JPH0970747A - ワイヤソー - Google Patents
ワイヤソーInfo
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- JPH0970747A JPH0970747A JP22642895A JP22642895A JPH0970747A JP H0970747 A JPH0970747 A JP H0970747A JP 22642895 A JP22642895 A JP 22642895A JP 22642895 A JP22642895 A JP 22642895A JP H0970747 A JPH0970747 A JP H0970747A
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- JP
- Japan
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- wire
- cutting
- row
- groove
- rollers
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】切断中にワイヤに周方向の自転を生ぜしめ、ワ
イヤ周面全体を均等に摩耗させることによってウエハ面
の波うちを抑制することが可能なワイヤソーを提供す
る。 【解決手段】外周に所定ピッチのワイヤガイド溝を刻設
した複数のローラにワイヤを巻掛けてローラ間で切断用
ワイヤ列を張設するための複数の溝ローラと、ワイヤ列
に被切断材を押し付けるための被切断材移動台と、被切
断材とワイヤ列の間に砥粒を含む加工液を供給するため
の砥液供給装置とを具備したワイヤソーにおいて、移動
台が、前記切断用ワイヤ列に対して、切断用ワイヤ列を
張設している溝ローラの回転中心軸が位置する側に設置
されていることを特徴とするワイヤソー。
イヤ周面全体を均等に摩耗させることによってウエハ面
の波うちを抑制することが可能なワイヤソーを提供す
る。 【解決手段】外周に所定ピッチのワイヤガイド溝を刻設
した複数のローラにワイヤを巻掛けてローラ間で切断用
ワイヤ列を張設するための複数の溝ローラと、ワイヤ列
に被切断材を押し付けるための被切断材移動台と、被切
断材とワイヤ列の間に砥粒を含む加工液を供給するため
の砥液供給装置とを具備したワイヤソーにおいて、移動
台が、前記切断用ワイヤ列に対して、切断用ワイヤ列を
張設している溝ローラの回転中心軸が位置する側に設置
されていることを特徴とするワイヤソー。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤと砥粒によ
り、半導体材料、セラミックスなどのような材料を多数
のウエハに高精度に切断するワイヤソーに関する。
り、半導体材料、セラミックスなどのような材料を多数
のウエハに高精度に切断するワイヤソーに関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソーは、複数の溝ローラに所定の
ピッチでワイヤを巻掛けてワイヤ列を張設し、ワイヤを
走行させ、ワイヤ列に被切断材(以下ワークという)を
押し付ながら、ワイヤ列とワークの間に砥粒を含む加工
液(以下砥液という)を注ぎつつ、砥粒の研削作用によ
ってワークを多数のウエハに切断する装置である。
ピッチでワイヤを巻掛けてワイヤ列を張設し、ワイヤを
走行させ、ワイヤ列に被切断材(以下ワークという)を
押し付ながら、ワイヤ列とワークの間に砥粒を含む加工
液(以下砥液という)を注ぎつつ、砥粒の研削作用によ
ってワークを多数のウエハに切断する装置である。
【0003】図3は、一般的なワイヤソーの切断加工部
の構成を例示したものである。回転自在の3個の溝ロー
ラ1、2、3がそれぞれ平行に、かつ立体的に設置され
ており、1本のワイヤ4は、各溝ローラの樹脂製の外周
面に所定ピッチで刻設された多数のワイヤガイド溝に巻
き付けられて切断用ワイヤ列5(以下単にワイヤ列とい
う)が形成されている。溝ローラを回転させると、所定
ピッチのワイヤ列5が走行する。走行するワイヤ列5に
は砥液供給装置8から砥液7が供給され、この状態でワ
ーク6をワイヤ列5に押し付けると、砥液中の砥粒の研
削作用によって切断が徐々に進行していく。ワーク6
は、ガラスなどで製作されたダミー板9を介して金属ベ
ース10に接着などの方法で固定されており、金属ベー
ス10はワーク移動台11にネジ12によって脱着自在
に取り付けられている。この移動台11をワイヤ列5の
方向に移動し、すべてのワイヤがワークを切断し、ダミ
ー板9まで切り進むと、切断が完了する。その後、ワー
ク移動台11を降下させて、ワーク6からワイヤ列5を
抜き取り、ワーク6を金属ベース10とともに取り外
し、ウエハをダミー板9から分離せしめてウエハを採取
する。切断されたウエハは、数回の研磨工程を経て製品
ウエハに仕上げられる。シリコンなどのエレクトロニク
ス基板となるウエハには極めて高い平坦度が要求され、
切断工程においても高低差10μm以下の平坦度が必要
とされている。
の構成を例示したものである。回転自在の3個の溝ロー
ラ1、2、3がそれぞれ平行に、かつ立体的に設置され
ており、1本のワイヤ4は、各溝ローラの樹脂製の外周
面に所定ピッチで刻設された多数のワイヤガイド溝に巻
き付けられて切断用ワイヤ列5(以下単にワイヤ列とい
う)が形成されている。溝ローラを回転させると、所定
ピッチのワイヤ列5が走行する。走行するワイヤ列5に
は砥液供給装置8から砥液7が供給され、この状態でワ
ーク6をワイヤ列5に押し付けると、砥液中の砥粒の研
削作用によって切断が徐々に進行していく。ワーク6
は、ガラスなどで製作されたダミー板9を介して金属ベ
ース10に接着などの方法で固定されており、金属ベー
ス10はワーク移動台11にネジ12によって脱着自在
に取り付けられている。この移動台11をワイヤ列5の
方向に移動し、すべてのワイヤがワークを切断し、ダミ
ー板9まで切り進むと、切断が完了する。その後、ワー
ク移動台11を降下させて、ワーク6からワイヤ列5を
抜き取り、ワーク6を金属ベース10とともに取り外
し、ウエハをダミー板9から分離せしめてウエハを採取
する。切断されたウエハは、数回の研磨工程を経て製品
ウエハに仕上げられる。シリコンなどのエレクトロニク
ス基板となるウエハには極めて高い平坦度が要求され、
切断工程においても高低差10μm以下の平坦度が必要
とされている。
【0004】ところで、ワイヤソーで切断されたウエハ
には、主としてワーク移動方向に反りが発生することが
知られている。
には、主としてワーク移動方向に反りが発生することが
知られている。
【0005】図4は、ワイヤで切断されたウエハの断面
と、その形状不良を示す図であり、(a)はウエハ切断
断面におけるワイヤ走行方向及びワーク移動方向を示す
図である。同図(b)は、(a)に示すAA断面のウエ
ハ切断面の形状の例で、ウエハ切断面の垂直方向の倍率
を拡大して示している。ワイヤで切断されたウエハの断
面では、ワイヤ走行方向a−bはほぼ平坦であるが、ワ
ーク移動方向a´−b´には、図4(b)に示すような
反りが発生しやすい。
と、その形状不良を示す図であり、(a)はウエハ切断
断面におけるワイヤ走行方向及びワーク移動方向を示す
図である。同図(b)は、(a)に示すAA断面のウエ
ハ切断面の形状の例で、ウエハ切断面の垂直方向の倍率
を拡大して示している。ワイヤで切断されたウエハの断
面では、ワイヤ走行方向a−bはほぼ平坦であるが、ワ
ーク移動方向a´−b´には、図4(b)に示すような
反りが発生しやすい。
【0006】図5は、ウエハ切断面に発生する代表的な
形状を示す図であるが、前述の図4(b)に示すウエハ
切断面の形状は、図5(a)に示すゆるやかな凹凸(以
下うねりという)と、図5(b)に示す細かいピッチの
凹凸(以下波うちという)が合成されたものと考えるこ
とができる。図5(a)のうねりは、切断時に長時間に
わたって徐々に形成されたもので、切断中に前記溝ロー
ラ表面の樹脂の温度が変化して、ワイヤガイド溝の位置
が少しづつ移動することが主たる原因と考えられてい
る。これを抑制するための方法としては、例えば、特開
昭62−251063号公報では溝ローラ軸の冷却方法
が、特開平7−1442号公報では温度制御した砥液を
溝ローラ表面に供給する方法がそれぞれ開示されてい
る。一方、図5(b)の波うちを形成する原因はワイヤ
の真円度不良と言われている。
形状を示す図であるが、前述の図4(b)に示すウエハ
切断面の形状は、図5(a)に示すゆるやかな凹凸(以
下うねりという)と、図5(b)に示す細かいピッチの
凹凸(以下波うちという)が合成されたものと考えるこ
とができる。図5(a)のうねりは、切断時に長時間に
わたって徐々に形成されたもので、切断中に前記溝ロー
ラ表面の樹脂の温度が変化して、ワイヤガイド溝の位置
が少しづつ移動することが主たる原因と考えられてい
る。これを抑制するための方法としては、例えば、特開
昭62−251063号公報では溝ローラ軸の冷却方法
が、特開平7−1442号公報では温度制御した砥液を
溝ローラ表面に供給する方法がそれぞれ開示されてい
る。一方、図5(b)の波うちを形成する原因はワイヤ
の真円度不良と言われている。
【0007】図6は、真円度不良のワイヤによる波うち
発生の状態を示した図である。昭和55年度、精機学会
春期大会学術講演会論文集、745頁の報文によれば、
図6(a)に示すように断面が楕円形のワイヤ4が傾い
てワーク切断溝21に入ってきた場合には、ワイヤ断面
の長径cc方向の溝底21′の研削がより多く進み、切
断溝21が矢印Aの方向に傾くとされる。ところで、図
6(b)に示すように切断溝21が鉛直面からずれるに
つれて、前述の図3に示す溝ローラ2、3間のワイヤの
張力が増加するので、ワイヤには、図6(b)の矢印
B′で示す復元力が作用するようになる。この復元力は
ワイヤ断面の短径c′c′方向の溝底21´の研削を進
めることになる。すなわち、ワイヤの真円度不良による
切断溝のA方向への曲がりと、ワイヤの復元力による切
断溝のB方向への曲がりが交互に発生することによって
図5(b)に示す波うちが形成される。
発生の状態を示した図である。昭和55年度、精機学会
春期大会学術講演会論文集、745頁の報文によれば、
図6(a)に示すように断面が楕円形のワイヤ4が傾い
てワーク切断溝21に入ってきた場合には、ワイヤ断面
の長径cc方向の溝底21′の研削がより多く進み、切
断溝21が矢印Aの方向に傾くとされる。ところで、図
6(b)に示すように切断溝21が鉛直面からずれるに
つれて、前述の図3に示す溝ローラ2、3間のワイヤの
張力が増加するので、ワイヤには、図6(b)の矢印
B′で示す復元力が作用するようになる。この復元力は
ワイヤ断面の短径c′c′方向の溝底21´の研削を進
めることになる。すなわち、ワイヤの真円度不良による
切断溝のA方向への曲がりと、ワイヤの復元力による切
断溝のB方向への曲がりが交互に発生することによって
図5(b)に示す波うちが形成される。
【0008】図7は、ワークの切断溝内におけるワイヤ
と砥粒との切断作用を説明する図である。
と砥粒との切断作用を説明する図である。
【0009】ワイヤソーに使用されるワイヤは、極めて
真円度が高いダイスを用いて伸線されるので、新品状態
ではワイヤ断面の真円度は極めて良好である。ところ
が、同図に示すように切断加工において、砥粒20を介
してワーク切断溝21の底部21′に接触するのはワイ
ヤ表面のおよそ半分であり、この部位がワイヤよりもは
るかに硬い砥粒20との摺動によって僅かに摩耗する。
真円度が高いダイスを用いて伸線されるので、新品状態
ではワイヤ断面の真円度は極めて良好である。ところ
が、同図に示すように切断加工において、砥粒20を介
してワーク切断溝21の底部21′に接触するのはワイ
ヤ表面のおよそ半分であり、この部位がワイヤよりもは
るかに硬い砥粒20との摺動によって僅かに摩耗する。
【0010】図8は、ワーク6に形成された多数の切断
溝を通過するワイヤの状態を示しす図である。走行する
ワイヤ4は、同図に示す端側の切断溝21−1を通過し
て複数の溝ローラを1回周回した後、次の切断溝21−
2に入り、次々に隣の切断溝を通過しながら、最終的に
は最後の端部切断溝21−nを通過してワークの切断域
外に出る。ワイヤ表面の特定部位が集中的に擦られる場
合には徐々に真円度が悪化していくことになる。ワイヤ
ソーによる切断においては、ワイヤの摩耗は本質的に避
け難い。したがって、ワイヤの真円度を保つにはワイヤ
全周を極力均等に摩耗させる必要があり、図8におい
て、ワイヤが切断溝21−1に入ってから切断溝21−
nを抜けるまでにワイヤが周方向に回転することが条件
となる。
溝を通過するワイヤの状態を示しす図である。走行する
ワイヤ4は、同図に示す端側の切断溝21−1を通過し
て複数の溝ローラを1回周回した後、次の切断溝21−
2に入り、次々に隣の切断溝を通過しながら、最終的に
は最後の端部切断溝21−nを通過してワークの切断域
外に出る。ワイヤ表面の特定部位が集中的に擦られる場
合には徐々に真円度が悪化していくことになる。ワイヤ
ソーによる切断においては、ワイヤの摩耗は本質的に避
け難い。したがって、ワイヤの真円度を保つにはワイヤ
全周を極力均等に摩耗させる必要があり、図8におい
て、ワイヤが切断溝21−1に入ってから切断溝21−
nを抜けるまでにワイヤが周方向に回転することが条件
となる。
【0011】ワイヤを周方向に回転させる装置は、例え
ば実開昭59−14136号公報に開示されている。
ば実開昭59−14136号公報に開示されている。
【0012】図9は同公報に開示されているワイヤを周
方向に強制的に回転させる装置を示す図である。同図に
示すように、溝ローラ1と2の間にワイヤ列を挟む一対
のワイヤ回転ローラ22、23を設け、それぞれのロー
ラを支持しているワイヤ24を矢印25、26のように
互いに反対方向に移動させることによって、ワイヤに周
方向の回転を付与する方法である。しかしながら、この
方法はワイヤの走行速度が毎分100m程度の低速度の
場合に適用し得るものである。最近における毎分400
m以上の高速走行で切断能率を向上させたワイヤソーに
対しては、ワイヤ回転ローラ22、23の軸方向移動を
頻繁かつ高速に行うことが必要となり、ワイヤ列張力の
不安定化にともなう断線の恐れがある。また、ワイヤの
張力が大きい場合には、このような回転ローラではワイ
ヤに周方向の回転を付与し難いという致命的な欠点もあ
る。
方向に強制的に回転させる装置を示す図である。同図に
示すように、溝ローラ1と2の間にワイヤ列を挟む一対
のワイヤ回転ローラ22、23を設け、それぞれのロー
ラを支持しているワイヤ24を矢印25、26のように
互いに反対方向に移動させることによって、ワイヤに周
方向の回転を付与する方法である。しかしながら、この
方法はワイヤの走行速度が毎分100m程度の低速度の
場合に適用し得るものである。最近における毎分400
m以上の高速走行で切断能率を向上させたワイヤソーに
対しては、ワイヤ回転ローラ22、23の軸方向移動を
頻繁かつ高速に行うことが必要となり、ワイヤ列張力の
不安定化にともなう断線の恐れがある。また、ワイヤの
張力が大きい場合には、このような回転ローラではワイ
ヤに周方向の回転を付与し難いという致命的な欠点もあ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みてなされたものであり、前記ワイヤ回転ローラ
の如き付加的装置を用いることなしに、切断中にワイヤ
に周方向の自転を生ぜしめ、ワイヤ周面全体を均等に摩
耗させることによってウエハ切断面の波うちを抑制する
ことが可能なワイヤソーを提供することを目的とする。
況に鑑みてなされたものであり、前記ワイヤ回転ローラ
の如き付加的装置を用いることなしに、切断中にワイヤ
に周方向の自転を生ぜしめ、ワイヤ周面全体を均等に摩
耗させることによってウエハ切断面の波うちを抑制する
ことが可能なワイヤソーを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】ワイヤソーに用いられる
直径0.2mm以下の極めて細いワイヤは剛性に乏し
く、簡単に捻られるものである。図3において、ワイヤ
は、溝ローラ1と3、溝ローラ1と2の少なくとも一方
の間において、ワイヤ列1ピッチ分づつずらしながら溝
ローラのワイヤガイド溝にスパイラル状に巻き付けら
れ、ワイヤガイド溝を乗り換える毎にワイヤには捩りが
加わる。その結果、剛性に乏しいワイヤは周方向に少し
づつ回転しながら走行する。これをワイヤの周方向の自
転と称することにする。本発明者らは、このワイヤの自
転が何らかの原因によって阻害されることによってワイ
ヤの真円度不良が発生するとの考察のもとに実験、検討
を繰り返した結果、次のような知見を得た。
直径0.2mm以下の極めて細いワイヤは剛性に乏し
く、簡単に捻られるものである。図3において、ワイヤ
は、溝ローラ1と3、溝ローラ1と2の少なくとも一方
の間において、ワイヤ列1ピッチ分づつずらしながら溝
ローラのワイヤガイド溝にスパイラル状に巻き付けら
れ、ワイヤガイド溝を乗り換える毎にワイヤには捩りが
加わる。その結果、剛性に乏しいワイヤは周方向に少し
づつ回転しながら走行する。これをワイヤの周方向の自
転と称することにする。本発明者らは、このワイヤの自
転が何らかの原因によって阻害されることによってワイ
ヤの真円度不良が発生するとの考察のもとに実験、検討
を繰り返した結果、次のような知見を得た。
【0015】1)ワイヤを溝ローラに巻掛けた際、ワー
ク切断時にワイヤがワークと接するワイヤの外周面は、
ワイヤの製造時に残留した応力の大きさに影響され、従
来のワイヤソーでは、残留応力の小さい面がワークと接
することになる。
ク切断時にワイヤがワークと接するワイヤの外周面は、
ワイヤの製造時に残留した応力の大きさに影響され、従
来のワイヤソーでは、残留応力の小さい面がワークと接
することになる。
【0016】2)従って、ワイヤの残留応力の小さい外
周面が摩耗し、その面の残留応力はますます小さくな
り、ワイヤの残留応力の小さい外周面がワークに接する
傾向はますます強くなる。
周面が摩耗し、その面の残留応力はますます小さくな
り、ワイヤの残留応力の小さい外周面がワークに接する
傾向はますます強くなる。
【0017】3)ワイヤを周方向で均一に摩耗させるた
めには、走行中にワイヤを自転させる必要があり、その
ためのには溝ローラにワイヤを巻掛けた際、ワイヤの残
留応力の大きい外周面にワークが接するようにワークを
ワイヤに押付けなければならない。
めには、走行中にワイヤを自転させる必要があり、その
ためのには溝ローラにワイヤを巻掛けた際、ワイヤの残
留応力の大きい外周面にワークが接するようにワークを
ワイヤに押付けなければならない。
【0018】この発明は、このような知見に基づきなさ
れたもので、その要旨は、「外周に所定ピッチのワイヤ
ガイド溝を刻設した複数のローラにワイヤを巻掛けてロ
ーラ間で切断用ワイヤ列を張設するための複数の溝ロー
ラと、ワイヤ列に被切断材を押し付けるための被切断材
移動台と、被切断材とワイヤ列の間に砥粒を含む加工液
を供給するための砥液供給装置とを具備したワイヤソー
において、移動台が、前記切断用ワイヤ列に対して、切
断用ワイヤ列を張設している溝ローラの回転中心軸が位
置する側に設置されていることを特徴とするワイヤソ
ー」にある。
れたもので、その要旨は、「外周に所定ピッチのワイヤ
ガイド溝を刻設した複数のローラにワイヤを巻掛けてロ
ーラ間で切断用ワイヤ列を張設するための複数の溝ロー
ラと、ワイヤ列に被切断材を押し付けるための被切断材
移動台と、被切断材とワイヤ列の間に砥粒を含む加工液
を供給するための砥液供給装置とを具備したワイヤソー
において、移動台が、前記切断用ワイヤ列に対して、切
断用ワイヤ列を張設している溝ローラの回転中心軸が位
置する側に設置されていることを特徴とするワイヤソ
ー」にある。
【0019】溝ローラは、ワイヤ列形成のために必要で
あるから、溝ローラの数は最低2本あればよく、とくに
限定しない。好ましくは3本か4本である。
あるから、溝ローラの数は最低2本あればよく、とくに
限定しない。好ましくは3本か4本である。
【0020】ワイヤの切断中の自転はワイヤの製造時に
残留した応力分布によって大きく影響を受けるので、ま
ず、この点について説明する。ワイヤソーにおいては、
切断能率および切断精度の向上のためにワイヤは強い張
力下で使用される。従って、断線防止のためにワイヤの
引張強さは3000MPa前後の極めて高強度のものが
必要とされている。そのために、炭素含有量が0.8%
前後の高炭素鋼が使用されるとともに、冷間ダイス伸線
による加工硬化を利用して高強度化されている。
残留した応力分布によって大きく影響を受けるので、ま
ず、この点について説明する。ワイヤソーにおいては、
切断能率および切断精度の向上のためにワイヤは強い張
力下で使用される。従って、断線防止のためにワイヤの
引張強さは3000MPa前後の極めて高強度のものが
必要とされている。そのために、炭素含有量が0.8%
前後の高炭素鋼が使用されるとともに、冷間ダイス伸線
による加工硬化を利用して高強度化されている。
【0021】図10は、ワイヤの縦断面の残留応力の径
方向の分布を示す図である。同図に示すようにワイヤの
表面近傍には大きな引張残留応力σt が形成され、芯部
にはそれと釣り合う圧縮残留応力σc が形成される。
方向の分布を示す図である。同図に示すようにワイヤの
表面近傍には大きな引張残留応力σt が形成され、芯部
にはそれと釣り合う圧縮残留応力σc が形成される。
【0022】この残留応力分布は、図10に示すような
軸芯に対して対称形になるのはまれである。
軸芯に対して対称形になるのはまれである。
【0023】図11は、ワイヤの残留応力が径方向で非
対称に分布した例を示す図である。
対称に分布した例を示す図である。
【0024】通常、同図(a)のように一方の表面Yの
引張残留応力σt が反対側の表面Xの引張り残留応力σ
t よりも大きくなる。このようなワイヤを短く切断する
と、図11(b)に示すようにワイヤの長手方向に曲が
り、表面Xの側が曲がりの外側にくる。残留応力分布の
対称性がくずれたものほど曲率半径ρが小さくなる。な
お、ワイヤが新品状態での残留応力分布が軸に対して完
全に対称形であったとしても、切断加工時の偏摩耗によ
ってその対称性がくずれるので、ワイヤの長手方向の曲
がりを防止することは現実には不可能と考えられる。
引張残留応力σt が反対側の表面Xの引張り残留応力σ
t よりも大きくなる。このようなワイヤを短く切断する
と、図11(b)に示すようにワイヤの長手方向に曲が
り、表面Xの側が曲がりの外側にくる。残留応力分布の
対称性がくずれたものほど曲率半径ρが小さくなる。な
お、ワイヤが新品状態での残留応力分布が軸に対して完
全に対称形であったとしても、切断加工時の偏摩耗によ
ってその対称性がくずれるので、ワイヤの長手方向の曲
がりを防止することは現実には不可能と考えられる。
【0025】ところで、このように長手方向に曲がろう
とするワイヤを溝ローラに巻き付けると、ワイヤ自体の
曲がり方向と一致するように溝ローラに巻き付く。
とするワイヤを溝ローラに巻き付けると、ワイヤ自体の
曲がり方向と一致するように溝ローラに巻き付く。
【0026】図12は、ワイヤを溝ローラに巻掛けた時
のワイヤ周面とローラとの位置関係を示す図である。同
図に示すように引張残留応力σt が小さい表面Xが各溝
ローラへの巻き付き部において外側にくる。これは、巻
き付けに必要な曲げエネルギが最小になることによるも
ので、この状態が最も安定しており、溝ローラを周回す
るワイヤのループの外側に常にワイヤ表面Xが位置した
状態にある。図12の状態でワーク6を切断すると、ワ
イヤ表面Xの側が砥粒にこすられて走行し、表面Xの側
が摩耗する。このように、引張残留応力が小さいワイヤ
の表層部位(X側)が摩耗する結果、表面Xの側の引張
残留応力σt は小さくなり、ワイヤ4はさらに小さいρ
で曲がろうとする。すなわち、図12における表面Yと
Xの位置関係を保持しようとする傾向はより強くなり、
前述のワイヤの自転は期待できなくなる。
のワイヤ周面とローラとの位置関係を示す図である。同
図に示すように引張残留応力σt が小さい表面Xが各溝
ローラへの巻き付き部において外側にくる。これは、巻
き付けに必要な曲げエネルギが最小になることによるも
ので、この状態が最も安定しており、溝ローラを周回す
るワイヤのループの外側に常にワイヤ表面Xが位置した
状態にある。図12の状態でワーク6を切断すると、ワ
イヤ表面Xの側が砥粒にこすられて走行し、表面Xの側
が摩耗する。このように、引張残留応力が小さいワイヤ
の表層部位(X側)が摩耗する結果、表面Xの側の引張
残留応力σt は小さくなり、ワイヤ4はさらに小さいρ
で曲がろうとする。すなわち、図12における表面Yと
Xの位置関係を保持しようとする傾向はより強くなり、
前述のワイヤの自転は期待できなくなる。
【0027】このように、前述の図3に示す従来のワイ
ヤソーによる切断においてワイヤの自転が阻害されるの
は、ワイヤの残留応力の非対称性にあり、それが切断加
工によってますます著しくなることによる。これは、図
12に示すように、ワイヤ列5を張設している溝ローラ
2、3の回転中心O2 、O3 が位置する側とは反対側か
らワーク6を押し当てる構造に原因がある。従って、こ
れとは逆に、ワイヤ列5に対して溝ローラ2、3の回転
中心O2 、O3 が位置する側からワークを押し当てて切
断することによって、引張残留応力の大きいワイヤの周
面(Y側)が摩耗し、ワイヤ周方向での残留応力の差が
小さくなるため、ワイヤの自転作用を保持し続けること
ができる。
ヤソーによる切断においてワイヤの自転が阻害されるの
は、ワイヤの残留応力の非対称性にあり、それが切断加
工によってますます著しくなることによる。これは、図
12に示すように、ワイヤ列5を張設している溝ローラ
2、3の回転中心O2 、O3 が位置する側とは反対側か
らワーク6を押し当てる構造に原因がある。従って、こ
れとは逆に、ワイヤ列5に対して溝ローラ2、3の回転
中心O2 、O3 が位置する側からワークを押し当てて切
断することによって、引張残留応力の大きいワイヤの周
面(Y側)が摩耗し、ワイヤ周方向での残留応力の差が
小さくなるため、ワイヤの自転作用を保持し続けること
ができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1実施態様を示
す図である。
す図である。
【0029】この例では、溝ローラは1、2、3の3個
を使用しており、各ローラの外表面は樹脂からなってい
る。ワイヤガイド溝のピッチは、0.4〜3mm程度
で、ウエハの用途により決定される。このローラを取囲
むように1本の直径0.2mm以下の細いワイヤ4が巻
掛けされており、100〜1000m/分程度の速度で
走行させる。被切断材6を固定して移動させる被切断材
移動台11は、切断用ワイヤ列5に対して、そのワイヤ
列5を張設している溝ローラ2、3の回転中心軸O2 、
O3 が位置する側に設置されている。すなわち、同図の
場合、ワイヤループの内側になる。
を使用しており、各ローラの外表面は樹脂からなってい
る。ワイヤガイド溝のピッチは、0.4〜3mm程度
で、ウエハの用途により決定される。このローラを取囲
むように1本の直径0.2mm以下の細いワイヤ4が巻
掛けされており、100〜1000m/分程度の速度で
走行させる。被切断材6を固定して移動させる被切断材
移動台11は、切断用ワイヤ列5に対して、そのワイヤ
列5を張設している溝ローラ2、3の回転中心軸O2 、
O3 が位置する側に設置されている。すなわち、同図の
場合、ワイヤループの内側になる。
【0030】図3に示す従来のワイヤソーとの違いは、
ワーク6を固定、移動させる被切断材移動台11が、溝
ローラ1、2、3を巻掛けして形成されたループの内側
に設置されている点であって、ワークはループの内側か
らワイヤ列5に押し付けられる。
ワーク6を固定、移動させる被切断材移動台11が、溝
ローラ1、2、3を巻掛けして形成されたループの内側
に設置されている点であって、ワークはループの内側か
らワイヤ列5に押し付けられる。
【0031】この構造により、図12で言えば、引張残
留応力σt が大きいワイヤ表面Yの側がワークに押し付
けられて摩耗するので、ワイヤ周方向での残留応力の分
布がより対称的となり、ワイヤの自転が発生し易い状況
になる。
留応力σt が大きいワイヤ表面Yの側がワークに押し付
けられて摩耗するので、ワイヤ周方向での残留応力の分
布がより対称的となり、ワイヤの自転が発生し易い状況
になる。
【0032】図2は、本発明の実施態様の他の例であ
る。上記ワイヤソーとの違いは、溝ローラ2、3にそれ
ぞれ補助ローラ2′、3′を付加した点にある。このよ
うな補助ローラを設けた構成にするとワイヤ列5に対す
るワイヤ列を張設している溝ローラの回転中心軸が位置
する側はワイヤループの外側になり、被切断材移動台1
1を従来のワイヤソーと同じようにワイヤループの外側
に設置することができる。
る。上記ワイヤソーとの違いは、溝ローラ2、3にそれ
ぞれ補助ローラ2′、3′を付加した点にある。このよ
うな補助ローラを設けた構成にするとワイヤ列5に対す
るワイヤ列を張設している溝ローラの回転中心軸が位置
する側はワイヤループの外側になり、被切断材移動台1
1を従来のワイヤソーと同じようにワイヤループの外側
に設置することができる。
【0033】補助ローラ2′、3′には必ずしもワイヤ
ガイド溝を設ける必要はない。この場合においても、引
張残留応力σt が大きい側のワイヤ表面がワーク6に当
接して摩滅するので、ワイヤの残留応力分布が円周方向
で対称になるように矯正される効果がある。
ガイド溝を設ける必要はない。この場合においても、引
張残留応力σt が大きい側のワイヤ表面がワーク6に当
接して摩滅するので、ワイヤの残留応力分布が円周方向
で対称になるように矯正される効果がある。
【0034】上記構成のワイヤソー以外に、ワイヤ列に
対して切断用ワイヤ列を調設している溝ローラの回転中
心が位置する側に被切断材移動台を設けてワークをワイ
ヤ列に押し付けるという条件を満たすものであれば他の
構成であっても差し支えない。また、往復式、一方向式
などのワークに対する走行方式の如何に関わらず適用で
きることは言うまでもない。
対して切断用ワイヤ列を調設している溝ローラの回転中
心が位置する側に被切断材移動台を設けてワークをワイ
ヤ列に押し付けるという条件を満たすものであれば他の
構成であっても差し支えない。また、往復式、一方向式
などのワークに対する走行方式の如何に関わらず適用で
きることは言うまでもない。
【0035】
【実施例】図2に示す構成のワイヤソーにより、下記条
件で同一のワイヤを用いてシリコンインゴット5本の切
断を実施した。切断後、使用した部位のワイヤ50ヶ所
を10cm切り取ってワイヤの曲率半径ρ(図11(b)
参照)とワイヤ断面の真円度α(最小径/最大径)を調
査した。また、切断したウエハの波打ち高Wさを測定し
た。
件で同一のワイヤを用いてシリコンインゴット5本の切
断を実施した。切断後、使用した部位のワイヤ50ヶ所
を10cm切り取ってワイヤの曲率半径ρ(図11(b)
参照)とワイヤ断面の真円度α(最小径/最大径)を調
査した。また、切断したウエハの波打ち高Wさを測定し
た。
【0036】被切断材 材質 : シリコン(インゴット) 直径 : 200mm 長さ : 200mm ワイヤソー ワイヤ直径 : 0.16mm ワイヤ走行速度 : 600m/分 溝ローラ直径 : 150mm 補助ローラ直径 : 80mm 切断速度 : 0.4mm/分 砥液 : SiC砥粒(平均粒径25μm )とラッピン
グオイルを混合 切断したウエハーの厚さは0.9mmで、インゴット1本
につき190枚であった。この切断を5回繰り返した。
グオイルを混合 切断したウエハーの厚さは0.9mmで、インゴット1本
につき190枚であった。この切断を5回繰り返した。
【0037】また、従来例として、図3に示す構成のワ
イヤソーを用いた以外は上記と同じ条件で切断を実施し
た。
イヤソーを用いた以外は上記と同じ条件で切断を実施し
た。
【0038】図13は本発明例の測定結果を示す。
【0039】図14は従来例の測定結果を示す。
【0040】なお、ウエハーの波打ち高さは全ウエハの
平均値を示す。また、真円度も平均値を示す。図14に
示す従来のワイヤソーでは、ワイヤの使用回数の増加と
ともに曲率半径ρおよび真円度αが減少し、波打ち高さ
Wが次第に大きくなっている。すなわち、ワイヤ周面の
同一側のみが選択的に摩滅することが切断精度の悪化に
つながっている。これに対し、本発明例の場合は、図1
3からワイヤの使用回数が増えるに従い曲率半径ρは大
きくなり、ワイヤ周面での残留応力の差が小さくなって
いることが分かる。真円度が1回目で少し悪くなってい
るのは、切断初期はワイヤの摩耗が少ないのでワイヤ周
面での残留応力の差が小さくならないからであり、使用
回数が増えるに従い真円度は良くなっている。従って、
波打ちも切断回数が増えるに従い小さくなっており、従
来例の結果とは全く逆になった。
平均値を示す。また、真円度も平均値を示す。図14に
示す従来のワイヤソーでは、ワイヤの使用回数の増加と
ともに曲率半径ρおよび真円度αが減少し、波打ち高さ
Wが次第に大きくなっている。すなわち、ワイヤ周面の
同一側のみが選択的に摩滅することが切断精度の悪化に
つながっている。これに対し、本発明例の場合は、図1
3からワイヤの使用回数が増えるに従い曲率半径ρは大
きくなり、ワイヤ周面での残留応力の差が小さくなって
いることが分かる。真円度が1回目で少し悪くなってい
るのは、切断初期はワイヤの摩耗が少ないのでワイヤ周
面での残留応力の差が小さくならないからであり、使用
回数が増えるに従い真円度は良くなっている。従って、
波打ちも切断回数が増えるに従い小さくなっており、従
来例の結果とは全く逆になった。
【0041】
【発明の効果】本発明のワイヤソーによれば、新品ワイ
ヤが不可避的に有する残留応力の径方向非対称性を切断
加工時に自動的に矯正し、ワイヤの自転を効果的に生ぜ
しめてワイヤ周面の偏摩耗を防止し、それによって切断
された面の波打ちを抑制することができる。切断精度を
悪化させることなしに同一のワイヤを繰り返して使用す
ることができるので、ランニングコストの低減にもつな
がる。さらに、切断精度が向上することによる後工程の
研磨工数が短縮できるという波及効果もある。シリコン
に代表されるエレクトロニクス用ウエハ材料の需要は増
加の一途をたどっており、本発明のワイヤソーは工業的
に極めて大きな効果を奏する。
ヤが不可避的に有する残留応力の径方向非対称性を切断
加工時に自動的に矯正し、ワイヤの自転を効果的に生ぜ
しめてワイヤ周面の偏摩耗を防止し、それによって切断
された面の波打ちを抑制することができる。切断精度を
悪化させることなしに同一のワイヤを繰り返して使用す
ることができるので、ランニングコストの低減にもつな
がる。さらに、切断精度が向上することによる後工程の
研磨工数が短縮できるという波及効果もある。シリコン
に代表されるエレクトロニクス用ウエハ材料の需要は増
加の一途をたどっており、本発明のワイヤソーは工業的
に極めて大きな効果を奏する。
【図1】本発明のワイヤソーの切断加工部の例を示す図
である。
である。
【図2】本発明のワイヤソーの切断加工部の他の例を示
す図である。
す図である。
【図3】従来のワイヤソーの代表的な加工部の構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】ワイヤソーで切断されたウエハの断面とその形
状不良を示す図である。
状不良を示す図である。
【図5】ウエハ切断面に発生する代表的な形状を示す図
である。
である。
【図6】真円度不良のワイヤによる波うち形成の説明図
である。
である。
【図7】ワークの切断溝内におけるワイヤと砥粒との切
断作用を説明する図である。
断作用を説明する図である。
【図8】ワークに形成された多数の切断溝を通過するワ
イヤの状態を示す図である。
イヤの状態を示す図である。
【図9】ワイヤに周方向回転を強制的に付与する方法の
説明図である。
説明図である。
【図10】ワイヤの残留応力の径方向分布図である。
【図11】非対称の残留応力分布を有するワイヤの説明
図である。
図である。
【図12】非対称の残留応力分布を有するワイヤを溝ロ
ーラに巻き付けた時のワイヤ周面と溝ローラの位置関係
を示す図である。である。
ーラに巻き付けた時のワイヤ周面と溝ローラの位置関係
を示す図である。である。
【図13】本発明のワイヤソーでの連続切断結果を示す
図である。
図である。
【図14】従来のワイヤソーでの連続切断結果を示す図
である。
である。
1、2、3 溝ローラ 2′3′補助溝ローラ 4 ワイヤ 5 切断用ワイヤ列 6 被切断材(ワーク) 7 砥液 8 砥液供給装置 9 ダミー板 10 金属ベース 11被切断材移動台 12固定ネジ 20砥粒 21ワークの切断溝 21´切断溝底部
Claims (1)
- 【請求項1】外周に所定ピッチのワイヤガイド溝を刻設
した複数のローラにワイヤを巻掛けてローラ間で切断用
ワイヤ列を張設するための複数の溝ローラと、ワイヤ列
に被切断材を押し付けるための被切断材移動台と、被切
断材とワイヤ列の間に砥粒を含む加工液を供給するため
の砥液供給装置とを具備したワイヤソーにおいて、移動
台が、前記切断用ワイヤ列に対して、切断用ワイヤ列を
張設している溝ローラの回転中心軸が位置する側に設置
されていることを特徴とするワイヤソー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22642895A JPH0970747A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ワイヤソー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22642895A JPH0970747A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ワイヤソー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0970747A true JPH0970747A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16844969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22642895A Pending JPH0970747A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | ワイヤソー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0970747A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281176A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Sumco Techxiv株式会社 | 半導体インゴットの切断方法 |
| JP2008036766A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Towa Corp | 切断装置及び切断方法 |
| JP2008036765A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Towa Corp | 切断装置及び切断方法 |
| JP2008100298A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | マルチワイヤソー装置及びマルチワイヤソー装置の調整方法 |
| EP2906382B1 (en) | 2012-09-07 | 2018-11-07 | Bekaert Binjiang Steel Cord Co., Ltd. | A shaped sawing wire with subsurface tensile residual stresses |
| CN117140315A (zh) * | 2023-10-30 | 2023-12-01 | 四川盛杰机电设备有限责任公司 | 一种无槽线轮控制系统及其切割设备 |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP22642895A patent/JPH0970747A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007281176A (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-25 | Sumco Techxiv株式会社 | 半導体インゴットの切断方法 |
| JP2008036766A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Towa Corp | 切断装置及び切断方法 |
| JP2008036765A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Towa Corp | 切断装置及び切断方法 |
| JP2008100298A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Seiko Epson Corp | マルチワイヤソー装置及びマルチワイヤソー装置の調整方法 |
| EP2906382B1 (en) | 2012-09-07 | 2018-11-07 | Bekaert Binjiang Steel Cord Co., Ltd. | A shaped sawing wire with subsurface tensile residual stresses |
| EP2906382B2 (en) † | 2012-09-07 | 2023-11-01 | Bekaert Binjiang Steel Cord Co., Ltd. | A shaped sawing wire with subsurface tensile residual stresses |
| CN117140315A (zh) * | 2023-10-30 | 2023-12-01 | 四川盛杰机电设备有限责任公司 | 一种无槽线轮控制系统及其切割设备 |
| CN117140315B (zh) * | 2023-10-30 | 2024-01-30 | 四川盛杰机电设备有限责任公司 | 一种无槽线轮控制系统及其切割设备 |
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