JPH0973367A - 表示一体型タブレット装置 - Google Patents

表示一体型タブレット装置

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JPH0973367A
JPH0973367A JP22905195A JP22905195A JPH0973367A JP H0973367 A JPH0973367 A JP H0973367A JP 22905195 A JP22905195 A JP 22905195A JP 22905195 A JP22905195 A JP 22905195A JP H0973367 A JPH0973367 A JP H0973367A
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JP
Japan
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display
circuit
period
control circuit
data
Prior art date
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Application number
JP22905195A
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English (en)
Inventor
Masafumi Yamanoue
雅文 山之上
Kengo Takahama
健吾 高濱
Kosei Tagawa
孝生 田川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タブレット機能を有さない液晶表示パネル用
の表示制御回路を用いて、これに表示一体型タブレット
機能を実現するための小規模な制御回路の構成を提供す
る。 【構成】 1フレーム周期の全期間を用いて表示のみを
行なう表示制御回路105から出力される表示データの
格納が可能なメモリ回路3と、1フレーム周期から座標
検出期間を除いた期間で、表示が行なわれるような表示
制御信号を発生する圧縮表示信号発生回路2と、圧縮表
示信号発生回路2にその基本クロックを供給する発振回
路4及び分周回路5と、メモリ回路3への書き込みデー
タの制御を行なう書き込み制御回路6を備え、メモリ回
路3では、座標検出期間に出力される表示制御回路10
5から出力される表示データをメモリ回路3にクロック
パルスcp2に同期して書き込みが行なわれると共に、
座標検出動作の終了後、圧縮表示信号発生回路2から出
力されるクロックパルスRCKに同期して先に書き込ま
れたデータから順次読み出されるようなFIFO(Fa
st In FastOut)動作を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワードプロセッサーなどに使用される表示一体
型タブレット装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】手書き文字や図形をコンピュータやワー
ドプロセッサーなどに入力する手段として、図6に示す
ような表示一体型タブレット装置が本発明者の一人によ
り提案されている(特開平5ー53726)。この表示
一体型タブレット装置は、液晶ディスプレイの表示電極
と静電容量型タブレット装置の座標電極を兼用したもの
である。そして、図7に示すような予め1フレーム期間
中にタブレット上の検出ペンの指示座標を検出する座標
検出期間と画像を表示する表示期間を設けて、座標検出
と画像表示とを時分割で行うようにしている。
【0003】図6において、液晶パネル101は互いに
直交して配列されたコモン電極Y1〜Yn(以下、任意の
コモン電極をYと記載する)とセグメント電極X1〜Xm
(以下、任意のセグメント電極をXと記載する)との間
に液晶を挟入して構成されており、各コモン電極Yとセ
グメント電極Xとが交差する領域で各画素を構成してい
る。つまり、上記液晶パネル101にはn×mドットの
画素がマトリクス状に配列されていることになる。
【0004】上記表示一体型タブレット装置は次のよう
に動作する。すなわち、上記コモン電極Yを駆動するた
めのコモン電極駆動回路102と、上記セグメント電極
Xを駆動するためのセグメント電極駆動回路103と
は、切り替え回路104を介して表示制御回路105と
検出制御回路106に接続されている。この切り替え回
路104は、制御回路107によって制御されて、表示
期間には表示制御回路105からの出力信号をコモン電
極駆動回路102およびセグメント電極駆動回路103
に出力する一方、座標検出期間には検出制御回路106
からの出力をコモン電極駆動回路102およびセグメン
ト電極駆動回路103に出力する。
【0005】上記表示期間においては、上記表示制御回
路105のシフトデータ出力端子Sからシフトデータs
が出力され、反転信号出力端子FRから反転信号frが
出力され、クロック出力端子CP1からクロック信号c
p1が出力され、クロック出力端子CP2からクロック
信号cp2が出力され、データ出力端子D0〜D3から
表示データd0〜d3が出力される。
【0006】上記クロック信号cp1は1行分の画素を
表示する期間を周期とするクロック信号であり、切り替
え回路104の出力端子CP10を介してクロック信号
cploとしてコモン電極駆動回路102のクロック入
力端子YCKとセグメント電極駆動回路103のラッチ
パルス入力端子XLPに入力される。
【0007】また、表示フレームのスタートパルスであ
るシフトデータsは、切り替え回路104の出力端子S
Oを介してシフトデータsoとしてコモン電極駆動回路
102のシフトデータ入力端子DIO1に上記クロック
信号cploと同期して入力される。
【0008】上記コモン電極駆動回路102にシフトデ
ータsoが入力されると、このシフトデータsoのパル
ス位置がシフトレジスタによってクロック信号cplo
に同期してシフトされ、そのシフト位置に対応するコモ
ン電極駆動回路102の出力端子O1〜Onからコモン
電極Y1〜Ynにコモン電極駆動信号の駆動パルスが印加
される。このコモン電極駆動信号は直流電源回路112
から供給されるバイアス電源V0〜V5に基づいて生成さ
れる。
【0009】上記クロック信号cp2は1行分の画素を
表示する期間を数分割した期間を周期とするクロック信
号であり、上記切り替え回路104の出力端子CP2O
を介してクロック信号cp2oとしてセグメント電極駆
動回路103のクロック入力端子XCKに入力される。
【0010】上記表示データd0〜d3は切り替え回路1
04の出力端子D0O〜D3Oを介して表示データd0
o〜d3oとしてセグメント電極駆動回路103の入力
端子XD0〜XD3に入力され、セグメント電極駆動回
路103内のレジスタにクロック信号cp2oに同期し
て順次取り込まれる。そして、1行分の画素に対応する
表示データが総て取り込まれると、この取り込まれた表
示データが上記ラッチパルス入力端子XLPに入力され
るクロック信号cploのタイミングでラッチされ、各
表示データに対応するセグメント電極駆動信号の駆動パ
ルスがセグメント電極駆動回路103の出力端子O1〜
Omからセグメント電極X1〜Xmに印加される。このセ
グメント電極駆動信号も直流電源回路112から供給さ
れるバイアス電源V0〜V5に基づいて作成される。
【0011】尚、上記反転信号frは、表示期間におい
て液晶に印加する電圧の印加方向を周期的に反転させて
液晶の電気分解による劣化を防止するための信号であ
り、切り替え回路104の反転信号出力端子FROを介
して反転信号froとしてコモン電極駆動回路102の
反転信号入力端子YFRとセグメント電極駆動回路10
3の反転信号入力端子XFRとに入力される。
【0012】こうして、上記コモン電極駆動回路102
およびセグメント電極駆動回路103の動作によって液
晶パネル101の画素マトリックスがその行順序に従っ
て駆動されて、表示データd0〜d3に応じた画像が液晶
パネル101に表示されるのである。
【0013】一方、上記座標検出期間においては、検出
制御回路106のシフトデータ出力端子Sdからシフト
データsdが出力され、反転信号出力端子FRdから反
転信号frdが出力され、クロック出力端子CP1dか
らクロック信号cpldが出力され、クロック出力端子
CP2dからクロック信号cp2dが出力され、データ
出力端子D0d〜D3dから駆動データd0d〜d3dが
出力される。
【0014】上記クロック信号cpldは1本のコモン
電極Yを走査する走査期間を周期とするクロック信号で
あり、切り替え回路104の出力端子CP1Oを介して
クロック信号cploとしてコモン電極駆動回路102
のクロック入力端子YCKとセグメント電極駆動回路1
03のラッチパルス入力端子XLPに入力される。ま
た、特定のコモン電極Yを選択するためのパルス信号で
あるシフトデータsdは、切り替え回路104の出力端
子SOを介してシフトデータsoとしてコモン電極駆動
回路102のシフトデータ入力端子DIO1に上記クロ
ック信号cpldと同期して入力される。
【0015】そうすると、上述の表示期間の場合と同様
に、上記シフトデータsoのパルス位置がコモン電極駆
動回路102のシフトレジスタによってクロック信号c
ploに同期してシフトされ、そのシフト位置に対応す
る出力端子O1〜Onからコモン電極Y1〜Ynにコモン
電極走査信号y1〜yn(以下、任意のコモン電極走査信
号をyと記載する)の走査パルスが順次印加される。こ
のコモン電極走査信号yは直流電源回路112から供給
されるバイアス電源V0〜V5に基づいて生成される。
【0016】上記クロック信号cp2dはセグメント電
極Xを走査する走査期間を周期とするクロック信号であ
り、上記切り替え回路104の出力端子CP2Oを介し
てクロック信号cp2oとしてセグメント電極駆動回路
103のクロック入力端子XCKに入力される。
【0017】上記駆動データd0d〜d3dは切り替え回
路104の出力端子D0O〜D3Oを介して駆動データ
0o〜d3oとしてセグメント電極駆動回路103の入
力端子XD0〜XD3に入力され、セグメント電極駆動
回路103内のレジスタにクロック信号cp2oと同期
して順次取り込まれる。そして、上記駆動データに対応
するセグメント電極走査信号x1〜xm(以下、任意のセ
グメント電極走査信号xと記載する)の走査パルスがセ
グメント電極駆動回路103の出力端子O1〜Omから
セグメント電極X1〜Xmに出力される。このセグメント
電極走査信号xも直流電源回路112から供給されるバ
イアス電源V0〜V5に基づいて作成される。
【0018】図8は上記表示一体型タブレット装置の座
標検出期間における各走査信号のタイミングチャートで
ある。座標検出期間はx座標検出期間とそれに続くy座
標検出期間に分かれており、x座標検出期間にはセグメ
ント電極Xにパルス電圧信号であるセグメント電極走査
信号xを順次印加する一方、y座標検出期間にはコモン
電極Yにパルス電圧信号であるコモン電極走査信号yを
順次印加する。この場合、座標検出の感度を上げるた
め、隣接する電極に重複期間で印加している。
【0019】上記パルス電圧信号の印加により、セグメ
ント電極Xあるいはコモン電極Yと検出ペン108の先
端電極との間の浮遊容量によって検出ペン108に電圧
が誘起される。この検出ペン108に生じた誘起電圧は
アンプ109で増幅され、x座標検出回路110および
y座標検出回路111に入力される。このx座標検出回
路110およびy座標検出回路111は、上記アンプ1
09からの出力信号と制御回路107からのタイミング
信号とに基づいて、上記パルス電圧信号が印加されてか
ら誘起電圧が最高値になる迄の時間を検出することによ
り、夫々上記検出ペン108が指示する位置のx座標あ
るいはy座標を検出する。
【0020】表示では、soは表示フレームのスタート
パルスでCRTディスプレーにおける垂直同期信号に相
当し、cploはCRTディスプレーにおける水平同期
信号に相当し、cp2oは表示の画像信号d0o〜d3
oをセグメント電極駆動回路103に送り込むクロック
信号である。1行分の画像信号がセグメント電極駆動回
路103に転送されると、X1,X2,・・・Xmに同時
に表示信号に対応した電圧が印加されているコモン電極
の行が表示される。
【0021】1フレームの表示期間にsoは各フレーム
のスタート毎に1回、cploは各フレーム表示につき
n回(1行の表示毎に1回)、白黒2値表示の4画素分
のデータをシリパラ変換してセグメント電極駆動回路1
03に転送するので、cp2oは(n・m/4)回(1
行の表示毎にm/4回)それぞれコモン電極駆動回路1
02及びセグメント電極駆動回路103に転送される。
【0022】しかし、タブレット機能を有しない液晶表
示パネル用の表示制御回路105から液晶パネル101
に送出される表示信号は図10(b)のように各フレー
ムの表示信号はフレーム間に、図7に示される座標検出
期間に相当する隙間を設けないで連続した信号を出力す
るように設計されている。これは通常の液晶パネルやE
Lパネルの場合、このようなフレームとフレームの間に
表示に寄与しない空白期間を設ける必要が無く、且つこ
のような表示に寄与しない時間が長いと表示に悪影響を
及ぼす為である。
【0023】一方、タブレット機能を有しない液晶表示
パネル用の表示制御回路105を用いて表示一体型タブ
レット装置を実現する場合、表示制御回路105の表示
信号を図7のように座標検出期間を設けて、その期間だ
け表示期間を短くしなければならない。これを実現する
手段は、特開平5ー324167として提案されてい
る。その手段は図9に示される制御部121を図6の表
示制御回路105の後段に追加し、表示制御回路105
から出力されるs,cp1,cp2,do〜d3を制御
部121によってsn,cp1n,cp2n,d0n〜
d3nに変換し、これを図6の切り替え回路104に供
給するようにしたものであり、第1RAM126と第2
RAM127と第1〜第4の4個のSW128、12
9、130、131等で構成される。ここで、第1RA
M126と第2RAM127はフレームメモリーで、そ
の容量はそれぞれn・mビットである。
【0024】図9でcp2nは新クロック発生器122
により生成され、cp2より数パーセント高い周波数の
パルスである。cp1nは、cp2nが分周器123で
分周され、cp2nの4/m倍のパルスである。sn
は、新シフトデータ発生器124により発生され、sと
タイミングは同じであるがパルス幅がcp1nを越えな
い値に整形される。
【0025】表示制御回路105から送出されるs、c
p1、cp2、d0〜d3は図10(b)に示すように
検出期間が無く、各表示期間毎に連続したものである。
【0026】制御部121内の上記4組のSW128、
129、130、131はNフレームにおいてはF/F
125により図9のように接続され、第1RAM126
がクロックcp2での書き込みモードに設定され、第2
RAM127はcp2nでの読みだしモードに設定され
る。そして上記画像信号d0〜d3は図9のようにクロ
ックcp2により順次第1RAM126に蓄えられる。
即ち図10(b)のNフレームの1画面分の表示データ
n・mビットは図10(c)のようにNフレーム全期間
内で第1RAM126に書き込まれる。
【0027】次の(N+1)フレームにおいてはF/F
125がパルスsnにより反転する。そして上記4個の
SWは図9とは異なる方向に切り替えられると共に、第
1RAM126がクロックcp2nで読みだしモードに
設定され、第2RAM127がクロックcp2で書き込
みモードに設定され、(N+1)フレーム目のデータは
第2RAMに書き込まれ、Nフレーム目のデータが第1
RAMより読み出され、切り替え回路104に転送され
る。
【0028】以下同様に(N+2),(N+4),・・
・フレームではNフレームと、(N+3),(N+
5),・・・フレームでは(N+1)フレームと同様な
動作を図10のように繰り返す。ここで、交互に書き込
み/読みだしを繰り返す2組のRAMは、読みだし速度
が書き込み速度より速いので図10(c)(d)のよう
に、読みだし期間がフレーム期間より短くなり空時間T
dが発生する。この空期間を用いて図10(e)のよう
に空時間を図7の座標検出期間として用いるものであ
る。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】特開平5ー32416
7によれば、座標検出期間が準備されていない表示制御
回路を搭載した情報機器にも、図9に示す回路を搭載す
るだけで表示制御回路の変更やシステム全体の表示デー
タの制御に関係するタイミングの見直しなどを行うこと
なく、ペン入力機能を搭載した表示一体型タブレット装
置が得られる。つまり、図9に示す回路は、2組のRA
Mを除けば回路は極めて簡単であり、規模の小さいLS
Iに組み込めるからである。
【0030】しかし、2組のRAMはそれぞれ表示画面
サイズに応じてn×mビットのメモリー容量が必要であ
り、モノクロタイプの表示の場合でも640×480=
307,200ビットの容量が必要となり、図9の制御
部121にRAMを含めて1チップに収めることは不可
能ではないが、ゲート数が多くなりコスト高になると共
に、画面サイズに応じて個別にLSIを用意することが
必要になり、画面サイズによっては、汎用メモリーで対
応出来ないことからさらに冗長なメモリー容量の採用が
必要になり、コスト高になるといった問題が生じること
になる。
【0031】一方、液晶表示パネルが実際に搭載される
情報機器では、そのシステムに応じて、表示パネルのス
ペック範囲内で表示のフレーム周波数は異なっており、
それに応じた表示制御用の専用コントローラが既に用意
されているのが普通であることから、表示と座標検出と
を時分割で行う表示一体型タブレット装置を実現するた
めに、その表示制御回路を変更するのは無駄が多い。逆
に、そういったシステム側からの要望に対して、その都
度、表示一体型タブレット装置の表示制御回路を設計し
直すのは、特に少量生産となるシステムへの搭載に際し
ては、コスト高となる。
【0032】本発明の目的は、上記課題を解決する表示
一体型タブレット装置を提供するものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明の表示一体型タブ
レット装置は、マトリックス状に配列された第1電極と
第2電極とを有し、第1電極と第2電極とが交差する箇
所に対応した画素を有するパネルで表示と座標検出を時
分割で行う表示一体型タブレット装置において、所定フ
レーム期間の時間長で第1電極及び第2電極に所望画像
を表示するための表示データを出力する表示制御手段
と、上記表示データを格納する、上記所望画像の全表示
データ以下の容量の保持手段と、上記時間長を時間軸に
圧縮するように、上記保持手段に上記表示データの書き
込みと読み出しを行う時間軸圧縮制御手段と、を備え、
上記圧縮された時間長を除いた時間内で座標検出を行う
ことを特徴とする。
【0034】つまり、特開平5ー324167のように
1フレーム分の表示データをすべて格納し、この表示デ
ータの出力後に座標検出期間を設けるのではなく、座標
検出期間中に表示制御回路105から出力されてくる表
示データ分を格納することができる保持手段を備え、表
示制御回路105での1フレーム周期における最初の部
分に座標検出期間を設けて、この間に表示制御回路10
5から転送されてくる表示データを保持手段に格納し、
座標検出動作終了後、上記の書き込み動作をそのまま続
けると同時に、この書き込まれた表示データをその書き
込まれた順序に従って、フレーム周期から座標検出期間
を除いた期間に時間を圧縮して表示動作を行なうことが
出来るように、その書き込みよりも高速な読み出しを行
なうような時間軸圧縮制御手段によって、表示動作が行
なわれるようにする。
【0035】その結果、特開平5ー324167では、
表示画面全体の表示データを格納するためのメモリ回路
をその表示サイズに対して2倍の容量を必要とするのに
対して、本発明による構成では、それに比べて座標検出
期間に表示制御回路から出力されてくる表示データを格
納することから、数行分の表示データを格納することが
できる容量でよく、非常に小規模な保持手段を備えた制
御部となり、これによってこの制御部の1チップ化が容
易になることから、この制御部を搭載した1チップのL
SIを搭載することにより、座標検出期間が準備されて
いない表示制御回路を持つ情報機器に対してペン入力機
能を搭載した表示一体型タブレット装置の実現が容易に
なる。
【0036】また、上記時間軸圧縮制御手段は、外部か
ら上記表示データの書き込みと読み出しの速度を可変に
したことを特徴とする。
【0037】つまり、表示パネルのサイズや表示のフレ
ーム周波数に関するパラメータに応じて、表示期間を圧
縮して表示を行なう為の時間軸圧縮制御手段に各種パラ
メータを設定するための設定回路を設けて保持手段への
表示データの書き込みと読み出しの速度を可変にして、
汎用性のあるようにできる。
【0038】さらに、上記時間軸圧縮制御手段は、所定
フレームの書き込み動作と直前フレームの読み出し動作
とを並行して行うことを特徴とする。
【0039】つまり、時間軸圧縮のための制御信号と表
示制御回路からの制御信号のばらつきを吸収して、良好
な表示と座標検出が行える。
【0040】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)本実施例における表示一体型タブレット
装置は、タブレット機能を有しない表示制御回路しか持
たない液晶表示パネルを、表示一体型タブレット装置と
して動作させて、表示および検出ペンによる座標検出を
行うものである。
【0041】図1に、本実施例における表示一体型タブ
レット装置における表示データ制御部のブロック図を示
す。尚、図1においては、液晶パネル101、コモン電
極駆動回路102、セグメント電極駆動回路103、検
出制御回路106、切り替え回路104、制御回路10
7、検出ペン108、アンプ109、x座標検出回路1
10およびy座標検出回路111は図6と同じであるの
で省略している。上記表示制御回路105のシフトデー
タ出力端子Sからは、各フレームのスタートパルス信号
であるシフトデータsが出力される。また、クロック出
力端子CP1からは、1行分の画素を表示する期間を周
期とするクロック信号cp1が出力される。また、クロ
ック出力端子CP2からは、1行分の画素を表示する期
間を数分割した期間を周期とするクロック信号cp2が
出力される。更に、データ出力端子D0〜D3からは、
表示データd0〜d3が出力される。本実施例での液晶
パネル101の表示データは白黒の2値表示である。
【0042】この表示データd0〜d3は、上記クロッ
ク信号cp2に同期してセグメント電極駆動回路内のレ
ジスタに順次取り込まれ、こうして1行分の画素に対応
する表示データがすべて取り込まれると、クロック信号
cp1のタイミングでラッチされて対応するセグメント
電極駆動信号の駆動パルスが各セグメント電極に印加さ
れる。それと同時に、クロック信号cp1に同期して上
記1行分に対応する1本のコモン電極駆動信号の駆動パ
ルスが印加される。こうして、コモン電極駆動信号の駆
動パルスが印加されたコモン電極とセグメント電極駆動
信号の駆動パルスが印加されたセグメント電極との交差
位置にある画素が表示され、順次シフトデータsが、ク
ロック信号cp1に同期してコモン電極駆動回路のシフ
トレジスタによってシフトされ、順次、同様にして表示
される。上述のような表示制御回路105からのシフト
データs、クロック信号cp1、クロック信号cp2お
よび表示データd0〜d3の出力は、図10(b)に示
すように、各表示期間に座標検出期間が設けられていな
いのであり、動作は従来技術と同様である。
【0043】本実施例においては、上述のように座標検
出期間が設けられていない表示制御回路105を用いて
座標を検出することを可能にする為に、制御回路1は、
表示期間を時間軸に圧縮して、その空時間に図6の検出
制御回路106により座標検出を行う。座標検出の動作
は従来技術と同様である。この制御回路1は、圧縮表示
信号発生回路2、メモリ回路3、発振回路4、分周回路
5、及び書き込み制御回路6から構成される。制御回路
1は、図6の制御回路107により制御される。
【0044】本実施例では、圧縮表示信号発生回路2か
ら出力される、表示データをセグメント電極駆動回路に
転送する転送クロック信号cp2n、時間圧縮して表示
を行なう表示フレームのスタートを示すフレーム同期信
号sn、及びデータラッチパルス信号cplnは、表示
制御回路105から供給されるシフトデータs及びクロ
ック信号cplと発振回路4の基本クロックが分周回路
5を介して供給されるクロックとから生成される。但
し、本実施例においては、制御回路1内で基本クロック
を発生させたが、圧縮表示信号発生回路2から出力され
る信号の発生に適したクロック信号が存在する場合に
は、これを用いることにより、図1に示された発振回路
4及び分周回路5のない構成とすることも可能である。
【0045】圧縮表示信号発生回路2は、フレーム周期
から座標検出期間を除いた期間で、表示制御回路105
から出力された表示データを、時間圧縮して表示を行な
う表示フレームのスタートを示すフレーム同期信号s
n、データラッチパルス信号cpln、及び表示データ
をセグメント電極駆動回路に転送する転送クロック信号
cp2nを生成する。時間圧縮して表示を行う際のデー
タラッチパルス信号cplnは、時間軸圧縮された1行
分の画素を表示する期間を周期とするもので、表示制御
回路105と同様に、転送クロック信号cp2nにより
1行分の画素に対応する表示データがセグメント電極駆
動回路に取り込まれると、cp1nのタイミングでラッ
チされ、各電極に電圧が印加され、表示が行われる。
【0046】この時間圧縮して表示を行なう際のデータ
ラッチパルス信号cplnは、表示制御回路105から
出力されるデータラッチパルス信号cplより周期が数
%短縮されたパルス信号であり、この条件を満足するよ
うに分周回路5から出力されるクロックを分周すること
で生成する。ここで、特殊な場合を除いて、cplnと
sとは非同期な関係となるが、これに対し表示制御回路
105から出力されるsから座標検出に必要なディレイ
をおいてcplnを生成する分周に対してリセットを行
うことによって、表示制御回路105から出力される信
号との同期をとる。
【0047】また、表示データの転送クロック信号cp
2nは、この短縮されたcplnの周期内に、セグメン
ト電極数本にデータ転送が完了するのに十分な周波数の
クロック信号である。例えばセグメント電極数が640
本であり、表示データd0〜d3が4ビットずつ取り込
まれる場合には、最低cp1nの周期に対して、4/6
40=1/160以下の周期である必要がある。これ
に、セグメント電極のドライバICのタイミング制約を
満足するように、cp2nの周期が決定される。
【0048】更に、フレーム同期信号snは、表示のみ
を行なう為のシフトデータsに対して、メモリ回路3へ
の表示データの書き込みよりも、その読み出しが先行し
てしまうことなどがないようにする為、シフトデータs
のパルスに対して、cp1及び分周回路5から供給され
るクロックの分周との組合わせによって設けられた所定
時間のディレイと検出期間分と第1コモン電極の走査に
よるセグメント電極への表示データの転送分の時間ディ
レイをおいて、コモン電極のドライバICのタイミング
制約を満足するようにcp1nに同期された信号とし
て、時間圧縮して表示を行う上でのフレーム同期信号と
して生成する。
【0049】つまり、信号sn,cp1n,cp2n
は、信号s,cp1,cp2を時間圧縮した信号として
生成され、分周回路5から供給される基本クロックに同
期した信号であるとともに、信号sn及びcp1nは、
信号cp1と基本クロックとから生成される所定ディレ
イのパルスに同期した信号である。
【0050】図2に、本実施例での動作概念を示す。表
示制御回路105の出力は、図2(b)に、メモリ回路
3の動作状態は、図2(c)に示したようになる。メモ
リ回路3には、各フレームの最初の期間に書き込みのみ
行い、続いて書き込みと書き込み速度より早い速度で読
み出しを並行しておこない、図2(d)に示すように、
空き時間を設け、その空き時間で座標検出を行うように
したものである。
【0051】本実施例においては、上記メモリ回路3
に、図3に示す予めFIFO(First in Fi
rst Out)機能を備えたものを使用する。ここ
で、Dinは書き込みクロックWCK(cp2)に同期
して表示データを入力する端子であって、ここからの入
力された表示データは読み出しクロックRCKに同期し
て、書き込まれた順に従って順次Dout端子から出力
される。即ち書き込みと読み出しが独立に行なわれるシ
フトレジスターのように動作する。しかも2つのクロッ
クWCKとRCKはそれぞれ異なる周波数で動作させる
ことも可能である。また、WE−及びRE−は、書き込
み及び読み出しクロックが入力された場合にも、そのク
ロックに入力が無視されるように制御することが出来る
制御端子である。また、WSTR−及びRSTR−は、
メモリ・セル・アレイに対しての書き込み及び読み出し
のアドレス・ポインタをスタートアドレス位置に戻すた
めの制御端子である。
【0052】次に、図4に示すタイミング図に従って、
本実施例の動作の詳細について説明する。
【0053】まず、第Nフレーム目の第1のコモン電極
(以降、第1ラインとする)の走査によって表示される
セグメント電極への表示データの転送は、表示制御回路
105から出力されるシフトデータsの立ち上がり以前
に転送されていなければならない。ここでは、シフトデ
ータsがHighになる直前のcplの立ち下がり以降
のcp2に同期して表示データが出力されているものと
する。この転送に先だって、メモリ回路3のWSTR−
端子により、図3に示すライト・アドレス・ポインタを
スタートアドレス位置に戻しておき、このデータからメ
モリ回路3への書き込みを開始する。この第1ラインの
表示データの書き込みの制御は、表示制御回路105か
らの出力にブランキング期間が設けられていない場合に
は、表示のライン数をカウントすることによって得られ
る前フレームの表示データの書き込みの完了が、即ち次
フレームのデータ書き込みの開始のタイミングとなる。
これに対して、座標検出期間を設けるには不十分である
が、若干のブランキング期間が設けられているような場
合に、同様に前フレームの書き込みの完了以降も表示デ
ータは出力されていないが、その表示データ制御用のク
ロックは出力されていることがある。このような場合に
も、前フレームの書き込み完了以降は、cplの立ち下
がり毎にライト・アドレス・ポインタをスタートアドレ
ス位置に戻すようにし、シフトデータsは、第1ライン
のクロック信号cplの立ち下がりよりも先にHigh
になることから、シフトデータsの立ち上がり以降に
は、ライト・アドレス・ポインタをスタートアドレス位
置に戻す操作をしないようにすることによって、ブラン
キング期間の有無、及びその長さに依存することなく、
第1ラインの表示データから順次メモリ回路3への書き
込みが行われる。
【0054】ここで本実施例で示すように、表示制御回
路105から出力されるシフトデータsと、座標検出期
間を付加するために設けられた制御回路1でのクロック
信号発生に用いられる基本クロックの発生源が別に設け
られる場合には、当然そのクロック発生源として用いら
れる発振回路もしくは発振回路の発振周波数のバラツキ
による周波数の誤差を考慮しておく必要がある。すなわ
ち、制御回路1のタイミング設計において、メモリ回路
3へのNフレーム目の表示データの書き込みに対して、
その読み出しが先行することが生じた場合には、その時
点から(N−1)フレーム目の表示データが読み出さ
れ、表示されることになる事から、表示が変化する部分
において支障が生じることになる。
【0055】例えば、640×400画素の表示パネル
において50Hzでの表示を行なう場合には、1フレー
ム表示の周期が20msecであり、1ライン当たりで
50μsec間に640画素分の表示データの書き込み
が行われることになる。これに対して制御回路1では、
例えば座標検出期間として、1msecが必要であると
すると、表示制御回路105からの表示データの書き込
みが開始されると同時に座標検出を行い、残り19ms
ec間にその表示データの書き込みに対して、少しずつ
追いついていくようにして読み出しが行われることか
ら、表示制御回路105の各クロックに対して、制御回
路1の各クロックは、20/19以上の周波数であれば
よい。
【0056】ここで表示制御回路105の各クロック
が、制御回路1の各クロックに対して遅くなる方向に1
%のずれがあると、制御回路1では1msec間の座標
検出期間と19msec間の読み出し期間によって、1
フレームとなるようなタイミングで動作するのに対し
て、表示制御回路105からの表示データの書き込みに
は20.2msecが必要になることから、最後の0.
2msec間に書き込まれた表示データが正しく読み出
されないことになる。従って書き込みの終了に対して、
このクロック間の誤差等によるバラツキ分を許容できる
だけ、その読み出しが遅れて終了するようにNフレーム
目の書き込みと(N−1)フレーム目の読み出しに対し
て、適当な重複期間を設ける必要がある。
【0057】ここで、表示制御回路105において、表
示のブランキング期間がある程度以上設けられている場
合には、上記のメモリ回路3への書き込みが開始される
よりも、第(N−1)フレームの表示データの読み出し
が十分前に完了しているので、上記のメモリ回路3への
書き込みの開始と共に、図6の検出制御回路106を動
作させて、座標走査のための動作に切り替えて、座標検
出期間を開始することが出来る。
【0058】これに対して、図4に示す本実施例では、
表示のデューティ比を少しでも高くすることを目的と
し、ブランキング期間が全く設けられていない場合を示
す。この場合には、各クロック信号cp1に対して、全
ての表示データの転送を伴うことから、上記の第Nフレ
ームの第1ラインのデータ転送前は、第(N−1)フレ
ームの最終ラインが出力されていることになる。一方、
発振回路4の発振周波数及び表示制御回路105の基本
クロックのバラツキを考慮すると、図4に示すように第
Nフレームの表示データの書き込みと第(N−1)フレ
ームの読み出し期間を、そのバラツキ範囲に応じて重複
させている。
【0059】次に、圧縮された表示を行う制御信号によ
る第(N−1)フレームの表示動作が完了すると、座標
検出期間となり、検出期間信号がHighになり、第N
フレームの表示データの書き込みを行なうと共に、従来
の表示一体型タブレット装置における時分割による座標
検出動作を開始する。この座標検出期間については、コ
モン電極及びセグメント電極の走査とその検出信号の取
り込みが行なわれるのに十分な時間を予め設けておく。
【0060】座標検出期間の終了後、圧縮表示信号によ
り第Nフレームの表示を行なうために、上記のメモリ回
路3においては表示制御回路105から出力される表示
データの書き込みを継続しつつ、図3に示すリード・ア
ドレス・ポインタをスタート位置に戻し、上記で書き込
まれた第Nフレームの表示データの先頭のデータから順
次読み出し、以降圧縮表示信号発生回路2からのRCK
(cp2n)に基づいて、表示時間が圧縮された表示デ
ータが転送される。
【0061】ここで、第(N−1)フレームの表示デー
タの読み出しと第Nフレームの表示データの書き込みが
重複する期間を設ける際に、第Nフレームの表示データ
の書き込みを行なう前、及び時間圧縮された表示データ
の読み出しを行なう前に、ライト及びリードのアドレス
・ポインタをスタート位置に戻す操作を行なっている
が、この重複期間に読み出されるべき第(N−1)フレ
ームの表示データの書き込み位置が、第Nフレームの表
示データの書き込み位置と一致する場合には、上書きさ
れて正しい表示が行なわれないこととなる。これについ
ては、メモリ回路3のメモリ容量に若干の冗長性を持た
せることにより、上書きが生じないようにできる。
【0062】表示制御回路105から供給されるクロッ
ク信号cp2について、通常はセグメント電極駆動回路
への表示データの転送数に応じたクロック数が1回のコ
モン電極走査に対して出力されることが多いが、通常セ
グメント電極駆動回路では必要回数以上のクロックが入
力されても問題が生じないように構成されていることか
ら、特にそのクロック数を限定することなく出力されて
いる場合がある。この場合には、転送クロックの周波数
がセグメント電極駆動回路のデータ転送の許容スピード
に近く、クロックの高速化による表示時間の圧縮が行な
えない場合がある。
【0063】このような場合も考慮して座標検出期間を
設けるために、本実施例では書き込み制御回路6を設
け、表示制御回路105から必要数の表示データが出力
されると、メモリ回路のWE−端子の制御によって、書
き込みクロック端子にクロックが入力されても、データ
の書き込みを行なわないことにより、書き込みデータと
読み出しデータにずれを防ぐと共に、上記に示すよう
に、クロックの高速化のみでは表示期間の時間圧縮に対
応できない場合についても、冗長な表示データ転送クロ
ックを削除することによって、表示期間の圧縮を行なう
ことが可能になる。上記のように座標検出期間が予め設
けられていない表示パネルに対して、表示期間をFIF
O動作が可能なメモリ回路と制御信号の高速化によって
時間を圧縮して表示を実施し、これによって生じた空時
間を座標検出期間とすることで、表示一体型タブレット
装置が実現される。
【0064】また、表示制御回路105による表示フレ
ーム周波数が異なる場合についても、セグメント電極駆
動回路の制約を満足する限りにおいて、発振回路4の発
振周波数を変更することにより、対応することが可能で
ある。但し上述したように、フレームの切り替わり部分
においてのメモリ回路3への書き込みと読み出しの重複
が生じる場合には、上書きが生じないように、その周波
数を選択する必要がある。
【0065】また、デューティ駆動タイプの液晶パネル
において、特に大きい表示画面では、表示画面を分割し
て駆動することにより、そのデューティ比を高くし、表
示品質の向上を図るような構成になっている。このよう
な場合には、本実施例による制御回路1を分割された各
々の駆動部に対して設ける必要はなく、座標検出期間に
各駆動回路に転送される表示データを図1に示すメモリ
回路3にその分割画面毎の表示データが格納できるよう
に、データビツト構成を広げることで、他の部分に関し
ては、圧縮表示信号発生回路2から出力される制御信号
を各分割された駆動回路に供給するように接続すること
により、同様な回路構成によって対応することが可能で
ある。
【0066】更に、本実施例では、液晶表示パネルの場
合について示したが、それ以外の表示パネルにおいて
も、本発明を適用することができる。
【0067】また、上記実施例では、白黒表示の液晶表
示パネルの場合について説明したが、階調表示やカラー
表示の場合についても、本発明を適用することができ
る。
【0068】(第2実施例)本実施例における表示一体
型タブレット装置は、各種の表示フレーム周波数で使用
されているタブレット機能を有しない液晶表示パネルの
表示制御回路を用いたままで、表示期間の設定を外部か
ら自由に設定することにより、使用する部品の変更を行
なうことなく、液晶パネルを表示一体型タブレット装置
として動作させて、液晶表示および検出ペンによる座標
検出を行うものである。
【0069】つまり、図5に、第1実施例の制御回路1
に、さらに汎用性を持たせ、かつその冗長性が少なくて
すむ回路構成を示す。ここで、第1実施例との相違点
は、圧縮表示信号発生回路11、書き込み制御回路1
2、分周回路14で生成される信号に対して、そこでの
分周比や出力パルス数を外部から設定できる設定回路1
5を設けた点である。
【0070】圧縮表示信号発生回路11から出力される
転送クロック信号cp2nは、その表示フレーム周波数
とは独立にセグメント電極駆動回路の許容範囲において
高速に転送することが可能であり、設定回路15によ
り、1ラインの表示に必要な転送回数を圧縮表示信号発
生回路11に対して設定することにより、それに応じた
転送クロックを出力した後に、クロックの送出を停止す
ることで、同じ基本クロックから発生した転送クロック
信号cp2nによって表示サイズの異なる液晶パネルに
対しても対応が可能になる。また、セグメント電極駆動
回路のデータ転送の許容スピードが異なる場合には、設
定回路15により、分周回路14での分周比を設定する
ことにより、cp2nの周波数を切り換えて対応するこ
とができる。
【0071】データラッチパルス信号cp1nの周期
は、表示の1フレーム周期から検出期間を除いた部分
が、表示一体型タブレット装置として動作させる場合の
表示期間となり、これをコモン方向のライン数で割った
ものとなる。従って、設定回路15により、圧縮表示信
号発生回路11でのcp1n生成における分周比を設定
することにより、表示フレーム周波数が異なる場合や表
示サイズが異なる場合への対応が可能になる。
【0072】フレーム同期信号snについては、座標検
出に要する時間は一定であるので、メモリ回路3からの
読み出しの完了のタイミングに応じたディレイを、設定
回路15により、圧縮表示信号発生回路11のcp1及
び分周回路14から供給される基本クロックの分周比を
設定することで、表示パネルの条件の違いに対応するこ
とができる。
【0073】書き込み制御回路12については、設定回
路15により、表示制御回路105から出力される有効
表示データ数に応じた値を設定し、これによってメモリ
回路3への書き込みを制限することによって、パネルの
サイズやデータ転送方法の違いに対して、誤ったデータ
の書き込みが発生しないように対応することが出来る。
【0074】上述したように、設定内容としては、分周
回路から供給される基本クロックの周波数(分周回
数)、cp1nとcp2nの周期、sからのディレイ、
メモリ回路への書き込みデータ量であり、これらを外部
から適宜設定することにより、使用するパネルのサイズ
や表示フレーム数の違いに対応できる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、時分割動作のためのブ
ランク期間が用意されていない表示制御回路に比較的小
規模な回路を追加するだけで、表示一体型タブレット装
置を実現できる。
【0076】上記回路は、簡易で、かつパネルの表示サ
イズや表示のフレーム周期の違いに対しての対応範囲が
広いことから、汎用性のある制御回路を提供することが
可能となり、タブレット機能を有しない表示のみをおこ
なう表示制御回路への整合性もよく、メモリ部分も含め
たLSI化を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る表示一体型タブレット装置を実現
する制御回路の構成を示す図である。
【図2】実施例に係る表示一体型タブレット装置の動作
概念を示す図である。
【図3】FIFO動作をするメモリの概略ブロック図で
ある。
【図4】実施例に係る表示一体型タブレット装置を実現
する制御回路の動作タイミングを示す図である。
【図5】実施例に係る表示一体型タブレット装置を実現
する設定回路を備えた制御回路の構成を示す図である。
【図6】従来の表示一体型タブレット装置の構成を示す
図である。
【図7】従来の表示一体型タブレット装置の動作概念を
示す図である。
【図8】従来の表示一体型タブレットの座標検出走査タ
イミングを示す図である。
【図9】メモリ回路を備えた従来の表示一体型タブレッ
ト装置の制御回路の構成を示す図である。
【図10】メモリ回路を備えた従来の表示一体型タブレ
ット装置の制御回路の動作概念を示す図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 圧縮表示信号発生回路 3 メモリ回路 4 発振回路 5 分周回路 6 書き込み制御回路 10 制御回路 11 圧縮表示信号発生回路 12 書き込み制御回路 13 発振回路 14 分周回路 15 設定回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に配列された第1電極と
    第2電極とを有し、第1電極と第2電極とが交差する箇
    所に対応した画素を有するパネルで表示と座標検出を時
    分割で行う表示一体型タブレット装置において、 所定フレーム期間の時間長で第1電極及び第2電極に所
    望画像を表示するための表示データを出力する表示制御
    手段と、 上記表示データを格納する、上記所望画像の全表示デー
    タ以下の容量の保持手段と、 上記時間長を時間軸に圧縮するように、上記保持手段に
    上記表示データの書き込みと読み出しを行う時間軸圧縮
    制御手段と、を備え、 上記圧縮された時間長を除いた時間内で座標検出を行う
    ことを特徴とする表示一体型タブレット装置。
  2. 【請求項2】 上記時間軸圧縮制御手段は、外部から上
    記表示データの書き込みと読み出しの速度を可変にした
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示一体型タブレッ
    ト装置。
  3. 【請求項3】 上記時間軸圧縮制御手段は、所定フレー
    ムの書き込み動作と直前フレームの読み出し動作とを並
    行して行うことを特徴とする請求項1に記載の表示一体
    型タブレット装置。
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