JPH097231A - 情報記録円盤および情報記録再生装置 - Google Patents
情報記録円盤および情報記録再生装置Info
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- JPH097231A JPH097231A JP7178049A JP17804995A JPH097231A JP H097231 A JPH097231 A JP H097231A JP 7178049 A JP7178049 A JP 7178049A JP 17804995 A JP17804995 A JP 17804995A JP H097231 A JPH097231 A JP H097231A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロストークが少なく、高密度化に適し、し
かも、既存の1本のスパイラルを有するディスクの情報
配置アーキテクチャの流用が可能な情報記録円盤を得
る。 【構成】 情報記録円盤において、円盤状記録媒体に複
数回周回する1本のスパイラル記録トラックを形成し、
ガイド溝をスパイラルの1周おきに形成する。 【効果】 ガイド溝上とガイド溝間の両方に情報が記録
できるので、ランドとグルーブのクロストーク低減効果
により高密度化が可能であり、スパイラルは1本である
ので連続追跡が可能となり、記録再生情報に途切れが生
じず装置アクセス時間も長くならない。1本のスパイラ
ルを有するディスクを前提とした既存の情報配置アーキ
テクチャを流用することが可能であるから、新たな技術
開発や投資などが少なくて済むと共に、既存システムと
の互換性の点でも優れている。
かも、既存の1本のスパイラルを有するディスクの情報
配置アーキテクチャの流用が可能な情報記録円盤を得
る。 【構成】 情報記録円盤において、円盤状記録媒体に複
数回周回する1本のスパイラル記録トラックを形成し、
ガイド溝をスパイラルの1周おきに形成する。 【効果】 ガイド溝上とガイド溝間の両方に情報が記録
できるので、ランドとグルーブのクロストーク低減効果
により高密度化が可能であり、スパイラルは1本である
ので連続追跡が可能となり、記録再生情報に途切れが生
じず装置アクセス時間も長くならない。1本のスパイラ
ルを有するディスクを前提とした既存の情報配置アーキ
テクチャを流用することが可能であるから、新たな技術
開発や投資などが少なくて済むと共に、既存システムと
の互換性の点でも優れている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクのような
情報記録円盤と、この情報記録円盤を駆動して光学的に
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置に関する。
情報記録円盤と、この情報記録円盤を駆動して光学的に
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、光ディスクには、1本のスパイラ
ルが形成されている。例えば、コンパクトディスク(C
D)のようなプリマスタードディスクでは、断続するパ
ット列、また、記録可能な光ディスクでは、原則として
連続するガイド溝、というような違いはあるが、いずれ
も1本のスパイラルが多数回周回された構造を有してい
る。そして、ディスクを高密度化するためには、このス
パイラルのピッチを狭くすればよい。
ルが形成されている。例えば、コンパクトディスク(C
D)のようなプリマスタードディスクでは、断続するパ
ット列、また、記録可能な光ディスクでは、原則として
連続するガイド溝、というような違いはあるが、いずれ
も1本のスパイラルが多数回周回された構造を有してい
る。そして、ディスクを高密度化するためには、このス
パイラルのピッチを狭くすればよい。
【0003】ところが、ピッチを狭くすると、当然、ク
ロストークが問題になる。このような問題を解決し、デ
ィスクの高密度化を実現する一つの方法として、案内溝
(ガイド溝:グルーブ)と、案内溝の間(ガイド溝の
間:ランド)の両方に記録することにより、トラック密
度を従来の2倍にして高密度化を計る方式が提案されて
いる。特に、その案内溝の深さを所定の値に設定すれ
ば、溝上に記録された情報マークと、隣接する溝間に記
録された情報マークとのクロストークが小さくなり、高
密度記録が可能になる(OPTRONICS 199
4.No.5,122頁〜126頁「ランド&グルーブ
記録による相変化光ディスクの高密度化」)。
ロストークが問題になる。このような問題を解決し、デ
ィスクの高密度化を実現する一つの方法として、案内溝
(ガイド溝:グルーブ)と、案内溝の間(ガイド溝の
間:ランド)の両方に記録することにより、トラック密
度を従来の2倍にして高密度化を計る方式が提案されて
いる。特に、その案内溝の深さを所定の値に設定すれ
ば、溝上に記録された情報マークと、隣接する溝間に記
録された情報マークとのクロストークが小さくなり、高
密度記録が可能になる(OPTRONICS 199
4.No.5,122頁〜126頁「ランド&グルーブ
記録による相変化光ディスクの高密度化」)。
【0004】しかし、この方法では、2本のスパイラル
を必要とする。また、ディスクの高密度化を計る他の方
法として、メインスポットに対して1/2トラックピッ
チだけずれた位置にサブスポットを配置し、メインスポ
ットのトラッキングエラー信号の極性を切換えることに
よって、溝上または溝間をトラッキングする方式も知ら
れている(特開平7−14172号公報)。この方式の
場合には、溝が蛇行しているので、メインスポットが、
溝上をトラッキングしているときはメインスポットか
ら、また、溝間をトラッキングしているときはサブスポ
ットから、それぞれ蛇行情報を読み取っている。
を必要とする。また、ディスクの高密度化を計る他の方
法として、メインスポットに対して1/2トラックピッ
チだけずれた位置にサブスポットを配置し、メインスポ
ットのトラッキングエラー信号の極性を切換えることに
よって、溝上または溝間をトラッキングする方式も知ら
れている(特開平7−14172号公報)。この方式の
場合には、溝が蛇行しているので、メインスポットが、
溝上をトラッキングしているときはメインスポットか
ら、また、溝間をトラッキングしているときはサブスポ
ットから、それぞれ蛇行情報を読み取っている。
【0005】そのため、蛇行溝の蛇行情報(回転制御情
報やアドレス情報)を溝間からも読み取る必要があり、
複数の光スポットを用いることになる。その理由は、1
個の光スポットだけでは、一方の蛇行情報、例えば溝上
をトラッキングしているときの蛇行情報は得られても、
他方の溝間をトラッキングしているときの蛇行情報が得
られないからである。
報やアドレス情報)を溝間からも読み取る必要があり、
複数の光スポットを用いることになる。その理由は、1
個の光スポットだけでは、一方の蛇行情報、例えば溝上
をトラッキングしているときの蛇行情報は得られても、
他方の溝間をトラッキングしているときの蛇行情報が得
られないからである。
【0006】この方式では、溝間をトラッキングしてい
ると、いつまでたっても蛇行情報を読み取ることができ
ず、回転制御や記録データのタイミング管理ができな
い、という不都合がある。そこで、複数の光スポットを
使用して、溝上と溝間の蛇行情報を読み取るようにして
いる。しかし、複数のスポットを形成するための装置が
複雑になって高価になる上、サブスポットを正確に1/
2トラックずれた位置に配置することは、実用的に難か
しい。
ると、いつまでたっても蛇行情報を読み取ることができ
ず、回転制御や記録データのタイミング管理ができな
い、という不都合がある。そこで、複数の光スポットを
使用して、溝上と溝間の蛇行情報を読み取るようにして
いる。しかし、複数のスポットを形成するための装置が
複雑になって高価になる上、サブスポットを正確に1/
2トラックずれた位置に配置することは、実用的に難か
しい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】光ディスク等の円盤状
記録媒体では、高密度化のために、案内溝(ガイド溝:
グルーブ)と、案内溝の間(ガイド溝の間:ランド)の
両方に記録することにより、トラック密度を従来の2倍
にする第1の方式や、メインスポットに対して1/2ト
ラックピッチだけずれた位置にサブスポットを配置し、
メインスポットのトラッキングエラー信号の極性を切換
えることによって、溝上または溝間をトラッキングする
第2の方式などが、従来から知られている。まず、第1
の方式では、ガイド溝のピッチ自体はそのままで、溝間
という「第2のスパイラル」にも記録するので、密度的
にはピッチを1/2にしたのと同様の効果が得られると
共に、クロストークも小さくなる、という効果もある。
記録媒体では、高密度化のために、案内溝(ガイド溝:
グルーブ)と、案内溝の間(ガイド溝の間:ランド)の
両方に記録することにより、トラック密度を従来の2倍
にする第1の方式や、メインスポットに対して1/2ト
ラックピッチだけずれた位置にサブスポットを配置し、
メインスポットのトラッキングエラー信号の極性を切換
えることによって、溝上または溝間をトラッキングする
第2の方式などが、従来から知られている。まず、第1
の方式では、ガイド溝のピッチ自体はそのままで、溝間
という「第2のスパイラル」にも記録するので、密度的
にはピッチを1/2にしたのと同様の効果が得られると
共に、クロストークも小さくなる、という効果もある。
【0008】しかしながら、2本のスパイラルを有する
ことになるので、1本目のスパイラルの読み取りが終る
と、2本目のスパイラルの先頭に戻る必要がある。その
ため、例えば、音楽や動画などを記録した場合、1本目
の終りと2本目の先頭との間で、音や画像が途切れる、
という問題がある。例えば、スパイラルが内周からスタ
ートしていたとすれば、1本目の最後から2本目の先頭
の位置までヘッドを移動させるためには、ディスクの最
外周から最内周までの距離を移動させなければならな
い。
ことになるので、1本目のスパイラルの読み取りが終る
と、2本目のスパイラルの先頭に戻る必要がある。その
ため、例えば、音楽や動画などを記録した場合、1本目
の終りと2本目の先頭との間で、音や画像が途切れる、
という問題がある。例えば、スパイラルが内周からスタ
ートしていたとすれば、1本目の最後から2本目の先頭
の位置までヘッドを移動させるためには、ディスクの最
外周から最内周までの距離を移動させなければならな
い。
【0009】この移動距離は大きいので、長い時間を要
し、その間は音や画像に途切れが生じてしまう。さらに
大きな問題として、現在、CD−ROMやMOなどの主
流となっている光ディスクでは、ディスク上の情報は、
1本のスパイラルを前提にして最適な配置にされてい
る。
し、その間は音や画像に途切れが生じてしまう。さらに
大きな問題として、現在、CD−ROMやMOなどの主
流となっている光ディスクでは、ディスク上の情報は、
1本のスパイラルを前提にして最適な配置にされてい
る。
【0010】このようなディスクの情報を、この2本の
スパイラルを有するディスクに、そのままコピーする
と、1本目と2本目のスパイラルにまたがってコピーさ
れることになる。その結果、最初の最適な情報配置とか
け離れてしまうだけでなく、余分なヘッドアクセスが生
じる、という不都合もある。
スパイラルを有するディスクに、そのままコピーする
と、1本目と2本目のスパイラルにまたがってコピーさ
れることになる。その結果、最初の最適な情報配置とか
け離れてしまうだけでなく、余分なヘッドアクセスが生
じる、という不都合もある。
【0011】すなわち、2本のスパイラルを有するディ
スクにおいては、1本の場合と異なる最適な情報配置が
あり、そのための情報配置アーキテクチャを構築する必
要がある。このように、1本のスパイラルを有するディ
スクと、2本のスパイラルを有するディスクとでは、最
適な情報配置が異なっているので、1本のスパイラルを
有するディスクから、2本のスパイラルを有するディス
クへの単純な情報のコピーでは、最適な情報配置が得ら
れない。
スクにおいては、1本の場合と異なる最適な情報配置が
あり、そのための情報配置アーキテクチャを構築する必
要がある。このように、1本のスパイラルを有するディ
スクと、2本のスパイラルを有するディスクとでは、最
適な情報配置が異なっているので、1本のスパイラルを
有するディスクから、2本のスパイラルを有するディス
クへの単純な情報のコピーでは、最適な情報配置が得ら
れない。
【0012】その結果、1本のスパイラルの場合と2本
のスパイラルの場合とでは、情報配置アーキテクチャが
異なるので、既存の1本のスパイラルを前提としたアー
キテクチャとの互換性を保つには、著しい困難が伴う。
以上が、従来技術の第1の方式の内容の概略である。
のスパイラルの場合とでは、情報配置アーキテクチャが
異なるので、既存の1本のスパイラルを前提としたアー
キテクチャとの互換性を保つには、著しい困難が伴う。
以上が、従来技術の第1の方式の内容の概略である。
【0013】次に、第2の方式では、溝上と溝間の蛇行
情報を読み取るために、複数の光スポットを使用してい
る。そのため、装置が複雑化してコストアップになると
共に、サブスポットを正確に1/2トラックピッチだけ
ずれた位置に配置するには、多くの困難がある。
情報を読み取るために、複数の光スポットを使用してい
る。そのため、装置が複雑化してコストアップになると
共に、サブスポットを正確に1/2トラックピッチだけ
ずれた位置に配置するには、多くの困難がある。
【0014】この発明では、高密度で、既存システムと
の互換性にも優れた記録再生システムを提供することを
目的とする。そのために、クロストークが少なく、高密
度化に適し、しかも、既存の1本のスパイラルを有する
ディスクの情報配置アーキテクチャの流用が可能な情報
記録円盤を実現する(請求項1から請求項4の発明)。
さらに、この情報記録円盤について、そのトラックの連
続的な追跡が可能で、しかも、簡単かつ安価な構成の情
報記録再生装置を実現する(請求項5から請求項8の発
明)。
の互換性にも優れた記録再生システムを提供することを
目的とする。そのために、クロストークが少なく、高密
度化に適し、しかも、既存の1本のスパイラルを有する
ディスクの情報配置アーキテクチャの流用が可能な情報
記録円盤を実現する(請求項1から請求項4の発明)。
さらに、この情報記録円盤について、そのトラックの連
続的な追跡が可能で、しかも、簡単かつ安価な構成の情
報記録再生装置を実現する(請求項5から請求項8の発
明)。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、円
盤状記録媒体に複数回周回する1本のスパイラル記録ト
ラックを形成し、ガイド溝をスパイラルの1周おきに形
成する。
盤状記録媒体に複数回周回する1本のスパイラル記録ト
ラックを形成し、ガイド溝をスパイラルの1周おきに形
成する。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の情報記録
円盤において、ガイド溝が形成されたスパイラルからガ
イド溝が形成されていないスパイラルへの境界近傍で、
スパイラルの線上とは異なる位置に、光学的に検出可能
なフラグを形成する。
円盤において、ガイド溝が形成されたスパイラルからガ
イド溝が形成されていないスパイラルへの境界近傍で、
スパイラルの線上とは異なる位置に、光学的に検出可能
なフラグを形成する。
【0017】請求項3の発明では、請求項2の情報記録
円盤において、フラグが形成されている位置は、スパイ
ラルの線上からこのスパイラルのピッチの略1/2だけ
離間した位置にしている。
円盤において、フラグが形成されている位置は、スパイ
ラルの線上からこのスパイラルのピッチの略1/2だけ
離間した位置にしている。
【0018】請求項4の発明では、請求項1から請求項
3の情報記録円盤において、ガイド溝は、一定の空間周
波数またはアドレス情報で周波数変調された空間周波数
で、半径方向に蛇行させている。
3の情報記録円盤において、ガイド溝は、一定の空間周
波数またはアドレス情報で周波数変調された空間周波数
で、半径方向に蛇行させている。
【0019】請求項5の発明では、円盤状記録媒体に複
数回周回する1本のスパイラル記録トラックが形成さ
れ、スパイラルの1周おきにガイド溝が形成されている
情報記録円盤におけるスパイラル記録トラックに対して
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置において、記
録媒体上に光ビームを集光して光スポットを形成するヘ
ッドと、光スポットとスパイラル記録トラックとの位置
ずれを検出してトラッキングエラー信号を生成するトラ
ッキングエラー信号生成手段と、トラッキングエラー信
号に応じて光スポットの位置を修正して、光スポットが
スパイラル記録トラックを追跡するように制御するトラ
ッキング制御手段とを備え、トラッキング制御手段が、
ガイド溝が形成されているスパイラル周回とガイド溝が
形成されていないスパイラル周回とで、トラッキングエ
ラー信号の極性を反転させて、光スポットが連続的にス
パイラル記録トラックを追跡するように制御する。
数回周回する1本のスパイラル記録トラックが形成さ
れ、スパイラルの1周おきにガイド溝が形成されている
情報記録円盤におけるスパイラル記録トラックに対して
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置において、記
録媒体上に光ビームを集光して光スポットを形成するヘ
ッドと、光スポットとスパイラル記録トラックとの位置
ずれを検出してトラッキングエラー信号を生成するトラ
ッキングエラー信号生成手段と、トラッキングエラー信
号に応じて光スポットの位置を修正して、光スポットが
スパイラル記録トラックを追跡するように制御するトラ
ッキング制御手段とを備え、トラッキング制御手段が、
ガイド溝が形成されているスパイラル周回とガイド溝が
形成されていないスパイラル周回とで、トラッキングエ
ラー信号の極性を反転させて、光スポットが連続的にス
パイラル記録トラックを追跡するように制御する。
【0020】請求項6の発明では、請求項5の情報記録
再生装置において、光スポットの反射または透過光量を
検出する光量検出手段を備え、光量に応じてトラッキン
グエラー信号の極性を反転させて、光スポットが連続的
に上記スパイラル記録トラックを追跡するように制御す
る。
再生装置において、光スポットの反射または透過光量を
検出する光量検出手段を備え、光量に応じてトラッキン
グエラー信号の極性を反転させて、光スポットが連続的
に上記スパイラル記録トラックを追跡するように制御す
る。
【0021】請求項7の発明では、請求項5の情報記録
再生装置において、情報記録円盤は、ガイド溝が形成さ
れたスパイラルからガイド溝が形成されていないスパイ
ラルへの境界近傍で、スパイラルの線上とは異なる位置
に、光学的に検出可能なフラグが形成されており、トラ
ッキング制御手段が、フラグを検出してトラッキングエ
ラー信号の極性を反転させている。
再生装置において、情報記録円盤は、ガイド溝が形成さ
れたスパイラルからガイド溝が形成されていないスパイ
ラルへの境界近傍で、スパイラルの線上とは異なる位置
に、光学的に検出可能なフラグが形成されており、トラ
ッキング制御手段が、フラグを検出してトラッキングエ
ラー信号の極性を反転させている。
【0022】請求項8の発明では、円盤状記録媒体に複
数回周回する1本のスパイラル記録トラックが形成さ
れ、スパイラルの1周おきにガイド溝が形成されている
情報記録円盤におけるスパイラル記録トラックに対して
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置において、ガ
イド溝は、一定の空間周波数またはアドレス情報で周波
数変調された空間周波数で、半径方向に蛇行しており、
円盤状記録媒体を回転させる回転モータと、円盤状記録
媒体の回転に応じたガイド溝の蛇行信号を検出するガイ
ド溝の蛇行検出手段と、蛇行信号の周波数を基に回転モ
ータの回転制御を行う回転制御手段とを備え、回転制御
手段が、ガイド溝が形成されていないスパイラル周回で
は、直前の周回における制御状態を保持するようにして
いる。
数回周回する1本のスパイラル記録トラックが形成さ
れ、スパイラルの1周おきにガイド溝が形成されている
情報記録円盤におけるスパイラル記録トラックに対して
情報の記録/再生を行う情報記録再生装置において、ガ
イド溝は、一定の空間周波数またはアドレス情報で周波
数変調された空間周波数で、半径方向に蛇行しており、
円盤状記録媒体を回転させる回転モータと、円盤状記録
媒体の回転に応じたガイド溝の蛇行信号を検出するガイ
ド溝の蛇行検出手段と、蛇行信号の周波数を基に回転モ
ータの回転制御を行う回転制御手段とを備え、回転制御
手段が、ガイド溝が形成されていないスパイラル周回で
は、直前の周回における制御状態を保持するようにして
いる。
【0023】
【作用】この発明の情報記録円盤では、現在主流となっ
ているディスク上に1本のスパイラルが形成された光デ
ィスクとの互換性を重視し、しかも、高密度化を達成す
るために、グルーブ(ガイド溝)とランド(ガイド溝の
間)の双方を、記録トラックとすると共に、グルーブと
ランドとをスパイラルの1周おきに設けることによっ
て、従来の2倍のトラック密度が確保され、また、クロ
ストークも防止される(請求項1から請求項4の発
明)。また、このような1本のスパイラルが形成された
情報記録円盤のトラックを、連続的に追跡可能にした情
報記録再生装置を提案する(請求項5から請求項8の発
明)。
ているディスク上に1本のスパイラルが形成された光デ
ィスクとの互換性を重視し、しかも、高密度化を達成す
るために、グルーブ(ガイド溝)とランド(ガイド溝の
間)の双方を、記録トラックとすると共に、グルーブと
ランドとをスパイラルの1周おきに設けることによっ
て、従来の2倍のトラック密度が確保され、また、クロ
ストークも防止される(請求項1から請求項4の発
明)。また、このような1本のスパイラルが形成された
情報記録円盤のトラックを、連続的に追跡可能にした情
報記録再生装置を提案する(請求項5から請求項8の発
明)。
【0024】
【実施例1の情報記録円盤】この発明の情報記録円盤お
よび情報記録再生装置について、図面を参照しながら、
その実施例を詳細に説明する。この実施例は、主として
請求項1の発明に対応しているが、請求項2から請求項
8の発明にも関連しており、請求項1の発明が基本発明
である。
よび情報記録再生装置について、図面を参照しながら、
その実施例を詳細に説明する。この実施例は、主として
請求項1の発明に対応しているが、請求項2から請求項
8の発明にも関連しており、請求項1の発明が基本発明
である。
【0025】請求項1から請求項4の発明は、情報記録
円盤に関し、請求項5から請求項8の発明は、請求項1
から請求項4の各情報記録円盤を駆動するための情報記
録再生装置に関する。この第1の実施例では、1本のス
パイラル記録トラックが形成され、ガイド溝がスパイラ
ルの1周おきに形成されている点に特徴を有している。
円盤に関し、請求項5から請求項8の発明は、請求項1
から請求項4の各情報記録円盤を駆動するための情報記
録再生装置に関する。この第1の実施例では、1本のス
パイラル記録トラックが形成され、ガイド溝がスパイラ
ルの1周おきに形成されている点に特徴を有している。
【0026】図1は、この発明の情報記録円盤につい
て、その記録トラックのスパイラル構造の一実施例を概
念的に示す図である。図において、1の実線はグルー
ブ、2の破線はランド、Gはグルーブ(ガイド溝)で、
G(n),G(n+1)はそれぞれ1つのグルーブG、
Lはランド(ガイド溝の間)で、L(n),L(n+
1)はそれぞれ1つのランドLを示し、Aは円盤状記録
媒体の一部の領域、矢印Bは回転方向、Cは円盤状記録
媒体の回転中心位置を示す。
て、その記録トラックのスパイラル構造の一実施例を概
念的に示す図である。図において、1の実線はグルー
ブ、2の破線はランド、Gはグルーブ(ガイド溝)で、
G(n),G(n+1)はそれぞれ1つのグルーブG、
Lはランド(ガイド溝の間)で、L(n),L(n+
1)はそれぞれ1つのランドLを示し、Aは円盤状記録
媒体の一部の領域、矢印Bは回転方向、Cは円盤状記録
媒体の回転中心位置を示す。
【0027】この図1に示すように、円盤状記録媒体に
は、回転中心位置Cから外側へ向って、あるいは外側か
ら内周へ向って、スパイラルが配列されている。このス
パイラルは、1周毎に、1の実線で示すグルーブ(ガイ
ド溝)Gが形成された周回と、2の破線で示すランド
(ガイド溝の間)L、すなわち、何も形成されていない
周回とが、交互に配列されている。
は、回転中心位置Cから外側へ向って、あるいは外側か
ら内周へ向って、スパイラルが配列されている。このス
パイラルは、1周毎に、1の実線で示すグルーブ(ガイ
ド溝)Gが形成された周回と、2の破線で示すランド
(ガイド溝の間)L、すなわち、何も形成されていない
周回とが、交互に配列されている。
【0028】図2は、図1に示した円盤状記録媒体上の
一部の領域Aの拡大図である。図における符号は図1と
同様であり、矢印Dはスポット走査方向、Eは1スパイ
ラルピッチを示す。
一部の領域Aの拡大図である。図における符号は図1と
同様であり、矢印Dはスポット走査方向、Eは1スパイ
ラルピッチを示す。
【0029】図3は、同じく図1に示した円盤状記録媒
体上の一部の領域Aの拡大断面図である。図における符
号は図1と同様であり、3は円盤状記録媒体の基板(デ
ィスク基板)を示す。
体上の一部の領域Aの拡大断面図である。図における符
号は図1と同様であり、3は円盤状記録媒体の基板(デ
ィスク基板)を示す。
【0030】この図2の一部の領域Aの拡大図と、図3
の拡大断面図に示すように、図1の例えばグルーブG
(n)は、次の周回では、ランドL(n)になる。ま
た、このランドL(n)は、次の周回では、グルーブG
(n+1)になり、以下同様に、L(n+1)のよう
に、グルーブとランドとか配列される。したがって、あ
るガイド溝と隣接するガイド溝との距離は、スパイラル
ピッチの2倍である。この発明の情報記録円盤は、図1
と図2に示したように、そのディスク基板上の1周毎
に、実線(1)で示したグルーブGのガイド溝が形成さ
れた周回と、破線(2)で示したランドL、すなわち、
何も形成されていない周回とが、交互に配列されてスパ
イラル状になっている。
の拡大断面図に示すように、図1の例えばグルーブG
(n)は、次の周回では、ランドL(n)になる。ま
た、このランドL(n)は、次の周回では、グルーブG
(n+1)になり、以下同様に、L(n+1)のよう
に、グルーブとランドとか配列される。したがって、あ
るガイド溝と隣接するガイド溝との距離は、スパイラル
ピッチの2倍である。この発明の情報記録円盤は、図1
と図2に示したように、そのディスク基板上の1周毎
に、実線(1)で示したグルーブGのガイド溝が形成さ
れた周回と、破線(2)で示したランドL、すなわち、
何も形成されていない周回とが、交互に配列されてスパ
イラル状になっている。
【0031】この円盤状記録媒体は、半径方向にみる
と、グルーブGとランドLとが交互に存在しているの
で、先に従来例として述べた第1の方式と同様なクロス
トーク低減効果が得られる配置になっている。そのた
め、ランドLとグルーブGの両方に記録することがで
き、高密度化が可能である。また、スパイラル方向にみ
ると、連続する1本のスパイラル状であるから、既存の
1本のスパイラルを有するディスクのための情報配置ア
ーキテクチャを流用することが可能であり、既存システ
ムとの互換性の点でも優れている。
と、グルーブGとランドLとが交互に存在しているの
で、先に従来例として述べた第1の方式と同様なクロス
トーク低減効果が得られる配置になっている。そのた
め、ランドLとグルーブGの両方に記録することがで
き、高密度化が可能である。また、スパイラル方向にみ
ると、連続する1本のスパイラル状であるから、既存の
1本のスパイラルを有するディスクのための情報配置ア
ーキテクチャを流用することが可能であり、既存システ
ムとの互換性の点でも優れている。
【0032】以上のように、第1の実施例では、円盤状
記録媒体に、複数回周回する1本のスパイラル記録トラ
ック(ランドL)を形成し、このスパイラルの1周おき
にガイド溝(グルーブG)を形成している。図1から図
3に関連して説明した情報記録円盤を駆動するのに好適
な情報記録再生装置については、他の実施例(次の実施
例1の2)として、別項で詳しく説明する(請求項5の
情報記録再生装置)。
記録媒体に、複数回周回する1本のスパイラル記録トラ
ック(ランドL)を形成し、このスパイラルの1周おき
にガイド溝(グルーブG)を形成している。図1から図
3に関連して説明した情報記録円盤を駆動するのに好適
な情報記録再生装置については、他の実施例(次の実施
例1の2)として、別項で詳しく説明する(請求項5の
情報記録再生装置)。
【0033】
【実施例1の情報記録再生装置】この実施例は、請求項
5と請求項6の発明に対応しており、先に第1の実施例
で説明した情報記録円盤上に形成された1本のスパイラ
ルのトラックを、連続的に追跡可能にした情報記録再生
装置である。
5と請求項6の発明に対応しており、先に第1の実施例
で説明した情報記録円盤上に形成された1本のスパイラ
ルのトラックを、連続的に追跡可能にした情報記録再生
装置である。
【0034】図4は、この発明の情報記録再生装置につ
いて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。図において、11はこの発明の情報記録円盤、1
2はヘッド、13は反転アンプ、14はセレクタ、15
はサーボ回路、16は比較器を示し、LBは光ビーム、
TEはトラッキングエラー信号、SUMは光量信号、E
は基準電圧を示す。
いて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図で
ある。図において、11はこの発明の情報記録円盤、1
2はヘッド、13は反転アンプ、14はセレクタ、15
はサーボ回路、16は比較器を示し、LBは光ビーム、
TEはトラッキングエラー信号、SUMは光量信号、E
は基準電圧を示す。
【0035】図4に示す情報記録円盤11は、図示され
てない回転モータによって回転される。ヘッド12は、
光ビームLBをこの情報記録円盤11上に集光して光ス
ポットを形成し、情報記録円盤11からの反射光によっ
て、トラッキングエラー信号TEと光量信号SUMを生
成する。このような信号生成手段としては、従来から公
知のものを使用する。
てない回転モータによって回転される。ヘッド12は、
光ビームLBをこの情報記録円盤11上に集光して光ス
ポットを形成し、情報記録円盤11からの反射光によっ
て、トラッキングエラー信号TEと光量信号SUMを生
成する。このような信号生成手段としては、従来から公
知のものを使用する。
【0036】図5は、情報記録再生装置において、トラ
ッキングエラー信号TEと光量信号SUMを生成する信
号検出部の要部構成を示す機能ブロック図である。図に
おける符号は図3および図4と同様であり、21は対物
レンズ、22は2分割光センサ、23は減算器、24は
加算器を示す。
ッキングエラー信号TEと光量信号SUMを生成する信
号検出部の要部構成を示す機能ブロック図である。図に
おける符号は図3および図4と同様であり、21は対物
レンズ、22は2分割光センサ、23は減算器、24は
加算器を示す。
【0037】この図5の下方に示すように、情報記録円
盤11上のスパイラルと平行に2分割された光センサ
(2分割光センサ)22からの差信号によって、トラッ
キングエラー信号TEが、和信号によって光量信号SU
Mが、それぞれ得られる。なお、図5の上方には、図3
に示した情報記録円盤11の一部の領域Aの断面図を対
比して示している。次に、情報記録円盤11のグルーブ
GおよびランドLと、生成される2つの信号、すなわ
ち、トラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUM
との関係を説明する。
盤11上のスパイラルと平行に2分割された光センサ
(2分割光センサ)22からの差信号によって、トラッ
キングエラー信号TEが、和信号によって光量信号SU
Mが、それぞれ得られる。なお、図5の上方には、図3
に示した情報記録円盤11の一部の領域Aの断面図を対
比して示している。次に、情報記録円盤11のグルーブ
GおよびランドLと、生成される2つの信号、すなわ
ち、トラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUM
との関係を説明する。
【0038】図6は、グルーブGおよびランドLと、ト
ラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUMとの関
係を示す図である。図における符号は図3および図5と
同様であり、a−aとb−bは信号の検出タイミング、
TEaaとTEbbは、それぞれ検出タイミングa−
a,b−bで検出されるトラッキングエラー信号、SU
MaaとSUMbbは、それぞれ検出タイミングa−
a,b−bで検出される光量信号を示す。
ラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUMとの関
係を示す図である。図における符号は図3および図5と
同様であり、a−aとb−bは信号の検出タイミング、
TEaaとTEbbは、それぞれ検出タイミングa−
a,b−bで検出されるトラッキングエラー信号、SU
MaaとSUMbbは、それぞれ検出タイミングa−
a,b−bで検出される光量信号を示す。
【0039】図3に示した情報記録円盤11の一部の領
域Aは、スパイラル周回の境界であり、すでに述べたよ
うに、グルーブG(n)は、次の周回でランドL(n)
になる。いま、グルーブG(n)上を追跡してきて、ラ
ンドL(n)上にかかったとすると、トラッキングエラ
ー信号TEは、図6に示すTEaaからTEbbとな
り、その極性が反転する。この状態で、ランドL(n)
上を継続的に追跡させるためには、トラッキングエラー
信号TE(図6のTEaa)を、さらに反転させればよ
い。
域Aは、スパイラル周回の境界であり、すでに述べたよ
うに、グルーブG(n)は、次の周回でランドL(n)
になる。いま、グルーブG(n)上を追跡してきて、ラ
ンドL(n)上にかかったとすると、トラッキングエラ
ー信号TEは、図6に示すTEaaからTEbbとな
り、その極性が反転する。この状態で、ランドL(n)
上を継続的に追跡させるためには、トラッキングエラー
信号TE(図6のTEaa)を、さらに反転させればよ
い。
【0040】一方、和信号、すなわち、光量信号SUM
(図6のSUMaaとSUMbb)は、グルーブ上とラ
ンド上とで、そのレベルが異なっている。この図6で
は、グルーブ上で低レベル、ランド上で高レベルの場合
を示している。なお、このグルーブ上とランド上でのレ
ベルの関係は、グルーブの深さや幅等によって変化する
ので、高低のレベル関係が逆になることもある。このレ
ベルの問題は、情報記録円盤の製造上の選択的事項であ
る。
(図6のSUMaaとSUMbb)は、グルーブ上とラ
ンド上とで、そのレベルが異なっている。この図6で
は、グルーブ上で低レベル、ランド上で高レベルの場合
を示している。なお、このグルーブ上とランド上でのレ
ベルの関係は、グルーブの深さや幅等によって変化する
ので、高低のレベル関係が逆になることもある。このレ
ベルの問題は、情報記録円盤の製造上の選択的事項であ
る。
【0041】以上が、情報記録円盤11のグルーブGお
よびランドLと、生成される2つの信号、すなわち、ト
ラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUMとの関
係をである。さて、先の図4に戻ると、この情報記録再
生装置では、トラッキングエラー信号TEの極性を反転
させるために、反転アンプ13が設けられている。
よびランドLと、生成される2つの信号、すなわち、ト
ラッキングエラー信号TEおよび光量信号SUMとの関
係をである。さて、先の図4に戻ると、この情報記録再
生装置では、トラッキングエラー信号TEの極性を反転
させるために、反転アンプ13が設けられている。
【0042】そして、トラッキングエラー信号TEと、
その反転信号とは、セレクタ14によっていずれか一方
が選択される。また、光量信号SUMは、比較器16に
おいて、一定レベルを指示する基準電圧Eと比較され、
この比較器16の出力によってセレクタ14が制御され
る。サーボ回路15は、このセレクタ14の出力を受
け、その信号に応じて光スポットを半径方向に変位させ
て、光スポットがスパイラル線上を追跡するように制御
する。
その反転信号とは、セレクタ14によっていずれか一方
が選択される。また、光量信号SUMは、比較器16に
おいて、一定レベルを指示する基準電圧Eと比較され、
この比較器16の出力によってセレクタ14が制御され
る。サーボ回路15は、このセレクタ14の出力を受
け、その信号に応じて光スポットを半径方向に変位させ
て、光スポットがスパイラル線上を追跡するように制御
する。
【0043】図7は、図4に示した情報記録再生装置に
ついて、比較器16の出力と情報記録円盤11のグルー
ブGとランドLとの関係を説明するタイミングチャート
である。図の波形に付けた符号は、図4および図6の符
号位置に対応している。
ついて、比較器16の出力と情報記録円盤11のグルー
ブGとランドLとの関係を説明するタイミングチャート
である。図の波形に付けた符号は、図4および図6の符
号位置に対応している。
【0044】この図7に示すように、情報記録円盤11
のグルーブG(n)上では、光量信号SUMは低レベル
の信号となり、ランドL(n)との境界で、反転されて
高レベルの信号となる。その後も同様で、グルーブG
(n+1)との境界で、再び低レベルの信号になる。そ
のために、比較器16とセレクタ14との関係を、トラ
ッキングエラー信号TE>光量信号SUMのとき、反転
アンプ13の出力を選択し、トラッキングエラー信号T
E≦光量信号SUMのとき、トラッキングエラー信号T
Eを選択するように設定しておく。
のグルーブG(n)上では、光量信号SUMは低レベル
の信号となり、ランドL(n)との境界で、反転されて
高レベルの信号となる。その後も同様で、グルーブG
(n+1)との境界で、再び低レベルの信号になる。そ
のために、比較器16とセレクタ14との関係を、トラ
ッキングエラー信号TE>光量信号SUMのとき、反転
アンプ13の出力を選択し、トラッキングエラー信号T
E≦光量信号SUMのとき、トラッキングエラー信号T
Eを選択するように設定しておく。
【0045】このような比較器16の出力で、セレクタ
14を制御すれば、ランド上では自動的に反転されたト
ラッキングエラー信号TEで制御され、図1から図3に
示した情報記録円盤上を、G(n),L(n),G(n
+1),L(n+1),……、と連続的にスパイラル線
上を追跡することができる。以上のように、この実施例
の情報記録再生装置は、先の第1の実施例で説明した情
報記録円盤、すなわち、1本のスパイラルで形成され、
グルーブ(ガイド溝)上とランド(ガイド溝の間)の両
方に情報を記録した高密度の情報記録円盤がセットされ
たとき、そのグルーブ(ガイド溝)周回とランド(ガイ
ド溝の間)周回とでトラッキングエラー信号の極性を反
転させている。
14を制御すれば、ランド上では自動的に反転されたト
ラッキングエラー信号TEで制御され、図1から図3に
示した情報記録円盤上を、G(n),L(n),G(n
+1),L(n+1),……、と連続的にスパイラル線
上を追跡することができる。以上のように、この実施例
の情報記録再生装置は、先の第1の実施例で説明した情
報記録円盤、すなわち、1本のスパイラルで形成され、
グルーブ(ガイド溝)上とランド(ガイド溝の間)の両
方に情報を記録した高密度の情報記録円盤がセットされ
たとき、そのグルーブ(ガイド溝)周回とランド(ガイ
ド溝の間)周回とでトラッキングエラー信号の極性を反
転させている。
【0046】したがって、1本のスパイラルを連続的に
追跡することができると共に、第1の実施例の情報記録
円盤が期待した効果、すなわち、ランドとグルーブのク
ロストーク低減効果によって、高密度化が実現される。
また、スパイラルは1本であるから、連続追跡が可能で
あり、記録再生情報に途切れが生じず、装置アクセス時
間も長くならなず、しかも、1本のスパイラルを有する
ディスクを前提とした既存の情報配置アーキテクチャを
流用することが可能であるから、新たな技術開発や投資
などが少なくて済むと共に、既存システムとの互換性の
点でも優れている、等の多くの効果が得られる。
追跡することができると共に、第1の実施例の情報記録
円盤が期待した効果、すなわち、ランドとグルーブのク
ロストーク低減効果によって、高密度化が実現される。
また、スパイラルは1本であるから、連続追跡が可能で
あり、記録再生情報に途切れが生じず、装置アクセス時
間も長くならなず、しかも、1本のスパイラルを有する
ディスクを前提とした既存の情報配置アーキテクチャを
流用することが可能であるから、新たな技術開発や投資
などが少なくて済むと共に、既存システムとの互換性の
点でも優れている、等の多くの効果が得られる。
【0047】以上のように、この第1の実施例の情報記
録再生装置(請求項5の発明)は、図4と図5に示した
構成であり、記録媒体上に光ビームを集光して光スポッ
トを形成するヘッド(図4の12)と、光スポットとス
パイラル記録トラックとの位置ずれを検出してトラッキ
ングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成
手段(図4の12、図5の22〜24)と、トラッキン
グエラー信号に応じて光スポットの位置を修正して、光
スポットがスパイラル記録トラックを追跡するように制
御するトラッキング制御手段(図4の15)とを備え、
トラッキング制御手段は、ガイド溝が形成されているス
パイラル周回とガイド溝が形成されていないスパイラル
周回とで、トラッキングエラー信号の極性を反転させ
て、光スポットが連続的にスパイラル記録トラックを追
跡するように制御(図4の13、14)している。ま
た、この情報記録再生装置(請求項5の発明)におい
て、光スポットの反射または透過光量を検出する光量検
出手段(図4の12、図5の24)を備え、光量に応じ
てトラッキングエラー信号の極性を反転させて、光スポ
ットが連続的に上記スパイラル記録トラックを追跡する
ように制御(図4の16、E、13、14)している
(請求項6の情報記録再生装置)。
録再生装置(請求項5の発明)は、図4と図5に示した
構成であり、記録媒体上に光ビームを集光して光スポッ
トを形成するヘッド(図4の12)と、光スポットとス
パイラル記録トラックとの位置ずれを検出してトラッキ
ングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成
手段(図4の12、図5の22〜24)と、トラッキン
グエラー信号に応じて光スポットの位置を修正して、光
スポットがスパイラル記録トラックを追跡するように制
御するトラッキング制御手段(図4の15)とを備え、
トラッキング制御手段は、ガイド溝が形成されているス
パイラル周回とガイド溝が形成されていないスパイラル
周回とで、トラッキングエラー信号の極性を反転させ
て、光スポットが連続的にスパイラル記録トラックを追
跡するように制御(図4の13、14)している。ま
た、この情報記録再生装置(請求項5の発明)におい
て、光スポットの反射または透過光量を検出する光量検
出手段(図4の12、図5の24)を備え、光量に応じ
てトラッキングエラー信号の極性を反転させて、光スポ
ットが連続的に上記スパイラル記録トラックを追跡する
ように制御(図4の16、E、13、14)している
(請求項6の情報記録再生装置)。
【0048】
【実施例2の情報記録円盤】次に、情報記録円盤につい
て、第2の実施例を説明する。この実施例は、請求項2
と請求項3の発明に対応しているが、先に第1の実施例
で説明した情報記録円盤(請求項1の発明)や、連続的
なトラック追跡が可能な情報記録再生装置(請求項7の
発明)にも関連している。この第2の実施例の情報記録
円盤は、先に第1の実施例で説明した情報記録円盤にお
いて、トラッキングエラー信号TEの極性の反転タイミ
ングを、より容易に検出できるようにした点に特徴を有
している。
て、第2の実施例を説明する。この実施例は、請求項2
と請求項3の発明に対応しているが、先に第1の実施例
で説明した情報記録円盤(請求項1の発明)や、連続的
なトラック追跡が可能な情報記録再生装置(請求項7の
発明)にも関連している。この第2の実施例の情報記録
円盤は、先に第1の実施例で説明した情報記録円盤にお
いて、トラッキングエラー信号TEの極性の反転タイミ
ングを、より容易に検出できるようにした点に特徴を有
している。
【0049】このために、ガイド溝(グルーブ)が形成
されたスパイラルからガイド溝が形成されていない(ラ
ンド)スパイラルへの境界近傍で、スパイラルの線上と
は異なる位置に、光学的に検出可能なフラグを形成して
いる(請求項2の発明)。また、この場合に、フラグを
形成する位置は、スパイラルの線上からスパイラルのピ
ッチの略1/2だけ離間した位置にしている(請求項3
の発明)。
されたスパイラルからガイド溝が形成されていない(ラ
ンド)スパイラルへの境界近傍で、スパイラルの線上と
は異なる位置に、光学的に検出可能なフラグを形成して
いる(請求項2の発明)。また、この場合に、フラグを
形成する位置は、スパイラルの線上からスパイラルのピ
ッチの略1/2だけ離間した位置にしている(請求項3
の発明)。
【0050】図8は、この発明の情報記録円盤の第2の
実施例について、図1に示した円盤状記録媒体上の一部
の領域Aの拡大図である。図における符号は図2と同様
であり、FAはフラグ部、F(n),F(n+1),F
(n+2)はフラグ、Hは1/2スパイラルピッチを示
す。
実施例について、図1に示した円盤状記録媒体上の一部
の領域Aの拡大図である。図における符号は図2と同様
であり、FAはフラグ部、F(n),F(n+1),F
(n+2)はフラグ、Hは1/2スパイラルピッチを示
す。
【0051】この図8に示す円盤状記録媒体上の一部の
領域Aは、先の図2に対応しているが、スパイラル周回
の境目、すなわち、グルーブGからランドL、あるいは
ランドLからグルーブGの境界付近に、1スパイラルピ
ッチDと異なるピッチで、フラグ部FAが設けられてい
る。このフラグ部FAの各フラグF(n)〜F(n+
1)は、グルーブGと同様な溝で形成しても、もっと短
いピットで形成してもよく、あるいはそれらの断続で形
成してもよい。
領域Aは、先の図2に対応しているが、スパイラル周回
の境目、すなわち、グルーブGからランドL、あるいは
ランドLからグルーブGの境界付近に、1スパイラルピ
ッチDと異なるピッチで、フラグ部FAが設けられてい
る。このフラグ部FAの各フラグF(n)〜F(n+
1)は、グルーブGと同様な溝で形成しても、もっと短
いピットで形成してもよく、あるいはそれらの断続で形
成してもよい。
【0052】さらに、溝やピットでなくても、光磁気効
果を有する薄膜でもよいし、何らかの反射率変化を生じ
させるマークであってもよい。要するに、光学的に検出
できる方式であれば、どのようなものでもよい。以下の
説明では、グルーブGと同じ性質を有する溝の場合とす
る。この溝で形成すれば、通常のトラック追跡装置が備
えている検出手段で検出できる、という利点がある。
果を有する薄膜でもよいし、何らかの反射率変化を生じ
させるマークであってもよい。要するに、光学的に検出
できる方式であれば、どのようなものでもよい。以下の
説明では、グルーブGと同じ性質を有する溝の場合とす
る。この溝で形成すれば、通常のトラック追跡装置が備
えている検出手段で検出できる、という利点がある。
【0053】溝の長さは、検出が容易かつ正確に行える
ように、トラック追跡装置または情報記録再生装置が形
成する光スポットの直径に比べて、十分長くすることが
好ましいが、余り長くすると、情報記録円盤全体の記録
容量が減ってしまう。そこで、例えば光スポットの直径
の2倍から10倍程度に設定する。このようなフラグ部
FAのフラグFを検出することにより、連続的なスパイ
ラルトラック追跡のために生成するトラッキング信号の
極性反転が容易になる。
ように、トラック追跡装置または情報記録再生装置が形
成する光スポットの直径に比べて、十分長くすることが
好ましいが、余り長くすると、情報記録円盤全体の記録
容量が減ってしまう。そこで、例えば光スポットの直径
の2倍から10倍程度に設定する。このようなフラグ部
FAのフラグFを検出することにより、連続的なスパイ
ラルトラック追跡のために生成するトラッキング信号の
極性反転が容易になる。
【0054】その理由は、一般に、情報記録再生装置側
でトラック追跡手段が備えているトラッキングエラー信
号検出手段だけで、トラッキングエラー信号の判定タイ
ミングを抽出することが可能になるからである。トラッ
キングエラー信号は、グルーブGやランドLを光スポッ
トが追跡しているときは、ほぼ0であるが、光スポット
がフラグFにかかると、0以外の値になる。そのため
に、フラグFを、追跡線上とは異なる位置、すなわち、
追跡線からズレた位置に設けている(請求項2の発
明)。
でトラック追跡手段が備えているトラッキングエラー信
号検出手段だけで、トラッキングエラー信号の判定タイ
ミングを抽出することが可能になるからである。トラッ
キングエラー信号は、グルーブGやランドLを光スポッ
トが追跡しているときは、ほぼ0であるが、光スポット
がフラグFにかかると、0以外の値になる。そのため
に、フラグFを、追跡線上とは異なる位置、すなわち、
追跡線からズレた位置に設けている(請求項2の発
明)。
【0055】この場合に、フラグ部FAの位置、詳しく
いえば、フラグFの位置は、スパイラル線上から、スパ
イラルピッチの1/2だけズレた位置に形成するのが好
ましい(請求項3の発明)。図8では、グルーブG(n
+2)とランドL(n+2)とが、1スパイラルピッチ
Dであるのに対して、フラグF(n+2)と、グルーブ
G(n+2)あるいはランドL(n+2)とは、1/2
スパイラルピッチHにされている(請求項3の発明)。
いえば、フラグFの位置は、スパイラル線上から、スパ
イラルピッチの1/2だけズレた位置に形成するのが好
ましい(請求項3の発明)。図8では、グルーブG(n
+2)とランドL(n+2)とが、1スパイラルピッチ
Dであるのに対して、フラグF(n+2)と、グルーブ
G(n+2)あるいはランドL(n+2)とは、1/2
スパイラルピッチHにされている(請求項3の発明)。
【0056】このように、フラグFを略1/2だけ離間
した位置に形成すれば、隣接するグルーブ間距離の1/
4に相当する位置になる。その根拠は、多くのトラック
追跡装置が備えているトラッキングエラー信号検出手段
は、グルーブ間距離の1/4の位置で、トラッキングエ
ラー信号が極大になるように設計されているからであ
る。したがって、この位置にフラグを配置することによ
って、トラッキングエラー信号の検出を、より容易に行
うことができる。
した位置に形成すれば、隣接するグルーブ間距離の1/
4に相当する位置になる。その根拠は、多くのトラック
追跡装置が備えているトラッキングエラー信号検出手段
は、グルーブ間距離の1/4の位置で、トラッキングエ
ラー信号が極大になるように設計されているからであ
る。したがって、この位置にフラグを配置することによ
って、トラッキングエラー信号の検出を、より容易に行
うことができる。
【0057】以上のように、この第2の実施例の情報記
録円盤では、第1の実施例で説明した1本のスパイラル
で形成した情報記録円盤において、ガイド溝(グルー
ブ)周回とガイド溝間(ランド)周回の境目で、スパイ
ラル線上と異なる位置にフラグ部を設けているので、こ
の情報記録円盤を使用すれば、情報記録再生装置がスパ
イラルを追跡するとき、その追跡制御極性の反転タイミ
ングを容易かつ正確に検出することが可能になり、装置
コストを低下させることができる(請求項2の発明)。
さらに、このようなフラグを設けた情報記録円盤におい
て、フラグ位置をスパイラルピッチの略1/2だけ離間
した位置に設定しているので、追跡制御信号検出装置の
検出信号が極大になり、一層容易かつ正確な検出が可能
になる(請求項3の発明)。
録円盤では、第1の実施例で説明した1本のスパイラル
で形成した情報記録円盤において、ガイド溝(グルー
ブ)周回とガイド溝間(ランド)周回の境目で、スパイ
ラル線上と異なる位置にフラグ部を設けているので、こ
の情報記録円盤を使用すれば、情報記録再生装置がスパ
イラルを追跡するとき、その追跡制御極性の反転タイミ
ングを容易かつ正確に検出することが可能になり、装置
コストを低下させることができる(請求項2の発明)。
さらに、このようなフラグを設けた情報記録円盤におい
て、フラグ位置をスパイラルピッチの略1/2だけ離間
した位置に設定しているので、追跡制御信号検出装置の
検出信号が極大になり、一層容易かつ正確な検出が可能
になる(請求項3の発明)。
【0058】以上が、この発明の情報記録円盤につい
て、第2の実施例の構成である。なお、図8に関連して
説明した情報記録円盤を駆動するのに好適な情報記録再
生装置については、別の実施例として、次に詳しく説明
する(請求項7の情報記録再生装置)。
て、第2の実施例の構成である。なお、図8に関連して
説明した情報記録円盤を駆動するのに好適な情報記録再
生装置については、別の実施例として、次に詳しく説明
する(請求項7の情報記録再生装置)。
【0059】
【実施例2の情報記録再生装置】この実施例は、請求項
7の発明に対応しており、先に第2の実施例として説明
した情報記録円盤を駆動する情報記録再生装置であり、
情報記録再生装置の第2の実施例であるが、先に述べた
ように、第1の実施例で説明した情報記録円盤を駆動す
る情報記録再生装置(請求項6の発明)としても使用可
能である。この実施例で説明する情報記録再生装置(請
求項7の発明)では、情報記録円盤上のフラグを検出し
てトラッキングエラー信号の極性を反転させるので、第
1の実施例で説明した情報記録再生装置に比べて、スパ
イラルの連続追跡を一層正確に行うことが可能になる。
7の発明に対応しており、先に第2の実施例として説明
した情報記録円盤を駆動する情報記録再生装置であり、
情報記録再生装置の第2の実施例であるが、先に述べた
ように、第1の実施例で説明した情報記録円盤を駆動す
る情報記録再生装置(請求項6の発明)としても使用可
能である。この実施例で説明する情報記録再生装置(請
求項7の発明)では、情報記録円盤上のフラグを検出し
てトラッキングエラー信号の極性を反転させるので、第
1の実施例で説明した情報記録再生装置に比べて、スパ
イラルの連続追跡を一層正確に行うことが可能になる。
【0060】図9は、この発明の情報記録再生装置の第
2の実施例について、その要部構成を示す機能ブロック
図である。図における符号は図4と同様であり、31は
第2の実施例の情報記録円盤、32は正パルス検出回
路、33は負パルス検出回路、34はS−R(セットリ
セット)フリップフロップ回路を示す。
2の実施例について、その要部構成を示す機能ブロック
図である。図における符号は図4と同様であり、31は
第2の実施例の情報記録円盤、32は正パルス検出回
路、33は負パルス検出回路、34はS−R(セットリ
セット)フリップフロップ回路を示す。
【0061】この図9に示す情報記録再生装置は、図8
に示したように、フラグを有する情報記録円盤31につ
いて、そのフラグを検出してトラッキング極性を切換
え、連続的にスパイラルトラックを追跡する機能を有し
ている。ヘッド12や反転アンプ13、セレクタ14、
サーボ回路15等は先の図4と同様である。しかし、こ
の図9の情報記録再生装置では、和信号(光量信号SU
M)は検出する必要がない。
に示したように、フラグを有する情報記録円盤31につ
いて、そのフラグを検出してトラッキング極性を切換
え、連続的にスパイラルトラックを追跡する機能を有し
ている。ヘッド12や反転アンプ13、セレクタ14、
サーボ回路15等は先の図4と同様である。しかし、こ
の図9の情報記録再生装置では、和信号(光量信号SU
M)は検出する必要がない。
【0062】そして、セレクタ14の選択制御は、S−
Rフリップフロップ回路34によって行われる。また、
トラッキングエラー信号TEは、フラグ検出のために、
正パルス検出回路32および負パルス検出回路33に入
力される。この正パルス検出回路32は、例えばトラッ
キングエラー信号TEが、正の所定値以上になったと
き、パルスを出力する機能を有している。
Rフリップフロップ回路34によって行われる。また、
トラッキングエラー信号TEは、フラグ検出のために、
正パルス検出回路32および負パルス検出回路33に入
力される。この正パルス検出回路32は、例えばトラッ
キングエラー信号TEが、正の所定値以上になったと
き、パルスを出力する機能を有している。
【0063】逆に、負パルス検出回路33は、例えばト
ラッキングエラー信号TEが、負の所定値以下になった
とき、パルスを出力する機能を有している。この正、負
パルス検出回路32,33の出力が、それぞれS−Rフ
リップフロップ回路34のセット(S)端子,リセット
(R)端子に接続される。したがって、S−Rフリップ
フロップ回路34のQ出力は、トラッキングエラー信号
TEが、正の所定値以上になると「H」レベルになり、
負の所定値以下になると「L」レベルになる。
ラッキングエラー信号TEが、負の所定値以下になった
とき、パルスを出力する機能を有している。この正、負
パルス検出回路32,33の出力が、それぞれS−Rフ
リップフロップ回路34のセット(S)端子,リセット
(R)端子に接続される。したがって、S−Rフリップ
フロップ回路34のQ出力は、トラッキングエラー信号
TEが、正の所定値以上になると「H」レベルになり、
負の所定値以下になると「L」レベルになる。
【0064】そこで、セレクタ14の選択制御について
は、S−Rフリップフロップ回路34のQ出力が、
「H」レベルのときは反転アンプ13の出力を、「L」
レベルのときはトラッキングエラー信号TEそれ自体
を、それぞれ選択するよう設定しておく。このように設
定しておけば、ランド(図8のL(n)等)とグルーブ
(図8のG(n)等)との境界のフラグ部FAで、トラ
ッキングエラー信号TEが反転されてトラック追跡を行
うことができる。以上のような動作によって、連続的に
スパイラルのトラックが追跡される。
は、S−Rフリップフロップ回路34のQ出力が、
「H」レベルのときは反転アンプ13の出力を、「L」
レベルのときはトラッキングエラー信号TEそれ自体
を、それぞれ選択するよう設定しておく。このように設
定しておけば、ランド(図8のL(n)等)とグルーブ
(図8のG(n)等)との境界のフラグ部FAで、トラ
ッキングエラー信号TEが反転されてトラック追跡を行
うことができる。以上のような動作によって、連続的に
スパイラルのトラックが追跡される。
【0065】図10は、図8に示したフラグ部FAを有
する情報記録円盤の連続追跡中について、トラッキング
エラー信号TEとS−Rフリップフロップ回路34のQ
出力との関係を示す図である。図における符号は図6と
同様であり、c−cは信号の検出タイミング、TEcc
は検出タイミングc−cで検出されるトラッキングエラ
ー信号を示す。
する情報記録円盤の連続追跡中について、トラッキング
エラー信号TEとS−Rフリップフロップ回路34のQ
出力との関係を示す図である。図における符号は図6と
同様であり、c−cは信号の検出タイミング、TEcc
は検出タイミングc−cで検出されるトラッキングエラ
ー信号を示す。
【0066】図11は、図9に示した情報記録再生装置
について、トラッキングエラー信号TEとS−Rフリッ
プフロップ回路34のQ出力との関係を説明するタイミ
ングチャートである。図の波形に付けた符号は、図9の
符号位置に対応している。
について、トラッキングエラー信号TEとS−Rフリッ
プフロップ回路34のQ出力との関係を説明するタイミ
ングチャートである。図の波形に付けた符号は、図9の
符号位置に対応している。
【0067】最初に、図8のグルーブG(n)上を追跡
中であるとする。この図10では、トラッキングエラー
信号TEには、TEaaが現われているが、トラックの
追跡中であるから、その値はほぼ0である。その後、光
スポットがフラグF(n)にかかると、トラッキングエ
ラー信号TEには、TEccが現われる。
中であるとする。この図10では、トラッキングエラー
信号TEには、TEaaが現われているが、トラックの
追跡中であるから、その値はほぼ0である。その後、光
スポットがフラグF(n)にかかると、トラッキングエ
ラー信号TEには、TEccが現われる。
【0068】この場合に、図10のグルーブG(n)か
らランドL(n)に至る線上(フラグF(n))では、
トラッキングエラー信号TE、すなわち、TEccの値
は、正の極大値になる。そのため、図9に示したS−R
フリップフロップ回路34がセットされ、そのQ出力は
「H」レベルになる。
らランドL(n)に至る線上(フラグF(n))では、
トラッキングエラー信号TE、すなわち、TEccの値
は、正の極大値になる。そのため、図9に示したS−R
フリップフロップ回路34がセットされ、そのQ出力は
「H」レベルになる。
【0069】したがって、セレクタ14では、反転アン
プ13の出力、すなわち、トラッキングエラー信号TE
の反転信号が選択される。そして、光スポットがフラグ
F(n)を通過すると、トラッキングエラー信号TEに
は、TEbbが現われる。
プ13の出力、すなわち、トラッキングエラー信号TE
の反転信号が選択される。そして、光スポットがフラグ
F(n)を通過すると、トラッキングエラー信号TEに
は、TEbbが現われる。
【0070】しかし、このTEbbの状態でも、セレク
タ14で反転アンプ13の出力が選択されており、その
反転信号によってトラック追跡が行われるので、光スポ
ットはそのままランドL(n)上を追跡し続ける。した
がって、トラッキングエラー信号TEの値は、ほぼ0で
ある。この状態で、光スポットがランドL(n)上を1
周し、図10のランドL(n)の終端から次のフラグF
(n+1)にかかると、トラッキングエラー信号TE、
すなわち、TEccの値は、負の極大値になる。
タ14で反転アンプ13の出力が選択されており、その
反転信号によってトラック追跡が行われるので、光スポ
ットはそのままランドL(n)上を追跡し続ける。した
がって、トラッキングエラー信号TEの値は、ほぼ0で
ある。この状態で、光スポットがランドL(n)上を1
周し、図10のランドL(n)の終端から次のフラグF
(n+1)にかかると、トラッキングエラー信号TE、
すなわち、TEccの値は、負の極大値になる。
【0071】そのため、トラッキングエラー信号TEに
は、負の大きな値が現われ、図9に示したS−Rフリッ
プフロップ回路34がリセットされ、そのQ出力は
「L」レベルになる。その結果、トラッキングエラー信
号TE自体の値が選択され、光スポットは、次のグルー
ブG(n+1)上を追跡する。
は、負の大きな値が現われ、図9に示したS−Rフリッ
プフロップ回路34がリセットされ、そのQ出力は
「L」レベルになる。その結果、トラッキングエラー信
号TE自体の値が選択され、光スポットは、次のグルー
ブG(n+1)上を追跡する。
【0072】以上のようにして、図9に示した情報記録
再生装置(第2の実施例)では、光スポットを、G
(n),L(n),G(n+1),L(n+1),……
と、連続的にスパイラル線上を追跡させることができ
る。この第2の実施例の情報記録再生装置(請求項7の
発明)は、情報記録再生装置(請求項5の発明)におい
て、情報記録円盤は、ガイド溝が形成されたスパイラル
からガイド溝が形成されていないスパイラルへの境界近
傍で、スパイラルの線上とは異なる位置に、光学的に検
出可能なフラグが形成されており(図8)、トラッキン
グ制御手段は、フラグを検出してトラッキングエラー信
号の極性を反転させる(図9の32〜34、13〜1
4)ように構成している。
再生装置(第2の実施例)では、光スポットを、G
(n),L(n),G(n+1),L(n+1),……
と、連続的にスパイラル線上を追跡させることができ
る。この第2の実施例の情報記録再生装置(請求項7の
発明)は、情報記録再生装置(請求項5の発明)におい
て、情報記録円盤は、ガイド溝が形成されたスパイラル
からガイド溝が形成されていないスパイラルへの境界近
傍で、スパイラルの線上とは異なる位置に、光学的に検
出可能なフラグが形成されており(図8)、トラッキン
グ制御手段は、フラグを検出してトラッキングエラー信
号の極性を反転させる(図9の32〜34、13〜1
4)ように構成している。
【0073】
【実施例3の情報記録円盤】この実施例は、請求項4の
発明に対応しており、先に第1と第2の実施例で説明し
た情報記録円盤の改良である。この第3の実施例で説明
する情報記録円盤も、基本的には1本のスパイラル記録
トラックが形成され、ガイド溝がスパイラルの1周おき
に形成されているが、グルーブが蛇行(ウォブリング)
している点に特徴を有している。
発明に対応しており、先に第1と第2の実施例で説明し
た情報記録円盤の改良である。この第3の実施例で説明
する情報記録円盤も、基本的には1本のスパイラル記録
トラックが形成され、ガイド溝がスパイラルの1周おき
に形成されているが、グルーブが蛇行(ウォブリング)
している点に特徴を有している。
【0074】図12は、この発明の情報記録円盤の第3
の実施例について、図1に示した円盤状記録媒体上の一
部の領域Aの拡大図である。図における符号は図2と同
様である。
の実施例について、図1に示した円盤状記録媒体上の一
部の領域Aの拡大図である。図における符号は図2と同
様である。
【0075】この図12に示す円盤状記録媒体上の一部
の領域Aは、先の図2に対応しているが、グルーブが蛇
行している点が相違している。その他の構成、すなわ
ち、スパイラルは1本で、1周回毎にランドとグルーブ
とが交替する点は、先の図1から図3や、図8の情報記
録円盤と同様である。
の領域Aは、先の図2に対応しているが、グルーブが蛇
行している点が相違している。その他の構成、すなわ
ち、スパイラルは1本で、1周回毎にランドとグルーブ
とが交替する点は、先の図1から図3や、図8の情報記
録円盤と同様である。
【0076】この場合の蛇行周波数は、一定か、あるい
は一定周波数にアドレス情報が周波数変調されていても
よい。蛇行周波数が一定のときは、その一定の蛇行周波
数を情報記録再生装置で検出して、回転モータの回転制
御に使用することができる。また、周波数変調されたア
ドレス情報を復調して、記録データのアドレスやタイミ
ング管理に用いることもできる。
は一定周波数にアドレス情報が周波数変調されていても
よい。蛇行周波数が一定のときは、その一定の蛇行周波
数を情報記録再生装置で検出して、回転モータの回転制
御に使用することができる。また、周波数変調されたア
ドレス情報を復調して、記録データのアドレスやタイミ
ング管理に用いることもできる。
【0077】グルーブの形状を、この図12のように蛇
行させた情報記録円盤それ自体は、従来技術において述
べたように、従来から知られている(前出の特開平7−
14172号公報)。しかし、このようなグルーブが蛇
行している情報記録円盤(ディスク)を通常の情報記録
再生装置、すなわち、サブビーム等を有していない情報
記録再生装置で追跡すると、ランドからは永久に蛇行情
報が得られない。そのため、回転制御やアドレス管理に
支障をきたす。
行させた情報記録円盤それ自体は、従来技術において述
べたように、従来から知られている(前出の特開平7−
14172号公報)。しかし、このようなグルーブが蛇
行している情報記録円盤(ディスク)を通常の情報記録
再生装置、すなわち、サブビーム等を有していない情報
記録再生装置で追跡すると、ランドからは永久に蛇行情
報が得られない。そのため、回転制御やアドレス管理に
支障をきたす。
【0078】しかし、この第3の実施例で説明する情報
記録円盤では、ランド上を追跡していくと、遅くとも次
の周回にはグルーブ追跡となるので、必ず蛇行情報を得
ることができる。したがって、通常の情報記録再生装
置、すなわち、サブビーム等を有していない情報記録再
生装置でも、2周回について、1周回は必ず蛇行情報が
得られるので、回転制御やアドレス管理等を確実に行う
ことができる。
記録円盤では、ランド上を追跡していくと、遅くとも次
の周回にはグルーブ追跡となるので、必ず蛇行情報を得
ることができる。したがって、通常の情報記録再生装
置、すなわち、サブビーム等を有していない情報記録再
生装置でも、2周回について、1周回は必ず蛇行情報が
得られるので、回転制御やアドレス管理等を確実に行う
ことができる。
【0079】例えば、回転制御は、グルーブ上で蛇行情
報が得られているときだけ行い、ランド上では制御を行
わず、慣性で回転させる制御方法も可能である。この方
法では、次の周回には、必ず制御がかかるので、十分に
正確な回転制御が実現される。
報が得られているときだけ行い、ランド上では制御を行
わず、慣性で回転させる制御方法も可能である。この方
法では、次の周回には、必ず制御がかかるので、十分に
正確な回転制御が実現される。
【0080】
【実施例3の情報記録再生装置】この実施例は、請求項
8の発明に対応しており、先に第3の実施例で説明した
情報記録円盤を駆動する情報記録再生装置の第3の実施
例である。第3の実施例で説明した情報記録円盤は、グ
ルーブが蛇行しており、2周回について1周回は必ず蛇
行情報が得られる。この第3の実施例の情報記録再生装
置では、このようなグルーブが蛇行している情報記録円
盤がセットされたとき、その蛇行情報によって回転制御
を行う点に特徴を有している。
8の発明に対応しており、先に第3の実施例で説明した
情報記録円盤を駆動する情報記録再生装置の第3の実施
例である。第3の実施例で説明した情報記録円盤は、グ
ルーブが蛇行しており、2周回について1周回は必ず蛇
行情報が得られる。この第3の実施例の情報記録再生装
置では、このようなグルーブが蛇行している情報記録円
盤がセットされたとき、その蛇行情報によって回転制御
を行う点に特徴を有している。
【0081】図13は、この発明の情報記録再生装置の
第3の実施例について、その要部構成を示す機能ブロッ
ク図である。図における符号は図4と同様であり、41
は第3の実施例の情報記録円盤、42はBPF(バンド
・パス・フィルタ)、43はFM復調回路、44はアド
レス検出回路、45はOSC(基準周波数発振器)、4
6は位相/周波数比較回路、47はスイッチ回路、48
は保持回路(コンデンサ)、49は駆動回路、50はグ
ルーブ/ランド判定回路、51は回転モータを示す。
第3の実施例について、その要部構成を示す機能ブロッ
ク図である。図における符号は図4と同様であり、41
は第3の実施例の情報記録円盤、42はBPF(バンド
・パス・フィルタ)、43はFM復調回路、44はアド
レス検出回路、45はOSC(基準周波数発振器)、4
6は位相/周波数比較回路、47はスイッチ回路、48
は保持回路(コンデンサ)、49は駆動回路、50はグ
ルーブ/ランド判定回路、51は回転モータを示す。
【0082】この図13に示した情報記録円盤41は、
先の図12に示したように、蛇行情報を有している。ま
た、図3の情報記録再生装置でも、ヘッド12は、図4
や図9と同様に、トラッキングエラー信号TEを出力す
る。このトラッキングエラー信号TEが、BPF42に
与えられて、グルーブの蛇行周波数成分が抽出される。
先の図12に示したように、蛇行情報を有している。ま
た、図3の情報記録再生装置でも、ヘッド12は、図4
や図9と同様に、トラッキングエラー信号TEを出力す
る。このトラッキングエラー信号TEが、BPF42に
与えられて、グルーブの蛇行周波数成分が抽出される。
【0083】BPF42の出力は、FM復調回路43へ
与えられ、このFM復調回路43によって周波数変調成
分が復調される。復調された周波数変調成分が、公知の
アドレス検出回路44へ送られて、蛇行情報としてグル
ーブに記録されたアドレスが検出される。このBPF4
2の出力は、また、位相/周波数比較回路46へも与え
られて、OSC45から出力される基準周波数と、位相
および周波数が比較される。
与えられ、このFM復調回路43によって周波数変調成
分が復調される。復調された周波数変調成分が、公知の
アドレス検出回路44へ送られて、蛇行情報としてグル
ーブに記録されたアドレスが検出される。このBPF4
2の出力は、また、位相/周波数比較回路46へも与え
られて、OSC45から出力される基準周波数と、位相
および周波数が比較される。
【0084】位相/周波数比較回路46の出力は、ディ
スクの回転が基準信号によって規定される回転速度より
遅く、蛇行周波数が低いときは、回転モータ51を加速
させる信号を出力し、ディスクの回転が基準信号によっ
て規定される回転速度より速く、蛇行周波数が高いとき
は、回転モータ51を減速させる信号を出力する。ま
た、この位相/周波数比較回路46の出力は、スイッチ
回路47、例えばコンデンサからなる保持回路48、駆
動回路49を介して、回転モータ51へ送られて回転制
御を行う。
スクの回転が基準信号によって規定される回転速度より
遅く、蛇行周波数が低いときは、回転モータ51を加速
させる信号を出力し、ディスクの回転が基準信号によっ
て規定される回転速度より速く、蛇行周波数が高いとき
は、回転モータ51を減速させる信号を出力する。ま
た、この位相/周波数比較回路46の出力は、スイッチ
回路47、例えばコンデンサからなる保持回路48、駆
動回路49を介して、回転モータ51へ送られて回転制
御を行う。
【0085】そして、スイッチ回路47がオンのとき
は、位相/周波数比較回路46の出力が、そのまま駆動
回路49へ送られる。また、スイッチ回路47がオフの
ときは、保持回路48は、直前の位相/周波数比較回路
46の出力、すなわち、直前の制御状態を保持して、駆
動回路49へ出力を与える。ここで、「直前の制御状
態」とは、スイッチ回路47がオンからオフに切換わる
瞬間の状態としてもよいし、ある一定期間の位相/周波
数比較回路46の出力の平均値でもよい。要するに、ス
イッチ回路47がオフになる前の最近の制御状態を反映
していればよい。
は、位相/周波数比較回路46の出力が、そのまま駆動
回路49へ送られる。また、スイッチ回路47がオフの
ときは、保持回路48は、直前の位相/周波数比較回路
46の出力、すなわち、直前の制御状態を保持して、駆
動回路49へ出力を与える。ここで、「直前の制御状
態」とは、スイッチ回路47がオンからオフに切換わる
瞬間の状態としてもよいし、ある一定期間の位相/周波
数比較回路46の出力の平均値でもよい。要するに、ス
イッチ回路47がオフになる前の最近の制御状態を反映
していればよい。
【0086】このスイッチ回路47のオン/オフ制御
は、グルーブ/ランド判定回路50によって行われる。
このグルーブ/ランド判定回路50としては、例えば、
先の図9に示した正パルス検出回路22、負パルス検出
回路23、S−Rフリップフロップ回路24を用いるこ
ともできる。この場合、光スポットがグルーブ上を追跡
中は、スイッチ回路47をオン、ランド上を追跡中は、
スイッチ回路47をオフにする。
は、グルーブ/ランド判定回路50によって行われる。
このグルーブ/ランド判定回路50としては、例えば、
先の図9に示した正パルス検出回路22、負パルス検出
回路23、S−Rフリップフロップ回路24を用いるこ
ともできる。この場合、光スポットがグルーブ上を追跡
中は、スイッチ回路47をオン、ランド上を追跡中は、
スイッチ回路47をオフにする。
【0087】このような制御動作によって、グルーブ上
を追跡中は、グルーブの蛇行情報によって回転制御がか
かり、ランド上を追跡中は、直前のグルーブを追跡中に
得られた制御状態のままの回転制御が保持される。すな
わち、もし、直前の制御状態が、回転モータ51を加速
しつつある状態でれば、そのまま加速が続けられ、ま
た、直前の制御状態が、回転モータ51を定常回転させ
ようとしていれば、定常回転が持続される。
を追跡中は、グルーブの蛇行情報によって回転制御がか
かり、ランド上を追跡中は、直前のグルーブを追跡中に
得られた制御状態のままの回転制御が保持される。すな
わち、もし、直前の制御状態が、回転モータ51を加速
しつつある状態でれば、そのまま加速が続けられ、ま
た、直前の制御状態が、回転モータ51を定常回転させ
ようとしていれば、定常回転が持続される。
【0088】以上のように、連続的にスパイラルを追跡
中で、蛇行情報の得られるグルーブ周回と、蛇行情報が
得られないランド周回とが交互にくることを利用して、
十分正確な回転制御を行うことができる。しかも、サブ
ビーム等の特別な検出手段は不要であるから、安価な情
報記録再生装置が実現される。
中で、蛇行情報の得られるグルーブ周回と、蛇行情報が
得られないランド周回とが交互にくることを利用して、
十分正確な回転制御を行うことができる。しかも、サブ
ビーム等の特別な検出手段は不要であるから、安価な情
報記録再生装置が実現される。
【0089】この第3の実施例の情報記録再生装置(請
求項8の発明)は、円盤状記録媒体に複数回周回する1
本のスパイラル記録トラックが形成され、スパイラルの
1周おきにガイド溝が形成されている情報記録円盤(図
12)におけるスパイラル記録トラックに対して情報の
記録/再生を行う情報記録再生装置において、ガイド溝
は、一定の空間周波数またはアドレス情報で周波数変調
された空間周波数で、半径方向に蛇行しており、円盤状
記録媒体を回転させる回転モータ(図13の51)と、
円盤状記録媒体の回転に応じたガイド溝の蛇行信号を検
出する蛇行検出手段(図13の12、42)と、蛇行信
号の周波数を基に回転モータの回転制御を行う回転制御
手段(図13の45、46)とを備え、記回転制御手段
は、ガイド溝が形成されていないスパイラル周回では、
直前の周回における制御状態を保持する(図13の5
0、47、48)ように構成している。
求項8の発明)は、円盤状記録媒体に複数回周回する1
本のスパイラル記録トラックが形成され、スパイラルの
1周おきにガイド溝が形成されている情報記録円盤(図
12)におけるスパイラル記録トラックに対して情報の
記録/再生を行う情報記録再生装置において、ガイド溝
は、一定の空間周波数またはアドレス情報で周波数変調
された空間周波数で、半径方向に蛇行しており、円盤状
記録媒体を回転させる回転モータ(図13の51)と、
円盤状記録媒体の回転に応じたガイド溝の蛇行信号を検
出する蛇行検出手段(図13の12、42)と、蛇行信
号の周波数を基に回転モータの回転制御を行う回転制御
手段(図13の45、46)とを備え、記回転制御手段
は、ガイド溝が形成されていないスパイラル周回では、
直前の周回における制御状態を保持する(図13の5
0、47、48)ように構成している。
【0090】
【発明の効果】請求項1の情報記録円盤では、ガイド溝
上とガイド溝間の両方に情報が記録できるので、ランド
とグルーブのクロストーク低減効果によって、高密度化
が可能になる。また、スパイラルは1本であるから、連
続追跡が可能となり、記録再生情報に途切れが生じず、
装置アクセス時間も長くならない。しかも、1本のスパ
イラルを有するディスクを前提とした既存の情報配置ア
ーキテクチャを流用することが可能であるから、新たな
技術開発や投資などが少なくて済むと共に、既存システ
ムとの互換性の点でも優れている。
上とガイド溝間の両方に情報が記録できるので、ランド
とグルーブのクロストーク低減効果によって、高密度化
が可能になる。また、スパイラルは1本であるから、連
続追跡が可能となり、記録再生情報に途切れが生じず、
装置アクセス時間も長くならない。しかも、1本のスパ
イラルを有するディスクを前提とした既存の情報配置ア
ーキテクチャを流用することが可能であるから、新たな
技術開発や投資などが少なくて済むと共に、既存システ
ムとの互換性の点でも優れている。
【0091】請求項2の情報記録円盤では、請求項1の
情報記録円盤において、ガイド溝周回とガイド溝間周回
の境目で、スパイラル線上と異なる位置にフラグ部を設
けている。したがって、この情報記録円盤がセットされ
た情報記録再生装置がスパイラルを追跡するとき、その
追跡制御極性の反転タイミングを容易かつ正確に検出す
ることが可能になり、装置コストを低下させることがで
きる。
情報記録円盤において、ガイド溝周回とガイド溝間周回
の境目で、スパイラル線上と異なる位置にフラグ部を設
けている。したがって、この情報記録円盤がセットされ
た情報記録再生装置がスパイラルを追跡するとき、その
追跡制御極性の反転タイミングを容易かつ正確に検出す
ることが可能になり、装置コストを低下させることがで
きる。
【0092】請求項3の情報記録円盤では、請求項2の
情報記録円盤において、フラグ位置をスパイラルピッチ
の略1/2だけ離間した位置にしている。したがって、
追跡制御信号検出装置の検出信号が極大になり、一層容
易かつ正確な検出が可能になる。
情報記録円盤において、フラグ位置をスパイラルピッチ
の略1/2だけ離間した位置にしている。したがって、
追跡制御信号検出装置の検出信号が極大になり、一層容
易かつ正確な検出が可能になる。
【0093】請求項4の情報記録円盤では、請求項1か
ら請求項3の情報記録円盤において、ガイド溝を蛇行さ
せて、回転制御情報やアドレス情報を記録しているの
で、溝間を追跡しても次の周回には必ずガイド溝の追跡
となる。したがって、回転制御情報やアドレス情報を検
出することが可能となり、情報記録再生装置側に特に検
出手段を設けなくても、回転制御やアドレス管理を正確
に行うことができると共に、装置の低コスト化も達成さ
れる。
ら請求項3の情報記録円盤において、ガイド溝を蛇行さ
せて、回転制御情報やアドレス情報を記録しているの
で、溝間を追跡しても次の周回には必ずガイド溝の追跡
となる。したがって、回転制御情報やアドレス情報を検
出することが可能となり、情報記録再生装置側に特に検
出手段を設けなくても、回転制御やアドレス管理を正確
に行うことができると共に、装置の低コスト化も達成さ
れる。
【0094】請求項5の情報記録再生装置では、請求項
1の情報記録円盤をセットすることにより、ガイド溝周
回とガイド溝間周回とでトラッキングエラー信号の極性
を反転させて、1本のスパイラルを連続的に追跡するよ
うにしている。したがって、請求項1の情報記録円盤が
期待する効果が奏せられる装置を、簡単な構成で実現す
ることができる。
1の情報記録円盤をセットすることにより、ガイド溝周
回とガイド溝間周回とでトラッキングエラー信号の極性
を反転させて、1本のスパイラルを連続的に追跡するよ
うにしている。したがって、請求項1の情報記録円盤が
期待する効果が奏せられる装置を、簡単な構成で実現す
ることができる。
【0095】請求項6の情報記録再生装置では、請求項
5の情報記録再生装置において、光スポットの反射また
は透過光量に応じてトラッキングエラー信号の極性を反
転させている。したがって、請求項5の情報記録再生装
置の効果に加えて、スパイラルの連続追跡をより正確に
行うことが可能になる。
5の情報記録再生装置において、光スポットの反射また
は透過光量に応じてトラッキングエラー信号の極性を反
転させている。したがって、請求項5の情報記録再生装
置の効果に加えて、スパイラルの連続追跡をより正確に
行うことが可能になる。
【0096】請求項7の情報記録再生装置では、請求項
2の情報記録円盤をセットすることにより、情報記録円
盤上のフラグを検出してトラッキングエラー信号の極性
を反転させる。したがって、請求項5の情報記録再生装
置の効果に加えて、スパイラルの連続追跡をより正確に
行うことが可能になる。
2の情報記録円盤をセットすることにより、情報記録円
盤上のフラグを検出してトラッキングエラー信号の極性
を反転させる。したがって、請求項5の情報記録再生装
置の効果に加えて、スパイラルの連続追跡をより正確に
行うことが可能になる。
【0097】請求項8の情報記録再生装置では、請求項
4の情報記録円盤をセットすることにより、ガイド溝の
蛇行信号を検出して回転制御を行い、溝間のスパイラル
周回では、直前のガイド溝の周回における回転制御状態
を保持する。このように、連続的にスパイラルを追跡中
に、蛇行信号が得られるグルーブ周回と蛇行信号が得ら
れないランド周回とが交互に出現することに対応してい
るので、十分に正確な回転制御を行うことができる。ま
た、装置も低コストで実現される。
4の情報記録円盤をセットすることにより、ガイド溝の
蛇行信号を検出して回転制御を行い、溝間のスパイラル
周回では、直前のガイド溝の周回における回転制御状態
を保持する。このように、連続的にスパイラルを追跡中
に、蛇行信号が得られるグルーブ周回と蛇行信号が得ら
れないランド周回とが交互に出現することに対応してい
るので、十分に正確な回転制御を行うことができる。ま
た、装置も低コストで実現される。
【図1】この発明の情報記録円盤について、その記録ト
ラックのスパイラル構造の一実施例を概念的に示す図で
ある。
ラックのスパイラル構造の一実施例を概念的に示す図で
ある。
【図2】図1に示した円盤状記録媒体上の一部の領域A
の拡大図である。
の拡大図である。
【図3】同じく図1に示した円盤状記録媒体上の一部の
領域Aの拡大断面図である。
領域Aの拡大断面図である。
【図4】この発明の情報記録再生装置について、その要
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図5】情報記録再生装置において、トラッキングエラ
ー信号TEと光量信号SUMを生成する信号検出部の要
部構成を示す機能ブロック図である。
ー信号TEと光量信号SUMを生成する信号検出部の要
部構成を示す機能ブロック図である。
【図6】グルーブGおよびランドLと、トラッキングエ
ラー信号TEおよび光量信号SUMとの関係を示す図で
ある。
ラー信号TEおよび光量信号SUMとの関係を示す図で
ある。
【図7】図4に示した情報記録再生装置について、比較
器16の出力と情報記録円盤11のグルーブGとランド
Lとの関係を説明するタイミングチャートである。
器16の出力と情報記録円盤11のグルーブGとランド
Lとの関係を説明するタイミングチャートである。
【図8】この発明の情報記録円盤の第2の実施例につい
て、図1に示した円盤状記録媒体上の一部の領域Aの拡
大図である。
て、図1に示した円盤状記録媒体上の一部の領域Aの拡
大図である。
【図9】この発明の情報記録再生装置の第2の実施例に
ついて、その要部構成を示す機能ブロック図である。
ついて、その要部構成を示す機能ブロック図である。
【図10】図8に示したフラグ部FAを有する情報記録
円盤の連続追跡中について、トラッキングエラー信号T
EとS−Rフリップフロップ回路34のQ出力との関係
を示す図である。
円盤の連続追跡中について、トラッキングエラー信号T
EとS−Rフリップフロップ回路34のQ出力との関係
を示す図である。
【図11】図9に示した情報記録再生装置について、ト
ラッキングエラー信号TEとS−Rフリップフロップ回
路34のQ出力との関係を説明するタイミングチャート
である。
ラッキングエラー信号TEとS−Rフリップフロップ回
路34のQ出力との関係を説明するタイミングチャート
である。
【図12】の発明の情報記録円盤の第3の実施例につい
て、図1に示した円盤状記録媒体上の一部の領域Aの拡
大図である。
て、図1に示した円盤状記録媒体上の一部の領域Aの拡
大図である。
【図13】この発明の情報記録再生装置の第3の実施例
について、その要部構成を示す機能ブロック図である。
について、その要部構成を示す機能ブロック図である。
11 情報記録円盤 12 ヘッド 13 反転アンプ 14 セレクタ 15 サーボ回路 16 比較器 21 対物レンズ 22 2分割光センサ 23 減算器 24 加算器 31 第2の実施例の情報記録円盤 32 正パルス検出回路 33 負パルス検出回路 34 S−Rフリップフロップ回路 41 第3の実施例の情報記録円盤 42 BPF(バンド・パス・フィルタ) 43 FM復調回路 44 アドレス検出回路 45 OSC(基準周波数発振器) 46 位相/周波数比較回路 47 スイッチ回路 48 保持回路(コンデンサ) 49 駆動回路 50 グルーブ/ランド判定回路 51 回転モータ
Claims (8)
- 【請求項1】 円盤状記録媒体に複数回周回する1本の
スパイラル記録トラックが形成され、ガイド溝が前記ス
パイラルの1周おきに形成されていることを特徴とする
情報記録円盤。 - 【請求項2】 請求項1の情報記録円盤において、 上記ガイド溝が形成されたスパイラルからガイド溝が形
成されていないスパイラルへの境界近傍で、前記スパイ
ラルの線上とは異なる位置に、光学的に検出可能なフラ
グが形成されていることを特徴とする情報記録円盤。 - 【請求項3】 請求項2の情報記録円盤において、 上記フラグが形成されている位置は、上記スパイラルの
線上から該スパイラルのピッチの略1/2だけ離間した
位置であることを特徴とする情報記録円盤。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3の情報記録円盤に
おいて、 上記ガイド溝は、一定の空間周波数またはアドレス情報
で周波数変調された空間周波数で、半径方向に蛇行して
いることを特徴とする情報記録円盤。 - 【請求項5】 円盤状記録媒体に複数回周回する1本の
スパイラル記録トラックが形成され、前記スパイラルの
1周おきにガイド溝が形成されている情報記録円盤にお
ける前記スパイラル記録トラックに対して情報の記録/
再生を行う情報記録再生装置において、 前記記録媒体上に光ビームを集光して光スポットを形成
するヘッドと、 前記光スポットと前記スパイラル記録トラックとの位置
ずれを検出してトラッキングエラー信号を生成するトラ
ッキングエラー信号生成手段と、 前記トラッキングエラー信号に応じて前記光スポットの
位置を修正して、前記光スポットが前記スパイラル記録
トラックを追跡するように制御するトラッキング制御手
段とを備え、 前記トラッキング制御手段は、前記ガイド溝が形成され
ているスパイラル周回とガイド溝が形成されていないス
パイラル周回とで、前記トラッキングエラー信号の極性
を反転させて、前記光スポットが連続的に前記スパイラ
ル記録トラックを追跡するように制御することを特徴と
する情報記録再生装置。 - 【請求項6】 請求項5の情報記録再生装置において、 上記光スポットの反射または透過光量を検出する光量検
出手段を備え、 前記光量に応じて上記トラッキングエラー信号の極性を
反転させて、前記光スポットが連続的に上記スパイラル
記録トラックを追跡するように制御することを特徴とす
る情報記録再生装置。 - 【請求項7】 請求項5の情報記録再生装置において、 上記情報記録円盤は、上記ガイド溝が形成されたスパイ
ラルからガイド溝が形成されていないスパイラルへの境
界近傍で、前記スパイラルの線上とは異なる位置に、光
学的に検出可能なフラグが形成されており、 上記トラッキング制御手段は、前記フラグを検出して上
記トラッキングエラー信号の極性を反転させることを特
徴とする情報記録再生装置。 - 【請求項8】 円盤状記録媒体に複数回周回する1本の
スパイラル記録トラックが形成され、前記スパイラルの
1周おきにガイド溝が形成されている情報記録円盤にお
ける前記スパイラル記録トラックに対して情報の記録/
再生を行う情報記録再生装置において、 前記ガイド溝は、一定の空間周波数またはアドレス情報
で周波数変調された空間周波数で、半径方向に蛇行して
おり、 前記円盤状記録媒体を回転させる回転モータと、 前記円盤状記録媒体の回転に応じた前記ガイド溝の蛇行
信号を検出する蛇行検出手段と、 前記蛇行信号の周波数を基に前記回転モータの回転制御
を行う回転制御手段とを備え、 前記回転制御手段は、前記ガイド溝が形成されていない
スパイラル周回では、直前の周回における制御状態を保
持することを特徴とする情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178049A JPH097231A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 情報記録円盤および情報記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7178049A JPH097231A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 情報記録円盤および情報記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH097231A true JPH097231A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=16041713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7178049A Pending JPH097231A (ja) | 1995-06-20 | 1995-06-20 | 情報記録円盤および情報記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH097231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100392960B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2003-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 산/골 기록방식 광디스크 및 그 기록/재생 장치 |
-
1995
- 1995-06-20 JP JP7178049A patent/JPH097231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100392960B1 (ko) * | 2000-12-12 | 2003-07-28 | 엘지전자 주식회사 | 산/골 기록방식 광디스크 및 그 기록/재생 장치 |
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