JPH0974678A - 電力調整装置 - Google Patents
電力調整装置Info
- Publication number
- JPH0974678A JPH0974678A JP7225116A JP22511695A JPH0974678A JP H0974678 A JPH0974678 A JP H0974678A JP 7225116 A JP7225116 A JP 7225116A JP 22511695 A JP22511695 A JP 22511695A JP H0974678 A JPH0974678 A JP H0974678A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- circuit
- current
- converters
- power system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 変圧器の使用に伴う直流偏磁の発生、コスト
及び損失の増大を抑制すると共に、超電導コイルの接続
を可能にし、さらに過電流保護の容易な電力調整装置を
提供する。 【解決手段】 交流電力系統9,11間を結ぶ線路に変
圧器15,18を介して変換器13,16が接続されて
いる。電力制御回路23は、電圧検出回路20、電流検
出回路22、有効電力指令回路28、無効電力指令回路
29、電力動揺抑制回路32からの信号に基き、変換器
13の出力電流を制御する。電力制御回路27も、同様
にして、変換器16の出力電流を制御する。変換器1
3,16は電流形変換器であり内部の単位変換器を多重
接続するための変圧器を省略できる。したがって、直流
偏磁は発生せず、過電流保護も容易となる。また、電流
源となる超電導コイル19を接続できる。
及び損失の増大を抑制すると共に、超電導コイルの接続
を可能にし、さらに過電流保護の容易な電力調整装置を
提供する。 【解決手段】 交流電力系統9,11間を結ぶ線路に変
圧器15,18を介して変換器13,16が接続されて
いる。電力制御回路23は、電圧検出回路20、電流検
出回路22、有効電力指令回路28、無効電力指令回路
29、電力動揺抑制回路32からの信号に基き、変換器
13の出力電流を制御する。電力制御回路27も、同様
にして、変換器16の出力電流を制御する。変換器1
3,16は電流形変換器であり内部の単位変換器を多重
接続するための変圧器を省略できる。したがって、直流
偏磁は発生せず、過電流保護も容易となる。また、電流
源となる超電導コイル19を接続できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電力系統間の
潮流を制御する電力調整器に関するものである。
潮流を制御する電力調整器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の変換器構成図、図14は
従来の自励式電力調整装置の構成図である。図13に於
いて、41は自己消弧形スイッチング素子をブリッジ接
続した複数の単位変換器を多重接続して構成した電圧形
変換器、42は電圧形変換器41の正側直流端子、43
は電圧形変換器41の負側直流端子、44は電圧形変換
器41のU相交流端子、45は電圧形変換器41のV相
交流端子、46は電圧形変換器41のW相交流端子であ
る。47は自己消弧形スイッチング素子、48はダイオ
ードで、自己消弧形スイッチング素子47とダイオード
48とをブリッジ接続して複数の単位変換器を構成す
る。49は複数の変圧器で、それぞれの二次巻線を複数
の単位変換器の交流端子に接続し、それぞれの一次巻線
を直列に接続して電圧形変換器41の交流端子とする。
従来の自励式電力調整装置の構成図である。図13に於
いて、41は自己消弧形スイッチング素子をブリッジ接
続した複数の単位変換器を多重接続して構成した電圧形
変換器、42は電圧形変換器41の正側直流端子、43
は電圧形変換器41の負側直流端子、44は電圧形変換
器41のU相交流端子、45は電圧形変換器41のV相
交流端子、46は電圧形変換器41のW相交流端子であ
る。47は自己消弧形スイッチング素子、48はダイオ
ードで、自己消弧形スイッチング素子47とダイオード
48とをブリッジ接続して複数の単位変換器を構成す
る。49は複数の変圧器で、それぞれの二次巻線を複数
の単位変換器の交流端子に接続し、それぞれの一次巻線
を直列に接続して電圧形変換器41の交流端子とする。
【0003】図14に於いて、42〜46は図13の同
一記号と同一である。50は第1の電力系統、51は第
1の電力系統のリアクタンス、52は第2の電力系統、
53は第2の電力系統のリアクタンスである。54は第
1の電力系統50に供給する電力を制御する第1の電圧
形変換器、55は第1の変圧器で、二次巻線を第1の電
圧形変換器54の交流端子に接続し一次巻線を第1の電
力系統50に接続する。56は第1の電力系統50から
第2の電力系統52への潮流を制御する第2の電圧形変
換器、57は第2の変圧器で、二次巻線を第2の電圧形
変換器56の交流端子に接続し一次巻線を第1の電力系
統50と第2の電力系統52に直列に接続する。また、
第1の電圧形変換器54の正側端子と第2の電圧形変換
器56の正側端子を接続し、第1の電圧形変換器54の
負側端子と第2の電圧形変換器56の負側端子を接続す
る。58は第1の電圧形変換器54と第2の電圧形変換
器56の直流電圧を平滑するコンデンサである。このよ
うに、二台の電圧形変換器を用いて構成した自励式電力
調整器は、論文"A SOLID-STATE PWM PHASE-SHIFTER" IE
EE Transactions on Power Delivery,Vol.8,No.2,April
1993 などにより公知である。
一記号と同一である。50は第1の電力系統、51は第
1の電力系統のリアクタンス、52は第2の電力系統、
53は第2の電力系統のリアクタンスである。54は第
1の電力系統50に供給する電力を制御する第1の電圧
形変換器、55は第1の変圧器で、二次巻線を第1の電
圧形変換器54の交流端子に接続し一次巻線を第1の電
力系統50に接続する。56は第1の電力系統50から
第2の電力系統52への潮流を制御する第2の電圧形変
換器、57は第2の変圧器で、二次巻線を第2の電圧形
変換器56の交流端子に接続し一次巻線を第1の電力系
統50と第2の電力系統52に直列に接続する。また、
第1の電圧形変換器54の正側端子と第2の電圧形変換
器56の正側端子を接続し、第1の電圧形変換器54の
負側端子と第2の電圧形変換器56の負側端子を接続す
る。58は第1の電圧形変換器54と第2の電圧形変換
器56の直流電圧を平滑するコンデンサである。このよ
うに、二台の電圧形変換器を用いて構成した自励式電力
調整器は、論文"A SOLID-STATE PWM PHASE-SHIFTER" IE
EE Transactions on Power Delivery,Vol.8,No.2,April
1993 などにより公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上の電圧形
変換器を用いて構成する従来の自励式電力調整装置には
下記の欠点がある。 (1)複数の単位変換器を多重接続して交流出力電圧の
波形を改善する場合、それぞれの単位変換器の交流出力
電圧を各相毎に加算する必要があり、図13に示すよう
に変圧器49の二次巻線をそれぞれの単位変換器の交流
端子に接続し、変圧器49の一次巻線を直列に接続し
て、それぞれの単位変換器の各相毎の合成電圧を出力す
るように構成する必要がある。このとき、変圧器の一つ
一つの巻線にかかる電圧に直流成分が無いようにそれぞ
れの単位変換器を制御しないと、変圧器の磁束が直流成
分により偏磁して磁路が飽和し、過電流が流れる恐れが
ある。特に系統に地絡故障が発生し系統電圧が非対称に
なると直流偏磁を発生し易くなる。また、変圧器を必要
とするから変換器のコストが上がり、変圧器の損失によ
り効率が下がるという欠点がある。 (2)変換器の直流回路が電圧源であるから超電導コイ
ルのような電流源のエネルギ蓄積装置を接続することが
できないという欠点がある。 (3)自己消弧形スイッチング素子の誤点弧によりブリ
ッジの上下アームが同時にオンすると、変換器の直流回
路が低インピーダンスで短絡されるため、過電流の保護
が難しいという電圧型変換器特有の欠点がある。
変換器を用いて構成する従来の自励式電力調整装置には
下記の欠点がある。 (1)複数の単位変換器を多重接続して交流出力電圧の
波形を改善する場合、それぞれの単位変換器の交流出力
電圧を各相毎に加算する必要があり、図13に示すよう
に変圧器49の二次巻線をそれぞれの単位変換器の交流
端子に接続し、変圧器49の一次巻線を直列に接続し
て、それぞれの単位変換器の各相毎の合成電圧を出力す
るように構成する必要がある。このとき、変圧器の一つ
一つの巻線にかかる電圧に直流成分が無いようにそれぞ
れの単位変換器を制御しないと、変圧器の磁束が直流成
分により偏磁して磁路が飽和し、過電流が流れる恐れが
ある。特に系統に地絡故障が発生し系統電圧が非対称に
なると直流偏磁を発生し易くなる。また、変圧器を必要
とするから変換器のコストが上がり、変圧器の損失によ
り効率が下がるという欠点がある。 (2)変換器の直流回路が電圧源であるから超電導コイ
ルのような電流源のエネルギ蓄積装置を接続することが
できないという欠点がある。 (3)自己消弧形スイッチング素子の誤点弧によりブリ
ッジの上下アームが同時にオンすると、変換器の直流回
路が低インピーダンスで短絡されるため、過電流の保護
が難しいという電圧型変換器特有の欠点がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、変圧器の使用に伴う直流偏磁の発生、コスト及び
損失の増大を抑制すると共に、超電導コイルの接続を可
能にし、さらに過電流保護の容易な電力調整装置を提供
することを目的としている。
あり、変圧器の使用に伴う直流偏磁の発生、コスト及び
損失の増大を抑制すると共に、超電導コイルの接続を可
能にし、さらに過電流保護の容易な電力調整装置を提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として請求項1記載の発明は、第1及び第2の交
流電力系統間を結ぶ線路にそれぞれ第1及び第2の変圧
器を介して第1及び第2の電力変換器を接続すると共
に、第1及び第2の電力変換器の各直流側を相互に接続
し、第1及び第2の電力変換器の制御により、第1及び
第2の交流電力系統間での電力の授受を行わせる電力調
整装置において、前記第1及び第2の電力変換器は、自
己消弧形スイッチング素子のブリッジ接続により構成さ
れ且つ交流端子に並列接続された複数の単位変換器と、
これら単位変換器に接続され且つ直流端子に並列接続さ
れた複数のリアクトルとを有する電流形変換器であり、
前記第1及び第2の電力変換器の交流端子に、それぞれ
第1及び第2のフィルタコンデンサを接続した、ことを
特徴とするものである。
の手段として請求項1記載の発明は、第1及び第2の交
流電力系統間を結ぶ線路にそれぞれ第1及び第2の変圧
器を介して第1及び第2の電力変換器を接続すると共
に、第1及び第2の電力変換器の各直流側を相互に接続
し、第1及び第2の電力変換器の制御により、第1及び
第2の交流電力系統間での電力の授受を行わせる電力調
整装置において、前記第1及び第2の電力変換器は、自
己消弧形スイッチング素子のブリッジ接続により構成さ
れ且つ交流端子に並列接続された複数の単位変換器と、
これら単位変換器に接続され且つ直流端子に並列接続さ
れた複数のリアクトルとを有する電流形変換器であり、
前記第1及び第2の電力変換器の交流端子に、それぞれ
第1及び第2のフィルタコンデンサを接続した、ことを
特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記第1及び第2の電力変換器の各直流側
を超電導コイルを介して相互に接続した、ことを特徴と
するものである。
明において、前記第1及び第2の電力変換器の各直流側
を超電導コイルを介して相互に接続した、ことを特徴と
するものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明において、前記第1及び第2の交流電力系統の各電
圧を検出する第1及び第2の電圧検出回路と、前記第1
の変圧器及び第1の電力変換器間、並びに前記第2の変
圧器及び第2の電力変換器間を流れる各電流を検出する
第1及び第2の電流検出回路と、前記第1及び第2の交
流電力系統間で授受される有効電力についての各指令を
出力する第1及び第2の有効電力指令回路と、前記第1
及び第2の交流電力系統間で授受される無効電力につい
ての各指令を出力する第1及び第2の無効電力指令回路
と、前記第1及び第2の電圧検出回路、前記第1及び第
2の電流検出回路、前記第1及び第2の有効電力指令回
路、並びに前記第1及び第2の無効電力指令回路からの
各信号の入力に基いて、前記第1及び第2の電力変換器
の各出力電流を制御する第1及び第2の電力制御回路
と、を備えたこと、を特徴とするものである。
発明において、前記第1及び第2の交流電力系統の各電
圧を検出する第1及び第2の電圧検出回路と、前記第1
の変圧器及び第1の電力変換器間、並びに前記第2の変
圧器及び第2の電力変換器間を流れる各電流を検出する
第1及び第2の電流検出回路と、前記第1及び第2の交
流電力系統間で授受される有効電力についての各指令を
出力する第1及び第2の有効電力指令回路と、前記第1
及び第2の交流電力系統間で授受される無効電力につい
ての各指令を出力する第1及び第2の無効電力指令回路
と、前記第1及び第2の電圧検出回路、前記第1及び第
2の電流検出回路、前記第1及び第2の有効電力指令回
路、並びに前記第1及び第2の無効電力指令回路からの
各信号の入力に基いて、前記第1及び第2の電力変換器
の各出力電流を制御する第1及び第2の電力制御回路
と、を備えたこと、を特徴とするものである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記第1及び第2の電圧検出回路、並びに
前記第1及び第2の電流検出回路からの各信号の入力に
基いて、前記第1及び第2の交流電力系統での各電力動
揺の発生を検出し、各電力動揺抑制指令を出力する第1
及び第2の電力動揺抑制回路を備え、前記第1及び第2
の電力制御回路は、前記各電力動揺抑制指令の入力に基
いて、前記第1及び第2の電力変換器の各出力電流を制
御するものである、ことを特徴とするものである。
明において、前記第1及び第2の電圧検出回路、並びに
前記第1及び第2の電流検出回路からの各信号の入力に
基いて、前記第1及び第2の交流電力系統での各電力動
揺の発生を検出し、各電力動揺抑制指令を出力する第1
及び第2の電力動揺抑制回路を備え、前記第1及び第2
の電力制御回路は、前記各電力動揺抑制指令の入力に基
いて、前記第1及び第2の電力変換器の各出力電流を制
御するものである、ことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記第2の電力動揺抑制回路が前記第2の
電力制御回路に電力動揺抑制指令を出力した場合に、こ
れに起因して前記第1の交流電力系統で発生しようとす
る電力動揺を打消すための制御信号を前記第1の電力制
御回路に対して出力する非干渉制御回路を、備えたこと
を特徴とするものである。
明において、前記第2の電力動揺抑制回路が前記第2の
電力制御回路に電力動揺抑制指令を出力した場合に、こ
れに起因して前記第1の交流電力系統で発生しようとす
る電力動揺を打消すための制御信号を前記第1の電力制
御回路に対して出力する非干渉制御回路を、備えたこと
を特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る変換
器の構成図、図2は本発明の実施形態に係る自励式電力
調整装置の構成図である。図1に於いて、1は自己消弧
形スイッチング素子をブリッジ接続した複数の単位変換
器を多重接続して構成した電流形変換器、2は電流形変
換器1の正側直流端子、3は電流形変換器1の負側直流
端子、4は電流形変換器1のU相交流端子、5は電流形
変換器1のV相交流端子、6は電流形変換器1のW相交
流端子である。7は自己消弧形スイッチング素子、8は
リアクトルで、自己消弧形スイッチング素子7をブリッ
ジ接続して複数の単位変換器を構成する。それぞれの単
位変換器の正側端子にリアクトル8を直列に接続し、リ
アクトル8の他端を共通に接続して電流形変換器1の正
側直流端子2とする。それぞれの単位変換器の負側端子
にリアクトル8を直列に接続しリアクトル8の他端を共
通に接続して電流形変換器1の負側直流端子3とする。
また、それぞれの単位変換器の交流端子を共通に接続し
て電流形変換器1の交流端子4,5,6とする。
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係る変換
器の構成図、図2は本発明の実施形態に係る自励式電力
調整装置の構成図である。図1に於いて、1は自己消弧
形スイッチング素子をブリッジ接続した複数の単位変換
器を多重接続して構成した電流形変換器、2は電流形変
換器1の正側直流端子、3は電流形変換器1の負側直流
端子、4は電流形変換器1のU相交流端子、5は電流形
変換器1のV相交流端子、6は電流形変換器1のW相交
流端子である。7は自己消弧形スイッチング素子、8は
リアクトルで、自己消弧形スイッチング素子7をブリッ
ジ接続して複数の単位変換器を構成する。それぞれの単
位変換器の正側端子にリアクトル8を直列に接続し、リ
アクトル8の他端を共通に接続して電流形変換器1の正
側直流端子2とする。それぞれの単位変換器の負側端子
にリアクトル8を直列に接続しリアクトル8の他端を共
通に接続して電流形変換器1の負側直流端子3とする。
また、それぞれの単位変換器の交流端子を共通に接続し
て電流形変換器1の交流端子4,5,6とする。
【0012】図2に於いて、2〜6は図1の同一記号と
同一である。9は第1の電力系統、10は第1の電力系
統のリアクタンスである。11は第2の電力系統、12
は第2の電力系統のリアクタンスである。13は第1の
電力系統9に供給する電力を制御する第1の電流形変換
器、14は第1の電流形変換器13の出力電流に含まれ
る高調波をバイパスする第1のフィルタコンデンサであ
る。15は第1の変圧器で、一次巻線を第1の電力系統
9に接続し、二次巻線を第1の電流形変換器13の交流
端子に接続する。16は第1の電力系統9から第2の電
力系統11への潮流を制御する第2の電流形変換器、1
7は第2の電流形変換器16の出力電流に含まれる高調
波をバイパスする第2のフィルタコンデンサである。1
8は第2の変圧器で、一次巻線を第1の電力系統9と第
2の電力系統11の間に直列に接続し、二次巻線を第2
の電流形変換器16の交流端子に接続する。
同一である。9は第1の電力系統、10は第1の電力系
統のリアクタンスである。11は第2の電力系統、12
は第2の電力系統のリアクタンスである。13は第1の
電力系統9に供給する電力を制御する第1の電流形変換
器、14は第1の電流形変換器13の出力電流に含まれ
る高調波をバイパスする第1のフィルタコンデンサであ
る。15は第1の変圧器で、一次巻線を第1の電力系統
9に接続し、二次巻線を第1の電流形変換器13の交流
端子に接続する。16は第1の電力系統9から第2の電
力系統11への潮流を制御する第2の電流形変換器、1
7は第2の電流形変換器16の出力電流に含まれる高調
波をバイパスする第2のフィルタコンデンサである。1
8は第2の変圧器で、一次巻線を第1の電力系統9と第
2の電力系統11の間に直列に接続し、二次巻線を第2
の電流形変換器16の交流端子に接続する。
【0013】19は超電導コイルで、一方の端子を第1
の電流形変換器13の正側直流端子に、他方の端子を第
2の電流形変換器16の負側直流端子に接続する。ま
た、第2の電流形変換器16の正側直流端子と第1の電
流形変換器13の負側直流端子を接続する。20は第1
の電力系統9の電圧を検出する第1の電圧検出回路、2
1は第1の変圧器15の二次電流を検出する第1の変流
器、22は第1の変流器21の二次電流を制御信号に変
換する第1の電流検出回路である。23は第1の電力制
御回路で、電圧検出回路20の出力と電流検出回路22
の出力を帰還信号として、第1の電流形変換器13から
第1の電力系統9へ供給する電力を制御する。
の電流形変換器13の正側直流端子に、他方の端子を第
2の電流形変換器16の負側直流端子に接続する。ま
た、第2の電流形変換器16の正側直流端子と第1の電
流形変換器13の負側直流端子を接続する。20は第1
の電力系統9の電圧を検出する第1の電圧検出回路、2
1は第1の変圧器15の二次電流を検出する第1の変流
器、22は第1の変流器21の二次電流を制御信号に変
換する第1の電流検出回路である。23は第1の電力制
御回路で、電圧検出回路20の出力と電流検出回路22
の出力を帰還信号として、第1の電流形変換器13から
第1の電力系統9へ供給する電力を制御する。
【0014】24は第2の電力系統11の電圧を検出す
る第2の電圧検出回路、25は第2の変圧器18の二次
電流を検出する第2の変流器、26は第2の変流器25
の二次電流を制御信号に変換する第2の電流検出回路で
ある。27は第2の電力制御回路で、電圧検出回路24
の出力と電流検出回路26の出力を帰還信号として第2
の電流形変換器16を制御することにより、第1の電力
系統9から第2の電力系統11への潮流を制御する。
る第2の電圧検出回路、25は第2の変圧器18の二次
電流を検出する第2の変流器、26は第2の変流器25
の二次電流を制御信号に変換する第2の電流検出回路で
ある。27は第2の電力制御回路で、電圧検出回路24
の出力と電流検出回路26の出力を帰還信号として第2
の電流形変換器16を制御することにより、第1の電力
系統9から第2の電力系統11への潮流を制御する。
【0015】28は第1の電流形変換器13が発生する
有効電力の指令値を与える第1の有効電力指令回路、2
9は第1の電流形変換器13が発生する無効電力の指令
値を与える第1の無効電力指令回路である。30は第2
の電流形変換器16が発生する有効電力の指令値を与え
る第2の有効電力指令回路、31は第2の電流形変換器
16が発生する無効電力の指令値を与える第2の無効電
力指令回路である。
有効電力の指令値を与える第1の有効電力指令回路、2
9は第1の電流形変換器13が発生する無効電力の指令
値を与える第1の無効電力指令回路である。30は第2
の電流形変換器16が発生する有効電力の指令値を与え
る第2の有効電力指令回路、31は第2の電流形変換器
16が発生する無効電力の指令値を与える第2の無効電
力指令回路である。
【0016】32は第1の電流形変換器13から第1の
電力系統9へ供給する電力を制御して第1の電力系統9
の電力の動揺を抑制する第1の電力動揺抑制回路、33
は第1の有効電力指令回路28の出力と、第1の電力動
揺抑制回路32の出力と、非干渉制御回路36の出力を
加算して第1の電力制御回路23の有効電力の指令値と
する第1の加算回路である。34は第2の電流形変換器
16により第1の電力系統9から第2の電力系統11潮
流を制御して第2の電力系統11の電力の動揺を抑制す
る第2の電力動揺抑制回路、35は第2の有効電力指令
回路30の出力と、第2の電力動揺抑制回路34の出力
を加算して第2の電力制御回路27の有効電力の指令値
とする第2の加算回路である。
電力系統9へ供給する電力を制御して第1の電力系統9
の電力の動揺を抑制する第1の電力動揺抑制回路、33
は第1の有効電力指令回路28の出力と、第1の電力動
揺抑制回路32の出力と、非干渉制御回路36の出力を
加算して第1の電力制御回路23の有効電力の指令値と
する第1の加算回路である。34は第2の電流形変換器
16により第1の電力系統9から第2の電力系統11潮
流を制御して第2の電力系統11の電力の動揺を抑制す
る第2の電力動揺抑制回路、35は第2の有効電力指令
回路30の出力と、第2の電力動揺抑制回路34の出力
を加算して第2の電力制御回路27の有効電力の指令値
とする第2の加算回路である。
【0017】36は非干渉制御回路で、第2の電力動揺
抑制回路34により第2の電流形変換器16を制御した
結果発生する第1の電力系統9の電力動揺を、第1の電
流形変換器13を制御して打ち消すために、第2の電力
動揺抑制回路34の出力により第1の電力制御回路23
に有効電力の指令を与え、第1の電流形変換器13の出
力を制御する。
抑制回路34により第2の電流形変換器16を制御した
結果発生する第1の電力系統9の電力動揺を、第1の電
流形変換器13を制御して打ち消すために、第2の電力
動揺抑制回路34の出力により第1の電力制御回路23
に有効電力の指令を与え、第1の電流形変換器13の出
力を制御する。
【0018】次に、以上のように構成される本実施形態
の動作につき説明する。図3、図4は本実施形態の電力
制御特性を表す波形図、図5〜図7は本実施形態の電力
変調特性を表す波形図、図8〜図12は本実施形態の電
力動揺抑制特性を表す波形図である。
の動作につき説明する。図3、図4は本実施形態の電力
制御特性を表す波形図、図5〜図7は本実施形態の電力
変調特性を表す波形図、図8〜図12は本実施形態の電
力動揺抑制特性を表す波形図である。
【0019】まず、図3、図4により本実施形態の電力
制御の動作を説明する。図3は第1の電力系統9から第
2の電力系統11へ最大の有効電力を供給している状態
に於いて有効電力の方向を急速に反転する場合の制御特
性を表す波形図である。図3に於いて、(1)は第1の
電力系統9のUV相線間電圧である。VW相線間電圧、
WU相線間電圧は図示してないが、(1)に対してそれ
ぞれ120°づつ位相が遅れた正弦波とする。また、第
2の電力系統11のUV相線間電圧、VW相線間電圧、
WU相線間電圧は、それぞれ第1の電力系統9のUV相
線間電圧、VW相線間電圧、WU相線間電圧に振幅およ
び位相が等しいものとする。(2)は第1の電力系統9
のU相電流、(3)は第1の電力系統9のV相電流、
(4)は第1の電力系統9のW相電流である。電流の極
性は第1の電力系統9から第2の電力系統11へ流れる
方向を正としている。
制御の動作を説明する。図3は第1の電力系統9から第
2の電力系統11へ最大の有効電力を供給している状態
に於いて有効電力の方向を急速に反転する場合の制御特
性を表す波形図である。図3に於いて、(1)は第1の
電力系統9のUV相線間電圧である。VW相線間電圧、
WU相線間電圧は図示してないが、(1)に対してそれ
ぞれ120°づつ位相が遅れた正弦波とする。また、第
2の電力系統11のUV相線間電圧、VW相線間電圧、
WU相線間電圧は、それぞれ第1の電力系統9のUV相
線間電圧、VW相線間電圧、WU相線間電圧に振幅およ
び位相が等しいものとする。(2)は第1の電力系統9
のU相電流、(3)は第1の電力系統9のV相電流、
(4)は第1の電力系統9のW相電流である。電流の極
性は第1の電力系統9から第2の電力系統11へ流れる
方向を正としている。
【0020】(5)は第1の電流形変換器13のUV相
線間電圧である。VW相線間電圧、WU相線間電圧は図
示してないが、(5)に対してそれぞれ120°づつ位
相が遅れた同様の波形である。(6)は第1の電流形変
換器13のU相電流である。V相電流、W相電流は図示
してないが、(6)に対してそれぞれ120°づつ位相
が遅れた同様の波形である。(7)は第1の変圧器15
のU相二次電流、(8)は第1の変圧器15のV相二次
電流、(9)は第1の変圧器15のW相二次電流であ
る。電流の極性は第1の電力系統9から第1の電流形変
換器13へ流れる方向を正としている。
線間電圧である。VW相線間電圧、WU相線間電圧は図
示してないが、(5)に対してそれぞれ120°づつ位
相が遅れた同様の波形である。(6)は第1の電流形変
換器13のU相電流である。V相電流、W相電流は図示
してないが、(6)に対してそれぞれ120°づつ位相
が遅れた同様の波形である。(7)は第1の変圧器15
のU相二次電流、(8)は第1の変圧器15のV相二次
電流、(9)は第1の変圧器15のW相二次電流であ
る。電流の極性は第1の電力系統9から第1の電流形変
換器13へ流れる方向を正としている。
【0021】(10)は第2の電流形変換器16のUV
相線間電圧である。VW相線間電圧、WU相線間電圧は
図示してないが、(10)に対してそれぞれ120°づ
つ位相が遅れた同様の波形である。(11)は第2の電
流形変換器16のU相電流である。V相電流、W相電流
は図示してないが、(11)に対してそれぞれ120°
づつ位相が遅れた同様の波形である。(12)は第2の
変圧器18のU相二次電流、(13)は第2の変圧器1
8のV相二次電流、(14)は第2の変圧器18のW相
二次電流である。電流の極性は第2の電流形変換器16
から第2の変圧器18へ流れる方向を正としている。
相線間電圧である。VW相線間電圧、WU相線間電圧は
図示してないが、(10)に対してそれぞれ120°づ
つ位相が遅れた同様の波形である。(11)は第2の電
流形変換器16のU相電流である。V相電流、W相電流
は図示してないが、(11)に対してそれぞれ120°
づつ位相が遅れた同様の波形である。(12)は第2の
変圧器18のU相二次電流、(13)は第2の変圧器1
8のV相二次電流、(14)は第2の変圧器18のW相
二次電流である。電流の極性は第2の電流形変換器16
から第2の変圧器18へ流れる方向を正としている。
【0022】(15)は第1の電力系統9の有効電力、
(16)は第1の電力系統9の無効電力、(17)は第
2の電力系統11の有効電力、(18)は第2の電力系
統11の無効電力である。電力の極性は第1の電力系統
9から第2の電力系統11へ流れる方向を正としてい
る。なお、第1の変圧器15の巻数比は、一次電圧10
0%に対して二次電圧を30%としている。また、第2
の変圧器18の巻数比は1としている。
(16)は第1の電力系統9の無効電力、(17)は第
2の電力系統11の有効電力、(18)は第2の電力系
統11の無効電力である。電力の極性は第1の電力系統
9から第2の電力系統11へ流れる方向を正としてい
る。なお、第1の変圧器15の巻数比は、一次電圧10
0%に対して二次電圧を30%としている。また、第2
の変圧器18の巻数比は1としている。
【0023】有効電力を制御する時の動作は以下の通り
である。即ち、第1の有効電力指令回路28の出力を1
00%、第1の無効電力指令回路29の出力を0%、第
2の有効電力指令回路30の出力を100%、第2の無
効電力指令回路31の出力を0%として、時刻t1に於
いて、第1の有効電力指令回路28の出力と第2の有効
電力指令回路30の出力を100%/10msecの傾斜で
減少し−100%まで変化させる。第2の有効電力指令
回路30の出力を第2の電力制御回路27に入力し、第
2の変圧器18の二次電流(12),(13),(1
4)の有効電流成分(第2の電力系統11の電圧と同相
の成分)を制御する。
である。即ち、第1の有効電力指令回路28の出力を1
00%、第1の無効電力指令回路29の出力を0%、第
2の有効電力指令回路30の出力を100%、第2の無
効電力指令回路31の出力を0%として、時刻t1に於
いて、第1の有効電力指令回路28の出力と第2の有効
電力指令回路30の出力を100%/10msecの傾斜で
減少し−100%まで変化させる。第2の有効電力指令
回路30の出力を第2の電力制御回路27に入力し、第
2の変圧器18の二次電流(12),(13),(1
4)の有効電流成分(第2の電力系統11の電圧と同相
の成分)を制御する。
【0024】第2の変圧器18の巻数比は1であるか
ら、第2の電力系統11に流れる電流は(12),(1
3),(14)と等しくなり、第2の電力系統11に供
給される有効電力は(17)で示すように100%から
−100%へ反転する。同様に、第1の有効電力指令回
路28の出力を第1の電力制御回路23に入力し、第1
の変圧器15の二次電流(7),(8),(9)の有効
電流成分(第1の電力系統9の電圧と同相の成分)を制
御する。第1の変圧器15の巻数比は0.3であるか
ら、第1の電力系統9に流れる電流は(7),(8),
(9)の30%となる。第1の電力系統9には第2の変
圧器18の一次電流と第1の変圧器15の一次電流の和
が流れるから、(2),(3),(4)で示すように1
30%の電流が流れ、第1の電力系統9から供給される
有効電力は(15)で示すように130%から−130
%へ反転する。
ら、第2の電力系統11に流れる電流は(12),(1
3),(14)と等しくなり、第2の電力系統11に供
給される有効電力は(17)で示すように100%から
−100%へ反転する。同様に、第1の有効電力指令回
路28の出力を第1の電力制御回路23に入力し、第1
の変圧器15の二次電流(7),(8),(9)の有効
電流成分(第1の電力系統9の電圧と同相の成分)を制
御する。第1の変圧器15の巻数比は0.3であるか
ら、第1の電力系統9に流れる電流は(7),(8),
(9)の30%となる。第1の電力系統9には第2の変
圧器18の一次電流と第1の変圧器15の一次電流の和
が流れるから、(2),(3),(4)で示すように1
30%の電流が流れ、第1の電力系統9から供給される
有効電力は(15)で示すように130%から−130
%へ反転する。
【0025】図4は第1の電力系統9から第2の電力系
統11へ最大の無効電力を供給している状態に於いて無
効電力の方向を急速に反転する場合の制御特性を表す波
形図である。図4において、(1)〜(18)は図3の
同一記号と同一である。無効電力を制御する時の動作は
以下の通りである。即ち、第1の有効電力指令回路28
の出力を0%、第1の無効電力指令回路29の出力を1
00%、第2の有効電力指令回路30の出力を0%、第
2の無効電力指令回路31の出力を100%として、時
期句t2において、第1の無効電力指令回路29の出力
と第2の無効電力指令回路31の出力を100%/10
msecの傾斜で減少し−100%まで変化させる。第
2の無効電力指令回路31の出力を第2の電力制御回路
27に入力し、第2の変圧器18の二次電流(12),
(13),(14)の無効電流成分(第2の電力系統1
1の電圧に対して90°遅れた成分)を制御する。
統11へ最大の無効電力を供給している状態に於いて無
効電力の方向を急速に反転する場合の制御特性を表す波
形図である。図4において、(1)〜(18)は図3の
同一記号と同一である。無効電力を制御する時の動作は
以下の通りである。即ち、第1の有効電力指令回路28
の出力を0%、第1の無効電力指令回路29の出力を1
00%、第2の有効電力指令回路30の出力を0%、第
2の無効電力指令回路31の出力を100%として、時
期句t2において、第1の無効電力指令回路29の出力
と第2の無効電力指令回路31の出力を100%/10
msecの傾斜で減少し−100%まで変化させる。第
2の無効電力指令回路31の出力を第2の電力制御回路
27に入力し、第2の変圧器18の二次電流(12),
(13),(14)の無効電流成分(第2の電力系統1
1の電圧に対して90°遅れた成分)を制御する。
【0026】第2の変圧器18の巻数比は1であるか
ら、第2の電圧系統11に流れる電流は(12),(1
3),(14)と等しくなり、第2の電力系統11に供
給される無効電力は(18)で示すように100%から
−100%へ反転する。同様に、第1の無効電力指令回
路29の出力を第1の電力制御回路23に入力し、第1
の変圧器15の二次電流(7),(8),(9)の無効
電流成分(第1の電力系統9の電圧に対して90°遅れ
た成分)を制御する。第1の変圧器15の巻数比は0.
3であるから、第1の電力系統9に流れる電流は
(7),(8),(9)の30%となる。第1の電力系
統9には第2の変圧器18の一次電流と第1の変圧器1
5の一次電流の和が流れるから、(2),(3),
(4)で示すように130%の電流が流れ、第1の電力
系統9から供給される無効電力は(16)で示すように
130%から−130%へ反転する。
ら、第2の電圧系統11に流れる電流は(12),(1
3),(14)と等しくなり、第2の電力系統11に供
給される無効電力は(18)で示すように100%から
−100%へ反転する。同様に、第1の無効電力指令回
路29の出力を第1の電力制御回路23に入力し、第1
の変圧器15の二次電流(7),(8),(9)の無効
電流成分(第1の電力系統9の電圧に対して90°遅れ
た成分)を制御する。第1の変圧器15の巻数比は0.
3であるから、第1の電力系統9に流れる電流は
(7),(8),(9)の30%となる。第1の電力系
統9には第2の変圧器18の一次電流と第1の変圧器1
5の一次電流の和が流れるから、(2),(3),
(4)で示すように130%の電流が流れ、第1の電力
系統9から供給される無効電力は(16)で示すように
130%から−130%へ反転する。
【0027】このように、第2の電流形変換器16によ
り、第2の変圧器18の二次電流の有効電流成分と無効
電流成分を制御することにより、第1の電力系統9から
第2の電力系統11へ供給する有効電力と無効電力を速
い応答で安定に制御することができる。また、第1の電
流形変換器13により第1の変換器15の二次電流の有
効電流成分と無効電流成分を制御することにより、第の
電力系統9からに第1の電流形変換器13へ供給する有
効電力と無効電力を速い応答で安定に制御することがで
きる。
り、第2の変圧器18の二次電流の有効電流成分と無効
電流成分を制御することにより、第1の電力系統9から
第2の電力系統11へ供給する有効電力と無効電力を速
い応答で安定に制御することができる。また、第1の電
流形変換器13により第1の変換器15の二次電流の有
効電流成分と無効電流成分を制御することにより、第の
電力系統9からに第1の電流形変換器13へ供給する有
効電力と無効電力を速い応答で安定に制御することがで
きる。
【0028】以上述べたように、上記の自励式電力調整
装置によれば、二つの電力系統間の潮流を速い応答で安
定に制御することができる。この機能を活用して、各系
統に電力の動揺が発生したとき、電力動揺を打ち消す方
向に潮流を振幅変調することにより、電力の動揺を抑制
して系統の安定度を向上することができる。
装置によれば、二つの電力系統間の潮流を速い応答で安
定に制御することができる。この機能を活用して、各系
統に電力の動揺が発生したとき、電力動揺を打ち消す方
向に潮流を振幅変調することにより、電力の動揺を抑制
して系統の安定度を向上することができる。
【0029】次に、図5〜図7により電力変調制御の動
作を説明する。図5は第1の電力系統9から第2の電力
系統11へ供給する有効電力を、一定の周期で振幅変調
するときの電力変調特性を表す波形図である。図5にお
いて、(19)は第1の電力系統9のU相電流、(2
0)は第2の電力系統11のU相電流である。ここで、
第1の電力系統9の電力動揺の周波数を0.9Hz、第
2の電力系統11の電力動揺の周波数を1,1Hzとす
る。(21)は第1の電力系統9の電力動揺の周波数
0.9Hzに等しい周波数の振幅30%の電力変調の指
令値、(22)は第2の電力系統11の電力動揺の周波
数1.1Hzに等しい周波数の振幅30%の電力変調の
指令値である。(23)は第1の電力系統9の有効電
力、(24)は第2の電力系統11の有効電力である。
作を説明する。図5は第1の電力系統9から第2の電力
系統11へ供給する有効電力を、一定の周期で振幅変調
するときの電力変調特性を表す波形図である。図5にお
いて、(19)は第1の電力系統9のU相電流、(2
0)は第2の電力系統11のU相電流である。ここで、
第1の電力系統9の電力動揺の周波数を0.9Hz、第
2の電力系統11の電力動揺の周波数を1,1Hzとす
る。(21)は第1の電力系統9の電力動揺の周波数
0.9Hzに等しい周波数の振幅30%の電力変調の指
令値、(22)は第2の電力系統11の電力動揺の周波
数1.1Hzに等しい周波数の振幅30%の電力変調の
指令値である。(23)は第1の電力系統9の有効電
力、(24)は第2の電力系統11の有効電力である。
【0030】図5の波形は、第1の有効電力指令回路2
8の出力を0%、第1の無効電力指令回路29の出力を
0%、第2の有効電力指令回路30の出力を70%、第
2の無効電力指令回路31の出力を0%として、第2の
電力動揺抑制回路34の出力に(22)の出力を発生さ
せ、第2の有効電力指令回路30の出力と第2の電力動
揺抑制回路34の出力(22)を第2の加算回路35に
より加算し、第2の加算回路35の出力を有効電力の基
準として第2の電力制御回路27に入力し、第2の電力
制御回路27の出力により第2の電流形変換器16を制
御して、第1の電力系統9から第2の電力系統11へ供
給する有効電力を制御した場合である。第2の電力系統
11の有効電力(24)を電力変調の指令値(22)に
追従して良好な応答で制御することができる。このと
き、第1の電力系統9の有効電力(23)は、第2の電
力系統11の有効電力(24)に等しい。
8の出力を0%、第1の無効電力指令回路29の出力を
0%、第2の有効電力指令回路30の出力を70%、第
2の無効電力指令回路31の出力を0%として、第2の
電力動揺抑制回路34の出力に(22)の出力を発生さ
せ、第2の有効電力指令回路30の出力と第2の電力動
揺抑制回路34の出力(22)を第2の加算回路35に
より加算し、第2の加算回路35の出力を有効電力の基
準として第2の電力制御回路27に入力し、第2の電力
制御回路27の出力により第2の電流形変換器16を制
御して、第1の電力系統9から第2の電力系統11へ供
給する有効電力を制御した場合である。第2の電力系統
11の有効電力(24)を電力変調の指令値(22)に
追従して良好な応答で制御することができる。このと
き、第1の電力系統9の有効電力(23)は、第2の電
力系統11の有効電力(24)に等しい。
【0031】図6は第1の電力系統9から第2の電力系
統11へ供給する有効電力を100%一定に制御した状
態で、第1の電力系統9から第1の電流形変換器13に
供給する電力のみ一定の周期で振幅変調するときの電力
変調特性を表す波形図である。図6において、(19)
〜(24)は図5の同一記号と同一である。図6の波形
は、第1の有効電力指令回路28の出力を0%、第1の
無効電力指令回路29の出力を0%、第2の有効電力指
令回路30の出力を100%、第2の無効電力指令回路
31の出力を0%として、第1の電力動揺抑制回路32
の出力に(21)の出力を発生させ、第1の加算回路3
3を介して有効電力の基準として第1の電力制御回路2
3に入力し、第1の電力制御回路23の出力により第1
の電流形変換器13を制御して、第1の電力系統9から
第1の電流形変換器13へ供給する有効電力を制御した
場合である。第1の電力系統9の有効電力(23)を電
力変調の指令値(21)に追従して良好な応答で制御す
ることができる。このとき、第2の電力系統11の有効
電力(24)は、第2の電流形変換器16により100
%一定に制御される。
統11へ供給する有効電力を100%一定に制御した状
態で、第1の電力系統9から第1の電流形変換器13に
供給する電力のみ一定の周期で振幅変調するときの電力
変調特性を表す波形図である。図6において、(19)
〜(24)は図5の同一記号と同一である。図6の波形
は、第1の有効電力指令回路28の出力を0%、第1の
無効電力指令回路29の出力を0%、第2の有効電力指
令回路30の出力を100%、第2の無効電力指令回路
31の出力を0%として、第1の電力動揺抑制回路32
の出力に(21)の出力を発生させ、第1の加算回路3
3を介して有効電力の基準として第1の電力制御回路2
3に入力し、第1の電力制御回路23の出力により第1
の電流形変換器13を制御して、第1の電力系統9から
第1の電流形変換器13へ供給する有効電力を制御した
場合である。第1の電力系統9の有効電力(23)を電
力変調の指令値(21)に追従して良好な応答で制御す
ることができる。このとき、第2の電力系統11の有効
電力(24)は、第2の電流形変換器16により100
%一定に制御される。
【0032】図7は第1の電力系統9の有効電力を70
%一定に制御した状態で、第2の電力系統11の有効電
力のみ一定の周期で振幅変調するときの電力変調特性を
表す波形図である。図7に於いて、(19)〜(24)
は図5の同一記号と同一である。図7の波形は、第1の
有効電力指令回路28の出力を0%、第1の無効電力指
令回路29の出力を0%、第2の有効電力指令回路30
の出力を70%、第2の無効電力指令回路31の出力を
0%として、第2の電力動揺抑制回路34の出力に(2
2)の出力を発生させ、第2の有効電力指令回路30の
出力と第2の電力動揺抑制回路34の出力(22)を第
2の加算回路35により加算し、第2の加算回路35の
出力を有効電力の基準として第2の電力制御回路27に
入力し、第2の電力制御回路27の出力により第2の電
流形変換器16を制御して、第1の電力系統9から第2
の電力系統11へ供給する有効電力を制御し、同時に、
第2の電力動揺抑制回路34の出力(22)を非干渉制
御回路36に入力し、(22)の信号の極性を反転し振
幅を10/3倍して第1の加算回路33を介して有効電
力の基準として第1の電力制御回路23に入力し、第1
の電力制御回路23の出力により第1の電流形変換器1
3を制御して、第1の電力系統9から第1の電流形変換
器13へ供給する有効電力を制御した場合である。第2
の電力系統11の有効電力(24)の電力変調の指令値
(22)に追従して良好な応答で制御することができ
る。このとき、第1の電力系統9の有効電力(23)
は、第1の電流形変換器13により振幅変調分が打ち消
され70%一定に制御される。
%一定に制御した状態で、第2の電力系統11の有効電
力のみ一定の周期で振幅変調するときの電力変調特性を
表す波形図である。図7に於いて、(19)〜(24)
は図5の同一記号と同一である。図7の波形は、第1の
有効電力指令回路28の出力を0%、第1の無効電力指
令回路29の出力を0%、第2の有効電力指令回路30
の出力を70%、第2の無効電力指令回路31の出力を
0%として、第2の電力動揺抑制回路34の出力に(2
2)の出力を発生させ、第2の有効電力指令回路30の
出力と第2の電力動揺抑制回路34の出力(22)を第
2の加算回路35により加算し、第2の加算回路35の
出力を有効電力の基準として第2の電力制御回路27に
入力し、第2の電力制御回路27の出力により第2の電
流形変換器16を制御して、第1の電力系統9から第2
の電力系統11へ供給する有効電力を制御し、同時に、
第2の電力動揺抑制回路34の出力(22)を非干渉制
御回路36に入力し、(22)の信号の極性を反転し振
幅を10/3倍して第1の加算回路33を介して有効電
力の基準として第1の電力制御回路23に入力し、第1
の電力制御回路23の出力により第1の電流形変換器1
3を制御して、第1の電力系統9から第1の電流形変換
器13へ供給する有効電力を制御した場合である。第2
の電力系統11の有効電力(24)の電力変調の指令値
(22)に追従して良好な応答で制御することができ
る。このとき、第1の電力系統9の有効電力(23)
は、第1の電流形変換器13により振幅変調分が打ち消
され70%一定に制御される。
【0033】以上述べたように、上記の自励式電力調整
装置によれば、二つの電力系統の有効電力をそれぞれ独
立して変調制御を行うことができるから、各系統に電力
の動揺が発生したとき、それぞれの電力の動揺を打ち消
す方向に有効電力を供給することにより、電力の動揺を
抑制して系統の安定度を向上することができる。
装置によれば、二つの電力系統の有効電力をそれぞれ独
立して変調制御を行うことができるから、各系統に電力
の動揺が発生したとき、それぞれの電力の動揺を打ち消
す方向に有効電力を供給することにより、電力の動揺を
抑制して系統の安定度を向上することができる。
【0034】次に、図8〜図12により電力動揺抑制制
御の動作を説明する。図8は第1の電力系統9と第2の
電力系統11の電力動揺特性を表す波形図である。図8
に於いて、(25)は本発明の自励式電力調整器が第1
の電力系統9へ与える動揺抑制電力、(26)は本発明
の自励式電力調整器が第2の電力系統11へ与える動揺
抑制電力、(27)は第1の電力系統9の電力、(2
8)は第1の電力系統9に与えられる外乱電力、(2
9)は第2の電力系統11の電力、(30)は第2の電
力系統11に与えられる外乱電力である。時刻t3に於
いて、第1の電力系統9と第2の電力系統11に外乱電
力が与えられると、第1の電力系統9の電力(27)と
第2の電力系統11の電力(29)はそれぞれ固有の周
波数で動揺する。
御の動作を説明する。図8は第1の電力系統9と第2の
電力系統11の電力動揺特性を表す波形図である。図8
に於いて、(25)は本発明の自励式電力調整器が第1
の電力系統9へ与える動揺抑制電力、(26)は本発明
の自励式電力調整器が第2の電力系統11へ与える動揺
抑制電力、(27)は第1の電力系統9の電力、(2
8)は第1の電力系統9に与えられる外乱電力、(2
9)は第2の電力系統11の電力、(30)は第2の電
力系統11に与えられる外乱電力である。時刻t3に於
いて、第1の電力系統9と第2の電力系統11に外乱電
力が与えられると、第1の電力系統9の電力(27)と
第2の電力系統11の電力(29)はそれぞれ固有の周
波数で動揺する。
【0035】図9は第2の電力系統11の電力動揺に対
して潮流制御により電力動揺抑制制御を行ったときの波
形図である。図9に於いて、(25)〜(30)は図8
の同一記号と同一である。時刻t3に於いて、第2の電
力系統11に外乱電力(30)が与えられると、第2の
電力系統11の電力(29)は固有の周波数で動揺す
る。時刻t4に於いて、図5を用いて説明した電力変調
制御系により電力動揺抑制制御をオンする。即ち、第2
の電力動揺抑制回路34の出力を第2の電力制御回路2
7に与え第2の電流形変換器16を制御して、第1の電
力系統9から第2の電力系統11へ供給する電力を(2
6)に示すように変調制御を行う。第2のの電力系統1
1へ(26)の波形の電力を注入することにより第2の
電力系統11の電力動揺は(29)の波形で示すように
減衰する。このとき第1の電力系統9には(26)と同
一波形の(25)の電力が注入される。このため第1の
電力系統9の電力は加振され(27)に示すように電力
動揺を発生する。
して潮流制御により電力動揺抑制制御を行ったときの波
形図である。図9に於いて、(25)〜(30)は図8
の同一記号と同一である。時刻t3に於いて、第2の電
力系統11に外乱電力(30)が与えられると、第2の
電力系統11の電力(29)は固有の周波数で動揺す
る。時刻t4に於いて、図5を用いて説明した電力変調
制御系により電力動揺抑制制御をオンする。即ち、第2
の電力動揺抑制回路34の出力を第2の電力制御回路2
7に与え第2の電流形変換器16を制御して、第1の電
力系統9から第2の電力系統11へ供給する電力を(2
6)に示すように変調制御を行う。第2のの電力系統1
1へ(26)の波形の電力を注入することにより第2の
電力系統11の電力動揺は(29)の波形で示すように
減衰する。このとき第1の電力系統9には(26)と同
一波形の(25)の電力が注入される。このため第1の
電力系統9の電力は加振され(27)に示すように電力
動揺を発生する。
【0036】図10は第1の電力系統9の電力動揺に対
して第1の電力系統9に注入する電力を変調して電力動
揺抑制制御を行ったときの波形図である。図10に於い
て、(25)〜(30)は図8の同一記号と同一であ
る。時刻t3に於いて、第1の電力系統9に外乱電力
(28)が与えられると、第1の電力系統9の電力(2
7)は固有の周波数で動揺する。時刻t4に於いて、図
6を用いて説明した電力変調制御系により電力動揺抑制
制御をオンする。即ち、第1の電力動揺抑制回路32の
出力を第1の電力制御回路23に与え第1の電流形変換
器13を制御して、第1の電力系統9から第1の電流形
変換器13へ供給する電力を(25)に示すように変調
制御を行う。第1の電力系統9へ(25)の波形の電力
を注入することにより第1の電力系統9の電力動揺は
(27)の波形で示すように減衰する。このとき第2の
電力系統11には(26)に示すように変調電力は注入
されないから、第2の電力系統11の電力は(29)に
示すように電力動揺を発生しない。
して第1の電力系統9に注入する電力を変調して電力動
揺抑制制御を行ったときの波形図である。図10に於い
て、(25)〜(30)は図8の同一記号と同一であ
る。時刻t3に於いて、第1の電力系統9に外乱電力
(28)が与えられると、第1の電力系統9の電力(2
7)は固有の周波数で動揺する。時刻t4に於いて、図
6を用いて説明した電力変調制御系により電力動揺抑制
制御をオンする。即ち、第1の電力動揺抑制回路32の
出力を第1の電力制御回路23に与え第1の電流形変換
器13を制御して、第1の電力系統9から第1の電流形
変換器13へ供給する電力を(25)に示すように変調
制御を行う。第1の電力系統9へ(25)の波形の電力
を注入することにより第1の電力系統9の電力動揺は
(27)の波形で示すように減衰する。このとき第2の
電力系統11には(26)に示すように変調電力は注入
されないから、第2の電力系統11の電力は(29)に
示すように電力動揺を発生しない。
【0037】図11は第2の電力系統11の電力動揺に
対して第2の電力系統11に注入する電力を変調して電
力動揺抑制制御を行ったときの波形図である。図11に
於いて、(25)〜(30)は図8の同一記号と同一で
ある。時刻t3に於いて、第2の電力系統11に外乱電
力(30)が与えられると、第2の電力系統11の電力
(29)は固有の周波数で動揺する。時刻t4に於い
て、図7を用いて説明した電力変調制御系により電力動
揺抑制制御をオンする。即ち、第2の電力動揺抑制回路
34の出力を第2の電力制御回路27に与え第2の電流
形変換器16を制御して、第1の電力系統9から第2の
電力系統11へ供給する電力を(26)に示すように変
調制御を行う。同時に、第2の電力動揺抑制回路34の
電力を非干渉制御回路36の出力を第1の電力制御回路
23に与え第1の電流形変換器13を制御し、変調電力
(26)が第1の電力系統9に流入するのを打ち消すよ
うに第1の電流形変換器13の出力を制御する。第2の
電力系統11へ(26)の波形の電力を注入することに
より第2の電力系統11の電力動揺は(29)の波形で
示すように減衰する。このとき第1の電力系統9には
(26)に示すように変調電力を注入されないから、第
1の電力系統9の電力は(27)に示すように電力動揺
を発生しない。
対して第2の電力系統11に注入する電力を変調して電
力動揺抑制制御を行ったときの波形図である。図11に
於いて、(25)〜(30)は図8の同一記号と同一で
ある。時刻t3に於いて、第2の電力系統11に外乱電
力(30)が与えられると、第2の電力系統11の電力
(29)は固有の周波数で動揺する。時刻t4に於い
て、図7を用いて説明した電力変調制御系により電力動
揺抑制制御をオンする。即ち、第2の電力動揺抑制回路
34の出力を第2の電力制御回路27に与え第2の電流
形変換器16を制御して、第1の電力系統9から第2の
電力系統11へ供給する電力を(26)に示すように変
調制御を行う。同時に、第2の電力動揺抑制回路34の
電力を非干渉制御回路36の出力を第1の電力制御回路
23に与え第1の電流形変換器13を制御し、変調電力
(26)が第1の電力系統9に流入するのを打ち消すよ
うに第1の電流形変換器13の出力を制御する。第2の
電力系統11へ(26)の波形の電力を注入することに
より第2の電力系統11の電力動揺は(29)の波形で
示すように減衰する。このとき第1の電力系統9には
(26)に示すように変調電力を注入されないから、第
1の電力系統9の電力は(27)に示すように電力動揺
を発生しない。
【0038】図12は第1の電力系統9の電力動揺と第
2の電力系統11の電力動揺が同時に発生したとき第1
の電力系統9に注入する電力の変調と第2の電力系統1
1に注入する電力の変調を独立して行ったときの電力動
揺抑制制御特性を表す波形図である。図12に於いて、
(25)〜(30)は図8の同一記号と同一である。こ
れは、図10で説明した制御と図11で説明した制御を
同時に行った場合の動作である。時刻t3に於いて、第
1の電力系統9に外乱電力(28)、第2の電力系統1
1に外乱電力(30)が与えられると、第1の電力系統
9の電力(27)と第2の電力系統11の電力(29)
はそれぞれ固有の周波数で動揺する。時刻t4に於い
て、電力動揺抑制制御をオンすると第1の電力系統9の
電力動揺と第2の電力系統11の電力動揺はそれぞれ
(27),(29)の波形で示すように減衰する。な
お、以上の説明では、電力動揺抑制制御の現象を分かり
やすくするために、時刻t4で電力動揺和抑制制御をオ
ンする場合について説明したが、実際の応用では電力動
揺抑制制御は常時オンしておけば良い。
2の電力系統11の電力動揺が同時に発生したとき第1
の電力系統9に注入する電力の変調と第2の電力系統1
1に注入する電力の変調を独立して行ったときの電力動
揺抑制制御特性を表す波形図である。図12に於いて、
(25)〜(30)は図8の同一記号と同一である。こ
れは、図10で説明した制御と図11で説明した制御を
同時に行った場合の動作である。時刻t3に於いて、第
1の電力系統9に外乱電力(28)、第2の電力系統1
1に外乱電力(30)が与えられると、第1の電力系統
9の電力(27)と第2の電力系統11の電力(29)
はそれぞれ固有の周波数で動揺する。時刻t4に於い
て、電力動揺抑制制御をオンすると第1の電力系統9の
電力動揺と第2の電力系統11の電力動揺はそれぞれ
(27),(29)の波形で示すように減衰する。な
お、以上の説明では、電力動揺抑制制御の現象を分かり
やすくするために、時刻t4で電力動揺和抑制制御をオ
ンする場合について説明したが、実際の応用では電力動
揺抑制制御は常時オンしておけば良い。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、複数
の単位変換器を並列に多重接続した電流形変換器を用い
て自励式の調整装置を構成することにより、多重接続用
の変圧器を省略できるから、変圧器の磁束が直流成分に
より偏磁して磁路が飽和し過電流が流れる不具合を回避
することができる。従って、系統に地絡故障が発生して
系統電圧が非対称になっても直流偏磁を発生することが
ないから、系統故障時の運転継続性を向上することがで
きる。また、多重接続用の変圧器を省略できるから自励
式電力調整器のコストを下げることができる。さらに、
多重接続用変圧器の損失が発生しないから自励式電力調
整器の効率を上げることができる。
の単位変換器を並列に多重接続した電流形変換器を用い
て自励式の調整装置を構成することにより、多重接続用
の変圧器を省略できるから、変圧器の磁束が直流成分に
より偏磁して磁路が飽和し過電流が流れる不具合を回避
することができる。従って、系統に地絡故障が発生して
系統電圧が非対称になっても直流偏磁を発生することが
ないから、系統故障時の運転継続性を向上することがで
きる。また、多重接続用の変圧器を省略できるから自励
式電力調整器のコストを下げることができる。さらに、
多重接続用変圧器の損失が発生しないから自励式電力調
整器の効率を上げることができる。
【0040】そして、電圧形変換器のように自己消弧形
スイッチング素子の誤点弧によりブリッジの上下アーム
が同時にオンして変換器の直流回路がインピーダンスで
短絡されることが無いから過電流の保護が容易である。
スイッチング素子の誤点弧によりブリッジの上下アーム
が同時にオンして変換器の直流回路がインピーダンスで
短絡されることが無いから過電流の保護が容易である。
【0041】また、変換器の直流回路が電流源であるか
ら超電導コイルを接続してエネルギ蓄積を行うことがで
きる。従って、二つの電力系統の有効電力をそれぞれ独
立して変調制御を行うことができるから、各系統に電力
の動揺が発生したとき、それぞれの電力の動揺を打ち消
す方向に有効電力を供給することにより、電力の動揺を
抑制して系統の安定度を向上することができる、などの
効果が得られる。
ら超電導コイルを接続してエネルギ蓄積を行うことがで
きる。従って、二つの電力系統の有効電力をそれぞれ独
立して変調制御を行うことができるから、各系統に電力
の動揺が発生したとき、それぞれの電力の動揺を打ち消
す方向に有効電力を供給することにより、電力の動揺を
抑制して系統の安定度を向上することができる、などの
効果が得られる。
【図1】本発明の実施形態に係る変換器の構成図。
【図2】本発明の実施形態に係る電力調整装置の構成
図。
図。
【図3】本発明の実施形態の電力制御特性を示す波形
図。
図。
【図4】本発明の実施形態の電力制御特性を示す波形
図。
図。
【図5】本発明の実施形態の電力変調特性を示す波形
図。
図。
【図6】本発明の実施形態の電力変調特性を示す波形
図。
図。
【図7】本発明の実施形態の電力変調特性を示す波形
図。
図。
【図8】本発明の実施形態の電力動揺抑制特性を示す波
形図。
形図。
【図9】本発明の実施形態の電力動揺抑制特性を示す波
形図。
形図。
【図10】本発明の実施形態の電力動揺抑制特性を示す
波形図。
波形図。
【図11】本発明の実施形態の電力動揺抑制特性を示す
波形図。
波形図。
【図12】本発明の実施形態の電力動揺抑制特性を示す
波形図。
波形図。
【図13】従来例に係る変換器の構成図。
【図14】従来例に係る電力調整装置の構成図。
1 電流形変換器 2 正側直流端子 3 負側直流端子 4 U相交流端子 5 V相交流端子 6 W相交流端子 7 自己消弧形スイッチング素子 8 リアクトル 9 第1の電力系統 11 第2の電力系統 13 第1の電流形変換器 14 第1のフィルタコンデンサ 15 第1の変圧器 16 第2の電流形変換器 17 第2のフィルタコンデンサ 18 第2の変圧器 19 超電導コイル 20 第1の電圧検出回路 22 第1の電流検出回路 23 第1の電力制御回路 24 第2の電圧検出回路 26 第2の電流検出回路 27 第2の電力制御回路 28 第1の有効電力指令回路 29 第1の無効電力指令回路 30 第2の有効電力指令回路 31 第2の無効電力指令回路 32 第1の電力動揺抑制回路 34 第2の電力動揺抑制回路 36 非干渉制御回路
Claims (5)
- 【請求項1】第1及び第2の交流電力系統間を結ぶ線路
にそれぞれ第1及び第2の変圧器を介して第1及び第2
の電力変換器を接続すると共に、第1及び第2の電力変
換器の各直流側を相互に接続し、 第1及び第2の電力変換器の制御により、第1及び第2
の交流電力系統間での電力の授受を行わせる電力調整装
置において、 前記第1及び第2の電力変換器は、自己消弧形スイッチ
ング素子のブリッジ接続により構成され且つ交流端子に
並列接続された複数の単位変換器と、これら単位変換器
に接続され且つ直流端子に並列接続された複数のリアク
トルとを有する電流形変換器であり、 前記第1及び第2の電力変換器の交流端子に、それぞれ
第1及び第2のフィルタコンデンサを接続した、 ことを特徴とする電力調整装置。 - 【請求項2】請求項1記載の電力調整装置において、 前記第1及び第2の電力変換器の各直流側を超電導コイ
ルを介して相互に接続した、 ことを特徴とする電力調整装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の電力調整装置におい
て、 前記第1及び第2の交流電力系統の各電圧を検出する第
1及び第2の電圧検出回路と、 前記第1の変圧器及び第1の電力変換器間、並びに前記
第2の変圧器及び第2の電力変換器間を流れる各電流を
検出する第1及び第2の電流検出回路と、 前記第1及び第2の交流電力系統間で授受される有効電
力についての各指令を出力する第1及び第2の有効電力
指令回路と、 前記第1及び第2の交流電力系統間で授受される無効電
力についての各指令を出力する第1及び第2の無効電力
指令回路と、 前記第1及び第2の電圧検出回路、前記第1及び第2の
電流検出回路、前記第1及び第2の有効電力指令回路、
並びに前記第1及び第2の無効電力指令回路からの各信
号の入力に基いて、前記第1及び第2の電力変換器の各
出力電流を制御する第1及び第2の電力制御回路と、 を備えたこと、 を特徴とする電力調整装置。 - 【請求項4】請求項3記載の電力調整装置において、 前記第1及び第2の電圧検出回路、並びに前記第1及び
第2の電流検出回路からの各信号の入力に基いて、前記
第1及び第2の交流電力系統での各電力動揺の発生を検
出し、各電力動揺抑制指令を出力する第1及び第2の電
力動揺抑制回路を備え、 前記第1及び第2の電力制御回路は、前記各電力動揺抑
制指令の入力に基いて、前記第1及び第2の電力変換器
の各出力電流を制御するものである、 ことを特徴とする電力調整装置。 - 【請求項5】請求項4記載の電力調整装置において、 前記第2の電力動揺抑制回路が前記第2の電力制御回路
に電力動揺抑制指令を出力した場合に、これに起因して
前記第1の交流電力系統で発生しようとする電力動揺を
打消すための制御信号を前記第1の電力制御回路に対し
て出力する非干渉制御回路を、 備えたことを特徴とする電力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225116A JPH0974678A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 電力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7225116A JPH0974678A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 電力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974678A true JPH0974678A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=16824226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7225116A Pending JPH0974678A (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 電力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974678A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007244195A (ja) * | 2001-03-07 | 2007-09-20 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | 節電装置およびその運転方法 |
| JP7101921B1 (ja) * | 2021-11-22 | 2022-07-15 | 三菱電機株式会社 | 電力変換システム |
-
1995
- 1995-09-01 JP JP7225116A patent/JPH0974678A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007244195A (ja) * | 2001-03-07 | 2007-09-20 | Matsushita Ecology Systems Co Ltd | 節電装置およびその運転方法 |
| JP7101921B1 (ja) * | 2021-11-22 | 2022-07-15 | 三菱電機株式会社 | 電力変換システム |
| WO2023089819A1 (ja) * | 2021-11-22 | 2023-05-25 | 三菱電機株式会社 | 電力変換システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1246353B1 (en) | Multi-output power conversion circuit | |
| US5283726A (en) | AC line current controller utilizing line connected inductance and DC voltage component | |
| US9124183B2 (en) | Power inverter for feeding electric energy from a DC power generator into an AC grid with two power lines | |
| US4651265A (en) | Active power conditioner system | |
| TW297964B (ja) | ||
| US11108326B2 (en) | DC-DC converter | |
| US6741482B2 (en) | Power conversion device | |
| US11909305B2 (en) | AC-to-DC power converter which removed a common mode component form the output current | |
| WO2022024218A1 (ja) | 電力変換装置 | |
| US5349517A (en) | Active power line conditioner utilizing harmonic frequency injection for improved peak voltage regulation | |
| US4241395A (en) | Non-dissipative DC active filter and transformer | |
| JP6121582B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| KR20190008386A (ko) | 쌍방향 절연형 dc/dc 컨버터 및 스마트 네트워크 | |
| JPH02142358A (ja) | 電力変換装置 | |
| US4319224A (en) | Powerline carrier control system with powerline current compensation | |
| JP2527911B2 (ja) | Pwmコンバ―タ | |
| JPH0974678A (ja) | 電力調整装置 | |
| Sree et al. | Voltage sag mitigation using a high-frequency-link cycloconverter-based DVR | |
| JP3375003B2 (ja) | 三相電力変換装置 | |
| JP6311050B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JP2017103902A (ja) | 電力変換装置 | |
| JPH09163757A (ja) | インバータ装置 | |
| JPH11136945A (ja) | 変圧器およびその運用方法 | |
| JPS6035892B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| RU2290741C2 (ru) | Устройство для выпрямления трехфазного напряжения с трехканальным преобразованием энергетического потока (варианты) |