JPH0968156A - 渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその方法 - Google Patents
渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその方法Info
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- JPH0968156A JPH0968156A JP7223833A JP22383395A JPH0968156A JP H0968156 A JPH0968156 A JP H0968156A JP 7223833 A JP7223833 A JP 7223833A JP 22383395 A JP22383395 A JP 22383395A JP H0968156 A JPH0968156 A JP H0968156A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D13/00—Pumping installations or systems
- F04D13/12—Combinations of two or more pumps
- F04D13/14—Combinations of two or more pumps the pumps being all of centrifugal type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D15/00—Control, e.g. regulation, of pumps, pumping installations or systems
- F04D15/02—Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions
- F04D15/029—Stopping of pumps, or operating valves, on occurrence of unwanted conditions for pumps operating in parallel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/66—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing
- F04D29/669—Combating cavitation, whirls, noise, vibration or the like; Balancing especially adapted for liquid pumps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】流体脈動の発生レベルを低減し、また脈動に起
因する構造物の振動応答を低減する。 【解決手段】位相を制御した2台の渦巻ポンプ1,2に
よりタンク3内の流体脈動に逆位相を持たせ、これらを
重ね合わせることにより脈動レベルを低減させる。配管
4,5には脈動計測センサ6,7が設置され、信号は位
相制御装置8に入力し渦巻ポンプ1,2の回転位相を制
御する。これにより渦巻ポンプ1,2を広範囲の回転速
度領域で運転した場合にも、流体脈動の発生レベルを低
減、または脈動に起因する構造物の振動応答を低減でき
る。
因する構造物の振動応答を低減する。 【解決手段】位相を制御した2台の渦巻ポンプ1,2に
よりタンク3内の流体脈動に逆位相を持たせ、これらを
重ね合わせることにより脈動レベルを低減させる。配管
4,5には脈動計測センサ6,7が設置され、信号は位
相制御装置8に入力し渦巻ポンプ1,2の回転位相を制
御する。これにより渦巻ポンプ1,2を広範囲の回転速
度領域で運転した場合にも、流体脈動の発生レベルを低
減、または脈動に起因する構造物の振動応答を低減でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は渦巻ポンプおよびこ
の渦巻ポンプに接続した配管ならびにタンクに発生する
流体脈動を抑制する渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその
方法に関する。
の渦巻ポンプに接続した配管ならびにタンクに発生する
流体脈動を抑制する渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】遠心渦巻ポンプについては、従来から図
10(a)の横断面図および図10(b)の正面図に示すよ
うな渦巻ポンプ1が知られている。この渦巻ポンプ1で
は、渦巻状ケーシング2内に配置した羽根車3を図示し
ない駆動源で回転させると、羽根車3は吸込口4から流
体を吸い込んで、吐出口5から押し出す。
10(a)の横断面図および図10(b)の正面図に示すよ
うな渦巻ポンプ1が知られている。この渦巻ポンプ1で
は、渦巻状ケーシング2内に配置した羽根車3を図示し
ない駆動源で回転させると、羽根車3は吸込口4から流
体を吸い込んで、吐出口5から押し出す。
【0003】この場合、羽根車3の羽根6が吐き出しボ
リュート7の舌部(入口)8を通過することによって流
体に脈動が生じる。この流体脈動は、ケーシング2に接
続された図示しない配管系を伝播して、配管などの振動
の原因となっている。
リュート7の舌部(入口)8を通過することによって流
体に脈動が生じる。この流体脈動は、ケーシング2に接
続された図示しない配管系を伝播して、配管などの振動
の原因となっている。
【0004】この発生した圧力脈動の配管系への伝播を
抑制する方法には配管などを弾性管として流体脈動を吸
収させたり、配管に共鳴器を設けて反射波の干渉を利用
して脈動を打ち消すことなどが行われている。
抑制する方法には配管などを弾性管として流体脈動を吸
収させたり、配管に共鳴器を設けて反射波の干渉を利用
して脈動を打ち消すことなどが行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】配管などを弾性管とし
たり、共鳴器を設けて配管系への伝播を抑制する方法で
は、渦巻ポンプ1の定格回転時に、特定周波数の流体脈
動が低減されるものがほとんどであり、渦巻ポンプ1を
広範囲の回転速度領域で運転した場合には抑制効果が少
ない。
たり、共鳴器を設けて配管系への伝播を抑制する方法で
は、渦巻ポンプ1の定格回転時に、特定周波数の流体脈
動が低減されるものがほとんどであり、渦巻ポンプ1を
広範囲の回転速度領域で運転した場合には抑制効果が少
ない。
【0006】また、渦巻ポンプ1の回転速度にかかわら
ず流体脈動を低減する方法において、渦巻ポンプ1およ
び配管の配置を変更するなど、既設の渦巻ポンプ1に対
して位置変更を行う場合には、種々の制約条件を伴い困
難なことが多くなる課題がある。
ず流体脈動を低減する方法において、渦巻ポンプ1およ
び配管の配置を変更するなど、既設の渦巻ポンプ1に対
して位置変更を行う場合には、種々の制約条件を伴い困
難なことが多くなる課題がある。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、2台の渦巻ポンプの組み合わせによる脈動の
打ち消しや、渦巻ポンプの回転速度を可変制御すること
などにより、渦巻ポンプを広範囲の回転速度領域で運転
した場合にも流体脈動の発生レベルを低減または脈動に
起因する構造物の振動応答を低減できる渦巻ポンプの脈
動抑制装置及びその方法を提供することにある。
たもので、2台の渦巻ポンプの組み合わせによる脈動の
打ち消しや、渦巻ポンプの回転速度を可変制御すること
などにより、渦巻ポンプを広範囲の回転速度領域で運転
した場合にも流体脈動の発生レベルを低減または脈動に
起因する構造物の振動応答を低減できる渦巻ポンプの脈
動抑制装置及びその方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、タンクに
第1の渦巻ポンプおよび第2の渦巻ポンプをそれぞれ配
管を介して接続し、前記第1の渦巻ポンプ側の配管に第
1の脈動センサを取り付け、前記第2の渦巻ポンプ側の
配管に第2の脈動センサを取り付け、この第1および第
2の脈動センサからの測定信号を入力して前記第1およ
び第2の渦巻ポンプの回転位相を制御する出力信号を前
記第1および第2の渦巻ポンプに出力する位相制御装置
を有することを特徴とする。
第1の渦巻ポンプおよび第2の渦巻ポンプをそれぞれ配
管を介して接続し、前記第1の渦巻ポンプ側の配管に第
1の脈動センサを取り付け、前記第2の渦巻ポンプ側の
配管に第2の脈動センサを取り付け、この第1および第
2の脈動センサからの測定信号を入力して前記第1およ
び第2の渦巻ポンプの回転位相を制御する出力信号を前
記第1および第2の渦巻ポンプに出力する位相制御装置
を有することを特徴とする。
【0009】第2の発明は、第1の発明において前記第
1の脈動センサおよび第2の脈動センサの代りに前記第
1および第2の渦巻ポンプにそれぞれ第1および第2の
回転角センサを取り付け、前記第1および第2の渦巻ポ
ンプの位相を制御することを特徴とする。
1の脈動センサおよび第2の脈動センサの代りに前記第
1および第2の渦巻ポンプにそれぞれ第1および第2の
回転角センサを取り付け、前記第1および第2の渦巻ポ
ンプの位相を制御することを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1の渦巻ポンプを第1の
配管に接続し、前記第1の渦巻ポンプの入口側に位置し
た前記第1の配管にバイパス管を接続し、このバイパス
管に第2の渦巻ポンプを取り付け、前記第1の配管およ
び前記バイパス管にそれぞれ第1および第2の脈動セン
サを取り付け、この第1および第2の脈動センサからの
測定信号を入力して前記第1および第2の渦巻ポンプの
回転位相を制御する出力信号を前記第1および第2の渦
巻ポンプに出力する位相制御装置を有することを特徴と
する。
配管に接続し、前記第1の渦巻ポンプの入口側に位置し
た前記第1の配管にバイパス管を接続し、このバイパス
管に第2の渦巻ポンプを取り付け、前記第1の配管およ
び前記バイパス管にそれぞれ第1および第2の脈動セン
サを取り付け、この第1および第2の脈動センサからの
測定信号を入力して前記第1および第2の渦巻ポンプの
回転位相を制御する出力信号を前記第1および第2の渦
巻ポンプに出力する位相制御装置を有することを特徴と
する。
【0011】第4の発明は、羽根車に設置される羽根の
先端が回転とともにボリュート巻き始めの舌部先端を次
々と横切る渦巻ポンプの脈動抑制方法において、前記羽
根先端が前記ボリュート舌部先端を次々に横切る時間間
隔が変化するようにポンプの回転速度を変動させて運転
することを特徴とする。
先端が回転とともにボリュート巻き始めの舌部先端を次
々と横切る渦巻ポンプの脈動抑制方法において、前記羽
根先端が前記ボリュート舌部先端を次々に横切る時間間
隔が変化するようにポンプの回転速度を変動させて運転
することを特徴とする。
【0012】第5の発明は、第4の発明において前記渦
巻ポンプの回転位相を第1の渦巻ポンプの羽根先端がボ
リュート舌部先端を横切る中間に第2の渦巻ポンプの羽
根先端がボリュート舌部先端を横切るように制御するこ
とを特徴とする。
巻ポンプの回転位相を第1の渦巻ポンプの羽根先端がボ
リュート舌部先端を横切る中間に第2の渦巻ポンプの羽
根先端がボリュート舌部先端を横切るように制御するこ
とを特徴とする。
【0013】第6の発明は、渦巻ポンプを複数台設置
し、前記各々の渦巻ポンプ間で回転速度変動の方向また
は位相を調整して前記各々の渦巻ポンプの全数による揚
液供給量の総計に変動を与えないように前記渦巻ポンプ
の回転速度を変動させて運転することを特徴とする。
し、前記各々の渦巻ポンプ間で回転速度変動の方向また
は位相を調整して前記各々の渦巻ポンプの全数による揚
液供給量の総計に変動を与えないように前記渦巻ポンプ
の回転速度を変動させて運転することを特徴とする。
【0014】第7の発明は、第6の発明において前記渦
巻ポンプの回転数制御にインバータを使用し、入力変圧
器から前記インバータによって出力変換器を介して前記
渦巻ポンプのモータへの入力電圧をポンプ速度制御器か
らの信号に対応して変化させることを特徴とする。
巻ポンプの回転数制御にインバータを使用し、入力変圧
器から前記インバータによって出力変換器を介して前記
渦巻ポンプのモータへの入力電圧をポンプ速度制御器か
らの信号に対応して変化させることを特徴とする。
【0015】第8の発明は、前記渦巻ポンプの回転数制
御にMGセットを使用し、流体継手によって電動機の回
転を速度制御器からの信号に対応して回転数を減少させ
交流発電機を駆動し、前記渦巻ポンプモータの回転の位
相を任意に変化させることを特徴とする。
御にMGセットを使用し、流体継手によって電動機の回
転を速度制御器からの信号に対応して回転数を減少させ
交流発電機を駆動し、前記渦巻ポンプモータの回転の位
相を任意に変化させることを特徴とする。
【0016】第9の発明は、タンクに二系統の第1およ
び第2の循環配管を接続し、この第1および第2の循環
配管にそれぞれ渦巻ポンプを接続し、前記タンク内に設
置した変動圧力センサと、この変動圧力センサに接続し
た記録器およびポンプ回転位相制御器による制御信号を
インバータまたはMGセットに送り前記渦巻ポンプの回
転を位相制御することを特徴とする。
び第2の循環配管を接続し、この第1および第2の循環
配管にそれぞれ渦巻ポンプを接続し、前記タンク内に設
置した変動圧力センサと、この変動圧力センサに接続し
た記録器およびポンプ回転位相制御器による制御信号を
インバータまたはMGセットに送り前記渦巻ポンプの回
転を位相制御することを特徴とする。
【0017】第10の発明は、第9の発明において前記タ
ンク内部から外部へ導出した配管に脈動センサを取り付
けて、前記配管内の流体脈動を前記脈動センサにより計
測することを特徴とする。
ンク内部から外部へ導出した配管に脈動センサを取り付
けて、前記配管内の流体脈動を前記脈動センサにより計
測することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(a)〜(c)により本発明
の請求項1に係る実施の形態(第1の実施例)を説明す
る。図1(a)は本実施例におけるポンプの配管系との
結合図、(b)は(a)における脈動発生波を示す波形
図、(c)は(b)の脈動合成波を示す波形図である。
の請求項1に係る実施の形態(第1の実施例)を説明す
る。図1(a)は本実施例におけるポンプの配管系との
結合図、(b)は(a)における脈動発生波を示す波形
図、(c)は(b)の脈動合成波を示す波形図である。
【0019】図1(a)において2台のポンプ1a,1
bにはタンク9に合流する配管10,11がそれぞれ接続し
ている。それぞれの配管10,11には流体脈動を計測する
ための流体脈動センサ12,13が取り付けられている。流
体脈動センサ12,13は入力側信号線14,15により位相制
御装置16の入力側に接続し、位相制御装置16の出力側を
出力側信号線17,18によりポンプ1a,1bに接続して
いる。
bにはタンク9に合流する配管10,11がそれぞれ接続し
ている。それぞれの配管10,11には流体脈動を計測する
ための流体脈動センサ12,13が取り付けられている。流
体脈動センサ12,13は入力側信号線14,15により位相制
御装置16の入力側に接続し、位相制御装置16の出力側を
出力側信号線17,18によりポンプ1a,1bに接続して
いる。
【0020】センサ12,13による信号は位相制御装置16
に取り込まれる。位相制御装置16はセンサ12,13による
信号を入力として2台のポンプ1a,1bの回転位相を
変更させる信号を出力し、図1(b)に示すように流体
脈動発生波19,20が逆位相になるように制御する。2系
統の逆位相を持つ流体脈動発生波19,20が重ね合わされ
て図1(c)に示すように脈動合成波21となり、流体脈
動を低減する。
に取り込まれる。位相制御装置16はセンサ12,13による
信号を入力として2台のポンプ1a,1bの回転位相を
変更させる信号を出力し、図1(b)に示すように流体
脈動発生波19,20が逆位相になるように制御する。2系
統の逆位相を持つ流体脈動発生波19,20が重ね合わされ
て図1(c)に示すように脈動合成波21となり、流体脈
動を低減する。
【0021】しかして、本実施例によればタンク9内の
流体脈動が逆位相を持つように2台のポンプ1a,1b
の位相を制御して、これらの逆位相を持つ流体脈動をタ
ンク9内で重ね合わせることにより脈動レベルを低減さ
せることができる。
流体脈動が逆位相を持つように2台のポンプ1a,1b
の位相を制御して、これらの逆位相を持つ流体脈動をタ
ンク9内で重ね合わせることにより脈動レベルを低減さ
せることができる。
【0022】つぎに、図2(a)〜(c)により本発明
の請求項2に係る実施の形態(第2の実施例)を説明す
る。図2中図1と同一部分には同一符号を付している。
本実施例においては、ポンプ1a,1bに配管10,11が
取り付けられ、それらの配管10,11はタンク9に合流す
るように取り付けられている。それぞれのポンプ1a,
1bには回転角度を計測する回転角センサ22,23が取り
付けられている。これらのセンサ22,23による信号は、
位相制御装置16に取り込まれる。
の請求項2に係る実施の形態(第2の実施例)を説明す
る。図2中図1と同一部分には同一符号を付している。
本実施例においては、ポンプ1a,1bに配管10,11が
取り付けられ、それらの配管10,11はタンク9に合流す
るように取り付けられている。それぞれのポンプ1a,
1bには回転角度を計測する回転角センサ22,23が取り
付けられている。これらのセンサ22,23による信号は、
位相制御装置16に取り込まれる。
【0023】位相制御装置16は、センサ22,23による信
号を入力として2台のポンプ1a,1bの回転位相を変
更させる信号を出力し、流体脈動が逆位相となるように
制御する。配管10,11で図2(b)に示すように逆位相
を持つ流体脈動を実現することにより、これらが重ね合
わされて図2(c)に示したように脈動合成波21とな
り、流体脈動を低減させることが可能となる。
号を入力として2台のポンプ1a,1bの回転位相を変
更させる信号を出力し、流体脈動が逆位相となるように
制御する。配管10,11で図2(b)に示すように逆位相
を持つ流体脈動を実現することにより、これらが重ね合
わされて図2(c)に示したように脈動合成波21とな
り、流体脈動を低減させることが可能となる。
【0024】本実施例によれば、ポンプ1a,1bの回
転角度を計測するセンサ22,23により2台のポンプに位
相差を計測することができる。計測した位相差をもと
に、2台のポンプの位相を流体脈動が逆位相となるよう
に制御することができる。
転角度を計測するセンサ22,23により2台のポンプに位
相差を計測することができる。計測した位相差をもと
に、2台のポンプの位相を流体脈動が逆位相となるよう
に制御することができる。
【0025】つぎに図3により本発明の請求項3に係る
実施の形態(第3の実施例)を説明する。本実施例は低
脈動配管系に適用したもので、第1のポンプ1cに第1
の配管24が取り付けられ、この第1の配管24の第1のポ
ンプ1cの吸込側から分岐してバイパス状第2の配管25
が接続されている。この第2の配管25には第2のポンプ
1dが取り付けられている。
実施の形態(第3の実施例)を説明する。本実施例は低
脈動配管系に適用したもので、第1のポンプ1cに第1
の配管24が取り付けられ、この第1の配管24の第1のポ
ンプ1cの吸込側から分岐してバイパス状第2の配管25
が接続されている。この第2の配管25には第2のポンプ
1dが取り付けられている。
【0026】第1および第2の配管24,25のポンプの吸
込側にそれぞれ流体脈動センサ12,13が取り付けられて
おり、これらの流体脈動センサ12,13は位相制御装置16
に入力側信号線14,15により接続している。位相制御装
置16は出力側信号線17,18により第1および第2のポン
プ1c,1dに接続している。
込側にそれぞれ流体脈動センサ12,13が取り付けられて
おり、これらの流体脈動センサ12,13は位相制御装置16
に入力側信号線14,15により接続している。位相制御装
置16は出力側信号線17,18により第1および第2のポン
プ1c,1dに接続している。
【0027】流体脈動センサ12,13による信号は位相制
御装置16に取り込まれる。位相制御装置16は前記センサ
12,13による信号を入力して2台のポンプ1c,1dの
回転位相を変更させる信号を出力し、配管24,25内の流
体脈動が逆位相となるように制御する。本実施例によれ
ば位相が制御された複数台のポンプにより配管内では逆
位相の流体脈動が重なり合い配管内の脈動レベルを低減
させることができる。
御装置16に取り込まれる。位相制御装置16は前記センサ
12,13による信号を入力して2台のポンプ1c,1dの
回転位相を変更させる信号を出力し、配管24,25内の流
体脈動が逆位相となるように制御する。本実施例によれ
ば位相が制御された複数台のポンプにより配管内では逆
位相の流体脈動が重なり合い配管内の脈動レベルを低減
させることができる。
【0028】つぎに図4(a)〜(c)により本発明の
請求項4,5に係る実施の形態(第4の実施例)を説明
する。図4(a)は渦巻ポンプ26の断面図、(b)およ
び(c)は渦巻ポンプ26の運転状態図である。
請求項4,5に係る実施の形態(第4の実施例)を説明
する。図4(a)は渦巻ポンプ26の断面図、(b)およ
び(c)は渦巻ポンプ26の運転状態図である。
【0029】本実施例では、渦巻ポンプ26を構成する羽
根車27に等間隔に羽根28が配置されている。渦巻ポンプ
26においては、ポンプ運転時に羽根先端29がボリュート
舌部先端30を次々に横切ることによって羽根切り脈動が
発生する。前述したように、ここでは隣り合う羽根先端
29の羽根間隔31が等間隔に配置されているため、一定回
転数のポンプ運転においては同一周期の前記脈動が発生
する。
根車27に等間隔に羽根28が配置されている。渦巻ポンプ
26においては、ポンプ運転時に羽根先端29がボリュート
舌部先端30を次々に横切ることによって羽根切り脈動が
発生する。前述したように、ここでは隣り合う羽根先端
29の羽根間隔31が等間隔に配置されているため、一定回
転数のポンプ運転においては同一周期の前記脈動が発生
する。
【0030】本実施例では図4(a),(b)に示した
ようにポンプ運転の目標回転数32からポンプ回転数を変
化させる回転数変動運転33を行う。このため、羽根切り
脈動の発生間隔もポンプ回転数変動に応じて変化する。
ようにポンプ運転の目標回転数32からポンプ回転数を変
化させる回転数変動運転33を行う。このため、羽根切り
脈動の発生間隔もポンプ回転数変動に応じて変化する。
【0031】ポンプ運転の目標回転数32における一定回
転数のポンプ運転においては、羽根切り脈動の発生間隔
も一定となり、この発生間隔(周期)が羽根切り脈動が
伝播する構造物固有周期34と一致すると、構造物を共振
させ構造物の支持部などを破壊させることが考えられ
る。
転数のポンプ運転においては、羽根切り脈動の発生間隔
も一定となり、この発生間隔(周期)が羽根切り脈動が
伝播する構造物固有周期34と一致すると、構造物を共振
させ構造物の支持部などを破壊させることが考えられ
る。
【0032】ここでは、羽根切り脈動の発生間隔を変化
させる回転数変動運転33を行うため、羽根切り脈動の発
生周期の分散と、発生する羽根切り脈動の前後間に位相
差を与えることが可能となり、羽根切り脈動による構造
物の共振応答を低く抑えることができる。
させる回転数変動運転33を行うため、羽根切り脈動の発
生周期の分散と、発生する羽根切り脈動の前後間に位相
差を与えることが可能となり、羽根切り脈動による構造
物の共振応答を低く抑えることができる。
【0033】本実施例においては、ポンプ運転の目標回
転数32を一定としているが、揚液の供給量(流量)を増
加あるいは減少させる運転段階においても、前記回転数
変動運転33を行うことで同様に構造物の共振応答を低く
抑えることができる。
転数32を一定としているが、揚液の供給量(流量)を増
加あるいは減少させる運転段階においても、前記回転数
変動運転33を行うことで同様に構造物の共振応答を低く
抑えることができる。
【0034】本実施例によれば、羽根先端29がボリュー
ト舌部先端30を次々と横切る時間間隔が変化するように
ポンプ26の回転速度を変動させ運転を行う。このため、
羽根車27の羽根28に送られ吐き出される揚液がボリュー
ト巻き始めの舌部先端30に衝突し、脈動を発生させる羽
根切り脈動の発生時間の間隔が一定でなくなる。
ト舌部先端30を次々と横切る時間間隔が変化するように
ポンプ26の回転速度を変動させ運転を行う。このため、
羽根車27の羽根28に送られ吐き出される揚液がボリュー
ト巻き始めの舌部先端30に衝突し、脈動を発生させる羽
根切り脈動の発生時間の間隔が一定でなくなる。
【0035】よって、従来のように一定間隔(単一振動
数)で羽根切り脈動が発生する場合に比べ、脈動のエネ
ルギーが複数の振動数に分散され、また、同一振動数成
分の脈動間には脈動発生時刻の差から位相差が生じるた
め、脈動によって共振する構造物の振動レベルを低く抑
えることができる。
数)で羽根切り脈動が発生する場合に比べ、脈動のエネ
ルギーが複数の振動数に分散され、また、同一振動数成
分の脈動間には脈動発生時刻の差から位相差が生じるた
め、脈動によって共振する構造物の振動レベルを低く抑
えることができる。
【0036】つぎに図5(a)〜(d)により本発明の
請求項6に係る実施の形態(第5の実施例)を説明す
る。図5(a)は渦巻ポンプの配置図、図5(b)〜
(d)は渦巻ポンプの運転状態図である。
請求項6に係る実施の形態(第5の実施例)を説明す
る。図5(a)は渦巻ポンプの配置図、図5(b)〜
(d)は渦巻ポンプの運転状態図である。
【0037】本実施例においては、渦巻ポンプ1aと渦
巻ポンプ1bが対向するように配置され、配管10,11に
よってタンク9内に揚液を供給しているか、またはタン
ク9内から揚液を吸い込んでいる。
巻ポンプ1bが対向するように配置され、配管10,11に
よってタンク9内に揚液を供給しているか、またはタン
ク9内から揚液を吸い込んでいる。
【0038】渦巻ポンプ1aと渦巻ポンプ1bの運転に
おいても前記第4の実施例と同様に、羽根切り脈動の発
生間隔を変化させる回転数変動運転を行っており、羽根
切り脈動の発生周期の分散と、発生する羽根切り脈動の
前後間に位相差を与えることにより羽根切り脈動による
構造物の共振応答を低く抑えることができる。
おいても前記第4の実施例と同様に、羽根切り脈動の発
生間隔を変化させる回転数変動運転を行っており、羽根
切り脈動の発生周期の分散と、発生する羽根切り脈動の
前後間に位相差を与えることにより羽根切り脈動による
構造物の共振応答を低く抑えることができる。
【0039】ここでは、渦巻ポンプ1aの回転数変動運
転35と渦巻ポンプ1bの回転数変動運転36の回転数変動
位相を逆転させている〔図5(b),(c)〕。このた
め、タンク9内に送られる渦巻ポンプ1aの揚液供給量
37と渦巻ポンプ1bの揚液供給量38の変動位相が逆転
し、タンク9内に送られる総供給量39には揚液供給量の
変動がない〔図5(d)〕。
転35と渦巻ポンプ1bの回転数変動運転36の回転数変動
位相を逆転させている〔図5(b),(c)〕。このた
め、タンク9内に送られる渦巻ポンプ1aの揚液供給量
37と渦巻ポンプ1bの揚液供給量38の変動位相が逆転
し、タンク9内に送られる総供給量39には揚液供給量の
変動がない〔図5(d)〕。
【0040】このように、本実施例によれば回転数変動
運転においても、複数の渦巻ポンプの回転数変動位相を
ポンプ間で調整することによって、総供給量に変動を与
えずに羽根切り脈動による構造物の共振応答を低く抑え
ることができる。
運転においても、複数の渦巻ポンプの回転数変動位相を
ポンプ間で調整することによって、総供給量に変動を与
えずに羽根切り脈動による構造物の共振応答を低く抑え
ることができる。
【0041】各ポンプ間で前記回転速度変動の方向また
は位相を調整する。ポンプの回転速度に変動を与えると
揚液供給量(流量)に変動が生じるが、本実施例では複
数のポンプ構成によって各ポンプ間で前記回転速度変動
の方向あるいは位相を調整する。例えば2台のポンプ構
成において揚液供給量変動を打ち消し合うように前記回
転速度の変動方向をポンプ間で逆転することによって、
全ポンプによる揚液供給量の総計に変動を与えないよう
に構成することができ、揚液の安定供給が可能となる。
は位相を調整する。ポンプの回転速度に変動を与えると
揚液供給量(流量)に変動が生じるが、本実施例では複
数のポンプ構成によって各ポンプ間で前記回転速度変動
の方向あるいは位相を調整する。例えば2台のポンプ構
成において揚液供給量変動を打ち消し合うように前記回
転速度の変動方向をポンプ間で逆転することによって、
全ポンプによる揚液供給量の総計に変動を与えないよう
に構成することができ、揚液の安定供給が可能となる。
【0042】つぎに図6(a),(b)により本発明の
請求項7に係る実施の形態(第6の実施例)を説明す
る。図6(a)は本発明の請求項7に基づく第6の実施
例を示すポンプのインバータ40による制御系と、図6
(b)はインバータ周波数の時刻歴変化を示す特性図で
ある。
請求項7に係る実施の形態(第6の実施例)を説明す
る。図6(a)は本発明の請求項7に基づく第6の実施
例を示すポンプのインバータ40による制御系と、図6
(b)はインバータ周波数の時刻歴変化を示す特性図で
ある。
【0043】本実施例では、渦巻ポンプ1の回転数制御
にインバータ40を使用しており、入力変圧器41からイン
バータ40によって出力変圧器43を介しポンプ1のモータ
44への入力電圧をポンプ速度制御器42からの信号に対応
して変化させている。
にインバータ40を使用しており、入力変圧器41からイン
バータ40によって出力変圧器43を介しポンプ1のモータ
44への入力電圧をポンプ速度制御器42からの信号に対応
して変化させている。
【0044】図6(a)に示すようにインバータ40の周
波数を任意の時間ΔtuでΔf 上昇させ、その状態をΔth
の間保持し、Δtdの時間で元の周波数に戻す。これによ
り、ポンプ速度を定常状態から上昇させ、保持した後、
元へ戻すことができる。また、最初の定常状態からイン
バータ周波数の上昇幅Δf および上昇Δtu,保持Δth,
下降時間Δtdを制御することにより、ポンプの回転の位
相を任意に変化させることができる。
波数を任意の時間ΔtuでΔf 上昇させ、その状態をΔth
の間保持し、Δtdの時間で元の周波数に戻す。これによ
り、ポンプ速度を定常状態から上昇させ、保持した後、
元へ戻すことができる。また、最初の定常状態からイン
バータ周波数の上昇幅Δf および上昇Δtu,保持Δth,
下降時間Δtdを制御することにより、ポンプの回転の位
相を任意に変化させることができる。
【0045】つぎに図7(a),(b)により本発明の
請求項8に係る実施の形態(第7の実施例)を説明す
る。図7(a)は、本発明の請求項8に基づく第7の実
施例を示すMGセットによるポンプ制御系で、図7
(b)は、すくい管位置の時刻歴変化を示す特性図であ
る。
請求項8に係る実施の形態(第7の実施例)を説明す
る。図7(a)は、本発明の請求項8に基づく第7の実
施例を示すMGセットによるポンプ制御系で、図7
(b)は、すくい管位置の時刻歴変化を示す特性図であ
る。
【0046】本実施例では、渦巻ポンプ1の回転数制御
にMGセットを使用しており、流体継手46によって電動
機45の回転を速度制御器47からの信号に対応して回転数
を減少させ交流発電機48を動かしポンプ1のモータ49の
回転数を変化させている。
にMGセットを使用しており、流体継手46によって電動
機45の回転を速度制御器47からの信号に対応して回転数
を減少させ交流発電機48を動かしポンプ1のモータ49の
回転数を変化させている。
【0047】流体継手46は、入力軸により回されるイン
ペラと、出力軸を回すランナが向かい合った構造になっ
ており、インペラとランナの間には機械的な接触はな
い。流体継手46内の流体はインペラによりエネルギーを
与えられて、ランナに送り込まれ、ランナにエネルギー
を与えて速度を失い、再びインペラに戻る。
ペラと、出力軸を回すランナが向かい合った構造になっ
ており、インペラとランナの間には機械的な接触はな
い。流体継手46内の流体はインペラによりエネルギーを
与えられて、ランナに送り込まれ、ランナにエネルギー
を与えて速度を失い、再びインペラに戻る。
【0048】流体の一部はすくい管により流体継手46外
に取り出され、外部で冷却されてポンプ1により再び流
体継手46内に運ばれる。流体継手46内の流体は運転中は
遠心力により周方向に集められているが、すくい管の流
体取入口よりも内周側の流体はすくい管に抜き取られた
状態になっている。従って、すくい管位置を変えること
により流体継手46内の流体量を変化させることができ
る。
に取り出され、外部で冷却されてポンプ1により再び流
体継手46内に運ばれる。流体継手46内の流体は運転中は
遠心力により周方向に集められているが、すくい管の流
体取入口よりも内周側の流体はすくい管に抜き取られた
状態になっている。従って、すくい管位置を変えること
により流体継手46内の流体量を変化させることができ
る。
【0049】流体継手46内に流体が満たされているとき
には、インペラにより流体に与えられたエネルギーは、
大部分がランナ内で消費される。従って、入力軸と出力
軸の間にはほとんどすべりを生じない。すくい管の取入
口が継手内の外周方向に挿入され、流体継手46内の流体
量が減じると、ランナ内で消費されるエネルギーの割合
が少なくなり、入出力軸間のすべりが大きくなる。
には、インペラにより流体に与えられたエネルギーは、
大部分がランナ内で消費される。従って、入力軸と出力
軸の間にはほとんどすべりを生じない。すくい管の取入
口が継手内の外周方向に挿入され、流体継手46内の流体
量が減じると、ランナ内で消費されるエネルギーの割合
が少なくなり、入出力軸間のすべりが大きくなる。
【0050】すくい管位置を任意の時間ΔtuでΔd 変化
させ、その状態をΔthの間保持し、Δtdの時間で元の位
置に戻すことにより、ポンプ速度を定常状態から上昇さ
せ、保持した後、元へ戻すことができ、最初の定常状態
から、すくい管の位置変化幅Δd および到達Δtu,保持
Δth,戻り時間Δtdを制御することで、ポンプの回転の
位相を任意に変化させることができる。
させ、その状態をΔthの間保持し、Δtdの時間で元の位
置に戻すことにより、ポンプ速度を定常状態から上昇さ
せ、保持した後、元へ戻すことができ、最初の定常状態
から、すくい管の位置変化幅Δd および到達Δtu,保持
Δth,戻り時間Δtdを制御することで、ポンプの回転の
位相を任意に変化させることができる。
【0051】つぎに図8により本発明の請求項9に係る
実施の形態(第8の実施例)を説明する。図8は本発明
の請求項9に基づく実施例を示す原子炉圧力容器56内の
炉内流体脈動低減システム構成を一部ブロックで示す概
略断面図である。
実施の形態(第8の実施例)を説明する。図8は本発明
の請求項9に基づく実施例を示す原子炉圧力容器56内の
炉内流体脈動低減システム構成を一部ブロックで示す概
略断面図である。
【0052】本実施例はタンクとしての原子炉圧力容器
56内に変動圧力センサ50を取り付けており、この圧力セ
ンサ50からの圧力信号を記録器51に入力に記録させるよ
うになっている。渦巻ポンプとして2系統の循環配管5
8,59に設けた第1および第2の再循環ポンプ53,54の
回転数は同一になるように制御し、位相制御器52によっ
て、例えば第2の再循環ポンプ54の位相を基準に、第1
の再循環ポンプ53の位相を初期値から 360°変化させ
る。
56内に変動圧力センサ50を取り付けており、この圧力セ
ンサ50からの圧力信号を記録器51に入力に記録させるよ
うになっている。渦巻ポンプとして2系統の循環配管5
8,59に設けた第1および第2の再循環ポンプ53,54の
回転数は同一になるように制御し、位相制御器52によっ
て、例えば第2の再循環ポンプ54の位相を基準に、第1
の再循環ポンプ53の位相を初期値から 360°変化させ
る。
【0053】2台のポンプ53,54の位相差と原子炉圧力
容器56内の圧力変動の関係が記録されている記録器51で
流体脈動が最小になる位相差を検知し、位相制御器52に
位相差命令信号を記録器51から送り、位相制御器52によ
り制御信号がインバータ55に送られ、ポンプ第1の再循
環53の位相が決定される。
容器56内の圧力変動の関係が記録されている記録器51で
流体脈動が最小になる位相差を検知し、位相制御器52に
位相差命令信号を記録器51から送り、位相制御器52によ
り制御信号がインバータ55に送られ、ポンプ第1の再循
環53の位相が決定される。
【0054】この最適位相差の検知はある任意の時間間
隔で行われたり、また、ポンプの回転数を変化させたと
きに行われてよい。なお、インバータ55の代りにMGセ
ットを使用することもできる。
隔で行われたり、また、ポンプの回転数を変化させたと
きに行われてよい。なお、インバータ55の代りにMGセ
ットを使用することもできる。
【0055】つぎに図9により本発明の請求項10に係る
実施の形態(第9の実施例)を説明する。本実施例は流
体脈動の計測系に係り、とくにタンク60内部から外部へ
導出された配管61に流体脈動センサ62を取り付けたこと
にある。タンク60内には水63が張られている。配管61は
図示してないが渦巻ポンプに接続している。
実施の形態(第9の実施例)を説明する。本実施例は流
体脈動の計測系に係り、とくにタンク60内部から外部へ
導出された配管61に流体脈動センサ62を取り付けたこと
にある。タンク60内には水63が張られている。配管61は
図示してないが渦巻ポンプに接続している。
【0056】本実施例によればタンク60内に設置した配
管61がタンク60内の流体脈動によって振動を生じ、この
振動によって生じる配管61内の流体脈動を流体脈動セン
サ62によって計測することにより、タンク60内の流体脈
動の大きさを計測することができる。
管61がタンク60内の流体脈動によって振動を生じ、この
振動によって生じる配管61内の流体脈動を流体脈動セン
サ62によって計測することにより、タンク60内の流体脈
動の大きさを計測することができる。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、位相を制御した2台の
ポンプによりタンク内の流体脈動に逆位相を持たせ、こ
れらを重ね合わせることにより流体脈動の発生レベルを
低減、または脈動に起因する構造物の振動応答を低減で
きる。
ポンプによりタンク内の流体脈動に逆位相を持たせ、こ
れらを重ね合わせることにより流体脈動の発生レベルを
低減、または脈動に起因する構造物の振動応答を低減で
きる。
【0058】羽根車の回転によって従来、単一振動数の
圧力脈動を発生させていたものを、羽根先端がボリュー
ト舌部先端を次々と横切る時間間隔が変化するようにポ
ンプの回転速度を変動させ運転を行うことにより、脈動
のエネルギーを複数の振動数に分散できる。
圧力脈動を発生させていたものを、羽根先端がボリュー
ト舌部先端を次々と横切る時間間隔が変化するようにポ
ンプの回転速度を変動させ運転を行うことにより、脈動
のエネルギーを複数の振動数に分散できる。
【0059】また、同一振動数成分の脈動間には脈動発
生時刻の差から位相差を与えることで、脈動による構造
物の共振応答を低く抑えることができる。さらに、複数
のポンプによって揚液を供給する構成において、前記回
転速度変動運転においてポンプ間で回転速度の変動位相
差を与えることにより、前記回転速度変動運転による揚
液供給量に変動を与えないようにできる。
生時刻の差から位相差を与えることで、脈動による構造
物の共振応答を低く抑えることができる。さらに、複数
のポンプによって揚液を供給する構成において、前記回
転速度変動運転においてポンプ間で回転速度の変動位相
差を与えることにより、前記回転速度変動運転による揚
液供給量に変動を与えないようにできる。
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を説明するため
のポンプの配管系との結合図、(b)は(a)における
脈動発生波を示す波形図、(c)は(b)の脈動合成波
を示す波形図。
のポンプの配管系との結合図、(b)は(a)における
脈動発生波を示す波形図、(c)は(b)の脈動合成波
を示す波形図。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例を説明するため
のポンプの配管系との結合図、(b)は(a)における
脈動発生波を示す波形図、(c)は(b)の脈動合成波
を示す波形図。
のポンプの配管系との結合図、(b)は(a)における
脈動発生波を示す波形図、(c)は(b)の脈動合成波
を示す波形図。
【図3】本発明の第3の実施例を説明するためのポンプ
の配管系との結合図。
の配管系との結合図。
【図4】(a)は本発明の第4の実施例を説明するため
のポンプの横断面図、(b)はポンプ回転速度と時間の
関係を示す波形図、(c)は脈動発生間隔と時間の関係
を示す波形図。
のポンプの横断面図、(b)はポンプ回転速度と時間の
関係を示す波形図、(c)は脈動発生間隔と時間の関係
を示す波形図。
【図5】(a)は本発明の第5の実施例を説明するため
のポンプの配管系との結合図、(b)はポンプ回転速度
と時間の関係を示す波形図、(c)は脈動発生間隔と時
間の関係を示す波形図、(d)は流量と時間の関係を示
す波形図。
のポンプの配管系との結合図、(b)はポンプ回転速度
と時間の関係を示す波形図、(c)は脈動発生間隔と時
間の関係を示す波形図、(d)は流量と時間の関係を示
す波形図。
【図6】(a)は本発明の第6の実施例を説明するため
のブロック図、(b)は(a)におけるインバータ周波
数と時間の関係を示す波形図。
のブロック図、(b)は(a)におけるインバータ周波
数と時間の関係を示す波形図。
【図7】(a)は本発明の第7の実施例を説明するため
のブロック図、(b)は(a)におけるすくい管と時間
の関係を示す波形図。
のブロック図、(b)は(a)におけるすくい管と時間
の関係を示す波形図。
【図8】本発明の第8の実施例を説明するための一部ブ
ロックで示す概略縦断面図。
ロックで示す概略縦断面図。
【図9】本発明の第9の実施例を説明するための概略縦
断面図。
断面図。
【図10】(a)は従来の渦巻ポンプを示す横断面図、
(b)は(a)の正面図。
(b)は(a)の正面図。
1,1a,1b…渦巻ポンプ、2…ケーシング、3…羽
根車、4…吸込口、5…吐出口、6…羽根、7…ボリュ
ート、8…舌部、9…タンク、10,11…配管、12,13…
流体脈動センサ、14,15…入力側信号線、16…位相制御
装置、17,18…出力側信号線、19,20…流体脈動発生
波、21…脈動合成波、22,23…回転角センサ、24…第1
の配管、25…第2の配管、26…渦巻ポンプ、27…羽根
車、28…羽根、29…羽根先端、30…ボリュート舌部先
端、31…羽根間隔、32…目標回転数、33…回転数変動運
転、34…構造物固有周期、35…渦巻ポンプ1aの回転数
変動運転、36…渦巻ポンプ1bの回転数変動運転、37…
渦巻ポンプ1aの揚液供給量、38…渦巻ポンプ1bの揚
液供給量、39…総供給量、40…インバータ、41…入力変
圧器、42…速度制御器、43…出力変圧器、44…モータ、
45…電動機、46…流体継手、47…速度制御器、48…交流
発電機、49…モータ、50…圧力センサ、51…記録器、52
…位相制御器、53…第1の再循環ポンプ、54…第2の再
循環ポンプ、55…インバータ、56…原子炉圧力容器、57
…ジェットポンプ、58,59…循環配管、60…タンク、61
…配管、62…流体脈動センサ、63…水。
根車、4…吸込口、5…吐出口、6…羽根、7…ボリュ
ート、8…舌部、9…タンク、10,11…配管、12,13…
流体脈動センサ、14,15…入力側信号線、16…位相制御
装置、17,18…出力側信号線、19,20…流体脈動発生
波、21…脈動合成波、22,23…回転角センサ、24…第1
の配管、25…第2の配管、26…渦巻ポンプ、27…羽根
車、28…羽根、29…羽根先端、30…ボリュート舌部先
端、31…羽根間隔、32…目標回転数、33…回転数変動運
転、34…構造物固有周期、35…渦巻ポンプ1aの回転数
変動運転、36…渦巻ポンプ1bの回転数変動運転、37…
渦巻ポンプ1aの揚液供給量、38…渦巻ポンプ1bの揚
液供給量、39…総供給量、40…インバータ、41…入力変
圧器、42…速度制御器、43…出力変圧器、44…モータ、
45…電動機、46…流体継手、47…速度制御器、48…交流
発電機、49…モータ、50…圧力センサ、51…記録器、52
…位相制御器、53…第1の再循環ポンプ、54…第2の再
循環ポンプ、55…インバータ、56…原子炉圧力容器、57
…ジェットポンプ、58,59…循環配管、60…タンク、61
…配管、62…流体脈動センサ、63…水。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 洋 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 小川 新造 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 丹羽 博志 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 相田 安彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 服部 靖 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (10)
- 【請求項1】 タンクに第1の渦巻ポンプおよび第2の
渦巻ポンプをそれぞれ配管を介して接続し、前記第1の
渦巻ポンプ側の配管に第1の脈動センサを取り付け、前
記第2の渦巻ポンプ側の配管に第2の脈動センサを取り
付け、この第1および第2の脈動センサからの測定信号
を入力して前記第1および第2の渦巻ポンプの回転位相
を制御する出力信号を前記第1および第2の渦巻ポンプ
に出力する位相制御装置を有することを特徴とする渦巻
ポンプの脈動抑制装置。 - 【請求項2】 前記第1の脈動センサおよび第2の脈動
センサの代りに前記第1および第2の渦巻ポンプにそれ
ぞれ第1および第2の回転角センサを取り付け、前記第
1および第2の渦巻ポンプの位相を制御することを特徴
とする請求項1記載の渦巻ポンプの脈動抑制装置。 - 【請求項3】 第1の渦巻ポンプを第1の配管に接続
し、前記第1の渦巻ポンプの入口側に位置した前記第1
の配管にバイパス管を接続し、このバイパス管に第2の
渦巻ポンプを取り付け、前記第1の配管および前記バイ
パス管にそれぞれ第1および第2の脈動センサを取り付
け、この第1および第2の脈動センサからの測定信号を
入力して前記第1および第2の渦巻ポンプの回転位相を
制御する出力信号を前記第1および第2の渦巻ポンプに
出力する位相制御装置を有することを特徴とする渦巻ポ
ンプの脈動抑制装置。 - 【請求項4】 渦巻ポンプの羽根車に設置される羽根の
先端が回転とともにボリュート巻き始めの舌部先端を次
々と横切る渦巻ポンプの脈動抑制方法において、前記羽
根先端が前記ボリュート舌部先端を次々に横切る時間間
隔が変化するようにポンプの回転速度を変動させて運転
することを特徴とする渦巻ポンプの脈動抑制方法。 - 【請求項5】 前記渦巻ポンプの回転位相を第1の渦巻
ポンプの羽根先端がボリュート舌部先端を横切る中間に
第2の渦巻ポンプの羽根先端がボリュート舌部先端を横
切るように制御することを特徴とする請求項4記載の渦
巻ポンプの脈動抑制方法。 - 【請求項6】 渦巻ポンプを複数台設置し、前記各々の
渦巻ポンプ間で回転速度変動の方向または位相を調整し
て前記各々の渦巻ポンプの全数による揚液供給量の総計
に変動を与えないように前記渦巻ポンプの回転速度を変
動させて運転することを特徴とする渦巻ポンプの脈動抑
制方法。 - 【請求項7】 前記渦巻ポンプの回転数制御にインバー
タを使用し、入力変圧器から前記インバータによって出
力変換器を介して前記渦巻ポンプのモータへの入力電圧
をポンプ速度制御器からの信号に対応して変化させるこ
とを特徴とする請求項4ないし6記載の渦巻ポンプの脈
動抑制方法。 - 【請求項8】 前記渦巻ポンプの回転数制御にMGセッ
トを使用し、流体継手によって電動機の回転を速度制御
器からの信号に対応して回転数を減少させ交流発電機を
駆動し、前記渦巻ポンプモータの回転の位相を任意に変
化させることを特徴とする請求項4ないし6記載の渦巻
ポンプの脈動抑制方法。 - 【請求項9】 タンクに二系統の第1および第2の循環
配管を接続し、この第1および第2の循環配管にそれぞ
れ渦巻ポンプを接続し、前記タンク内に設置した変動圧
力センサと、この変動圧力センサに接続した記録器およ
びポンプ回転位相制御器による制御信号をインバータま
たはMGセットに送り前記渦巻ポンプの回転を位相制御
することを特徴とする渦巻ポンプの脈動抑制方法。 - 【請求項10】 前記タンク内部から外部へ導出した配
管に脈動センサを取り付けて、前記配管内の流体脈動を
前記脈動センサにより計測することを特徴とする請求項
9記載の渦巻ポンプの脈動抑制方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7223833A JPH0968156A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7223833A JPH0968156A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968156A true JPH0968156A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16804439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7223833A Pending JPH0968156A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 渦巻ポンプの脈動抑制装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968156A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005344601A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Toyota Motor Corp | 電動ポンプ |
| CN115917150A (zh) * | 2020-07-03 | 2023-04-04 | 大金工业株式会社 | 流体压单元 |
| CN119616843A (zh) * | 2024-11-15 | 2025-03-14 | 浙江大学高端装备研究院 | 一种能够降低入口压力脉动的带有增压叶轮的柱塞泵 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP7223833A patent/JPH0968156A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005344601A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Toyota Motor Corp | 電動ポンプ |
| CN115917150A (zh) * | 2020-07-03 | 2023-04-04 | 大金工业株式会社 | 流体压单元 |
| CN119616843A (zh) * | 2024-11-15 | 2025-03-14 | 浙江大学高端装备研究院 | 一种能够降低入口压力脉动的带有增压叶轮的柱塞泵 |
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