JPH0965771A - 植物栽培用鉄筋支持具 - Google Patents

植物栽培用鉄筋支持具

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JPH0965771A
JPH0965771A JP24854095A JP24854095A JPH0965771A JP H0965771 A JPH0965771 A JP H0965771A JP 24854095 A JP24854095 A JP 24854095A JP 24854095 A JP24854095 A JP 24854095A JP H0965771 A JPH0965771 A JP H0965771A
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reinforcing bar
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plant cultivation
plant
rebar
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JP24854095A
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Inventor
Kenji Kurokawa
健次 黒川
Hisanori Furuno
久則 古野
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SUMIKURA KOZAI KK
Original Assignee
SUMIKURA KOZAI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蔓性植物や結果植物を支持することができる
だけでなく、容易に畑地に設置することができ、さらに
保管に際しても結束等を極力少なくすることができる耐
蝕性や作業性、信頼性に優れた植物栽培用鉄筋支持具を
提供する。 【解決手段】 蔓性植物又は結果植物を支持するための
四角形の植物栽培用鉄筋支持具10であって、複数の異
形鉄筋等の鉄筋11を10cm〜50cmの間隔を保っ
て網目状に交叉させて溶接し、しかも四角形の一方の側
辺(又は底辺)には、外側に突出する複数の脚部11b
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の植物を支持
する植物栽培用鉄筋支持具に係り、更に詳しくは、土壌
への設置が容易で且つ種々の植物を強固に支持すること
ができ、更に土壌又は空気中の水分(又は湿気)に対す
る耐腐蝕性に優れた植物栽培用鉄筋支持具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、農業や園芸等では、種々の植物
を栽培するに際して、各種植物に支柱を施すことが広く
知られている。この支柱は、種々の植物が風雨に晒され
て倒れるのを防止すること、胡瓜や茄子等の結果植物が
結果(又は果実という)の重みで茎や枝、蔓が折れるの
を防止すること、更に、莢豌豆等の豌豆等の蔓性植物や
胡瓜等の果菜等の結果植物の成長を助長するために蔓を
絡ませること等を目的とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この支柱とし
て、竹や木、又は竹木を適当な寸法に切断したものが、
安価であること、手軽に入手できること等の利点から広
く利用されているが、生竹や生木のままでは腐れたり害
虫に食われたりし易いので、これを防止するために、通
常、生竹や生木を乾燥する、生竹や生木を火で炙る、生
竹や生木を熱湯で煮沸する等の処理を行わねばならない
ので、極めて利便性に劣るという問題点を有していた。
【0004】そこで、この問題点を解決するために、外
周面に塗装を施した棒状の小径鋼管が市販されている
が、この市販の支柱では、その塗装にも依るが、土壌又
は空気中の水分に依って外周面から酸化腐蝕し易く、更
に支柱が薄肉の中空状で且つ通常その内周面に塗装が施
されていないことから、土壌の水分に依ってその内周面
から酸化腐蝕してしまうので、短期間で使用できなくな
る等、信頼性に劣るという問題点を有していた。
【0005】また、支柱が中空状なので、例えば台風等
の強風に晒されると折損し易く、更に支柱の倒壊に伴っ
て該支柱に結わえた各種植物が倒れたり或いは茎や蔓が
折れる虞れがあり、極めて信頼性に劣るという問題点を
有していた。
【0006】そして、茄子や胡瓜等の結果植物を栽培す
る場合、前述した各種支柱2〜3本を、針金や縄、ビニ
ール等の紐等の線条結束具で結束して、二脚状(又は側
面視略X字状という)又は三脚状に組み付けた組付支柱
を使用しているが、この組付支柱を土壌に設置するに
は、1本の支柱を設置するのと同様に、組付支柱の各支
柱を1本1本手に持って各々土壌に差し込まねばならな
いので、極めて作業性に劣るという問題点を有してい
た。
【0007】更に、果実を収穫した後、前記組付支柱を
保管する場合、保管場所の広さにも依るが、通常線条結
束具を解いて解体することが多いので、この解体作業に
手間や労力を要し、極めて作業性に劣るという問題点を
有していた。更に、解体した支柱がばらけるのを防止す
るために、紐等で結束する作業が必要で、極めて作業性
に劣るという問題点を有していた。
【0008】一方、最近では、南瓜、西瓜、メロン等の
結果植物を栽培するにあたって、狭い作地で大きな収穫
を得るために支柱に蔓を絡ませて上方へ成長させる栽培
法が広く利用されている。しかしながら、これら結果植
物の果実が大きくなると、蔓や茎が支柱に巻き付く力で
は果実の重量を支えることができず、蔕(へた)が千切
れて落下する虞れがあるので、果実が大きくなると蔕を
一つ一つ支柱に括りつける必要があり、この作業に多大
な労力を要してしまい、極めて作業性に劣るという問題
点を有していた。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、蔓性植物や結果植物を支持することができるだけで
なく、容易に畑地に設置することができ、さらに保管に
際しても結束等を極力少なくすることができる耐腐蝕性
や作業性、信頼性に優れた植物栽培用鉄筋支持具を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の植物栽培用鉄筋支持具は、蔓性植物又は結果植物
を支持するための矩形状の植物栽培用鉄筋支持具であっ
て、複数の鉄筋を10cm〜50cmの間隔を保って網
目状に交叉させて溶接し、しかも前記矩形状の一方の側
辺には、外側に突出する複数の脚部を備えている。ま
た、請求項2記載の植物栽培用鉄筋支持具は、請求項1
記載の植物栽培用鉄筋支持具において、前記脚部は、前
記矩形状の網目状の鉄筋にその一部が溶接されている。
また、請求項3記載の植物栽培用鉄筋支持具は、2枚の
鉄筋金網を、その中間部で交叉させて使用する植物栽培
用鉄筋支持具であって、それぞれの前記鉄筋金網の上半
分はそれぞれ複数の縦筋と横筋が溶接固定され、少なく
とも1枚の前記鉄筋金網の下半分は、下方に延設された
前記縦筋のみからなる。また、請求項4記載の植物栽培
用鉄筋支持具は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の
植物栽培用鉄筋支持具において、上部に前記網目状の鉄
筋に掛止する鉤状掛止部が設けられ下部は載置部となっ
た鉄筋製果実台が取付けられている。また、請求項5記
載の植物栽培用鉄筋支持具は、請求項1〜4のいずれか
1項に記載の植物栽培用鉄筋支持具において、前記鉄
筋、前記縦筋及び前記横筋には異形鉄筋が使用されてい
る。
【0011】ここで、本発明の植物栽培用鉄筋支持具
は、莢豌豆等の豌豆等の豆類や、胡瓜や南瓜、西瓜、メ
ロン等の瓜科の蔓性植物、更に、トマトや茄子等の結果
植物を支持するために複数の鉄筋を縦横又は斜めに交叉
させた網目状で且つ矩形状のもの、更に、複数の鉄筋を
縦横に交叉させた網目状の2つの鉄筋金網を交叉させた
ものである。なお、矩形状とは、該植物栽培用鉄筋支持
具(以下単に栽培用支持具という)の全体形状が長方形
状、正方形状、台形状、菱形状、平行四辺形状等四角形
状になっているものをいう。
【0012】前記鉄筋としては、熱間圧延鉄筋(SR)
等の普通鉄筋(又は直筋という)や、熱間圧延異形鉄筋
(SD)や冷間加工圧延鉄筋(SDC)等の異形鉄筋を
使用することができる。これら鉄筋は、その表面が丸み
を帯びて形成されているので、たとえ該鉄筋を使用した
栽培用支持具に沿って成長した各種植物が結実し、果実
が垂れ下がってもこの果実の重量で蔓や茎に傷が付くの
を極力防止することができる。更に、異形鉄筋を用いた
場合は、該異形鉄筋の表面に突出されたリブや節の突起
に蔓性植物の蔓が巻き付き易いので、その成長を極めて
促進させることができる。更に、前記鉄筋が中実状であ
ると、風雨の力や果実の重量等に起因する折曲や、従来
の中空状の鋼管等のような内周面からの酸化腐蝕を防止
することができる。
【0013】前記鉄筋の直径(φ)は、この栽培用支持
具を適用する植物の種類に応じて適宜選択されるが、通
常、2mm≦φ≦20mm、好適には3mm≦φ≦10
mm程度とされる。鉄筋の直径が3mm未満では風雨に
依る力や果実の重量等に起因して鉄筋が折曲する虞れが
生じ、特に2mm未満ではその傾向が著しくなる一方、
鉄筋の直径が10mmを越えると鉄筋に蔓性植物が巻き
付き難くなったり該鉄筋の重量が重くなってお年寄りや
子供が作業する際に極めて作業がし難くなる虞れが生
じ、特に20mmを越えるとその傾向が著しくなる。
【0014】前記鉄筋は、土壌又は空気中の湿気(又は
水分)による酸化腐蝕を防止するための各種防錆処理を
施すと、本発明の栽培用支持具の寿命を延命化すること
ができる(換言すると栽培用支持具の繰り返し使用回数
を格段に増加させることができる)。特に脚部は土壌に
埋設されるので、常に土壌の湿気に晒されて酸化腐蝕し
易いことから、各種防錆処理を施すのが好ましい。この
防錆処理としては、各種防錆塗料を塗布する塗装方法
や、ニッケル(Ni)やクロム(Cr)、亜鉛(Zn)
等をメッキ法又は浸漬法で被膜するする表面処理方法、
或いは亜鉛をメッキ法又は浸漬法で被膜した後、その表
面に刷毛塗り又は浸漬法等で熱可塑性樹脂等の合成樹脂
を被膜する方法等が挙げられる。また、前記合成樹脂は
鉄筋に直接被膜されてもよい。
【0015】一方、前記鉄筋の地上に露出される部位
(又は各種植物を支持する部位)に白色系の防錆塗料を
塗布すると、太陽熱の吸収を極力抑制することができ、
この結果、夏季の暑い陽射しを受けて該栽培用支持具が
熱を帯び、蔓性植物や結果植物が枯れたり萎れたりする
のを防止することができる。また、地上に露出される部
位に緑色系の防錆塗料を塗布すると、蔓性植物や結果植
物等と周囲との調和を図ることができるので、使用者に
違和感を与えるのを防止することができると共に、マン
ション等のベランダ等で蔓性植物や結果植物を栽培する
場合、これら蔓性植物や結果植物の緑だけなく、この緑
色系の防錆塗料が塗布された栽培用支持具に依って、視
界に入る緑を増やすことができ、使用者に心地好い安堵
感や安らぎを与えることができる。
【0016】そして、前記鉄筋は、マルチスポット溶接
等の電気抵抗溶接法を適用した自動溶接金網機で溶接さ
れる。また、アーク溶接やガス溶接等の各種溶接法を適
用した所謂手溶接法で溶接してもよい。これにより、例
えば該鉄筋を針金や縄、紐等の線条結束具で結束した場
合、この線条結束具が解けたり切断し易いことに起因し
て作業性や取扱い性が低下するのを防止することができ
ると共に、鉄筋の交叉部位を溶接することで該交叉部位
に肉盛することができ、更にこの肉盛部は冷却時の熱収
縮に起因して丸みを帯びたアールRを形成することがで
きるので、前記と同様に、蔓や茎を傷付けるのを防止す
ることができる。なお、網目の形状としては、とくに規
定されるものではなく、例えば正方形や長方形、菱型等
の四角形状、三角形状、五角形状、六角形状等任意の形
状とされてよい。
【0017】なお、前記鉄筋を溶接する際の間隔(又は
網目の間隔という:b)は、この栽培用支持具を適用す
る植物の種類に応じて適宜選択されるが、通常、5cm
≦b≦50cm、好適には10cm≦b≦30cmとさ
れる。網目の間隔が10cm未満ではこの栽培用支持具
の重量が重くなってお年寄りや子供にとって設置作業が
し難くなると共に、該栽培用支持具を傾斜して使用する
ときや2枚の鉄筋金網を交叉させた栽培用支持具の場
合、大きく実った果実が交叉された鉄筋の間を通って垂
れ下がることができずにその果実の成長が鉄筋で抑制さ
れてこの鉄筋の跡が付いたり変形したりする傾向があ
り、特に5cm未満ではその傾向が著しくなる。一方、
網目の間隔が30cmを越えるとこの栽培用支持具を軽
量化できるものの鉄筋の本数が少なくなることに起因し
て網目の間隔が大きくなり豌豆等の細くて短い蔓を持つ
蔓性植物を支持することができず、特に果実が実ったと
きは遠く離れた鉄筋間を這った蔓が果実の重みで下方へ
大きく撓み、この結果、果実を支持することができなく
なり、特に50cmを越えるとその傾向が著しくなる。
【0018】一方、栽培用支持具の大きさ(又は横幅
(W)及び縦幅(T)という)は、該栽培用支持具を適
用する植物の種類や、この栽培用支持具の流通作業性、
在庫管理作業性、運搬作業性等に応じて適宜選択される
が、通常、横幅(W)は50cm≦W≦120cm、縦
幅(T)は50cm≦T≦200cmの範囲内とされ
る。横幅が50cm未満では畑地に設置する際に該栽培
用支持具の設置枚数が増加して設置作業が困難になる傾
向がある一方、横幅が120cmを越えると鉄筋の間隔
(又は鉄筋の使用本数)にも依るが該栽培用支持具の重
量が増加すると共に、両手で持ち難くなって設置作業性
や取扱い性が低下する傾向がある。更に、縦幅が50c
m未満ではこの栽培用支持具を適用する植物の種類等に
も依るが高さが足りなくなって竹木や鋼管等の支柱を継
ぎ足す必要が生じる傾向がある一方、縦幅が200cm
を越えると鉄筋の間隔にも依るがこの栽培用支持具の重
量が増加して設置作業性や取扱い性が低下する傾向があ
る。
【0019】矩形状の栽培用支持具は、平面視略平板状
又は平面視略波型状、平面視略ギザギザ状(又は稲妻
状)、平面視略パルス波形状等に形成される。該栽培用
支持具を平面視略平板状に形成した場合、保管スペース
を極力小さくすることができる一方、該栽培用支持具を
平面視略波型状又は平面視略ギザギザ状(又は稲妻
状)、平面視略パルス波形状等に形成した場合、保管ス
ペースを極力小さくできるだけでなく、該栽培用支持具
を積み重ねしても倒壊等する虞れを極力小さくすること
ができる。更に、栽培用支持具を畑地に設置したときに
隣接する他の栽培用支持具と連結するために少なくとも
一側辺に針金、縄、紐、又は鉤状のフック等の結束具を
備えると、この栽培用支持具の設置作業を手早く簡単に
行うことができ、更に強固な設置とすることができる。
【0020】2枚の鉄筋金網を略中間部で交叉させる栽
培用支持具では、少なくとも一方の鉄筋金網の下半分
(換言すると鉄筋金網の縦幅をTとしたとき下端から
(T/2)までの範囲)、好適には下端から(2・T/
3)までの範囲を横筋を配さずに縦筋のみとすると、横
筋が邪魔をするのを防止して、2枚の鉄筋金網を容易に
交叉(又はクロス)させて組み付けることができる。な
お、縦筋とは、鉄筋を縦横に交叉させて網目状に溶接し
た際、地面に略鉛直方向に立設されたもの(換言すると
縦に並べたもの)をいい、また、横筋とは、地面に略平
行とされたもの(換言すると横に並べたもの)をいう。
【0021】脚部としては、所謂突出し部や或いは栽培
用支持具に所定長さの鉄筋を溶接して形成されたものが
挙げられる。また、脚部の長さは、この脚部を土壌に埋
設した際、該栽培用支持具に支持された各種植物の重み
で該栽培用支持具が倒れることなく立設できれば特に規
定されるものではないが、具体的には、脚部の長さ
(t)としては、10cm≦t≦50cmとされるのが
好ましい。脚部の長さが10cmより小さくなるにつれ
該栽培用支持具に支持される植物の種類にも依るが植物
の重みや風雨で該栽培用支持具が倒れ易くなる。一方、
脚部の長さが50cmより大きくなるにつれ該栽培用支
持具に支持される植物の種類にも依るが地上に露出され
た脚部の長さが長過ぎてしまい、各種植物を支持するた
めに線条結束具で結束させる必要が生じ易くなる。ま
た、脚部の先端(又は切っ先という)は先細り状とする
と、該脚部を土壌に埋設し易くすることができるので、
極めて作業性を向上することができる。
【0022】本発明の栽培用支持具を南瓜や西瓜等の重
量のある果実を実らせる結果植物に適用した場合、これ
ら果実自身の重みで蔕が千切れて落下等するのを防止す
るために鉄筋製果実台を備えるのが好ましい。この鉄筋
製果実台としては、複数の鉄筋を縦横又は斜めに交叉さ
せて網目状に溶接すると共に、果実を載置するために側
面視略L字状等に屈曲形成させた載置部を形成し、更に
一端部を鉤状に屈曲形成させて鉤状掛止部を形成したも
の等が挙げられる。また、載置部には、杉や檜等の木
材、天然ゴム又はウレタンゴム、シリコンゴム等の合成
ゴム、発泡ポリスチレン等の発泡樹脂、ウレタン等の合
成樹脂等で板状に形成された緩衝材を備えると、果実が
鉄筋等で傷んだりするのを防止することができるので好
ましい。
【0023】
【作用】請求項1、2、4、5記載の植物栽培用鉄筋支
持具においては、複数の鉄筋を10cm〜50cmの間
隔を保って網目状に交叉させて溶接しているので、従来
の棒状の支柱に比べ、蔓性植物の蔓を絡ませたり或いは
結果植物の茎や枝を結わえる部位を格段に増加させるこ
とができたので、たとえ蔓性植物や結果植物が支柱の形
成方向を外れて成長しても容易に支持することができ
る。また、中実状の鉄筋を使用しているので、内部から
腐蝕される虞れを極力低減することができる。また、予
め溶接で鉄筋を網目状に溶接しているので、従来の支柱
のように設置作業の際に紐等で結束する作業を省略する
ことができる。さらに複数の脚部を備えているので、こ
の脚部を土壌に挿し込むだけで、当該植物栽培用鉄筋支
持具を土壌に立設することができ、従来の支柱ではこの
支柱の数だけ土壌に挿し込む作業が必要であったがこの
作業を極めて軽減することができる。また、従来の支柱
では、収穫後保管する際に支柱を束ねる必要があった
が、溶接してあるので、単に重ねるだけでよい。
【0024】また、請求項目3〜5記載の植物栽培用鉄
筋支持具においては、上半分を複数の縦筋と横筋を溶接
固定し且ついずれか一方の下半分を下方に延設された縦
筋のみとした2枚の鉄筋金網をその中間部で交叉させて
使用するので、トマトや茄子等の結果植物の如く枝葉が
拡がる植物を容易に支持することができる。また、下半
分を縦筋のみとしているので、組み付ける際に、横筋が
邪魔にならずに容易に交叉させて立設することができ
る。
【0025】特に、請求項2記載の植物栽培用鉄筋支持
具においては、脚部の一部を矩形状の網目状鉄筋に溶接
しているので、脚部を強固に取付けることができる。ま
た、土壌(又は地質)に合わせて脚部の長さを変えて溶
接することで、脚部をしっかりと挿し込むことができ
る。特に、請求項4、5記載の植物栽培用鉄筋支持具に
おいては、上部に網目状の鉄筋に掛止する鉤状掛止部が
設けられ下部は載置部となった鉄筋製果実台が取付けら
れているので、結果植物の果実を容易に支持し、蔕が千
切れて落下等するのを防止することができる。特に、請
求項5記載の植物栽培用鉄筋支持具においては、異形鉄
筋を使用しているので、この異形鉄筋が節やリブを有す
る分、蔓性植物の蔓と接触する面積を大きくすることが
できるので、しっかりと支持することができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1〜5記載の植物栽培用鉄筋支持
具においては、複数の鉄筋を網目状に溶接しているの
で、蔓性植物がどのように屈曲して成長してもそれを無
理に強制等することなく容易に且つ強固に支持すること
ができ、更に台風等でも折損等を防止できると共に、内
部からの腐蝕等を防止することができるので、各種植物
をしっかりと支持することができ、極めて信頼性を向上
することができる。また、従来の支柱における結束作業
を省略することができると共に、従来の支柱の如く支柱
の数だけ土壌に挿し込む作業を極力低減することがで
き、更に収穫後保管する際も単に倉庫等に積み重ねるだ
けでよく、極めて作業性を向上することができる。
【0027】また、請求項3〜5記載の植物栽培用鉄筋
支持具においては、トマトや茄子等の如く枝葉を放射状
に拡げて成長する結果植物でも、2枚の鉄筋金網を交叉
させることで、容易に且つ強固に支持することができ、
極めて信頼性を向上することができる。更に、土壌への
設置も容易で極めて作業性を向上することができる。
【0028】特に、請求項2記載の植物栽培用鉄筋支持
具においては、脚部の一部を矩形状の網目状鉄筋に溶接
しているので、強固に溶接された脚部でしっかりと植物
栽培用鉄筋支持具を立設することができ、該植物栽培用
鉄筋支持具の倒壊に起因して各種植物が倒れたり折れた
りするのを防止することができ、極めて信頼性を向上す
ることができる。特に、請求項4、5記載の植物栽培用
鉄筋支持具においては、鉄筋製果実台を容易に取付け
て、果実をしっかりと支持することができるので、大き
な西瓜やメロン等を容易に栽培することができる。特
に、請求項5記載の植物栽培用鉄筋支持具においては、
節やリブを有する異形鉄筋を使用するので、蔓が巻き付
く接触面積を格段に増加させて、しっかりと蔓性植物を
支持することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、各実施の形態について同様の
構成については同一の符号を用いて説明を省略する。
【0030】ここに、図1は本発明の第1の実施の形態
に係る植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図、図2
は同他の使用状態の説明図、図3は本発明の第2の実施
の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明
図、図4は本発明の第3の実施の形態に係る植物栽培用
鉄筋支持具の使用状態の説明図、図5は本発明の第4の
実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説
明図、図6(a)は本発明の第5の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図、図6(b)は
本発明の第5の実施の形態に係る他の植物栽培用鉄筋支
持具の使用状態の説明図、図7は本発明の第6の実施の
形態に係る植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図、
図8(a)は本発明の第7の実施の形態に係る植物栽培
用鉄筋支持具の使用状態の説明図、図8(b)は同他の
植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図、図8(c)
は同更に他の植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明
図、図9は本発明の第8の実施の形態に係る植物栽培用
鉄筋支持具の使用状態の説明図、図10は本発明の第9
の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の
説明図、図11は本発明の第10の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図である。
【0031】図1、図2に示すように、本発明の第1の
実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具10は、複数の
異形鉄筋等の鉄筋11を縦横に交叉させ且つその交叉位
置を溶接することで、網目状に形成されている。そし
て、この植物栽培用鉄筋支持具10を土壌に立設するた
めに、縦に並べた鉄筋11の下端を横に並べた鉄筋11
の最下端の鉄筋11より突出させて、脚部(又は突出し
部という)11bが形成されている。また、図示しない
が、鉄筋11の脚部11bには、土壌の水分に依る酸化
腐蝕等を防止するために、各種防錆剤を含有する防錆塗
料を塗布した防錆処理が施されている。更に、地上に露
出する部位には、雨等による腐蝕を防止し且つ夏季の暑
い陽射しを受けて通常黒色の鉄筋11が熱を吸収して温
度が上昇して胡瓜等の植物が焼けたり枯れたりするのを
防止するために、白色の防錆塗料を塗布した防錆処理が
施されている。
【0032】ここで、該植物栽培用鉄筋支持具10の使
用方法としては、図1に示すように、複数の植物栽培用
鉄筋支持具10を畝に沿って1列に並べる方法や、図2
に示すように、複数の植物栽培用鉄筋支持具10を畝に
沿って2列並べ、更にその上端部を互いに寄せ合わせ、
所定の傾斜角度(α)を持って傾斜させる方法等が挙げ
られる。なお、隣接する植物栽培用鉄筋支持具10の鉄
筋11同士は、針金等の線条結束具14で結束される。
【0033】以上のように本実施の形態によれば、複数
の鉄筋11を縦横に交叉させ網目状に溶接したので、胡
瓜等の結果植物や豌豆等の蔓性植物の蔓を該鉄筋11に
巻き付かせることができ、各種植物が各鉄筋11を伝っ
て上方や水平方向に容易に成長することができる。そし
て、節やリブ等の突起が形成された異形鉄筋を用いてい
る(換言すると表面に凹凸が形成されている)ので、こ
の節やリブに蔓を巻き付け易く、更に各種植物の成長を
促すことができる。更に、鉄筋を溶接したことで植物栽
培用鉄筋支持具10を剛体とすることができ、更に、そ
の自重にもよって容易に土壌に立設することができる。
これにより、従来の組付支柱の如く1本1本支柱を差し
込む作業を行う必要を極力低減することができる。
【0034】更に、本実施の形態では、縦に長さ約16
0cmの鉄筋11を7本、横に長さ約90cmの鉄筋1
1を11本、約15cmの間隔(b)を持って交叉させ
て、縦幅(T)約160cm、横幅(W)約90cmの
略長方形状の植物栽培用鉄筋支持具を構成した。この結
果、鉄筋11に直径(φ)=3mmのものを使用しても
約1.16kg、直径(φ)=4mmのものを使用して
も約2.07kg、また、直径(φ)=5mmのものを
使用しても約3.25kgと、極めて軽量とすることが
できたので、たとえお年寄りや子供でも、持ち運びや畑
地への設置作業に際して極力負担を軽減することができ
る。
【0035】なお、該植物栽培用鉄筋支持具10の鉄筋
11の直径(φ)や、網目の間隔(b)、横幅(W)、
縦幅(T)、脚部11bの長さ(t)は支持する植物に
応じて適宜選択される。ここで、各種植物の種類に対す
る鉄筋11の直径(φ)、網目の間隔(b)、横幅
(W)、縦幅(T)、脚部11bの長さ(t)の関係を
表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】この表1に示すように、鉄筋11の直径
を、豌豆等の蔓性植物では約3mm、胡瓜やトマト等の
中型の果実を結実する結果植物では約6mm、南瓜等の
大型の果実を結実する結果植物では約9mmとすること
で、蔓性植物の蔓が巻き付き易く、各種植物の成長を助
長することができる。また、網目の間隔(b)を、豌豆
等の蔓性植物では5cm≦b≦10cm、胡瓜やトマト
等の結果植物では10cm≦b≦20cm、南瓜等の結
果植物では20cm≦b≦30cmとすることで、前記
と同様に、蔓性植物の蔓が巻き付き易く、各種植物の成
長を助長することができる。
【0038】一方、横幅(W)を、豌豆等の蔓性植物で
は50cm≦W≦100cm、胡瓜やトマト等の結果植
物では100cm、南瓜等の結果植物では100cmと
し、更に、縦幅(T)を、豌豆等の蔓性植物では160
cm≦T≦165cm、胡瓜やトマト等の結果植物では
約195cm、南瓜等の結果植物では約195cmとす
ることで、該植物栽培用鉄筋支持具10の搬送性や製造
性、取扱い性を向上することができる。更に、脚部11
bの長さ(t)を、いずれも10cm≦t≦15cmと
することで、該植物栽培用鉄筋支持具10を土壌に容易
に立設することができると共に、強固に設置することが
できる。
【0039】次に、本発明の第2の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具15について、説明する。本発明の
第2の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具15が、
本発明の第1の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
10と異なるのは、図3に示すように、該植物栽培用鉄
筋支持具15の一側辺(又は底辺)である最下端の鉄筋
11から長尺に突出させた状態で2本の脚部11cを溶
接した点である。以上のように本実施の形態によれば、
長尺な脚部11cを設けたので、この植物栽培用鉄筋支
持具15を粒子の粗い又は軟らかい土壌に用いた場合で
も、各脚部11cを土壌にしっかりと固定することがで
き、たとえ台風等の災害にあっても倒壊等を防止するこ
とができる。なお、各脚部11cは、各鉄筋11に針金
や縄、ビニール等の紐等の線条結束具で結束したり或い
はクリップで締結すると、この植物栽培用鉄筋支持具1
5を収納する際に、各脚部11cを取り外すことがで
き、たとえばこの植物栽培用鉄筋支持具15をそのまま
収納する場合に、一側辺から突出された脚部11cが邪
魔になるのを防止することができ、極めて利便性を向上
することができる。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具20について、説明する。本発明の
第3の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具20が、
本発明の第1の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
10と異なるのは、図4に示すように、複数の異形鉄筋
等の鉄筋11を斜めに交叉させた点と、図中一点鎖線で
示す植物栽培用鉄筋支持具20の一側辺(又は底辺)か
ら2本の脚部11dを突出させた点である。以上のよう
に本実施の形態によれば、通常、各種植物は太陽に向か
って上方に成長するので、鉄筋11を縦横に交叉させた
場合に比べて、各種植物が上方に向かって成長し易いの
で、更に各種植物の成育を促すことができる。なお、斜
めに交叉させた鉄筋11の周囲に枠状に形成された鉄筋
11を溶接してもよい。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具25について、説明する。本発明の
第4の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具25が、
本発明の第1の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
10と異なるのは、図5に示すように、横方向に並設さ
れた鉄筋11aが平面視略波型状(又はサインカーブ
状)に屈曲形成された点である。以上のように本実施の
形態によれば、横に並べた鉄筋11aを波型状に屈曲形
成したので、胡瓜等の植物の蔓が巻き付く成育範囲を拡
げることができ、更に植物の成育を促すことができる。
更に、該植物栽培用鉄筋支持具25の剛性を極めて高め
ることができるので、たとえ台風等の災害にあっても倒
壊等するのを更に防止することができる。そして、果実
を収穫した後、倉庫等にこの植物栽培用鉄筋支持具25
を上方に積み重ねて収納しても、波型状に形成されてい
るので、互いに干渉しあって崩れ落ちるのを防止するこ
とができる。
【0042】次に、本発明の第5の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具30、30aについて、説明する。
本発明の第5の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
30、30aが、本発明の第4の実施の形態に係る植物
栽培用鉄筋支持具25と異なるのは、図6(a)、
(b)に示すように、横方向に並設された鉄筋11aが
平面視略ジグザグ状(又はギザギザ状或いは稲妻形状と
いう)に屈曲形成された点である。以上のように本実施
の形態によれば、第4の実施の形態と同様の効果が得ら
れる他、加工性を極めて向上することができ、作業性や
生産性、量産性を極めて向上することができる。
【0043】次に、本発明の第6の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具35について、説明する。本発明の
第6の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具35が、
本発明の第4の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
25と異なるのは、図7に示すように、横方向に並設さ
れた鉄筋11aが平面視略パルス波形状に屈曲形成され
た点である。以上のように本実施の形態によれば、第5
の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0044】次に、本発明の第7の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具40、40a、40bについて、説
明する。本発明の第7の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具40、40a、40bが、本発明の第4の実施
の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具25と異なるのは、
図8(a)〜(c)に示すように、横方向に並設された
鉄筋11aが平面視略L字状に屈曲形成された点であ
る。以上のように本実施の形態によれば、第5の実施の
形態と同様の効果が得られる他、鉄筋11aの長さを短
くしたので、更に搬送作業性や製造作業性等を向上させ
ることができ、更に、該植物栽培用鉄筋支持具40、4
0a、40bを土壌に立設する作業も向上することがで
きる。更に、植物栽培用鉄筋支持具40、40bでは図
中上方から下方に向かって吹いた風によって倒れること
が考えられるが、植物栽培用鉄筋支持具40aではこれ
を防止して倒壊を確実に防止することができる。
【0045】次に、本発明の第8の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具45について、説明する。図9に示
すように、本発明の第8の実施の形態に係る植物栽培用
鉄筋支持具45は、複数の異形鉄筋等の鉄筋からなる縦
筋13c及び横筋13dを縦横に交叉させると共に、そ
の交叉位置を溶接して網目状に形成された2枚の鉄筋金
網13、13aをその長手方向略中間部で交叉させてい
る。なお、一方の鉄筋金網13aの略下半分には、横筋
13dは取付けられておらず縦筋13cのみとされてい
る。これにより容易に2枚の鉄筋金網13、13aを交
叉させて土壌に設置することができる。以上のように本
実施の形態によれば、トマトや茄子等の如く枝葉を放射
状に拡げて成長する結果植物であっても容易に且つ強固
に支持することができる。また一方の鉄筋金網13aの
下半分を縦筋13cのみとしたことで容易に交叉させて
設置することができる。
【0046】次に、本発明の第9の実施の形態に係る植
物栽培用鉄筋支持具50について、説明する。本発明の
第9の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具50が、
本発明の第8の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具
45と異なるのは、図10に示すように、他方の鉄筋金
網13bの略下半分も縦筋13cのみとした点である。
本発明の第8の実施の形態では、該植物栽培用鉄筋支持
具45を土壌へ設置する際に、まずその下半分にも横筋
13dが溶接された他方の鉄筋金網13を設置した後、
この鉄筋金網13の縦横に交叉された縦筋13c及び横
筋13dで形成された格子内13c内に、一方の鉄筋金
網13aの縦筋13cを挿入しなければならないので、
設置に際して必ず他方の鉄筋金網13の設置後、一方の
鉄筋金網13aを設置する設置順を守って設置しなけれ
ばならなかった。しかしながら、本実施の形態では、各
鉄筋金網13a、13bの下半分を縦筋13cのみとし
たので、設置順等関係なく土壌に設置することができる
ので、容易に交叉させて設置することができ、極めて作
業性を向上することができる。また、他方の鉄筋金網1
3bの下半分を縦筋13cのみとしたことで、横筋13
dの使用本数を低減することができたので、この鉄筋金
網13bの重量を低減することができ、さらに設置作業
性を向上できると共に、溶接作業を低減することがで
き、低原価とすることができる。
【0047】次に、本発明の第10の実施の形態に係る
植物栽培用鉄筋支持具55について、説明する。本発明
の第10の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支持具55
が、本発明の第1の実施の形態に係る植物栽培用鉄筋支
持具10と異なるのは、図11に示すように、横方向に
並設された1本の鉄筋11に掛止されて果実を支持(又
は載置)する鉄筋製果実台12を備えた点である。
【0048】なお、鉄筋製果実台12は、並設された2
本の異形鉄筋等の鉄筋12a(例えば全長約40cm)
に対し略直交して4本の異形鉄筋等の鉄筋12bを溶接
すると共に、2本の鉄筋12aを長手方向略中央部(一
端部から約20cm離隔した箇所)で所定角度(β)を
持って屈曲形成して果実を載置する載置部12cが形成
され、更に2本の鉄筋12aの一端部を鉤状に屈曲形成
して鉤状掛止部12dが形成されている。また、鉄筋製
果実台12の載置部12cは、果実を載置したときこの
果実が転げ落ちるのを防止するために、略水平とされ
る。このため、各鉄筋12aの長手方向略中央部の屈曲
角度(β)は、下記(1)式で求められる。すなわち、 β=180−α ・・・・・(1) 詳述すると、例えば、植物栽培用鉄筋支持具55が地面
に略鉛直に立設された場合は、各鉄筋12aはその長手
方向略中央部が略直角に屈曲形成され、また、植物栽培
用鉄筋支持具55が地面に約60°の傾斜角度を持って
立設された場合は、約120°の屈曲角度を持って屈曲
形成されるものである。
【0049】なお、鉄筋製果実台12は、果実に傷を付
けるのを防止するために、その載置部12c上に発泡ポ
リスチレン等の発泡樹脂、天然ゴム又はウレタンゴム、
シリコンゴム等の合成ゴム、ウレタン等の合成樹脂、更
に杉や檜等の木等の板状の緩衝材を備えるのが好まし
い。さらに、緩衝材には、果実を安定させるために浅い
窪みを設けると更に落下防止を図ることができるので好
ましい。
【0050】また、鉄筋製果実台12を設ける場合、植
物栽培用鉄筋支持具55の縦方向に並設された鉄筋11
の間隔を該鉄筋製果実台12の幅より大きくすると、鉄
筋11間に鉄筋製果実台12を納めることができるの
で、例えば該鉄筋製果実台12を掛止する際に鉄筋11
が邪魔になって鉄筋製果実台12を取付けるのが困難と
なったりするのを防止することができる。
【0051】以上のように本実施の形態によれば、植物
栽培用鉄筋支持具55を用いることで、従来の如く南瓜
や西瓜、メロン等の結果植物を地面に這わせて栽培する
必要がないので、果実を直接地面に這わせて栽培した際
に果実に傷が付いたり変形したりするのを防止すること
ができると共に、該植物栽培用鉄筋支持具55の鉄筋1
1に蔓を絡ませて上方に向かって育成することができ、
狭い作地でも大きな収穫を得ることができるだけでな
く、鉄筋製果実台12を備えるので、大きな果実をしっ
かりと支えることができるので、この果実の自重で蔕が
千切れて落下等するのを防止することができる。また、
最近では、西瓜やメロン等は大きなものが嗜好されてい
ることから、次第に大きなものが栽培されるようになっ
ているが、果実が大きくなって重くなっても、鉄筋製果
実台12が鉄筋製なので、果実の自重で折損等するのを
防止することができ、しっかりと支えることができる。
【0052】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではな
く、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用
範囲である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図2】同他の使用状態の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図8】(a)本発明の第7の実施の形態に係る植物栽
培用鉄筋支持具の使用状態の説明図である。 (b)同他の植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説明図
である。 (c)同更に他の植物栽培用鉄筋支持具の使用状態の説
明図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態に係る植物栽培用鉄
筋支持具の使用状態の説明図である。
【図10】本発明の第9の実施の形態に係る植物栽培用
鉄筋支持具の使用状態の説明図である。
【図11】本発明の第10の実施の形態に係る植物栽培
用鉄筋支持具の使用状態の説明図である。
【符号の説明】
10 植物栽培用鉄筋支持具 11 鉄筋 11a 鉄筋 11b 脚部 11c 脚部 11d 脚部 12 鉄筋製果実台 12a 鉄筋 12b 鉄筋 12c 載置部 12d 鉤状掛止部 13 鉄筋金網 13a 鉄筋金網 13b 鉄筋金
網 13c 縦筋 13d 横筋 14 線条結束具 15 植物栽培
用鉄筋支持具 20 植物栽培用鉄筋支持具 25 植物栽培
用鉄筋支持具 30 植物栽培用鉄筋支持具 30a 植物栽
培用鉄筋支持具 35 植物栽培用鉄筋支持具 40 植物栽培
用鉄筋支持具 40a 植物栽培用鉄筋支持具 40b 植物栽
培用鉄筋支持具 45 植物栽培用鉄筋支持具 50 植物栽培
用鉄筋支持具 55 植物栽培用鉄筋支持具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蔓性植物又は結果植物を支持するための
    矩形状の植物栽培用鉄筋支持具であって、 複数の鉄筋を10cm〜50cmの間隔を保って網目状
    に交叉させて溶接し、しかも前記矩形状の一方の側辺に
    は、外側に突出する複数の脚部を備えていることを特徴
    とする植物栽培用鉄筋支持具。
  2. 【請求項2】 前記脚部は、前記矩形状の網目状の鉄筋
    にその一部が溶接されている請求項1記載の植物栽培用
    鉄筋支持具。
  3. 【請求項3】 2枚の鉄筋金網を、その中間部で交叉さ
    せて使用する植物栽培用鉄筋支持具であって、 それぞれの前記鉄筋金網の上半分はそれぞれ複数の縦筋
    と横筋が溶接固定され、少なくとも1枚の前記鉄筋金網
    の下半分は、下方に延設された前記縦筋のみからなるこ
    とを特徴とする植物栽培用鉄筋支持具。
  4. 【請求項4】 上部に前記網目状の鉄筋に掛止する鉤状
    掛止部が設けられ下部は載置部となった鉄筋製果実台が
    取付けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    植物栽培用鉄筋支持具。
  5. 【請求項5】 前記鉄筋、前記縦筋及び前記横筋には異
    形鉄筋が使用されている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の植物栽培用鉄筋支持具。
JP24854095A 1995-08-31 1995-08-31 植物栽培用鉄筋支持具 Pending JPH0965771A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006075009A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Oshima Zoen Doboku Kk 緑化パネル
JP2008211983A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Sumitomo Forestry Co Ltd 蔓植物の面状案内体
JP2010000093A (ja) * 2009-10-05 2010-01-07 Oshima Zoen Doboku Kk 緑化パネル
JP2011196170A (ja) * 2010-02-26 2011-10-06 Sankyo Tateyama Aluminium Inc パネル体
JP2018046755A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 中国電力株式会社 植物登攀装置

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