JPH0968229A - ゴム軸受の製造方法 - Google Patents
ゴム軸受の製造方法Info
- Publication number
- JPH0968229A JPH0968229A JP22305195A JP22305195A JPH0968229A JP H0968229 A JPH0968229 A JP H0968229A JP 22305195 A JP22305195 A JP 22305195A JP 22305195 A JP22305195 A JP 22305195A JP H0968229 A JPH0968229 A JP H0968229A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- metal shell
- peripheral surface
- rubber bearing
- release agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 研磨加工等の仕上げ工程を不要にして製造コ
ストの低減を図りつつ、内面が平滑で精度の高いゴム軸
受をユーザーサイドにおいても簡単に製造することがで
きるようにする。 【解決手段】 金属製シェル1と製造しようとするゴム
軸受の仕上げ内径Dに等しい外径になるように外周面に
離型剤3が塗布された型芯2とを同心状に位置決め保持
させた状態で、金属製シェル1の内周面と型芯2の離型
剤3が塗布された外周面との間に常温硬化型ポリウレタ
ン樹脂系ゴム5Aを注入し硬化させることにより、金属
製シェル1の内周側に嵌合固定される筒状ゴム体5を形
成する。
ストの低減を図りつつ、内面が平滑で精度の高いゴム軸
受をユーザーサイドにおいても簡単に製造することがで
きるようにする。 【解決手段】 金属製シェル1と製造しようとするゴム
軸受の仕上げ内径Dに等しい外径になるように外周面に
離型剤3が塗布された型芯2とを同心状に位置決め保持
させた状態で、金属製シェル1の内周面と型芯2の離型
剤3が塗布された外周面との間に常温硬化型ポリウレタ
ン樹脂系ゴム5Aを注入し硬化させることにより、金属
製シェル1の内周側に嵌合固定される筒状ゴム体5を形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴム軸受の製造方
法、詳しくは、ポンプの水中軸受などに適用されるもの
で、シャフトまたはシャフトに外嵌させたスリーブとの
間において緩衝機能を発揮するように金属製シェルの内
周側に筒状ゴム体を嵌合固定してなるゴム軸受の製造方
法に関するものである。
法、詳しくは、ポンプの水中軸受などに適用されるもの
で、シャフトまたはシャフトに外嵌させたスリーブとの
間において緩衝機能を発揮するように金属製シェルの内
周側に筒状ゴム体を嵌合固定してなるゴム軸受の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来一般のゴム軸受は、筒状ゴ
ム体と金属製シェルとを各別に製作した上、筒状ゴム体
を金属製シェルの内周側に嵌合して両者を接着剤により
固着して製造されていた。
ム体と金属製シェルとを各別に製作した上、筒状ゴム体
を金属製シェルの内周側に嵌合して両者を接着剤により
固着して製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように製造され
る従来のゴム軸受は、筒状ゴム体の外周面と金属製シェ
ルの内周面との間にガタツキや片当たりによる偏摩耗の
原因となる隙間が発生しないようにするために、筒状ゴ
ム体の外径を金属製シェルの内径よりも少し大き目に形
成しておき、このような筒状ゴム体を弾性的に縮径変形
させながら金属製シェルの内周側に嵌合させて接着する
ものであるから、ゴム体の内面が歪変形しすく、そのよ
うな歪変形をなくして所定の仕上げ内径を得るためにゴ
ム体の内面を研磨加工するなど複雑かつ精度の高い仕上
げ工程が必要であり、例えばポンプメーカーなどのユー
ザーサイドでは製造することが困難で、軸受専業メーカ
ーでの製造に依存しなければならず、それだけ製造コス
トが高くなるという問題があった。
る従来のゴム軸受は、筒状ゴム体の外周面と金属製シェ
ルの内周面との間にガタツキや片当たりによる偏摩耗の
原因となる隙間が発生しないようにするために、筒状ゴ
ム体の外径を金属製シェルの内径よりも少し大き目に形
成しておき、このような筒状ゴム体を弾性的に縮径変形
させながら金属製シェルの内周側に嵌合させて接着する
ものであるから、ゴム体の内面が歪変形しすく、そのよ
うな歪変形をなくして所定の仕上げ内径を得るためにゴ
ム体の内面を研磨加工するなど複雑かつ精度の高い仕上
げ工程が必要であり、例えばポンプメーカーなどのユー
ザーサイドでは製造することが困難で、軸受専業メーカ
ーでの製造に依存しなければならず、それだけ製造コス
トが高くなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は上記のような実情に鑑み
てなされたもので、研磨加工等の仕上げ工程を不要にし
て製造コストの低減を図り得るものでありながら、内面
が平滑で精度の高いゴム軸受をユーザーサイドにおいて
も簡単に製造することができるゴム軸受の製造方法を提
供することを目的としている。
てなされたもので、研磨加工等の仕上げ工程を不要にし
て製造コストの低減を図り得るものでありながら、内面
が平滑で精度の高いゴム軸受をユーザーサイドにおいて
も簡単に製造することができるゴム軸受の製造方法を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るゴム軸受の製造方法は、金属製シェル
と、該金属製シェルの内周側に嵌合固定される筒状ゴム
体とからなるゴム軸受の製造方法であって、上記金属製
シェルとゴム軸受の仕上げ内径に等しい外径になるよう
に外周面に離型剤が塗布された型芯とを同心状に位置決
め保持させ、この状態で、上記金属製シェルの内周面と
上記型芯の離型剤が塗布された外周面との間に常温硬化
型ポリウレタン樹脂系ゴムを注入し硬化させて上記筒状
ゴム体を形成することを特徴とするものである。
に、本発明に係るゴム軸受の製造方法は、金属製シェル
と、該金属製シェルの内周側に嵌合固定される筒状ゴム
体とからなるゴム軸受の製造方法であって、上記金属製
シェルとゴム軸受の仕上げ内径に等しい外径になるよう
に外周面に離型剤が塗布された型芯とを同心状に位置決
め保持させ、この状態で、上記金属製シェルの内周面と
上記型芯の離型剤が塗布された外周面との間に常温硬化
型ポリウレタン樹脂系ゴムを注入し硬化させて上記筒状
ゴム体を形成することを特徴とするものである。
【0006】ここで、離型剤としては、パラフィン系炭
化水素にノルマルプロパノールおよび水和アルミノケイ
酸塩を添加混合してなるもので、特に、パラフィン系炭
化水素の含有量を70wt%以上にしてペースト状にす
ることにより、液状のものより離型性を優れたものにで
きる。また、型芯の構成材料としては、ポリプロピレン
や塩化ビニル等のように、熱を加えることで溶ける熱可
塑性プラスチックを使用することが好ましい。
化水素にノルマルプロパノールおよび水和アルミノケイ
酸塩を添加混合してなるもので、特に、パラフィン系炭
化水素の含有量を70wt%以上にしてペースト状にす
ることにより、液状のものより離型性を優れたものにで
きる。また、型芯の構成材料としては、ポリプロピレン
や塩化ビニル等のように、熱を加えることで溶ける熱可
塑性プラスチックを使用することが好ましい。
【0007】さらに、常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴ
ムとしては、メチレンビス 4−シクロヘキシルイソシ
アネート(PICM)とPICMのポリエーテル プレ
ポリマー等の混合物からなる主剤と、芳香族アミン、ポ
リアルキレングリコールと芳香族アミンの共融混合物お
よびカーボンブラックの混合物からなる硬化剤とを混合
して化学反応させることにより、気温20〜25°の常
温下において12〜24時間で硬化して伸び、弾性、引
張り及び引裂き強度が高く、かつ、耐摩耗性、耐薬品性
に優れたゴム弾性体となるものである。具体的には、ア
イ・ティー・ダブリュー・インダストリー株式会社製の
商品名、「デブコン フレクサン80P、フレクサン8
0L、フレクサン94L」などを挙げることができる。
ムとしては、メチレンビス 4−シクロヘキシルイソシ
アネート(PICM)とPICMのポリエーテル プレ
ポリマー等の混合物からなる主剤と、芳香族アミン、ポ
リアルキレングリコールと芳香族アミンの共融混合物お
よびカーボンブラックの混合物からなる硬化剤とを混合
して化学反応させることにより、気温20〜25°の常
温下において12〜24時間で硬化して伸び、弾性、引
張り及び引裂き強度が高く、かつ、耐摩耗性、耐薬品性
に優れたゴム弾性体となるものである。具体的には、ア
イ・ティー・ダブリュー・インダストリー株式会社製の
商品名、「デブコン フレクサン80P、フレクサン8
0L、フレクサン94L」などを挙げることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は、本発明に係るゴム軸受
を製造する前に準備されている各構成要素を分解して示
す斜視図であり、同図において、1は金属製シェルであ
り、筒状部1aと該筒状部1aの軸線方向の一端部から
径外方に張り出し形成されたフランジ部1bとからな
る。2はポリプロピレンなどの熱可塑性プラスチックか
ら円柱状に成形された型芯であり、これ以外に、上述し
た離型剤および常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴムが準
備されている。
にもとづいて説明する。図1は、本発明に係るゴム軸受
を製造する前に準備されている各構成要素を分解して示
す斜視図であり、同図において、1は金属製シェルであ
り、筒状部1aと該筒状部1aの軸線方向の一端部から
径外方に張り出し形成されたフランジ部1bとからな
る。2はポリプロピレンなどの熱可塑性プラスチックか
ら円柱状に成形された型芯であり、これ以外に、上述し
た離型剤および常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴムが準
備されている。
【0009】図2は上記の各準備物を使用してゴム軸受
を製造している状態を示す縦断面図であり、同図におい
て、4は上記金属製シェル1の筒状部1aの外径に等し
い内径を有するとともに該筒状部1aの軸線方向長さに
等しい深さの凹部4aと上記型芯2の直径d0に等しい
内径の貫通孔4bを形成してなる製造用位置決め具であ
り、この製造用位置決め具4の凹部4aに金属製シェル
1を嵌合させるとともに貫通孔4bに型芯2を挿通保持
させて、両者1,2を同芯状に位置決め保持させ、この
状態で、上記金属製シェル1の筒状部1aの内周面に対
応する型芯2の外周面部分に上述した離型剤を塗布し
て、製造しようとするゴム軸受の仕上げ内径Dに等しい
外径dとなる厚さt(d−d0)の離型層3を形成した
後、上記金属製シェル1の筒状部1aの内周面とこれに
対応する離型層3との間の環状空間部に上記常温硬化型
ポリウレタン樹脂系ゴム5Aを注入してこれを常温で硬
化させることにより、図3に示すように、金属製シェル
1の内周側に筒状ゴム体5が嵌合固定されてなるゴム軸
受6を製造する。
を製造している状態を示す縦断面図であり、同図におい
て、4は上記金属製シェル1の筒状部1aの外径に等し
い内径を有するとともに該筒状部1aの軸線方向長さに
等しい深さの凹部4aと上記型芯2の直径d0に等しい
内径の貫通孔4bを形成してなる製造用位置決め具であ
り、この製造用位置決め具4の凹部4aに金属製シェル
1を嵌合させるとともに貫通孔4bに型芯2を挿通保持
させて、両者1,2を同芯状に位置決め保持させ、この
状態で、上記金属製シェル1の筒状部1aの内周面に対
応する型芯2の外周面部分に上述した離型剤を塗布し
て、製造しようとするゴム軸受の仕上げ内径Dに等しい
外径dとなる厚さt(d−d0)の離型層3を形成した
後、上記金属製シェル1の筒状部1aの内周面とこれに
対応する離型層3との間の環状空間部に上記常温硬化型
ポリウレタン樹脂系ゴム5Aを注入してこれを常温で硬
化させることにより、図3に示すように、金属製シェル
1の内周側に筒状ゴム体5が嵌合固定されてなるゴム軸
受6を製造する。
【0010】このようにして製造されたゴム軸受6は、
離型層3の存在によって筒状ゴム体5の内面が平滑とな
り、所定の仕上げ内径Dに精度よく仕上げられているた
めに、研磨加工などの仕上げ工程が不要であり、それゆ
えに、たとえばポンプメーカーなどのユーザーサイドに
おいても、上記した各構成要素1,2、構成材料および
位置決め具4を準備しておくだけで、必要に応じて簡単
に製造することが可能である。
離型層3の存在によって筒状ゴム体5の内面が平滑とな
り、所定の仕上げ内径Dに精度よく仕上げられているた
めに、研磨加工などの仕上げ工程が不要であり、それゆ
えに、たとえばポンプメーカーなどのユーザーサイドに
おいても、上記した各構成要素1,2、構成材料および
位置決め具4を準備しておくだけで、必要に応じて簡単
に製造することが可能である。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、金属製
シェルの内周側に嵌合固定される筒状ゴム体を該金属製
シェルの内周面とこれに対応する離型剤塗布の型芯外周
面との間への常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴムの注入
硬化により形成することにより、筒状ゴム体の内面を歪
や変形などのない平滑面をもつ真円に仕上げることがで
きるから、研磨加工等の複雑かつ高精度な仕上げ工程を
不要にして製造コストの低減を図ることができる。ま
た、それゆえに、精度の高いゴム軸受をポンプメーカー
などのユーザーサイドにおいても簡単に製造することが
できるという効果を奏する。
シェルの内周側に嵌合固定される筒状ゴム体を該金属製
シェルの内周面とこれに対応する離型剤塗布の型芯外周
面との間への常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴムの注入
硬化により形成することにより、筒状ゴム体の内面を歪
や変形などのない平滑面をもつ真円に仕上げることがで
きるから、研磨加工等の複雑かつ高精度な仕上げ工程を
不要にして製造コストの低減を図ることができる。ま
た、それゆえに、精度の高いゴム軸受をポンプメーカー
などのユーザーサイドにおいても簡単に製造することが
できるという効果を奏する。
【図1】本発明に係るゴム軸受を製造する前に準備され
ている各構成要素の分解斜視図である。
ている各構成要素の分解斜視図である。
【図2】ゴム軸受の製造状態を示す縦断面図である。
【図3】製造されたゴム軸受の縦断面図である。
1 金属製シェル 2 型芯 3 離型層(離型剤) 5 筒状ゴム体 5A 常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴム 6 ゴム軸受
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製シェルと、該金属製シェルの内周
側に嵌合固定される筒状ゴムとからなるゴム軸受の製造
方法であって、 上記金属製シェルとゴム軸受の仕上げ内径に等しい外径
になるように外周面に離型剤が塗布された型芯とを同心
状に位置決め保持させ、この状態で、上記金属製シェル
の内周面と上記型芯の離型剤が塗布された外周面との間
に常温硬化型ポリウレタン樹脂系ゴムを注入し硬化させ
て上記筒状ゴム体を形成することを特徴とするゴム軸受
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22305195A JPH0968229A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴム軸受の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22305195A JPH0968229A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴム軸受の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968229A true JPH0968229A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16792073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22305195A Pending JPH0968229A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | ゴム軸受の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968229A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220952A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | ピボット軸受 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22305195A patent/JPH0968229A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005220952A (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | ピボット軸受 |
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