JPH0970848A - 射出成形品 - Google Patents

射出成形品

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JPH0970848A
JPH0970848A JP22916195A JP22916195A JPH0970848A JP H0970848 A JPH0970848 A JP H0970848A JP 22916195 A JP22916195 A JP 22916195A JP 22916195 A JP22916195 A JP 22916195A JP H0970848 A JPH0970848 A JP H0970848A
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JP
Japan
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molded product
molded
sink
resin
good
Prior art date
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Pending
Application number
JP22916195A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Ogami
研二郎 大上
Nori Yoshihara
法 葭原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱可塑性樹脂から得られるヒケのない射出成形
品を得ること。 【解決手段】熱可塑性樹脂を射出成形して得られる成形
品であって、少なくとも一部が肉厚3mm以上の成形部
を有し、該成形部のコア部のみが発泡していることを特
徴とする射出成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡剤を含む熱可塑
性樹脂から得られるヒケのない射出成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱可塑性樹脂を押出成形あるいは
射出成形して得られる種々の成形品が利用されている
が、成形品の肉厚部のヒケや、構造上必要な補強リブの
裏のヒケが問題となっている。このヒケとは、熱可塑性
樹脂、特に結晶性樹脂の射出成形後の冷却過程におい
て、肉厚の違いにより結晶化に伴う体積収縮度合いの差
が生じて窪みが出来る場合があり、この窪みのことをヒ
ケと呼んでいる。
【0003】そこで、前記ヒケを防止するために発泡剤
を添加して成形することが知られており、その際の成形
法では一般的にはショートショット法により発泡倍率を
高める方式が行われている。しかし、この方法ではヒケ
は補われるが金型内圧が充分でないために表面まで発泡
し、つまり樹脂の金型転写性が悪く良好な表面性が得ら
れない。また、フローマークも目立つために外観用途で
は使用できないという問題がある。一方、金型転写性を
向上させるためにフルショット法で充分に圧力をかけて
成形を行う方法があるが、これでは発泡効果が充分に得
られなくなり、ヒケは無くならない。
【0004】また成形品のベースの肉厚がうすいと、そ
れ自身のヒケは特に目立たないため大きな問題にはなら
ないが、薄肉の場合、どうしても剛性が不足してしま
い、それを補うために一般的には補強リブが設けられ
る。その際、ベース部分と補強リブの付け根部分がどう
してもヒケが生じてしまう。このヒケはその部分が肉厚
状態になるために生じるもので、一般的にはこれがリブ
裏のヒケと言われている。このリブ裏のヒケを解消する
ためには、一般的にはベース部分の肉厚をTとすると、
リブ部の肉厚を1/3T以下にするとヒケは少ないと言
われているが、そのような設計をおこなっても、ヒケが
完全に解消できるレベルには到っていないのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決するためになされたものであって、つまり良好な外
観を有する上に、ヒケがない成形品を提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するため、鋭意研究、検討した結果、ついに本発
明を完成するに到った。すなわち本発明は、熱可塑性樹
脂を射出成形して得られる成形品であって、少なくとも
一部が肉厚3mm以上の成形部を有し、該成形部のコア
部(内部)のみが発泡していることを特徴とする射出成
形品である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用される熱可塑
性樹脂としては、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレ
フィン、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン共重
合体やポリカーボネイト、アクリル等どんなものでもよ
いが、好ましくはポリプロピレンで代表されるポリオレ
フィン、ナイロン6、ナイロン6,6等のポリアミド、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート等のポリエステル等であり、中でも結晶性樹脂が非
常に効果が大きいので好ましい。
【0008】本発明において使用される発泡剤は、有機
系発泡剤であり、使用する熱可塑性樹脂の流動開始温度
より5〜20℃程度高い温度で分解するものが好まし
く、具体的にはアゾジカルボンアミド、バリウムアゾジ
カルボキシレート、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、P,P’−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラ
ジット)、パラトルエンスルホニルヒドラジット、アゾ
ビスイソブチロニトリル、テトラゾール等を使用するこ
とができる。例えば、使用する熱可塑性樹脂がポリブチ
レンテレフタレートであれば、発泡剤は、分解ピーク温
度が230〜245℃近辺のものを選択して使用すれば
よく、分解ピーク温度が流動開始点よりもあまり低すぎ
ると射出成形する際のシリンダー内で分解したガス大部
分が抜けてしまい好ましくない。また分解ピーク温度が
流動開始点よりもあまり高すぎるとシリンダー内で分解
せずに射出成形されてしまい、発泡剤の効果が得られな
くなるので好ましくない。なお前記発泡剤の配合量は熱
可塑性樹脂に対して0.001〜5重量%、好ましくは
0.01〜3重量%、さらに0.05〜1重量%が望ま
しい。
【0009】本発明において成形品の少なくとも一部が
肉厚3.0mm以上とは、図1に示すように全体の厚み
が3.0mm以上でなくとも、図2、3に示すように、
T字における内接円が3.0mm以上であれば良い。な
お図1〜3において、1はベース部を2はリブ部であ
る。また本発明において、コア部のみが発泡していると
は、発泡がスキン(表面)部まで及ばずに、スキン部は
充分に金型に転写されて外観が良好な状態のことであ
り、肉眼で判別し得るものである。
【0010】本発明成形品を得る方法として、通常の射
出成形機を用い、成形機内の樹脂の可塑化量を充分にと
り、保圧がよく効くように成形する、いわゆるフルショ
ット法により成形される。この場合、ベース部分の肉厚
が3.0mm以上であると、充分に射出保圧をかけても
内部のコア(内部)部分は冷却固化に時間がかかるため
に発泡力のほうが優る。すなわちスキン(表面)部分は
充分に金型に転写されて外観が良好になり、かつコア部
分のみが発泡するためにヒケのない成形品が得られる。
その際の発泡倍率は1.01から1.15倍程度と非常
に低発泡であるのが好ましい。さらに好ましくは1.0
3から1.10倍が良い。1.01倍未満だと発泡効果
が現れないためヒケ解決に至らず、1.15倍を越える
と、ショートショット法による成形が主となり、金型へ
の転写性が悪く外観が不良になるので好ましくない。ま
た肉厚が3.0mm未満であるとコア部分も急冷される
ため、発泡力が固化力に負けてしまい、効果が得られな
い。
【0011】本発明は一般的な考えとは異なり、ベース
部とリブ部の付け根を逆に大きくすることにより、リブ
裏のヒケを解消した。すなわち、本発明は付け根部分が
直径3.0mmの内接円ができるようにコーナーカット
を設けて、その部分を肉厚として、発泡剤を添加して肉
厚部のコア部のみを発泡させることにある。成形条件と
しては、充分に圧力をかけるために、必要な部分だけ発
泡させることが出来るので発泡しない成形品のスキン部
分は金型との転写性も良好で、すなわち外観が非常に良
好になる。
【0012】本発明には、用途、目的等により不可的添
加剤として熱可塑性樹脂の安定剤、たとえば紫外線吸収
剤や可塑剤、滑剤、その他配合剤を添加することが出来
る。また、成形性や物性向上のためケイ酸カルシウム、
ケイ酸マグネシウム、モンモリロナイト、シリカのよう
な無機フィラーやガラス繊維、チタン酸カリウムウイス
カー、炭素繊維のような繊維状強化材を配合することが
好ましい。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお
実施例中の部および%は重量基準である。またヒケは表
面粗さ計サーフテストにて評価した。
【0014】実施例1〜7、比較例1〜7 ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフ
タレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラス、タル
ク、モンタン酸エステルを表1および表2に示す割合で
予備混合した後、2軸押出機のホッパーに投入し、溶融
混練してコンパウンドチップを得た。このコンパウンド
チップを130℃で4時間乾燥して、表1および表2に
示す割合で発泡剤と混合した後、シリンダー温度270
℃に調節した射出成形機により、フルショット法で充分
に保圧をかけて図2に示す形状を有するテストピースを
成形して、ヒケを測定した。なお発泡剤は、5,5’−
ビス1H−テトラゾール(東洋化成(株)製;トヨフォ
ーム、分解温度255〜260℃)を使用した。その結
果を表1および表2に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】表1より明らかなように、本発明成形品
はヒケがなく、外観が良好な成形品であることが判る。
すなわち本発明により、樹脂成形品の形状の設計の自由
度が大きくなり、従来使用できなかった外観重視部品へ
の用途へも使用出来るようになる等、産業界に寄与する
こと大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明成形品Aの一部の断面図である。
【図2】本発明成形品Bの一部の断面図である。
【図3】本発明成形品Cの一部の断面図である。
【符号の説明】
1:ベース部分 2:リブ部分

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂を射出成形して得られる成形
    品であって、少なくとも一部が肉厚3mm以上の成形部
    を有し、該成形部のコア部のみが発泡していることを特
    徴とする射出成形品。
  2. 【請求項2】熱可塑性樹脂が結晶性樹脂である請求項1
    記載の射出成形品。
  3. 【請求項3】発泡倍率が1.01〜1.15倍である請
    求項1記載の射出成形品。
JP22916195A 1995-09-06 1995-09-06 射出成形品 Pending JPH0970848A (ja)

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JP22916195A JPH0970848A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 射出成形品

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002225165A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Sumitomo Chem Co Ltd 熱可塑性樹脂発泡成形体
JP2013169738A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Suzuki Motor Corp 樹脂成形品の成形方法

Cited By (2)

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