JPH0967081A - ジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法 - Google Patents
ジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法Info
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- JPH0967081A JPH0967081A JP24390795A JP24390795A JPH0967081A JP H0967081 A JPH0967081 A JP H0967081A JP 24390795 A JP24390795 A JP 24390795A JP 24390795 A JP24390795 A JP 24390795A JP H0967081 A JPH0967081 A JP H0967081A
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- jib
- boom
- wire rope
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 補助フック及びワイヤロープを持って移動す
ること無しに、容易に補助フックの着脱を可能とする。 【構成】 移動式クレーンのブーム3の側面に格納した
ジブ7を張り出してブーム3とジブ7とをブーム3の先
端部で連結するジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え
装置において、ブーム3の先端部に配設され、補助フッ
ク用のワイヤロープ21を係合してブーム3の上面から
一側面に導くワイヤ受け手段70と、ジブ7の先端部に
配設され、ワイヤロープ21をワイヤ受け手段70に係
合させてジブ7をブーム3の側方から前方に回動させた
後、ワイヤロープ21を係合し、ブーム3を伏せるとき
にジブ7を起こすに伴ってジブ7の先端部と共にワイヤ
ロープ21を移動させる係合手段60とを備えている。
ること無しに、容易に補助フックの着脱を可能とする。 【構成】 移動式クレーンのブーム3の側面に格納した
ジブ7を張り出してブーム3とジブ7とをブーム3の先
端部で連結するジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え
装置において、ブーム3の先端部に配設され、補助フッ
ク用のワイヤロープ21を係合してブーム3の上面から
一側面に導くワイヤ受け手段70と、ジブ7の先端部に
配設され、ワイヤロープ21をワイヤ受け手段70に係
合させてジブ7をブーム3の側方から前方に回動させた
後、ワイヤロープ21を係合し、ブーム3を伏せるとき
にジブ7を起こすに伴ってジブ7の先端部と共にワイヤ
ロープ21を移動させる係合手段60とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式クレーンの
ジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法
に関する。
ジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】移動式クレーンの中に、伸縮自在なブー
ムの他にジブを有するものがあり、このようなジブ装着
のクレーンは例えば図10で示される。以下、図10に
よって従来のジブ装着の移動式クレーンを説明する。移
動式クレーンは、車輪を有する下部走行体1の上に旋回
自在な上部旋回体8を有し、上部旋回体8の略中央に伸
縮自在なブーム3を起伏自在に備えている。また、クレ
ーン作業時の車体の安定性を保つために、下部走行体1
の前後左右にアウトリガー2を設けている。ブーム3
は、例えば3段伸縮ブームのときは、基段ブーム4と中
間ブーム5と先端ブーム6とから構成されている。
ムの他にジブを有するものがあり、このようなジブ装着
のクレーンは例えば図10で示される。以下、図10に
よって従来のジブ装着の移動式クレーンを説明する。移
動式クレーンは、車輪を有する下部走行体1の上に旋回
自在な上部旋回体8を有し、上部旋回体8の略中央に伸
縮自在なブーム3を起伏自在に備えている。また、クレ
ーン作業時の車体の安定性を保つために、下部走行体1
の前後左右にアウトリガー2を設けている。ブーム3
は、例えば3段伸縮ブームのときは、基段ブーム4と中
間ブーム5と先端ブーム6とから構成されている。
【0003】先端ブーム6の先端部に吊り下げられた主
フック用のワイヤロープ11の先端に主フック10を有
し、主フック10によって荷を吊り上げる。そして、ウ
インチ操作によりワイヤロープ11の巻き上げ、巻き下
げを行なったり、あるいはブーム3の伸縮、起伏及び旋
回を行って、吊り荷を所定の高さ及び位置に移動するこ
とができる。ところが、移動式クレーンを設置している
作業現場の周囲状況によっては、ブーム3だけの作業範
囲では狭いのでさらに作業範囲を拡大したい場合があ
る。
フック用のワイヤロープ11の先端に主フック10を有
し、主フック10によって荷を吊り上げる。そして、ウ
インチ操作によりワイヤロープ11の巻き上げ、巻き下
げを行なったり、あるいはブーム3の伸縮、起伏及び旋
回を行って、吊り荷を所定の高さ及び位置に移動するこ
とができる。ところが、移動式クレーンを設置している
作業現場の周囲状況によっては、ブーム3だけの作業範
囲では狭いのでさらに作業範囲を拡大したい場合があ
る。
【0004】このような作業範囲の拡大に対応するため
に、先端ブーム6の先端部にジブ7を連結してジブ7で
作業できるようになっている。ジブ7は、未使用時は先
端ブーム6との連結を外され、例えば図10の例では基
端ブーム4の左側方に格納されている。使用するときに
は、先端ブーム6の先端部の左側面に上下に設けた連結
ピン35a、35bによって回動自在に先端ブーム6及
びジブ7が連結され、先端ブーム6の側方から前方に亘
る角度範囲で連結ピン35a、35bの回りにジブ7を
回動させて先端ブーム6の前方に張り出すようにしてい
る。
に、先端ブーム6の先端部にジブ7を連結してジブ7で
作業できるようになっている。ジブ7は、未使用時は先
端ブーム6との連結を外され、例えば図10の例では基
端ブーム4の左側方に格納されている。使用するときに
は、先端ブーム6の先端部の左側面に上下に設けた連結
ピン35a、35bによって回動自在に先端ブーム6及
びジブ7が連結され、先端ブーム6の側方から前方に亘
る角度範囲で連結ピン35a、35bの回りにジブ7を
回動させて先端ブーム6の前方に張り出すようにしてい
る。
【0005】ジブ7は、ジブ本体40と、ジブ本体40
を先端ブーム6の先端部に連結するためのジブブラケッ
ト30と、ジブ本体40をジブブラケット30に対して
起伏させるためのジブ起伏シリンダ50とから構成され
ている。ジブブラケット30とジブ本体40とは、水平
面内にあってジブ本体40の長手方向の軸線に垂直な枢
軸ピン31によって回動自在に連結される。また、ジブ
起伏シリンダ50とジブブラケット30とは枢軸ピン3
1に平行な枢軸ピン51によって、ジブ起伏シリンダ5
0とジブ本体40とは枢軸ピン31に平行な枢軸ピン5
2によって、それぞれ回動自在に連結されている。ジブ
起伏シリンダ50の伸縮によって、ジブブラケット30
に対してジブ本体40が枢軸ピン31の回りに起伏され
る。
を先端ブーム6の先端部に連結するためのジブブラケッ
ト30と、ジブ本体40をジブブラケット30に対して
起伏させるためのジブ起伏シリンダ50とから構成され
ている。ジブブラケット30とジブ本体40とは、水平
面内にあってジブ本体40の長手方向の軸線に垂直な枢
軸ピン31によって回動自在に連結される。また、ジブ
起伏シリンダ50とジブブラケット30とは枢軸ピン3
1に平行な枢軸ピン51によって、ジブ起伏シリンダ5
0とジブ本体40とは枢軸ピン31に平行な枢軸ピン5
2によって、それぞれ回動自在に連結されている。ジブ
起伏シリンダ50の伸縮によって、ジブブラケット30
に対してジブ本体40が枢軸ピン31の回りに起伏され
る。
【0006】先端ブーム6の先端部上面に補助フック2
0用のワイヤロープ21をガイドするガイドシーブ22
が設けられ、先端ブーム6の先端部前面にはガイドシー
ブ22からのワイヤロープ21を補助フック20に導く
先端シーブ23が設けられている。また、ジブブラケッ
ト30の上面には、補助フック20用のワイヤロープ2
1をガイドしてジブ本体40の先端に導くガイドシーブ
32を設けている。ジブ7を使用してないときは、先端
シーブ23を経由してワイヤロープの巻上げ及び巻下げ
が行われる。ジブ7での吊り荷作業時には、補助フック
20を使用するのでワイヤロープ21を掛け換える必要
がある。ワイヤロープ21は先端シーブ23から外さ
れ、ジブ張出後に先端ブーム6の先端部のガイドシーブ
22からこのガイドシーブ32を経由してジブ本体40
の先端部のシーブまで導かれ、ジブ作業用として使用さ
れる。
0用のワイヤロープ21をガイドするガイドシーブ22
が設けられ、先端ブーム6の先端部前面にはガイドシー
ブ22からのワイヤロープ21を補助フック20に導く
先端シーブ23が設けられている。また、ジブブラケッ
ト30の上面には、補助フック20用のワイヤロープ2
1をガイドしてジブ本体40の先端に導くガイドシーブ
32を設けている。ジブ7を使用してないときは、先端
シーブ23を経由してワイヤロープの巻上げ及び巻下げ
が行われる。ジブ7での吊り荷作業時には、補助フック
20を使用するのでワイヤロープ21を掛け換える必要
がある。ワイヤロープ21は先端シーブ23から外さ
れ、ジブ張出後に先端ブーム6の先端部のガイドシーブ
22からこのガイドシーブ32を経由してジブ本体40
の先端部のシーブまで導かれ、ジブ作業用として使用さ
れる。
【0007】通常、ジブ7は未使用時には基段ブーム4
の側面に格納されている。ジブ7が基段ブーム4の左側
面に格納されているときにジブ本体40を固定するため
に、基段ブーム4及びジブ本体40にブラケットをそれ
ぞれ設けている。図11は、基段ブーム4にジブ本体4
0が固定されている状態の平面図である。ジブ本体40
の右側面の略中央位置に係止ピン46a、46bを有す
るブラケット46を固設し、ジブ本体40の右側面の先
端部40bにブラケット47bを固設している。また、
基段ブーム4の左側面には、上記ブラケット46及びブ
ラケット47bにそれぞれ対応するような所定位置にブ
ラケット45とブラケット47aを固設している。
の側面に格納されている。ジブ7が基段ブーム4の左側
面に格納されているときにジブ本体40を固定するため
に、基段ブーム4及びジブ本体40にブラケットをそれ
ぞれ設けている。図11は、基段ブーム4にジブ本体4
0が固定されている状態の平面図である。ジブ本体40
の右側面の略中央位置に係止ピン46a、46bを有す
るブラケット46を固設し、ジブ本体40の右側面の先
端部40bにブラケット47bを固設している。また、
基段ブーム4の左側面には、上記ブラケット46及びブ
ラケット47bにそれぞれ対応するような所定位置にブ
ラケット45とブラケット47aを固設している。
【0008】ブラケット47a及びブラケット47bに
はそれぞれ固定ピン48が挿入される孔を設け、ジブ格
納時は両者の孔を合わせて固定ピン48で固定される。
図12は、図11におけるブラケット45及びブラケッ
ト46のY視図である。ブラケット45は、基段ブーム
4の長手方向に貫通する孔45a、45bを有してい
る。また、ブラケット46は上記孔45a、45bにそ
れぞれ基段ブーム4の前方から挿入されて係合する係止
ピン46a、46bを有している。ジブ格納時は、係止
ピン46a、46bが孔45a、45bにそれぞれ係合
した状態でジブ本体40が基段ブーム4に固定されてい
る。
はそれぞれ固定ピン48が挿入される孔を設け、ジブ格
納時は両者の孔を合わせて固定ピン48で固定される。
図12は、図11におけるブラケット45及びブラケッ
ト46のY視図である。ブラケット45は、基段ブーム
4の長手方向に貫通する孔45a、45bを有してい
る。また、ブラケット46は上記孔45a、45bにそ
れぞれ基段ブーム4の前方から挿入されて係合する係止
ピン46a、46bを有している。ジブ格納時は、係止
ピン46a、46bが孔45a、45bにそれぞれ係合
した状態でジブ本体40が基段ブーム4に固定されてい
る。
【0009】図13に、先端ブーム6とジブブラケット
30との連結部の平面図を示しており、以下図13に基
づいて詳細に説明する。先端ブーム6の先端部の左側面
6aに上下にそれぞれブラケット27a、27bを設
け、右側面6bに上下にそれぞれブラケット28a、2
8bを設けている。また、ジブ7が基段ブーム4の左側
面に格納されている状態でブーム3の前方を見て、ジブ
ブラケット30の先端部の右側面には上下にそれぞれブ
ラケット33a、33bを設け、左側面には上下にそれ
ぞれブラケット34a、34bを設けている。各ブラケ
ットには連結孔が設けられていて、各ブラケット27a
と33a、27bと33b、28aと34a、28bと
34bはそれぞれ連結ピン35a、35b、36a及び
36bによって連結される。本実施例では、連結ピン3
5a、35bの芯を結ぶ軸線は、鉛直面内に含まれると
同時に、ブーム3の長手方向の軸線に垂直な方向を向い
ている。
30との連結部の平面図を示しており、以下図13に基
づいて詳細に説明する。先端ブーム6の先端部の左側面
6aに上下にそれぞれブラケット27a、27bを設
け、右側面6bに上下にそれぞれブラケット28a、2
8bを設けている。また、ジブ7が基段ブーム4の左側
面に格納されている状態でブーム3の前方を見て、ジブ
ブラケット30の先端部の右側面には上下にそれぞれブ
ラケット33a、33bを設け、左側面には上下にそれ
ぞれブラケット34a、34bを設けている。各ブラケ
ットには連結孔が設けられていて、各ブラケット27a
と33a、27bと33b、28aと34a、28bと
34bはそれぞれ連結ピン35a、35b、36a及び
36bによって連結される。本実施例では、連結ピン3
5a、35bの芯を結ぶ軸線は、鉛直面内に含まれると
同時に、ブーム3の長手方向の軸線に垂直な方向を向い
ている。
【0010】また、ジブ7を先端ブーム6に対して連結
ピン35a、35bの回りに略180度回動するための
回動シリンダ55を備えている。ジブブラケット30の
後端部(ジブ本体40寄り)の右側面にブラケット37
を設け、回動シリンダ55の一端側は枢軸ピン38によ
って回動自在にブラケット37に取着される。回動シリ
ンダ55の他端側は、ブラケット56の一端に取着され
る。ブラケット56の他端は、リンク部材57及びリン
ク部材58の一端に枢軸ピン59によって回動自在に連
結される。先端ブーム6の先端部の左側面6aにブラケ
ット25を設け、リンク部材57の他端がブラケット2
5に枢軸ピン26によって回動自在に連結される。リン
ク部材58の他端は、ジブブラケット30の先端部右側
面の上部にある前記ブラケット33aの先端部寄りに枢
軸ピン39によって回動自在に連結される。
ピン35a、35bの回りに略180度回動するための
回動シリンダ55を備えている。ジブブラケット30の
後端部(ジブ本体40寄り)の右側面にブラケット37
を設け、回動シリンダ55の一端側は枢軸ピン38によ
って回動自在にブラケット37に取着される。回動シリ
ンダ55の他端側は、ブラケット56の一端に取着され
る。ブラケット56の他端は、リンク部材57及びリン
ク部材58の一端に枢軸ピン59によって回動自在に連
結される。先端ブーム6の先端部の左側面6aにブラケ
ット25を設け、リンク部材57の他端がブラケット2
5に枢軸ピン26によって回動自在に連結される。リン
ク部材58の他端は、ジブブラケット30の先端部右側
面の上部にある前記ブラケット33aの先端部寄りに枢
軸ピン39によって回動自在に連結される。
【0011】枢軸ピン26、59、39及び連結ピン3
5aは四節リンクを構成している。いま、回動シリンダ
55が伸長すると、枢軸ピン59が先端ブーム6の前方
に押され、上記四節リンクはリンク部材57及びリンク
部材58のなす角度が開く方向に作用する。これに伴
い、枢軸ピン26及び枢軸ピン39は連結ピン35aを
中心にしてお互いに離れる方向に力を受け、よってジブ
ブラケット30は先端ブーム6の前方に連結ピン35a
の回りを回動することになる。回動シリンダ55が縮小
すると、上記と反対に枢軸ピン59が先端ブーム6の後
方に引っ張られ、四節リンクはリンク部材57及びリン
ク部材58のなす角度が小さくなる方向に作用する。よ
って、ジブブラケット30は先端ブーム6の側方に連結
ピン35aの回りを回動することになる。
5aは四節リンクを構成している。いま、回動シリンダ
55が伸長すると、枢軸ピン59が先端ブーム6の前方
に押され、上記四節リンクはリンク部材57及びリンク
部材58のなす角度が開く方向に作用する。これに伴
い、枢軸ピン26及び枢軸ピン39は連結ピン35aを
中心にしてお互いに離れる方向に力を受け、よってジブ
ブラケット30は先端ブーム6の前方に連結ピン35a
の回りを回動することになる。回動シリンダ55が縮小
すると、上記と反対に枢軸ピン59が先端ブーム6の後
方に引っ張られ、四節リンクはリンク部材57及びリン
ク部材58のなす角度が小さくなる方向に作用する。よ
って、ジブブラケット30は先端ブーム6の側方に連結
ピン35aの回りを回動することになる。
【0012】このような構成において、ジブ7を使用す
るときには、先端ブーム6の先端部にジブ7を張り出し
て連結し、この後補助フック20用のワイヤロープ21
を先端ブーム6の先端部からジブ本体40の先端部まで
導くために、ワイヤロープ21を掛け換える必要があ
る。図14に、ジブ7の張出及びワイヤロープ21の掛
換え方法の手順を示しており、また図15から図18は
この手順を説明するための図である。以下に、図14な
いし図18を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の
説明では、手順の各ステップを「S」で表す。図15
は、手順の初期状態を表している。ここで、ジブ張出作
業の準備として、下部走行体1のアウトリガー2を最大
長さに張り出しているものとする。
るときには、先端ブーム6の先端部にジブ7を張り出し
て連結し、この後補助フック20用のワイヤロープ21
を先端ブーム6の先端部からジブ本体40の先端部まで
導くために、ワイヤロープ21を掛け換える必要があ
る。図14に、ジブ7の張出及びワイヤロープ21の掛
換え方法の手順を示しており、また図15から図18は
この手順を説明するための図である。以下に、図14な
いし図18を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の
説明では、手順の各ステップを「S」で表す。図15
は、手順の初期状態を表している。ここで、ジブ張出作
業の準備として、下部走行体1のアウトリガー2を最大
長さに張り出しているものとする。
【0013】(S21)ブーム3を略水平で、かつ、最
縮小状態にする。 (S22)ウインチを巻き下げて補助フック用のワイヤ
ロープ21を弛め(図15のワイヤロープ21aの状
態)、補助フック20を地面GLに接地させて寝かせ
る。 (S23)ジブ7の固定ピン48(図11参照)を抜
き、人力又は油圧アクチュエータ等でジブブラケット3
0を先端ブーム6側に押す。(この操作を「ジブを振り
出す」と言う。)
縮小状態にする。 (S22)ウインチを巻き下げて補助フック用のワイヤ
ロープ21を弛め(図15のワイヤロープ21aの状
態)、補助フック20を地面GLに接地させて寝かせ
る。 (S23)ジブ7の固定ピン48(図11参照)を抜
き、人力又は油圧アクチュエータ等でジブブラケット3
0を先端ブーム6側に押す。(この操作を「ジブを振り
出す」と言う。)
【0014】(S24)先端ブーム6の先端部の左側面
6aにあるブラケット27a、27bの連結孔と、ジブ
ブラケット30の前方右端部にあるブラケット33a、
33bの連結孔とを係合させ、連結ピン35a、35b
をそれぞれ挿入して連結する。 (S25)先端シーブ23から補助フック用のワイヤロ
ープ21を外し、先端ブーム6の右側面に垂らす。(図
15のワイヤロープ21の状態)
6aにあるブラケット27a、27bの連結孔と、ジブ
ブラケット30の前方右端部にあるブラケット33a、
33bの連結孔とを係合させ、連結ピン35a、35b
をそれぞれ挿入して連結する。 (S25)先端シーブ23から補助フック用のワイヤロ
ープ21を外し、先端ブーム6の右側面に垂らす。(図
15のワイヤロープ21の状態)
【0015】(S26)ブーム3を徐々に所定角度まで
起こす。このとき、補助フック20が地面に接地した状
態を保てるように、ワイヤロープ21を弛めながらブー
ム3を起こして行く。 (S27)ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長
する。
起こす。このとき、補助フック20が地面に接地した状
態を保てるように、ワイヤロープ21を弛めながらブー
ム3を起こして行く。 (S27)ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長
する。
【0016】図16は、このときの移動式クレーンの側
面図を表す。ブーム3が起きるのに伴って、ワイヤロー
プ21は先端ブーム6の先端部上面のガイドシーブ22
から先端ブーム6の右側面に垂れた状態を保つ。そし
て、ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長する
と、ジブブラケット30の先端部は連結ピン35a、3
5bによって先端ブーム6に連結されているので、ジブ
本体40がブーム3の伸長に伴ってブーム前方に引き上
げられる。よって、ジブ7の係止ピン46a、46bが
ブラケット45の孔45a、45bから抜かれる。(図
12参照)この状態では、ジブ起伏シリンダ50は停止
状態で作動ロックされているので、ジブ本体40はジブ
ブラケット30にジブ起伏シリンダ50によって支持さ
れている。
面図を表す。ブーム3が起きるのに伴って、ワイヤロー
プ21は先端ブーム6の先端部上面のガイドシーブ22
から先端ブーム6の右側面に垂れた状態を保つ。そし
て、ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長する
と、ジブブラケット30の先端部は連結ピン35a、3
5bによって先端ブーム6に連結されているので、ジブ
本体40がブーム3の伸長に伴ってブーム前方に引き上
げられる。よって、ジブ7の係止ピン46a、46bが
ブラケット45の孔45a、45bから抜かれる。(図
12参照)この状態では、ジブ起伏シリンダ50は停止
状態で作動ロックされているので、ジブ本体40はジブ
ブラケット30にジブ起伏シリンダ50によって支持さ
れている。
【0017】(S28)ジブ起伏シリンダ50を作動さ
せてジブ本体40を伏せ、ブーム3の長手方向の軸線に
対して略垂直になるようにする。このときの様子を、図
17に示す。ジブ本体40は、ジブ起伏シリンダ50に
よって枢軸ピン31の回りに回動させられて40aの位
置になり、ブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直な
方向を向く。このとき、ブーム3が所定角度だけ起き
て、また所定ブーム長だけ伸長しているので、ジブ先端
部が地面GLの近傍になる。
せてジブ本体40を伏せ、ブーム3の長手方向の軸線に
対して略垂直になるようにする。このときの様子を、図
17に示す。ジブ本体40は、ジブ起伏シリンダ50に
よって枢軸ピン31の回りに回動させられて40aの位
置になり、ブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直な
方向を向く。このとき、ブーム3が所定角度だけ起き
て、また所定ブーム長だけ伸長しているので、ジブ先端
部が地面GLの近傍になる。
【0018】(S29)回動シリンダ55を伸長させて
ジブブラケット30及びジブ本体40を連結ピン35
a、35bの回りに180度回動させ、先端ブーム6の
前方(図17の40bの位置)にジブ本体40を張り出
す。
ジブブラケット30及びジブ本体40を連結ピン35
a、35bの回りに180度回動させ、先端ブーム6の
前方(図17の40bの位置)にジブ本体40を張り出
す。
【0019】(S30)ジブ起伏シリンダ50を作動さ
せてジブ本体40を枢軸ピン31の回りに回転させて起
こしながら、ブーム3を徐々に伏せ、ジブ本体40とブ
ーム3を略水平の状態にする。図18は、この様子を示
している。ジブ本体40とブーム3が略水平になったと
き、補助フック20は手順の初期段階で地面GLに置い
たときと同じ位置20a、すなわち先端ブーム6の先端
部近傍に寝かせてある。
せてジブ本体40を枢軸ピン31の回りに回転させて起
こしながら、ブーム3を徐々に伏せ、ジブ本体40とブ
ーム3を略水平の状態にする。図18は、この様子を示
している。ジブ本体40とブーム3が略水平になったと
き、補助フック20は手順の初期段階で地面GLに置い
たときと同じ位置20a、すなわち先端ブーム6の先端
部近傍に寝かせてある。
【0020】(S31)端ブーム6の先端部の右側面6
bにあるブラケット28a、28bの孔と、ジブブラケ
ット30のブラケット34a、34bの孔との位置を合
わせ、連結ピン36a、36bをそれぞれ挿入して連結
する。(図13参照) (S32)補助フック20やワイヤロープ21をジブ7
の先端部近傍に移動し、ジブブラケット30の上面のガ
イドシーブ32や、ジブ本体40の先端部にあるガイド
シーブ41、42にワイヤロープ21を挿入する。この
とき、図18のように、オペレータは補助フック20を
ジブ7の先端部近傍の20bの位置まで持って移動す
る。また、ワイヤロープ21の掛換えのために、オペレ
ータはワイヤロープ21も持って移動することになる。
bにあるブラケット28a、28bの孔と、ジブブラケ
ット30のブラケット34a、34bの孔との位置を合
わせ、連結ピン36a、36bをそれぞれ挿入して連結
する。(図13参照) (S32)補助フック20やワイヤロープ21をジブ7
の先端部近傍に移動し、ジブブラケット30の上面のガ
イドシーブ32や、ジブ本体40の先端部にあるガイド
シーブ41、42にワイヤロープ21を挿入する。この
とき、図18のように、オペレータは補助フック20を
ジブ7の先端部近傍の20bの位置まで持って移動す
る。また、ワイヤロープ21の掛換えのために、オペレ
ータはワイヤロープ21も持って移動することになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】これまで説明したよう
に、従来のジブ張出方法においては、ジブ7の張出終了
後にオペレータは補助フック20をブーム3の先端部近
傍からジブ7の先端部近傍まで持って移動しなければな
らない。このとき、オペレータは重い補助フック20を
持って移動するので、作業性が良くなく、またオペレー
タの疲労度が大きくなるという問題があった。
に、従来のジブ張出方法においては、ジブ7の張出終了
後にオペレータは補助フック20をブーム3の先端部近
傍からジブ7の先端部近傍まで持って移動しなければな
らない。このとき、オペレータは重い補助フック20を
持って移動するので、作業性が良くなく、またオペレー
タの疲労度が大きくなるという問題があった。
【0022】また、ワイヤロープ21の掛換えのとき、
このロープが重いので、オペレータはワイヤロープ21
を地面に接触させたまま移動させている。このとき、ワ
イヤロープ21が汚れてしまうので、ワイヤロープ21
のウインチドラムへの巻き取り時に乱巻きを発生し易く
なる。
このロープが重いので、オペレータはワイヤロープ21
を地面に接触させたまま移動させている。このとき、ワ
イヤロープ21が汚れてしまうので、ワイヤロープ21
のウインチドラムへの巻き取り時に乱巻きを発生し易く
なる。
【0023】本発明は、上記従来の問題を鑑みてなされ
たものであり、補助フック及びワイヤロープを持って移
動すること無しに、容易に補助フックの着脱を可能とす
るジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法
を提供することを目的としている。
たものであり、補助フック及びワイヤロープを持って移
動すること無しに、容易に補助フックの着脱を可能とす
るジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法
を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるジブ張
出、格納時のワイヤロープ掛換え装置は、移動式クレー
ンのブーム3の側面に格納したジブ7を張り出してブー
ム3とジブ7とをブーム3の先端部で連結するジブ張
出、格納時のワイヤロープ掛換え装置において、ブーム
3の先端部に配設され、補助フック用のワイヤロープ2
1を係合してブーム3の上面から一側面に導くワイヤ受
け手段70と、ジブ7の先端部に配設され、ワイヤロー
プ21をワイヤ受け手段70に係合させてジブ7をブー
ム3の側方から前方に回動させた後、ワイヤロープ21
を係合し、ブーム3を伏せるときにジブ7を起こすに伴
ってジブ7の先端部と共にワイヤロープ21を移動させ
る係合手段60とを備えている。
出、格納時のワイヤロープ掛換え装置は、移動式クレー
ンのブーム3の側面に格納したジブ7を張り出してブー
ム3とジブ7とをブーム3の先端部で連結するジブ張
出、格納時のワイヤロープ掛換え装置において、ブーム
3の先端部に配設され、補助フック用のワイヤロープ2
1を係合してブーム3の上面から一側面に導くワイヤ受
け手段70と、ジブ7の先端部に配設され、ワイヤロー
プ21をワイヤ受け手段70に係合させてジブ7をブー
ム3の側方から前方に回動させた後、ワイヤロープ21
を係合し、ブーム3を伏せるときにジブ7を起こすに伴
ってジブ7の先端部と共にワイヤロープ21を移動させ
る係合手段60とを備えている。
【0025】また、本発明に係わるジブ張出、格納時の
ワイヤロープ掛換え方法は、移動式クレーンのブームの
側面にジブを格納し、かつ、ジブに補助フックが取着さ
れるジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え方法にお
いて、ジブをブームの側面から張り出すときは、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、補助フ
ックを地面に接地させてワイヤロープを弛め、 このワイヤロープをブーム先端のワイヤ受け手段に係
合させ、 ブームを所定の角度まで起こし、そして伸長してジブ
をブーム側面に係止している係止ピンを外し、 ジブを所定の角度まで伏せ、 ジブをブームの側方から前方に180度回動し、 ジブ先端の係合手段にワイヤロープを係合し、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、ジブを
起こし、 ワイヤロープをジブ先端の係合手段及びブーム先端の
ワイヤ受け手段から外し、ジブ先端及びブーム先端のガ
イドシーブに係合させるような手順に従って行ない、ま
たジブをブームの側面に格納するときは、これと逆の手
順でワイヤロープの掛換えを行なう方法としている。
ワイヤロープ掛換え方法は、移動式クレーンのブームの
側面にジブを格納し、かつ、ジブに補助フックが取着さ
れるジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え方法にお
いて、ジブをブームの側面から張り出すときは、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、補助フ
ックを地面に接地させてワイヤロープを弛め、 このワイヤロープをブーム先端のワイヤ受け手段に係
合させ、 ブームを所定の角度まで起こし、そして伸長してジブ
をブーム側面に係止している係止ピンを外し、 ジブを所定の角度まで伏せ、 ジブをブームの側方から前方に180度回動し、 ジブ先端の係合手段にワイヤロープを係合し、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、ジブを
起こし、 ワイヤロープをジブ先端の係合手段及びブーム先端の
ワイヤ受け手段から外し、ジブ先端及びブーム先端のガ
イドシーブに係合させるような手順に従って行ない、ま
たジブをブームの側面に格納するときは、これと逆の手
順でワイヤロープの掛換えを行なう方法としている。
【0026】
【作用】ブームの先端部にワイヤ受け手段を設け、ジブ
をブームの側方から前方に張り出す前に、補助フック用
のワイヤロープをワイヤ受け手段を経由してブームの先
端部一側面の下方へ垂らす。このとき、ワイヤロープを
垂らす側面はジブを格納している方と反対側の側面であ
る。よって、ジブをブームの長手方向の軸線に対して略
垂直になるように伏せ、この後ジブをブームの側方から
前方に180度回動する間に、ジブがワイヤロープと干
渉することが無く、またワイヤロープが汚れることも無
い。
をブームの側方から前方に張り出す前に、補助フック用
のワイヤロープをワイヤ受け手段を経由してブームの先
端部一側面の下方へ垂らす。このとき、ワイヤロープを
垂らす側面はジブを格納している方と反対側の側面であ
る。よって、ジブをブームの長手方向の軸線に対して略
垂直になるように伏せ、この後ジブをブームの側方から
前方に180度回動する間に、ジブがワイヤロープと干
渉することが無く、またワイヤロープが汚れることも無
い。
【0027】ジブがブームの前方に180度回動した
後、ブーム先端部の一側面下方に垂れている上記ワイヤ
ロープを、ジブ先端部に配設された係合手段に係合させ
る。このとき、この係合手段はワイヤロープが垂れてい
るブーム先端部の上記一側面と同じ側に配設されている
ので、ワイヤロープをブーム先端部のワイヤ受け手段か
ら導いてジブ先端部の上記係合手段に係合させるのは非
常に容易である。
後、ブーム先端部の一側面下方に垂れている上記ワイヤ
ロープを、ジブ先端部に配設された係合手段に係合させ
る。このとき、この係合手段はワイヤロープが垂れてい
るブーム先端部の上記一側面と同じ側に配設されている
ので、ワイヤロープをブーム先端部のワイヤ受け手段か
ら導いてジブ先端部の上記係合手段に係合させるのは非
常に容易である。
【0028】そして、ブームを倒伏させながらジブを起
こしてブーム及びジブを略水平状態にする。このとき、
補助フックはジブ先端部に装着されているので、補助フ
ックはジブ先端部と共に移動する。よって、重い補助フ
ック及びワイヤロープを持ってオペレータが長い距離を
移動する必要が無くなり、また移動によるワイヤロープ
の汚れを無くすことが可能となる。
こしてブーム及びジブを略水平状態にする。このとき、
補助フックはジブ先端部に装着されているので、補助フ
ックはジブ先端部と共に移動する。よって、重い補助フ
ック及びワイヤロープを持ってオペレータが長い距離を
移動する必要が無くなり、また移動によるワイヤロープ
の汚れを無くすことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図1から図10を参照しな
がら実施例を説明する。尚、以下の説明で使用する構成
部品の番号は、従来技術を説明したときに用いた構成部
品と同じものについては同じ番号で表している。図1
は、本発明に係わるジブ張出及び格納時のワイヤロープ
掛換え装置の側面図を表している。ここでは、本発明に
係わる構成で従来技術と異なっているところを説明す
る。
がら実施例を説明する。尚、以下の説明で使用する構成
部品の番号は、従来技術を説明したときに用いた構成部
品と同じものについては同じ番号で表している。図1
は、本発明に係わるジブ張出及び格納時のワイヤロープ
掛換え装置の側面図を表している。ここでは、本発明に
係わる構成で従来技術と異なっているところを説明す
る。
【0030】本体ジブ40の先端部で、かつ、ジブ7が
張出された状態でジブ前方を見て右側面に、ワイヤロー
プ21の係合手段60を設けている。係合手段60は、
ジブ7が先端ブーム6の側方から前方に180度回動し
た後に先端ブーム6の先端部右側面から垂れ下がったワ
イヤロープ21を係合し、ジブ7を起こしたときにこの
ワイヤロープ21をジブ7の先端部に伴って移動させる
ものである。係合手段60は、本実施例ではシーブ61
で構成している。
張出された状態でジブ前方を見て右側面に、ワイヤロー
プ21の係合手段60を設けている。係合手段60は、
ジブ7が先端ブーム6の側方から前方に180度回動し
た後に先端ブーム6の先端部右側面から垂れ下がったワ
イヤロープ21を係合し、ジブ7を起こしたときにこの
ワイヤロープ21をジブ7の先端部に伴って移動させる
ものである。係合手段60は、本実施例ではシーブ61
で構成している。
【0031】また、先端ブーム6の先端部にワイヤ受け
手段70を設けている。ワイヤ受け手段70は、ジブ7
を張り出す前に、ワイヤロープ21を先端ブーム6の先
端部右側面から下に垂らしておくためのものである。ワ
イヤ受け手段70は、先端ブーム6の先端部の上面に配
設された第一のシーブ71と、先端ブーム6の先端部の
右側面に配設された第一のローラ72、第二のシーブ7
3及び第二のローラ74とから構成されている。
手段70を設けている。ワイヤ受け手段70は、ジブ7
を張り出す前に、ワイヤロープ21を先端ブーム6の先
端部右側面から下に垂らしておくためのものである。ワ
イヤ受け手段70は、先端ブーム6の先端部の上面に配
設された第一のシーブ71と、先端ブーム6の先端部の
右側面に配設された第一のローラ72、第二のシーブ7
3及び第二のローラ74とから構成されている。
【0032】図2及び図3は、それぞれ係合手段60を
詳細に表した側面図及び平面図であり、以下図2及び図
3に基づいて係合手段60を説明する。ジブ本体40の
前方を見て先端部の右側面に、シーブ61をこの軸芯を
ジブ本体40の長手方向の軸線に垂直にして設ける。先
端ブーム6の先端部右側面から垂らしたワイヤロープ2
1をこのシーブ61に係合し、ジブ本体40を起こすの
に伴ってジブ本体40の先端部と共にワイヤロープ21
及び補助フック20を移動させる。
詳細に表した側面図及び平面図であり、以下図2及び図
3に基づいて係合手段60を説明する。ジブ本体40の
前方を見て先端部の右側面に、シーブ61をこの軸芯を
ジブ本体40の長手方向の軸線に垂直にして設ける。先
端ブーム6の先端部右側面から垂らしたワイヤロープ2
1をこのシーブ61に係合し、ジブ本体40を起こすの
に伴ってジブ本体40の先端部と共にワイヤロープ21
及び補助フック20を移動させる。
【0033】図4及び図5は、それぞれワイヤ受け手段
70を詳細に表している側面図及び平面図であり、以下
この図に基づいてワイヤ受け手段70を説明する。ワイ
ヤ受け手段70は、ジブ7を張り出す前に、補助フック
用のワイヤロープ21を一旦先端ブーム6の前面の先端
シーブ23及び上面のガイドシーブ22から外し、張出
の間ワイヤロープ21を一時的に係合しておくものであ
る。先端ブーム6の先端部の上面に、かつ、先端ブーム
6の右側方に突出して第一のシーブ71を取着してい
る。シーブ71の軸芯は水平面に平行で、かつ、先端ブ
ーム6の長手方向の軸線に垂直な線に対して所定の角度
を有している。この所定の角度は、基段ブーム4から導
かれたワイヤロープ21をなだらかに先端ブーム6の先
端部の右側面に導けるような角度である。本実施例で
は、シーブ71の軸芯を後方に所定の角度傾いている。
70を詳細に表している側面図及び平面図であり、以下
この図に基づいてワイヤ受け手段70を説明する。ワイ
ヤ受け手段70は、ジブ7を張り出す前に、補助フック
用のワイヤロープ21を一旦先端ブーム6の前面の先端
シーブ23及び上面のガイドシーブ22から外し、張出
の間ワイヤロープ21を一時的に係合しておくものであ
る。先端ブーム6の先端部の上面に、かつ、先端ブーム
6の右側方に突出して第一のシーブ71を取着してい
る。シーブ71の軸芯は水平面に平行で、かつ、先端ブ
ーム6の長手方向の軸線に垂直な線に対して所定の角度
を有している。この所定の角度は、基段ブーム4から導
かれたワイヤロープ21をなだらかに先端ブーム6の先
端部の右側面に導けるような角度である。本実施例で
は、シーブ71の軸芯を後方に所定の角度傾いている。
【0034】先端ブーム6の先端部右側面の中央寄りの
所定の位置に、第一のローラ72を取着している。ロー
ラ72の軸芯は水平面に平行で、かつ、先端ブーム6の
長手方向の軸線に垂直である。ローラ72は、第一のシ
ーブ71からのワイヤロープ21をなだらかに先端ブー
ム6の先端部下端に導く。
所定の位置に、第一のローラ72を取着している。ロー
ラ72の軸芯は水平面に平行で、かつ、先端ブーム6の
長手方向の軸線に垂直である。ローラ72は、第一のシ
ーブ71からのワイヤロープ21をなだらかに先端ブー
ム6の先端部下端に導く。
【0035】先端ブーム6の先端部右側面の下端部に、
第二のシーブ73及び第二のローラ74を取着してい
る。第二のシーブ73及び第二のローラ74の軸芯は、
共に上記第一のローラ72の軸芯と平行である。第二の
シーブ73は第一のローラ72からのワイヤロープ21
をなだらかにジブ7の先端部に導くものであり、また第
二のローラ74は第一のローラ72からのワイヤロープ
21をなだらかに先端ブーム6の先端部から地面に垂ら
しておくものである。
第二のシーブ73及び第二のローラ74を取着してい
る。第二のシーブ73及び第二のローラ74の軸芯は、
共に上記第一のローラ72の軸芯と平行である。第二の
シーブ73は第一のローラ72からのワイヤロープ21
をなだらかにジブ7の先端部に導くものであり、また第
二のローラ74は第一のローラ72からのワイヤロープ
21をなだらかに先端ブーム6の先端部から地面に垂ら
しておくものである。
【0036】次に、上記構成における作動の説明を、本
発明に係わるジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え
方法の説明と併せて行なう。図6はこのジブ張出方法の
手順を示しており、また図7から図10はこの手順を説
明するための図である。以下に、図7から図10を参照
しながら詳細に説明する。尚、前記同様に、手順の各ス
テップを「S」で表す。図7は、手順の初期状態を表し
ている。ここで、ジブ張出作業の準備として、本移動式
クレーンの下部走行体1の前後左右に設けたアウトリガ
ー2を最大長さに張り出しているものとする。
発明に係わるジブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え
方法の説明と併せて行なう。図6はこのジブ張出方法の
手順を示しており、また図7から図10はこの手順を説
明するための図である。以下に、図7から図10を参照
しながら詳細に説明する。尚、前記同様に、手順の各ス
テップを「S」で表す。図7は、手順の初期状態を表し
ている。ここで、ジブ張出作業の準備として、本移動式
クレーンの下部走行体1の前後左右に設けたアウトリガ
ー2を最大長さに張り出しているものとする。
【0037】(S1)ブーム3を略水平で、かつ、最縮
小状態にする。 (S2)ウインチを巻き下げて補助フック用のワイヤロ
ープ21を弛め(図7のワイヤロープ21aの状態)、
補助フック20を地面GLに接地させて寝かせる。 (S3)ジブ7の固定ピン48(図11参照)を抜き、
人力又は油圧アクチュエータ等でジブブラケット30を
先端ブーム6側に押す。(この操作を「ジブを振り出
す」と言う。)
小状態にする。 (S2)ウインチを巻き下げて補助フック用のワイヤロ
ープ21を弛め(図7のワイヤロープ21aの状態)、
補助フック20を地面GLに接地させて寝かせる。 (S3)ジブ7の固定ピン48(図11参照)を抜き、
人力又は油圧アクチュエータ等でジブブラケット30を
先端ブーム6側に押す。(この操作を「ジブを振り出
す」と言う。)
【0038】(S4)先端ブーム6の先端部の左側面6
aにあるブラケット27a、27bの連結孔と、ジブブ
ラケット30の前方右端部にあるブラケット33a、3
3bの連結孔との位置を合わせ、連結ピン35a、35
bをそれぞれ挿入して連結する。 (S5)先端シーブ23から補助フック用のワイヤロー
プ21を外し、先端ブーム6の先端部のワイヤ受け手段
70にワイヤロープ21を挿入し、先端ブーム6の右側
面下方に垂らす。(図7のワイヤロープ21の状態) このときワイヤロープ21は、図4で示すように第一の
シーブ71、第一のローラ72、第二のシーブ73、第
二のローラ74を経由して地面に垂れる。
aにあるブラケット27a、27bの連結孔と、ジブブ
ラケット30の前方右端部にあるブラケット33a、3
3bの連結孔との位置を合わせ、連結ピン35a、35
bをそれぞれ挿入して連結する。 (S5)先端シーブ23から補助フック用のワイヤロー
プ21を外し、先端ブーム6の先端部のワイヤ受け手段
70にワイヤロープ21を挿入し、先端ブーム6の右側
面下方に垂らす。(図7のワイヤロープ21の状態) このときワイヤロープ21は、図4で示すように第一の
シーブ71、第一のローラ72、第二のシーブ73、第
二のローラ74を経由して地面に垂れる。
【0039】(S6)ブーム3を徐々に所定角度まで起
こす。このとき、補助フック20をぶら下げてワイヤロ
ープ21にテンションを掛けながらブーム3を起こす。 (S7)ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長す
る。
こす。このとき、補助フック20をぶら下げてワイヤロ
ープ21にテンションを掛けながらブーム3を起こす。 (S7)ブーム長を最縮小状態から所定長さだけ伸長す
る。
【0040】図8は、このときの移動式クレーンの側面
図を表す。ブーム3が起きるのに伴って、ワイヤロープ
21は先端ブーム6のワイヤ受け手段70から右側面に
垂れた状態を保つ。そして、ブーム長を最縮小状態から
所定長さだけ伸長すると、ジブブラケット30の先端部
は連結ピン35a、35bによって先端ブーム6に連結
されているので、ジブ本体40がブーム3の伸長に伴っ
てブーム前方に引き上げられる。よって、ジブ7の係止
ピン46a、46bがブラケット45の孔45a、45
bから抜かれる。(図12参照)この状態では、ジブ起
伏シリンダ50は停止状態で作動ロックされているの
で、ジブ本体40はジブブラケット30にジブ起伏シリ
ンダ50によって支持されている。
図を表す。ブーム3が起きるのに伴って、ワイヤロープ
21は先端ブーム6のワイヤ受け手段70から右側面に
垂れた状態を保つ。そして、ブーム長を最縮小状態から
所定長さだけ伸長すると、ジブブラケット30の先端部
は連結ピン35a、35bによって先端ブーム6に連結
されているので、ジブ本体40がブーム3の伸長に伴っ
てブーム前方に引き上げられる。よって、ジブ7の係止
ピン46a、46bがブラケット45の孔45a、45
bから抜かれる。(図12参照)この状態では、ジブ起
伏シリンダ50は停止状態で作動ロックされているの
で、ジブ本体40はジブブラケット30にジブ起伏シリ
ンダ50によって支持されている。
【0041】(S8)ジブ起伏シリンダ50を作動させ
てジブ本体40を伏せ、ブーム3の長手方向の軸線に対
して略垂直になるようにする。このときの様子を、図9
に示す。ジブ本体40は、ジブ起伏シリンダ50によっ
て枢軸ピン31の回りに回動させられて40aの位置に
なり、ブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直な方向
を向く。
てジブ本体40を伏せ、ブーム3の長手方向の軸線に対
して略垂直になるようにする。このときの様子を、図9
に示す。ジブ本体40は、ジブ起伏シリンダ50によっ
て枢軸ピン31の回りに回動させられて40aの位置に
なり、ブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直な方向
を向く。
【0042】(S9)回動シリンダ55を伸長させてジ
ブブラケット30及びジブ本体40を連結ピン35a、
35bの回りに180度回動させ、先端ブーム6の前方
(図9の40bの位置)にジブ本体40を張り出す。 (S10)ワイヤロープ21をジブ本体40の先端部の
右側面にある係合手段60に係合させる。(図9のワイ
ヤロープ21bの状態)
ブブラケット30及びジブ本体40を連結ピン35a、
35bの回りに180度回動させ、先端ブーム6の前方
(図9の40bの位置)にジブ本体40を張り出す。 (S10)ワイヤロープ21をジブ本体40の先端部の
右側面にある係合手段60に係合させる。(図9のワイ
ヤロープ21bの状態)
【0043】(S11)ジブ起伏シリンダ50を伸長さ
せ、ジブ本体40を枢軸ピン31の回りに回動させて起
こしながら、ブーム3を徐々に伏せ、ジブ本体40とブ
ーム3を略水平の状態にする。前述の図1は、このとき
の様子を示している。ジブ本体40とブーム3が略水平
になったとき、ワイヤロープ21はジブ本体40の先端
部と共に移動し、自動的に補助フック20はジブ本体4
0の先端部に装着されている。
せ、ジブ本体40を枢軸ピン31の回りに回動させて起
こしながら、ブーム3を徐々に伏せ、ジブ本体40とブ
ーム3を略水平の状態にする。前述の図1は、このとき
の様子を示している。ジブ本体40とブーム3が略水平
になったとき、ワイヤロープ21はジブ本体40の先端
部と共に移動し、自動的に補助フック20はジブ本体4
0の先端部に装着されている。
【0044】(S12)先端ブーム6の先端部の右側面
6bにあるブラケット28a、28bの孔と、ジブブラ
ケット30のブラケット34a、34bの孔との位置を
合わせ、連結ピン36a、36bをそれぞれ挿入して連
結する。(図13参照) (S13)ワイヤロープ21を弛めて補助フック20を
地面に接地させる。そして、ワイヤロープ21をジブ本
体40の先端の係合手段60及び先端ブーム6のワイヤ
受け手段70から外し、外したワイヤロープ21をジブ
本体40の先端部のガイドシーブ41、42、ジブブラ
ケット30の上面のガイドシーブ32、及び先端ブーム
6の先端部上面のガイドシーブ22に掛け換える。
6bにあるブラケット28a、28bの孔と、ジブブラ
ケット30のブラケット34a、34bの孔との位置を
合わせ、連結ピン36a、36bをそれぞれ挿入して連
結する。(図13参照) (S13)ワイヤロープ21を弛めて補助フック20を
地面に接地させる。そして、ワイヤロープ21をジブ本
体40の先端の係合手段60及び先端ブーム6のワイヤ
受け手段70から外し、外したワイヤロープ21をジブ
本体40の先端部のガイドシーブ41、42、ジブブラ
ケット30の上面のガイドシーブ32、及び先端ブーム
6の先端部上面のガイドシーブ22に掛け換える。
【0045】上記のように、先端ブーム6の先端部の上
面及び右側面にワイヤ受け手段70を設け、ジブ7を先
端ブーム6の左側方から前方に張り出す前に、ワイヤロ
ープ21をワイヤ受け手段70を経由して先端ブーム6
の先端部右側面の下方へ垂らしておく。これによって、
ジブ本体40をジブ起伏シリンダ50によりブーム3の
長手方向の軸線に対して略垂直になるように伏せ、この
後ジブ本体40を回動シリンダ55により先端ブーム6
の左側方から前方に180度回動する間に、ジブ7がワ
イヤロープ21と干渉することが無く、またワイヤロー
プ21が汚れることも無い。
面及び右側面にワイヤ受け手段70を設け、ジブ7を先
端ブーム6の左側方から前方に張り出す前に、ワイヤロ
ープ21をワイヤ受け手段70を経由して先端ブーム6
の先端部右側面の下方へ垂らしておく。これによって、
ジブ本体40をジブ起伏シリンダ50によりブーム3の
長手方向の軸線に対して略垂直になるように伏せ、この
後ジブ本体40を回動シリンダ55により先端ブーム6
の左側方から前方に180度回動する間に、ジブ7がワ
イヤロープ21と干渉することが無く、またワイヤロー
プ21が汚れることも無い。
【0046】ジブ本体40が先端ブーム6の前方に18
0度回動した後、先端ブーム6の先端部の右側面下方に
垂れている上記ワイヤロープ21を、ジブ本体40の先
端部の係合手段60に係合させる。このとき、係合手段
60はジブ本体40の右側面に配設されているので、ワ
イヤロープ21を先端ブーム6の右側面のワイヤ受け手
段70から導いて係合手段60に係合させるのは非常に
容易である。
0度回動した後、先端ブーム6の先端部の右側面下方に
垂れている上記ワイヤロープ21を、ジブ本体40の先
端部の係合手段60に係合させる。このとき、係合手段
60はジブ本体40の右側面に配設されているので、ワ
イヤロープ21を先端ブーム6の右側面のワイヤ受け手
段70から導いて係合手段60に係合させるのは非常に
容易である。
【0047】そして、図10のように、ブーム3を倒伏
させながらジブ本体40を起こしてブーム3及びジブ本
体40を略水平状態にする。このとき、補助フック20
はジブ本体40の先端部に装着されているので、補助フ
ック20はジブ本体40の先端部と共に移動することに
なる。よって、重い補助フック20及びワイヤロープ2
1を持ってオペレータが長い距離を移動する必要が無く
なり、また移動によるワイヤロープ21の汚れを無くす
ことが可能となった。
させながらジブ本体40を起こしてブーム3及びジブ本
体40を略水平状態にする。このとき、補助フック20
はジブ本体40の先端部に装着されているので、補助フ
ック20はジブ本体40の先端部と共に移動することに
なる。よって、重い補助フック20及びワイヤロープ2
1を持ってオペレータが長い距離を移動する必要が無く
なり、また移動によるワイヤロープ21の汚れを無くす
ことが可能となった。
【0048】尚、ジブ格納時には、上記の手順を逆に行
えば良い。ここで、上記で説明した手順の中で、各操作
を逆に実行する(例えば、ピン挿入は抜き、ワイヤロー
プ係止は外し、回動は逆方向回動、伏せは起こし、
等)。これによって、ジブ張出時と同様に、重い補助フ
ック20やワイヤロープ21を持った移動を無くするこ
とが可能である。
えば良い。ここで、上記で説明した手順の中で、各操作
を逆に実行する(例えば、ピン挿入は抜き、ワイヤロー
プ係止は外し、回動は逆方向回動、伏せは起こし、
等)。これによって、ジブ張出時と同様に、重い補助フ
ック20やワイヤロープ21を持った移動を無くするこ
とが可能である。
【0049】また、ジブ本体40の先端部の係合手段6
0は、先端ブーム6の先端部のワイヤ受け手段70と同
じ側面に設けられる。本実施例では、ジブ7がブーム3
の左側面に格納されるので、ジブ7が先端ブーム6の側
方を180度回動するときにワイヤロープ21と干渉し
ないように、ワイヤ受け手段70は先端ブーム6の先端
部右側面に配設されている。よって、本実施例では係合
手段60はジブ本体40の右側面に設けられているが、
本発明がこれに限定されるものではないことは明らかで
ある。
0は、先端ブーム6の先端部のワイヤ受け手段70と同
じ側面に設けられる。本実施例では、ジブ7がブーム3
の左側面に格納されるので、ジブ7が先端ブーム6の側
方を180度回動するときにワイヤロープ21と干渉し
ないように、ワイヤ受け手段70は先端ブーム6の先端
部右側面に配設されている。よって、本実施例では係合
手段60はジブ本体40の右側面に設けられているが、
本発明がこれに限定されるものではないことは明らかで
ある。
【0050】
【発明の効果】先端ブーム6の先端部の上面及び右側面
にワイヤ受け手段70を設け、ジブ7を先端ブーム6の
左側方から前方に張り出す前に、ワイヤロープ21をワ
イヤ受け手段70を経由して先端ブーム6の先端部右側
面の下方へ垂らしておく。これによって、ジブ本体40
をブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直になるよう
に伏せ、この後ジブ本体40を先端ブーム6の左側方で
180度回動させる間に、ジブ7がワイヤロープ21と
干渉することが無く、またワイヤロープ21の汚れを防
止できる。
にワイヤ受け手段70を設け、ジブ7を先端ブーム6の
左側方から前方に張り出す前に、ワイヤロープ21をワ
イヤ受け手段70を経由して先端ブーム6の先端部右側
面の下方へ垂らしておく。これによって、ジブ本体40
をブーム3の長手方向の軸線に対して略垂直になるよう
に伏せ、この後ジブ本体40を先端ブーム6の左側方で
180度回動させる間に、ジブ7がワイヤロープ21と
干渉することが無く、またワイヤロープ21の汚れを防
止できる。
【0051】ジブ回動後、ブーム3を倒伏させながらジ
ブ本体40を起こしてブーム3及びジブ本体40を略水
平状態にしたとき、補助フック20はジブ本体40の先
端部に装着されているので、補助フック20はジブ本体
40の先端部と共に移動する。この結果、重い補助フッ
ク20及びワイヤロープ21を持ってオペレータが長い
距離を移動する必要が無くなり、作業者の疲労度を軽減
できる。また、移動によるワイヤロープ21の汚れを防
止できるので、ワイヤロープの乱巻きが少なくなり、こ
の結果ワイヤロープの寿命を向上できる。
ブ本体40を起こしてブーム3及びジブ本体40を略水
平状態にしたとき、補助フック20はジブ本体40の先
端部に装着されているので、補助フック20はジブ本体
40の先端部と共に移動する。この結果、重い補助フッ
ク20及びワイヤロープ21を持ってオペレータが長い
距離を移動する必要が無くなり、作業者の疲労度を軽減
できる。また、移動によるワイヤロープ21の汚れを防
止できるので、ワイヤロープの乱巻きが少なくなり、こ
の結果ワイヤロープの寿命を向上できる。
【図1】本発明に係わる実施例のジブ張出及び格納時の
ワイヤロープ掛換え装置の側面図である。
ワイヤロープ掛換え装置の側面図である。
【図2】本発明に係わる実施例の係合手段60の側面図
である。
である。
【図3】本発明に係わる実施例の係合手段60の平面図
である。
である。
【図4】本発明に係わる実施例のワイヤ受け手段70を
説明する側面図である。
説明する側面図である。
【図5】本発明に係わる実施例のワイヤ受け手段70を
説明する平面図である。
説明する平面図である。
【図6】本発明に係わる実施例のジブ張出及び格納時の
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明するフロー図であ
る。
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明するフロー図であ
る。
【図7】本発明に係わる実施例のジブ張出及び格納時の
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
【図8】本発明に係わる実施例のジブ張出及び格納時の
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
【図9】本発明に係わる実施例のジブ張出及び格納時の
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
ワイヤロープ掛換え方法の手順を説明する図である。
【図10】従来技術のワイヤロープ掛換え装置を説明す
る図である。
る図である。
【図11】従来技術のワイヤロープ掛換え装置を説明す
る図である。
る図である。
【図12】従来技術のワイヤロープ掛換え装置を説明す
る図である。
る図である。
【図13】従来技術のワイヤロープ掛換え装置のジブ連
結部の平面図である。
結部の平面図である。
【図14】従来技術のワイヤロープ掛換え方法の手順を
説明するフロー図である。
説明するフロー図である。
【図15】従来技術のワイヤロープ掛換え方法を説明す
る図である。
る図である。
【図16】従来技術のワイヤロープ掛換え方法を説明す
る図である。
る図である。
【図17】従来技術のワイヤロープ掛換え方法を説明す
る図である。
る図である。
【図18】従来技術のワイヤロープ掛換え方法を説明す
る図である。
る図である。
1…下部走行体、2…アウトリガー、3…ブーム、4…
基段ブーム、5…中間ブーム、6…先端ブーム、7…ジ
ブ、8…上部旋回体、10…主フック、11…ワイヤロ
ープ(主フック用)、20…補助フック、21…ワイヤ
ロープ(補助フック用)、22…ガイドシーブ、23…
先端シーブ、25…ブラケット、26…枢軸ピン、27
a,27b…ブラケット、28a,28b…ブラケッ
ト、30…ジブブラケット、31…枢軸ピン、32…ガ
イドシーブ、33a,33b…ブラケット、34a,3
4b…ブラケット、35a,35b…連結ピン、36
a,36b…連結ピン、37…ブラケット、38…枢軸
ピン、39…枢軸ピン、40…ジブ本体、41…ガイド
シーブ、42…ガイドシーブ、45…ブラケット、45
a,45b…孔、46…ブラケット、46a,46b…
係止ピン、47a,47b…ブラケット、48…固定ピ
ン、50…ジブ起伏シリンダ、51…枢軸ピン、52…
枢軸ピン、55…回動シリンダ、56…ブラケット、5
7…リンク部材、58…リンク部材、59…枢軸ピン、
60…係合手段、61…シーブ、70…ワイヤ受け手
段、71…シーブ、72…ローラ、73…シーブ、74
…ローラ。
基段ブーム、5…中間ブーム、6…先端ブーム、7…ジ
ブ、8…上部旋回体、10…主フック、11…ワイヤロ
ープ(主フック用)、20…補助フック、21…ワイヤ
ロープ(補助フック用)、22…ガイドシーブ、23…
先端シーブ、25…ブラケット、26…枢軸ピン、27
a,27b…ブラケット、28a,28b…ブラケッ
ト、30…ジブブラケット、31…枢軸ピン、32…ガ
イドシーブ、33a,33b…ブラケット、34a,3
4b…ブラケット、35a,35b…連結ピン、36
a,36b…連結ピン、37…ブラケット、38…枢軸
ピン、39…枢軸ピン、40…ジブ本体、41…ガイド
シーブ、42…ガイドシーブ、45…ブラケット、45
a,45b…孔、46…ブラケット、46a,46b…
係止ピン、47a,47b…ブラケット、48…固定ピ
ン、50…ジブ起伏シリンダ、51…枢軸ピン、52…
枢軸ピン、55…回動シリンダ、56…ブラケット、5
7…リンク部材、58…リンク部材、59…枢軸ピン、
60…係合手段、61…シーブ、70…ワイヤ受け手
段、71…シーブ、72…ローラ、73…シーブ、74
…ローラ。
Claims (2)
- 【請求項1】 移動式クレーンのブーム(3) の側面に格
納したジブ(7) を張り出してブーム(3) とジブ(7) とを
ブーム(3) の先端部で連結するジブ張出、格納時のワイ
ヤロープ掛換え装置において、 ブーム(3) の先端部に配設され、補助フック用のワイヤ
ロープ(21)を係合してブーム(3) の上面から一側面に導
くワイヤ受け手段(70)と、 ジブ(7) の先端部に配設され、ワイヤロープ(21)をワイ
ヤ受け手段(70)に係合させてジブ(7) をブーム(3) の側
方から前方に回動させた後、ワイヤロープ(21)を係合
し、ブーム(3) を伏せるときにジブ(7) を起こすに伴っ
てジブ(7) の先端部と共にワイヤロープ(21)を移動させ
る係合手段(60)とを備えたことを特徴とするジブ張出、
格納時のワイヤロープ掛換え装置。 - 【請求項2】 移動式クレーンのブームの側面にジブを
格納し、かつ、ジブに補助フックが取着されるジブ張出
及び格納時のワイヤロープ掛換え方法において、ジブを
ブームの側面から張り出すときは、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、補助フ
ックを地面に接地させてワイヤロープを弛め、 このワイヤロープをブーム先端のワイヤ受け手段に係
合させ、 ブームを所定の角度まで起こし、そして伸長してジブ
をブーム側面に係止している係止ピンを外し、 ジブを所定の角度まで伏せ、 ジブをブームの側方から前方に180度回動し、 ジブ先端の係合手段にワイヤロープを係合し、 ブームを地面に略平行な状態に伏せると共に、ジブを
起こし、 ワイヤロープをジブ先端の係合手段及びブーム先端の
ワイヤ受け手段から外し、ジブ先端及びブーム先端のガ
イドシーブに係合させるような手順に従って行ない、ま
たジブをブームの側面に格納するときは、これと逆の手
順でワイヤロープの掛換えを行なうことを特徴とするジ
ブ張出及び格納時のワイヤロープ掛換え方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24390795A JPH0967081A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24390795A JPH0967081A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0967081A true JPH0967081A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17110784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24390795A Pending JPH0967081A (ja) | 1995-08-30 | 1995-08-30 | ジブ張出、格納時のワイヤロープ掛換え装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0967081A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012232805A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Tadano Ltd | ブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法 |
-
1995
- 1995-08-30 JP JP24390795A patent/JPH0967081A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012232805A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Tadano Ltd | ブーム着脱式クレーン車における吊荷ロープ張設方法 |
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