JPH0967496A - 耐寒性が改良されたゴム組成物 - Google Patents
耐寒性が改良されたゴム組成物Info
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- JPH0967496A JPH0967496A JP24666095A JP24666095A JPH0967496A JP H0967496 A JPH0967496 A JP H0967496A JP 24666095 A JP24666095 A JP 24666095A JP 24666095 A JP24666095 A JP 24666095A JP H0967496 A JPH0967496 A JP H0967496A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 良好な耐油性、耐熱性、強度特性を有すると
ともに、特に耐寒性および耐熱老化性に優れたゴム加硫
物を与えるゴム組成物を提出する。 【解決手段】 アクリル酸エステル共重合体ゴム20〜
80重量%と、(i)フッ化ビニリデン単位4〜80モ
ル%、(ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ
アルキルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピ
レンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれ
た少なくとも一種の単量体単位40モル%以下、(iii)
(C2−4)オレフィン単位1〜35モル%、(iv)テ
トラフルオロエチレン単位0〜60モル%からなるフッ
素ゴム80〜20重量%とからなるゴム組成物。
ともに、特に耐寒性および耐熱老化性に優れたゴム加硫
物を与えるゴム組成物を提出する。 【解決手段】 アクリル酸エステル共重合体ゴム20〜
80重量%と、(i)フッ化ビニリデン単位4〜80モ
ル%、(ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロ
アルキルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピ
レンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれ
た少なくとも一種の単量体単位40モル%以下、(iii)
(C2−4)オレフィン単位1〜35モル%、(iv)テ
トラフルオロエチレン単位0〜60モル%からなるフッ
素ゴム80〜20重量%とからなるゴム組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フッ素ゴムとアク
リル酸エステル共重合体ゴムとからなる耐寒性が改良さ
れたゴム組成物に関する。
リル酸エステル共重合体ゴムとからなる耐寒性が改良さ
れたゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリル酸エステル共重合体ゴム(例え
ば、エチルアクリレートまたはブチルアクリレートと、
グリシジルメタクリレートなどの架橋性単量体との共重
合体ゴム)は良好な耐熱性および耐侯性を有しており、
また、フッ素ゴム(例えば、テトラフルオロエチレン/
プロピレンまたはパーフルオロアルキルパーフルオロビ
ニルエーテル共重合体ゴム、フッ化ビニリデン/ヘキサ
フルオロプロピレン、パーフルオロアルキルパーフルオ
ロビニルエーテル共重合体ゴムまたはペンタフルオロプ
ロピレン共重合体ゴムなど)は良好な耐熱性、耐油性お
よび耐化学薬品性を有している。
ば、エチルアクリレートまたはブチルアクリレートと、
グリシジルメタクリレートなどの架橋性単量体との共重
合体ゴム)は良好な耐熱性および耐侯性を有しており、
また、フッ素ゴム(例えば、テトラフルオロエチレン/
プロピレンまたはパーフルオロアルキルパーフルオロビ
ニルエーテル共重合体ゴム、フッ化ビニリデン/ヘキサ
フルオロプロピレン、パーフルオロアルキルパーフルオ
ロビニルエーテル共重合体ゴムまたはペンタフルオロプ
ロピレン共重合体ゴムなど)は良好な耐熱性、耐油性お
よび耐化学薬品性を有している。
【0003】アクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素
ゴムの特性を活用するため両ゴムをブレンドすることが
提案されている。例えば、特開昭52−40558号に
は、フッ化ビニリデン共重合体ゴムと、エチルアクリレ
ートまたはブチルアクリレートを主成分とする共重合体
ゴムと少量のビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
からなる耐熱性、耐薬品性、圧縮性および加工性のよい
エラストマー組成物が記載されている。特開昭58−6
3740号には、フッ化ビニリデン共重合体ゴムと、ア
クリル酸エステル共重合体ゴムとからなる耐熱性、加工
性および耐スコーチ性のよいエラストマー組成物が記載
されている。
ゴムの特性を活用するため両ゴムをブレンドすることが
提案されている。例えば、特開昭52−40558号に
は、フッ化ビニリデン共重合体ゴムと、エチルアクリレ
ートまたはブチルアクリレートを主成分とする共重合体
ゴムと少量のビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
からなる耐熱性、耐薬品性、圧縮性および加工性のよい
エラストマー組成物が記載されている。特開昭58−6
3740号には、フッ化ビニリデン共重合体ゴムと、ア
クリル酸エステル共重合体ゴムとからなる耐熱性、加工
性および耐スコーチ性のよいエラストマー組成物が記載
されている。
【0004】しかしながら、上記両ゴムのブレンドは、
概して耐寒性および耐熱老化性に劣っていた。近年、オ
イル用ホースその他の自動車部品としては、低温から高
温までその使用可能温度の広いものが要望されている
が、アクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの
ブレンドは良好な耐油性、耐熱性および耐侯性を有する
ものの、耐寒性が十分ではなく、そのような要望に十分
応えるものとは言い難い。また、耐熱老化性も満足でき
るものではなかった。
概して耐寒性および耐熱老化性に劣っていた。近年、オ
イル用ホースその他の自動車部品としては、低温から高
温までその使用可能温度の広いものが要望されている
が、アクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの
ブレンドは良好な耐油性、耐熱性および耐侯性を有する
ものの、耐寒性が十分ではなく、そのような要望に十分
応えるものとは言い難い。また、耐熱老化性も満足でき
るものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のアクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとから
なるゴム組成物が有する課題を解決し、良好な耐油性、
耐熱性、強度特性を有するとともに、特に耐寒性および
耐熱老化性に優れたアクリル酸エステル共重合体ゴムと
フッ素ゴムとからなるゴム組成物を提供することにあ
る。
のアクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとから
なるゴム組成物が有する課題を解決し、良好な耐油性、
耐熱性、強度特性を有するとともに、特に耐寒性および
耐熱老化性に優れたアクリル酸エステル共重合体ゴムと
フッ素ゴムとからなるゴム組成物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ア
クリル酸エステル共重合体ゴム20〜80重量%と、 (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 40モル%以下 (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 0〜60モル% (上記(i)〜(iV)は、それぞれ共重合に用いた単量
体から導かれる単位を示す)からなるフッ素ゴム80〜
20重量%とからなることを特徴とする耐寒性が改良さ
れたゴム組成物によって達成される。
クリル酸エステル共重合体ゴム20〜80重量%と、 (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 40モル%以下 (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 0〜60モル% (上記(i)〜(iV)は、それぞれ共重合に用いた単量
体から導かれる単位を示す)からなるフッ素ゴム80〜
20重量%とからなることを特徴とする耐寒性が改良さ
れたゴム組成物によって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の耐寒性ゴム組成物
について詳細に説明する。アクリル酸エステル共重合体ゴム 本発明で用いるアクリル酸エステル共重合体ゴムは、
(1)アクリル酸アルキルエステルおよび/またはアク
リル酸アルコキシ置換アルキルエステル、(2)架橋性
単量体および必要に応じて(3)前記(1)、(2)と
共重合可能な他のエチレン性不飽和単量体を重合してな
る多元共重合体ゴムであり、重合体組成に特に制限はな
い。
について詳細に説明する。アクリル酸エステル共重合体ゴム 本発明で用いるアクリル酸エステル共重合体ゴムは、
(1)アクリル酸アルキルエステルおよび/またはアク
リル酸アルコキシ置換アルキルエステル、(2)架橋性
単量体および必要に応じて(3)前記(1)、(2)と
共重合可能な他のエチレン性不飽和単量体を重合してな
る多元共重合体ゴムであり、重合体組成に特に制限はな
い。
【0008】上記(1)成分のアクリル酸アルキルエス
テルは、下記一般式(1)
テルは、下記一般式(1)
【化1】
【0009】(式中R1 は炭素数1〜18個のアルキル
基を示す。)で表わされ、その具体例としては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリ
レート、n−ペンチルアクリレート、イソアミルアクリ
レート、n−ヘキシルアクリレート、2−メチルペンチ
ルアクリレート、n−オクチルアクリレート、2−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−デシルアクリレート、n
−ドデシルアクリレート、n−オクタデシルアクリレー
トなどが挙げられ、特に好ましくは、エチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレートが挙げられる。
基を示す。)で表わされ、その具体例としては、メチル
アクリレート、エチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリ
レート、n−ペンチルアクリレート、イソアミルアクリ
レート、n−ヘキシルアクリレート、2−メチルペンチ
ルアクリレート、n−オクチルアクリレート、2−エチ
ルヘキシルアクリレート、n−デシルアクリレート、n
−ドデシルアクリレート、n−オクタデシルアクリレー
トなどが挙げられ、特に好ましくは、エチルアクリレー
ト、n−プロピルアクリレート、n−ブチルアクリレー
ト、n−ペンチルアクリレート、n−ヘキシルアクリレ
ート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレートが挙げられる。
【0010】前記(1)成分のアクリル酸アルコキシ置
換アルキルエステルは、下記一般式(2)
換アルキルエステルは、下記一般式(2)
【化2】
【0011】(式中R2は炭素数1〜18のアルキレン
基、R3は炭素数1〜18のアルキル基を示す。)で表
わされ、その具体例としては、2−メトキシエチルアク
リレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−(n
−プロポキシ)エチルアクリレート、2−(n−ブトキ
シ)エチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリ
レート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−(n
−プロポキシ)プロピルアクリレート、2−(n−ブト
キシ)アクリレートなどが挙げられる。
基、R3は炭素数1〜18のアルキル基を示す。)で表
わされ、その具体例としては、2−メトキシエチルアク
リレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−(n
−プロポキシ)エチルアクリレート、2−(n−ブトキ
シ)エチルアクリレート、3−メトキシプロピルアクリ
レート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−(n
−プロポキシ)プロピルアクリレート、2−(n−ブト
キシ)アクリレートなどが挙げられる。
【0012】前記の(2)成分である架橋性単量体は、
共重合することによって、得られる共重合体を架橋可能
とする単量体であり、代表的な架橋性単量体としては、
ジエン系化合物、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含
有(メタ)アクリル酸エステル、エポキシ基含有エチレ
ン性不飽和化合物、活性ハロゲン含有エチレン性不飽和
化合物およびカルボキシル基含有エチレン性不飽和化合
物などから選ばれる少なくとも1種の化合物を挙げるこ
とができる。
共重合することによって、得られる共重合体を架橋可能
とする単量体であり、代表的な架橋性単量体としては、
ジエン系化合物、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含
有(メタ)アクリル酸エステル、エポキシ基含有エチレ
ン性不飽和化合物、活性ハロゲン含有エチレン性不飽和
化合物およびカルボキシル基含有エチレン性不飽和化合
物などから選ばれる少なくとも1種の化合物を挙げるこ
とができる。
【0013】架橋性単量体の具体例としては、ジエン系
化合物としてはアルキリデンノルボルネン、アルケニル
ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、メチルシクロペ
ンタジエンおよびそのダイマーなどの非共役ジエン類、
ブタジエン、イソプレンなどの共役ジエン類が挙げら
れ、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含有(メタ)ア
クリル酸エステルとしては、ジヒドロジシクロペンタジ
エニル(メタ)アクリレート、ジヒドロジシクロペンタ
ジエニルオキシエチル(メタ)アクリレートなどが挙げ
られ、エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物として
は、アリルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレートなどが挙げられ、活性ハ
ロゲン含有エチレン性不飽和化合物としては、ビニルベ
ンジルクロリド、ジビニルベンジルブロミド、2−クロ
ルエチルビニルエーテル、ビニルクロルアセテート、ビ
ニルクロルプロピオネート、アリルクロロアセテート、
アリルクロルプロピオネート、2−クロルエチルアクリ
レート、2−クロルエチルメタクリレート、クロルメチ
ルビニルケトン、2−クロルアセトキシメチル−5−ノ
ルボルネンなどが挙げられ、カルボキシル基含有エチレ
ン性不飽和化合物としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、2−ペンテン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸などが挙げられる。
化合物としてはアルキリデンノルボルネン、アルケニル
ノルボルネン、ジシクロペンタジエン、メチルシクロペ
ンタジエンおよびそのダイマーなどの非共役ジエン類、
ブタジエン、イソプレンなどの共役ジエン類が挙げら
れ、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含有(メタ)ア
クリル酸エステルとしては、ジヒドロジシクロペンタジ
エニル(メタ)アクリレート、ジヒドロジシクロペンタ
ジエニルオキシエチル(メタ)アクリレートなどが挙げ
られ、エポキシ基含有エチレン性不飽和化合物として
は、アリルグリシジルエーテル、グリシジルメタクリレ
ート、グリシジルアクリレートなどが挙げられ、活性ハ
ロゲン含有エチレン性不飽和化合物としては、ビニルベ
ンジルクロリド、ジビニルベンジルブロミド、2−クロ
ルエチルビニルエーテル、ビニルクロルアセテート、ビ
ニルクロルプロピオネート、アリルクロロアセテート、
アリルクロルプロピオネート、2−クロルエチルアクリ
レート、2−クロルエチルメタクリレート、クロルメチ
ルビニルケトン、2−クロルアセトキシメチル−5−ノ
ルボルネンなどが挙げられ、カルボキシル基含有エチレ
ン性不飽和化合物としては、アクリル酸、メタクリル
酸、クロトン酸、2−ペンテン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸などが挙げられる。
【0014】前記(1)および(2)と必要に応じ共重
合させる単量体としてはメチルメタクリレート、オクチ
ルメタクリレートなどのメタクリレート、2−シアノエ
チルアクリレート、3−シアノプロピルアクリレート、
4−シアノブチルアクリレートなどのシアノ置換アルキ
ル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチルアクリ
レートのようなアミノ置換アルキル(メタ)アクリレー
ト、1,1,1−トリフルオロエチルアクリレートのよ
うな含フッ素系アクリレート、ヒドロキシエチルアクリ
レートのような水酸基置換アルキル(メタ)アクリレー
ト、メチルビニルケトンのようなアルキルビニルケト
ン、ビニルエチルエーテル、アリルメチルエーテルなど
のビニルまたはアリルエーテル、スチレン、α−メチル
スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエンなどのビニ
ル芳香族化合物、アクリロニトリル、メタアクリロニト
リルなどのビニルニトリル、アクリルアミド、エタアク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミドなどのビニ
ルアミドおよびエチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、酢酸
ビニルなどが挙げられる。
合させる単量体としてはメチルメタクリレート、オクチ
ルメタクリレートなどのメタクリレート、2−シアノエ
チルアクリレート、3−シアノプロピルアクリレート、
4−シアノブチルアクリレートなどのシアノ置換アルキ
ル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチルアクリ
レートのようなアミノ置換アルキル(メタ)アクリレー
ト、1,1,1−トリフルオロエチルアクリレートのよ
うな含フッ素系アクリレート、ヒドロキシエチルアクリ
レートのような水酸基置換アルキル(メタ)アクリレー
ト、メチルビニルケトンのようなアルキルビニルケト
ン、ビニルエチルエーテル、アリルメチルエーテルなど
のビニルまたはアリルエーテル、スチレン、α−メチル
スチレン、クロロスチレン、ビニルトルエンなどのビニ
ル芳香族化合物、アクリロニトリル、メタアクリロニト
リルなどのビニルニトリル、アクリルアミド、エタアク
リルアミド、N−メチロールアクリルアミドなどのビニ
ルアミドおよびエチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、酢酸
ビニルなどが挙げられる。
【0015】通常、アクリル酸エステル単量体(1)の
使用量は全単量体混合物中90〜99.9重量%、架橋
性単量体(2)の使用量は0.1〜10重量%、
(1)、(2)と共重合可能なエチレン性不飽和単量体
(3)の使用量は0〜70重量%である。アクリル酸エ
ステル共重合体ゴムのムーニー粘度は5〜90であるこ
とが好ましい。ムーニー粘度が低過ぎると良好な機械的
強度を有する成形体を得ることができず、逆に、ムーニ
ー粘度が高過ぎると射出成形型その他の成形が困難とな
る。より好ましいムーニー粘度は20〜60である。
使用量は全単量体混合物中90〜99.9重量%、架橋
性単量体(2)の使用量は0.1〜10重量%、
(1)、(2)と共重合可能なエチレン性不飽和単量体
(3)の使用量は0〜70重量%である。アクリル酸エ
ステル共重合体ゴムのムーニー粘度は5〜90であるこ
とが好ましい。ムーニー粘度が低過ぎると良好な機械的
強度を有する成形体を得ることができず、逆に、ムーニ
ー粘度が高過ぎると射出成形型その他の成形が困難とな
る。より好ましいムーニー粘度は20〜60である。
【0016】本発明で用いるフッ素ゴムは、下記の
(i)、(ii)および(iii)の三成分または下記の
(i)、(ii)、(iii)および(iv)の四成分からな
る。 (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 12〜40モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 60モル%以下 上記のフッ素ゴムは、主要成分としてフッ化ビニリデン
単位を含むことと、2〜4個の炭素原子を有するオレフ
ィン単位を含むことを主特徴としている。
(i)、(ii)および(iii)の三成分または下記の
(i)、(ii)、(iii)および(iv)の四成分からな
る。 (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 12〜40モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 60モル%以下 上記のフッ素ゴムは、主要成分としてフッ化ビニリデン
単位を含むことと、2〜4個の炭素原子を有するオレフ
ィン単位を含むことを主特徴としている。
【0017】上記の組成を有するフッ素ゴムとしては、
特開平6−122729に記載される下記組成(I)を
有するフッ素ゴム(以下、フッ素ゴム(I)という) 組成(I) (i)フッ化ビニリデン単位:4〜75モル%、好まし
くは10〜70モル%、より好ましくは20〜70モル
% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピレンお
よびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれた少な
くとも一種の単量体単位:12〜40モル%、好ましく
は15〜30モル%、より好ましくは18〜27モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜35モル%、好ましくは4〜30モル%、および (iv)テトラフルオロエチレン単位:2〜60モル%、
好ましくは4〜50モル%、より好ましくは4〜40モ
ル%;ならびに、特開平6−248027に記載される
下記組成(II)を有するフルオロエラストマー(以下、
フッ素ゴム(II)という)および下記組成(III)を有
するフルオロエラストマー(以下、フッ素ゴム(III)
という)が挙げられる。
特開平6−122729に記載される下記組成(I)を
有するフッ素ゴム(以下、フッ素ゴム(I)という) 組成(I) (i)フッ化ビニリデン単位:4〜75モル%、好まし
くは10〜70モル%、より好ましくは20〜70モル
% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピレンお
よびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれた少な
くとも一種の単量体単位:12〜40モル%、好ましく
は15〜30モル%、より好ましくは18〜27モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜35モル%、好ましくは4〜30モル%、および (iv)テトラフルオロエチレン単位:2〜60モル%、
好ましくは4〜50モル%、より好ましくは4〜40モ
ル%;ならびに、特開平6−248027に記載される
下記組成(II)を有するフルオロエラストマー(以下、
フッ素ゴム(II)という)および下記組成(III)を有
するフルオロエラストマー(以下、フッ素ゴム(III)
という)が挙げられる。
【0018】組成(II) (i)フッ化ビニリデン単位:42〜80モル% (ii)ヘキサフルオロピレンおよびパーフルオロアルキ
ルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種の単
量体単位:16〜30モル%、および (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜30モル%;
ルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種の単
量体単位:16〜30モル%、および (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜30モル%;
【0019】組成(III) (i)フッ化ビニリデン単位:70〜98モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレンおよびパーフルオロア
ルキルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種
の単量体単位:0〜16モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
1〜30モル%
ルキルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種
の単量体単位:0〜16モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
1〜30モル%
【0020】本発明で用いるフッ素ゴム中の成分(ii)
の中のパーフルオロアルキルビニルエーテルとしては、
1〜3個の炭素原子を有するアルキル基を有するパーフ
ルオロアルキルビニルエーテル、すなわち、パーフルオ
ロメチルビニルエーテル、パーフルオロエチルビニルエ
ーテルおよびパーフルオロプロピルビニルエーテルが挙
げられる。また、パーフルオロアルキルビニルエーテル
としては、アルコキシ置換基を有する1〜3個の炭素原
子を有するアルキル基をもつパーフルオロアルキルビニ
ルエーテル、例えばパーフルオロ−(2−n−プロポキ
シ)−プロピルビニルエーテル、パーフルオロ−(2−
メトキシ)−プロピルビニルエーテル、パーフルオロ−
(3−メトキシ)−プロピルビニルエーテル、パーフル
オロ−(2−メトキシ)−エチルビニルエーテルなども
用いることができる。
の中のパーフルオロアルキルビニルエーテルとしては、
1〜3個の炭素原子を有するアルキル基を有するパーフ
ルオロアルキルビニルエーテル、すなわち、パーフルオ
ロメチルビニルエーテル、パーフルオロエチルビニルエ
ーテルおよびパーフルオロプロピルビニルエーテルが挙
げられる。また、パーフルオロアルキルビニルエーテル
としては、アルコキシ置換基を有する1〜3個の炭素原
子を有するアルキル基をもつパーフルオロアルキルビニ
ルエーテル、例えばパーフルオロ−(2−n−プロポキ
シ)−プロピルビニルエーテル、パーフルオロ−(2−
メトキシ)−プロピルビニルエーテル、パーフルオロ−
(3−メトキシ)−プロピルビニルエーテル、パーフル
オロ−(2−メトキシ)−エチルビニルエーテルなども
用いることができる。
【0021】本発明で用いられるフッ素ゴム中の成分
(iii)である2〜4個の炭素原子を有するオレフィン
は下記式(3)
(iii)である2〜4個の炭素原子を有するオレフィン
は下記式(3)
【化3】
【0022】で表されるオレフィンおよびその誘導体を
包含する。式(3)において、R4、R5、R6およびR7
は水素原子または1もしくは2個の炭素原子を有するア
ルキル基であって、R4、R5、R6およびR7の合計炭素
数は2以下である。但し、R4、R5およびR6が水素の
とき、R7はパーフルオロアルキル基、シアノ基、カル
ボキシル基、フェニル基であってもよく、また、R4お
よびR5が水素のとき、=C(R6)(R7)は=C(CH3)
(COOCH3)であってもよい。上記のようなオレフィ
ンの具体例としては、エチレン、プロピレン、ブテン−
1、ブテン−2、スチレン、アクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレートが挙げら
れ、これらのオレフィンの中でもエチレンが好ましい。
包含する。式(3)において、R4、R5、R6およびR7
は水素原子または1もしくは2個の炭素原子を有するア
ルキル基であって、R4、R5、R6およびR7の合計炭素
数は2以下である。但し、R4、R5およびR6が水素の
とき、R7はパーフルオロアルキル基、シアノ基、カル
ボキシル基、フェニル基であってもよく、また、R4お
よびR5が水素のとき、=C(R6)(R7)は=C(CH3)
(COOCH3)であってもよい。上記のようなオレフィ
ンの具体例としては、エチレン、プロピレン、ブテン−
1、ブテン−2、スチレン、アクリロニトリル、(メ
タ)アクリル酸、メチル(メタ)アクリレートが挙げら
れ、これらのオレフィンの中でもエチレンが好ましい。
【0023】本発明で用いるフッ素ゴムのムーニー粘度
は5〜90であることが好ましく、20〜90の範囲が
より好ましい。フッ素ゴムのムーニー粘度が低過ぎる
と、得られる加硫ゴムの機械的強度が低く、また、ムー
ニー粘度が高過ぎると成形加工性が低下する。フッ素ゴ
ムとして、前記フッ素ゴム(I)、(II)および(III)
を用いると、求核性試薬、例えばアミンおよびアミン含
有油、および極性溶媒、例えばアルコールに対する耐性
がよい加硫ゴムが得られる。
は5〜90であることが好ましく、20〜90の範囲が
より好ましい。フッ素ゴムのムーニー粘度が低過ぎる
と、得られる加硫ゴムの機械的強度が低く、また、ムー
ニー粘度が高過ぎると成形加工性が低下する。フッ素ゴ
ムとして、前記フッ素ゴム(I)、(II)および(III)
を用いると、求核性試薬、例えばアミンおよびアミン含
有油、および極性溶媒、例えばアルコールに対する耐性
がよい加硫ゴムが得られる。
【0024】本発明のゴム組成物において、アクリル酸
エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの配合比は20/
80〜80/20(重量比)の範囲内で、ゴム組成物の
使用目的に応じて適宜決めることができる。後記実施例
に示されるように、アクリル酸エステル共重合体ゴムと
上記特定のフッ素ゴムとをブレンドすると、得られるゴ
ム組成物の耐寒性は、アクリル酸エステル共重合体ゴム
単独の耐寒性とフッ素ゴム単独の耐寒性とから相加平均
として計算される値よりも良好な値を示す。アクリル酸
エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの配合比が上記範
囲を外れると、得られる加硫ゴムの特性はアクリル酸エ
ステル共重合体ゴムの特性またはフッ素ゴムの特性に近
いものとなり、ブレンドによる耐寒性および耐熱老化性
の向上効果が達成されなくなる。
エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの配合比は20/
80〜80/20(重量比)の範囲内で、ゴム組成物の
使用目的に応じて適宜決めることができる。後記実施例
に示されるように、アクリル酸エステル共重合体ゴムと
上記特定のフッ素ゴムとをブレンドすると、得られるゴ
ム組成物の耐寒性は、アクリル酸エステル共重合体ゴム
単独の耐寒性とフッ素ゴム単独の耐寒性とから相加平均
として計算される値よりも良好な値を示す。アクリル酸
エステル共重合体ゴムとフッ素ゴムとの配合比が上記範
囲を外れると、得られる加硫ゴムの特性はアクリル酸エ
ステル共重合体ゴムの特性またはフッ素ゴムの特性に近
いものとなり、ブレンドによる耐寒性および耐熱老化性
の向上効果が達成されなくなる。
【0025】本発明のゴム組成物には、通常、多くのゴ
ム成分に配合されるように、加硫剤、加硫促進剤、補強
剤(カーボンブラック、シリカ、タルクなど)、充填剤
(炭酸カルシウム、クレーなど)、可塑剤、酸化防止
剤、オゾン劣化防止剤などを配合することができる。ま
た、本発明のゴムの組成物には、必要に応じて、ニトリ
ル基含有不飽和共重合体ゴム(例えば、アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体ゴム)、その水素化物、スチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−
ジエン三元共重合体ゴム(EPDM)、天然ゴム、ポリ
イソプレンゴムなどを配合することもできる。
ム成分に配合されるように、加硫剤、加硫促進剤、補強
剤(カーボンブラック、シリカ、タルクなど)、充填剤
(炭酸カルシウム、クレーなど)、可塑剤、酸化防止
剤、オゾン劣化防止剤などを配合することができる。ま
た、本発明のゴムの組成物には、必要に応じて、ニトリ
ル基含有不飽和共重合体ゴム(例えば、アクリロニトリ
ル−ブタジエン共重合体ゴム)、その水素化物、スチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−
ジエン三元共重合体ゴム(EPDM)、天然ゴム、ポリ
イソプレンゴムなどを配合することもできる。
【0026】ゴム成分を加硫するには、一般に、アクリ
ル酸エステル共重合体ゴムおよびフッ素ゴムのそれぞれ
に固有の加硫剤を別々に配合し、混練した後両ゴム成分
の混練物を合体し、次いで加熱加硫する手法が採られ
る。但し、アクリル酸エステル共重合体ゴムの調製に際
して、ジエンのような架橋性単量体を共重合せしめるこ
とによって、アクリル酸エステル共重合体ゴム中に炭素
−炭素二重結合からなる架橋性官能基を形成せしめた場
合には、有機過酸化物加硫剤を両ゴム成分共通の加硫剤
として用いることができるので、両ゴム成分と有機過酸
化物加硫剤とを混練し、次いで加熱加硫することができ
る。
ル酸エステル共重合体ゴムおよびフッ素ゴムのそれぞれ
に固有の加硫剤を別々に配合し、混練した後両ゴム成分
の混練物を合体し、次いで加熱加硫する手法が採られ
る。但し、アクリル酸エステル共重合体ゴムの調製に際
して、ジエンのような架橋性単量体を共重合せしめるこ
とによって、アクリル酸エステル共重合体ゴム中に炭素
−炭素二重結合からなる架橋性官能基を形成せしめた場
合には、有機過酸化物加硫剤を両ゴム成分共通の加硫剤
として用いることができるので、両ゴム成分と有機過酸
化物加硫剤とを混練し、次いで加熱加硫することができ
る。
【0027】アクリル酸エステル共重合体ゴムの加硫剤
としては、通常のアクリルゴムの加硫に使用する加硫剤
を使用することができる。具体的には、アクリルゴム中
に導入された架橋に利用しうる官能基の種類に応じて選
択される。例えば、炭素−炭素二重結合を架橋性官能基
とした場合には通常のジエン系ゴムの加硫に使用される
イオウ系加硫剤や有機過酸化物など、エポキシ基を架橋
性官能基とした場合には有機(カルボン酸)アンモニウ
ム塩類、有機ホスホニウム塩類、ジチオカルバミン酸塩
類、ポリアミンカーバメイト類、およびこれらの化合物
とポリカルボン酸化合物の組合せ、有機カルボン酸アル
カリ金属塩類と硫黄化合物を組合せたものなど、活性ハ
ロゲン基を架橋性官能基とした場合には有機(カルボン
酸)アンモニウム塩類、有機ホスホニウム塩類、ポリア
ミンカーバメイト類、有機カルボン酸アルカリ金属塩類
と硫黄化合物を組合せたものなど、さらにカルボキシル
基を架橋性官能基とした場合には金属酸化物類、ポリエ
ポキシド類、ポリイソシアネート類、(メチロール)フ
ェノール樹脂類、アジリジン類、カルボジイミド類など
の加硫剤を使用することができる。
としては、通常のアクリルゴムの加硫に使用する加硫剤
を使用することができる。具体的には、アクリルゴム中
に導入された架橋に利用しうる官能基の種類に応じて選
択される。例えば、炭素−炭素二重結合を架橋性官能基
とした場合には通常のジエン系ゴムの加硫に使用される
イオウ系加硫剤や有機過酸化物など、エポキシ基を架橋
性官能基とした場合には有機(カルボン酸)アンモニウ
ム塩類、有機ホスホニウム塩類、ジチオカルバミン酸塩
類、ポリアミンカーバメイト類、およびこれらの化合物
とポリカルボン酸化合物の組合せ、有機カルボン酸アル
カリ金属塩類と硫黄化合物を組合せたものなど、活性ハ
ロゲン基を架橋性官能基とした場合には有機(カルボン
酸)アンモニウム塩類、有機ホスホニウム塩類、ポリア
ミンカーバメイト類、有機カルボン酸アルカリ金属塩類
と硫黄化合物を組合せたものなど、さらにカルボキシル
基を架橋性官能基とした場合には金属酸化物類、ポリエ
ポキシド類、ポリイソシアネート類、(メチロール)フ
ェノール樹脂類、アジリジン類、カルボジイミド類など
の加硫剤を使用することができる。
【0028】フッ素ゴム固有の加硫系としては有機過酸
化物加硫剤が通常用いられる。有機過酸化物加硫剤とし
ては、例えば、t−ブチルヒドロパーオキシド、クメン
ヒドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、t
−ブチルクミルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、
2,5−ジメチル−t−ブチルパーオキシヘキサン、
2,5−ジメチル−t−ブチルパーオキシヘキシン、
1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベ
ンゼン、p−クロロベンゾイルパーオキシド、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシイソ
プロピルカルボナート、t−ブチルベンゾエートなどが
挙げられる。
化物加硫剤が通常用いられる。有機過酸化物加硫剤とし
ては、例えば、t−ブチルヒドロパーオキシド、クメン
ヒドロパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、t
−ブチルクミルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、
2,5−ジメチル−t−ブチルパーオキシヘキサン、
2,5−ジメチル−t−ブチルパーオキシヘキシン、
1,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベ
ンゼン、p−クロロベンゾイルパーオキシド、t−ブチ
ルパーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシイソ
プロピルカルボナート、t−ブチルベンゾエートなどが
挙げられる。
【0029】有機過酸化物加硫剤とともに、トルメチロ
ールプロパントリメタクリレート、ジビニルベンゼン、
エチレンジメタクリレート、ジアリルフタレート、トリ
アリルイソシアヌレート、メタフェニレンビスマレイミ
ドなどの多官能性化合物やp−キノンジオキシムなどの
加硫助剤を併用することができる。フッ素ゴム固有の加
硫系である酸化マグネシウム、酸化カルシウムなどの金
属酸化物とヘキサメチレンジアミンのカルバミン酸塩、
N,N´−ビス(シンナミリデン−1,6−ヘキシンジ
アミン)、N,N´−ジサリチリデン−1,2−アルカ
ンジアミン等のジアミンのブロック化誘導体などの組合
せを用いることもできる。
ールプロパントリメタクリレート、ジビニルベンゼン、
エチレンジメタクリレート、ジアリルフタレート、トリ
アリルイソシアヌレート、メタフェニレンビスマレイミ
ドなどの多官能性化合物やp−キノンジオキシムなどの
加硫助剤を併用することができる。フッ素ゴム固有の加
硫系である酸化マグネシウム、酸化カルシウムなどの金
属酸化物とヘキサメチレンジアミンのカルバミン酸塩、
N,N´−ビス(シンナミリデン−1,6−ヘキシンジ
アミン)、N,N´−ジサリチリデン−1,2−アルカ
ンジアミン等のジアミンのブロック化誘導体などの組合
せを用いることもできる。
【0030】その他、フッ素ゴム固有の加硫系として、
米国特許3,876,654、同4,259,463お
よびヨーロッパ特許出願335,705に記載されてい
るようなイオン系、すなわち架橋剤および加硫促進剤か
らなる加硫系を用いて加硫することができる。代表的な
架橋剤としては、ジ−、トリ−およびテトラヒドロキシ
−ベンゼン、−ナフタレン、−アントラセンなどの芳香
族ポリヒドロキシ化合物、および脂肪族ポリヒドロキシ
化合物が挙げられる。また、二価の脂肪族、環状脂肪
族、芳香族基、または酵素、硫黄もしくはカルボニルな
どを介して2個の芳香族環が結合しているビスフェノー
ル化合物を用いることもできる。これらに組合せて用い
られる代表的な加硫促進剤としてはホスホニウムおよび
アミノホスホニウム第四級塩が挙げられる。
米国特許3,876,654、同4,259,463お
よびヨーロッパ特許出願335,705に記載されてい
るようなイオン系、すなわち架橋剤および加硫促進剤か
らなる加硫系を用いて加硫することができる。代表的な
架橋剤としては、ジ−、トリ−およびテトラヒドロキシ
−ベンゼン、−ナフタレン、−アントラセンなどの芳香
族ポリヒドロキシ化合物、および脂肪族ポリヒドロキシ
化合物が挙げられる。また、二価の脂肪族、環状脂肪
族、芳香族基、または酵素、硫黄もしくはカルボニルな
どを介して2個の芳香族環が結合しているビスフェノー
ル化合物を用いることもできる。これらに組合せて用い
られる代表的な加硫促進剤としてはホスホニウムおよび
アミノホスホニウム第四級塩が挙げられる。
【0031】加硫剤の使用量は特に限定されないが、通
常、ゴム成分100重量部当り、0.10〜10重量
部、好ましくは0.1〜5重量部である。本発明のゴム
組成物の製造方法は特に限定されないが、通常は、ロー
ル、バンバリーミキサーなどの通常の混合機により各原
料ゴムと加硫系、その他の配合剤とを混練し、次いで両
混練物を混合することによってゴム組成物を製造する。
ゴム組成物は目的に応じた形状に成形され、通常の加硫
機を用いて加熱加硫され、最終のゴム製品とされる。
常、ゴム成分100重量部当り、0.10〜10重量
部、好ましくは0.1〜5重量部である。本発明のゴム
組成物の製造方法は特に限定されないが、通常は、ロー
ル、バンバリーミキサーなどの通常の混合機により各原
料ゴムと加硫系、その他の配合剤とを混練し、次いで両
混練物を混合することによってゴム組成物を製造する。
ゴム組成物は目的に応じた形状に成形され、通常の加硫
機を用いて加熱加硫され、最終のゴム製品とされる。
【0032】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、実施例および比較例中の部および%
は特に断りのないかぎり重量基準である。ゴム組成物加
硫品の特性は以下のように測定した。日本工業規格JIS
K6301 に従い、各実施例および比較例の配合処方によっ
て調整した未加硫ゴム組成物を170℃×10分の条件
で一次加硫し、さらに200℃×16時間の条件で加硫
して得られた厚さ2mmのシートから3号形ダンベルを
用いて打ち抜いて試験片を作成し、引張強さ(kgf/c
m2)、100%引張応力(kgf/cm2)および伸び(%)
を測定した。また、硬さはJISスプリング式A形硬さ
試験機を用いて測定した。
に説明する。なお、実施例および比較例中の部および%
は特に断りのないかぎり重量基準である。ゴム組成物加
硫品の特性は以下のように測定した。日本工業規格JIS
K6301 に従い、各実施例および比較例の配合処方によっ
て調整した未加硫ゴム組成物を170℃×10分の条件
で一次加硫し、さらに200℃×16時間の条件で加硫
して得られた厚さ2mmのシートから3号形ダンベルを
用いて打ち抜いて試験片を作成し、引張強さ(kgf/c
m2)、100%引張応力(kgf/cm2)および伸び(%)
を測定した。また、硬さはJISスプリング式A形硬さ
試験機を用いて測定した。
【0033】耐熱老化性については、試験片を空気中2
00℃にて70時間保持した後に、引張強さ(kgf/c
m2)、100%引張応力(kgf/cm2)、伸び(%)およ
び硬さを上記と同様に測定し、それぞれ熱老化試験前の
引張強さ、100%引張応力(kgf/cm2)および伸び
(%)に対する変化率(%)、ならびに熱老化試験前の
硬さとの差(ポイント)にて示した。耐寒性試験につい
ては、JIS K6301 に従い、ゲーマンねじり試験により評
価した。ねじれ角が低温時(23℃)ねじれ角の10倍
になる時の温度(T10)をもって表示した(単位:
℃)。温度が低いほど耐寒性がよいことを示す。
00℃にて70時間保持した後に、引張強さ(kgf/c
m2)、100%引張応力(kgf/cm2)、伸び(%)およ
び硬さを上記と同様に測定し、それぞれ熱老化試験前の
引張強さ、100%引張応力(kgf/cm2)および伸び
(%)に対する変化率(%)、ならびに熱老化試験前の
硬さとの差(ポイント)にて示した。耐寒性試験につい
ては、JIS K6301 に従い、ゲーマンねじり試験により評
価した。ねじれ角が低温時(23℃)ねじれ角の10倍
になる時の温度(T10)をもって表示した(単位:
℃)。温度が低いほど耐寒性がよいことを示す。
【0034】耐アミン性については、試験片をエチレン
ジアミン水和物に所定時間(10分、30分および60
分)浸漬し、水洗し、空気中、常温で1日間風乾し、ギ
ヤーオーブン中150℃×10分間の条件で熱処理した
後、JIS K6259 のオゾン劣化試験の表面状態観察指標に
準じて、試験片表面の亀裂発生状態を評価した。NCは
亀裂なし、Aは亀裂小数、Bは亀裂多数、Cは亀裂無数
をそれぞれ示す。
ジアミン水和物に所定時間(10分、30分および60
分)浸漬し、水洗し、空気中、常温で1日間風乾し、ギ
ヤーオーブン中150℃×10分間の条件で熱処理した
後、JIS K6259 のオゾン劣化試験の表面状態観察指標に
準じて、試験片表面の亀裂発生状態を評価した。NCは
亀裂なし、Aは亀裂小数、Bは亀裂多数、Cは亀裂無数
をそれぞれ示す。
【0035】実施例1、2、3および比較例1〜4 (イ)フッ素ゴム(FKM−1;上記フッ素ゴム(I
I)、フッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロペン/エ
チレン=70/20/10[モル比]、ムーニー粘度M
L1+10121℃=50) (ロ)フッ素ゴム(FKM−2;比較用フッ素ゴム、フ
ッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロペン=80/20
[モル比]、ムーニー粘度ML1+10121℃=40) (ハ)アクリルゴム(日本ゼオン社製Nipol AR
32、ムーニー粘度ML1+10121℃=40)
I)、フッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロペン/エ
チレン=70/20/10[モル比]、ムーニー粘度M
L1+10121℃=50) (ロ)フッ素ゴム(FKM−2;比較用フッ素ゴム、フ
ッ化ビニリデン/ヘキサフルオロプロペン=80/20
[モル比]、ムーニー粘度ML1+10121℃=40) (ハ)アクリルゴム(日本ゼオン社製Nipol AR
32、ムーニー粘度ML1+10121℃=40)
【0036】上記各ゴムを下記表1に示す配合処方に従
って他の配合剤とともに混練した後、各混練物を表2に
示す配合比となるように冷却ロールにてゴム配合物を
得、所定の条件下に、加硫成形し、試験を行った。加硫
品の物性、熱老化後の物性および耐寒性を表2に示す。
さらに、熱老化前後の引張強さおよび伸びとゴム組成物
の組成との関係、ならびに耐寒性とゴム組成物の組成と
の関係を図1に示す。
って他の配合剤とともに混練した後、各混練物を表2に
示す配合比となるように冷却ロールにてゴム配合物を
得、所定の条件下に、加硫成形し、試験を行った。加硫
品の物性、熱老化後の物性および耐寒性を表2に示す。
さらに、熱老化前後の引張強さおよび伸びとゴム組成物
の組成との関係、ならびに耐寒性とゴム組成物の組成と
の関係を図1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】表2に示されるように、本発明のゴム組成
物加硫品(実1、実2、実3)は、フッ素ゴム(FKM
−1)単独のゴム組成物(比1)およびアクリルゴム
(AR−32)単独のゴム組成物(比2)の加硫品と比
較して、優れた引張強さを示し、また、本発明加硫品の
100%引張応力および硬さもフッ素ゴムおよびアクリ
ルゴム単独の加硫品のそれらの特性とほぼ同等ないしそ
れ以上である。
物加硫品(実1、実2、実3)は、フッ素ゴム(FKM
−1)単独のゴム組成物(比1)およびアクリルゴム
(AR−32)単独のゴム組成物(比2)の加硫品と比
較して、優れた引張強さを示し、また、本発明加硫品の
100%引張応力および硬さもフッ素ゴムおよびアクリ
ルゴム単独の加硫品のそれらの特性とほぼ同等ないしそ
れ以上である。
【0040】図1に示されるように、本発明のゴム組成
物加硫品(実1、実2、実3)の耐熱老化試験における
引張強さ変化率(%)は、フッ素ゴム(FKM−1)単
独のゴム組成物加硫品(比1)とアクリルゴム(AR−
32)単独のゴム組成物加硫品(比2)との相加平均と
ほぼ同等である。これとは対照的に、アクリルゴム(A
R−32)と従来から常用されるフッ素ゴム(FKM−
2)とからなるゴム組成物の加硫品(比3)では耐熱老
化試験における引張強さ変化率(%)がアクリルゴム
(AR−32)単独品(比2)とフッ素ゴム(FKM−
2)単独品(比4)との相加平均より下方の値を示し、
耐熱老化試験における引張強さの低下が大きいことがわ
かる。
物加硫品(実1、実2、実3)の耐熱老化試験における
引張強さ変化率(%)は、フッ素ゴム(FKM−1)単
独のゴム組成物加硫品(比1)とアクリルゴム(AR−
32)単独のゴム組成物加硫品(比2)との相加平均と
ほぼ同等である。これとは対照的に、アクリルゴム(A
R−32)と従来から常用されるフッ素ゴム(FKM−
2)とからなるゴム組成物の加硫品(比3)では耐熱老
化試験における引張強さ変化率(%)がアクリルゴム
(AR−32)単独品(比2)とフッ素ゴム(FKM−
2)単独品(比4)との相加平均より下方の値を示し、
耐熱老化試験における引張強さの低下が大きいことがわ
かる。
【0041】また、本発明のゴム組成物の伸び変化率は
FKM−1とAR−32との相加平均より上方の値を示
し、伸び変化が小さいことがわかる。一方、従来品(比
3)では相加平均より下方の値を示し、伸び変化が大き
いことがわかる。さらに、特に注目すべきは、アクリル
ゴム(AR−32)と従来から常用されるフッ素ゴム
(FKM−2)とからなるゴム組成物の加硫品(比3)
ではT10がアクリルゴム(AR−32)単独品(比2)
とフッ素ゴム(FKM−2)単独品(比4)の相加平均
より高い値を示し、耐寒性が改善されない。これとは対
照的に、本発明品(AR−32/FKM−1、実1、実
2、実3)のT10はアクリルゴム単独品(比2)とフッ
素ゴム(FKM−1)単独品(比1)の相加平均より低
く、耐寒性が良好であることがわかる。
FKM−1とAR−32との相加平均より上方の値を示
し、伸び変化が小さいことがわかる。一方、従来品(比
3)では相加平均より下方の値を示し、伸び変化が大き
いことがわかる。さらに、特に注目すべきは、アクリル
ゴム(AR−32)と従来から常用されるフッ素ゴム
(FKM−2)とからなるゴム組成物の加硫品(比3)
ではT10がアクリルゴム(AR−32)単独品(比2)
とフッ素ゴム(FKM−2)単独品(比4)の相加平均
より高い値を示し、耐寒性が改善されない。これとは対
照的に、本発明品(AR−32/FKM−1、実1、実
2、実3)のT10はアクリルゴム単独品(比2)とフッ
素ゴム(FKM−1)単独品(比1)の相加平均より低
く、耐寒性が良好であることがわかる。
【0042】また、本発明のAR−32/FKM−1ゴ
ム組成物は従来のAR−32/FKM−2ゴム組成物と
比較して耐塩基性にも優れている。上記のように、従来
のAR−32/FKM−2組成物においては、耐寒性、
引張強さおよび引張強さの変化率(耐熱老化性)が不十
分であることとは対照的に、本願発明のAR−32/F
KM−1組成物においては、耐寒性、引張強さおよび引
張強さの変化率(耐熱老化性)がFKM−1とAR−3
2との相加平均より良好な値を示すことは特に注目すべ
きと考えられる。
ム組成物は従来のAR−32/FKM−2ゴム組成物と
比較して耐塩基性にも優れている。上記のように、従来
のAR−32/FKM−2組成物においては、耐寒性、
引張強さおよび引張強さの変化率(耐熱老化性)が不十
分であることとは対照的に、本願発明のAR−32/F
KM−1組成物においては、耐寒性、引張強さおよび引
張強さの変化率(耐熱老化性)がFKM−1とAR−3
2との相加平均より良好な値を示すことは特に注目すべ
きと考えられる。
【0043】
【実施態様】本発明の耐寒性が改良されたゴム組成物、
すなわち、アクリル酸エステル共重合体ゴム20〜80
重量%と (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 40モル%以下 (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 0〜60モル% からなるフッ素ゴム80〜20重量%とからなることを
特徴とする耐寒性が改善されたゴム組成物の好ましい実
施態様をまとめると以下のとおりである。
すなわち、アクリル酸エステル共重合体ゴム20〜80
重量%と (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 40モル%以下 (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 0〜60モル% からなるフッ素ゴム80〜20重量%とからなることを
特徴とする耐寒性が改善されたゴム組成物の好ましい実
施態様をまとめると以下のとおりである。
【0044】(1)アクリル酸エステル共重合体ゴム
が、(イ)下記式(1)で表されるアクリル酸アルキル
エステルおよび下記式(2)で表されるアクリル酸アル
コキシ置換アルキルエステルの中から選ばれた少なくと
も一種の単量体から導かれる単位90〜99.9重量
%、
が、(イ)下記式(1)で表されるアクリル酸アルキル
エステルおよび下記式(2)で表されるアクリル酸アル
コキシ置換アルキルエステルの中から選ばれた少なくと
も一種の単量体から導かれる単位90〜99.9重量
%、
【0045】
【化4】 (式中、R1 は炭素数1〜18のアルキル基である。)
【0046】
【化5】 (式中、R2は炭素数1〜18のアルキレン基、R3は炭
素数1〜18のアルキル基である。)
素数1〜18のアルキル基である。)
【0047】(ロ)架橋性単量体から導かれる単位0.
1〜10重量%、および(ハ)上記(イ)および(ロ)
の単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単量体から導
かれる単位0〜70重量%からなる。 (2)上記(1)のアクリル酸エステル共重合体ゴム中
の(イ)成分がエチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレートおよびn−
オクチルアクリレートの中から選ばれる少なくとも一種
の単量体の単位である。
1〜10重量%、および(ハ)上記(イ)および(ロ)
の単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単量体から導
かれる単位0〜70重量%からなる。 (2)上記(1)のアクリル酸エステル共重合体ゴム中
の(イ)成分がエチルアクリレート、n−プロピルアク
リレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレートおよびn−
オクチルアクリレートの中から選ばれる少なくとも一種
の単量体の単位である。
【0048】(3)上記(1)のアクリル酸エステル共
重合体ゴム中の(ロ)成分である架橋性単量体がジエン
系化合物、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含有(メ
タ)アクリル酸エステル、エポキシ基含有エチレン性不
飽和化合物、活性ハロゲン含有エチレン性不飽和化合物
およびカルボキシル基含有エチレン性不飽和化合物の中
から選ばれる少なくとも一種の単量体の単位である。 (4)アクリル酸エステル共重合体ゴムのムーニー粘度
が5〜90、より好ましくは20〜60である。 (5)フッ素ゴムが下記組成(I)、組成(II)または
組成(III)のいずれかの組成を有する。
重合体ゴム中の(ロ)成分である架橋性単量体がジエン
系化合物、ジヒドロジシクロペンタジエニル基含有(メ
タ)アクリル酸エステル、エポキシ基含有エチレン性不
飽和化合物、活性ハロゲン含有エチレン性不飽和化合物
およびカルボキシル基含有エチレン性不飽和化合物の中
から選ばれる少なくとも一種の単量体の単位である。 (4)アクリル酸エステル共重合体ゴムのムーニー粘度
が5〜90、より好ましくは20〜60である。 (5)フッ素ゴムが下記組成(I)、組成(II)または
組成(III)のいずれかの組成を有する。
【0049】組成(I) (i)フッ化ビニリデン単位:4〜75モル%、好まし
くは10〜70モル%、より好ましくは20〜70モル
% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピレンお
よびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれた少な
くとも一種の単量体単位:12〜40モル%、好ましく
は15〜30モル%、より好ましくは18〜27モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜35モル%、好ましくは4〜30モル%、および (iv)テトラフルオロエチレン単位:2〜60モル%、
好ましくは4〜50モル%、より好ましくは4〜40モ
ル%
くは10〜70モル%、より好ましくは20〜70モル
% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキ
ルビニルエーテル、ヒドロペンタフルオロプロピレンお
よびクロロトリフルオロエチレンの中から選ばれた少な
くとも一種の単量体単位:12〜40モル%、好ましく
は15〜30モル%、より好ましくは18〜27モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
2〜35モル%、好ましくは4〜30モル%、および (iv)テトラフルオロエチレン単位:2〜60モル%、
好ましくは4〜50モル%、より好ましくは4〜40モ
ル%
【0050】組成(II) (i)フッ化ビニリデン単位:42〜80モル% (ii)ヘキサフルオロピレンおよびパーフルオロアルキ
ルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種の単
量体単位:16〜30モル%、および (iii)2〜4個の炭素原子の有するオレフィン単位:
2〜30モル%
ルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種の単
量体単位:16〜30モル%、および (iii)2〜4個の炭素原子の有するオレフィン単位:
2〜30モル%
【0051】組成(III) (i)フッ化ビニリデン単位:70〜98モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレンおよびパーフルオロア
ルキルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種
の単量体単位:0〜16モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
1〜30モル%
ルキルビニルエーテルの中から選ばれた少なくとも一種
の単量体単位:0〜16モル% (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位:
1〜30モル%
【0052】(6)フッ素ゴム中の(iii)2〜4個の
炭素原子を有するオレフィンは下記式(3)
炭素原子を有するオレフィンは下記式(3)
【化6】
【0053】で表されるオレフィンおよびその誘導体の
中から選ばれる。式(i)において、R4、R5、R6お
よびR7は水素原子または1もしくは2個の炭素原子を
有するアルキル基であって、R4、R5、R6およびR7の
合計炭素数は2以下である。但し、R4、R5およびR6
が水素のとき、R7はパーフルオロアルキル基、シアノ
基、カルボキシル基、フェニル基であってもよく、ま
た、R4およびR5が水素のとき、=C(R6)(R7)は=C
(CH3)(COOCH3)であってもよい。 (7)フッ素ゴム中の(iii)2〜4個の炭素原子を有
するオレフィンがエチレンである。 (8)フッ素ゴムのムーニー粘度が5〜90、より好ま
しくは20〜90である。
中から選ばれる。式(i)において、R4、R5、R6お
よびR7は水素原子または1もしくは2個の炭素原子を
有するアルキル基であって、R4、R5、R6およびR7の
合計炭素数は2以下である。但し、R4、R5およびR6
が水素のとき、R7はパーフルオロアルキル基、シアノ
基、カルボキシル基、フェニル基であってもよく、ま
た、R4およびR5が水素のとき、=C(R6)(R7)は=C
(CH3)(COOCH3)であってもよい。 (7)フッ素ゴム中の(iii)2〜4個の炭素原子を有
するオレフィンがエチレンである。 (8)フッ素ゴムのムーニー粘度が5〜90、より好ま
しくは20〜90である。
【0054】
【発明の効果】アクリル酸エステル共重合体ゴムと、フ
ッ化ビニリデン単位とオレフィン単位とを含む特定のフ
ッ素ゴムとからなる本発明のゴム組成物の加硫品は、良
好な耐油性、耐熱性、強度特性、耐化学薬品性、耐塩基
性、耐侯性などを有するとともに、優れた耐寒性および
耐熱老化性を有する。上記のような特性をもつ加硫品は
各種自動車部品;燃料油ホース、ベルトおよびダイヤフ
ラム;O−リング、シャフトシール、ガス・油井堀削用
パッカー、BOP(ブロー・アウト・プリベンター)な
どのシール材;原油ポンプ用ケーブル;地熱発電性ゴム
部材などとして有用である。
ッ化ビニリデン単位とオレフィン単位とを含む特定のフ
ッ素ゴムとからなる本発明のゴム組成物の加硫品は、良
好な耐油性、耐熱性、強度特性、耐化学薬品性、耐塩基
性、耐侯性などを有するとともに、優れた耐寒性および
耐熱老化性を有する。上記のような特性をもつ加硫品は
各種自動車部品;燃料油ホース、ベルトおよびダイヤフ
ラム;O−リング、シャフトシール、ガス・油井堀削用
パッカー、BOP(ブロー・アウト・プリベンター)な
どのシール材;原油ポンプ用ケーブル;地熱発電性ゴム
部材などとして有用である。
【図1】アクリル酸エステル共重合体ゴムとフッ素ゴム
(FKM)との配合比と、ゴム組成物加硫品の耐熱老化
性および耐寒性(T10)との関係を示すグラフである。
(FKM)との配合比と、ゴム組成物加硫品の耐熱老化
性および耐寒性(T10)との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 アクリル酸エステル共重合体ゴム20〜
80重量%と、 (i)フッ化ビニリデン単位 4〜80モル% (ii)ヘキサフルオロプロピレン、パーフルオロアルキルビニルエーテル、ヒ ドロペンタフルオロプロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンの中から選ば れた少なくとも一種の単量体単位 40モル%以下 (iii)2〜4個の炭素原子を有するオレフィン単位 1〜35モル% (iv)テトラフルオロエチレン単位 0〜60モル% からなるフッ素ゴム80〜20重量%とからなることを
特徴とする耐寒性が改良されたゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24666095A JPH0967496A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 耐寒性が改良されたゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24666095A JPH0967496A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 耐寒性が改良されたゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0967496A true JPH0967496A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=17151730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24666095A Pending JPH0967496A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 耐寒性が改良されたゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0967496A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105237923A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-13 | 厦门市金汤橡塑有限公司 | 一种耐-60℃氟橡胶胶料及其制备方法 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP24666095A patent/JPH0967496A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105237923A (zh) * | 2015-11-18 | 2016-01-13 | 厦门市金汤橡塑有限公司 | 一种耐-60℃氟橡胶胶料及其制备方法 |
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