JPH0966790A - エアバッグ装置 - Google Patents

エアバッグ装置

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JPH0966790A
JPH0966790A JP7224357A JP22435795A JPH0966790A JP H0966790 A JPH0966790 A JP H0966790A JP 7224357 A JP7224357 A JP 7224357A JP 22435795 A JP22435795 A JP 22435795A JP H0966790 A JPH0966790 A JP H0966790A
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JP
Japan
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cover body
airbag
projection
locking projection
airbag device
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JP7224357A
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Inventor
Morimasa Asai
守正 浅井
Atsushi Terao
淳 寺尾
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー体を容易かつ確実に取り付ける。 【解決手段】 カバー体61の取付片部64の下端部から、
内側に向かって係止突部66を突設する。複数の交差突条
68により取付片部64と係止突部66とを連結する。ベース
プレート21の支持片部23に、複数のV溝29を形成する。
ベースプレート21にカバー体61を被せると、係止突部66
が支持片部23の下端部に当接して係合して仮固定すると
ともに、交差突条68がそれぞれV溝29に係合して位置決
めする。ベースプレート21の下面に押えプレート51を固
定し、この押えプレート51のフック部54の先端部を係止
突条66の係合溝67に係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグをカバ
ー体で覆ったエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のステアリングホイールの
ボス部(パッド部)などに設けられるエアバッグ装置が
用いられている。このエアバッグ装置は、ステアリング
ホイール本体に取り付けられるベースプレートを備え、
このベースプレートに、ガスを噴射するインフレータ
と、このガスにより膨張するエアバッグと、このエアバ
ッグを覆うポリウレタンあるいは熱可塑性エラストマー
などの樹脂製のカバー体とが取り付けられている。そし
て、エアバッグは、折り畳まれた状態でカバー体の内部
に収納され、自動車の衝突などに際してインフレータか
ら噴射されるガスの圧力により膨張してカバー体を開裂
させ、運転者の前面に展開されて、運転者を衝突の衝撃
から保護するようになっている。
【0003】また、ベースプレートには、略四角筒状な
どをなす側壁部が形成されているとともに、カバー体に
は、この側壁部に嵌合する略四角筒状などをなす取付片
部が一体に形成されており、エアバッグおよびインフレ
ータなどを取り付けたベースプレートにカバー体を被
せ、側壁部に取付片部を嵌合した状態で、これら側壁部
と取付片部とに予め形成された通孔にリベットを挿入し
て圧着して、カバー体がベースプレートに固着されてい
る。
【0004】しかしながら、上記従来の構成では、側壁
部の通孔と取付片部の対応する通孔とを位置合わせした
上、リベットを挿入圧着するなど、煩雑な作業が必要で
あり、自動化が困難で、また、タクトタイムが長いな
ど、生産性の向上が困難である問題を有している。
【0005】この点、例えば、実開昭63−16025
4号公報あるいは特開昭63−184545号公報に記
載されたエアバッグ装置が知られている。このエアバッ
グ装置では、ベースプレートの下面あるいは上面に固定
されるパッド押え板が用いられ、ベースプレートの端部
とパッド押え板の端部とを、それぞれカバー体の取付片
部の内側面と下端部とに形成した水平な凹溝に係合して
挟持し、カバー体を保持するようになっている。
【0006】しかしながら、上記のように、ベースプレ
ートおよびパッド押え板の端部をそれぞれカバー体に形
成した水平な凹溝に係合する構成では、カバー体をエア
バッグの膨張方向には支持できるものの、カバー体の水
平方向の位置を確実には規制できず、エアバッグ装置の
組み立て作業などが煩雑になる問題を有している。ま
た、カバー体の取付片部の全周にわたって2本の凹溝を
形成することによる強度の低下を補うために、材料ある
いは形状などが制限され、意匠上の制限を受けるとの問
題を有している。特に、エアバッグ装置は、車両の内部
で目に付く部分であるステアリングホイールなどに装着
されるため、エアバッグを内蔵しつつ周囲のデザインと
調和する好ましい形状が必要であるが、意匠上の制限を
受けると、外観の向上が困難になる問題を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、多数の
リベットを用いてカバー体をベースプレートに固定する
構成では、リベットを固定する煩雑な作業が必要であ
り、製造コストの低減が困難であるとの問題を有してい
る。また、ベースプレートあるいはパッド押え板の端部
をカバー体に形成した凹溝に係合する構成では、カバー
体の水平方向の位置を確実には規制できず、エアバッグ
装置の組み立て作業が煩雑になり、また、意匠上の制限
などを受けやすい問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、容易かつ強固にカバー体を固定できるエアバッグ
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のエアバッ
グ装置は、ガスにより膨張展開するエアバッグと、この
エアバッグを覆う樹脂製のカバー体と、このカバー体が
取り付けられ受入部を設けた支持部材とを備え、前記カ
バー体には、支持部材に設けられた支持片部に嵌合する
取付片部と、この取付片部から突設され、前記支持片部
の端部に係止される係止突部と、この係止突部からこの
係止突部の突設方向と交差する方向に突設され、前記受
入部に挿入される交差突条とが形成されたものである。
【0010】そして、この構成では、エアバッグは、カ
バー体によって覆われ、エアバッグが膨張展開する際に
は、カバー体が所定の部位より破断してエアバッグが突
出する。そして、カバー体は、取付片部を支持部材の支
持片部に嵌合するとともに、係止突部を支持片部の端部
に係止して、位置決めおよび仮固定などされ、カバー体
が支持部材に容易に取り付けられる。また、カバー体
は、交差突条を受入部に挿入したので、取り付け時に位
置が正しく規制されるとともに、カバー体の変形が抑制
される。
【0011】請求項2記載のエアバッグ装置は、ガスに
より膨張展開するエアバッグと、このエアバッグを覆い
取付片部を設けた樹脂製のカバー体と、このカバー体が
取り付けられる支持部材および押え部材とを備え、前記
カバー体には、前記取付片部から突設され、前記支持部
材の端部と前記押え部材の端部とに挟持される係止突部
と、この係止突部からこの係止突部の突設方向と交差す
る方向に突設され、前記支持部材および前記押え部材の
少なくとも一方に設けられた受入部に挿入される交差突
条とが形成されたものである。
【0012】そして、この構成では、エアバッグは、カ
バー体によって覆われ、エアバッグが膨張展開する際に
は、カバー体が所定の部位より破断してエアバッグが突
出する。そして、カバー体は、係止突部が、取付片部を
支持部材の端部と押え部材の端部とに挟持して保持さ
れ、支持部材に容易に取り付けられる。また、カバー体
は、交差突条を受入部に挿入したので、取り付け時に位
置が正しく規制されるとともに、カバー体の変形が抑制
される。
【0013】請求項3記載のエアバッグ装置は、請求項
1または2記載のエアバッグ装置において、交差突条
は、取付片部と係止突部とを連結するものである。
【0014】そして、この構成では、交差突条により係
止突部の変形が抑制され、カバー体が強固に支持部材に
取り付けられる。
【0015】請求項4記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし3いずれか記載のエアバッグ装置において、交
差突条は、取付片部からの突出寸法が、係止突部との連
接部から漸減するように形成されたものである。
【0016】そして、この構成では、交差突条がカバー
体の内側に突出してエアバッグの収納空間を狭めること
が抑制されるとともに、カバー体の外面にひけなどが発
生することが抑制され、カバー体の外観の悪化が抑制さ
れる。
【0017】請求項5記載のエアバッグ装置は、請求項
1ないし4いずれか記載のエアバッグ装置において、交
差突条は、受入部に係合するものである。
【0018】そして、この構成では、カバー体が正確に
位置決めされて保持される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明のエアバッグ装置の
一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0020】図2において、1は自動車のステアリング
ホイールで、このステアリングホイール1は、握り操舵
部である円環状をなすリム部(リング部)2と、このリ
ム部2の内側に位置するボス部3と、これらリム部2と
ボス部3と接続する複数(本実施の形態では4本)のス
ポーク部4となどから構成されたステアリングホイール
本体5を備えている。そして、ボス部3の下部(車体
側)には、図示しない車体側から突出するステアリング
シャフトに嵌着されるボスおよびこのボスに一体または
別体に設けられたボスプレートが備えられており、この
ボスプレートの両側部に設けられたホーンスイッチ機構
などを介して、ステアリングホイール本体5のボス部3
にエアバッグ装置11が装着されている。
【0021】そして、図1ないし図4に示すように、エ
アバッグ装置11は、支持部材としての金属製のベースプ
レート21を備え、このベースプレート21には、略平板状
をなす上板部22と、この上板部22の周縁部から下方に向
かって屈曲された支持片部23とが形成されている。そし
て、上板部22の中央部には、円孔状のインフレータ取付
孔24が形成されているともに、このインフレータ取付孔
24の周辺部に位置して、等間隔で4か所にボルト用通孔
25が形成されている。また、支持片部23は、略八角形筒
状をなしている。そして、両側に位置するの支持片部23
からは、それぞれ下方に向かってブラケット部26が延設
され、これらブラケット部26をステアリングホイール本
体5のブラケットにボルトなどにて固定して、エアバッ
グ装置11がステアリングホイール本体5に取り付けられ
ている。また、前後に位置する支持片部23は、それぞれ
所定間隔で内側に向かって平面略V字状に凹設され、支
持片部23の外側面に、それぞれ下側に向かって傾斜状に
深さ寸法が大きくなる受入部としてのV溝29が複数形成
されている。
【0022】また、33はエアバッグで、このエアバッグ
33は、袋状をなし、小さく折り畳んだ状態でベースプレ
ート21の上板部22の上面に配置されている。そして、こ
のエアバッグ33には、図3に示すように、円形の開口部
34が形成されているとともに、この開口部34の周囲に図
示しない複数のボルト用通孔が形成されている。さら
に、エアバッグ33の内側には、開口部34を介して、円環
状のリテーナ36が挿入され、エアバッグ33の開口部34を
ベースプレート21のインフレータ取付孔24に位置合わせ
した状態で、図1に示すように、このリテーナ36に一体
に固定された4本の取付ボルト(スタッドボルト)37
が、エアバッグ33およびベースプレート21のボルト用通
孔25を挿通し、ベースプレート21の上板部22の下面側に
突出するようになっている。
【0023】そして、41はインフレータで、このインフ
レータ41は、略円柱状をなす本体部42を有し、この本体
部42の上側部の周面に、ガスを噴射するガス噴射口43が
複数形成されている。また、このインフレータ41には、
板状をなすフランジ部45が設けられ、このフランジ部45
には、4か所にボルト用通孔46が形成されている。さら
に、この本体部42の下面からは、リード線47が導出さ
れ、このリード線47の端部に設けたコネクタ48が、ステ
アリングホイール側と車体側との間の電気的な接続を行
う図示しないケーブル用リール装置などに接続されてい
る。
【0024】さらに、51は押え部材としての押えプレー
トで、この押えプレート51は、金属板などを折曲して、
平板状をなす固定部52と、下方に延設され、外方に折曲
され、さらに上方に折曲された略J字状のフック部54と
が形成されている。また、固定部52には、一対のボルト
用通孔55が形成されている。
【0025】また、61はカバー体で、このカバー体61
は、軟質の合成樹脂などを射出して、ステアリングホイ
ール本体5のボス部3およびスポーク部4の一部を覆う
上板部62と、この上板部62の裏面から下側に突設された
取付片部64とが一体に形成され、下面を開口した略八角
形の箱状に形成されている。
【0026】そして、上板部62は、ステアリングホイー
ル1のセンタバッドとなるもので、ステアリングホイー
ル1の調和した意匠を形成するように、スポーク部4と
滑らかに連接される曲面状に形成されている。また、こ
の上板部62の裏面部は、平面略H字状に凹設され、破断
可能なテアライン65が形成されている。
【0027】また、取付片部64は、略八角形筒状をな
し、前後の取付片部64の下端部からは、それぞれ内側に
向かって係止突部66が一体に突設されている。また、こ
の係止突部66は、カバー体61の両側方向を長手方向とす
る略角柱状をなし、下面には、長手方向に沿って係合溝
67が形成されている。さらに、各係止突部66の上面に
は、それぞれ交差突条68が所定の間隔で一体に形成され
ている。そして、この交差突条68は、側面視三角状の垂
直な板状をなし、すなわち、この交差突条68の縁部は、
係止突部66の上面から上側に向かうに従い取付片部64か
らの突出寸法が小さくなる傾斜状に形成されている。
【0028】そして、このエアバッグ装置11を組み立て
る際は、まず、折り畳んだエアバッグ33を載置したベー
スプレート21に、上側からエアバッグ33を覆うようにし
て、相対向する係止突部66を互いに離間させる方向に拡
開させるようにして取付片部64を弾性変形させながら、
カバー体61を被せる。そして、取付片部64の復帰変形し
た状態で、ベースプレート21の支持片部23の外側にカバ
ー体61の取付片部64が嵌合するとともに、係止突部66の
上面が支持片部23の下端部に当接して垂直方向が位置決
めされ、さらに、各交差突条68がV溝29に挿入して係合
され、水平方向(周方向)が位置決めされる。すなわ
ち、この状態で、取付片部64の復帰変形により、取付片
部64の内側に突出(オーバハング)した係止突部66が支
持片部23の下端部に当接して係止し、カバー体61がベー
スプレート21に位置決めして仮止めされる。
【0029】続いて、ベースプレート21の下側から、各
ボルト用通孔46に取付ボルト37を挿通させながら、イン
フレータ取付孔24および開口部34を介して、エアバッグ
33の内側にインフレータ41の本体部42を押し込み、フラ
ンジ部45をベースプレート21の下面に当接させる。
【0030】さらに、ベースプレート21の下側から、各
ボルト用通孔55に取付ボルト37を挿通させながら、前後
一対の押えプレート51の固定部52をインフレータ41のフ
ランジ部45の下面に当接させるとともに、フック部54の
先端部をカバー体61の係止突部66の係合溝67に挿入係合
する。
【0031】そして、この状態で、取付ボルト37の下端
部にナット70を螺合して締め付けることにより、リテー
ナ36とナット70との間に、エアバッグ33、ベースプレー
ト21、インフレータ41、および押えプレート51が共締め
して連結固定される。さらに、この状態で、ベースプレ
ート21の支持片部23の先端部と押えプレート51のフック
部54の先端部との間に、カバー体61の係止突部66が挟持
され、カバー体61がベースプレート21に強固に固定され
る。
【0032】そうして、この状態で、エアバッグ装置11
の組み立てが完了し、完成したエアバッグ装置11は、ボ
ルトなどを用いてステアリングホイール本体5に固定さ
れるとともに、リード線47を用いて車体側の電気部品に
電気的に接続される。
【0033】また、自動車が衝突した際などには、図示
しない衝突診断ユニットからの信号によりインフレータ
41の点火器が起動され、充填した推進薬を反応させるこ
とにより、周面に形成されたガス噴射口43からエアバッ
グ33の内部に窒素ガスなどが急速に噴射されて、折り畳
まれたエアバッグ33が急激に膨張する。すると、このエ
アバッグ33の膨張の圧力により、カバー体61の上板部62
がテアライン65に沿って開裂し、前後一対の扉片部が形
成され、さらに、これら扉片部が前後に回動してエアバ
ッグ33の突出口が形成され、この突出口から、乗員の前
側にエアバッグ33が膨張するようになっている。
【0034】そして、本実施の形態のエアバッグ装置11
によれば、カバー体61は、ベースプレート21に被せるだ
けで、取付片部64が支持片部23に嵌合するとともに、係
止突部66が支持片部23の端部に係止されて、ベースプレ
ート21にカバー体61を組み付ける際の位置決めおよび仮
固定ができ、組み立て工程を簡略化することができる。
【0035】さらに、押えプレート51のフック部54をカ
バー体61の係合溝67に係合することにより、仮止めされ
たカバー体61の係止突部66は、この押えプレート51とベ
ースプレート21との間に挟持され、係止突部66が支持片
部23から離間する方向(拡開方向)に変形することを防
止できるため、カバー体61を強固に固定でき、取り付け
の信頼性を向上することができる。
【0036】このように、カバー体61は、リベットなど
を用いず嵌合のみにより位置決め、仮固定してベースプ
レート21に取り付けできるとともに、押えプレート51
も、インフレータ41などを固定する既存の取付けボルト
37およびナット70により固定でき、新たな締結部材を用
いる必要がないため、部品点数および組み立て工数を削
減して、取り付け作業を簡略化し、製造コストを低減す
ることができる。
【0037】また、カバー体61から突設された係止突部
66は、交差突条68により取付片部64に連結して補強され
るため、係止突部66と取付片部64との連結部分に変形お
よび破断応力が集中することを抑制でき、エアバッグ33
の展開時においても、カバー体61をベースプレート21に
強固に取り付けることができる。
【0038】そして、この交差突条68は、カバー体61の
内側に形成されているとともに、カバー体61の上板部62
とは連結せず、取付片部64からの突出寸法が、係止突部
66との連接部から漸減して縁部が傾斜するように形成し
たため、この交差突条68がカバー体61の内側に突出して
エアバッグ33の収納空間を狭め、あるいはステアリング
ホイール本体5の取り付け空間やボス部3に取り付けら
れる他の部品への干渉などを抑制できるとともに、カバ
ー体61の上板部62の外面にひけなどが発生することを抑
制して、カバー体61の外観の悪化を抑制することができ
る。
【0039】また、この交差突条68は、ベースプレート
21の支持片部23に形成したV溝29に挿入して係合される
ため、カバー体61の取り付け時に水平方向の位置を正確
に規制して保持することができ、組み立て作業を容易に
して、製造コストを低減できるとともに、組み立て後の
カバー体61の変形を抑制でき、カバー体61を強固に支持
することができる。
【0040】さらに、ベースプレート21の支持片部23を
所定間隔で屈曲してV溝29を形成することにより、支持
片部23に波型形状を付与でき、ベースプレート21の強度
を高めることができる。
【0041】なお、上記の実施の形態では、ベースプレ
ート21の支持片部23を所定間隔で屈曲してV溝29を形成
したが、例えば、図5に示すように、ベースプレート21
の支持片部23を所定間隔で切り欠いて、受入部としての
切欠部81を形成することもできる。そして、この構成に
より、上記の各作用効果に加えて、ベースプレート21の
製造コストを低減できるとともに、エアバッグ33の収納
空間への突出寸法を小さくすることができる。
【0042】また、上記の各実施の形態では、カバー体
61の係止突部66の上側に交差突条68を形成し、この交差
突条68を、ベースプレート21の支持片部23に形成したV
溝29に係合したが、例えば、図6に示すように、係止突
部66の下面の外側部に段部83を形成し、この段部83に所
定間隔で垂直な板状の交差突条84を形成するとともに、
押えプレート51に、段部83に係合する階段状に屈曲され
たフック部86を形成し、このフック部86を屈曲して、交
差突条84に係合するV溝87を所定間隔で形成することも
できる。そして、この構成においても、上記の各実施の
形態と同様に、交差突条84とV溝87との係合により、カ
バー体61の水平方向(周方向)へのずれや変形を抑制す
ることができるとともに、カバー体61と押えプレート51
とを組み立てる際の位置決めを容易でき、カバー体61と
押えプレート51とを強固に組み付けることができる。
【0043】さらに、例えば、図7に示すように、カバ
ー体61の係止突部66の上側に交差突条68を形成し、この
交差突条68を、ベースプレート21の支持片部23に形成し
たV溝29に係合するとともに、係止突部66の下面に交差
突条84を形成し、押えプレート51に交差突条84に係合す
るV溝87を形成することもできる。そして、この構成に
おいては、カバー体61の水平方向(周方向)へのずれや
変形をより確実に抑制することができる。
【0044】なお、上記の各実施の形態では、交差突条
68はV溝29に嵌り合うように係合するようにしたが、交
差突条68とV溝29とは、所定範囲の間隙を形成するよう
に緩嵌させることもできる。
【0045】また、上記の各実施の形態において、ベー
スプレート21とカバー体61とを固定するリベットを併用
することもできる。
【0046】さらに、エアバッグ装置は、ステアリング
ホイール1に装着するもののほか、助手席乗員用などに
も適用することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載のエアバッグ装置によれ
ば、カバー体は、取付片部を支持部材の支持片部に嵌合
するとともに、係止突部を支持片部の端部に係止して、
位置決めおよび仮固定などされ、カバー体を支持部材に
容易に取り付けることができる。そこで、カバー体を支
持部材に固定するリベットなどを廃止あるいは削減し
て、製造コストを低減することができる。また、カバー
体は、交差突条を受入部に挿入したため、取り付け時に
位置を正しく規制でき、製造コストを低減できるととも
に、カバー体の変形を抑制でき、カバー体を強固に支持
することができる。
【0048】請求項2記載のエアバッグ装置によれば、
カバー体は、係止突部が、取付片部を支持部材の端部と
押え部材の端部とに挟持して保持され、支持部材に容易
に取り付けることができる。そこで、カバー体を支持部
材に固定するリベットなどを廃止あるいは削減して、製
造コストを低減することができる。また、カバー体は、
交差突条を受入部に挿入したため、取り付け時に位置を
正しく規制でき、製造コストを低減できるとともに、カ
バー体の変形を抑制でき、カバー体を強固に支持するこ
とができる。
【0049】請求項3記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1または2記載の効果に加え、交差突条により、
取付片部と係止突部とを連結するため、係止突部の変形
を抑制し、カバー体を支持部材に強固に取り付けること
ができる。
【0050】請求項4記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし3いずれか記載の効果に加え、交差突条
の、取付片部からの突出寸法を、係止突部との連接部か
ら漸減するように形成したため、交差突条がカバー体の
内側に突出してエアバッグの収納空間を狭めることを抑
制できるとともに、カバー体の外面にひけなどが発生す
ることを抑制して、カバー体の外観の悪化を抑制するこ
とができる。
【0051】請求項5記載のエアバッグ装置によれば、
請求項1ないし4いずれか記載の効果に加え、交差突条
が、受入部に係合するため、カバー体を正確に位置決め
して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエアバッグ装置の一実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】同上エアバッグ装置を備えたステアリングホイ
ールの平面図である。
【図3】同上エアバッグ装置の一部の断面図である。
【図4】同上エアバッグ装置の一部を切り欠いた一部の
斜視図である。
【図5】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す一部の斜視図である。
【図6】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す一部の分解斜視図である。
【図7】本発明のエアバッグ装置の他の実施の形態を示
す一部の分解斜視図である。
【符号の説明】
11 エアバッグ装置 21 支持部材としてのベースプレート 23 支持片部 29 受入部としてのV溝 33 エアバッグ 51 押え部材としての押えプレート 61 カバー体 64 取付片部 66 係止突部 68 交差突条 81 受入部としての切欠部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスにより膨張展開するエアバッグと、
    このエアバッグを覆う樹脂製のカバー体と、このカバー
    体が取り付けられ受入部を設けた支持部材とを備え、 前記カバー体には、 支持部材に設けられた支持片部に嵌合する取付片部と、 この取付片部から突設され、前記支持片部の端部に係止
    される係止突部と、 この係止突部からこの係止突部の突設方向と交差する方
    向に突設され、前記受入部に挿入される交差突条とが形
    成されたことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 【請求項2】 ガスにより膨張展開するエアバッグと、
    このエアバッグを覆い取付片部を設けた樹脂製のカバー
    体と、このカバー体が取り付けられる支持部材および押
    え部材とを備え、 前記カバー体には、 前記取付片部から突設され、前記支持部材の端部と前記
    押え部材の端部とに挟持される係止突部と、 この係止突部からこの係止突部の突設方向と交差する方
    向に突設され、前記支持部材および前記押え部材の少な
    くとも一方に設けられた受入部に挿入される交差突条と
    が形成されたことを特徴とするエアバッグ装置。
  3. 【請求項3】 交差突条は、取付片部と係止突部とを連
    結することを特徴とする請求項1または2記載のエアバ
    ッグ装置。
  4. 【請求項4】 交差突条は、取付片部からの突出寸法
    が、係止突部との連接部から漸減するように形成された
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載のエア
    バッグ装置。
  5. 【請求項5】 交差突条は、受入部に係合することを特
    徴とする請求項1ないし4いずれか記載のエアバッグ装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010069935A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Toyoda Gosei Co Ltd エアバッグ装置付きステアリングホイール

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