JPH0971981A - 縦型雨水貯水タンクの底部固定構造 - Google Patents

縦型雨水貯水タンクの底部固定構造

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JPH0971981A
JPH0971981A JP7229751A JP22975195A JPH0971981A JP H0971981 A JPH0971981 A JP H0971981A JP 7229751 A JP7229751 A JP 7229751A JP 22975195 A JP22975195 A JP 22975195A JP H0971981 A JPH0971981 A JP H0971981A
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦状の筒体よりなる縦型雨水貯水タンクの底
部を台座に固定する構造において、施工容易に台座に取
り付けられるとともに、地震等の振動時にタンク底部と
台座との干渉を回避し、また、台座自体も振動に強い構
造とし、更に、タンク底部から下方への配管を容易に施
工可能にする。 【解決手段】 台座3・4は、補強リブ3b・4bにて
補強した鞍板3a・4aにて基礎延長部Baを挟持する
ように固定し、該鞍板3a・4aの外側にてそれぞれ台
座底板に配管用孔3c〜3e・4c〜4fを穿設し、台
座底板上面には緩衝材6を貼設する。また、台座5は鞘
パイプ5aを垂設して、高さ調節可能に伸縮杭5dを嵌
入しており、該伸縮杭5dを直接地中に打設して台座5
を立設するものとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗車、庭園への灌
水、水洗トイレの水洗用に利用すべく、住宅等の建物の
一部に配設して、雨水を貯水するためのタンク構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】まず、雨水の利用を図ることの背景につ
いて説明する。我が国は世界でも有数の多雨国で、年降
水量は約1750mm/m2 もあり、世界平均の970
mm/m2 の二倍近い。しかし、人口密度が高く、国民
一人当たりでは約5460m3で、世界平均の2687
0m3 の約1/5であり、更に、地形が急峻であること
等から、直ちに川を通じて海へと流出する雨水が多く、
利用可能な水量は更に制限され、実際に利用できるのは
約870m3 に過ぎない。このような状況において、昨
今、都市部の増大化等とともに、水道利用量が増大し、
水不足が深刻化している。その一方で、都市部では、雨
水が、樋を通じて直接に下水道へと排水され、最終的に
は海へ流水されるので、地下水が確保されず、このた
め、地下水の不浸透域が増大して、地表温の上昇による
都市のヒートアイランド化等の要因となっている。
【0003】こうした中で、洗車や庭園への灌水等に
は、上水を使用せずとも、雨水を有効利用すれば充分で
あり、また、その分、上水使用量の節約にもなる。ま
た、このように雨水を有効に灌水等に利用すれば、地下
水の涵養化も図ることができる。以上のようなことか
ら、住宅内において、雨水を有効利用できるように貯水
する構造を採り入れる試みがなされている。特開平5−
295767号公報では、容量の大きい水槽を住宅の適
宜箇所に設けるという構造が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ある程度の容
量を要する水槽を設けるのは、住宅の設計自体がその設
置のために制限されるし、施工工程も複雑化し、コスト
もかかる。できれば、このような水槽の設置スペースを
考慮せずに、従来通りに施工した住宅において、容易
に、また、配設スペースを取らずに設置でき、また、貯
水を有効に洗車等に利用できるような雨水の貯水方法が
望ましい。また、それに伴って、配管施工を要する貯水
用のタンク構造自体も、構造が簡単で、配管施工も容易
ですむようなものに、また、更には配設スペースを取ら
ないようなものにしたい。
【0005】このような中で、軒下スペースを利用し、
横に場所を取らず、また、水の重量を利用してポンプ等
の動力を使用せずに配水可能な、垂直状に立設する縦型
雨水貯水タンクが考えられているが、これを導入するに
際して問題となるのは、その底部は、タンクが垂直状で
ある故に大きな荷重がかかるものであり、地震等の振動
に対しての防振構造が必要なことである。
【0006】また、タンク内の水の重量を利用して水圧
の高い配水を可能とすべく、タンク底部より配管を施す
とすれば、底部が地面に接していれば、該配管を地中に
埋設する施工が必要となる。低コストで施工簡単にこの
ようなタンクを設置するにはこれは支障となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。即
ち、請求項1の如く、縦状の筒体よりなる縦型雨水貯水
タンクの底部を台座に固定する構造であって、該台座に
は緩衝材を貼設し、かつ配管用孔を穿設した。
【0008】また、請求項1記載の構成に加えて、請求
項2記載の如く、前記台座は建物の基礎延長部の上部を
挟持する状態にて固設し、該台座の前記の配管用孔は該
基礎延長部の外側位置にて穿設した。
【0009】また、請求項1記載の構成に加えて、請求
項3の如く、前記台座より伸縮可能な杭を垂設し、該杭
を地面に打設する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付の図面
に基づいて説明する。図1は縦型雨水貯水タンクを取り
付けた住宅の全体斜視図、図2は基礎延長部の片側に配
管する場合における縦型雨水貯水タンクの底部固定構造
を示す正面図、図3は基礎延長部に取り付けた台座3の
斜視図、図4は基礎延長部の片側の配管する場合におけ
る縦型雨水貯水タンクの底部固定構造を示す平面図、図
5は同じく側面図、図6は基礎延長部の片側のみに配管
する場合に使用する台座3を示す図で、(a)は上方斜
視図、(b)は下方斜視図、図7は同じく(a)は平面
図、(b)は底面図、図8は同じく(a)は側面図、
(b)は正面図、図9は基礎延長部の両側に配管する場
合における縦型雨水貯水タンクの底部固定構造を示す平
面図、図10は同じく正面図、図11は基礎延長部の両
側に配管する場合に使用する台座4を示す図で、(a)
は上方斜視図、(b)は下方斜視図、図12は同じく
(a)は平面図、(b)は底面図、図13は同じく
(a)は側面図、(b)は正面図、図14は基礎延長部
を設けず、直接台座を地面に打設する場合の縦型雨水貯
水タンクの底部固定構造を示す平面図、図15の(a)
は同じく正面図、(b)は同じく側面図、図16は基礎
延長部に固設せずに直接地面に打設する場合に使用する
台座5の斜視図、図17は同じく台座5の(a)は平面
図、(b)は底面図、図18は同じく正面一部断面図で
ある。
【0011】本発明の縦型雨水貯水タンクVTの住宅に
おける配設及びその用途について図1より説明する。図
1図示の住宅は、二階建てであって、一・二階間の屋根
を設けず、最上部に屋根Rを配設した構造となってい
る。本発明の縦型雨水貯水タンクVTは、該屋根Rの軒
下より一階の床高さまで、垂直状に立設している。タン
クに溜めた雨水の用途としては、まず、一階部分に配設
したトイレWCの洗浄用水として使用する。なお、二階
部分にトイレを配設して、タンク途中部よりトイレ洗浄
水を導入する構成としてもよい。
【0012】そして、住宅の周囲には、土壌を敷設し
て、植栽Pを設ける他、家庭菜園Fを施しており、該縦
型雨水貯水タンクVT内の貯水をこれらへの散水用に使
用するのである。なお、駐車場PKの横には、横型雨水
貯水タンクLTが配設され、この貯水をトイレ洗浄水
用、洗車用にする他、該植栽Pや家庭菜園Fへの散水用
に使用する。こうして普段よりトイレ洗浄水用、洗車
用、散水用、植栽育成用の水を雨水により貯水しておく
ので、渇水時にも散水が可能となるし、上水を使用しな
いので、水道使用量を節約できる。また、植栽育成とし
ては、駐車場PKへと通じる舗装Hを、透水性のものに
しており、また周囲を囲むブロックBLも透水性にし
て、雨天時に充分に土壌内に雨水が浸透するようにして
いる。従来、これらは透水性ではなく、雨天時には、そ
の表面上を雨水が流れて側溝へと流出していたのであ
り、土壌の保水力が弱く、少し晴天が続けば直ぐに植栽
P等が渇水状態となったのである。
【0013】このように、雨水を有効に散水等に使用で
きるようにすれば、逆に、水道使用量を増やすことなく
植栽Pの面積を増やせることになる。植栽Pを有効に生
かして、例えば図1の住宅の如く、テラスの上部や横部
を覆うように蔓草植物を育成すれば、夏は日照を遮閉し
て室内の温度上昇を抑制し、冬は落葉することによって
日射を多く採り入れて室内温度を上昇させるので、天然
の室内温度調節機能を発揮し、冷暖房費を節約する他、
何よりも、見た目に心地よい印象を与え、住宅の外側を
通過する人にも爽やかな緑陰の恵みを施すことができ
る。
【0014】このように、雨水を有効利用することは、
上水の節約、水不足対策、植栽育成に大いに貢献するも
のであり、その中において、本発明に係る縦型雨水貯水
タンクVTの、特に底部固定構造について、以下に説明
する。
【0015】縦型雨水貯水タンクVTの構造を概略して
言うと、縦長状の筒体である本体タンク1の上端が開口
していて、前記の屋根に沿設している樋Gより雨水を導
入して本体タンク1内に雨水を貯水するようになってい
る。なお、これ以外に、後記の図9及び図10では、タ
ンク底部に給水管10を配管し、該給水管10を介して
本体タンク1内に雨水を導入する構成にしている。ま
た、底部には底蓋2を施蓋しており、該底蓋2を介して
本体タンク1内に各種導水管が導入されている。更に本
体タンク1及び底蓋2の側面には、図2や図10等の如
く、取水栓Vが取り付けられている。
【0016】このような構成の縦型雨水タンクVTは、
前記の如く、軒下スペースを利用して垂直状に立設する
が、その底部の支持においては、まず、垂直状であるが
故にその底部にかかる多大な水圧による荷重を支持し
て、かつ地震等の振動に強いものとする必要がある。底
部を地中に埋設すればこれらのことには対応できるが、
一方では、前記の如く、底蓋2より下方に各種導水管が
配管されているので、これでは配管施工が困難になる。
つまり、配管施工を容易化するには、底部を地面よりあ
る程度の高さの位置に配置する必要がある。
【0017】そこで、建物の基礎Bを外側に延長して基
礎延長部Baとし、その上部に台座を固設し、該台座上
にタンク底部を載置する構成とした。図2乃至図8にお
いては台座3を、図9乃至図13においては台座4を開
示しているが、どちらも基礎延長部Baに対する固設構
造は同じなので、ここでは台座3にてその固設構造を説
明する。台座3の底面より平行状に鞍板3a・3a(台
座4では鞍板4a・4a)が垂設されており、基礎延長
部Baに固設する際には、両鞍板3a・3aを該基礎延
長部Baの側面に添わせ、該台座3の底面は該基礎延長
部Baの上面に当接して、該基礎延長部Baを両鞍板3
a・3aにて挟持するようにし、更に両鞍板3a・3a
を該基礎延長部BaにアンカーボルトAB(図3図示)
にて締止するものである。こうして、台座3・4は、基
礎延長部Baの上部に固設されることで、地面からある
程度の高さに配設されることとなり、その下方に配管ス
ペースを保持することができる。
【0018】該台座3・4は、タンクからの多大な荷重
に耐えられるように、金属材等の堅固な部材にて構成し
ている。また、両鞍板3a・3aには、底面視垂直状
に、正面視三角状の補強リブ板3b・3b・・・(台座
4では補強リブ板4b・4b・・・)が形成されてい
て、地震等にてタンクが振動しても、これらの補強リブ
板3b(4b)にて台座3(4)が下方より支持され
て、該振動に追随せず、基礎延長部Baと一体状に固定
されたままとなっている。
【0019】しかし、このように基礎延長部Baと一体
状で、振幅を小さく抑えられた台座3(4)に対して、
振幅の大きいタンク(本体タンク1及び底蓋2を一体と
したもの)が振動すれば、タンク底部と台座との間の摩
擦が激しく、該タンク底部が直ぐに破損してしまうおそ
れがある。そこで、図3、図6(a)、及び図11
(a)の如く、台座3(4)の底板の内側上面及び側板
の内側面に弾性材による緩衝材6を貼設する。該緩衝材
6は主にはゴムを使用し、他に合成樹脂等、弾性力があ
り、タンク底部の振動を吸収するものを使用する。この
ように緩衝材6を介することで、振動の際にもタンク底
部の破損を回避することができる。以上のように、基礎
延長部Baに固設した台座3(4)には、充分な耐震構
造が施されているのである。
【0020】次に、配管構造について説明する。まず、
台座3においては、図2及び図4に図示する如く、基礎
延長部Baの片側だけに配管を施すべく、図6及び図7
の如く、片方の鞍板3aの外側位置において、底板部に
配管用孔3c・3d・3eを穿設している。(緩衝材6
にもそれに添って孔を穿設している。)中央の口径の大
きな配管用孔3cには、図5等に示すべく、オーバーフ
ロー管7を嵌挿する。該オーバーフロー管7は、本体タ
ンク1内にて上下方向に長く配管されており、該本体タ
ンク1内の上端開口部より貯水した雨水が溢れださない
ようにオーバーフローするための管である。
【0021】その横の開閉栓8aを具備した管はドレー
ン管8であり、該開閉栓8aを開栓操作して、タンク内
の水を抜くことができ、これによって、タンク内の貯水
の浄化を図ることができる。そして、その反対側は、配
水管9であり、前記の如く水洗トイレWCに向けて配管
したり、また、植栽P等への散水用に配管したりするも
のである。このように、台座3を使用する図2乃至図5
図示の実施例では、基礎延長部Baの片側だけにオーバ
ーフロー管7、ドレーン管8、及び配水管9を配管する
ものである。
【0022】一方、図9乃至図13の実施例では、図1
1及び図12の如く、台座4の片方の鞍板4aの外側
に、台座3の配管用孔3c・3d・3eと同様の配管用
孔4c・4d・4eを穿設しており、更に、もう一方の
鞍板4aの外側にも配管用孔4fを穿設している。該配
管用孔4d・4eには、前記配管用孔3d・3eと同様
にドレーン管8及び配水管9を嵌挿している。配水管9
に関しては、図9及び図10において、特に、基礎Bに
配管用孔Bbを穿設して、該配管用孔Bbを嵌挿して建
物内にトイレ洗浄用の配管9aを分岐して配管してお
り、また、配管本流は、建物外側の散水用に配管されて
いる。
【0023】そして、該基礎延長部Baに対して、該配
管用孔4d・4eと同一側の配管用孔4cには、本体タ
ンク1内に雨水を給水するための給水管10を嵌挿し、
その反対側の配管用孔4fにオーバーフロー管7’を嵌
挿している。即ち、この場合の縦型雨水貯水タンクVT
においては、給水管10により本体タンク1内に雨水が
導入され、基礎延長部Baを隔てて反対側に配管したオ
ーバーフロー管7’より配水される構成として、雨水の
流通路を一方向に形成しているとともに、本体タンク1
の連続設置を可能としている。
【0024】以上の実施例においては、基礎Bより基礎
延長部Baを延設する施工を必要とする。即ち、建物の
施工段階で予め縦型雨水貯水タンクVTの取付を想定し
て基礎施工しなければならない。しかし、これからの普
及を考えた場合に、既設の建物においても縦型雨水貯水
タンクVTを配設できるようにする必要がある。新たに
基礎延長部Baを施工するのは、施工が困難なだけでな
く、施工箇所がない場合が多々あるからである。そのた
めには、基礎によらずに地面から一定高さに(配管施工
がしやすいように)タンク底部を支持するようにしなけ
れぱならない。勿論、支持構造は防振構造を有するもの
でなければならない。
【0025】そこで、図14乃至図18にて、台座5を
用いて縦型雨水貯水タンクTを支持する実施例を説明す
る。まず、台座5の構造について図16乃至図18より
説明すると、台座5の底板より垂直下方に鞘パイプ5a
が垂設されており、該鞘パイプ5aと台座底板との間に
は、側面視三角形状の補強リブ5c・5c・・・を放射
状に配設して、台座5を補強している。また、該鞘パイ
プ5a内に伸縮杭5dが摺動自在に嵌入されており、一
方、該鞘パイプ5aに高さ調節孔5b・5b・・・が穿
設されていて、該高さ調節孔5bを選択してボルトを嵌
入し、伸縮杭5dを一定長さに固定する。これによっ
て、台座5の高さを調節する。
【0026】このように高さ調節できる台座5におい
て、図14及び図15の如くに、該伸縮杭5cを地中に
打設して埋め込み、建物の基礎を介することなく、台座
5を直接的に地面より立設することができる。こうして
立設した台座5の底板の内側面には、図18の如く、台
座3及び4の場合と同様に、振動時におけるタンク底部
との干渉を緩衝するため、緩衝材6を貼設している。ま
た、本実施例における縦型雨水貯水タンクVTは、底部
下方からはオーバーフロー管7”のみを垂設しているも
のであり、該オーバーフロー管7”を嵌挿すべく、台座
底板に配管用孔5eを穿設している。更に、本実施例の
縦型雨水貯水タンクVTは、本体タンク1及び底蓋2の
側面に、前記実施例と同様に取水栓Vを設ける他、ドレ
ーン口11を該側面に配設している。該ドレーン口11
にはフランジ12を設け、非ドレーン時には、該フラン
ジ12を締結して閉口している。
【0027】こうして、基礎延長部Baを設けなくて
も、台座5を地面に打設することで、タンク底部を地面
から一定高さにて支持できて、前記のオーバーフロー管
7”のように、タンク底部より下方に配管を施工するこ
とが可能となり、地面と台座5との間に介設する鞘パイ
プ5a及び伸縮杭5cと台座部分との間は、補強リブ5
bにて支持されていて、地震等の振動時にも鞘パイプ5
aの根元部分に亀裂が生じたりすることがなく、耐震構
造を有している。また、緩衝材6を貼設することで、タ
ンクと台座との干渉も回避でき、タンクを破損しない。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成することによ
り、次のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く構
成することにより、縦型雨水貯水タンクの底部を台座に
固定する構造において、台座に貼設した緩衝材により、
地震等の振動においても、タンクの底部と台座との干渉
が回避され、タンク底部を保護する。また、配管用孔の
穿設により、タンク底部から下方へのオーバーフロー管
等の配管が、台座を貫通させるだけで簡単に施工でき
る。
【0029】また、請求項2の如く、台座を、建物の基
礎延長部の上部を挟持する状態にて固設することで、台
座を地面から一定の高さに配設でき、また、前記の配管
用孔を該基礎延長部の外側位置にて穿設したことと相ま
って、台座より下方にタンク底部からの配管が、基礎延
長部と干渉することなく、容易に施工できる。また、該
台座が基礎延長部を挟持する状態で固設されているの
で、基礎延長部と一体状となり、地震時等においても、
台座の振動が少ない構造となっている。
【0030】また、請求項3の如く構成することによ
り、請求項2のように基礎延長部を施工することが困難
な場合には、これを設けなくても、杭を地面に直接打設
して、台座を一定高さにて立設することができ、前記と
同様に、タンク底部から下方への配管を容易にできる構
造となる。また、杭は伸縮可能とすることで、台座の高
さを容易に調節できる。
【0031】以上の請求項1乃至3の構成により、縦型
雨水貯水タンクは、施工容易に、かつ地震時にもタンク
底部との干渉が回避され、耐震性のある台座にて支持さ
れ、かつタンク底部から下方への配管施工も容易なの
で、該タンク内の貯水の重量による取水が可能となり、
動力ポンプの使用も不要とすることができる。従って、
施工容易、低コスト、かつ安定性のある縦型雨水貯水タ
ンクを実現できるので、該タンクの普及を見込むことが
でき、雨水の有効利用による水不足の解消や、土壌保水
性の確保に多いに貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦型雨水貯水タンクを取り付けた住宅の全体斜
視図である。
【図2】基礎延長部の片側に配管する場合における縦型
雨水貯水タンクの底部固定構造を示す正面図である。
【図3】基礎延長部に取り付けた台座3の斜視図であ
る。
【図4】基礎延長部の片側の配管する場合における縦型
雨水貯水タンクの底部固定構造を示す平面図である。
【図5】同じく側面図である。
【図6】基礎延長部の片側のみに配管する場合に使用す
る台座3を示す図で、(a)は上方斜視図、(b)は下
方斜視図である。
【図7】同じく(a)は平面図、(b)は底面図であ
る。
【図8】同じく(a)は側面図、(b)は正面図であ
る。
【図9】基礎延長部の両側に配管する場合における縦型
雨水貯水タンクの底部固定構造を示す平面図である。
【図10】同じく正面図である。
【図11】基礎延長部の両側に配管する場合に使用する
台座4を示す図で、(a)は上方斜視図、(b)は下方
斜視図である。
【図12】同じく(a)は平面図、(b)は底面図であ
る。
【図13】同じく(a)は側面図、(b)は正面図であ
る。
【図14】基礎延長部を設けずに、直接台座を地面に打
設する場合の縦型雨水貯水タンクの底部固定構造を示す
平面図である。
【図15】(a)は同じく正面図、(b)は同じく側面
図である。
【図16】基礎延長部に固設せずに直接地面に打設する
場合に使用する台座5の斜視図である。
【図17】同じく台座5の(a)は平面図、(b)は底
面図である。
【図18】同じく正面一部断面図である。
【符号の説明】
VT 縦型雨水貯水タンク B 基礎 Ba 基礎延長部 V 取水栓 1 本体タンク 2 底蓋 3 台座 3a 鞍板 3b 補強リブ 3c〜3e 配管用孔 4 台座 4a 鞍板 4b 補強リブ 4c〜4f 配管用孔 5 台座 5a 鞘パイプ 5b 高さ調節孔 5c 補強リブ 5d 伸縮杭 5e 配管用孔 6 緩衝材 7・7’・7” オーバーフロー管 8 ドレーン管 9 配水管 10 給水管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦状の筒体よりなる縦型雨水貯水タンク
    の底部を台座に固定する構造であって、該台座には緩衝
    材を貼設し、かつ配管用孔を穿設したことを特徴とする
    縦型雨水貯水タンクの底部固定構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の縦型雨水貯水タンクの底
    部固定構造において前記台座は建物の基礎延長部の上部
    を挟持する状態にて固設し、該台座の前記の配管用孔は
    該基礎延長部の外側位置にて穿設したことを特徴とする
    縦型雨水貯水タンクの底部固定構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の縦型雨水貯水タンクの底
    部固定構造において前記台座より伸縮可能な杭を垂設
    し、該杭を地面に打設することを特徴とする縦型雨水貯
    水タンクの底部固定構造。
JP22975195A 1995-09-07 1995-09-07 縦型雨水貯水タンクの底部固定構造 Expired - Fee Related JP3415710B2 (ja)

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