JPH0967192A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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JPH0967192A
JPH0967192A JP21915795A JP21915795A JPH0967192A JP H0967192 A JPH0967192 A JP H0967192A JP 21915795 A JP21915795 A JP 21915795A JP 21915795 A JP21915795 A JP 21915795A JP H0967192 A JPH0967192 A JP H0967192A
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JP
Japan
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reaction gas
substrate
exhaust port
vapor phase
gas
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JP21915795A
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Satoshi Sugawara
聰 菅原
Masaki Furukawa
勝紀 古川
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MOCVD法を用いてGaN系半導体薄膜を
成長させる場合において、均質で良質な単結晶薄膜成長
ウエハーを一度に多数枚成長させることができ量産性に
優れた装置を提供する。 【解決手段】 サセプター6上に基板12を複数枚設置
し、III族とV族の反応ガスを各基板12毎に基板12
近傍に開口して導く反応ガス導入管5a,5bを設け、
さらにサセプター6の中央部に反応ガスを排気する排気
口7を設けている。それに加えて反応ガスが排気口7に
スムーズに排気されるように仕切板や反応ガスガイド板
などを設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、有機金属化学気相
成長法(以下MOCVD法という)を用いて基板上に半
導体結晶薄膜を成膜する気相成長装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、青色発光素子の材料としてGaN
系の化合物半導体薄膜が大きく注目され、活発な研究が
進められている。このMOCVD法によりGaN系化合
物半導体薄膜を成長させる場合に用いる従来の気相成長
装置の一例の概略縦断面図を図8に示している。
【0003】図8において、ガス導入管81の開口部
は、円筒状のチャンバー82の天井中央部に設けられて
おり、反応ガス抑圧用に基板上部からN2とH2の混合ガ
ス(以下サブフローガスという)を導入する。また、反
応ガス導入管83,84は、チャンバー82の側部を介
してチャンバー82内に共に開口して設けられており、
反応ガス導入管83はIII族原料となるTMGなどをチ
ャンバー82内に導入し、また、反応ガス導入管84は
V族原料となるNH3をチャンバー82内に導入する。
さらに、基板載置台であるカーボンサセプター85はチ
ャンバー82の内部の中央部に設けられており、このカ
ーボンサセプター85の下方部にはヒーター86が設け
られ、また、カーボンサセプター85の下方中心部には
サセプター回転軸87が設けられてカーボンサセプター
85を回転自在に支持している。また、カーボンサセプ
ター85の上面には、半導体薄膜を成長させるためのサ
ファイア基板88が載置されている。さらに、円筒状の
チャンバー82の下側部にはガス排気口89が設けられ
ている。以上により、従来の気相成長装置が構成され
る。
【0004】上記構成により、通常、GaNのMOCV
D成長は1000℃以上の基板温度で成長させるため、
サセプター85上で熱対流による上昇流が発生し反応ガ
スがサファイア基板88に到達しにくくなる。その熱対
流による上昇流を抑制するために、サファイア基板88
の上方部に開口したガス導入管81よりサブフローガス
としてN2およびH2を供給している。また、NH3とT
MGは気相で激しく反応してクラスターを形成するた
め、サファイア基板88の近辺でNH3とTMGを混合
可能なようにそれぞれ別々の反応ガス導入管83,84
でチャンバー82内に供給している。
【0005】膜成長に用いる基板は、GaN系単結晶ウ
エハーが容易に得られないことから、このGaN系半導
体と格子定数の近いサファイア基板88を用いて単結晶
成長が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、MOCVD
法によるGaN系化合物の結晶成長は、気相での不要な
反応を抑制するために、III族原料ガスとV族原科ガス
を別々の導入管83,84でチャンバー82内に導入し
てサファイア基板88の近辺で両者を混合する必要があ
った。これらIII族原科ガスとV族原科ガスを別々の導
入管83,84でチャンバー82内に導入して膜成長を
行う場合、膜成長する結晶の均一性はガスの混合状態に
大きく依存し、また、良質な単結晶膜を作製できる領域
が限られているために大面積化が困難であった。さら
に、異種化合物を基板として用いる場合、原科ガスのわ
ずかな流れの乱れが格子欠陥につながることからも均質
で良質な大面積の単結晶薄膜を得ることは極めて困難で
あった。以上の理由から基板のスケールアップとマルチ
ウエハー化が容易ではなく、量産化を行う上で大きな問
題となっていた。
【0007】また、原料ガスの乱れを抑えて複数枚の基
板上に半導体薄膜を同時に成長させる方法として、円形
のサセプターに複数の基板を設置し、サセプター中央部
分に原科ガス導入管の吹き出し口を設けてサセプターの
中央部分から円周方向にガスを流して排気するタイプの
気相成長装置が考案されているが、良質なGaN系半導
体膜を成長させる場合に、基板温度に1000℃以上の
高温が必要であり、このようなサセプター中央部に原料
ガス導入管を設置すると原料ガスが導入管内でサセプタ
ーからの熱により分解してしまうため、GaN系半導体
薄膜の製法に用いることは難しい。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、基板上にGaN系半導体薄膜を成長させる場合に、
均質で良質な単結晶薄膜成長ウエハーを一度に多数枚成
長させることが可能で量産性に優れた気相成長装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の気相成長装置
は、有機金属化学気相成長法を用いて、基板上にGaN
系半導体結晶薄膜を成膜する気相成長装置において、該
基板を保持する基板保持手段を反応管内に設け、該基板
保持手段で保持された該基板近傍に開口して反応ガスを
導く反応ガス導入管を該反応管の側面に設け、該基板保
持手段上の中央部に反応ガス排気用の排気口を設けたも
のであり、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】また、好ましくは、本発明の気相成長装置
における基板保持手段は、排気口を中心とする同心円状
に複数の前記基板を保持可能であり、反応ガス導入管
は、該複数の基板に対して個々に反応ガスを供給する。
【0011】さらに、好ましくは、本発明の気相成長装
置における反応ガス導入管の開口部に対向するように、
排気口を該基板枚数と同数で均等に仕切る仕切手段を設
ける。
【0012】さらに、好ましくは、本発明の気相成長装
置における反応ガス導入管の上部に、反応ガス押圧用の
不活性ガスを供給する不活性ガス導入管を該反応ガス導
入管と共に平行に設け、該不活性ガスを反応ガスと平行
に基板毎に供給する。
【0013】さらに、好ましくは、本発明の気相成長装
置において、排気用の不活性ガスを供給する不活性ガス
導入管を、基板保持手段の中央部に設けられた排気口の
真上に設け、該不活性ガス導入管の吹き出し口径が該排
気口の口径よりも小さくする。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の気相成長装
置における基板保持手段は、複数の基板を保持する上内
面が多角錐状または円錐状にくり抜かれた形状であり、
排気口が該上内面の底中央部に設けられ、反応ガス導入
管は該上内面の傾きに平行に設けられ、反応ガスを、該
複数の基板に対して個々に側方から平行に供給する。さ
らに、好ましくは、本発明の気相成長装置における基板
保持手段上面に載置された基板毎に、排気口に至る反応
ガスの通路部分を覆うように反応ガスガイド板を設け
る。
【0015】上記構成により、以下その作用を説明す
る。
【0016】本発明においては、個々の基板毎にIII族
とV族の反応ガス導入管を設けることで良質な膜を得る
ことができる最適なガス混合領域は、基板1枚の大きさ
の領域を確保すればよい。また、サセプター中央部に反
応ガスを排気する排気口を設けることで他の反応ガス導
入管からのガスの影響を受けることがなくなるので、ガ
ス混合状態に乱れが生じることがない。さらに、各基板
毎に対向するように排気口に均等に同形状の仕切る仕切
板を設けることで、各基板上に通過して排気口に排気さ
れる原料ガス同士が衝突してガスの流れを乱したり、反
応後の原料ガスが他の基板上に流れ込むようなことがな
く、各基板共、未反応のIII族とV族の原料ガスが供給
され得る。さらに、反応ガス押圧用の不活性ガスを反応
ガスと平行に基板毎に側方から吹き出すようにすれば、
ガスの乱れを最小限に抑えることが可能となる。さら
に、サセプターの中央部に位置する反応ガス排気用の排
気口の真上から不活性ガスを導入することでも反応ガス
同士が衝突することなくスムーズに各反応ガスを排気口
に導くことが可能となる。さらに、排気口上部に、吹き
出し口径が排気口よりも小さい不活性ガス導入管を設置
し、流速の速い不活性ガスを排気口に流すことで、この
不活性ガスの流れに乗って各反応ガスが排気されるの
で、各反応ガス同士の衝突および干渉をさらに低減する
ことが可能となる。さらには、反応ガスの通路部分を覆
うように反応ガスガイド板を設ければ、反応ガスはチャ
ンバー内に広範囲に拡散することなくスムーズに排気口
に導かれて排気され得る。
【0017】よって、本発明を用いれば、基板上にGa
N系半導体薄膜を成長させる場合に、均質で良質な単結
晶薄膜成長ウエハーを一度に多数枚成長させることが可
能となり、マルチウエハー化が容易に行えて量産性が向
上可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0019】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1における気相成長装置のチャンバー部の横要部断面図
であり、図2は図1の気相成長装置のチャンバー部の縦
要部断面図である。図1および図2において、反応管と
しての円筒状のチャンバー1の天井中央部には、サブフ
ローガス導入管2が設けられており、サブフローガスと
してN2およびH2を供給している。また、円筒状のチャ
ンバー1の上部側壁には、ガス配管3a,3bが共に接
続されているフランジ4を介してチャンバー1の内部の
基板近傍位置に開口する反応ガス導入管5a,5bが共
に設けられており、各反応ガスをチャンバー1内に導入
するとともに、複数の基板に対して個々に反応ガスを供
給する。さらに、チャンバー1内の上中央部に、基板保
持手段としての円形状のサセプター6が設けられてお
り、この円形状のサセプター6の中央部には反応ガス排
気用のガス排気口7が設けられている。このガス排気口
7は円筒状のチャンバー1の底部中央部を介して外部に
まで排気管8により連結されており、この排気管8はチ
ャンバー1の外部に設けられた反応圧力制御用バルブ9
を介して排気ポンプ(図示せず)に連結されている。ま
た、円形状のサセプター6の下方部には所定間隔をおい
て基板加熱用ヒーター10が設けられており、これらの
基板加熱用ヒーター10の配線は、円筒状のチャンバー
1の底部に設けられた電流導入端子11を介して外部に
取り出されている。さらに、円形状のサセプター6の上
面にはサファイア基板12が複数枚、排気口7を中心と
する同心円上に載置されて保持されているとともに、反
応ガス導入管5a,5bが共に側方部から、サファイア
基板12毎に開口し、かつサブフローガス導入管2が各
サファイア基板12の上部で開口している位置に載置さ
れている。本実施形態の場合にはサファイア基板12が
4枚、排気口7を中心とする同心円上で図1上で上下左
右対称位置に載置されて保持されている。以上によっ
て、本実施形態1における気相成長装置が構成され、M
OCVD法を用いて、基板上にGaN系半導体結晶薄膜
を成膜する。
【0020】上記構成により、GaNを成長させる場
合、III族の原科ガスとしてTMGを用い、また、Al
GaN,InGaNなどの混晶系を成長させる場合は、
TMG、TMA、TMIを用いる。また、V族の原料ガ
スとしてはいずれの場合もNH3を用いる。さらに、サ
ブフローガスとしてはH2とN2の混合ガスを用いる。II
I族原料ガスおよびV族原料ガスはキャリアーガスとし
てH2を用い、それぞれ反応ガス導入管5a,5bに別
々に導かれて不要な気相での反応を抑制している。それ
ぞれの反応ガス導入管5a,5bの開口部から吹き出し
たガスは、サファイア基板12上方に側部側から到達す
る前に最適条件に混合され、サファイア基板12上に単
結晶膜を成長させる。その後、サファイア基板12上を
通過した原科ガスは、サセプター6の中央部に設けられ
たガス排気口7から排気ポンプにより排気管8を介して
排気されるが、反応圧力制御用バルブ9でその排気量が
制御される。
【0021】また、サファイア基板12の上方に設けら
れたサブフローガス導入管2からは、熱により原料ガス
がサセプター6上で上昇するのを抑え、かつサファイア
基板12に原料ガスを上から押圧するためにH2とN2
混合ガスをサファイア基板12上に供給している。ここ
で、ガス排気口7をサセプター6の中心部に配置するこ
とで個々のサファイア基板12に対する原料ガスはそれ
ぞれ他のサファイア基板12の原料ガスとして混じり合
うようなことが無く、スムーズにそれぞれ排気口7より
排気管8を介してチャンバー1の外部に排気される。
【0022】本実施形態1の気相成長装置において、基
板上にGaNの単結晶膜を成長させる成長条件の一例を
以下に説明する。
【0023】反応ガス導入管5aにH2を10(リット
ル/分)で、TMGを50(μmol/分)で流す。ま
た、反応ガス導入管5bにH2を5(リットル/分)
で、NH3を5(リットル/分)で流す。さらに、サブ
フローガス導入管2にはH2を5(リットル/分)で、
2を5(リットル/分)で流す。このとき、膜成長圧
力は760Torrでサファイア基板12上に600℃程
度の基板温度で適当なバッファー層を成長させた後、基
板温度は1050℃に上げてGaNの単結晶膜を成長さ
せる。
【0024】以上によれば、従来例に示すような気相成
長装置では、2インチの大きさの基板を複数枚設置する
と膜成長した単結晶膜の層厚の均一性は著しく低下し、
設置したウエハー全体では±20%以上のばらつきが生
じたが、本実施形態1で示した気相成長装置では、2イ
ンチのウエハーを4枚設置し、ウエハー4枚全体で層厚
の均一性が±5%以内に抑えられており、均質な膜質の
成長ウェハーが量産性良く得ることができた。
【0025】(実施形態2)図3は本発明の実施形態2
における気相成長装置のチャンバー部の横要部断面図で
あり、図1と同一番号は同一部材である。
【0026】図3において、4枚のサファイア基板12
が円形状のサセプター6上に設置しているため、仕切板
20を4枚のサファイア基板12毎に十字に直交差する
ように、かつ4枚立てて排気口7を均等にかつ同一形状
に4分割するように設けている。また、この仕切板20
の仕切壁は反応ガス導入管5a,5bの開口部にそれぞ
れ対向するとともにサファイア基板12の側面側にも対
向するように設けられている。
【0027】この仕切板20を排気口7に取り付けるこ
とにより、反応ガス導入管5a,5bからチャンバー1
内部に導入された反応ガスは、サファイア基板12上を
通過した後、サセプター6上に載置された他のサファイ
ア基板12上を通過してきた反応ガスと衝突したり、干
渉したりするようなことはなく排気口7よりチャンバー
1外部に排気させることができる。
【0028】(実施形態3)図4は本発明の実施形態3
における気相成長装置のチャンバー部の縦要部断面図で
あり、図2と同一番号は同一部材である。
【0029】図4において、ガス配管3a,3b,3c
が共に接続されているフランジ4aを介してチャンバー
1の内部の基板近傍位置に開口する反応ガス導入管5
a,5bおよび不活性ガス導入配管5cが下方より順に
平行に設置されている。即ち、不活性ガス導入配管5c
は反応ガス導入管5a,5bよりも上部に配置されてい
る。この不活性ガス導入管5cによりN2ガスをチャン
バー1内部に導入し、導入された反応ガスがサセプター
6の熱で各反応ガスが上昇するのを抑制している。 し
たがって、本実施形態3では、反応ガス押圧用の不活性
ガスを反応ガスと平行にサファイア基板12毎に側方か
ら吹き出しているので、ガスの乱れを最小限に抑えるこ
とができる。
【0030】(実施形態4)図5は本発明の実施形態4
における気相成長装置のチャンバー部の縦要部断面図で
あり、図4と同一番号は同一部材である。
【0031】図5において、排気用不活性ガス導入配管
21がフランジ22を介して排気用排気用不活性ガス導
入管23がサセプター6の排気口7の真上に設けられて
おり、この排気用不活性ガス導入管23を使ってサセプ
ター6の中央部に位置する反応ガス排気用の排気口7の
真上から不活性ガスとしてN2ガスを流速を上げて供給
する。この流速の速いN2ガスは排気口7よりスムーズ
に排気される。このN2ガスの流れに乗って各基板上を
通過してきた反応ガスがスムーズに排気口7に排気され
得る。このために、不活性ガス導入管23の吹き出し口
径は排気口7の口径よりも小さくなるように構成してい
る。
【0032】(実施形態5)図6は本発明の実施形態5
における気相成長装置のチャンバー部の縦要部断面図で
あり、図5と同一番号は同一部材である。
【0033】図6において、基板保持手段としてのサセ
プター24は、複数の基板を保持する上内面が多角錐状
または円錐状にくり抜かれた形状であり、排気口7がそ
の上内面の底中央部に設けられており、反応ガス導入管
は上内面の傾斜方向に傾いて設けられており、反応ガス
を、複数の基板に対して個々に側方側から平行に供給す
る。
【0034】これにより、サセプター24の上内面を多
角錐状または円錐状に中央部に向かって傾斜するように
したことで、排気口7に原料ガスを流す際に、反応ガス
導入管5a,5bの開口部から基板上を流れてきた原料
ガスの流れの方向を90度方向を変える必要が無くな
り、排気口7に導かれるときに流れ方向の変化が鋭角で
あるので、スムーズに排気される。
【0035】(実施形態6)図7は本発明の実施形態6
における気相成長装置のチャンバー部の縦要部断面図で
あり、図5と同一番号は同一部材である。
【0036】図7において、反応ガスガイド板25は、
サセプター6上面に載置された基板毎に、その排気口7
に至る反応ガスの通路部分に基板上部および側部を覆う
ように設けられている。排気口7の真上に設けられた不
活性ガス導入管23の開口部が位置する部分において
は、反応ガスガイド板25は開口しており、反応ガスガ
イド板25の開口部を介して不活性ガスが排気口7に勢
い良く流れて、それにともなって、反応ガスガイド板2
5でガイドされて流れてきた反応ガスがスムーズに排気
口7に導かれる。なお、不活性ガス導入管23を設けな
いような場合には、反応ガスガイド板25の上部に開口
部を設ける必要がなく、上記実施形態2の仕切板をもう
けて反応ガスガイド板25と組み合わせて用いても良
い。
【0037】このように、反応ガスガイド板25を設置
することで、反応ガスはチャンバー1内に広範囲に拡散
することなくスムーズに排気口7に導かれて排気され
る。
【0038】以上のように、上記本発明の各実施形態に
おいては、サセプター上に基板を複数枚設置し各基板毎
にIII族とV族の反応ガス導入管を設け、さらに、サセ
プター中心部に反応ガスを排気する排気口を設けたこと
により、良質な膜を得ることが可能な最適なガス混合領
域は基板1枚の大きさの領域を確保すればよく、また、
他の反応ガス導入管からのガスの影響を受けることがな
くガス混合状態に乱れが生じることがないため、均質で
良質な単結晶薄膜成長ウエハーを一度に多数枚成長させ
ることが可能となり、マルチウエハー化が容易に行え量
産性の向上を図ることができる。
【0039】また、それぞれの反応ガス導入管からチャ
ンバー内に導入された反応ガスは衝突したり干渉したり
することなく、各基板とも未反応のIII族とV族の原料
ガスが供給された後にスムーズに排気口より排気される
ように、排気口を基板と同数に均等にかつ同一形状に分
割する仕切板を設けてもよい。
【0040】さらに、サセプターの中心部に位置する反
応ガス排気用の排気口の真上から不活性ガスを導入する
ガス導入管を設け、このガス導入管により不活性ガスを
サセプター中心部に位置する排気口に勢い良く流すこと
で、反応ガス同士が衝突することなくスムーズに反応ガ
スも排気され得る。
【0041】さらに、反応ガス導入管から導入される反
応ガスの流れ方向と反応ガスを排気する方向との角度を
90度より広げることによっても、スムーズに排気され
得る。
【0042】なお、上記各実施形態では、サファイア基
板を4枚設置しているが個々の基板にガス導入管を設け
るスぺースがあれば、複数枚ならば何枚でも設置可能で
ある。また、サセプター回転機構を設ければ均一性はさ
らに向上し作製するデバイスの歩留まりが上がって量産
性がより向上することは言うまでもない。さらに、上記
各実施形態では、基板加熱方法として抵抗加熱方式を採
用したが、高周波加熱方式やランプ加熱方式を用いても
良い。さらには、上記各実施形態では、基板成長面を上
向きにマウントするフェイスアップ方式を用いたが、基
板成長面を下向きにマウントするフェイスダウン型成長
装置を用いても良い。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ガス排気
口を基板保持手段の中央部に配置することで、個々の基
板に対する原科ガスはお互いに干渉すること無く、基板
上に単結晶膜を成長させてスムーズに排気することがで
きる。これによって、ガス混合状態に結晶性が大きく影
響されるGaN系のMOCVD成長においても均一性良
く、複数枚ウエハーの同時成長が可能となり、GaN系
の発光デバイスなどの量産化に極めて有力なものであ
る。
【0044】また、基板保持手段であるサセプター上に
開口した排気口に仕切板を設置することで、基板上を通
過してきた各反応ガス同士の衝突および干渉をさらに低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における気相成長装置のチ
ャンバー部の横要部断面図である。
【図2】図1の気相成長装置のチャンバー部の縦要部断
面図である。
【図3】本発明の実施形態2における気相成長装置のチ
ャンバー部の横要部断面図である。
【図4】本発明の実施形態3における気相成長装置のチ
ャンバー部の縦要部断面図である。
【図5】本発明の実施形態4における気相成長装置のチ
ャンバー部の縦要部断面図である。
【図6】本発明の実施形態5における気相成長装置のチ
ャンバー部の縦要部断面図である。
【図7】本発明の実施形態6における気相成長装置のチ
ャンバー部の縦要部断面図である。
【図8】従来の気相成長装置の一例のを示す概略縦断面
図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 5a,5b 反応ガス導入管 5c 不活性ガス導入管 6,24 サセプター 7 ガス排気口 12 サファイア基板 20 仕切板 23 排気用不活性ガス導入管 25 反応ガスガイド板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機金属化学気相成長法を用いて、基板
    上にGaN系半導体結晶薄膜を成膜する気相成長装置に
    おいて、 該基板を保持する基板保持手段を反応管内に設け、該基
    板保持手段で保持された該基板近傍に開口して反応ガス
    を導く反応ガス導入管を該反応管の側面に設け、該基板
    保持手段上の中央部に反応ガス排気用の排気口を設けた
    気相成長装置。
  2. 【請求項2】 前記基板保持手段は、前記排気口を中心
    とする同心円状に複数の前記基板を保持可能であり、前
    記反応ガス導入管は、該複数の基板に対して個々に反応
    ガスを供給する構成とした請求項1記載の気相成長装
    置。
  3. 【請求項3】 前記反応ガス導入管の開口部に対向する
    ように、前記排気口を該基板枚数と同数で均等に仕切る
    仕切手段を設けた請求項1または2記載の気相成長装
    置。
  4. 【請求項4】 前記反応ガス導入管の上部に、反応ガス
    押圧用の不活性ガスを供給する不活性ガス導入管を該反
    応ガス導入管と共に平行に設け、該不活性ガスを反応ガ
    スと平行に基板毎に供給する構成とした請求項1〜3の
    うちいずれかに記載の気相成長装置。
  5. 【請求項5】 排気用の不活性ガスを供給する不活性ガ
    ス導入管を、前記基板保持手段の中央部に設けられた排
    気口の真上に設け、該不活性ガス導入管の吹き出し口径
    が該排気口の口径よりも小さく構成した請求項1〜4の
    うちいずれかに記載の気相成長装置。
  6. 【請求項6】 前記基板保持手段は、前記複数の基板を
    保持する上内面が多角錐状または円錐状にくり抜かれた
    形状であり、前記排気口が該上内面の底中央部に設けら
    れ、前記反応ガス導入管は該上内面の傾きに平行に設け
    られ、反応ガスを、該複数の基板に対して個々に側方か
    ら平行に供給する構成とした請求項1〜5のうちいずれ
    かに記載の気相成長装置。
  7. 【請求項7】 前記基板保持手段上面に載置された基板
    毎に、前記排気口に至る反応ガスの通路部分を覆うよう
    に反応ガスガイド板を設けた請求項1〜6のうちいずれ
    かに記載の気相成長装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001064763A (ja) * 1999-06-30 2001-03-13 General Electric Co <Ge> 拡散アルミニド皮膜の厚さ及びアルミニウム含量を制御する方法
CN103305906A (zh) * 2013-06-08 2013-09-18 光垒光电科技(上海)有限公司 外延沉积氮化iii族或氮化ii族材料的反应腔室
EP3951024A4 (en) * 2019-03-28 2022-12-14 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. APPARATUS AND PROCESS FOR THE PREPARATION OF A GROUP III NITRIDE SUBSTRATE

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