JPH0971452A - 石膏建材の製造方法 - Google Patents
石膏建材の製造方法Info
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- JPH0971452A JPH0971452A JP23007295A JP23007295A JPH0971452A JP H0971452 A JPH0971452 A JP H0971452A JP 23007295 A JP23007295 A JP 23007295A JP 23007295 A JP23007295 A JP 23007295A JP H0971452 A JPH0971452 A JP H0971452A
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- weight
- gypsum
- parts
- dihydrate
- slag powder
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/14—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing calcium sulfate cements
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高強度で、加工性、耐火性能が著しく良好
で、石綿を含有しないスラグ−二水石膏系建材を提供す
る。 【構成】 スラグ粉末及び二水石膏をスラグ粉末:二水
石膏=1:9〜2:8の重量割合で含有し、かつ、スラ
グ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し、石灰含
有物質1〜2重量部、硬化促進剤1〜2重量部、滑剤2
〜10重量部、パルプ2〜10重量部及び可塑剤0.3
〜1重量部を含有する原料混合物に水を加えて混練し、
成形、養生硬化させる。 【効果】 二水石膏の配合割合を多くしたことにより、
切断し易く、加工性に優れた石膏建材を得ることができ
る。二水石膏が多いため、脱水により生じる結晶水が多
くなり、耐火性能が向上する。石綿に代りパルプを用い
ることにより、強度を十分に高く維持した上で内装材と
して要求される高い加工性を得る。
で、石綿を含有しないスラグ−二水石膏系建材を提供す
る。 【構成】 スラグ粉末及び二水石膏をスラグ粉末:二水
石膏=1:9〜2:8の重量割合で含有し、かつ、スラ
グ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し、石灰含
有物質1〜2重量部、硬化促進剤1〜2重量部、滑剤2
〜10重量部、パルプ2〜10重量部及び可塑剤0.3
〜1重量部を含有する原料混合物に水を加えて混練し、
成形、養生硬化させる。 【効果】 二水石膏の配合割合を多くしたことにより、
切断し易く、加工性に優れた石膏建材を得ることができ
る。二水石膏が多いため、脱水により生じる結晶水が多
くなり、耐火性能が向上する。石綿に代りパルプを用い
ることにより、強度を十分に高く維持した上で内装材と
して要求される高い加工性を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は石膏建材の製造方法
に係り、特に、スラグ粉末と二水石膏とを主原料とする
石膏建材であって、建物内壁に用いる建築用板材として
好適な石膏建材を製造する方法に関する。
に係り、特に、スラグ粉末と二水石膏とを主原料とする
石膏建材であって、建物内壁に用いる建築用板材として
好適な石膏建材を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石膏系の建築材料は、一般に、原
料の二水石膏を焼成することにより半水石膏とし、これ
に補強繊維と水を加えて成形し、養生、硬化させること
により製造されている。この方法は、二水石膏を半水石
膏とするための焼成工程が必要であり、生産効率が悪
い。
料の二水石膏を焼成することにより半水石膏とし、これ
に補強繊維と水を加えて成形し、養生、硬化させること
により製造されている。この方法は、二水石膏を半水石
膏とするための焼成工程が必要であり、生産効率が悪
い。
【0003】一方、スラグと二水石膏を7:3〜3:7
の重量割合で混合し、各種添加剤を加えて、スラグ−二
水石膏系の建材を製造する技術も提案されている(特公
昭55−46985号公報、特公昭55−35348号
公報)。この方法によれば、二水石膏を用いるため焼成
工程が不要とされ、生産効率が高められる。
の重量割合で混合し、各種添加剤を加えて、スラグ−二
水石膏系の建材を製造する技術も提案されている(特公
昭55−46985号公報、特公昭55−35348号
公報)。この方法によれば、二水石膏を用いるため焼成
工程が不要とされ、生産効率が高められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に建物の
内壁に用いる建築用板材については、高強度で加工性が
良いこと、耐火性能に優れていること、更には、石綿を
含有しないことなどが要求特性として挙げられる。
内壁に用いる建築用板材については、高強度で加工性が
良いこと、耐火性能に優れていること、更には、石綿を
含有しないことなどが要求特性として挙げられる。
【0005】従って、従来のスラグ−二水石膏系建材に
ついても、強度、加工性、耐火性能等のより一層の改
善、更には石綿に代る補強材の配合が望まれている。
ついても、強度、加工性、耐火性能等のより一層の改
善、更には石綿に代る補強材の配合が望まれている。
【0006】本発明は上記従来の実情に鑑みてなされた
ものであり、強度が高く、加工性、耐火性能が著しく良
好で、しかも石綿を含有しないスラグ−二水石膏系建材
を製造する方法を提供することを目的とする。
ものであり、強度が高く、加工性、耐火性能が著しく良
好で、しかも石綿を含有しないスラグ−二水石膏系建材
を製造する方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の石膏建材の製
造方法は、スラグ粉末及び二水石膏をスラグ粉末:二水
石膏=1:9〜2:8の重量割合で含有し、かつ、スラ
グ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し、石灰含
有物質1〜2重量部、硬化促進剤1〜2重量部、滑剤2
〜10重量部、パルプ2〜10重量部及び可塑剤0.3
〜1重量部を含有する原料混合物に水を加えて混練し、
この混練物を成形した後養生して硬化させることを特徴
とする。
造方法は、スラグ粉末及び二水石膏をスラグ粉末:二水
石膏=1:9〜2:8の重量割合で含有し、かつ、スラ
グ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し、石灰含
有物質1〜2重量部、硬化促進剤1〜2重量部、滑剤2
〜10重量部、パルプ2〜10重量部及び可塑剤0.3
〜1重量部を含有する原料混合物に水を加えて混練し、
この混練物を成形した後養生して硬化させることを特徴
とする。
【0008】このように、主原料として用いるスラグ粉
末と二水石膏のうち、二水石膏の配合割合を多くしたこ
とにより、切断し易く、加工性に優れた石膏建材を得る
ことができる。また、二水石膏を多く含有するため、脱
水により生じる結晶水が多くなることにより、耐火性能
が向上する。更に、従来、補強繊維として利用されてい
た石綿に代り、パルプを用いることにより、強度を十分
に高く維持した上で内装材として要求される高い加工性
を得ることができる。
末と二水石膏のうち、二水石膏の配合割合を多くしたこ
とにより、切断し易く、加工性に優れた石膏建材を得る
ことができる。また、二水石膏を多く含有するため、脱
水により生じる結晶水が多くなることにより、耐火性能
が向上する。更に、従来、補強繊維として利用されてい
た石綿に代り、パルプを用いることにより、強度を十分
に高く維持した上で内装材として要求される高い加工性
を得ることができる。
【0009】請求項2の石膏建材の製造方法は、請求項
1の方法において、原料混合物が、スラグ粉末と二水石
膏との合計100重量部に対して更に軽量物質20重量
部以下を含有することを特徴とする。
1の方法において、原料混合物が、スラグ粉末と二水石
膏との合計100重量部に対して更に軽量物質20重量
部以下を含有することを特徴とする。
【0010】軽量物質の添加により、建材の軽量化によ
る取扱性の向上が図れる上に、加工性能のより一層の向
上が可能となる。
る取扱性の向上が図れる上に、加工性能のより一層の向
上が可能となる。
【0011】この軽量物質としては、パーライト、シラ
スバルーン、バーミキュライトが好適である。
スバルーン、バーミキュライトが好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明において、主原料として用いるスラ
グ粉末と二水石膏との割合は、スラグ粉末:二水石膏=
1:9〜2:8(重量比)とする。この配合割合よりス
ラグ粉末が多く二水石膏が少ないと、二水石膏を多く配
合したことによる、本発明の加工性、耐火性能の向上効
果が得られない。逆に、上記配合割合よりスラグ粉末が
少なく二水石膏が多いと、得られる石膏建材の強度が著
しく低いものとなり、建材としての用途に適さない。
グ粉末と二水石膏との割合は、スラグ粉末:二水石膏=
1:9〜2:8(重量比)とする。この配合割合よりス
ラグ粉末が多く二水石膏が少ないと、二水石膏を多く配
合したことによる、本発明の加工性、耐火性能の向上効
果が得られない。逆に、上記配合割合よりスラグ粉末が
少なく二水石膏が多いと、得られる石膏建材の強度が著
しく低いものとなり、建材としての用途に適さない。
【0014】なお、スラグ粉末としては、高炉スラグを
粉砕したものを用いることができ、また、二水石膏とし
ては、排脱石膏、天然石膏、燐酸石膏、その他の化学石
膏を用いることができる。これらスラグ粉末及び二水石
膏は粒度が細かい方が成形性の面から好ましく、従っ
て、スラグ粉末のブレーン値は3000〜10000c
m2 /g、二水石膏は500μmの篩通過であることが
好ましい。
粉砕したものを用いることができ、また、二水石膏とし
ては、排脱石膏、天然石膏、燐酸石膏、その他の化学石
膏を用いることができる。これらスラグ粉末及び二水石
膏は粒度が細かい方が成形性の面から好ましく、従っ
て、スラグ粉末のブレーン値は3000〜10000c
m2 /g、二水石膏は500μmの篩通過であることが
好ましい。
【0015】石灰含有物質は、水硬性を刺激するための
添加成分であり、その配合量がスラグ粉末と二水石膏と
の合計100重量部に対して1重量部未満では十分な効
果が得られず、5重量部を超えると硬化体の安定性が不
足するため、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量
部に対して1〜5重量部とする。石灰含有物質として
は、消石灰、ポルトランドセメント、生石灰等を用いる
ことができる。
添加成分であり、その配合量がスラグ粉末と二水石膏と
の合計100重量部に対して1重量部未満では十分な効
果が得られず、5重量部を超えると硬化体の安定性が不
足するため、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量
部に対して1〜5重量部とする。石灰含有物質として
は、消石灰、ポルトランドセメント、生石灰等を用いる
ことができる。
【0016】硬化促進剤としては、硫酸アルミニウム、
明バン等を用いることができる。この硬化促進剤の配合
量がスラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し
て1重量部未満では十分な添加効果が得られず、2重量
部を超えると硬化の進行が速すぎて成形性、作業性が悪
くなるため、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量
部に対して1〜2重量部とする。
明バン等を用いることができる。この硬化促進剤の配合
量がスラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し
て1重量部未満では十分な添加効果が得られず、2重量
部を超えると硬化の進行が速すぎて成形性、作業性が悪
くなるため、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量
部に対して1〜2重量部とする。
【0017】滑剤は、押出成形時の滑り性を向上させる
ための添加成分であり、その配合量がスラグ粉末と二水
石膏との合計100重量部に対して2重量部未満では、
押出成形性が十分でなく、10重量部を超えると得られ
る石膏建材の物性が低下するため、スラグ粉末と二水石
膏との合計100重量部に対して2〜10重量部とす
る。この滑剤としては、粘土、タルク等を用いることが
できる。
ための添加成分であり、その配合量がスラグ粉末と二水
石膏との合計100重量部に対して2重量部未満では、
押出成形性が十分でなく、10重量部を超えると得られ
る石膏建材の物性が低下するため、スラグ粉末と二水石
膏との合計100重量部に対して2〜10重量部とす
る。この滑剤としては、粘土、タルク等を用いることが
できる。
【0018】パルプは、得られる石膏建材の強度向上の
ための補強繊維であり、その配合量がスラグ粉末と二水
石膏との合計100重量部に対して2重量部未満では十
分な強度が得られず、10重量部を超えると成形性等の
低下を引き起こすため、スラグ粉末と二水石膏との合計
100重量部に対して2〜10重量部とする。なお、パ
ルプとしては、乾式粉砕したパルプを用いるのが好適で
ある。
ための補強繊維であり、その配合量がスラグ粉末と二水
石膏との合計100重量部に対して2重量部未満では十
分な強度が得られず、10重量部を超えると成形性等の
低下を引き起こすため、スラグ粉末と二水石膏との合計
100重量部に対して2〜10重量部とする。なお、パ
ルプとしては、乾式粉砕したパルプを用いるのが好適で
ある。
【0019】可塑剤は成形性向上のための添加成分であ
り、メチルセルロース,エチルセルトース,プロポキシ
メチルセルロース,カルボキシメチルセルロース,ヒド
ロキシメチルセルロース等を用いることができる。この
可塑剤の配合量がスラグ粉末と二水石膏との合計100
重量部に対して0.3重量部未満では十分な添加効果が
得られず、1重量部を超えると得られる石膏建材のコス
トが上昇することから、スラグ粉末と二水石膏との合計
100重量部に対して0.3〜1重量部とする。
り、メチルセルロース,エチルセルトース,プロポキシ
メチルセルロース,カルボキシメチルセルロース,ヒド
ロキシメチルセルロース等を用いることができる。この
可塑剤の配合量がスラグ粉末と二水石膏との合計100
重量部に対して0.3重量部未満では十分な添加効果が
得られず、1重量部を超えると得られる石膏建材のコス
トが上昇することから、スラグ粉末と二水石膏との合計
100重量部に対して0.3〜1重量部とする。
【0020】本発明においては、上記原材料に加えて、
更に、軽量物質をスラグ粉末と二水石膏との合計100
重量部に対して20重量部以下の範囲で配合しても良
い。軽量物質の配合により、得られる石膏建材の軽量化
が図れ、取り扱い性が向上すると共に、耐火性能を損な
うことなく、加工性をより一層高めることができる。軽
量物質の配合量は多過ぎると強度の低下を招くことか
ら、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し
て20重量部以下、特に0〜15重量部とするのが好ま
しい。この軽量物質としては、パーライト、シラスバル
ーン、バーミキュライトが好適である。
更に、軽量物質をスラグ粉末と二水石膏との合計100
重量部に対して20重量部以下の範囲で配合しても良
い。軽量物質の配合により、得られる石膏建材の軽量化
が図れ、取り扱い性が向上すると共に、耐火性能を損な
うことなく、加工性をより一層高めることができる。軽
量物質の配合量は多過ぎると強度の低下を招くことか
ら、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し
て20重量部以下、特に0〜15重量部とするのが好ま
しい。この軽量物質としては、パーライト、シラスバル
ーン、バーミキュライトが好適である。
【0021】本発明の石膏建材の製造方法においては、
まず、スラグ粉末と二水石膏とを所定配合で混合し、こ
の混合物に、所定量の石灰含有物質、硬化促進剤、滑
剤、パルプ、可塑剤及び必要に応じて軽量物質を添加混
合し、更に水を加えて混練する。この混合は、各原材料
を十分に均一に混合できるものであれば良く、用いる混
合装置や混合条件に制限はない。
まず、スラグ粉末と二水石膏とを所定配合で混合し、こ
の混合物に、所定量の石灰含有物質、硬化促進剤、滑
剤、パルプ、可塑剤及び必要に応じて軽量物質を添加混
合し、更に水を加えて混練する。この混合は、各原材料
を十分に均一に混合できるものであれば良く、用いる混
合装置や混合条件に制限はない。
【0022】混練水の割合は、原材料の成分配合によっ
ても異なるが、通常の場合、スラグ粉末と二水石膏との
合計100重量部に対して18〜26重量部程度とす
る。
ても異なるが、通常の場合、スラグ粉末と二水石膏との
合計100重量部に対して18〜26重量部程度とす
る。
【0023】上記混練後、得られた混練物を、通常、押
出成形機により押出成形し、成形体を養生、硬化させ
る。養生は、硬化を促進するために、蒸気養生とするの
が好ましい。養生温度は、低過ぎると硬化が遅く、高過
ぎると二水石膏が半水石膏に脱水してしまうため、30
〜90℃とするのが好適である。このような蒸気養生を
5〜24時間程度行った後、更に、常温で湿空養生を0
時間〜14日間程度行って強度を発現させ、その後乾燥
して製品とする。
出成形機により押出成形し、成形体を養生、硬化させ
る。養生は、硬化を促進するために、蒸気養生とするの
が好ましい。養生温度は、低過ぎると硬化が遅く、高過
ぎると二水石膏が半水石膏に脱水してしまうため、30
〜90℃とするのが好適である。このような蒸気養生を
5〜24時間程度行った後、更に、常温で湿空養生を0
時間〜14日間程度行って強度を発現させ、その後乾燥
して製品とする。
【0024】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
【0025】なお、以下の実施例及び比較例で用いた原
材料は次の通りである。
材料は次の通りである。
【0026】スラグ粉末:高炉スラグの粉砕品(ブレー
ン値3860cm2 /g) 二水石膏:500μm篩通過 石灰含有物質:消石灰 硬化促進剤:硫酸アルミニウム 滑剤:タルク パルプ:乾式粉砕パルプ 可塑剤:メチルセルロース(メトローズ 90SH−1
5000) パーライト:東邦パーライト No10B(粒径0.6
〜1.2mm) 石綿:7MSI(カナダ産) 実施例1〜3、比較例1,2 表1に示す配合で原材料を混合し、更に水を表1に示す
配合で加えて混練した。この混練物をスクリュー式押出
機で押出成形し、成形体を60℃で10時間蒸気養生
し、更に20℃で3日間湿空養生を行った後、50℃で
24時間乾燥して試験体を製造した。得られた試験体に
ついて、下記方法により物性試験を行い、結果を表1に
示した。なお、表1には、各試験体の嵩比重も併記し
た。
ン値3860cm2 /g) 二水石膏:500μm篩通過 石灰含有物質:消石灰 硬化促進剤:硫酸アルミニウム 滑剤:タルク パルプ:乾式粉砕パルプ 可塑剤:メチルセルロース(メトローズ 90SH−1
5000) パーライト:東邦パーライト No10B(粒径0.6
〜1.2mm) 石綿:7MSI(カナダ産) 実施例1〜3、比較例1,2 表1に示す配合で原材料を混合し、更に水を表1に示す
配合で加えて混練した。この混練物をスクリュー式押出
機で押出成形し、成形体を60℃で10時間蒸気養生
し、更に20℃で3日間湿空養生を行った後、50℃で
24時間乾燥して試験体を製造した。得られた試験体に
ついて、下記方法により物性試験を行い、結果を表1に
示した。なお、表1には、各試験体の嵩比重も併記し
た。
【0027】 L値:色差計を使用して試験体の表面
をL,a,bにより測定した時のL値の値を示す。この
値が大きいほど白色度が大きい。
をL,a,bにより測定した時のL値の値を示す。この
値が大きいほど白色度が大きい。
【0028】 最高温度:JIS A−1304“建
築構造部分の耐火試験方法”に示される加熱温度で、図
1に示す断面形状の300mm角の試験体1(図中、2
は中空部である。)を加熱した。この時の、試験開始2
時間後の裏面温度の最高値を示す。最高温度が低いほど
耐火性能が高い。
築構造部分の耐火試験方法”に示される加熱温度で、図
1に示す断面形状の300mm角の試験体1(図中、2
は中空部である。)を加熱した。この時の、試験開始2
時間後の裏面温度の最高値を示す。最高温度が低いほど
耐火性能が高い。
【0029】 加工性能:JIS A−1453“建
築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(研磨紙法)”
に準拠して試験を行った。この試験方法は、回転する水
平円盤にその試験片を取付け、これに研磨紙を取付けた
摩擦輪を試験荷重を掛けながら接触させて、研磨紙によ
って生ずる試験片の摩耗の程度を評価する試験方法であ
る。本試験においては、水平円盤の回転数が500回転
後の単位面積当たりの重量変化(mg/mm2 )を比較
した。この重量変化が大きいほど加工性能が良い。
築材料及び建築構成部分の摩耗試験方法(研磨紙法)”
に準拠して試験を行った。この試験方法は、回転する水
平円盤にその試験片を取付け、これに研磨紙を取付けた
摩擦輪を試験荷重を掛けながら接触させて、研磨紙によ
って生ずる試験片の摩耗の程度を評価する試験方法であ
る。本試験においては、水平円盤の回転数が500回転
後の単位面積当たりの重量変化(mg/mm2 )を比較
した。この重量変化が大きいほど加工性能が良い。
【0030】 曲げ強度:200mm×100mm×
12mmの試験体について、スパン150mmの二等分
点一線載荷で試験した。
12mmの試験体について、スパン150mmの二等分
点一線載荷で試験した。
【0031】
【表1】
【0032】表1より次のことが明らかである。
【0033】スラグ粉末:二水石膏=5:5(重量比)
とした比較例1に対して、スラグ粉末:二水石膏=2:
8又は1:9(重量比)とした実施例1〜3では、白色
度、耐火性能、加工性能が著しく向上している。なお、
実施例1〜3では、比較例1に比べて強度が若干劣るが
建材としての用途に、何ら問題を生じることはない。
とした比較例1に対して、スラグ粉末:二水石膏=2:
8又は1:9(重量比)とした実施例1〜3では、白色
度、耐火性能、加工性能が著しく向上している。なお、
実施例1〜3では、比較例1に比べて強度が若干劣るが
建材としての用途に、何ら問題を生じることはない。
【0034】特に、スラグ粉末:二水石膏=2:8(重
量比)とした実施例1に対して、スラグ粉末:二水石膏
=1:9とした実施例2では、白色度、耐火性能及び加
工性能はいずれも向上している。また、軽量物質として
パーライトを配合した実施例3では、軽量化が図れると
共に、加工性能が更に向上した。この実施例3のもの
は、軽量であっても、耐火性能は実施例1,2と同様、
良好であった。
量比)とした実施例1に対して、スラグ粉末:二水石膏
=1:9とした実施例2では、白色度、耐火性能及び加
工性能はいずれも向上している。また、軽量物質として
パーライトを配合した実施例3では、軽量化が図れると
共に、加工性能が更に向上した。この実施例3のもの
は、軽量であっても、耐火性能は実施例1,2と同様、
良好であった。
【0035】なお、スラグ粉末:二水石膏=5:95
(重量比)とした比較例2では、強度が著しく低く、建
材としての用途には不適当であった。
(重量比)とした比較例2では、強度が著しく低く、建
材としての用途には不適当であった。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明の石膏建材の
製造方法によれば、高強度で、加工性、耐火性能が良好
な、石綿非含有のスラグ−二水石膏系建材を製造するこ
とができる。
製造方法によれば、高強度で、加工性、耐火性能が良好
な、石綿非含有のスラグ−二水石膏系建材を製造するこ
とができる。
【0037】請求項2,3によれば、軽量で加工性がよ
り一層良好な石膏建材を製造することができる。
り一層良好な石膏建材を製造することができる。
【図1】実施例及び比較例における耐火性能試験の試験
体を示す断面図である。
体を示す断面図である。
1 試験体 2 中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 103:14 111:12 111:40
Claims (3)
- 【請求項1】 スラグ粉末及び二水石膏をスラグ粉末:
二水石膏=1:9〜2:8の重量割合で含有し、かつ、
スラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し、石
灰含有物質1〜5重量部、硬化促進剤1〜2重量部、滑
剤2〜10重量部、パルプ2〜10重量部及び可塑剤
0.3〜1重量部を含有する原料混合物に水を加えて混
練し、この混練物を成形した後養生して硬化させること
を特徴とする石膏建材の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、原料混合物
が、スラグ粉末と二水石膏との合計100重量部に対し
て更に軽量物質20重量部以下を含有することを特徴と
する石膏建材の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2において、軽量物質はパーライ
ト、シラスバルーン及びバーミキュライトよりなる群か
ら選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする石
膏建材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23007295A JPH0971452A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 石膏建材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23007295A JPH0971452A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 石膏建材の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971452A true JPH0971452A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16902110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23007295A Withdrawn JPH0971452A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 石膏建材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971452A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104058707A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-09-24 | 河北科技大学 | 一种耐水性石膏基墙体修补料 |
| CN107915457A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-17 | 常州创索新材料科技有限公司 | 一种防水型抑菌天花板材料的制备方法 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP23007295A patent/JPH0971452A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104058707A (zh) * | 2014-07-03 | 2014-09-24 | 河北科技大学 | 一种耐水性石膏基墙体修补料 |
| CN107915457A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-04-17 | 常州创索新材料科技有限公司 | 一种防水型抑菌天花板材料的制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |