JPH0968221A - 磁気軸受装置 - Google Patents

磁気軸受装置

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JPH0968221A
JPH0968221A JP22190895A JP22190895A JPH0968221A JP H0968221 A JPH0968221 A JP H0968221A JP 22190895 A JP22190895 A JP 22190895A JP 22190895 A JP22190895 A JP 22190895A JP H0968221 A JPH0968221 A JP H0968221A
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JP
Japan
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degaussing
electromagnet
magnetic
electromagnets
magnetic bearing
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JP22190895A
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Inventor
Yutaka Hashiba
豊 橋場
Noriyuki Katsurayama
典幸 葛山
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気軸受動作を停止したときに電磁石に発生
する残留磁束を、次の起動時までに解消して確実に起動
できるようにする。 【解決手段】 回転軸12に強磁性材製のスラスト円盤
13が固定されている。電磁石14a,14bはスラス
ト円盤13を挟んで対向する位置に配置される。回転軸
12の軸方向の位置は変位センサ15により検出され、
制御装置16に位置検出信号を与える。制御装置16
は、スラスト円盤13の変位に応じて電磁石14a,1
4bの吸引力を制御して所定位置に保持するようにな
る。消磁装置22は、切換スイッチ18a,18bを介
して電磁石14a,14bに接続可能とされ、磁気軸受
の制御停止時に減衰振動する消磁電流を供給して消磁動
作を実施し、電磁石14a,14bの残留磁束を消磁す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の所定位置
からの変位を変位センサにより検出し、その変位量に応
じて制御手段により制御信号を与えることにより電磁石
による前記回転軸に対する吸引力を制御してその回転軸
を非接触状態で所定位置に保持するようにした磁気軸受
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気軸受装置を
図4に示す。図にはスラスト磁気軸受装置を示してい
る。回転軸1には磁性材料からなるスラスト円盤2が固
定されている。このスラスト円盤2を挟んで対向する位
置に所定間隔を存して電磁石3a,3bが設けられてい
る。回転軸1の一端部側には変位センサ4が配設されて
おり、軸方向に沿った変位を検出してその位置検出信号
を制御回路5に与えるようになっている。この場合、変
位センサ4は、回転軸1との間の距離が大きくなる程、
位置検出信号の値が大きくなるように構成されている。
制御回路5は、電磁石3a,3bに与えるべき励磁電流
を変位センサ4からの位置検出信号に基づいて設定する
もので、電磁石3aにはパワーアンプ6aを介して接続
され、電磁石3bには位相反転回路7およびパワーアン
プ6bを直列に介して接続されている。
【0003】また、回転軸1の両端部には径小な軸受部
1aが形成されており(一方のみ図示)、この軸受部1
aは補助軸受8により保持されるようになっている。こ
の場合、補助軸受8は、取付金具9により電磁石3a側
に固定されている。そして、補助軸受8は、通常の使用
状態では回転軸1と接触しないように配設されていて、
スラスト方向に対してはスラスト円盤2と電磁石3a,
3bとの間のエアギャップの1/2程度のエアギャップ
が設定されるように設けられ、ラジアル方向に対しては
図示しないラジアル磁気軸受のエアギャップの1/2程
度のエアギャップが設定されるように設けられている。
そして、ラジアルあるいはスラスト磁気軸受による保持
状態が停止された場合には、回転軸1はこの補助軸受8
により支持されるようになり、その支持状態で回転軸1
およびスラスト円盤2は電磁石3a,3bあるいはラジ
アル磁気軸受とは接触しないようになっている。
【0004】上記構成によれば、回転軸1の変位は変位
センサ4により検出されており、例えば回転軸1の軸方
向の位置が所定位置よりも遠ざかると、変位センサ4は
距離に応じた位置検出信号を出力するようになる。制御
回路6は位置検出信号が入力されると、これに基づいて
制御信号を生成して出力する。この場合、回転軸1のス
ラスト円盤2が所定位置から離れている場合には、遠ざ
かっている側の電磁石3aあるいは3bの吸引力を大き
くするように制御信号を出力する。
【0005】これにより、パワーアンプ6aにおいて
は、電磁石3aに対して例えば所定位置に吸引して戻す
ように励磁電流を流すようになり、パワーアンプ6bに
おいては、電磁石3aとは位相が反転した制御信号が位
相反転回路7を介して与えられることにより、電磁石3
bに対して吸引力を減じるように励磁電流を流すように
なる。そして、スラスト円盤2が所定位置に戻ると、電
磁石3a,3bからは同等の吸引力となるように励磁電
流が与えられるようになる。
【0006】この場合、スラスト磁気軸受の電磁石3
a,3bが発生する磁気吸引力は、それらと対向してい
るスラスト円盤2との間のエアギャップに発生される磁
束密度の2乗に比例することが一般的に知られている。
ところが、実際に発生する磁束密度は、電磁石3a,3
bあるいはスラスト円盤2に使用する材料の磁化特性に
よって異なるヒステリシス特性を持っているため、次の
ような不具合がある。
【0007】すなわち、通常、磁気軸受装置において
は、電磁石に対して一方向に通電する構成とし、その通
電電流の大きさを制御することにより磁気吸引力を制御
している。したがって、磁気軸受の制御動作を停止した
ときには、電磁石3a,3bおよびスラスト円盤2は残
留磁束が生じた状態となり、磁気吸引力が残った状態と
なってしまう。この結果、回転軸1は、この残留磁束に
起因して発生する磁気吸引力のために補助軸受8の隙間
で、電磁石3a,3bのうちの残留磁束が大きい側に片
寄って停止することになる。
【0008】すると、次に制御動作を開始したときに
は、スラスト円盤2に近い側の電磁石3a,3bは残留
磁束による磁気吸引力が残っているので、逆に遠くに位
置する電磁石3a,3bにその残留磁束に起因する磁気
吸引力に打ち勝つだけの磁気吸引力を発生させる必要が
ある。ところが、補助軸受に設けられたエアギャップは
磁気軸受側のエアギャップの1/2の寸法であるから、
停止時の片寄りが最大である場合には、スラスト円盤2
の位置が電磁石3a,3bの一方に対してエアギャップ
の1/2,他方に対して3/2程度となり、この結果、
両者の距離の比が3倍も異なる場合が起こり得る。
【0009】一方、電磁石により発生可能な吸引力はス
ラスト円盤2との間のエアギャップの距離の2乗に反比
例するから、場合によっては、残留磁束による磁気吸引
力に打ち勝つだけの磁気吸引力を発生させることができ
なくなることがある。すると、スラスト磁気軸受を起動
させることができなくなり、回転軸1の回転を非接触状
態で保持できなくなる不具合がある。
【0010】また、何らかの理由によって磁気軸受装置
を分解する必要が生じた場合に、上述したような残留磁
束に起因した磁気吸引力があると、分解時に電磁石3a
または3bのいずれかに近接しているスラスト円盤2が
その磁気吸引力によりさらに近接位置に引き寄せられる
ことになり、その吸引力はさらに大となって、分解作業
が不能となる虞がある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電磁石への通電を停止したときに電磁
石の残留磁束に起因した磁気吸引力をなくして、次に動
作させる場合に制御不能に陥ることを防止し、且つ、分
解作業時に電磁石と回転軸とが吸着状態となることを防
止して分解作業を妨げないようにした磁気軸受装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転軸の所定
位置からの変位を変位センサにより検出し、その変位量
に応じて制御手段により制御信号を与えることにより電
磁石による前記回転軸に対する吸引力を制御してその回
転軸を非接触状態で所定位置に保持するようにした磁気
軸受装置を対象とするものであり、前記電磁石に対して
残留磁束を消磁するための消磁電流を供給可能な消磁装
置を設けて構成したところに特徴を有する。
【0013】上記構成によれば、電磁石に電流を供給し
て回転軸を非接触で保持する制御動作を停止した状態で
は、電磁石に発生している残留磁束に起因して不要な磁
気吸引力が残るが、消磁装置を動作させることにより電
磁石に消磁電流を供給して消磁させることができるよう
になる。これによって、残留磁束に起因した磁気吸引力
を略ゼロにすることができるようになり、次に動作させ
る場合に制御不能に陥ることを防止することができ、ま
た、分解作業時には電磁石と回転軸とが吸着状態となる
ことも防止でき分解作業を効率良く実施できるようにな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
いて、図1および図2を参照しながら説明する。図1は
磁気軸受装置としてのスラスト磁気軸受装置11を示す
もので、回転軸12に固定されたスラスト円盤13を非
接触状態で所定位置に保持するようにしたものである。
すなわち、回転軸12には、磁性材料からなるスラスト
円盤12が強固に固定されている。このスラスト円盤1
3には、これを挟んで対向する位置に所定間隔を存した
状態で電磁石14a,14bが配設されている。
【0015】回転軸12には、軸方向の変位を検出する
変位センサ15が一端側に所定間隔を存して設けられて
いる。そして、この変位センサ15は、回転軸12との
間の距離に比例した大きさの位置検出信号を出力するよ
うになっている。制御回路16は、この変位センサ15
から位置検出信号が与えられるようになっており、その
信号に基づいて電磁石14a,14bに対する制御信号
を出力するようになっている。
【0016】電力増幅回路であるパワーアンプ17a,
17bは、それぞれ切換スイッチ18a,18bを介し
て電磁石14a,14bに対する励磁電流を与えるもの
で、パワーアンプ17aは制御回路16から制御信号が
与えられるようになっており、パワーアンプ17bは位
相反転回路19を介して制御回路16から制御信号が与
えられるようになっている。この場合、位相反転回路1
9は、例えば、制御回路16から電磁石14aに対して
磁気吸引力を増大させる制御信号が出力されているとき
には、それに応じて電磁石14bの磁気吸引力を減少さ
せる制御信号となるように位相を反転させてパワーアン
プ17bに与えるように構成されているものである。
【0017】また、回転軸12の両端部には径小に形成
された軸受部12aが形成されており(一方のみ図
示)、この軸受部12aは補助軸受20により保持され
るようになっている。この補助軸受20は、取付金具2
1により電磁石14a,14bと一体になるように固定
されており、磁気軸受装置11の使用状態では回転軸1
2と接触しないように配設されている。
【0018】この場合には、スラスト方向にはスラスト
円盤13と電磁石14a,14bとの間に設定されるエ
アギャップに対して1/2程度のエアギャップが設定さ
れるように設けられ、ラジアル方向には図示しないラジ
アル磁気軸受のエアギャップに対して1/2程度のエア
ギャップが設定されるように設けられている。そして、
磁気軸受装置11による保持動作が停止されたときに
は、回転軸12はこの補助軸受20により支持されるよ
うになり、回転軸12は電磁石14a,14bあるいは
図示しないラジアル磁気軸受装置と接触しないように構
成されている。
【0019】消磁装置22は、電磁石14a,14bの
消磁電流を出力するもので、切換スイッチ18a,18
bを介して電磁石14a,14bに接続されている。そ
して、この消磁装置22は、消磁電流として時間の経過
と共に振幅が小さくなる波形を有する減衰電流を生成し
て出力するようになっている。この場合、減衰電流の最
大振幅は、磁気軸受の動作中に予想される最大磁束密度
以上の磁束密度を発生する電流Imax,−Imaxの
大きさとなるように設定されている。
【0020】なお、切換スイッチ18a,18bは、図
示しない制御手段により切換設定されるようになってお
り、磁気軸受の制御動作を行う場合には、パワーアンプ
17a,17b側に設定されており、その制御動作が停
止された時点では消磁装置22側に切換設定されるよう
になっているものである。
【0021】次に、本実施例の作用について図2も参照
して説明する。回転軸12を非接触状態で支持する磁気
軸受の動作状態では、切換スイッチ18a,18bは、
それぞれパワーアンプ17a,17b側に設定された状
態となっている。そして、スラスト磁気軸受11におい
ては、回転軸12の軸方向の変位は変位センサ15によ
り検出されており、位置検出信号として出力される。例
えば、回転軸12の位置が変位センサ15から遠ざかる
方向に変位した場合には、制御回路16は、変位センサ
15の位置検出信号に基づいて、電磁石14aによる吸
引力が大となるように制御信号を出力するようになる。
【0022】これにより、パワーアンプ17aは電磁石
14aによる磁気吸引力が大となるように励磁電流を供
給し、パワーアンプ17bは、位相反転回路19を介し
て与えられる信号により、電磁石14bによる磁気吸引
力が小となるように励磁電流を供給するようになる。す
ると、回転軸12のスラスト円盤13は電磁石14a,
14bの磁気吸引力により、基準位置に戻るように制御
される。また、回転軸12が変位センサ15に近接する
方向に変位した場合には、上述と逆に、電磁石14bに
よる磁気吸引力が大となるように制御すると共に、電磁
石14aによる磁気吸引力が小となるように制御する。
この結果、スラスト円盤13は、常に基準位置に保持さ
れるように電磁石14a,14bの磁気吸引力が制御さ
れるようになる。
【0023】なお、図示していないラジアル磁気軸受装
置についても、同様にして回転軸12の半径方向の基準
位置からのずれを変位センサにより検出して電磁石を制
御することにより、その磁気吸引力によって基準位置に
保持されるように制御されている。
【0024】さて、上述のようにして電磁石14a,1
4bに発生させるスラスト円盤13への磁気吸引力は、
両者の間のエアギャップ中の磁束密度の2乗に比例して
いるが、発生する磁束密度は電磁石14a,14bある
いはスラスト円盤13に使用している磁性材料の磁化特
性によって異なるヒステリシス特性を有しているので、
これを制御すべく、通常は同極性の励磁電流を制御する
ことにより磁気吸引力を制御している。したがって、上
述の理由から、磁気軸受の制御動作を停止すると、電磁
石14a,14bやスラスト円盤13には残留磁束が生
じ、これによって磁気吸引力が残った状態で停止される
ことになる。
【0025】そこで、図示しない制御手段により、停止
された時点で、切換スイッチ18a,18bが切り換え
られて、電磁石14a,14bは消磁装置22側に接続
されるようになる。消磁装置22は、図2に示すような
消磁電流を供給するようになる。この場合、消磁電流
は、前述したように、最大電流値をImaxとして磁気
軸受装置の動作中に予想される最大磁束密度以上の磁束
密度を発生可能な電流値とした交流信号波形を、時間の
経過と共に振幅が小さくなるようにした減衰電流を生成
して出力するようになっている。
【0026】そして、このような消磁電流が切換スイッ
チ18a,18bを介して電磁石14a,14bに供給
されると、上述した磁気軸受装置の制御動作時に比べる
と、電磁石14a,14bへの通電方向が同相となり、
これによって、電磁石14a,14bにより形成される
磁気回路は閉回路を形成するように磁束を発生するよう
になる。つまり、このように磁気回路を形成すること
で、スラスト円盤13の停止位置に無関係に磁気回路の
エアギャップ長が決まることになり、磁気抵抗を一定の
状態にして消磁動作を行うことができるようになるので
ある。
【0027】そして、図2に示す如くの消磁電流が電磁
石14a,14bに供給されると、電磁石14a,14
bのヨークやスラスト円盤13の残留磁束がヒステリシ
ス特性の関係で徐々に減衰されるようになり、最終的に
消磁電流がほとんどゼロになる時点で残留磁束量もゼロ
になる。この結果、磁気軸受装置21の停止状態では残
留磁束に起因した磁気吸引力がほとんど無くなり、次に
磁気軸受装置21を起動する際に残留磁束に起因する磁
気吸引力に打つ勝つための大きな励磁電流を供給する必
要がなくなり、無理なく起動させることができるように
なる。
【0028】また、このように残留磁束が無くなること
で、例えば、磁気軸受装置を分解するような場合におい
ても、分解時に残留磁束に起因して発生している磁気吸
引力でスラスト円盤13と電磁石14a,14bとがさ
らに強固に吸引した状態となって分解作業が手間取ると
いう不具合が解消され、作業能率が向上するようにな
る。
【0029】このような本実施例によれば、磁気軸受装
置21による制御動作の停止状態では、消磁装置22に
より消磁動作を行って電磁石14a,14bおよびスラ
スト円盤13の残留磁束を解消できるので、磁気吸引力
が残らなくなり、次に制御動作を行う場合に制御不能と
なることがなく、常に良好な制御動作を実施できるよう
になる。また、同様の理由から、分解作業時に、余分な
磁気吸引力の悪影響を受けることがなくなるので作業能
率が向上するようになる。
【0030】また、本実施例によれば、消磁装置22に
よる消磁動作時には、対向配置される電磁石14a,1
4bにより生成する磁束の磁気回路を閉回路として行う
ので、スラスト円盤13の停止位置による各電磁石14
a,14bとの間のエアギャップ長が変化していても、
形成される磁気回路のエアギャップ長はそれらを加えた
値として常に一定にすることができるようになり、これ
によって発生させる磁束密度もスラスト円盤13の位置
によらず一定とすることができ、常に一定の消磁効果を
得ることができるようになり、安定した動作を確保する
ことができる。
【0031】図3は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例と異なるところは、パワーアンプ17
a,17bを切換スイッチ18a,18bと電磁石14
a,14bとの間に設ける構成とし、パワーアンプ17
a,17bを制御回路16からの制御信号を電力増幅す
ると共に、消磁装置22に代えて設けた消磁装置23か
らの消磁信号を電力増幅するように構成したところであ
る。
【0032】そして、このような構成の第2の実施例に
よっても、第1の実施例と略同様の作用効果を得ること
ができると共に、消磁装置23に電力増幅機能を設ける
必要がなくなり、パワーアンプ17a,17bを共用す
ることで、低コスト化が図れるようになる。
【0033】なお、この実施例においては、消磁装置2
3による消磁動作を電磁石14a,14bのそれぞれに
対して、個々に実施するようになっており、これによ
り、例えば一方の電磁石14aを消磁するときには、ス
ラスト円盤13が電磁石14a側に吸引されることによ
り、磁束密度が高くなり、その消磁電流による消磁効果
を高めることができる。そして、他方の電磁石14bを
消磁する際にも、スラスト円盤13を吸引力により引き
寄せた状態で行うことができるから、磁束密度を高くし
た状態で実施できるようになり、全体として消磁動作の
効率を高くすることができるようになる。
【0034】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、以下のように変形あるいは拡張できる。ラ
ジアル磁気軸受装置にも全く同様にして適用できる。切
換スイッチ18a,18bは、リレーで構成しても良い
し、スイッチング素子を利用して構成しても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気軸受
装置によれば、次のような効果を得ることができる。す
なわち、請求項1記載の磁気軸受装置においては、消磁
装置により磁気軸受制御動作の停止状態で電磁石や磁気
回路の残留磁束を消磁することができるので、再起動時
に多大な磁気吸引力を発生させて制御する必要がなくな
ると共に、分解作業時などにも無駄な吸着動作がなくな
るので、作業性が向上する。
【0036】請求項2記載の磁気軸受装置においては、
磁気軸受の制御動作の停止時点で切換スイッチを切り換
えて消磁装置により消磁動作を行なわせるので、停止状
態では、残留磁束による磁気吸引力の悪影響を受けるこ
とがなくなる。
【0037】請求項3記載の磁気軸受装置においては、
対向配置される電磁石に磁気回路が閉回路となるように
消磁電流を供給するので、電磁石に対する回転軸の位置
にかかわらず常に一定のエアギャップとすることができ
るようになり、消磁電流に比例する磁束密度も安定して
発生させることができるようになり、常に安定した消磁
動作を行うことができる。
【0038】請求項4記載の磁気軸受装置においては、
消磁装置により、対向配置される電磁石のそれぞれを別
々に消磁動作させるので、消磁動作を行うときに回転軸
との間のエアギャップを最小にすることができるように
なり、少ない消磁電流により最大の消磁磁束を発生させ
ることができ、残留磁束の消磁効果を効率的に行うこと
ができるようになる。
【0039】請求項5記載の磁気軸受装置においては、
磁気軸受けの制御動作時と消磁装置による消磁動作時と
のいずれの場合もパワーアンプを共用することができる
ようになり、消磁装置の構成を簡単にすることができる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す全体構成のブロッ
ク図
【図2】消磁電流の波形図
【図3】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
11はスラスト磁気軸受装置、12は回転軸、13はス
ラスト円盤、14a,14bは電磁石、15は変位セン
サ、16は制御装置、17a,17bはパワーアンプ
(電力増幅回路)、18a,18bは切換スイッチ、1
9は位相反転回路、20は補助軸受、22,23は消磁
装置である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸の所定位置からの変位を変位セン
    サにより検出し、その変位量に応じて制御手段により制
    御信号を与えることにより電磁石による前記回転軸に対
    する吸引力を制御してその回転軸を非接触状態で所定位
    置に保持するようにした磁気軸受装置において、 前記電磁石に対して残留磁束を消磁するための消磁電流
    を供給可能な消磁装置を設けたことを特徴とする磁気軸
    受装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石に対して前記回転軸を保持す
    る制御動作と前記消磁装置による消磁動作とを切換可能
    な切換手段を設け、 この切換手段を前記電磁石による前記回転軸の制御動作
    を停止した時点で前記消磁装置側に切り換えて消磁動作
    を行なわせるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の磁気軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記消磁装置による消磁動作は、対向配
    置される前記電磁石に対して同時に消磁電流を供給し
    て、それら対向する電磁石により生成される磁束の磁路
    が閉回路をなすように制御されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の磁気軸受装
    置。
  4. 【請求項4】 前記消磁装置による消磁動作は、対向配
    置される前記電磁石のうちの一方毎に行うように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の磁気
    軸受装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石への電流を前記消磁装置およ
    び前記制御手段から与えられる信号に応じて供給する電
    力増幅回路を設けたことを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の磁気軸受装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7345865B2 (en) 2003-05-15 2008-03-18 Canon Kabushiki Kaisha Magnetic guiding apparatus
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