JPH0972132A - ドア錠 - Google Patents

ドア錠

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JPH0972132A
JPH0972132A JP23018295A JP23018295A JPH0972132A JP H0972132 A JPH0972132 A JP H0972132A JP 23018295 A JP23018295 A JP 23018295A JP 23018295 A JP23018295 A JP 23018295A JP H0972132 A JPH0972132 A JP H0972132A
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JP
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leaf spring
stopper
door
door lock
cam
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JP23018295A
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English (en)
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Junichi Goto
淳一 後藤
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Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡易で、組み立ての容易なサムターン
の保持機構を有するドア錠を提供すること。 【解決手段】 ドア内部に取り付けられ、該ドアの施解
錠をおこなうドア施解錠機構と、ドア施解錠機構を操作
する操作軸12と、操作軸12に連結される回動部材4
と、回動部材4を回動自在に支持する座板2とからなる
ドア錠において、座板2に回動部材4が貫通する貫通部
5と、貫通部5の周囲に板ばね3を収容する凹部7とを
形成し、回動部材4の端部に操作軸12が挿入される挿
入部4cと、板ばね3の操作軸12の軸方向の移動を規
制するストッパ9と、ストッパ9に隣接し、板ばね3の
相対向する面3aが当接する矩形断面を有するカム8と
を備えたドア錠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室等のドアロッ
ク装置に使用するサムターンの保持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】該浴室等に使用されるドアロック装置に
おけるサムターンの回動に際して節度を感ずるように構
成したものとして特公平4−18111に開示のものが
あり、本装置を図7乃至図9に示す。
【0003】この第1従来例における装置では、ベース
プレート101に3個の切起こし片101aと、これと
間隙を有するように切起こし片101b、101cを形
成し、これらの間隙に略々コの字状に形成したばね10
2を係止する。
【0004】前記ベースプレート101には、小許の間
隙をもってカバープレート113を平行状に固定し、両
者の間の空間部分に断面が略々コの字状のデッドボルト
105が図の上下方向に摺動自在に配置される。前記ベ
ースプレート101、カバープレート113に設けた孔
を貫通してスピンドル112が配置してあり、その両端
には外部に露出したサムターン103が取付られる。
【0005】前記スピンドル112の、前記ベースプレ
ート101、カバープレート113の間の空間に位置す
る部分にはカム104が固着してあり、このカム104
の両端部104a、104bは、前記デッドボルト10
5の両側立ち上がり部に形成した切欠105a、105
bに係合してさらに外方に延びて前記ばね102の両側
の脚部内側に当接している。
【0006】上記構成により、サムターン103を回動
すると、スピンドル112を介してカム104が回動
し、該カム104が前記切欠105a、105bによっ
てデッドボルト105を第7図において上下方向に変位
させる。前記デッドボルト105の変位方向位置にはレ
バーハンドル106を固着した回動部材107が設けて
あり、前記デッドボルト105が変位した場合、これに
係合する折曲部108’が設けてあり、デッドボルト1
05がこの折曲部108’に係合すると、回動部材10
8が回動不能となって施錠状態になる。
【0007】前記回動部材107には、さらに折曲部1
09を設けてあり、これにワイヤ110を介してラッチ
ボルト111が配設してあり、回動部材107を前記レ
バーハンドル106によって回動すればラッチボルト1
11が進退して施解錠を行うことができる。
【0008】以上のように上記従来例においては、外部
からに操作によって回動するカムがコの字状のばねの両
脚部によって挟持されていて、サムターンの回動時に節
度が感じられると共に、施解錠位置を安定させることが
できる。
【0009】また、図10に実開昭59−196653
に開示されている座板を第2従来例として示す。209
は室内側の座で、該座209内にカム210を回動自在
に設けると共に一端211aがカム210の押動部21
0aに係合しカム210の回動により上下動される摺動
部材211をばね212を介して設けてある。
【0010】208は連動部材で、前記カム210の回
動軸中心から離れた位置において摺動部材211に一体
に設けられている。
【0011】222はレバーハンドル、213はレバー
ハンドルと一体のハンドル軸で、室内側より前記カム2
10に挿通すると共に扉Dを貫通して、室内側にその端
部213aを望ませ、該端部213aに外側のレバーハ
ンドル222’を保持させてある。
【0012】215は室内側の座209に回動自在に保
持されたサムターン、216は室内側の座214に保持
されたシリンダーで、合鍵によって回動される内筒21
6’に保持した操作軸217を鍵ケース201内の図示
しないデッドボルト作動用のハブを貫通して、その端部
をサムターン215に係合させてある。
【0013】さらに、第3従来例として、図12に実開
昭61−47359に開示されたドアロック装置を示
す。同図において、Aは該ドアロック装置、A1は外側
板部、A2は内側板部である。
【0014】外側板部A1にはシリンダ錠301が設け
られ、そのロータ302には角状のデッドボルト操作杆
303が連結されて内側板部A2の回動操作摘子304
の筒部305内に摺動自在に係入している。
【0015】回動操作摘子304は内側板部A2の取付
孔306に対して摺動自在に設けられると共に、筒部3
05の外側に設けたストッパー307と内側板部A2
に設けたスプリング308により常時内方へ付勢されて
段部309が内側板部A2の外側に衝合している。Cは
箱錠であり、デッドボルトが設けられている。
【0016】さらに、第4従来例として、図13に従来
のサムターンの保持機構の断面図を示す。この保持機構
においては、座板402を貫通するサムターン404の
矩形断面部には、コの字状の板ばね403が装着され、
この板バネ403の外れを防止するための板バネ押さえ
板405が設けられている。さらに、板バネ押さえ板4
05のサムターンからの外れを防止するためクリップ4
06が装着されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第1従来
例においてサムターン103を保持するにあたっては、
カム104をサムターン103とは別々に構成し、カム
104をベースプレート101に当接させていた。その
ため、サムターンの保持機構が複雑となると共に、組み
立ても容易ではなかった。
【0018】また、第2従来例においては、サムターン
215をクリップによって室内側の座209に回動自在
に保持しているが、サムターン15へのクリップの取り
付けは容易ではなかった。
【0019】さらに、第3従来例においては、回転操作
摘子304はストッパ307と内側板部A2間に設けら
れたスプリング308により保持されているが、本従来
例においても、スプリング308を張設する必要があ
り、回転操作摘子304の保持機構の組み立てが容易で
はなかった。
【0020】また、第4従来例においても、板ばね40
3を保持するにあたって板ばね押さえ板405とクリッ
プ406を必要とし、構造が複雑であると共に、組み立
てが容易でなかった。
【0021】そこで、本発明は上記従来のサムターンの
保持機構における問題点に鑑みなされたものであって、
構造が簡易で、組み立ての容易なサムターンの保持機構
を有するドア錠を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ドア錠であって、ドア内部に取り付けられ、該ドアの施
解錠をおこなうドア施解錠機構と、該ドア施解錠機構を
操作する操作軸と、該操作軸に連結される回動部材と、
該回動部材を回動自在に支持する座板とからなるドア錠
において、前記座板に前記回動部材が貫通する貫通部
と、該貫通部の周囲に板ばねを収容する凹部とを形成
し、前記回動部材の端部に前記操作軸が挿入される挿入
部と、前記板ばねの前記操作軸の軸方向の移動を規制す
るストッパと、該ストッパに隣接し、前記板ばねの相対
向する面が当接する矩形断面を有するカムを備えたこと
を特徴とする。
【0023】請求項2記載の発明は、前記板ばねが、相
対向する脚部と、該脚部を連結する連結部からなり、該
脚部は前記カムに当接し、該連結部は前記凹部の側壁
と、前記凹部内に形成した板ばね押さえ部との間に収容
されることを特徴とする。
【0024】請求項3記載の発明は、前記板ばねが、相
対向して配置された一対の平板状の板ばねであって、該
一対の板ばねの相対向する面が前記カムに当接し、それ
ぞれの板ばねの両端部が前記凹部内に形成したスリット
部に収容されることを特徴とする。
【0025】請求項4記載の発明は、前記ストッパが、
前記カムの矩形断面より大きい矩形断面を有すると共
に、該ストッパの前記座板の貫通部への挿入側端面と、
該ストッパの相対向するそれぞれの側面で形成される角
部を面取りし、斜面を形成したことを特徴とする。
【0026】そして、上記請求項1記載の発明によれ
ば、板ばねによって回動部材の位置決めと、回動部材の
座板からの抜け止めを同時に行うことができる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、単一
の板ばねにより回動部材の位置決めと、回動部材の座板
からの抜け止めを同時に行うことができる。
【0028】さらに、請求項3記載の発明によれば、簡
単な形状を有する2枚の板ばねにより回動部材の位置決
めと、回動部材の座板からの抜け止めを同時に行うこと
ができる。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、スト
ッパの座板の貫通部への挿入側端面と相対向するそれぞ
れの側面で形成される角部を面取りし、斜面を設けたの
で、板ばねを保持しつつ回動部材を座板の貫通部へ挿入
するのみで座板に回動部材を取り付けることが可能とな
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るドア錠の実施
の形態の具体例を図面を参照しつつ説明する。図1は、
本発明に係るドア錠の実施例を示す斜視図である。本ド
ア錠におけるサムターンの保持機構1は、板ばね3と、
回動部材としてのサムターン4の端部に形成されたカム
8と、ストッパ9と、座板2に形成されたサムターン4
の貫通部5と、板バネ3を収容する凹部7とによって構
成される。
【0031】板ばね3は、略々コの字状に形成され、両
脚部3aとこれらの連結部3bからなる。一方、サムタ
ーン4の端部には、板ばね3の両脚部3aに当接するカ
ム8が形成され、このカム8は、略々正方形の断面を有
し、その幅は前記板ばね3の幅よりも若干広く形成され
ている。また、サムターン4の端部には該板バネ3がカ
ム8から外れるのを防止するため、前記カム8よりも若
干断面形状が大きく形成されたストッパ9が形成されて
いる。
【0032】さらに、サムターン4の中間部には、図1
の座板2の裏側に形成された図示しない円形状の穴部に
対応する円形形状の鍔部4aが形成され、前記カム8と
鍔部4aとの間には、サムターン4が座板2の貫通部5
内で回動可能とするための円筒部4bが形成されてい
る。また、ストッパ9の端面には、サムターン4を図示
しない操作軸に結合するためのスリット4cが形成され
ている。
【0033】座板2には、前記サムターン4が貫通する
貫通部5が穿設されると共に、この貫通部5の図示しな
い座板2の裏側には前記鍔部8dに対応する円形穴部が
形成されている。貫通部5はストッパ9より若干大きい
開口を有する矩形状に形成され、その内壁はサムターン
の保持機構を組み立てた状態において円筒部4bと接触
し、この貫通部5内においてサムターン4が回動可能と
なっている。
【0034】貫通部5の周囲には、板ばね3を収納可能
とすべく略々逆台形状の凹部7が形成され、前記貫通部
5はこの凹部7の略々中央より若干上方に位置する。ま
た、貫通部5の下方には、板ばね押さえ部6が形成さ
れ、その上部6aはストッパ9の回動を可能とすべく円
弧状に形成され、その側面6bは垂直壁として形成され
ている。さらに、板ばね押さえ部6の下部と前記凹部7
の下方内壁間には板ばね3の連結部3bを収納可能とす
るため隙間7aが形成されている。また、板ばね押さえ
部6の表面と座板2の表面は同一平面内に位置してい
る。尚、座板2の上下端部付近には、座板2を浴室等の
扉に取り付けるための取付穴10が穿設されている。
【0035】次に、上記構成要素からなる本発明に係る
ドア錠におけるサムターンの保持機構の組立方法につい
て説明する。まず、板ばね3を凹部7に押し込む。この
際、連結部3bを板ばね押さえ部6の下部と凹部7の下
方内壁との間に形成された隙間7aに挿入する。そし
て、サムターン4を座板2の貫通部5に挿入する。この
際、貫通部5の開口形状は、ストッパ9の断面形状より
若干大きく形成されているため容易に貫通部5にサムタ
ーン4を挿入できる。そして、板ばね3の両脚部3aを
外側に広げると共に、両脚部3aの内側をストッパ9が
通過するようにしてサムターン4を押し込む。円筒部4
bが座板2に当接するまで押し込むと板ばね3はサムタ
ーン4のカム8の位置に達し、板ばね3がストッパ9と
係合してサムターン4が保持される。以上によりサムタ
ーンの座板への取り付けが完了する。
【0036】次に、図2を参照しつつ、上記サムターン
の保持機構によって保持されたサムターン4の動作につ
いて説明する。図2(a)は、サムターン4を座板2に
取り付けた状態をストッパ9側から見た図である。この
位置からサムターン4を略々45度回転させると図2
(b)に示す状態になる。この状態では、板ばね3がカ
ム8の対角線の長さの分だけ外側に拡開され弾性変形し
ている。さらに、サムターン4を同方向に45度回転さ
せると、図2(c)に示す状態となる。この状態は、図
2(a)の位置にあるサムターン4が90度回転した状
態であって、板ばね3の両脚部3aの距離は、カム8の
対向する辺の間の距離となっているため弾性変形を起こ
していない。以上のように、図2(a)の状態から図2
(c)に移行する際に、板ばね3が一旦拡開し、再び弾
性変形をしていない元の状態に復帰して、板ばね3の両
脚部3aの内面がカム8の表面に当接するため、節度を
持った切り替えが可能となる。
【0037】次に、本発明に係るドア錠の第2実施例に
おけるサムターンの保持機構1を図3に基づいて説明す
る。本実施例においては、上記第1実施例におけるU字
状の板ばね3の代わりに、2枚の平板状の板ばね3’が
相対向する位置に配置されると共に、この板ばね3’を
収容するための座板2に形成された凹部7’が上記第1
実施例とは異なる。その他の構造は第2実施例と同様で
ある。従って、本実施例におけるサムターン保持機構1
の第1実施例における部材と同一の部材については同一
の符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0038】本ドア錠におけるサムターンの保持機構1
は、板ばね3’と、回動部材としてのサムターン4の端
部に形成されたカム8と、ストッパ9と、座板2に形成
されたサムターン4の貫通部5と、板バネ3’を収容す
る凹部7’からなる。
【0039】板ばね3’は平板状に形成されている。一
方、サムターン4は第1実施例と同様の形状であって、
その端部に形成されたカム8は略々正方形の断面を有
し、その幅は前記2枚の板ばね3’の相対向する内面の
間隔よりも若干広く形成されている。
【0040】貫通部5の周囲には、板ばね3’を収納可
能とすべく矩形状の凹部7’が形成され、前記貫通部5
はこの凹部7’の略々中央に位置する。また、貫通部5
の上下には、板ばね押さえ部6’が形成され、その左右
には板ばね3’の両端を収納可能とするためスリット
7’aが形成されている。このスリット7’aは後述す
るサムターン4の動きを考慮して板ばね3’がスムーズ
に弾性変形できるような幅を有している。また、板ばね
押さえ部6’の表面と座板2の表面は同一平面内に位置
している。
【0041】次に、上記構成要素からなる本実施例にお
けるサムターンの保持機構の組立方法について説明す
る。まず、2枚の板ばね3’を凹部7’のスリット7’
aに押し込む。そして、サムターン4を座板2の貫通部
5に挿入する。そして、それぞれの板ばね3’の中央部
を外側に広げると共に、これらの間をストッパ9が通過
するようにしてサムターン4を押し込む。円筒部4bが
座板2に当接するまで押し込むと板ばね3’はサムター
ン4のカム8の位置に達し、板ばね3’がストッパ9と
係合してサムターン4が保持される。以上によりサムタ
ーンの座板への取り付けが完了する。
【0042】次に、図3を参照しつつ、上記サムターン
の保持機構によって保持されたサムターン4の動作につ
いて説明する。図3(a)は、サムターン4を座板2に
取り付けた状態をストッパ9側から見た図である。この
位置からサムターン4を略々45度回転させると図3
(b)に示す状態になる。この状態では、板ばね3’が
カム8の対角線の長さの分だけ外側に拡開され、弾性変
形している。さらに、サムターン4を同方向に45度回
転させると図3(c)に示す状態となる。この状態は、
図3(a)の位置にあるサムターン4が90度回転した
状態であって、板ばね3’の相対向する両面の間隔はカ
ム8の対向する辺の間の距離となっているため弾性変形
を起こしていない。以上のように、図3(a)の状態か
ら図3(c)に移行する際に、板ばね3’が一旦拡開
し、再び弾性変形をしていない元の状態に復帰して板ば
ね3’の相対向する両面がカム8の表面に当接するた
め、節度を持った切り替えが可能となる。
【0043】図4は、本発明に係るドア錠の第3実施例
におけるストッパ9を示す斜視図である。本実施例で
は、ストッパ9の形状が前記第1実施例と異なるのみで
他の構成は同じである。
【0044】本実施例においては、ストッパ9の相対向
する一対の側面9bと表面9aで形成される角部を面取
りして斜面9cとしている。この傾斜面9cを設けたの
は、サムターンの保持機構の組立をより容易にするため
である。すなわち、上記第1実施例においては、板ばね
3の両脚部3aを外側に拡開すると共に、両脚部3aの
内側をストッパ9が通過するようにして板ばね3を凹部
7に押し込むことによりサムターン4を座板2に取り付
けていた。
【0045】しかし、本実施例においては、まず、板ば
ね3を座板2の凹部7に挿入する。そして、ストッパ9
を座板2の貫通部5に挿入する。この場合、ストッパ9
に上記斜面9cを形成し、端面9aの幅が板ばね3の両
脚部3aの内面の間隔より狭いため、板ばね3を軽く押
さえつつ、係合部8を貫通部5に押し込むと、サムター
ン4を貫通孔5にスムーズに挿入でき、最終的に板ばね
3がカム8と当接してサムターンの保持機構の組立が完
了する。
【0046】次に、上記サムターンの保持機構をドアロ
ック装置に使用した例を図5及び図6に基づいて説明す
る。
【0047】図5は、浴室等において使用されるドアロ
ック装置の例を示す断面図である。ここで、本発明に係
るサムターンの保持機構はサムターン4及びエマージェ
ンシーターン11に使用されている。尚、サムターン4
とエマージェンシーターン11は操作軸12によって結
合されると共に、この操作軸12の中間部に図6に示す
カム23が装着され、このカム23の回動により後述す
るドア施解錠機構が駆動されるように構成されている。
【0048】図5において、サムターン4の存在する
側、すなわち図面の左側が浴室内であって、エマージェ
ンシーターン11の存在する側が浴室の外側である。エ
マージェンシーターン11を設けているのは、浴室内で
何らかの事故があった場合に備えたものである。
【0049】ドア18の両側には、座板2がボルト1
3、14によって固定され、座板2の貫通部5にはサム
ターン4及びエマージェンシーターン11が挿入される
とともに、それぞれが板ばね3によって保持されてい
る。板ばね3は、座板2に形成された凹部7に収納さ
れ、サムターン4及びエマージェンシーターン11が座
板2に保持されている。
【0050】サムターン4及びエマージェンシーターン
11の下方のドア18の両側には、レバーハンドル15
が備えられ、これらはハンドル軸16によって連結され
ている。
【0051】図5に示したドアロック装置の使用に際
し、浴室等を使用している場合には、サムターン4を回
転すると、操作軸12の中間部に配置したカム23が回
動してドア施解錠機構が駆動され、レバーハンドル15
が回動不可能となるため、ドアを開くことができなくな
る。一方、解錠する場合には、サムターン4又はエマー
ジェンシーターン11を回転させると、上記操作軸12
の中間部のカム23が回動して図6に示すドア施解錠機
構が駆動され、レバーハンドル15が回動可能となるた
め、浴室等の内側及び外側からドアを開けることができ
る。
【0052】図6は、ドア施解錠機構のケース組立体の
内部を示した図である。カム23には操作軸12が挿通
される。
【0053】サムターン4を回動するとカム23が回動
する。図6に示した状態は解錠状態であって、カム23
の突起23aによってストッパ24の上端24aが押し
上げられ、図示の位置に位置決めされているため、ハブ
プレート27の切り欠き27aがストッパ24の下端部
24bに当接せず、ハブプレート27は時計回りの回転
が可能となる。従って、ラッチ組立体29を介してラッ
チボルト34をケース内に引き込むことができる。
【0054】施錠の際には、サムターン4を時計方向に
回動することにより、ストッパ24を下方向に移動させ
る。すると、ストッパ24とハブプレート27が係合
し、ハブプレート27の時計回りの回転が規制され、ラ
ッチ組立体29が右方向に移動できず、ドアの施錠状態
が維持される。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、板ばねに
よって回動部材の位置決めと、回動部材の座板からの抜
け止めを同時に行うことができるため、構造が簡易で、
組み立ての容易な回動部材の保持機構を提供することが
できる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、単一の板ば
ねにより、回動部材の位置決めと、回動部材の座板から
の抜け止めを同時に行うことができるため、構造が簡易
で、組み立ての容易な回動部材の保持機構を提供するこ
とができる。
【0057】請求項3記載の発明によれば、簡単な形状
を有する2枚の板ばねにより回動部材の位置決めと、回
動部材の座板からの抜け止めを同時に行うことができる
ため、構造が簡易で、組み立ての容易な回動部材の保持
機構を提供することができる。
【0058】請求項4記載の発明によれば、板ばねを保
持しつつ回動部材を座板の貫通部へ挿入するのみで座板
に回動部材を取り付けることが可能となるため、さらに
組み立ての容易な回動部材の保持機構を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドア錠の第1実施例におけるサム
ターンの保持機構を示す斜視図である。
【図2】図1に示すサムターンの保持機構の動作説明図
である。
【図3】本発明に係るドア錠の第2実施例におけるサム
ターンの保持機構を示す正面図である。
【図4】本発明に係るドア錠の第3実施例におけるサム
ターンの保持機構の係合部を示す斜視図である。
【図5】図1に示すサムターンの保持機構をドアロック
装置に適用した場合を示す断面図である。
【図6】本発明に係るドア施解錠機構を示す断面図であ
る。
【図7】従来のドアロック装置の要部を示す正面図であ
る。
【図8】図6のドアロック装置の側断面図である。
【図9】図6のドアロック装置の分解斜視図である。
【図10】従来の座板を錠ケースに取り付けた状態を示
す要部断面図である。
【図11】図9のx−x線断面図である。
【図12】従来の座板を示す要部断面図である。
【図13】従来のサムターンの保持機構を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 サムターン取付機構 2 座板 3、3’ 板ばね 4 サムターン 5 貫通孔 6、6’ 板ばね押さえ部 7、7’ 係合凹部 8 カム 9 ストッパ 10 取付穴 11 エマージェンシーターン 12 操作軸 13、14 ボルト 15 レバーハンドル 16 ハンドル軸 23 カム 24 ストッパ 27 ハブプレート 29 ラッチ組立体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア内部に取り付けられ、該ドアの施解
    錠をおこなうドア施解錠機構と、該ドア施解錠機構を操
    作する操作軸と、該操作軸に連結される回動部材と、該
    回動部材を回動自在に支持する座板とからなるドア錠に
    おいて、 前記座板に前記回動部材が貫通する貫通部と、該貫通部
    の周囲に板ばねを収容する凹部とを形成し、前記回動部
    材の端部に前記操作軸が挿入される挿入部と、前記板ば
    ねの前記操作軸の軸方向の移動を規制するストッパと、
    該ストッパに隣接し、前記板ばねの相対向する面が当接
    する矩形断面を有するカムとを備えたことを特徴とする
    ドア錠。
  2. 【請求項2】 前記板ばねは、相対向する脚部と、該脚
    部を連結する連結部からなり、該脚部は前記カムに当接
    し、該連結部は前記凹部の側壁と、前記凹部内に形成し
    た板ばね押さえ部との間に収容されることを特徴とする
    請求項1記載のドア錠。
  3. 【請求項3】 前記板ばねは、相対向して配置された一
    対の平板状の板ばねであって、該一対の板ばねの相対向
    する面が前記カムに当接し、それぞれの板ばねの両端部
    が前記凹部内に形成したスリット部に収容されることを
    特徴とする請求項1記載のドア錠。
  4. 【請求項4】 前記ストッパは、前記カムの矩形断面よ
    り大きい矩形断面を有すると共に、該ストッパの前記座
    板の貫通部への挿入側端面と、該ストッパの相対向する
    それぞれの側面で形成される角部を面取りし、斜面を形
    成したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の
    ドア錠。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005002562A (ja) * 2003-06-09 2005-01-06 Miwa Lock Co Ltd 防犯サムターンユニット
JP2007138508A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Nakanishi Eng:Kk 施錠装置及びそれを用いた折り戸
JP2010119766A (ja) * 2008-11-21 2010-06-03 Fukuda Denshi Co Ltd 酸素濃縮器
JP2014098265A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Kawaguchi Giken Inc サムターンの回動装置

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