JPH097027A - シャッター付きのコイン容器 - Google Patents

シャッター付きのコイン容器

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Publication number
JPH097027A
JPH097027A JP7179366A JP17936695A JPH097027A JP H097027 A JPH097027 A JP H097027A JP 7179366 A JP7179366 A JP 7179366A JP 17936695 A JP17936695 A JP 17936695A JP H097027 A JPH097027 A JP H097027A
Authority
JP
Japan
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case
shutter
coin
arm
shutter plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7179366A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Shirozoe
昭彦 城添
Kazumi Ito
和美 伊藤
Tatsukumo Kiyou
龍雲 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH097027A publication Critical patent/JPH097027A/ja
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッター付きのコイン容器において、シャ
ッターをより少ない部品点数で構成し、その製造コスト
を減らすと同時に、長期使用時の故障発生を避ける。 【構成】 ケース11のコイン通口19を開閉するシャ
ッター板12と、遮断状態のシャッター板12をロック
保持するロックアーム13と、ロックアーム13をロッ
ク解除操作して、シャッター板12を開放位置へ戻す解
除レバー14と、解除レバー14を操作するシリンダー
錠15を有する。上記の各部品および回動支持用の第1
軸27、第2軸32と、ばね28・33などをケース1
1内に収容する。コイン通口19と対向するケース壁に
連結ボス21を固定し、これにコイン貯蔵用の容器3を
固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機等に適用
されて、貯蔵しているコインを容器ごと回収するための
シャッター付きのコイン容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコイン容器は、例えば実開平5
−40977号公報や実開平6−59973号公報等に
公知である。そこでは、コインを貯蔵しておくためのコ
インバッグと、コインバッグの入口に設けたシャッター
とでコイン容器を構成している。シャッターは、そのケ
ースを自動販売機のホルダーにスライド装填することに
より、シャッター板が開き操作されてコインの落下経路
を開放する。逆に、ケースをホルダーから抜き取ると、
シャッター板がコインの落下経路を遮断して、コインバ
ッグの出入口を閉鎖する。この閉鎖状態以後は、ケース
に組み込んだシリンダー錠を解錠しない限りは、シャッ
ター板を開放できず、バッグ内のコインを取り出すこと
ができない。上記のシリンダー錠とは別に不正防止用の
シリンダー錠も備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
イン容器は、不正防止機能を強化するあまり、シャッタ
ー構造が複雑化し、その部品点数が多いため製造に要す
るコストが高く付くうえ、シャッター部分が大形化し、
コイン容器を収容するのに多くのスペースを要する。何
等かの形で動く作動部品点数が多いので、長期使用時に
故障しやすく、十分な信頼性が得られにくい。
【0004】この発明の目的は、シャッターを少ない部
品点数で簡単な構造にでき、その製造に要するコストを
減少できるコイン容器を提供することにある。この発明
の他の目的は、部品点数が少ない分だけシャッターを小
形でコンパクトに構成でき、自動販売機等の機内におけ
る占有スペースが少なくて済むコイン容器を提供するこ
とにある。この発明の他の目的は、必要最小限の作動部
品しか備えておらず、故障しにくく長期使用時にも確実
に作動できるシャッターを備えたコイン容器を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコイン容器
は、コインの落下経路に配置したホルダー1に対して、
着脱自在にスライド装填されるシャッター2と、シャッ
ター2の下面に固定したコイン貯蔵用の容器3とを備え
ている。シャッター2はケース壁にコイン通口19が通
設してある箱状のケース11を有し、、コイン通口19
を往復回動して遮断ないしは開放するシャッター板12
と、遮断位置にあるシャッター板12と係合して、シャ
ッター板12を開放不能に係合固定するロックアーム1
3と、ロックアーム13を係合解除操作する解除機構の
それぞれが、ケース11内に配置してある。
【0006】シャッター板12は、第1軸27で往復回
動可能に支持されて、ばね28でコイン通口19を開放
する向きに付勢されている。ロックアーム13は、第2
軸32で往復回動可能に支持されて、ばね23でシャッ
ター板12と係合する向きに付勢されている。解除機構
は、ケース11に固定したシリンダー錠15と、シリン
ダー錠15の出力軸に固定した解除レバー14を含む。
【0007】ケース11内に、シャッター板12を前記
両ばね28・33の付勢力に抗して遮断位置へ揺動操作
する閉鎖アーム24を配置し、その遊端に固定した閉鎖
ピン26をケース壁に開口したガイド溝20を介してケ
ース外に突設する。
【0008】ケース11をホルダー1に装填した状態に
おいて、閉鎖ピン26を受け止め接当するストッパー8
が、ホルダー1の装填口7に設けられる。装填されたケ
ース11をホルダー1から抜き出し操作する際のスライ
ド動作を利用して、閉鎖ピン26をストッパー8で相対
操作し、シャッター板12がコイン通口19を遮断する
状態に切り換わるよう構成する。
【0009】具体的には、コイン通口19と対向するケ
ース壁の外面に連結ボス21を突設し、コイン通口19
と連結ボス21の間に、コインの落下通路を区画する通
路筒16を設ける。閉鎖アーム24の回動軌跡とローク
アーム13の回動軌跡との間に、ロックアーム13の不
正解除を阻止する仕切板17を設ける。
【0010】閉鎖アーム24をシャッター板12の周縁
から突設して、上下に弾性変形可能とし、閉鎖ピン26
がストッパー8をくぐり抜ける際の下方移動動作を、閉
鎖アーム24の弾性変形で吸収する。
【0011】ケース11の内部にケース11の下面外方
とケース内との間で出没可能な掛金18を設ける。ケー
ス11をホルダー1に装填した状態において、掛金18
の一部がホルダー1外に突出する。この突出部分に錠止
穴37を通設する。
【0012】ケース11を下向きに開口する角箱状の主
ケース11aと、主ケース11aの開口を塞ぐ蓋11b
とで形成する。主ケース11aと蓋11bとはケース内
に設けた複数個の軸39でかしめ固定する軸39のひと
つを利用して第1軸27を構成し、第2軸32を仕切板
17にかしめ固定する。シリンダー錠15を蓋11bに
固定する。
【0013】
【作用】箱状のケース11と、ケース11内に配置した
シャッター板12、ロックアーム13、シリンダー錠1
5および解除レバー14を主要部品にしてシャッター2
を構成するので、従来のシャッターに比べて構成部品点
数を減らすことができるうえ、ケース11の外形寸法を
小さくできる。シャッター2用の作動部品として、シャ
ッター板12とこれ用のばね28、ロックアーム13と
これ用のばね33、シリンダー錠15と解除レバー1
4、および閉鎖アーム24を設けるだけであり、各作動
部品の連動構造が、シャッター板12とロックアーム1
3、アックアーム13と解除レバー14、閉鎖アーム2
4とシャッター板12のように、単純な対応関係にある
ので、故障しにくいシャッター2を得ることができる。
【0014】ケース11の内部に通路筒16を設けるの
は、容器3内のコインを取り出すときに、全てのコイン
を速やかにコイン通口19から排出するためである。排
出時のコインがケース11内に入り込んで引っ掛かるこ
ともない。通路筒16はケース11の内面と協同して、
コイン通口19を遮断した状態のシャッター板12を上
下に受け止めて、シャッター板12がこじ開けられるの
を阻止するのにも役立っている。仕切板17はシャッタ
ー板12が遮断状態にあるとき、ガイド溝20を介して
ロックアーム14が不正解除されるのを防ぐために設け
られる。
【0015】閉鎖アーム24が一体に形成してあるシャ
ッター板12によれば、その分だけ部品点数を減らすの
に役立つうえ、閉鎖アーム24自体が弾性変形して閉鎖
ピン26のくぐり抜け動作を吸収できるので、閉鎖アー
ム24を独立部品として形成する場合に比べて、シャッ
ター2の構造を簡素化できる。掛金18は、ケース11
がホルダー1から抜き取られるのを防ぐ目的で設けられ
ており、その錠止穴37に例えば南京錠38を掛け止め
ることにより、ケース11の抜き取りを阻止できる。
【0016】
【発明の効果】この発明のコイン容器によれば、従来の
コイン容器に比べて、シャッター2の全体構造を簡素化
し、構成部品点数を概ね半分以下にできるので、その製
造コストを減少できる。部品点数が少ない分だけ、シャ
ッター2を小形にしかもコンパクトに構成でき、自動販
売機等の機内におけるコイン容器全体の占有スペースを
減少して、この減少スペースを例えば他の機器類の収容
スペースに有効利用できる。シャッター板12、ロック
アーム13、解除レバー14およびシリンダー錠15等
の、必要最小限の作動部品によって、シャッター板12
の自動閉鎖、閉鎖状態の維持、および閉鎖解除等の必要
動作を実現するので、長期使用時にも故障しにくいシャ
ッター2を備えたコイン容器が得られる。
【0017】
【実施例】図1ないし図8はシャッター付きコイン容器
の実施例を示す。図1および図2において、符号1は自
動販売機等の最終的なコイン落下経路に設置されるホル
ダーであり、このホルダー1に対して着脱自在にスライ
ド装填されるシャッター2と、シャッター2の下面に固
定したコイン貯蔵用の容器3とでコイン容器を構成す
る。容器3は出入口が円筒状に絞られた布製のバックで
形成するが、必要に応じて筒状あるいは箱状のプラスチ
ックケースや金属板製のケースを用いることができる。
【0018】図2および図3において、ホルダー1は前
面および下面が開口するホルダー枠4と、ホルダー枠4
の上面一側寄りに固定した角じょうご形のシュート5と
からなる。ホルダー枠4の両側壁の下端にはそれぞれ受
壁6が対向状に折り曲げてあり、これら受壁6と、ホル
ダー枠4の上壁および左右側壁とで、シャッター2をス
ライド案内する。ホルダー枠4の前面開口、即ちシャッ
ター2の装填口7の上壁内面に、左右横長の板材からな
るストッパー8を溶接し、その後縁に沿ってし字状のピ
ン溝9を上突状に設けている。ピン溝9は装填口7の上
壁前縁において開口している。ストッパー8およびピン
溝9の機能は後述する。
【0019】シャッター2は、角箱状のケース11を支
持部材にして、その内部にシャッター板12、ロックア
ーム13、解除レバー14、シリンダー錠15などの作
動部品と、通路筒16、仕切板17、および掛金18な
どの部品を収容して構成する。
【0020】図4において、ケース11は、下向きに開
口する角箱状の主ケース11aと、主ケース11aの開
口を塞ぐ蓋11とで構成する。主ケース11aの上壁一
側には、シュート5の下端の開口位置に対応してコイン
通口19を開口し、コイン通口19に隣接する上壁に部
分円弧状のガイド溝20を開口する(図1参照)。コイ
ン通口19と対向する蓋11bの壁面にコイン通口19
と同様の通口を開口し、蓋11bの下面側に配置した連
結ボス21をこの通口にかしめ固定している。容器3の
出入口を連結ボス21に外嵌し、外嵌部分を金属製の締
具22(図2参照)で固定することにより、容器3をケ
ース11と一体化している。蓋11bの後縁寄り右側方
には、シリンダー錠15用の組付穴が開口してある。
【0021】シャッター板12はコイン通口19を防ぐ
ことが可能な面壁を備えた舌状の金属板からなり、その
周縁一個所に部分円弧状の閉鎖アーム24を突設し、回
動基端縁に係合片25を下向きに折り曲げてなる。閉鎖
アーム24の遊端上面には閉鎖ピン26をかしめ固定す
る。閉鎖ピン26の上端には、先に述べたストッパー8
のくぐり抜けを容易化する傾斜面が設けてある。シャッ
ター板12は第1軸27で往復回動自在に支持し、第1
軸27に外嵌した捻りコイル形のばね28で、コイン通
口19を開放する向きに付勢する。図5に示すようにば
ね28の一方のばね腕はケース11の前壁で受け止め、
他方のばね腕を係合片25に掛止する。組み付け状態に
おいて、閉鎖ピン26は図2に示すようにガイド溝20
からケース上方へ突出している。
【0022】ロックアーム14は、前縁側に係合段部3
0と逃げ段部13aを有する金属板からなり、その後縁
右側寄りに解除片31を下向きに折り曲げてなる。この
解除片31側のアーム端を第2軸32で往復回動可能に
支持し、第2軸32に外嵌したばね33で、係合段部3
0がシャッター板12の係合片25と接当係合する向き
に回動付勢する。ばね33の一方のばね腕は解除片31
に掛止し、他方のばね腕は仕切板17の立壁部17bで
受け止める。第2軸32は仕切板17の下面側に配置し
て、その上端を仕切板17の主壁部17aにかしめ固定
する。
【0023】シリンダー錠15は、蓋11bに下面側か
ら組み付けてナット34で締結する。これにより、シリ
ンダー錠15の大半の部分がケース11内に収容され、
そのキー挿入孔が蓋11bの下面外方へ向かって開口す
る。従って、シリンダー錠15を解除操作するときは、
蓋11bの下面側からキーを挿入する。このシリンダー
錠15の上端に設けた出力軸、つまり内筒と同行回動す
る軸部の端面に平板状の解除レバー14をビスで固定す
る。解除レバー14は図7に示す待機位置と、待機位置
から反時計回転方向へ90度以上回動した解除位置との
間で回動操作され、解除位置においてロックアーム13
のシャッター板12との係合状態を解除する。シリンダ
ー錠15と解除レバー14とで解除機構を構成する。
【0024】図3および図4において、通路筒16は上
すぼまりテーパー状の筒壁を有し、その下端開口縁にフ
ランジを張り出したプレス成形品からなる。通路筒16
は連結ボス21に連続する状態で蓋11bの内面に固定
する。蓋11bを主ケース11aに組み付けた状態にお
いて、通路筒16の上端壁はコイン通口19と小さな隙
間を介して対向しており、この隙間にシャッター板12
が入り込んでコイン通口19を遮断し閉鎖する。つま
り、閉鎖状態におけるシャッター板12は、図3に示す
ように主ケース11aの上壁と通路筒16で上下に保持
されていて、こじあけることができない。通路筒16
は、容器3内のコインをコイン通口19から排出する際
に、コインがケース11の内部空間へ入り込んで引っ掛
かるのを防ぐことにも役立っている。
【0025】仕切板17は、ロックアーム13がガイド
溝20を介して不正に解除操作されるのを防ぐために設
けられており、主ケース11aの上壁右半部と対向する
主壁部17aと、主壁部17aの右側縁から下向きに折
れ曲がる立壁部17bとを有し、主壁部17aの左側縁
に沿って膨出縁17cを上突状に設けたプレス成形品か
らなる(図4参照)。膨出縁17cの前半部を部分円弧
状に凹ませるのは、シャッター板12の係合片25との
接当干渉を避けるためである。組み付け状態において、
主壁部17aは閉鎖アーム24とロックアーム13の両
者の回動軌跡の間に位置して、ガイド溝20の内面内方
を上下に区分している。
【0026】図2に示すように掛金18は側面視がL字
状の板材からなり、横腕の前端をピン36で仕切板17
の立壁部17bの前部に上下揺動自在に軸支する。これ
により、掛金18の後端の掛止部18aは、ケース11
に退入する状態と、ケース11の下面下方へ突出する状
態との間で上下揺動できる。そのために、蓋11bの右
側縁の後部とホルダー枠4の右方の受壁6の後部のそれ
ぞれに、掛止部18aを出没させるための切欠および開
口を設けている(図示していない)。ピン36は立壁部
17bの内面側から挿通されて、挿通先端を主ケース1
1aの側壁にかしめ固定する。掛止部18aには錠止穴
37が通設してあり、図2に想像線で示すように、この
錠止穴37に南京錠38を掛止固定すると、シャッター
2がホルダー枠4から抜き出されるのを阻止できる。
【0027】主ケース11aと蓋11bはスペーサを兼
ねる4個の軸39でかしめ固定する。このとき、通路筒
16のフランジ壁を蓋11bと同時にかしめ固定する。
さらに、仕切壁17の主壁部17aの後右隅を、軸39
に外嵌したディスタンカラーを介して主ケース11aと
同時にかしめ固定する。つまり、仕切壁17は軸39と
先に述べたピン36によって主ケース11aと一体化さ
れる。シャッター板12用の第1軸27は軸39の一個
を利用して形成してあり、シャッター板12を主ケース
11aの上壁内面に沿って往復回動自在に支持するため
に、その上部にフランジ部27aを有する(図4参
照)。全ての部品を組み付けた状態において、ケース1
1内の最上位にシャッター板12が位置し、その下方に
仕切板17、ロックアーム13、解除レバー14が記載
順に位置する(図3参照)。なお、この実施例における
ケース11の縦、横、奥行の各寸法は、約23mm、85
mm、54mmである。
【0028】次にシャッター2の動作を説明する。シャ
ッター2は、図1に示すようにシャッター板12がコイ
ン通口19を開放した状態にして、ホルダー1に装填す
る。そのケース11をホルダー枠4の装填口7から差し
込み、ケース11の全体をスライドしながらホルダー枠
4に押し込むのである。このときケース11の上面に突
出する閉鎖ピン26は、図3に想像線で示すようにスト
ッパー8と接当してケース11内へ押し下げられ、スト
ッパー8をくぐり抜けた後ピン溝9に嵌まり込む(図2
参照)。閉鎖ピン26の出没動作は、閉鎖アーム24が
下方へ弾性変形し、あるいは水平状態へ復帰することが
吸収される。完全に装填した状態において、コイン通口
19はシュート5の直下に位置している。従って、落下
してきたコインはケース11を通過して容器3内に収容
される。
【0029】一定期間を経てコインを回収するために、
ケース11をホルダー枠4から抜き取る際のシャッター
板12の動作を図5〜図8に示している。但し、この場
合には図が繁雑化するのを避けるために仕切板17を描
いていない。
【0030】先に述べたように、シャッター2を装填し
た状態では、閉鎖ピン26がピン溝9に嵌り込み、その
周面がストッパー8の後縁に接当し、あるいは近接対向
している。従って、ケース11を抜き出し操作しても、
閉鎖ピン26は前後位置を維持し続けようとし、その結
果、シャッター板12はばね28の付勢力に抗して第1
軸27を中心にして反時計回転方向へ相対回動操作され
(図6参照)、回動途中に係合片25が逃げ段部13a
と接当して、ロックアーム13をばね33に抗して時計
回転方向へ回動させる。
【0031】そして、ケース11がホルダー枠4から完
全に抜け出る以前に、シャッター板12は閉鎖位置へ移
動してコイン通口19を遮断する。この状態では、係合
片25が逃げ段部13aを乗り越えてしまう。そのた
め、ロックアーム13はばね33の付勢力を受けて反時
計回転方向へ回動し、その揺動先端に設けた係合段部3
0が係合片25と接当係合する(図7参照)。この状態
ではロックアーム13が邪魔になるので、シャッター板
13を復帰回動できない。
【0032】上記の閉鎖状態でコイン容器を回収し、管
理者に引き渡す。管理者は図8に示すようにシリンダー
錠15を解錠操作して、解除レバー14を反時計回転方
向へ回動操作する。すると、解除レバー14が解除片3
1と接当して、ロックアーム13の全体をばね33に抗
して時計回転方向へ回動操作する。これにより、係合段
部30は係合片25との係合を解除し、これと同時にシ
ャッター板12はばね28の付勢力によって開放位置へ
と急回動し、コイン通口19を開放する。この状態でコ
イン容器を上下逆さにして、容器3内のコインを取り出
す。最後に、キーを逆向きに操作して解除レバー14を
元の位置へ戻すと、シリンダー錠15からキーを抜き取
ることができる。
【0033】上記の実施例では、閉鎖アーム24をシャ
ッター板12と一体に形成したが、その必要はない。閉
鎖アーム24を独立部品にしてその一端を第1軸27で
シャッター板12と同行回動可能に軸支するのである。
また、閉鎖ピン26を閉鎖アーム24で上下動自在に支
持したうえで、ばねで上方へ向かって突出付勢すること
ができ、この場合は閉鎖アーム24を弾性変形不能に構
成できる。この発明のコイン容器は、自動販売機以外
に、バスの料金箱等のコインが投入される機器に適用す
ることができる。通路筒16は連結ボス21と一体に形
成することができる。さらに、蓋11bの左半部をハッ
ト形断面状に折り曲げて,通路筒16を省略し、締具2
2を蓋11bの上凸部内面に位置させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コイン容器の斜視図である。
【図2】ホルダーの一部を破断した側面図である。
【図3】シャッターの縦断正面図である。
【図4】シャッターの構成部品を分離した状態で示す断
面図である。
【図5】シャッター板が開放位置にあるときのシャッタ
ーの横断平面図である。
【図6】シャッター板が閉鎖途中位置にあるときのシャ
ッターの横断平面図である。
【図7】シャッター板が閉鎖位置にあるときのシャッタ
ーの横断平面図である。
【図8】ロックアームが解除される直前の状態にあると
きのシャッターの横断平面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 シャッター 3 容器 7 装填口 8 ストッパー 11 ケース 12 シャッター板 13 ロックアーム 14 解除レバー 15 シリンダー錠 19 コイン通口 20 ガイド溝 24 閉鎖アーム 26 閉鎖ピン 27 第1軸 28 ばね 32 第2軸 33 ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コインの落下経路に配置したホルダー1
    に対して、着脱自在にスライド装填されるシャッター2
    と、シャッター2の下面に固定したコイン貯蔵用の容器
    3とを備えており、 シャッター2はケース壁にコイン通口19が通設してあ
    る箱状のケース11を有し、、コイン通口19を往復回
    動して遮断ないしは開放するシャッター板12と、遮断
    位置にあるシャッター板12と係合して、シャッター板
    12を開放不能に係合固定するロックアーム13と、ロ
    ックアーム13を係合解除操作する解除機構のそれぞれ
    が、ケース11内に配置されており、 シャッター板12は、第1軸27で往復回動可能に支持
    されて、ばね28でコイン通口19を開放する向きに付
    勢されており、 ロックアーム13は、第2軸32で往復回動可能に支持
    されて、ばね23でシャッター板12と係合する向きに
    付勢されており、 解除機構は、ケース11に固定したシリンダー錠15
    と、シリンダー錠15の出力軸に固定した解除レバー1
    4を含み、 ケース11内に、シャッター板12を前記両ばね28・
    33の付勢力に抗して遮断位置へ揺動操作する閉鎖アー
    ム24が配置され、その遊端に固定した閉鎖ピン26が
    ケース壁に開口したガイド溝20を介してケース外に突
    設してあり、 ケース11をホルダー1に装填した状態において、閉鎖
    ピン26を受け止め接当するストッパー8が、ホルダー
    1の装填口7に設けられており、 装填されたケース11がホルダー1から抜き出し操作さ
    れる際のスライド動作を利用して、閉鎖ピン26をスト
    ッパー8で相対操作し、シャッター板12がコイン通口
    19を遮断する状態に切り換わるよう構成してあるシャ
    ッター付きコイン容器。
  2. 【請求項2】 コイン通口19と対向するケース壁の外
    面に連結ボス21が突設され、コイン通口19と連結ボ
    ス21の間に、コインの落下通路を区画する通路筒16
    が設けられており、 閉鎖アーム24の回動軌跡とロークアーム13の回動軌
    跡との間に、ロックアーム13の不正解除を阻止する仕
    切板17が設けてある請求項1記載のシャッター付きコ
    イン容器。
  3. 【請求項3】 閉鎖アーム24がシャッター板12の周
    縁から突設されて、上下に弾性変形可能であり、閉鎖ピ
    ン26がストッパー8をくぐり抜ける際の下方移動動作
    を、閉鎖アーム24の弾性変形で吸収する請求項1又は
    2記載のシャッター付きコイン容器。
  4. 【請求項4】 ケース11の内部にケース11の下面外
    方とケース内との間で出没可能な掛金18が設けられて
    おり、ケース11をホルダー1に装填した状態におい
    て、掛金18の一部がホルダー1外に突出し、この突出
    部分に錠止穴37が通設してある請求項1又は2又は3
    記載のシャッター付きコイン容器。
  5. 【請求項5】 ケース11が下向きに開口する角箱状の
    主ケース11aと、主ケース11aの開口を塞ぐ蓋11
    bとで形成されており、主ケース11aと蓋11bとが
    ケース内に設けた複数個の軸39でかしめ固定されてお
    り、軸39のひとつを利用して第1軸27を構成し、第
    2軸32が仕切板17にかしめ固定してあり、シリンダ
    ー錠15が蓋11bに固定してある請求項2又は3又は
    4記載のシャッター付きコイン容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128407A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 硬貨収納装置
JP2009064153A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Laurel Kikai Kk 紙幣収納カセット及びその搬送ケース

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