると、その冷却媒体51bの蒸発ガスは電源端子16
a,16bを冷却するためのパワーリード冷却排気管1
5と、通常の排気管18から放出、あるいは回収され
る。この時、冷却媒体51bが異常に蒸発すると、この
冷却媒体51bの異常吐出によって一時的に低温容器3
の周辺が過冷却され、これによって容器固定ガイド7,
窒素容器カバー8bおよび並列供給管路28dの長尺窒
素供給管22d,短尺窒素供給管25c,排気管路41
bの一部、それに液体窒素5c等が過冷却される。しか
し、この過冷却によって一時的に窒素ガス層59bが負
圧になっても、並列供給管路28dの供給弁60は液体
窒素5c給入後に閉止され、排気管路41bの開閉弁は
逆止弁61であることから大気中から吸い込むことはな
く、減圧状態を圧力検知センサ64で早く検知し、昇圧
自動弁62を開閉調節できるので、敏速に減圧対策でき
る。
に何らかの変化が生じ、冷却媒体51bが異常に蒸発す
ると、その冷却媒体51bの蒸発ガスは電源端子16
a,16bを冷却するためのパワーリード冷却排気管1
5と、通常の排気管18から放出、あるいは回収され
る。この時、冷却媒体51bが異常に蒸発すると、この
冷却媒体51bの異常吐出によって一時的に低温容器3
の周辺が過冷却され、これによって容器固定ガイド7,
窒素容器カバー8bおよび並列供給管路28dの長尺窒
素供給管22d,短尺窒素供給管25c,排気管路41
bの一部、それに液体窒素5c等が過冷却される。しか
し、この過冷却によって一時的に窒素ガス層59bが負
圧になっても、並列供給管路28dの供給弁60は液体
窒素5c給入後に閉止され、排気管路41bの開閉弁は
逆止弁61であることから大気中から吸い込むことはな
く、減圧状態を圧力検知センサ64で早く検知し、昇圧
自動弁62を開閉調節できるので、敏速に減圧対策でき
る。
【0034】また、過冷却された低温容器3と容器固定
ガイド7,窒素容器カバー8b等からの熱伝導により窒
素ガス層59bに開口する排気管路41b,液体窒素5
c中に開口する長尺窒素供給管22dが過冷却され、そ
の後低温容器3内が安定し、先の過冷却された排気管路
41b,長尺窒素供給管22dが昇温され、負圧から昇
温状態になり長尺窒素供給管22dから液体窒素5cが
吐出された場合でも、液体窒素5cは短尺窒素供給管2
5cを介して同一窒素容器6内に貯蔵されるので液量損
失が改善される。
ガイド7,窒素容器カバー8b等からの熱伝導により窒
素ガス層59bに開口する排気管路41b,液体窒素5
c中に開口する長尺窒素供給管22dが過冷却され、そ
の後低温容器3内が安定し、先の過冷却された排気管路
41b,長尺窒素供給管22dが昇温され、負圧から昇
温状態になり長尺窒素供給管22dから液体窒素5cが
吐出された場合でも、液体窒素5cは短尺窒素供給管2
5cを介して同一窒素容器6内に貯蔵されるので液量損
失が改善される。
【0035】また、窒素容器6への液体窒素5c注入後
は、直ちに並列供給管路28dの供給弁60を閉止し、
長尺窒素供給管22d内の蒸発ガスは常に短尺窒素供給
管25cを介して窒素ガス層59bに通流され、液体窒
素5cの蒸発ガスと一体に排気管路41bから逆止弁6
1を介して放出され、異常吐出時にだけ安全弁20dから
放出されるので、容器固定ガイド7,窒素容器カバー8
b周辺まで霜付きや凍り付きが生じるほど過冷却され、
大気中から吸い込みすることはなく、長尺窒素供給管2
2dおよび排気管路41bの凍結,結露なることは解消
され、かつ敏速に減圧対策できる効果的な超電導磁石用
クライオスタットを構成提供できる。図5に本発明の第
5実施例の超電導磁石用クライオスタットを示す。第4
実施例においては、同一窒素容器に長尺窒素供給管22
dと短尺窒素供給管25cを設け、これを並列に接合し
て並列供給管路28dを形成して配置し、そして昇圧管
29cと昇圧自動弁62を備え、昇圧自動弁62を、電
源回路63を有した圧力検知センサ64で自動的に開閉
調節するようにした昇圧管路31cと、逆止弁61を備
えた排気管路41bを設けて過冷却による減圧対策と、
液体窒素を給入する並列供給管路28dおよび蒸発ガス
を排気する排気管路41bの凍結,結露防止を図ってき
たが、第5実施例では、低温容器3を断熱保護する窒素
容器6に、一定圧力以上になると開放する設定安全弁5
7bと逆止弁61bを備えた設定排気管路65と、供給
開閉弁26dを備えた短尺窒素供給管25dに長尺窒素
供給管22eを接合した並列供給管路28eとを設け、
並列供給管路28eの長尺窒素供給管22eと設定排気
管路65の窒素ガス層59b部の管に、外部電源66,
電圧調節器67を、そして昇温ヒータ68a,68bと
電圧調節器の間にヒータ投入スイッチ69a,69bが
設けられ、昇温ヒータ68a,68b,電圧調節器6
7,ヒータ投入スイッチ69a,69bと圧力検知セン
サ64は、外部電源66と電気回路70で接続される。
そして窒素容器6内の窒素ガス層59b部に設けられた圧
力検知センサ64の検知信号で動作するようになってい
る。この他、ヒータ投入スイッチ69a,69bと外部
電源66は電気的に接続され、必要に応じてヒータ投入
スイッチ69a,69bを動作させることもできるよう
になっている。その他の構成については前記実施例と同
様であるので説明を省略する。
は、直ちに並列供給管路28dの供給弁60を閉止し、
長尺窒素供給管22d内の蒸発ガスは常に短尺窒素供給
管25cを介して窒素ガス層59bに通流され、液体窒
素5cの蒸発ガスと一体に排気管路41bから逆止弁6
1を介して放出され、異常吐出時にだけ安全弁20dから
放出されるので、容器固定ガイド7,窒素容器カバー8
b周辺まで霜付きや凍り付きが生じるほど過冷却され、
大気中から吸い込みすることはなく、長尺窒素供給管2
2dおよび排気管路41bの凍結,結露なることは解消
され、かつ敏速に減圧対策できる効果的な超電導磁石用
クライオスタットを構成提供できる。図5に本発明の第
5実施例の超電導磁石用クライオスタットを示す。第4
実施例においては、同一窒素容器に長尺窒素供給管22
dと短尺窒素供給管25cを設け、これを並列に接合し
て並列供給管路28dを形成して配置し、そして昇圧管
29cと昇圧自動弁62を備え、昇圧自動弁62を、電
源回路63を有した圧力検知センサ64で自動的に開閉
調節するようにした昇圧管路31cと、逆止弁61を備
えた排気管路41bを設けて過冷却による減圧対策と、
液体窒素を給入する並列供給管路28dおよび蒸発ガス
を排気する排気管路41bの凍結,結露防止を図ってき
たが、第5実施例では、低温容器3を断熱保護する窒素
容器6に、一定圧力以上になると開放する設定安全弁5
7bと逆止弁61bを備えた設定排気管路65と、供給
開閉弁26dを備えた短尺窒素供給管25dに長尺窒素
供給管22eを接合した並列供給管路28eとを設け、
並列供給管路28eの長尺窒素供給管22eと設定排気
管路65の窒素ガス層59b部の管に、外部電源66,
電圧調節器67を、そして昇温ヒータ68a,68bと
電圧調節器の間にヒータ投入スイッチ69a,69bが
設けられ、昇温ヒータ68a,68b,電圧調節器6
7,ヒータ投入スイッチ69a,69bと圧力検知セン
サ64は、外部電源66と電気回路70で接続される。
そして窒素容器6内の窒素ガス層59b部に設けられた圧
力検知センサ64の検知信号で動作するようになってい
る。この他、ヒータ投入スイッチ69a,69bと外部
電源66は電気的に接続され、必要に応じてヒータ投入
スイッチ69a,69bを動作させることもできるよう
になっている。その他の構成については前記実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0036】低温容器3内に収納された超電導コイル1
に何らかの変化が生じ、冷却媒体51bが異常蒸発する
と、低温容器3が過冷却され、その熱伝導により窒素容
器6内の液体窒素5cが冷却される。液体窒素5cが冷
却されると一時的に液体窒素5cの蒸発ガスが減少し、
窒素容器6に液体窒素5cを注入後、並列供給管路28
eの供給開閉弁26dは閉止され、設定排気管路65の
開放弁は逆止弁61bとしているので一時的に負圧になる
と、ある設定圧力以下の分だけ圧力検知センサ64の信
号でヒータ投入スイッチ69aもしくは69bが動作し
て昇温ヒータ68a,68bが働き、窒素容器6内が加
圧されるようになっている。
に何らかの変化が生じ、冷却媒体51bが異常蒸発する
と、低温容器3が過冷却され、その熱伝導により窒素容
器6内の液体窒素5cが冷却される。液体窒素5cが冷
却されると一時的に液体窒素5cの蒸発ガスが減少し、
窒素容器6に液体窒素5cを注入後、並列供給管路28
eの供給開閉弁26dは閉止され、設定排気管路65の
開放弁は逆止弁61bとしているので一時的に負圧になる
と、ある設定圧力以下の分だけ圧力検知センサ64の信
号でヒータ投入スイッチ69aもしくは69bが動作し
て昇温ヒータ68a,68bが働き、窒素容器6内が加
圧されるようになっている。
【0037】また、昇温ヒータ68a,68bは圧力検
知センサ64の信号を受けずに、昇温ヒータ68a,6
8b単独でも使用できるように、外部電源66と電気的
に接続されているので、窒素容器6内の負圧が長く続
き、何らかの影響で長尺窒素供給管22e、あるいは窒
素ガス層59bから窒素容器カバー8b,容器固定ガイ
ド7を貫通して設けている設定排気管路65が凍結して
も短時間で容易に融解対策できるようになっている。こ
のように、一つの窒素容器6に昇温ヒータ68bを備え
た設定排気管路65,昇温ヒータ68aを備えた長尺窒
素供給管22eと短尺窒素供給管25aを接合した並列
供給管路28eと、減圧を検知する圧力検知センサ64
とを設け、窒素容器6内の減圧時に長尺窒素供給管22
e、あるいは設定排気管路65を昇温させて加圧する管
路を設けても、前記実施例と同様に、窒素容器6内の減
圧解消を敏速にできる他、内圧変動を抑制し常に平常圧
に維持排気でき、そして長尺窒素供給管22e内の蒸発
ガスは常時窒素ガス層59bに通流されるので、液体窒
素供給管および蒸発ガスの排気管近傍が霜付き,凍結し
て使用不能になることがなく、安全で断熱保護に好適な
窒素容器を備えた効果的な超電導磁石用クライオスタッ
トを構成し提供することができる。
知センサ64の信号を受けずに、昇温ヒータ68a,6
8b単独でも使用できるように、外部電源66と電気的
に接続されているので、窒素容器6内の負圧が長く続
き、何らかの影響で長尺窒素供給管22e、あるいは窒
素ガス層59bから窒素容器カバー8b,容器固定ガイ
ド7を貫通して設けている設定排気管路65が凍結して
も短時間で容易に融解対策できるようになっている。こ
のように、一つの窒素容器6に昇温ヒータ68bを備え
た設定排気管路65,昇温ヒータ68aを備えた長尺窒
素供給管22eと短尺窒素供給管25aを接合した並列
供給管路28eと、減圧を検知する圧力検知センサ64
とを設け、窒素容器6内の減圧時に長尺窒素供給管22
e、あるいは設定排気管路65を昇温させて加圧する管
路を設けても、前記実施例と同様に、窒素容器6内の減
圧解消を敏速にできる他、内圧変動を抑制し常に平常圧
に維持排気でき、そして長尺窒素供給管22e内の蒸発
ガスは常時窒素ガス層59bに通流されるので、液体窒
素供給管および蒸発ガスの排気管近傍が霜付き,凍結し
て使用不能になることがなく、安全で断熱保護に好適な
窒素容器を備えた効果的な超電導磁石用クライオスタッ
トを構成し提供することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1実施例から第3実施例の各超電導磁石用クライオスタ
ットは、低温容器3を断熱保護する窒素容器6、あるい
は二槽構造とした第一窒素槽37,37bの排気ガスを
大気圧より上げて排気するようにし、また窒素容器6と
第一窒素槽37,37bの加圧を第二窒素容器10、あ
るいは第二窒素槽38,38bで加圧させるようにし、
液体窒素供給管内の蒸発ガスは常時窒素ガス層35a,
35bに通流するように構成したので、大気中からの吸
い込みや長時間減圧することはなく、液体窒素供給管や
ガス排気管等の凍結,液体窒素の異常吐出により容器固
定ガイド7,窒素容器カバー8,8b周辺が凍り付いた
り、霜付きなることが解消され、破損して使用不能等を
起こさない低温容器3の断熱保護に好適な窒素容器を得
ることができる。
1実施例から第3実施例の各超電導磁石用クライオスタ
ットは、低温容器3を断熱保護する窒素容器6、あるい
は二槽構造とした第一窒素槽37,37bの排気ガスを
大気圧より上げて排気するようにし、また窒素容器6と
第一窒素槽37,37bの加圧を第二窒素容器10、あ
るいは第二窒素槽38,38bで加圧させるようにし、
液体窒素供給管内の蒸発ガスは常時窒素ガス層35a,
35bに通流するように構成したので、大気中からの吸
い込みや長時間減圧することはなく、液体窒素供給管や
ガス排気管等の凍結,液体窒素の異常吐出により容器固
定ガイド7,窒素容器カバー8,8b周辺が凍り付いた
り、霜付きなることが解消され、破損して使用不能等を
起こさない低温容器3の断熱保護に好適な窒素容器を得
ることができる。
【0039】また、第4および第5実施例の超電導磁石
用クライオスタットは、低温容器3を断熱保護する一つ
の窒素容器6に逆止弁61,61bを設けた排気管路4
1b,設定排気管路65を設けて大気中吸い込みを防止
し、窒素供給管を短尺窒素供給管25c,25dと長尺
窒素供給管22d,22eを並列接合して設け、長尺窒
素供給管22d,22eの液封じを止め、供給管内の蒸
発ガス,吐出液を同一容器内に常時通流して排気するよ
うにし、かつ減圧状態を検知する圧力検知センサ64を
備え、自動的に加圧調節できる電気回路70を構成し備
えたので、接合管路の簡略化を図りながら、内圧変動を
抑制し、減圧対策を敏速にできるので、使用容易にして
液体窒素を低減し、長期間連続して使用でき、安定した
断熱保護のできる窒素容器を構成備えることができる。
その他、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
用クライオスタットは、低温容器3を断熱保護する一つ
の窒素容器6に逆止弁61,61bを設けた排気管路4
1b,設定排気管路65を設けて大気中吸い込みを防止
し、窒素供給管を短尺窒素供給管25c,25dと長尺
窒素供給管22d,22eを並列接合して設け、長尺窒
素供給管22d,22eの液封じを止め、供給管内の蒸
発ガス,吐出液を同一容器内に常時通流して排気するよ
うにし、かつ減圧状態を検知する圧力検知センサ64を
備え、自動的に加圧調節できる電気回路70を構成し備
えたので、接合管路の簡略化を図りながら、内圧変動を
抑制し、減圧対策を敏速にできるので、使用容易にして
液体窒素を低減し、長期間連続して使用でき、安定した
断熱保護のできる窒素容器を構成備えることができる。
その他、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例である超電導磁石用クライオ
スタットの全体構成図である。
スタットの全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例である二段窒素容器を備えた
超電導磁石用クライオスタットの構成図である。
超電導磁石用クライオスタットの構成図である。
【図3】本発明の他の実施例である二槽構造とした二槽
窒素容器を備えた超電導磁石用クライオスタットの構成
図である。
窒素容器を備えた超電導磁石用クライオスタットの構成
図である。
【図4】本発明の他の実施例である超電導磁石用クライ
オスタットの構成図である。
オスタットの構成図である。
【図5】本発明の他の実施例である超電導磁石用クライ
オスタットの構成図である。
オスタットの構成図である。
1…超電導コイル、2…液体ヘリウム、3…低温容器、
4,4b…真空断熱層、5a,5b,5c…液体窒素、
6…窒素容器、7…容器固定ガイド、8,8b…窒素容
器カバー、9…低温容器カバー、10…第二窒素容器、
11…真空バルブ、12…真空排気管、13…真空排気
装置、14…吊りボルト、15…パワーリード冷却排気
管、16a,16b…電源端子、17,17b…冷媒注
入管、18,42…排気管、19a,19b,19c,
19d,19e…逆止開閉弁、20a,20b,20
c,20d…安全弁、21,41,41b,41c…排
気管路、22a,22b,22c,22d,22e…長
尺窒素供給管、23…液体窒素移送管路、24…液体窒
素通流管、25a,25b,25c,25d…短尺窒素
供給管、26,26b,26c,26d…供給開閉弁、
27…供給管、28,28b,28c,28d,28e
…並列供給管路、29,29b,29c…昇圧管、3
0,30b…昇圧弁、31,31b,31c…昇圧管
路、32a,32b,32c,32d…開閉弁、33…
ガスブロー管路、34a,34b,36…開口部、35
a,35b…窒素ガス層、37,37b…第一窒素槽、
38,38b…第二窒素槽、39…二段窒素容器、40
…ヒータ、43…並列排気管路、44…窒素移送管路、
45…給入開閉弁、47…カバー、48…排気管部、5
0…第二開閉弁、51a,51b…冷却媒体、52…仕
切板、53…二槽窒素容器、54a,54b…通流開閉
弁、55a,55b…排気安全弁、56a,56b…ガ
ス排気管路、57,57b…設定安全弁、58…第二ガ
ス排気管路、59a,59b…窒素ガス層、60…供給
弁、61,61b…逆止弁、62…昇圧自動弁、63…
電源回路、64…圧力検知センサ、65…設定排気管
路、66…外部電源、67…電圧調節器、68a,68
b…昇温ヒータ、69a,69b…ヒータ投入スイッ
チ、70…電気回路。
4,4b…真空断熱層、5a,5b,5c…液体窒素、
6…窒素容器、7…容器固定ガイド、8,8b…窒素容
器カバー、9…低温容器カバー、10…第二窒素容器、
11…真空バルブ、12…真空排気管、13…真空排気
装置、14…吊りボルト、15…パワーリード冷却排気
管、16a,16b…電源端子、17,17b…冷媒注
入管、18,42…排気管、19a,19b,19c,
19d,19e…逆止開閉弁、20a,20b,20
c,20d…安全弁、21,41,41b,41c…排
気管路、22a,22b,22c,22d,22e…長
尺窒素供給管、23…液体窒素移送管路、24…液体窒
素通流管、25a,25b,25c,25d…短尺窒素
供給管、26,26b,26c,26d…供給開閉弁、
27…供給管、28,28b,28c,28d,28e
…並列供給管路、29,29b,29c…昇圧管、3
0,30b…昇圧弁、31,31b,31c…昇圧管
路、32a,32b,32c,32d…開閉弁、33…
ガスブロー管路、34a,34b,36…開口部、35
a,35b…窒素ガス層、37,37b…第一窒素槽、
38,38b…第二窒素槽、39…二段窒素容器、40
…ヒータ、43…並列排気管路、44…窒素移送管路、
45…給入開閉弁、47…カバー、48…排気管部、5
0…第二開閉弁、51a,51b…冷却媒体、52…仕
切板、53…二槽窒素容器、54a,54b…通流開閉
弁、55a,55b…排気安全弁、56a,56b…ガ
ス排気管路、57,57b…設定安全弁、58…第二ガ
ス排気管路、59a,59b…窒素ガス層、60…供給
弁、61,61b…逆止弁、62…昇圧自動弁、63…
電源回路、64…圧力検知センサ、65…設定排気管
路、66…外部電源、67…電圧調節器、68a,68
b…昇温ヒータ、69a,69b…ヒータ投入スイッ
チ、70…電気回路。
Claims (11)
- 【請求項1】超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して収納
する低温容器と、該低温容器を断熱保護する窒素容器を
備えてなる超電導磁石用クライオスタットにおいて、前
記窒素容器に加圧および液量調節手段を有する管路を設
けたことを特徴とした超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項2】超電導コイルを収納する低温容器を断熱保
護する窒素容器と、あるいは窒素槽と、もう一つの第二
窒素容器または第二窒素槽を設け、窒素容器と第二窒素
容器、または窒素槽と第二窒素槽を、液体窒素中に開口
する長尺窒素供給管とガス層部に開口する短尺窒素供給
管を接合した並列供給管路、あるいは窒素容器と第二窒
素容器の蒸発ガス、または窒素槽と第二窒素槽の蒸発ガ
スを互いに干渉させて排気する並列排気管路を設けた加
圧,液量調節手段としたことを特徴とする超電導磁石用
クライオスタット。 - 【請求項3】超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して収納
する低温容器と、該低温容器の頂部を閉塞する低温容器
カバーと、前記低温容器を断熱保護する窒素容器と、該
窒素容器の頂部を閉塞する窒素容器カバーと、前記低温
容器内から外部へ前記低温容器カバーを貫通して延びる
冷却媒体注入管と排気管および前記超電導コイルと外部
電源を接続する電源端子,前記窒素容器内から外部へ窒
素容器カバーを貫通して延びる、開閉弁と大気圧より高
い圧力でかつ急激な圧力上昇により作動する安全弁を有
する液体窒素移送管路と、開閉弁と安全弁を備えた排気
管路とからなり、前記窒素容器の他に第二窒素容器を設
け、前記窒素容器と第二窒素容器を、開閉弁と安全弁を
有する液体窒素移送管路の窒素容器内開口部を液体窒素
中に、他方を第二窒素容器内の液体窒素中に開口する液
体窒素通流管と、第二窒素容器内ガス層中に開口する短
尺窒素供給管とを接合した並列供給管路とし、かつ第二
窒素容器にはガス圧力を調節する昇圧管と昇圧弁を有し
た昇圧管路と並列に、開閉弁を有したガスブロー管路を
備え、窒素容器の内圧と貯液調節を第二窒素容器で調節
することを特徴とした超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項4】前記窒素容器あるいは第二窒素容器、また
は複数槽でなる窒素容器の蒸発ガス排気管路の開閉弁
を、容器内から大気中への一方向にだけ開放する逆止開
閉弁を設けたことを特徴とした請求項2または3記載の
超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項5】超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して収納
する低温容器と、該低温容器を断熱保護する第一窒素槽
と第二窒素槽を備えた二段窒素容器と、前記低温容器の
頂部を閉塞する低温容器カバーと、前記二段窒素容器の
第一窒素槽の頂部を閉塞する第一容器カバーと、第二窒
素槽を閉塞するカバーとからなり、前記二段窒素容器の
第一窒素槽と第二窒素槽を、開閉弁と安全弁を有しヒー
タを備えた排気管路と、安全弁と開閉弁を備えた排気管
の並列排気管で接合し、第一開閉弁と第二開閉弁を備え
た窒素移送管路の第一開閉弁と第二開閉弁の間に、給入
開閉弁を有した窒素注入管を接合した並列供給管路で接
合したことを特徴とした超電導磁石用クライオスタッ
ト。 - 【請求項6】前記超電導コイルを冷却媒体中に浸漬して
収納する低温容器と、該低温容器を断熱保護する窒素容
器と、前記低温容器に冷却媒体を注入する冷媒注入管
と、冷却媒体の蒸発ガスを排気する冷媒排気管と、前記
窒素容器に液体窒素を給入する供給管と、液体窒素の蒸
発ガスを排気する排気管路とからなり、前記窒素容器
を、該窒素容器内に仕切り板を設けて第一窒素槽と第二
窒素槽を形成した二槽窒素容器とし、第一窒素槽と第二
窒素槽を、ガス層に開口する短尺窒素供給管と液中に開
口する長尺窒素供給管の並列供給管路で接合したことを
特徴とする超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項7】前記低温容器を断熱保護する二槽窒素容器
において、第一窒素槽と第二窒素槽の双方に、第一窒素
槽にあっては大気圧より高い圧力で作動する設定安全弁
と逆止開閉弁を有した排気管路を、第二窒素槽には、第
一窒素槽の設定安全弁より高い圧力で作動する安全弁と
逆止開閉弁を有した第二排気管路と、さらに昇圧管と昇
圧弁を有した昇圧管路とを備え、第二窒素槽を介して第
一窒素槽を加圧させることを特徴とした請求項6記載の
超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項8】前記低温容器と、該低温容器を断熱保護す
る窒素容器と、前記低温容器の頂部を閉塞する低温容器
カバーと、前記低温容器の固定ガイドを固定し窒素容器
の頂部を閉塞する窒素容器カバーからなり、前記窒素容
器に、前記固定ガイドと窒素容器カバーを貫通した昇圧
管と昇圧弁を有した昇圧管路と、液体窒素中に開口長尺
窒素供給管とガス層に開口する短尺窒素供給管でなる並
列供給管路と、開閉弁と大気圧より高い圧力で作動する
安全弁を有したガス排気管路とを備えたことを特徴とし
た超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項9】前記低温容器を断熱保護する窒素容器に、
該窒素容器内の減圧状態を検知する電源回路を有した圧
力検知センサと、該圧力検知センサで作動する自動弁と
昇圧管を有した昇圧管路とを備え、減圧を測定する圧力
検知センサからの測定値を基に昇圧管路を作動させるこ
とを特徴とした請求項8記載の超電導磁石用クライオス
タット。 - 【請求項10】前記超電導コイルを収納する低温容器
と、該低温容器を断熱保護する窒素容器と、前記低温容
器に冷却媒体を注入する冷媒注入管と蒸発ガスを排気す
る排気管を備え頂部を閉塞する低温容器カバーと、前記
低温容器の容器固定ガイドを固定し窒素容器の頂部を閉
塞する窒素容器カバーとからなり、前記窒素容器に、前
記容器固定ガイドと窒素容器カバーを貫通し液体窒素中
に開口する昇温ヒータを有した長尺窒素供給管と、ガス
層に開口する短尺窒素供給管とを接合した並列供給管路
と、逆止開閉弁と大気圧より高い圧力で作動する安全弁
と、さらに昇温ヒータとを有した排気管路とを備えたこ
とを特徴とした超電導磁石用クライオスタット。 - 【請求項11】前記窒素容器の長尺窒素供給管と排気管
路に設けた昇温ヒータは、外部電源と電圧調節器を有し
た電気回路を備えた圧力検知センサを備え、該圧力検知
センサからの動作指令によって投入,遮断させることを
特徴とした請求項10記載の超電導磁石用クライオスタ
ット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218444A JPH0964425A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 超電導磁石用クライオスタット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218444A JPH0964425A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 超電導磁石用クライオスタット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964425A true JPH0964425A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=16720016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7218444A Pending JPH0964425A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | 超電導磁石用クライオスタット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964425A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009278093A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Siemens Magnet Technology Ltd | クライオジェン容器のための受動的過大圧力および過小圧力防護 |
| JP2009278094A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Siemens Magnet Technology Ltd | クライオジェン容器からのガスの流出の制御 |
| JP2013174377A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Taiyo Nippon Sanso Corp | ヘリウム液化装置 |
| WO2016163021A1 (ja) * | 2015-04-10 | 2016-10-13 | 三菱電機株式会社 | 超電導マグネット |
| CN112712958A (zh) * | 2020-12-23 | 2021-04-27 | 中国科学院电工研究所 | 一种液氮屏蔽混合液体介质冷却的高温超导磁体 |
| CN116191069A (zh) * | 2023-03-27 | 2023-05-30 | 西安电子科技大学 | 一种超导充电电缆的电极终端 |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7218444A patent/JPH0964425A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8820347B2 (en) | 2008-05-12 | 2014-09-02 | Siemens Plc | Passive overpressure and underpressure protection for a cryogen vessel |
| JP2013174377A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Taiyo Nippon Sanso Corp | ヘリウム液化装置 |
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