JPH0965080A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JPH0965080A
JPH0965080A JP7217370A JP21737095A JPH0965080A JP H0965080 A JPH0965080 A JP H0965080A JP 7217370 A JP7217370 A JP 7217370A JP 21737095 A JP21737095 A JP 21737095A JP H0965080 A JPH0965080 A JP H0965080A
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JP7217370A
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Inventor
Masafumi Kawachi
雅史 河内
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿読取装置の小型化を図ると共に、移動体
を駆動する駆動機構の簡略化を図る。 【解決手段】 固定原稿読取部とシート原稿読取部13
を有する原稿読取装置において、第1反射ミラー6を第
2反射ミラー9へ近づく方向に回動させてシート原稿読
取光路を選択するようにした。切り換え手段は第1反射
ミラー6側に取り付けられた回動レバーを第2移動体8
が押すことにより第1反射ミラー4を回動させるように
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿上の文字や図
形情報を読み取る原稿読取装置に関するものであり、特
にイメージスキャナ、ファクシミリ、複写機などの原稿
読取部として最適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、筐体の上端部に原稿台を設け
たフラットベッド型の原稿読取装置が知られている。か
かる原稿読取装置においてシート原稿を原稿台上に自動
的に供給するには、筐体の上端部に原稿台と原稿押えと
を設け、この原稿押えに搬送ベルトを取付け、この搬送
ベルトの摩擦力によりシート原稿を強制的に原稿台上に
給送して原稿の連続読取りを行っていた。
【0003】このような装置では、搬送ベルトの摩擦力
により原稿を強制的に搬送するものであるため、スリッ
プなどにより原稿を原稿台上で正確に位置決めすること
が困難であるという問題があった。また、原稿が介在し
ていない部分では、搬送ベルトと原稿台との間の摩擦に
より搬送ベルトに大きな摩擦負荷が作用してしまうし、
原稿台の表面が汚れてしまうなどの問題もあった。
【0004】かかる問題点を解決するものとして、特公
平5−28938号公報記載のように、原稿読取装置の
上端部に固定原稿読取部を、下端部にシート原稿読取部
を設けると共に、この固定原稿読取部とシート原稿読取
部との間にミラーを設け、このミラーの回動によって固
定原稿読取部とシート原稿読取部との間で光路を選択す
るものがある。
【0005】図8、図9は従来の原稿読取装置の例を示
したものである。図8において、筐体1の上端部には窓
孔が形成されており、この窓孔に透明のガラス板などか
らなる原稿台2が取り付けられている。原稿台2上には
原稿押え3が配置されており、この原稿押え3はその一
端部が筐体1の上端一側縁部に回動自在に取り付けられ
ており、これにより原稿押え3が原稿台2上で開閉自在
となっている。そして、これら原稿台2に原稿を載置し
原稿押え3により原稿を固定して原稿の読み取りを行う
固定原稿読取部が形成されている。
【0006】筐体1の図示右端下部には自動給紙機構1
7が取り付けられており、この自動給紙機構17にはシ
ート状の原稿18が装填されている。また、筐体1内の
下端部には、上記自動給紙機構17から給送されたシー
ト原稿18を搬送するための搬送路14が形成されてい
る。搬送路14には、適宜の間隔をおいてローラ対が設
けられており、このローラ対により原稿18が搬送され
るようになっている。搬送路14の図示左端部にはシー
ト原稿読取部13が形成されており、このシート原稿読
取部13で原稿の文字情報や図形情報が読み取られるよ
うになっている。そして、筐体1の左端下部にはスタッ
カー19が取り付けられており、このスタッカー19に
読み取りが終えたシート原稿18がストックされるよう
になっている。
【0007】筐体1の内部には、上記固定原稿読取部と
その下方のシート原稿読取部13との間に第1走行体3
4が配置されている。第1走行体34は、上記原稿台2
と平行に取り付けられた図示しないガイドロッドに沿っ
て水平方向に往復移動可能に取り付けられている。この
第1走行体34には固定原稿を移動走査しながら照明す
る原稿照明光源7と、第1反射ミラー36が取り付けら
れている。第1反射ミラー36は図9に示すように、回
動レバー37の凹部内に保持されており、第1反射ミラ
ー36はこの回動レバー37と一体に軸39を中心とし
て垂直面内において回動自在となっている。回動レバー
37は図9において反時計方向に回動付勢され、適宜の
ストッパにより、第1反射ミラー36の反射面が右斜め
上方に45度の角度になる位置で付勢力による回動が規
制されている。上記回動レバー37は、付勢力による回
動が規制された状態で上方に向かって突出する突出部3
7aを有している。
【0008】筺体1には、第1走行体34が図8に示す
ように左側の待機位置に移動したとき、上記回動レバー
37の突出部37aと当接して回動レバー37を付勢力
に抗し回動させることができる不動部材5が水平方向に
取り付けられている。上記第1走行体34が左側の上記
待機位置に移動すると、上記突出部37aが不動部材5
に当接して回動レバー37が付勢力に抗し図9において
時計方向に回動させられ、これに伴って第1反射ミラー
36の反射面が右斜め下方に45度の角度になるように
なっている。
【0009】上記第1反射ミラー36の反射面が斜め上
方を向いた状態での第1反射ミラー36の反射光路方向
には、第2走行体38が図示しないガイドロッドに沿っ
て水平方向に移動可能に設けられている。第2走行体3
8は上記第1走行体34の移動量の1/2の移動量で、
第1走行体34と同じ方向に移動可能となっている。第
2走行体38には、上記第1反射ミラー36からの水平
方向の光束を下方に向けて90°屈曲させる第2反射ミ
ラー9と、この第2反射ミラーの反射光束を水平方向に
向けて90°屈曲さる第3反射ミラー10とを有してい
る。また、第3反射ミラー10の反射光路上であって、
高さ位置関係で上記第1反射ミラー34の下方、即ち第
1反射ミラー36とシート原稿読取部13との間には結
像レンズ12とイメージセンサ11とが配置されてい
る。また、上記シート原稿読取部13の上方には窓孔が
形成されており、この窓孔の近傍にシート原稿の照明光
源20が設けられている。
【0010】第1走行体34を走行させながら固定原稿
読取部又はシート原稿読取部13の原稿を走査すると、
各反射ミラー36、9、10、結像レンズ12を通じて
イメージセンサ11の受光面上に上記原稿の走査像が形
成され、走査像に対応した信号がイメージセンサ11か
ら出力される。
【0011】上記図8、図9に示した原稿読取装置で
は、固定原稿を読み取るために走査移動していた第1走
行体34が図示左方向に移動することで、第1反射ミラ
ー36の回動レバー37の突出部37aが切換部材に当
接し、この切換部材と回動レバー37の突出部37aと
の相対的な移動によって回動レバー37が回動される。
これにより回動レバー37と一体に第1反射ミラー36
が第2反射ミラー9から遠ざかる方向、即ち図9におい
て時計方向に回動されることにより、第1反射ミラー3
6の反射面が斜め下を向き、シート原稿読取光路を選択
することができる。
【0012】また、この状態から固定原稿を読み取る場
合には、固定原稿を走査するため上記第1走行体34を
図示右側に向かって移動させる。これにより、回動レバ
ー37の突出部37aが切換部材から離間し、回動レバ
ー37は付勢力により軸39を中心として第2反射ミラ
ー9に近づく方向、即ち図9において反時計方向に回動
することにより、反射面が斜め上方を向き、固定原稿読
取光路を選択することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の原
稿読取装置において、固定原稿読取部から第1反射ミラ
ー36までの光路長をPとし、シート原稿読取部13か
ら第1反射ミラー36までの光路長をRとし、第1反射
ミラー36の固定原稿読取時とシート原稿読取時の回動
による距離の差をXとすると、シート原稿読取時の光路
長はXの分だけ長くなる。しかし、固定原稿読取時とシ
ート原稿読取時との光路長を等しくする必要があること
から、第1反射ミラー36からシート原稿読取部13ま
での距離Rは、第1反射ミラー36から固定原稿読取部
までの距離Pよりも上記距離の差X分だけ短く、従っ
て、R=P−Xとする必要がある。
【0014】ところが、上下方向の配置関係において、
イメージセンサ11や結像レンズ12が第1反射ミラー
36とシート原稿読み取り部13との間に設けられてい
ることから、イメージセンサ11および結像レンズ12
の高さ位置から第1反射ミラー36の高さ位置までのス
ペースをSとすると、上記シート原稿読取部側の光路長
Rは、スペースSを考慮して設定しなければならない。
そこで、スペースSを考慮してRの値を比較的大きく設
定すると、P=R+Xであるから固定原稿読取部側の光
路長Pも大きくなってしまい、その分だけ筐体1の高さ
を高くしなければならず、装置が嵩高になってしまうと
いう問題がある。
【0015】かかる問題を解決するために、光路長が増
加するX分だけ第2走行体38の移動量を調整すること
も考えられるが、このようにすると固定原稿を読み取る
ときと、シート状原稿を読み取るときとで、第2走行体
38の移動量が異なることとなり、第2走行体38の動
きが複雑となって、第2走行体38の駆動機構の構成が
複雑となるばかりか、装置の横幅が長くなってしまうな
どの問題がある。
【0016】本発明は上記従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、装置全体の小型化を図ることが
できると共に、走行体を駆動する駆動機構の簡略化を図
ることができる原稿読取装置を提供することを目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、原稿を原稿台上に載置して
原稿の読み取りを行う固定原稿読取部と、自動給紙機構
によりシート状の原稿を連続給送して原稿の読み取りを
行うシート原稿読取部とを有する原稿読取装置におい
て、上記固定原稿読取部とシート原稿読取部との間に、
第1反射ミラー及び固定原稿を移動走査する原稿照明光
源とを保持する第1走行体を回動自在に設け、第2反射
ミラーと第3反射ミラーとを保持し第1走行体と同じ方
向に走査する第2走行体と、第1反射ミラーを回動させ
て固定原稿読取部とシート原稿読取部との間で光路を切
り換える切り換え手段と、シート原稿読取部側に設けら
れたシート原稿の照明光源とを設け、第1反射ミラー
は、第2反射ミラーへ近づく方向に回動してシート原稿
読取光路を選択するようにした。
【0018】シート原稿読取光路を選択するための第1
反射ミラーの回動方向を第2反射ミラーへ近づく方向と
したことにより、固定原稿読取状態での固定原稿読取部
から第1反射ミラーまでの光路長には、光路切換による
第1反射ミラーの距離の差が含まれることになる。シー
ト原稿読取部から第1反射ミラーまでの光路長は、上記
距離の差を含んだ固定原稿読取部から第1反射ミラーま
での光路長と同じ光路長にする必要があることから、シ
ート原稿読取部から第1反射ミラーまでの高さ寸法を、
結像レンズやイメージセンサーなどを配置するのに充分
な寸法にすることができる。
【0019】請求項2記載の発明のように、切り換え手
段は第1反射ミラーが取り付けられた回動レバーを、こ
の回動レバーの付勢手段の付勢力に抗して第2走行体が
押すことにより第1反射ミラーを回動させるものであっ
てもよい。ここで、第1反射ミラーが取り付けられた回
動レバーを第2走行体が押すとは、第1走行体と第2走
行体との相対移動により、第2走行体の一部が回動レバ
ーに当接して回動レバーを回動させることを意味する。
【0020】請求項3記載の発明のように、第2走行体
は第1反射ミラーと第2反射ミラーとの間の光束を囲む
囲み部材を有し、通常の待機状態及びシート原稿読み取
り光路を選択した状態のときに、上記第1反射手段が上
記囲み部材の窓孔に当接するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる原稿読取装
置の実施形態を図面を用いて説明する。図1ないし図5
は、本発明にかかる原稿読取装置の一実施形態を示した
ものであり、前記従来例の構成と同様の構成部分につい
ては、同一の符号を付して重複した説明はできるだけ省
略することにする。図1、図2において、固定原稿読取
部とシート原稿読取部との間には、第1走行体4が図示
しないガイドロッドに沿って水平方向に移動可能に配置
されている。第1走行体4は、固定原稿読取部からの光
束及びシート状原稿読取部からの光束を水平方向に90
°屈曲させるための第1反射ミラー6と、固定原稿を移
動走査する原稿照明光源7とを有している。
【0022】上記第1反射ミラー6は、図2、図3に示
すように回動レバー24の凹部に保持されている。回動
レバー24は軸28を中心として回動可能であり、回動
レバー24と一体に第1反射ミラー6も回動自在となっ
ている。図3、図4に示すように、上記回動レバー24
の上端部には、上記凹部の開口部から斜め上方に突出し
た突出部24aと、回動レバー24の上端部背面側に形
成され突出部24aに対して直交する方向に突出した別
の突出部24bとが角状に形成されている。
【0023】また、上記第1走行体4には回動レバー2
4の回動を規制する位置決め部材21が取り付けられて
いる。位置決め部材21の上端部中央は上記回動レバー
24の回動範囲にわたって切り欠かれており、この切り
欠き部の縁部が回動レバー24及び第1反射ミラー6の
回動を規制し、位置決めを行う位置決め部22、25と
なっている。上記回動レバー24の下端部には、思案ば
ね23が取り付けられている。この思案ばね23の一端
部は上記回動レバー24の下端部に取り付けられ、ばね
23の他端部は上記第1走行体4に取り付けられてい
る。
【0024】図1において、筐体1の内部左端側には第
1反射ミラー6の切換手段の一部を構成する固定部材5
が水平方向に向けて設けられている。図3に示すよう
に、回動レバー24が反時計方向に回動し、第1反射ミ
ラー6の反射面が右斜め上方を向いてシート原稿読取光
路を選択している状態で、第1走行体4が左方に移動し
たとき、固定部材5の右端部に回動レバー24の一方の
突出部24aが当接するように上記固定部材5が配置さ
れている。この固定部材5と回動レバー24とにより第
1反射ミラー6の切り換え手段が構成されている。固定
部材5の図示右側の端部近くには、回動レバー24の他
方の突出部24bが係合する貫通孔5aが形成されてい
る。図1において、第1走行体4が左方の限界まで移動
した位置が待機位置(ホームポジション)であり、この
ときの第1走行体4の下方にシート原稿読取部13が配
置されている。符号8は第2走行体を、9は第2反射ミ
ラーを、10は第3反射ミラーを、11はイメージセン
サーを、12は結像レンズを、17はシート原稿読取部
への自動給紙機構を、18はシート原稿を、20はシー
ト原稿の照明光源を、4Aは第1走行体4が右側の限界
位置まで移動した状態を、8Aは第2走行体8が右側の
限界位置まで移動した状態を、6Aは第1反射ミラー6
が固定原稿読取側に切り換えられている状態をそれぞれ
示す。
【0025】上記図1、図2に示す原稿読取装置によれ
ば、図3に示すように固定原稿を読み取るために走査移
動していた第1走行体4が図示左方向に移動すること
で、回動レバー24の一方の突出部24aが固定部材5
の右端に当接し、固定部材5と回動レバー24との相対
的な移動によってばね23の拡開力に抗して回動レバー
24が回動される。これにより回動レバー24と一体に
第1反射ミラー6が第2反射ミラー9に近づく方向、即
ち図2におい時計方向に回動される。図4に示すよう
に、第1反射ミラー6の回動途中の回動レバー24がほ
ぼ垂直に立ち上がったところが思案ばね23の死点とな
る。この状態では回動レバー24の他方の突出部24b
が固定部材の孔5aに入り込む。第1走行体4がさらに
左方向へ移動することで回動レバー24がさらに回動
し、思案ばね23の死点を過ぎると、今度は思案ばね2
3はその拡開力によって回動レバー24を第2反射ミラ
ー9に近づく方向、即ち時計方向に回動付勢する。
【0026】そして、図5に示すように、第1反射ミラ
ー6が思案ばね23の付勢力で所定の角度回動したとこ
ろで、回動レバー24の端部(図5において紙面に直交
する方向の端部)が前記位置決め部材23の位置決め部
22に当接し、これにより第1反射ミラー6の回動が規
制されて第1反射ミラー6が45゜の角度で斜め下方を
向いた態位に位置決めされる。これにより、図5に示し
たようにシート原稿読取側の光路を選択することがで
き、シート原稿読取部13からの光束を、第2反射ミラ
ー9に向けて水平方向に90°屈曲させることができ
る。
【0027】また、固定原稿読取光路の選択は、上述の
動作と逆の動作で行われる。具体的には、図5に示した
状態から第1走行体4が図示右方向に移動することで、
回動レバー24の突出部24bが固定部材5の貫通孔5
aの右側の縁に当接し、固定部材5と回動レバー24と
の相対的な移動によって、思案ばね23の拡開力に抗し
て回動レバー24が回動される。これにより回動レバー
24と一体に第1反射ミラー6が第2反射ミラー9から
遠ざかる方向、即ち図5におい反時計方向に回動され
る。
【0028】この第1反射ミラー6の回動によって思案
ばね29が図4に示した死点を超えると、今度は思案ば
ね23の拡開力が回動レバー24を反時計方向に回動さ
せる付勢力として作用する。そして、この付勢力で図3
に示すように回動レバー24の一端部が上記位置決め部
材23の位置決め部25に当接することにより、回動レ
バー24の回動が規制され、これにより固定原稿読取光
路を選択することができる。
【0029】図2に示すように、上記実施形態において
固定原稿読取部から第1反射ミラー6までの光路長を
P、シート原稿読取部13から第1反射ミラー6までの
光路長をR、固定原稿読取時とシート原稿読取時との反
射ミラー6の回動による距離の差をXとすると、固定原
稿読取時とシート原稿読取時との光路長は等しくする必
要があることから、P+X=Rとなる。従って、固定原
稿読取部から第1反射ミラー6までの光路長Pは、P=
R−Xで設定すればよく、Rの値がイメージセンサ11
を取り付けるための上下方向のスペースSによって大き
くなったとしても、Pの値をX分だけ短く設定すること
ができる。
【0030】このように、上記図1ないし図5に示した
実施例によれば、第1反射ミラー6が第2反射ミラー9
に近づく方向に回動してシート原稿読取光路を選択する
ようにしたことから、第1反射ミラー6と固定原稿読取
部との間の光路長を短くすることができ、これにより原
稿読取装置の高さが高くなることを抑えることができ、
装置の小型化を図ることができる。また、第2移動手段
は第1移動手段の移動量の1/2の移動量で同じ方向に
移動するだけでよく、複雑な動きをする必要もないか
ら、走行体の駆動機構の構成を簡略化できる。
【0031】第1ミラーを回動させる切り換え手段につ
いては、図6に示すように第2走行体8に、上記実施形
態の固定部材に相当する当接部材8aを第1走行体4側
に向かって水平に突出させて設け、第1走行体4が第2
走行体8に近接してシート原稿読取部13の上方に位置
したとき、第2走行体8が上記当接部材8aを介して第
1反射ミラー6を回動させるようにしてもよい。図6に
示した実施形態では、回動レバー33の上部に第1反射
ミラー6が保持され、回動レバー33はほぼ中央部で軸
28により第1走行体4に回動自在に軸支されており、
この回動レバー33の下端部33aが上記当接部材8a
に当接することができるようになっている。また、回動
レバー33の上端部と第1走行体4との間には回動レバ
ー33を付勢する付勢手段としてのコイルばね31が取
り付けられており、このばね31により回動レバー33
を第2反射ミラー9から遠ざかる方向、即ち図6におい
て反時計方向に向かって付勢している。ただし、この実
施形態では第1走行体4が左方に移動して第2走行体8
に近接した位置がシート原稿読取位置であり、このとき
の第1走行体4の下方にシート原稿読取部13が位置す
るように各部材が配置されている。その他の構成は前記
実施形態と同様である。
【0032】図6に示す実施形態によれば、シート原稿
読取光路が選択された場合、固定原稿を読み取るため移
動走査していた第1走行体4が、第2走行体8側、即ち
図示右側に向かって移動する。第2走行体8は上記第1
走行体4の1/2の移動量で第1走行体1と同じ方向に
移動することから、第1走行体4と第2走行体8との間
の間隔は次第に狭くなる。そのため、第1走行体4が第
2走行体8に対して近づくと、第2走行体8に形成され
た当接部材8aが回動レバー33の下端部33aに当接
し、回動レバー33は軸28を中心として、ばね31の
付勢力に抗して第1反射ミラー6を第2反射ミラー9に
対して近づける方向、すなわち図6において時計方向に
回動する。そして、第1走行体4と第2走行体8とが最
も近づいた位置で移動が停止されることにより、第1反
射ミラー6が右斜め下方を向いてシート原稿読取側に切
り換えられる。
【0033】また、この状態から固定原稿読取光路が選
択されると、上記第1走行体4と第2走行体8が共に図
示左側に向かって移動する。かかる場合にも第2走行体
8の移動量は第1走行体4の移動量の1/2であること
から、第1走行体4と第2走行体8との間の間隔が次第
に大きくなる。従って、当接部材8aから回動レバー3
3の下端部33aが離れる向きに相対移動し、ばね31
の付勢力により第1反射ミラー6が第2反射ミラー9か
ら遠ざかる方向、即ち図6において反時計方向に回動
し、固定原稿読取側に切り換えられる。
【0034】このように、図6に示した実施例によれ
ば、第1反射ミラー6が取り付けられた回動レバー33
をばね31で回動付勢し、シート原稿読取を選択したと
き、回動レバー33を第2走行体8の一部に当接させる
ことにより付勢力に抗して回動させ、光路を切り換える
ようにしたことから、第1走行体4は第2走行体8に当
接して停止するようになり、第1走行体4の走査停止の
ためのブレーキを設ける必要がないし、また回動レバー
33を付勢するばね31が走査開始時の付勢の役割も果
たすので走査駆動の加速負荷を低減させることができ
る。
【0035】図7に示す実施形態は、図6に示す実施形
態における第2走行体8に、第1反射ミラー6と第2反
射ミラー9との間を囲む囲み部材32を設けた例であ
る。すなわち、第2走行体8は、その上端部から第1走
行体4側に向かって延出して形成された囲み部材32を
有している。囲み部材32は下端側に開口部を有してお
り、この開口部が当接部材8a上に取り付けられてい
る。この囲み部材32の左右方向の寸法は当接部材8a
の寸法よりも短く形成されており、当接部材8aが囲み
部材32の左端から突出している。囲み部材32の第1
走行体側の上端隅部には窓孔32aが形成されている。
この窓孔32aは、第1反射ミラー6の回動を規制して
第1反射ミラー6の位置決めを行う位置決め部となって
いる。その他の構成は図6に示す実施形態と同様である
から、同様の構成部分については同一の部号を付して説
明を省略する。
【0036】上記図7に示す実施形態によれば、シート
原稿読取光路を選択したとき、及び通常の待機時には第
2走行体8に設けられた当接部材8aが回動レバー33
の下端部33aに当接し、第1反射ミラー6を第2反射
ミラー9側に最も近づくように回動させた状態となる。
この状態では第1反射ミラー6が上記囲み部材32の窓
孔32aによって回動が規制されており、これにより第
1反射ミラー6の位置決めが行われる。また、この状態
では第1反射ミラー6が窓孔32aを塞ぐことにより囲
み部材32内が密閉された状態となる。
【0037】図7に示した実施形態によれば、第2走行
体8に第1反射ミラー6と第2反射ミラー9との間の光
束を囲む囲み部材32を設け、通常の待機状態及びシー
ト原稿読取光路を選択した状態のときに、第1反射ミラ
ーが上記囲み部材の窓孔32aに当接するようにしたこ
とから、囲み部材32内を密閉することでゴミや塵など
の侵入を防止することができ、ゴミや塵などが反射ミラ
ーに付着して異常画像となることを防止できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、第1反射ミラー及び原
稿照明光源とを保持する第1走行体と、第1走行体と同
じ方向に走査する第2反射ミラーと第3反射ミラーとを
保持する第2走行体と、上記第1反射ミラーを回動させ
て固定原稿読取部とシート原稿読取部との間で光路を切
り換える切り換え手段と、シート原稿読み取り部側に設
けられたシート照明光源とを有する原稿読み取り装置に
おいて、上記第1反射ミラーは、上記第2反射ミラーへ
近づく方向に回動してシート原稿読取光路を選択するよ
うにしたことから、第1反射ミラーと固定原稿読取部と
の間の光路長を上記第1反射ミラーの回動による光路長
の変化分だけ短くすることができ、これにより原稿読取
装置の高さを抑えて装置の小型化を図ることができる。
また、第2走行体と第1走行体とは所定の移動量で移動
すればよく、複雑な動きをする必要がないことから、駆
動機構の構成を簡略化できる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、第1反射ミ
ラーに取り付けられた回動レバーをこの回動レバーの付
勢手段の付勢力に抗して第2走行体が押すことにより第
1反射ミラーを回動させる切り換え手段を構成したこと
から、第1走行体が第2走行体に当接して停止し、第1
走行体の走査停止のためのブレーキを設ける必要がな
い。また、回動レバーの付勢手段が走査開始時の付勢の
役割も果たすので走査駆動の加速負荷を低減させること
ができる。
【0040】請求項3記載の発明によれば、第1反射ミ
ラーと第2反射ミラーとの間の光束を囲む囲み部材を第
2走行体に形成し、通常の待機状態及びシート原稿読取
光路を選択した状態のときに、上記第1反射手段が上記
囲み部材の窓孔に当接するようにしたことから、囲み部
材内を密閉することでゴミや塵などの侵入を防止するこ
とができ、ゴミや塵などが反射ミラーに付着して異常画
像となることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる原稿読取装置の一実施形態を示
す断面図である。
【図2】同上実施形態の要部を拡大して示す側面図であ
る。
【図3】同上実施形態の切り換え手段の一動作態様を示
す側面図である。
【図4】同上実施形態の切り換え手段の別の動作態様を
示す側面図である。
【図5】同上実施形態のさらに別の動作態様を示す側面
図である。
【図6】本発明にかかる原稿読取装置の別の実施形態の
要部を示す側面図である。
【図7】本発明にかかる原稿読取装置のさらに別の実施
形態の要部を示す側面図である。
【図8】従来の原稿読取装置の例を示すた断面図であ
る。
【図9】同上従来例の要部を示す側面図である。
【符号の説明】
2 原稿台 4 第1走行体 6 第1反射ミラー 7 固定原稿の照明光源 8 第2走行体 9 第2反射ミラー 10 第3反射ミラー 11 イメージセンサ 13 シート原稿読み取り部 17 給紙機構 20 シート原稿の照明光源 24 回動レバー 32 囲み部材 33 回動レバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を原稿台上に載置して原稿の読み取
    りを行う固定原稿読取部と、自動給紙機構によりシート
    状の原稿を連続給送して原稿の読み取りを行うシート原
    稿読取部とを有する原稿読取装置において、 上記固定原稿読取部とシート原稿読取部との間に配置さ
    れ、回動自在に設けられた第1反射ミラー及び固定原稿
    を移動走査する原稿照明光源を保持する第1走行体と、 上記第1走行体と同じ方向に走査する第2反射ミラーと
    第3反射ミラーとを保持する第2走行体と、 上記第1反射ミラーを回動させて固定原稿読取部とシー
    ト原稿読取部との間で光路を切り換える切り換え手段
    と、 シート原稿読取部側に設けられたシート原稿の照明光源
    とを有し、 上記第1反射ミラーは、上記第2反射ミラーへ近づく方
    向に回動してシート原稿読取光路を選択することを特徴
    とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 切り換え手段は、第1反射ミラーが取り
    付けられた回動レバーを、この回動レバーの付勢手段の
    付勢力に抗して第2走行体が押すことにより第1反射ミ
    ラーを回動させることを特徴とする請求項1記載の原稿
    読取装置。
  3. 【請求項3】 第2走行体は、第1反射ミラーと第2反
    射ミラーとの間の光束を囲む囲み部材を有し、 通常の待機状態及びシート原稿読取光路を選択した状態
    のときに、上記第1反射ミラーが上記囲み部材の窓孔に
    当接することを特徴とする請求項1又は2記載の原稿読
    取装置。
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