JPH09727A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH09727A
JPH09727A JP15785695A JP15785695A JPH09727A JP H09727 A JPH09727 A JP H09727A JP 15785695 A JP15785695 A JP 15785695A JP 15785695 A JP15785695 A JP 15785695A JP H09727 A JPH09727 A JP H09727A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機で変則遊技が行なわれることを抑
止する。 【構成】 基準期間内における、発射数検出手段(3
6、及び40、42)で遊技盤10上へ到達したことを
検出されたパチンコ球の個数と、発射装置の連続発射可
能な基準発射数とを比較し、この比較値が判定基準の範
囲から外れる場合には、発射装置を所要時間停止し若し
くは警告表示及び警告信号を出力させて、変則遊技が狙
い通り実行されるのを抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ球を所要のタ
イミングに合うときだけ発射する変速的な遊技を抑止可
能としたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパチンコ機は、電動発射装置によ
ってパチンコ球を一定間隔で連続的に遊技盤に打ち込
み、パチンコ球を始動口に入れて電動役物の大当りを得
たり、入賞口に入賞させて賞球を得、又はアウト口に入
った場合には回収される等の動作が繰り返されてゲーム
が行なわれるのが普通である。
【0003】また、近年のパチンコ機は、始動口への入
賞により図柄表示装置の図柄が回転し、その図柄が特定
図柄で停止すると大当たりとなり、大入賞口が開放さ
れ、ここに多数のパチンコ球が入賞し、多数の賞球が払
い出されるようになっている。このため遊技者は、大当
りを効率良く狙うようになる。
【0004】従来のパチンコ機では、パチンコ球が始動
口に入賞した際、大当りとなるか否かの判定は、カウン
タを利用した乱数を利用して行われている。すなわち、
所定の上限値と下限値との間で数をカウントするカウン
タをエンドレスで動作させておく。そして始動口にパチ
ンコ球が入球したタイミングに合わせてカウンタの数値
を読み出し、この数値があらかじめ定められた大当り数
値と一致している場合には当りと判定し、それ以外は外
れと判定していた。このようにカウンタを利用した場
合、始動口にパチンコ球が入賞するタイミングがランダ
ムなのでカウンタのカウント数値が乱数として機能する
こととなる。但し、カウンタを利用するため、大当りの
入賞タイミングは周期的に出現することになる。
【0005】そこで、遊技者の中には、カウンタが大当
りの数値をカウントしているタイミングを図ってパチン
コ球を発射し大当りを効率良く狙う者が現われた。この
遊技者は、カウンタと同一周期で信号を発生するいわゆ
る体感機を用いる。これにより大当りが発生したときの
始動口へのパチンコ球の入球時点に体感機の信号発生周
期の始点を合わせ、体感機の信号に対応してパチンコ球
を1発、又は小数発、発射装置から遊技盤上に打ち出
す、いわゆる単発打ち等の変則遊技を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなパチンコ
機で変則遊技が行なわれた場合、大当りが発生する可能
性の比較的大きい時期の近くだけパチンコ球を発射し、
大当りが発生する可能性の比較的小さい時期にはパチン
コ球を発射しないので、少ない発射球で効率良く大当り
を発生させ賞球を獲得できる。すなわち、常時連続して
パチンコ球を発射し、大当りを発生させる通常の遊技を
した場合に比べて、大当りの発生する可能性のある時期
だけパチンコ球を発射する変則的な遊技をした場合の方
が割数(遊技者が最終的に獲得した球数と、遊技者が購
入した球数の比率)が極端に上がってしまい、変則的な
遊技を行なうことにより、多数の過分な賞球が獲得され
る。
【0007】このため、変則的な遊技が行なわれると、
遊技者の射幸心が徒らに掻き立てられ、健全な遊技の範
ちゅうを逸脱してしまう恐れがある。また、パチンコ球
が遊技盤上に打ち出されている稼働時間が減少し、ゲー
ム中回収されるパチンコ球と払い出される賞球とのバラ
ンスが崩れ、ゲームとして成立しなくなってしまう。本
発明は上記事実を考慮し、いわゆる単発打ち等の変則遊
技が狙い通り実行されるのを抑止できるようにしたパチ
ンコ機を新たに提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、発射及び停止操作に応じてパ
チンコ球を遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う発射装
置と、前記発射装置で発射された前記パチンコ球が前記
遊技盤上へ実際に到達したか否かを検出する盤面到達検
出手段と、前記盤面到達検出手段により前記パチンコ球
が前記遊技盤上へ到達しなかったと検出された期間が判
定基準の所定期間を越えたとき、前記発射装置の発射動
作を所定時間停止若しくは警告するように制御する制御
装置と、を含むように構成したものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明が、前
記発射装置が発射動作中か否かを検出する発射装置作動
状態検出手段と、をさらに含むように構成し、前記制御
装置が、前記発射装置作動状態検出手段により動作中と
検出され、かつ前記盤面到達検出手段により前記パチン
コ球が前記遊技盤上へ到達しなかったと検出された期間
が判定基準の所定期間を越えたとき、前記発射装置の発
射動作を所定時間停止若しくは警告するように制御する
ことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、発射及び停止操作に応
じてパチンコ球を遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う
発射装置と、前記発射装置に供給されたパチンコ球を検
出する発射球供給検出手段と、前記発射装置で発射され
た前記パチンコ球が前記遊技盤に到達しないファール球
となったことを検出するファール球検出手段と、前記発
射球供給検出手段で判定基準の第1所定数のパチンコ球
の供給が検出された間に、前記ファール球カウント手段
で前記第1所定数に通常動作時に基づいて設定された判
定基準の第2所定数以上のファール球が検出された場
合、前記発射装置の発射動作を所定時間停止若しくは警
告するように制御する制御装置と、を含むように構成し
たものである。
【0011】請求項4の発明は、発射及び停止操作に応
じてパチンコ球を遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う
発射装置と、前記発射装置に供給されたパチンコ球を検
出する発射球供給検出手段と、判定基準の第1所定数の
発射動作が可能な基準期間内において、前記発射球供給
検出手段で前記第1所定数に通常動作時に基づいて設定
された判定基準の第2所定数以上の前記パチンコ球の供
給が検出されない場合には、前記発射装置の発射動作を
所定時間停止若しくは警告するように制御する制御装置
と、を含むように構成したものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項4の発明が、前
記発射装置が発射動作中か否かを検出する発射装置作動
状態検出手段と、をさらに含むように構成し、前記制御
装置が、前記発射装置作動状態検出手段により動作中と
検出され、かつ判定基準の第1所定数の発射動作が可能
な基準期間内において、前記発射球供給検出手段で前記
第1所定数に通常動作時に基づいて設定された判定基準
の第2所定数以上の前記パチンコ球の供給が検出されな
い場合には、前記発射装置の発射動作を所定時間停止若
しくは警告するように制御することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、パチンコ球を遊技盤上
へ発射可能に構成された発射装置と、 前記発射装置で
発射された前記パチンコ球が前記遊技盤上へ判定基準の
基準期間内に到達した個数を検出する発射数検出手段
と、前記発射数検出手段で前記基準期間内に検出された
発射数と、前記基準期間内に前記発射装置が発射可能な
判定基準の基準発射数とを比較し、この比較値が所定の
判定基準の範囲から外れた異常状態であるか否かを検出
する異常状態検出手段と、前記異常状態検出手段により
異常状態であることが検出された場合、前記発射装置の
発射動作を所定時間停止若しくは警告するように制御す
る制御装置と、を含むように構成したものである。
【0014】請求項7の発明は、請求項6の発明が、パ
チンコ球の発射を停止させるためのオフ操作による停止
の回数をカウントするオフ操作カウンタと、前記基準期
間毎にカウントされたオフ操作による停止の回数が判定
基準として設定された第1の基準値以下となった回数を
カウントする球詰まり異常カウンタ及び前記基準期間毎
にカウントされたオフ操作による停止の回数が前記第1
の基準値より大きくなった回数をカウントする異常操作
カウンタの少なくともいずれか1つのカウンタと、をさ
らに含むように構成し、前記制御手段が、前記異常状態
検出手段により異常状態であることが検出された場合に
おいて、前記球詰まり異常カウンタのカウント値が判定
基準として設定された第2の基準値以上であった場合又
は前記異常操作カウンタのカウント値が判定基準として
設定された第3の基準値以上であった場合に、前記発射
装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告するように
制御することを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項7の発明が、前
記発射数検出手段で基準期間内に検出された発射数が0
の場合、前記基準期間毎にカウントされたオフ操作によ
る停止の回数が判定基準として設定された第4の基準値
以上であった回数をカウントする無操作カウンタと、こ
の無操作カウンタのカウント値が判定基準として設定さ
れた第5の基準値以上であった場合に、この無操作カウ
ンタ及び前記球詰まり異常操作カウンタ若しくは前記異
常操作カウンタのカウント値をクリアするクリア手段
と、をさらに含むように構成したものである。
【0016】請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8
のいずれか1項の前記制御装置が、前記発射装置の発射
動作を所定時間停止する制御若しくは警告を実行するか
否かを選択する選択装置をさらに備えたことを特徴とす
る。
【0017】請求項10の発明は、請求項1乃至請求項
9のいずれか1項の発明において、入力された信号に基
づいて、前記判定基準として設定された値を変更するこ
とを特徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項1乃至請求項
9のいずれか1項の発明において、前記判定基準として
設定された値を、所定範囲以内でランダムに変更するこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明の請求項1の発明では、遊技盤上へパチ
ンコ球が到達していないことを盤面到達検出手段で検出
している期間が判定基準の所定期間続いた場合、変則遊
技が行われているとみなして制御装置が発射装置の発射
動作を所定時間停止若しくは警告するように制御する。
なお、警告は、ランプ点灯や音声等による警告表示て警
告しても良いし、ホールコンピュータに警告信号を出力
するようにしても良い。
【0020】また、発射装置が動作中に限って、請求項
1の発明の発射停止制御や警告を行うようにしても良
い。
【0021】そこで、請求項2の発明では、パチンコ球
の発射装置がパチンコ球を発射する動作をしていること
を発射装置作動状態検出手段で検出している同時期に、
遊技盤上へパチンコ球が到達していないことを盤面到達
検出手段で検出している期間が判定基準の所定期間続い
た場合、変則遊技が行われているとみなして制御装置が
発射装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告するよ
うに制御する。
【0022】請求項3の発明では、発射球供給検出手段
により発射装置にパチンコ球が判定基準の第1所定数供
給されたと検出されたときに、ファール球検出手段で通
常の発射球に対するファール球発生率以上の判定基準の
第2所定数を上まわるファール球が検出された場合を変
則遊技とみなして、制御装置が発射装置の発射動作所定
時間停止若しくは警告するように制御する。
【0023】請求項4の発明では、第1所定数の発射動
作が可能な基準期間内において、発射球供給検出手段で
発射装置が第1所定数に通常動作時を基準に設定された
第2所定数以上のパチンコ球の供給が検出されない場合
を変則遊技とみなして、制御装置が発射装置の発射動作
を所定時間停止若しくは警告するように制御する。な
お、この第2所定数は、例えば第1所定数から通常パチ
ンコ球を空打ちする確率を差し引いた正常発射個数と推
定される個数以下に定められる。
【0024】また、発射装置が動作中に限って、請求項
4の発明の発射停止制御や警告を行うようにしても良
い。
【0025】そこで、請求項5の発明では、前記発射装
置作動状態検出手段により動作中と検出され、かつ第1
所定数の発射動作が可能な基準期間内において、発射球
供給検出手段で発射装置が第1所定数に通常動作時を基
準に設定された第2所定数以上のパチンコ球の供給が検
出されない場合を変則遊技とみなして、制御装置が発射
装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告するように
制御する。
【0026】請求項6の発明では、異常状態検出手段
が、パチンコ球の発射装置が判定基準の基準期間内に発
射数検出手段で遊技盤上へ到達したことを検出されたパ
チンコ球の発射数と、この基準期間内に発射装置が最大
限発射可能な基準発射数とを比較し、この比較値が判定
基準の範囲から外れる場合を、変則遊技が行われている
可能性の高い異常状態として検出する。異常状態が検出
されると、制御装置は、発射装置の発射動作を所定時間
停止若しくは警告するように制御する。なお、基準期間
としては、予め定められた基準時間、予め定められた基
準発射回数を採用することができる。
【0027】請求項7の発明では、パチンコ球の発射数
と、この基準期間内に発射装置が最大限発射可能な基準
発射数とを比較し、この比較値が判定基準の範囲から外
れる場合を異常状態として検出する。そして、この異常
状態が検出された場合において、変則遊技を行っている
か否かをさらに精度良く検出するため、次のような動作
を実行する。すなわち、オフ操作カウンタが基準期間毎
のオフ操作による停止の回数をカウントする。次に球詰
まり異常カウンタが、オフ操作カウンタにより基準期間
毎にカウントされたオフ操作による停止の回数が判定基
準として設定された第1の基準値以下となった回数をカ
ウントする。または、異常操作カウンタが、基準期間毎
にカウントされたオフ操作による停止の回数が第1の基
準値より大きくなった回数をカウントする。そして、制
御装置は、異常状態が検出された場合において、球詰ま
り異常カウンタのカウント値が判定基準として設定され
た第2の基準値以上であった場合又は異常操作カウンタ
のカウント値が判定基準として設定された第3の基準値
以上であった場合に、発射装置の発射動作を所定時間停
止若しくは警告するように制御する。
【0028】請求項8の発明では、無操作カウンタが発
射数検出手段で基準期間内に検出された発射数が0の場
合、基準期間毎にカウントされたオフ操作による停止の
回数が判定基準として設定された第4の基準値以上であ
る回数をカウントする。そして、クリア手段は、この無
操作カウンタのカウント値が判定基準として設定された
第5の基準値以上であった場合に、この無操作カウンタ
及び球詰まり異常操作カウンタ若しくは異常操作カウン
タのカウント値をクリアする。
【0029】請求項9の発明では、請求項1乃至請求項
8の発明において、選択装置によって、上記各発明の制
御装置が発射装置の発射動作を所定時間停止する制御若
しくは警告を実行するか否かを選択できる。
【0030】請求項10の発明では、請求項1乃至請求
項9の発明において、入力された信号に基づいて、判定
基準として設定された値を変更する。
【0031】請求項11の発明では、請求項1乃至請求
項9の発明において、前記判定基準として設定された値
を、所定範囲以内でランダムに変更する。
【0032】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明のパチンコ機の実施例を図
面を参照して説明する。
【0033】第1実施例のパチンコ機は、その全体構成
を図1に示すように、遊技機本体の前面枠内に遊技盤1
0が配置されている。遊技盤10の中央上部には図柄表
示装置12が配置され、その下位には始動口14が配置
され、さらにその下位には大入賞口16が配置されてい
る。また、遊技盤10上には通常入賞口18、風車20
及び外れ口22等が配置されている。
【0034】また、遊技盤10には、図示するように遊
技盤10の外周部を丸く囲み、発射装置によって発射さ
れたパチンコ球の通路を構成する内バンド24と外バン
ド26とが設置されている。内バンド24の出口端部に
は、戻り球防止部材28が設けられている。
【0035】また、パチンコ機本体の遊技盤10の下部
には、打球待機樋30が配置され、さらにその下方に
は、賞品球受皿32とパチンコ球発射装置の打球ハンド
ル34が配置されている。
【0036】第1実施例のパチンコ機では、制御用の検
出手段として、遊技盤10の戻り球防止部材28部分に
は、パチンコ球の通過を検出するフォトインタラプタで
構成した、発射数検出手段の1つとしての盤面到達検出
手段である盤面到達検出装置36が配置されている。ま
た、パチンコ機本体に設けられたパチンコ球発射装置の
発射通路における、遊技盤の内バンド24と外バンド2
6との間の通路に入る前位置には、下方に向けたファー
ル球用通路部38が設けられ、このファール球用通路部
38には、フォトインターラプタで構成されたファール
検出手段であるファール検出装置40が装着されてい
る。
【0037】パチンコ機の打球待機樋30から、パチン
コ球発射装置にパチンコ球を供給する球送り装置部分に
は、送給されるパチンコ球を検出するようにしたフォト
インターラプタで構成された発射球供給検出手段である
発射球供給検出装置42が設置されている。
【0038】さらに、打球ハンドル34部分には、発射
装置作動状態検出手段として、打球ハンドル34に人が
手を触れているか否かを検出するタッチ入力検出装置4
4と、ストップボタンを押し操作しているか否かを検出
するストップ入力検出装置46とが装着されている。こ
の手段としては従来用いられている発射装置の動作時に
発生する磁気信号、音等の信号を検出する手段等で代用
しても良い。
【0039】なお、上述した盤面到達検出装置36、フ
ァール検出装置40、発射球供給検出装置42、タッチ
入力検出装置44、及びストップ入力検出装置46は前
述した構成に限られるものではなく、光学的、電気的又
は物理的性質を利用した種々のセンサを用いることがで
きることは勿論である。
【0040】また、盤面到達検出装置36として、図2
及び図3に例示するようなリーフスイッチ48を用いて
も良い。このリーフスイッチ48は、遊技盤10の戻り
球防止部材28に隣接して配置されている。そして、遊
技盤10の内バンド24と外バンド26との間の通路を
通って来たパチンコ球が戻り球防止部材28を押し広げ
て遊技盤上に飛び出す際、押し広げられた戻り球防止部
材28によってリーフスイッチ48が図3に示す如く撓
んだ閉状態とされて通電され、パチンコ球が遊技盤10
上に飛び出した後は自らの弾性力で図2の開状態に復帰
する。よって、リーフスイッチ48が閉状態で通電され
たときの信号の発生により、パチンコ球が遊技盤10上
に打ち出されたことを検出するものである。
【0041】次に、第1実施例のパチンコ機における制
御装置要部の構成を図4のブロック図によって説明す
る。この制御装置のマイクロコンピュータ(CPU、R
OM、RAM等で構成されている)60には、タッチ入
力検出手段44として打球ハンドル34に人体が触れて
いることを検出するタッチスイッチ62が接続され、こ
のタッチスイッチ62とマイクロコンピュータ60は電
気的に接続され、またスイッチ62のマイクロコンピュ
ータ60側は抵抗器64を介して電源へプルアップされ
ている。
【0042】また、マイクロコンピュータ60にはスト
ップ入力検出装置46として発射ストップボタンの発射
停止操作を検出するストップスイッチ66が接続され、
このストップスイッチ66とマイクロコンピュータ60
は電気的に接続され、またストップスイッチ66のマイ
クロコンピュータ60側は抵抗器64を介して電源へプ
ルアップされている。なお、タッチスイッチ62、スト
ップスイッチ66の各スイッチは、各スイッチが開状態
で端子入力状態はH(ハイ)となる様に構成されている
が、逆論理となるように構成されてもよい。
【0043】このマイクロコンピュータ60には、発射
数検出手段である盤面到達検出手段としての盤面到達検
出装置36、発射球供給検出装置42、及びファール球
検出装置40が接続されており、これらは上述したよう
に例えばフォトインターラプタで構成されている。
【0044】すなわち、各フォトインターラプタは、フ
ォトトランジスタ68と発光ダイオード70とで構成さ
れ、フォトトランジスタ68のコレクタはマイクロコン
ピュータ60に接続されている。このフォトトランジス
タ68のコレクタとマイクロコンピュータ60とは電気
的に接続され、またコレクタは抵抗器64を介して電源
へプルアップされている。そして、フォトインターラプ
タを構成する発光ダイオード70からの光がフォトトラ
ンジスタ68に当たっている通常状態では、マイクロコ
ンピュータ60にLの信号が入力され、このフォトイン
ターラプタの間をパチンコ球が通過してフォトトランジ
スタ68に当たっていた光が遮断されると、Hの信号が
マイクロコンピュータ60に入力される。
【0045】また、マイクロコンピュータ60には、パ
チンコ球発射装置をオンオフさせるトランジスタ80が
接続され、このトランジスタ80には発射ソレノイド8
2が接続され、さらに発射ソレノイド82にはソレノイ
ド電源回路84が接続されている。そして、マイクロコ
ンピュータ60からのHレベルの発射信号がトランジス
タ80のベースに入力すると、トランジスタ80がオン
し発射ソレノイド82がソレノイド電源回路84から電
力の供給を受けて励磁され、パチンコ球を発射する動作
を実行する。このとき、ソレノイド電源回路84は、遊
技者が打球ハンドル34を操作して調整した発射強度設
定に対応する電力量を発射ソレノイド82に供給し、パ
チンコ球を調整された相応の発射速度で打ち出す。
【0046】マイクロコンピュータ60には、発射禁止
動作選択スイッチ85が接続されている。この選択スイ
ッチ85はパチンコ機の管理者が変則遊技が行なわれた
ときに発射禁止を行なわせたい場合には、選択スイッチ
85をオン操作する。また、遊技者等とのトラブル発生
等を考慮して発射禁止を行なわないようにしたい場合に
は選択スイッチ85をオフ操作する。
【0047】また、マイクロコンピュータ60の発射禁
止表示出力を行う出力端には、トランジスタ86、90
が並列に接続され、一方のトランジスタ86には警告表
示用発光ダイオード88が接続され、他方のトランジス
タ90にはパチンコホールのホールコンピュータに接続
するリレースイッチ92が接続される。そして、マイク
ロコンピュータ60の出力によって、一方のトランジス
タ86がオン動作すると発光ダイオード88に通電され
て発光表示され、これとともに他方のトランジスタ90
がオン動作するとリレースイッチ92が閉動作されホー
ルコンピュータに警告信号が入力される。この変則遊技
が実行された際に、警告表示選択スイッチ87により、
警告表示を行うかどうかを選択でき、また警告信号選択
スイッチにより、警告信号をホールコンピュータへ入力
するかどうかを選択できる。なお、警告表示選択スイッ
チ87と警告信号選択スイッチ89とを、1つのスイッ
チで兼用させ、このスイッチの開閉により警告表示と警
告信号入力の有無の選択を同時に行えるようにしてもよ
い。
【0048】このように、パチンコホールの全てのパチ
ンコ機に接続され、各パチンコ機の稼動状態を管理する
ホールコンピュータに変則遊技の警告信号も入力するよ
うにすれば、変則遊技の実態を集中管理でき、しかも選
択スイッチ85のON、OFF操作によって発射禁止処
理を行なうか否かも選択実行できるので、各々のパチン
コ店の営業方針に沿った対応処置を取ることが可能にな
る。
【0049】また、マイクロコンピュータ60には判定
用情報入力手段である入力装置94として、2つのスイ
ッチ96、98がそれぞれ接続され、これらの各スイッ
チ96、98とマイクロコンピュータ60は電気的に接
続され、またマイクロコンピュータ60側は抵抗器64
を介して電源へプルアップされており、各スイッチが開
状態で端子入力状態はHとなる様に構成されている。な
お、逆論理で構成してもよい。
【0050】第1実施例ではこれら2つのスイッチ9
6、98を用いて4種の組み合せ信号を入力するように
なっており、この4種の組み合せ信号を用いて4種の判
定基準の数値を下記の表1の如く特定する。
【0051】
【表1】 すなわち、判定基準としての判定個数M1 の数値は、マ
イクロコンピュータのROMにあらかじめ記憶させてお
き、例えば第1のスイッチ96(設定入力1)がHで第
2のスイッチ98がLの信号がマイクロコンピュータ6
0に入力された場合には、マイクロコンピュータ60が
がROMから対応する判定個数M1 の5回の値を読み出
してくる。また、図4に示す入力装置94の状態では、
スイッチ96、98が共に開でHの信号がCPUに入力
されているので、表1の判定個数8がCPUのRAMに
記憶される。
【0052】ここで表1において設定入力1とはスイッ
チ96、設定入力2とはスイッチ98によりそれぞれ入
力される信号をいう。なお、本明細書において判定基準
というときは判定個数、判定回数、判定比率等の判定に
関する値全般を指すものとする。なお、例えば判定個数
の代わりに、基準回数に対する判定個数の判定比率
(%)をROMに格納しておき、この判定比率を読み取
った後で、判定個数を演算するようにしても良い。いず
れにしても、ROMに格納されている判定基準値の表現
は、任意好適に変更できる。
【0053】このような判定基準を具体的に決定する場
合には、例えばパチンコ機で通常の遊技を行なった場
合、ファールが発生したり、役物の貯留メモリがメモリ
フルになって止め打ちをしている等のためにパチンコ球
が遊技盤面上に到達しない確率を考慮して決定する。
【0054】次に、上述のように構成された第1実施例
のパチンコ機の制御動作を説明する。
【0055】図5のフローチャートは、第1実施例のパ
チンコ機のゲーム動作を制御するメインルーチンに相当
する割込ルーチンであり、一定周期で繰り返し処理動作
を行うためのものである。なお、この割込ルーチンは、
周期的に発生する割込信号(ワンチップCPUに一般的
に搭載されるタイマ等を利用したものでも、外部装置で
作成したものでも良い)により起動され、各処理が時分
割的に実行される。
【0056】この割込ルーチンでは、まず初めにステッ
プ100で電源投入時か否かを、RAMの特定エリアに
特定データが書かれているか等をチェックすることによ
って判断する。投入時であると判断された場合にはステ
ップ101に進み、初期化処理を実行後、次の割込処理
開始まで待機する。ステップ100で電源投入時でない
と判断された場合には、ステップ102に進みタイマー
乱数更新の処理を行う。すなわち、割込処理実行毎に、
自動的に数をカウントするカウンタのカウント値をチェ
ックし、カウント値が所定の上限値を越えたときに、カ
ウンタのカウント値を0に更新する処理を行う。これに
よりカウンタは0〜所定上限値までの数を繰り返しカウ
ントすることになる。
【0057】次に、ステップ103でパチンコ球の発射
装置等に関連する発射関連タイマーセットの処理を実行
し、ステップ104へ進む。ステップ104では、遊技
者が単発打ち等の不当な遊技を行っているか否かを判別
する異常発射検出の処理を行いステップ106に進む。
ステップ106では、異常発射が検出された場合、発射
開始操作時の発射禁止等の制御を実行し、次の割込処理
開始まで待機する。なお、この割込処理開始からステッ
プ106の発射制御処理の完了までの処理時間より、割
込周期の時間を十分長く設定しておき、この割込処理実
行中に次の割込処理が開始されることがないようにして
いる。
【0058】次に、前述したステップ102における発
射関連タイマーセットの処理の詳細を図6のフローチャ
ートによって説明する。まず始めにステップ108で、
パチンコ機の打球ハンドル34に遊技者が触っているか
否かをタッチ入力検出手段44によって検知し、遊技者
が打球ハンドル34にタッチしていると判断した場合に
は、ステップ110に進み、そうでない場合にはステッ
プ114に進む。
【0059】ステップ110では、打球ハンドル34近
傍に設けられたストップボタンを遊技者が操作してパチ
ンコ球の発射を停止しているか否かをストップ入力検出
手段46によって検知し、発射をストップしていないと
判断された場合にはステップ112に進み、発射をスト
ップしていると判断した場合にはステップ114に進
む。
【0060】ステップ112では、ハンドルONタイマ
を加算すると共に、ハンドルOFFタイマをクリアし、
リターンする。
【0061】ステップ114では、逆にハンドルONタ
イマをクリアすると共に、ハンドルOFFタイマを加算
し、リターンする。
【0062】次に、前述したステップ104における異
常発射検出の処理を示す図7のフローチャートについて
説明する。図7のフローチャートではまず、ステップ1
28で発射ベースタイマが0か否かを判断する。発射ベ
ースタイマは発射装置がパチンコ球を打ち出す周期的な
タイミングを決定するためのもので、例えば0から所定
の上限値までをカウントするカウンタで構成される。よ
って、発射ベースタイマの値が0であるということは、
カウンタが一順したことを意味し、0でないということ
は、カウンタが0以外の数をカウントしていることを意
味する。
【0063】そして、発射ベースタイマが0となったと
判断された場合には、ステップ130に進み、無発射カ
ウンタを1加算して、ステップ131に進む。また、ス
テップ128で発射ベースタイマが0でないと判断され
た場合には、直ちにステップ131へ進む。
【0064】ステップ131では、無発射カウンターの
判定基準となる判定個数M1 をセットし、次のステップ
132に進む。この判定回数M1 は、上述したように、
2つのスイッチ96、98の4種の組み合せ信号によっ
て、上記表1の例のように設定される。
【0065】ステップ132では、到達入力がONか否
かを判断する。すなわち、遊技盤10上に設けた盤面到
達検出手段36をパチンコ球が通過したことを検出すれ
ば到達入力がONとなる。ステップ132で到達入力が
ONと判断された場合には、ステップ136に進み、到
達入力がない場合にはステップ134に進む。
【0066】ステップ134では、ハンドルOFFタイ
マが一定値以上か、一定値未満かを判断する。ハンドル
OFFタイマが一定値以上の場合には、パチンコ球を発
射停止している時間が十分に長く、ゲームを中断してい
るか、又はパチンコ機が不使用の状態、すなわち発射装
置不作動状態であると判断されるので、ステップ136
に進む。また、ハンドルOFFタイマが一定値未満の場
合には、単発打ち等の変則遊技が行われている可能性が
あるのでステップ138に進む。
【0067】ステップ136では、遊技盤面中へパチン
コ球が打込まれ、又は遊技が行なわれておらず、変則遊
技中とは考えられないので、無発射カウンタをクリアす
る処理を実行し、ステップ138に進む。
【0068】ステップ138では、無発射カウンタが判
定個数M1 (例えば、5回)か否かを判断し、判定個数
1 でない場合にはリターンする。なお、この判定個数
1は機種毎に設定できる様にしても良いし、毎回判断
基準が所定範囲内で変化する様にしても良い(例えば4
〜8回)。また、判定個数M1 である場合には、無発射
の状態が一定時間継続するので、単発打ち等の変則遊技
が行なわれていると考えられるのでステップ142へ進
む。
【0069】ステップ142では、発射禁止タイマを所
定時間にセットし、リターンする。なお、発射禁止タイ
マのセット時間は、あらかじめ定められた一定時間でも
良いし、又はその都度設定されるランダムな時間でも良
い。この際、ランダム時間の設定には、ステップ102
で生成されるタイマー乱数を適当に加工して(例えば、
2500+タイマー乱数(0〜255)×40)、タイ
マー値(タイマー値×割り込み周期=タイマー時間)と
すれば良い。
【0070】なお、発射禁止タイマが一定時間又はラン
ダムな時間セットされると、後述するように図11のフ
ローチャートに示す発射禁止の制御が行われる。そし
て、発射禁止タイマが一定時間セットされたときには、
遊技者が発射装置の発射操作をしてから一定時間パチン
コ球が発射されない。また、発射禁止タイマがランダム
な時間セットされると、遊技者が発射装置の発射操作を
してからその都度ランダムな時間パチンコ球が発射され
ない。このようにランダムな時間発射禁止を行えば、遊
技者が発射禁止の時間分だけ早期に発射装置の発射操作
を行って当りの発生し易い時期にタイミングを合わせて
発射することを困難にし、変則遊技を抑止できる。
【0071】次に、前述した図5のステップ106にお
ける発射制御の処理の詳細を図11のフローチャートに
よって説明する。まず始めにステップ184で、発射ベ
ースタイマを1加算し、ステップ185に進んで発射ベ
ースタイマが所定値(この値を例えば302として以下
に説明する)以上か否かを判断し、302以上であった
らステップ186に進んで発射ベースタイマをクリア
し、302未満であったら直ちにステップ187に進
む。これらのステップ184、185及び186によっ
て、発射ベースタイマが0〜301の周期で繰り返し加
算されるので、発射装置がパチンコ球を発射する動作を
繰り返す動作周期が設定される。次のステップ187で
は、発射禁止タイマが0か否かを判断し、0でない場合
はステップ188へ進み、0である場合はステップ19
2へ進む。発射禁止タイマが0でない場合は、発射禁止
を行っている場合であるので、発射禁止の時間をカウン
トするため、ステップ188で発射禁止タイマを1減算
する。そして、発射禁止表示出力をONにして強制的に
発射を停止していること表示し、さらに無発射カウンタ
ーをクリアして、次のステップ198に進む。
【0072】ステップ187で発射禁止タイマが0であ
る場合は、発射禁止処理が行われていない場合であるの
で、ステップ192に進み、発射禁止表示出力をOFF
にして次のステップ194に進む。
【0073】ステップ194では、ハンドルONタイマ
が0か否かを判断し、0の場合は打球ハンドル34が発
射のための操作をなされていない場合やストップ入力が
ある場合であるので、ステップ198に進み、ハンドル
ONタイマが0でない場合はパチンコ球を発射すべき状
態にあると判断され、ステップ196に進む。
【0074】ステップ196では、発射ベースタイマの
値が所定値(例えば10)未満か否かを判断し、10以
上の場合には、発射タイミングではないため、ステップ
198に進んで発射装置を発射動作させるための発射出
力をOFFとする処理を実行してリターンする。また、
発射ベースタイマが10未満の場合には、発射ベースタ
イマの0〜301の間におけるパチンコ球を発射可能な
タイミング時期に当るので、ステップ199に進み発射
装置にマイクロコンピュータ60から発射出力をONす
る出力を送る処理をしてリターンする。
【0075】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図8によって説明する。本第2実施例は、発射装置に
供給された発射球入力カウントが所定数に達するまでに
検出されたファール球のカウント値によって変則遊技を
検出しようとするものである。
【0076】図8のフローチャートに示すように、ま
ず、ステップ143で、第2実施例における判定基準と
なる発射球入力カウントの判定個数M2 と、ファール球
入力カウントの判定個数M3 とをセットし、次のステッ
プ144に進む。なお、これらの判定個数は、第1実施
例と同様に2つのスイッチ96、98の4種の組み合せ
信号によって、次の表2の如く設定される。
【0077】
【表2】 ステップ144では、ファール入力がOFFからONに
なったかを判断する。すなわち、ファール検出手段40
をパチンコ球が通過したか否かを検出する。ここでファ
ール入力が検出されたと判断された場合には、ステップ
146に進んでファール入力カウントを1加算して、ス
テップ148に進む。これにより、ファール球の数を検
知する。またステップ144でファール入力がない場合
には、ステップ148に進む。
【0078】ステップ148では、発射球入力がOFF
からONになったかを判断する。すなわち発射球供給検
出手段42をパチンコ球が通過したことを検出する。こ
こで発射球供給が検出されたと判断された場合には、発
射装置からパチンコ球が発射されていることに他ならな
いので、ステップ150に進み、発射球入力カウント値
を1加算して、ステップ152に進む。また、ステップ
148で発射球入力がないと判断された場合には、ステ
ップ152に進む。
【0079】ステップ152では、発射球入力カウント
値が判定個数M2 に等しいか否かを判断し、M2 に等し
くないと判断された場合には、リターンし、等しいと判
断された場合には、ステップ154に進む。
【0080】ステップ154では、ファール入力カウン
ト値が判定個数M3 以上か、又は未満かを判断し、M3
以上の場合にはステップ156に進み、M3 未満の場合
にはステップ158に進む。すなわち、ステップ152
とステップ154との判断の組み合わせにより、パチン
コ球を発射した球数に対するファール球の発生球数の割
合によって、当りの発生の可能性が高い時だけパチンコ
球を遊技盤面上に打込み、当り発生の可能性がないとき
は発射したパチンコ球がファールとなるようにして回収
する変則遊技が行なわれているか否かを判断するもので
ある。例えば、パチンコ球をM2 =30発打った間に、
ファール球がM3 =15発以上あった場合には変則遊技
が行なわれていると判断するものである。
【0081】よって、前述したように、ステップ154
でファール入力カウント値が判定個数M3 以上と判断さ
れた場合には、変則遊技状態と考えられるので、ステッ
プ156において、発射禁止タイマを所定時間にセット
する。なお、発射禁止タイマのセット時間は、あらかじ
め定められた一定時間でも良いし、又はその都度設定さ
れるランダムな時間でも良い。
【0082】また、ステップ154でファール入力カウ
ント値が判定個数M3 未満と判断された場合には、正常
な遊技状態と考えられるので、ステップ158におい
て、ファール入力カウント値をクリアし、さらに発射球
入力カウント値をクリアして、リターンする。
【0083】上述のように本第2実施例によれば、発射
装置のパチンコ球打出し力を低くしてファールを発生さ
せることにより、当りの発生し易いタイミングだけパチ
ンコ球を発射する変則遊技を検出することができる。な
お、本第2実施例の以上説明した以外の構成、作用、及
び効果は前述した第1実施例と同様であるのでその説明
を省略する。
【0084】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図9によって説明する。本第3実施例は、基準期間内
で発射装置に供給されたパチンコ球の入力カウントが判
定個数以下の場合を異常発射として検出しようとするも
のである。なお、基準期間という時は基準時間、基準回
数を含むものとする。
【0085】図9のフローチャートが示すように、ステ
ップ160で発射禁止タイマが0か否かを判断し、0で
ある場合は次のステップ161に進み、0でない場合は
リターンする。すなわち、発射禁止タイマがセットされ
ていない場合に限り、異常発射検出処理を実行し、再度
のタイマのセットを防止するようにしている。
【0086】ステップ161では、発射ベースタイマが
0か否かを判断する。発射ベースタイマは発射装置がパ
チンコ球を打ち出す周期的なタイミングを決定するため
のもので、例えば0から所定の上限値(例えば301)
までを繰返しカウントする(後述するステップ184〜
ステップ186)カウンタで構成される。
【0087】そして、発射ベースタイマが0となったと
判断された場合には、ステップ162に進み、発射カウ
ンタを1加算して、ステップ163に進む。また、ステ
ップ161で発射ベースタイマが0でないと判断された
場合には、直ちにステップ163へ進む。
【0088】ステップ163では、基準回数設定装置9
4であらかじめ設定された基準回数(基準時間でも良
い)M4 と判定個数M5 とをRAMから読み出して判定
基準をセットする処理を実行し、ステップ164へ進
む。なお、基準回数及び判定個数は、上記各実施例と同
様に2つのスイッチ96、98の4種の組み合せ信号に
よって、次の表3の如く設定される。
【0089】
【表3】 表3より、例えば第1のスイッチ96(設定入力1)が
Hで第2のスイッチ98がLの信号がマイクロコンピュ
ータ60に入力された場合には、マイクロコンピュータ
60がROMから対応する基準回数M4 の20回、及び
判定個数M5 の15回の値を読み出してくる。なお、基
準回数を基準時間(秒)に換算する場合には、例えば基
準回数50回とすると、判定の時間は、50回×604
msec≒30秒となり、判定個数は40個となり、こ
れらの数値がROMから読出されてRAMに記憶され、
後の判断処理のとき読み出されて判断資料として用いら
れる。
【0090】次のステップ164では、ハンドルOFF
タイマが所定値Tを越えているか否かを判断する。ハン
ドルOFFタイマが所定値Tを越えている場合には、パ
チンコ球の発射を停止している時間が十分に長く、ゲー
ムを中断しているか、又はパチンコ機が不使用の状態、
すなわち発射装置不作動状態であると判断されるので、
ステップ165に進み発射カウンタをクリアしてステッ
プ166に進む。また、ハンドルOFFタイマが所定値
T以下の場合には、単発打ち等の変則遊技が行われてい
る可能性があるのでステップ166に進む。
【0091】ステップ166では、発射球供給入力がO
FFからONに変化したかを判定する。すなわち、パチ
ンコ球が発射球供給検出装置42を通過したか否かを判
定する。そして、ステップ166で、発射球供給入力が
OFFからONに変化したと判定した場合には、ステッ
プ167に進み、発射球入力カウントを1だけ加算し、
ステップ168に進む。
【0092】また、ステップ166で発射球供給入力の
OFFからONへの変化がないと判定した場合には、直
ちにステップ168へ進む。
【0093】ステップ168では、発射カウンタのカウ
ント値が前述したステップ163でセットした基準回数
(=M4 )に到ったか否かを判断し、基準回数M4 に到
らない場合はリターンし、到った場合には、ステップ1
69に進む。
【0094】ステップ169では、発射球入力カウント
値がステップ163でセットした判定個数(=M5 )を
越えているか否かを判断し、判定個数M5 以下になった
場合には、ステップ170へ進み発射禁止タイマの値を
セットしてステップ171へ進む。発射禁止タイマの値
は、一定値でもランダムな値でもよい。また、ステップ
169で発射球入力カウント値が判定個数を上回った場
合には、直ちにステップ171へ進む。
【0095】すなわち、前述したステップ168と、ス
テップ169との判断の組み合わせにより、発射装置が
パチンコ球を発射する動作をした回数である発射回数カ
ウント値に対する、パチンコ球が発射された回数である
発射球入力カウント値の割合によって、当りの発生の可
能性が高い時だけパチンコ球を遊技者が打球待機樋30
内に送給して発射装置により遊技盤上に打込み、当り発
生の可能性がないときは、発射装置を空打ち状態にして
おく変則的な遊技が行なわれているか否かを判断するも
のである。よって、発射装置が基準回数M4 回発射動作
をしたにもかかわらず、発射装置にパチンコ球が供給さ
れ打出された個数が判定個数M5 以下の場合には、変則
遊技が行なわれているものと考えられるのでステップ1
70に進み、そうでない場合には正常な遊技が行なわれ
ていると考えられるのでステップ171に進む。
【0096】上述のように本第3実施例によれば、当り
の発生し易いタイミングだけ打球待機樋を通じてパチン
コ球を発射装置に供給し、発射させる変則遊技を検出で
きる。なお、本第3実施例の以上説明した以外の構成、
作用、及び効果は前述した第1実施例と同様であるので
その説明を省略する。
【0097】(第4実施例)次に、本発明の第4実施例
を図10によって説明する。第3実施例では、発射装置
に供給されたパチンコ球の発射球入力カウントと判定個
数との比較に基づいて異常発射の検出を行っていた。し
かし、発射装置に供給されたパチンコ球は、必ずしも遊
技盤10に到達するわけではない。そこで、本第4実施
例では、実際に遊技盤10に到達したパチンコ球と判定
個数との比較に基づいて異常発射の検を行うというもの
である。
【0098】図10のフローチャートが示すように、ス
テップ172で発射禁止タイマが0か否かを判断し、0
である場合は次のステップ173に進み、0でない場合
はリターンする。すなわち、発射禁止タイマがセットさ
れていない場合に限り、異常発射検出処理を実行し、再
度のタイマのセットを防止するようにしている。
【0099】ステップ173では、発射ベースタイマが
0か否かを判断する。発射ベースタイマは発射装置がパ
チンコ球を打ち出す周期的なタイミングを決定するため
のもので、例えば0から所定の上限値(例えば301)
までを繰返しカウントする(後述するステップ184〜
ステップ186)カウンタで構成される。
【0100】そして、発射ベースタイマが0となったと
判断された場合には、ステップ174に進み、発射カウ
ンタを1加算して、ステップ175に進む。また、ステ
ップ173で発射ベースタイマが0でないと判断された
場合には、直ちにステップ175へ進む。
【0101】ステップ175では、基準回数設定装置9
4であらかじめ設定された基準回数(基準時間でも良
い)M6 と判定個数M7 とをRAMから読み出して判定
基準をセットする処理を実行し、ステップ176へ進
む。なお、基準回数及び判定個数は、上記各実施例と同
様に2つのスイッチ96、98の4種の組み合せ信号に
よって、次の表4の如く設定される。
【0102】
【表4】 次のステップ176では、ハンドルOFFタイマが所定
値Tを越えているか否かを判断する。ハンドルOFFタ
イマが所定値Tを越えている場合には、パチンコ球の発
射を停止している時間が十分に長く、ゲームを中断して
いるか、又はパチンコ機が不使用の状態にあると判断さ
れるので、ステップ177に進み発射カウンタをクリア
してステップ178に進む。また、ハンドルOFFタイ
マが所定値T以下の場合には、単発打ち等の変則遊技が
行われている可能性があるのでステップ178に進む。
【0103】ステップ178では、到達入力がOFFか
らONに変化したかを判定する。すなわち、パチンコ球
が盤面到達検出装置36を通過したか否かを判定する。
そして、ステップ178で、到達入力がOFFからON
に変化したと判定した場合には、ステップ179に進
み、到達入力カウントを1だけ加算し、ステップ180
に進む。
【0104】また、ステップ178で到達入力のOFF
からONへの変化がないと判定した場合には、直ちにス
テップ180へ進む。
【0105】ステップ180では、発射カウンタのカウ
ント値が前述したステップ175でセットした基準回数
(=M6 )に到ったか否かを判断し、基準回数M6 に到
らない場合はリターンし、到った場合には、ステップ1
81に進む。
【0106】ステップ181では、到達入力カウント値
がステップ175でセットした判定個数(M7 )を越え
ているか否かを判断し、判定個数M7 以下になった場合
には、ステップ182へ進み発射禁止タイマの値をセッ
トしてステップ183へ進む。発射禁止タイマの値は、
一定値でもランダムな値でもよい。また、ステップ18
1で到達入力カウント値が判定個数を上回った場合に
は、直ちにステップ183へ進む。
【0107】すなわち、上述したステップ180とステ
ップ181とは、2つのステップが組み合わさって、異
常発射の検出をするものであり、例えば基準回数M6
100回、判定個数M7 を80個とすると、ステップ1
80で発射装置が基準回数100回、パチンコ球を発射
動作したと判定し、パチンコ球が実際に遊技盤上へ打ち
出されたパチンコ球の個数が例えば85個であれば、ス
テップ181で判定個数80個を越えていると判定され
るので異常発射は行われていないと判定し、実際に遊技
盤上へ打ち出されたパチンコ球の個数が例えば30個で
あれば、判定個数80個を下回っているので、異常発射
が行われていると判定するものである。
【0108】ステップ183では、発射カウンタをクリ
アするとともに、到達入力カウントをクリアし、リター
ンする。なお、本ステップ183にて1回のテストが精
算され、次の基準回数でのテストに移行する。
【0109】なお、上述した異常発射検出処理では、パ
チンコ球が実際に遊技盤10上に打ち出された個数を判
定するのに発射数検出手段としての盤面到達検出装置3
6を用いたが、この手段に代えて、従来検出していた遊
技盤10の始動口14、大入賞口16、通常入賞口18
及び外れ口22への入球数を積算して用いても良い。こ
の場合には、パチンコ球が発射カウンタのカウント開始
時から各入賞口等へ入球するまでの平均到達時間を考慮
して、あらかじめROMに記憶させる判定個数のレベル
を下げて、正確に異常発射が検出できるよう調整してお
けば良い。
【0110】また、盤面到達検出装置36に代わる発射
数検出手段として、発射球供給検出装置42で検出され
た供給数から、ファール球検出装置40で検出されたフ
ァール球の数を差し引いて実際に遊技盤10上に打ち出
された個数を判定するようにしても良い。
【0111】上述のように本第4実施例によれば、当り
の発生し易いタイミングだけ打球待機樋を通じてパチン
コ球を発射装置に供給し、発射させる変則遊技を検出で
きる。なお、本第4実施例の以上説明した以外の構成、
作用、及び効果は前述した第1実施例と同様であるので
その説明を省略する。
【0112】以上の実施例では、図7、図8、図9及び
図10に示す4種の異常発生検出ルーチンは各々を単独
で実施する例について説明したが、図8の第2実施例
と、図9の第3実施例とを組み合わせて実施しても良
い。このように第2、第3の実施例を組み合わせた場合
には、発射装置のパチンコ球打出し力を低くしてファー
ルを発生させることにより、当りの発生し易いタイミン
グだけパチンコ球を発射する変則遊技と、当りの発生し
易いタイミングだけ打球待機樋を通じてパチンコ球を発
射装置に供給し、発射させる変則遊技とを検出でき、図
7に示す第1実施例の異常発射の検出手段と同様の効用
を発揮できる。なお、図7、図8、図9及び図10の第
1、第2、第3及び第4実施例とを組み合わせて実施
し、より万全な異常発射検出手段として構成しても良い
ことは勿論である。
【0113】(第5実施例)上記各実施例では、発射異
常が検出された時、直ちに発射禁止等を行っていたが、
この発射異常時の操作をチェックしてから対処すること
により、変則遊技を狙っていたか否かをさらに高精度で
判別することができる。これを第5実施例に係るパチン
コ機として以下に開示する。
【0114】第5実施例のパチンコ機における制御装置
要部の構成を図12のブロック図によって説明する。な
お、上記各実施例と同一の構成部分については同一の符
号を付して説明を省略する。
【0115】この制御装置のマイクロコンピュータ60
には、通常入賞口18や大入賞口16へ入力したパチン
コ球(以下「セーフ球」という)を検出するセーフ球供
給検出回路43及び外れ口22へ入力したパチンコ球
(以下「アウト球」という)を検出するアウト球検出回
路41が接続されている。これらの回路は第1実施例の
他の回路の場合でも説明したように例えばフォトインタ
ーラプタで構成されている。
【0116】すなわち、各フォトインターラプタは、フ
ォトトランジスタ68と発光ダイオード70とで構成さ
れ、フォトトランジスタ68のコレクタはマイクロコン
ピュータ60に接続されている。このフォトトランジス
タ68のコレクタとマイクロコンピュータ60とは電気
的に接続され、またコレクタは抵抗器64を介して電源
へプルアップされている。そして、フォトインターラプ
タを構成する発光ダイオード70からの光がフォトトラ
ンジスタ68に当たっている通常状態では、マイクロコ
ンピュータ60にLの信号が入力され、このフォトイン
ターラプタの間をパチンコ球が通過してフォトトランジ
スタ68に当たっていた光が遮断されると、Hの信号が
マイクロコンピュータ60に入力される。
【0117】また、マイクロコンピュータ60には、発
射強度の強弱を判定する発射強度判定回路81が接続さ
れている。この発射強度判定回路81は、コンパレータ
83から構成され、このコンパレータ83の入力端に
は、ソレノイド電源回路84と、安定化電源とがそれぞ
れ抵抗を介して接続されており、出力端にはマイクロコ
ンピュータ60が接続されている。
【0118】また、マイクロコンピュータ60には、後
述するように、異常操作が検出された時に異常操作出力
信号を出力する出力端と、球詰まり異常操作が検出され
た時に球詰まり異常出力信号を出力する出力端とが用意
されている。
【0119】マイクロコンピュータ60の異常操作出力
信号の出力端には、トランジスタ71、73が並列に接
続され、一方のトランジスタ73には異常操作表示用発
光ダイオード91が接続され、他方のトランジスタ71
には、スイッチ95を介してトランジスタ80が接続さ
れている。
【0120】マイクロコンピュータ60の球詰まり異常
出力信号の出力端には、トランジスタ72、74が並列
に接続され、一方のトランジスタ74には球詰まり異常
表示用発光ダイオード93が接続され、他方のトランジ
スタ72には、スイッチ97を介してトランジスタ80
が接続されている。
【0121】次に第5実施例に係るパチンコ機の処理を
図13乃至図17のフローチャートに沿って説明する。
なお、第5実施例のパチンコ機のゲーム動作を制御する
メインルーチンは図5のフローチャートと同様であるの
で、説明を省略する。
【0122】図13のステップ200で発射ベースタイ
マが0か否かを判定する。発射ベースタイマが0となっ
たと判定された場合には、ステップ202に進み、発射
カウンタを1加算して、ステップ204に進む。一方、
ステップ200で発射ベースタイマが0でないと判定さ
れた場合には、ステップ210へ進む。
【0123】ステップ204では、ハンドルOFFタイ
マが0であるか否かを判定し、0の場合、すなわちハン
ドルOFFではない場合は、ステップ206に進み、0
でない場合すなわちハンドルOFFの場合はステップ2
08に進む。
【0124】ステップ206では、発射強度判定回路8
1により検出された発射強度入力の強弱を判定する。こ
の発射強度入力の検出は次のようにして行われる。ソレ
ノイド電源回路84が遊技者が打球ハンドル34を操作
して調整した発射強度設定に対応するソレノイド駆動電
圧を発射ソレノイド82に印加すると、該電圧がコンパ
レータ83の一方の入力端(+)に入力する。一方、コ
ンパレータの他方の入力端(−)には、基準電圧として
の安定化電源からの電圧が印加している。コンパレータ
83は、ソレノイドへの供給電圧が基準電圧より大きい
時はH信号を出力し、小さい時はL信号を出力する。出
力された信号はマイクロコンピュータ60へ入力され、
これによって発射強度入力の強弱を判定することができ
る。
【0125】ステップ206において発射強度入力が強
い(H)と判定された場合は、ステップ210へ進み、
弱い(L)と判定された場合は、ファール球の発射とみ
なしてハンドルOFFの場合と同じようにステップ20
8に進む。
【0126】ステップ208では、OFF操作カウント
を加算する。このOFF操作カウント数は、後述する異
常状態の検出に使用される。
【0127】ステップ210では、基準回数設定装置9
4であらかじめ設定された基準回数(基準時間でも良
い)と判定個数とをRAMから読み出して判定基準をセ
ットする処理を実行し、ステップ212へ進む。
【0128】ステップ212では、ハンドルOFFタイ
マが所定値を越えているか否かを判断する。ハンドルO
FFタイマが所定値を越えている場合には、パチンコ球
の発射を停止している時間が十分に長く、ゲームを中断
しているか、又はパチンコ機が不使用の状態にあると判
断されるので、ステップ218に進む。
【0129】ステップ218では、発射カウント、アウ
トカウント、OFF操作カウントをクリア(以下「クリ
ア1サブルーチン」という)し、次のステップ220に
進む。ステップ220では、球詰まり異常カウント、無
操作カウント、異常操作カウントをクリアする(以下
「クリア2サブルーチン」という)。
【0130】一方、ステップ212でハンドルOFFタ
イマが所定値未満の場合には、単発打ち等の変則遊技が
行われている可能性があるので次のステップ214に進
む。
【0131】ステップ214では、異常操作出力タイマ
が0であるか否かを判定し、0である場合は次のステッ
プ216に進み、0でない場合にはステップ218に進
む。
【0132】ステップ216では、球詰まり異常出力タ
イマが0であるか否かを判定し、0である場合には次の
ステップに進み、0でない場合はステップ218に進
む。すなわち、異常操作出力タイマと球詰まり異常出力
タイマのいずれかがセットされている場合に限り、クリ
ア1サブルーチンとクリア2サブルーチンを実行するこ
とにより、再度のタイマのセットを防止するようにして
いる。
【0133】次に続く処理は、発射の異常を検出した
後、さらに詳細に操作をチェックして球詰まり異常出力
タイマ及び異常操作出力タイマのセットを行うものであ
るが、この操作のチェックには、図14乃至図16に示
されたようにいくつかの方法がある。すなわち、図13
のフローチャートは、図14乃至図16のいずれか1つ
のフローチャートに接続される。そこで、図14から順
番に説明する。
【0134】図14によれば、まず、盤面に到達したパ
チンコ球の数(以下「アウトカウント」という)をカウ
ントする処理を行う。このカウント処理は、マイクロコ
ンピュータ60がアウト球検出回路41によりアウト球
を検出する毎に(ステップ222)アウトカウントを加
算し(ステップ224)、さらにセーフ球供給検出回路
43によりセーフ球を検出する毎に(ステップ226)
アウトカウントを加算する(ステップ228)処理であ
る。すなわち、アウトカウントはアウト球とセーフ球と
の和であり、これを盤面に到達した球数として扱う。な
お、第3実施例のように、アウトカウントの精度を上げ
るため、盤面到達検出手段である検出装置36によって
カウントするようにしてもよい。
【0135】次にステップ230で、発射カウントが基
準回数A(例えば20)に到達したか否かが判定され
る。発射カウントが基準値Aに達していない場合にはリ
ターンし、達した場合には、次のステップ232に進
む。なお、この発射カウントは、発射ベースタイマが特
定値(例えば0)の時に加算されるカウント値であり、
発射異常をチェックする基準時間を設定するものであ
る。
【0136】ステップ232では、アウトカウントの値
に応じて3つの処理に分岐する。すなわち、アウトカウ
ントが0のときステップ236へ、0より大きく異常発
射判定個数B(例えば15)よりも小さいときはステッ
プ234へ、B以上のときはステップ254へそれぞれ
移行する。
【0137】ステップ234では、OFF操作カウント
の値がOFF操作判定回数C(例えば7)と比較され
て、このOFF操作カウントの値がC以下の場合は球詰
まり異常状態であると判断してステップ240へ進み、
Cより大きい場合は異常操作状態であると判断してステ
ップ242に進む。すなわち、実際に発射されたパチン
コ球が0ではないが少ない場合、OFF操作カウント数
の大小に応じて異なる操作状態を推定する。
【0138】球詰まり異常状態であると判断された場合
は、ステップ240で、球詰まり異常カウントを加算す
ると共に、異常操作カウントと無操作カウントをクリア
する。ここで球詰まり異常状態と判断された状態は、O
FF操作の回数が少ないにもかかわらず、盤面に到達し
た球数が少ない状態である。これにより、この状態を、
発射はしようとしているが、アウトカウントのセンサー
まで球が到達していない状況、すなわち発射球の供給が
正常になされていない(発射部に球が供給されていな
い)か、発射部からセンサー部までのいずれかの経路で
球詰まりが発生し、正常なアウトカウントがなされてい
ない状態であると判断する。
【0139】次のステップ246では、球詰まり異常カ
ウント数が所定のしきい値N2 (例えば1)以上である
か否かが判定される。
【0140】この判定の結果、球詰まり異常カウント数
がN2 以上の場合は、ステップ250で球詰まり異常出
力タイマがセットされる。この異常出力タイマがセット
されると、ステップ254でクリア2サブルーチンが実
行され、さらにステップ256でクリア1サブルーチン
が実行されてリターンする。すなわち、すべてのカウン
トがクリアされる。ステップ246で球詰まり異常カウ
ント数がN2 より小さいと判定された場合、ステップ2
56に進んで、クリア1サブルーチンのみを実行する。
すなわち、球詰まり異常状態のカウント及びその他の異
常な操作のカウントを続行する。
【0141】異常操作状態であると判断された場合は、
ステップ242で異常操作カウントを加算すると共に、
球詰まり異常カウントと無操作カウントをクリアする。
ここで異常操作状態と判断された状態は、OFF操作の
回数が多く、アウトカウントが少ない場合である。これ
により、異常操作状態を、パチンコ球の発射を抑えて、
強制的に発射を禁止しようとする意図があると判断し、
単発打ちをしようとしている状態であると判断する。こ
れには、故意にファール球を発生させることにより間欠
的に単発打ちをしようとしている状態も含まれる。
【0142】次のステップ248では、異常操作カウン
ト数が所定のしきい値N3 (例えば2)以上であるか否
かが判定される。
【0143】この判定の結果、異常操作カウント数がN
3 以上の場合は、ステップ252で異常操作出力タイマ
がセットされる。この異常操作出力タイマがセットされ
ると、ステップ254でクリア2サブルーチンが実行さ
れ、さらにステップ256でクリア1サブルーチンが実
行されてリターンする。すなわち、すべてのカウントが
クリアされる。ステップ248で異常操作カウント数が
3 より小さいと判定された場合、ステップ256に進
んで、クリア1サブルーチンのみを実行する。すなわ
ち、球詰まり異常状態のカウント及びその他の異常な操
作のカウントを続行する。
【0144】ステップ232でアウトカウントが0であ
ると判定された場合、ステップ236に進む。ステップ
236においてOFF操作カウント数が所定値D(例え
ば19)よりも小さい場合、球詰まり異常状態であると
判断してステップ240に進み、同様の処理を実行す
る。
【0145】一方、ステップ236においてOFF操作
カウント数が所定値D以上の場合、無操作状態と判断
し、ステップ238に進む。ステップ238では、無操
作カウントを加算すると共に、球詰まり異常カウントと
異常操作カウントをクリアする。ここで、無操作状態と
判断された状態は、盤面に到達した球が0で、ハンドル
オフした回数が所定値以上の場合である。これにより、
操作者がパチンコ球を発射しようとしていない状態にあ
ると判断する。
【0146】次のステップ244では、無操作カウント
数が所定のしきい値N1 (例えば3)以上であるか否か
が判定される。
【0147】この判定の結果、無操作カウント数がN1
以上の場合は、ステップ254に進み、クリア2サブル
ーチンが実行され、さらにステップ256でクリア1サ
ブルーチンが実行されてリターンする。すなわち、すべ
てのカウントがクリアされる。これにより、例えば、操
作者がパチンコ台を離れてしばらく経過した時などに、
異常状態と誤判定するおそれがなくなる。
【0148】ステップ244の判定で無操作カウント数
がN1 より小さい場合は、ステップステップ256に進
んで、クリア1サブルーチンのみを実行する。すなわ
ち、球詰まり異常状態のカウント及びその他の異常な操
作のカウントを続行する。
【0149】なお、ステップ232でアウトカウントが
B以上であった場合、ステップ254及びステップ25
6まで進んで、すべてのカウントをクリアする。すなわ
ち、このアウトカウントがB以上の場合は正常操作であ
ると判断し、1度でも正常操作がある場合は、球詰まり
異常カウントや異常操作カウント等をクリアして、もう
一度最初から操作の異常をチェックするようにしてい
る。
【0150】次に、図15の処理について説明する。な
お、図14と同じステップについては同様の符号を付し
て説明を省略し、異なるステップについてのみ説明す
る。
【0151】ステップ230で発射カウントが基準回数
Aに到達したと判定された場合は、次のステップ231
に進み、テスト回数カウントが加算される。図15の処
理では、テスト回数カウントを設定し、発射カウントが
基準回数Aに到達した時に1回のテストが終了したもの
として、このテスト回数カウントが所定の値に達するま
での時間内で操作の異常を検出している。
【0152】次に、アウトカウント数及びOFF操作回
数に基づいて、それぞれ無操作状態、球詰まり異常カウ
ント状態及び異常操作状態に分岐する(ステップ23
2、ステップ234、ステップ236)が、この次の処
理が図14と異なっている。すなわち、無操作状態の場
合は無操作カウントを加算し(ステップ237)、球詰
まり異常状態の場合は球詰まり異常カウントを加算し
(ステップ239)、異常操作状態の場合は異常操作カ
ウントを加算する(ステップ241)。従って、各状態
において対応するカウントを加算するだけで他の状態の
カウントはクリアしない。図17の処理では、他の種類
の状態が出現するとステップ238、240、242で
クリアされるため、同じ種類の状態が連続して出現しな
ければカウントは加算されなかった。しかし、図15の
ステップ237、238、239は加算処理だけなの
で、連続して同じ状態が出現しなくてもカウントは加算
される。
【0153】また、ステップ232でアウトカウントが
B以上と判定された場合、ステップ254へ進むが、次
のステップ255でテストカウントがクリアされる。す
なわち、正常状態が1回でもあればテストのやり直しを
する。これにより、異常操作の誤判定を防止する。
【0154】また、ステップ244、ステップ246及
びステップ248でそれぞれのカウントが各々のしきい
値N1 、N2 、N3 より小さいと判断された場合、ステ
ップ258に進み、テスト回数カウントが予め設定され
た終了回数に達したか否かを判定する。テスト回数カウ
ントが終了回数に達していない場合、図17の処理と同
様にステップ256に進んで、クリア1サブルーチンの
みを実行する。しかし、テスト回数カウントが終了回数
に達した場合は、ステップ254、255、256です
べてのカウントをクリアする。
【0155】次に図16の処理について説明する。図1
6の処理は、図15の処理とほぼ同じであるが、ステッ
プ232でアウトカウントがB以上であると判断された
正常操作の場合に、図15のようにステップ254へ進
むのではなくステップ256へ進む。これにより、正常
操作を間に挟んでも無操作カウント、球詰まり異常カウ
ント、異常操作カウントがクリアされず、このテスト期
間内における各異常状態のカウントが保存される。
【0156】以上の異常発射検出と異常状態の検出の流
れでは、各異常状態の連続度によって処理を行うが、上
述したようにN1 =3、N2 =1、N3 =2のように連
続回数のしきい値を各々設定できるので、出現頻度等に
応じて異常検出に重み付け可能である。なお、しきい値
1 、N2 、N3 を1に設定すれば、毎回各状態が発生
する毎に異常状態に対する処置を行うことが可能とな
る。
【0157】なお、上記各しきい値A、B、C、Dは、
入力装置94のスイッチ96及びスイッチ98により次
の表5のように設定される。
【0158】
【表5】 なお、しきい値N1 、N2 、N3 についても、入力装置
94で設定できるようにしても良い。
【0159】次に発射制御について図17により説明す
る。図17によれば、先ずステップ270で発射ベース
タイマが加算され、次のステップ272でこの発射ベー
スタイマが所定値(例えば301)を超えているか否か
を判定する。発射ベースタイマが301を超えていると
判定された場合には、ステップ274でこの発射ベース
タイマをクリアしてからステップ276へ進み、超えて
いない場合には直接ステップ276へ進む。
【0160】ステップ276では、球詰まり異常出力タ
イマの設定値が0であるか否かを判定する。この出力タ
イマの設定値が0である場合には、ステップ278に進
んで球詰まり異常出力をOFFにする。一方、球詰まり
異常出力タイマの設定値が0でない場合には、ステップ
280に進み、このタイマを減算すると共に、球詰まり
異常出力をONにする。
【0161】次に、ステップ282に進んで、異常操作
出力タイマの設定値が0であるか否かを判定する。この
出力タイマの設定値が0である場合には、ステップ28
4に進んで異常操作出力をOFFにする。一方、異常操
作出力タイマの設定値が0でない場合には、ステップ2
86に進み、このタイマを減算すると共に、異常操作出
力をONにする。
【0162】次のステップ288では、ハンドルONタ
イマの設定値が0であるか否かを判定する。このタイマ
の設定値が0の場合にはステップ292に進んで発射出
力をOFFにし、0でない場合にはステップ290に進
む。
【0163】ステップ290では、第1実施例と同様に
発射ベースタイマが所定値T2 (例えば10)より小さ
いか否かを判定し、発射ベースタイマがT2 より小さい
場合にステップ294で発射出力ONにし、T2 以上の
場合にはステップ292で発射出力OFFにする。これ
により、発射ベースタイマが0からT2 −1までの間、
発射ソレノイド82が励磁されてパチンコ球が発射され
る。
【0164】このように球詰まり異常出力タイマと異常
操作出力タイマとがセットされていれば、マイクロコン
ピュータ60はそれぞれ球詰まり異常出力と異常操作出
力とをONにする。
【0165】球詰まり異常出力がONになるとトランジ
スタ72へH信号が入力されてこのトランジスタが通電
し、これによりスイッチ97が閉状態の場合、発射パル
スがH信号でもアースに流れてしまうのでトランジスタ
80にはL信号が入力される。これにより、球詰まり異
常出力タイマがカウント中の時は、パチンコ球の発射が
禁止される。なお、スイッチ97を開にすれば、球詰ま
り異常出力ONの時でも発射禁止の措置を停止させるこ
とができる。また、球詰まり異常出力がONの時はトラ
ンジスタ74にもH信号が入力されてこのトランジスタ
が通電するので、球詰まり異常表示用発光ダイオード9
3に電流が流れて発光する。これにより、球詰まり異常
状態時における警告が可能となる。なお、球詰まり異常
状態時にこの警告を行うか否かを切り換えるスイッチを
設けてもよい。
【0166】全く同様に異常操作出力がONになると、
スイッチ95が閉の場合にはパチンコ球の発射が禁止さ
れると共に、異常操作表示用発光ダイオード91が発光
して警告する。なお、異常操作状態時にこの警告を行う
か否かを切り換えるスイッチを設けてもよい。
【0167】また、球詰まり異常出力タイマと異常操作
出力タイマのセット値を、セット毎にランダムな値に変
更するようにすれば、操作者の予測が困難となり、単発
打ちの防止をさらに効果的にすることができる。
【0168】以上のように、遊技球の流れが異常であっ
ても、第3実施例のように直ちに処値をするのではな
く、OFF操作の回数に基づいてさらに詳細に異常状態
を検出すので、いわゆる単発打ち狙いを防止できると共
に、単なる誤操作や小用のために操作者がパチンコ台を
離れるときでも誤って単発打ち狙いと判定するおそれを
回避できる。
【0169】以上が本発明の実施例に係るパチンコ機で
あるが、この例のみに限定されるものではない。例えば
ソレノイドでパチンコ球を発射する例について説明した
が、モータを用いるようにしてもよい。
【0170】また、第5実施例において、球詰まり異常
状態と異常操作状態という2つの異常状態を検出するよ
うにしたが、どちらか一方のみでもよい。
【0171】また、基準回数(基準時間)の値を可変で
きるように構成しても良く、この場合には、パチンコ機
の異なる機種毎に適した検出設定をすることができる。
また、基準回数(基準時間)を毎回ランダムに変更する
ように構成すれば、遊技者が異常検出を特定パターンの
操作でくぐり抜けようとすることを防止できる。例え
ば、第1実施例においては、ステップ131の代わり
に、ステップ101(電源投入時)及びステップ136
のタイミングで、第2実施例においては、ステップ14
3の代わりに、ステップ101及びステップ158のタ
イミングで、第3実施例においては、ステップ163の
代わりに、ステップ101及びステップ171のタイミ
ングで、第4実施例においては、ステップ175の代わ
りに、ステップ101及びステップ183のタイミング
で、第5実施例においては、ステップ210の代わり
に、ステップ101及びステップ256のタイミング
で、それぞれランダムな判定基準M1 〜M7 、A〜D、
及びN1 〜N3 をセットしても良い。これにより、毎回
固定した判定基準でなくなるため、特定パターンでの変
則遊技をさらに高精度に防止できる。
【0172】なお、このランダムな判定基準の設定方法
としては、例えばM1 の算出においては、ステップ10
2で生成されるタイマー乱数(例えば0〜255)を利
用し、次式のように求めても良い。
【0173】 M1 (ランダム)=4+(タイマー乱数+1)/64 (4≦M1 <9) ・・・(1) また、タイマー乱数の値に対し、例えば下記の表6のよ
うに、M1 の値の出現比率に重み付けを持たせるように
しても良い。
【0174】
【表6】 同様にM2 〜M7 等も、(1)式若しくは表6のような
重み付けテーブル等に基づいて求めることができる。な
お、ここでは、説明のためにタイマー乱数を用いたが、
専用乱数を各々設けても良いことは勿論である。
【0175】さらに、上記各実施例のパチンコ装置に、
遊技者の存否を確認するための測距センサーや焦電セン
サー等の人体検出センサーを取付け、該センサーにより
遊技者が検出されなかった時は、たとえ異常発射状態等
が検出された場合でも、発射停止制御若しくは警告等を
行わないように制御する、又は異常発射状態そのものを
検出しないように制御することも可能である。例えば、
図7の異常発射検出処理において、ステップ134のハ
ンドルOFFタイマーの確認の代わりに、人体検出セン
サーの検出結果を判定し、遊技者が検出されない場合
は、ステップ136へ進み、検出された場合は、直ちに
ステップ138へ進む、というように処理する。このよ
うに制御することにより、遊技者が席を立った時に、確
実に異常発射の誤検出を防止することができる。
【0176】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
発明では、遊技盤上へパチンコ球が到達していないこと
を盤面到達検出手段で検出している期間が所定期間続い
た場合に、制御装置が発射装置の発射動作を所定時間停
止若しくは警告するようにしたので、遊技者が当りの出
る確率の少ない時はファール球を打つようにし、又は発
射装置に球を供給せず、当りの出る確率が高いタイミン
グを見図らってパチンコ球を発射しようとしたときに、
上記発射停止制御若しくは警告が行われて変則遊技が狙
い通り実行されるのを抑止する、という効果がある。
【0177】また、請求項2の発明では、パチンコ球の
発射装置がパチンコ球を発射する動作をしていることを
発射装置作動状態検出手段で検出している同時期に、遊
技盤上へパチンコ球が到達していないことを盤面到達検
出手段で検出している期間が所定期間続いた場合に、制
御装置が発射装置の発射動作を所定時間停止若しくは警
告するようにしたので、発射装置が動作していない場合
にもかかる停止制御や警告を行うことを防止すると共
に、請求項1の発明と同様に変則遊技が狙い通り実行さ
れるのを抑止する、という効果がある。
【0178】請求項3の発明では、発射装置にパチンコ
球が供給されたことを検出する発射球供給検出手段で第
1所定数の発射球の供給が検出された間に、ファール球
検出手段で第2所定数以上のファール球が検出された場
合、故意にファールにしている変則遊技が行なわれてい
ると判断して、制御装置が発射装置の発射動作を所定時
間だけ停止若しくは警告するように制御するようにした
ので、遊技者が当りの出る確率の少ない時はファール球
になるようにし、当りの出る確率が高いタイミングを見
図らってパチンコ球を遊技盤上に発射しようとしたとき
に、変則遊技が狙い通り実行されるのを抑止する、とい
う効果がある。
【0179】請求項4の発明では、第1所定数の発射動
作が可能な基準期間内において、発射球供給検出手段で
第2所定数以上のパチンコ球の供給が検出されない場
合、すなわち、発射装置を発射作動状態にしておき、遊
技者が当りの出る確率の高いタイミングを見図らってパ
チンコ球を発射装置に供給し、打出すようにした変則遊
技を行った場合に発射装置の発射動作が所定時間だけ停
止若しくは警告を行うようにしたので、変則遊技が狙い
通り実行されるのを抑止するという効果がある。
【0180】請求項5の発明では、前記発射装置作動状
態検出手段により動作中と検出され、かつ第1所定数の
発射動作が可能な基準期間内において、発射球供給検出
手段で第2所定数以上のパチンコ球の供給が検出されな
い場合、発射装置の発射動作が所定時間だけ停止若しく
は警告を行うようにしたので、発射装置が動作していな
い場合にもかかる停止制御や警告を行うことを防止する
と共に、請求項4の発明と同様に変則遊技が狙い通り実
行されるのを抑止するという効果がある。
【0181】請求項6の発明では、パチンコ球の発射装
置が基準期間内に発射数検出手段で遊技盤上へ到達した
ことを検出されたパチンコ球の発射数と、この基準期間
内に発射装置が最大限発射可能な基準発射数とを比較
し、この比較値が判定基準の範囲から外れる場合を変則
遊技が行われている異常状態と判断し、制御装置が発射
装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告するように
制御するので、遊戯者が当りの出る確率の少ない時はフ
ァール球を打つようにし、又は発射装置に球を供給せ
ず、当りの出る確率が高いタイミングを見図らってパチ
ンコ球を発射しようとしたときに、変則遊技が狙い通り
実行されるのを抑止することができるという効果があ
る。
【0182】請求項7の発明では、発射数と基準発射数
との比較値が判定基準の範囲から外れている異常状態が
検出された場合、さらにオフ操作カウント値に基づいて
球詰まり異常又は異常操作状態を判別し、これらの異常
状態となった回数に基づいて発射停止若しくは警告を行
うようにしたので、誤操作や休憩時のオフ操作等の明ら
かに単発打ちを狙っていない状況で発射停止や警告を行
うことを回避できるという効果がある。
【0183】請求項8の発明では、発射数が0の場合に
所定の条件下で無操作状態であるとして単発打ち時の操
作と区別し、無操作カウンタと、球詰まり異常カウンタ
若しくは異常操作カウンタとをクリアするようにしたの
で、操作者が小用等のためパチンコ台を離れている場合
に発射停止や警告を行うことを回避できるという効果が
ある。
【0184】請求項9の発明では、変則遊技が行なわれ
たとき、パチンコ球の発射動作を停止する制御若しくは
警告を行なうか否かを、選択入力装置で切換えて用いる
ことができ、変則遊技に対し、管理者が臨機応変に対応
できるという効果がある。
【0185】請求項10の発明では、入力された信号に
基づいて、判定基準として設定された値を変更するよう
にしたので、パチンコ機の機種、及び各パチンコ機の特
性、使用状況に合わせて、変則遊技の有無を適正に判定
できるようにするという効果がある。
【0186】請求項11の発明では、判定基準として設
定された値を、所定範囲以内でランダムに変更するよう
にしたので、特定パターンの変則遊技をさらに高精度に
防止できる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパチンコ機の正面図で
ある。
【図2】前記実施例の盤面到達検出手段を例示する概略
構成説明線図である。
【図3】前記実施例の盤面到達検出手段をパチンコ球が
通過する状態を示す概略構成説明線図である。
【図4】前記実施例の制御装置の要部を示すブロック図
である。
【図5】前記実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】図5のフローチャートにおける発射関連タイマ
ーセット処理を示すフローチャートである。
【図7】図5のフローチャートにおける異常発射検出処
理の第1手段を示すフローチャートである。
【図8】図5のフローチャートにおける異常発射検出処
理の第2手段(第2実施例)を示すフローチャートであ
る。
【図9】図5のフローチャートにおける異常発射検出処
理の第3手段(第3実施例)を示すフローチャートであ
る。
【図10】図5のフローチャートにおける異常発射検出
処理の第4手段(第4実施例)を示すフローチャートで
ある。
【図11】図5のフローチャートにおける発射制御処理
を示すフローチャートである。
【図12】第5実施例の制御装置の要部を示すブロック
図である。
【図13】第5実施例の異常発射検出処理を示すフロー
チャートである。
【図14】第5実施例の異常状態検出処理の1番目の例
を示すフローチャートである。
【図15】第5実施例の異常状態検出処理の2番目の例
を示すフローチャートである。
【図16】第5実施例の異常状態検出処理の3番目の例
を示すフローチャートである。
【図17】第5実施例の発射制御を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 遊技盤 34 打球ハンドル 36 盤面到達検出装置(発射数検出手段) 40 ファール検出装置(発射数検出手段) 42 発射球供給検出装置(発射数検出手段) 44 タッチ入力検出手段(発射装置作動状態検出手
段) 46 ストップ入力検出手段(発射装置作動状態検出
手段) 94 判定用情報入力装置(入力装置)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発射及び停止操作に応じてパチンコ球を
    遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う発射装置と、 前記発射装置で発射された前記パチンコ球が前記遊技盤
    上へ実際に到達したか否かを検出する盤面到達検出手段
    と、 前記盤面到達検出手段により前記パチンコ球が前記遊技
    盤上へ到達しなかったと検出された期間が判定基準の所
    定期間を越えたとき、前記発射装置の発射動作を所定時
    間停止若しくは警告するように制御する制御装置と、 を含むパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記発射装置が発射動作中か否かを検出
    する発射装置作動状態検出手段と、をさらに含み、 前記制御装置は、前記発射装置作動状態検出手段により
    動作中と検出され、かつ前記盤面到達検出手段により前
    記パチンコ球が前記遊技盤上へ到達しなかったと検出さ
    れた期間が判定基準の所定期間を越えたとき、前記発射
    装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告するように
    制御することを特徴とする請求項1のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 発射及び停止操作に応じてパチンコ球を
    遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う発射装置と、 前記発射装置に供給されたパチンコ球を検出する発射球
    供給検出手段と、 前記発射装置で発射された前記パチンコ球が前記遊技盤
    に到達しないファール球となったことを検出するファー
    ル球検出手段と、 前記発射球供給検出手段で判定基準の第1所定数のパチ
    ンコ球の供給が検出された間に、前記ファール球カウン
    ト手段で前記第1所定数に通常動作時に基づいて設定さ
    れた判定基準の第2所定数以上のファール球が検出され
    た場合、前記発射装置の発射動作を所定時間停止若しく
    は警告するように制御する制御装置と、を含むパチンコ
    機。
  4. 【請求項4】 発射及び停止操作に応じてパチンコ球を
    遊技盤上へ発射及び発射の停止を行う発射装置と、 前記発射装置に供給されたパチンコ球を検出する発射球
    供給検出手段と、 判定基準の第1所定数の発射動作が可能な基準期間内に
    おいて、前記発射球供給検出手段で前記第1所定数に通
    常動作時に基づいて設定された判定基準の第2所定数以
    上の前記パチンコ球の供給が検出されない場合には、前
    記発射装置の発射動作を所定時間停止若しくは警告する
    ように制御する制御装置と、 を含むパチンコ機。
  5. 【請求項5】 前記発射装置が発射動作中か否かを検出
    する発射装置作動状態検出手段と、をさらに含み、 前記制御装置は、前記発射装置作動状態検出手段により
    動作中と検出され、かつ判定基準の第1所定数の発射動
    作が可能な基準期間内において、前記発射球供給検出手
    段で前記第1所定数に通常動作時に基づいて設定された
    判定基準の第2所定数以上の前記パチンコ球の供給が検
    出されない場合には、前記発射装置の発射動作を所定時
    間停止若しくは警告するように制御することを特徴とす
    る請求項4のパチンコ機。
  6. 【請求項6】 パチンコ球を遊技盤上へ発射可能に構成
    された発射装置と、 前記発射装置で発射された前記パチンコ球が前記遊技盤
    上へ判定基準の基準期間内に到達した個数を検出する発
    射数検出手段と、 前記発射数検出手段で前記基準期間内に検出された発射
    数と、前記基準期間内に前記発射装置が発射可能な判定
    基準の基準発射数とを比較し、この比較値が所定の判定
    基準の範囲から外れた異常状態であるか否かを検出する
    異常状態検出手段と、 前記異常状態検出手段により異常状態であることが検出
    された場合、前記発射装置の発射動作を所定時間停止若
    しくは警告するように制御する制御装置と、 を含むパチンコ機。
  7. 【請求項7】 パチンコ球の発射を停止させるためのオ
    フ操作による停止の回数をカウントするオフ操作カウン
    タと、 前記基準期間毎にカウントされたオフ操作による停止の
    回数が判定基準として設定された第1の基準値以下とな
    った回数をカウントする球詰まり異常カウンタ及び前記
    基準期間毎にカウントされたオフ操作による停止の回数
    が前記第1の基準値より大きくなった回数をカウントす
    る異常操作カウンタの少なくともいずれか1つのカウン
    タと、 をさらに含み、 前記制御手段は、前記異常状態検出手段により異常状態
    であることが検出された場合において、前記球詰まり異
    常カウンタのカウント値が判定基準として設定された第
    2の基準値以上であった場合又は前記異常操作カウンタ
    のカウント値が判定基準として設定された第3の基準値
    以上であった場合に、前記発射装置の発射動作を所定時
    間停止若しくは警告するように制御することを特徴とす
    る請求項6のパチンコ機。
  8. 【請求項8】 前記発射数検出手段で基準期間内に検出
    された発射数が0の場合、前記基準期間毎にカウントさ
    れたオフ操作による停止の回数が判定基準として設定さ
    れた第4の基準値以上であった回数をカウントする無操
    作カウンタと、 この無操作カウンタのカウント値が判定基準として設定
    された第5の基準値以上であった場合に、この無操作カ
    ウンタ及び前記球詰まり異常操作カウンタ若しくは前記
    異常操作カウンタのカウント値をクリアするクリア手段
    と、 をさらに含む請求項7のパチンコ機。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は、前記発射装置の発射動
    作を所定時間停止する制御若しくは警告を実行するか否
    かを選択する選択装置をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項のパチンコ機。
  10. 【請求項10】 入力された信号に基づいて、前記判定
    基準として設定された値を変更することを特徴とする請
    求項1乃至請求項9のパチンコ機。
  11. 【請求項11】 前記判定基準として設定された値を、
    所定範囲以内でランダムに変更することを特徴とする請
    求項1乃至請求項9のパチンコ機。
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