JPH0972297A - クロスフローファン及び空気調和装置 - Google Patents
クロスフローファン及び空気調和装置Info
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- JPH0972297A JPH0972297A JP7343362A JP34336295A JPH0972297A JP H0972297 A JPH0972297 A JP H0972297A JP 7343362 A JP7343362 A JP 7343362A JP 34336295 A JP34336295 A JP 34336295A JP H0972297 A JPH0972297 A JP H0972297A
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- blades
- fan
- cross
- flow fan
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 干渉音のエネルギを低減してNZ音を抑制
し、低騒音化を図る。 【解決手段】 回転軸心方向に延びる複数枚の翼(40,
40,…)を不等ピッチで周方向に配列して成るファン体
(30,30,…)を回転軸心方向に複数個配置している。
翼(40,40,…)は、回転軸心Oと直交する横断面の翼
形(4S)が何れの断面位置においても回転軸心Oに対し
て同一形状となるように翼(40,40,…)の一方の側端
面から他方の側端面にいくに従って回転軸心Oを中心に
捩れた捩れ形状に形成している。且つ隣り合うファン体
(30,30)の翼(40,40,…)は連続し、特に、翼(4
0,40,…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長
された状態で捩れ角が50°以上になる捩れ形状に形成
している。
し、低騒音化を図る。 【解決手段】 回転軸心方向に延びる複数枚の翼(40,
40,…)を不等ピッチで周方向に配列して成るファン体
(30,30,…)を回転軸心方向に複数個配置している。
翼(40,40,…)は、回転軸心Oと直交する横断面の翼
形(4S)が何れの断面位置においても回転軸心Oに対し
て同一形状となるように翼(40,40,…)の一方の側端
面から他方の側端面にいくに従って回転軸心Oを中心に
捩れた捩れ形状に形成している。且つ隣り合うファン体
(30,30)の翼(40,40,…)は連続し、特に、翼(4
0,40,…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長
された状態で捩れ角が50°以上になる捩れ形状に形成
している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスフローファ
ン及び該クロスフローファンを備えた空気調和装置に関
し、特に、翼形状及び風向対策に係るものである。
ン及び該クロスフローファンを備えた空気調和装置に関
し、特に、翼形状及び風向対策に係るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、クロスフローファンは、回転軸
心方向に複数枚の仕切板が所定間隔を存して平行に配置
されると共に、各仕切板の間に複数枚の翼が周方向に配
列されて構成されている。そして、上記仕切板と仕切板
との間で1つのファン体を構成し、いわゆる連を構成
し、例えば、10連で1つの本体を構成している。
心方向に複数枚の仕切板が所定間隔を存して平行に配置
されると共に、各仕切板の間に複数枚の翼が周方向に配
列されて構成されている。そして、上記仕切板と仕切板
との間で1つのファン体を構成し、いわゆる連を構成
し、例えば、10連で1つの本体を構成している。
【0003】一方、上記クロスフローファンにおいて
は、回転時に貫流渦又は舌部との干渉によって、回転数
(N)と翼枚数(Z)との積の周波数で発生する回転騒
音(以下、NZ音という。)が大きいという問題があっ
た。
は、回転時に貫流渦又は舌部との干渉によって、回転数
(N)と翼枚数(Z)との積の周波数で発生する回転騒
音(以下、NZ音という。)が大きいという問題があっ
た。
【0004】このNZ音を低減するために、従来、例え
ば、実開平3−73697号公報に開示されているよう
に、翼のピッチをランダムにして不等ピッチにするも
の、また、特開平6−173886号公報に開示されて
いるように、各ファン体の翼の位相をずらし、いわゆる
スキューを付けるようにしたもの、また、特開平5−1
0597号公報に開示されているように、各ファン体の
翼を傾斜させたもの、また、特開平3−194196号
公報に開示されているように、各ファン体の翼に段を形
成して各ファン体の翼を異なる形状に形成したものがあ
る。
ば、実開平3−73697号公報に開示されているよう
に、翼のピッチをランダムにして不等ピッチにするも
の、また、特開平6−173886号公報に開示されて
いるように、各ファン体の翼の位相をずらし、いわゆる
スキューを付けるようにしたもの、また、特開平5−1
0597号公報に開示されているように、各ファン体の
翼を傾斜させたもの、また、特開平3−194196号
公報に開示されているように、各ファン体の翼に段を形
成して各ファン体の翼を異なる形状に形成したものがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したクロスフロー
ファンにおいて、不等ピッチにしたものや、スキューを
付けたものは、翼が直線であるため、各ファン体におけ
る干渉音が同一位相で発生するので、NZ音を十分に低
減することができないという問題があった。
ファンにおいて、不等ピッチにしたものや、スキューを
付けたものは、翼が直線であるため、各ファン体におけ
る干渉音が同一位相で発生するので、NZ音を十分に低
減することができないという問題があった。
【0006】また、翼を傾斜したものでは、外径が小さ
くなるという問題があった。つまり、図29及び図30
に示すように、ファン体(a)の翼(b,b,…)は、
仕切板(c)から隣り合うファン体(a)の仕切板
(c)に向って傾斜し、そして、翼(b,b,…)の内
側縁及び外側縁は直線状であるので、ファン体(a)は
全体にほぼ鼓状になる。この結果、上記ファン体(a)
は翼(b,b,…)の中央における外径Dcが両端の外径
Dsより小さくなる。
くなるという問題があった。つまり、図29及び図30
に示すように、ファン体(a)の翼(b,b,…)は、
仕切板(c)から隣り合うファン体(a)の仕切板
(c)に向って傾斜し、そして、翼(b,b,…)の内
側縁及び外側縁は直線状であるので、ファン体(a)は
全体にほぼ鼓状になる。この結果、上記ファン体(a)
は翼(b,b,…)の中央における外径Dcが両端の外径
Dsより小さくなる。
【0007】したがって、翼(b,b,…)の中央で
は、周速度が両端より遅くなることから性能が低下する
という問題があった。特に、翼(b,b,…)の傾斜角
度を大きくすると、外径が顕著に小さくなり、更に、製
造方法によっては翼断面の変形等が生じ、性能が低下す
るという問題があった。
は、周速度が両端より遅くなることから性能が低下する
という問題があった。特に、翼(b,b,…)の傾斜角
度を大きくすると、外径が顕著に小さくなり、更に、製
造方法によっては翼断面の変形等が生じ、性能が低下す
るという問題があった。
【0008】また、翼に段を形成するものにおいても、
外径が小さくなる部分が形成されることになって、性能
が低下するという問題があった。
外径が小さくなる部分が形成されることになって、性能
が低下するという問題があった。
【0009】以上のように、何れのクロスフローファン
においても、干渉音が特定の周波数に集中しないように
分散させてNZ音の低減を図るようにしているものの、
従来の低減方法は、干渉音を分散させているに過ぎない
ため、NZ音のエネルギとしては十分に低減されておら
ず、この結果、NZ音の低減が不十分であるという問題
があった。
においても、干渉音が特定の周波数に集中しないように
分散させてNZ音の低減を図るようにしているものの、
従来の低減方法は、干渉音を分散させているに過ぎない
ため、NZ音のエネルギとしては十分に低減されておら
ず、この結果、NZ音の低減が不十分であるという問題
があった。
【0010】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、干渉音のエネルギを低減してNZ音を抑制し、低騒
音化を図ることを目的とするものである。
で、干渉音のエネルギを低減してNZ音を抑制し、低騒
音化を図ることを目的とするものである。
【0011】また、他の発明は、低騒音化を図ると同時
に、空気の流出方向を調節し得るようにすることを目的
とするものである。
に、空気の流出方向を調節し得るようにすることを目的
とするものである。
【0012】
−発明の概要− 本発明は、翼を捩れ形状にすることによって、多種類の
干渉音が互いに相殺するようにしてNZ音を低減したも
のである。
干渉音が互いに相殺するようにしてNZ音を低減したも
のである。
【0013】また、他の発明は、捩れ形状の翼を備えた
クロスフローファンを設けることによって、空気の吹出
領域を調節するようにしたものである。
クロスフローファンを設けることによって、空気の吹出
領域を調節するようにしたものである。
【0014】−発明の特定事項− 具体的に、請求項1に係る発明が講じた手段は、先ず、
回転軸心方向に延びる複数枚の翼(40,40,…)を周方
向に配列して成るファン体(30,30,…)が回転軸心方
向に複数個配置されているクロスフローファンを前提と
している。そして、上記翼(40,40,…)は、該翼(4
0,40,…)の一方の側端面から他方の側端面にいくに
従って回転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形成されて
いる。
回転軸心方向に延びる複数枚の翼(40,40,…)を周方
向に配列して成るファン体(30,30,…)が回転軸心方
向に複数個配置されているクロスフローファンを前提と
している。そして、上記翼(40,40,…)は、該翼(4
0,40,…)の一方の側端面から他方の側端面にいくに
従って回転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形成されて
いる。
【0015】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1記載の発明において、翼(40,40,
…)は、回転軸心Oと直交する横断面の翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように捩れた捩れ形状に形成されたものである。
は、上記請求項1記載の発明において、翼(40,40,
…)は、回転軸心Oと直交する横断面の翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように捩れた捩れ形状に形成されたものである。
【0016】また、上記請求項1又は2記載の発明にお
いて、請求項3に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)が不等ピッチで配列
されたもので、また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、隣り合うファン体(30,30)の翼(40,40,…)が
連続するように形成されたもので、また、請求項5に係
る発明が講じた手段は、隣り合うファン体(30,30)の
翼(40,40,…)が不連続状態になるように形成された
もので、また、請求項6に係る発明が講じた手段は、翼
(40,40,…)の捩れ方向が同一方向に形成されたファ
ン体(30,30,…)で構成されたもので、また、請求項
7に係る発明が講じた手段は、翼(40,40,…)の捩れ
方向が逆方向に形成された2種類のファン体(30,30,
…)で構成されたものである。
いて、請求項3に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)が不等ピッチで配列
されたもので、また、請求項4に係る発明が講じた手段
は、隣り合うファン体(30,30)の翼(40,40,…)が
連続するように形成されたもので、また、請求項5に係
る発明が講じた手段は、隣り合うファン体(30,30)の
翼(40,40,…)が不連続状態になるように形成された
もので、また、請求項6に係る発明が講じた手段は、翼
(40,40,…)の捩れ方向が同一方向に形成されたファ
ン体(30,30,…)で構成されたもので、また、請求項
7に係る発明が講じた手段は、翼(40,40,…)の捩れ
方向が逆方向に形成された2種類のファン体(30,30,
…)で構成されたものである。
【0017】また、上記請求項1又は2記載の発明にお
いて、請求項8に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が60°以上
になる捩れ形状に形成されたもので、また、請求項9に
係る発明が講じた手段は、各ファン体(30,30,…)の
翼(40,40,…)は、本体全長の1側端から他側端まで
延長された状態で捩れ角が360°になる捩れ形状に形
成されたもので、また、請求項10に係る発明が講じた
手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が120°以上で360°以下になる捩れ形状に
形成されたもので、また、請求項11に係る発明が講じ
た手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,40,
…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状
態で捩れ角が150°以上で270°以下になる捩れ形
状に形成されたもので、また、請求項12に係る発明が
講じた手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,4
0,…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長され
た状態で捩れ角が60°以上で150°以下になる捩れ
形状に形成されたものである。
いて、請求項8に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が60°以上
になる捩れ形状に形成されたもので、また、請求項9に
係る発明が講じた手段は、各ファン体(30,30,…)の
翼(40,40,…)は、本体全長の1側端から他側端まで
延長された状態で捩れ角が360°になる捩れ形状に形
成されたもので、また、請求項10に係る発明が講じた
手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が120°以上で360°以下になる捩れ形状に
形成されたもので、また、請求項11に係る発明が講じ
た手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,40,
…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状
態で捩れ角が150°以上で270°以下になる捩れ形
状に形成されたもので、また、請求項12に係る発明が
講じた手段は、各ファン体(30,30,…)の翼(40,4
0,…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長され
た状態で捩れ角が60°以上で150°以下になる捩れ
形状に形成されたものである。
【0018】また、請求項13に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1又は2記載の発明において、各ファン
体(30,30,…)の翼(40,40,…)が等ピッチで配列
されたものである。
は、上記請求項1又は2記載の発明において、各ファン
体(30,30,…)の翼(40,40,…)が等ピッチで配列
されたものである。
【0019】また、上記請求項13記載の発明におい
て、請求項14に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が翼(40,4
0,…)の1ピッチに対応した捩れ形状に形成されたも
ので、また、請求項15に係る発明が講じた手段は、各
ファン体(30,30,…)の翼(40,40,…)は、ファン
体(30,30,…)の1側端から他側端までの捩れ角が翼
(40,40,…)の1ピッチに対応した捩れ形状に形成さ
れたものである。
て、請求項14に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が翼(40,4
0,…)の1ピッチに対応した捩れ形状に形成されたも
ので、また、請求項15に係る発明が講じた手段は、各
ファン体(30,30,…)の翼(40,40,…)は、ファン
体(30,30,…)の1側端から他側端までの捩れ角が翼
(40,40,…)の1ピッチに対応した捩れ形状に形成さ
れたものである。
【0020】また、上記請求項1又は2記載の発明にお
いて、請求項16に係る発明が講じた手段は、各ファン
体(30,30,…)における翼(40,40,…)は、本体全
長の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ角が5
0°以上になる捩れ形状に形成されたもので、また、請
求項17に係る発明が講じた手段は、各ファン体(30,
30,…)における翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が50°以上
で300°以下になる捩れ形状に形成されたもので、ま
た、請求項18に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)における翼(40,40,…)は、本体全長
の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ角が12
0°以上で240°以下になる捩れ形状に形成されたも
ので、また、請求項19に係る発明が講じた手段は、各
ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)は、
本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ
角が50°以上で150°以下になる捩れ形状に形成さ
れたもので、また、請求項20に係る発明が講じた手段
は、各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,
…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状
態で捩れ角が50°以上で120°以下になる捩れ形状
に形成されたものである。
いて、請求項16に係る発明が講じた手段は、各ファン
体(30,30,…)における翼(40,40,…)は、本体全
長の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ角が5
0°以上になる捩れ形状に形成されたもので、また、請
求項17に係る発明が講じた手段は、各ファン体(30,
30,…)における翼(40,40,…)は、本体全長の1側
端から他側端まで延長された状態で捩れ角が50°以上
で300°以下になる捩れ形状に形成されたもので、ま
た、請求項18に係る発明が講じた手段は、各ファン体
(30,30,…)における翼(40,40,…)は、本体全長
の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ角が12
0°以上で240°以下になる捩れ形状に形成されたも
ので、また、請求項19に係る発明が講じた手段は、各
ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)は、
本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で捩れ
角が50°以上で150°以下になる捩れ形状に形成さ
れたもので、また、請求項20に係る発明が講じた手段
は、各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,
…)は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状
態で捩れ角が50°以上で120°以下になる捩れ形状
に形成されたものである。
【0021】また、請求項21に係る発明が講じた手段
は、上記請求項1又は2記載の発明において、両側端の
ファン体(30,30)における外側部の前方には、ディフ
ューザ(17,17)が流体の流出方向に沿って配置された
ものである。
は、上記請求項1又は2記載の発明において、両側端の
ファン体(30,30)における外側部の前方には、ディフ
ューザ(17,17)が流体の流出方向に沿って配置された
ものである。
【0022】また、請求項22に係る発明が講じた手段
は、先ず、吸込口(13)及び吹出口(14)が形成された
ケーシング(11)と、該ケーシング(11)の内部に設け
られ、吸込口(13)に近接して配置された熱交換器(1
2)と、上記ケーシング(11)の内部に設けられ、吹出
口(14)に近接して配置されたクロスフローファン(2
0)とを備えた空気調和装置を前提としている。そし
て、上記クロスフローファン(20)は、回転軸心方向に
延びる複数枚の翼(40,40,…)を周方向に配列して成
るファン体(30,30,…)が回転軸心方向に複数個配置
されて構成されている。加えて、上記各ファン体(30,
30,…)が翼(40,40,…)は、クロスフローファン
(20)の回転軸心Oに直交する真直前方に対して空気の
流出方向が所定角度だけ傾斜するように、翼(40,40,
…)の一方の側端面から他方の側端面にいくに従って回
転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形成されている。
は、先ず、吸込口(13)及び吹出口(14)が形成された
ケーシング(11)と、該ケーシング(11)の内部に設け
られ、吸込口(13)に近接して配置された熱交換器(1
2)と、上記ケーシング(11)の内部に設けられ、吹出
口(14)に近接して配置されたクロスフローファン(2
0)とを備えた空気調和装置を前提としている。そし
て、上記クロスフローファン(20)は、回転軸心方向に
延びる複数枚の翼(40,40,…)を周方向に配列して成
るファン体(30,30,…)が回転軸心方向に複数個配置
されて構成されている。加えて、上記各ファン体(30,
30,…)が翼(40,40,…)は、クロスフローファン
(20)の回転軸心Oに直交する真直前方に対して空気の
流出方向が所定角度だけ傾斜するように、翼(40,40,
…)の一方の側端面から他方の側端面にいくに従って回
転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形成されている。
【0023】ことを特徴とする空気調和装置。
【0024】また、請求項23に係る発明が講じた手段
は、上記請求項22記載の発明において、クロスフロー
ファン(20)の翼(40,40,…)は、回転軸心Oと直交
する横断面の翼形(4S)が何れの断面位置においても回
転軸心Oに対して同一形状となるように捩れた捩れ形状
に形成されたものである。
は、上記請求項22記載の発明において、クロスフロー
ファン(20)の翼(40,40,…)は、回転軸心Oと直交
する横断面の翼形(4S)が何れの断面位置においても回
転軸心Oに対して同一形状となるように捩れた捩れ形状
に形成されたものである。
【0025】ことを特徴とする空気調和装置。
【0026】また、上記請求項22又は23記載の発明
において、請求項24に係る発明が講じた手段は、クロ
スフローファン(20)における右半分のファン体(30,
30,…)と左半分のファン体(30,30,…)とは、翼
(40,40,…)の捩れ方向が逆方向に形成されたもの
で、また、請求項25に係る発明が講じた手段は、吹出
口(14)には、複数のフラップ(16,16,…)が所定間
隔を存して並列に配置されたもので、また、請求項26
に係る発明が講じた手段は、吹出口(14)の両側のケー
シング(11)の側壁(17,17)は、空気の流出方向に沿
う形状に形成されたものである。
において、請求項24に係る発明が講じた手段は、クロ
スフローファン(20)における右半分のファン体(30,
30,…)と左半分のファン体(30,30,…)とは、翼
(40,40,…)の捩れ方向が逆方向に形成されたもの
で、また、請求項25に係る発明が講じた手段は、吹出
口(14)には、複数のフラップ(16,16,…)が所定間
隔を存して並列に配置されたもので、また、請求項26
に係る発明が講じた手段は、吹出口(14)の両側のケー
シング(11)の側壁(17,17)は、空気の流出方向に沿
う形状に形成されたものである。
【0027】−作用− 上記の構成により、本発明では、各ファン体(30,30,
…)を一体に回転すると、例えば、請求項22及び請求
項23に係る発明によれば、クロスフローファン(20)
を回転すると、室内空気が吸込口(13)よりケーシング
(11)に吸い込まれ、熱交換器(12)で冷媒と熱交換し
て温風又は冷風の調和空気となり、この調和空気が吹出
口(14)より室内に吹き出される。
…)を一体に回転すると、例えば、請求項22及び請求
項23に係る発明によれば、クロスフローファン(20)
を回転すると、室内空気が吸込口(13)よりケーシング
(11)に吸い込まれ、熱交換器(12)で冷媒と熱交換し
て温風又は冷風の調和空気となり、この調和空気が吹出
口(14)より室内に吹き出される。
【0028】そして、上記各ファン体(30,30,…)を
通って空気が流れることになるが、例えば、舌部(15)
の近傍を翼(40,40,…)が通過する際にNZ音が発生
し、又は上記ファン体(30,30,…)で渦が生じ、この
渦を翼(40,40,…)が通過する際にNZ音が発生す
る。その際、翼(40,40,…)が捩れ形状に形成されて
いるので、干渉音が互いに打ち消し合ってNZ音が低減
され、騒音の音圧レベルが低減されることになる。
通って空気が流れることになるが、例えば、舌部(15)
の近傍を翼(40,40,…)が通過する際にNZ音が発生
し、又は上記ファン体(30,30,…)で渦が生じ、この
渦を翼(40,40,…)が通過する際にNZ音が発生す
る。その際、翼(40,40,…)が捩れ形状に形成されて
いるので、干渉音が互いに打ち消し合ってNZ音が低減
され、騒音の音圧レベルが低減されることになる。
【0029】特に、翼(40,40,…)が捩れていない場
合(捩れ角θ=0)の翼弦長さに比して、翼(40,40,
…)を所定の捩れ角θにすると、翼弦長さが増加するこ
とになる。この結果、翼(40,40,…)の単位面積辺り
の風量が等しいとすると、回転数当りの風量が増加し、
性能が向上することになる。
合(捩れ角θ=0)の翼弦長さに比して、翼(40,40,
…)を所定の捩れ角θにすると、翼弦長さが増加するこ
とになる。この結果、翼(40,40,…)の単位面積辺り
の風量が等しいとすると、回転数当りの風量が増加し、
性能が向上することになる。
【0030】また、上記翼(40,40,…)は、外側縁
(41)及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の直
線状の翼(b,b,…)に比してファン体(30,30,
…)の外径が両側端に亘って鼓状になることなく等しく
なる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周
速度が従来に比して速くなり、性能が向上することにな
る。
(41)及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の直
線状の翼(b,b,…)に比してファン体(30,30,
…)の外径が両側端に亘って鼓状になることなく等しく
なる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周
速度が従来に比して速くなり、性能が向上することにな
る。
【0031】また、請求項21に係る発明によれば、デ
ィフューザ(17,17)を空気の流れに沿うようにしてい
るので、空気とディフューザ(17,17)との衝突が軽減
されて損失が低減され、性能が向上することになる。
ィフューザ(17,17)を空気の流れに沿うようにしてい
るので、空気とディフューザ(17,17)との衝突が軽減
されて損失が低減され、性能が向上することになる。
【0032】また、請求項22〜請求項25に係る発明
によれば、左右で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向
にしたクロスフローファン(20)を設けるようにしたた
めに、空気の吹出方向を使用目的に対応した広範囲又は
中央部に集中した狭い範囲に調節することができるの
で、所謂ワイド吹出や集中吹出を容易に実現することが
できる。
によれば、左右で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向
にしたクロスフローファン(20)を設けるようにしたた
めに、空気の吹出方向を使用目的に対応した広範囲又は
中央部に集中した狭い範囲に調節することができるの
で、所謂ワイド吹出や集中吹出を容易に実現することが
できる。
【0033】また、請求項26に係る発明によれば、ケ
ーシング(11)における吹出口(14)の側壁(17,17)
を空気の流れに沿うようにしているので、ワイド吹出等
をより容易に実現することができる。
ーシング(11)における吹出口(14)の側壁(17,17)
を空気の流れに沿うようにしているので、ワイド吹出等
をより容易に実現することができる。
【0034】
【発明の効果】従って、本発明によれば、各ファン体
(30,30,…)の翼(40,40,…)を捩れ形状に形成し
たために、干渉音SWが翼(40,40,…)のピッチを周期
とする正弦波として発生することになるが、各翼(40,
40,…)で干渉音SWの位相がずれるので、各干渉音SWが
打ち消し合い、NZ音を低減することができ、騒音の音
圧レベルを低減することができる。
(30,30,…)の翼(40,40,…)を捩れ形状に形成し
たために、干渉音SWが翼(40,40,…)のピッチを周期
とする正弦波として発生することになるが、各翼(40,
40,…)で干渉音SWの位相がずれるので、各干渉音SWが
打ち消し合い、NZ音を低減することができ、騒音の音
圧レベルを低減することができる。
【0035】また、請求項2に係る発明によれば、各フ
ァン体(30,30,…)の翼(40,40,…)を、翼形(4
S)が何れの断面位置においても回転軸心Oに対して同
一形状になるように形成したため、空気の流入角及び流
出角が何れの断面位置でも同一にすることができるの
で、最適な流入角及び流出角を保つことができ、性能の
低下を確実に防止することができる。
ァン体(30,30,…)の翼(40,40,…)を、翼形(4
S)が何れの断面位置においても回転軸心Oに対して同
一形状になるように形成したため、空気の流入角及び流
出角が何れの断面位置でも同一にすることができるの
で、最適な流入角及び流出角を保つことができ、性能の
低下を確実に防止することができる。
【0036】また、翼(40,40,…)が捩れていない場
合(捩れ角θ=0)に比して、翼(40,40,…)を捩り
形状にするとしたために、翼弦長さを増加させることが
できるので、回転数当りの風量を増加せることができ、
性能の向上を図ることができる。
合(捩れ角θ=0)に比して、翼(40,40,…)を捩り
形状にするとしたために、翼弦長さを増加させることが
できるので、回転数当りの風量を増加せることができ、
性能の向上を図ることができる。
【0037】また、翼(40,40,…)は、外側縁(41)
及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の直線状の
翼では中央で外径が小さくなるのに対して、ファン体
(30,30,…)の外径が両側端に亘って等しくすること
ができる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部
の周速度を従来に比して速くすることができ、性能の向
上を図ることができる。
及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の直線状の
翼では中央で外径が小さくなるのに対して、ファン体
(30,30,…)の外径が両側端に亘って等しくすること
ができる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部
の周速度を従来に比して速くすることができ、性能の向
上を図ることができる。
【0038】特に、請求項8に係る発明によれば、60
°以上の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定する
ことにより、この範囲のほぼ全体に亘ってシミュレーシ
ョンによる騒音の音圧レベルを低減することができる。
°以上の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定する
ことにより、この範囲のほぼ全体に亘ってシミュレーシ
ョンによる騒音の音圧レベルを低減することができる。
【0039】また、請求項10に係る発明によれば、1
20°から360°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、シミュレーションによる広帯
域騒音とNZ音とを重畳した音圧レベルがほぼフラット
となり、さらに騒音の音圧レベルを低減することができ
る。
20°から360°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、シミュレーションによる広帯
域騒音とNZ音とを重畳した音圧レベルがほぼフラット
となり、さらに騒音の音圧レベルを低減することができ
る。
【0040】また、請求項11に係る発明によれば、1
50°から270°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、シミュレーションによる広帯
域騒音とNZ音とを重畳した音圧レベルがほぼ最低値と
なり、確実に騒音の音圧レベルを低減することができ
る。
50°から270°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、シミュレーションによる広帯
域騒音とNZ音とを重畳した音圧レベルがほぼ最低値と
なり、確実に騒音の音圧レベルを低減することができ
る。
【0041】また、請求項12に係る発明によれば、6
0°から150°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θ
を設定することにより、旋回流を考慮して上記広帯域騒
音とNZ音と吹出音とを重畳したシミュレーションによ
る騒音の音圧レベルがほぼ最低値となり、確実に全体騒
音の音圧レベルを低減することができる。
0°から150°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θ
を設定することにより、旋回流を考慮して上記広帯域騒
音とNZ音と吹出音とを重畳したシミュレーションによ
る騒音の音圧レベルがほぼ最低値となり、確実に全体騒
音の音圧レベルを低減することができる。
【0042】また、上記NZ音を低減することができる
ので、舌部(15)とクロスフローファン(20)との間隔
を小さく設定することができる。この結果、同一回転数
当たりの風量を増加することができる。
ので、舌部(15)とクロスフローファン(20)との間隔
を小さく設定することができる。この結果、同一回転数
当たりの風量を増加することができる。
【0043】また、サージング領域を小さくすることが
できるので、全体形状の薄形化を図ることができると共
に、安定した領域で使用することができる。
できるので、全体形状の薄形化を図ることができると共
に、安定した領域で使用することができる。
【0044】また、請求項7に係る発明によれば、翼
(40,40,…)の捩れ方向が異なる2種類のファン体
(30,30,…)で構成するようにしたために、旋回流の
抑制を図ることができる。
(40,40,…)の捩れ方向が異なる2種類のファン体
(30,30,…)で構成するようにしたために、旋回流の
抑制を図ることができる。
【0045】また、請求項13に係る発明によれば、翼
(40,40,…)を等ピッチに配列しているので、性能の
向上を図ることができると同時に、干渉音を相殺させる
ことができ、NZ音の低減を図ることができる。
(40,40,…)を等ピッチに配列しているので、性能の
向上を図ることができると同時に、干渉音を相殺させる
ことができ、NZ音の低減を図ることができる。
【0046】また、請求項16に係る発明によれば、翼
(40,40,…)の捩れ角θを50°以上の範囲に、ま
た、請求項17に係る発明では、50°〜300°の範
囲に設定することにより、ほぼ全体に亘って実験結果に
よる騒音の音圧レベルを低減することができる。
(40,40,…)の捩れ角θを50°以上の範囲に、ま
た、請求項17に係る発明では、50°〜300°の範
囲に設定することにより、ほぼ全体に亘って実験結果に
よる騒音の音圧レベルを低減することができる。
【0047】また、請求項18に係る発明によれば、広
帯域騒音とNZ音とが重畳した実験結果による騒音の音
圧レベルがほぼフラットとなる120°から240°の
範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定することによ
り、さらに騒音の音圧レベルを低減することができる。
帯域騒音とNZ音とが重畳した実験結果による騒音の音
圧レベルがほぼフラットとなる120°から240°の
範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定することによ
り、さらに騒音の音圧レベルを低減することができる。
【0048】また、請求項19に係る発明によれば、広
帯域騒音とNZ音とが重畳した実験結果による騒音の音
圧レベル、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による騒音の音圧レベルが低くなる50°以
上の捩れ角θで、且つ同一回転数当りの風量比が低下し
ない150°までの捩れ角θに設定することにより、確
実に騒音の音圧レベルを低減することができると共に、
風量の低減を防止することができる。つまり、翼(40,
40,…)の捩れ角θによって回転数を低減して捩れてい
ない翼(40,40,…)と同一の風量を確保することがで
き、より広帯域騒音等の低減を図ることができる。
帯域騒音とNZ音とが重畳した実験結果による騒音の音
圧レベル、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による騒音の音圧レベルが低くなる50°以
上の捩れ角θで、且つ同一回転数当りの風量比が低下し
ない150°までの捩れ角θに設定することにより、確
実に騒音の音圧レベルを低減することができると共に、
風量の低減を防止することができる。つまり、翼(40,
40,…)の捩れ角θによって回転数を低減して捩れてい
ない翼(40,40,…)と同一の風量を確保することがで
き、より広帯域騒音等の低減を図ることができる。
【0049】また、請求項20に係る発明によれば、旋
回流を考慮して広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による騒音の音圧レベルがほぼ最低値となる
50°から120°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、確実に全体騒音の音圧レベル
を低減することができる。
回流を考慮して広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による騒音の音圧レベルがほぼ最低値となる
50°から120°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、確実に全体騒音の音圧レベル
を低減することができる。
【0050】また、請求項21に係る発明によれば、デ
ィフューザ(17,17)を空気流れに沿って傾斜させるよ
うにしたために、空気とディフューザ(17,17)との衝
突を回避することができる。この結果、衝突による損失
を防止することができるので、風量の増大を図ることが
できる。
ィフューザ(17,17)を空気流れに沿って傾斜させるよ
うにしたために、空気とディフューザ(17,17)との衝
突を回避することができる。この結果、衝突による損失
を防止することができるので、風量の増大を図ることが
できる。
【0051】また、請求項22〜請求項25に係る発明
によれば、左右で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向
にしたクロスフローファン(20)を設けるようにしたた
めに、空気の吹出方向を使用目的に対応した広範囲や狭
い範囲に調節することができるので、所謂ワイド吹出や
集中吹出を容易に実現することができる。
によれば、左右で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向
にしたクロスフローファン(20)を設けるようにしたた
めに、空気の吹出方向を使用目的に対応した広範囲や狭
い範囲に調節することができるので、所謂ワイド吹出や
集中吹出を容易に実現することができる。
【0052】また、フラップ(16,16,…)による抵抗
が軽減されて所謂ワイド吹出等を実現することができる
と共に、騒音の低減を図ることができる一方、クロスフ
ローファン(20)の翼(40,40,…)の捩れ角を任意に
設定することができるので、空気の吹出方向を容易に設
定することができる。
が軽減されて所謂ワイド吹出等を実現することができる
と共に、騒音の低減を図ることができる一方、クロスフ
ローファン(20)の翼(40,40,…)の捩れ角を任意に
設定することができるので、空気の吹出方向を容易に設
定することができる。
【0053】また、フラップ(16,16,…)を省略して
所謂ワイド吹出等を実現することができるので、抵抗が
なく、性能の向上を図ることができると共に、部品点数
の低減を図ることができる。
所謂ワイド吹出等を実現することができるので、抵抗が
なく、性能の向上を図ることができると共に、部品点数
の低減を図ることができる。
【0054】また、請求項26に係る発明によれば、ケ
ーシング(11)の吹出口(14)の両側壁(17,17)を空
気流れ方向に沿うように形成したために、吹出空気をよ
りワイド吹出にすることができるので、空調性能の向上
を図ることができる。
ーシング(11)の吹出口(14)の両側壁(17,17)を空
気流れ方向に沿うように形成したために、吹出空気をよ
りワイド吹出にすることができるので、空調性能の向上
を図ることができる。
【0055】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の実施形態1を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0056】図1に示すように、壁掛式の空気調和装置
(10)は、ケーシング(11)の内部に、ほぼ逆V字状の
熱交換器(12)が収納されると共に、クロスフローファ
ン(20)が収納されて構成されている。上記ケーシング
(11)には、前面上部から上面に亘って吸込口(13)が
形成される一方、前面下部に吹出口(14)が形成されて
いる。
(10)は、ケーシング(11)の内部に、ほぼ逆V字状の
熱交換器(12)が収納されると共に、クロスフローファ
ン(20)が収納されて構成されている。上記ケーシング
(11)には、前面上部から上面に亘って吸込口(13)が
形成される一方、前面下部に吹出口(14)が形成されて
いる。
【0057】更に、上記ケーシング(11)の内部には、
該ケーシング(11)の内部を低圧側と高圧側とに仕切る
舌部(15)がクロスフローファン(20)に近接して形成
されている。そして、上記クロスフローファン(20)を
回転すると、室内空気が吸込口(13)よりケーシング
(11)に吸い込まれ、熱交換器(12)で冷媒と熱交換し
て温風又は冷風の調和空気となり、この調和空気がクロ
スフローファン(20)を通って吹出口(14)より室内に
吹き出されることになる。
該ケーシング(11)の内部を低圧側と高圧側とに仕切る
舌部(15)がクロスフローファン(20)に近接して形成
されている。そして、上記クロスフローファン(20)を
回転すると、室内空気が吸込口(13)よりケーシング
(11)に吸い込まれ、熱交換器(12)で冷媒と熱交換し
て温風又は冷風の調和空気となり、この調和空気がクロ
スフローファン(20)を通って吹出口(14)より室内に
吹き出されることになる。
【0058】上記クロスフローファン(20)は、図2〜
図4に示すように、いわゆる連を構成するファン体(3
0,30,…)が回転軸心方向に複数配置されて構成され
ている。この各ファン体(30,30,…)は、両側の仕切
板(31,31)の間に翼列を構成する複数の翼(40,40,
…)が周方向に配列されて構成されている。
図4に示すように、いわゆる連を構成するファン体(3
0,30,…)が回転軸心方向に複数配置されて構成され
ている。この各ファン体(30,30,…)は、両側の仕切
板(31,31)の間に翼列を構成する複数の翼(40,40,
…)が周方向に配列されて構成されている。
【0059】そして、上記ファン体(30,30,…)は、
例えば、10連接続されて本体(21)を構成し、該本体
(21)の両側に位置する仕切板(31,31)に回転軸(2
2)が取り付けられており、図示しないが、この回転軸
(22)にモータが接続されている。また、上記ファン体
(30,30,…)は、35枚の翼(40,40,…)が周方向
に配列された円形翼列に形成されており、図3に示すよ
うに、各翼(40,40,…)のピッチPが異なる不等ピッ
チに配列されている。例えば、上記翼(40,40,…)の
ピッチPは、9.4°から11.1°の範囲で適宜設定
されている。
例えば、10連接続されて本体(21)を構成し、該本体
(21)の両側に位置する仕切板(31,31)に回転軸(2
2)が取り付けられており、図示しないが、この回転軸
(22)にモータが接続されている。また、上記ファン体
(30,30,…)は、35枚の翼(40,40,…)が周方向
に配列された円形翼列に形成されており、図3に示すよ
うに、各翼(40,40,…)のピッチPが異なる不等ピッ
チに配列されている。例えば、上記翼(40,40,…)の
ピッチPは、9.4°から11.1°の範囲で適宜設定
されている。
【0060】上記翼(40,40,…)は、図5に示すよう
に、外側縁(41)から内側縁(42)に亘って所定の反り
を有する翼形翼に形成され、該外側縁(41)及び内側縁
(42)は、所定の円弧の丸み形状に形成されている。
に、外側縁(41)から内側縁(42)に亘って所定の反り
を有する翼形翼に形成され、該外側縁(41)及び内側縁
(42)は、所定の円弧の丸み形状に形成されている。
【0061】本発明の特徴として、上記各ファン体(3
0,30,…)の翼(40,40,…)は、図5に示すよう
に、翼(40,40,…)の一方の側端面から他方の側端面
にいくに従って回転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形
成され、回転軸心Oと直交する横断面の翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように形成されている。つまり、上記翼(40,40,
…)は、回転軸心Oを中心にしたスパイラル状に捩れて
いると共に、空気の流入角と流出角とが何れの断面位置
においても等しくなるように捩れている。
0,30,…)の翼(40,40,…)は、図5に示すよう
に、翼(40,40,…)の一方の側端面から他方の側端面
にいくに従って回転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に形
成され、回転軸心Oと直交する横断面の翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように形成されている。つまり、上記翼(40,40,
…)は、回転軸心Oを中心にしたスパイラル状に捩れて
いると共に、空気の流入角と流出角とが何れの断面位置
においても等しくなるように捩れている。
【0062】また、上記各ファン体(30,30,…)の翼
(40,40,…)は、隣り合うファン体(30,30)の翼
(40,40,…)が連続になるように形成されると共に、
翼(40,40,…)の捩れ方向が同一方向に形成され、例
えば、時計回り方向に形成されている。
(40,40,…)は、隣り合うファン体(30,30)の翼
(40,40,…)が連続になるように形成されると共に、
翼(40,40,…)の捩れ方向が同一方向に形成され、例
えば、時計回り方向に形成されている。
【0063】そして、上記翼(40,40,…)の捩れ角
は、本体(21)の全長における1側端から他側端まで延
長された状態で捩れ角が60°以上で360°以下に、
又は、50°以上で360°以下になるように翼形状が
形成されている。例えば、図6に示すように、本体(2
1)の左端から右端各ファン体(30,30,…)の翼(4
0,40,…)を繋ぐと、この連続線Lが一回転するよう
に翼(40,40,…)が捩れている。
は、本体(21)の全長における1側端から他側端まで延
長された状態で捩れ角が60°以上で360°以下に、
又は、50°以上で360°以下になるように翼形状が
形成されている。例えば、図6に示すように、本体(2
1)の左端から右端各ファン体(30,30,…)の翼(4
0,40,…)を繋ぐと、この連続線Lが一回転するよう
に翼(40,40,…)が捩れている。
【0064】−捩れ形状にした理由− そこで、上記翼(40,40,…)を捩れ形状に形成した基
本的理由について説明する。
本的理由について説明する。
【0065】先ず、図7(a)は、ファン体(30,30,
…)の翼列を展開した一部を示しており、この各翼(4
0,40,…)が舌部(15)を通過する際に、図7(b)
に示すように、正弦波形の干渉音SW(圧力波)が発生す
ることになる。そして、この干渉音SWが各翼列、つま
り、ファン体(30,30,…)で同時に発生する。具体的
に、図6に示すように、上述した翼(40,40,…)の捩
れ角が本体(21)の全長で360°になるように設定す
ると、図7(b)の正弦波形の干渉音SWが所定のずれを
もって同時に発生することになる。したがって、図8に
示すように、干渉音SWが重畳されるので、加算値が零と
なり、NZ音が低減されることになる。
…)の翼列を展開した一部を示しており、この各翼(4
0,40,…)が舌部(15)を通過する際に、図7(b)
に示すように、正弦波形の干渉音SW(圧力波)が発生す
ることになる。そして、この干渉音SWが各翼列、つま
り、ファン体(30,30,…)で同時に発生する。具体的
に、図6に示すように、上述した翼(40,40,…)の捩
れ角が本体(21)の全長で360°になるように設定す
ると、図7(b)の正弦波形の干渉音SWが所定のずれを
もって同時に発生することになる。したがって、図8に
示すように、干渉音SWが重畳されるので、加算値が零と
なり、NZ音が低減されることになる。
【0066】一方、図9は、上述した翼(40,40,…)
の捩れ角(回転角度)が0°、つまり、捩れていないも
のから、本体(21)の全長で360°になるように設定
した場合の騒音の音圧レベル(SPL)を示している。
の捩れ角(回転角度)が0°、つまり、捩れていないも
のから、本体(21)の全長で360°になるように設定
した場合の騒音の音圧レベル(SPL)を示している。
【0067】先ず、クロスフローファン(20)の騒音
は、風速によって生じる広帯域騒音と、回転数と翼枚数
との積の周波数で発生するNZ音とが重畳して生ずる。
更に、本実施形態1では、翼(40,40,…)を捩れ形状
にしているので、旋回流による吹出音が重畳されること
になる。
は、風速によって生じる広帯域騒音と、回転数と翼枚数
との積の周波数で発生するNZ音とが重畳して生ずる。
更に、本実施形態1では、翼(40,40,…)を捩れ形状
にしているので、旋回流による吹出音が重畳されること
になる。
【0068】上記干渉音であるNZ音は、シミュレーシ
ョンから細線Aに示すように、捩れ角θが大きくなるに
従って低下し、上述したように捩れ角θを360°にす
ると、−∞となる。
ョンから細線Aに示すように、捩れ角θが大きくなるに
従って低下し、上述したように捩れ角θを360°にす
ると、−∞となる。
【0069】次に、広帯域騒音について説明すると、こ
の広帯域騒音は、一般に風速が大きくなるに従って上昇
する。上記図9に示すシミュレーションでは、何れの捩
れ角θにおいても風量が同一であるとしており、この捩
れ角θと風量との関係は後述するが、捩れ角θが大きく
なるに従って風量が低下する。このことから、図9で
は、クロスフローファン(20)を通過する風速は、捩れ
角θが大きくなるに従って回転数が上昇して速くなるの
で、広帯域騒音は、翼(40,40,…)の捩れ角θを0°
から360°まで変化させると、図9の破線Bに示す通
り上昇することになる。
の広帯域騒音は、一般に風速が大きくなるに従って上昇
する。上記図9に示すシミュレーションでは、何れの捩
れ角θにおいても風量が同一であるとしており、この捩
れ角θと風量との関係は後述するが、捩れ角θが大きく
なるに従って風量が低下する。このことから、図9で
は、クロスフローファン(20)を通過する風速は、捩れ
角θが大きくなるに従って回転数が上昇して速くなるの
で、広帯域騒音は、翼(40,40,…)の捩れ角θを0°
から360°まで変化させると、図9の破線Bに示す通
り上昇することになる。
【0070】一方、吹出音は、図10に示すように、ク
ロスフローファン(20)の前方に設けた垂直フラップ
(16)によって発生し、上記翼(40,40,…)が捩れ角
θで捩れているので、クロスフローファン(20)から吹
き出される空気流れAFが斜めになる。このため、垂直フ
ラップ(16)に剥離現象が生じて垂直フラップ(16)の
間の通路が狭まり、吹出速度が上昇して吹出音が上昇す
ることになる。
ロスフローファン(20)の前方に設けた垂直フラップ
(16)によって発生し、上記翼(40,40,…)が捩れ角
θで捩れているので、クロスフローファン(20)から吹
き出される空気流れAFが斜めになる。このため、垂直フ
ラップ(16)に剥離現象が生じて垂直フラップ(16)の
間の通路が狭まり、吹出速度が上昇して吹出音が上昇す
ることになる。
【0071】この吹出音の音圧レベルΔSPLは、次式
に示す通り吹出速度の3乗比で上昇する。 ΔSPL=10×log(Ur/Ub)3 …… Ur:翼(40,40,…)を捩った場合の吹出速度 Ub:翼(40,40,…)を捩らない場合の吹出速度 そこで、上記翼(40,40,…)の傾斜角βは、該翼(4
0,40,…)を10連で360°だけ捩った場合、1つ
のファン体(30)である1連で、翼(40,40,…)の捩
れ角θが36°となるので、図11に示す高さHは、幅
Nを60mmとすると、 H=(π×Do ×36)÷360=25.1 …… β= tan-1(H/N)=23° …… となる。
に示す通り吹出速度の3乗比で上昇する。 ΔSPL=10×log(Ur/Ub)3 …… Ur:翼(40,40,…)を捩った場合の吹出速度 Ub:翼(40,40,…)を捩らない場合の吹出速度 そこで、上記翼(40,40,…)の傾斜角βは、該翼(4
0,40,…)を10連で360°だけ捩った場合、1つ
のファン体(30)である1連で、翼(40,40,…)の捩
れ角θが36°となるので、図11に示す高さHは、幅
Nを60mmとすると、 H=(π×Do ×36)÷360=25.1 …… β= tan-1(H/N)=23° …… となる。
【0072】したがって、翼(40,40,…)の捩れ角を
θとすると、傾斜角βはθ×(23/360)となり、
図12に示すように、捩れ角θを0°から360°まで
変化させた場合の空気流れの幅Wo と垂直フラップ(1
6)の間隔Wとの比(Wo/W)に対応した速度比から上
記式に基づき吹出音の音圧レベルΔSPLを導出して
いる。
θとすると、傾斜角βはθ×(23/360)となり、
図12に示すように、捩れ角θを0°から360°まで
変化させた場合の空気流れの幅Wo と垂直フラップ(1
6)の間隔Wとの比(Wo/W)に対応した速度比から上
記式に基づき吹出音の音圧レベルΔSPLを導出して
いる。
【0073】以上のことから、広帯域騒音(破線B)と
NZ音(細線A)とを重畳すると、図9の実線Cに示す
ようになる。更に、上記広帯域騒音(破線B)とNZ音
(細線A)と吹出音とを重畳すると、図9の実線Dに示
すようになる。
NZ音(細線A)とを重畳すると、図9の実線Cに示す
ようになる。更に、上記広帯域騒音(破線B)とNZ音
(細線A)と吹出音とを重畳すると、図9の実線Dに示
すようになる。
【0074】この図9のシミュレーションから、翼(4
0,40,…)の捩れ角θは、最大の広帯域騒音よりNZ
音が低下する60°から360°の範囲に設定すること
が好ましい。
0,40,…)の捩れ角θは、最大の広帯域騒音よりNZ
音が低下する60°から360°の範囲に設定すること
が好ましい。
【0075】また、より好ましくは、翼(40,40,…)
の捩れ角θは、広帯域騒音(破線B)とNZ音(細線
A)とを重畳した実線Cがほぼフラットとなる120°
から360°の範囲に設定することが好ましい。
の捩れ角θは、広帯域騒音(破線B)とNZ音(細線
A)とを重畳した実線Cがほぼフラットとなる120°
から360°の範囲に設定することが好ましい。
【0076】更に好ましくは、翼(40,40,…)の捩れ
角θは、広帯域騒音(破線B)とNZ音(細線A)とを
重畳した実線Cがほぼ最低値となる150°から270
°の範囲に設定することがより好ましい。
角θは、広帯域騒音(破線B)とNZ音(細線A)とを
重畳した実線Cがほぼ最低値となる150°から270
°の範囲に設定することがより好ましい。
【0077】また、垂直フラップ(16,16,…)を適用
した場合等において、旋回流を考慮すると、上記広帯域
騒音(破線B)とNZ音(細線A)と吹出音とを重畳し
た実線Dがほぼ最低値となる60°から150°の範囲
に設定することがより好ましい。
した場合等において、旋回流を考慮すると、上記広帯域
騒音(破線B)とNZ音(細線A)と吹出音とを重畳し
た実線Dがほぼ最低値となる60°から150°の範囲
に設定することがより好ましい。
【0078】一方、図13は、図9のシミュレーション
結果に対応した実験結果を示している。この図13にお
ける実線Eは、図9に示す実線Cに対応し、広帯域騒音
とNZ音とが重畳した騒音の測定結果である。また、図
13における実線Fは、図9に示す実線Dに対応し、広
帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳した騒音の測定結果
である。
結果に対応した実験結果を示している。この図13にお
ける実線Eは、図9に示す実線Cに対応し、広帯域騒音
とNZ音とが重畳した騒音の測定結果である。また、図
13における実線Fは、図9に示す実線Dに対応し、広
帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳した騒音の測定結果
である。
【0079】この図13の実験結果は、図9のシミュレ
ーション結果とほぼ同様な音圧レベルの変化特性となっ
ている。この図13の実験結果と、図9のシミュレーシ
ョン結果との若干の相違については十分解明されてない
ものの、この図13の実験結果によれば、翼(40,40,
…)の捩れ角θは、広帯域騒音とNZ音とが重畳した実
線Eがほぼフラットとなる50°以上に設定することが
好ましい。
ーション結果とほぼ同様な音圧レベルの変化特性となっ
ている。この図13の実験結果と、図9のシミュレーシ
ョン結果との若干の相違については十分解明されてない
ものの、この図13の実験結果によれば、翼(40,40,
…)の捩れ角θは、広帯域騒音とNZ音とが重畳した実
線Eがほぼフラットとなる50°以上に設定することが
好ましい。
【0080】また、より好ましくは、翼(40,40,…)
の捩れ角θは、300°における音圧レベルが50°の
音圧レベルにほぼ対応しているので、50°から300
°の範囲に設定することが好ましい。
の捩れ角θは、300°における音圧レベルが50°の
音圧レベルにほぼ対応しているので、50°から300
°の範囲に設定することが好ましい。
【0081】更に好ましくは、翼(40,40,…)の捩れ
角θは、広帯域騒音とNZ音とが重畳した実線Eがほぼ
最低値となる120°から240°の範囲に設定するこ
とがより好ましい。
角θは、広帯域騒音とNZ音とが重畳した実線Eがほぼ
最低値となる120°から240°の範囲に設定するこ
とがより好ましい。
【0082】また、垂直フラップ(16,16,…)を適用
した場合等において、旋回流を考慮すると、上記広帯域
騒音とNZ音と吹出音とが重畳した実線Fがほぼ最低値
となる50°から120°の範囲に設定することがより
好ましい。
した場合等において、旋回流を考慮すると、上記広帯域
騒音とNZ音と吹出音とが重畳した実線Fがほぼ最低値
となる50°から120°の範囲に設定することがより
好ましい。
【0083】一方また、図14は、上記翼(40,40,
…)の捩れ角(回転角度)θが0°から本体(21)の全
長で360°になるように設定した場合の同一回転数当
りの風量比の変化特性を示している。つまり、翼(40,
40,…)が捩れていない捩れ角θが0°における風量を
基準(1.00)とし、捩れ角θを大きくするに従って
変化する風量比を示している。
…)の捩れ角(回転角度)θが0°から本体(21)の全
長で360°になるように設定した場合の同一回転数当
りの風量比の変化特性を示している。つまり、翼(40,
40,…)が捩れていない捩れ角θが0°における風量を
基準(1.00)とし、捩れ角θを大きくするに従って
変化する風量比を示している。
【0084】この翼(40,40,…)の捩れ角θに対して
風量比が変化する理由は十分解明されていないが、上記
捩れ角θがほぼ110°になるまで風量比は上昇するこ
とになり、その後、捩れ角θを110°より大きくする
と、風量比は低下することになる。
風量比が変化する理由は十分解明されていないが、上記
捩れ角θがほぼ110°になるまで風量比は上昇するこ
とになり、その後、捩れ角θを110°より大きくする
と、風量比は低下することになる。
【0085】この図14と上記図13の結果から、翼
(40,40,…)の捩れ角θは、広帯域騒音とNZ音とが
重畳した実線E、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが
重畳した実線Fがほぼ最低値となる50°より大きく、
且つ風量比が低下しない150°までの範囲に設定する
ことがより好ましい。
(40,40,…)の捩れ角θは、広帯域騒音とNZ音とが
重畳した実線E、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが
重畳した実線Fがほぼ最低値となる50°より大きく、
且つ風量比が低下しない150°までの範囲に設定する
ことがより好ましい。
【0086】尚、上記図14の風量比の変化特性より、
風量比を一定に保持するようにすると、150°より大
きい捩れ角θでは回転数を上昇させることになり、風速
が上昇することになるので、図9のシミュレーション結
果における広帯域騒音(破線B)が上昇することが解
る。
風量比を一定に保持するようにすると、150°より大
きい捩れ角θでは回転数を上昇させることになり、風速
が上昇することになるので、図9のシミュレーション結
果における広帯域騒音(破線B)が上昇することが解
る。
【0087】−クロスフローファンの作用− 次に、上記クロスフローファン(20)の作用について説
明する。
明する。
【0088】上記クロスフローファン(20)を回転駆動
すると、図1の空気流れAFに示すように、室内空気が吸
込口(13)よりケーシング(11)に吸い込まれ、熱交換
器(12)で冷媒と熱交換して温風又は冷風の調和空気と
なり、この調和空気がクロスフローファン(20)を通っ
て吹出口(14)より室内に吹き出される。
すると、図1の空気流れAFに示すように、室内空気が吸
込口(13)よりケーシング(11)に吸い込まれ、熱交換
器(12)で冷媒と熱交換して温風又は冷風の調和空気と
なり、この調和空気がクロスフローファン(20)を通っ
て吹出口(14)より室内に吹き出される。
【0089】そして、上記クロスフローファン(20)を
通って空気が流れることになるが(図1の空気流れAF参
照)、舌部(15)の近傍を翼(40,40,…)が通過する
際にNZ音が発生し、又はクロスフローファン(20)で
渦AVが生じ、この渦AVを翼(40,40,…)が通過する際
にNZ音が発生する。その際、上記翼(40,40,…)が
捩れ形状に形成されているので、図9及び図13に示す
ように、干渉音SWが互いに打ち消し合ってNZ音が低減
され、騒音の音圧レベルが低減されることになる。
通って空気が流れることになるが(図1の空気流れAF参
照)、舌部(15)の近傍を翼(40,40,…)が通過する
際にNZ音が発生し、又はクロスフローファン(20)で
渦AVが生じ、この渦AVを翼(40,40,…)が通過する際
にNZ音が発生する。その際、上記翼(40,40,…)が
捩れ形状に形成されているので、図9及び図13に示す
ように、干渉音SWが互いに打ち消し合ってNZ音が低減
され、騒音の音圧レベルが低減されることになる。
【0090】特に、図15に示すように、翼(40,40,
…)が捩れていない場合(捩れ角θ=0)の翼弦長さLb
に比して、翼(40,40,…)を所定の捩れ角θにする
と、翼弦長さLvがLb/cosθに増加することになる。この
結果、翼(40,40,…)の単位面積辺りの風量が等しい
とすると、翼弦長さが長くなることによって回転数当り
の風量が増加し、性能が向上することになる。
…)が捩れていない場合(捩れ角θ=0)の翼弦長さLb
に比して、翼(40,40,…)を所定の捩れ角θにする
と、翼弦長さLvがLb/cosθに増加することになる。この
結果、翼(40,40,…)の単位面積辺りの風量が等しい
とすると、翼弦長さが長くなることによって回転数当り
の風量が増加し、性能が向上することになる。
【0091】また、上記翼(40,40,…)は、図3に示
すように、外側縁(41)及び内側縁(42)が円弧状にな
るので、従来の図29及び図30に示すように、翼
(b,b,…)の中央で外径Dcが小さくなるのに比して
ファン体(30,30,…)の外径が両側端に亘って等しく
なる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周
速度が従来に比して速くなり、性能の向上が図られるこ
とになる。
すように、外側縁(41)及び内側縁(42)が円弧状にな
るので、従来の図29及び図30に示すように、翼
(b,b,…)の中央で外径Dcが小さくなるのに比して
ファン体(30,30,…)の外径が両側端に亘って等しく
なる。この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周
速度が従来に比して速くなり、性能の向上が図られるこ
とになる。
【0092】−クロスフローファンの効果−以上のよう
に、本実施形態1によれば、上記クロスフローファン
(20)の翼(40,40,…)を捩れ形状に形成したため
に、干渉音SWが翼(40,40,…)のピッチを周期とする
正弦波として発生することになるが、各翼(40,40,
…)で干渉音SWの位相がずれるので、各干渉音SWが打ち
消し合い、図9及び図13に示すように、NZ音を低減
することができ、騒音の音圧レベルを低減することがで
きる。
に、本実施形態1によれば、上記クロスフローファン
(20)の翼(40,40,…)を捩れ形状に形成したため
に、干渉音SWが翼(40,40,…)のピッチを周期とする
正弦波として発生することになるが、各翼(40,40,
…)で干渉音SWの位相がずれるので、各干渉音SWが打ち
消し合い、図9及び図13に示すように、NZ音を低減
することができ、騒音の音圧レベルを低減することがで
きる。
【0093】また、上記翼(40,40,…)が捩れていな
い場合(捩れ角θ=0)に比して、翼(40,40,…)を
捩り形状にするとしたために、翼弦長さを増加させるこ
とができるので、回転数当りの風量を増加せることがで
き、性能の向上を図ることができる。
い場合(捩れ角θ=0)に比して、翼(40,40,…)を
捩り形状にするとしたために、翼弦長さを増加させるこ
とができるので、回転数当りの風量を増加せることがで
き、性能の向上を図ることができる。
【0094】また、上記翼(40,40,…)は、外側縁
(41)及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の図
29及び図30に示すように、翼(b,b,…)の中央
で外径Dcが小さくなるのに比してファン体(30,30,
…)の外径が両側端に亘って等しくすることができる。
この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周速度を
従来に比して速くすることができ、性能の向上を図るこ
とができる。
(41)及び内側縁(42)が円弧状になるので、従来の図
29及び図30に示すように、翼(b,b,…)の中央
で外径Dcが小さくなるのに比してファン体(30,30,
…)の外径が両側端に亘って等しくすることができる。
この結果、ファン体(30,30,…)の中央部の周速度を
従来に比して速くすることができ、性能の向上を図るこ
とができる。
【0095】特に、最大の広帯域騒音よりNZ音が低下
する60°から360°の範囲に翼(40,40,…)の捩
れ角θを設定することにより、この範囲のほぼ全体に亘
ってシミュレーションによる騒音の音圧レベルを低減す
ることができる。
する60°から360°の範囲に翼(40,40,…)の捩
れ角θを設定することにより、この範囲のほぼ全体に亘
ってシミュレーションによる騒音の音圧レベルを低減す
ることができる。
【0096】また、上記広帯域騒音(破線B)とNZ音
(細線A)とを重畳したシミュレーションによる実線C
がほぼフラットとなる120°から360°の範囲に翼
(40,40,…)の捩れ角θを設定することにより、さら
に騒音の音圧レベルを低減することができる。
(細線A)とを重畳したシミュレーションによる実線C
がほぼフラットとなる120°から360°の範囲に翼
(40,40,…)の捩れ角θを設定することにより、さら
に騒音の音圧レベルを低減することができる。
【0097】また、上記広帯域騒音(破線B)とNZ音
(細線A)とを重畳したシミュレーションによる実線C
がほぼ最低値となる150°から270°の範囲に翼
(40,40,…)の捩れ角θを設定することにより、確実
に騒音の音圧レベルを低減することができる。
(細線A)とを重畳したシミュレーションによる実線C
がほぼ最低値となる150°から270°の範囲に翼
(40,40,…)の捩れ角θを設定することにより、確実
に騒音の音圧レベルを低減することができる。
【0098】また、旋回流を考慮して上記広帯域騒音
(破線B)とNZ音(細線A)と吹出音とを重畳したシ
ミュレーションによる実線Dがほぼ最低値となる60°
から150°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設
定することにより、確実に全体騒音の音圧レベルを低減
することができる。
(破線B)とNZ音(細線A)と吹出音とを重畳したシ
ミュレーションによる実線Dがほぼ最低値となる60°
から150°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設
定することにより、確実に全体騒音の音圧レベルを低減
することができる。
【0099】また、上記各ファン体(30,30,…)の翼
(40,40,…)を、翼形(4S)が何れの断面位置におい
ても回転軸心Oに対して同一形状になるように形成した
ため、空気の流入角及び流出角が何れの断面位置でも同
一にすることができるので、最適な流入角及び流出角を
保つことができ、性能の低下を確実に防止することがで
きる。
(40,40,…)を、翼形(4S)が何れの断面位置におい
ても回転軸心Oに対して同一形状になるように形成した
ため、空気の流入角及び流出角が何れの断面位置でも同
一にすることができるので、最適な流入角及び流出角を
保つことができ、性能の低下を確実に防止することがで
きる。
【0100】また、上記NZ音を低減することができる
ので、舌部(15)とクロスフローファン(20)との間隔
を小さく設定することができる。この結果、同一回転数
当たりの風量を増加することができる。
ので、舌部(15)とクロスフローファン(20)との間隔
を小さく設定することができる。この結果、同一回転数
当たりの風量を増加することができる。
【0101】また、図16に示すように、サージング領
域を小さくすることができるので、全体形状の薄形化を
図ることができる。つまり、図16の変化曲線Xは、舌
部(15)とクロスフローファン(20)との間隔を7mmと
した従来例を示し、変化曲線Yは、舌部(15)とクロス
フローファン(20)との間隔を3mmとした本実施形態1
を示している。そして、この図16から従来のサージン
グ領域S1に比して本実施形態1のサージング領域S2
を小さくすることができ、全体形状の薄形化を図ること
ができる。更に、図16の曲線Mは、機械の抵抗特性を
示し、各変化曲線X及び変化曲線Yとの交点が使用点と
なり、従来に比して安定した領域で使用することができ
る。
域を小さくすることができるので、全体形状の薄形化を
図ることができる。つまり、図16の変化曲線Xは、舌
部(15)とクロスフローファン(20)との間隔を7mmと
した従来例を示し、変化曲線Yは、舌部(15)とクロス
フローファン(20)との間隔を3mmとした本実施形態1
を示している。そして、この図16から従来のサージン
グ領域S1に比して本実施形態1のサージング領域S2
を小さくすることができ、全体形状の薄形化を図ること
ができる。更に、図16の曲線Mは、機械の抵抗特性を
示し、各変化曲線X及び変化曲線Yとの交点が使用点と
なり、従来に比して安定した領域で使用することができ
る。
【0102】また、実験結果より、50°以上の範囲
に、又は、50°〜300°の範囲に翼(40,40,…)
の捩れ角θを設定することにより、ほぼ全体に亘って騒
音の音圧レベルを低減することができる。
に、又は、50°〜300°の範囲に翼(40,40,…)
の捩れ角θを設定することにより、ほぼ全体に亘って騒
音の音圧レベルを低減することができる。
【0103】また、上記広帯域騒音とNZ音とが重畳し
た実線Eがほぼフラットとなる120°から240°の
範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定することによ
り、さらに実験結果による騒音の音圧レベルを低減する
ことができる。
た実線Eがほぼフラットとなる120°から240°の
範囲に翼(40,40,…)の捩れ角θを設定することによ
り、さらに実験結果による騒音の音圧レベルを低減する
ことができる。
【0104】また、旋回流を考慮して上記広帯域騒音と
NZ音と吹出音とが重畳した実線Fがほぼ最低値となる
50°から120°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、実験結果による全体騒音の音
圧レベルを確実に低減することができる。
NZ音と吹出音とが重畳した実線Fがほぼ最低値となる
50°から120°の範囲に翼(40,40,…)の捩れ角
θを設定することにより、実験結果による全体騒音の音
圧レベルを確実に低減することができる。
【0105】また、上記広帯域騒音とNZ音とが重畳し
た実線E、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による実線Fが低くなる50°以上の捩れ角
θで、且つ同一回転数当りの風量比が低下しない150
°までの捩れ角θに設定することにより、確実に騒音の
音圧レベルを低減することができると共に、風量の低減
を防止することができる。つまり、翼(40,40,…)の
捩れ角θによって回転数を低減して捩れていない翼(4
0,40,…)と同一の風量を確保することができ、より
広帯域騒音等の低減を図ることができる。
た実線E、及び広帯域騒音とNZ音と吹出音とが重畳し
た実験結果による実線Fが低くなる50°以上の捩れ角
θで、且つ同一回転数当りの風量比が低下しない150
°までの捩れ角θに設定することにより、確実に騒音の
音圧レベルを低減することができると共に、風量の低減
を防止することができる。つまり、翼(40,40,…)の
捩れ角θによって回転数を低減して捩れていない翼(4
0,40,…)と同一の風量を確保することができ、より
広帯域騒音等の低減を図ることができる。
【0106】尚、本実施形態1において、翼(40,40,
…)の捩れ角θを360°までの範囲に設定したが、5
0°以上、つまり、360°以上であってもよく、要す
るに干渉音SWが互いに相殺されてNZ音が低減されれば
よいものである。
…)の捩れ角θを360°までの範囲に設定したが、5
0°以上、つまり、360°以上であってもよく、要す
るに干渉音SWが互いに相殺されてNZ音が低減されれば
よいものである。
【0107】
【発明の実施の形態2】本実施形態2は、図17に示す
ように、前実施形態1における各ファン体(30,30,
…)の翼(40,40,…)が連続していたのに代り、各フ
ァン体(30,30,…)の翼(40,40,…)を不連続にし
たものである。つまり、図19(a)は、実施形態1の
ように翼(40,40,…)が連続するように各ファン体
(30,30,…)を配置したものであって、このファン体
(30,30,…)を#1から#10とすると、本実施形態
2は、各ファン体(30,30,…)を#1、#6、#2、
#7、#3、#8、#4、#9、#5及び#10の順に
配置したものである。その他の構成及び作用・効果は、
上記実施形態1と同様である。
ように、前実施形態1における各ファン体(30,30,
…)の翼(40,40,…)が連続していたのに代り、各フ
ァン体(30,30,…)の翼(40,40,…)を不連続にし
たものである。つまり、図19(a)は、実施形態1の
ように翼(40,40,…)が連続するように各ファン体
(30,30,…)を配置したものであって、このファン体
(30,30,…)を#1から#10とすると、本実施形態
2は、各ファン体(30,30,…)を#1、#6、#2、
#7、#3、#8、#4、#9、#5及び#10の順に
配置したものである。その他の構成及び作用・効果は、
上記実施形態1と同様である。
【0108】尚、上記各ファン体(30,30,…)の翼
(40,40,…)を不連続に配置するものは、本実施形態
2に限られるものではないことは勿論である。
(40,40,…)を不連続に配置するものは、本実施形態
2に限られるものではないことは勿論である。
【0109】
【発明の実施の形態3】本実施形態3は、図18に示す
ように、各翼(40,40,…)にリブレット(50,50,
…)を形成したものである。このリブレット(50,50,
…)は、各翼(40,40,…)の正面である圧力面にのみ
形成されており、各翼(40,40,…)の内側縁(42)か
ら外側縁(41)に亘って形成されている。
ように、各翼(40,40,…)にリブレット(50,50,
…)を形成したものである。このリブレット(50,50,
…)は、各翼(40,40,…)の正面である圧力面にのみ
形成されており、各翼(40,40,…)の内側縁(42)か
ら外側縁(41)に亘って形成されている。
【0110】このリブレット(50,50,…)の方向は、
図19に示すように、翼(40,40,…)を直角に横断す
る方向に形成されている。つまり、該リブレット(50,
50,…)は、翼(40,40,…)の骨格線に沿って形成さ
れ、各リブレット(50,50,…)の間隔が、翼(40,4
0,…)の内側縁(42)で最も狭く、外側縁(41)にい
くに従って大きくなるように形成されている。この結
果、空気の流れがリブレット(50,50,…)に沿うこと
になり、翼(40,40)間の圧力損失が低減し、ファン効
率の向上が図られることになる。
図19に示すように、翼(40,40,…)を直角に横断す
る方向に形成されている。つまり、該リブレット(50,
50,…)は、翼(40,40,…)の骨格線に沿って形成さ
れ、各リブレット(50,50,…)の間隔が、翼(40,4
0,…)の内側縁(42)で最も狭く、外側縁(41)にい
くに従って大きくなるように形成されている。この結
果、空気の流れがリブレット(50,50,…)に沿うこと
になり、翼(40,40)間の圧力損失が低減し、ファン効
率の向上が図られることになる。
【0111】このリブレット(50,50,…)は、境界層
の粘性底層に対応した深さに形成されている。つまり、
この境界層の粘性底層における流体の流れは、縦渦の運
動となり、且つ縦渦は多くの場合一対となって運動す
る。リブレット(50,50,…)は、横方向の流れを阻止
するように働くため、互いに逆回転する縦渦対が近付く
際に発生するニヤウォール・バーストがそれ以前に早ま
って発生し、吹き下ろしの強度が弱まると共に、その持
続時間も減少する。この結果、リブレット(50,50,
…)の表面上の乱流摩擦抵抗が減少することになる。
の粘性底層に対応した深さに形成されている。つまり、
この境界層の粘性底層における流体の流れは、縦渦の運
動となり、且つ縦渦は多くの場合一対となって運動す
る。リブレット(50,50,…)は、横方向の流れを阻止
するように働くため、互いに逆回転する縦渦対が近付く
際に発生するニヤウォール・バーストがそれ以前に早ま
って発生し、吹き下ろしの強度が弱まると共に、その持
続時間も減少する。この結果、リブレット(50,50,
…)の表面上の乱流摩擦抵抗が減少することになる。
【0112】尚、上記翼(40,40,…)の背面側におい
ては、流体の剥離現象が起こるので、リブレット(50,
50,…)を形成すると抵抗が増大することになる。
ては、流体の剥離現象が起こるので、リブレット(50,
50,…)を形成すると抵抗が増大することになる。
【0113】したがって、本実施形態3によれば、翼
(40,40,…)の圧力面にのみリブレット(50,50,
…)を形成するようにしたために、乱流摩擦抵抗が減少
することができるので、圧力損失を低減することがで
き、ファン効率の向上を図ることができると共に、翼
(40,40,…)の捩れ形状と相俟って、より騒音の低減
を図ることができる。
(40,40,…)の圧力面にのみリブレット(50,50,
…)を形成するようにしたために、乱流摩擦抵抗が減少
することができるので、圧力損失を低減することがで
き、ファン効率の向上を図ることができると共に、翼
(40,40,…)の捩れ形状と相俟って、より騒音の低減
を図ることができる。
【0114】また、上記翼(40,40,…)の背面側には
リブレット(50,50,…)を形成しないので、背面に生
ずる流体の剥離現象による抵抗の増大を確実に抑制する
ことができる。
リブレット(50,50,…)を形成しないので、背面に生
ずる流体の剥離現象による抵抗の増大を確実に抑制する
ことができる。
【0115】
【発明の実施の形態4】本実施形態4は、図20に示す
ように、請求項21に係る発明の実施形態を示し、吹出
口(14)の両側に形成されたディフューザ(17,17)を
空気流れAFに沿うように傾斜させたものである。つま
り、クロスフローファン(20)における翼(40,40,
…)が所定の捩れ角θで捩れているので、該クロスフロ
ーファン(20)から吹き出す空気流れAFが斜めになる。
ように、請求項21に係る発明の実施形態を示し、吹出
口(14)の両側に形成されたディフューザ(17,17)を
空気流れAFに沿うように傾斜させたものである。つま
り、クロスフローファン(20)における翼(40,40,
…)が所定の捩れ角θで捩れているので、該クロスフロ
ーファン(20)から吹き出す空気流れAFが斜めになる。
【0116】このため、図20に鎖線で示すように、デ
ィフューザ(17,17)をクロスフローファン(20)の回
転軸心Oと直交方向に形成していると、図20のT部で
示すように、吹出空気がディフューザ(17,17)に衝突
し、この衝突による損失によって風量が低下することに
なる。
ィフューザ(17,17)をクロスフローファン(20)の回
転軸心Oと直交方向に形成していると、図20のT部で
示すように、吹出空気がディフューザ(17,17)に衝突
し、この衝突による損失によって風量が低下することに
なる。
【0117】そこで、図20の実線で示すように、ディ
フューザ(17,17)を空気流れAFに沿って傾斜させ、空
気とディフューザ(17,17)との衝突を回避するように
している。この結果、上記衝突による損失を防止するこ
とができるので、風量の増大を図ることができる。
フューザ(17,17)を空気流れAFに沿って傾斜させ、空
気とディフューザ(17,17)との衝突を回避するように
している。この結果、上記衝突による損失を防止するこ
とができるので、風量の増大を図ることができる。
【0118】
【発明の実施の形態5】本実施形態5は、図21〜図2
3に示すように、請求項22〜請求項24に係る発明の
実施形態を示し、吹出空気が左右に広がり、いわゆるワ
イド吹出しになるように構成されたものである。
3に示すように、請求項22〜請求項24に係る発明の
実施形態を示し、吹出空気が左右に広がり、いわゆるワ
イド吹出しになるように構成されたものである。
【0119】具体的に、上記ケーシング(11)の吹出口
(14)には、左右両側に亘る2枚の水平フラップ(18,
18)が平行に設けられると共に、上下両端に亘る複数枚
(図21では6枚、図23で10枚)の垂直フラップ
(16,16,…)が設けられている。そして、右半部の垂
直フラップ(16,16,…)は、前方に向って右方向に傾
斜する一方、左半部の垂直フラップ(16,16,…)は、
前方に向って左方向に傾斜している。
(14)には、左右両側に亘る2枚の水平フラップ(18,
18)が平行に設けられると共に、上下両端に亘る複数枚
(図21では6枚、図23で10枚)の垂直フラップ
(16,16,…)が設けられている。そして、右半部の垂
直フラップ(16,16,…)は、前方に向って右方向に傾
斜する一方、左半部の垂直フラップ(16,16,…)は、
前方に向って左方向に傾斜している。
【0120】また、上記ケーシング(11)に収納された
クロスフローファン(20)は、図23に示すように、右
半分のファン体(30,30,…)と左半分のファン体(3
0,30,…)とは、翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方
向に形成されている。つまり、右半分のファン体(30,
30,…)は、空気流れAFである吹出方向が前方に向って
右方向になるように捩れ、左半分のファン体(30,30,
…)は、空気流れAFである吹出方向が前方に向って左方
向になるように捩れている。
クロスフローファン(20)は、図23に示すように、右
半分のファン体(30,30,…)と左半分のファン体(3
0,30,…)とは、翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方
向に形成されている。つまり、右半分のファン体(30,
30,…)は、空気流れAFである吹出方向が前方に向って
右方向になるように捩れ、左半分のファン体(30,30,
…)は、空気流れAFである吹出方向が前方に向って左方
向になるように捩れている。
【0121】上記クロスフローファン(20)の各ファン
体(30,30,…)は、上記実施形態1におけるファン体
(30,30,…)と同様に形成され、翼(40,40,…)が
一方の側端面から他方の側端面にいくに従って回転軸心
Oを中心に捩れた捩れ形状に形成され、翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように形成されている。
体(30,30,…)は、上記実施形態1におけるファン体
(30,30,…)と同様に形成され、翼(40,40,…)が
一方の側端面から他方の側端面にいくに従って回転軸心
Oを中心に捩れた捩れ形状に形成され、翼形(4S)が何
れの断面位置においても回転軸心Oに対して同一形状と
なるように形成されている。
【0122】したがって、本実施形態5によれば、左右
で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向にしたクロスフ
ローファン(20)を設けるようにしたために、空気の吹
出方向を使用目的に対応した広範囲に調節することがで
きるので、いわゆるワイド吹出を容易に実現することが
できる。
で翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向にしたクロスフ
ローファン(20)を設けるようにしたために、空気の吹
出方向を使用目的に対応した広範囲に調節することがで
きるので、いわゆるワイド吹出を容易に実現することが
できる。
【0123】また、吹出空気の抵抗が大きくなることな
く、いわゆるワイド吹出を実現することができる。つま
り、図31に示すように、従来のクロスフローファン
(d)では、ファン体(e)の翼(f,f,…)が回転
軸心に平行な直線形状に形成していたので、垂直フラッ
プ(g,g,…)で空気流れAFの方向を左右に変更させ
るようにしていた。したがって、上記垂直フラップ(1
6,16,…)による抵抗が大きく、その上、騒音が大き
くなる。これに対し、本実施形態5によれば、クロスフ
ローファン(20)によって空気流れAFが左右に傾斜する
ので、垂直フラップ(16,16,…)による抵抗が軽減さ
れると共に、実施形態1と同様に騒音の低減を図ること
ができる。
く、いわゆるワイド吹出を実現することができる。つま
り、図31に示すように、従来のクロスフローファン
(d)では、ファン体(e)の翼(f,f,…)が回転
軸心に平行な直線形状に形成していたので、垂直フラッ
プ(g,g,…)で空気流れAFの方向を左右に変更させ
るようにしていた。したがって、上記垂直フラップ(1
6,16,…)による抵抗が大きく、その上、騒音が大き
くなる。これに対し、本実施形態5によれば、クロスフ
ローファン(20)によって空気流れAFが左右に傾斜する
ので、垂直フラップ(16,16,…)による抵抗が軽減さ
れると共に、実施形態1と同様に騒音の低減を図ること
ができる。
【0124】また、実施形態1と同様に、図29及び図
30の傾斜翼(b,b,…)に比して、捩れ角を任意に
設定することができるので、空気の吹出方向を容易に設
定することができる。
30の傾斜翼(b,b,…)に比して、捩れ角を任意に
設定することができるので、空気の吹出方向を容易に設
定することができる。
【0125】また、上記翼(40,40,…)の取付角が一
定になるので、空力性能の向上を図ることができる。そ
の他のクロスフローファン(20)の構成及び作用・効果
は実施形態1と同様である。
定になるので、空力性能の向上を図ることができる。そ
の他のクロスフローファン(20)の構成及び作用・効果
は実施形態1と同様である。
【0126】
【発明の実施の形態6】本実施形態6は、図24及び図
25に示すように、実施形態5における垂直フラップ
(16,16,…)を省略したものである。つまり、実施形
態5で説明したようにクロスフローファン(20)によっ
て空気流れAFである吹出方向が左右に傾斜するので、吹
出口(14)には水平フラップ(18,18)のみを設けて垂
直フラップ(16,16,…)を省略するようにしたもので
ある。
25に示すように、実施形態5における垂直フラップ
(16,16,…)を省略したものである。つまり、実施形
態5で説明したようにクロスフローファン(20)によっ
て空気流れAFである吹出方向が左右に傾斜するので、吹
出口(14)には水平フラップ(18,18)のみを設けて垂
直フラップ(16,16,…)を省略するようにしたもので
ある。
【0127】この結果、垂直フラップ(16,16,…)を
省略していわゆるワイド吹出を実現することができるの
で、抵抗がなく、性能の向上を図ることができると共
に、部品点数の低減を図ることができる。その他の構成
構成及び作用・効果は実施形態5と同様である。
省略していわゆるワイド吹出を実現することができるの
で、抵抗がなく、性能の向上を図ることができると共
に、部品点数の低減を図ることができる。その他の構成
構成及び作用・効果は実施形態5と同様である。
【0128】
【発明の実施の形態7】本実施形態7は、図26に示す
ように、ケーシング(11)における吹出口(14)の両側
壁であるディフューザ部(17,17)が、空気流れAFの方
向に沿って傾斜させるようにしたものである。具体的
に、右側のディフューザ部(17,17)はクロスフローフ
ァン(20)に近接した後端より前方に向って右側に直線
状に傾斜する一方、左側のディフューザ部(17,17)は
クロスフローファン(20)に近接した後端より前方に向
って左側に直線状に傾斜している。
ように、ケーシング(11)における吹出口(14)の両側
壁であるディフューザ部(17,17)が、空気流れAFの方
向に沿って傾斜させるようにしたものである。具体的
に、右側のディフューザ部(17,17)はクロスフローフ
ァン(20)に近接した後端より前方に向って右側に直線
状に傾斜する一方、左側のディフューザ部(17,17)は
クロスフローファン(20)に近接した後端より前方に向
って左側に直線状に傾斜している。
【0129】したがって、吹出空気をよりワイド吹出に
することができるので、空調性能の向上を図ることがで
きる。その他の構成構成及び作用・効果は実施形態5と
同様である。
することができるので、空調性能の向上を図ることがで
きる。その他の構成構成及び作用・効果は実施形態5と
同様である。
【0130】
【発明の実施の形態8】本実施形態8は、図27に示す
ように、ケーシング(11)における吹出口(14)の両側
壁であるディフューザ部(17,17)が、空気流れAFの方
向に沿って円弧状に傾斜させるようにしたものである。
具体的に、右側のディフューザ部(17,17)はクロスフ
ローファン(20)に近接した後端より前方に向って右側
に円弧状に広がる形状に形成される一方、左側のディフ
ューザ部(17,17)はクロスフローファン(20)に近接
した後端より前方に向って左側に円弧状に広がる形状に
形成されている。
ように、ケーシング(11)における吹出口(14)の両側
壁であるディフューザ部(17,17)が、空気流れAFの方
向に沿って円弧状に傾斜させるようにしたものである。
具体的に、右側のディフューザ部(17,17)はクロスフ
ローファン(20)に近接した後端より前方に向って右側
に円弧状に広がる形状に形成される一方、左側のディフ
ューザ部(17,17)はクロスフローファン(20)に近接
した後端より前方に向って左側に円弧状に広がる形状に
形成されている。
【0131】したがって、吹出空気がディフューザ部
(17,17)に沿って滑らかに広がることになり、コアン
ダ効果によってよりワイド吹出にすることができるの
で、空調性能の向上を図ることができる。その他の構成
構成及び作用・効果は実施形態7と同様である。
(17,17)に沿って滑らかに広がることになり、コアン
ダ効果によってよりワイド吹出にすることができるの
で、空調性能の向上を図ることができる。その他の構成
構成及び作用・効果は実施形態7と同様である。
【0132】
【発明の実施の形態9】本実施形態9は、図28に示す
ように、クロスフローファン(20)の翼(40,40,…)
の捩れ方向を実施形態5とは逆方向にしたものである。
つまり、右半分のファン体(30,30,…)は、空気流れ
AFである吹出方向が前方に向って左方向になるように捩
れ、左半分のファン体(30,30,…)は、空気流れAFで
ある吹出方向が前方に向って右方向になるように捩れて
いる。
ように、クロスフローファン(20)の翼(40,40,…)
の捩れ方向を実施形態5とは逆方向にしたものである。
つまり、右半分のファン体(30,30,…)は、空気流れ
AFである吹出方向が前方に向って左方向になるように捩
れ、左半分のファン体(30,30,…)は、空気流れAFで
ある吹出方向が前方に向って右方向になるように捩れて
いる。
【0133】この結果、吹出空気が中央部に集中するこ
とになり、吹出空気が遠くまで到達するようにすること
ができる。この結果、室内空間等に合わせた空調領域を
確保することができるので、空調性能の向上を図ること
ができる。その他の構成構成及び作用・効果は実施形態
5と同様である。その際、垂直フラップ(16,16,…)
を設ける場合、前方に向って中央に傾斜する方向に設定
することになる。
とになり、吹出空気が遠くまで到達するようにすること
ができる。この結果、室内空間等に合わせた空調領域を
確保することができるので、空調性能の向上を図ること
ができる。その他の構成構成及び作用・効果は実施形態
5と同様である。その際、垂直フラップ(16,16,…)
を設ける場合、前方に向って中央に傾斜する方向に設定
することになる。
【0134】
【発明の他の実施の形態】上記実施形態1〜実施形態4
は、翼(40,40,…)の捩れ方向を時計回り方向に設定
したが、本発明は、翼(40,40,…)の捩れ方向を反時
計回り方向に設定してもよい。
は、翼(40,40,…)の捩れ方向を時計回り方向に設定
したが、本発明は、翼(40,40,…)の捩れ方向を反時
計回り方向に設定してもよい。
【0135】また、実施形態1〜実施形態4の各ファン
体(30,30,…)は、翼(40,40,…)の捩れ方向を同
一方向に設定したが、本発明は、翼(40,40,…)の捩
れ方向が異なる2種類のファン体(30,30,…)で構成
するようにしてもよい。例えば、翼(40,40,…)の捩
れ方向を時計回り方向に設定したファン体(30,30,
…)と、翼(40,40,…)の捩れ方向を反時計回り方向
に設定したファン体(30,30,…)と交互に配置するよ
うにしてもよい。これによって旋回流の抑制を図ること
ができる。
体(30,30,…)は、翼(40,40,…)の捩れ方向を同
一方向に設定したが、本発明は、翼(40,40,…)の捩
れ方向が異なる2種類のファン体(30,30,…)で構成
するようにしてもよい。例えば、翼(40,40,…)の捩
れ方向を時計回り方向に設定したファン体(30,30,
…)と、翼(40,40,…)の捩れ方向を反時計回り方向
に設定したファン体(30,30,…)と交互に配置するよ
うにしてもよい。これによって旋回流の抑制を図ること
ができる。
【0136】また、上記ファン体(30,30,…)の翼
(40,40,…)を等ピッチにしてもよく、その際、翼
(40,40,…)の捩れ角は、本体(21)の1側端から他
側端まで延長された状態で翼(40,40,…)の1ピッチ
に対応させて、翼(40,40,…)を捩れ形状に形成す
る。又は、翼(40,40,…)の捩れ角は、ファン体(3
0,30,…)の1側端から他側端までで翼(40,40,
…)の1ピッチに対応させて、翼(40,40,…)を捩れ
形状に形成する。これによって、干渉音SWを相殺させる
ことができ、NZ音の低減を図ることができる。特に、
翼(40,40,…)のピッチが同じであるので、性能の向
上を図ることができる。
(40,40,…)を等ピッチにしてもよく、その際、翼
(40,40,…)の捩れ角は、本体(21)の1側端から他
側端まで延長された状態で翼(40,40,…)の1ピッチ
に対応させて、翼(40,40,…)を捩れ形状に形成す
る。又は、翼(40,40,…)の捩れ角は、ファン体(3
0,30,…)の1側端から他側端までで翼(40,40,
…)の1ピッチに対応させて、翼(40,40,…)を捩れ
形状に形成する。これによって、干渉音SWを相殺させる
ことができ、NZ音の低減を図ることができる。特に、
翼(40,40,…)のピッチが同じであるので、性能の向
上を図ることができる。
【0137】また、各実施形態における翼(40,40,
…)は、翼形(4S)が何れの断面位置においても回転軸
心Oに対して同一形状になるように形成したが、請求項
1に係る発明では、各ファン体(30,30,…)の翼(4
0,40,…)は、各断面位置における翼形(4S)が異な
るように形成してもよく、流入角及び流出角が異なる捩
れ形状に形成してもよく、つまり、両側の仕切板(31,
31)の間で所定角度だけ捩れた形状であって、翼(40,
40,…)の両側端の間で流入角及び流出角が異なる捩れ
形状であってもよく、要するに、干渉音が互いに打ち消
し合うようにすればよい。
…)は、翼形(4S)が何れの断面位置においても回転軸
心Oに対して同一形状になるように形成したが、請求項
1に係る発明では、各ファン体(30,30,…)の翼(4
0,40,…)は、各断面位置における翼形(4S)が異な
るように形成してもよく、流入角及び流出角が異なる捩
れ形状に形成してもよく、つまり、両側の仕切板(31,
31)の間で所定角度だけ捩れた形状であって、翼(40,
40,…)の両側端の間で流入角及び流出角が異なる捩れ
形状であってもよく、要するに、干渉音が互いに打ち消
し合うようにすればよい。
【0138】また、本各実施形態は、空気調和装置(1
0)について説明したが、請求項1〜請求項21に係る
発明のクロスフローファン(20)は各種の送風機として
適用することができる。
0)について説明したが、請求項1〜請求項21に係る
発明のクロスフローファン(20)は各種の送風機として
適用することができる。
【図1】空気調和装置の断面図である。
【図2】クロスフローファンの正面図である。
【図3】図2のI−Iにおける一部省略した断面図であ
る。
る。
【図4】ファン体の正面図である。
【図5】翼の斜視図である。
【図6】翼の捩れ角を示すクロスフローファンの正面図
である。
である。
【図7】翼列の展開図及び干渉音の波形図である。
【図8】干渉音の重畳を示す波形図である。
【図9】シミュレーションによる翼の捩れ角に対する騒
音の音圧レベルの特性図である。
音の音圧レベルの特性図である。
【図10】垂直フラップを設けたクロスフローファンの
正面図である。
正面図である。
【図11】空気の傾斜を示すファン体の概略正面図であ
る。
る。
【図12】垂直フラップ間の空気流れを示す説明図であ
る。
る。
【図13】実測結果による翼の捩れ角に対する騒音の音
圧レベルの特性図である。
圧レベルの特性図である。
【図14】翼の捩れ角に対する風量比の特性図である。
【図15】翼弦長さを示す説明図である。
【図16】流量係数に対する静圧係数の特性図である。
【図17】実施形態2のクロスフローファンを示す正面
図である。
図である。
【図18】実施形態3のクロスフローファンを示す一部
省略断面図である。
省略断面図である。
【図19】リブレットを有する翼の斜視図である。
【図20】ディフューザを傾斜させたクロスフローファ
ンの正面図である。
ンの正面図である。
【図21】実施形態5の空気調和装置を示す正面図であ
る。
る。
【図22】図21の空気調和装置の縦断面図である。
【図23】図21の空気調和装置の要部を示す断面平面
図である。
図である。
【図24】実施形態6の空気調和装置を示す正面図であ
る。
る。
【図25】図24の空気調和装置の要部を示す断面平面
図である。
図である。
【図26】実施形態7の空気調和装置の要部を示す断面
平面図である。
平面図である。
【図27】実施形態8の空気調和装置の要部を示す断面
平面図である。
平面図である。
【図28】実施形態9の空気調和装置の要部を示す断面
平面図である。
平面図である。
【図29】従来の傾斜翼を示す側面図である。
【図30】図29の翼を備えたファン体の正面図であ
る。
る。
【図31】従来の直線翼のクロスフローファンを示す断
面平面図である。
面平面図である。
10 空気調和装置 11 ケーシング 12 熱交換器 13 吸込口 14 吹出口 15 舌部 16 垂直フラップ 17 ディフューザ 20 クロスフローファン 30 ファン体 40 翼 41 外側縁 42 内側縁 4S 翼形 50 リブレット SW 干渉音
Claims (26)
- 【請求項1】 回転軸心方向に延びる複数枚の翼(40,
40,…)を周方向に配列して成るファン体(30,30,
…)が回転軸心方向に複数個配置されているクロスフロ
ーファンにおいて、 上記翼(40,40,…)は、該翼(40,40,…)の一方の
側端面から他方の側端面にいくに従って回転軸心Oを中
心に捩れた捩れ形状に形成されていることを特徴とする
クロスフローファン。 - 【請求項2】 請求項1記載のクロスフローファンにお
いて、 翼(40,40,…)は、回転軸心Oと直交する横断面の翼
形(4S)が何れの断面位置においても回転軸心Oに対し
て同一形状となるように捩れた捩れ形状に形成されてい
ることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 各ファン体(30,30,…)の翼(40,40,…)が不等ピ
ッチで配列されていることを特徴とするクロスフローフ
ァン。 - 【請求項4】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 各ファン体(30,30,…)は、隣り合うファン体(30,
30)の翼(40,40,…)が連続するように形成されてい
ることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項5】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 各ファン体(30,30,…)は、隣り合うファン体(30,
30)の翼(40,40,…)が不連続状態になるように形成
されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 翼(40,40,…)の捩れ方向が同一方向に形成されたフ
ァン体(30,30,…)で構成されていることを特徴とす
るクロスフローファン。 - 【請求項7】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向に形成された2種
類のファン体(30,30,…)で構成されていることを特
徴とするクロスフローファン。 - 【請求項8】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が60°以上になる捩れ形状に形成されているこ
とを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項9】 請求項1又は2記載のクロスフローファ
ンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が360°になる捩れ形状に形成されていること
を特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項10】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が120°以上で360°以下になる捩れ形状に
形成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項11】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が150°以上で270°以下になる捩れ形状に
形成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項12】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が60°以上で150°以下になる捩れ形状に形
成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項13】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)が
等ピッチで配列されていることを特徴とするクロスフロ
ーファン。 - 【請求項14】 請求項13記載のクロスフローファン
において、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が翼(40,40,…)の1ピッチに対応した捩れ形
状に形成されていることを特徴とするクロスフローファ
ン。 - 【請求項15】 請求項13記載のクロスフローファン
において、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、ファン体(30,30,…)の1側端から他側端までの
捩れ角が翼(40,40,…)の1ピッチに対応した捩れ形
状に形成されていることを特徴とするクロスフローファ
ン。 - 【請求項16】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が50°以上になる捩れ形状に形成されているこ
とを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項17】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が50°以上で300°以下になる捩れ形状に形
成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項18】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が120°以上で240°以下になる捩れ形状に
形成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項19】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が50°以上で150°以下になる捩れ形状に形
成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項20】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 各ファン体(30,30,…)における翼(40,40,…)
は、本体全長の1側端から他側端まで延長された状態で
捩れ角が50°以上で120°以下になる捩れ形状に形
成されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項21】 請求項1又は2記載のクロスフローフ
ァンにおいて、 両側端のファン体(30,30)における外側部の前方に
は、ディフューザ(17,17)が流体の流出方向に沿って
配置されていることを特徴とするクロスフローファン。 - 【請求項22】 吸込口(13)及び吹出口(14)が形成
されたケーシング(11)と、 該ケーシング(11)の内部に設けられ、吸込口(13)に
近接して配置された熱交換器(12)と、 上記ケーシング(11)の内部に設けられ、吹出口(14)
に近接して配置されたクロスフローファン(20)とを備
えた空気調和装置において、 上記クロスフローファン(20)は、回転軸心方向に延び
る複数枚の翼(40,40,…)を周方向に配列して成るフ
ァン体(30,30,…)が回転軸心方向に複数個配置され
て構成される一方、 上記各ファン体(30,30,…)が翼(40,40,…)は、
クロスフローファン(20)の回転軸心Oに直交する真直
前方に対して空気の流出方向が所定角度だけ傾斜するよ
うに、翼(40,40,…)の一方の側端面から他方の側端
面にいくに従って回転軸心Oを中心に捩れた捩れ形状に
形成されていることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項23】 請求項22記載の空気調和装置におい
て、 クロスフローファン(20)の翼(40,40,…)は、回転
軸心Oと直交する横断面の翼形(4S)が何れの断面位置
においても回転軸心Oに対して同一形状となるように捩
れた捩れ形状に形成されていることを特徴とする空気調
和装置。 - 【請求項24】 請求項22又は23記載の空気調和装
置において、 クロスフローファン(20)における右半分のファン体
(30,30,…)と左半分のファン体(30,30,…)と
は、翼(40,40,…)の捩れ方向が逆方向に形成されて
いることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項25】 請求項22又は23記載の空気調和装
置において、 吹出口(14)には、複数のフラップ(16,16,…)が所
定間隔を存して並列に配置されていることを特徴とする
空気調和装置。 - 【請求項26】 請求項22又は23記載の空気調和装
置において、 吹出口(14)の両側のケーシング(11)の側壁(17,1
7)は、空気の流出方向に沿う形状に形成されているこ
とを特徴とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7343362A JPH0972297A (ja) | 1995-06-30 | 1995-12-28 | クロスフローファン及び空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-165453 | 1995-06-30 | ||
| JP16545395 | 1995-06-30 | ||
| JP7343362A JPH0972297A (ja) | 1995-06-30 | 1995-12-28 | クロスフローファン及び空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0972297A true JPH0972297A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=26490189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7343362A Pending JPH0972297A (ja) | 1995-06-30 | 1995-12-28 | クロスフローファン及び空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0972297A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002029331A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner |
| KR100459179B1 (ko) * | 2002-04-16 | 2004-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 횡류팬 |
| EP1386378A4 (en) * | 2001-05-11 | 2005-12-07 | Cymer Inc | IMPROVED FAN FOR A GAS DISCHARGE LASER |
| JP5925376B1 (ja) * | 2015-11-05 | 2016-05-25 | MEi株式会社 | クロスフローファンと空気調和機の室内機 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP7343362A patent/JPH0972297A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002029331A1 (en) * | 2000-09-29 | 2002-04-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner |
| US6692223B2 (en) | 2000-09-29 | 2004-02-17 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Air conditioner |
| EP1386378A4 (en) * | 2001-05-11 | 2005-12-07 | Cymer Inc | IMPROVED FAN FOR A GAS DISCHARGE LASER |
| KR100459179B1 (ko) * | 2002-04-16 | 2004-12-03 | 엘지전자 주식회사 | 횡류팬 |
| JP5925376B1 (ja) * | 2015-11-05 | 2016-05-25 | MEi株式会社 | クロスフローファンと空気調和機の室内機 |
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