JPH0971754A - マスキングテープまたはシート - Google Patents
マスキングテープまたはシートInfo
- Publication number
- JPH0971754A JPH0971754A JP7229861A JP22986195A JPH0971754A JP H0971754 A JPH0971754 A JP H0971754A JP 7229861 A JP7229861 A JP 7229861A JP 22986195 A JP22986195 A JP 22986195A JP H0971754 A JPH0971754 A JP H0971754A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- masking tape
- sheet
- soft segment
- painting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 本発明の塗装用マスキングテープまたは
シートは、ハードセグメントとソフトセグメントとを有
し、該ハードセグメントがポリプロピレン、該ソフトセ
グメントがエチレン、およびエチレンと共重合可能なモ
ノマーよりなる、共重合体を有する支持体の片面に、粘
着剤層を有するものである。 【効果】 特に自動車のバンパーやオートバイのタンク
のような凹凸のある被着面に対して貼り付ける際、曲面
追従性に優れており、シワや浮き等の発生が少なく、さ
らに塗装作業時における見切り線の明瞭さ、および直線
性が良好な塗装用マスキングテープまたはシートが得ら
れる。
シートは、ハードセグメントとソフトセグメントとを有
し、該ハードセグメントがポリプロピレン、該ソフトセ
グメントがエチレン、およびエチレンと共重合可能なモ
ノマーよりなる、共重合体を有する支持体の片面に、粘
着剤層を有するものである。 【効果】 特に自動車のバンパーやオートバイのタンク
のような凹凸のある被着面に対して貼り付ける際、曲面
追従性に優れており、シワや浮き等の発生が少なく、さ
らに塗装作業時における見切り線の明瞭さ、および直線
性が良好な塗装用マスキングテープまたはシートが得ら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装用マスキング
テープまたはシートに関するもので、詳しくは、自動車
のバンパーやオートバイのタンクのような湾曲面での、
塗装作業時の線出し(見切り線)において有用なマスキ
ングテープまたはシートに関する。
テープまたはシートに関するもので、詳しくは、自動車
のバンパーやオートバイのタンクのような湾曲面での、
塗装作業時の線出し(見切り線)において有用なマスキ
ングテープまたはシートに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の塗装の際、色の境目には見切
り用マスキングテープが使用されており、特にバンパー
やオートバイのタンクのように湾曲していたり、凹凸の
ある被着面には、支持体として柔軟性に優れた軟質塩化
ビニルを用いたものが多用されている。
り用マスキングテープが使用されており、特にバンパー
やオートバイのタンクのように湾曲していたり、凹凸の
ある被着面には、支持体として柔軟性に優れた軟質塩化
ビニルを用いたものが多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記マスキングテープ
としては、支持体として軟質塩化ビニルを用いたもの等
が従来使用されているが、軟質塩化ビニルを用いたもの
は、使用後に廃棄する際、燃焼すると塩素ガスが発生す
るため、そのままで焼却できず、このため例えば、焼却
炉に塩素ガス除去用の装置を設ける必要があるといった
問題点があった。このため、焼却可能な材料への転換が
求められている。
としては、支持体として軟質塩化ビニルを用いたもの等
が従来使用されているが、軟質塩化ビニルを用いたもの
は、使用後に廃棄する際、燃焼すると塩素ガスが発生す
るため、そのままで焼却できず、このため例えば、焼却
炉に塩素ガス除去用の装置を設ける必要があるといった
問題点があった。このため、焼却可能な材料への転換が
求められている。
【0004】このような軟質塩化ビニルの代替材料とし
て有用なものに、ポリオレフィン系材料が挙げられる。
しかしながら、一般的にポリオレフィン系材料では、ポ
リエチレン等に見られるように、引っ張られた際“ネッ
キング”と呼ばれる局所的なくびれが生じ、真っ直ぐな
見切り線が得られないという問題点があった。また、ポ
リプロピレン等では、“ネッキング”に加え、柔軟性が
低いため被着面の凹凸に追従しにくいという欠点があっ
た。
て有用なものに、ポリオレフィン系材料が挙げられる。
しかしながら、一般的にポリオレフィン系材料では、ポ
リエチレン等に見られるように、引っ張られた際“ネッ
キング”と呼ばれる局所的なくびれが生じ、真っ直ぐな
見切り線が得られないという問題点があった。また、ポ
リプロピレン等では、“ネッキング”に加え、柔軟性が
低いため被着面の凹凸に追従しにくいという欠点があっ
た。
【0005】上記のような理由のため、従来のポリオレ
フィン系支持体フィルムを採用したマスキングテープで
は、上述のような凹凸のある被着面に対して、良好な見
切り線を得ることが困難であった。
フィン系支持体フィルムを採用したマスキングテープで
は、上述のような凹凸のある被着面に対して、良好な見
切り線を得ることが困難であった。
【0006】本発明の目的は、上記課題を解消し、自動
車のバンパーやオートバイのタンクのような湾曲した凹
凸のある被着面に対し、追従性が良く養生でき、且つ、
良好な見切り線が得られるような塗装用マスキングテー
プまたはシートを提供することにある。
車のバンパーやオートバイのタンクのような湾曲した凹
凸のある被着面に対し、追従性が良く養生でき、且つ、
良好な見切り線が得られるような塗装用マスキングテー
プまたはシートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
が以下の本発明により達成されることに成功し、本発明
を完成させた。即ち、本発明は次の要旨を有するもので
ある。 (1)ハードセグメントとソフトセグメントとを含有し、
該ハードセグメントがポリプロピレン、該ソフトセグメ
ントがエチレン、およびエチレンと共重合可能なモノマ
ーよりなる、共重合体を有する支持体の片面に、粘着剤
層を有することを特徴とする塗装用マスキングテープま
たはシート、(2)ソフトセグメント中の共重合可能なモ
ノマーが式CH2 =CHR(ただし、Rは炭素数1〜8
の脂肪族基または芳香族基を示す)で表されるα−オレ
フィン、および/またはジエンである上記(1) 記載の塗
装用マスキングテープまたはシート、(3)ソフトセグメ
ントが、ハードセグメント100重量部に対し30〜3
00重量部含有される樹脂である上記(1) または(2) 記
載の塗装用マスキングテープまたはシート、(4)150
℃で1時間加温後の支持体の寸法変化率が、支持体の流
れ方向および幅方向の、少なくとも一方で20%以下で
ある上記(1) 〜(3) のいずれかに記載の塗装用マスキン
グテープまたはシート、(5)支持体の10%モジュラス
が、0.3〜4.0kgf/mm2 である上記(1) 〜
(4) のいずれかに記載の塗装用マスキングテープまたは
シート、(6)上記 (1)〜(5) 記載の支持体に、さらに熱
可塑性樹脂を積層されてなるものである上記(1) 〜(5)
のいずれかに記載の塗装用マスキングテープまたはシー
トに関するものである。
が以下の本発明により達成されることに成功し、本発明
を完成させた。即ち、本発明は次の要旨を有するもので
ある。 (1)ハードセグメントとソフトセグメントとを含有し、
該ハードセグメントがポリプロピレン、該ソフトセグメ
ントがエチレン、およびエチレンと共重合可能なモノマ
ーよりなる、共重合体を有する支持体の片面に、粘着剤
層を有することを特徴とする塗装用マスキングテープま
たはシート、(2)ソフトセグメント中の共重合可能なモ
ノマーが式CH2 =CHR(ただし、Rは炭素数1〜8
の脂肪族基または芳香族基を示す)で表されるα−オレ
フィン、および/またはジエンである上記(1) 記載の塗
装用マスキングテープまたはシート、(3)ソフトセグメ
ントが、ハードセグメント100重量部に対し30〜3
00重量部含有される樹脂である上記(1) または(2) 記
載の塗装用マスキングテープまたはシート、(4)150
℃で1時間加温後の支持体の寸法変化率が、支持体の流
れ方向および幅方向の、少なくとも一方で20%以下で
ある上記(1) 〜(3) のいずれかに記載の塗装用マスキン
グテープまたはシート、(5)支持体の10%モジュラス
が、0.3〜4.0kgf/mm2 である上記(1) 〜
(4) のいずれかに記載の塗装用マスキングテープまたは
シート、(6)上記 (1)〜(5) 記載の支持体に、さらに熱
可塑性樹脂を積層されてなるものである上記(1) 〜(5)
のいずれかに記載の塗装用マスキングテープまたはシー
トに関するものである。
【0008】上記支持体は、ハードセグメントとソフト
セグメントから成り、該ハードセグメントがポリプロピ
レン、該ソフトセグメントがエチレン、およびエチレン
と共重合可能なモノマーよりなる共重合体で形成され
る。
セグメントから成り、該ハードセグメントがポリプロピ
レン、該ソフトセグメントがエチレン、およびエチレン
と共重合可能なモノマーよりなる共重合体で形成され
る。
【0009】共重合可能なモノマーとしては、式CH2
=CHR(ただし、Rは炭素数1〜8の直鎖または分岐
鎖の脂肪族基または芳香族基を示す)で表されるα−オ
レフィン、ジエンのうち、少なくとも1種類を用いるこ
とが好ましい。
=CHR(ただし、Rは炭素数1〜8の直鎖または分岐
鎖の脂肪族基または芳香族基を示す)で表されるα−オ
レフィン、ジエンのうち、少なくとも1種類を用いるこ
とが好ましい。
【0010】上記α−オレフィンとしては、ブテン−
1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1、スチレン等が好適なものとして例
示される。
1、ペンテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン
−1、オクテン−1、スチレン等が好適なものとして例
示される。
【0011】また、ジエン化合物としては、ブタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、エ
チリデン、ノルボルネンジエン等が好適なものとして例
示される。
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、エ
チリデン、ノルボルネンジエン等が好適なものとして例
示される。
【0012】樹脂中のハードセグメントとソフトセグメ
ントとは、相溶性が良好な状態で存在していることが好
ましく、これによればフィルムの裂け性や応力緩和性が
良好となり、加工性や剥離性の点で好ましい。上記のよ
うな、相溶性が良好な状態としては、ハードセグメント
とソフトセグメントがブロック共重合で結合して同一分
子中に存在している状態や、IPN(相互侵入網目;in
terpenetrating polymer network)構造のような構造を
成して、相溶性が良好な状態で存在している状態等が例
示される。
ントとは、相溶性が良好な状態で存在していることが好
ましく、これによればフィルムの裂け性や応力緩和性が
良好となり、加工性や剥離性の点で好ましい。上記のよ
うな、相溶性が良好な状態としては、ハードセグメント
とソフトセグメントがブロック共重合で結合して同一分
子中に存在している状態や、IPN(相互侵入網目;in
terpenetrating polymer network)構造のような構造を
成して、相溶性が良好な状態で存在している状態等が例
示される。
【0013】ソフトセグメントの含有量は、ハードセグ
メント100重量部に対して、30〜300重量部、好
ましくは40〜200重量部が好適である。ソフトセグ
メントの含有量が30重量部未満であると、柔軟性が低
下し、また裂け易い傾向にあり、また300重量部を越
えると、ゴム弾性の影響が過大となり、剥離時の作業性
が悪くなる傾向があって良くない。
メント100重量部に対して、30〜300重量部、好
ましくは40〜200重量部が好適である。ソフトセグ
メントの含有量が30重量部未満であると、柔軟性が低
下し、また裂け易い傾向にあり、また300重量部を越
えると、ゴム弾性の影響が過大となり、剥離時の作業性
が悪くなる傾向があって良くない。
【0014】上記ハードセグメントまたはソフトセグメ
ントを構成するポリマーは、ホモ、ブロック、またはラ
ンダムのものが例示される。
ントを構成するポリマーは、ホモ、ブロック、またはラ
ンダムのものが例示される。
【0015】上記樹脂には、さらに別の適宜な樹脂を混
合し、これによって所望の支持体特性を得るようにして
もよい。例えば、上記したようなハードセグメントとソ
フトセグメントとを有する樹脂に、さらにポリプロピレ
ン等の樹脂を混合することによって、支持体の弾性率を
増大させることができる。
合し、これによって所望の支持体特性を得るようにして
もよい。例えば、上記したようなハードセグメントとソ
フトセグメントとを有する樹脂に、さらにポリプロピレ
ン等の樹脂を混合することによって、支持体の弾性率を
増大させることができる。
【0016】上記樹脂には、必要に応じて酸化チタン、
酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の無機質充填剤、アミン
系、キノリン系、ヒドロキノン系、フェノール系、亜リ
ン酸エステル系等の老化防止剤や、酸化防止剤、サリチ
ル酸誘導体、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、ヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤、滑剤、可塑
剤等のうちの1種または2種以上を、本発明の主旨に反
しない範囲で配合してもよい。
酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の無機質充填剤、アミン
系、キノリン系、ヒドロキノン系、フェノール系、亜リ
ン酸エステル系等の老化防止剤や、酸化防止剤、サリチ
ル酸誘導体、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、ヒンダードアミン系等の紫外線吸収剤、滑剤、可塑
剤等のうちの1種または2種以上を、本発明の主旨に反
しない範囲で配合してもよい。
【0017】マスキングテープは、塗料の塗工後、乾燥
塔にて数十〜200℃の温度で加温される。従って、こ
の支持体は熱履歴を受けても収縮・膨張等の寸法変化の
少ないものが望ましい。具体的には、支持体を150℃
で1時間加温した後の、支持体の流れ方向(以下、MD
方向という)、および幅方向(以下、TD方向という)
の少なくとも一方の寸法変化率が好ましくは20%以
下、特に好ましくは0〜10%のものが用いられる。寸
法変化率が20%を超えると支持体の収縮による端末の
浮きや見切り不良等の不都合が生じる傾向にある。
塔にて数十〜200℃の温度で加温される。従って、こ
の支持体は熱履歴を受けても収縮・膨張等の寸法変化の
少ないものが望ましい。具体的には、支持体を150℃
で1時間加温した後の、支持体の流れ方向(以下、MD
方向という)、および幅方向(以下、TD方向という)
の少なくとも一方の寸法変化率が好ましくは20%以
下、特に好ましくは0〜10%のものが用いられる。寸
法変化率が20%を超えると支持体の収縮による端末の
浮きや見切り不良等の不都合が生じる傾向にある。
【0018】上記寸法変化率とは、あらかじめ、MD方
向およびTD方向の寸法を測定した支持体を、150℃
オーブン中に1時間放置・加温し、加温後と加温前との
寸法の差を、加温前の寸法で除した値である。
向およびTD方向の寸法を測定した支持体を、150℃
オーブン中に1時間放置・加温し、加温後と加温前との
寸法の差を、加温前の寸法で除した値である。
【0019】また上記支持体は、曲面貼り付け性と寸法
安定性という観点から、23℃×65%RH(相対湿
度; relative humidity)での、10%モジュラス(引
張速度300mm/min.)が通常好ましくは0.3
〜4.0kgf/mm2 、特に好ましくは0.8〜2.
3kgf/mm2 の範囲のものを用いる。10%モジュ
ラスが、0.3kgf/mm2 未満では、柔軟すぎて、
貼り付けの際の張力によるテープ幅の寸法安定性に乏し
く、貼付作業性が悪く、目的とする見切り性が得られな
い傾向にあり、4.0kgf/mm2 を超えると必要な
柔軟性が得られず、湾曲部や凹凸部に応じて貼付しにく
く、目的とする見切り性が得られない傾向にあって良く
ない。当該10%モジュラスは、23℃×65%RHで
JISZ−0237の引張強さ、および伸びの試験方法
に準じて行い、10%伸びの時の値を測定したものであ
る。
安定性という観点から、23℃×65%RH(相対湿
度; relative humidity)での、10%モジュラス(引
張速度300mm/min.)が通常好ましくは0.3
〜4.0kgf/mm2 、特に好ましくは0.8〜2.
3kgf/mm2 の範囲のものを用いる。10%モジュ
ラスが、0.3kgf/mm2 未満では、柔軟すぎて、
貼り付けの際の張力によるテープ幅の寸法安定性に乏し
く、貼付作業性が悪く、目的とする見切り性が得られな
い傾向にあり、4.0kgf/mm2 を超えると必要な
柔軟性が得られず、湾曲部や凹凸部に応じて貼付しにく
く、目的とする見切り性が得られない傾向にあって良く
ない。当該10%モジュラスは、23℃×65%RHで
JISZ−0237の引張強さ、および伸びの試験方法
に準じて行い、10%伸びの時の値を測定したものであ
る。
【0020】該支持体は、切れ性、テープの巻き戻し
性、および寸法安定性の改良のため、その他の熱可塑性
樹脂がさらに積層されているものでも良い。
性、および寸法安定性の改良のため、その他の熱可塑性
樹脂がさらに積層されているものでも良い。
【0021】上記熱可塑性樹脂として、ポリエチレン、
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エチル等のポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ナイロン系等が挙げられる。中でも、当該支
持体との密着性の点からポリプロピレンを30重量部以
上含有してなるポリオレフィンが好適に使用される。
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−アクリル酸エチル等のポリオレフィン系、ポリエ
ステル系、ナイロン系等が挙げられる。中でも、当該支
持体との密着性の点からポリプロピレンを30重量部以
上含有してなるポリオレフィンが好適に使用される。
【0022】上記粘着剤層を構成する粘着剤としては、
例えば、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、SIS
(スチレン・イソプレンブロック共重合体:styrene is
oprene block copolymer)、SBR(スチレンブタジエ
ンゴム:styrene butadienerubber)、またはIR(イ
ソプレンゴム: isoprene rubber )、PIB(ポリイソ
ブチレン:polyisobutylene )、IIR(ブチルゴム:
isobutylene-isoprenerubber)等の合成ゴム系粘着剤、
または天然ゴム系と合成ゴム系の混合系等が挙げられ
る。中でも、高凝集性の性質を有するという点から、ア
クリル系粘着剤や天然ゴム系粘着剤が好適に使用され
る。
例えば、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、SIS
(スチレン・イソプレンブロック共重合体:styrene is
oprene block copolymer)、SBR(スチレンブタジエ
ンゴム:styrene butadienerubber)、またはIR(イ
ソプレンゴム: isoprene rubber )、PIB(ポリイソ
ブチレン:polyisobutylene )、IIR(ブチルゴム:
isobutylene-isoprenerubber)等の合成ゴム系粘着剤、
または天然ゴム系と合成ゴム系の混合系等が挙げられ
る。中でも、高凝集性の性質を有するという点から、ア
クリル系粘着剤や天然ゴム系粘着剤が好適に使用され
る。
【0023】尚、上記支持体の厚さは通常60〜200
μm程度、上記粘着剤層の膜厚は通常5〜100μm、
好ましくは10〜50μmが好適である。粘着剤層の膜
厚が5μm未満であれば、目標とする粘着力が得られ
ず、該テープまたはシートにおいて「浮き」や「剥が
れ」が生じやすくなる傾向にあり、一方100μmを超
えると、粘着力が強すぎて、再剥離性が悪くなる傾向に
あって良くない。
μm程度、上記粘着剤層の膜厚は通常5〜100μm、
好ましくは10〜50μmが好適である。粘着剤層の膜
厚が5μm未満であれば、目標とする粘着力が得られ
ず、該テープまたはシートにおいて「浮き」や「剥が
れ」が生じやすくなる傾向にあり、一方100μmを超
えると、粘着力が強すぎて、再剥離性が悪くなる傾向に
あって良くない。
【0024】粘着剤を支持体に塗布する方法としては、
従来一般に使用されている方法が使用でき、例えば、流
エン法、ロールコーター法、リバースコーター法、ドク
ターブレード法等が使用できる。
従来一般に使用されている方法が使用でき、例えば、流
エン法、ロールコーター法、リバースコーター法、ドク
ターブレード法等が使用できる。
【0025】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明する。なお、もとより本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。
説明する。なお、もとより本発明はこれら実施例に限定
されるものではない。
【0026】実施例1 ポリプロピレンよりなるハードセグメント55重量部
と、エチレン−プロピレン共重合体よりなるソフトセグ
メント45重量部とを有する樹脂(商品名 KS−02
1:ハイモント社製 MFR(メルトフローレート)、
密度0.7g/cm3 )70重量部に、密度が0.92
4g/cm3 である低密度ポリエチレン(MFR1.
5)30重量部を混合したものを押し出し成形して、厚
さ100μmの支持体を作製した。この支持体の10%
モジュラスは、0.94kgf/mm 2 であり、150
℃・1時間後の寸法変化率は、MD方向において4%、
TD方において3%であった。次いで、この支持体の両
面にコロナ放電処理を施し、この処理面の片側に厚さ1
5μmのアクリル粘着剤を塗布し、もう片面に長鎖アル
キル系の背面処理層を形成し、マスキングテープを作製
した。
と、エチレン−プロピレン共重合体よりなるソフトセグ
メント45重量部とを有する樹脂(商品名 KS−02
1:ハイモント社製 MFR(メルトフローレート)、
密度0.7g/cm3 )70重量部に、密度が0.92
4g/cm3 である低密度ポリエチレン(MFR1.
5)30重量部を混合したものを押し出し成形して、厚
さ100μmの支持体を作製した。この支持体の10%
モジュラスは、0.94kgf/mm 2 であり、150
℃・1時間後の寸法変化率は、MD方向において4%、
TD方において3%であった。次いで、この支持体の両
面にコロナ放電処理を施し、この処理面の片側に厚さ1
5μmのアクリル粘着剤を塗布し、もう片面に長鎖アル
キル系の背面処理層を形成し、マスキングテープを作製
した。
【0027】実施例2 支持体を構成する樹脂として、KS−021が80重量
部、直鎖低密度ポリエチレンが20重量部から成る樹脂
に変える以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作
製した。この支持体の10%モジュラスは、1.0kg
f/mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率
は、MD方向、TD方向いずれにおいても3%であっ
た。
部、直鎖低密度ポリエチレンが20重量部から成る樹脂
に変える以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作
製した。この支持体の10%モジュラスは、1.0kg
f/mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率
は、MD方向、TD方向いずれにおいても3%であっ
た。
【0028】実施例3 支持体を構成する樹脂を上記実施例1の樹脂組成からな
る、厚さが70μmのA層と、カルボキシル基を含有す
る変成ポリエチレン(ハイミラン1605 MFR2.
8)からなる厚さ30μmのB層との2層積層構造を有
する以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製し
た。この支持体の10%モジュラスは、1.3kgf/
mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、M
D方向において1%、TD方向において2%であった。
る、厚さが70μmのA層と、カルボキシル基を含有す
る変成ポリエチレン(ハイミラン1605 MFR2.
8)からなる厚さ30μmのB層との2層積層構造を有
する以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製し
た。この支持体の10%モジュラスは、1.3kgf/
mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、M
D方向において1%、TD方向において2%であった。
【0029】比較例1 支持体を構成する樹脂を、ホモポリプロピレン(MFR
3.0g/10分、密度0.90g/cm3 )に変える
以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製した。
この支持体の10%モジュラスは、4.9kgf/mm
2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、MD方
向、TD方向いずれにおいても1%であった。
3.0g/10分、密度0.90g/cm3 )に変える
以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製した。
この支持体の10%モジュラスは、4.9kgf/mm
2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、MD方
向、TD方向いずれにおいても1%であった。
【0030】比較例2 支持体を構成する樹脂を、低密度ポリエチレン(MFR
1.5g/10分、密度0.924g/cm3 )に変え
る以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製し
た。この支持体の10%モジュラスは、0.88kgf
/mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、
支持体の収縮が激しかったため、測定不可であった。
1.5g/10分、密度0.924g/cm3 )に変え
る以外は、全て実施例1と同様にして支持体を作製し
た。この支持体の10%モジュラスは、0.88kgf
/mm2 であり、150℃・1時間後の寸法変化率は、
支持体の収縮が激しかったため、測定不可であった。
【0031】実験例1 (マスキングテープの評価)上記実施例1〜3、および
比較例1〜2において作製したマスキングテープのそれ
ぞれについて、粘着力、100R曲面貼り付け性、見切
り性、および被着体汚染性の点で評価したところ、表1
に示す結果が得られた。 〔粘着力〕JISC−2107の試験方法に従い、温度
23℃、湿度65%RH、圧着荷重2kgゴムローラー
1往復、引張速度300mm/min.にて、剥離力を
測定した。 〔100R曲面貼り付け性〕メラミン塗装板に、100
Φの円を描き、マスキングテープを円周に沿って貼り付
けていった。評価の基準は、円周に沿って貼り付け可能
で、シワ、浮きがなかったものを○、若干シワ、浮きが
発生したものを△、円周に沿って貼り付けが困難であっ
たものを×とした。 〔線出し性〕メラミン塗装板に、上記で作製したマスキ
ングテープを貼り付け、シンナーで希釈したウレタン系
塗料(ハイウレタンNo.5000:日本油脂株式会社
製)を、スプレーガンで、厚さが30μmとなるように
吹き付け、70℃で30分乾燥後、常温にまで冷却して
からテープを剥離した。見切り線の明瞭さ、および見切
り線の直線性を目視にて調べた。評価の基準は、明瞭な
見切り線が得られたものを○、テープ貼付部への塗料の
入り込みが若干見られ、見切り線があまり明瞭でなかっ
たものを△、テープ貼付部への塗料の入り込みが激し
く、見切り線が不明瞭であったものを×とした。
比較例1〜2において作製したマスキングテープのそれ
ぞれについて、粘着力、100R曲面貼り付け性、見切
り性、および被着体汚染性の点で評価したところ、表1
に示す結果が得られた。 〔粘着力〕JISC−2107の試験方法に従い、温度
23℃、湿度65%RH、圧着荷重2kgゴムローラー
1往復、引張速度300mm/min.にて、剥離力を
測定した。 〔100R曲面貼り付け性〕メラミン塗装板に、100
Φの円を描き、マスキングテープを円周に沿って貼り付
けていった。評価の基準は、円周に沿って貼り付け可能
で、シワ、浮きがなかったものを○、若干シワ、浮きが
発生したものを△、円周に沿って貼り付けが困難であっ
たものを×とした。 〔線出し性〕メラミン塗装板に、上記で作製したマスキ
ングテープを貼り付け、シンナーで希釈したウレタン系
塗料(ハイウレタンNo.5000:日本油脂株式会社
製)を、スプレーガンで、厚さが30μmとなるように
吹き付け、70℃で30分乾燥後、常温にまで冷却して
からテープを剥離した。見切り線の明瞭さ、および見切
り線の直線性を目視にて調べた。評価の基準は、明瞭な
見切り線が得られたものを○、テープ貼付部への塗料の
入り込みが若干見られ、見切り線があまり明瞭でなかっ
たものを△、テープ貼付部への塗料の入り込みが激し
く、見切り線が不明瞭であったものを×とした。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明のマスキングテープまたはシート
は、特に自動車のバンパーやオートバイのタンクのよう
な凹凸のある被着面に対して貼り付ける際、曲面追従性
に優れており、シワや浮き等の発生が少ないものとなっ
ている。さらに塗装作業時における見切り線の明瞭さ、
および直線性が良好なものとなっている。
は、特に自動車のバンパーやオートバイのタンクのよう
な凹凸のある被着面に対して貼り付ける際、曲面追従性
に優れており、シワや浮き等の発生が少ないものとなっ
ている。さらに塗装作業時における見切り線の明瞭さ、
および直線性が良好なものとなっている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 1/32 B05D 1/32 B
Claims (6)
- 【請求項1】 ハードセグメントとソフトセグメントと
を含有し、該ハードセグメントがポリプロピレン、該ソ
フトセグメントがエチレン、およびエチレンと共重合可
能なモノマーよりなる共重合体を有する支持体の片面
に、粘着剤層を有することを特徴とする塗装用マスキン
グテープまたはシート。 - 【請求項2】 ソフトセグメント中の共重合可能なモノ
マーが、式CH2 =CHR(ただし、Rは炭素数1〜8
の脂肪族基または芳香族基を示す)で表されるα−オレ
フィン、および/またはジエンである請求項1記載の塗
装用マスキングテープまたはシート。 - 【請求項3】 ソフトセグメントが、ハードセグメント
100重量部に対し30〜300重量部含有される請求
項1または2記載の塗装用マスキングテープまたはシー
ト。 - 【請求項4】 150℃で1時間加温後の支持体の寸法
変化率が、支持体の流れ方向および幅方向の、少なくと
も一方で20%以下である請求項1〜3のいずれかに記
載の塗装用マスキングテープまたはシート。 - 【請求項5】 支持体の10%モジュラスが、0.3〜
4.0kgf/mm 2 である請求項1〜4のいずれかに
記載の塗装用マスキングテープまたはシート。 - 【請求項6】 請求項1〜5記載の支持体に、さらに熱
可塑性樹脂を積層されてなるものである請求項1〜5の
いずれかに記載の塗装用マスキングテープまたはシー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229861A JPH0971754A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | マスキングテープまたはシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7229861A JPH0971754A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | マスキングテープまたはシート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0971754A true JPH0971754A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16898852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7229861A Pending JPH0971754A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | マスキングテープまたはシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0971754A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1072663A1 (en) * | 1999-07-23 | 2001-01-31 | Nitto Denko Corporation | Base film for pressure-sensitive adhesive tape and pressure-sensitive adhesive tape or sheet |
| JP2002521517A (ja) * | 1998-07-20 | 2002-07-16 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ポリマーブレンド及びそれから作製されたテープ |
| WO2004065022A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Nagoya Oil Chemical Co., Ltd. | マスキング材 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP7229861A patent/JPH0971754A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002521517A (ja) * | 1998-07-20 | 2002-07-16 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | ポリマーブレンド及びそれから作製されたテープ |
| EP1072663A1 (en) * | 1999-07-23 | 2001-01-31 | Nitto Denko Corporation | Base film for pressure-sensitive adhesive tape and pressure-sensitive adhesive tape or sheet |
| US6455151B1 (en) | 1999-07-23 | 2002-09-24 | Nitto Denko Corporation | Base film for pressure-sensitive adhesive tape and pressure-sensitive adhesive tape or sheet |
| WO2004065022A1 (ja) * | 2003-01-23 | 2004-08-05 | Nagoya Oil Chemical Co., Ltd. | マスキング材 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5840356B2 (ja) | 架橋可能なポリオレフィンおよび粘着樹脂からなる感圧接着剤 | |
| EP0827526B1 (en) | Protective adhesive article | |
| JP2832565B2 (ja) | 自動車塗膜保護用シート | |
| US6319353B1 (en) | Self- adhesive protective film | |
| US7578901B2 (en) | Self-adhesive protective film with olefin rubber adhesive | |
| US8709200B2 (en) | Method for corrosion protection treatment | |
| JP3370198B2 (ja) | 表面保護フィルム | |
| CN1741903A (zh) | 改进的热塑性单层保护覆盖层 | |
| JPH09272849A (ja) | 塗装マスキングテープ用基材及び塗装マスキングテープ | |
| JP2008208374A (ja) | 低い巻き戻り力の表面保護フィルム | |
| JPH09239915A (ja) | 表面保護用粘着シート | |
| EP1123801B1 (en) | Surface-protective pressure-sensitive adhesive sheet | |
| JP3870995B2 (ja) | 自動車塗装外板用表面保護フィルム | |
| EP0823467B1 (en) | Masking tape or sheet | |
| US20120003598A1 (en) | Method for Anti-Corrosion Treatment | |
| JPH0971754A (ja) | マスキングテープまたはシート | |
| JP3517341B2 (ja) | 表面保護粘着シート用の粘着剤組成物 | |
| JP3317663B2 (ja) | 表面保護粘着シート | |
| JP2004217777A (ja) | 粘着テープ又はシート | |
| CA2267711C (en) | Pressure-sensitive adhesive and surface protecting material | |
| JP4142806B2 (ja) | カレンダー成形用樹脂組成物、フィルムおよび粘着テープまたはシート | |
| JP3101222B2 (ja) | 塗装用マスキングテープ | |
| JP3669610B2 (ja) | 塗膜保護用シート | |
| JP4142789B2 (ja) | カレンダー成形用樹脂組成物、フィルムおよび粘着テープまたはシート | |
| JPH05317767A (ja) | 塗装用マスキングテープまたはシート |