JPH0965246A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH0965246A JPH0965246A JP21190895A JP21190895A JPH0965246A JP H0965246 A JPH0965246 A JP H0965246A JP 21190895 A JP21190895 A JP 21190895A JP 21190895 A JP21190895 A JP 21190895A JP H0965246 A JPH0965246 A JP H0965246A
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Abstract
た画像表示装置において、残存収差、特に色収差を補正
してサイズがコンパクトで広画角で画面全体に明瞭な画
像を表示可能にする。 【解決手段】 画像表示素子9とその画像を中間実像を
結像することなく観察者の眼球7に導く接眼光学系10
と、画像表示素子9及び接眼光学系10を観察者の頭部
又は顔面に保持する保持手段とを有する画像表示装置に
おいて、透過面の第1面1と反射面の第2面2と透過面
の第3面3とを有する偏心プリズム11を備え、画像表
示素子9から観察者の瞳7の間の何れかの位置に回折光
学素子12あるいは屈折率分布型レンズが配置され、偏
心プリズム11の透過面で発生する収差と逆の符号の収
差を発生させて補正する。
Description
し、特に、観察者の頭部又は顔面に保持することを可能
にする頭部又は顔面装着式画像表示装置に関する。
いは、個人的に大画面の映像を楽しむことを目的とし
て、ヘルメット型、ゴーグル型の頭部又は顔面装着式画
像表示装置が開発されている。
れているように、リレー光学系を用いずに中間像を光路
中で結像することなく、画像表示素子の画像を観察者眼
球に導くことが頭部装着式画像表示装置においては重要
な技術となる。しかしながら、特開平6−308424
号の場合は、ハーフミラーを介して光路を形成している
ため、光量のロスが発生してしまい、明るい表示を行う
ことが容易ではない。
像を表示できる頭部装着式画像表示装置の1つとして、
欧州特許第0583116A2号のものがあるが、この
場合は、リレー光学系を用いているため、装置が大型化
する欠点がある。
像表示素子の表示画像を途中で中間像を結像することな
く観測者の眼球に導くためのサイズがコンパクトで広画
角で画面全体にクリアな表示が可能な接眼光学系を3面
又は4面の光学面からなる偏心プリズム単体で構成し、
その3面又は4面の少なくとも1面をパワーを有する面
とするものをいくつか提案している。以下に、これらに
ついて簡単に説明する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、4つの光学面1〜4からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、画
像表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を
経て接眼光学系10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、偏心配置の反射面の第4面4に入射し、そこで
反射された光は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向
して偏心配置された反射面の第2面2に入射して反射さ
れ、その反射光は、第4面4への入射光と交差してか
ら、観察者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に
配置された透過面の第3面3を経て接眼光学系10から
射出し、観察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中
間像が結像されることなく入射し、観察者の網膜上に結
像する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、3つの光学面1〜3からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、画
像表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を
経て接眼光学系10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、偏心配置の反射面の第2面2に入射し、そこで
反射された光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者の
瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て接眼光
学系10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、観察
者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観察者
の網膜上に結像する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、4つの光学面1〜4からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、画
像表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を
経て接眼光学系10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、偏心配置の反射面の第4面4に入射し、そこで
反射された光は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向
して偏心配置された反射面の第2面2に入射して反射さ
れ、その反射光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者
の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て接眼
光学系10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、観
察者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観察
者の網膜上に結像する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、3つの光学面1〜3からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、画
像表示素子9に対向して配置された透過面の第1面1を
経て接眼光学系10に入射した画像表示素子9からの表
示光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との
間に配置された第3面3が兼ねる反射面の第4面4に入
射し、そこで反射された光は、観察者視軸8上に観察者
の瞳7と対向して偏心配置された反射面の第2面2に入
射して反射され、その反射光は、観察者視軸8上に第2
面2と観察者の瞳7との間に配置された透過面の第3面
3を経て接眼光学系10から射出し、観察者視軸8に沿
って進み、観察者の瞳7に中間像が結像されることなく
入射し、観察者の網膜上に結像する。
号による接眼光学系10の断面図を示す。この中、図3
7の接眼光学系10は、4つの光学面1〜3、5からな
り、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏
心プリズム体であり、画像表示素子9に対向して配置さ
れた透過面の第1面1を経て接眼光学系10に入射した
画像表示素子9からの表示光は、反射面の第5面5に入
射して反射され、その反射光は、第1面1が兼ねる反射
面の第4面に入射し、そこで反射された光は、観察者視
軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面
の第2面2に入射して反射され、その反射光は、観察者
視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置された
透過面の第3面3を経て接眼光学系10から射出し、観
察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像
されることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
1〜4からなり、その間が屈折率が1より大きい媒質で
満たされた偏心プリズム体であり、画像表示素子9に対
向して配置された透過面の第1面1を経て接眼光学系1
0に入射した画像表示素子9からの表示光は、観察者視
軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面
の第2面2が兼ねる反射面の第5面5に入射して反射さ
れ、その反射光は、反射面の第4面に入射し、そこで反
射された光は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向し
て偏心配置された反射面の第2面2に入射して反射さ
れ、その反射光は、観察者視軸8上に第2面2と観察者
の瞳7との間に配置された透過面の第3面3を経て接眼
光学系10から射出し、観察者視軸8に沿って進み、観
察者の瞳7に中間像が結像されることなく入射し、観察
者の網膜上に結像する。
2〜5からなり、その間が屈折率が1より大きい媒質で
満たされた偏心プリズム体であり、観察者視軸8上に観
察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面の第2面2
が兼ね、画像表示素子9に対向して配置された透過面の
第1面1を経て接眼光学系10に入射した画像表示素子
9からの表示光は、反射面の第5面5に入射して反射さ
れ、その反射光は、第2面2が兼ねる反射面の第6面6
に入射して反射され、その反射光は、反射面の第4面に
入射し、そこで反射された光は、観察者視軸8上に観察
者の瞳7と対向して偏心配置された反射面の第2面2に
入射して反射され、その反射光は、観察者視軸8上に第
2面2と観察者の瞳7との間に配置された透過面の第3
面3を経て接眼光学系10から射出し、観察者視軸8に
沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像されることな
く入射し、観察者の網膜上に結像する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、3つの光学面2〜4からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、観
察者視軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された
反射面の第2面2が兼ね、画像表示素子9に対向して配
置された透過面の第1面1を経て接眼光学系10に入射
した画像表示素子9からの表示光は、観察者視軸8上に
第2面2と観察者の瞳7との間に配置された第3面3が
兼ねる反射面の第5面5に入射し、そこで反射された光
は、反射面の第4面4に入射して反射され、その反射光
は、観察者視軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置
された反射面の第2面2に入射して反射され、その反射
光は、第5面5で反射された光と交差してから、観察者
視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置された
透過面の第3面3を経て接眼光学系10から射出し、観
察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像
されることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
接眼光学系10の断面図を示す。この接眼光学系10
は、3つの光学面2〜4からなり、その間が屈折率が1
より大きい媒質で満たされた偏心プリズム体であり、観
察者視軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された
反射面の第2面2が兼ね、画像表示素子9に対向して配
置された透過面の第1面1を経て接眼光学系10に入射
した画像表示素子9からの表示光は、反射面の第4面4
に入射して反射され、そこで反射された光は、観察者視
軸8上に観察者の瞳7と対向して偏心配置された反射面
の第2面2に入射して反射され、その反射光は、観察者
視軸8上に第2面2と観察者の瞳7との間に配置された
透過面の第3面3を経て接眼光学系10から射出し、観
察者視軸8に沿って進み、観察者の瞳7に中間像が結像
されることなく入射し、観察者の網膜上に結像する。
面、非球面、アナモフィック面、アナモフィック非球面
で構成され、少なくとも1つの面は正のパワーを有す
る。また、透過面と反射面を兼ねている面、例えば、図
36の第3面と第4面を構成する面での反射は、全反射
によるか、透過領域と反射領域が分離している場合は裏
面鏡による。
表示素子の高密度化が進み、接眼光学系の収差発生量、
特に色収差が無視できない程画像表示素子の画素密度が
上がってきた。ところが、本出願人の提案に係る図33
〜図41のような、3面又は4面の光学面からなる偏心
プリズム単体で構成され、その間が屈折率が1より大き
い媒質で満たされた接眼光学系10を用いた画像表示装
置においては、その接眼光学系10への入射面である第
1面1とそれからの射出面である第3面3が屈折面であ
るため(第1面1と第3面3のみが屈折面)、他の収差
は偏心した反射面の第2面等で補正したとしても、色収
差に関しては完全に補正しきれずに残ってしまう。
れたものであり、その目的は、上記の本出願人の提案に
係るような、3面又は4面の光学面で構成され、その間
が屈折率が1より大きい媒質で満たされた偏心プリズム
単体からなる接眼光学系を用いた画像表示装置におい
て、残存収差、特に色収差を補正してサイズがコンパク
トで広画角で画面全体に明瞭な画像を表示可能にするこ
とである。
明の画像表示装置は、画像を表示する画像表示素子と前
記画像表示素子に表示された画像を中間実像を結像する
ことなく観察者の眼球に導く接眼光学系と、前記画像表
示素子及び接眼光学系を観察者の頭部又は顔面に保持す
る保持手段とを有する画像表示装置において、前記接眼
光学系が、画像表示素子に対向して配置された第1面
と、観察者視軸上に観察者瞳と対向して傾けて配置され
た第2面と、観察者視軸上に第2面と観察者瞳との間に
配置された第3面とを有する光学部材を備えており、前
記第2面が反射面であり、前記画像表示素子から射出し
た光線が前記第1面を透過して前記光学部材の内部に入
射し、前記第2面で反射されて前記第3面を透過して観
察者の眼球に導かれ、かつ、前記画像表示素子から観察
者の瞳の間の何れかの位置に補正光学素子が配置され、
前記光学部材の透過面で発生する収差と前記補正光学素
子で発生する収差の符号が逆になっていることを特徴と
するものである。
3面に囲まれた領域が、屈折率が1を越える透明媒質に
よって満たされていることが望ましい。
1面を透過して光学部材に入射した光が第2面で反射す
る前に反射するように配置された第4面を備えているこ
とが望ましい。その場合、第4面と第3面を同一の面で
構成することができる。
いは屈折率分布型レンズで構成するのが望ましい。
由と作用について説明する。本発明においては、3面又
は4面の光学面で構成され、その間が屈折率が1より大
きい媒質で満たされた偏心プリズム単体に残留する色収
差、像面湾曲等をフレネルゾーンプレートに代表される
回折光学素子(以下、DOE)、又は、屈折率分布型レ
ンズを用いて補正するものである。以下、DOEと屈折
率分布型レンズの補正能力について説明する。
ッベ数νd =−3.45という大きな逆分散特性を持
ち、色収差補正能力が大きい。したがって、前記したよ
うに、画像表示素子の高密度化に伴う偏心プリズム単体
の残存色収差を効果的に補正することができる。
球面作用を持つDOEの製法と同じであるので、DOE
に積極的に非球面作用を持たすことができ、広画角化に
伴う軸外収差の増加を効果的に補正することができる。
この場合、光軸から離れるに従い近軸的な球面系のパワ
ーより弱いパワーとなるような非球面作用(ピッチ分
布)をDOEに持たせると、収差補正能力が大きくな
る。また、このようなピッチ配列は、DOEの有効径周
辺のピッチを大きくするので、その製作性も向上する。
また、屈折系レンズと異なり、DOEは、基板の表面に
回折面を加工するだけなので、実質上、体積・重量の増
加は伴わず、頭部装着式画像表示装置の光学系としては
好ましい。
ンズがペッツバール和と色収差の補正作用を有している
ことに着目して、前記の偏心プリズム単体に組み合わせ
て、偏心プリズム単体に残留する色収差、像面湾曲等を
補正する。以下、屈折率分布型レンズのペッツバール和
と色収差の補正について説明する。
は、光軸と垂直な方向に屈折率分布を有するいわゆるラ
ジアルタイプのもので、その基準波長の屈折率分布は、
次の式(1)で表される。 n(r)=N0 +N1 r2 +N2 r4 +N3 r6 + ・・・(1) ここで、N0 はレンズの光軸上での基準波長の屈折率、
rは光軸から半径方向の距離、n(r)は光軸から距離
rの位置での基準波長の屈折率、N1 ,N2 ,N2 ,N
3 ,・・・はそれぞれ基準波長の2次、4次、6時、・
・・の係数である。
すると、レンズ系の初期設計の段階で特に注意しなけれ
ばならない量に、パワー配分によって決まってしまうペ
ッツバール和がある。均質系のペッツバール和は、面の
屈折力をφS 、光軸上のレンズの屈折率をN0 とする
と、次のように表すことができる。 φS /N0 ・・・(2) また、屈折率分布型レンズ単体のペッツバール和は、面
の屈折力をφS ’、媒質の屈折力をφM とすると、次の
ように表すことができる。 φS ’/N0 +φM /N0 2 ・・・(3) この式(3)から明らかなように、屈折率分布型レンズ
は、その媒質に屈折力を有していることでペッツバール
和を補正することができる。
屈折率分布型レンズは、その媒質にも色収差を補正する
能力を有しており、屈折率分布型レンズ単体で軸上色収
差を補正するための条件は次の通りである。 φS ’/νod+φM /ν1d=0 ・・・(4) ここで、νodは、d線、F線、C線によるレンズ光軸上
での屈折率をそれぞれN0d,N0F,N0Cとすると、次の
式(5)で表される。 νod=(N0d−1)/(N0F−N0C) ・・・(5) また、ν1dは、d線、F線、C線による屈折率分布式
(1)の2次の係数N1d,N1F,N1Cより、次の式
(6)にて求められる。 ν1d=N1d/(N1F−N1C) ・・・(6) すなわち、屈折率分布型レンズの媒質の分布形状を波長
毎に変化させることによって色収差の補正が可能にな
る。
たような3面又は4面の光学面からなる偏心プリズムに
残留する色収差、像面湾曲等の収差を、上記の回折光学
素子又は屈折率分布型レンズからなる補正光学素子によ
って逆の符号の収差を発生させて補正するものである。
これら補正光学素子は、偏心プリズム(光学部材)の観
察者眼球側あるいは画像表示素子側に配置することがで
きる。
場合は、回折光学素子の焦点距離をf(mm)とすると
き、 −1<1/f<1 ・・・(a) なる条件を満足することが望ましい。さらには、 −0.1<1/f<0.1 ・・・(a') なる条件を満足することがより望ましい。より好ましく
は、 0<1/f<0.01 ・・・(a") なる条件を満足することが望ましい。
ンズを用いる場合は、屈折率分布型レンズの中心の屈折
率をN0、周辺の屈折立をN1とするとき、 0.5<N0/N1<1.5 ・・・(b) なる条件を満足することが望ましい。さらには、 0.8<N0/N1<1.2 ・・・(b') なる条件を満足することがより望ましい。
(b)、(b’)は、接眼光学系全体のアイポイント、
焦点距離、倍率等を実質的に変更しないで、所望の収差
補正を行わせるために、回折光学素子、屈折率分布型レ
ンズが略ノンパワーであること望ましく、そのことを条
件式化したものである。
くつかの実施例について、図面を参照にして説明する。
まず、最初に、本発明で使用しているDOEを含む光学
系の設計方法について述べる。回折現象に基づく光学素
子DOEについての原理的な説明は、例えば「光学デザ
イナーのための小型光学エレメント」(オプトロニクス
社)の第6章・第7章に詳しいが、以下に簡単に説明す
る。
示すように、光線はスネルの法則に基づいて曲げられ
る。
光線は式(8)で表現される回折現象により曲げられ
る。
と、高回折効率を維持することができる。
て、Sweatt modelが知られている。これについては、
『W.C.Sweatt, "NEW METHODS OF DESIGNING HOLOGRAPHI
C OPTCALELEMENTS", SPIE, Vol.126, pp.46-53(1977)
』に詳しいが、図31を使用して、以下に簡単に説明
する。
ンズ(超高屈折率レンズ:ultra-high index lens )、
は法線、zは光軸方向の座標、hは基板に沿う方向の
座標とする。上記の論文によれば、式(9)が成立す
る。
に説明する設計では、nu =1001とした。) z :ultra-high index lens の光軸方向の座標 h :ultra-high index lens の媒質に沿った座標 n :入射側媒質の屈折率 n’:射出側媒質の屈折率 θ :光線の入射角 θ’:光線の射出角 したがって、式(8)、(9)より、次の式(6)が成
立する。
OEのピッチ」の間には、式(10)で表現される等価
関係が成立するので、Sweatt modelにより設計した ul
tra-high index lens の面形状から、DOEのピッチ分
布を求めることができる。
(11)で定義される非球面レンズとして設計したとす
ると、 z=ch2 /{1+〔1−c2 (k+1)h2 〕1/2 } +Ah4 +Bh6 +Ch8 +Dh10 ・・・(11) ただし、z :光軸でレンズに接する接平面からのずれ
(サグ値) c :曲率 h :光軸からの距離 k :円錐定数 A :4次非球面係数 B :6次非球面係数 C :8次非球面係数 D :10次非球面係数 ここで、説明を簡単にするために、ultra-high index l
ens の片面を平面にすると、式(10)、(11)よ
り、 d=mλ/〔(n−1)dz/dh〕 =[mλ/(n−1)]×[ch/〔1−c2 (k+1)h2 〕1/2 +4Ah3 +6Bh5 +8Ch7 +10Dh9 ]-1 ・・・(12) が得られる。この式(12)で定義されるピッチ分布を
もたせてやればよい。
必要がある。
0。
118.0、ne =930.39、nF =828.3
7、ng =742.78とすれば、DOEの分散特性を
表現できる。
して10次までしか使用していないが、もちろん、12
次、14次・・の非球面項を使用してもよい。また、以
下に示すDOEを用いる実施例では、DOEを1面しか
使用していないが、2面以上使用してももちろんよい。
6及び比較例について、それぞれ単眼用の画像表示装置
の光学系の断面図である図1〜図7を参照にして説明す
る。これら画像表示装置は、全て図36の接眼光学系1
0を基本に用いているが、図33〜図35、図37〜図
41の接眼光学系10を用いる場合も同様である。
記するが、以下の説明において、面番号は、観察者の瞳
位置7から画像表示素子9へ向う逆追跡の面番号として
示してある。そして、座標の取り方は、図1に示すよう
に、観察者の虹彩位置7を原点とし、観察者視軸8を原
点から接眼光学系10に向かう方向を正とするZ軸、観
察者視軸8に直交し、観察者眼球から見て上下方向の下
から上を正とするY軸、観察者視軸8に直交し、観察者
眼球からみて左右方向の右から左を正とするX軸と定義
する。つまり、紙面内をYーZ面とし、紙面と垂直方向
の面をX−Z面とする。また、光軸は紙面のY−Z面内
で折り曲げられるものとする。
て、偏心量Y,Zと傾き角θが記載されている面につい
ては、基準面である1面(瞳位置7)からのその面の面
頂のY軸方向、Z軸方向の偏心量、及び、その面の中心
軸のZ軸からの傾き角を意味し、その場合、θが正は反
時計回りを意味する。なお、偏心量Y,Zと傾き角θの
記載のない面は、その前の面と同軸であることを意味す
る。
示してあり、その面から次の面までの軸上間隔である。
なお、面間隔は、光軸に沿って逆追跡の方向を正として
示してある。
形状は、その面を規定する座標上で、Ry 、Rx はそれ
ぞれY−Z面(紙面)内の近軸曲率半径、X−Z面内で
の近軸曲率半径、Kx 、Ky はそれぞれX−Z面、Y−
Z面内の円錐係数、AR、BR、CR、DRはそれぞれ
Z軸に対して回転対称な4次、6次、8次、10次の非
球面係数、AP、BP、CP、DPはそれぞれZ軸に対
して回転非対称な4次、6次、8次、10次の非球面係
数とすると、非球面式は以下に示す通りである。
{ 1-(1+Kx ) ( X2/Rx 2)-(1+Ky ) ( Y2/Ry 2)}
1/2 ]+AR[ (1-AP) X2+( 1+AP) Y2 ]2+B
R[ (1-BP) X2+( 1+BP) Y2 ]3+CR[ (1-C
P) X2+( 1+CP) Y2 ]4+DR[ (1-DP) X2+( 1
+DP) Y2 ]5 なお、面と面の間の媒質の屈折率はd線の屈折率で表
す。長さの単位はmmである。
像表示装置であり、左眼用は構成す光学要素を全てY−
Z面に対称に配備することで実現できる。また、実際の
装置においては、接眼光学系によって光軸が屈曲する方
向は、観察者の上方あるいは下方、側方何れの方向にあ
ってもよいことは言うまでもない。
察者瞳位置、8は観察者視軸、1は接眼光学系の第1
面、2は接眼光学系の第2面、3は接眼光学系の第3
面、4は接眼光学系の第4面、9は画像表示素子、10
は接眼光学系、11は偏心プリズム、12はDOE、1
3は屈折率分布レンズ(以下、GRIN)である。
例を例にとると、画像表示素子9から発した光線束は、
接眼光学系10の第1面1で屈折して接眼光学系10に
入射し、第4面(第3面3が兼ねる)4で内部反射し、
第2面4で反射されて、再び第3面3に入射して屈折さ
れて、観察者の瞳の虹彩位置又は眼球の回旋中心を射出
瞳7として観察者の眼球内に投影される。
本的な偏心プリズム11に関するものである。この接眼
光学系10の水平画角45.4°、垂直画角34.4
°、瞳経4mmである。後記する構成パラメータにおい
て、2、3、4面はアナモフィック非球面であり、5面
は平面である。
ダイアグラムを図26〜図28に示す。これらの図にお
いて、スポットダイアグラムの左側の4つの数字の中、
上段の2つの数字は、長方形の画面中央の座標(X,
Y)を(0.00,0.00)、右端中央の座標を
(0、00,−1.00)、右上隅の座標を(1.0
0,−1.00)、上端中央の座標を(1.00,0.
00)のように表現した場合の相対座標(X,Y)を示
し、下段の2つの数字は、視軸(画面中央)に対して上
記座標(X,Y)方向がなす角度のX成分、Y成分(度
表示)を示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の射出瞳7と偏心プリズム11の間に略
ノンパワーのDOE12を配置した例である。後記する
構成パラメータにおいて、5、6、7面はアナモフィッ
ク非球面であり、8面は平面である。この実施例の収差
補正状態を示す図26〜図28と同様なスポットダイア
グラムを図8〜図10に示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の偏心プリズム11と画像表示素子9の
間に略ノンパワーのDOE12を配置した例である。後
記する構成パラメータにおいて、2、3、4面はアナモ
フィック非球面であり、5面は平面である。この実施例
の収差補正状態を示す図26〜図28と同様なスポット
ダイアグラムを図11〜図13に示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の偏心プリズム11と画像表示素子9の
間に略ノンパワーで両面平面のGRIN13を配置した
例である。後記する構成パラメータにおいて、2、3、
4面はアナモフィック非球面であり、5面は平面であ
る。この実施例の収差補正状態を示す図26〜図28と
同様なスポットダイアグラムを図14〜図16に示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の射出瞳7と偏心プリズム11の間に略
ノンパワーで両面平面のGRIN13を配置した例であ
る。後記する構成パラメータにおいて、4、5、6面は
アナモフィック非球面であり、7面は平面である。この
実施例の収差補正状態を示す図26〜図28と同様なス
ポットダイアグラムを図17〜図19に示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の偏心プリズム11と画像表示素子9の
間に略ノンパワーで画像表示素子9側に凹面を向けたメ
ニスカス形状のGRIN13を配置した例である。後記
する構成パラメータにおいて、2、3、4面はアナモフ
ィック非球面であり、5面は平面である。この実施例の
収差補正状態を示す図26〜図28と同様なスポットダ
イアグラムを図20〜図22に示す。
°、垂直画角34.4°、瞳経4mmである。この実施
例は、比較例1の偏心プリズム11と画像表示素子9の
間に略ノンパワーで画像表示素子9側に凸面を向けたメ
ニスカス形状のGRIN13を配置した例である。後記
する構成パラメータにおいて、2、3、4面はアナモフ
ィック非球面であり、5面は平面である。この実施例の
収差補正状態を示す図26〜図28と同様なスポットダ
イアグラムを図23〜図25に示す。
パラメータを示す。なお、GRINに13関しては、前
記のN1d,N1F,N1Cも示してある。
の光学面で構成され、その間が屈折率が1より大きい媒
質で満たされた偏心プリズム単体に残留する色収差、像
面湾曲等をDOE又はGRINを用いて補正した接眼光
学系を2組使用することによって、片目を閉じて観察像
を観察する必要がなくなる。両眼で観察できると、観察
者にとって疲れない観察が可能となる。また、両眼に視
差のある画像を提示することによって、立体像としての
観察も可能となる。また、本発明の接眼光学系を2組使
用し、観察者頭部に支持する支持機構を付けることによ
って、楽な姿勢で観察像を観察することが可能となる。
用い、この光学系と画像表示素子からなる組を左右一対
用意し、それらを眼輻距離だけ離して支持することによ
り、両眼で観察できる据え付け型又は頭部装着式画像表
示装置のようなポータブル型の画像表示装置として構成
することができる。このようなポータブル型の画像表示
装置の1例の全体の構成を図32に示す。表示装置本体
50には、上記のような接眼光学系が左右1対備えら
れ、それらに対応して像面に液晶表示素子からなる画像
表示素子が配置されている。本体50に左右に連続して
図示のような側頭フレーム51が設けられ、両側の側頭
フレーム51は頭頂フレーム52でつながれており、ま
た、両側の側頭フレーム51の中間には板バネ53を介
してリアフレーム54が設けてあり、リアフレーム54
を眼鏡のツルのように観察者の両耳の後部に当て、ま
た、頭頂フレーム52を観察者の頭頂に載せることによ
り、表示装置本体50を観察者の眼前に保持できるよう
になっている。なお、頭頂フレーム52の内側には海綿
体のような弾性体からなる頭頂パッド55が取り付けて
あり、同様にリアフレーム54の内側にも同様なパッド
が取り付けられており、この表示装置を頭部に装着した
ときに違和感を感じないようにしてある。
が付設されており、画像観察と共に立体音響を聞くこと
ができるようになっている。このようにスピーカ56を
有する表示装置本体50には、映像音声伝達コード57
を介してボータブルビデオカセット等の再生装置58が
接続されているので、観察者はこの再生装置58を図示
のようにベルト箇所等の任意の位置に保持して、映像、
音響を楽しむことができるようになっている。図示の5
9は再生装置58のスイッチ、ボリューム等の調節部で
ある。なお、頭頂フレーム52の内部に、映像処理・音
声処理回路等の電子部品を内蔵させてある。
て、既存のビデオデッキ等に取り付け可能としてもよ
い。さらに、TV電波受信用チューナーに接続してTV
観賞用としてもよいし、コンピュータに接続してコンピ
ュータグラフィックスの映像や、コンピュータからのメ
ッセージ映像等を受信するようにしてもよい。また、邪
魔なコードを排斥するために、アンテナを接続して外部
からの信号を電波によって受信するようにしてもよい。
実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこれら実施
例に限定されず種々の変形が可能である。
のように構成することができる。
記画像表示素子に表示された画像を中間実像を結像する
ことなく観察者の眼球に導く接眼光学系と、前記画像表
示素子及び接眼光学系を観察者の頭部又は顔面に保持す
る保持手段とを有する画像表示装置において、前記接眼
光学系が、画像表示素子に対向して配置された第1面
と、観察者視軸上に観察者瞳と対向して傾けて配置され
た第2面と、観察者視軸上に第2面と観察者瞳との間に
配置された第3面とを有する光学部材を備えており、前
記第2面が反射面であり、前記画像表示素子から射出し
た光線が前記第1面を透過して前記光学部材の内部に入
射し、前記第2面で反射されて前記第3面を透過して観
察者の眼球に導かれ、かつ、前記画像表示素子から観察
者の瞳の間の何れかの位置に補正光学素子が配置され、
前記光学部材の透過面で発生する収差と前記補正光学素
子で発生する収差の符号が逆になっていることを特徴と
する画像表示装置。
面、第3面に囲まれた領域が、屈折率が1を越える透明
媒質によって満たされていることを特徴とする上記
〔1〕記載の画像表示装置。
線が前記第1面を透過して前記光学部材に入射した光が
前記第2面で反射する前に反射するように配置された第
4面を備えていることを特徴とする上記〔2〕記載の画
像表示装置。
面であることを特徴とする上記〔3〕記載の画像表示装
置。
とを特徴とする上記〔4〕記載の画像表示装置。
過面と第4面の反射面が同一の面であることを特徴とす
る上記〔5〕記載の画像表示装置。
過面と第4面の反射面が同一の面であることを特徴とす
る上記〔5〕記載の画像表示装置。
する光線が、一つの光路では臨界角を越えて入射して反
射され、他の光路では臨界角以下の入射角で入射して透
過するように配置されていることを特徴とする上記
〔2〕から〔7〕の何れか1項記載の画像表示装置。
であることを特徴とする上記〔1〕から〔8〕の何れか
1項記載の画像表示装置。
型レンズであることを特徴とする上記〔1〕から〔8〕
の何れか1項記載の画像表示装置。
材と観察者眼球の間に配置することを特徴とする上記
材と前記画像表示素子の間に配置することを特徴とする
上記
f(mm)とするとき、 −1<1/f<1 ・・・(a) なる条件を満足することを特徴とする上記〔11〕又は
〔12〕記載の画像表示装置。
f(mm)とするとき、 −0.1<1/f<0.1 ・・・(a') なる条件を満足することを特徴とする上記〔13〕記載
の画像表示装置。
f(mm)とするとき、 0<1/f<0.01 ・・・(a") なる条件を満足することを特徴とする上記〔14〕記載
の画像表示装置。
光学部材と観察者眼球の間に配置することを特徴とする
上記〔10〕記載の画像表示装置。
光学部材と前記画像表示素子の間に配置することを特徴
とする上記〔10〕記載の画像表示装置。
の屈折率をN0、周辺の屈折率をN1とするとき、 0.5<N0/N1<1.5 ・・・(b) なる条件を満足することを特徴とする上記〔16〕又は
〔17〕記載の画像表示装置。
の屈折率をN0、周辺の屈折率をN1とするとき、 0.8<N0/N1<1.2 ・・・(b') なる条件を満足することを特徴とする上記〔18〕記載
の画像表示装置。
の画像表示装置においては、3面又は4面の光学面で構
成され、その間が屈折率が1より大きい媒質で満たされ
た偏心プリズム単体の透過面で発生する色収差、像面湾
曲等を、画像表示素子から観察者の瞳の間の何れかの位
置に補正光学素子を配置し、その補正光学素子に符号が
逆の収差を発生させることによって補正するものであ
り、補正光学素子にはこれらの収差補正に有効なDO
E、屈折率分布型レンズを用いることによって、画像表
示素子の画素密度が上がっても、残存収差、特に色収差
を十分に補正して、サイズがコンパクトで広画角で画面
全体に明瞭な画像を表示可能な頭部又は顔面装着式画像
表示装置を得ることができる。
するための図である。
するための図である。
するための図である。
するための図である。
するための図である。
するための図である。
図である。
グラムの一部である。
グラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
アグラムの一部である。
アグラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
アグラムの一部である。
アグラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
アグラムの一部である。
アグラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
アグラムの一部である。
アグラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
アグラムの一部である。
アグラムの他の一部である。
アグラムの残りの部分である。
グラムの一部である。
グラムの他の一部である。
グラムの残りの部分である。
の屈折の原理図である。
の回折の原理図である。
)の説明図である。
ブル型の画像表示装置の1例の全体の構成を示す図であ
る。
光路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
路を説明するための図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 画像を表示する画像表示素子と前記画像
表示素子に表示された画像を中間実像を結像することな
く観察者の眼球に導く接眼光学系と、前記画像表示素子
及び接眼光学系を観察者の頭部又は顔面に保持する保持
手段とを有する画像表示装置において、 前記接眼光学系が、画像表示素子に対向して配置された
第1面と、観察者視軸上に観察者瞳と対向して傾けて配
置された第2面と、観察者視軸上に第2面と観察者瞳と
の間に配置された第3面とを有する光学部材を備えてお
り、 前記第2面が反射面であり、前記画像表示素子から射出
した光線が前記第1面を透過して前記光学部材の内部に
入射し、前記第2面で反射されて前記第3面を透過して
観察者の眼球に導かれ、かつ、 前記画像表示素子から観察者の瞳の間の何れかの位置に
補正光学素子が配置され、前記光学部材の透過面で発生
する収差と前記補正光学素子で発生する収差の符号が逆
になっていることを特徴とする画像表示装置。 - 【請求項2】 前記光学部材の前記第1面、第2面、第
3面に囲まれた領域が、屈折率が1を越える透明媒質に
よって満たされていることを特徴とする請求項1記載の
画像表示装置。 - 【請求項3】 前記画像表示素子から射出した光線が前
記第1面を透過して前記光学部材に入射した光が前記第
2面で反射する前に反射するように配置された第4面を
備えていることを特徴とする請求項2記載の画像表示装
置。 - 【請求項4】 前記第4面は前記第3面と同一の面であ
ることを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。 - 【請求項5】 前記補正光学素子が回折光学素子である
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項記載の画
像表示装置。 - 【請求項6】 前記補正光学素子が屈折率分布型レンズ
であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記
載の画像表示装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
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