JPH0974182A - 光半導体集積回路及びその製造方法 - Google Patents
光半導体集積回路及びその製造方法Info
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- JPH0974182A JPH0974182A JP22612795A JP22612795A JPH0974182A JP H0974182 A JPH0974182 A JP H0974182A JP 22612795 A JP22612795 A JP 22612795A JP 22612795 A JP22612795 A JP 22612795A JP H0974182 A JPH0974182 A JP H0974182A
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のメディアが受信可能で、かつ、送信も
可能な双方向通信用素子を1チップで提供する。 【構成】 n−InP半導体基板上に、方向性結合器型
WDMカップラー1と、1.3μm 帯半導体レーザー
と、レーザーモニターPDと、1.3μm 帯半導体受光
素子と、Y分岐と、1.55μm 帯半導体受光素子とが
集積されている。1.3μm 帯信号と1.55μm 帯信
号とを波長多重した信号が波長弁別素子である方向性結
合器型WDMカップラーで1.3μm 帯信号と1.55
μm 帯信号とに弁別され、それぞれ、1.3μm 帯半導
体受光素子と1.55μm 帯半導体受光素子とで受信さ
れる。これにより複数のメディア伝送受信に適した集積
回路である。しかも、WDMカップラーとして方向性結
合器が用いられており、マッハツェンダー型等を用いて
構成する場合に比べ小型に素子を実現できる。
可能な双方向通信用素子を1チップで提供する。 【構成】 n−InP半導体基板上に、方向性結合器型
WDMカップラー1と、1.3μm 帯半導体レーザー
と、レーザーモニターPDと、1.3μm 帯半導体受光
素子と、Y分岐と、1.55μm 帯半導体受光素子とが
集積されている。1.3μm 帯信号と1.55μm 帯信
号とを波長多重した信号が波長弁別素子である方向性結
合器型WDMカップラーで1.3μm 帯信号と1.55
μm 帯信号とに弁別され、それぞれ、1.3μm 帯半導
体受光素子と1.55μm 帯半導体受光素子とで受信さ
れる。これにより複数のメディア伝送受信に適した集積
回路である。しかも、WDMカップラーとして方向性結
合器が用いられており、マッハツェンダー型等を用いて
構成する場合に比べ小型に素子を実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光半導体集積回
路、特に双方向通信が可能な光半導体集積回路の構造及
び製造方法に関するものである。
路、特に双方向通信が可能な光半導体集積回路の構造及
び製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一基板上に光源と受光器を集積した双
方向通信用光半導体集積回路は小型で安価に双方向通信
を提供するキーデバイスとして注目を浴びている。この
ような光半導体集積回路の第1の従来例としては、1.
3μm 帯用受光素子(PD)と、1.5μm 帯レーザー
(LD)と、LDモニター用PDと、方向性結合器型W
DM(Wave division multiple
xing:波長多重)カップラーとを同一基板上に集積
したWDMトランスミッターがR.Matsらによっ
て、“Integrated Photonics R
esearch ’94”ポストデッドラインペーパー
PD1−1に報告されている。このWDMトランスミッ
ターは、ホスト側からトランスミッター側への信号が
1.3μm 帯、トランスミッター側からホスト側への信
号(送信信号)が1.55μm 帯の光を用いて送受信を
行なっている。従ってこのWDMトランスミッターは、
WDM技術を用いて全2重の双方向通信が行なえる。
方向通信用光半導体集積回路は小型で安価に双方向通信
を提供するキーデバイスとして注目を浴びている。この
ような光半導体集積回路の第1の従来例としては、1.
3μm 帯用受光素子(PD)と、1.5μm 帯レーザー
(LD)と、LDモニター用PDと、方向性結合器型W
DM(Wave division multiple
xing:波長多重)カップラーとを同一基板上に集積
したWDMトランスミッターがR.Matsらによっ
て、“Integrated Photonics R
esearch ’94”ポストデッドラインペーパー
PD1−1に報告されている。このWDMトランスミッ
ターは、ホスト側からトランスミッター側への信号が
1.3μm 帯、トランスミッター側からホスト側への信
号(送信信号)が1.55μm 帯の光を用いて送受信を
行なっている。従ってこのWDMトランスミッターは、
WDM技術を用いて全2重の双方向通信が行なえる。
【0003】しかしながら、片2重の双方向通信だけを
行なうのであれば、WDMカップラーは不要であり、方
向性結合器WDMカップラーにより素子サイズも大きく
なってしまうという問題があった。また、本従来例はW
DM伝送による全2重双方向通信は出来るものの、複数
の異なるメディアをホスト側からトランスミッター側へ
同時に送ることを目的とする素子ではなかった。
行なうのであれば、WDMカップラーは不要であり、方
向性結合器WDMカップラーにより素子サイズも大きく
なってしまうという問題があった。また、本従来例はW
DM伝送による全2重双方向通信は出来るものの、複数
の異なるメディアをホスト側からトランスミッター側へ
同時に送ることを目的とする素子ではなかった。
【0004】上記問題を解決し、複数の異なるメディア
をホスト側からトランスミッター側へ同時に送ることが
可能な光半導体集積回路の従来例としては、1.3μm
帯用PDと、1.55μm 帯用PDと、1.55μm 帯
LDと、LDモニター用PDと、マッハツェンダー型W
DMカップラーとを同一基板上に集積したWDMトラン
シーバーがP.J.Williamsらによって、El
ectronicsLetters vol.30 p
p.1529(1994)に報告されている。本従来例
では、信号波長帯の異なる複数のPDが集積されている
が、WDMカップラーとしてマッハツェンダー型素子が
用いられている。さらにマッハツェンダー型素子の入出
力部には方向性結合器型の3dBカップラーが設けられ
ている。従って、WDMカップラー領域だけで約3.5
mmもの長さになってしまい、小型化が難しく、安価に大
量に生産することが難しい。
をホスト側からトランスミッター側へ同時に送ることが
可能な光半導体集積回路の従来例としては、1.3μm
帯用PDと、1.55μm 帯用PDと、1.55μm 帯
LDと、LDモニター用PDと、マッハツェンダー型W
DMカップラーとを同一基板上に集積したWDMトラン
シーバーがP.J.Williamsらによって、El
ectronicsLetters vol.30 p
p.1529(1994)に報告されている。本従来例
では、信号波長帯の異なる複数のPDが集積されている
が、WDMカップラーとしてマッハツェンダー型素子が
用いられている。さらにマッハツェンダー型素子の入出
力部には方向性結合器型の3dBカップラーが設けられ
ている。従って、WDMカップラー領域だけで約3.5
mmもの長さになってしまい、小型化が難しく、安価に大
量に生産することが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、第1
の従来例の光半導体集積回路では、WDM伝送による全
2重双方向通信が可能となるものの、片2重双方通信に
おいてはWDMカップラーは不要で、かつ、素子サイズ
も大きくなってしまうと言う課題があった。さらに、光
半導体集積回路では、各機能素子のコア層波長素子が異
なることから、結晶成長工程とエッチング工程とを繰り
返しながら集積しており、各機能素子のコア層は光伝搬
方向に連続して形成されていなかった。また、結晶成長
工程とエッチング工程とを何度も繰り返しながら製作し
ていることから、プロセス工程が複雑で、安価に歩留ま
り良く製作することが困難であった。従って、各機能素
子のコア層を光伝搬方向に連続して形成し、かつ、安価
に歩留まり良く製造する方法に関して課題があった。
の従来例の光半導体集積回路では、WDM伝送による全
2重双方向通信が可能となるものの、片2重双方通信に
おいてはWDMカップラーは不要で、かつ、素子サイズ
も大きくなってしまうと言う課題があった。さらに、光
半導体集積回路では、各機能素子のコア層波長素子が異
なることから、結晶成長工程とエッチング工程とを繰り
返しながら集積しており、各機能素子のコア層は光伝搬
方向に連続して形成されていなかった。また、結晶成長
工程とエッチング工程とを何度も繰り返しながら製作し
ていることから、プロセス工程が複雑で、安価に歩留ま
り良く製作することが困難であった。従って、各機能素
子のコア層を光伝搬方向に連続して形成し、かつ、安価
に歩留まり良く製造する方法に関して課題があった。
【0006】また、第2の従来例の光半導体集積回路で
は、複数の信号波長帯用PDが集積されていないため、
異なる信号波長帯による複数のメディア伝送に適する構
成ではなかった。あるいは、信号波長帯の異なる複数の
PDが集積されていても、異なる信号波長を分離・統合
するWDMカップラーにはマッハツェンダー型素子が用
いられていたため、小型化が難しく、安価に大量に生産
することが難しいという課題があった。さらに、第2の
従来例においては、各機能素子のコア層波長組成が異な
ることから、結晶生長工程とエッチング工程とを繰り返
しながら集積しており、各機能素子のコア層は光伝搬方
向に連続して形成されていなかった。また、結晶成長工
程とエッチング工程とを何度も繰り返しながら製作して
いることから、プロセス工程が複雑で、安価に歩留まり
良く製作することが困難であった。従って、各機能素子
のコア層を光伝搬方向に連続して形成し、かつ、安価に
歩留まり良く製造する方法に関して課題があった。
は、複数の信号波長帯用PDが集積されていないため、
異なる信号波長帯による複数のメディア伝送に適する構
成ではなかった。あるいは、信号波長帯の異なる複数の
PDが集積されていても、異なる信号波長を分離・統合
するWDMカップラーにはマッハツェンダー型素子が用
いられていたため、小型化が難しく、安価に大量に生産
することが難しいという課題があった。さらに、第2の
従来例においては、各機能素子のコア層波長組成が異な
ることから、結晶生長工程とエッチング工程とを繰り返
しながら集積しており、各機能素子のコア層は光伝搬方
向に連続して形成されていなかった。また、結晶成長工
程とエッチング工程とを何度も繰り返しながら製作して
いることから、プロセス工程が複雑で、安価に歩留まり
良く製作することが困難であった。従って、各機能素子
のコア層を光伝搬方向に連続して形成し、かつ、安価に
歩留まり良く製造する方法に関して課題があった。
【0007】さらに従来例では、受動導波路及びWDM
カップラーの導波路構造がリッジ構造であった。一般に
リッジ構造はTEモードとTMモードの光の閉じ込め強
さが大きく異なることから、特にWDMカップラー動作
の偏光依存性解消が難しい構造であった。従って、偏光
無依存化に関して課題があった。
カップラーの導波路構造がリッジ構造であった。一般に
リッジ構造はTEモードとTMモードの光の閉じ込め強
さが大きく異なることから、特にWDMカップラー動作
の偏光依存性解消が難しい構造であった。従って、偏光
無依存化に関して課題があった。
【0008】また、LDモニター用PD及びLDと同一
信号波長帯のPDのコア層は、PDとしての機能を考え
れば同一信号波長帯LDのコア層波長組成よりも長く設
定した方が効率よく光検出ができる。しかしながら、プ
ロセスの省略化から同一の波長組成を用いており、効率
良く光が検出できないという課題があった。また、プロ
セス工程を複雑化せずに単純な工程で波長組成の異なる
LDのコア層と、LDモニター用PD及びLDと同一信
号波長帯PDのコア層とを同時に蓄積する方法に関して
課題があった。
信号波長帯のPDのコア層は、PDとしての機能を考え
れば同一信号波長帯LDのコア層波長組成よりも長く設
定した方が効率よく光検出ができる。しかしながら、プ
ロセスの省略化から同一の波長組成を用いており、効率
良く光が検出できないという課題があった。また、プロ
セス工程を複雑化せずに単純な工程で波長組成の異なる
LDのコア層と、LDモニター用PD及びLDと同一信
号波長帯PDのコア層とを同時に蓄積する方法に関して
課題があった。
【0009】従来例では、信号光入出射端面にはリッジ
構造の受動導波路端面が設けられているだけである。従
って、そのスポットサイズは光ファイバーのスポットサ
イズよりも小さく、また、リッジ構造であるため水平方
向と垂直方向での光の閉じ込め強さの違いから収差が生
じ、光ファイバーとの良好な結合が得られなかった。こ
のように、光ファイバーとの良好な光結合を提供する入
出射端面構造に関し課題があった。また、入射出射端面
では戻り光が生じるため、PDやLDに入った戻り光が
ノイズ源となってしまう。従って、戻り光を生じさせな
い入出射端面構造に関しても課題があった。
構造の受動導波路端面が設けられているだけである。従
って、そのスポットサイズは光ファイバーのスポットサ
イズよりも小さく、また、リッジ構造であるため水平方
向と垂直方向での光の閉じ込め強さの違いから収差が生
じ、光ファイバーとの良好な結合が得られなかった。こ
のように、光ファイバーとの良好な光結合を提供する入
出射端面構造に関し課題があった。また、入射出射端面
では戻り光が生じるため、PDやLDに入った戻り光が
ノイズ源となってしまう。従って、戻り光を生じさせな
い入出射端面構造に関しても課題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光半導体集積回
路は、半導体基板上に少なくとも、入射光導波路、前記
入射光導波路を2本の出力導波路に分岐する分岐光導波
路、前記分岐光導波路の各々の出力導波路の先に接続さ
れた半導体レーザーと半導体受光素子が集積されてお
り、上記各素子のコア層が、素子間を接続する領域にお
いても光伝搬方向に連続して形成されていることを特徴
とする。
路は、半導体基板上に少なくとも、入射光導波路、前記
入射光導波路を2本の出力導波路に分岐する分岐光導波
路、前記分岐光導波路の各々の出力導波路の先に接続さ
れた半導体レーザーと半導体受光素子が集積されてお
り、上記各素子のコア層が、素子間を接続する領域にお
いても光伝搬方向に連続して形成されていることを特徴
とする。
【0011】本発明では、LDとPDを分岐で接続した
単純な構成である。従って、片2重通信方式に適した小
型な双方向通信用光半導体集積回路を提供する。しか
も、本発明によれば1回の結晶成長工程で異なる機能素
子のコア層を一括して形成できる。従って、安価に製造
できる上にコア層は光伝搬方向に連続して形成された構
成となる。
単純な構成である。従って、片2重通信方式に適した小
型な双方向通信用光半導体集積回路を提供する。しか
も、本発明によれば1回の結晶成長工程で異なる機能素
子のコア層を一括して形成できる。従って、安価に製造
できる上にコア層は光伝搬方向に連続して形成された構
成となる。
【0012】本発明の光半導体集積回路の製造方法は、
(1)半導体基板上の一部に干渉露光法もしくはEB露
光法によりグレーティングを設ける工程と、(2)前記
半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程と、(3)前記
誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅の空隙を隔て少
なくとも2種類以上の異なるマスク幅からなるストライ
プ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマスク幅からなる
ストライプ形状誘電体膜で空隙部が分岐形状である領域
を含むマスクを製作する工程と、(4)前記マスクの空
隙部に気相成長法により少なくとも半導体コア層を選択
的に成長させ、信号波長帯に対して透明なコア層と、所
定の信号波長帯を発光し得る若しくは受光し得るコア層
とを少なくとも形成する工程と、(5)前記マスクの空
隙部を広げるか、前記マスクを除去し再び誘電体膜を堆
積しストライプ形状誘電体膜に加工するか、あるいは、
前記マスクを除去した後、前記半導体コア層を包囲する
埋め込み層を形成する工程とを少なくとも含むことを特
徴とする。
(1)半導体基板上の一部に干渉露光法もしくはEB露
光法によりグレーティングを設ける工程と、(2)前記
半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程と、(3)前記
誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅の空隙を隔て少
なくとも2種類以上の異なるマスク幅からなるストライ
プ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマスク幅からなる
ストライプ形状誘電体膜で空隙部が分岐形状である領域
を含むマスクを製作する工程と、(4)前記マスクの空
隙部に気相成長法により少なくとも半導体コア層を選択
的に成長させ、信号波長帯に対して透明なコア層と、所
定の信号波長帯を発光し得る若しくは受光し得るコア層
とを少なくとも形成する工程と、(5)前記マスクの空
隙部を広げるか、前記マスクを除去し再び誘電体膜を堆
積しストライプ形状誘電体膜に加工するか、あるいは、
前記マスクを除去した後、前記半導体コア層を包囲する
埋め込み層を形成する工程とを少なくとも含むことを特
徴とする。
【0013】さらに別の本発明の光半導体集積回路は、
半導体基板上に少なくとも、入射光導波路と、前記入射
光導波路に入射された光信号を波長ごとに弁別する方向
性結合器と、前記方向性結合器からの一波長を受信する
第1の半導体受光素子と、前記方向性結合器からの光信
号を2つに分岐する分岐光導波路と、前記分岐光導波路
に接続され前記第1の半導体受光素子とは光信号波長帯
の異なる半導体レーザー及び第2の半導体受光素子が集
積されており、上記各素子のコア層が、素子間を接続す
る領域においても光伝搬方向に連続して形成されている
ことを特徴とする。 (1)半導体基板上の一部に干渉露光法もしくはEB露
光法によりグレーティングを設ける工程と、(2)前記
半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程と、(3)前記
誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅の空隙を隔て少
なくとも3種類以上の異なるマスク幅からなるストライ
プ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマスク幅からなる
3本の近接したストライプ形状誘電体膜で空隙部が2本
の近接した方向性結合器形状である領域を含むマスクを
形成する工程と、(4)前記マスクの空隙部に気相成長
法により少なくとも半導体コア層を選択的に成長させ、
信号波長帯に対して透明なコア層と、信号波長帯を発光
し得る若しくは受光し得るコア層と、前記所定の信号波
長帯とは異なる信号波長帯を発光し得る若しくは受光し
得るコア層とを少なくとも形成する工程と、(5)前記
マスクの空隙部を広げるか、前記マスクを除去し再び誘
電体膜を堆積しストライプ形状誘電体膜に加工するか、
あるいは、前記マスクを除去した後、前記半導体コア層
を包囲する埋め込み層を形成する工程と、を少なくとも
含むことを特徴とする光半導体集積回路の製造方法。
半導体基板上に少なくとも、入射光導波路と、前記入射
光導波路に入射された光信号を波長ごとに弁別する方向
性結合器と、前記方向性結合器からの一波長を受信する
第1の半導体受光素子と、前記方向性結合器からの光信
号を2つに分岐する分岐光導波路と、前記分岐光導波路
に接続され前記第1の半導体受光素子とは光信号波長帯
の異なる半導体レーザー及び第2の半導体受光素子が集
積されており、上記各素子のコア層が、素子間を接続す
る領域においても光伝搬方向に連続して形成されている
ことを特徴とする。 (1)半導体基板上の一部に干渉露光法もしくはEB露
光法によりグレーティングを設ける工程と、(2)前記
半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程と、(3)前記
誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅の空隙を隔て少
なくとも3種類以上の異なるマスク幅からなるストライ
プ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマスク幅からなる
3本の近接したストライプ形状誘電体膜で空隙部が2本
の近接した方向性結合器形状である領域を含むマスクを
形成する工程と、(4)前記マスクの空隙部に気相成長
法により少なくとも半導体コア層を選択的に成長させ、
信号波長帯に対して透明なコア層と、信号波長帯を発光
し得る若しくは受光し得るコア層と、前記所定の信号波
長帯とは異なる信号波長帯を発光し得る若しくは受光し
得るコア層とを少なくとも形成する工程と、(5)前記
マスクの空隙部を広げるか、前記マスクを除去し再び誘
電体膜を堆積しストライプ形状誘電体膜に加工するか、
あるいは、前記マスクを除去した後、前記半導体コア層
を包囲する埋め込み層を形成する工程と、を少なくとも
含むことを特徴とする光半導体集積回路の製造方法。
【0014】本発明の光半導体集積回路は前記方向性結
合器及び受動導波路が埋め込み構造導波路にて構成され
ていることを特徴とする。
合器及び受動導波路が埋め込み構造導波路にて構成され
ていることを特徴とする。
【0015】本発明では受動導波路及びWDMカップラ
ーの導波構造を埋め込み構造としており、特にWDMカ
ップラーの偏光無依存化が容易な構成である。
ーの導波構造を埋め込み構造としており、特にWDMカ
ップラーの偏光無依存化が容易な構成である。
【0016】あるいは本発明では、信号波長帯の異なる
複数個のPDを集積し、かつ、方向性結合器型WDMカ
ップラーを集積した構成としている。従って、WDM伝
送により複数のメディア伝送を行なうことが出来、か
つ、小型な双方向通信用光半導体集積回路を提供する。
しかも、本発明によれば1回の結晶成長工程で異なる機
能素子のコア層を一括して形成できる。従って、安価に
製造できる上にコア層は光伝搬方向に連続して形成され
た構成となる。
複数個のPDを集積し、かつ、方向性結合器型WDMカ
ップラーを集積した構成としている。従って、WDM伝
送により複数のメディア伝送を行なうことが出来、か
つ、小型な双方向通信用光半導体集積回路を提供する。
しかも、本発明によれば1回の結晶成長工程で異なる機
能素子のコア層を一括して形成できる。従って、安価に
製造できる上にコア層は光伝搬方向に連続して形成され
た構成となる。
【0017】本発明の光半導体集積回路は、前記半導体
レーザー用のモニター素子が集積されていることを特徴
とする。また、LDモニター用PD及びLDと同一信号
波長帯のPDのコア層波長組成は、同一信号波長帯LD
のコア層波長組成よりも長く設定しており、効率よく光
検出できる構成である。しかも、本発明ではモニターP
D及びLDと同一信号波長帯のPDのコア層波長組成
を、LDとは異なる波長組成にしても、製造工程数は増
えない。
レーザー用のモニター素子が集積されていることを特徴
とする。また、LDモニター用PD及びLDと同一信号
波長帯のPDのコア層波長組成は、同一信号波長帯LD
のコア層波長組成よりも長く設定しており、効率よく光
検出できる構成である。しかも、本発明ではモニターP
D及びLDと同一信号波長帯のPDのコア層波長組成
を、LDとは異なる波長組成にしても、製造工程数は増
えない。
【0018】本発明の光半導体集積回路は前記第1の半
導体受光素子、前記第2の半導体受光素子、前記モニタ
ー素子の少なくとも一つは光信号の波長帯よりも長いコ
ア層波長組成を有することを特徴とする。
導体受光素子、前記第2の半導体受光素子、前記モニタ
ー素子の少なくとも一つは光信号の波長帯よりも長いコ
ア層波長組成を有することを特徴とする。
【0019】光半導体集積回路の製造方法は上述の前記
第(2)の工程において、マスク幅が少なくとも4種類
以上から構成され、前記半導体レーザーのコア層と、前
記モニター素子及び前記半導体レーザーと同一信号波長
帯に用いられる前記半導体受光素子のコア層の波長組成
を異ならしむる製造方法であることを特徴とする。
第(2)の工程において、マスク幅が少なくとも4種類
以上から構成され、前記半導体レーザーのコア層と、前
記モニター素子及び前記半導体レーザーと同一信号波長
帯に用いられる前記半導体受光素子のコア層の波長組成
を異ならしむる製造方法であることを特徴とする。
【0020】入出射端面にスポットサイズ変換素子が集
積されていることを特徴とする。
積されていることを特徴とする。
【0021】また、本発明の光半導体集積回路の入出射
端面にはスポットサイズ変換素子が集積されたため、光
ファイバーとの高効率結合が可能な構成である。
端面にはスポットサイズ変換素子が集積されたため、光
ファイバーとの高効率結合が可能な構成である。
【0022】本発明の光半導体集積回路は入出射端面に
ウィンドウ領域が形成されていることを特徴とする。こ
れにより、入出射端面にウィンドウ光を採用しており、
戻り光を殆どカットできる構成である。
ウィンドウ領域が形成されていることを特徴とする。こ
れにより、入出射端面にウィンドウ光を採用しており、
戻り光を殆どカットできる構成である。
【0023】
【実施例1】図1は、本発明の第1の実施例を示す光半
導体集積回路の斜視図である。Y分岐2、1.3μm 帯
送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニター
用PD4、及び1.3μm 帯受信用PD5が集積化され
ている。本実施例による光半導体集積回路は、1.3μ
m 帯信号を受信し、送信信号も1.3μm 帯にて送る双
方向通信用光半導体集積回路として構成されている。
導体集積回路の斜視図である。Y分岐2、1.3μm 帯
送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニター
用PD4、及び1.3μm 帯受信用PD5が集積化され
ている。本実施例による光半導体集積回路は、1.3μ
m 帯信号を受信し、送信信号も1.3μm 帯にて送る双
方向通信用光半導体集積回路として構成されている。
【0024】図2(a)、(b)、(c)、(d)はそ
れぞれ図1のA−A′線、B−B′線、C−C′線、D
−D′線断面での断面図である。図2に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。
れぞれ図1のA−A′線、B−B′線、C−C′線、D
−D′線断面での断面図である。図2に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。
【0025】次に、図3及び図4を参照して図1、図2
に示された光半導体集積回路の製造方法について説明す
る。まず、図3(a)に示すように、n−InP基板1
1上にSiO2 膜21を1000オングストローム程度
の膜厚に熱CVD法により堆積する。n−InP基板1
1上には、図2(b)に示すように、LD部分にだけ予
めグレーティング20が設けられている。グレーティン
グ20の製作には、通常の干渉露光法若しくはEB(e
lectron beam)露光法を用いればよい。通
常のフォトリソグラフィ技術を用いてSiO2 膜21を
選択的に除去して、図3(b)に示すような対をなすス
トライプ形状マスクを選択的結晶成長用マスク22とし
て形成する。マスク22の幅Wmは、受動導波路である
Y分岐2ではWm=6μm 、1.3μm 帯送信用LD
3、前記1.3μm 帯送信用LDモニター用PD4、及
び1.3μm 帯受信用PD5では、Wm=12μm であ
る。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において1.
5μm である。
に示された光半導体集積回路の製造方法について説明す
る。まず、図3(a)に示すように、n−InP基板1
1上にSiO2 膜21を1000オングストローム程度
の膜厚に熱CVD法により堆積する。n−InP基板1
1上には、図2(b)に示すように、LD部分にだけ予
めグレーティング20が設けられている。グレーティン
グ20の製作には、通常の干渉露光法若しくはEB(e
lectron beam)露光法を用いればよい。通
常のフォトリソグラフィ技術を用いてSiO2 膜21を
選択的に除去して、図3(b)に示すような対をなすス
トライプ形状マスクを選択的結晶成長用マスク22とし
て形成する。マスク22の幅Wmは、受動導波路である
Y分岐2ではWm=6μm 、1.3μm 帯送信用LD
3、前記1.3μm 帯送信用LDモニター用PD4、及
び1.3μm 帯受信用PD5では、Wm=12μm であ
る。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において1.
5μm である。
【0026】各機能素子の長さは、1.3μm 帯送信用
LD3が300μm 、モニター用PD4が50μm 、
1.3μm 帯送信用PD5が50μm である。この後、
図4(a)に示すように、有機金属気相成長(MO−C
VD)法によるn−InGaAsP層12、n−InP
スペーサー層13、下部SCH層14、InGaAsP
ウェル層/InGaAsPバリア層からなるMQWコア
層15、上部SCH層16、InPクラッド層17を順
次選択的に結晶成長させる。
LD3が300μm 、モニター用PD4が50μm 、
1.3μm 帯送信用PD5が50μm である。この後、
図4(a)に示すように、有機金属気相成長(MO−C
VD)法によるn−InGaAsP層12、n−InP
スペーサー層13、下部SCH層14、InGaAsP
ウェル層/InGaAsPバリア層からなるMQWコア
層15、上部SCH層16、InPクラッド層17を順
次選択的に結晶成長させる。
【0027】マスク幅Wmの値がWm=12μm の領域
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、Y分岐2は1.25μm
組成、1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送
信用LD3モニター用PD4、前記1.3μm 帯受信用
PD5は1.3μm 組成となる(図5参照)。
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、Y分岐2は1.25μm
組成、1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送
信用LD3モニター用PD4、前記1.3μm 帯受信用
PD5は1.3μm 組成となる(図5参照)。
【0028】次に、選択的結晶成長用マスク22をバッ
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図4(b)参照)。成長層厚は2μm 程度
である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3μ
m 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3μ
m 帯受信用PD5の直上にZnを拡散し、電極用金属を
蒸着する。次いで、裏面を研磨し電極用金属を蒸着し
て、デバイスの製作を完了する。
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図4(b)参照)。成長層厚は2μm 程度
である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3μ
m 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3μ
m 帯受信用PD5の直上にZnを拡散し、電極用金属を
蒸着する。次いで、裏面を研磨し電極用金属を蒸着し
て、デバイスの製作を完了する。
【0029】以上が本発明の第1の実施例による光半導
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、双方向通信に適し、かつ小型に実現出来る
原理を以下に説明する。
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、双方向通信に適し、かつ小型に実現出来る
原理を以下に説明する。
【0030】本発明では、1.3μm 帯送信用LD及び
1.3μm 帯受信用PDをY分岐を介して集積した構成
としている。従って、1.3μm 帯信号を送信し、か
つ、受信して同一の伝送路で片2重双方向通信が可能な
構成である。しかも、WDMカップラーを用いた構成と
していないので、小型化が可能となり、安価に大量に生
産する事が出来る。しかも、本発明の製造方法によれば
1回の結晶成長工程で異なる機能素子のコア層を一括し
て形成できる。従って、少ない製造工程で生産できるた
め、安価に素子を提供できる上に、コア層は光伝搬方向
に連続して形成されるため、各機能素子間での結合損失
は殆ど生じない。
1.3μm 帯受信用PDをY分岐を介して集積した構成
としている。従って、1.3μm 帯信号を送信し、か
つ、受信して同一の伝送路で片2重双方向通信が可能な
構成である。しかも、WDMカップラーを用いた構成と
していないので、小型化が可能となり、安価に大量に生
産する事が出来る。しかも、本発明の製造方法によれば
1回の結晶成長工程で異なる機能素子のコア層を一括し
て形成できる。従って、少ない製造工程で生産できるた
め、安価に素子を提供できる上に、コア層は光伝搬方向
に連続して形成されるため、各機能素子間での結合損失
は殆ど生じない。
【0031】なお、本実施例では、送信信号波長帯及び
受信信号波長帯を共に1.3μm 帯としたが、この組み
合わせに限るわけではなく、例えば送信信号波長帯を
1.55μm 帯、受信信号波長帯を1.3μm 帯、ある
いは、送信信号波長帯を1.3μm 帯、受信信号波長帯
を1.55μm 帯、あるいは、送信信号波長帯及び送信
信号波長帯を共に1.55μm 帯としても本発明は適用
可能である。
受信信号波長帯を共に1.3μm 帯としたが、この組み
合わせに限るわけではなく、例えば送信信号波長帯を
1.55μm 帯、受信信号波長帯を1.3μm 帯、ある
いは、送信信号波長帯を1.3μm 帯、受信信号波長帯
を1.55μm 帯、あるいは、送信信号波長帯及び送信
信号波長帯を共に1.55μm 帯としても本発明は適用
可能である。
【0032】また、本実施例では、選択的結晶成長用の
マスク材料としてSiO2 を用いたがこれに限るわけで
はなく、例えばSiNであってもよいし、また、堆積方
法としても熱CVD法に限るわけではなく、プラズマC
VD法であっても良い。
マスク材料としてSiO2 を用いたがこれに限るわけで
はなく、例えばSiNであってもよいし、また、堆積方
法としても熱CVD法に限るわけではなく、プラズマC
VD法であっても良い。
【0033】また、本実施例ではInGaAsP層をウ
ェル層及びバリア層としていたが、これに代え、InG
aAs、InGaAlAsまたはInGaAlAsPを
ウェル層またはバリア層として用いることが出来る。そ
の際に、ウェル層とバリア層とは必ずしも同一の元素を
含む材料である必要はない。
ェル層及びバリア層としていたが、これに代え、InG
aAs、InGaAlAsまたはInGaAlAsPを
ウェル層またはバリア層として用いることが出来る。そ
の際に、ウェル層とバリア層とは必ずしも同一の元素を
含む材料である必要はない。
【0034】また、本実施例では、選択的拡散工程を用
いてp型化を行なったが、本発明はこれに限る必要はな
く、例えば、結晶成長工程中にドーパントであるDMZ
n(ジメチルジンク)を用いてドーパントを行なうこと
もできる。また、本発明においては埋め込み成長工程時
にSiO2 マスクを全て除去し、全面成長を行なって埋
め込み層18を形成しているが、もちろんこの方法によ
る埋め込み成長工程に限るわけではなく、埋め込み成長
工程前に、元々形成してあった選択成長用マスク22の
空隙部Wgを予め拡げておいてから、選択的に埋め込み
成長工程を行なって埋め込み層18を形成する方法でも
本発明は適用可能である。
いてp型化を行なったが、本発明はこれに限る必要はな
く、例えば、結晶成長工程中にドーパントであるDMZ
n(ジメチルジンク)を用いてドーパントを行なうこと
もできる。また、本発明においては埋め込み成長工程時
にSiO2 マスクを全て除去し、全面成長を行なって埋
め込み層18を形成しているが、もちろんこの方法によ
る埋め込み成長工程に限るわけではなく、埋め込み成長
工程前に、元々形成してあった選択成長用マスク22の
空隙部Wgを予め拡げておいてから、選択的に埋め込み
成長工程を行なって埋め込み層18を形成する方法でも
本発明は適用可能である。
【0035】
【実施例2】図6は、本発明の第2の実施例を示す光半
導体集積回路の斜視図である。方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2、1.3μm 帯送信用LD3、
前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4、1.
3μm 帯受信用PD5、及び1.55μm 帯受信用PD
6が集積化されている。本実施例による光半導体集積回
路は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信号を
波長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm 帯に
て送る双方向通信用光半導体集積回路として構成されて
いる。
導体集積回路の斜視図である。方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2、1.3μm 帯送信用LD3、
前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4、1.
3μm 帯受信用PD5、及び1.55μm 帯受信用PD
6が集積化されている。本実施例による光半導体集積回
路は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信号を
波長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm 帯に
て送る双方向通信用光半導体集積回路として構成されて
いる。
【0036】図7(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)はそれぞれ図6のA−A′線、B−B′線、C−
C′線、D−D′線、E−E′線断面での断面図であ
る。図7に示されるように、各素子は、n−InP基板
11上に形成された、n−InGaAsP層12、n−
InPスペーサー層13、下部SCH(separat
econfinement hetero−struc
ture)層14、MQWコア層15、上部SCH層1
6、InPクラッド層17により構成されており、In
P埋め込み層18により埋め込まれている。
(e)はそれぞれ図6のA−A′線、B−B′線、C−
C′線、D−D′線、E−E′線断面での断面図であ
る。図7に示されるように、各素子は、n−InP基板
11上に形成された、n−InGaAsP層12、n−
InPスペーサー層13、下部SCH(separat
econfinement hetero−struc
ture)層14、MQWコア層15、上部SCH層1
6、InPクラッド層17により構成されており、In
P埋め込み層18により埋め込まれている。
【0037】次に、図8及び図9を参照して図6、図7
に示された光半導体集積回路の製造方法について説明す
る。まず、図8(a)に示すように、n−InP基板1
1上にSiO2 膜21を1000オングストローム程度
の膜厚に熱CVD法により堆積する。n−InP基板1
1上には、図7(b)に示すように、LD部分にだけ予
めグレーティング20が設けられている。グレーティン
グ20の製作には、通常の干渉露光法若しくはEB(e
lectron beam)露光法を用いればよい。
に示された光半導体集積回路の製造方法について説明す
る。まず、図8(a)に示すように、n−InP基板1
1上にSiO2 膜21を1000オングストローム程度
の膜厚に熱CVD法により堆積する。n−InP基板1
1上には、図7(b)に示すように、LD部分にだけ予
めグレーティング20が設けられている。グレーティン
グ20の製作には、通常の干渉露光法若しくはEB(e
lectron beam)露光法を用いればよい。
【0038】通常のフォトリソグラフィ技術を用いてS
iO2 膜21を選択的に除去して、図8(b)に示すよ
うな対をなすストライプ形状マスクを選択的結晶成長用
マスク22として形成する。マスク22の幅Wmは、受
動導波路であるWDMカップラー1及びY分岐2ではW
m=6μm 、1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μ
m 帯送信用LD3モニター用PD4、1.3μm 帯受信
用PD5ではWm=12μm 、1.55μm 帯送信用P
D6ではWm=30μm である。また、マスク空隙Wg
は、全ての領域において1.5μm である。
iO2 膜21を選択的に除去して、図8(b)に示すよ
うな対をなすストライプ形状マスクを選択的結晶成長用
マスク22として形成する。マスク22の幅Wmは、受
動導波路であるWDMカップラー1及びY分岐2ではW
m=6μm 、1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μ
m 帯送信用LD3モニター用PD4、1.3μm 帯受信
用PD5ではWm=12μm 、1.55μm 帯送信用P
D6ではWm=30μm である。また、マスク空隙Wg
は、全ての領域において1.5μm である。
【0039】各機能素子の長さは、WDMカップラー1
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm であ
る。
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm であ
る。
【0040】この後、図9(a)に示すように、有機金
属気相成長(MO−CVD)法によるn−InGaAs
P層12、n−InPスペーサー層13、下部SCH層
14、InGaAsPウェル層/InGaAsPバリア
層からなるMQWコア層15、上部SCH層16、In
Pクラッド層17を順次選択的に結晶成長させる。マス
ク幅Wmの値がWm=12μm の領域に選択的に成長さ
れる部分を中心に説明すると、各成長層の波長組成と成
長層厚は、n−InGaAsP層12は波長組成は1.
15μm 、成長層厚1000オングストローム程度、n
−InPスペーサー層13は成長層厚400オングスト
ローム程度、下部SCH層14は波長組成1.15μm
、成長層厚1000オングストローム程度、MQWコ
ア層15は7周期でInGaAsPウェル層が波長組成
1.4μm 、成長層厚45オングストローム程度、In
GaAsPバリア層が波長組成1.15μm 、成長層厚
100オングストローム程度、上部SCH層16は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、InPクラッド層17は成長層厚2000オング
ストローム程度である。
属気相成長(MO−CVD)法によるn−InGaAs
P層12、n−InPスペーサー層13、下部SCH層
14、InGaAsPウェル層/InGaAsPバリア
層からなるMQWコア層15、上部SCH層16、In
Pクラッド層17を順次選択的に結晶成長させる。マス
ク幅Wmの値がWm=12μm の領域に選択的に成長さ
れる部分を中心に説明すると、各成長層の波長組成と成
長層厚は、n−InGaAsP層12は波長組成は1.
15μm 、成長層厚1000オングストローム程度、n
−InPスペーサー層13は成長層厚400オングスト
ローム程度、下部SCH層14は波長組成1.15μm
、成長層厚1000オングストローム程度、MQWコ
ア層15は7周期でInGaAsPウェル層が波長組成
1.4μm 、成長層厚45オングストローム程度、In
GaAsPバリア層が波長組成1.15μm 、成長層厚
100オングストローム程度、上部SCH層16は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、InPクラッド層17は成長層厚2000オング
ストローム程度である。
【0041】各機能素子のMQWコア層15の波長組成
は、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2は
1.25μm 組成、1.3μm 帯送信用LD3、前記
1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4及び1.3
μm 帯受信用PD5は1.3μm 組成、1.55μm 帯
受信用PD6は1.6μm 組成となる(図5参照)。
は、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2は
1.25μm 組成、1.3μm 帯送信用LD3、前記
1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4及び1.3
μm 帯受信用PD5は1.3μm 組成、1.55μm 帯
受信用PD6は1.6μm 組成となる(図5参照)。
【0042】次に、選択的結晶成長用マスク22をバッ
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図9(b)参照)。成長層厚は2μm 程度
である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3μ
m 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3μ
m 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直上
にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏面
を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完了
する。
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図9(b)参照)。成長層厚は2μm 程度
である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3μ
m 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3μ
m 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直上
にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏面
を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完了
する。
【0043】以上が本発明の第2の実施例による光半導
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、複数のメディア伝送に適し、かつ小型に実
現出来る原理を以下に説明する。
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、複数のメディア伝送に適し、かつ小型に実
現出来る原理を以下に説明する。
【0044】本発明では、1.3μm 帯受信用PD、
1.55μm 帯受信用PDという信号波長帯の異なる2
つのPDと、1.3μm 帯信号と1.55μm 帯信号を
それぞれ別のポートに弁別する方向性結合器型WDMカ
ップラーとを集積した構成としている。従って、例えば
文字情報を1.3μm 帯信号、画像情報を1.55μm
帯信号を用いて同一の伝送路で伝送しても、本半導体光
集積回路では各信号帯に適したPDに混信することなく
同時に受信させる事が出来る。しかも、WDMカップラ
ーとして方向性結合器を用いており、その素子長はマッ
ハツェンダー型の約1/3の1mm程度で実現出来る。従
って小型化が可能となり、安価に大量に生産する事が出
来る。しかも、本発明の製造方法によれば1回の結晶成
長工程で異なる機能素子のコア層を一括して形成出来
る。従って、少ない製造工程で生産できるため、安価に
素子を提供出来る上に、コア層は光伝搬方向に連続して
形成されるため、各機能素子間での結合損失は殆ど生じ
ない。
1.55μm 帯受信用PDという信号波長帯の異なる2
つのPDと、1.3μm 帯信号と1.55μm 帯信号を
それぞれ別のポートに弁別する方向性結合器型WDMカ
ップラーとを集積した構成としている。従って、例えば
文字情報を1.3μm 帯信号、画像情報を1.55μm
帯信号を用いて同一の伝送路で伝送しても、本半導体光
集積回路では各信号帯に適したPDに混信することなく
同時に受信させる事が出来る。しかも、WDMカップラ
ーとして方向性結合器を用いており、その素子長はマッ
ハツェンダー型の約1/3の1mm程度で実現出来る。従
って小型化が可能となり、安価に大量に生産する事が出
来る。しかも、本発明の製造方法によれば1回の結晶成
長工程で異なる機能素子のコア層を一括して形成出来
る。従って、少ない製造工程で生産できるため、安価に
素子を提供出来る上に、コア層は光伝搬方向に連続して
形成されるため、各機能素子間での結合損失は殆ど生じ
ない。
【0045】また、本発明では受動導波路及びWDMカ
ップラーの導波構造を埋め込み構造としている。埋め込
み構造を採用しているため、リッジ構造を用いる場合に
比べ、TEモードとTMモードの光の閉じ込め強さをほ
ぼ同じに設定することが出来、WDMカップラーの偏光
無依存化は容易となる。また、横方向と縦方向の光の閉
じ込め強さが等法的になるため、受動導波路でのスポッ
トサイズ形状はリッジ構造を用いた場合に比べてより等
法的になる。従って、光ファイバーとの結合損失が生じ
にくい構造である。さらには、受動導波路も埋め込み構
造とすることで、LD等の他のデバイス等とのプロセス
整合性にも優れる。
ップラーの導波構造を埋め込み構造としている。埋め込
み構造を採用しているため、リッジ構造を用いる場合に
比べ、TEモードとTMモードの光の閉じ込め強さをほ
ぼ同じに設定することが出来、WDMカップラーの偏光
無依存化は容易となる。また、横方向と縦方向の光の閉
じ込め強さが等法的になるため、受動導波路でのスポッ
トサイズ形状はリッジ構造を用いた場合に比べてより等
法的になる。従って、光ファイバーとの結合損失が生じ
にくい構造である。さらには、受動導波路も埋め込み構
造とすることで、LD等の他のデバイス等とのプロセス
整合性にも優れる。
【0046】また、本実施例では、選択的結晶成長用の
マスク材料としてSiO2 を用いたがこれに限るわけで
はなく、例えばSiNであってもよいし、また、堆積方
法としても熱CVD法に限るわけではなく、プラズマC
VD法であっても良い。
マスク材料としてSiO2 を用いたがこれに限るわけで
はなく、例えばSiNであってもよいし、また、堆積方
法としても熱CVD法に限るわけではなく、プラズマC
VD法であっても良い。
【0047】また、本実施例ではInGaAsP層をウ
ェル層及びバリア層としていたが、これに代え、InG
aAs、InGaAlAsまたはInGaAlAsPを
ウェル層またはバリア層として用いることが出来る。そ
の際に、ウェル層とバリア層とは必ずしも同一の元素を
含む材料である必要はない。
ェル層及びバリア層としていたが、これに代え、InG
aAs、InGaAlAsまたはInGaAlAsPを
ウェル層またはバリア層として用いることが出来る。そ
の際に、ウェル層とバリア層とは必ずしも同一の元素を
含む材料である必要はない。
【0048】また、上記実施例では、選択的拡散工程を
用いてp型化を行なったが、本発明はこれに限る必要は
なく、例えば、結晶成長工程中にドーパントであるDM
Zn(ジメチルジンク)を用いてドーパントを行なうこ
ともできる。また、本発明においては埋め込み成長工程
時にSiO2 マスクを全て除去し、全面成長を行なって
埋め込み層18を形成しているが、もちろんこの方法に
よる埋め込み成長工程に限るわけではなく、埋め込み成
長工程前に、元々形成してあった選択成長用マスク22
の空隙部Wgを予め拡げておいてから、選択的に埋め込
み成長工程を行なって埋め込み層18を形成する方法で
も本発明は適用可能である。
用いてp型化を行なったが、本発明はこれに限る必要は
なく、例えば、結晶成長工程中にドーパントであるDM
Zn(ジメチルジンク)を用いてドーパントを行なうこ
ともできる。また、本発明においては埋め込み成長工程
時にSiO2 マスクを全て除去し、全面成長を行なって
埋め込み層18を形成しているが、もちろんこの方法に
よる埋め込み成長工程に限るわけではなく、埋め込み成
長工程前に、元々形成してあった選択成長用マスク22
の空隙部Wgを予め拡げておいてから、選択的に埋め込
み成長工程を行なって埋め込み層18を形成する方法で
も本発明は適用可能である。
【0049】
【実施例3】図10は、本発明の第3の実施例を示す光
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。本
実施例による光半導体集積回路は、1.3μm 帯と1.
55μm 帯の2種類の信号を波長多重信号として受信
し、送信信号を1.3μm 帯にて送る双方向通信用光半
導体集積回路として構成されている。
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。本
実施例による光半導体集積回路は、1.3μm 帯と1.
55μm 帯の2種類の信号を波長多重信号として受信
し、送信信号を1.3μm 帯にて送る双方向通信用光半
導体集積回路として構成されている。
【0050】図11(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)はそれぞれ図10のA−A′線、B−B′線、C
−C′線、D−D′線、E−E′線断面での断面図であ
る。図11に示されるように、各素子は、n−InP基
板11上に形成された、n−InGaAsP層12、n
−InPスペーサー層13、下部SCH(separa
te confinement hetero−str
ucture)層14、MQWコア層15、上部SCH
層16、InPクラッド層17により構成されており、
InP埋め込み層18により埋め込まれている。
(e)はそれぞれ図10のA−A′線、B−B′線、C
−C′線、D−D′線、E−E′線断面での断面図であ
る。図11に示されるように、各素子は、n−InP基
板11上に形成された、n−InGaAsP層12、n
−InPスペーサー層13、下部SCH(separa
te confinement hetero−str
ucture)層14、MQWコア層15、上部SCH
層16、InPクラッド層17により構成されており、
InP埋め込み層18により埋め込まれている。
【0051】次に、第1の実施例と同様に、図12及び
図13を参照して図10、図11に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図12
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
1(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図13(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3ではWm=12μm 、前記1.3μm 帯送信
用LD3モニター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD
5ではWm=16μm 、1.55μm 帯送信用PD6で
はWm=30μm である。また、マスク空隙Wgは、全
ての領域において1.5μm である。各機能素子の長さ
は、WDMカップラー1が1mm、1.3μm 帯送信用L
D3が300μm 、モニター用PD4が50μm、1.
3μm 帯送信用PD5が50μm 、1.55μm 帯送信
用PD6が50μm である。この後、図13(a)に示
すように、有機金属気相成長(MO−CVD)法による
n−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH層14、InGaAsPウェル層/In
GaAsPバリア層からなるMQWコア層15、上部S
CH層16、InPクラッド層17を順次選択的に結晶
成長させる。マスク幅Wmの値がWm=12μm の領域
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2は1.25μm 組成、1.3μ
m 帯送信用LD3は1.3μm 、前記1.3μm 帯送信
用LD3モニター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD
5は1.35μm 組成、1.55μm 帯受信用PD6は
1.6μm 組成となる。
図13を参照して図10、図11に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図12
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
1(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図13(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3ではWm=12μm 、前記1.3μm 帯送信
用LD3モニター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD
5ではWm=16μm 、1.55μm 帯送信用PD6で
はWm=30μm である。また、マスク空隙Wgは、全
ての領域において1.5μm である。各機能素子の長さ
は、WDMカップラー1が1mm、1.3μm 帯送信用L
D3が300μm 、モニター用PD4が50μm、1.
3μm 帯送信用PD5が50μm 、1.55μm 帯送信
用PD6が50μm である。この後、図13(a)に示
すように、有機金属気相成長(MO−CVD)法による
n−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH層14、InGaAsPウェル層/In
GaAsPバリア層からなるMQWコア層15、上部S
CH層16、InPクラッド層17を順次選択的に結晶
成長させる。マスク幅Wmの値がWm=12μm の領域
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2は1.25μm 組成、1.3μ
m 帯送信用LD3は1.3μm 、前記1.3μm 帯送信
用LD3モニター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD
5は1.35μm 組成、1.55μm 帯受信用PD6は
1.6μm 組成となる。
【0052】次に、選択的結晶成長用マスク22をバッ
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図13(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図13(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
【0053】以上が本発明の第3の実施例による光半導
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、従来の光半導体集積回路に比べて効率よく
信号を受信する、若しくは効率よくLDをモニターする
原理を以下に説明する。
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、従来の光半導体集積回路に比べて効率よく
信号を受信する、若しくは効率よくLDをモニターする
原理を以下に説明する。
【0054】本発明では、LD3モニター用PD4、
1.3μm 帯受信用PD5の波長組成が1.35μm
と、1.3μm 帯よりも50nm長くなっている。このた
め、1.35μm 組成MQWコア層15中での1.3μ
m 帯信号光の吸収が1.3μm 組成MQWコア層15を
用いた場合に比べて大きくなる。従って、効率よく信号
を受信する、若しくは効率よくLDをモニターすること
ができる。しかも、本発明による製造方法では、1.3
μm 帯LDのMQWコア層の波長組成である1.3μm
波長組成とLD3モニター用PD4、1.3μm 帯受信
用PD5の波長組成である1.35μm 波長組成とを同
一の結晶成長工程で同時に実現できるため、製造方法が
複雑になることはない。
1.3μm 帯受信用PD5の波長組成が1.35μm
と、1.3μm 帯よりも50nm長くなっている。このた
め、1.35μm 組成MQWコア層15中での1.3μ
m 帯信号光の吸収が1.3μm 組成MQWコア層15を
用いた場合に比べて大きくなる。従って、効率よく信号
を受信する、若しくは効率よくLDをモニターすること
ができる。しかも、本発明による製造方法では、1.3
μm 帯LDのMQWコア層の波長組成である1.3μm
波長組成とLD3モニター用PD4、1.3μm 帯受信
用PD5の波長組成である1.35μm 波長組成とを同
一の結晶成長工程で同時に実現できるため、製造方法が
複雑になることはない。
【0055】なお、本実施例についても、第2の実施例
と同様の変更を加えることが出来る。
と同様の変更を加えることが出来る。
【0056】
【実施例4】図14は、本発明の第4の実施例を示す光
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。ま
た、光ファイバーとの入出射端面にはスポットサイズ変
換素子7が集積されている。本実施例による光半導体集
積回路は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信
号を波長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm
帯にて送る双方向通信用光半導体集積回路として構成さ
れている。
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。ま
た、光ファイバーとの入出射端面にはスポットサイズ変
換素子7が集積されている。本実施例による光半導体集
積回路は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信
号を波長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm
帯にて送る双方向通信用光半導体集積回路として構成さ
れている。
【0057】図15(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)はそれぞれ図14のA−A′線、B−
B′線、C−C′線、D−D′線、E−E′線、F−
F′線断面での断面図である。図15に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。
(e)、(f)はそれぞれ図14のA−A′線、B−
B′線、C−C′線、D−D′線、E−E′線、F−
F′線断面での断面図である。図15に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。
【0058】次に、第1の実施例と同様に、図16及び
図17を参照して図14、図15に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図16
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
5(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図16(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LDモニター用P
D4、1.3μm 帯受信用PD5ではWm=12μm 、
1.55μm 帯送信用PD6ではWm=30μm であ
る。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において1.
5μm である。
図17を参照して図14、図15に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図16
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
5(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図16(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LDモニター用P
D4、1.3μm 帯受信用PD5ではWm=12μm 、
1.55μm 帯送信用PD6ではWm=30μm であ
る。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において1.
5μm である。
【0059】各機能素子の長さは、WDMカップラー1
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm 、ス
ポットサイズ変換素子7が500μm である。但し、ス
ポットサイズ変換素子7では、マスク幅Wmは入出射端
面からWDMカップラー1に向かうに従って2μm から
6μm に、マスク空隙Wgは0.5μm から1.5μm
へと変化している。この後、図17(a)に示すよう
に、有機金属気相成長(MO−CVD)法によるn−I
nGaAsP層12、n−InPスペーサー層13、下
部SCH層14、InGaAsPウェル層/InGaA
sPバリア層からなるMQWコア層15、上部SCH層
16、InPクラッド層17を順次選択的に結晶成長さ
せる。
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm 、ス
ポットサイズ変換素子7が500μm である。但し、ス
ポットサイズ変換素子7では、マスク幅Wmは入出射端
面からWDMカップラー1に向かうに従って2μm から
6μm に、マスク空隙Wgは0.5μm から1.5μm
へと変化している。この後、図17(a)に示すよう
に、有機金属気相成長(MO−CVD)法によるn−I
nGaAsP層12、n−InPスペーサー層13、下
部SCH層14、InGaAsPウェル層/InGaA
sPバリア層からなるMQWコア層15、上部SCH層
16、InPクラッド層17を順次選択的に結晶成長さ
せる。
【0060】マスク幅Wmの値がWm=10μm の領域
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2は1.25μm 組成、1.3μ
m帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニ
ター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD5は1.3μ
m 組成、1.55μm 帯受信用PD6は1.6μm組成
となる。尚、スポットサイズ変換素子7ではMQWコア
層のウェル層厚が33オングストロームから20オング
ストローム、バリア層厚が15オングストロームから9
オングストロームと、入出射端面方向に向かうほど薄く
なる。これは、マスク幅によってMQWコア層の厚さも
変化し、マスク幅が狭いほど厚さが薄くなる原理を利用
したものである。
に選択的に成長される部分を中心に説明すると、各成長
層の波長組成と成長層厚は、n−InGaAsP層12
は波長組成は1.15μm 、成長膜厚1000オングス
トローム程度、n−InPスペーサー層13は成長層厚
400オングストローム程度、下部SCH層14は波長
組成1.15μm 、成長層厚1000オングストローム
程度、MQWコア層15は7周期でInGaAsPウェ
ル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45オングストロ
ーム程度、InGaAsPバリア層が波長組成1.15
μm 、成長層厚100オングストローム程度、上部SC
H層16は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オ
ングストローム程度、InPクラッド層17は成長層厚
2000オングストローム程度である。各機能素子のM
QWコア層15の波長組成は、方向性結合器型のWDM
カップラー1、Y分岐2は1.25μm 組成、1.3μ
m帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニ
ター用PD4及び1.3μm 帯受信用PD5は1.3μ
m 組成、1.55μm 帯受信用PD6は1.6μm組成
となる。尚、スポットサイズ変換素子7ではMQWコア
層のウェル層厚が33オングストロームから20オング
ストローム、バリア層厚が15オングストロームから9
オングストロームと、入出射端面方向に向かうほど薄く
なる。これは、マスク幅によってMQWコア層の厚さも
変化し、マスク幅が狭いほど厚さが薄くなる原理を利用
したものである。
【0061】次に、選択的結晶成長用マスク22をバッ
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図17(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図17(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
【0062】以上が本発明の第4の実施例による光半導
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、光ファイバーとの結合効率に優れる構造で
ある原理を以下に説明する。
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、光ファイバーとの結合効率に優れる構造で
ある原理を以下に説明する。
【0063】本発明では、光ファイバーとの入出射端面
にスポットサイズ変換素子7を集積している。スポット
サイズ変換素子では、そのMQWコア層15は光ファイ
バーに近づくに連れて、導波路幅は細く、層厚は薄くな
っている。このため、スポットサイズは徐々に大きくな
り、光ファイバーのスポットサイズと殆ど変わらないサ
イズに変換される。従って、光ファイバーとの結合効率
に優れた構造となっている。
にスポットサイズ変換素子7を集積している。スポット
サイズ変換素子では、そのMQWコア層15は光ファイ
バーに近づくに連れて、導波路幅は細く、層厚は薄くな
っている。このため、スポットサイズは徐々に大きくな
り、光ファイバーのスポットサイズと殆ど変わらないサ
イズに変換される。従って、光ファイバーとの結合効率
に優れた構造となっている。
【0064】なお、本実施例についても、第1の実施例
と同様の変更を加えることが出来る。
と同様の変更を加えることが出来る。
【0065】
【実施例5】図18は、本発明の第5の実施例を示す光
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。ま
た、光ファイバーとの入出射端面にはウィンドウ領域8
が挿入されている。本実施例による光半導体集積回路
は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信号を波
長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm 帯にて
送る双方向通信用光半導体集積回路として構成されてい
る。
半導体集積回路の斜視図である。第1の実施例と同様
に、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分岐2、
1.3μm 帯送信用LD3、前記1.3μm 帯送信用L
D3モニター用PD4、1.3μm 帯受信用PD5、及
び1.55μm 帯受信用PD6が集積化されている。ま
た、光ファイバーとの入出射端面にはウィンドウ領域8
が挿入されている。本実施例による光半導体集積回路
は、1.3μm 帯と1.55μm 帯の2種類の信号を波
長多重信号として受信し、送信信号を1.3μm 帯にて
送る双方向通信用光半導体集積回路として構成されてい
る。
【0066】図19(a)、(b)、(c)、(d)、
(e)、(f)はそれぞれ図18のA−A′線、B−
B′線、C−C′線、D−D′線、E−E′線、F−
F′線断面での断面図である。図19に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。但し、ウィンドウ領域8ではn
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH層14、MQWコア層15、上部SCH
層16、InPクラッド17の各層は成長されていな
い。
(e)、(f)はそれぞれ図18のA−A′線、B−
B′線、C−C′線、D−D′線、E−E′線、F−
F′線断面での断面図である。図19に示されるよう
に、各素子は、n−InP基板11上に形成された、n
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH(separate confinem
ent hetero−structure)層14、
MQWコア層15、上部SCH層16、InPクラッド
層17により構成されており、InP埋め込み層18に
より埋め込まれている。但し、ウィンドウ領域8ではn
−InGaAsP層12、n−InPスペーサー層1
3、下部SCH層14、MQWコア層15、上部SCH
層16、InPクラッド17の各層は成長されていな
い。
【0067】次に、第1の実施例と同様に、図20及び
図21を参照して図18、図19に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図20
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
9(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図20(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用
PD4、1.3μm 帯受信用PD5ではWm=12μm
、1.55μm 帯送信用PD6ではWm=30μm で
ある。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において
1.5μm である。但しウィンドウ領域8では、マスク
空隙Wg=0μm としている。
図21を参照して図18、図19に示された光半導体集
積回路の製造方法について説明する。まず、図20
(a)に示すように、n−InP基板11上にSiO2
膜21を1000オングストローム程度の膜厚に熱CV
D法により堆積する。n−InP基板11上には、図1
9(b)に示すように、LD部分にだけ予めグレーティ
ング20が設けられている。グレーティング20の製作
には、通常の干渉露光法若しくはEB(electro
nbeam)露光法を用いればよい。通常のフォトリソ
グラフィ技術を用いてSiO2 膜21を選択的に除去し
て、図20(b)に示すような対をなすストライプ形状
マスクを選択的結晶成長用マスク22として形成する。
マスク22の幅Wmは、受動導波路であるWDMカップ
ラー1及びY分岐2ではWm=6μm、1.3μm 帯送
信用LD3、前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用
PD4、1.3μm 帯受信用PD5ではWm=12μm
、1.55μm 帯送信用PD6ではWm=30μm で
ある。また、マスク空隙Wgは、全ての領域において
1.5μm である。但しウィンドウ領域8では、マスク
空隙Wg=0μm としている。
【0068】各機能素子の長さは、WDMカップラー1
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm 、ウ
ィンドウ領域8は20μm である。この後、図21
(a)に示すように、有機金属気相成長(MO−CV
D)法によりn−InGaAsP層12、n−InPス
ペーサー層13、下部SCH層14、InGaAsPウ
ェル層/InGaAsPバリア層からなるMQWコア層
15、上部SCH層16、InPクラッド層17を順次
選択的に結晶成長させる。マスク幅Wmの値がWm=1
0μm の領域に選択的に成長される部分を中心に説明す
ると、各成長層の波長組成と成長層厚は、n−InGa
AsP層12は波長組成は1.15μm 、成長膜厚10
00オングストローム程度、n−InPスペーサー層1
3は成長層厚400オングストローム程度、下部SCH
層14は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オン
グストローム程度、MQWコア層15は7周期でInG
aAsPウェル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45
オングストローム程度、InGaAsPバリア層が波長
組成1.15μm 、成長層厚100オングストローム程
度、上部SCH層16は波長組成1.15μm 、成長層
厚1000オングストローム程度、InPクラッド層1
7は成長層厚2000オングストローム程度である。但
し、ウィンドウ領域8はマスクで覆われている(すなわ
ち、Wg=0μm )ので、ウィンドウ領域8にはこの時
何も成長されない。各機能素子のMQWコア層15の波
長組成は、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分
岐2は1.25μm 組成、1.3μm 帯送信用LD3、
前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4及び
1.3μm 帯受信用PD5は1.3μm 組成、1.55
μm 帯受信用PD6は1.6μm 組成となる。
が1mm、1.3μm 帯送信用LD3が300μm 、モニ
ター用PD4が50μm 、1.3μm 帯送信用PD5が
50μm 、1.55μm 帯送信用PD6が50μm 、ウ
ィンドウ領域8は20μm である。この後、図21
(a)に示すように、有機金属気相成長(MO−CV
D)法によりn−InGaAsP層12、n−InPス
ペーサー層13、下部SCH層14、InGaAsPウ
ェル層/InGaAsPバリア層からなるMQWコア層
15、上部SCH層16、InPクラッド層17を順次
選択的に結晶成長させる。マスク幅Wmの値がWm=1
0μm の領域に選択的に成長される部分を中心に説明す
ると、各成長層の波長組成と成長層厚は、n−InGa
AsP層12は波長組成は1.15μm 、成長膜厚10
00オングストローム程度、n−InPスペーサー層1
3は成長層厚400オングストローム程度、下部SCH
層14は波長組成1.15μm 、成長層厚1000オン
グストローム程度、MQWコア層15は7周期でInG
aAsPウェル層が波長組成1.4μm 、成長層厚45
オングストローム程度、InGaAsPバリア層が波長
組成1.15μm 、成長層厚100オングストローム程
度、上部SCH層16は波長組成1.15μm 、成長層
厚1000オングストローム程度、InPクラッド層1
7は成長層厚2000オングストローム程度である。但
し、ウィンドウ領域8はマスクで覆われている(すなわ
ち、Wg=0μm )ので、ウィンドウ領域8にはこの時
何も成長されない。各機能素子のMQWコア層15の波
長組成は、方向性結合器型のWDMカップラー1、Y分
岐2は1.25μm 組成、1.3μm 帯送信用LD3、
前記1.3μm 帯送信用LD3モニター用PD4及び
1.3μm 帯受信用PD5は1.3μm 組成、1.55
μm 帯受信用PD6は1.6μm 組成となる。
【0069】次に、選択的結晶成長用マスク22をバッ
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図21(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
ファード弗酸で除去し、InP埋め込み層18を全面に
成長させる(図21(b)参照)。成長層厚は2μm 程
度である。その後、通常の選択拡散工程により、1.3
μm 帯送信用LD3、LD3モニター用PD4、1.3
μm 帯受信用PD5、1.55μm 帯受信用PD6の直
上にZnを拡散し、電極用金属を蒸着する。次いで、裏
面を研磨し電極用金属を蒸着して、デバイスの製作を完
了する。
【0070】以上が本発明の第5の実施例による光半導
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、戻り光特性に優れる構造である原理を以下
に説明する。
体集積回路の製造方法であるが、本発明による光半導体
集積回路が、戻り光特性に優れる構造である原理を以下
に説明する。
【0071】本発明では、光ファイバーとの入出射端面
にウィンドウ領域8を集積している。このため、入出射
端面の反射率としてほぼ0%が得られる。従って、戻り
光がPDやLDに入って、ノイズ源となることが避けら
れ、戻り光特性に優れた光半導体集積回路である。
にウィンドウ領域8を集積している。このため、入出射
端面の反射率としてほぼ0%が得られる。従って、戻り
光がPDやLDに入って、ノイズ源となることが避けら
れ、戻り光特性に優れた光半導体集積回路である。
【0072】なお、本実施例についても、第1の実施例
と同様の変更を加えることが出来る。
と同様の変更を加えることが出来る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光半
導体集積回路は、1.3μm 帯送信用LD、1.55μ
m 帯受信用PD、及びY分岐という単純な構成であり、
片2重通信に好適な光半導体集積回路を提供する。しか
も、本発明の製造方法によれば1回の結晶成長工程で異
なる機能素子のコア層を一括して形成できる。従って、
少ない製造工程で生産できるため、安価に素子を提供で
きる上に、コア層は光伝搬方向に対して連続して形成さ
れるため、各機能素子間での結合損失は殆ど生じない。
導体集積回路は、1.3μm 帯送信用LD、1.55μ
m 帯受信用PD、及びY分岐という単純な構成であり、
片2重通信に好適な光半導体集積回路を提供する。しか
も、本発明の製造方法によれば1回の結晶成長工程で異
なる機能素子のコア層を一括して形成できる。従って、
少ない製造工程で生産できるため、安価に素子を提供で
きる上に、コア層は光伝搬方向に対して連続して形成さ
れるため、各機能素子間での結合損失は殆ど生じない。
【0074】また、本発明による光半導体集積回路は、
1.3μm 帯受信用PD、1.55μm 帯受信用PDと
いう信号波長帯の異なる2つのPDと、1.3μm 帯信
号と1.55μm 帯信号をそれぞれ別のポートに弁別す
る方向性結合器型WDMカップラーとを集積した構成と
している。従って、例えば文字情報を1.3μm 帯信
号、画像情報を1.55μm 帯信号を用いて同一の伝送
路で伝送しても、本半導体光集積回路では各信号帯に適
したPDに同時に受信させる事が出来る。しかも、WD
Mカップラーとして方向性結合器を用いており、その素
子長はマッハツェンダー型の約1/3の1mm程度で実現
出来る。従って小型化が可能となり、安価に大量に生産
する事が出来る。しかも、本発明の製造方法によれば1
回の結晶成長工程で異なる機能素子のコア層を一括して
形成出来る。従って、少ない製造工程で生産できるた
め、安価に素子を提供できる上に、コア層は光伝搬方向
に対して連続して形成されるため、各機能素子間での結
合損失は殆ど生じない。
1.3μm 帯受信用PD、1.55μm 帯受信用PDと
いう信号波長帯の異なる2つのPDと、1.3μm 帯信
号と1.55μm 帯信号をそれぞれ別のポートに弁別す
る方向性結合器型WDMカップラーとを集積した構成と
している。従って、例えば文字情報を1.3μm 帯信
号、画像情報を1.55μm 帯信号を用いて同一の伝送
路で伝送しても、本半導体光集積回路では各信号帯に適
したPDに同時に受信させる事が出来る。しかも、WD
Mカップラーとして方向性結合器を用いており、その素
子長はマッハツェンダー型の約1/3の1mm程度で実現
出来る。従って小型化が可能となり、安価に大量に生産
する事が出来る。しかも、本発明の製造方法によれば1
回の結晶成長工程で異なる機能素子のコア層を一括して
形成出来る。従って、少ない製造工程で生産できるた
め、安価に素子を提供できる上に、コア層は光伝搬方向
に対して連続して形成されるため、各機能素子間での結
合損失は殆ど生じない。
【0075】また、本発明による光半導体集積回路は、
受動導波路及びWDMカップラーの導波構造を埋め込み
構造としている。埋め込み構造を採用しているため、T
EモードとTMモードの光の閉じ込め強さをほぼ同じに
設定することができ、リッジ構造を用いている場合に比
べ、WDMカップラーの偏光無依存化は容易となる。ま
た、横方向と縦方向の光の閉じ込め強さが等法的になる
ため、受動導波路でのスポットサイズ形成はリッジ構造
を用いた場合に比べてより真円に近くなる。従って、光
ファイバーとの結合損失が生じにくい。さらに、受動導
波路も埋め込み構造とすることで、LD等の他のデバイ
ス等とのプロセス整合性にも優れる。
受動導波路及びWDMカップラーの導波構造を埋め込み
構造としている。埋め込み構造を採用しているため、T
EモードとTMモードの光の閉じ込め強さをほぼ同じに
設定することができ、リッジ構造を用いている場合に比
べ、WDMカップラーの偏光無依存化は容易となる。ま
た、横方向と縦方向の光の閉じ込め強さが等法的になる
ため、受動導波路でのスポットサイズ形成はリッジ構造
を用いた場合に比べてより真円に近くなる。従って、光
ファイバーとの結合損失が生じにくい。さらに、受動導
波路も埋め込み構造とすることで、LD等の他のデバイ
ス等とのプロセス整合性にも優れる。
【0076】また、本発明による光半導体集積回路は、
LDモニター用PD及び受信用PDの波長組成が同一波
長帯LDの波長組成よりも長くなっている。このため、
信号光の吸収がLDと同一の波長組成を適用した場合に
比べて大きくなる。従って、効率よく信号を受信する、
若しくは効率よくLDをモニターすることができる。し
かも、本発明による製造方法では、LDと、LDとは波
長組成の異なる同一信号波長帯のPD及びLDモニター
PDとを同一の結晶成長工程で同時に実現できるため、
製造方法が複雑になることはない。
LDモニター用PD及び受信用PDの波長組成が同一波
長帯LDの波長組成よりも長くなっている。このため、
信号光の吸収がLDと同一の波長組成を適用した場合に
比べて大きくなる。従って、効率よく信号を受信する、
若しくは効率よくLDをモニターすることができる。し
かも、本発明による製造方法では、LDと、LDとは波
長組成の異なる同一信号波長帯のPD及びLDモニター
PDとを同一の結晶成長工程で同時に実現できるため、
製造方法が複雑になることはない。
【0077】また、本発明による光半導体集積回路は、
光ファイバーとの入出射端面にスポットサイズ変換素子
を集積している。スポットサイズは光ファイバー側に向
かって光伝搬方向に徐々に大きくなり、光ファイバーの
スポットサイズと殆ど変わらないサイズに変換される。
従って、光ファイバーとの結合効率に優れた構造となっ
ている。
光ファイバーとの入出射端面にスポットサイズ変換素子
を集積している。スポットサイズは光ファイバー側に向
かって光伝搬方向に徐々に大きくなり、光ファイバーの
スポットサイズと殆ど変わらないサイズに変換される。
従って、光ファイバーとの結合効率に優れた構造となっ
ている。
【0078】また、本発明による光半導体集積回路は、
光ファイバーとの入出射端面にウィンドウ域8を集積し
ている。このため、入出射端面の反射率としてほぼ0%
が得られる。従って、戻り光がPDやLDに入って、ノ
イズ源となることが避けられ、戻り光特性に優れてい
る。
光ファイバーとの入出射端面にウィンドウ域8を集積し
ている。このため、入出射端面の反射率としてほぼ0%
が得られる。従って、戻り光がPDやLDに入って、ノ
イズ源となることが避けられ、戻り光特性に優れてい
る。
【図1】本発明の第1の実施例である光半導体集積回路
の構成を示す斜視図を示す。
の構成を示す斜視図を示す。
【図2】図1のA−A′線、B−B′線、C−C′線、
D−D′線での断面図を示す。
D−D′線での断面図を示す。
【図3】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順の斜視図を示す。
めの工程順の斜視図を示す。
【図4】本発明の第1の実施例の製造方法を説明するた
めの、図3の工程に続く工程での工程順の斜視図を示
す。
めの、図3の工程に続く工程での工程順の斜視図を示
す。
【図5】マスク幅とMQWコア層の波長組成との関係を
示すグラフを示す。
示すグラフを示す。
【図6】本発明の第2の実施例である光半導体集積回路
の構成を示す斜視図を示す。
の構成を示す斜視図を示す。
【図7】図6のA−A′線、B−B′線、C−C′線、
D−D′線、E−E′線での断面図を示す。
D−D′線、E−E′線での断面図を示す。
【図8】本発明の第2の実施例の製造方法を説明するた
めの工程順の斜視図を示す。
めの工程順の斜視図を示す。
【図9】本発明の第2の実施例の製造方法を説明するた
めの、図8の工程に続く工程での工程順の斜視図を示
す。
めの、図8の工程に続く工程での工程順の斜視図を示
す。
【図10】本発明の第3の実施例である光半導体集積回
路の構成を示す斜視図を示す。
路の構成を示す斜視図を示す。
【図11】図10のA−A′線、B−B′線、C−C′
線、D−D′線、E−E′線での断面図を示す。
線、D−D′線、E−E′線での断面図を示す。
【図12】本発明の第3の実施例の製造方法を説明する
ための工程順の斜視図を示す。
ための工程順の斜視図を示す。
【図13】本発明の第3の実施例の製造方法を説明する
ための、図12の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
ための、図12の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
【図14】本発明の第4の実施例である光半導体集積回
路の構成を示す斜視図を示す。
路の構成を示す斜視図を示す。
【図15】図14のA−A′線、B−B′線、C−C′
線、D−D′線、E−E′線、F−F′線での断面図を
示す。
線、D−D′線、E−E′線、F−F′線での断面図を
示す。
【図16】本発明の第4の実施例の製造方法を説明する
ための工程順の斜視図を示す。
ための工程順の斜視図を示す。
【図17】本発明の第4の実施例の製造方法を説明する
ための、図16の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
ための、図16の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
【図18】本発明の第5の実施例である光半導体集積回
路の構成を示す斜視図を示す。
路の構成を示す斜視図を示す。
【図19】図14のA−A′線、B−B′線、C−C′
線、D−D′線、E−E′線、F−F′線での断面図を
示す。
線、D−D′線、E−E′線、F−F′線での断面図を
示す。
【図20】本発明の第5の実施例の製造方法を説明する
ための工程順の斜視図を示す。
ための工程順の斜視図を示す。
【図21】本発明の第5の実施例の製造方法を説明する
ための、図20の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
ための、図20の工程に続く工程での工程順の斜視図を
示す。
1 WDMカップラー 2 Y分岐 3 1.3mm帯送信用LD 4 1.3mm帯送信用LD3モニター用PD 5 1.3mm帯受信用PD 6 1.55mm帯受信用PD 7 スポットサイズ変換素子 8 ウィンドウ領域 11 n−InP基板 12 n−InGaAsP層 13 n−InPスペーサー層 14 下部SCH層 15 MQWコア層 16 上部SCH層 17 InPクラッド層 18 InP埋め込み層 20 グレーティング 21 SiO2 膜 22 選択的結晶成長用マスク Wm マスク幅 Wg マスク空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 雅子 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 小松 啓郎 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 水戸 郁夫 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】半導体基板上に少なくとも、入射光導波
路、前記入射光導波路を2本の出力導波路に分岐する分
岐光導波路、前記分岐光導波路の各々の出力導波路の先
に接続された半導体レーザーと半導体受光素子が集積さ
れており、上記各素子のコア層が、素子間を接続する領
域においても光伝搬方向に連続して形成されていること
を特徴とする光半導体集積回路。 - 【請求項2】(1)半導体基板上の一部に干渉露光法も
しくはEB露光法によりグレーティングを設ける工程
と、(2)前記半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程
と、(3)前記誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅
の空隙を隔て少なくとも2種類以上の異なるマスク幅か
らなるストライプ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマ
スク幅からなるストライプ形状誘電体膜で空隙部が分岐
形状である領域を含むマスクを製作する工程と、(4)
前記マスクの空隙部に気相成長法により少なくとも半導
体コア層を選択的に成長させ、信号波長帯に対して透明
なコア層と、所定の信号波長帯を発光し得る若しくは受
光し得るコア層とを少なくとも形成する工程と、(5)
前記マスクの空隙部を広げるか、前記マスクを除去し再
び誘電体膜を堆積しストライプ形状誘電体膜に加工する
か、あるいは、前記マスクを除去した後、前記半導体コ
ア層を包囲する埋め込み層を形成する工程と、を少なく
とも含むことを特徴とする光半導体集積回路の製造方
法。 - 【請求項3】半導体基板上に少なくとも、入射光導波路
と、前記入射光導波路に入射された光信号を波長ごとに
弁別する方向性結合器と、前記方向性結合器からの一波
長を受信する第1の半導体受光素子と、前記方向性結合
器からの光信号を2つに分岐する分岐光導波路と、前記
分岐光導波路に接続され前記第1の半導体受光素子とは
光信号波長帯の異なる半導体レーザー及び第2の半導体
受光素子が集積されており、上記各素子のコア層が、素
子間を接続する領域においても光伝搬方向に連続して形
成されていることを特徴とする光半導体集積回路。 - 【請求項4】(1)半導体基板上の一部に干渉露光法も
しくはEB露光法によりグレーティングを設ける工程
と、(2)前記半導体基板上に誘電体膜を堆積する工程
と、(3)前記誘電体膜を選択的に除去して、所定の幅
の空隙を隔て少なくとも3種類以上の異なるマスク幅か
らなるストライプ形状誘電体膜を含み、かつ、所定のマ
スク幅からなる3本の近接したストライプ形状誘電体膜
で空隙部が2本の近接した方向性結合器形状である領域
を含むマスクを形成する工程と、(4)前記マスクの空
隙部に気相成長法により少なくとも半導体コア層を選択
的に成長させ、信号波長帯に対して透明なコア層と、信
号波長帯を発光し得る若しくは受光し得るコア層と、前
記所定の信号波長帯とは異なる信号波長帯を発光し得る
若しくは受光し得るコア層とを少なくとも形成する工程
と、(5)前記マスクの空隙部を広げるか、前記マスク
を除去し再び誘電体膜を堆積しストライプ形状誘電体膜
に加工するか、あるいは、前記マスクを除去した後、前
記半導体コア層を包囲する埋め込み層を形成する工程
と、を少なくとも含むことを特徴とする光半導体集積回
路の製造方法。 - 【請求項5】前記方向性結合器及び受動導波路が埋め込
み構造導波路にて構成されていることを特徴とする請求
項3記載の光半導体集積回路。 - 【請求項6】前記半導体レーザー用のモニター素子が集
積されていることを特徴とする請求項3又は5記載の光
半導体集積回路。 - 【請求項7】前記第1の半導体受光素子、前記第2の半
導体受光素子、前記モニター素子の少なくとも一つは光
信号の波長帯よりも長いコア層波長組成を有することを
特徴とする請求項3又は5又は6記載の光半導体集積回
路。 - 【請求項8】請求項4の前記第(2)の工程において、
マスク幅が少なくとも4種類以上から構成され、前記半
導体レーザーのコア層と、前記モニター素子及び前記半
導体レーザーと同一信号波長帯に用いられる前記半導体
受光素子のコア層の波長組成を異ならしむる製造方法で
あることを特徴とする請求項7記載の光半導体集積回路
の製造方法。 - 【請求項9】入出射端面にスポットサイズ変換素子が集
積されていることを特徴とする請求項1又は3又は5又
は6又は7記載の光半導体集積回路。 - 【請求項10】入出射端面にウィンドウ領域が形成され
ていることを特徴とする請求項1又は3又は5又は6又
は7に記載の光半導体集積回路。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22612795A JPH0974182A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 光半導体集積回路及びその製造方法 |
| US08/706,529 US5796883A (en) | 1995-09-04 | 1996-09-04 | Optical integrated circuit and method for fabricating the same |
| EP96114144A EP0762157A3 (en) | 1995-09-04 | 1996-09-04 | Optical integrated circuit and manufacturing process |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22612795A JPH0974182A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 光半導体集積回路及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974182A true JPH0974182A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16840272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22612795A Pending JPH0974182A (ja) | 1995-09-04 | 1995-09-04 | 光半導体集積回路及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974182A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8494369B2 (en) | 2008-06-06 | 2013-07-23 | Infinera Corporation | Planar lightwave circuit |
-
1995
- 1995-09-04 JP JP22612795A patent/JPH0974182A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8494369B2 (en) | 2008-06-06 | 2013-07-23 | Infinera Corporation | Planar lightwave circuit |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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