JPH0970745A - ワイヤソー装置 - Google Patents
ワイヤソー装置Info
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- JPH0970745A JPH0970745A JP23037895A JP23037895A JPH0970745A JP H0970745 A JPH0970745 A JP H0970745A JP 23037895 A JP23037895 A JP 23037895A JP 23037895 A JP23037895 A JP 23037895A JP H0970745 A JPH0970745 A JP H0970745A
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- JP
- Japan
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- reel
- wire
- winding
- saw device
- shape
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H75/00—Storing webs, tapes, or filamentary material, e.g. on reels
- B65H75/02—Cores, formers, supports, or holders for coiled, wound, or folded material, e.g. reels, spindles, bobbins, cop tubes, cans, mandrels or chucks
- B65H75/04—Kinds or types
- B65H75/08—Kinds or types of circular or polygonal cross-section
- B65H75/14—Kinds or types of circular or polygonal cross-section with two end flanges
- B65H75/148—Kinds or types of circular or polygonal cross-section with two end flanges with at least one frustoconical end flange
Landscapes
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フランジ部の変形するおそれのない巻き取り
リールを提供する。 【解決手段】 ワイヤ6を繰り出し、巻き取るための一
対のリール13,14のフランジ部40は、テーパ状に
形成されている。前記リール14にワイヤ6を均一に巻
き取るために、トラバーサ29は、テーパ部の逓増率に
合わせて両反転端の位置がリール端面側へ漸次単調移動
されながらワイヤ6を案内する。
リールを提供する。 【解決手段】 ワイヤ6を繰り出し、巻き取るための一
対のリール13,14のフランジ部40は、テーパ状に
形成されている。前記リール14にワイヤ6を均一に巻
き取るために、トラバーサ29は、テーパ部の逓増率に
合わせて両反転端の位置がリール端面側へ漸次単調移動
されながらワイヤ6を案内する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば半導体材
料、磁性材料、セラミック等の脆弱性材料をワイヤによ
り切断するワイヤソー装置に関するものである。
料、磁性材料、セラミック等の脆弱性材料をワイヤによ
り切断するワイヤソー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のワイヤソー装置は、複数の加工
用ローラ間にワイヤが多数回螺旋状に巻掛けられる。そ
して、その加工用ローラの回転によりワイヤが走行さ
れ、その走行中のワイヤとワークとが接触されるととも
に、その接触部に砥粒を含むスラリーが供給されて、ワ
ークがワイヤによりウエハー状にスライスされる。
用ローラ間にワイヤが多数回螺旋状に巻掛けられる。そ
して、その加工用ローラの回転によりワイヤが走行さ
れ、その走行中のワイヤとワークとが接触されるととも
に、その接触部に砥粒を含むスラリーが供給されて、ワ
ークがワイヤによりウエハー状にスライスされる。
【0003】この種の装置においては、ワイヤを加工用
ローラ側へ繰り出すリールと、切断を終えたワイヤを巻
き取るためのリールとを備えたリール機構がフレーム上
に装設されている。そして、前記繰り出し用リールから
繰り出されたワイヤは、トラバーサを介して巻き取り用
リールに巻き取られていく。
ローラ側へ繰り出すリールと、切断を終えたワイヤを巻
き取るためのリールとを備えたリール機構がフレーム上
に装設されている。そして、前記繰り出し用リールから
繰り出されたワイヤは、トラバーサを介して巻き取り用
リールに巻き取られていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ワイヤには大きな張力
が働いているが、従来のワイヤソー装置の巻き取り用リ
ールでは、そのフランジ部の巻き付け側内面がリール軸
線に対して直角をなしていた。
が働いているが、従来のワイヤソー装置の巻き取り用リ
ールでは、そのフランジ部の巻き付け側内面がリール軸
線に対して直角をなしていた。
【0005】よって、以下のような問題点があった。 (1)リールのフランジ部とリールの巻胴との境界部分
は集中応力が働く部分であり、巻き取られたワイヤの圧
力によりフランジ部が変形するおそれがあった。 (2)ワイヤの巻き取りに際して、巻き取られるワイヤ
がすでに巻き取られたワイヤ間に食い込み、ワイヤを巻
き戻すときにワイヤ張力が大きく変動して加工に悪影響
を与えたり、ワイヤが断線したりするおそれがあった。
は集中応力が働く部分であり、巻き取られたワイヤの圧
力によりフランジ部が変形するおそれがあった。 (2)ワイヤの巻き取りに際して、巻き取られるワイヤ
がすでに巻き取られたワイヤ間に食い込み、ワイヤを巻
き戻すときにワイヤ張力が大きく変動して加工に悪影響
を与えたり、ワイヤが断線したりするおそれがあった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、大きな圧力が働いても変形するおそれのないリール
を備えたワイヤソー装置を提供することにあり、また、
そのリールにワイヤを均一に巻き取っていくことができ
るようにしたワイヤソー装置を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、大きな圧力が働いても変形するおそれのないリール
を備えたワイヤソー装置を提供することにあり、また、
そのリールにワイヤを均一に巻き取っていくことができ
るようにしたワイヤソー装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、前記両リールのうち少な
くとも巻き取り側のリールのフランジ部の巻き付け側周
面がテーパ状に形成されたものである。
め、請求項1に記載の発明は、前記両リールのうち少な
くとも巻き取り側のリールのフランジ部の巻き付け側周
面がテーパ状に形成されたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記リールにワ
イヤが均一に巻き取られるようにするために、トラバー
サの反転端の位置を補正する反転端補正手段が設けられ
たものである。
イヤが均一に巻き取られるようにするために、トラバー
サの反転端の位置を補正する反転端補正手段が設けられ
たものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記反転端補正
手段は、リールのテーパ部の逓増率に合わせてトラバー
サの反転端の位置をリール端面側へ漸次移動させるもの
である。
手段は、リールのテーパ部の逓増率に合わせてトラバー
サの反転端の位置をリール端面側へ漸次移動させるもの
である。
【0010】請求項4に記載の発明は、ワイヤの巻き形
状が悪化したときの巻き形状補正手段が設けられたもの
である。請求項5に記載の発明は、前記巻き形状補正手
段は、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付近での
巻径とリール端部での巻径とを比較して、端部での巻径
の方が大きい場合はその端部の反転端の位置を変化させ
ず、端部での巻径の方が小さい場合はその端部の反転端
の位置をリール端部側へ多めに移動させ、両径が等しい
場合は反転端の位置をリールのテーパ部の逓増率に合わ
せてリール端部側へ漸次移動させるものである。
状が悪化したときの巻き形状補正手段が設けられたもの
である。請求項5に記載の発明は、前記巻き形状補正手
段は、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付近での
巻径とリール端部での巻径とを比較して、端部での巻径
の方が大きい場合はその端部の反転端の位置を変化させ
ず、端部での巻径の方が小さい場合はその端部の反転端
の位置をリール端部側へ多めに移動させ、両径が等しい
場合は反転端の位置をリールのテーパ部の逓増率に合わ
せてリール端部側へ漸次移動させるものである。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記リールをそ
の中心軸線が鉛直方向を指向するように支持するととも
に、前記トラバーサをリールの軸線方向に往復移動可能
になるように配置し、少なくとも上部側のフランジ部が
テーパ状をなしているものである。
の中心軸線が鉛直方向を指向するように支持するととも
に、前記トラバーサをリールの軸線方向に往復移動可能
になるように配置し、少なくとも上部側のフランジ部が
テーパ状をなしているものである。
【0012】従って、請求項1に記載の発明では、フラ
ンジ部に対するワイヤ巻き取り圧力を分散でき、フラン
ジ部にかかる圧力を弱めることができる。請求項2に記
載の発明では、反転端の補正が行われてフランジ部がテ
ーパ状に形成されていても前記巻き取り用リールにワイ
ヤが軸方向において均一な外径を有するように巻き取ら
れる。
ンジ部に対するワイヤ巻き取り圧力を分散でき、フラン
ジ部にかかる圧力を弱めることができる。請求項2に記
載の発明では、反転端の補正が行われてフランジ部がテ
ーパ状に形成されていても前記巻き取り用リールにワイ
ヤが軸方向において均一な外径を有するように巻き取ら
れる。
【0013】請求項3に記載の発明では、巻き取り用リ
ールのテーパ部の逓増率に合わせてトラバーサの反転端
の位置がリール端面側へ漸次移動されながらワイヤが巻
き取られる。
ールのテーパ部の逓増率に合わせてトラバーサの反転端
の位置がリール端面側へ漸次移動されながらワイヤが巻
き取られる。
【0014】請求項4に記載の発明では、ワイヤの巻き
形状が悪化しても巻き形状補正手段によってその形状が
補正される。請求項5に記載の発明では、リールの所定
ワイヤ巻き付け区間中央部付近での巻径とリール端部で
の巻径とが比較されて、リール端部での巻き崩れ等の巻
き形状の悪化が補正されながらワイヤが巻き取られる。
形状が悪化しても巻き形状補正手段によってその形状が
補正される。請求項5に記載の発明では、リールの所定
ワイヤ巻き付け区間中央部付近での巻径とリール端部で
の巻径とが比較されて、リール端部での巻き崩れ等の巻
き形状の悪化が補正されながらワイヤが巻き取られる。
【0015】請求項6に記載の発明では、中心軸線が鉛
直方向を指向するように支持され、少なくとも上端部の
フランジ部がテーパ状をなしているリールにワイヤが均
一に巻き取られる。
直方向を指向するように支持され、少なくとも上端部の
フランジ部がテーパ状をなしているリールにワイヤが均
一に巻き取られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化したワイ
ヤソー装置の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
ヤソー装置の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0017】図1及び図2に示すように、基台1は床面
上に設置され、その上面にはフレーム2,3,4が立設
されている。切断機構5はフレーム2上に装設されてい
る。この切断機構5は平行に延びる加工用ローラとして
の駆動溝ローラ7及び従動溝ローラ8を備え、それらの
外周には環状をなす多数の溝7a,8aが所定ピッチで
形成されている。なお、図面においては理解を容易にす
るために、溝7a,8aの数を実際よりも少なく描いて
いる。一本の切断用ワイヤ6は前記溝ローラ7,8の各
溝7a,8aに連続的に巻回されている。ワイヤ走行用
モータ9は基台1上に配設され、このモータ9により駆
動溝ローラ7が直接回転される。そして、溝ローラ7、
8の正逆回転によって、ワイヤ6が一方向又は双方向に
走行される。例えば、溝ローラ7,8の正逆回転によ
り、ワイヤ6が10メートル往動した後、9メートル復
動するということを繰り返す。ワーク支持機構10はフ
レーム3の左側面に前記切断機構5の上方において上下
動可能に支持され、その下部にはワーク11がセットさ
れる。そして、ワイヤ6が溝ローラ7a,8a間で走行
されながら、ワーク支持機構10が図示しない駆動装置
により下降される。このとき、ワイヤ6上へ砥粒を含む
スラリーが図示しないスラリー供給装置から供給される
とともに、そのワイヤ6に対し、ワーク11が押し付け
られ、スラリ−中の砥粒のラッピング作用によってワー
ク11がスライス加工される。
上に設置され、その上面にはフレーム2,3,4が立設
されている。切断機構5はフレーム2上に装設されてい
る。この切断機構5は平行に延びる加工用ローラとして
の駆動溝ローラ7及び従動溝ローラ8を備え、それらの
外周には環状をなす多数の溝7a,8aが所定ピッチで
形成されている。なお、図面においては理解を容易にす
るために、溝7a,8aの数を実際よりも少なく描いて
いる。一本の切断用ワイヤ6は前記溝ローラ7,8の各
溝7a,8aに連続的に巻回されている。ワイヤ走行用
モータ9は基台1上に配設され、このモータ9により駆
動溝ローラ7が直接回転される。そして、溝ローラ7、
8の正逆回転によって、ワイヤ6が一方向又は双方向に
走行される。例えば、溝ローラ7,8の正逆回転によ
り、ワイヤ6が10メートル往動した後、9メートル復
動するということを繰り返す。ワーク支持機構10はフ
レーム3の左側面に前記切断機構5の上方において上下
動可能に支持され、その下部にはワーク11がセットさ
れる。そして、ワイヤ6が溝ローラ7a,8a間で走行
されながら、ワーク支持機構10が図示しない駆動装置
により下降される。このとき、ワイヤ6上へ砥粒を含む
スラリーが図示しないスラリー供給装置から供給される
とともに、そのワイヤ6に対し、ワーク11が押し付け
られ、スラリ−中の砥粒のラッピング作用によってワー
ク11がスライス加工される。
【0018】リール機構12はフレーム4上に装設され
ている。このリール機構12は、ワイヤ6を繰り出し、
巻き取るための一対のリール13,14を備えている。
両リール13,14の両端のフランジ部40はテーパ状
に形成されている。なお、両リール13,14は巻き取
り、繰り出しの両機能を有するが、以降の説明において
は、説明を簡略化するために一例として一方のリール1
3を繰り出しリール、他方のリール14を巻き取りリー
ルとした場合を述べる。後述する一対のリール回転用モ
ータ31,32は基台1に配設され、これらのモータ3
1,32により繰り出しリール13及び巻き取りリール
14が個別に回転される。
ている。このリール機構12は、ワイヤ6を繰り出し、
巻き取るための一対のリール13,14を備えている。
両リール13,14の両端のフランジ部40はテーパ状
に形成されている。なお、両リール13,14は巻き取
り、繰り出しの両機能を有するが、以降の説明において
は、説明を簡略化するために一例として一方のリール1
3を繰り出しリール、他方のリール14を巻き取りリー
ルとした場合を述べる。後述する一対のリール回転用モ
ータ31,32は基台1に配設され、これらのモータ3
1,32により繰り出しリール13及び巻き取りリール
14が個別に回転される。
【0019】トラバース機構15はリール機構12に隣
接してフレーム4上に装設され、繰り出しリール13か
らのワイヤ6の繰り出し及び巻き取りリール14へのワ
イヤ6の巻き取りを上下にトラバースしながら案内す
る。そして、両リール13,14の回転及び溝ローラの
回転により繰り出しリール13から切断機構5へワイヤ
6が繰り出されるとともに、加工ローラ7,8間を経て
巻き取りリール14に巻き取られる。
接してフレーム4上に装設され、繰り出しリール13か
らのワイヤ6の繰り出し及び巻き取りリール14へのワ
イヤ6の巻き取りを上下にトラバースしながら案内す
る。そして、両リール13,14の回転及び溝ローラの
回転により繰り出しリール13から切断機構5へワイヤ
6が繰り出されるとともに、加工ローラ7,8間を経て
巻き取りリール14に巻き取られる。
【0020】一対のダンサアーム17はフレーム3の前
面に回転軸を介して回動可能に支持され、それらの先端
にはガイドローラ18及びウェイト19がそれぞれ取付
けられている。そして、両ダンサアーム17に付設され
たウェイト19の重力により、溝ローラ7,8間のワイ
ヤ6に所定の張力が付与される。ダンサアーム17の回
転軸にはエンコーダ16が連結されている。そして、ワ
イヤ6の張力変動によりダンサアーム17が上方または
下方へ回動されたときには、エンコーダ16がそれを検
出して、ワイヤ6の張力が所定値になるようにリール1
3,14の回転速度が制御される。なお、21,23,
24,25はワイヤ6の走行を案内するためのガイドロ
ーラを示す。
面に回転軸を介して回動可能に支持され、それらの先端
にはガイドローラ18及びウェイト19がそれぞれ取付
けられている。そして、両ダンサアーム17に付設され
たウェイト19の重力により、溝ローラ7,8間のワイ
ヤ6に所定の張力が付与される。ダンサアーム17の回
転軸にはエンコーダ16が連結されている。そして、ワ
イヤ6の張力変動によりダンサアーム17が上方または
下方へ回動されたときには、エンコーダ16がそれを検
出して、ワイヤ6の張力が所定値になるようにリール1
3,14の回転速度が制御される。なお、21,23,
24,25はワイヤ6の走行を案内するためのガイドロ
ーラを示す。
【0021】ワイヤ6は繰り出しリール13から繰り出
されてローラ23、ダンサアーム17のローラ18、ガ
イドローラ25及び一組のガイドローラ21を経て切断
機構5に至る。そして、その切断機構5からもう一組の
ガイドローラ21、ガイドローラ25、ダンサアーム1
7のローラ18及びローラ24を経て巻き取りリール1
4に巻き取られる。
されてローラ23、ダンサアーム17のローラ18、ガ
イドローラ25及び一組のガイドローラ21を経て切断
機構5に至る。そして、その切断機構5からもう一組の
ガイドローラ21、ガイドローラ25、ダンサアーム1
7のローラ18及びローラ24を経て巻き取りリール1
4に巻き取られる。
【0022】制御手段を構成する制御装置26は前記基
台1の後方に近接して配置され、その前面には各種の操
作キーや表示ランプ等を備えた制御パネル27が取り付
けられている。
台1の後方に近接して配置され、その前面には各種の操
作キーや表示ランプ等を備えた制御パネル27が取り付
けられている。
【0023】次に、この実施形態の主要部の構成を詳細
に説明する。図3に示すように、前記制御装置26は反
転端補正手段及び巻き形状補正手段を構成し、CPU5
0、ROM51、RAM52を有している。CPU50
は装置全体の動作を制御し、ROM51には後述のプロ
グラムが格納され、RAM52は各種のデータを一時的
に記憶する。CPU50には後述の磁気感知スイッチ4
1、センサとしてのエンコーダ16,66,67及びモ
ータ31,32が接続されている。
に説明する。図3に示すように、前記制御装置26は反
転端補正手段及び巻き形状補正手段を構成し、CPU5
0、ROM51、RAM52を有している。CPU50
は装置全体の動作を制御し、ROM51には後述のプロ
グラムが格納され、RAM52は各種のデータを一時的
に記憶する。CPU50には後述の磁気感知スイッチ4
1、センサとしてのエンコーダ16,66,67及びモ
ータ31,32が接続されている。
【0024】図4、図5及び図6に示すように、回転方
向及び回転速度を変更可能な前記一対のモータ31,3
2はフレーム4に装着され、その上面にはモータ軸31
a,32aが突設されている。回転軸33は各モータ3
1,32に対応するように、複数の軸受34を介してフ
レーム4内に回転可能に支持され、それらの上端には大
径部33aが一体形成されている。カップリング35は
モータ軸31a,32aを各回転軸33に連結するよう
に、それらの間に取り付けられている。
向及び回転速度を変更可能な前記一対のモータ31,3
2はフレーム4に装着され、その上面にはモータ軸31
a,32aが突設されている。回転軸33は各モータ3
1,32に対応するように、複数の軸受34を介してフ
レーム4内に回転可能に支持され、それらの上端には大
径部33aが一体形成されている。カップリング35は
モータ軸31a,32aを各回転軸33に連結するよう
に、それらの間に取り付けられている。
【0025】前記繰り出しリール13及び巻き取りリー
ル14は、ドライブピン36により各回転軸33の大径
部33a上に位置決めされた状態でネジ37により大径
部33aに保持されて、その軸線が鉛直線に沿ってい
る。両リール13,14のフランジ部40は、テーパ状
(本実施形態では図7に示す同テーパ部の作る角度θ
は、リール軸線に対してθ=45゜)に形成されてい
る。
ル14は、ドライブピン36により各回転軸33の大径
部33a上に位置決めされた状態でネジ37により大径
部33aに保持されて、その軸線が鉛直線に沿ってい
る。両リール13,14のフランジ部40は、テーパ状
(本実施形態では図7に示す同テーパ部の作る角度θ
は、リール軸線に対してθ=45゜)に形成されてい
る。
【0026】また、演算プログラムにより両リール3
1,32のワイヤ繰り出し量が算出され、ワイヤ6が同
一速度で両リール13,14間を走行されるように、両
リール13,14の巻径の変化にともないモータ31,
32の回転速度がそれぞれ制御される。
1,32のワイヤ繰り出し量が算出され、ワイヤ6が同
一速度で両リール13,14間を走行されるように、両
リール13,14の巻径の変化にともないモータ31,
32の回転速度がそれぞれ制御される。
【0027】図5及び図6に示すように、一対の取付板
46はフレーム4上に所定間隔をおいて立設され、この
両取付板46間には上下一対の回転軸47,48が回転
可能に支持されている。回転方向及び回転速度の変更可
能な一対のモータ49は後部取付板46の外面に装着さ
れ、それらのモータ軸がカップリングを介して回転軸4
7,48にそれぞれ連結されている。
46はフレーム4上に所定間隔をおいて立設され、この
両取付板46間には上下一対の回転軸47,48が回転
可能に支持されている。回転方向及び回転速度の変更可
能な一対のモータ49は後部取付板46の外面に装着さ
れ、それらのモータ軸がカップリングを介して回転軸4
7,48にそれぞれ連結されている。
【0028】一対の下部駆動スプロケット56は前記下
部回転軸48に所定間隔をおいて固定されている。一対
の上部従動スプロケット57は上部回転軸47上に軸受
を介して回転可能に支持され、各従動スプロケット57
と駆動スプロケット56との間にはチェーン59がそれ
ぞれ掛装されている。
部回転軸48に所定間隔をおいて固定されている。一対
の上部従動スプロケット57は上部回転軸47上に軸受
を介して回転可能に支持され、各従動スプロケット57
と駆動スプロケット56との間にはチェーン59がそれ
ぞれ掛装されている。
【0029】移動体61は前記各対のチェーン59の途
中に支持され、それらのチェーン59により、巻き取り
リール14の長手方向へ往復移動される。横ガイドロー
ラ62は移動体61の下面に垂直軸線の周りで回転可能
に支持され、巻き取りリール14に巻き取られるワイヤ
6がほぼ水平方向に走行するように規制する。縦ガイド
ローラ63は移動体61の側面に水平軸線の周りで回転
可能に支持され、前記ワイヤ6が上下方向に走行するよ
うに規制する。
中に支持され、それらのチェーン59により、巻き取り
リール14の長手方向へ往復移動される。横ガイドロー
ラ62は移動体61の下面に垂直軸線の周りで回転可能
に支持され、巻き取りリール14に巻き取られるワイヤ
6がほぼ水平方向に走行するように規制する。縦ガイド
ローラ63は移動体61の側面に水平軸線の周りで回転
可能に支持され、前記ワイヤ6が上下方向に走行するよ
うに規制する。
【0030】図5に示すように、各一対のタッチローラ
64,65は上下方向へ所定の微小間隙をおいて隣接配
置されるように、前記各移動体61に回転可能に支持さ
れ、このタッチローラ64,65間の間隙中にワイヤ6
が挿通されている。回転センサとしてのエンコーダ6
6,67は各タッチローラ64,65の回転軸に連結さ
れ、タッチローラ64,65がワイヤ6との接触によっ
て回転されるときに検出信号を出力する。
64,65は上下方向へ所定の微小間隙をおいて隣接配
置されるように、前記各移動体61に回転可能に支持さ
れ、このタッチローラ64,65間の間隙中にワイヤ6
が挿通されている。回転センサとしてのエンコーダ6
6,67は各タッチローラ64,65の回転軸に連結さ
れ、タッチローラ64,65がワイヤ6との接触によっ
て回転されるときに検出信号を出力する。
【0031】取付板46には、巻き取り及び繰り出しリ
ール13,14の軸方向中心部に対応する高さの位置に
おいて、位置センサとしての磁気感知スイッチ41が配
設されている。また、前記両移動体61には、前記スイ
ッチ41の近傍を通過するマグネット42が止着されて
いる。
ール13,14の軸方向中心部に対応する高さの位置に
おいて、位置センサとしての磁気感知スイッチ41が配
設されている。また、前記両移動体61には、前記スイ
ッチ41の近傍を通過するマグネット42が止着されて
いる。
【0032】次に、前記のように構成されたワイヤソー
装置の動作、特にワイヤ巻き取りの動作について詳述す
る。前記のように構成されたトラバース機構15におい
ては、装置の運転時に前記各モータ49が、繰り出しリ
ール13及び巻き取りリール14上のワイヤ6の巻径、
ワイヤ6の走行速度およびダンサアーム17の傾動によ
り検出されるワイヤ6の張力に応じて適宜の速度で回転
される。
装置の動作、特にワイヤ巻き取りの動作について詳述す
る。前記のように構成されたトラバース機構15におい
ては、装置の運転時に前記各モータ49が、繰り出しリ
ール13及び巻き取りリール14上のワイヤ6の巻径、
ワイヤ6の走行速度およびダンサアーム17の傾動によ
り検出されるワイヤ6の張力に応じて適宜の速度で回転
される。
【0033】そして、モータ49により回転軸47,4
8が回転され、前記両移動体61がそれぞれ垂直方向に
往復移動される。これにより、ワイヤ6が繰り出しリー
ル13上から長手方向にトラバースされながら繰り出さ
れ、また、ワイヤ6が巻き取りリール14上に長手方向
へトラバースされながら巻き取られる。
8が回転され、前記両移動体61がそれぞれ垂直方向に
往復移動される。これにより、ワイヤ6が繰り出しリー
ル13上から長手方向にトラバースされながら繰り出さ
れ、また、ワイヤ6が巻き取りリール14上に長手方向
へトラバースされながら巻き取られる。
【0034】このようにワイヤ6がトラバースされなが
ら繰り出され、または巻き取られる。ここで、トラバー
ス速度が適正値より速かったり遅かったりすると、ワイ
ヤ6がタッチローラ64あるいは65に接触して、それ
らのタッチローラ64,65の一方が回転される。すな
わち、トラバース機構15によるトラバース速度が速い
場合には、移動体61の移動方向の後方側に位置するタ
ッチローラ64,65のいずれかが回転され、トラバー
ス速度が遅い場合には、移動方向の前方側に位置するも
う一方のタッチローラ64あるいは65が回転される。
ら繰り出され、または巻き取られる。ここで、トラバー
ス速度が適正値より速かったり遅かったりすると、ワイ
ヤ6がタッチローラ64あるいは65に接触して、それ
らのタッチローラ64,65の一方が回転される。すな
わち、トラバース機構15によるトラバース速度が速い
場合には、移動体61の移動方向の後方側に位置するタ
ッチローラ64,65のいずれかが回転され、トラバー
ス速度が遅い場合には、移動方向の前方側に位置するも
う一方のタッチローラ64あるいは65が回転される。
【0035】このようにタッチローラ64,65が回転
されると、エンコーダ66,67から制御装置26に検
出信号が出力される。そして、この検出信号に基づいて
制御装置26の制御により、モータ49の回転速度が調
節され、移動体61の移動速度が変更されて、ワイヤ6
のトラバース速度が修正される。すなわち、移動体61
の移動方向の前方側のタッチローラに取付けられたエン
コーダ66あるいは67から検出信号が出力されたとき
には、トラバース速度が遅くされる。一方、移動体61
の移動方向の後方側のタッチローラに取付けられたエン
コーダ66あるいは67から検出信号が出力されたとき
には、トラバース速度が速くされる。
されると、エンコーダ66,67から制御装置26に検
出信号が出力される。そして、この検出信号に基づいて
制御装置26の制御により、モータ49の回転速度が調
節され、移動体61の移動速度が変更されて、ワイヤ6
のトラバース速度が修正される。すなわち、移動体61
の移動方向の前方側のタッチローラに取付けられたエン
コーダ66あるいは67から検出信号が出力されたとき
には、トラバース速度が遅くされる。一方、移動体61
の移動方向の後方側のタッチローラに取付けられたエン
コーダ66あるいは67から検出信号が出力されたとき
には、トラバース速度が速くされる。
【0036】このようにトラバーサ29は、トラバース
速度が適宜調整されながら鉛直方向に往復移動してワイ
ヤ6を案内する。ここで、トラバーサ29の速度制御を
タッチローラに配設されたエンコーダからの検出信号に
よって行うことは、ワイヤ6の繰り出しリール13側の
みで行うのが望ましい。
速度が適宜調整されながら鉛直方向に往復移動してワイ
ヤ6を案内する。ここで、トラバーサ29の速度制御を
タッチローラに配設されたエンコーダからの検出信号に
よって行うことは、ワイヤ6の繰り出しリール13側の
みで行うのが望ましい。
【0037】本実施形態における巻き取りリール14は
フランジ部40がテーパ状に形成されており、同リール
にワイヤ6を均一に巻き取っていくためには通常のトラ
バース運動に加えてトラバーサ29の新たな制御が必要
となる。
フランジ部40がテーパ状に形成されており、同リール
にワイヤ6を均一に巻き取っていくためには通常のトラ
バース運動に加えてトラバーサ29の新たな制御が必要
となる。
【0038】以下、テーパ状のフランジ部40にワイヤ
6を均一に巻き取っていく手段を詳述する。ここで本実
施形態では、トラバーサ29の往復運動はリールの所定
ワイヤ巻き付け区間の中心に対して対称となるよう調整
されているものとする。
6を均一に巻き取っていく手段を詳述する。ここで本実
施形態では、トラバーサ29の往復運動はリールの所定
ワイヤ巻き付け区間の中心に対して対称となるよう調整
されているものとする。
【0039】図7に示すように、本実施形態におけるワ
イヤソー装置の巻き取りリール14は、フランジ部40
がテーパ状に形成されており、同リールの最大巻き幅を
a、最小巻き幅をbとし、また最大軸径をd、最小軸径
をcとする。
イヤソー装置の巻き取りリール14は、フランジ部40
がテーパ状に形成されており、同リールの最大巻き幅を
a、最小巻き幅をbとし、また最大軸径をd、最小軸径
をcとする。
【0040】まず図8に示すように、ワイヤ6の巻き取
りを開始してステップS1でスイッチ41がONの状態
にあるかどうか判別される。そしてYESのとき、すな
わちトラバーサ29が所定ワイヤ巻き付け区間のほぼ中
央部の巻き取りの平坦部に位置したときは、ステップS
2でそのときにおける巻径xに基づいて補正すべき反転
端補正量△Lが演算される。この補正されるトラバース
の補正量を図7に基づいて数式で表すと、 △L = (x−c)/2・tanθ となる。ここで、θはテーパ面39の作る角度である。
りを開始してステップS1でスイッチ41がONの状態
にあるかどうか判別される。そしてYESのとき、すな
わちトラバーサ29が所定ワイヤ巻き付け区間のほぼ中
央部の巻き取りの平坦部に位置したときは、ステップS
2でそのときにおける巻径xに基づいて補正すべき反転
端補正量△Lが演算される。この補正されるトラバース
の補正量を図7に基づいて数式で表すと、 △L = (x−c)/2・tanθ となる。ここで、θはテーパ面39の作る角度である。
【0041】本実施形態ではθ=45°であるため、△
L=(x−c)/2となる。つまり、巻き始めは巻径x
は最小軸径cに等しいため△Lはゼロであり、反転端補
正は行われず、初期の設定値であるリールの最小巻き幅
bの間を往復する。そして、巻径がxとなったときは、
トラバーサ29の反転端の位置をリールの両端へそれぞ
れ△L=(x−c)/2、すなわち巻径の増加分の半分
の量を延長させて反転端補正を行えばよいのである。な
お巻径xは、例えばリール13,14の回転速度等のデ
ータから演算される。
L=(x−c)/2となる。つまり、巻き始めは巻径x
は最小軸径cに等しいため△Lはゼロであり、反転端補
正は行われず、初期の設定値であるリールの最小巻き幅
bの間を往復する。そして、巻径がxとなったときは、
トラバーサ29の反転端の位置をリールの両端へそれぞ
れ△L=(x−c)/2、すなわち巻径の増加分の半分
の量を延長させて反転端補正を行えばよいのである。な
お巻径xは、例えばリール13,14の回転速度等のデ
ータから演算される。
【0042】このようにして、リールの端部での巻径
と、トラバース運動の中心部での巻径とが一致している
ときは、トラバーサ29の反転端の位置が巻付胴43の
端よりリールの両端側に向かってそれぞれ△Lだけ延長
されて、フランジ部40のテーパ面39に沿ってワイヤ
6が巻き取られる。
と、トラバース運動の中心部での巻径とが一致している
ときは、トラバーサ29の反転端の位置が巻付胴43の
端よりリールの両端側に向かってそれぞれ△Lだけ延長
されて、フランジ部40のテーパ面39に沿ってワイヤ
6が巻き取られる。
【0043】そして、ステップS3において、ワイヤ送
り速度の変化、すなわちワイヤ6の巻付端付近と巻付胴
43中央部付近とのワイヤの巻径の比較が行われる。テ
ーパ面39付近でのワイヤ6の巻き端では、巻き形状の
悪化が顕著に現れて、図9及び図10に示すように両端
のワイヤが盛り上がったり、テーパ面39に沿って落ち
こんだりすることがある。これらは、巻き取りリール1
4のワイヤ送り速度の変化として現れる。
り速度の変化、すなわちワイヤ6の巻付端付近と巻付胴
43中央部付近とのワイヤの巻径の比較が行われる。テ
ーパ面39付近でのワイヤ6の巻き端では、巻き形状の
悪化が顕著に現れて、図9及び図10に示すように両端
のワイヤが盛り上がったり、テーパ面39に沿って落ち
こんだりすることがある。これらは、巻き取りリール1
4のワイヤ送り速度の変化として現れる。
【0044】通常は図11に示すように、ワイヤ6の巻
き取りが均一に行われていると、ステップS4で漸次ト
ラバーサ29の反転端位置が補正されながら繰り出し
や、巻き取りが行われる。
き取りが均一に行われていると、ステップS4で漸次ト
ラバーサ29の反転端位置が補正されながら繰り出し
や、巻き取りが行われる。
【0045】しかしながら、ステップS5でダンサアー
ム17の下降によってリールからのワイヤ送りが速くな
ったとき、すなわち図9に示すようにテーパ面39付近
のワイヤがもりあがって、巻き端での巻径が中心部での
巻径より大きくなった場合には、前述した通常の反転端
補正、つまり反転端の延長を行わないようにする。そし
て、前回と同じ反転端位置で往復トラバースを行ってワ
イヤ6を巻き取って行く。そうすると、図11に示すよ
うに巻き形状が均一なものに戻る。このように巻き形状
が回復して前記両径が等しくなったときから、再びトラ
バーサ29の動作を通常のものに戻して、通常の反転端
補正を行いながらワイヤ6を巻き取っていく。
ム17の下降によってリールからのワイヤ送りが速くな
ったとき、すなわち図9に示すようにテーパ面39付近
のワイヤがもりあがって、巻き端での巻径が中心部での
巻径より大きくなった場合には、前述した通常の反転端
補正、つまり反転端の延長を行わないようにする。そし
て、前回と同じ反転端位置で往復トラバースを行ってワ
イヤ6を巻き取って行く。そうすると、図11に示すよ
うに巻き形状が均一なものに戻る。このように巻き形状
が回復して前記両径が等しくなったときから、再びトラ
バーサ29の動作を通常のものに戻して、通常の反転端
補正を行いながらワイヤ6を巻き取っていく。
【0046】また、逆にダンサア−ム17が上昇してリ
ールからのワイヤ送りが遅くなったとき(ステップS
6)、すなわち図10に示すようにテーパ面39付近の
ワイヤ6がテーパ面39に沿って落ちこんで、巻き端で
の巻径が中心部での巻径よりも小さくなった場合には、
前述した通常の反転端補正を行っているときの延長量△
Lをさらに増加させ、例えばK倍の量を延長量として加
える。そして、その状態で往復トラバースを行ってワイ
ヤ6の巻き取りを行っていくと、図11に示すように巻
き形状が回復して均一なものに戻る。このように巻き形
状が回復して前記両径が等しくなったときから、再びト
ラバーサ29の動作を通常のものに戻して、通常の反転
端補正を行いながらワイヤ6を巻き取っていく。
ールからのワイヤ送りが遅くなったとき(ステップS
6)、すなわち図10に示すようにテーパ面39付近の
ワイヤ6がテーパ面39に沿って落ちこんで、巻き端で
の巻径が中心部での巻径よりも小さくなった場合には、
前述した通常の反転端補正を行っているときの延長量△
Lをさらに増加させ、例えばK倍の量を延長量として加
える。そして、その状態で往復トラバースを行ってワイ
ヤ6の巻き取りを行っていくと、図11に示すように巻
き形状が回復して均一なものに戻る。このように巻き形
状が回復して前記両径が等しくなったときから、再びト
ラバーサ29の動作を通常のものに戻して、通常の反転
端補正を行いながらワイヤ6を巻き取っていく。
【0047】この一連の動作を繰り返しながら巻き取り
リール14にワイヤ6が巻き取られるため、ワイヤ6の
巻き形状が悪化しても、巻き形状が随時補正されて、テ
ーパ面39にもワイヤ6が均一に巻き取られる。
リール14にワイヤ6が巻き取られるため、ワイヤ6の
巻き形状が悪化しても、巻き形状が随時補正されて、テ
ーパ面39にもワイヤ6が均一に巻き取られる。
【0048】本実施形態では以上のようにワイヤソー装
置を構成したため、以下の効果を有する。 (1)両リール13,14のフランジ部40がテーパ状
に形成されているために、従来のフランジの場合に比べ
てフランジ部40自体の強度が向上するとともに、巻付
圧力がテーパ面39と直角をなす方向に分散されて、ワ
イヤ6の張力によって同部分が変形するおそれが小さ
い。 (2)トラバーサ29を漸次反転端補正しながらワイヤ
6を巻き取っていくようにしたため、テーパ面39にも
ワイヤ6が均一に巻き取られる。 (3)巻き形状の補正手段を設けたため、ワイヤの巻き
形状が悪化しても補正することができ、常に均一な巻き
形状になる。
置を構成したため、以下の効果を有する。 (1)両リール13,14のフランジ部40がテーパ状
に形成されているために、従来のフランジの場合に比べ
てフランジ部40自体の強度が向上するとともに、巻付
圧力がテーパ面39と直角をなす方向に分散されて、ワ
イヤ6の張力によって同部分が変形するおそれが小さ
い。 (2)トラバーサ29を漸次反転端補正しながらワイヤ
6を巻き取っていくようにしたため、テーパ面39にも
ワイヤ6が均一に巻き取られる。 (3)巻き形状の補正手段を設けたため、ワイヤの巻き
形状が悪化しても補正することができ、常に均一な巻き
形状になる。
【0049】尚、この発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、各部の構成を例えば以下のように変更し
て具体化することも可能である。 (1)テーパ面39の作る角度θを、前記実施形態のも
のとは異なる角度にすること。
ものではなく、各部の構成を例えば以下のように変更し
て具体化することも可能である。 (1)テーパ面39の作る角度θを、前記実施形態のも
のとは異なる角度にすること。
【0050】この角度θは、装置の運転条件によって、
特にワイヤ6に付与される張力と巻き量との関係から定
めるのが望ましい。例えば、角度θが大きいとワイヤ6
の巻き量は多くなるが、フランジ部40が直立したもの
に近づくため、同部分が変形する可能性は高くなる。よ
って、張力は弱くてもいいが、巻き量を多く確保したい
場合は、角度θを大きくすればよい。逆に、角度θが小
さいとワイヤ6の巻き量は少なくなるが、フランジ部4
0が変形する可能性は低くなる。よって、巻き量は少な
くてもいいが大きな張力に耐えられるようにしたい場合
は、角度θを小さくすればよい。一般に、角度θは30
°〜60°位の間で選択するのが望ましい。 (2)繰り出しリール13および巻き取りリール14
を、その中心軸線が水平になるように支持すること。 (3)繰り出しリール13および巻き取りリール14の
上下両フランジ部40のうち、上部のみテーパ状のフラ
ンジ部とすること。
特にワイヤ6に付与される張力と巻き量との関係から定
めるのが望ましい。例えば、角度θが大きいとワイヤ6
の巻き量は多くなるが、フランジ部40が直立したもの
に近づくため、同部分が変形する可能性は高くなる。よ
って、張力は弱くてもいいが、巻き量を多く確保したい
場合は、角度θを大きくすればよい。逆に、角度θが小
さいとワイヤ6の巻き量は少なくなるが、フランジ部4
0が変形する可能性は低くなる。よって、巻き量は少な
くてもいいが大きな張力に耐えられるようにしたい場合
は、角度θを小さくすればよい。一般に、角度θは30
°〜60°位の間で選択するのが望ましい。 (2)繰り出しリール13および巻き取りリール14
を、その中心軸線が水平になるように支持すること。 (3)繰り出しリール13および巻き取りリール14の
上下両フランジ部40のうち、上部のみテーパ状のフラ
ンジ部とすること。
【0051】普通、リールの中心軸線が鉛直方向を指向
するように支持されたリールでは、リールの下端は固定
されており、また自重によってフランジ部が破損するお
それがなく、上端のみについてテーパ状のフランジ部と
すればよい。よって、トラバーサ29の反転端補正を上
端部においてのみ行えばよく、その制御が簡単になる。
するように支持されたリールでは、リールの下端は固定
されており、また自重によってフランジ部が破損するお
それがなく、上端のみについてテーパ状のフランジ部と
すればよい。よって、トラバーサ29の反転端補正を上
端部においてのみ行えばよく、その制御が簡単になる。
【0052】上記実施形態から把握できる請求項以外の
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (1)一方のリールから繰り出された一本のワイヤを、
複数の加工用ローラ間に螺旋状に巻き付けるとともに、
該ワイヤを他方のリールにトラバーサを介して巻き取
り、両リール間のワイヤによりワークに対して切断加工
を施すようにしたワイヤソー装置におけるワイヤの巻き
取り方法において、前記両リールのうち少なくとも巻き
取り側のリールのフランジ部の巻き付け側周面がテーパ
状に形成されており、同テーパ部の逓増率に合わせてト
ラバーサの両反転端の位置をリール端面側へ漸次移動さ
せながらワイヤを巻き取っていくワイヤの巻き取り方
法。
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (1)一方のリールから繰り出された一本のワイヤを、
複数の加工用ローラ間に螺旋状に巻き付けるとともに、
該ワイヤを他方のリールにトラバーサを介して巻き取
り、両リール間のワイヤによりワークに対して切断加工
を施すようにしたワイヤソー装置におけるワイヤの巻き
取り方法において、前記両リールのうち少なくとも巻き
取り側のリールのフランジ部の巻き付け側周面がテーパ
状に形成されており、同テーパ部の逓増率に合わせてト
ラバーサの両反転端の位置をリール端面側へ漸次移動さ
せながらワイヤを巻き取っていくワイヤの巻き取り方
法。
【0053】このようにすれば、リールのテーパ部にも
ワイヤが均一に巻き取られる。 (2)上記(1)において、ワイヤの巻き形状が悪化し
たとき、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付近で
の巻径とリール端部での巻径とを比較して、端部の巻径
の方が大きい場合はその端部の反転端の位置を変化させ
ず、端部での巻径の方が小さい場合はその端部の反転端
の位置をリール端部側へ多めに移動させ、両径が等しい
場合は反転端の位置をリールのテーパ部の逓増率に合わ
せてリール端部側へ漸次移動させてワイヤを巻き取って
いくワイヤの巻き取り方法。
ワイヤが均一に巻き取られる。 (2)上記(1)において、ワイヤの巻き形状が悪化し
たとき、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付近で
の巻径とリール端部での巻径とを比較して、端部の巻径
の方が大きい場合はその端部の反転端の位置を変化させ
ず、端部での巻径の方が小さい場合はその端部の反転端
の位置をリール端部側へ多めに移動させ、両径が等しい
場合は反転端の位置をリールのテーパ部の逓増率に合わ
せてリール端部側へ漸次移動させてワイヤを巻き取って
いくワイヤの巻き取り方法。
【0054】このようにすれば、ワイヤの巻き形状の悪
化を補正することができ、常に均一な巻き形状となる。
化を補正することができ、常に均一な巻き形状となる。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、ワイヤがテ
ーパ部にも巻き取られてフランジ部にかかる圧力を分散
し、巻き付き圧力を弱めることができるため、リールが
変形するおそれがない。
ーパ部にも巻き取られてフランジ部にかかる圧力を分散
し、巻き付き圧力を弱めることができるため、リールが
変形するおそれがない。
【0056】請求項2に記載の発明では、フランジ部が
テーパ状に形成されていても巻き取り用リールにワイヤ
が軸方向において均一な外径を有するように巻き取られ
る。請求項3に記載の発明では、巻き取り用リールのテ
ーパ部の逓増率に合わせてトラバーサの両反転端の位置
がリール端面側へ単調移動されながらワイヤが巻き取ら
れる。よって、テーパ部に効率よくワイヤが巻き取られ
て、巻き量の増加を図ることができる。
テーパ状に形成されていても巻き取り用リールにワイヤ
が軸方向において均一な外径を有するように巻き取られ
る。請求項3に記載の発明では、巻き取り用リールのテ
ーパ部の逓増率に合わせてトラバーサの両反転端の位置
がリール端面側へ単調移動されながらワイヤが巻き取ら
れる。よって、テーパ部に効率よくワイヤが巻き取られ
て、巻き量の増加を図ることができる。
【0057】請求項4に記載の発明では、ワイヤの巻き
形状が悪化しても補正手段によってその形状が補正され
る。よって巻き崩れ等のおそれがない。請求項5に記載
の発明では、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付
近での巻径とリール両端での巻径とが比較されて、リー
ル両端での巻き崩れ等の巻き形状の悪化が補正されなが
らワイヤが巻き取られる。よって、巻き形状補正手段を
単純にすることができ、その構造が複雑化しない。
形状が悪化しても補正手段によってその形状が補正され
る。よって巻き崩れ等のおそれがない。請求項5に記載
の発明では、リールの所定ワイヤ巻き付け区間中央部付
近での巻径とリール両端での巻径とが比較されて、リー
ル両端での巻き崩れ等の巻き形状の悪化が補正されなが
らワイヤが巻き取られる。よって、巻き形状補正手段を
単純にすることができ、その構造が複雑化しない。
【0058】請求項6に記載の発明では、リールの少な
くとも上部側のフランジ部のみについて反転端補正を行
えばよく、トラバーサの制御が簡単になる。
くとも上部側のフランジ部のみについて反転端補正を行
えばよく、トラバーサの制御が簡単になる。
【図1】ワイヤソー装置の全体構成を示す正面図。
【図2】ワイヤソー装置の平面図。
【図3】制御装置を示すブロック図。
【図4】ワイヤの繰り出し及び巻き取り機構を拡大して
示す部分破断側面図。
示す部分破断側面図。
【図5】ワイヤのトラバース機構を拡大して示す部分切
欠き正面図。
欠き正面図。
【図6】トラバース機構の部分平面図。
【図7】巻き取りリールの寸法を示す正面図。
【図8】トラバーサの動作を示すフローチャート。
【図9】巻き端でワイヤの巻き崩れ(盛り上がり)を示
す正面図。
す正面図。
【図10】巻き端でワイヤの巻き崩れ(落ちこみ)を示
す正面図。
す正面図。
【図11】ワイヤの巻き取りが正常に進行している様子
を示す正面図。
を示す正面図。
5…切断機構、6…ワイヤ、7…駆動溝ローラ、8…従
動溝ローラ、11…ワーク、12…リール機構、13…
繰り出しリール、14…巻き取りリール、15…トラバ
ース機構、29…トラバーサ、64,65…タッチロー
ラ、66,67…エンコーダ。
動溝ローラ、11…ワーク、12…リール機構、13…
繰り出しリール、14…巻き取りリール、15…トラバ
ース機構、29…トラバーサ、64,65…タッチロー
ラ、66,67…エンコーダ。
Claims (6)
- 【請求項1】 一方のリールから繰り出された一本のワ
イヤを、複数の加工用ローラ間に螺旋状に巻き付けると
ともに、該ワイヤを他方のリールにトラバーサを介して
巻き取り、両リール間のワイヤによりワークに対して切
断加工を施すようにしたワイヤソー装置において、 前記両リールのうち少なくとも巻き取り側のリールのフ
ランジ部の巻き付け側周面がテーパ状に形成されている
ワイヤソー装置。 - 【請求項2】 前記リールにワイヤが均一に巻き取られ
るようにするために、トラバーサの反転端の位置を補正
する反転端補正手段が設けられた請求項1に記載された
ワイヤソー装置。 - 【請求項3】 前記反転端補正手段は、リールのテーパ
部の逓増率に合わせてトラバーサの反転端の位置をリー
ル端面側へ漸次移動させる請求項1または2に記載され
たワイヤソー装置。 - 【請求項4】 ワイヤの巻き形状が悪化したときの巻き
形状補正手段が設けられた請求項1〜3のいずれかに記
載されたワイヤソー装置。 - 【請求項5】 前記巻き形状補正手段は、リールの所定
ワイヤ巻き付け区間中央部付近での巻径とリール端部で
の巻径とを比較して、端部での巻径の方が大きい場合は
その端部の反転端の位置を変化させず、端部での巻径の
方が小さい場合はその端部の反転端の位置をリール端部
側へ多めに移動させ、両径が等しい場合は反転端の位置
をリールのテーパ部の逓増率に合わせてリール端部側へ
漸次移動させる請求項4に記載されたワイヤソー装置。 - 【請求項6】 前記両リールをその中心軸線が鉛直方向
を指向するように支持するとともに、前記トラバーサを
リールの軸線方向に往復移動可能になるように配置し、
少なくとも上部側のフランジ部がテーパ状をなしている
請求項1〜5のいずれかに記載されたワイヤソー装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23037895A JPH0970745A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ワイヤソー装置 |
| EP00203452A EP1068920B1 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Wire saw |
| EP95932951A EP0732173A4 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Wire saw |
| DE69532147T DE69532147T2 (de) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Drahtsäge |
| PCT/JP1995/002003 WO1996010470A1 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Wire saw |
| AT00203452T ATE253997T1 (de) | 1994-09-30 | 1995-09-29 | Drahtsäge |
| KR1019950033326A KR100367760B1 (ko) | 1994-09-30 | 1995-09-30 | 와이어쏘 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23037895A JPH0970745A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | ワイヤソー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970745A true JPH0970745A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16906933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23037895A Pending JPH0970745A (ja) | 1994-09-30 | 1995-09-07 | ワイヤソー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970745A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004105394A (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2013223915A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-10-31 | Panasonic Corp | インゴットの切断装置 |
| CN108162221A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-06-15 | 镇江环太硅科技有限公司 | 一种用于承载金刚线的工字轮 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23037895A patent/JPH0970745A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004105394A (ja) * | 2002-09-18 | 2004-04-08 | Sophia Co Ltd | 遊技機 |
| JP2013223915A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-10-31 | Panasonic Corp | インゴットの切断装置 |
| CN108162221A (zh) * | 2018-03-12 | 2018-06-15 | 镇江环太硅科技有限公司 | 一种用于承载金刚线的工字轮 |
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