JPH0969779A - アナログ−デジタル変換回路 - Google Patents

アナログ−デジタル変換回路

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JPH0969779A
JPH0969779A JP22425995A JP22425995A JPH0969779A JP H0969779 A JPH0969779 A JP H0969779A JP 22425995 A JP22425995 A JP 22425995A JP 22425995 A JP22425995 A JP 22425995A JP H0969779 A JPH0969779 A JP H0969779A
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Kuniyuki Tani
邦之 谷
Atsushi Wada
淳 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多段パイプライン構成をとる高精度なアナログ
−デジタル変換回路を提供する。 【解決手段】エラー補正回路11は、2段目の冗長使用
信号RL(2),RU(2) と、エラー補正回路12の桁上げ信号
INC および桁借り信号DEC とに基づいて、1段目の回路
3のデジタル出力Di(7)〜Di(4)にエラー補正を施すこ
とで、デジタル出力Do(7)〜Do(4)を生成する。また、
エラー補正回路12は、3段目の冗長使用信号RL(3),RU
(3) に基づいて、2段目の回路4のデジタル出力Di
(3), Di(2)にエラー補正を施すことで、デジタル出力
Do(3), Do(2)を生成する。そして、出力回路7は、ア
ナログ入力信号Vinの8ビットのデジタル出力Do(7)〜
Do(0)をパラレル出力する。尚、3段目の回路5のデジ
タル出力Di(1), Di(0)はエラー補正を施されることな
く、そのままデジタル出力Do(1), Do(0)として扱われ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ−デジタル
変換回路(A/Dコンバータ)に係り、詳しくは、多段
パイプライン(ステップフラッシュ)構成をとるA/D
コンバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオ信号のデジタル処理技術の
進歩に伴い、ビデオ信号処理用のA/Dコンバータの需
要が大きくなっている。ビデオ信号処理用のA/Dコン
バータには高速変換動作が要求されるため、従来、2ス
テップフラッシュ(2ステップパラレル)方式が広く用
いられていた。
【0003】しかし、変換ビット数の増大に伴い、2ス
テップフラッシュ方式では十分な変換精度が得られなく
なってきた。分解能を表すLSB(Least Significant
Bit)は、式(1)に示すように、アナログ入力信号の
入力電圧範囲(FSR;FullScale Range)とビット数
Nとを用いて表される。
【0004】1LSB=FSR/2N ………(1) 例えば、ビット数が10ビットでFSRが2Vの場合、
式(1)からLSBは2mVとなる。このようにLSB
が小さくなると、2ステップフラッシュ方式A/Dコン
バータを構成する各コンパレータの分解能が限界とな
り、十分な変換精度を得ることが難しくなる。実際問題
として、2ステップフラッシュ方式で9ビット以上を得
ることは現実的でない。
【0005】そこで、各段がA/Dコンバータとデジタ
ル−アナログ変換回路(D/Aコンバータ)と差分アン
プとから成る多段パイプライン構成をとるA/Dコンバ
ータが開発された。
【0006】その動作は、まず、アナログ入力信号に対
して、1段目のA/Dコンバータを用いてA/D変換を
行う。次に、1段目のA/DコンバータのA/D変換結
果を1段目のD/Aコンバータに加え、D/A変換を行
う。続いて、1段目のD/AコンバータのD/A変換結
果とアナログ入力信号とを1段目の差分アンプに加え、
差分を増幅する。その1段目の差分アンプの出力に対し
て、2段目のA/Dコンバータを用いてA/D変換を行
う。次に、2段目のA/DコンバータのA/D変換結果
を2段目のD/Aコンバータに加え、D/A変換を行
う。続いて、2段目のD/AコンバータのD/A変換結
果と1段目の差分アンプの出力とを2段目の差分アンプ
に加え、差分を増幅する。この後は、同様の動作を各段
で順次行う。但し、最後段はA/Dコンバータだけから
構成され、前段の差分アンプの出力をA/D変換する。
例えば、3段パイプライン構成で、1〜3段目のA/D
コンバータのビット数(ビット構成)がそれぞれa,
b,cの場合には、1段目のA/Dコンバータから上位
aビット、2段目のA/Dコンバータから中位bビッ
ト、3段目のA/Dコンバータから下位cビットのデジ
タル出力が得られる。
【0007】ところで、パイプライン動作では、m段目
のA/DコンバータがA/D変換のサンプリングを行っ
ている時、m+1段目のD/AコンバータはD/A変換
を行う。つまり、パイプライン動作では、隣合う各段の
動作が異なり、奇数段と偶数段が別の動作を行う。
【0008】尚、各段において、A/DコンバータとD
/Aコンバータのビット数(ビット構成)nは同じに設
定されている。また、各段のA/Dコンバータは、A/
Dコンバータ全体と区別するため、サブA/Dコンバー
タと呼ばれる。そして、サブA/Dコンバータには、高
速変換動作が可能な全並列比較(フラッシュ)方式が用
いられる。
【0009】このように、多段パイプライン構成をとれ
ば、各段において、アナログ入力信号または前段の差分
アンプの出力と、その段のデジタル出力のD/A変換結
果との差分が、その段の差分アンプによって増幅され
る。そのため、変換ビット数が増大してLSBが小さく
なっても、A/Dコンバータを構成する各コンパレータ
の分解能を実質的に向上させることが可能になり、十分
な変換精度が得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】各段のサブA/Dコン
バータのデジタル出力には、差分アンプのゲインエラー
などの誤差が含まれる。多段パイプライン構成では、そ
のような各段のデジタル出力の誤差が積み重なって全体
のA/D変換精度を大幅に低下させる。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、多段パイプライン構成
をとる高精度なアナログ−デジタル変換回路を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、次段の冗長使用信号を用いて前段のエラー補正を施
す多段パイプライン構成をとることをその要旨とする。
【0013】請求項2に記載の発明は、各段がアナログ
−デジタル変換回路とデジタル−アナログ変換回路と差
分アンプとから成る多段パイプライン構成をとり、次段
の冗長使用信号を用いて前段のエラー補正を施すことを
その要旨とする。
【0014】請求項3に記載の発明は、2段だけでなく
2段以降の全ての冗長使用信号を用いてエラー補正を施
す多段パイプライン構成をとることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、各段がアナログ−デジタル変
換回路とデジタル−アナログ変換回路と差分アンプとか
ら成る多段パイプライン構成をとり、2段以降の全ての
アナログ−デジタル変換回路が生成する冗長使用信号を
用いて、各段のデジタル出力のエラー補正を施すことを
その要旨とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、各段がアナログ
−デジタル変換回路とデジタル−アナログ変換回路と差
分アンプとから成る3段以上の多段パイプライン構成を
とり、最終段を除く任意の段のデジタル出力のエラー補
正は、その段より後の全ての段のアナログ−デジタル変
換回路が生成する冗長使用信号を用いて行うことをその
要旨とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、各段がアナログ
−デジタル変換回路とデジタル−アナログ変換回路と差
分アンプとから成る3段以上の多段パイプライン構成を
とり、最終段を除く任意の段のデジタル出力のエラー補
正は、その段より後の全ての段のアナログ−デジタル変
換回路が生成する冗長使用信号と、次段のエラー補正結
果との論理に基づいて行うことをその要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、本発明を具体化した第1実施形
態を図面に従って説明する。
【0018】図1に、本実施形態の8ビット3段パイプ
ライン構成をとるA/Dコンバータ1のブロック回路を
示す。A/Dコンバータ1は、サンプルホールド回路
2、1段目〜3段目の回路3〜5、ラッチ回路6、出力
回路7から構成される。
【0019】1段目および2段目の回路3,4は、サブ
A/Dコンバータ8、D/Aコンバータ9、差分アンプ
10を備える。3段目(最終段)の回路5はサブA/D
コンバータ8だけを備える。1段目(初段)の回路3は
4ビット構成、2段目および3段目の回路4,5はそれ
ぞれ2ビット構成である。1段目および2段目の回路
3,4において、サブA/Dコンバータ8およびD/A
コンバータ9のビット数(ビット構成)nは同じに設定
されている。また、サブA/Dコンバータ8にはフラッ
シュ方式が用いられる。そして、出力回路7はエラー補
正回路11,12を備える。尚、2段目および3段目の
回路4,5は1ビット以上の冗長ビットを備える。
【0020】次に、A/Dコンバータ1の動作を説明す
る。サンプルホールド回路2は、アナログ入力信号Vin
をサンプリングして一定時間保持する。サンプルホール
ド回路2から出力されたアナログ入力信号Vinは、1段
目の回路3へ転送される。
【0021】1段目の回路3において、サブA/Dコン
バータ8はアナログ入力信号Vinに対してA/D変換を
行う。サブA/Dコンバータ8のA/D変換結果である
上位4ビットのデジタル出力Di(7)〜Di(4)(=27,2
6,25,24 )は、D/Aコンバータ9へ転送されると共
に、3つのラッチ回路6を介して出力回路7へ転送され
る。差分アンプ10は、D/Aコンバータ9のD/A変
換結果とアナログ入力信号Vinとの差分を増幅する。そ
の差分アンプ10の出力は、2段目の回路4へ転送され
る。
【0022】2段目の回路4において、サブA/Dコン
バータ8は1段目の回路3の差分アンプ10の出力に対
してA/D変換を行う。サブA/Dコンバータ8のA/
D変換結果である中位2ビットのデジタル出力Di(3),
Di(2)(=23,22 )は、D/Aコンバータ9へ転送さ
れると共に、2つのラッチ回路6を介して出力回路7へ
転送される。また、サブA/Dコンバータ8は2段目の
冗長使用信号RL(2),RU(2) を生成する。2段目の冗長使
用信号RL(2) はL側の冗長使用信号(または、−1信
号)であり、2段目の冗長使用信号RU(2) はH側の冗長
使用信号(または、+1信号)である。差分アンプ10
は、D/Aコンバータ9のD/A変換結果とアナログ入
力信号Vinとの差分を増幅する。その差分アンプ10の
出力は、3段目の回路5へ転送される。
【0023】3段目の回路5において、サブA/Dコン
バータ8は2段目の回路4の差分アンプ10の出力に対
してA/D変換を行う。サブA/Dコンバータ8のA/
D変換結果である下位2ビットのデジタル出力Di(1),
Di(0)(=21,20 )は、1つのラッチ回路6を介して
出力回路7へ転送される。また、サブA/Dコンバータ
8は3段目の冗長使用信号RL(3),RU(3) を生成する。3
段目の冗長使用信号RL(3) はL側の冗長使用信号(また
は、−1信号)であり、3段目の冗長使用信号RU(3) は
H側の冗長使用信号(または、+1信号)である。
【0024】1〜3段目の回路3〜5 のデジタル出力
は、各ラッチ回路6を経て同時に出力回路7に到達す
る。すなわち、各ラッチ回路6は各回路3〜5のデジタ
ル出力の同期をとるために設けられている。
【0025】出力回路7において、各エラー補正回路1
1,12はそれぞれ、ラッチ回路6を介して転送されて
くる1,2段目の回路3,4のデジタル出力に対してエ
ラー補正を施す。すなわち、エラー補正回路11は、2
段目の冗長使用信号RL(2),RU(2) と、エラー補正回路1
2の桁上げ信号INC および桁借り信号DEC とに基づい
て、1段目の回路3のデジタル出力Di(7)〜Di(4)にエ
ラー補正を施すことで、デジタル出力Do(7)〜Do(4)を
生成する。また、エラー補正回路12は、3段目の冗長
使用信号RL(3),RU(3) に基づいて、2段目の回路4のデ
ジタル出力Di(3), Di(2)にエラー補正を施すことで、
デジタル出力Do(3), Do(2)を生成する。そして、出力
回路7は、アナログ入力信号Vinの8ビットのデジタル
出力Do(7)〜Do(0)をパラレル出力する。尚、3段目の
回路5のデジタル出力Di(1), Di(0)はエラー補正を施
されることなく、そのままデジタル出力Do(1), Do(0)
として扱われる。
【0026】図2に、各エラー補正回路11,12の構
成を示す。各エラー補正回路11,12は、全加算器
(FA)21、全減算器(FS)22、半加算器(A)
23、半減算器(S)24から構成される。エラー補正
回路11は、エラー補正回路12の桁上げ信号INC およ
び桁借り信号DEC を入力する。尚、端子X,Yには被演
算子が入力され、端子zには桁上げ(キャリ)信号が入
力され、演算結果は端子Sから出力され、桁上げ信号は
端子C,Bから出力される。
【0027】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。 (1) 多段パイプライン構成をとることで、各段の回路
3,4において、アナログ入力信号Vinまたは1段目の
回路3の差分アンプ11の出力と、その段の回路3,4
のデジタル出力のD/A変換結果との差分が、差分アン
プ11によって増幅される。そのため、変換ビット数が
増大してLSBが小さくなっても、フラッシュ方式のサ
ブA/Dコンバータ9を構成する各コンパレータの分解
能を実質的に向上させることが可能になり、十分な変換
精度が得られる。
【0028】(2) 各段の回路3〜5のサブA/Dコンバ
ータ8のデジタル出力には、差分アンプ10のゲインエ
ラーなどの誤差が含まれる。しかし、各エラー補正回路
11,12を備えているため、1段目および2段目の回
路4,5のサブA/Dコンバータ8のデジタル出力に含
まれる差分アンプ10のゲインエラーなどの誤差を補正
することができる。その結果、A/Dコンバータ1全体
のA/D変換精度を高めることができる。
【0029】(3) 各エラー補正回路11,12は、2段
目の冗長使用信号RL(2),RU(2) と3段目の冗長使用信号
RL(3),RU(3) とが同時に発生した場合でも、エラー補正
を施すことができる。
【0030】(第2実施形態)次に、本発明を具体化し
た第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態において、第1実施形態と同じ構成部材については符
号を等しくしてその説明を省略する。
【0031】図3に、本実施形態の8ビット3段パイプ
ライン構成をとるA/Dコンバータ31のブロック回路
を示す。A/Dコンバータ31において、第1実施形態
のA/Dコンバータ1と異なるのは、各エラー補正回路
11,12が各エラー補正回路32,33に置き換えら
れ、出力回路7内に論理回路34が設けられている点だ
けである。
【0032】図4に、各エラー補正回路32,33の構
成を示す。各エラー補正回路32,33は全加算器(F
A)21だけから構成される。エラー補正回路33の桁
上げ信号INC1は論理回路34に入力される。
【0033】図5に、論理回路34の構成を示す。論理
回路34は、インバータ35およびNOR36から構成
され、2段目の冗長使用信号RL(2),RU(2) とエラー補正
回路33の桁上げ信号INC1とに基づいて、桁上げ信号IN
C2および桁借り信号DEC を生成する。
【0034】各エラー補正回路32,33はそれぞれ、
ラッチ回路6を介して転送されてくる1,2段目の回路
3,4のデジタル出力に対してエラー補正を施す。すな
わち、エラー補正回路32は、論理回路34の桁上げ信
号INC2および桁借り信号DECに基づいて、1段目の回路
3のデジタル出力Di(7)〜Di(4)にエラー補正を施すこ
とで、デジタル出力Do(7)〜Do(4)を生成する。また、
エラー補正回路33は、3段目の冗長使用信号RL(3),RU
(3) に基づいて、2段目の回路4のデジタル出力Di
(3), Di(2)にエラー補正を施すことで、デジタル出力
Do(3), Do(2)を生成する。
【0035】このように、本実施形態によれば、論理回
路34を備えているため、各エラー補正回路32,33
を全加算器21だけで構成することができる。その結
果、各エラー補正回路32,33の回路規模を小さくす
ることができる。尚、本実施形態において、エラー補正
回路32,33を備えたことによる作用および効果は、
第1実施形態のそれとほぼ同じである。
【0036】(第3実施形態)次に、本発明を具体化し
た第3実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態において、第2実施形態と同じ構成部材については符
号を等しくしてその説明を省略する。
【0037】図6に、本実施形態の8ビット3段パイプ
ライン構成をとるA/Dコンバータ41のブロック回路
を示す。A/Dコンバータ41において、第2実施形態
のA/Dコンバータ31と異なるのは、各エラー補正回
路32,33が各エラー補正回路42,43に置き換え
られ、論理回路34が論理回路44に置き換えられてい
る点だけである。
【0038】図7に、各エラー補正回路42,43の構
成を示す。各エラー補正回路42,43は全加算器(F
A)21だけから構成される。エラー補正回路43の桁
上げ信号INC1は論理回路44に入力される。
【0039】図8に、論理回路44の構成を示す。論理
回路44は、インバータ35、NOR36、NAND4
5から構成され、2段目の冗長使用信号RL(2),RU(2) と
3段目の冗長使用信号RL(3) とエラー補正回路33の桁
上げ信号INC1とに基づいて、桁上げ信号INC2および桁借
り信号DEC を生成する。すなわち、論理回路44は、桁
上げ信号INC1と3段目の冗長使用信号RL(3) と2段目の
冗長使用信号RU(2) との論理をとって桁上げ信号INC2を
生成し、桁上げ信号INC1と3段目の冗長使用信号RL(3)
と2段目の冗長使用信号RL(2) との論理をとって桁借り
信号DEC を生成する。
【0040】各エラー補正回路42,43はそれぞれ、
ラッチ回路6を介して転送されてくる1,2段目の回路
3,4のデジタル出力に対してエラー補正を施す。すな
わち、エラー補正回路42は、論理回路44の桁上げ信
号INC2および桁借り信号DECに基づいて、1段目の回路
3のデジタル出力Di(7)〜Di(4)にエラー補正を施すこ
とで、デジタル出力Do(7)〜Do(4)を生成する。また、
エラー補正回路43は、3段目の冗長使用信号RL(3),RU
(3) に基づいて、2段目の回路4のデジタル出力Di
(3), Di(2)にエラー補正を施すことで、デジタル出力
Do(3), Do(2)を生成する。
【0041】このように、本実施形態によれば、以下の
作用および効果を得ることができる。尚、本実施形態に
おいて、エラー補正回路42,43を備えたことによる
作用および効果は、第1実施形態のそれと同じである。 (1) 論理回路44を備えているため、各エラー補正回路
42,43を全加算器21だけで構成することができ
る。その結果、各エラー補正回路42,43の回路規模
を小さくすることができる。
【0042】(2) 論理回路44が3段目の冗長使用信号
RL(3) をも論理に加えているため、正確な桁上げ信号IN
C2および桁借り信号DEC を生成することが可能になり、
いかなる場合においても正確なエラー補正を施すことが
できる。
【0043】尚、上記各実施形態は以下のように変更し
てもよく、その場合でも同様の作用および効果を得るこ
とができる。 (1)4段以上の多段パイプライン構成に適用する。例
えば、4段パイプライン構成の場合には、1段目のデジ
タル出力のエラー補正に際して、2段目のサブA/Dコ
ンバータの生成する冗長使用信号だけでなく、3段目お
よび4段目のサブA/Dコンバータの生成する冗長使用
信号をも含めて論理をとる。また、2段目のデジタル出
力のエラー補正に際して、3段目のサブA/Dコンバー
タの生成する冗長使用信号だけでなく、4段目のサブA
/Dコンバータの生成する冗長使用信号をも含めて論理
をとる。
【0044】(2)サブA/Dコンバータ8をフラッシ
ュ方式以外の方式で具体化する。以上、各実施形態につ
いて説明したが、各実施形態から把握できる請求項以外
の技術的思想について記載する。
【0045】(イ)請求項1〜6のいずれか1項に記載
のアナログ−デジタル変換回路において、前記エラー補
正を施す回路は全加算器と全減算器と半加算器と半減算
器とから構成されるアナログ−デジタル変換回路。
【0046】(ロ)請求項2〜6のいずれか1項に記載
のアナログ−デジタル変換回路において、前記エラー補
正を施す回路は全加算器だけから構成されるアナログ−
デジタル変換回路。
【0047】このようにすれば、エラー補正を施す回路
の回路規模を小さくすることができる。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、多
段パイプライン構成をとる高精度なアナログ−デジタル
変換回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のブロック回路図。
【図2】第1実施形態の要部回路図。
【図3】第2実施形態のブロック回路図。
【図4】第2実施形態の要部回路図。
【図5】第2実施形態の要部回路図。
【図6】第3実施形態のブロック回路図。
【図7】第3実施形態の要部回路図。
【図8】第3実施形態の要部回路図。
【符号の説明】
3…1段目の回路 4…2段目の回路 5…3段目の回路 6…4段目の回路 7…出力回路 8…サブA/Dコンバータ 9…D/Aコンバータ 10…差分アンプ 11,12,32,33,42,43…エラー補正回路 34,44…論理回路 DEC …桁借り信号 INC1,INC2 …桁上げ信号 RL(2),RU(2) …2段目の冗長使用信号 RL(3),RU(3) …3段目の冗長使用信号 Di(7)〜Di(0), Do(7)〜Do(0)…デジタル出力

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次段の冗長使用信号を用いて前段のエラ
    ー補正を施す多段パイプライン構成をとるアナログ−デ
    ジタル変換回路。
  2. 【請求項2】 各段がアナログ−デジタル変換回路とデ
    ジタル−アナログ変換回路と差分アンプとから成る多段
    パイプライン構成をとり、次段の冗長使用信号を用いて
    前段のエラー補正を施すアナログ−デジタル変換回路。
  3. 【請求項3】 2段だけでなく2段以降の全ての冗長使
    用信号を用いてエラー補正を施す多段パイプライン構成
    をとるアナログ−デジタル変換回路。
  4. 【請求項4】 各段がアナログ−デジタル変換回路とデ
    ジタル−アナログ変換回路と差分アンプとから成る多段
    パイプライン構成をとり、2段以降の全てのアナログ−
    デジタル変換回路が生成する冗長使用信号を用いて、各
    段のデジタル出力のエラー補正を施すアナログ−デジタ
    ル変換回路。
  5. 【請求項5】 各段がアナログ−デジタル変換回路とデ
    ジタル−アナログ変換回路と差分アンプとから成る3段
    以上の多段パイプライン構成をとり、最終段を除く任意
    の段のデジタル出力のエラー補正は、その段より後の全
    ての段のアナログ−デジタル変換回路が生成する冗長使
    用信号を用いて行うアナログ−デジタル変換回路。
  6. 【請求項6】 各段がアナログ−デジタル変換回路とデ
    ジタル−アナログ変換回路と差分アンプとから成る3段
    以上の多段パイプライン構成をとり、最終段を除く任意
    の段のデジタル出力のエラー補正は、その段より後の全
    ての段のアナログ−デジタル変換回路が生成する冗長使
    用信号と、次段のエラー補正結果との論理に基づいて行
    うアナログ−デジタル変換回路。
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WO1999029042A1 (en) * 1997-12-02 1999-06-10 Maxim Integrated Products, Inc. Efficient error correction in pipelined analog-to-digital converters
WO2004062108A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Thine Electronics, Inc. アナログ/ディジタル変換器及び電子回路
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JP2024532955A (ja) * 2021-10-12 2024-09-10 セインチップス テクノロジー カンパニーリミテッド アナログデジタル変換器及び段間利得のキャリブレーション方法

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