JPH0968377A - 沸騰冷却装置一体型発熱体 - Google Patents
沸騰冷却装置一体型発熱体Info
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- JPH0968377A JPH0968377A JP22286995A JP22286995A JPH0968377A JP H0968377 A JPH0968377 A JP H0968377A JP 22286995 A JP22286995 A JP 22286995A JP 22286995 A JP22286995 A JP 22286995A JP H0968377 A JPH0968377 A JP H0968377A
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- cooling device
- radiator
- cooler
- boiling
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却効果を高めるとともに、耐振性の向上を
図った沸騰冷却装置一体型発熱体を提供すること。 【解決手段】 モータ1の冷却手段として一体に設けら
れた沸騰冷却装置は、冷却器16と放熱器17とから成
り、ビス18等の締結手段によってモータ1の構造部材
である一方のエンドフレーム5に固定されるとともに、
その一方のエンドフレーム5と中間フレーム19との間
に介在されて、両者を締結するボルト21とナット22
の締結による締め付け力を受けて一方のエンドフレーム
5と中間フレーム19とに押圧保持されている。また、
中間フレーム19の外側に配されるリヤフレーム20に
は、車両の走行に伴って生じる走行風を整流して放熱器
17へ導くとともに、自身が放熱フィンとしても働く複
数の空気整流板20aが一体に設けられている。
図った沸騰冷却装置一体型発熱体を提供すること。 【解決手段】 モータ1の冷却手段として一体に設けら
れた沸騰冷却装置は、冷却器16と放熱器17とから成
り、ビス18等の締結手段によってモータ1の構造部材
である一方のエンドフレーム5に固定されるとともに、
その一方のエンドフレーム5と中間フレーム19との間
に介在されて、両者を締結するボルト21とナット22
の締結による締め付け力を受けて一方のエンドフレーム
5と中間フレーム19とに押圧保持されている。また、
中間フレーム19の外側に配されるリヤフレーム20に
は、車両の走行に伴って生じる走行風を整流して放熱器
17へ導くとともに、自身が放熱フィンとしても働く複
数の空気整流板20aが一体に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却手段として沸
騰冷却装置を一体に備えた発熱体に関する。
騰冷却装置を一体に備えた発熱体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すように、冷却手段
として沸騰冷却装置100を備えた回転機200(例え
ば電気自動車の走行用モータ)がある。回転機200
は、シャフト210と回転子220を備えたロータ、回
転子220の外周に配置されるステータコア230とこ
のステータコア230に巻装されたステータコイル24
0から成るステータ、ステータコア230を内周に保持
するハウジング250、このハウジング250の両端開
口面を塞ぐ一組のエンドフレーム260、270等より
構成されている。一方、沸騰冷却装置100は、内部に
冷媒を封入した冷却器110と、この冷却器110で沸
騰気化した冷媒を冷却液化して冷却器110へ戻す放熱
器120とから成り、冷却器110が一方のエンドフレ
ーム260に複数のビス300等によって固定されてい
る(図7参照)。
として沸騰冷却装置100を備えた回転機200(例え
ば電気自動車の走行用モータ)がある。回転機200
は、シャフト210と回転子220を備えたロータ、回
転子220の外周に配置されるステータコア230とこ
のステータコア230に巻装されたステータコイル24
0から成るステータ、ステータコア230を内周に保持
するハウジング250、このハウジング250の両端開
口面を塞ぐ一組のエンドフレーム260、270等より
構成されている。一方、沸騰冷却装置100は、内部に
冷媒を封入した冷却器110と、この冷却器110で沸
騰気化した冷媒を冷却液化して冷却器110へ戻す放熱
器120とから成り、冷却器110が一方のエンドフレ
ーム260に複数のビス300等によって固定されてい
る(図7参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ビス300
による固定方法では、冷却器110とエンドフレーム2
60との間の十分な接圧効果が得られない。即ち、ビス
300の周辺部ではビス300の締め付け力に応じて冷
却器110とエンドフレーム260との間の接圧効果を
得ることができるが、ビス300とビス300の中間部
では、ビス300の締め付け力がビス300周辺部より
小さくなるため、冷却器110とエンドフレーム260
との間の接圧効果が低下して両者間の接触熱抵抗が増大
し、その結果、十分な放熱性能(冷却性能)が得られな
いという問題が生じる。また、沸騰冷却装置100を電
気自動車用モータに取り付けた場合、自動車の走行風を
放熱器に当てて冷却することができるが、走行風だけで
は十分な冷却効果が得られないため、専用の送風装置を
設ける必要があり、その分コストアップを招いていた。
さらに、従来装置では、放熱器120を固定する有効な
固定手段が無いことから、振動等に対して弱いという取
付け構造上の問題点があった。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、冷却効果を高める
とともに、耐振性の向上を図った沸騰冷却装置一体型発
熱体を提供することにある。
による固定方法では、冷却器110とエンドフレーム2
60との間の十分な接圧効果が得られない。即ち、ビス
300の周辺部ではビス300の締め付け力に応じて冷
却器110とエンドフレーム260との間の接圧効果を
得ることができるが、ビス300とビス300の中間部
では、ビス300の締め付け力がビス300周辺部より
小さくなるため、冷却器110とエンドフレーム260
との間の接圧効果が低下して両者間の接触熱抵抗が増大
し、その結果、十分な放熱性能(冷却性能)が得られな
いという問題が生じる。また、沸騰冷却装置100を電
気自動車用モータに取り付けた場合、自動車の走行風を
放熱器に当てて冷却することができるが、走行風だけで
は十分な冷却効果が得られないため、専用の送風装置を
設ける必要があり、その分コストアップを招いていた。
さらに、従来装置では、放熱器120を固定する有効な
固定手段が無いことから、振動等に対して弱いという取
付け構造上の問題点があった。本発明は、上記事情に基
づいて成されたもので、その目的は、冷却効果を高める
とともに、耐振性の向上を図った沸騰冷却装置一体型発
熱体を提供することにある。
【0004】
(請求項1の構成)複数の構造部材から成る発熱体と、
この発熱体が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた
冷却器、この冷却器から気化した冷媒が流入して、その
気化した冷媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を
有する沸騰冷却装置とを備え、この沸騰冷却装置は、前
記冷却器が前記構造部材同士の間に介在されて、その構
造部材同士を締結する締結手段の締結力を受けて前記構
造部材に押圧保持されていることを特徴とする。
この発熱体が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた
冷却器、この冷却器から気化した冷媒が流入して、その
気化した冷媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を
有する沸騰冷却装置とを備え、この沸騰冷却装置は、前
記冷却器が前記構造部材同士の間に介在されて、その構
造部材同士を締結する締結手段の締結力を受けて前記構
造部材に押圧保持されていることを特徴とする。
【0005】(請求項1の作用および効果)沸騰冷却装
置の冷却器を構造部材同士の間に介在させて、その構造
部材同士を締結手段で締結するため、締結手段の締結力
が構造部材を通じて冷却器の全面に略均等に作用する。
これにより、構造部材と冷却器との間で高い接圧効果を
得ることができるため、構造部材と冷却器との間の接触
熱抵抗が小さくなって放熱性能(冷却性能)が向上す
る。
置の冷却器を構造部材同士の間に介在させて、その構造
部材同士を締結手段で締結するため、締結手段の締結力
が構造部材を通じて冷却器の全面に略均等に作用する。
これにより、構造部材と冷却器との間で高い接圧効果を
得ることができるため、構造部材と冷却器との間の接触
熱抵抗が小さくなって放熱性能(冷却性能)が向上す
る。
【0006】(請求項2の構成)請求項1に記載した沸
騰冷却装置一体型発熱体において、前記放熱器は、前記
冷却器とともに前記構造部材同士の間に介在されて、前
記締結手段の締結力を受けて前記構造部材に押圧保持さ
れ、前記放熱器を保持する前記構造部材には、前記放熱
器への送風通路が設けられていることを特徴とする。 (請求項2の作用および効果)放熱器を冷却器とともに
構造部材に押圧保持させたことにより、耐振性を向上で
きる。
騰冷却装置一体型発熱体において、前記放熱器は、前記
冷却器とともに前記構造部材同士の間に介在されて、前
記締結手段の締結力を受けて前記構造部材に押圧保持さ
れ、前記放熱器を保持する前記構造部材には、前記放熱
器への送風通路が設けられていることを特徴とする。 (請求項2の作用および効果)放熱器を冷却器とともに
構造部材に押圧保持させたことにより、耐振性を向上で
きる。
【0007】(請求項3の構成)発熱体と、この発熱体
が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた冷却器、こ
の冷却器から気化した冷媒が流入して、その気化した冷
媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を有する沸騰
冷却装置とを備え、この沸騰冷却装置は、前記冷却器が
前記発熱体の構造部材に圧入されて取り付けられている
ことを特徴とする。 (請求項3の作用および効果)沸騰冷却装置の冷却器を
発熱体の構造部材に圧入して取り付けたことにより、構
造部材と冷却器との間で高い接圧効果を得ることができ
るため、構造部材と冷却器との間の接触熱抵抗が小さく
なって放熱性能(冷却性能)が向上する。
が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた冷却器、こ
の冷却器から気化した冷媒が流入して、その気化した冷
媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を有する沸騰
冷却装置とを備え、この沸騰冷却装置は、前記冷却器が
前記発熱体の構造部材に圧入されて取り付けられている
ことを特徴とする。 (請求項3の作用および効果)沸騰冷却装置の冷却器を
発熱体の構造部材に圧入して取り付けたことにより、構
造部材と冷却器との間で高い接圧効果を得ることができ
るため、構造部材と冷却器との間の接触熱抵抗が小さく
なって放熱性能(冷却性能)が向上する。
【0008】(請求項4の構成)請求項3に記載した沸
騰冷却装置一体型発熱体において、前記放熱器は、送風
を受ける放熱面より下部側が前記冷却器とともに前記構
造部材に圧入されていることを特徴とする。 (請求項4の作用および効果)放熱器の下部側を冷却器
とともに構造部材に圧入させたことにより、耐振性を向
上できる。
騰冷却装置一体型発熱体において、前記放熱器は、送風
を受ける放熱面より下部側が前記冷却器とともに前記構
造部材に圧入されていることを特徴とする。 (請求項4の作用および効果)放熱器の下部側を冷却器
とともに構造部材に圧入させたことにより、耐振性を向
上できる。
【0009】(請求項5の構成)請求項1〜4に記載し
た何れかの沸騰冷却装置一体型発熱体において、前記発
熱体は、移動体に搭載されて、前記構造部材に空気の流
れを前記放熱器へ誘導する空気誘導手段が設けられてい
ることを特徴とする。 (請求項5の作用および効果)発熱体を移動体に搭載し
た場合、その移動体の移動に伴って生じる風の流れを空
気誘導手段によって放熱器に誘導することにより、放熱
性が向上する。また、移動体の移動に伴って生じる風の
流れをそのまま発熱体の冷却風としても利用できること
は言うまでもない。
た何れかの沸騰冷却装置一体型発熱体において、前記発
熱体は、移動体に搭載されて、前記構造部材に空気の流
れを前記放熱器へ誘導する空気誘導手段が設けられてい
ることを特徴とする。 (請求項5の作用および効果)発熱体を移動体に搭載し
た場合、その移動体の移動に伴って生じる風の流れを空
気誘導手段によって放熱器に誘導することにより、放熱
性が向上する。また、移動体の移動に伴って生じる風の
流れをそのまま発熱体の冷却風としても利用できること
は言うまでもない。
【0010】(請求項6の構成)請求項1〜5に記載し
た何れかの沸騰冷却装置一体型発熱体において、前記発
熱体は、電力を回転力に変換する回転機であることを特
徴とする。 (請求項6の作用および効果)発熱体を回転機とした場
合、この回転機に付随する発熱部品(例えばインバータ
回路等)を同時に冷却できるため、装置の全体形状をコ
ンパクト化できる。
た何れかの沸騰冷却装置一体型発熱体において、前記発
熱体は、電力を回転力に変換する回転機であることを特
徴とする。 (請求項6の作用および効果)発熱体を回転機とした場
合、この回転機に付随する発熱部品(例えばインバータ
回路等)を同時に冷却できるため、装置の全体形状をコ
ンパクト化できる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の沸騰冷却装置一体型発熱体の
実施例を説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置を備えた回転機の側
面断面図(図2のA−A断面図)、図2は沸騰冷却装置
を備えた回転機の正面図である。本実施例の回転機は、
例えば電気自動車(本発明の移動体)に搭載される走行
用モータ1であり、冷却手段としての沸騰冷却装置(後
述する)を一体に備える。走行用モータ1は、図1に示
すように、ロータ2、ステータ3、ハウジング4、一組
のエンドフレーム5、6等から構成されて、インバータ
回路7により回転数制御が行われる。
実施例を説明する。 (第1実施例)図1は沸騰冷却装置を備えた回転機の側
面断面図(図2のA−A断面図)、図2は沸騰冷却装置
を備えた回転機の正面図である。本実施例の回転機は、
例えば電気自動車(本発明の移動体)に搭載される走行
用モータ1であり、冷却手段としての沸騰冷却装置(後
述する)を一体に備える。走行用モータ1は、図1に示
すように、ロータ2、ステータ3、ハウジング4、一組
のエンドフレーム5、6等から構成されて、インバータ
回路7により回転数制御が行われる。
【0012】ロータ2は、回転力を外部へ出力するシャ
フト8と、このシャフト8の外周に設けられてシャフト
8と一体に回転する回転子9等から成る。シャフト8
は、その両端部がそれぞれ軸受10、11によって一組
のエンドフレーム5、6に回転自在に支持されている。
ステータ3は、ハウジング4の内周面に保持されて、回
転子9の外周に所定のギャップを有して配された円環状
のステータコア12と、このステータコア12に巻装さ
れたステータコイル13から成る。エンドフレーム5、
6は、円筒形状を成すハウジング4の両側に配されて、
それぞれボルト14とナット15の締結によってハウジ
ング4に固定されている。
フト8と、このシャフト8の外周に設けられてシャフト
8と一体に回転する回転子9等から成る。シャフト8
は、その両端部がそれぞれ軸受10、11によって一組
のエンドフレーム5、6に回転自在に支持されている。
ステータ3は、ハウジング4の内周面に保持されて、回
転子9の外周に所定のギャップを有して配された円環状
のステータコア12と、このステータコア12に巻装さ
れたステータコイル13から成る。エンドフレーム5、
6は、円筒形状を成すハウジング4の両側に配されて、
それぞれボルト14とナット15の締結によってハウジ
ング4に固定されている。
【0013】沸騰冷却装置は、冷却器16と放熱器17
から成り、図3に示すように、ビス18等の締結手段に
よって一方のエンドフレーム5に固定されるとともに、
その一方のエンドフレーム5と中間フレーム19との間
に介在されて、両者に押圧保持されている。冷却器16
は、一方のエンドフレーム5の平面形状に対応する円環
形状に設けられて、内部にモータ1およびインバータ回
路7から発生する熱を受けて沸騰気化する冷媒R(図3
参照)が封入されている。放熱器17は、例えば図2に
示すように、偏平チューブ17aと放熱用フィン17b
とを交互に積層して構成されたもので、冷却器16の上
部に位置し、冷却器16と連通して設けられている。
から成り、図3に示すように、ビス18等の締結手段に
よって一方のエンドフレーム5に固定されるとともに、
その一方のエンドフレーム5と中間フレーム19との間
に介在されて、両者に押圧保持されている。冷却器16
は、一方のエンドフレーム5の平面形状に対応する円環
形状に設けられて、内部にモータ1およびインバータ回
路7から発生する熱を受けて沸騰気化する冷媒R(図3
参照)が封入されている。放熱器17は、例えば図2に
示すように、偏平チューブ17aと放熱用フィン17b
とを交互に積層して構成されたもので、冷却器16の上
部に位置し、冷却器16と連通して設けられている。
【0014】中間フレーム19は、エンドフレーム5と
の間に沸騰冷却装置を挟持して、中間フレーム19の外
側(図1の左側)に配されるリヤフレーム20とともに
ボルト21とナット22(本発明の締結手段)の締結に
よってエンドフレーム5に固定されている。但し、エン
ドフレーム5と中間フレーム19は、放熱器17の送風
通路が確保されるように、放熱器17の放熱面(偏平チ
ューブ17aと放熱用フィン17bとで構成されたコア
面)を開けて、放熱器17の周縁部を押圧保持している
(図1参照)。リヤフレーム20は、中間フレーム19
に固定されるインバータ回路7を気密に覆って中間フレ
ーム19との間に密閉構造を形成している。また、この
リヤフレーム20には、図2に示すように、車両の走行
に伴って生じる走行風を整流して放熱器17へ導くとと
もに、自身が放熱フィンとしても働く複数の空気整流板
20a(本発明の空気誘導手段)が一体に設けられてい
る。
の間に沸騰冷却装置を挟持して、中間フレーム19の外
側(図1の左側)に配されるリヤフレーム20とともに
ボルト21とナット22(本発明の締結手段)の締結に
よってエンドフレーム5に固定されている。但し、エン
ドフレーム5と中間フレーム19は、放熱器17の送風
通路が確保されるように、放熱器17の放熱面(偏平チ
ューブ17aと放熱用フィン17bとで構成されたコア
面)を開けて、放熱器17の周縁部を押圧保持している
(図1参照)。リヤフレーム20は、中間フレーム19
に固定されるインバータ回路7を気密に覆って中間フレ
ーム19との間に密閉構造を形成している。また、この
リヤフレーム20には、図2に示すように、車両の走行
に伴って生じる走行風を整流して放熱器17へ導くとと
もに、自身が放熱フィンとしても働く複数の空気整流板
20a(本発明の空気誘導手段)が一体に設けられてい
る。
【0015】インバータ回路7は、複数のスイッチング
素子7a(例えばトランジスタ)と、このスイッチング
素子7aをオン/オフ制御する制御回路7b等を備え、
上述したように中間フレーム19に固定されている(図
1参照)。
素子7a(例えばトランジスタ)と、このスイッチング
素子7aをオン/オフ制御する制御回路7b等を備え、
上述したように中間フレーム19に固定されている(図
1参照)。
【0016】次に、本実施例の作動を説明する。図示し
ない回転センサ等の信号に基づいて制御回路7bから出
力される制御信号により各スイッチング素子7aがオン
/オフ制御されて3相交流が形成され、この3相交流が
ステータコイル13に供給されることによりステータコ
ア12に回転磁界が発生してロータ2が回転する。この
時、インバータ回路7の各スイッチング素子7a、回転
子9、およびステータ3等に発生した熱は、ハウジング
4、一組のエンドフレーム5、6、中間フレーム19、
リヤフレーム20の表面より走行風等によって大気へ放
出されるとともに、沸騰冷却装置により放熱される。
ない回転センサ等の信号に基づいて制御回路7bから出
力される制御信号により各スイッチング素子7aがオン
/オフ制御されて3相交流が形成され、この3相交流が
ステータコイル13に供給されることによりステータコ
ア12に回転磁界が発生してロータ2が回転する。この
時、インバータ回路7の各スイッチング素子7a、回転
子9、およびステータ3等に発生した熱は、ハウジング
4、一組のエンドフレーム5、6、中間フレーム19、
リヤフレーム20の表面より走行風等によって大気へ放
出されるとともに、沸騰冷却装置により放熱される。
【0017】この時の沸騰冷却装置の作用を説明する。
沸騰冷却装置は、冷却器16が一方のエンドフレーム5
と中間フレーム19とに面接触して押圧保持されてい
る。このため、回転子9およびステータ3に発生した熱
は、ハウジング4→エンドフレーム5→冷却器16へと
伝わり、インバータ回路7の各スイッチング素子7aに
発生した熱も中間フレーム19を介して冷却器16に伝
わる。この結果、冷却器16の内部に封入された冷媒R
が沸騰して、冷却器16から放熱器17へ流入し、図3
に示すように、偏平チューブ17aの壁面に接触する。
この時、偏平チューブ17aの壁面が走行風によって冷
却されているため、壁面に接触した冷媒蒸気が潜熱を放
出して凝縮液化し、液滴となって偏平チューブ17aの
壁面を伝って再び冷却器16内へ戻る。一方、冷媒蒸気
が凝縮する際に放出された凝縮潜熱は、偏平チューブ1
7aの管壁および放熱用フィン17bから大気へ放出さ
れる。以後、同様に吸熱→気化→放熱→液化が繰り返さ
れることにより、回転子9、ステータ3、およびスイッ
チング素子7a等の発熱部品が冷却される。
沸騰冷却装置は、冷却器16が一方のエンドフレーム5
と中間フレーム19とに面接触して押圧保持されてい
る。このため、回転子9およびステータ3に発生した熱
は、ハウジング4→エンドフレーム5→冷却器16へと
伝わり、インバータ回路7の各スイッチング素子7aに
発生した熱も中間フレーム19を介して冷却器16に伝
わる。この結果、冷却器16の内部に封入された冷媒R
が沸騰して、冷却器16から放熱器17へ流入し、図3
に示すように、偏平チューブ17aの壁面に接触する。
この時、偏平チューブ17aの壁面が走行風によって冷
却されているため、壁面に接触した冷媒蒸気が潜熱を放
出して凝縮液化し、液滴となって偏平チューブ17aの
壁面を伝って再び冷却器16内へ戻る。一方、冷媒蒸気
が凝縮する際に放出された凝縮潜熱は、偏平チューブ1
7aの管壁および放熱用フィン17bから大気へ放出さ
れる。以後、同様に吸熱→気化→放熱→液化が繰り返さ
れることにより、回転子9、ステータ3、およびスイッ
チング素子7a等の発熱部品が冷却される。
【0018】(第1実施例の効果)本実施例では、モー
タ1の構造部材である一方のエンドフレーム5と中間フ
レーム19との間に介在させて、リヤフレーム20とと
もにボルト21とナット22の締結によって固定したこ
とにより、そのボルト21とナット22の締め付け力が
中間フレーム19とエンドフレーム5を介して冷却器1
6および放熱器17に作用する。このため、冷却器16
においてはエンドフレーム5との接圧効果が向上して両
者間の接触熱抵抗が小さくなるため、冷却性能が向上す
る。また、放熱器17においても、その周縁部がエンド
フレーム5と中間フレーム19とに押圧保持されること
で、耐振性が向上する。
タ1の構造部材である一方のエンドフレーム5と中間フ
レーム19との間に介在させて、リヤフレーム20とと
もにボルト21とナット22の締結によって固定したこ
とにより、そのボルト21とナット22の締め付け力が
中間フレーム19とエンドフレーム5を介して冷却器1
6および放熱器17に作用する。このため、冷却器16
においてはエンドフレーム5との接圧効果が向上して両
者間の接触熱抵抗が小さくなるため、冷却性能が向上す
る。また、放熱器17においても、その周縁部がエンド
フレーム5と中間フレーム19とに押圧保持されること
で、耐振性が向上する。
【0019】また、本実施例では、リヤフレーム20に
空気整流板20aを設けたことにより、リヤフレーム2
0に当たる走行風が空気整流板20aによって整流され
るとともに、図2の矢印で示すように、空気整流板20
aとリヤフレーム20の表面とで形成される案内路に沿
って効果的に放熱器17へ導かれるため、放熱器17へ
の風量が増大して放熱性能を向上させることができる。
これにより、専用の送風装置を使用する必要がないた
め、その分コストダウンを図ることができる。さらに、
モータ1に付随したインバータ回路7も同時に冷却でき
るため、装置全体の形状をコンパクトに収めることがで
きる。
空気整流板20aを設けたことにより、リヤフレーム2
0に当たる走行風が空気整流板20aによって整流され
るとともに、図2の矢印で示すように、空気整流板20
aとリヤフレーム20の表面とで形成される案内路に沿
って効果的に放熱器17へ導かれるため、放熱器17へ
の風量が増大して放熱性能を向上させることができる。
これにより、専用の送風装置を使用する必要がないた
め、その分コストダウンを図ることができる。さらに、
モータ1に付随したインバータ回路7も同時に冷却でき
るため、装置全体の形状をコンパクトに収めることがで
きる。
【0020】(第2実施例)図4は沸騰冷却装置を備え
たモータ1の断面図(図5のB−B断面図)、図5は沸
騰冷却装置を備えたモータ1の側面図である。本実施例
は、沸騰冷却装置の冷却器16および放熱器17の一部
をモータ1のハウジング4に圧入して取り付けた場合の
一例を示すものである。この場合、冷却器16の全体が
ハウジング4に圧入されるため、第1実施例と同様に冷
却器16とハウジング4との間で十分な接圧効果が得ら
れて両者間の接触熱抵抗を小さくできるため、冷却性能
が向上する。一方、放熱器17は、放熱面がハウジング
4の外部に露出した状態で下部側のみハウジング4に圧
入させることにより、耐振性を向上させることができ
る。また、モータ1の向きが走行風の流れに対してシャ
フト8が略直交する様に配置されている場合は、図4に
示すように、ハウジング4の側面に空気整流板20aを
有するリヤフレーム20を固定することで、走行風を整
流しながら効果的に放熱器17へ導くことができる。
たモータ1の断面図(図5のB−B断面図)、図5は沸
騰冷却装置を備えたモータ1の側面図である。本実施例
は、沸騰冷却装置の冷却器16および放熱器17の一部
をモータ1のハウジング4に圧入して取り付けた場合の
一例を示すものである。この場合、冷却器16の全体が
ハウジング4に圧入されるため、第1実施例と同様に冷
却器16とハウジング4との間で十分な接圧効果が得ら
れて両者間の接触熱抵抗を小さくできるため、冷却性能
が向上する。一方、放熱器17は、放熱面がハウジング
4の外部に露出した状態で下部側のみハウジング4に圧
入させることにより、耐振性を向上させることができ
る。また、モータ1の向きが走行風の流れに対してシャ
フト8が略直交する様に配置されている場合は、図4に
示すように、ハウジング4の側面に空気整流板20aを
有するリヤフレーム20を固定することで、走行風を整
流しながら効果的に放熱器17へ導くことができる。
【0021】(変形例)本実施例では、回転機として電
気自動車の走行用モータ1を例示したが、走行用モータ
1以外にも、NC用モータ、フォークリフト用モータ等
に適用しても良い。
気自動車の走行用モータ1を例示したが、走行用モータ
1以外にも、NC用モータ、フォークリフト用モータ等
に適用しても良い。
【図1】沸騰冷却装置を備えた回転機の側面断面図であ
る(第1実施例)。
る(第1実施例)。
【図2】沸騰冷却装置を備えた回転機の正面図である
(第1実施例)。
(第1実施例)。
【図3】冷却器の取付け状態を示す拡大断面図である
(第1実施例)。
(第1実施例)。
【図4】沸騰冷却装置を備えた回転機の断面図である
(第2実施例)。
(第2実施例)。
【図5】沸騰冷却装置を備えた回転機の側面図である
(第2実施例)。
(第2実施例)。
【図6】従来技術に係わる回転機の側面図である。
【図7】従来技術に係わる回転機の正面図である。
1 走行用モータ(回転機/発熱体) 5 一方のエンドフレーム(構造部材) 16 冷却器 17 放熱器 19 中間フレーム(構造部材) 20 リヤフレーム(構造部材) 20a 空気整流板(空気誘導手段) 21 ボルト(締結手段) 22 ナット(締結手段) R 冷媒
Claims (6)
- 【請求項1】複数の構造部材から成る発熱体と、 この発熱体が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた
冷却器、この冷却器から気化した冷媒が流入して、その
気化した冷媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を
有する沸騰冷却装置とを備え、 この沸騰冷却装置は、前記冷却器が前記構造部材同士の
間に介在されて、その構造部材同士を締結する締結手段
の締結力を受けて前記構造部材に押圧保持されているこ
とを特徴とする沸騰冷却装置一体型発熱体。 - 【請求項2】前記放熱器は、前記冷却器とともに前記構
造部材同士の間に介在されて、前記締結手段の締結力を
受けて前記構造部材に押圧保持され、 前記放熱器を保持する前記構造部材には、前記放熱器へ
の送風通路が設けられていることを特徴とする請求項1
に記載した沸騰冷却装置一体型発熱体。 - 【請求項3】発熱体と、 この発熱体が発生した熱を受けて気化する冷媒を入れた
冷却器、この冷却器から気化した冷媒が流入して、その
気化した冷媒を凝縮液化して前記冷却器へ戻す放熱器を
有する沸騰冷却装置とを備え、 この沸騰冷却装置は、前記冷却器が前記発熱体の構造部
材に圧入されて取り付けられていることを特徴とする沸
騰冷却装置一体型発熱体。 - 【請求項4】前記放熱器は、送風を受ける放熱面より下
部側が前記冷却器とともに前記構造部材に圧入されてい
ることを特徴とする請求項3に記載した沸騰冷却装置一
体型発熱体。 - 【請求項5】前記発熱体は、移動体に搭載されて、前記
構造部材に空気の流れを前記放熱器へ誘導する空気誘導
手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜4に
記載した何れかの沸騰冷却装置一体型発熱体。 - 【請求項6】前記発熱体は、電力を回転力に変換する回
転機であることを特徴とする請求項1〜5に記載した何
れかの沸騰冷却装置一体型発熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22286995A JPH0968377A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 沸騰冷却装置一体型発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22286995A JPH0968377A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 沸騰冷却装置一体型発熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968377A true JPH0968377A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16789170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22286995A Pending JPH0968377A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 沸騰冷却装置一体型発熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968377A (ja) |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22286995A patent/JPH0968377A/ja active Pending
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