JPH0973746A - ディスク装置のヘッド支持機構 - Google Patents
ディスク装置のヘッド支持機構Info
- Publication number
- JPH0973746A JPH0973746A JP22483895A JP22483895A JPH0973746A JP H0973746 A JPH0973746 A JP H0973746A JP 22483895 A JP22483895 A JP 22483895A JP 22483895 A JP22483895 A JP 22483895A JP H0973746 A JPH0973746 A JP H0973746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- piezoelectric thin
- thin films
- load beam
- support mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明はディスク装置のヘッド支持機構に関
し、ヘッドについてのトラッキング補正等のための高精
度で且つ効率的な微小変位が可能なヘッド支持機構の提
供を目的とする。 【解決手段】 ディスクに対する記録/再生のためのヘ
ッド22と、ヘッド22が搭載されるロードビーム18
と、ロードビーム18の表裏にそれぞれ2つずつ設けら
れる圧電素子36,38,40,42とから構成する。
し、ヘッドについてのトラッキング補正等のための高精
度で且つ効率的な微小変位が可能なヘッド支持機構の提
供を目的とする。 【解決手段】 ディスクに対する記録/再生のためのヘ
ッド22と、ヘッド22が搭載されるロードビーム18
と、ロードビーム18の表裏にそれぞれ2つずつ設けら
れる圧電素子36,38,40,42とから構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、高密度
記録に適した磁気ディスク装置等のディスク装置に関
し、さらに詳しくは、ディスク装置においてディスクに
対するデータの記録及び/又は再生を行うヘッドの支持
機構に関する。
記録に適した磁気ディスク装置等のディスク装置に関
し、さらに詳しくは、ディスク装置においてディスクに
対するデータの記録及び/又は再生を行うヘッドの支持
機構に関する。
【0002】近年、データの記録媒体として回転駆動さ
れる磁気ディスクを1つ又は複数備えた磁気ディスク装
置が、コンピュータの外部記憶装置等の用途で広く使用
されている。磁気ディスク装置の記録密度は、MRヘッ
ド(再生専用ヘッドとして磁気抵抗効果型ヘッドを備え
た記録/再生用のヘッド)の採用等に伴って年々上昇し
ており、磁気ディスクの記録トラックに対するヘッドの
トラッキングを電磁アクチュエータのみで行うのは限界
に達している。そのため、ヘッドの微小変位機構を備え
たヘッド支持機構を採用し、トラッキング補正を行うよ
うにした磁気ディスク装置が多数提供されるようになっ
ている。
れる磁気ディスクを1つ又は複数備えた磁気ディスク装
置が、コンピュータの外部記憶装置等の用途で広く使用
されている。磁気ディスク装置の記録密度は、MRヘッ
ド(再生専用ヘッドとして磁気抵抗効果型ヘッドを備え
た記録/再生用のヘッド)の採用等に伴って年々上昇し
ており、磁気ディスクの記録トラックに対するヘッドの
トラッキングを電磁アクチュエータのみで行うのは限界
に達している。そのため、ヘッドの微小変位機構を備え
たヘッド支持機構を採用し、トラッキング補正を行うよ
うにした磁気ディスク装置が多数提供されるようになっ
ている。
【0003】
【従来の技術】図1は磁気ディスク装置の従来のヘッド
支持機構の一例を示す平面図である。回転駆動される図
示しない磁気ディスクに対するデータの記録/再生を行
うヘッド2は、サスペンションアーム4の一旦に支持さ
れており、サスペンションアーム4の他端はキャリッジ
6の突起8を中心に微小角範囲内で回動可能に支持され
ている。
支持機構の一例を示す平面図である。回転駆動される図
示しない磁気ディスクに対するデータの記録/再生を行
うヘッド2は、サスペンションアーム4の一旦に支持さ
れており、サスペンションアーム4の他端はキャリッジ
6の突起8を中心に微小角範囲内で回動可能に支持され
ている。
【0004】キャリッジ6は磁気ディスク装置のハウジ
ングに対して固定される軸部材10について回動可能で
あり、キャリッジ6に固定された図示しない永久磁石に
対して、ハウジング側に固定された磁気回路12の一部
である駆動コイル14に流す励磁電流を制御することに
よって、キャリッジ6が軸部材10に対して回動し、こ
れによりヘッド2を磁気ディスクの実質径方向に移動さ
せることができるようになっている。
ングに対して固定される軸部材10について回動可能で
あり、キャリッジ6に固定された図示しない永久磁石に
対して、ハウジング側に固定された磁気回路12の一部
である駆動コイル14に流す励磁電流を制御することに
よって、キャリッジ6が軸部材10に対して回動し、こ
れによりヘッド2を磁気ディスクの実質径方向に移動さ
せることができるようになっている。
【0005】キャリッジ6とサスペンションアーム4の
間には圧電素子16が介在しており、圧電素子16を図
中の矢印方向に伸縮させることによって、サスペンショ
ンアーム4がキャリッジ6に対して微小角範囲内で回動
し、これによりヘッド2の微小変位がなされる。
間には圧電素子16が介在しており、圧電素子16を図
中の矢印方向に伸縮させることによって、サスペンショ
ンアーム4がキャリッジ6に対して微小角範囲内で回動
し、これによりヘッド2の微小変位がなされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1に示される従来の
構成において、圧電素子16はその長手方向の両端部が
それぞれサスペンションアーム4及びキャリッジ6に当
接しており、圧電素子16のバルク変形によってヘッド
2を微小変位させるようにしているので、圧電素子16
への印加電圧に対して効率的にヘッド2を微小変位させ
ることができないという問題がある。
構成において、圧電素子16はその長手方向の両端部が
それぞれサスペンションアーム4及びキャリッジ6に当
接しており、圧電素子16のバルク変形によってヘッド
2を微小変位させるようにしているので、圧電素子16
への印加電圧に対して効率的にヘッド2を微小変位させ
ることができないという問題がある。
【0007】よって、本発明の目的は、ヘッドについて
トラッキング補正等のための高精度で且つ効率的な微小
変位が可能なディスク装置のヘッド支持機構を提供する
ことにある。
トラッキング補正等のための高精度で且つ効率的な微小
変位が可能なディスク装置のヘッド支持機構を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると、回転駆
動されるディスクに対して少なくともデータの再生を行
うヘッドと、第1端及び第2端を有する板状弾性体から
なり、上記第1端には上記ヘッドが搭載され、上記第2
端は上記ヘッドを上記ディスクの実質径方向に移動させ
るために回動可能に支持されるロードビームと、該ロー
ドビームの一方の面上にその長手方向に互いにほぼ平行
に設けられる第1及び第2の圧電薄膜並びに該ロードビ
ームの他方の面上にその長手方向に互いにほぼ平行で上
記第1及び第2の圧電薄膜にそれぞれ対向するように設
けられる第3及び第4の圧電薄膜と、該第1乃至第4の
圧電薄膜へその厚み方向にそれぞれ電圧を印加するため
の第1乃至第4の電極対とを備えたディスク装置のヘッ
ド支持機構が提供される。
動されるディスクに対して少なくともデータの再生を行
うヘッドと、第1端及び第2端を有する板状弾性体から
なり、上記第1端には上記ヘッドが搭載され、上記第2
端は上記ヘッドを上記ディスクの実質径方向に移動させ
るために回動可能に支持されるロードビームと、該ロー
ドビームの一方の面上にその長手方向に互いにほぼ平行
に設けられる第1及び第2の圧電薄膜並びに該ロードビ
ームの他方の面上にその長手方向に互いにほぼ平行で上
記第1及び第2の圧電薄膜にそれぞれ対向するように設
けられる第3及び第4の圧電薄膜と、該第1乃至第4の
圧電薄膜へその厚み方向にそれぞれ電圧を印加するため
の第1乃至第4の電極対とを備えたディスク装置のヘッ
ド支持機構が提供される。
【0009】この構成によると、例えば、第1及び第3
の圧電薄膜と第2及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相
で伸縮し且つ第1及び第2の圧電薄膜と第3及び第4の
圧電薄膜とがそれぞれ逆相で伸縮するように第1乃至第
4の電極対に電圧信号を与えることによって、トラッキ
ング補正のための高精度で且つ効率的な微小変位が可能
になる。
の圧電薄膜と第2及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相
で伸縮し且つ第1及び第2の圧電薄膜と第3及び第4の
圧電薄膜とがそれぞれ逆相で伸縮するように第1乃至第
4の電極対に電圧信号を与えることによって、トラッキ
ング補正のための高精度で且つ効率的な微小変位が可能
になる。
【0010】また、第1及び第2の圧電薄膜と第3及び
第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相で伸縮し且つ第1及び
第3の圧電薄膜と第2及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ
逆相で伸縮するように第1乃至第4の電極対に電圧信号
を与えることによって、ヘッドの磁気ディスク表面に向
かう方向について高精度で且つ効率的な微小変位が可能
になる。
第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相で伸縮し且つ第1及び
第3の圧電薄膜と第2及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ
逆相で伸縮するように第1乃至第4の電極対に電圧信号
を与えることによって、ヘッドの磁気ディスク表面に向
かう方向について高精度で且つ効率的な微小変位が可能
になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。図2は本発明のヘッド支持機構の実施形態
を示す磁気ディスク側から見た斜視図である。ステンレ
ス鋼板等の板状弾性体からなる概略長方形形状のロード
ビーム18の一端側には、打ち抜き加工等によりジンバ
ル20が形成されており、このジンバル20上にはヘッ
ド22が搭載されている。
に説明する。図2は本発明のヘッド支持機構の実施形態
を示す磁気ディスク側から見た斜視図である。ステンレ
ス鋼板等の板状弾性体からなる概略長方形形状のロード
ビーム18の一端側には、打ち抜き加工等によりジンバ
ル20が形成されており、このジンバル20上にはヘッ
ド22が搭載されている。
【0012】ヘッド22は、回転駆動される磁気ディス
クから所定間隔離間して浮上させるために、スライダ2
4を有している。スライダ24の端面には、MR素子を
含むヘッド部26と、ヘッド部26を外部回路と接続す
るための複数の(この例では4つの)端子27とが形成
されている。スライダ24の底面には、回転磁気ディス
クとの間に適切な空気流を生じさせるために所定形状の
レール28及び30が形成されている。
クから所定間隔離間して浮上させるために、スライダ2
4を有している。スライダ24の端面には、MR素子を
含むヘッド部26と、ヘッド部26を外部回路と接続す
るための複数の(この例では4つの)端子27とが形成
されている。スライダ24の底面には、回転磁気ディス
クとの間に適切な空気流を生じさせるために所定形状の
レール28及び30が形成されている。
【0013】ヘッドビーム18を板状弾性体から形成し
ているのは、その弾性力とスライダ24の浮上力とをつ
り合わせてヘッド22の所要の浮上高さを得るためであ
り、弾性力を調整するために、ロードビーム18の両サ
イドには折り曲げ部18Aが形成されている。
ているのは、その弾性力とスライダ24の浮上力とをつ
り合わせてヘッド22の所要の浮上高さを得るためであ
り、弾性力を調整するために、ロードビーム18の両サ
イドには折り曲げ部18Aが形成されている。
【0014】ヘッド22の4つの端子27は、ロードビ
ーム18上に配線される信号パターン32A,32B,
32C及び32Dにそれぞれボールボンディングにより
接続されている。信号パターン32A,32B,32C
及び32Dは、それぞれ、ロードビーム18のヘッド2
2と反対の側に形成される4つのボンディングパッド3
4に接続されている。
ーム18上に配線される信号パターン32A,32B,
32C及び32Dにそれぞれボールボンディングにより
接続されている。信号パターン32A,32B,32C
及び32Dは、それぞれ、ロードビーム18のヘッド2
2と反対の側に形成される4つのボンディングパッド3
4に接続されている。
【0015】ロードビーム18のヘッド22が搭載され
る面(第1面)上には、その長手方向に互いにほぼ平行
に圧電素子36及び38が設けられており、ロードビー
ム18の第2面上には、圧電素子36及び38にそれぞ
れ対向して圧電素子40及び42が設けられている。圧
電素子40及び42も互いにほぼ平行である。
る面(第1面)上には、その長手方向に互いにほぼ平行
に圧電素子36及び38が設けられており、ロードビー
ム18の第2面上には、圧電素子36及び38にそれぞ
れ対向して圧電素子40及び42が設けられている。圧
電素子40及び42も互いにほぼ平行である。
【0016】ロードビーム18のボンディングパッド3
4側の端部の第2面上には剛性を高めるためにプレート
44が貼着されており、プレート44及びロードビーム
18には、ロードビーム18を回動させるための軸部材
(図1の軸部材10に対応)のための穴46が形成され
ている。尚、ロードビーム18の概略中央部の穴48及
びヘッド22側の穴50は磁気ディスク装置を組み立て
るに際してのロードビーム18の位置決め用のものであ
る。
4側の端部の第2面上には剛性を高めるためにプレート
44が貼着されており、プレート44及びロードビーム
18には、ロードビーム18を回動させるための軸部材
(図1の軸部材10に対応)のための穴46が形成され
ている。尚、ロードビーム18の概略中央部の穴48及
びヘッド22側の穴50は磁気ディスク装置を組み立て
るに際してのロードビーム18の位置決め用のものであ
る。
【0017】圧電素子36及び38は、それぞれ、信号
パターン32A,32B,32C及び32Dの両側に形
成される信号パターン51及び53によってボンディン
グパッド52及び54に接続されており、圧電素子40
及び42は、それぞれ、ロードビーム18の第2面上に
形成される信号パターン56及び60によってボンディ
ングパッド58及び62に接続されている。
パターン32A,32B,32C及び32Dの両側に形
成される信号パターン51及び53によってボンディン
グパッド52及び54に接続されており、圧電素子40
及び42は、それぞれ、ロードビーム18の第2面上に
形成される信号パターン56及び60によってボンディ
ングパッド58及び62に接続されている。
【0018】図3は図2におけるA−A断面図である。
ロードビーム18の第1面上には絶縁層64が形成され
ており、圧電素子36及び38と、ヘッド22用の信号
パターン32A,32B,32C及び32Dと、圧電素
子36及び38用の信号パターン51及び53とが絶縁
層64上に設けられている。
ロードビーム18の第1面上には絶縁層64が形成され
ており、圧電素子36及び38と、ヘッド22用の信号
パターン32A,32B,32C及び32Dと、圧電素
子36及び38用の信号パターン51及び53とが絶縁
層64上に設けられている。
【0019】ロードビーム18の第2面上には絶縁層6
6が形成されており、圧電素子40及び42と、圧電素
子40及び42用の信号パターン56及び60とが絶縁
層66上に設けられている。尚、図2においては絶縁層
64及び66の図示は省略されている。
6が形成されており、圧電素子40及び42と、圧電素
子40及び42用の信号パターン56及び60とが絶縁
層66上に設けられている。尚、図2においては絶縁層
64及び66の図示は省略されている。
【0020】各圧電素子36,38,40及び42は、
それぞれ、電極層68、緩衝層70、圧電薄膜72及び
電極層74を絶縁層64の側からこの順に積層して構成
されている。
それぞれ、電極層68、緩衝層70、圧電薄膜72及び
電極層74を絶縁層64の側からこの順に積層して構成
されている。
【0021】電極層68及び74は例えばAu等の金属
からなり、緩衝層70は例えばSiO2 からなる。圧電
薄膜72の材料としては、スパッタリング等により配向
させたZnOを用いることができる。圧電薄膜72とし
ては、ZnO薄膜の他に、PZT,PLZT,チタン酸
バリウム等のペロブスカイト構造を有する薄膜を用いる
ことができる。
からなり、緩衝層70は例えばSiO2 からなる。圧電
薄膜72の材料としては、スパッタリング等により配向
させたZnOを用いることができる。圧電薄膜72とし
ては、ZnO薄膜の他に、PZT,PLZT,チタン酸
バリウム等のペロブスカイト構造を有する薄膜を用いる
ことができる。
【0022】図3において、符号76は、圧電素子3
6,38,40及び42の電極層74をそれぞれ信号パ
ターン51,53,56及び60と接続するためのボン
ディングワイヤを示している。圧電素子36,38,4
0及び42の電極層68はそれぞれ図示しないグランド
パターンによって接地されている。
6,38,40及び42の電極層74をそれぞれ信号パ
ターン51,53,56及び60と接続するためのボン
ディングワイヤを示している。圧電素子36,38,4
0及び42の電極層68はそれぞれ図示しないグランド
パターンによって接地されている。
【0023】各圧電素子において、圧電薄膜72の厚み
は例えば約1〜3μmであり、緩衝層70の厚みは例え
ば約0.2μmである。緩衝層70は圧電薄膜72の静
電破壊を防止するために設けられている。電極層68と
絶縁層64,66との間にさらに緩衝層を形成してもよ
い。
は例えば約1〜3μmであり、緩衝層70の厚みは例え
ば約0.2μmである。緩衝層70は圧電薄膜72の静
電破壊を防止するために設けられている。電極層68と
絶縁層64,66との間にさらに緩衝層を形成してもよ
い。
【0024】図3においては、各圧電素子の厚みが折り
曲げ部18Aの長さよりも大きいように図示されている
が、これは各圧電素子の断面構成を詳細に説明するため
である。
曲げ部18Aの長さよりも大きいように図示されている
が、これは各圧電素子の断面構成を詳細に説明するため
である。
【0025】圧電薄膜72へ電圧を印加すると、圧電薄
膜72は電極層68から電極層74へ向かう方向に伸縮
する(D33モード)一方で、これと直交する方向、特に
ロードビーム18の長手方向にも伸縮する(d31モー
ド)。本実施形態では、このd 31モードについての圧電
薄膜の伸縮を用いてヘッド22のトラッキング補正等を
行っている。
膜72は電極層68から電極層74へ向かう方向に伸縮
する(D33モード)一方で、これと直交する方向、特に
ロードビーム18の長手方向にも伸縮する(d31モー
ド)。本実施形態では、このd 31モードについての圧電
薄膜の伸縮を用いてヘッド22のトラッキング補正等を
行っている。
【0026】図4は本実施形態における動作説明図であ
る。トラッキング補正に際し、ヘッド22を磁気ディス
クの実質径方向(単に「径方向」ということがある)に
微小変位させる場合には、図4の(A)に示されるよう
に、圧電素子36及び40が同相で伸縮し、圧電素子3
8及び42が同相で伸縮し、圧電素子36及び38が逆
相で伸縮するように、各圧電素子へ電圧信号が与えられ
る。
る。トラッキング補正に際し、ヘッド22を磁気ディス
クの実質径方向(単に「径方向」ということがある)に
微小変位させる場合には、図4の(A)に示されるよう
に、圧電素子36及び40が同相で伸縮し、圧電素子3
8及び42が同相で伸縮し、圧電素子36及び38が逆
相で伸縮するように、各圧電素子へ電圧信号が与えられ
る。
【0027】例えば、このような電圧信号によって圧電
素子36及び40が伸び、圧電素子38及び42が縮む
場合、ロードビーム18は紙面内において撓み、ヘッド
22は実線矢印78で示されるように径方向に微小変位
する。
素子36及び40が伸び、圧電素子38及び42が縮む
場合、ロードビーム18は紙面内において撓み、ヘッド
22は実線矢印78で示されるように径方向に微小変位
する。
【0028】一方、圧電素子36及び40が縮み、圧電
素子38及び42が伸びるように電圧信号が与えられる
と、ヘッド22は破線矢印80で示されるように径方向
において上述とは反対の向きに微小変位する。
素子38及び42が伸びるように電圧信号が与えられる
と、ヘッド22は破線矢印80で示されるように径方向
において上述とは反対の向きに微小変位する。
【0029】この場合における電圧信号波形の例を図5
に示す。図5において符号136,138,140及び
148はそれぞれ圧電素子36,38,40及び42に
与えられる電圧信号の波形を示している。
に示す。図5において符号136,138,140及び
148はそれぞれ圧電素子36,38,40及び42に
与えられる電圧信号の波形を示している。
【0030】時間(t1 〜t2 )の期間においては、ヘ
ッド22は図4の(A)において矢印78で示される方
向に微小変位しており、この期間各圧電素子にはトラッ
キング補正のための制御された電圧信号が与えられてい
る。前述の原理に従って、電圧信号波形136及び13
8は互いに逆相であり、電圧信号波形136及び140
は同相であり、電圧信号波形138及び142は同相で
ある。
ッド22は図4の(A)において矢印78で示される方
向に微小変位しており、この期間各圧電素子にはトラッ
キング補正のための制御された電圧信号が与えられてい
る。前述の原理に従って、電圧信号波形136及び13
8は互いに逆相であり、電圧信号波形136及び140
は同相であり、電圧信号波形138及び142は同相で
ある。
【0031】時間(t2 〜t3 )の期間は、トラッキン
グ補正はなされておらず、この期間には例えば電磁アク
チュエータによる粗いトラッキングが行われている。時
間(t3 〜t4 )の期間には、ヘッド22は図4の
(A)において破線矢印80で示される方向に微小変位
しており、この期間トラッキング補正のための制御され
た電圧信号が各圧電素子に与えられている。
グ補正はなされておらず、この期間には例えば電磁アク
チュエータによる粗いトラッキングが行われている。時
間(t3 〜t4 )の期間には、ヘッド22は図4の
(A)において破線矢印80で示される方向に微小変位
しており、この期間トラッキング補正のための制御され
た電圧信号が各圧電素子に与えられている。
【0032】本実施形態においては、ロードビーム18
の一方のサイドが伸びる方向に剪断応力を受けていると
きに、他方のサイドは縮む方向に剪断応力を受けるの
で、単位印加電圧あたりのヘッド22の変位量を大きく
することができ、効果的な微小変位が可能になる。
の一方のサイドが伸びる方向に剪断応力を受けていると
きに、他方のサイドは縮む方向に剪断応力を受けるの
で、単位印加電圧あたりのヘッド22の変位量を大きく
することができ、効果的な微小変位が可能になる。
【0033】また、各圧電素子の単位印加電圧あたりの
伸縮量の再現性は良好であるので、ヘッドについて高精
度な微小変位が可能になる。ヘッド22を磁気ディスク
面と垂直な方向(単に「上下方向」ということがある)
に微小変位させる場合には、図4の(B)に示されるよ
うに、圧電素子36及び38が同相で伸縮し、圧電素子
40及び42が同相で伸縮し、圧電素子36及び40が
逆相で伸縮するように各圧電素子に電圧信号を与える。
伸縮量の再現性は良好であるので、ヘッドについて高精
度な微小変位が可能になる。ヘッド22を磁気ディスク
面と垂直な方向(単に「上下方向」ということがある)
に微小変位させる場合には、図4の(B)に示されるよ
うに、圧電素子36及び38が同相で伸縮し、圧電素子
40及び42が同相で伸縮し、圧電素子36及び40が
逆相で伸縮するように各圧電素子に電圧信号を与える。
【0034】例えば、図示されるように圧電素子36及
び38が伸び圧電素子40及び42が縮む方向に電圧信
号が与えられると、ヘッド22は実線矢印82で示され
るように上下方向において磁気ディスク面に近付く方向
に微小変位する。また、ヘッド22を上下方向において
磁気ディスク面から遠ざかる方向に微小変位させる場合
には、前述と逆の電圧信号を用いる。
び38が伸び圧電素子40及び42が縮む方向に電圧信
号が与えられると、ヘッド22は実線矢印82で示され
るように上下方向において磁気ディスク面に近付く方向
に微小変位する。また、ヘッド22を上下方向において
磁気ディスク面から遠ざかる方向に微小変位させる場合
には、前述と逆の電圧信号を用いる。
【0035】このように必要に応じて磁気ヘッド22を
上下方向に変位させることによって、ヘッドのロード/
アンロード機能の達成やヘッドクラッシュ等の事故の防
止が可能になる。
上下方向に変位させることによって、ヘッドのロード/
アンロード機能の達成やヘッドクラッシュ等の事故の防
止が可能になる。
【0036】この場合における電圧信号波形の例を図6
に示す。図6において、符号236,238,240及
び242は、それぞれ、ヘッド22を上下方向に微小変
位させるに際しての各圧電素子36,38,40及び4
2への印加電圧波形を示している。電圧波形236及び
238は同相であり、電圧信号波形236及び240は
互いに逆相であり、電圧信号波形240及び242は同
相である。
に示す。図6において、符号236,238,240及
び242は、それぞれ、ヘッド22を上下方向に微小変
位させるに際しての各圧電素子36,38,40及び4
2への印加電圧波形を示している。電圧波形236及び
238は同相であり、電圧信号波形236及び240は
互いに逆相であり、電圧信号波形240及び242は同
相である。
【0037】時間(t5 〜t6 )の期間には、各圧電素
子に電圧が印加され、その電圧波形の振幅に応じて、ヘ
ッド22は図4の(B)において実線矢印82で示され
る方向に微小変位し、これによりヘッド22と磁気ディ
スク面との間の所望の距離が得られる。
子に電圧が印加され、その電圧波形の振幅に応じて、ヘ
ッド22は図4の(B)において実線矢印82で示され
る方向に微小変位し、これによりヘッド22と磁気ディ
スク面との間の所望の距離が得られる。
【0038】図7は本発明の他の実施形態を示すヘッド
支持機構の断面図である。本実施形態は、各圧電素子3
6,38,40及び42の電極層68及び78間にそれ
ぞれ直列に抵抗体Rを接続している点で特徴付けられ
る。
支持機構の断面図である。本実施形態は、各圧電素子3
6,38,40及び42の電極層68及び78間にそれ
ぞれ直列に抵抗体Rを接続している点で特徴付けられ
る。
【0039】今、ロードビーム18に衝撃等が加わって
ロードビーム18が励振されたとする。ロードビーム1
8に蓄えられた弾性エネルギーは、ロードビーム18が
弾性変形した次の瞬間ロードビーム18を逆の方向に変
形させようとする運動エネルギーに変換されるわけであ
るが、抵抗体Rを設けておくことによって、抵抗体Rに
おいてジュール熱として系外に発散された分だけ上述の
運動エネルギーは減少する。これによりロードビーム1
8についての制振作用が生じるのである。
ロードビーム18が励振されたとする。ロードビーム1
8に蓄えられた弾性エネルギーは、ロードビーム18が
弾性変形した次の瞬間ロードビーム18を逆の方向に変
形させようとする運動エネルギーに変換されるわけであ
るが、抵抗体Rを設けておくことによって、抵抗体Rに
おいてジュール熱として系外に発散された分だけ上述の
運動エネルギーは減少する。これによりロードビーム1
8についての制振作用が生じるのである。
【0040】尚、抵抗体Rの抵抗値は、各圧電素子への
電圧の印加が影響を受けない程度に大きいことが望まし
い。本実施形態では4つの圧電素子全てに抵抗体Rを接
続しているが、少なくともいずれか1つの圧電素子に抵
抗体を接続することによっても、上述の制振作用を得る
ことができる。
電圧の印加が影響を受けない程度に大きいことが望まし
い。本実施形態では4つの圧電素子全てに抵抗体Rを接
続しているが、少なくともいずれか1つの圧電素子に抵
抗体を接続することによっても、上述の制振作用を得る
ことができる。
【0041】以上の実施形態において、ヘッド22を径
方向に変位させる場合、ロードビーム18の厚みが20
μm、圧電薄膜74の厚みが2μm、電極層60及び7
4間に印加する電圧が50Vである場合、ヘッド22の
変位量としては例えば0.3μmを得ることができる。
また、同一条件によってヘッド22を上下方向に変位さ
せる場合、μmオーダの変位が可能になる。
方向に変位させる場合、ロードビーム18の厚みが20
μm、圧電薄膜74の厚みが2μm、電極層60及び7
4間に印加する電圧が50Vである場合、ヘッド22の
変位量としては例えば0.3μmを得ることができる。
また、同一条件によってヘッド22を上下方向に変位さ
せる場合、μmオーダの変位が可能になる。
【0042】圧電薄膜72の抵抗率は高いので、圧電薄
膜72へ電圧を印加するためのボンディングワイヤや信
号パターンの断面積は小さくてすむ。従って、圧電体に
電圧を印加するための信号パターンの増設によるロード
ビーム18の表面積の増大はほとんどない。
膜72へ電圧を印加するためのボンディングワイヤや信
号パターンの断面積は小さくてすむ。従って、圧電体に
電圧を印加するための信号パターンの増設によるロード
ビーム18の表面積の増大はほとんどない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ヘッドについてトラッキング補正等のための高精度で且
つ効率的な微小変位が可能なディスク装置のヘッド支持
機構の提供が可能になるという効果が生じる。
ヘッドについてトラッキング補正等のための高精度で且
つ効率的な微小変位が可能なディスク装置のヘッド支持
機構の提供が可能になるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気ディスク装置の従来のヘッド支持機構の一
例を示す平面図である。
例を示す平面図である。
【図2】本発明の実施形態を示すヘッド支持機構の斜視
図である。
図である。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】図2及び図3のヘッド支持機構の動作説明図で
ある。
ある。
【図5】電圧信号波形の一例を示す図である。
【図6】電圧信号波形の他の例を示す図である。
【図7】本発明の他の実施形態を示すヘッド支持機構の
断面図である。
断面図である。
18 ロードビーム 22 ヘッド 36,38,40,42 圧電素子 72 圧電薄膜
Claims (4)
- 【請求項1】 回転駆動されるディスクに対して少なく
ともデータの再生を行うヘッドと、 第1端及び第2端を有する板状弾性体からなり、上記第
1端には上記ヘッドが搭載され、上記第2端は上記ヘッ
ドを上記ディスクの実質径方向に移動させるために回動
可能に支持されるロードビームと、 該ロードビームの一方の面上にその長手方向に互いにほ
ぼ平行に設けられる第1及び第2の圧電薄膜並びに該ロ
ードビームの他方の面上にその長手方向に互いにほぼ平
行で上記第1及び第2の圧電薄膜にそれぞれ対向するよ
うに設けられる第3及び第4の圧電薄膜と、 該第1乃至第4の圧電薄膜へその厚み方向にそれぞれ電
圧を印加するための第1乃至第4の電極対とを備えたデ
ィスク装置のヘッド支持機構。 - 【請求項2】 上記第1及び第3の圧電薄膜と上記第2
及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相で伸縮し且つ上記
第1及び第2の圧電薄膜と上記第3及び第4の圧電薄膜
とがそれぞれ逆相で伸縮するように上記第1乃至第4の
電極対に電圧信号を与える手段をさらに備えた請求項1
記載のディスク装置のヘッド支持機構。 - 【請求項3】 上記第1及び第2の圧電薄膜と上記第3
及び第4の圧電薄膜とがそれぞれ同相で伸縮し且つ上記
第1及び第3の圧電薄膜と上記第2及び第4の圧電薄膜
とがそれぞれ逆相で伸縮するように上記第1乃至第4の
電極対に電圧信号を与える手段をさらに備えた請求項1
記載のディスク装置のヘッド支持機構。 - 【請求項4】 上記第1乃至第4の電極対のうちの少な
くとも1つの電極対に直列に接続される抵抗体をさらに
備えた請求項1記載のディスク装置のヘッド支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22483895A JPH0973746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ディスク装置のヘッド支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22483895A JPH0973746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ディスク装置のヘッド支持機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0973746A true JPH0973746A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16819976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22483895A Withdrawn JPH0973746A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | ディスク装置のヘッド支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0973746A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2749696A1 (fr) * | 1996-10-15 | 1997-12-12 | Silmag Sa | Assemblage rotatif de precision pour memoire a disque |
| EP1152401A4 (en) * | 1998-09-16 | 2003-01-15 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | MAGNETIC HEAD SUSPENSION, INFORMATION RECORDING AND PLAYBACK DEVICE, AND A METHOD FOR PRODUCING A MAGNETIC HEAD SUSPENSION |
| US6532138B1 (en) | 1999-07-30 | 2003-03-11 | Fujitsu Limited | Mechanism for producing minute movement of a head of a disk device |
| US6552878B2 (en) | 1998-08-05 | 2003-04-22 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk apparatus |
| JP2005039176A (ja) * | 2002-12-03 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜圧電体素子およびその製造方法並びにこれを用いたアクチュエータ |
| US6927947B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-08-09 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk apparatus |
| US7312955B2 (en) | 2002-10-16 | 2007-12-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk drive piezoelectric actuator with coupling portion extending across a slit between flexible substrates |
| US7630175B2 (en) | 2003-09-02 | 2009-12-08 | Tdk Corporation | Flexible, suspension, and head gimbal assembly with piezoelectric layer units addressable by a voltage |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP22483895A patent/JPH0973746A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2749696A1 (fr) * | 1996-10-15 | 1997-12-12 | Silmag Sa | Assemblage rotatif de precision pour memoire a disque |
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| US6943990B1 (en) | 1998-09-16 | 2005-09-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Head support mechanism, information recording/reproducing apparatus, and method of manufacturing head support mechanism |
| US6532138B1 (en) | 1999-07-30 | 2003-03-11 | Fujitsu Limited | Mechanism for producing minute movement of a head of a disk device |
| US6927947B2 (en) | 2000-02-14 | 2005-08-09 | Hitachi, Ltd. | Magnetic disk apparatus |
| US7130159B2 (en) | 2000-02-14 | 2006-10-31 | Hitachi Global Storage Technologies Japan, Ltd. | Magnetic disk apparatus |
| US7312955B2 (en) | 2002-10-16 | 2007-12-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk drive piezoelectric actuator with coupling portion extending across a slit between flexible substrates |
| JP2005039176A (ja) * | 2002-12-03 | 2005-02-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 薄膜圧電体素子およびその製造方法並びにこれを用いたアクチュエータ |
| US7630175B2 (en) | 2003-09-02 | 2009-12-08 | Tdk Corporation | Flexible, suspension, and head gimbal assembly with piezoelectric layer units addressable by a voltage |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |