JPH0972626A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0972626A
JPH0972626A JP7230469A JP23046995A JPH0972626A JP H0972626 A JPH0972626 A JP H0972626A JP 7230469 A JP7230469 A JP 7230469A JP 23046995 A JP23046995 A JP 23046995A JP H0972626 A JPH0972626 A JP H0972626A
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JP
Japan
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humidity control
heat exchanger
regenerator
liquid
refrigerant
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Application number
JP7230469A
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English (en)
Inventor
Saburo Kubo
三郎 久保
Hidetoshi Arima
秀俊 有馬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度を大幅に低下させることなく除湿した空
気が室内に供給し、また、湿度調節液を湿度調節と冷却
との双方に兼用し、かつ排気ガス等の廃熱を利用して運
転効率を向上する。 【解決手段】 蒸発器である熱交換器Iを備えた熱源機
Aと、湿度調節液溜り18及び再生器熱交換器17を備
えた湿度調節再生器Bと、熱源機から流出した湿度調節
液が流入する利用側熱交換器6、7、この利用側熱交換
器からの湿度調節液を利用側熱交換器に散布する散布器
8、9、利用側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を
溜める湿度調節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通
して吹き出す送風機4を有した室内ユニットDを配管接
続して空気調和装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和装置に関
し、特に、温度及び湿度の調節を行う空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平5−306848号公報に
は、圧縮機と室外熱交換器とを備えた室外ユニットと室
内熱交換器を備えた複数の室内ユニットとを吹出管切換
装置、吸入管切換装置及び流量制御装置を介して配管接
続し、カレンダー機能からの日時、曜日、各室内ユニッ
トからの温度、湿度などの情報、人の行動予測を記憶す
る行動予測手段からの情報と、室外ユニットからの外気
温と冷媒状態の情報に基づいて吹出管切換装置、吸入管
接続装置及び流量制御装置を制御するようにした熱回収
型マルチエアコンが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記熱回収型マルチエ
アコンにおいて、例えば顕熱が小さく、潜熱が大きい外
気条件である梅雨に除湿運転をすると、室内熱交換器か
ら吹き出される冷気の温度が低下し、室内温度が希望の
温度より低下し、室内の人が寒さを感じ、快適な空気調
和ができないという問題が発生する。
【0004】また、上記のように除湿運転時に室内温度
が低下しないように、例えば室外熱交換器に電気ヒータ
を設け、除湿した後の空気を加熱して室内へ吹き出すよ
うにした空気調和装置がある。しかしながら、除湿のた
めに室内熱交換器を低温に保つことによる無駄な電力消
費と冷えた空気を加熱するための電気ヒータの通電によ
る電力消費の増加のために、運転コストが増加するとい
う問題が発生する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、請求項1の発明は、蒸発器を備えた熱源機
と、湿度調節液溜り及びこの湿度調節液溜りに設けられ
熱源機に配管接続された再生器熱交換器を備えた湿度調
節再生器と、熱源機の蒸発器から流出した湿度調節液が
流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器からの湿
度調節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱
交換器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液
溜り及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風
機を有した室内ユニットと、湿度調節再生器から熱源機
の蒸発器を介して室内ユニットに至りポンプを有した湿
度調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りか
ら湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管とを備えた空
気調和装置を提供するものである。
【0006】上記請求項1の発明によれば、熱源機から
流れてきた温度が低く濃い湿度調節液が利用側熱交換器
を流れ、室内空気を冷却するとともに散布されたい湿度
調節液の水分吸収作用によって室内空気から水分を吸収
して除湿を行う。このため、温度を大幅に低下させるこ
となく除湿した空気が室内に供給される。また、熱源器
にて冷却された濃い調湿度節液が室内ユニットに送られ
る。この湿度調節液によって室内空気からの除湿が行わ
れると共に利用側熱交換器を流れる湿度調節液によって
冷却が行われるので、湿度調節液を湿度調節と冷却との
双方に兼用することが可能になる。
【0007】さらに、湿度調節再生器の加熱源に熱源機
からの温度が高い冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を
利用しているため、運転効率を向上することが可能にな
る。また、請求項2の発明は、加熱器を備えた熱源機
と、上部に設けられた散布器、この散布器の下方に設け
られた湿度調節液溜りを有して水補給配管が接続された
湿度調節再生器と、熱源機の加熱器から流出した湿度調
節液が流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の
上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を利
用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器の表面
を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気
を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室
内ユニットと、湿度調節再生器から熱源機の加熱器を経
て室内ユニットに至りポンプを有した湿度調節液往き配
管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節再生
器に至る湿度調節液復配管とを備えた空気調和装置を提
供するものである。
【0008】上記請求項2の発明によれば、熱源機から
流れてきた温度が高く薄い湿度調節液が利用側熱交換器
を流れ、室内空気を加熱するとともに散布された湿度調
節液の水分分離作用によって室内空気に水分を補給して
加湿を行うことが可能になる。このため、温度を上昇さ
せつつ加湿した空気を室内に供給することができ可能に
なる。
【0009】また、熱源器から加熱され湿度調節液が室
内ユニットに送られ、この調節液によって室内空気の加
湿が行われると共に利用側熱交換器を流れる湿度調節液
によって加熱が行われるので、調節液を室内空気の温度
調節と湿度調節との双方に兼用することが可能になる。
また、請求項3の発明は、熱交換器を備えた熱源機と、
湿度調節液溜り、この湿度調節液溜りに設けられ熱源機
と開閉弁を有した配管により接続された再生器熱交換器
及び散布器を備え水補給配管が接続された湿度調節再生
器と、熱源機の熱交換器から流出した湿度調節液が流入
する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設け
られて熱源機の熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交
換器に散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流下し
た湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用側
熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユニッ
トと、湿度調節再生器から熱源機の熱交換器を経て室内
ユニットに至りポンプを有した湿度調節液往き配管と、
室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節再生器に至
る湿度調節液復配管とを備えた空気調和装置を提供する
ものである。
【0010】上記請求項3の発明によれば、除湿及び冷
却運転時には、熱源機から流れてきた温度が低く濃い湿
度調節液が利用側熱交換器を流れ、室内空気を冷却する
と共に散布された濃い湿度調節液の水分吸収作用によっ
て室内空気から水分を吸収して除湿を行うことができ
る。この結果、温度を大幅に低下させることなく除湿し
た空気を室内に供給することが可能になる。
【0011】また、湿度調節再生器の加熱源に熱源機か
らの冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を利用している
ため、運転効率を向上することが可能になる。また、加
湿及び加熱運転時には、開閉弁を閉じ、湿度調節再生器
での湿度調節液の加熱を停止し、水部の補給を行い熱源
機にて湿度調節液の加熱を行い、熱源機から温度が高く
薄い湿度調節液が利用側熱交換器を流れ、室内空気を加
熱するとともに散布された薄い湿度調節液の水分放出作
用によって室内空気に水分を供給して加湿を行い。この
結果、温度を上昇させつつ加湿した空気を室内に供給す
ることが可能になる。
【0012】また、熱源器にて冷却された濃い湿度調節
液あるいは熱源機にて加熱された薄い湿度調節液が室内
ユニットに送られる。この湿度調節液によって室内空気
からの除湿あるいは加熱が行われると共に利用側熱交換
器を流れる濃い調節液あるいは薄い調節液によって冷却
あるいは加熱が行われるので、調節液を湿度調節と温度
調節との双方に兼用することが可能になる。
【0013】また、開閉弁の切り換え及び熱源機による
冷却と加熱とを切換えることにより、1台の空気調和装
置により加湿及び加熱運転と除湿及び冷却運転とを容易
に切り換えて行うことが可能になる。また、請求項4の
発明は、吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器と、この
再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換器が収納
された湿度調節再生器と、この湿度調節再生器からの冷
媒が流れる冷媒熱交換器と、この冷媒熱交換器からの冷
媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に設けられ
た熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発器から冷媒蒸気
が流入すると共に吸収液が散布される吸収器と、この吸
収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸収液と再生
器から吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する吸収液熱交
換器と、この吸収液熱交換器から吸収器に至る吸収液配
管の途中に設けられ吸収液熱交換器から吸収器へ流れる
吸収液を冷却する冷却器と、湿度調節再生器から流出し
た湿度調節液が冷媒熱交換器及び蒸発器の熱交換器を経
て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方
に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側
熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流
下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利
用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユ
ニットと、湿度調節再生器から冷媒熱交換器及び蒸発器
熱交換器を経て室内ユニットに至る湿度調節液往き配管
と、室内ユニットの湿度調節液溜りから冷媒熱交換器を
介して湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管とを備え
た空気調和装置を提供するものである。
【0014】上記請求項4の発明によれば、室内ユニッ
トに利用側熱交換器を設け、この熱交換器に温度が低く
濃い湿度調節液が流れ、利用側熱交換器と湿度調節再生
器とを配管接続しているので、湿度調節液は循環して湿
度調節液の水分吸収作用によって室内空気を除湿するこ
とが可能になる。このため、温度を大幅に低下させるこ
となく除湿した空気を室内へ吹き出すことが可能にな
る。
【0015】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち薄い湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために
再生器で発生した冷媒蒸気の熱を利用しているため、除
湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上する
ことができる。また、再生器から流出した濃い吸収液は
吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空冷冷却器にて
温度低下して吸収器へ送られ、散布されるため、吸収器
での濃吸収液の冷媒吸収能力を良好に保つことが可能に
なる。
【0016】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気の熱
の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利用さ
れ、冷媒熱交換器での冷媒の凝縮に必要な熱交換量を削
減することが可能になる。また、請求項5の発明は、吸
収液から冷媒蒸気を分離する再生器と、この再生器から
の冷媒蒸気が流入する再生器熱交換器が収納された湿度
調節再生器と、この湿度調節再生器からの冷媒が流れる
冷媒熱交換器と、この冷媒熱交換器からの冷媒液を散布
する散布器及びこの散布器の下方に設けられた熱交換器
を有した蒸発器と、この蒸発器から冷媒蒸気が流入する
と共に吸収液が散布される吸収器と、この吸収器で冷媒
蒸気を吸収して再生器へ流れる吸収液と再生器から吸収
器へ流れる吸収液とが熱交換する吸収液熱交換器と、こ
の吸収液熱交換器の下流に設けられ再生器から吸収器へ
流れる吸収液を冷却する冷却器と、湿度調節再生器から
流出した湿度調節液が冷媒熱交換器及び蒸発器の熱交換
器を経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器
の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を
利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器を流
下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利
用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユ
ニットと、湿度調節再生器から冷媒熱交換器及び蒸発器
熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度調節液往き配
管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから冷媒熱交換器
を介して湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管と、再
生器熱交換器から蒸発器に至る冷媒配管の途中から分岐
して再生器あるいは吸収器から再生器に至る吸収液配管
の途中に至り第1の切換弁を有した第1のバイパス配管
と、蒸発器熱交換器の入口側湿度調節液往き配管と出口
側湿度調節液往き配管とを第2の切換弁を介して接続す
る第2のバイパス配管とを備えた空気調和装置を提供す
るものである。
【0017】上記請求項5の発明によれば、第1、第2
の切換弁を切り換えることにより室内ユニットの利用側
熱交換器に冷却されると共に湿度が低い湿度調節液ある
いは加熱されると共に湿度が低い湿度調節液を循環して
除湿及び冷却運転、あるいは加湿及び加熱運転を行うこ
とが可能になる。また、再生器から流出した冷媒蒸気の
熱の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の加熱に利用
され、冷媒熱交換器での冷媒蒸気の凝縮に必要な熱交換
量を減少させることが可能になる。
【0018】また、湿度調節液は室内ユニットの利用側
熱交換器と湿度調節再生器とを循環し、湿度調節再生器
で散布された湿度調節液からの水分分離によって室内空
気に加湿し、吐出する空気の温度を大幅に上昇させるこ
となく加湿と加熱との双方を行うことが可能になる。ま
た、請求項6の発明は、吸収液を加熱して吸収液から冷
媒蒸気を分離する再生器と、この再生器で冷媒を分離し
て濃度が高くなった濃吸収液が再生器から流入する再生
器熱交換器を有し、調温調湿用の湿度調節液を貯留する
湿度調節再生器と、この湿度調節再生器からの濃吸収液
が濃吸収液配管を介して流入し、濃吸収液の散布器及び
この散布器の下方に設けられた吸収器熱交換器を有した
吸収器と、この吸収器から再生器へ至り吸収器で濃度が
薄くなった稀吸収液が流れる稀吸収液配管と、この稀吸
収液配管及び濃吸収液配管の途中に設けられ、湿度調節
再生器から流出して濃吸収液配管を流れる濃吸収液と吸
収器から流出して稀吸収液配管を流れる稀吸収液とが熱
交換する第1の熱交換器と、この第1の熱交換器より下
流の濃吸収液配管の途中に設けられた第1の空冷冷却器
と、再生器にて吸収液から分離した冷媒が冷媒配管を介
して流入し、冷媒を散布する散布器及びこの散布器の下
方に設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、再生
器から蒸発器に至る冷媒配管及び第1の熱交換器より上
流側の稀吸収液配管の途中に設けられて稀吸収液と冷媒
とが熱交換する第2の熱交換器と、第2の熱交換器の下
流側の冷媒配管の途中に設けられた第2の空冷冷却器
と、湿度調節再生器に配管接続され、蒸発器熱交換器か
らの湿度調節液が流入する利用側熱交換器、この利用側
熱交換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度
調節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交
換器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜
め及び空気を熱交換器に流通して吹き出す送風機を有し
た室内ユニットと、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器
を介して室内ユニットに至る湿度調節液往き配管と、室
内ユニットから吸収器熱交換器を介して湿度調節再生器
へ至る湿度調節液復配管と、湿度調節再生器から蒸発器
熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途中及び吸収器熱
交換器から湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の途
中に設けられ、湿度調節再生器から流出した湿度調節液
と湿度調節再生器に流入する湿度調節液とを熱交換する
第3の熱交換器と、吸収器熱交換器から第3の熱交換器
に至る調節調節液往配管の途中及び第2の空冷冷却器か
ら蒸発器の散布器に至る冷媒配管の途中に設けられ、吸
収液熱交換器から流出した湿度調節液と第2の空冷冷却
器からの冷媒とを熱交換する第4の熱交換器とを備えた
空気調和装置を提供するものである。
【0019】上記請求項6の発明によれば、冷却及び除
湿運転時、室内ユニットの利用側熱交換器に温度が低い
濃い湿度調節液が流れ、利用側熱交換器に散布されて湿
度調節液の水分吸収作用によって室内空気を除湿する。
このため、除湿のために湿度調節液の温度を大幅に低下
させる必要はなく、室内ユニットで温度を大幅に低下さ
せることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことが可能
になる。
【0020】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために再生
器で冷媒蒸気を分離した後の濃い吸収液の熱を利用する
ため、除湿、冷却運転中の運転効率を向上することがで
きる。また、湿度調節再生器での湿度調節液の加熱に再
生器から吐出する冷媒蒸気より温度が高い濃い吸収液を
利用しているので、湿度調節再生器での調節液の再生能
力は向上する。
【0021】さらに、湿度調節再生器から流出し第1熱
交換器で温度低下した濃吸収液はさらに第1の空冷冷却
器にてさらに冷却され温度低下して吸収器へ送られるの
で、除湿、冷却運転中の吸収器にて散布される吸収液の
冷媒蒸気吸収能力は向上する。さらにまた、第2熱交換
器で温度が低下した冷媒をさらに第2空冷冷却器及び第
4の熱交換器にて冷却、凝縮した冷媒を蒸発器へ送るた
め、蒸発器での湿度調節液の冷却能力を向上することも
可能になる。
【0022】また、請求項7の発明は、吸収液から冷媒
蒸気を分離する再生器と、この再生器で冷媒を分離して
濃度が高くなった濃吸収液が再生器から流入する再生器
熱交換器を有し、調温調湿用の湿度調節液を貯留する湿
度調節再生器と、この湿度調節再生器からの濃吸収液が
濃吸収液配管を介して流入し、濃吸収液の散布器及びこ
の散布器の下方に設けられた吸収器熱交換器を有した吸
収器と、この吸収器から再生器へ至り吸収器で濃度が薄
くなった稀吸収液が流れる稀吸収液配管と、この稀吸収
液配管及び濃吸収液配管の途中に設けられ、湿度調節再
生器から流出して濃吸収液配管を流れる濃吸収液と吸収
器から流出して稀吸収液配管を流れる稀吸収液とが熱交
換する第1の熱交換器と、この第1の熱交換器より下流
の濃吸収液配管の途中に設けられた第1の空冷冷却器
と、再生器にて吸収液から分離した冷媒が冷媒配管を介
して流入し、冷媒を散布する散布器及びこの散布器の下
方に設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、再生
器から蒸発器に至る冷媒配管及び第1の熱交換器より上
流側の稀吸収液配管の途中に設けられて稀吸収液と冷媒
とが熱交換する第2の熱交換器と、第2の熱交換器の下
流側の冷媒配管の途中に設けられた第2の空冷冷却器
と、湿度調節再生器に配管接続され、蒸発器熱交換器か
らの湿度調節液が流入する利用側熱交換器、この利用側
熱交換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度
調節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交
換器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜
め及び空気を熱交換器に流通して吹き出す送風機を有し
た室内ユニットと、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器
を介して室内ユニットに至る湿度調節液往き配管と、室
内ユニットから吸収器熱交換器を介して湿度調節再生器
へ至る湿度調節液復配管と、湿度調節再生器から蒸発器
熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途中及び吸収器熱
交換器から湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の途
中に設けられ、湿度調節再生器から流出した湿度調節液
と湿度調節再生器に流入する湿度調節液とを熱交換する
第3の熱交換器と、吸収器熱交換器から第3の熱交換器
に至る調節調節液往配管の途中及び第2の空冷冷却器か
ら蒸発器の散布器に至る冷媒配管の途中に設けられ、吸
収液熱交換器から流出した湿度調節液と第2の空冷冷却
器からの冷媒とを熱交換する第4の熱交換器と、再生器
から第2の空冷冷却器に至る冷媒配管の途中から分岐し
て吸収器から再生器に至る稀吸収液配管の途中に至り第
1の切換弁を有した第1のバイパス配管と、蒸発器熱交
換器の入口側調節液往き配管と出口側調節液往き配管と
を第2の切換弁を介して接続する第2のバイパス配管と
を備えた空気調和装置を提供するものである。
【0023】上記請求項7の発明によれば、上記請求項
6の発明と同様に、除湿、冷却時には除湿のために湿度
調節液の温度を大幅に低下させる必要はなく、室内ユニ
ットで温度を大幅に低下させることなく除湿した空気を
室内へ吹き出すことが可能になると共に、第1、第2の
切換弁を切換えることにより、容易に加湿、加熱運転に
切換え、湿度調節再生器にて薄くなった湿度調節液を室
内ユニットに循環して湿度調節液の水分放出作用によっ
て室内空気を加湿することが可能になり、温度を大幅に
上昇させることなく加湿した空気を室内へ吹き出すこと
ができ、また、加湿され室内とほぼ温度が等しい空気を
室内へ吹き出すことが可能になる。
【0024】また、再生器から流出した冷媒蒸気より温
度が高く濃い吸収液の熱を湿度調節再生器での湿度調節
液の加熱に利用しているので、湿度調節再生器で調節液
を冷媒蒸気を使用する場合より一層高い温度まで加熱す
ることができ、この結果、室内ユニットDに温度が高い
湿度調節液を供給して加熱能力の向上を図ることができ
る。
【0025】また、室内ユニットに湿度調節液が循環す
る利用側熱交換器を設け、湿度調節再生器と配管接続し
ているので、湿度調節液を循環して湿度調節液からの水
分分離によって室内空気が加湿され、室内ユニットから
吐出する空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と
加熱との双方を行うことも可能になる。また、請求項8
の発明は、吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器と、こ
の再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換器及び
この再生器熱交換器の上方に設けられた散布器が収納さ
れた湿度調節再生器と、この湿度調節再生器からの冷媒
が流入して凝縮する空冷凝縮器と、この空冷凝縮器で凝
縮した冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に
設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発
器から冷媒蒸気が流入し再生器からの吸収液が散布さ
れ、空冷の吸収器熱交換器を有した空冷吸収器と、この
空冷吸収器から再生器に至る吸収液配管の途中及び再生
器から空冷吸収器に至る吸収液配管の途中に設けられ、
空冷吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸収液
と再生器から空冷吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する
吸収液熱交換器と、空冷吸収器から吸収液熱交換器に至
る吸収液配管の途中に設けられた吸収液ポンプと、湿度
調節再生器から流出した湿度調節液が蒸発器熱交換器を
経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器から
の湿度調節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用
側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調
節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す
送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再生器から蒸
発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度調節液往
き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節
再生器に至る湿度調節液復配管と、湿度調節再生器から
蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途中と室内
ユニットから湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の
途中に設けられ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室
内ユニットからの湿度調節液とが熱交換する湿度調節サ
イクル熱交換器と、この湿度調節サイクル熱交換器の上
流側の湿度調節液往き配管及び湿度調節液復配管に設け
られた湿度調節液ポンプとを備えた空気調和装置を提供
するものである。
【0026】上記請求項8の発明によれば、湿度調節液
を湿度調節再生器と室内ユニットとの間で循環して湿度
調節液の水分吸収作用によって室内空気を除湿すること
ができる。この結果、温度を大幅に低下させることなく
除湿した空気を室内へ吹き出すことが可能になり、特に
梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季節においても
除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出
し、室内を快適に保つことが可能になる。
【0027】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち薄い湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために
再生器で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、
除湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上す
ることができる。さらに、再生器から流出した冷媒蒸気
の熱の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利
用され、空冷凝縮器での冷媒蒸気の凝縮に必要な熱交換
量は減少し、この結果、空冷凝縮器のコンパクト化を図
ることができる。 さらに、凝縮器及び吸収器を空冷に
したため、凝縮器及び吸収器に冷却水配管などを接続す
る必要が無くなり、冷却水循環路も必要なくなる。
【0028】また、請求項9の発明は、吸収液から冷媒
蒸気を分離する再生器と、この再生器からの冷媒蒸気が
流入する再生器熱交換器及び再生器熱交換器の上方に設
けられた散布器が収納された湿度調節再生器と、この湿
度調節再生器からの冷媒が流入して凝縮する空冷凝縮器
と、この空冷凝縮器で凝縮した冷媒液を散布する散布器
及びこの散布器の下方に設けられた蒸発器熱交換器を有
した蒸発器と、この蒸発器から冷媒蒸気が流入し再生器
からの吸収液が散布されると共に空冷の吸収器熱交換器
を有した空冷吸収器と、この空冷吸収器から再生器に至
る吸収液配管の途中及び再生器から空冷吸収器に至る吸
収液配管の途中に設けられ、空冷吸収器で冷媒蒸気を吸
収して再生器へ流れる吸収液と再生器から空冷吸収器へ
流れる吸収液とが熱交換する吸収液熱交換器と、空冷吸
収器から吸収液熱交換器に至る吸収液配管の途中に設け
られた吸収液ポンプと、湿度調節再生器から空冷凝縮器
に至る冷媒配管の途中から分岐して再生器あるいは空冷
吸収器から再生器までの吸収液配管の途中に至り第1の
切換弁を有した第1のバイパス配管と、湿度調節再生器
から流出した湿度調節液が蒸発器熱交換器を介して流入
する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設け
られて利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換
器に散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流下した
湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用側熱
交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユニット
と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器を介して室内ユ
ニットに至る湿度調節液往き配管と、室内ユニットの湿
度調節液溜りから湿度調節再生器に至る湿度調節液復配
管と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器に至る湿度調
節液往き配管の途中と室内ユニットから湿度調節再生器
に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、湿度調節再
生器からの湿度調節液と室内ユニットからの湿度調節液
とが熱交換する湿度調節サイクル熱交換器と、この湿度
調節サイクル熱交換器の上流側の湿度調節液往き配管及
び湿度調節液復配管に設けられた湿度調節液ポンプと、
湿度調節サイクル熱交換器から蒸発器熱交換器に至る湿
度調節液往配管から分岐して蒸発器の下流側湿度調節液
往き配管に至り第2の切換弁を有した第2のバイパス配
管とを備えた空気調和装置を提供するものである。
【0029】上記請求項9の発明によれば、上記請求項
8の発明と同様に、除湿、冷却時には除湿のために湿度
調節液の温度を大幅に低下させる必要はなく、室内ユニ
ットで温度を大幅に低下させることなく除湿した空気を
室内へ吹き出すことが可能になると共に、第1、第2の
切換弁を切換えることにより、容易に除湿、冷却運転と
加湿、加熱運転とを切換え、湿度調節再生器にて薄くな
った湿度調節液を室内ユニットに循環して湿度調節液の
水分放出作用によって室内空気を加湿することが可能に
なり、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空気を
室内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内とほぼ
温度が等しい空気を室内へ吹き出すことが可能になる。
【0030】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気の熱
の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の加熱に利用さ
れ、さらに湿度調節サイクル熱交換器にて調節液の加熱
に利用されるので、再生器からの冷媒蒸気の熱を有効に
利用することが可能になる。また、室内ユニットに利用
側熱交換器を設け、この利用側熱交換器と湿度調節再生
器との間で湿度調節液を循環して空気調節器に流れた湿
度調節液からの水分分離によって室内空気に加湿するの
で、吐出する空気の温度を大幅に上昇させることなく加
湿と加熱との双方を行うことが可能なる。
【0031】また、請求項10の発明は、吸収液から冷
媒蒸気を分離する再生器と、この再生器からの冷媒蒸気
が流入する再生器熱交換器及びこの再生器熱交換器の上
方に設けられた散布器が収納され、再生器熱交換器に外
気を循環させる送風機を備えた湿度調節再生器と、この
湿度調節再生器からの冷媒液を散布する散布器及びこの
散布器の下方に設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発
器と、この蒸発器から冷媒蒸気が流入し、再生器からの
吸収液を散布する散布器を有した吸収器と、この吸収器
から再生器に至る吸収液配管の途中及び再生器から吸収
器に至る吸収液配管の途中に設けられ、吸収器で冷媒蒸
気を吸収して再生器へ流れる吸収液と再生器から吸収器
へ流れる吸収液とが熱交換する吸収液熱交換器と、吸収
器から吸収液熱交換器に至る吸収液配管の途中に設けら
れた吸収液ポンプと、湿度調節再生器から流出した湿度
調節液が蒸発器の熱交換器を介して流入する利用側熱交
換器、この利用側熱交換器の上方に設けられて利用側熱
交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に散布する散
布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を溜
める湿度調節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通し
て吹き出す送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再
生器から蒸発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿
度調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りか
ら湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管と、湿度調節
再生器から蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往き配管、
室内ユニットから湿度調節再生器に至る湿度調節液復配
管及び湿度調節再生器から蒸発器に至る冷媒配管の途中
に設けられ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユ
ニットからの湿度調節液と湿度調節再生器からの冷媒と
が熱交換する湿度調節サイクル熱交換器と、この湿度調
節サイクル熱交換器の上流側の湿度調節液復配管に設け
られた湿度調節液ポンプとを備えた空気調和装置を提供
するものである。
【0032】上記請求項10の発明によれば、利用側熱
交換器を有した室内ユニットと湿度調節再生器とを蒸発
器を介して配管接続し、湿度調節液の循環路を形成し、
蒸発器で温度が低下したい濃い湿度調節液を利用側熱交
換器へ送り、湿度調節液の水分吸収作用によって室内空
気から除湿することができる。この結果、温度を大幅に
低下させることなく除湿した空気を室内へ吹き出すこと
が可能になる。
【0033】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために再生
器で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、除湿
と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上するこ
とが可能になる。また、再生器から流出した濃い湿度調
節液は吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空冷冷却
器にて温度低下して吸収器へ送られ、散布されるため、
吸収器での湿度調節液の冷媒吸収能力を良好に保つこと
が可能になる。
【0034】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気の熱
の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利用さ
れ、湿度調節サイクル熱交換器での冷媒の凝縮に必要な
熱交換量は減少し、この結果、湿度調節サイクル熱交換
器のコンパクト化を図ることが可能になる。さらにま
た、湿度調節再生器では室外空気が空気通路を流れ、散
布器から散布された湿度調節液から分離して蒸発した蒸
気は空気通路を流れる室外空気によって湿度調節再生器
外へ排出されるので、空気通路内の飽和蒸気圧を絶えず
低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分離を促進すること
が可能になる。
【0035】また、請求項11の発明は、吸収液から冷
媒蒸気を分離する再生器と、この再生器からの冷媒蒸気
が流入する再生器熱交換器及びこの再生器熱交換器の一
部の上方に設けられた散布器が収納され、再生器熱交換
器に外気を循環させる送風機を備えた湿度調節再生器
と、この湿度調節再生器からの冷媒液を散布する散布器
及びこの散布器の下方に設けられた蒸発器熱交換器を有
した蒸発器と、この蒸発器から冷媒蒸気が流入し、再生
器からの吸収液を散布する散布器を有した吸収器と、こ
の吸収器から再生器に至る吸収液配管の途中及び再生器
から吸収器に至る吸収液配管の途中に設けられ、吸収器
で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸収液と再生器か
ら吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する吸収器熱交換器
と、吸収器から吸収器熱交換器に至る吸収液配管の途中
に設けられた吸収液ポンプと、湿度調節再生器の出口側
冷媒配管の途中から分岐して再生器あるいは吸収器から
再生器までの吸収液配管の途中に至り第1の切換弁を有
した第1のバイパス配管と、湿度調節再生器から流出し
た湿度調節液が蒸発器熱交換器を経て流入する利用側熱
交換器、この利用側熱交換器の上方に設けられて利用側
熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に散布する
散布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を
溜める液溜め及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き
出す送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再生器か
ら蒸発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度調節
液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度
調節再生器に至る吸収液復配管と、湿度調節再生器から
蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往き配管、室内ユニッ
トから湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管及び湿度
調節再生器から蒸発器に至る冷媒配管の途中に設けら
れ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユニットか
らの湿度調節液と湿度調節再生器からの冷媒とが熱交換
する湿度調節サイクル熱交換器と、この湿度調節サイク
ル熱交換器の上流側の湿度調節液復配管に設けられた湿
度調節液ポンプと、湿度調節サイクル熱交換器から蒸発
器熱交換器に至る湿度調節液往配管から分岐して蒸発器
の下流側湿度調節液往き配管に至り第2の切換弁を有し
た第2のバイパス配管とを備えた空気調和装置を提供す
るものである。
【0036】上記請求項11の発明によれば、上記請求
項10の発明と同様に、除湿、冷却時には除湿のために
湿度調節液の温度を大幅に低下させる必要はなく、室内
ユニットで温度を大幅に低下させることなく除湿した空
気を室内へ吹き出すことが可能になると共に、第1、第
2の切換弁を切換えることにより、容易に除湿、冷却運
転から加湿、加熱運転に切換え、湿度調節再生器にて薄
くなった湿度調節液を室内ユニットに循環して湿度調節
液の水分放出作用によって室内空気を加湿することが可
能になり、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空
気を室内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内と
ほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出すことが可能にな
る。
【0037】また、再生器から流出した冷媒蒸気の熱の
一部は湿度調節再生器での湿度調節液の加熱に利用さ
れ、さらに湿度調節サイクル熱交換器にて調節液の加熱
に利用されるので、再生器からの冷媒蒸気の熱を有効に
利用することが可能になる。また、室内ユニットに空気
調節器を設け、この空気調節器と湿度調節再生器との間
で湿度調節液を循環して空気調節器に流れた湿度調節液
からの水分分離によって室内空気に加湿するので、吐出
する空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱
との双方を行うことが可能なる。
【0038】さらに、湿度調節再生器では室外空気が空
気通路を流れ、室外空気に含まれる水蒸気が散布器から
散布された湿度調節液に吸収されるので、湿度調節液に
よる水蒸気の吸収を促進することができ、湿度調節再生
器の運転効率を向上することが可能になる。また、請求
項12の発明は、散布器、この散布器の下方に設けられ
た湿度調節液溜り及びこの湿度調節液溜りに設けられた
再生器熱交換器を備えた湿度調節再生器と、圧縮機、冷
媒流路切換弁、再生器熱交換器、熱源側熱交換器及び温
度調節熱交換器を環状に配管接続し、再生器熱交換器を
弁を介してパイパスするバイパス配管を有した冷媒循環
回路と、湿度調節再生器からの湿度調節液が温度調節熱
交換器を介して流入する利用側熱交換器、この利用側熱
交換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調
節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換
器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り
及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を
有した室内ユニットと、湿度調節再生器から温度調節熱
交換器を介して室内ユニットに至り第1の湿度調節液ポ
ンプを有した湿度調節液往き配管と、室内ユニットの湿
度調節液溜りから湿度調節再生器に至り第2の湿度調節
液ポンプを有した湿度調節液復配管と、第1の湿度調節
液ポンプの出口側から温度調節熱交換器に至る湿度調節
液往き配管の途中と第2の湿度調節液ポンプの出口側か
ら湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の途中に設け
られ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユニット
からの湿度調節液とが熱交換する湿度調節サイクル熱交
換器とを備えた空気調和装置を提供するものである。
【0039】上記請求項12の発明によれば、除湿、冷
却運転時、第1の湿度調節液及び第2の湿度調節ポンプ
が運転し、湿度調節液が循環し、濃い湿度調節液を室内
ユニットの利用側熱交換器へ送り湿度調節液の水分吸収
作用によって室内空気から除湿することができる。この
結果、利用側熱交換器を大幅に冷却しなくても除湿能力
を保つことができ、温度を大幅に低下させることなく除
湿した空気を室内へ吹き出すことが可能になる。
【0040】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、運転効率を向上して運転コストを減少することがで
きる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の一部が湿度
調節再生器で使用され、凝縮器として作用する熱源側熱
交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量は減少し、
熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくすることが可能に
なる。
【0041】また、加湿、加熱運転時には、湿度調節再
生器で水分が補給され、温度調節熱交換器で圧縮機から
の高温の冷媒によって加熱された湿度調節液が室内ユニ
ットの利用側熱交換器を流れると共に散布され、室内ユ
ニットから温度を大幅に上昇させることなく加湿した空
気を室内へ吹き出すことが可能になる。さらに、冷媒流
路切換弁及びバイパス配管の弁を切換えることによって
冷媒の循環路を切換え、温度を大幅に低下させない除
湿、冷却運転と温度を大幅に上昇させない加湿、加熱運
転とを1台の空気調和装置で容易に行うことができる。
【0042】また、請求項13の発明は、散布器、この
散布器の下方に設けられた再生器熱交換器、この再生器
熱交換器の下方に設けられた湿度調節液溜り、再生器熱
交換器に外気を循環させる送風機を備えた湿度調節再生
器と、圧縮機、この圧縮機からの冷媒が流入する再生器
熱交換器、この再生器熱交換器からの冷媒が流入する凝
縮器、この凝縮器で凝縮した冷媒液が減圧装置を経て流
入する温度調節熱交換器を環状に配管接続した冷媒循環
回路と、この冷媒循環回路に設けられ、蒸発器に流入す
る冷媒と蒸発器から流出した冷媒とを熱交換する冷媒熱
交換器と、湿度調節再生器から流出した湿度調節液が蒸
発器の熱交換器を介して流入する利用側熱交換器、この
利用源側熱交換器の上方に設けられて利用側熱交換器か
らの湿度調節液を利用側熱交換器の表面に散布する散布
器、利用側熱交換器を流下した湿度調節液を溜める湿度
調節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出
す送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再生器から
温度調節熱交換器を介して室内ユニットに至り第1の湿
度調節液ポンプを有した湿度調節液往き配管と、室内ユ
ニットの調節液溜りから湿度調節再生器に至り第2の湿
度調節液ポンプを有した湿度調節液復配管と、第1の湿
度調節液ポンプの出口側から温度調節熱交換器に至る湿
度調節液往き配管の途中と第2の湿度調節液ポンプの出
口側から湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の途中
に設けられ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユ
ニットからの湿度調節液とが熱交換する湿度調節サイク
ル熱交換器とを備えた空気調和装置を提供するものであ
る。
【0043】上記請求項13の発明によれば、除湿、冷
却運転時、第1及び第2の湿度調節液ポンプが運転し、
湿度調節液が循環し、濃い湿度調節液を室内ユニットの
利用側熱交換器へ送り湿度調節液の水分吸収作用によっ
て室内空気から除湿することができる。この結果、利用
側熱交換器を大幅に冷却しなくても除湿能力を保つこと
ができ、温度を大幅に低下させることなく除湿した空気
を室内へ吹き出すことが可能になる。
【0044】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、運転効率を向上して運転コストを減少することがで
きる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の一部が湿度
調節再生器で使用され、凝縮器として作用する熱源側熱
交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量は減少し、
熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくすることが可能に
なる。
【0045】さらに、湿度調節再生器では室外空気が空
気通路を流れ、散布器から散布された湿度調節液から分
離して蒸発した蒸気は空気通路を流れる室外空気によっ
て湿度調節再生器外へ排出されるので、空気通路内の飽
和蒸気圧を絶えず低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分
離を促進することが可能になる。さらに、請求項14の
発明は、散布器、この散布器の下方に設けられた再生器
熱交換器、この再生器熱交換器の下方に設けられた湿度
調節液溜り、再生器熱交換器に外気を循環させる送風機
を備えた湿度調節再生器と、圧縮機、冷媒流路切換弁、
再生器熱交換器、熱源側熱交換器及び温度調節熱交換器
を環状に配管接続した冷媒循環回路と、この冷媒循環回
路に設けられ、蒸発器に流入する冷媒と蒸発器から流出
した冷媒とを熱交換する冷媒熱交換器と、湿度調節再生
器から流出した湿度調節液が蒸発器の熱交換器を介して
流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に
設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱
交換器の表面に散布する散布器、利用側熱交換器を流下
した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用
側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユニ
ットと、湿度調節再生器から温度調節熱交換器を介して
室内ユニットに至り第1の湿度調節液ポンプを有した湿
度調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りか
ら湿度調節再生器に至り第2の湿度調節液ポンプを有し
た湿度調節液復配管と、第1の湿度調節液ポンプの出口
側から温度調節熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途
中と第2の湿度調節液ポンプの出口側から湿度調節再生
器に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、湿度調節
再生器からの湿度調節液と室内ユニットからの湿度調節
液とが熱交換する湿度調節サイクル熱交換器と、再生器
熱交換器の入口側冷媒配管と出口側冷媒配管とを接続し
再生器熱交換器を切換弁を介してバイパスするバイパス
配管と、このバイパス配管に設けられた弁とを備えた空
気調和装置を提供するものである。
【0046】上記請求項14の発明によれば、除湿、冷
却運転時、第1及び第2の湿度調節液ポンプが運転し、
湿度調節液が循環し、濃い湿度調節液を室内ユニットの
利用側熱交換器へ送り湿度調節液の水分吸収作用によっ
て室内空気から除湿することができる。この結果、利用
側熱交換器を大幅に冷却しなくても除湿能力を保つこと
ができ、温度を大幅に低下させることなく除湿した空気
を室内へ吹き出すことが可能になる。
【0047】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、運転効率を向上して運転コストを減少することがで
きる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の一部が湿度
調節再生器で使用され、凝縮器として作用する熱源側熱
交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量は減少し、
熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくすることが可能に
なる。
【0048】また、湿度調節再生器では室外空気が空気
通路を流れ、散布器から散布された湿度調節液から分離
して蒸発した蒸気は空気通路を流れる室外空気によって
湿度調節再生器外へ排出されるので、空気通路内の飽和
蒸気圧を絶えず低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分離
を促進することが可能になる。また、加湿、加熱運転時
には、湿度調節再生器で水分が補給され、温度調節熱交
換器で圧縮機からの高温の冷媒によって加熱された湿度
調節液が室内ユニットの利用側熱交換器を流れると共に
散布され、室内ユニットから温度を大幅に上昇させるこ
となく加湿した空気を室内へ吹き出すことが可能にな
る。
【0049】さらに、冷媒流路切換弁及びバイパス配管
の弁を切換えることによって冷媒の循環路を切換え、温
度を大幅に低下させない除湿、冷却運転と温度を大幅に
上昇させない加湿、加熱運転とを1台の空気調和装置で
容易に行うことが可能になる。さらにまた、湿度調節再
生器では室外空気が空気通路を流れ、室外空気に含まれ
る水蒸気が散布器から散布された湿度調節液に吸収され
るので、調節液による水蒸気の吸収を促進することがで
き、湿度調節再生器の運転効率を向上することが可能に
なる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の空気調和装置の一
実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1に示した
Aは熱源機、Bは湿度調節再生器であり、この湿度調節
再生器B及び熱源機Aから室外ユニットCが構成され
る。また、Dは室外ユニットCと配管接続され除湿及び
冷却機能を備えた除湿室内ユニットである室内ユニット
である。
【0051】以下、熱源機Aについて説明する。熱源機
Aは冷媒に例えば水、吸収液(溶液)に臭化リチウム
(LiBr)溶液を用い、図示しない吸収器、高温発生
器、凝縮器、蒸発器として作用する熱交換器I等を配管
接続して冷媒及び吸収液の循環路を形成した空冷吸収式
冷凍機などである。
【0052】以下、室内ユニットDについて説明する。
1は室内ユニットDのケーシング、2は室内の空気が吸
い込まれる空気吸込口、3はフィルタ、4はフィルタ3
の下流に設けられた送風機、5は送風機4の下流に設け
られ、除湿及び冷却を行う空気調節器、6は空気調節器
5に配設され熱交換器Iから流出した湿度調節液(以
下、調節液という。)が上方から下方へ流れる調節液流
路が形成された温度及び湿度調節用の利用側熱交換器で
ある熱交換器(以下第1の熱交換器という。)、7は第
1の熱交換器6と共に空気調節器5に配設され、第1の
熱交換器6の下流に位置した湿度調節用の利用側熱交換
器である熱交換器(以下第2の熱交換器という。)であ
り、調節液が下方から上方へ流れる調節液流路が形成さ
れている。8、9はそれぞれ第1及び第2の熱交換器
6、7の上方に設けられ、第2の熱交換器7から調節液
が流入する第1、第2の調節液散布器、11は室内へ第
1及び第2の熱交換器6、7を通過して温度あるいは湿
度が調節された空気を吹き出す空気吹出口であり、室内
ユニットDには空気吸込口2から空気吹出口11に至る
室内空気の流路が形成されている。また、12は空気調
節器5の下部に形成された調節液溜り、11aは第1の
熱交換器6と空気吹出口11と間に設けられたエリミネ
ータである。
【0053】13は外気導入ダクトであり、このダクト
13の一端の外気吸込口14は室外に開口し、他端は室
内ユニットDの空気吸込口2とフィルター3との間に開
口している。そして、外気導入ダクト13の途中には例
えば送風機4の運転中に所定時間毎に開くダンパ15が
設けられている。なお、16はダンパ15の開閉制御器
であり、図示しないタイマーなどを備えている。
【0054】以下、湿度調節再生器Bについて説明す
る。湿度調節再生器Bは室内ユニットDより低い位置に
設けられ、17Aは容器、17は容器17A内の調節液
溜り18に設けられた再生器熱交換器である。この再生
器熱交換器17は図1に破線にて示したように例えば熱
源機Aと熱源配管18aにより接続され、熱源機Aで発
生した高温の冷媒蒸気あるいは排気ガス等が循環し、熱
源機の廃熱が加熱源として利用される。19は容器17
A内の上部の気相部に設けられた調節液流出口、20は
調節液流出口19より上方に設けられ、外気と連通した
連通口である。21は調節液往き配管、22及び23は
調節液復配管であり、調節液配管往き21は熱交換器I
から第1の熱交換器6に至り、調節液復配管22は室内
ユニットDの調節液溜り12から湿度調節再生器Bの調
節液流出口19に至り途中に調節液ポンプ22Mが設け
られ、調節液配管23は湿度調節再生器Bの調節液溜り
18から熱交換器Iに至り途中に調節液ポンプ24が設
けられている。
【0055】以下、上記空気調和装置の除湿及び冷却運
転時の動作について説明する。除湿及び冷却運転時に
は、湿度調節再生器Bでは、吸収液溜り18の例えばト
リエチレングリコール、塩化リチウム(LiCl)ある
いは臭化リチウム(LiBr)などの吸湿性を有した吸
収液と例えば水との調節液が再生器熱交換器17を流れ
る例えば高温の冷媒蒸気により加熱され、調節液中の水
分が蒸気になり分離する。分離した蒸気は連通口20か
ら外部へ排出される。水分が分離して濃度が高くなった
濃調節液は、調節液ポンプ24の運転により熱源機Aへ
送られる。そして、熱源機Aの運転により熱交換器Iに
て冷媒液と熱交換して濃調節液は冷却される。そして、
温度は低下したが、例えばほぼ15℃で従来(従来は例
えば7℃)より高い温度の調節液が熱交換器Iから室内
ユニットDへ送られる。
【0056】室内ユニットDでは、濃調節液が空気調節
器5の第1、第2の吸収液散布器8、9から第1、第2
の熱交換器6、7へ散布され、空気調節器5を流れる空
気から水分を吸収して濃度が薄くなった稀調節液が調節
液溜り12に溜まる。稀調節液は調節液溜り12から調
節液ポンプ22の運転により、調節液配管22を介して
湿度調節再生器Bへ流れ、調節液流出口19から流出
し、調節液溜り18に溜まる。
【0057】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの動作に
つい詳細に説明する。送風機4の運転により、室内ユニ
ットDが設けられている室内の空気が室内ユニットD内
に吸い込まれ、図1に実線矢印にて示したように流れ
る。吸い込まれた室内空気はフィルタ3を通過して塵埃
などが除かれた後、空気調節器5へ流れる。空気調節器
5では第1、第2の熱交換器6、7を通過した濃調節液
が第1、第2の熱交換器6、7の上方から散布され、室
内ユニットD内を流れている室内空気から水分を吸収す
るとともに第1、第2の熱交換器6、7を流れる温度が
低い濃調節液と熱交換して冷却される。水分を吸収した
稀調節液は調節液溜り12に溜り、調節液配管22を経
て湿度調節再生器Bへ流れる。また、室内空気は上記の
ように水分が吸収されると共に第1、第2の熱交換器
6、7を通過する際に夫々の熱交換器に流れる濃調節液
と熱交換して冷却され、例えば温度がほぼ25℃で湿度
がほぼ45%の空気が空気吹出口11から室内に吹き出
される。
【0058】また、湿度調節再生器Bに流れ、調節液溜
り18に溜った調節液は再生器熱交換器17で加熱さ
れ、調節液から水が分離して連通口20から排出され
る。上記実施例によれば、熱交換器Iから流れてきた温
度が低い濃調節液が第1、第2の熱交換器6、7を流
れ、室内空気を冷却するとともに散布された濃調節液の
水分吸収作用によって室内空気から水分を吸収して除湿
を行うことができる。この結果、温度を大幅に低下させ
ることなく除湿した空気を室内に供給することができ、
特に梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季節におい
ても除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内ユニッ
トDから室内へ供給し、室内を快適に保つことができ
る。
【0059】また、熱源器Aの熱交換器Iにて冷却され
た濃調節液が室内ユニットDに送られる。この濃調節液
によって室内空気からの除湿が行われると共に第1、第
2の熱交換器6、7を流れる濃調節液によって冷却が行
われるので、調節液を湿度調節と冷却との双方に兼用す
ることができ、室外ユニットCと室内ユニットDとの間
の配管を簡略化することができ、設置作業の簡略化を図
ることもできる。
【0060】更に、湿度調節再生器Bの加熱源に熱源機
Aからの冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を利用して
いるため、運転効率を向上することができ、湿度調節再
生器Bの運転コストを僅かに抑えることができる。以
下、第2の実施例について図2に基づいて詳細に説明す
る。なお、図2において、図1と同様の構成のものには
同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0061】熱源機Aには、熱源機Aの運転により図示
しない高温発生器からの高温の冷媒蒸気或いは高温発生
器に設けられたバーナーからの高温の排気ガスを熱源と
して加熱器として作用する熱交換器Iが設けられてい
る。湿度調節再生器Bの容器17A内の上部には、調節
液の散布器30が設けられ、調節液配管22に接続され
ている。また、市水を補給するための補給配管31が接
続され、補給口32が散布器30の上方に配設されてい
る。32は補給配管31の途中に設けられた開閉弁であ
り、この開閉弁32は容器17A内下部に設けられたフ
ロート等の液面検出器33からの信号に基づいて開閉す
る。
【0062】以下、上記空気調和装置の加湿及び暖房運
転時の動作について説明する。加湿及び暖房運転時に
は、湿度調節再生器Bでは、散布器30から散布された
調節液が流下する途中で空気中の水分を吸収すると共
に、調節液溜り18の調節液が空気中の水分を吸収して
稀釈される。また、液面が低下して調節液の濃度が上昇
してきたときには液面検出器33の信号に基づいて開閉
弁32が開き、市水が容器17A内に補給される。濃度
が低くなった稀調節液は、調節液ポンプ24の運転によ
り熱源機Aへ送られる。そして、熱源機Aの運転により
熱交換器1を流れる稀調節液が加熱される。そして、例
えば温度がほぼ40℃の稀調節液が熱交換器1から室内
ユニットDへ送られる。
【0063】室内ユニットDでは、稀調節液が湿度調節
器5の第1、第2の吸収液散布器8、9から第1、第2
の熱交換器6、7へ散布される。室内空気は空気調節器
5を通過する際に水分が補給されると共に、加熱され
る。蒸気を分離して濃度が濃くなった濃調節液は調節液
溜り12に溜まる。濃調節液は調節液溜り12から調節
液配管22を介して湿度調節再生器Bへ流れ、調節液流
出口19から流出し、調節液溜り18に溜まる。
【0064】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの動作に
つい詳細に説明する。送風機4の運転により、室内ユニ
ットDが設けられている室内の空気が室内ユニットD内
に吸い込まれ、図1に実線矢印にて示したように流れ
る。吸い込まれた室内空気はフィルタ3を通過して塵埃
などが除かれた後、空気調節器5へ流れる。除湿器5で
は第1、第2の熱交換器6、7を通過した稀調節液が第
1、第2の熱交換器6、7の上方から散布され、各熱交
換器を流下するときに調節液から水蒸気を分離して室内
ユニットD内を流れている室内空気に水分を補給すると
ともに第1、第2の熱交換器6、7を流れる温度が高い
稀調節液と熱交換して加熱される。
【0065】水分を分離した濃調節液は調節液溜り12
に溜り、調節液配管22を経て湿度調節再生器Bへ流れ
散布器30から散布される。また、室内空気は上記のよ
うに水分が補給されると共に第1、第2の熱交換器6、
7を通過する際に夫々の熱交換器に流れる稀調節液と熱
交換して加熱され、例えば温度がほぼ25℃で湿度がほ
ぼ50%の空気が空気吹出口11から室内に吹き出され
る。
【0066】湿度調節再生器Bに流れ、散布器30から
散布された調節液には、水分が補給される。上記実施例
によれば、熱交換器Iから流れてきた温度が高い稀調節
液が第1、第2の熱交換器6、7を流れ、室内空気を加
熱するとともに散布された稀調節液の水分分離作用によ
って室内空気に水分を補給して加湿を行うことができ
る。この結果、温度を上昇させつつ加湿した空気を室内
に供給することができ、特に冬季などの温度が低く乾燥
した季節においても温度及び湿度が高い空気を室内ユニ
ットDから室内へ供給し、室内を快適に保つことができ
る。
【0067】また、熱源器Aの熱交換器Iから加熱され
た稀調節液が室内ユニットDに送られ、この稀調節液に
よって室内空気の加湿が行われると共に第1、第2の熱
交換器6、7を流れる稀調節液によって加熱が行われる
ので、調節液を湿度調節と温度調節との双方に兼用する
ことができ、室外ユニットCと室内ユニットDとの間の
配管を簡略化することができ、設置作業の簡略化を図る
こともできる。
【0068】以下、第3の実施例について図3に基づい
て詳細に説明する。なお、図3において、図1及び図2
と同様の構成のものには同様の符号を付し、その詳細な
説明は省略する。図3は冷房及び除霜運転と加熱及び加
湿運転とを切り換えて行うことができる空気調和装置で
あり、熱源機Aと湿度調節再生器Bとの間に接続された
熱源配管18aの途中には開閉弁40が設けられてい
る。また、熱源機Aに設けられた熱交換器Iは、冷房及
び除湿運転時に蒸発器として作用し、加熱及び加湿運転
時に高温発生器からの高温の冷媒蒸気或いは高温発生器
に設けられたバーナーからの高温の排気ガスを熱源とし
て加熱器として作用する。
【0069】以下、上記空気調和装置の除湿及び冷却運
転時の動作について説明する。除湿及び冷却運転時に
は、開閉弁40は開いており、上記図1に示した空気調
和装置と同様に湿度調節再生器Bでは、吸収液溜り18
の調節液が再生器熱交換器17を流れる例えば高温の冷
媒蒸気により加熱され、調節液中の水分が蒸気になり分
離する。分離した蒸気は連通口20から外部へ排出され
る。水分が分離して濃度が高くなった濃調節液は、調節
液ポンプ24の運転により熱源機Aへ送られる。そし
て、熱源機Aの運転により熱交換器Iにて冷媒液と熱交
換して濃調節液は冷却される。そして、例えば温度がほ
ぼ15℃で従来より高い温度の調節液が熱交換器Iから
室内ユニットDへ送られる。
【0070】室内ユニットDでは、濃調節液が除湿器5
の第1、第2の吸収液散布器8、9から第1、第2の熱
交換器6、7へ散布され、空気調節器5を流れる空気か
ら水分を吸収して濃度が薄くなった稀調節液が調節液溜
り12に溜まる。稀調節液は調節液溜り12から調節液
配管22を介して湿度調節再生器Bへ流れ、調節液流出
口19から流出し、調節液溜り18に溜まる。
【0071】また、送風機4の運転により、室内ユニッ
トDが設けられている室内の空気が室内ユニットD内に
吸い込まれ、図1に示した空気調和装置と同様に流れ
る。吸い込まれた室内空気はフィルタ3を通過して除湿
器5へ流れる。除湿器5では第1、第2の熱交換器6、
7を通過した濃調節液が第1、第2の熱交換器6、7の
上方から散布され、室内ユニットD内を流れている室内
空気から水分を吸収するとともに第1、第2の熱交換器
6、7を流れる温度が低い濃調節液と熱交換して冷却さ
れる。水分を吸収した稀調節液は調節液溜り12に溜
り、調節液配管22を経て湿度調節再生器Bへ流れる。
また、室内空気は上記のように水分が吸収されると共に
第1、第2の熱交換器6、7を通過する際に夫々の熱交
換器に流れる濃調節液と熱交換して冷却され、例えば温
度がほぼ25℃で湿度がほぼ45%の空気が空気吹出口
11から室内に吹き出される。
【0072】また、湿度調節再生器Bに流れ、調節液溜
り18に溜った調節液は再生器熱交換器17で加熱さ
れ、調節液から水が分離して排気口20から排出され
る。以下、上記空気調和装置の加熱及び加湿運転時の動
作について説明する。加熱及び加湿運転時には、開閉弁
18aが閉じており、温度調節再生器Bへは熱源が供給
されない。そして、図2に示した空気調和装置と同様に
散布器30から散布された調節液が流下する途中で空気
中の水分を吸収すると共に、調節液溜り18の調節液が
空気中の水分を吸収して稀釈される。また、液面が低下
して調節液の濃度が上昇してきたときには開閉弁32が
開き、市水が容器17A内に補給される。濃度が低くな
った稀調節液は、調節液ポンプ24の運転により熱源機
Aへ送られる。そして、熱源機Aの運転により熱交換器
Iを流れる稀調節液が加熱される。そして、例えば温度
がほぼ40℃の稀調節液が熱交換器Iから室内ユニット
Dへ送られる。
【0073】室内ユニットDでは、稀調節液が湿度調節
器5の第1、第2の吸収液散布器8、9から第1、第2
の熱交換器6、7へ散布される。室内空気は空気調節器
5を通過する際に水分が補給されると共に、加熱され
る。蒸気を分離して濃度が濃くなった濃調節液は調節液
溜り12に溜まる。濃調節液は調節液溜り12から調節
液配管22を介して湿度調節再生器Bへ流れ、調節液流
出口19から流出し、調節液溜り18に溜まる。
【0074】さらに、室内ユニットDでは、送風機4の
運転により、室内ユニットDが設けられている室内の空
気が室内ユニットD内に吸い込まれ、図1に実線矢印に
て示したように流れる。吸い込まれた室内空気はフィル
タ3を通過して塵埃などが除かれた後、空気調節器5へ
流れる。除湿器5では第1、第2の熱交換器6、7を通
過した稀調節液が第1、第2の熱交換器6、7の上方か
ら散布され、各熱交換器を流下するときに調節液から水
蒸気を分離して室内ユニットD内を流れている室内空気
に水分を補給するとともに第1、第2の熱交換器6、7
を流れる温度が高い稀調節液と熱交換して加熱される。
【0075】水分を分離した濃調節液は調節液溜り12
に溜り、調節液配管22を経て湿度調節再生器Bへ流れ
散布器30から散布される。また、室内空気は上記のよ
うに水分が補給されると共に第1、第2の熱交換器6、
7を通過する際に夫々の熱交換器に流れる稀調節液と熱
交換して加熱され、例えば温度がほぼ25℃で湿度がほ
ぼ50%の空気が空気吹出口11から室内に吹き出され
る。
【0076】湿度調節再生器Bに流れ、散布器30から
散布された調節液には、水分が補給される。上記実施例
によれば、除湿及び冷却運転時には図1に示した空気調
和装置と同様に、熱交換器Iから流れてきた温度が低い
濃調節液が第1、第2の熱交換器6、7を流れ、室内空
気を冷却するとともに散布された濃調節液の水分吸収作
用によって室内空気から水分を吸収して除湿を行うこと
ができる。この結果、温度を大幅に低下させることなく
除湿した空気を室内に供給することができ、特に梅雨な
どの湿度が高く温度が比較的低い季節においても除湿さ
れ室内とほぼ温度が等しい空気を室内ユニットDから室
内へ供給し、室内を快適に保つことができる。
【0077】さらに、湿度調節再生器Bの加熱源に熱源
機Aからの冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を利用し
ているため、運転効率を向上することができ、湿度調節
再生器Bの運転コストを僅かに抑えることができる。ま
た、加湿及び加熱運転時には、上記図2に示した空気調
和装置と同様に、熱交換器Iから流れてきた温度が高い
稀調節液が第1、第2の熱交換器6、7を流れ、室内空
気を加熱するとともに散布された稀調節液の水分分離作
用によって室内空気に水分を補給して加湿を行うことが
できる。この結果、温度を上昇させつつ加湿した空気を
室内に供給することができ、特に冬季などの温度が低く
乾燥した季節においても温度及び湿度が高い空気を室内
ユニットDから室内へ供給し、室内を快適に保つことが
できる。
【0078】また、湿度調節再生器Bの加熱源に熱源機
Aからの冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を利用して
いるため、運転効率を向上することができ、湿度調節再
生器Bの運転コストを僅かに抑えることができる。さら
に、熱源器Aの熱交換器Iにて冷却あるいは加熱された
濃調節液あるいは稀調節液が室内ユニットDに送られ
る。この調節液によって室内空気の除湿あるいは加湿が
行われると共に第1、第2の熱交換器6、7を流れる調
節液によって冷却あるいは加熱が行われるので、調節液
を湿度調節と温度調節との双方に兼用することができ、
室外ユニットCと室内ユニットDとの間の配管を簡略化
することができ、設置作業の簡略化を図ることもでき
る。
【0079】さらにまた、開閉弁40の切り換え及び熱
源機Aの熱交換器Iの作用を切換えることにより、1台
の空気調和装置により加湿及び加熱運転と除湿及び冷却
運転とを容易に切り換えて行うことができる。以下、本
発明の第4の実施例について説明する。図4において、
図1、図2及び図3に示した空気調和装置と同様の構成
のものには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。図4に示したAは冷媒に例えば水、吸収液(溶液)
に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた空冷吸収式冷
凍機である熱源機、Bは湿度調節サイクル再生器(以下
湿度調節再生器という。)、bは湿度調節サイクル熱交
換器であり、この湿度調節サイクル熱交換器b、湿度調
節再生器B及び熱源機Aから室外ユニットCが構成され
る。また、Dは例えば室内に設置された室内ユニットで
ある。
【0080】Eは熱源機Aの蒸発器、52は蒸発器熱交
換器、520は散布器、53は吸収器、54は吸収器5
3に縦方向に設けられ外面にフィンを備えた複数の伝熱
管54A…を備えた吸収器熱交換器、55は吸収器熱交
換器54の上方の空間に設けられた吸収液散布器、56
は伝熱管54A…の下方に設けられら吸収液溜りであ
る。57は例えばガスを燃料とするバーナー58を備え
た再生器である。また、60は吸収液熱交換器、61は
吸収液熱交換器60の下流に設けられた空冷の冷却器、
62は吸収液ポンプ、63乃至67はそれぞれ吸収液配
管、68乃至70はそれぞれ冷媒配管であり、各配管は
図4に示したように配管されている。71は冷却用送風
機であり、この送風機71の運転によって吸収器熱交換
器54及び冷却器61に冷却空気が流れる。
【0081】室内ユニットDは図1乃至図3に示した室
内ユニットDとほぼ同様に構成されている。そして、第
1吸収液散布器8の入口側に開閉弁72が設けられてい
る。73及び74は温度及び湿度調節用の流体(例えば
トリクロロエチレン)(以下、調節液という。)循環用
のポンプ(以下第1、第2調節液ポンプという。)であ
り、湿度調節再生器B、第1、第2調節液ポンプ73、
74、湿度調節サイクル熱交換器b、蒸発器熱交換器5
2及び空気調節器5が調節液往き配管75乃至78及び
調節液復配管79乃至81によって配管接続されてい
る。また、調節液配管78の途中から調節弁101を介
して分岐し第1の熱交換器6と第2の熱交換器7の途中
に至る調節用配管102が接続されている。また、第2
調節液ポンプ74と湿度調節サイクル熱交換器bとの間
の調節液復配管80の途中に不純物濾過用のフィルター
82が設けられている。
【0082】以下、冬季などの加熱及び加湿用の配管に
ついて説明する。83は湿度調節再生器Bの出口側冷媒
配管69の途中から分岐して再生器57に至り分岐部に
三方弁などの第1の切換弁84を有した第1バイパス配
管、85は蒸発器入口側の調節液往き配管77の途中か
ら分岐して蒸発器出口側の調節液往き配管78の途中に
至り分岐部に第2の切換弁86を有した第2バイパス配
管である。
【0083】以下、湿度調節再生器Bについて説明す
る。図4に示した湿度調節再生器Bは図3に示した湿度
調節再生器Bとほぼ同様に構成され、湿度調節再生器B
の下部の吸収液溜り18に設けられた再生器熱交換器1
7は、冷媒配管68、69に接続されている。また、吸
収液溜り18上方の気相部には調節液復配管81からの
調節液を散布するための散布器30が設けられている。
また、吸収液溜り18に接続された補給配管31の途中
にはフロート弁87を備えた補給水タンク88が設けら
れている。
【0084】以下、上記空気調和装置の除湿及び冷却運
転のときの動作について説明する。除湿及び冷却運転時
には、室外ユニットCの第1の切換弁84は冷媒配管6
9側に切換わり、第2の切換弁86は調節液配管78側
に切換わっている。また、熱源機Aの吸収液ポンプ62
及び冷却用送風機71は運転している。そして、従来の
吸収式冷凍機と同様に再生器57で吸収液から分離した
冷媒蒸気は湿度調節再生器B及び湿度調節サイクル熱交
換器bを経て凝縮液化し、液冷媒が蒸発器Eの散布器5
20から蒸発器熱交換器52に散布される。そして、液
冷媒が蒸発器熱交換器52を流れる調節液と熱交換して
蒸発し、気化熱によって蒸発器熱交換器52を流れる調
節液が冷却される。そして、例えば15℃で従来より高
い温度の調節液が蒸発器Eから室内ユニットDへ流れ、
調節液が蒸発器Eと室内ユニットDとの間で循環する。
【0085】蒸発器Eで蒸発した冷媒は吸収器53へ流
れ、吸収液散布器55から散布され吸収器伝熱管54A
の内壁を流下する濃い吸収液(以下濃吸収液という。)
に吸収される。冷媒を吸収して温度が上昇した吸収液は
吸収器伝熱管54Aを介して外気によって冷却される。
また、冷媒を吸収して濃度が薄くなった稀吸収液は吸収
液溜り56に溜り、吸収液ポンプ62の運転によって吸
収液熱交換器60を経て温度上昇して再生器57へ送ら
れる。再生器7へ送られた吸収液は加熱されて冷媒が蒸
発し、濃吸収液が吸収液熱交換器60にて温度低下して
吸収器53へ送られて散布される。
【0086】湿度調節再生器Bでは、調節液溜り18の
例えばトリエチレングリコール、塩化リチウム(LiB
r)、臭化リチウム(LiBr)などの調節液が再生器
熱交換器17を流れる高温の冷媒蒸気によって加熱さ
れ、調節液中の水分が蒸気になり分離する。分離した蒸
気は排出口20から外気へ排出される。水分が分離した
濃調節液は湿度調節サイクル熱交換器bへ流れ、室内ユ
ニットDから流れてきた温度が低い稀調節液と熱交換し
て温度低下して室内ユニットDへ流れる。通常、調節弁
101は第1の熱交換器6側が全開であり、調節用配管
102側が全閉のため、濃調節液の全量が第1の熱交換
器6及び第2の熱交換器7へ流れる。
【0087】また、開閉弁72は開いており、各熱交換
器を通過した濃調節液は第1の熱交換器6及び第2の熱
交換器7に散布され、室内ユニットD内を流れる空気の
水分を吸収して稀調節液になり、調節液溜り12から流
出する。稀調節液は湿度調節サイクル熱交換器bで温度
上昇して湿度調節再生器Bへ流れ、散布器30から散布
される。
【0088】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの運転に
ついて詳細に説明する。送風機4の運転によって、室内
空気が室内ユニットD内に吸い込まれ、フィルタ3を通
過して塵埃などが濾過された後空気調節器5へ流れる。
空気調節器5では第1の熱交換器6及び第2の熱交換器
7を通過した濃調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱
交換器7に散布され、通過する室内空気から水分を吸収
するとともに各熱交換器6、7を通過するときに各熱交
換器6、7を流れる濃調節液と熱交換して冷却される。
水分を吸収した稀調節液は調節液溜り12に溜まり、上
記のように湿度調節再生器Bへ送られる。また、空気調
節器5にて水分が調節液に吸収されて湿度が低下すると
共に、温度低下した例えば25℃で湿度が45%の空気
が空気吹出口11から室内へ吹き出される。
【0089】上記のように室内空気の除湿及び冷却運転
が行われているときに、室内温度が低下して室内ユニッ
トDの冷却能力を低下させるときには、調節弁101を
調節液配管102側に切換える。この切換えにより、濃
調節液の全量が調節用配管102を介して第2の熱交換
器7にのみ流れるようになる。この結果、空気調節器5
を流れる空気の冷却面積を減少し、室内へ供給される空
気の温度低下は小さくなる。
【0090】また、開閉弁72を閉じたときには、濃調
節液の散布面積が減少して濃調節液による蒸気の吸収能
力が減少し、空気調節器5での湿度低下は少なくなる。
上記実施例によれば、室内ユニットDに空気調節器5を
設け、この空気調節器5に温度が低い濃調節液が流れる
第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を設け、さら
に、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配管接続して
いるので、調節液を循環して吸収液の水分吸収作用によ
って室内空気を除湿することができる。この結果、温度
を大幅に低下させることなく除湿した空気を室内へ吹き
出すことができ、特に梅雨などの湿度が高く温度が比較
的低い季節においても除湿され室内とほぼ温度が等しい
空気を室内へ吹き出し、室内を快適に保つことができ
る。
【0091】また、湿度調節再生器Bの調節液の再生す
なわち稀調節液から冷媒蒸気を分離するために再生器5
7で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、除湿
と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上するこ
とができる。また、再生器57から流出した濃吸収液は
吸収液熱交換器60にて温度低下し、さらに空冷冷却器
61にて温度低下して吸収器53へ送られ、散布される
ため、吸収器での濃吸収液の冷媒吸収能力を良好に保つ
ことができる。
【0092】さらに、熱源機Aの再生器57から流出し
た冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の
再生に利用され、湿度調節サイクル熱交換器bでの冷媒
の凝縮に必要な熱交換量は減少し、この結果、湿度調節
サイクル熱交換器bのコンパクト化を図ることができ
る。以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転のときの動
作について説明する。
【0093】加湿及び加熱運転時には、室外ユニットC
の第1、第2切換弁84、86はそれぞれ第1バイパス
配管83及び第2バイパス配管 85側に切換わって
いる。また、熱源機Aの再生器57のバーナー58は燃
焼し、吸収液ポンプ62は停止し、冷却用送風機71は
停止している。そして、再生器7で吸収液から分離した
冷媒蒸気が冷媒配管68を経て湿度調節再生器Bへ流れ
る。湿度調節再生器Bでは調節液再生器熱交換器17を
流れる高温の冷媒蒸気によって加熱され、温度上昇する
と共に、補給配管31から水が補給され、温度が高い稀
調節液が第1調節液ポンプ73から吐出され、蒸発器E
をバイパスして室内ユニットDへ送られる。また、再生
器熱交換器17で調節液を加熱して凝縮した冷媒は第1
バイパス配管83を経て再生器57へ戻り、いわゆるボ
イラー運転が行われる。
【0094】また、上記の除湿及び冷却運転のときと同
様に、通常は、調節弁101の第1の熱交換器6側が全
開であり、調節用配管102側が全閉のため、稀調節液
の全量が第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7へ流れ
る。また、開閉弁72は開いており、各熱交換器を通過
した稀調節液は第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7
に散布され、室内ユニットD内を流れる空気に水分を放
出して濃調節液になり、調節液溜り12から流出する。
濃調節液は湿度調節サイクル熱交換器bで温度上昇して
湿度調節再生器Bへ流れ、散布器30から散布される。
【0095】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの運転に
ついて説明する。上記除湿及び冷却運転時と同様に、送
風機4の運転によって、室内空気が室内ユニットD内に
吸い込まれ、フィルタ3を通過して塵埃などが濾過され
た後空気調節器5へ流れる。空気調節器5では第1の熱
交換器6及び第2の熱交換器7を通過した稀調節液が第
1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散布され、蒸気
圧が低く、各熱交換器の周期を通過する室内空気に水分
を放出するとともに各熱交換器6、7を通過するときに
各熱交換器6、7を流れる温度が高い稀調節液と熱交換
して加熱される。水分を放出して濃度が上昇した濃調節
液は調節液溜り12に溜まり、上記のように湿度調節再
生器Bへ送られる。また、空気調節器5にて水分が調節
液から補給されて湿度が上昇すると共に、温度上昇した
例えば温度がほぼ25℃で湿度がほぼ50%の空気が空
気吹出口11から室内へ吹き出される。
【0096】上記のように室内空気の加湿及び加熱運転
が行われているときに、室内温度が上昇して室内ユニッ
トDの加熱能力を低下させるときには、調節弁101を
調節液配管102側に切換える。この切換えにより、稀
調節液の全量が調節用配管102を介して第2の熱交換
器7にのみ流れるようになる。この結果、空気調節器5
を流れる空気の加熱面積を減少し、室内へ供給される空
気の温度上昇は小さくなる。
【0097】また、開閉弁72を閉じたときには、稀調
節液の散布面積が減少して稀調節液による蒸気の補給能
力が減少し、空気調節器5での湿度上昇は少なくなる。
また、室内の加湿が必要であり加熱が必要ない場合に
は、再生器57の運転を行わず、湿度調節再生器Bでは
調節液の加熱を行わないで、調節液への水の補給のみを
行うことにより、温度上昇しない稀調節液を室内ユニッ
トDへ送り、室内空気の加湿のみを行う。このとき、湿
度調節再生器Bでは散布された調節液の加熱を行わない
ため、濃い調節液による外気からの蒸気の吸収が促進さ
れる。
【0098】上記実施例によれば、室内ユニットDに空
気調節器5を設け、この空気調節器5に調節液が流れる
第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を設け、さら
に、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配管接続して
いるので、稀調節液を室内ユニットへ送り稀調節液の水
分放出作用によって室内空気を加湿することができる。
この結果、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空
気を室内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内と
ほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出すことができ、室
内を快適に保つことができる。
【0099】また、熱源機Aの再生器57から流出した
冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の加
熱に利用され、空冷冷却器61での冷媒蒸気の凝縮に必
要な熱交換量は減少し、この結果、空冷冷却器61のコ
ンパクト化を図ることができる。さらに、室内ユニット
Dに空気調節器5を設け、この空気調節器5に冷水ある
いは温水が循環する熱交換器6、7を設け、さらに、除
湿加湿器25と湿度調節再生器Bとを配管接続している
ので、調節液を循環して調節液からの水分分離によって
室内空気に加湿することができる。この結果、吐出する
空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱との
双方を行うことができる。
【0100】さらにまた、第1、第2の切換弁84、8
6を切換えることにより、冷媒及び調節液の流れを切換
え、1台の空気調和装置により加湿及び加熱運転と除湿
及び冷却運転とを容易に切換えて行うことができる。以
下、本発明の第5の実施例について説明する。図5にお
いて、図1、図2、図3及び図4に示した空気調和装置
と同様の構成のものには同じ符号を付し、その詳細な説
明は省略する。図5に示したAは冷媒に例えば水、吸収
液(溶液)に臭化リチウム(LiBr)溶液を用いた吸
収式冷凍機である熱源機、Bは湿度調節再生器であり、
湿度調節再生器B及び熱源機Aなどから室外ユニットC
が構成される。また、Dは室内ユニットである。
【0101】Eは熱源機Aの蒸発器、52は蒸発器熱交
換器、520は散布器、53は吸収器、54は吸収器5
3に設けられ複数の伝熱管(図示せず)を備えた吸収器
熱交換器である。57は再生器である。また、601は
吸収液熱交換器(以下、第1の熱交換器という)、60
2は吸収液熱交換器(以下、第2の熱交換器という)、
603は第1の吸収液熱交換器601の下流に設けられ
た第1の空冷冷却器、604は第2の吸収液熱交換器6
02の下流に設けられた第2の空冷冷却器、605は冷
媒と調節液との熱交換器(以下第4の熱交換器とい
う)、606乃至612はそれぞれ吸収液配管、613
乃至616はそれぞれ冷媒配管であり、各配管は図4に
示したように配管されている。700は第1の空冷冷却
器603及び第2の空冷冷却器604用の送風機であ
る。この送風機700の運転によって各空冷冷却器60
3、604に冷却空気が流れる。
【0102】室内ユニットDは図4に示した室内ユニッ
トDと同様に構成されている。73及び74はそれぞれ
調節液循環用の第1、第2調節液ポンプであり、湿度調
節再生器B、湿度調節サイクル熱交換器(以下、第3の
熱交換器という)b、第1、第2調節液ポンプ73、7
4、蒸発器熱交換器52、空気調節器5、吸収器熱交換
器54及び第4の熱交換器605が調節液往き配管62
0乃至622及び調節液復配管623乃至627によっ
て配管接続されている。
【0103】以下、冬季などの加熱及び加湿用の配管に
ついて説明する。図5に示した第5の実施例にも冷媒配
管613の途中から分岐して第2熱交換器602の下流
側吸収液配管611に至り分岐部に第1の切換弁84を
有した第1バイパス配管83が接続されている。また、
蒸発器入口側の調節用往き配管621の途中から分岐し
て蒸発器出口側の調節用往き配管622の途中に至り分
岐部に第2の切換弁86を有した第2バイパス配管
85が接続されている。また、以下、上記空気調和装置
の除湿及び冷却運転のときの動作について説明する。
【0104】除湿及び冷却運転時には、室外ユニットC
の第2の切換弁86は調節液配管622側に切換わり、
第1の切換弁84は吸収液配管613側に切換わってい
る。また、熱源機Aの吸収液ポンプ62及び送風機70
0は運転している。そして、従来の吸収式冷凍機と同様
に再生器57で吸収液が加熱され、吸収液からから分離
した冷媒蒸気は第2熱交換器602を流れ、吸収器53
からの稀吸収液と熱交換して温度低下し、さらに、第2
の空冷冷却器604にて外気により冷却されて凝縮し、
蒸発器Eへ流れて散布器520から蒸発器熱交換器52
に散布される。そして、液冷媒が蒸発器熱交換器52を
流れる調節液と熱交換して蒸発し、気化熱によって蒸発
器熱交換器52を流れる調節液が冷却される。そして、
例えば15℃で従来より高い温度の調節液が蒸発器Eか
ら室内ユニットDへ流れ、調節液が蒸発器Eと室内ユニ
ットDとの間で循環する。
【0105】蒸発器Eで蒸発した冷媒は吸収器53へ流
れ、吸収液散布器55から散布され吸収器伝熱管4の表
壁を流下する濃吸収液に吸収される。冷媒を吸収して温
度が上昇した吸収液は吸収器熱交換器54を流れる室内
ユニットDからの調節液によって冷却される。また、冷
媒を吸収して濃度が薄くなった稀吸収液は吸収液溜り5
6に溜り、吸収液ポンプ62の運転によって第2熱交換
器602及び第1熱交換器601を経て温度上昇して再
生器57へ送られる。再生器57へ送られた吸収液は加
熱されて冷媒が蒸発して濃吸収液になり、例えばほぼ1
35度の濃吸収液が湿度調節再生器Bへ流れる。
【0106】湿度調節再生器Bでは、調節液溜り18の
調節液が再生器熱交換器17を流れる高温の濃吸収液に
よって加熱され、調節液中の水分が蒸気になり分離す
る。分離した蒸気は排出口20から外気へ排出される。
水分が分離した濃調節液は第3の熱交換器(湿度調節サ
イクル熱交換器)bへ流れ、室内ユニットDから吸収器
熱交換器54を経て流れてきた温度が低い稀調節液と熱
交換して温度低下して室内ユニットDへ流れる。また、
室内ユニットDの空気調節器5で散布された濃調節液は
内部を流れる空気の水分を吸収して稀調節液になり、調
節液溜り12から流出する。稀調節液は吸収器熱交換器
54、第4の熱交換器605及び第3の熱交換器bで温
度上昇して湿度調節再生器Bへ流れ、散布器30から散
布される。
【0107】上記のように熱源機A及び湿度調節再生器
Bが運転しているとき室内ユニットDは上記図4の実施
例と同様に動作し、空気調節器5にて水分が調節液に吸
収されて湿度が低下すると共に、温度低下した例えば温
度がほぼ25℃で湿度がほぼ45%の空気が空気吹出口
11から室内へ吹き出される。上記実施例によれば、室
内ユニットDに空気調節器5を設け、この空気調節器5
に温度が低い濃調節液が流れる第1の熱交換器6及び第
2の熱交換器7を設け、さらに、空気調節器5と湿度調
節再生器Bとを配管接続しているので、調節液を循環し
て調節液の水分吸収作用によって室内空気を除湿するこ
とができる。この結果、温度を大幅に低下させることな
く除湿した空気を室内へ吹き出すことができ、特に梅雨
などの湿度が高く温度が比較的低い季節においても除湿
され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出し、室
内を快適に保つことができる。
【0108】また、湿度調節再生器Bの調節液の再生す
なわち稀調節液から冷媒蒸気を分離するために再生器5
7で冷媒蒸気を分離した濃吸収液の熱を利用することが
でき、除湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を
向上することができる。また、湿度調節再生器Bでの調
節液の加熱に再生器57から吐出する冷媒蒸気(例えば
80℃)より温度が高い濃吸収液を利用しているので、
湿度調節再生器Bでの調節液の再生能力を向上すること
ができる。
【0109】さらに、湿度調節再生器Bから流出し第1
熱交換器601で温度低下した濃吸収液は第1の空冷冷
却器603にてさらに冷却され温度低下して吸収器53
へ送られる。この結果、除湿、冷却運転中の吸収器53
にて散布される濃吸収液の冷媒蒸気吸収能力を向上する
ことができる。さらにまた、第2熱交換器602で温度
が低下した冷媒をさらに第2空冷冷却器604及び第4
の熱交換器605にて冷却し、温度が一層低下した冷媒
を蒸発器Eへ送ることができるため、蒸発器Eでの調節
液の冷却能力を向上することができる。
【0110】以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転の
ときの動作について説明する。加湿及び加熱運転時に
は、室外ユニットCの第2の切換弁86及び第1の切換
弁84はそれぞれ第2バイパス配管85及び第1バイパ
ス配管83側に切換わっている。また、熱源機Aの再生
器57のバーナー58は燃焼し、吸収液ポンプ62は運
転し、第1第2の空冷冷却器603、604の送風機7
00は停止している。そして、再生器57で加熱され冷
媒を分離した濃吸収液が湿度調節再生器Bへ流れる。湿
度調節再生器Bでは調節液が調節液再生器熱交換器17
を流れる高温の濃吸収液によって加熱され、温度上昇す
ると共に、補給配管31から水が補給され、温度が高い
稀調節液が第1調節液ポンプ73から吐出され、蒸発器
Eをバイパスして室内ユニットDへ送られる。また、再
生器熱交換器17で調節液を加熱した濃吸収液は第1熱
交換器601、吸収器53、第2熱交換器602及び第
1熱交換器601を経て再生器57へ戻る。また、再生
器57で発生した冷媒蒸気は第2熱交換器602に流入
する前にバイパス配管83に流れ第1熱交換器601を
介して再生器57へ戻る。
【0111】また、稀調節液の全量が第1の熱交換器6
及び第2の熱交換器7へ流れる。また、各熱交換器を通
過した稀調節液は第1の熱交換器6及び第2の熱交換器
7に散布され、室内ユニットD内を流れる空気に水分を
放出して濃調節液になり、調節液溜り12から流出す
る。濃調節液は第3の熱交換器bで温度上昇して湿度調
節再生器Bへ流れ、散布器30から散布される。
【0112】上記のように熱源機A及び湿度調節再生器
Bが運転しているとき、室内ユニットDでは、上記除湿
及び冷却運転時と同様に、送風機4の運転によって、室
内空気が室内ユニットD内に吸い込まれ、空気調節器5
では第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を通過した
稀調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散
布され、通過する室内空気に水分を放出するとともに各
熱交換器6、7を通過するときに各熱交換器6、7を流
れる温度が高い稀調節液と熱交換して加熱される。水分
を放出した濃度が上昇した濃調節液は調節液溜り12に
溜まり、上記のように湿度調節再生器Bへ送られる。ま
た、空気調節器5にて水分が調節液から補給されて湿度
が上昇すると共に、温度上昇した例えば温度がほぼ25
℃で湿度がほぼ50%の空気が空気吹出口11から室内
へ吹き出される。
【0113】また、室内の加湿が必要であり加熱が必要
ない場合には、再生器57の運転を行わず、湿度調節再
生器Bでは調節液の加熱を行わないで、調節液への水の
補給のみを行うことにより、温度上昇しない稀調節液を
室内ユニットDへ送り、室内空気の加湿のみを行う。こ
のとき、湿度調節再生器Bでは散布された調節液の加熱
を行わないため、濃い調節液による外気からの蒸気の吸
収が促進される。
【0114】上記実施例によれば、室内ユニットDに空
気調節器5を設け、この空気調節器5に温度が高い稀調
節液が流れる第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を
設け、さらに、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配
管接続しているので、調節液を循環して調節液の水分放
出作用によって室内空気を加湿することができる。この
結果、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空気を
室内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内とほぼ
温度が等しい空気を室内へ吹き出すことができ、室内を
快適に保つことができる。
【0115】また、熱源機Aの再生器57から流出した
冷媒蒸気より温度が高い濃吸収液の熱を湿度調節再生器
Bでの調節液の加熱に利用しているので、湿度調節再生
器Bで調節液を冷媒蒸気を使用する場合より一層高い温
度まで加熱することができ、この結果、室内ユニットD
に温度が高い調節液を供給して加熱能力の向上を図るこ
とができる。
【0116】さらに、室内ユニットDに空気調節器5を
設け、この空気調節器5に冷水あるいは温水が循環する
第1、第2の熱交換器6、7を設け、さらに、空気調節
器5と湿度調節再生器Bとを配管接続しているので、調
節液を循環して調節液からの水分放出によって室内空気
に加湿することができる。この結果、吐出する空気の温
度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱との双方を行
うこともできる。
【0117】さらにまた、第1の切換弁84及び第2の
切換弁86を切換えることにより、調節液と吸収液との
流路を切換え、除湿、冷却運転と、加湿、加熱運転とを
容易に切換え1台の空気調和装置で行うことができる。
以下、本発明の第6の実施例について図6に基づいて説
明する。図6において、図1、図2、図3及び図4に示
した空気調和装置と同様の構成のものには同じ符号を付
し、その詳細な説明は省略する。図6に示したAは空冷
吸収式冷凍機である熱源機、Bは湿度調節サイクル再生
器(以下湿度調節再生器という。)、bは湿度調節サイ
クル熱交換器であり、この湿度調節サイクル熱交換器
b、湿度調節再生器B及び熱源機Aから室外ユニットC
が構成される。また、Dは例えば室内に設置された室内
ユニットである。
【0118】Eは熱源機Aの蒸発器、701は空冷凝縮
器、702は凝縮器熱交換器、703は凝縮器熱交換器
702に縦方向に設けられ外面にフィンを備えた複数の
伝熱管、704は伝熱管703…の下方に設けられら冷
媒液溜りであり、再生器57、湿度調節再生器B、凝縮
器701及び蒸発器Eは冷媒配管68、69及び70に
よって配管接続されている。そして、冷却送風機71の
運転によって空冷吸収器53の吸収器熱交換器54から
凝縮器熱交換器702へ冷却空気が流れる。
【0119】室内ユニットDは図1乃至図4に示した室
内ユニットDとほぼ同様に構成されている。73及び7
4は第1、第2調節液ポンプであり、湿度調節再生器
B、第1、第2調節液ポンプ73、74、湿度調節サイ
クル熱交換器C、蒸発器熱交換器52及び空気調節器5
が調節液往き配管75乃至78及び調節液復配管79乃
至81によって配管接続されている。
【0120】以下、冬季などの加熱及び加湿用の配管に
ついて説明する。83は湿度調節再生器Bの出口側冷媒
配管69の途中から分岐して湿度調節サイクル熱交換器
bを経て再生器57に至り分岐部に三方弁などの第1の
切換弁84を有した第1バイパス配管、85は第2バイ
パス配管、86は第2の切換弁である。
【0121】以下、上記空気調和装置の除湿及び冷却運
転のときの動作について説明する。除湿及び冷却運転時
には、室外ユニットCの第1の切換弁84は冷媒配管6
9側に切換わり、第2の切換弁86は調節液配管78側
に切換わっている。また、熱源機Aの吸収液ポンプ62
及び冷却用送風機71は運転している。そして、従来の
吸収式冷凍機と同様に再生器57で吸収液から分離した
冷媒蒸気は湿度調節再生器Bにて放熱し、さらに空冷凝
縮器701へ流れ、凝縮器熱交換器702にて冷却空気
と熱交換して凝縮液化し、液冷媒が冷媒液溜り704に
溜まる。冷媒液溜の704の冷媒液は冷媒配管70を経
て蒸発器Eへ流れ、蒸発器Eの散布器520から蒸発器
熱交換器52に散布される。そして、液冷媒が蒸発器熱
交換器52を流れる調節液と熱交換して蒸発し、気化熱
によって蒸発器熱交換器52を流れる調節液が冷却され
る。そして、例えば15℃で従来より高い温度の調節液
が蒸発器Eから室内ユニットDへ流れ、調節液が蒸発器
Eと室内ユニットDとの間で循環する。
【0122】蒸発器Eで蒸発した冷媒は空冷吸収器53
へ流れ、吸収液散布器55から散布され吸収器伝熱管5
4Aの内壁を流下する濃吸収液に吸収される。冷媒を吸
収して温度が上昇した吸収液は吸収器伝熱管54Aを介
して外気によって冷却される。また、冷媒を吸収して濃
度が薄くなった稀吸収液は吸収液溜り56に溜り、吸収
液ポンプ62の運転によって吸収液熱交換器60を経て
温度上昇して再生器57へ送られる。再生器7へ送られ
た吸収液は加熱されて冷媒が蒸発し、濃吸収液が吸収液
熱交換器60にて温度低下して空冷吸収器53へ送られ
て散布される。
【0123】湿度調節再生器Bでは、調節液溜り18の
調節液が再生器熱交換器17を流れる高温の冷媒蒸気に
よって加熱され、調節液中の水分が蒸気になり分離す
る。分離した蒸気は排出口20から外気へ排出される。
水分が分離した濃調節液は湿度調節サイクル熱交換器b
へ流れ、室内ユニットDから流れてきた温度が低い稀調
節液と熱交換して温度低下して蒸発器Eへ流れ、さらに
冷却されて室内ユニットDへ流れる。濃調節液の全量が
第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7へ流れ、各熱交
換器を通過した濃調節液は第1の熱交換器6及び第2の
熱交換器7に散布される。そして、室内ユニットD内を
流れる空気の水分を吸収して稀調節液になり、調節液溜
り12から流出する。稀調節液は湿度調節サイクル熱交
換器bで温度上昇して湿度調節再生器Bへ流れ、散布器
30から散布される。
【0124】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの運転に
ついて詳細に説明する。送風機4の運転によって、室内
空気が室内ユニットD内に吸い込まれ、フィルタ3を通
過して塵埃などが濾過された後空気調節器5へ流れる。
空気調節器5では第1の熱交換器6及び第2の熱交換器
7を通過した濃調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱
交換器7に散布され、通過する室内空気から水分を吸収
するとともに各熱交換器6、7を通過するときに各熱交
換器6、7を流れる濃調節液と熱交換して冷却される。
水分を吸収した稀調節液は調節液溜り12に溜まり、上
記のように湿度調節再生器Bへ送られる。また、空気調
節器5にて水分が調節液に吸収されて湿度が低下すると
共に、温度低下した例えば温度がほぼ25℃で湿度がほ
ぼ45%の空気が空気吹出口11から室内へ吹き出され
る。
【0125】上記実施例によれば、室内ユニットDに空
気調節器5を設け、この空気調節器5に温度が低い濃調
節液が流れる第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を
設け、さらに、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配
管接続しているので、調節液を循環して吸収液の水分吸
収作用によって室内空気を除湿することができる。この
結果、温度を大幅に低下させることなく除湿した空気を
室内へ吹き出すことができ、特に梅雨などの湿度が高く
温度が比較的低い季節においても除湿され室内とほぼ温
度が等しい空気を室内へ吹き出し、室内を快適に保つこ
とができる。
【0126】また、湿度調節再生器Bの調節液の再生す
なわち稀調節液から冷媒蒸気を分離するために再生器5
7で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、除湿
と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上するこ
とができる。さらに、熱源機Aの再生器57から流出し
た冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の
再生に利用され、空冷凝縮器701での冷媒蒸気の凝縮
に必要な熱交換量は減少し、この結果、空冷凝縮器70
1のコンパクト化を図ることができる。 さらに、凝縮
器及び吸収器を空冷にしたため、凝縮器及び吸収器に冷
却水配管などを接続する必要が無くなり、冷却水循環路
も必要なくなり、この結果、空気調和装置の構成の簡略
化を図ることができる。
【0127】以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転の
ときの動作について説明する。加湿及び加熱運転時に
は、室外ユニットCの第1、第2切換弁84、86はそ
れぞれ第1バイパス配管83及び第2バイパス配管85
側に切換わっている。また、熱源機Aの再生器57のバ
ーナー8は燃焼し、吸収液ポンプ62は停止し、冷却用
送風機71は停止している。そして、再生器57で吸収
液から分離した冷媒蒸気が冷媒配管68を経て湿度調節
再生器Bへ流れる。湿度調節再生器Bでは調節液が再生
器熱交換器17を流れる高温の冷媒蒸気によって加熱さ
れ、温度上昇すると共に、補給配管31から水が補給さ
れ、温度が高い稀調節液が第1調節液ポンプ73から吐
出される。吐出された調節液は湿度調節サイクル熱交換
器bにて冷媒配管83を流れてきた温度の高い冷媒と熱
交換して一層温度上昇し、蒸発器Eをバイパスして室内
ユニットDへ送られる。また、再生器熱交換器17及び
湿度調節サイクル熱交換器bにて調節液を加熱して凝縮
した冷媒は第1バイパス配管83を経て再生器57へ戻
り、いわゆるボイラー運転が行われる。
【0128】また、上記の除湿及び冷却運転のときと同
様に、稀調節液の全量が第1の熱交換器6及び第2の熱
交換器7へ流れる。さらに、各熱交換器を通過した稀調
節液は第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散布さ
れ、室内ユニットD内を流れる空気に水分を放出して濃
調節液になり、調節液溜り12から流出する。濃調節液
は湿度調節サイクル熱交換器bで温度上昇して湿度調節
再生器Bへ流れ、散布器30から散布される。
【0129】以下、上記のように熱源機A及び湿度調節
再生器Bが運転しているときの室内ユニットDの運転に
ついて説明する。上記除湿及び冷却運転時と同様に、送
風機4の運転によって、室内空気が室内ユニットD内に
吸い込まれ、フィルタ3を通過して塵埃などが濾過され
た後空気調節器5へ流れる。空気調節器5では第1の熱
交換器6及び第2の熱交換器7を通過した稀調節液が第
1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散布され、通過
する室内空気に水分を放出するとともに各熱交換器6、
7を通過するときに各熱交換器6、7を流れる温度が高
い稀調節液と熱交換して加熱される。水分を放出した濃
度が上昇した濃調節液は調節液溜り12に溜まり、上記
のように湿度調節再生器Bへ送られる。また、空気調節
器5にて水分が調節液から補給されて湿度が上昇すると
共に、温度上昇した例えば温度がほぼ25℃で湿度がほ
ぼ50%の空気が空気吹出口11から室内へ吹き出され
る。
【0130】また、室内の加湿が必要であり加熱が必要
ない場合には、再生器57の運転を行わず、湿度調節再
生器Bでは調節液の加熱を行わないで、調節液への水の
補給のみを行うことにより、温度上昇しない稀調節液を
室内ユニットDへ送り、室内空気の加湿のみを行う。こ
のとき、湿度調節再生器Bでは散布された調節液の加熱
を行わないため、濃い調節液による外気からの蒸気の吸
収が促進される。
【0131】上記実施例によれば、室内ユニットDに空
気調節器5を設け、この空気調節器5に温度が高い稀調
節液が流れる第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を
設け、さらに、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配
管接続しているので、調節液を循環して吸収液の水分放
出作用によって室内空気を加湿することができる。この
結果、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空気を
室内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内とほぼ
温度が等しい空気を室内へ吹き出すことができ、室内を
快適に保つことができる。
【0132】さらに、熱源機Aの再生器57から流出し
た冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の
加熱に利用され、さらに湿度調節サイクル熱交換器bに
て調節液の加熱に利用されるので、再生器57からに冷
媒蒸気の熱量を有効に利用することができ、加湿及び加
熱運転の効率を向上することができる。また、室内ユニ
ットDに空気調節器5を設け、この空気調節器5に冷水
あるいは温水が循環する熱交換器6、7を設け、さら
に、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配管接続して
夫々の間で調節液を循環しているので、加熱された調節
液を空気調節器5へ流して調節液からの水分分離によっ
て室内空気に加湿することができる。この結果、吐出す
る空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱と
の双方を行うことができる。
【0133】以下、本発明の第7の実施例について図7
に基づいて説明する。図7において、図1、図2、図3
及び図4に示した空気調和装置と同様の構成のものには
同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。図7に示
した空気調和装置は空冷吸収式冷凍機である熱源機A、
湿度調節再生器B、湿度調節サイクル熱交換器bから構
成される室外ユニットCと例えば室内に設置された室内
ユニットDから構成される。
【0134】熱源機A及び湿度調節サイクル熱交換器b
は図4に示した空気調和装置と同様に構成されている。
湿度調節再生器Bは室外空気を強制的に循環するもので
あり、801は室外空気の流入口、802は送風機、8
03は室外空気の流出口であり、室外空気の流入口80
1から室外空気の流出口803に至る空気流路804が
形成される。調節液の散布器30は空気流路の上部に設
けられ、この散布器30の下方に再生器熱交換器17が
設けられている。また、再生器熱交換器17及び室外空
気の流出口803の下方に調節液溜り18が形成されて
いる。
【0135】室内ユニットDは図1乃至図4に示した室
内ユニットDとほぼ同様に構成されており、図4に示し
た空気調和装置と同様に開閉弁72、調節弁101及び
調節用配管102が設けられている。そして、通常、開
閉弁72は開き、調節弁101は第1の熱交換器6側に
切換わっている 以下、上記空気調和装置の除湿及び冷却運転のときの動
作について説明する。
【0136】除湿及び冷却運転時には、上記第4図に示
した第4の実施例と同様に、室外ユニットCの第1の切
換弁84は冷媒配管69側に切換わり、第2の切換弁8
6は調節液配管78側に切換わっている。また、熱源機
Aの吸収液ポンプ62及び冷却用送風機71は運転して
いる。そして、再生器57で吸収液から分離した冷媒蒸
気は湿度調節再生器B及び湿度調節サイクル熱交換器b
を経て凝縮液化し、液冷媒が蒸発器Eの散布器520か
ら蒸発器熱交換器52に散布される。そして、液冷媒が
蒸発器熱交換器52を流れる調節液と熱交換して蒸発
し、気化熱によって蒸発器熱交換器52を流れる調節液
が冷却される。そして、例えば15℃で従来より高い温
度の調節液が蒸発器Eから室内ユニットDへ流れ、調節
液が蒸発器Eと室内ユニットDとの間で循環する。
【0137】蒸発器Eで蒸発した冷媒は吸収器53へ流
れ、吸収液散布器55から散布され吸収器伝熱管4の内
壁を流下する濃吸収液に吸収される。冷媒を吸収して温
度が上昇した吸収液は吸収器伝熱管54Aを介して外気
によって冷却される。また、冷媒を吸収して濃度が薄く
なった稀吸収液は吸収液溜り56に溜り、吸収液ポンプ
62の運転によって吸収液熱交換器60を経て再生器5
7へ送られる。再生器7へ送られた吸収液は加熱されて
冷媒が蒸発し、濃吸収液が吸収液熱交換器60にて温度
低下して吸収器53へ送られて散布される。
【0138】湿度調節再生器Bでは、散布器30から調
節液が再生器熱交換器17に散布され、再生器熱交換器
17を流れる高温の冷媒蒸気によって加熱され、調節液
中の水分が蒸気になり調節液から分離する。分離した蒸
気は空気通路804を流れる外気とともに流出口803
から外部へ排出される。水分が分離した濃調節液は湿度
調節サイクル熱交換器bへ流れ、室内ユニットDから流
れてきた温度が低い稀調節液と熱交換して温度低下して
室内ユニットDへ流れる。室内ユニットDでは、濃調節
液の全量が第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7へ流
れる。
【0139】また、各熱交換器を通過した濃調節液は第
1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散布され、室内
ユニットD内を流れる空気の水分を吸収して稀調節液に
なり、調節液溜り12から流出する。稀調節液は湿度調
節サイクル熱交換器bで温度上昇して湿度調節再生器B
へ流れ、散布器30から散布される。以下、上記のよう
に熱源機A及び湿度調節再生器Bが運転しているとき室
内ユニットDは第4の実施例とほぼ同様に運転する。
【0140】即ち、送風機4の運転によって、室内空気
が室内ユニットD内に吸い込まれ、フィルタ3を通過し
て塵埃などが濾過された後空気調節器5へ流れる。空気
調節器5では第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を
通過した濃調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱交換
器7に散布され、通過する室内空気から水分を吸収する
とともに各熱交換器6、7を通過するときに各熱交換器
6、7を流れる濃調節液と熱交換して冷却される。水分
を吸収した稀調節液は調節液溜り12に溜まり、上記の
ように湿度調節再生器Bへ送られる。また、空気調節器
5にて水分が調節液に吸収されて湿度が低下すると共
に、温度低下した例えば温度がほぼ25℃で湿度がほぼ
45%の空気が空気吹出口11から室内へ吹き出され
る。
【0141】上記実施例によれば、室内ユニットDの空
気調節器5と湿度調節再生器Bとを蒸発器Eを介して配
管接続し、調節液の循環路を形成しているので、蒸発器
で温度が低下した濃調節液を空気調節器5へ送り、調節
液の水分吸収作用によって室内空気から除湿することが
できる。この結果、室内ユニットDで温度を大幅に低下
させることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことがで
き、特に梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季節に
おいても除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ
吹き出し、室内を快適に保つことができる。
【0142】また、湿度調節再生器Bの調節液の再生す
なわち稀調節液から冷媒蒸気を分離するために再生器5
7で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、除湿
と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上するこ
とができる。また、再生器57から流出した濃調節液は
吸収液熱交換器60にて温度低下し、さらに空冷冷却器
61にて温度低下して吸収器53へ送られ、散布される
ため、吸収器での濃調節液の冷媒吸収能力を良好に保つ
ことができる。
【0143】さらに、熱源機Aの再生器57から流出し
た冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の
再生に利用され、湿度調節サイクル熱交換器bでの冷媒
の凝縮に必要な熱交換量は減少し、この結果、湿度調節
サイクル熱交換器bのコンパクト化を図ることができ
る。さらにまた、湿度調節再生器Bでは室外空気が空気
通路804を流れ、散布器30から散布された調節液か
ら分離して蒸発した蒸気は空気通路804を流れる室外
空気によって湿度調節再生器B外へ排出されるので、空
気通路804内の飽和蒸気圧を絶えず低く保ち、調節液
からの蒸気の分離を促進することができ、湿度調節再生
器Bの運転効率を向上することができる。
【0144】以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転の
ときの動作について説明する。加湿及び加熱運転時に
は、上記第4実施例と同様に室外ユニットCの第1、第
2切換弁84、86はそれぞれ第1バイパス配管83及
び第2バイパス配管85側に切換わっている。また、熱
源機Aの再生器7のバーナー8は燃焼し、吸収液ポンプ
62は停止し、冷却用送風機71は停止している。そし
て、再生器7で吸収液から分離した冷媒蒸気が冷媒配管
68を経て湿度調節再生器Bへ流れる。湿度調節再生器
Bでは散布された調節液が再生器熱交換器17を流れる
高温の冷媒蒸気によって加熱され、温度上昇すると共
に、調節液溜り18にて補給配管31から水が補給さ
れ、温度が高い稀調節液が第1調節液ポンプ73から吐
出され、蒸発器Eをバイパスして室内ユニットDへ送ら
れる。また、再生器熱交換器17で調節液を加熱して凝
縮した冷媒は第1バイパス配管83を経て再生器57へ
戻り、いわゆるボイラー運転が行われる。
【0145】室内ユニットDでは、稀調節液の全量が第
1の熱交換器6及び第2の熱交換器7へ流れ、その後、
稀調節液は第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7に散
布され、室内ユニットD内を流れる空気に水分を放出し
て濃調節液になり、調節液溜り12から流出する。濃調
節液は湿度調節サイクル熱交換器bで温度上昇して湿度
調節再生器Bへ流れ、散布器30から散布される。
【0146】上記のように熱源機A及び湿度調節再生器
Bが運転しているときの室内ユニットDでは、上記第4
実施例と同様に運転が行われる。即ち、送風機4の運転
によって、室内空気が室内ユニットD内に吸い込まれ、
フィルタ3を通過して空気調節器5へ流れる。空気調節
器5では第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を通過
した稀調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7
に散布され、通過する室内空気に水分を放出するととも
に各熱交換器6、7を通過するときに各熱交換器6、7
を流れる温度が高い稀調節液と熱交換して加熱される。
水分を放出して濃度が上昇した濃調節液は調節液溜り1
2に溜まり、上記のように湿度調節再生器Bへ送られ
る。また、空気調節器5にて水分が調節液から補給され
て湿度が上昇すると共に、温度上昇した例えば温度がほ
ぼ25℃で湿度がほぼ50%の空気が空気吹出口11か
ら室内へ吹き出される。
【0147】また、室内の加湿が必要であり加熱が必要
ない場合には、再生器57の運転を行わず、湿度調節再
生器Bでは調節液の加熱を行わないで、調節液への水の
補給のみを行うことにより、温度上昇しない稀調節液を
室内ユニットDへ送り、室内空気の加湿のみを行う。こ
のとき、湿度調節再生器Bでは散布された調節液の加熱
を行わないため、濃い調節液による外気からの蒸気の吸
収が促進される。
【0148】上記実施例によれば、室内ユニットDに空
気調節器5を設け、この空気調節器5に温度が高い稀調
節液が流れる第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7を
設け、さらに、空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配
管接続しているので、調節液を循環して吸収液の水分放
出作用によって室内空気を加湿することができる。この
結果、室内ユニットDで温度を大幅に上昇させることな
く加湿した空気を室内へ吹き出すことができ、また、加
湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出すこ
ともでき、室内を快適に保つことができる。
【0149】また、熱源機Aの再生器57から流出した
冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器Bでの調節液の加
熱に利用され、冷媒蒸気の熱を有効に利用することがで
き、この結果、湿度調節再生器Bを備えた空気調和装置
の運転効率を向上することができる。さらに、室内ユニ
ットDに空気調節器5を設け、この空気調節器5に冷水
あるいは温水が循環する熱交換器6、7を設け、さら
に、除湿加湿器25と湿度調節再生器Bとを配管接続し
ているので、調節液を循環して調節液からの水分分離に
よって室内空気に加湿することができる。この結果、吐
出する空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加
熱との双方を行うことができる。
【0150】さらにまた、湿度調節再生器Bでは室外空
気が空気通路804を流れ、室外空気に含まれる水蒸気
が散布器30から散布された調節液に吸収されるので、
調節液による水蒸気の吸収を促進することができ、湿度
調節再生器Bの運転効率を向上することができる。ま
た、調節液溜り18への水の補給量を削減することがで
きる。
【0151】以下本発明の第8の実施例について図8に
基づいて説明する。図8は電気式室外ユニットFと湿度
調節再生器Bと室内ユニットDとを組み合わせた空気調
和装置であり、図1乃至図4に示した実施例と同様な構
成については同様な符号を付し、詳細な説明を省略す
る。821は電気式室外ユニットFの電気式圧縮機、8
23は四方弁、824は室外熱交換器、825はレシー
バタンク、826は膨張弁等の減圧弁、827は冷却加
熱用の熱交換器、828はアキュームレータであり、そ
れぞれが冷媒配管831乃至839により環状に配管接
続されて冷媒回路が構成される。また、再生器熱交換器
17は四方弁823と室外熱交換器824との間、即
ち、冷媒配管832と833の間に設けられている。
【0152】さらに、840は冷媒配管832、833
に接続され再生器熱交換器17をバイパスするバイパス
管であり、このバイパス管840の途中に開閉弁841
が設けられている。842は室外熱交換器824に外気
を流通するための送風機、843は減圧弁826をバイ
パスするバイパス管844に設けられ、熱交換器827
からレシーバタンク825方向にのみ冷媒を流す逆止弁
である。そして、冷媒が実線の向きに流れる冷却回路と
冷媒が破線の向きに流れる加熱回路とが切り換わり形成
される。
【0153】また、湿度調節サイクル熱交換器bと室内
ユニットDとは調節液配管77、熱交換器827及び調
節液配管78を介して接続されている。以下、除湿及び
冷却運転時の動作について説明する。このとき、圧縮機
821は運転し、開閉弁841は閉じ、冷媒回路におい
て従来の冷房運転の冷媒サイクルと同様に冷媒が実線矢
印にて示したように循環する。そして、湿度調節再生器
Bの再生器熱交換器17には高温高圧の冷媒ガスが流れ
る。また、上記第4実施例等と同様に調節液が湿度調節
再生器Bと室内ユニットDとの間を循環し、湿度調節再
生器Bでは調節液が再生器熱交換器17によって加熱さ
れ、調節液から冷媒蒸気が分離する。
【0154】湿度調節再生器Bから流出した濃調節液は
湿度調節サイクル熱交換器bにて室内ユニットDから戻
ってきた稀調節液と熱交換し、温度低下して熱交換器8
27へ流れる。熱交換器827では冷却回路を流れる冷
媒と熱交換してさらに温度低下して室内ユニットDへ流
れる。室内ユニットDでは、図4に示した第4の実施例
と同様に、送風機4の運転によって、室内空気が室内ユ
ニットD内に吸い込まれ、フィルタ3を通過して空気調
節器5へ流れる。空気調節器5では濃調節液が第1の熱
交換器6及び第2の熱交換器7を通過し、第1の熱交換
器6及び第2の熱交換器7に散布され、通過する室内空
気から水分を吸収するとともに各熱交換器6、7を通過
するときに各熱交換器6、7を流れる濃調節液と熱交換
して冷却される。水分を吸収した稀調節液は調節液溜り
12に溜まり、上記のように湿度調節再生器Bへ送られ
る。また、空気調節器5にて水分が調節液に吸収されて
湿度が低下すると共に、温度低下した例えば温度がほぼ
25℃で湿度がほぼ45%の空気が空気吹出口11から
室内へ吹き出される。
【0155】上記実施例によっても、図4等に示した実
施例と同様に濃調節液を室内ユニットDの空気調節器5
へ送り調節液の水分吸収作用によって室内空気から除湿
することができる。この結果、空気調節器5を大幅に冷
却しなくても除湿能力を確保でき、温度を大幅に低下さ
せることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことがで
き、特に梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季節に
おいても、除湿されかつ室内とほぼ温度が等しい空気を
室内へ吹き出し、室内を快適に保つことができる。
【0156】さらに、湿度調節再生器Bの調節液の再生
すなわち稀調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮機
821から吐出された高温高圧の冷媒ガスの熱を利用す
ることができ、運転効率を向上して運転コストを減少す
ることができる。また、圧縮機821から吐出した冷媒
の熱の一部が湿度調節再生器Bで使用され、凝縮器とし
て作用する室外熱交換器824での冷媒ガスの凝縮に必
要な熱交換量は減少し、室外熱交換器824の熱交換面
積を小さくでき、室外熱交換器824のコンパクト化を
図ることができる。
【0157】以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転の
ときの動作について説明する。加湿及び加熱運転時に
は、四方弁823が図8の波線にて示したように切り換
わるとともに開閉弁841は開き、圧縮機821から吐
出した冷媒は破線矢印にて示したように加熱回路を循環
する。また、湿度調節再生器Bでは図4に示した第4の
実施例と同様に水が補給配管31から補給され、稀釈さ
れた稀調節液が第1調節液ポンプ73の運転により湿度
調節サイクル熱交換器bへ流れる。稀調節液は湿度調節
サイクル熱交換器bにて室内ユニットDから流れてきた
濃調節液と熱交換して温度上昇し、熱交換器827へ流
れる。また、稀調節液は熱交換器827にて圧縮機82
1からの高温高圧の冷媒ガスと熱交換して温度上昇し、
室内ユニットDへ流れる。そして、室内ユニットDにて
水分を分離して濃度が高くなるとともに放熱して温度が
低下した濃調節液が湿度調節サイクル熱交換器bを経て
湿度調節再生器Bへ送られる。
【0158】以下、上記のように電気式室外ユニットF
及び湿度調節再生器Bが運転しているときの室内ユニッ
トDの運転について説明する。送風機4の運転によっ
て、室内空気が室内ユニットD内に吸い込まれ、フィル
タ3を通過した後空気調節器5へ流れる。湿度調節器5
では稀調節液が第1の熱交換器6及び第2の熱交換器7
に散布され、水分が蒸発して通過する室内空気に加湿す
る。水分を放出して温度が低下した稀吸収液は第1の熱
交換器6及び第2の熱交換器7を流れる例えば高温の稀
調節液と熱交換して加熱され、調節液溜り12から湿度
調節再生器Bへ流れる。また、空気調節器5にて水分が
補給されて湿度が上昇すると共に温度が上昇した、例え
ば温度がほぼ25℃で湿度がほぼ50%の空気が空気吹
出口11から室内へ吹き出される。
【0159】上記実施例によれば室内ユニットDに高温
高圧の冷媒ガスにより加熱された稀調節液が流れる空気
調節器5を設け、さらに、空気調節器5と湿度調節再生
器Bとを配管接続しているので、調節液を循環して調節
液から蒸発した水分によって室内空気を加湿することが
できる。この結果、室内ユニットDから温度を大幅に上
昇させることなく加湿した空気を室内へ吹き出すことが
でき、また、加湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室
内へ吹き出すこともでき、室内を快適に保つことができ
る。
【0160】また、四方弁823及び開閉弁841を切
換えることによって冷媒の循環路を切換え、温度を大幅
に低下させない除湿、冷却運転と温度を大幅に上昇させ
ない加湿、加熱運転とを1台の空気調和装置で容易に行
うことができる。以下本発明の第9の実施例について図
9に基づいて説明する。図9は図8に示した第8の実施
例と同様に電気式室外ユニットFと湿度調節再生器Bと
室内ユニットDとを組み合わせた空気調和装置であり、
図1乃至図4、図7及び図8に示した実施例と同様な構
成については同様な符号を付し、詳細な説明を省略す
る。
【0161】冷媒回路は図8の実施例とほぼ同様に構成
され、冷媒配管836と冷媒配管837とを流れる冷媒
を熱交換する冷媒熱交換器850が設けられている。ま
た、再生器熱交換器17は湿度調節再生器Bの気相部に
設けられ、再生器熱交換器17の上方に散布器30が設
けられている。そして、湿度調節再生器Bには外気の流
入口802から流出口803に至る空気通路804が形
成されている。
【0162】以下、除湿及び冷却運転時の動作について
説明する。このとき、蒸気第8実施例と同様に、圧縮機
821は運転し、開閉弁841は閉じ、冷媒回路におい
て従来の冷房運転の冷媒サイクルと同様に冷媒が実線矢
印にて示したように循環する。そして、湿度調節再生器
Bの再生器熱交換器17には高温高圧の冷媒ガスが流れ
る。また、調節液が湿度調節再生器Bと室内ユニットD
との間を循環し、湿度調節再生器Bでは散布器30から
散布された調節液が再生器熱交換器17によって加熱さ
れ、調節液から冷媒蒸気が分離する。
【0163】湿度調節再生器Bから流出した濃調節液は
湿度調節サイクル熱交換器bにて室内ユニットDから戻
ってきた稀調節液と熱交換し、温度低下して熱交換器8
27へ流れる。熱交換器827では冷却回路を流れる冷
媒と熱交換してさらに温度低下して室内ユニットDへ流
れる。室内ユニットDでは、図8に示した第8の実施例
と同様に、送風機4の運転によって、室内空気が室内ユ
ニットD内に吸い込まれ、フィルタ3を通過して空気調
節器5へ流れる。空気調節器5では濃調節液が第1の熱
交換器6及び第2の熱交換器7を通過し、第1の熱交換
器6及び第2の熱交換器7に散布され、通過する室内空
気から水分を吸収するとともに各熱交換器6、7を通過
するときに各熱交換器6、7を流れる濃調節液と熱交換
して冷却される。水分を吸収した稀調節液は調節液溜り
12に溜まり、上記のように湿度調節再生器Bへ送られ
る。また、空気調節器5にて水分が調節液に吸収されて
湿度が低下すると共に、温度低下した例えば温度がほぼ
25℃で湿度がほぼ45%の空気が空気吹出口11から
室内へ吹き出される。
【0164】上記実施例によっても、図8等に示した実
施例と同様に濃吸収液を室内ユニットDの空気調節器5
へ送り調節液の水分吸収作用によって室内空気から除湿
することができる。この結果、空気調節器5の冷却によ
る除湿能力を少なくして温度を大幅に低下させることな
く除湿した空気を室内へ吹き出すことができ、特に梅雨
などの湿度が高く温度が比較的低い季節においても、除
湿されかつ室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出
し、室内を快適に保つことができる。
【0165】さらに、湿度調節再生器Bの吸収液の再生
すなわち稀吸収液から冷媒蒸気を分離するために圧縮機
821からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することが
でき、運転効率を向上して運転コストを減少することが
できる。また、圧縮機821から吐出した冷媒の熱の一
部が湿度調節再生器Bで使用され、凝縮器として作用す
る室外熱交換器824での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交
換量は減少し、室外熱交換器824の熱交換面積を小さ
くでき、室外熱交換器824のコンパクト化を図ること
ができる。
【0166】さらにまた、湿度調節再生器Bでは室外空
気が空気通路804を流れ、散布器30から散布された
調節液から分離して蒸発した蒸気は空気通路804を流
れる室外空気によって湿度調節再生器B外へ排出される
ので、空気通路804内の飽和蒸気圧を絶えず低く保
ち、調節液からの蒸気の分離を促進することができ、湿
度調節再生器Bの運転効率を向上することができる。
【0167】以下、空気調和装置の加湿及び加熱運転の
ときの動作について説明する。加湿及び加熱運転時に
は、四方弁823が図9の波線にて示したように切り換
わるとともに開閉弁841は開き、圧縮機821から吐
出した冷媒は図8の第8実施例と同様に破線矢印にて示
したように加熱回路を循環する。また、湿度調節再生器
Bでは図4に示した第4の実施例と同様に水が補給配管
31から補給され、稀釈された稀調節液が第1調節液ポ
ンプ73の運転により湿度調節サイクル熱交換器bへ流
れる。稀調節液は湿度調節サイクル熱交換器bによって
室内ユニットDから流れてきた濃調節液と熱交換して温
度上昇し、熱交換器827へ流れる。また、稀調節液は
熱交換器827にて圧縮機821からの高温高圧の冷媒
ガスと熱交換して温度上昇し、室内ユニットDへ流れ
る。そして、室内ユニットDにて水分を分離して濃度が
高くなるとともに放熱した濃調節液が湿度調節サイクル
熱交換器bを経て湿度調節再生器Bへ送られる。
【0168】以下、上記のように電気式室外ユニットF
及び湿度調節再生器Bが運転しているときの室内ユニッ
トDは上記第8の実施例と同様に運転し、加熱及び加湿
されて温度が上昇すると共に湿度が上昇した、例えば温
度がほぼ25℃で湿度がほぼ50%の空気が空気吹出口
11から室内へ吹き出される。上記実施例によれば室内
ユニットDに空気調節器5を設け、この空気調節器5に
加熱回路を流れる高温高圧の冷媒ガスにより加熱された
稀調節液が流れる第1の熱交換器26を設け、さらに、
空気調節器5と湿度調節再生器Bとを配管接続している
ので、調節液を循環して調節液から蒸発した水分によっ
て室内空気を加湿することができる。この結果、温度を
大幅に上昇させることなく加湿した空気を室内へ吹き出
すことができ、また、加湿され室内とほぼ温度が等しい
空気を室内へ吹き出すこともでき、室内を快適に保つこ
とができる。
【0169】また、加熱、加湿運転時、圧縮機821か
ら吐出された冷媒はバイパス管840に流れ、再生器熱
交換器17には流れないため、湿度調節再生器Bで調節
液が加熱されることを回避でき、調節液による空気通路
804を流れる空気からの水分の吸収を促進することが
でき、この結果、水の補給量を極力少なくすることがで
きる。
【0170】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のはなく、本願発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の実
施が可能である。例えば、図8に示した実施例におい
て、圧縮機821を電気式のものではなく、例えばガス
エンジンによって駆動されるものとした場合にも同様の
作用効果を得ることができる。
【0171】また、上記図1乃至図9に示した空気調和
装置の実施例においては、室外ユニットCと1台の室内
ユニットDを配管接続したものについて説明したが、複
数台の室内ユニットDを配管接続した場合には、各室内
ユニットDによって室内を快適に保つことができるもは
もちろん、各室内ユニットの運転効率を向上して空気調
和装置の運転コストを一層低減することができる。
【0172】さらに、室内ユニットDは室内に設置され
るものでも、天井などに埋め込まれるものでもよい。
【0173】
【発明の効果】本発明は上記実施例のように構成された
空気調和装置であり、 (1)請求項1の発明によれば、熱源機から流れてきた
温度が低く濃い湿度調節液が利用側熱交換器を流れ、室
内空気を冷却するとともに散布されたい湿度調節液の水
分吸収作用によって室内空気から水分を吸収して除湿を
行うことができ、この結果、温度を大幅に低下させるこ
となく除湿した空気が室内に供給され、特に梅雨などの
湿度が高く温度が比較的低い季節においても、除湿され
室内とほぼ温度が等しい空気を室内に供給して室内を快
適に保つことができる。
【0174】また、熱源器にて冷却された濃い調湿度節
液が室内ユニットに送られ、この湿度調節液によって室
内空気からの除湿が行われると共に利用側熱交換器を流
れる湿度調節液によって冷却が行われるので、湿度調節
液を湿度調節と冷却との双方に兼用することができ、各
機器間の配管を簡略化することができ、設置作業などの
簡略化を図ることができる。
【0175】さらに、湿度調節再生器の加熱源に熱源機
からの温度が高い冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を
利用しているため、運転効率を向上することができ、こ
の結果、湿度調節再生器のの運転コストを低減すること
ができる。 (2)請求項2の発明によれば、熱源機から流れてきた
温度が高く薄い湿度調節液が利用側熱交換器を流れ、室
内空気を加熱するとともに散布された湿度調節液の水分
分離作用によって室内空気に水分を補給して加湿を行う
ことができ、この結果、温度を上昇させつつ加湿した空
気を室内に供給し、例えば冬季などの温度が低く、か
つ、乾燥した季節においても温度及び湿度が高い空気を
室内へ供給して室内を快適に保つことができる。。
【0176】また、熱源器から加熱され湿度調節液が室
内ユニットに送られ、この調節液によって室内空気の加
湿が行われると共に利用側熱交換器を流れる湿度調節液
によって加熱が行われるので、調節液を室内空気の温度
調節と湿度調節との双方に兼用することができ、各機器
間の配管を簡略化することができ、設置作業などの簡略
化を図ることができる。
【0177】(3)請求項3の発明によれば、除湿及び
冷却運転時には、熱源機から流れてきた温度が低く濃い
湿度調節液が利用側熱交換器を流れ、室内空気を冷却す
ると共に散布された濃い湿度調節液の水分吸収作用によ
って室内空気から水分を吸収して除湿を行うことができ
る。この結果、温度を大幅に低下させることなく除湿し
た空気を室内に供給することができ、梅雨などの湿度が
高く温度が比較的低い季節においても、除湿され室内と
ほぼ温度が等しい空気を室内へ供給して室内を快適に保
つことができる。
【0178】また、湿度調節再生器の加熱源に熱源機か
らの冷媒蒸気あるいは排気ガス等の廃熱を利用している
ため、運転効率を向上することができ、この結果、湿度
調節再生器の運転コストを低減することができる。ま
た、加湿及び加熱運転時には、開閉弁を閉じ、湿度調節
再生器での湿度調節液の加熱を停止し、水部の補給を行
い熱源機にて湿度調節液の加熱を行い、熱源機から温度
が高く薄い湿度調節液が利用側熱交換器を流れ、室内空
気を加熱するとともに散布された薄い湿度調節液の水分
放出作用によって室内空気に水分を供給して加湿を行う
ことができ、この結果、温度を上昇させつつ加湿した空
気を室内に供給することができ、冬季などの温度が低く
乾燥した季節においても温度及び湿度が高い空気を室内
へ供給し、室内を快適に保つことができる。
【0179】さらに、熱源器にて冷却された濃い湿度調
節液あるいは熱源機にて加熱された薄い湿度調節液が室
内ユニットに送られ、この湿度調節液によって室内空気
からの除湿あるいは加熱が行われると共に利用側熱交換
器を流れる濃い調節液あるいは薄い調節液によって冷却
あるいは加熱が行われるので、調節液を湿度調節と温度
調節との双方に兼用することができ、調節液用の配管を
簡略化することができ、設置作業などの簡略化を図るこ
とができる。
【0180】さらにまた、開閉弁の切り換え及び熱源機
による冷却と加熱とを切換えることにより、1台の空気
調和装置により加湿及び加熱運転と除湿及び冷却運転と
を容易に切り換えて行うことができる。 (4)請求項4の発明によれば、室内ユニットの利用側
熱交換器に温度が低く濃い湿度調節液が流れ、利用側熱
交換器と湿度調節再生器とを配管接続しているので、湿
度調節液は循環して湿度調節液の水分吸収作用によって
室内空気から除湿することができ、この結果、温度を大
幅に低下させることなく除湿した空気を室内へ吹き出す
ことができ、梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季
節においても除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室
内へ供給し、室内を快適に保つことができる。
【0181】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち薄い湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために
再生器で発生した冷媒蒸気の熱を利用しているため、除
湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上する
ことができる。また、再生器から流出した濃い吸収液は
吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空冷冷却器にて
温度低下して吸収器へ送られ、散布されるため、吸収器
での濃吸収液の冷媒吸収能力を良好に保つことができ
る。
【0182】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気の熱
の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利用さ
れ、冷媒熱交換器での冷媒の凝縮に必要な熱交換量を削
減することができ、この結果、冷媒熱交換器のコンパク
ト化を図ることができる。 (5)請求項5の発明によれば、第1、第2の切換弁を
切り換えることにより、室内ユニットの利用側熱交換器
に冷却されると共に湿度が低い湿度調節液あるいは加熱
されると共に湿度が低い湿度調節液を循環し、除湿及び
冷却運転、あるいは加湿及び加熱運転を容易に切換えて
行うことができる。
【0183】また、温度を大幅に低下させることなく除
湿した空気を室内へ吹き出すことができ、梅雨などの湿
度が高く温度が比較的低い季節においても除湿され室内
とほぼ温度が等しい空気を室内へ供給でき、かつ温度を
上昇させつつ加湿した空気を室内に供給することがで
き、冬季などの温度が低く乾燥した季節においても温度
及び湿度が高い空気を室内へ供給できし、この結果、室
内を常に快適に保つことができる。
【0184】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち薄い湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために
再生器で発生した冷媒蒸気の熱を利用しているため、除
湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上する
ことができる。また、再生器から流出した濃い吸収液は
吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空冷冷却器にて
温度低下して吸収器へ送られ、散布されるため、吸収器
での濃吸収液の冷媒吸収能力を良好に保つことができ
る。
【0185】また、再生器から流出した冷媒蒸気の熱の
一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生あるいは加
熱に利用され、冷媒熱交換器での冷媒蒸気の凝縮に必要
な熱交換量を減少させることができ、この結果、冷媒熱
交換器のコンパクト化を図ることができる。さらに、湿
度調節液は室内ユニットの利用側熱交換器と湿度調節再
生器とを循環し、湿度調節再生器で散布された湿度調節
液からの水分分離によって室内空気に加湿し、吐出する
空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱との
双方を行うことができる。
【0186】(6)請求項6の発明によれば、冷却及び
除湿運転時、室内ユニットの利用側熱交換器に温度が低
い濃い湿度調節液が流れ、利用側熱交換器に散布されて
湿度調節液の水分吸収作用によって室内空気を除湿する
ことができ、この結果、除湿のために湿度調節液の温度
を大幅に低下させる必要はなく、室内ユニットで温度を
大幅に低下させることなく除湿した空気を室内へ吹き出
すことができ、梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い
季節においても除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を
室内へ供給し、室内を快適に保つことができる。
【0187】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために再生
器で冷媒蒸気を分離した後の濃い吸収液の熱を利用する
ことができ、除湿、冷却運転中の運転効率を向上するこ
とができる。また、湿度調節再生器での湿度調節液の加
熱に再生器から吐出する冷媒蒸気より温度が高い濃い吸
収液を利用しているので、湿度調節再生器での調節液の
再生能力を向上することができる。
【0188】さらに、湿度調節再生器から流出し第1熱
交換器で温度低下した濃吸収液はさらに第1の空冷冷却
器にてさらに冷却され温度低下して吸収器へ送られるの
で、除湿、冷却運転中の吸収器にて散布される吸収液の
冷媒蒸気吸収能力を向上することができる。さらにま
た、第2熱交換器で温度が低下した冷媒をさらに第2空
冷冷却器及び第4の熱交換器にて冷却、凝縮した冷媒を
蒸発器へ送るため、蒸発器での湿度調節液の冷却能力を
向上することもできる。
【0189】(7)請求項7の発明によれば、除湿、冷
却時には除湿のために湿度調節液の温度を大幅に低下さ
せる必要はなく、室内ユニットで温度を大幅に低下させ
ることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことができる
と共に、第1、第2の切換弁を切換えることにより、容
易に加湿、加熱運転に切換え、湿度調節再生器にて薄く
なった湿度調節液を室内ユニットに循環して湿度調節液
の水分放出作用によって室内空気を加湿することがで
き、温度を大幅に上昇させることなく加湿した空気を室
内へ吹き出すことができ、また、加湿され室内とほぼ温
度が等しい空気を室内へ吹き出すことができる。
【0190】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために再生
器で冷媒蒸気を分離した後の濃い吸収液の熱を利用する
ことができ、除湿、冷却運転中の運転効率を向上するこ
とができる。また、湿度調節再生器での湿度調節液の加
熱に再生器から吐出する冷媒蒸気より温度が高い濃い吸
収液を利用しているので、湿度調節再生器での調節液の
再生能力を向上することができる。
【0191】また、湿度調節再生器から流出し第1熱交
換器で温度低下した濃吸収液はさらに第1の空冷冷却器
にてさらに冷却され温度低下して吸収器へ送られるの
で、除湿、冷却運転中の吸収器にて散布される吸収液の
冷媒蒸気吸収能力を向上することができる。また、第2
熱交換器で温度が低下した冷媒をさらに第2空冷冷却器
及び第4の熱交換器にて冷却、凝縮した冷媒を蒸発器へ
送るため、蒸発器での湿度調節液の冷却能力を向上する
こともできる。
【0192】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気より
温度が高く濃い吸収液の熱を湿度調節再生器での湿度調
節液の加熱に利用しているので、湿度調節再生器で調節
液を冷媒蒸気を使用する場合より一層高い温度まで加熱
することができ、この結果、室内ユニットDに温度が高
い湿度調節液を供給して加熱能力の向上を図ることがで
きる。
【0193】さらにまた、室内ユニットに湿度調節液が
循環する利用側熱交換器を設け、湿度調節再生器と配管
接続しているので、湿度調節液を循環して湿度調節液か
らの水分分離によって室内空気が加湿され、室内ユニッ
トから吐出する空気の温度を大幅に上昇させることなく
加湿と加熱との双方を行うこともできる。 (8)請求項8の発明によれば、湿度調節液を湿度調節
再生器と室内ユニットとの間で循環して湿度調節液の水
分吸収作用によって室内空気を除湿することができる。
この結果、温度を大幅に低下させることなく除湿した空
気を室内へ吹き出すことができ、特に梅雨などの湿度が
高く温度が比較的低い季節においても除湿され室内とほ
ぼ温度が等しい空気を室内へ吹き出し、室内を快適に保
つことができる。
【0194】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち薄い湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために
再生器で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、
除湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を向上す
ることができる。さらに、再生器から流出した冷媒蒸気
の熱の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利
用され、空冷凝縮器での冷媒蒸気の凝縮に必要な熱交換
量は減少し、この結果、空冷凝縮器のコンパクト化を図
ることができる。 さらに、凝縮器及び吸収器を空冷に
したため、凝縮器及び吸収器に冷却水配管などを接続す
る必要が無くなり、冷却水循環路も必要なくなり、この
結果、空気調和装置の構成の簡略化を図ることができ
る。
【0195】(9)請求項9の発明によれば、上記請求
項8の発明と同様に、除湿、冷却時には除湿のために湿
度調節液の温度を大幅に低下させる必要はなく、室内ユ
ニットで温度を大幅に低下させることなく除湿した空気
を室内へ吹き出すことができる。また、第1、第2の切
換弁を切換えることにより、容易に除湿、冷却運転と加
湿、加熱運転とを切換え、湿度調節再生器にて薄くなっ
た湿度調節液を室内ユニットに循環して湿度調節液の水
分放出作用によって室内空気を加湿することができ、温
度を大幅に上昇させることなく加湿した空気を室内へ吹
き出すことができ、また、加湿され室内とほぼ温度が等
しい空気を室内へ吹き出すことができる。この結果、冬
季などにおいても室内を快適に保つことができる。
【0196】また、再生器から流出した冷媒蒸気の熱の
一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生あるいは加
熱に利用され、さらに加熱時には湿度調節サイクル熱交
換器にて調節液の加熱に利用されるので、再生器からの
冷媒蒸気の熱を有効に利用することができ、この結果、
運転効率を向上することができる。さらに、再生器から
流出した冷媒蒸気の熱の一部は湿度調節再生器での湿度
調節液の再生に利用され、空冷凝縮器での冷媒蒸気の凝
縮に必要な熱交換量は減少し、この結果、空冷凝縮器の
コンパクト化を図ることができる。 さらに、凝縮器及
び吸収器を空冷にしたため、凝縮器及び吸収器に冷却水
配管などを接続する必要が無くなり、冷却水循環路も必
要なくなり、この結果、空気調和装置の構成の簡略化を
図ることができる。
【0197】さらにまた、室内ユニットに利用側熱交換
器を設け、この利用側熱交換器と湿度調節再生器との間
で湿度調節液を循環して空気調節器に流れた湿度調節液
からの水分分離によって室内空気に加湿するので、吐出
する空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加熱
との双方を行うことが可能なる。 (10)請求項10の発明によれば、利用側熱交換器を
有した室内ユニットと湿度調節再生器とを蒸発器を介し
て配管接続し、湿度調節液の循環路を形成し、蒸発器で
温度が低下したい濃い湿度調節液を利用側熱交換器へ送
り、湿度調節液の水分吸収作用によって室内空気から除
湿することができる。この結果、温度を大幅に低下させ
ることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことができ、
梅雨などの湿度が高く温度が比較的低い季節において
も、除湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ供給
して室内を快適に保つことができる。
【0198】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために再生
器で発生した冷媒蒸気の熱を利用することができ、この
結果、除湿と冷却運転との組み合わせにより運転効率を
向上することができる。また、再生器から流出した濃い
湿度調節液は吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空
冷冷却器にて温度低下して吸収器へ送られ、散布される
ため、吸収器での湿度調節液の冷媒吸収能力を良好に保
つことができる。
【0199】さらに、再生器から流出した冷媒蒸気の熱
の一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利用さ
れ、湿度調節サイクル熱交換器での冷媒の凝縮に必要な
熱交換量は減少し、この結果、湿度調節サイクル熱交換
器のコンパクト化を図ることができる。さらにまた、湿
度調節再生器では室外空気が空気通路を流れ、散布器か
ら散布された湿度調節液から分離して蒸発した蒸気は空
気通路を流れる室外空気によって湿度調節再生器外へ排
出されるので、空気通路内の飽和蒸気圧を絶えず低く保
ち、湿度調節液からの蒸気の分離を促進することがで
き、この結果、湿度調節再生器の運転効率を向上するこ
とができる。
【0200】(11)請求項11の発明によれば、除
湿、冷却時には除湿のために湿度調節液の温度を大幅に
低下させる必要はなく、室内ユニットで温度を大幅に低
下させることなく除湿した空気を室内へ吹き出すことが
できる。また、第1、第2の切換弁を切換えることによ
り、容易に除湿、冷却運転から加湿、加熱運転に切換
え、湿度調節再生器にて薄くなった湿度調節液を室内ユ
ニットに循環して湿度調節液の水分放出作用によって室
内空気を加湿することが可能になり、温度を大幅に上昇
させることなく加湿した空気を室内へ吹き出すことがで
き、また、加湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内
へ吹き出すことができ、この結果、冬季などにおいても
室内を快適に保つことができる。
【0201】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
あるいは加熱に再生器で発生した冷媒蒸気の熱を有効に
利用することができ、この結果、除湿と冷却運転あるい
は加湿と加熱運転との組み合わせにより運転効率を向上
することができる。また、再生器から流出した濃い湿度
調節液は吸収液熱交換器にて温度低下し、さらに空冷冷
却器にて温度低下して吸収器へ送られ、散布されるた
め、吸収器での湿度調節液の冷媒吸収能力を良好に保つ
ことができる。
【0202】また、再生器から流出した冷媒蒸気の熱の
一部は湿度調節再生器での湿度調節液の再生に利用さ
れ、湿度調節サイクル熱交換器での冷媒の凝縮に必要な
熱交換量は減少し、この結果、湿度調節サイクル熱交換
器のコンパクト化を図ることができる。また、湿度調節
再生器では室外空気が空気通路を流れ、散布器から散布
された湿度調節液から分離して蒸発した蒸気は空気通路
を流れる室外空気によって湿度調節再生器外へ排出され
るので、除湿運転時に空気通路内の飽和蒸気圧を絶えず
低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分離を促進すること
ができ、この結果、湿度調節再生器の運転効率を向上す
ることができる。
【0203】また、室内ユニットに空気調節器を設け、
この空気調節器と湿度調節再生器との間で湿度調節液を
循環して空気調節器に流れた湿度調節液からの水分分離
によって室内空気に加湿することができ、この結果、吐
出する空気の温度を大幅に上昇させることなく加湿と加
熱との双方を行うことができる。さらに、湿度調節再生
器では室外空気が空気通路を流れ、加湿運転時に室外空
気に含まれる水蒸気が散布器から散布された湿度調節液
に吸収され、湿度調節液による水蒸気の吸収を促進する
ことができ、湿度調節再生器の運転効率を向上すること
ができる。
【0204】(12)請求項12の発明によれば、除
湿、冷却運転時、第1の湿度調節液及び第2の湿度調節
ポンプが運転し、湿度調節液が循環し、濃い湿度調節液
を室内ユニットの利用側熱交換器へ送り湿度調節液の水
分吸収作用によって室内空気から除湿することができ
る。この結果、利用側熱交換器を大幅に冷却しなくても
除湿能力を保つことができ、温度を大幅に低下させるこ
となく除湿した空気を室内へ吹き出すことができ、梅雨
などの湿度が高く温度が比較的低い季節においても、除
湿され室内とほぼ温度が等しい空気を室内へ供給して室
内を快適に保つことができる。
【0205】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、この結果、運転効率を向上して運転コストを減少す
ることができる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の
一部が湿度調節再生器で使用され、凝縮器として作用す
る熱源側熱交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量
は減少し、熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくするこ
とができ、熱源側熱交換器のコンパクト化を図ることが
できる。
【0206】また、加湿、加熱運転時には、湿度調節再
生器で水分が補給され、温度調節熱交換器で圧縮機から
の高温の冷媒によって加熱された湿度調節液が室内ユニ
ットの利用側熱交換器を流れると共に散布され、室内ユ
ニットから温度を大幅に上昇させることなく加湿した空
気を室内へ吹き出すことができ、室内を快適に保つこと
ができる。
【0207】さらに、冷媒流路切換弁及びバイパス配管
の弁を切換えることによって冷媒の循環路を切換え、温
度を大幅に低下させない除湿、冷却運転と温度を大幅に
上昇させない加湿、加熱運転とを1台の空気調和装置で
容易に行うことができる。 (13)請求項13の発明によれば、除湿、冷却運転
時、第1及び第2の湿度調節液ポンプが運転し、湿度調
節液が循環し、濃い湿度調節液を室内ユニットの利用側
熱交換器へ送り湿度調節液の水分吸収作用によって室内
空気から除湿することができる。この結果、利用側熱交
換器を大幅に冷却しなくても除湿能力を保つことがで
き、温度を大幅に低下させることなく除湿した空気を室
内へ吹き出すことができ、この結果、梅雨などの湿度が
高く温度が比較的低い季節においても、除湿され室内と
ほぼ温度が等しい空気を室内へ供給して室内を快適に保
つことができる。
【0208】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、運転効率を向上して運転コストを減少することがで
きる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の一部が湿度
調節再生器で使用され、凝縮器として作用する熱源側熱
交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量は減少し、
熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくすることができ、
熱源側熱交換器のコンパクト化を図ることができる。
【0209】さらに、湿度調節再生器では室外空気が空
気通路を流れ、散布器から散布された湿度調節液から分
離して蒸発した蒸気は空気通路を流れる室外空気によっ
て湿度調節再生器外へ排出されるので、空気通路内の飽
和蒸気圧を絶えず低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分
離を促進することができ、湿度調節再生器の運転効率を
向上することができる。
【0210】(14)請求項14の発明によれば、除
湿、冷却運転時、第1及び第2の湿度調節液ポンプが運
転し、湿度調節液が循環し、濃い湿度調節液を室内ユニ
ットの利用側熱交換器へ送り湿度調節液の水分吸収作用
によって室内空気から除湿することができる。この結
果、利用側熱交換器を大幅に冷却しなくても除湿能力を
保つことができ、温度を大幅に低下させることなく除湿
した空気を室内へ吹き出すことができ、室内を快適に保
つことができる。
【0211】また、湿度調節再生器の湿度調節液の再生
すなわち湿度調節液から冷媒蒸気を分離するために圧縮
機からの高温高圧の冷媒ガスの熱を利用することがで
き、運転効率を向上して運転コストを減少することがで
きる。また、圧縮機から吐出した冷媒の熱の一部が湿度
調節再生器で使用され、凝縮器として作用する熱源側熱
交換器での冷媒ガスの凝縮に必要な熱交換量は減少し、
熱源側熱交換器の熱交換面積を小さくでき、熱源側熱交
換器のコンパクト化を図ることができる。
【0212】また、湿度調節再生器では室外空気が空気
通路を流れ、散布器から散布された湿度調節液から分離
して蒸発した蒸気は空気通路を流れる室外空気によって
湿度調節再生器外へ排出されるので、空気通路内の飽和
蒸気圧を絶えず低く保ち、湿度調節液からの蒸気の分離
を促進することができる。また、加湿、加熱運転時に
は、湿度調節再生器で水分が補給され、温度調節熱交換
器で圧縮機からの高温の冷媒によって加熱された湿度調
節液が室内ユニットの利用側熱交換器を流れると共に散
布され、室内ユニットから温度を大幅に上昇させること
なく加湿した空気を室内へ吹き出すことができ、室内を
快適に保つことができる。
【0213】さらに、冷媒流路切換弁及びバイパス配管
の弁を切換えることによって冷媒の循環路を切換え、温
度を大幅に低下させない除湿、冷却運転と温度を大幅に
上昇させない加湿、加熱運転とを1台の空気調和装置で
容易に行うことができる。さらにまた、湿度調節再生器
では室外空気が空気通路を流れ、室外空気に含まれる水
蒸気が散布器から散布された湿度調節液に吸収されるの
で、調節液による水蒸気の吸収を促進することができ、
この結果、湿度調節再生器の運転効率を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の請求項1の実施例を示す空気調和装
置の概略構成図である。
【図2】本願発明の請求項2の実施例を示す空気調和装
置の概略構成図である。
【図3】本願発明の請求項3の実施例を示す空気調和装
置の概略構成図である。
【図4】本願発明の請求項4及び請求項5の実施例を示
す空気調和装置の概略構成図である。
【図5】本願発明の請求項6及び請求項7の実施例を示
す空気調和装置の概略構成図である。
【図6】本願発明の請求項8及び請求項9の実施例を示
す空気調和装置の概略構成図である。
【図7】本願発明の請求項10及び請求項11の実施例
を示す空気調和装置の概略構成図である。
【図8】本願発明の請求項12の実施例を示す空気調和
装置の概略構成図である。
【図9】本願発明の請求項13及び請求項14の実施例
を示す空気調和装置の概略構成図である。
【符号の説明】
A 熱源機 B 湿度調節再生器 C 室外ユニット D 室内ユニット 1 ケーシング 2 空気吸込口 3 フィルタ 4 送風機 5 空気調節器 6 利用側熱交換器(第1の熱交換器) 7 利用側熱交換器(第2の熱交換器) 8 第1の調節液散布器 9 第2の調節液散布器 11 空気吹出口 12 調節液溜り 17 再生器熱交換器 18a 熱源配管 21 調節液往き配管 22 調節液復配管 22M 調節液ポンプ 23 調節液復配管 30 散布器 b 湿度調節サイクル熱交換器 E 蒸発器 52 蒸発器熱交換器 520 散布器 53 吸収器 55 吸収液散布器 56 吸収液溜り 57 再生器 60 吸収液熱交換器 61 空冷冷却器 62 吸収液ポンプ 71 冷却用送風機 72 開閉弁 73 第1調節液ポンプ 74 第2調節液ポンプ 83 第1バイパス配管 84 第1の切換弁 85 第2バイパス配管 601 第1の吸収液熱交換器 602 第2の吸収液熱交換器 603 第1の空冷冷却器 604 第2の空冷冷却器 605 第4の熱交換器 700 送風機 701 空冷凝縮器 F 電気式室外ユニット 801 室外空気流入口 802 送風機 803 室外空気流出口 804 空気流路 821 圧縮機 823 四方弁 824 室外熱交換器 827 熱交換器 840 バイパス管 842 送風機 850 冷媒熱交換器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器を備えた熱源機と、湿度調節液溜
    り及びこの湿度調節液溜りに設けられ熱源機に配管接続
    された再生器熱交換器を備えた湿度調節再生器と、熱源
    機の蒸発器から流出した湿度調節液が流入する利用側熱
    交換器、この利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側
    熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流
    下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利
    用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユ
    ニットと、湿度調節再生器から熱源機の蒸発器を介して
    室内ユニットに至りポンプを有した湿度調節液往き配管
    と、室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節再生器
    に至る湿度調節液復配管とを備えたことを特徴とする空
    気調和装置。
  2. 【請求項2】 加熱器を備えた熱源機と、上部に設けら
    れた散布器、この散布器の下方に設けられた湿度調節液
    溜りを有して水補給配管が接続された湿度調節再生器
    と、熱源機の加熱器から流出した湿度調節液が流入する
    利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設けられ
    て利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に
    散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度
    調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用側熱交換
    器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユニットと、
    湿度調節再生器から熱源機の加熱器を経て室内ユニット
    に至りポンプを有した湿度調節液往き配管と、室内ユニ
    ットの湿度調節液溜りから湿度調節再生器に至る湿度調
    節液復配管とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 熱交換器を備えた熱源機と、湿度調節液
    溜り、この湿度調節液溜りに設けられ熱源機と開閉弁を
    有した配管により接続された再生器熱交換器及び散布器
    を備え水補給配管が接続された湿度調節再生器と、熱源
    機の熱交換器から流出した湿度調節液が流入する利用側
    熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設けられて熱源
    機の熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に散布
    する散布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度調節
    液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用側熱交換器に
    流通して吹き出す送風機を有した室内ユニットと、湿度
    調節再生器から熱源機の熱交換器を経て室内ユニットに
    至りポンプを有した湿度調節液往き配管と、室内ユニッ
    トの湿度調節液溜りから湿度調節再生器に至る湿度調節
    液復配管とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  4. 【請求項4】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器が収納された湿度調節再生器と、この湿度調節再生器
    からの冷媒が流れる冷媒熱交換器と、この冷媒熱交換器
    からの冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に
    設けられた熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発器から
    冷媒蒸気が流入すると共に吸収液が散布される吸収器
    と、この吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸
    収液と再生器から吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する
    吸収液熱交換器と、この吸収液熱交換器から吸収器に至
    る吸収液配管の途中に設けられ吸収液熱交換器から吸収
    器へ流れる吸収液を冷却する冷却器と、湿度調節再生器
    から流出した湿度調節液が冷媒熱交換器及び蒸発器の熱
    交換器を経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交
    換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節
    液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器
    の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及
    び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有
    した室内ユニットと、湿度調節再生器から冷媒熱交換器
    及び蒸発器熱交換器を経て室内ユニットに至る湿度調節
    液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから冷媒
    熱交換器を介して湿度調節再生器に至る湿度調節液復配
    管とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器が収納された湿度調節再生器と、この湿度調節再生器
    からの冷媒が流れる冷媒熱交換器と、この冷媒熱交換器
    からの冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に
    設けられた熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発器から
    冷媒蒸気が流入すると共に吸収液が散布される吸収器
    と、この吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸
    収液と再生器から吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する
    吸収液熱交換器と、この吸収液熱交換器から吸収器に至
    る吸収液配管の途中に設けられ吸収液熱交換器から吸収
    器へ流れる吸収液を冷却する冷却器と、湿度調節再生器
    から流出した湿度調節液が冷媒熱交換器及び蒸発器の熱
    交換器を経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交
    換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節
    液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器
    を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気
    を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室
    内ユニットと、湿度調節再生器から冷媒熱交換器及び蒸
    発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度調節液往
    き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから冷媒熱交
    換器を介して湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管
    と、再生器熱交換器から蒸発器に至る冷媒配管の途中か
    ら分岐して再生器あるいは吸収器から再生器に至る吸収
    液配管の途中に至り第1の切換弁を有した第1のバイパ
    ス配管と、蒸発器熱交換器の入口側湿度調節液往き配管
    と出口側湿度調節液往き配管とを第2の切換弁を介して
    接続する第2のバイパス配管とを備えたことを特徴とす
    る空気調和装置。
  6. 【請求項6】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器で冷媒を分離して濃度が高くなった濃吸
    収液が再生器から流入する再生器熱交換器を有し、調温
    調湿用の湿度調節液を貯留する湿度調節再生器と、この
    湿度調節再生器からの濃吸収液が濃吸収液配管を介して
    流入し、濃吸収液の散布器及びこの散布器の下方に設け
    られた吸収器熱交換器を有した吸収器と、この吸収器か
    ら再生器へ至り吸収器で濃度が薄くなった稀吸収液が流
    れる稀吸収液配管と、この稀吸収液配管及び濃吸収液配
    管の途中に設けられ、湿度調節再生器から流出して濃吸
    収液配管を流れる濃吸収液と吸収器から流出して稀吸収
    液配管を流れる稀吸収液とが熱交換する第1の熱交換器
    と、この第1の熱交換器より下流の濃吸収液配管の途中
    に設けられた第1の空冷冷却器と、再生器にて吸収液か
    ら分離した冷媒が冷媒配管を介して流入し、冷媒を散布
    する散布器及びこの散布器の下方に設けられた蒸発器熱
    交換器を有した蒸発器と、再生器から蒸発器に至る冷媒
    配管及び第1の熱交換器より上流側の稀吸収液配管の途
    中に設けられて稀吸収液と冷媒とが熱交換する第2の熱
    交換器と、第2の熱交換器の下流側の冷媒配管の途中に
    設けられた第2の空冷冷却器と、湿度調節再生器に配管
    接続され、蒸発器熱交換器からの湿度調節液が流入する
    利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設けられ
    て利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に
    散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度
    調節液を溜める湿度調節液溜め及び空気を熱交換器に流
    通して吹き出す送風機を有した室内ユニットと、湿度調
    節再生器から蒸発器熱交換器を介して室内ユニットに至
    る湿度調節液往き配管と、室内ユニットから吸収器熱交
    換器を介して湿度調節再生器へ至る湿度調節液復配管
    と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器に至る湿度調節
    液往き配管の途中及び吸収器熱交換器から湿度調節再生
    器に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、湿度調節
    再生器から流出した湿度調節液と湿度調節再生器に流入
    する湿度調節液とを熱交換する第3の熱交換器と、吸収
    器熱交換器から第3の熱交換器に至る湿度調節液往配管
    の途中及び第2の空冷冷却器から蒸発器の散布器に至る
    冷媒配管の途中に設けられ、吸収液熱交換器から流出し
    た湿度調節液と第2の空冷冷却器からの冷媒とを熱交換
    する第4の熱交換器とを備えたことを特徴とする空気調
    和装置。
  7. 【請求項7】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器で冷媒を分離して濃度が高くなった濃吸
    収液が再生器から流入する再生器熱交換器を有し、調温
    調湿用の湿度調節液を貯留する湿度調節再生器と、この
    湿度調節再生器からの濃吸収液が濃吸収液配管を介して
    流入し、濃吸収液の散布器及びこの散布器の下方に設け
    られた吸収器熱交換器を有した吸収器と、この吸収器か
    ら再生器へ至り吸収器で濃度が薄くなった稀吸収液が流
    れる稀吸収液配管と、この稀吸収液配管及び濃吸収液配
    管の途中に設けられ、湿度調節再生器から流出して濃吸
    収液配管を流れる濃吸収液と吸収器から流出して稀吸収
    液配管を流れる稀吸収液とが熱交換する第1の熱交換器
    と、この第1の熱交換器より下流の濃吸収液配管の途中
    に設けられた第1の空冷冷却器と、再生器にて吸収液か
    ら分離した冷媒が冷媒配管を介して流入し、冷媒を散布
    する散布器及びこの散布器の下方に設けられた蒸発器熱
    交換器を有した蒸発器と、再生器から蒸発器に至る冷媒
    配管及び第1の熱交換器より上流側の稀吸収液配管の途
    中に設けられて稀吸収液と冷媒とが熱交換する第2の熱
    交換器と、第2の熱交換器の下流側の冷媒配管の途中に
    設けられた第2の空冷冷却器と、湿度調節再生器に配管
    接続され、蒸発器熱交換器からの湿度調節液が流入する
    利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に設けられ
    て利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に
    散布する散布器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度
    調節液を溜める湿度調節液溜め及び空気を熱交換器に流
    通して吹き出す送風機を有した室内ユニットと、湿度調
    節再生器から蒸発器熱交換器を介して室内ユニットに至
    る湿度調節液往き配管と、室内ユニットから吸収器熱交
    換器を介して湿度調節再生器へ至る湿度調節液復配管
    と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器に至る湿度調節
    液往き配管の途中及び吸収器熱交換器から湿度調節再生
    器に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、湿度調節
    再生器から流出した湿度調節液と湿度調節再生器に流入
    する湿度調節液とを熱交換する第3の熱交換器と、吸収
    器熱交換器から第3の熱交換器に至る湿度調節液往配管
    の途中及び第2の空冷冷却器から蒸発器の散布器に至る
    冷媒配管の途中に設けられ、吸収液熱交換器から流出し
    た湿度調節液と第2の空冷冷却器からの冷媒とを熱交換
    する第4の熱交換器と、再生器から第2の空冷冷却器に
    至る冷媒配管の途中から分岐して吸収器から再生器に至
    る稀吸収液配管の途中に至り第1の切換弁を有した第1
    のバイパス配管と、蒸発器熱交換器の入口側湿度調節液
    往き配管と出口側湿度調節液往き配管とを第2の切換弁
    を介して接続する第2のバイパス配管とを備えたことを
    特徴とする空気調和装置。
  8. 【請求項8】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器及びこの再生器熱交換器の上方に設けられた散布器が
    収納された湿度調節再生器と、この湿度調節再生器から
    の冷媒が流入して凝縮する空冷凝縮器と、この空冷凝縮
    器で凝縮した冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の
    下方に設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、こ
    の蒸発器から冷媒蒸気が流入し再生器からの吸収液が散
    布され、空冷の吸収器熱交換器を有した空冷吸収器と、
    この空冷吸収器から再生器に至る吸収液配管の途中及び
    再生器から吸収器に至る吸収液配管の途中に設けられ、
    空冷吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流れる吸収液
    と再生器から空冷吸収器へ流れる吸収液とが熱交換する
    吸収液熱交換器と、空冷吸収器から吸収液熱交換器に至
    る吸収液配管の途中に設けられた吸収液ポンプと、湿度
    調節再生器から流出した湿度調節液が蒸発器熱交換器を
    経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器から
    の湿度調節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用
    側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調
    節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す
    送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再生器から蒸
    発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度調節液往
    き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節
    再生器に至る湿度調節液復配管と、湿度調節再生器から
    蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途中と室内
    ユニットから湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の
    途中に設けられ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室
    内ユニットからの湿度調節液とが熱交換する湿度調節サ
    イクル熱交換器と、この湿度調節サイクル熱交換器の上
    流側の湿度調節液往き配管及び湿度調節液復配管に設け
    られた湿度調節液ポンプとを備えたことを特徴とする空
    気調和装置。
  9. 【請求項9】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器及びこの再生器熱交換器の上方に設けられた散布器が
    収納された湿度調節再生器と、この湿度調節再生器から
    の冷媒が流入して凝縮する空冷凝縮器と、この空冷凝縮
    器で凝縮した冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の
    下方に設けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、こ
    の蒸発器から冷媒蒸気が流入し再生器からの吸収液が散
    布されると共に空冷の吸収器熱交換器を有した空冷吸収
    器と、この空冷吸収器から再生器に至る吸収液配管の途
    中及び再生器から空冷吸収器に至る吸収液配管の途中に
    設けられ、空冷吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流
    れる吸収液と再生器から空冷吸収器へ流れる吸収液とが
    熱交換する吸収液熱交換器と、空冷吸収器から吸収液熱
    交換器に至る吸収液配管の途中に設けられた吸収液ポン
    プと、湿度調節再生器から空冷凝縮器に至る冷媒配管の
    途中から分岐して再生器あるいは空冷吸収器から再生器
    までの吸収液配管の途中に至り第1の切換弁を有した第
    1のバイパス配管と、湿度調節再生器から流出した湿度
    調節液が蒸発器熱交換器を介して流入する利用側熱交換
    器、この利用側熱交換器の上方に設けられて利用側熱交
    換器からの湿度調節液を利用側熱交換器に散布する散布
    器、利用側熱交換器の表面を流下した湿度調節液を溜め
    る湿度調節液溜り及び空気を利用側熱交換器に流通して
    吹き出す送風機を有した室内ユニットと、湿度調節再生
    器から蒸発器熱交換器を介して室内ユニットに至る湿度
    調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りから
    湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管と、湿度調節再
    生器から蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途
    中と室内ユニットから湿度調節再生器に至る湿度調節液
    復配管の途中に設けられ、湿度調節再生器からの湿度調
    節液と室内ユニットからの湿度調節液とが熱交換する湿
    度調節サイクル熱交換器と、この湿度調節サイクル熱交
    換器の上流側の湿度調節液往き配管及び湿度調節液復配
    管に設けられた湿度調節液ポンプと、湿度調節サイクル
    熱交換器から蒸発器熱交換器に至る湿度調節液往配管か
    ら分岐して蒸発器の下流側湿度調節液往き配管に至り第
    2の切換弁を有した第2のバイパス配管とを備えたこと
    を特徴とする空気調和装置。
  10. 【請求項10】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器及びこの再生器熱交換器の上方に設けられた散布器が
    収納され、再生器熱交換器に外気を循環させる送風機を
    備えた湿度調節再生器と、この湿度調節再生器からの冷
    媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に設けられ
    た蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発器から冷
    媒蒸気が流入し、再生器からの吸収液を散布する散布器
    を有した吸収器と、この吸収器から再生器に至る吸収液
    配管の途中及び再生器から吸収器に至る吸収液配管の途
    中に設けられ、吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生器へ流
    れる吸収液と再生器から吸収器へ流れる吸収液とが熱交
    換する吸収器熱交換器と、吸収器から吸収液熱交換器に
    至る吸収液配管の途中に設けられた吸収液ポンプと、湿
    度調節再生器から流出した湿度調節液が蒸発器の熱交換
    器を介して流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換
    器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液
    を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器の
    表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び
    空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有し
    た室内ユニットと、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器
    を介して室内ユニットに至る湿度調節液往き配管と、室
    内ユニットの湿度調節液溜りから湿度調節再生器に至る
    湿度調節液復配管と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換
    器に至る湿度調節液往き配管、室内ユニットから湿度調
    節再生器に至る湿度調節液復配管及び湿度調節再生器か
    ら蒸発器に至る冷媒配管の途中に設けられ、湿度調節再
    生器からの湿度調節液と室内ユニットからの湿度調節液
    と湿度調節再生器からの冷媒とが熱交換する湿度調節サ
    イクル熱交換器と、この湿度調節サイクル熱交換器の上
    流側の湿度調節液復配管に設けられた湿度調節液ポンプ
    とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  11. 【請求項11】 吸収液から冷媒蒸気を分離する再生器
    と、この再生器からの冷媒蒸気が流入する再生器熱交換
    器及びこの再生器熱交換器の一部の上方に設けられた散
    布器が収納され、再生器熱交換器に外気を循環させる送
    風機を備えた湿度調節再生器と、この湿度調節再生器か
    らの冷媒液を散布する散布器及びこの散布器の下方に設
    けられた蒸発器熱交換器を有した蒸発器と、この蒸発器
    から冷媒蒸気が流入し、再生器からの吸収液を散布する
    散布器を有した吸収器と、この吸収器から再生器に至る
    吸収液配管の途中及び再生器から吸収器に至る吸収液配
    管の途中に設けられ、吸収器で冷媒蒸気を吸収して再生
    器へ流れる吸収液と再生器から吸収器へ流れる吸収液と
    が熱交換する吸収器熱交換器と、吸収器から吸収器熱交
    換器に至る吸収液配管の途中に設けられた吸収液ポンプ
    と、湿度調節再生器の出口側冷媒配管の途中から分岐し
    て再生器あるいは吸収器から再生器までの吸収液配管の
    途中に至る第1の切換弁を有した第1のバイパス配管
    と、湿度調節再生器から流出した湿度調節液が蒸発器熱
    交換器を経て流入する利用側熱交換器、この利用側熱交
    換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節
    液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換器
    の表面を流下した湿度調節液を溜める液溜め及び空気を
    利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内
    ユニットと、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器を介し
    て室内ユニットに至る湿度調節液往き配管と、室内ユニ
    ットの湿度調節液溜りから湿度調節再生器に至る湿度調
    節液復配管と、湿度調節再生器から蒸発器熱交換器に至
    る湿度調節液往き配管、室内ユニットから湿度調節再生
    器に至る湿度調節液復配管及び湿度調節再生器から蒸発
    器に至る冷媒配管の途中に設けられ、湿度調節再生器か
    らの湿度調節液と室内ユニットからの湿度調節液と湿度
    調節再生器からの冷媒とが熱交換する湿度調節サイクル
    熱交換器と、この湿度調節サイクル熱交換器の上流側の
    湿度調節液復配管に設けられた湿度調節液ポンプと、湿
    度調節サイクル熱交換器から蒸発器熱交換器に至る湿度
    調節液往配管から分岐して蒸発器の下流側湿度調節液往
    き配管に至り第2の切換弁を有した第2のバイパス配管
    とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  12. 【請求項12】 散布器、この散布器の下方に設けられ
    た湿度調節液溜り及びこの湿度調節液溜りに設けられた
    再生器熱交換器を備えた湿度調節再生器と、圧縮機、冷
    媒流路切換弁、再生器熱交換器、熱源側熱交換器及び温
    度調節熱交換器を環状に配管接続し、再生器熱交換器を
    弁を介してパイパスするバイパス配管を有した冷媒循環
    回路と、湿度調節再生器からの湿度調節液が温度調節熱
    交換器を介して流入する利用側熱交換器、この利用側熱
    交換器の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調
    節液を利用側熱交換器に散布する散布器、利用側熱交換
    器の表面を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り
    及び空気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を
    有した室内ユニットと、湿度調節再生器から温度調節熱
    交換器を介して室内ユニットに至り第1の湿度調節液ポ
    ンプを有した湿度調節液往き配管と、室内ユニットの湿
    度調節液溜りから湿度調節再生器に至り第2の湿度調節
    液ポンプを有した湿度調節液復配管と、第1の湿度調節
    液ポンプの出口側から温度調節熱交換器に至る湿度調節
    液往き配管の途中と第2の湿度調節液ポンプの出口側か
    ら湿度調節再生器に至る湿度調節液復配管の途中に設け
    られ、湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユニット
    からの湿度調節液とが熱交換する湿度調節サイクル熱交
    換器とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  13. 【請求項13】 散布器、この散布器の下方に設けられ
    た再生器熱交換器、この再生器熱交換器の下方に設けら
    れた湿度調節液溜り、再生器熱交換器に外気を循環させ
    る送風機を備えた湿度調節再生器と、圧縮機、この圧縮
    機からの冷媒が流入する再生器熱交換器、この再生器熱
    交換器からの冷媒が流入する凝縮器、この凝縮器で凝縮
    した冷媒液が減圧装置を経て流入する温度調節熱交換器
    を環状に配管接続した冷媒循環回路と、この冷媒循環回
    路に設けられ、蒸発器に流入する冷媒と蒸発器から流出
    した冷媒とを熱交換する冷媒熱交換器と、湿度調節再生
    器から流出した湿度調節液が蒸発器の熱交換器を介して
    流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器の上方に
    設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を利用側熱
    交換器の表面に散布する散布器、利用側熱交換器を流下
    した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空気を利用
    側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した室内ユニ
    ットと、湿度調節再生器から温度調節熱交換器を介して
    室内ユニットに至り第1の湿度調節液ポンプを有した湿
    度調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節液溜りか
    ら湿度調節再生器に至り第2の湿度調節液ポンプを有し
    た湿度調節液復配管と、第1の湿度調節液ポンプの出口
    側から温度調節熱交換器に至る湿度調節液往き配管の途
    中と第2の湿度調節液ポンプの出口側から湿度調節再生
    器に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、湿度調節
    再生器からの湿度調節液と室内ユニットからの湿度調節
    液とが熱交換する湿度調節サイクル熱交換器とを備えた
    ことを特徴とする空気調和装置。
  14. 【請求項14】 散布器、この散布器の下方に設けられ
    た再生器熱交換器、この再生器熱交換器の下方に設けら
    れた湿度調節液溜り、再生器熱交換器に外気を循環させ
    る送風機を備えた湿度調節再生器と、圧縮機、冷媒流路
    切換弁、再生器熱交換器、熱源側熱交換器及び温度調節
    熱交換器を環状に配管接続した冷媒循環回路と、この冷
    媒循環回路に設けられ、蒸発器に流入する冷媒と蒸発器
    から流出した冷媒とを熱交換する冷媒熱交換器と、湿度
    調節再生器から流出した湿度調節液が蒸発器の熱交換器
    を介して流入する利用側熱交換器、この利用側熱交換器
    の上方に設けられて利用側熱交換器からの湿度調節液を
    利用側熱交換器の表面に散布する散布器、利用側熱交換
    器を流下した湿度調節液を溜める湿度調節液溜り及び空
    気を利用側熱交換器に流通して吹き出す送風機を有した
    室内ユニットと、湿度調節再生器から温度調節熱交換器
    を介して室内ユニットに至り第1の湿度調節液ポンプを
    有した湿度調節液往き配管と、室内ユニットの湿度調節
    液溜りから湿度調節再生器に至り第2の湿度調節液ポン
    プを有した湿度調節液復配管と、第1の湿度調節液ポン
    プの出口側から温度調節熱交換器に至る湿度調節液往き
    配管の途中と第2の湿度調節液ポンプの出口側から湿度
    調節再生器に至る湿度調節液復配管の途中に設けられ、
    湿度調節再生器からの湿度調節液と室内ユニットからの
    湿度調節液とが熱交換する湿度調節サイクル熱交換器
    と、再生器熱交換器の入口側冷媒配管と出口側冷媒配管
    とを接続し再生器熱交換器を切換弁を介してバイパスす
    るバイパス配管と、このバイパス配管に設けられた弁と
    を備えたことを特徴とする空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127342A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Ebara Corp 吸収ヒートポンプおよび蒸気供給システム
CN113544446A (zh) * 2019-03-07 2021-10-22 艾默生环境优化技术有限公司 具有吸收冷却器的气候控制系统

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