JPH0969021A - 人物識別方法 - Google Patents

人物識別方法

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JPH0969021A
JPH0969021A JP8173480A JP17348096A JPH0969021A JP H0969021 A JPH0969021 A JP H0969021A JP 8173480 A JP8173480 A JP 8173480A JP 17348096 A JP17348096 A JP 17348096A JP H0969021 A JPH0969021 A JP H0969021A
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force
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JP8173480A
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Thomas H Speeter
エイチ.スピーター トーマス
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AT&T Corp
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Publication date
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    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インテリジェントワークサーフェスを実現す
る方法及びその装置を提供する。 【構成】 デスクトップ及びフロア等のワークサーフェ
スが、触覚データをプロセッサに供給する触覚センシン
グアレイによって覆われる。センシングアレイ上の領域
はセンシングアレイの所定のセンシングエレメントを含
むように規定され、キーボード、マウスなどの入力デバ
イスとして機能するように設定される。規定された後
も、領域は特定の入力デバイスを再配置するために再規
定されうる。領域は相異なった入力デバイスとして機能
するように再規定されうる。アレイは、個人あるいは物
体を識別するなどの解析目的で所定の間隔でデータを収
集する。例えば、個人の手形あるいは足形などの力のイ
メージが収集され、解析され、既知の個人に対する力の
イメージを表すデータと比較される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は触覚センサアレイに関
し、特にワークサーフェスを実現するために触覚センサ
アレイを用いる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多くのオフィスおよび研究所には、コン
ピュータおよび遠距離通信システムが備え付けられてい
る。これらのシステムは、キーボード、マウス、電話、
およびファクシミリなどの、貴重なワークスペースを占
有し雑然としてしまう種々の入力デバイスを必要とす
る。これらの種々の入力デバイスはそれが企図されたほ
どには便利ではない。例えば、入力デバイスをワークサ
ーフェス上に再配置することはしばしば困難である。上
述されたキーボードあるいはマウスのような多くの入力
デバイスは、コンピュータシステムに対してケーブルで
接続されており、それゆえその位置が制限されている。
さらに、相異なったコンピュータユーザの便宜を図るた
めあるいはスペースに対する要求が変化したためにこの
種のデバイスを動かすすなわち再配置することは困難で
あったり不便であったりする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入力デバイスを整理合
併する従来技術の一つは、異なった場合に異なった機能
を実行するアレイを提供するものである。例えば、コン
ピュータのキーボードは、通常、ある場合には数字パッ
ドキーとして定義され、またある場合には、カーソル制
御キーとして定義されるキーアレイを有している。しか
しながら、この種の入力デバイスは、そのアレイがまっ
たく相異なった機能、例えばマウスとしての機能、を実
現するように再配置されることを許容していない。さら
に、この入力デバイスは、デバイス上のアレイの位置や
配置を変更するようには再配置され得ない。
【0004】他の望ましい機能、例えば安全ではないオ
フィスあるいは研究所に対する安価、簡潔かつ信頼しう
るセキュリティ機能、は利用可能ではない。この種のセ
キュリティに対する必要性の一例は、研究所の外面上の
物体の存在をモニタする能力である。例えば、研究所の
化学薬品あるいは実験装置が触られた、動かされたある
いはいじられたか否かを知ることは重要である。同様
に、オフィスにおいても物品が触られたあるいは動かさ
れたか否かを知ることは重要である。
【0005】安全管理された領域あるいはコンピュータ
システムへのアクセスを制限するセキュリティメジャー
も改良されうる。複合鍵とコンピュータのパスワード等
のセキュリティメジャーは、希望されるセキュリティの
レベルを提供し得ない場合がある。例えば、複合鍵とパ
スワードをオーソライズされていない人物による発見等
によって容易に回避され得ない他のセキュリティメジャ
ーによって置換するあるいは増加することが望ましい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、触覚セ
ンシングアレイが、情報を受容しかつ種々の入力および
通信デバイスを実現するように配置されうる多様性およ
び適応性を有する「インテリジェント」ワークサーフェ
スを生成しモニタするよう配置される。本発明に係るイ
ンテリジェントワークサーフェスは、相異なったデバイ
スを実現するために、望むように再配置されることが可
能である。さらに、本発明に係るワークサーフェスは、
その位置や配置を変更するように再配置されうる。
【0007】本発明に係るインテリジェントワークサー
フェスは、インテリジェントデスクトップ、フロア、
壁、あるいは他のサーフェス(表面)として実現されう
る。望ましい実施例においては、本発明に係るインテリ
ジェントサーフェスは、キーボード、数字キーパッド、
マウスなどの入力および通信デバイスを実現することが
可能なデスクトップサーフェスである。本発明に係るイ
ンテリジェントデスクトップは、デスクトップ上のアイ
テムの存在および位置をモニタすることも可能である。
インテリジェントサーフェスへの入力により、実現され
たデバイスからの出力として解釈されることになる触覚
アレイの出力が生成される。インテリジェントデスクト
ップサーフェス上に実現されたデバイスはテンプレート
として実現されることが望ましく、それゆえ貴重なワー
クスペースを占有したり雑然とさせたりしない。実現さ
れたデバイスは、相異なったユーザおよびワークスペー
スに対する変化しつつある要求に合致するように配置お
よび再配置されうる。デバイスの配置をもつれさせるす
なわち制限するコンピュータケーブルは存在しない。
【0008】本発明の他の実施例においては、インテリ
ジェントワークサーフェスがフロアサーフェスとして実
現される。インテリジェントフロアは、サーフェス上の
物体および人物の存在を検出しその位置を追跡すること
が可能である。本発明のその他の実施例においては、イ
ンテリジェントサーフェスが、人物を識別するためにサ
ーフェスに対して印加された力の二次元イメージ(「力
イメージ」)を生成するように配置されている。例え
ば、手形を生成した人物を識別するためにある人物の手
形の力イメージがサンプリングされ、解析され、既知の
個人の力イメージを表すデータと比較される。
【0009】
【実施例】キーボード、数字キーパッド、マウスなどの
種々の入力・通信デバイスを実現する「インテリジェン
ト」ワークサーフェスを生成するために、触覚センシン
グアレイが配置されてモニタされる。インテリジェント
サーフェスへの入力により、触覚アレイから、実現され
たデバイスからの出力としてプロセッサによって解釈さ
れることになる出力信号が生成される。例えば、触覚ア
レイに印加された力により、アレイの出力において電気
的信号が生成される。その後、その電気信号はプロセッ
サによってキーボードからのキーストローク出力として
解釈される。特定のデバイスがもはや必要とされないあ
るいは新たなデバイスが必要とされる場合には、インテ
リジェントワークサーフェスは相異なったデバイスを実
現するために再配置される。例えば、インテリジェント
ワークサーフェスは、前記具体例における触覚アレイか
らの出力がキーボードからのキーストロークではなくマ
ウスからディスプレイスクリーンへの出力として解釈さ
れるように再配置されることが可能である。
【0010】実現されたデバイスは、ワークサーフェス
上で、相異なったユーザあるいは変化しつつあるワーク
スペースに対する要求に合致するよう、配置および再配
置される。例えば、第一のコンピュータユーザによって
第一の位置にキーボードが配置される。このキーボード
の位置は、例えば次のコンピュータユーザの好みに合わ
せるために左側にシフトさせられうる。
【0011】図1は、本発明に係る触覚センサアレイサ
ーフェス1およびプロセッサ2によって全体が覆われた
机を示している。図1には、キーボード3、数字キーパ
ッド4、入力インターフェース5、およびディスプレイ
スクリーン6も示されている。触覚アレイ1はプロセッ
サ2に対して接続されており、本発明に係るインテリジ
ェントワークサーフェスシステムを形成している。触覚
アレイ1は、プロセッサ2に対して、触覚アレイ1に対
して印加された入力に関する情報を出力する。触覚アレ
イ1を構成しているセンシングエレメントグループ(図
3を参照)は、種々のデバイスを実現する入力インター
フェースとして配置されている。例えば、触覚アレイ1
を構成するセンシングエレメントグループは、キーボー
ドインターフェース3として配置される。ここで、「領
域」という術語は、アレイ1上のセンシングエレメント
グループを集合的に指し示すものとする。代表的なアプ
リケーションにおいては、キーボード3として配置され
た触覚アレイの領域内の所定のセンシングエレメントに
印加された力は、キーストロークを表す信号を生成す
る。同様に、触覚アレイ1の他のセンシングエレメント
グループは、例えば数字キーパッド4あるいはディスプ
レイスクリーン6に対する入力インターフェース5とし
て定義される。
【0012】触覚アレイ1において実現された入力イン
ターフェースあるいはデバイスは、デバイスの位置、大
きさあるいは配置を変更する目的で望むように再配置さ
れうる。さらに、新たなデバイスが触覚アレイ上に配置
されて既存のデバイスが除去されうる。例えば、図2
は、触覚アレイ1上の新しい位置を有するように再配置
されたキーボード3、キーパッド4、およびディスプレ
イ入力デバイス5を示している。参照番号3’、4’、
および5’は、それぞれのデバイスの図1において示さ
れていた位置に対応する以前の位置(破線で示されてい
る)を示している。3’、4’、および5’によって識
別されるセンシングエレメントグループは、その元来の
状態(通常未定義)にリセットされている。キーボード
3と重なるセンシングエレメント3’を有する触覚アレ
イの部分は、キーボード3に対する適切な機能を実行す
るよう再定義されている。
【0013】図3は、触覚アレイ1を構成しているセン
シングエレメント7を示した図である。センシングエレ
メント7は、電気伝導体よりなる列および行の交点によ
って構成されている。触覚アレイ1に印加された入力
(すなわち力)により、列および行導体が接触する。こ
の導体間の接触により電流が流れるようになり、列およ
び行導体の交点に位置するセンシングエレメントからの
出力が生成される。
【0014】図3に示されているように、プロセッサ2
によって数字キーパッド4として定義された触覚アレイ
1の領域は、センシングエレメント7のうちの選択され
たいくつかと重なっている。プロセッサ2は、センシン
グエレメントグループを入力デバイス、この場合は数字
キーパッド、として定義することによって「テンプレー
ト」機能を実行する。プロセッサ2は、センシングエレ
メントの出力を定義された入力デバイスの出力として解
釈する「マッピング」機能も実行する。例えば、キーパ
ッド4のキー「1」および「4」は、それぞれ参照番号
8および9によって集合的に示されているセンシングエ
レメントグループと重なっている。プロセッサ2は、セ
ンシングエレメント8および9からの(これらのエレメ
ントに対して印加された力の結果としての)出力をキー
パッド4の出力として解釈する。
【0015】数字キーパッド4は、プロセッサ2内でキ
ーパッドに対応する触覚アレイ1の領域の定義を変更す
ることにより再配置されうる。この実施例においては、
領域の再定義は、キーパッド4のキーとして機能する相
異なったセンシングエレメント7を規定することにより
実現される。例えば、キーパッド4はプロセッサ2によ
ってキーパッドのキー「1」が(図3において示されて
いるように参照番号8によって指し示されているセンシ
ングエレメントグループではなく)参照番号9によって
指し示されているセンシングアレイグループと重なるよ
うに再定義されうる。すなわち、キーパッド4が下方に
シフトされ、「1」キーが「4」キーによって占められ
ていた位置を占め、「2」キーが「5」キーによって占
められていた位置を占める等。再定義されると、プロセ
ッサ2はセンシングエレメント9からの出力を、最初に
定義されていたように「4」出力ではなく、キーパッド
4からの「1」出力として解釈する。
【0016】図4は、本発明に係るインテリジェントワ
ークサーフェス(すなわち、図1の触覚アレイ)あるい
はそのようなワークサーフェスを複数個実現するために
用いられる並列に接続された複数個の触覚センサアレイ
12を示した図である。アドレス回路14がそれぞれの
センサアレイ12に関連させられており、それぞれのア
レイ12を構成している(「ピクセル」とか「タクセ
ル」と呼称される)個別のセンシングエレメントをアド
レシングする。回路14は、アプリケーションスペシフ
ィック集積回路すなわち「ASIC」として示されてい
る。(サンプル−ホールド機能を有する)アナログ−デ
ジタル(A/D)変換回路16がアレイ12からアドレ
ス回路14を介してデータ出力を受信する。(アレイの
特性によって決定される)所定のセトリングタイムの
後、データはA/Dコンバータからデータバス20を介
してアドレス可能な3ステートバッファ18に渡され
る。データバス20は、本発明の原理に従ってデータを
処理する図1および図2のプロセッサ2などの適切なプ
ロセッサを接続している。図4のセンサアレイ回路の具
体的な実現の詳細に関しては、以下においてインテリジ
ェントワークサーフェスの実現に関する具体的な技法に
係る議論の後に議論される。
【0017】図5から図7は、プロセッサ2において種
々のデスクトップアプリケーションを実現するための具
体的な方法を示した流れ図である。図11および図12
は、プロセッサ2などのプロセッサにおいて種々のイン
テリジェントフロアアプリケーションを実現するための
具体的な方法を示した流れ図である。
【0018】本発明に係る種々のアプリケーションの詳
細を記述する前に、ほとんどのアプリケーションに対し
て共通の2つの画像処理技法が記述される。これらの技
法は、「連結領域解析」(すなわち「クラスタリン
グ」)であり、画像の重心を決定するものである。クラ
スタリングは、12個のアレイよりなるサンプルピクセ
ルを連結領域にグループ分けする段階を有している。ク
ラスタリング技法は画像処理の分野において公知であ
り、ティー・パブリデス(T.Pavlides)によ
る「グラフィックスおよび画像処理に関するアルゴリズ
ム」(コンピュータ・サイエンス・プレス社、1982
年)に記載されている。クラスタ化された領域のそれぞ
れの重心は、n×m個のセンサアレイに関して以下に示
される数式を用いて決定される:
【数1】
【数2】 ここで、nおよびmはそれぞれセンサアレイの列数およ
び行数、iおよびjはそれぞれ列および行の変位、Vは
座標(i,j)のピクセルのグレイスケール値である。
【0019】デスクトップアプリケーションにおいて
は、データはプロセッサに対して以下の3種類の型のイ
ンターフェースの内の一つを介して入力される:「キー
ボード」インターフェース、「マウス」インターフェー
ス、および「画像」インターフェース。デスクトップサ
ーフェスの各部分は、初期化手続きにおいて、これらの
型の内の一つのインターフェースとしての入力デバイス
として規定される。プロセッサは入力デバイスを前述さ
れたテンプレートおよびマッピング機能によって規定す
る。すなわち、プロセッサは、まず、選択されたセンシ
ングエレメントを入力デバイスとして識別する。その
後、プロセッサは選択されたセンシングエレメントの出
力を入力デバイスの出力として解釈する。プロセッサ
は、デスクトップ上の相異なった部分を、複数個の入力
デバイスとして同時に規定しうる。
【0020】図5の流れ図は、本発明に従ってキーボー
ドインターフェースを実現する具体的な方法を示した図
である。キーボードインターフェースは、(図1に示さ
れたキーボード3のような)キーボード、数字キーパッ
ド、および他の同様のデバイスを提供するために用いら
れうる。(これらのデバイスは、柔らかい材料よりなる
シートをパターンが形成されたテンプレートと重ね合わ
せることによって構成される。)以下に詳細に記述され
ているように、図5に示された方法は、他の、キーボー
ドではないデバイスを規定するためにも用いられうる。
【0021】ボックス30に示されているように、プロ
セッサ(例えば図1のプロセッサ2)はセンサアレイ1
2をサンプリングする。このことは、例えばそれぞれの
センシングエレメントをアドレシングするためにアレイ
全体にわたってサイクルすることによって実行されう
る。その後、センシングポイントは連結領域に「クラス
タリング」され、プロセッサはそれぞれの領域の重心を
計算する。データがアレイから集められると、プロセッ
サは3つの一般的な操作の内の一つを実行する。すなわ
ち、プロセッサはデバイスを規定するか、既に規定され
たデバイスに対する処理操作を実行するか、あるいはあ
る所定の事象(例えば、規定された領域外の触覚アレイ
1への接触)の発生による「オプション」の、すなわち
特別の処理操作を実行するかのいずれかである。
【0022】ボックス32、34、36、38は、モジ
ュール(すなわち、センサアレイ上のキーボードやマウ
スなどと規定された領域)が「アクティブ」なデバイス
のリストに追加される方法を示している。アレイは、少
なくとも一つのクラスタが検出されるまでサンプリング
される。クラスタを検出すると、プロセッサは、3つの
クラスタが存在するか否かを決定する。3つのクラスタ
が検出された場合には、プロセッサはその3つのクラス
タの重心が既知のモジュールの「足跡」に対応している
か否かを決定する。その場合には、そのモジュールおよ
びその位置およびその方向がアクティブデバイスのリス
トに追加される。重心が既知のモジュールの「足跡」に
対応しない場合は、入力が無視され、再びアレイがサン
プリングされる。
【0023】ひとたびデバイスがアクティブとなると、
プロセッサは、例えばアクティブ領域内のキーが押され
たか否かを決定するためにアレイをモニタする。決定ボ
ックス34への応答が「ノー」である(すなわち、クラ
スタ数が3に等しくない)場合は、プロセッサは一つの
クラスタのみが存在するのか否か(ボックス40)およ
びこのクラスタがどのデバイスに属しているのか(ボッ
クス44)を決定する。それぞれのデバイスが重なりを
有さない領域に分割されるため、単一のクラスタの重心
は、例えばキーボード上の押された「キー」を識別する
単一の領域内に存在する。プロセッサ2上で実行されて
いるデバイススペシフィックなソフトウエアは、触覚ア
レイの出力を規定された入力デバイスの出力として解釈
し、検出されたキーストロークに基づいて所定の機能を
実行する。
【0024】ボックス40における決定結果が「ノー」
である(すなわち複数個のクラスタが存在する)場合に
は、プロセッサはセンサアレイ上への複数個の接触に基
づいて機能する付加的な処理を実行することが望ましい
(ボックス48)。このことにより、システムのオン/
オフ、最後の入力の削除、セッションの終了あるいは再
起動、あるいは他の型のモジュール(例えばマウス)に
対する領域規定などのモジュールに依存しない機能を許
容する手段が供給される。同様に、決定ボックス42へ
の答えが「イエス」である場合には、プロセッサはあら
ゆる既知のモジュールのアクティブ領域外への接触に対
する付加的な処理(例えば、計算機領域外を押すことに
より計算のための直前のキーストロークを削除するな
ど)を実行することが望ましい。
【0025】触覚アレイ1上で第二の型のインターフェ
ース、すなわちマウスデバイス、を実現するための方法
の具体例が図6の流れ図に示されている。まず、触覚ア
レイ1上でのマウスのアクティブ領域(すなわち、その
デバイスの範囲を規定するセンシングエレメント)が規
定されなければならない(ボックス50)。このこと
は、図5の流れ図に示されたステップを用いてなされ
る。その後、マウスは3つの相異なった操作を実行する
ことによって実現される。第一に、マウス領域の原点が
設定されなければならない。この原点はディスプレイモ
ニタのスクリーン上のカーソルの位置を設定する。第二
に、クリックという事象が検出されて表示されなければ
ならない。クリック事象は、所定の処理操作がなされな
ければならないことを表すマウスデバイスへの入力であ
る。第三に、ディスプレイモニタのスクリーン上のカー
ソルが、マウス領域の原点の再配置に応答して再配置さ
れなければならない。
【0026】マウスのアクティブ領域が決定されると、
規定されたマウス領域内でクラスタが検出されるまで触
覚アレイがサンプリングされる(ボックス52)。クラ
スタが検出されると、プロセッサは原点が設定されたか
否かを決定する(ボックス56)。原点が設定されてい
ない場合には、処理は、図示されているように、ボック
ス58へ進む。プロセッサはセンサアレイのマウス領域
を数回サンプリングする。重心の平均が、重心のxおよ
びyの値を仮総和に追加し、その仮総和をなされたサン
プリングの回数で割ることにより計算される。その後、
原点がマークされる。所定の回数のサンプリングがなさ
れたことを保証するためにサンプリングカウンタが用い
られる(ボックス60)。サンプリング回数は、そもそ
もの接触の原点を充分な信頼性を有して配置するために
必要とされる回数を超過していなければならない。元と
なるクラスタがアクティブマウス領域内に存在しない場
合には、仮総和はリセットされ(ボックス54)、原点
は設定されず、新たなサンプリングがなされることにな
る。
【0027】前述されているように、ひとたび原点が設
定されると、プロセッサはアレイのサンプリングを続行
する。プロセッサは、続行されたサンプリングに対し
て、それぞれのサンプリングクラスタ内のピクセル値の
総和が「クリックスレッショルド」を超過したか否かを
決定する。クリックスレッショルドは、それを超過する
とマウスの「クリック」事象が発生したと仮定されるよ
うな所定の値である。クリックスレッショルドを超過す
ることは、従来のマウスのボタンを押し下げたことと同
一の効果を有している。クリック事象が発生すると、プ
ロセッサはクリック事象の発生に係る特定のアプリケー
ションによって要求されるインストラクションを実行す
る(ボックス66)。クラスタのピクセル値の総和がク
リックスレッショルドを超過しない場合には、プロセッ
サは、クラスタの重心が原点の重心から所定の距離
(「原点距離」)だけ移動したか否かを決定する。移動
していない場合には、触覚アレイが再びセンスされる。
重心が充分な距離だけ移動した場合には、関連するディ
スプレイモニタのスクリーン上に表示されているカーソ
ルが新たなサンプリングがなされる前に新しい位置に移
動させられる(ボックス70)。ディスプレイモニタ上
のカーソルは、元の位置から現時点での重心の位置方向
に移動させられる。カーソルは、「速度定数」と原点と
現時点での重心との距離との積に等しい距離だけ移動さ
せられる。速度定数は、センサの解像度、ディスプレイ
モニタの解像度、およびサンプリングレートに依存し、
如何に速くカーソルが移動すべきかというユーザの好み
に合わせるようユーザによって変更されうることが望ま
しい。新たな重心に応答してカーソルを移動するための
技法は、従来のマウスの動きに応答してディスプレイカ
ーソルを移動させる技法と同様である。これらの技法は
当業者には公知である。
【0028】画像インターフェースが図7を参照して記
述される。画像を処理する場合には、センサアレイがサ
ンプリングされ(ボックス72)、そのアレイからのグ
レイスケールピクセル値(あるいは他のマルチスケール
値)が画像(すなわち、それぞれのピクセルが列および
行アドレスを有している)としてストアされる(ボック
ス74)。その後、画像グレイスケールデータは特定の
アプリケーションに対して必要とされるように処理され
る(ボックス76)。その種のアプリケーションの一例
が、図8から図10を参照して記述される。
【0029】図8は、個人をその手形に基づいて識別す
る具体的な方法を示している。このアプリケーション
は、例えば管理領域あるいはコンピュータ端末への個人
のアクセスを保証あるいは否定するために用いられう
る。このプロセスの第一段階は、ボックス78に示され
ているように、連続したアレイのサンプリングを行な
い、かつそれらのサンプルデータの総和を計算して手形
の全体像を形成することである。プロセッサはセンシン
グアレイを例えば50Hzでサンプリングし、信頼しう
る画像を得るようサンプリングデータの総和を求める。
【0030】その後、当該画像に対して、全ての非零ピ
クセルの値を見出すことによってスレッショルドがかけ
られ、それぞれの非零ピクセルから所定の値(例えば平
均のピクセル値に0.3を乗じたもの)が差し引かれ
る。この減算に引き続いて、0未満の値を有するすべて
のピクセルを0に設定することにより、さらにスレッシ
ョルドがかけられる。このプロセスにより雑音が除去さ
れ、プロセッサによるクラスタリングが行なわれるあら
ゆる時間の間に、人間がセンシングアレイに対して手を
保持しておくことを許容する。
【0031】次のステップ(ボックス82)は、グレイ
スケール手形画像を2値画像に変換することである。非
零ピクセルに対しては、1の値が与えられる。このこと
により、それぞれのピクセルに対して同一の重みが与え
られたことになり、その後の操作に対して、グレイスケ
ールの重心を用いて利用可能なものよりもより良い基準
が提供される。図9は、このプロセスによって得られた
手形画像106を示した図である。この処理方法の残り
の部分は図9および図10を参照して記述される。
【0032】次のステップ(図8のボックス84)は、
2値画像106の重心108と主軸を配置することであ
る。重心108は、前述されたクラスタリングに関する
式を用いて決定される。ここで、すべての非零ピクセル
値は1である。原点を重心108に有する象限のX軸1
10はより小さい主モーメントに対応する主軸に平行で
あり、手のひらの付け根の部分に向かっている。Y軸1
12はX軸110に垂直であり、右手座標系を構成して
いる。このことにより、手の向きが規定される。
【0033】2値画像は連結領域にクラスタリングされ
(ボックス86)、それぞれの連結領域の重心が決定さ
れる。その後、親指の先に対応するクラスタ114が配
置される(ボックス88)。クラスタ114はX軸11
0から最も離れた重心を有するクラスタであり、その重
心のx座標は−1.2から3.5インチの間の値を有す
る。
【0034】次に、右手であるか左手であるかが決定さ
れる。親指の重心のy座標が正であればその手形は左手
であり、y座標が負であれば右手である。
【0035】次に、それぞれの指先に対応するクラスタ
が識別されて順序付けられる(ボックス90および9
2)。このことを行なうために、プロセッサは重心10
8と負のx座標を取る重心を有するそれぞれのクラスタ
(親指は除く)の重心との間の距離を計算する。プロセ
ッサはこの値を重心のx座標の2乗に加算する。最大の
値を有する4つの重心が指先である。その後、指先はそ
のy座標に従って親指を含めて順序付けられる。手形が
左手である場合は、親指は最大のy座標を有しており、
人差し指はその次、さらに中指、薬指、小指と続く。手
形が右手である場合はその逆となる。
【0036】ボックス94に示されているように、プロ
セッサは、その後、指先に対応するそれぞれのクラスタ
114、116、118、120および122の重心か
ら最も遠いピクセルの位置を決定する。
【0037】次に、手のひらの付け根の中心点124の
位置が決定される(ボックス96)。このことを行なう
ために、図10に示されている新たな座標軸が決定され
る。この新たな座標軸は、もとの座標軸と同一の原点に
基づいている。新たなX軸は、中指に対応するクラスタ
120内の重心から最も遠いピクセル126と、親指に
対応するクラスタ114の重心と小指に対応するクラス
タ116の重心とを結んだ線分の中点128とを結ぶ直
線に平行であるように決定される。新たなY軸134に
より右手座標系が完成する。この座標軸を用いると、手
のひらの付け根の中心点124のx座標は、新たな座標
軸における最大のx座標を有する非零ピクセルのx座標
となる。y座標は、x座標が0より大きく、それぞれ最
大および最小のy座標を有する2つの非零ピクセル(親
指に対応するピクセル114は除く)を見出すことによ
って決定される。この2つのy座標の平均が、手のひら
の付け根の中心点124のy座標となる。
【0038】その後、プロセッサは手のひらの幅を決定
する(ボックス98)。手のひらの幅は、指として識別
されたクラスタを除いたy座標の最大値と最小値との間
隔の絶対値として定義される。プロセッサは、さらに、
手のひらの付け根の中心点124とそれぞれの指先の最
も遠いピクセルとの間の距離も決定する(ボックス10
0)。
【0039】個人の手形を特徴付けるために、6つの数
値からなる組が用いられる(ボックス102)。この6
つの数値の組を構成しているのは、手のひらの付け根の
中心点124からそれぞれの指先の最も遠いピクセルま
での距離、および手のひらの幅である。6つの数値の組
は、手形のライブラリを構成している6つの数字の組の
ライブラリと比較される(ボックス104)。よって、
未知の個人の手形が6つの数値の組<d1,...,d6
>を計算し、それを既知の個人に対してストアされた6
つの数値の組<cx1,...,cx6>と比較することに
よって識別されうる。この比較は、次式に従って、既知
のそれぞれの個人に対する6つの数値の組との間の距離
を計算することによってなされる:
【数3】 未知の手形は、Dxの最小値に係る既知の個人に属する
ものと識別される。
【0040】図11および図12の流れ図は、本発明に
従ったインテリジェントフロアアプリケーションをプロ
セッサ2において実現するための具体的方法を示した図
である。
【0041】図11は、センサアレイによってカバーさ
れている(フロアなどの)表面上で動作させられている
モーター付き台車を認識しかつ制御するための方法を示
した流れ図である。台車は識別され、その位置が決定さ
れる。その後、台車はフィードバック制御下で希望する
位置まで移動させられる。台車と他の物体との衝突は、
プライオリティ(優先順位)を決定する手続きを用いて
回避される。
【0042】モーター付き台車を制御する第一のステッ
プは、ボックス140に示されているようにフロアセン
サアレイをサンプリングすることである。その後、この
プロセスは、台車をその「足形」で識別する(ボックス
142)。このことを行なうために、プロセッサは前述
されているようなクラスタ解析を行ない、検出されたク
ラスタの重心および重心間のすべての距離を決定し、こ
の情報を台車に関する既知の足形と比較する。その後、
プロセッサはフロア上の台車の位置を決定し(ボックス
114)、その位置を希望する位置と比較する。利用可
能である場合には、台車の直前の位置が台車の現時点で
の位置の検索を制限するために用いられうる。台車のモ
ーターおよび舵取りユニットが(動作させられている台
車の型に対して要求されているように)起動させられて
台車が希望する位置へ駆動される。プロセッサはフロア
上のセンシングアレイを繰り返しサンプリングし、台車
が希望する位置に到達するまでモーターおよび舵取りユ
ニットを調節する(ボックス146)。
【0043】プロセッサは、例えば他の台車や人間など
の障害物との衝突を回避する手段を提供することが望ま
しい(ボックス141)。ある実施例においては、台車
が他の台車(あるいは物体)から所定の距離内に入る
と、2つの台車間の相対的な優先準位が決定される(ボ
ックス143)。より高い優先準位を有する台車が希望
する位置まで駆動される(ボックス145)。低い優先
準位を有する台車は、高い優先準位を有する台車が範囲
外に去るまで停止されたままとなり(ボックス14
7)、その後希望する位置まで駆動される。台車には、
通常、動かない物体よりも高い優先準位が与えられる
が、人間よりは低い。台車の方向および速さは、障害物
を回避するために必要となるように、およびフロア上の
交通パターンに依存して修正されうる。
【0044】図12は、「足形」解析に基づいて個人を
識別する方法を示した流れ図である。足形解析の第一ス
テップは、ボックス148に示されているように、アレ
イをサンプリングすることである。足跡が一定のレート
でサンプリングされなければならず、その結果一連の足
形画像よりなる足跡のテンプレートが構成されることに
なる。一度構成されると、その「未知の」(すなわち未
だ識別されていない)足跡のテンプレートが「既知の」
足跡のテンプレートのライブラリと比較され、未知の足
跡が識別される。
【0045】プロセッサは、足跡のかかとの部分がフロ
アに接触したのを検出したセンサアレイサンプルを第一
フレーム(足跡の第一の足形画像)として規定すること
によって足跡の「原点」を計算することが望ましい(ボ
ックス150)。この第一の足形画像の重心および第二
の足型画像が計算されてその平均が計算される。この重
心の平均が原点を規定する。
【0046】その後の足形画像のそれぞれに対して、足
跡の端において爪先がフロアから離れるまで、プロセッ
サはセンサアレイをサンプリングし、足形画像の重心を
計算しそれをストアする(ボックス152、154、お
よび156)。プロセッサは、さらに、それぞれの足形
の重心から原点までの距離(ボックス158)、および
すべてのピクセル値の総和(ボックス160)を計算し
てストアする。すべてのピクセル値の総和は、アレイに
印加された重量に比例する。すべての足形サンプルが取
られると(すなわち、足がもはやフロアと接触していな
くなると)、プロセッサはデータを再び補間する(ボッ
クス162)。
【0047】一組の足跡においてプロセッサがN個のデ
ータ(すなわち、N個の足形画像)をサンプリングする
と、(N−2)個の計算された距離およびピクセル値の
総和(すなわち重量)が得られることになる。図13に
示されているように、この方法においては、距離と重量
との関係に注目している。図13のグラフは、かかとが
センサアレイに接触した時刻から爪先がセンサアレイか
ら離れた時刻までの間の一連のアレイのサンプリングを
通じて集められた時間と重量および時間と距離の情報か
ら導出されたものである。横座標上で等間隔のデータを
得るために、データが15/128距離単位の間隔で再
補間されることが望ましい。このことにより、0から1
5距離単位(たとえばインチ)の間に128個のデータ
ポイントが得られる。(15という数は、足形が最大で
も15インチの長さを超過しないことから選択され
た。)これらの128個のデータ(そのうちの幾つかは
0である可能性がある)は、未知の足跡を特徴付ける1
28個の数よりなる組<d1,...,d128>を規定す
る(図12のボックス164を参照)。未知の足跡に係
る128個のデータの組は、足跡のライブラリ中の既知
の個人に対する128個のデータの組(個人「x」に対
する<Cx1,...,Cx128>)と比較される(図1
2、ボックス166)。足跡は、ユークリッド幾何学的
な距離測度
【数4】 を用いて比較される。未知の足跡(およびその未知の足
跡が属する未知の個人)は、最小のDxを有する足跡
(および個人)として識別される。
【0048】図4に戻って、本発明に係るインテリジェ
ントワークスペースを実現する具体的な回路の詳細が以
下に記述される。センサアレイは、表面の高さあるいは
プロファイルを著しく変更することなくワークサーフェ
スをカバーすることが望ましい。センサアレイ12のそ
れぞれは、通常、ポリマーインクアレイなどのピエゾ抵
抗触覚センサアレイである。センサアレイ12は個別の
アドレス可能なセンシング素子を有しており、これらは
通常列導体および行導体の交点を形成している。よっ
て、アレイ12は行および列を順次アドレシングするこ
とにより「サンプリング」される。アレイ12用に適し
たセンサアレイは、インターリンクエレクトロニクス
(Interlink Electronics)社
(カリフォルニア州カーピンテリア(Carpinte
ria)、93013)より市販されている。もちろ
ん、例えば可変容量センサなどの他のタイプのセンサが
本発明の範疇およびその精神を逸脱することなく用いら
れうることは当業者には自明である。
【0049】アドレシング回路14は、通常、アレイ1
2におけるパラレルパスを望ましくない電流が流れるの
を防ぐために、それぞれのセンシング素子をアイソレー
トする回路を有している。アドレシング回路14を実現
するための回路は、本発明の発明者が共発明者となって
いる出願中の米国特許出願第07/775、881号
(1991年10月11日付け)に記載されている。A
/Dコンバータ16は、市販のA/Dコンバータ回路を
用いて実現されうる。
【0050】アドレシング回路14、A/Dコンバータ
16、およびバッファ18はコントロール線22を介し
てコントロールされる。コントロール信号は回線22を
介してすべてのセンサアレイ12に対して同時に伝達さ
れ、データはバッファ18を介して共通データバス20
上にシーケンシャルに書き出される。ストローブ信号に
より、センサアレイ12からの(アドレシング回路14
を介した)アナログデータ出力のA/Dコンバータ16
による変換が行なわれる。
【0051】アレイを選択するためおよびデータをアレ
イからバス20に出力するために必要とされる時間がセ
トリングタイム未満である限り、センサアレイ12のす
べて(センサ選択コードの限界まで)が単一のアレイと
して同一レートでアクセスされうる。28個より多いセ
ンサアレイ12が要求される場合には、付加されたセン
サアレイを適応させるためにデータバスが拡張されう
る。
【0052】インテリジェントワークサーフェスアプリ
ケーションにおいて決定さるべき一時パラメータは、セ
ンシングエレメントの密度およびアレイのサンプリング
周波数である。これらのパラメータは、アプリケーショ
ンによってほぼ制御される。例えば、インテリジェント
デスクトップは、一般に、インテリジェントフロアより
も大きいセンシングエレメント密度を要求する。
【0053】32μsのセトリングタイム、800ns
のストローブ(市販の代表的なA/Dコンバータのよう
に、ストローブ後800nsした時点でデータが確定す
るものとする)および1μsのアドレシングピリオドを
仮定すると、アレイのセンシングエレメントは平均して
33.8μs毎にアドレスされてサンプリングされる。
よって、16×16個のセンサよりなるアレイ(すなわ
ち、それぞれのアレイは256個のセンシングエレメン
トを有している)は、7.54Mbits/secのレ
ートでデータを生成する。このデータレートは、30H
zで更新されて7.37Mbits/secのデータを
生成する512×480ピクセルよりなる標準的なビデ
オ画像と同様のものである。
【0054】代表的なモジュラー入力デバイス、例えば
キーボードやマウス、を実現するためには、0.125
から0.25平方インチのセンシングエレメント密度が
通常適切である。この分解能では、インテリジェントデ
スクトップは1.2から4.9Mpixels/sec
のレートでデータを生成する。これは、30Hzのビデ
オ画像と同程度のものである。
【0055】12フィート×12フィートが通常のオフ
ィスあるいはオフィスビルの小さな共用装置領域であ
る。このような大きさの領域において、1.5から0.
25平方インチのセンシングエレメント密度を用いる
と、0.27Mpixels/secから9.78Mp
ixels/secのレートでデータが生成されること
になる。中間の値としてセンサ密度3/4平方インチを
用いると、インテリジェントフロアは1.10Mpix
els/secのレートでデータを生成する。これは、
単一のビデオカメラによって生成されるデータのおよそ
15%である。これらのデータレートは、例えば前掲の
米国特許出願第07/775、881号に記載されてい
るように、サンプリングレートを115Hzまで上昇さ
せることあるいはアレイの分解能を上昇させることによ
って実質的に変化させられうる。
【0056】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0057】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、多
様性および適応性を有するインテリジェントワークサー
フェスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインテリジェントワークサーフェスと
して配置されたセンシングアレイによって覆われたデス
クトップサーフェスを模式的に示す図である。
【図2】本発明のインテリジェントワークサーフェスと
して配置されたセンシングアレイによって覆われたデス
クトップサーフェスを模式的に示した図である。
【図3】図2に示されたインテリジェントワークサーフ
ェスの一部を分解した様子を簡潔に示した図である。
【図4】本発明の原理に従うインテリジェントワークサ
ーフェスを実現する回路を示したブロック図である。
【図5】本発明のインテリジェントデスクトップサーフ
ェス上でキーボードタイプのインターフェースを実現す
るための流れ図である。
【図6】本発明のインテリジェントデスクトップサーフ
ェス上でマウスタイプのインターフェースを実現するた
めの流れ図である。
【図7】本発明のインテリジェントデスクトップサーフ
ェス上で画像タイプのインターフェースを実現するため
の流れ図である。
【図8】本発明のインテリジェントデスクトップサーフ
ェスを用いて手形によって個人を識別するための流れ図
である。
【図9】本発明のインテリジェントワークサーフェス上
で生成された手形画像を示す図である。
【図10】本発明のインテリジェントワークサーフェス
上で生成された手形画像を示す図である。
【図11】本発明のインテリジェントフロアサーフェス
を用いて可動式機械を制御するための流れ図である。
【図12】本発明のインテリジェントフロアサーフェス
を用いて足形解析から個人を識別するための流れ図であ
る。
【図13】連続する足形画像サンプルから得られたデー
タを示すグラフである。
【符号の説明】
1、1’ 触覚センサアレイサーフェス 2 コンピュータ 3、3’ キーボード 4、4’ 数字キーパッド 5、5’ ディスプレイ入力デバイス 6、6’ ディスプレイ 8、9 センシングエレメントグループ 12 センサアレイ 14 アドレス回路 16 A/Dコンバータ 18 3ステートバッファ 20 データバス 22 制御回線 106 2値画像 108 重心 110 X軸 112 Y軸 114 親指の指先 116、118、120、122 指先 124 手のひらの付け根の中心点 126 重心から最も遠いピクセル 128 クラスタ114の重心130とクラスタ116
の重心132とを結ぶ線分の中点 130 クラスタ114の重心 132 クラスタ116の重心 134 新たなY軸 136 新たなX軸

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人物を識別する方法において、 人物に特徴的な力のイメージを記録するために触覚セン
    サアレイをサンプリングするサンプリングステップと、 記録された力のイメージ情報から前記人物に特徴的な情
    報を決定する決定ステップと、 前記人物に特徴的な前記情報を既知の個人に特徴的な情
    報と比較する比較ステップと、 前記比較に基づいて前記人物を既知の個人として識別す
    るステップとを有することを特徴とする人物識別方法。
  2. 【請求項2】 人物に特徴的な前記力のイメージが手形
    の力のイメージを構成していることを特徴とする請求項
    第1の方法。
  3. 【請求項3】 前記サンプリングステップが、 前記力のイメージを生成するために前記センサアレイか
    らの連続したサンプリングによるピクセル出力の総和を
    計算するステップと、 それぞれの非零ピクセルから所定の値を減ずるステップ
    と、 0未満の値を有するすべてのピクセルを0にセットする
    ステップと、 すべての非零ピクセルを1にセットするステップとを有
    することを特徴とする請求項第1の方法。
  4. 【請求項4】 前記決定ステップが、 前記力のイメージの重心における原点を規定するステッ
    プと、 前記力のイメージの主軸をセットするステップと、 前記力のイメージを複数個の連結領域に分割するために
    前記力のイメージの連結領域解析を実行するステップ
    と、 前記力のイメージの指先に対応する前記連結領域を識別
    するステップと、 前記原点から最も離れたそれぞれの指先のピクセルを識
    別するステップと、 前記力のイメージ上の所定の点と前記原点から最も離れ
    たそれぞれの指先のピクセルとの間の距離を計算するス
    テップと、 前記力のイメージの手のひらの幅を計算するステップと
    をさらに有することを特徴とする請求項第1の方法。
  5. 【請求項5】 前記人物に特徴的な前記力のイメージ
    が、一連の連続的な足形の力のイメージよりなることを
    特徴とする請求項第1の方法。
  6. 【請求項6】 前記決定ステップが、 前記一連の連続的な力のイメージの第一の力のイメージ
    の重心における原点を規定するステップと、 後続の前記連続する力のイメージのそれぞれに対して、
    前記力のイメージの重心、前記力のイメージの重心と前
    記原点と間の距離、および前記力のイメージのすべての
    ピクセル値の総和を計算するステップと、 前記人物を特徴付けるためにそれぞれの力のイメージを
    前記総和と前記重心と前記原点との間の距離に関連付け
    るステップとをさらに有することを特徴とする請求項第
    1の方法。
  7. 【請求項7】 前記人物を特徴付ける所定の間隔におけ
    るデータ値を得るために前記総和および前記距離を再補
    間するステップをさらに有することを特徴とする請求項
    第6の方法。
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