JPH0968455A - 電子天びん - Google Patents
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- JPH0968455A JPH0968455A JP22295995A JP22295995A JPH0968455A JP H0968455 A JPH0968455 A JP H0968455A JP 22295995 A JP22295995 A JP 22295995A JP 22295995 A JP22295995 A JP 22295995A JP H0968455 A JPH0968455 A JP H0968455A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路の基準電位(共通電位)を基準として一
定電圧を発生する基準電圧発生回路を用いて動作可能な
パルス幅比−電流変換回路を備え、高精度で安価な電子
天びんを提供する。 【解決手段】 演算増幅回路2の入力端と、回路の基準
電位に対して所要電圧信号を発生する基準電圧発生回路
1の信号出力端との間に抵抗器Rs を挿入し、演算増幅
回路2を入力端からの入力電流を積分する積分器として
動作させる一方、演算増幅回路2の電流フィードバック
回路には、負荷4a,4bとスイッチング素子3a,3
bとの直列回路を2系統並列に挿入し、各スイッチング
素子3a,3bを逆位相のPWM信号で励振すること
で、演算増幅回路2をその入力電流とフィードバック電
流とが一致した状態で平衡させ、負荷4a,4bに各P
WM信号のパルス幅比に比例した直流電流を流し、負荷
4a,4bの少なくともいずれか一方を電磁コイルとし
て被測定荷重に対抗させる。
定電圧を発生する基準電圧発生回路を用いて動作可能な
パルス幅比−電流変換回路を備え、高精度で安価な電子
天びんを提供する。 【解決手段】 演算増幅回路2の入力端と、回路の基準
電位に対して所要電圧信号を発生する基準電圧発生回路
1の信号出力端との間に抵抗器Rs を挿入し、演算増幅
回路2を入力端からの入力電流を積分する積分器として
動作させる一方、演算増幅回路2の電流フィードバック
回路には、負荷4a,4bとスイッチング素子3a,3
bとの直列回路を2系統並列に挿入し、各スイッチング
素子3a,3bを逆位相のPWM信号で励振すること
で、演算増幅回路2をその入力電流とフィードバック電
流とが一致した状態で平衡させ、負荷4a,4bに各P
WM信号のパルス幅比に比例した直流電流を流し、負荷
4a,4bの少なくともいずれか一方を電磁コイルとし
て被測定荷重に対抗させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルス幅変調方式
を採用した電磁力平衡型の電子天びんに関する。
を採用した電磁力平衡型の電子天びんに関する。
【0002】
【従来の技術】電磁力平衡型の電子天びんにおいては、
一般に、被測定荷重による天びん桿のバランス点からの
変位検出信号をPID(比例・積分・微分)演算し、そ
の演算結果に応じた電流を静磁場内に置かれたコイル
(電磁コイル)に流すことによって発生する電磁力を、
被測定荷重に対抗して天びん桿に作用させてこれをバラ
ンスさせ、その天びん桿のバランス状態においてコイル
に流れる電流の大きさから、被測定荷重の大きさを求め
る。
一般に、被測定荷重による天びん桿のバランス点からの
変位検出信号をPID(比例・積分・微分)演算し、そ
の演算結果に応じた電流を静磁場内に置かれたコイル
(電磁コイル)に流すことによって発生する電磁力を、
被測定荷重に対抗して天びん桿に作用させてこれをバラ
ンスさせ、その天びん桿のバランス状態においてコイル
に流れる電流の大きさから、被測定荷重の大きさを求め
る。
【0003】このような電磁力平衡型の電子天びんをは
じめとする、比較的高精度の制御が要求される電磁力平
衡応用機器においては、PID演算結果に正確に比例し
た大きさの電流をコイルに流すことを目的として、PI
D演算結果をパルス幅変調し、そのパルス幅変調信号
(以下、PWM信号と称する)で励振されるスイッチン
グ素子を設け、このスイッチング素子によって定電流信
号をスイッチングしてコイルに供給する方式が採用され
ている。
じめとする、比較的高精度の制御が要求される電磁力平
衡応用機器においては、PID演算結果に正確に比例し
た大きさの電流をコイルに流すことを目的として、PI
D演算結果をパルス幅変調し、そのパルス幅変調信号
(以下、PWM信号と称する)で励振されるスイッチン
グ素子を設け、このスイッチング素子によって定電流信
号をスイッチングしてコイルに供給する方式が採用され
ている。
【0004】このようなパルス幅比に応じた大きさの電
流を負荷に供給する、いわゆるパルス幅比−電流変換回
路としては、従来、図1または図2に例示するような回
路が用いられている。
流を負荷に供給する、いわゆるパルス幅比−電流変換回
路としては、従来、図1または図2に例示するような回
路が用いられている。
【0005】図1の例では、パルス幅変調回路11から
の互いに同期した逆位相の2種のPWM信号によってス
イッチング素子12a,12bを励振するとともに、そ
の各スイッチング素子12a,12bの一端をそれぞれ
負荷13a,13bの一端に接続し、スイッチング素子
12a,12bの他端に定電流信号を供給している。各
負荷13a,13bの他端は回路の電源の正側に接続し
て、スイッチング素子12a,12bのスイッチング動
作によって各負荷13a,13bにパルス電流が流れる
ように構成している。
の互いに同期した逆位相の2種のPWM信号によってス
イッチング素子12a,12bを励振するとともに、そ
の各スイッチング素子12a,12bの一端をそれぞれ
負荷13a,13bの一端に接続し、スイッチング素子
12a,12bの他端に定電流信号を供給している。各
負荷13a,13bの他端は回路の電源の正側に接続し
て、スイッチング素子12a,12bのスイッチング動
作によって各負荷13a,13bにパルス電流が流れる
ように構成している。
【0006】また、図2の例では、パルス幅変調回路2
1からのPWM信号によって励振されるスイッチング素
子22の一端を積分器24の入力端に接続し、他端に定
電流信号を供給するとともに、負荷23を積分器24の
フィードバック回路に挿入して、スイッチング素子22
のスイッチング動作によって負荷23にPWM信号のパ
ルス幅比に比例した直流電流が流れるように構成してい
る。
1からのPWM信号によって励振されるスイッチング素
子22の一端を積分器24の入力端に接続し、他端に定
電流信号を供給するとともに、負荷23を積分器24の
フィードバック回路に挿入して、スイッチング素子22
のスイッチング動作によって負荷23にPWM信号のパ
ルス幅比に比例した直流電流が流れるように構成してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来のパルス幅比−電流変換回路においては、図1,
図2に示したように、回路の電源の正または負側(図
1,図2では負側)を基点とした基準電圧による定電流
回路が構成される。すなわち、定電流を発生させるため
の基準電源が、回路の基準電位(共通電位、回路動作電
源の0電位)に対して浮いた状態となっている。このた
め、その基準電圧の発生回路は、通常の共通電位を基準
とした基準電圧発生回路に比してその構成が複雑となる
という問題がある。また、例えば荷重検出信号をデジタ
ル化するためのA−D変換器の基準電圧源等、共通電位
に対する基準電圧源を必要とする、他の回路と基準電圧
源を共用することができず、非経済的である。
な従来のパルス幅比−電流変換回路においては、図1,
図2に示したように、回路の電源の正または負側(図
1,図2では負側)を基点とした基準電圧による定電流
回路が構成される。すなわち、定電流を発生させるため
の基準電源が、回路の基準電位(共通電位、回路動作電
源の0電位)に対して浮いた状態となっている。このた
め、その基準電圧の発生回路は、通常の共通電位を基準
とした基準電圧発生回路に比してその構成が複雑となる
という問題がある。また、例えば荷重検出信号をデジタ
ル化するためのA−D変換器の基準電圧源等、共通電位
に対する基準電圧源を必要とする、他の回路と基準電圧
源を共用することができず、非経済的である。
【0008】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、回路の基準電位(共
通電位)に対して一定の電圧を発生する基準電圧発生回
路をもとにして発生させた定電流信号を用いて、電磁コ
イルに対してPWM信号のパルス幅比に応じた電流を流
すことができ、もって簡単な構成で、しかもA−D変換
器等の他の回路の基準電圧源として共用できる基準電圧
発生回路を用いて動作可能なパルス幅比−電流変換回路
を備え、高精度で安価な電子天びんを提供することにあ
る。
もので、その目的とするところは、回路の基準電位(共
通電位)に対して一定の電圧を発生する基準電圧発生回
路をもとにして発生させた定電流信号を用いて、電磁コ
イルに対してPWM信号のパルス幅比に応じた電流を流
すことができ、もって簡単な構成で、しかもA−D変換
器等の他の回路の基準電圧源として共用できる基準電圧
発生回路を用いて動作可能なパルス幅比−電流変換回路
を備え、高精度で安価な電子天びんを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、その実施の一形態の要部回路図を表す図3
を参照しつつ説明すると、本発明の電子天びんは、天び
ん桿の変位検出信号に基づいて生成された制御動作信号
をパルス幅変調することによって得られるPWM信号を
用いて、スイッチング素子を励振させることにより定電
流信号をスイッチングして電磁コイルに供給することに
よって、電磁コイルにPWM信号のパルス幅比に比例し
た電流を供給して天びん桿を所定位置にバランスさせる
ためのパルス幅比−電流変換回路を備えた電子天びんに
おいて、そのパルス幅比−電流変換回路の構成が、回路
の基準電位(共通電位)に対して所要の一定電圧を発生
する基準電圧回路1の出力を、抵抗器Rsを介して演算
増幅回路2の入力端に導き、その演算増幅回路2は、入
力端からの入力電流を積分して電圧および電流の形で出
力する積分器を構成するとともに、この演算増幅回路2
の入出力端間には、それぞれがスイッチング素子3a,
3bに直列接続された2つの負荷4a,4bを並列に接
続し、その各負荷4a,4bのスイッチング素子3a,
3bは、互いに同期した逆位相のPWM信号eA ,eB
で励振される構成であり、その2つの負荷4a,4bの
うち、少なくともいずれか一方を上記電磁コイルとした
ことによって特徴づけられる。
めの構成を、その実施の一形態の要部回路図を表す図3
を参照しつつ説明すると、本発明の電子天びんは、天び
ん桿の変位検出信号に基づいて生成された制御動作信号
をパルス幅変調することによって得られるPWM信号を
用いて、スイッチング素子を励振させることにより定電
流信号をスイッチングして電磁コイルに供給することに
よって、電磁コイルにPWM信号のパルス幅比に比例し
た電流を供給して天びん桿を所定位置にバランスさせる
ためのパルス幅比−電流変換回路を備えた電子天びんに
おいて、そのパルス幅比−電流変換回路の構成が、回路
の基準電位(共通電位)に対して所要の一定電圧を発生
する基準電圧回路1の出力を、抵抗器Rsを介して演算
増幅回路2の入力端に導き、その演算増幅回路2は、入
力端からの入力電流を積分して電圧および電流の形で出
力する積分器を構成するとともに、この演算増幅回路2
の入出力端間には、それぞれがスイッチング素子3a,
3bに直列接続された2つの負荷4a,4bを並列に接
続し、その各負荷4a,4bのスイッチング素子3a,
3bは、互いに同期した逆位相のPWM信号eA ,eB
で励振される構成であり、その2つの負荷4a,4bの
うち、少なくともいずれか一方を上記電磁コイルとした
ことによって特徴づけられる。
【0010】
【作用】上記の構成のパルス幅比−電流変換回路におい
て、演算増幅回路2によって構成される積分器は、抵抗
器Rsを通じて入力される電流Iin=Vs /Rs と、ス
イッチング素子3a,3bおよび負荷4a,4bを通じ
てフィードバックされる電流If との差を積分し、その
積分結果を演算増幅回路2の出力とする。この回路の平
衡条件は、
て、演算増幅回路2によって構成される積分器は、抵抗
器Rsを通じて入力される電流Iin=Vs /Rs と、ス
イッチング素子3a,3bおよび負荷4a,4bを通じ
てフィードバックされる電流If との差を積分し、その
積分結果を演算増幅回路2の出力とする。この回路の平
衡条件は、
【0011】
【数1】
【0012】となる。従って、
【0013】
【数2】
【0014】となってこの回路は平衡する。このような
フィードバック電流If を、2種のPWM信号に従って
互いに同期して逆位相で励振され、かつ、互いに並列接
続された2つのスイッチング素子3a,3bを通じて、
互いに並列接続された各負荷4a,4bに対してスイッ
チングしつつ供給すると、各負荷4a,4bには、それ
ぞれに対応するPWM信号のパルス幅比に応じた大きさ
の直流電流が流れる。よって、回路の基準電位、つまり
0電位を基準として一定の電圧を発生する基準電圧発生
回路1の出力をもとに発生した定電流信号を用いて動作
するパルス幅比−電流変換回路が得られる。
フィードバック電流If を、2種のPWM信号に従って
互いに同期して逆位相で励振され、かつ、互いに並列接
続された2つのスイッチング素子3a,3bを通じて、
互いに並列接続された各負荷4a,4bに対してスイッ
チングしつつ供給すると、各負荷4a,4bには、それ
ぞれに対応するPWM信号のパルス幅比に応じた大きさ
の直流電流が流れる。よって、回路の基準電位、つまり
0電位を基準として一定の電圧を発生する基準電圧発生
回路1の出力をもとに発生した定電流信号を用いて動作
するパルス幅比−電流変換回路が得られる。
【0015】ここで、2つの負荷4a,4bのうち、一
方を対象負荷である電磁コイルとし、他方をダミー負荷
としてもよいし、双方を対象とする差動負荷(差動コイ
ル)としてもよい。
方を対象負荷である電磁コイルとし、他方をダミー負荷
としてもよいし、双方を対象とする差動負荷(差動コイ
ル)としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図3は本発明の好適な実施の一形
態の要部回路図で、電磁力平衡型の電子天びんの電磁コ
イルに流すべき電流を決定するためのパルス幅比−電流
変換回路を抽出して示す図である。ある。
態の要部回路図で、電磁力平衡型の電子天びんの電磁コ
イルに流すべき電流を決定するためのパルス幅比−電流
変換回路を抽出して示す図である。ある。
【0017】基準電圧発生回路1は、回路の共通電位
(0電位)に対し一定電圧の信号Vsを出力する。この
基準電圧発生回路1の信号出力端は、抵抗Rs を介して
演算増幅回路2の入力端に接続されている。演算増幅回
路2は帰還コンデンサ2aを有し、入力電流を積分して
電圧および電流の形で出力する積分器を構成していると
ともに、その出力段には出力抵抗の高い電流増幅器2b
を備えている。
(0電位)に対し一定電圧の信号Vsを出力する。この
基準電圧発生回路1の信号出力端は、抵抗Rs を介して
演算増幅回路2の入力端に接続されている。演算増幅回
路2は帰還コンデンサ2aを有し、入力電流を積分して
電圧および電流の形で出力する積分器を構成していると
ともに、その出力段には出力抵抗の高い電流増幅器2b
を備えている。
【0018】そして、この演算増幅回路2の電流フィー
ドバック回路には、2つの負荷4aおよび4bが並列に
挿入され、その各負荷4a,4bにはそれぞれ直列にス
イッチング素子3a,3bが接続されている。また、各
スイッチング素子3a,3bの負荷4a,4bとの接続
端には、コンデンサCs が並列に接続されており、交流
的には短絡した状態となっている。
ドバック回路には、2つの負荷4aおよび4bが並列に
挿入され、その各負荷4a,4bにはそれぞれ直列にス
イッチング素子3a,3bが接続されている。また、各
スイッチング素子3a,3bの負荷4a,4bとの接続
端には、コンデンサCs が並列に接続されており、交流
的には短絡した状態となっている。
【0019】各スイッチング素子3aおよび3bは、パ
ルス幅変調回路5からのPWM信号eA およびeB によ
ってそれぞれ励振駆動されるが、各スイッチング素子3
a,3bをスイッチングさせるためのPWM信号eA ,
eB は、互いに同期した逆位相の信号となっている。
ルス幅変調回路5からのPWM信号eA およびeB によ
ってそれぞれ励振駆動されるが、各スイッチング素子3
a,3bをスイッチングさせるためのPWM信号eA ,
eB は、互いに同期した逆位相の信号となっている。
【0020】以上の回路構成において、演算増幅回路2
の入力端には抵抗器Rs から電流Iin=Vs /Rs が供
給され、演算増幅回路2は負荷4a,4bとスイッチン
グ素子3a,3bを介してフィードバックされる電流I
f との差を積分して出力することになる。よってこの回
路の平衡条件は
の入力端には抵抗器Rs から電流Iin=Vs /Rs が供
給され、演算増幅回路2は負荷4a,4bとスイッチン
グ素子3a,3bを介してフィードバックされる電流I
f との差を積分して出力することになる。よってこの回
路の平衡条件は
【0021】
【数3】
【0022】となり、
【0023】
【数4】
【0024】として、
【0025】
【数5】
【0026】となって回路が平衡する。スイッチング素
子3a,3bから演算増幅回路2の入力端に流れ込む電
流値の瞬時値は、演算増幅回路2の出力段の電流増幅器
2bの出力抵抗と、コンデンサCs の値を十分に大きく
選定することにより、Iinが一定であれば一定となるよ
うに設定することができる。
子3a,3bから演算増幅回路2の入力端に流れ込む電
流値の瞬時値は、演算増幅回路2の出力段の電流増幅器
2bの出力抵抗と、コンデンサCs の値を十分に大きく
選定することにより、Iinが一定であれば一定となるよ
うに設定することができる。
【0027】従って、負荷4aに流れる電流の平均値I
AA、および負荷4bに流れる電流の平均値IBAは、それ
ぞれ IAA=kIf =kIin IBA=(1−k)If =kIin となる。ここで、kおよび(1−k)は、それぞれのス
イッチング素子4a,4bに供給される励振用のPWM
信号eA ,eB のパルス幅比である。
AA、および負荷4bに流れる電流の平均値IBAは、それ
ぞれ IAA=kIf =kIin IBA=(1−k)If =kIin となる。ここで、kおよび(1−k)は、それぞれのス
イッチング素子4a,4bに供給される励振用のPWM
信号eA ,eB のパルス幅比である。
【0028】従って、例えば一方の負荷4aを静磁場中
に置かれた電磁コイルコイルとすると、このコイルに上
記した電流IAAが流れることによって、 Ff =K・kIin の平衡用電磁力が発生する。なお、Kは静磁場の強さや
コイルのターン数等によって決まる定数であり、よって
Ff はスイッチング素子3aに供給されるPWM信号の
パルス幅比kに正確に比例することになり、励振用のP
WM信号eA を、電磁力平衡型の電子天びんにおける天
びん桿の変位検出信号のPID演算結果から生成すれ
ば、その天びん桿を、被測定荷重による変位に抗してバ
ランスさせることができる。
に置かれた電磁コイルコイルとすると、このコイルに上
記した電流IAAが流れることによって、 Ff =K・kIin の平衡用電磁力が発生する。なお、Kは静磁場の強さや
コイルのターン数等によって決まる定数であり、よって
Ff はスイッチング素子3aに供給されるPWM信号の
パルス幅比kに正確に比例することになり、励振用のP
WM信号eA を、電磁力平衡型の電子天びんにおける天
びん桿の変位検出信号のPID演算結果から生成すれ
ば、その天びん桿を、被測定荷重による変位に抗してバ
ランスさせることができる。
【0029】ここで、以上のように一方の負荷4aのみ
を電磁コイルとする場合、他方の負荷4bはダミー負荷
とするが、図4に要部構成を示すように、双方の負荷4
a,4bを、中点を有する電磁コイルの両側のコイルと
して、そのいずれをも制御対象としてもよい。この場
合、各コイル4a,4bにそれぞれ前記したIAAおよび
IBBで示した電流が流れると、全体としての発生電磁力
は Ff =K{kIin−(1−k)Iin}=K(2k−1)
Iin となる。
を電磁コイルとする場合、他方の負荷4bはダミー負荷
とするが、図4に要部構成を示すように、双方の負荷4
a,4bを、中点を有する電磁コイルの両側のコイルと
して、そのいずれをも制御対象としてもよい。この場
合、各コイル4a,4bにそれぞれ前記したIAAおよび
IBBで示した電流が流れると、全体としての発生電磁力
は Ff =K{kIin−(1−k)Iin}=K(2k−1)
Iin となる。
【0030】なお、図3に示した実施の形態において
は、演算増幅回路2の出力段に電流増幅器2bを設ける
とともに、各スイッチング素子3a,3b間にコンデン
サCsを挿入したが、本発明では、これらの電流増幅器
2bとコンデンサCs は必ずしも必要ではなく、要求さ
れる変換精度と、システムの応答速度、および積分用の
演算増幅回路2の特性に応じて、これら双方または片方
を設けない場合も含めて、その出力抵抗や増幅度、ある
いは容量等が選定される。
は、演算増幅回路2の出力段に電流増幅器2bを設ける
とともに、各スイッチング素子3a,3b間にコンデン
サCsを挿入したが、本発明では、これらの電流増幅器
2bとコンデンサCs は必ずしも必要ではなく、要求さ
れる変換精度と、システムの応答速度、および積分用の
演算増幅回路2の特性に応じて、これら双方または片方
を設けない場合も含めて、その出力抵抗や増幅度、ある
いは容量等が選定される。
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、天びん
桿の変位検出信号を基に生成したパルス幅変調信号によ
り、定電流信号をスイッチングして電磁コイルに供給す
るパルス幅比−電流変換回路を備えた電子天びんにおい
て、そのパルス幅比−電流変換回路を、回路の基準電位
(共通電位ないしは0電位)を基準として所要電圧を発
生する基準電圧発生回路を用いて動作させることが可能
となるため、基準電源の構成を簡素化することが可能と
なると同時に、その基準電圧発生回路を、他の回路、例
えばバイアス源やA−D変換器の基準電源と共用させる
ことが可能となり、装置全体としてのコストを低減させ
ることができる。更に、このような基準電圧発生回路を
用いてパルス幅比−電流変換回路を構成できることは、
基準電源電圧のマイコン回路による操作が容易となると
いう利点も生じる。
桿の変位検出信号を基に生成したパルス幅変調信号によ
り、定電流信号をスイッチングして電磁コイルに供給す
るパルス幅比−電流変換回路を備えた電子天びんにおい
て、そのパルス幅比−電流変換回路を、回路の基準電位
(共通電位ないしは0電位)を基準として所要電圧を発
生する基準電圧発生回路を用いて動作させることが可能
となるため、基準電源の構成を簡素化することが可能と
なると同時に、その基準電圧発生回路を、他の回路、例
えばバイアス源やA−D変換器の基準電源と共用させる
ことが可能となり、装置全体としてのコストを低減させ
ることができる。更に、このような基準電圧発生回路を
用いてパルス幅比−電流変換回路を構成できることは、
基準電源電圧のマイコン回路による操作が容易となると
いう利点も生じる。
【図1】従来の電子天びんに用いられているパルス幅比
−電流変換回路の構成例を示す回路図
−電流変換回路の構成例を示す回路図
【図2】従来の他の電子天びんに用いられているパルス
幅比−電流変換回路の構成例を示す回路図
幅比−電流変換回路の構成例を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態の要部回路構成図で、パル
ス幅比−電流変換回路の構成を示す回路図
ス幅比−電流変換回路の構成を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態の応用例の要部構成を示す
回路図
回路図
1 基準電圧発生回路 2 演算増幅回路 2a コンデンサ 2b 電流増幅器 3a,3b スイッチング素子 4a,4b 負荷 5 パルス幅変調回路 Cs コンデンサ Rs 抵抗器
Claims (1)
- 【請求項1】 天びん桿の変位検出信号に基づいて生成
された制御動作信号をパルス幅変調することによって得
られるPWM信号を用いて、スイッチング素子を励振さ
せることにより定電流信号をスイッチングして電磁コイ
ルに供給することによって、電磁コイルにPWM信号の
パルス幅比に比例した電流を供給して天びん桿を所定位
置にバランスさせるためのパルス幅比−電流変換回路を
備えた電子天びんにおいて、そのパルス幅比−電流変換
回路は、回路の基準電位に対して所要の一定電圧を発生
する基準電圧回路の出力を、抵抗器を介して演算増幅回
路の入力端に導き、その演算増幅回路が、入力端からの
入力電流を積分して電圧および電流の形で出力する積分
器を構成し、かつ、この演算増幅回路の入出力端間に
は、それぞれがスイッチング素子に直列接続された2つ
の負荷が並列に接続され、その各負荷のスイッチング素
子は、互いに同期した逆位相のPWM信号で励振される
よう構成され、上記2つの負荷のうち、少なくともいず
れか一方を上記電磁コイルとすることを特徴とする電子
天びん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22295995A JPH0968455A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子天びん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22295995A JPH0968455A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子天びん |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0968455A true JPH0968455A (ja) | 1997-03-11 |
Family
ID=16790570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22295995A Pending JPH0968455A (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 電子天びん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0968455A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115962827A (zh) * | 2022-08-09 | 2023-04-14 | 天津中德应用技术大学 | 电子分析天平及用于电子分析天平的电路装置 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22295995A patent/JPH0968455A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115962827A (zh) * | 2022-08-09 | 2023-04-14 | 天津中德应用技术大学 | 电子分析天平及用于电子分析天平的电路装置 |
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