JPH0974787A - 交流電動機の電流検出方法 - Google Patents
交流電動機の電流検出方法Info
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- JPH0974787A JPH0974787A JP7255695A JP25569595A JPH0974787A JP H0974787 A JPH0974787 A JP H0974787A JP 7255695 A JP7255695 A JP 7255695A JP 25569595 A JP25569595 A JP 25569595A JP H0974787 A JPH0974787 A JP H0974787A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の交流電動機に対するPWM電圧による
電流脈動の影響を少なくし、複数の交流電動機に対して
高精度な電流制御を行う。 【解決手段】 個々の変調波信号と共通の搬送波信号と
を重畳した複数のPWMインバータの出力信号により複
数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電動機に対
するPWMインバータの出力信号のうちの少なくとも2
相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/D変換し
て電圧指令部に帰還し、電流量を設定して前記変調波信
号として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅値若
しくはその近傍のタイミングで、交流電動機別に行い、
個々の交流電動機に対する標本化を、搬送波の最大振幅
値若しくはその近傍のタイミングで全て行うように構成
してなるもの。
電流脈動の影響を少なくし、複数の交流電動機に対して
高精度な電流制御を行う。 【解決手段】 個々の変調波信号と共通の搬送波信号と
を重畳した複数のPWMインバータの出力信号により複
数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電動機に対
するPWMインバータの出力信号のうちの少なくとも2
相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/D変換し
て電圧指令部に帰還し、電流量を設定して前記変調波信
号として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅値若
しくはその近傍のタイミングで、交流電動機別に行い、
個々の交流電動機に対する標本化を、搬送波の最大振幅
値若しくはその近傍のタイミングで全て行うように構成
してなるもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電動機の電流
検出方法に関し、さらに詳しくは複数のPWMインバー
タの出力信号により駆動される複数の交流電動機の電流
検出方法に関する。
検出方法に関し、さらに詳しくは複数のPWMインバー
タの出力信号により駆動される複数の交流電動機の電流
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今、マイクロプロセッサの低価格化に
伴い、電動機の制御系はソフトウェア化されつつある。
1つのシリコンウェハー上に、汎用CPUと入出力ポー
ト、メモリ、タイマー、AD変換器、DA変換器等を構
成した所謂シングルチップマイコン(以下単にMPUと
記す)は、経済性が良いことから、低価格の交流サーボ
モータの制御装置に良く用いられている。
伴い、電動機の制御系はソフトウェア化されつつある。
1つのシリコンウェハー上に、汎用CPUと入出力ポー
ト、メモリ、タイマー、AD変換器、DA変換器等を構
成した所謂シングルチップマイコン(以下単にMPUと
記す)は、経済性が良いことから、低価格の交流サーボ
モータの制御装置に良く用いられている。
【0003】電流制御系をソフトウェア化する場合に
は、電流センサの出力電圧をマイクロプロセッサで扱う
量、すなわちデジタル量に変換するAD変換手段が必要
とされる。MPUに内蔵されているAD変換器は、図9
に示されるように、逐次比較形が主流であり、この逐次
比較形AD変換器17cの前段には、数個のアナログ電
圧信号va ,vb から所望の信号を選択するマルチプレ
クサ17a、変換中の入力電圧を一定にしておくサンプ
ルホールド回路17bが一般的に設けられている。
は、電流センサの出力電圧をマイクロプロセッサで扱う
量、すなわちデジタル量に変換するAD変換手段が必要
とされる。MPUに内蔵されているAD変換器は、図9
に示されるように、逐次比較形が主流であり、この逐次
比較形AD変換器17cの前段には、数個のアナログ電
圧信号va ,vb から所望の信号を選択するマルチプレ
クサ17a、変換中の入力電圧を一定にしておくサンプ
ルホールド回路17bが一般的に設けられている。
【0004】さて、3相3線式の交流電動機において、
相電流を精度良く制御しようとすれば、少なくとも2相
の電流量を検出する必要がある。しかしながら、上述の
ようなMPUを用いる場合には、逐次比較形AD変換器
17c及びサンプルホールド回路17bが1組しかない
ために、電流を2相以上同時に標本化することはできな
い。従って、電流を時分割で標本化、変換しなければな
らない。
相電流を精度良く制御しようとすれば、少なくとも2相
の電流量を検出する必要がある。しかしながら、上述の
ようなMPUを用いる場合には、逐次比較形AD変換器
17c及びサンプルホールド回路17bが1組しかない
ために、電流を2相以上同時に標本化することはできな
い。従って、電流を時分割で標本化、変換しなければな
らない。
【0005】ところで、電流の標本化は、インバータが
電圧形サブハーモニック方式の場合、特公平4−475
54号公報等に記載されているように、搬送波の頂点に
同期させると電流の平均値に近い値を標本化できるよう
になっており、従来より一般的に用いられている。
電圧形サブハーモニック方式の場合、特公平4−475
54号公報等に記載されているように、搬送波の頂点に
同期させると電流の平均値に近い値を標本化できるよう
になっており、従来より一般的に用いられている。
【0006】ここで、上述の構成を採用した、例えば3
相無整流子電動機の電流制御装置の一例を示したのが、
図7、図8、図9であり、図7は電流制御装置の機能ブ
ロック図を、図8はそのハードウェア構成を、図9は図
8中のAD変換器及びその周辺回路の具体的構成をそれ
ぞれ示している。
相無整流子電動機の電流制御装置の一例を示したのが、
図7、図8、図9であり、図7は電流制御装置の機能ブ
ロック図を、図8はそのハードウェア構成を、図9は図
8中のAD変換器及びその周辺回路の具体的構成をそれ
ぞれ示している。
【0007】図における符号1は永久磁石形同期電動機
を、符号5は永久磁石形同期電動機1に直結されるエン
コーダを、6はエンコーダ5の出力パルスを受信し位置
信号θ(n)を送出する磁極位置検出部を、2a,2b
は永久磁石形同期電動機1に流れるA相、B相の電流i
a ,ib をそれぞれ検出する電流センサを、7は電流セ
ンサ2a,2bからの電圧信号va ,vb 、位置信号θ
(n)、トルク指令T* (n)及びデジタル搬送波発生
回路4bからの割り込み要求信号INTに応じて電圧指
令v* (n)を出力するMPUをそれぞれ示している。
このMPU7は、ハードウェア構成で示すと、CPU7
a、入出力ポート7b〜7g、AD変換器及びその周辺
回路7h(詳しくは図9参照)より構成されており、一
方機能ブロック図で示すと、位置信号θ(n)及びトル
ク指令T* (n)を受信して電流指令i* (n)を送出
する電流指令作成部7j、電圧信号va ,vb を受信し
て電流指令i(n)を送出するAD変換部7h、電流指
令i* (n),i(n)を受信して電圧指令v* (n)
を出力する電流制御部7kより構成されている。
を、符号5は永久磁石形同期電動機1に直結されるエン
コーダを、6はエンコーダ5の出力パルスを受信し位置
信号θ(n)を送出する磁極位置検出部を、2a,2b
は永久磁石形同期電動機1に流れるA相、B相の電流i
a ,ib をそれぞれ検出する電流センサを、7は電流セ
ンサ2a,2bからの電圧信号va ,vb 、位置信号θ
(n)、トルク指令T* (n)及びデジタル搬送波発生
回路4bからの割り込み要求信号INTに応じて電圧指
令v* (n)を出力するMPUをそれぞれ示している。
このMPU7は、ハードウェア構成で示すと、CPU7
a、入出力ポート7b〜7g、AD変換器及びその周辺
回路7h(詳しくは図9参照)より構成されており、一
方機能ブロック図で示すと、位置信号θ(n)及びトル
ク指令T* (n)を受信して電流指令i* (n)を送出
する電流指令作成部7j、電圧信号va ,vb を受信し
て電流指令i(n)を送出するAD変換部7h、電流指
令i* (n),i(n)を受信して電圧指令v* (n)
を出力する電流制御部7kより構成されている。
【0008】符号4は電圧指令v* (n)に応じてスイ
ッチング信号Sを送出するサブハーモニックPWMを、
3はスイッチング信号Sに応じて永久磁石形同期電動機
1に電圧を印加する電圧形インバータをそれぞれ示して
おり、サブハーモニックPWM4は、図8に示されるよ
うに、デジタル搬送波及び割り込み要求信号INTを発
生するデジタル搬送波発生回路4bと、搬送波及び電圧
指令v* (n)を受信してスイッチング信号Sを送出す
るPWM回路4aとから構成されており、一方電圧形イ
ンバータ3は、トランジスタ3a〜3f、ダイオード3
g〜3lより構成されている。なお、符号Lは電動機の
電機子巻線を示している。
ッチング信号Sを送出するサブハーモニックPWMを、
3はスイッチング信号Sに応じて永久磁石形同期電動機
1に電圧を印加する電圧形インバータをそれぞれ示して
おり、サブハーモニックPWM4は、図8に示されるよ
うに、デジタル搬送波及び割り込み要求信号INTを発
生するデジタル搬送波発生回路4bと、搬送波及び電圧
指令v* (n)を受信してスイッチング信号Sを送出す
るPWM回路4aとから構成されており、一方電圧形イ
ンバータ3は、トランジスタ3a〜3f、ダイオード3
g〜3lより構成されている。なお、符号Lは電動機の
電機子巻線を示している。
【0009】そして、該電流制御装置のCPU7aには
プログラムが書き込まれ、図10に示されるフローチャ
ートに従って制御されている。すなわち、プログラムが
スタートすると、ステップ1において、前処理が行わ
れ、サブハーモニック方式PWM4のデジタル搬送波発
生回路4bより発生する搬送波が、図11に示されるよ
うに、頂点になると、デジタル搬送波発生回路4bから
MPU7の入力ポート7gに割り込み要求信号INTが
出力され、割り込みルーチンに移行する。そして、ステ
ップ2において、A相電流ia をホールド回路17bで
サンプルホールドし、AD変換器17cでAD変換を開
始して、ステップ3へ進み、ステップ3において、電流
制御部7kより電圧指令v* (n−1)を出力して、ス
テップ4へ進み、ステップ4において、AD変換が終了
するまで待ってステップ5へ進み、ステップ5におい
て、ia (n)を電流制御部7kに入力して、ステップ
6へ進み、ステップ6において、今度はB相電流ib を
ホールド回路17bでサンプルホールドし、AD変換器
17cでAD変換を開始して、ステップ7へ進み、ステ
ップ7において、AD変換が終了するまで待ってステッ
プ8へ進み、ステップ8において、ib (n)を電流制
御部7kに入力して、ステップ9へ進み、ステップ9に
おいて、磁極位置θ(n)及びトルク指令T* (n)を
電流指令作成部7jに入力して、ステップ10へ進み、
ステップ10において、電流指令i* (n)を算出し
て、ステップ11へ進み、ステップ11において、電圧
指令v* (n)を算出してリターンし、次回の割り込み
要求信号INT待ちとなる。
プログラムが書き込まれ、図10に示されるフローチャ
ートに従って制御されている。すなわち、プログラムが
スタートすると、ステップ1において、前処理が行わ
れ、サブハーモニック方式PWM4のデジタル搬送波発
生回路4bより発生する搬送波が、図11に示されるよ
うに、頂点になると、デジタル搬送波発生回路4bから
MPU7の入力ポート7gに割り込み要求信号INTが
出力され、割り込みルーチンに移行する。そして、ステ
ップ2において、A相電流ia をホールド回路17bで
サンプルホールドし、AD変換器17cでAD変換を開
始して、ステップ3へ進み、ステップ3において、電流
制御部7kより電圧指令v* (n−1)を出力して、ス
テップ4へ進み、ステップ4において、AD変換が終了
するまで待ってステップ5へ進み、ステップ5におい
て、ia (n)を電流制御部7kに入力して、ステップ
6へ進み、ステップ6において、今度はB相電流ib を
ホールド回路17bでサンプルホールドし、AD変換器
17cでAD変換を開始して、ステップ7へ進み、ステ
ップ7において、AD変換が終了するまで待ってステッ
プ8へ進み、ステップ8において、ib (n)を電流制
御部7kに入力して、ステップ9へ進み、ステップ9に
おいて、磁極位置θ(n)及びトルク指令T* (n)を
電流指令作成部7jに入力して、ステップ10へ進み、
ステップ10において、電流指令i* (n)を算出し
て、ステップ11へ進み、ステップ11において、電圧
指令v* (n)を算出してリターンし、次回の割り込み
要求信号INT待ちとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の交流
電動機の電流制御を、1個のMPU(勿論AD変換器も
1個)で行うには、複数の交流電動機の電流検出を行う
必要があるが、このような方法に関しては、未だ公報、
文献等に記載がなく知られていない。
電動機の電流制御を、1個のMPU(勿論AD変換器も
1個)で行うには、複数の交流電動機の電流検出を行う
必要があるが、このような方法に関しては、未だ公報、
文献等に記載がなく知られていない。
【0011】従って、上記1個の交流電動機で行った電
流検出方法を複数の交流電動機に対して応用すると、図
12に示される方法が一般的に考えられる。なお、以下
の説明にあっては、説明の都合上、複数の交流電動機を
2台としており、上記で説明した符号に対し、第1の交
流電動機に関するものにおいては添字1 を、第2の交流
電動機に関するものにおいては添字2 をそれぞれ付し
て、第1、第2の交流電動機ごとの区別をしている。
流検出方法を複数の交流電動機に対して応用すると、図
12に示される方法が一般的に考えられる。なお、以下
の説明にあっては、説明の都合上、複数の交流電動機を
2台としており、上記で説明した符号に対し、第1の交
流電動機に関するものにおいては添字1 を、第2の交流
電動機に関するものにおいては添字2 をそれぞれ付し
て、第1、第2の交流電動機ごとの区別をしている。
【0012】すなわち、搬送波が頂点になると、割り込
み要求信号INTに従って第1の交流電動機のA相電流
ia1をサンプルホールドし、AD変換を開始して、電圧
指令v1 * (n−1)、v2 * (n−1)を出力して、
AD変換が終了したらia1(n)を入力し、今度はB相
電流ib1をサンプルホールドし、AD変換を開始して、
AD変換が終了したらib1(n)を入力する。次いで、
第2の交流電動機のA相電流ia2をサンプルホールド
し、AD変換を開始して、AD変換が終了したらi
a2(n)を入力し、今度はB相電流ib2をサンプルホー
ルドし、AD変換を開始して、AD変換が終了したらi
b2(n)を入力する。そして、第1の交流電動機の磁極
位置θ1 (n)及びトルク指令T1 *(n)を入力して、
電流指令i1 *(n)を算出し、電圧指令v1 *(n)を算
出する。次いで、第2の交流電動機の磁極位置θ2
(n)及びトルク指令T2 *(n)を入力して、電流指令
i2 *(n)を算出し、電圧指令v2 *(n)を算出して、
次回の割り込み要求信号INT待ちとなる。
み要求信号INTに従って第1の交流電動機のA相電流
ia1をサンプルホールドし、AD変換を開始して、電圧
指令v1 * (n−1)、v2 * (n−1)を出力して、
AD変換が終了したらia1(n)を入力し、今度はB相
電流ib1をサンプルホールドし、AD変換を開始して、
AD変換が終了したらib1(n)を入力する。次いで、
第2の交流電動機のA相電流ia2をサンプルホールド
し、AD変換を開始して、AD変換が終了したらi
a2(n)を入力し、今度はB相電流ib2をサンプルホー
ルドし、AD変換を開始して、AD変換が終了したらi
b2(n)を入力する。そして、第1の交流電動機の磁極
位置θ1 (n)及びトルク指令T1 *(n)を入力して、
電流指令i1 *(n)を算出し、電圧指令v1 *(n)を算
出する。次いで、第2の交流電動機の磁極位置θ2
(n)及びトルク指令T2 *(n)を入力して、電流指令
i2 *(n)を算出し、電圧指令v2 *(n)を算出して、
次回の割り込み要求信号INT待ちとなる。
【0013】しかしながら、上記のような方法で第1、
第2の交流電動機の電流を標本化すると、第2の交流電
動機にあっては、標本化のタイミングが、図12より明
らかなように、搬送波の頂点から大幅にずれてしまうこ
とから、PWM電圧による電流脈動の影響が大きくな
り、その結果高精度な電流制御ができないといった問題
がある。
第2の交流電動機の電流を標本化すると、第2の交流電
動機にあっては、標本化のタイミングが、図12より明
らかなように、搬送波の頂点から大幅にずれてしまうこ
とから、PWM電圧による電流脈動の影響が大きくな
り、その結果高精度な電流制御ができないといった問題
がある。
【0014】そこで本発明は、複数の交流電動機に対す
るPWM電圧による電流脈動の影響が少なくされ、複数
の交流電動機に対して高精度な電流制御を行うことを可
能とする交流電動機の電流検出方法を提供することを目
的とする。
るPWM電圧による電流脈動の影響が少なくされ、複数
の交流電動機に対して高精度な電流制御を行うことを可
能とする交流電動機の電流検出方法を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の交流電動機の電
流検出方法は上記目的を達成するために、個々の変調波
信号と共通の搬送波信号とを重畳した複数のPWMイン
バータの出力信号により複数の交流電動機を駆動するに
あたって、交流電動機に対するPWMインバータの出力
信号のうちの少なくとも2相のインバータ出力電流を順
に標本化し、A/D変換して電圧指令部に帰還し、電流
量を設定して前記変調波信号として出力し、前記標本化
を、前記搬送波の最大振幅値若しくはその近傍のタイミ
ングで、交流電動機別に行うようにしたことを特徴とし
ている。
流検出方法は上記目的を達成するために、個々の変調波
信号と共通の搬送波信号とを重畳した複数のPWMイン
バータの出力信号により複数の交流電動機を駆動するに
あたって、交流電動機に対するPWMインバータの出力
信号のうちの少なくとも2相のインバータ出力電流を順
に標本化し、A/D変換して電圧指令部に帰還し、電流
量を設定して前記変調波信号として出力し、前記標本化
を、前記搬送波の最大振幅値若しくはその近傍のタイミ
ングで、交流電動機別に行うようにしたことを特徴とし
ている。
【0016】このような手段における交流電動機の電流
検出方法によれば、個々の変調波信号と共通の搬送波信
号とを重畳した複数のPWMインバータの出力信号によ
り複数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電動機
に対するPWMインバータの出力信号のうちの少なくと
も2相のインバータ出力電流が順に標本化され、A/D
変換されて電圧指令部に帰還され、電流量が設定されて
変調波信号として出力されるが、前記標本化は、搬送波
の最大振幅値若しくはその近傍のタイミングで、交流電
動機別に行われる。従って、個々の交流電動機に対する
標本化が、搬送波の最大振幅値若しくはその近傍のタイ
ミングで全てなされるようになる。
検出方法によれば、個々の変調波信号と共通の搬送波信
号とを重畳した複数のPWMインバータの出力信号によ
り複数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電動機
に対するPWMインバータの出力信号のうちの少なくと
も2相のインバータ出力電流が順に標本化され、A/D
変換されて電圧指令部に帰還され、電流量が設定されて
変調波信号として出力されるが、前記標本化は、搬送波
の最大振幅値若しくはその近傍のタイミングで、交流電
動機別に行われる。従って、個々の交流電動機に対する
標本化が、搬送波の最大振幅値若しくはその近傍のタイ
ミングで全てなされるようになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態における
交流電動機の電流検出方法の電流標本化及びそのタイミ
ングを模式的に表した図、図2は同上交流電動機の電流
検出方法を適用した電流制御装置のハードウェア構成
図、図3は図2中のAD変換器及びその周辺回路を具体
的に表した構成図である。
基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態における
交流電動機の電流検出方法の電流標本化及びそのタイミ
ングを模式的に表した図、図2は同上交流電動機の電流
検出方法を適用した電流制御装置のハードウェア構成
図、図3は図2中のAD変換器及びその周辺回路を具体
的に表した構成図である。
【0018】本実施形態にあっては、2台の交流電動機
の電流制御を、1個のMPU(勿論AD変換器も1個)
で行うようにしている。また、従来技術で説明した交流
電動機を2台用いていることから、従来技術の図面の英
文字符号に対しては、第1の交流電動機に関するものに
おいては添字1 を、第2の交流電動機に関するものにお
いては添字2 をそれぞれ付し、数字符号に対しては、第
1の交流電動機に関するものにおいては添字Aを、第2
の交流電動機に関するものにおいては添字Bをそれぞれ
付して、第1、第2の交流電動機ごとの区別をしてい
る。
の電流制御を、1個のMPU(勿論AD変換器も1個)
で行うようにしている。また、従来技術で説明した交流
電動機を2台用いていることから、従来技術の図面の英
文字符号に対しては、第1の交流電動機に関するものに
おいては添字1 を、第2の交流電動機に関するものにお
いては添字2 をそれぞれ付し、数字符号に対しては、第
1の交流電動機に関するものにおいては添字Aを、第2
の交流電動機に関するものにおいては添字Bをそれぞれ
付して、第1、第2の交流電動機ごとの区別をしてい
る。
【0019】本実施形態の第1、第2の交流電動機に対
するサブハーモニックPWM4A,4Bにあっては、デ
ジタル搬送波及び割り込み要求信号INTを発生するデ
ジタル搬送波発生回路4b1 を共通に使用している。ま
た、符号77は、第1交流電動機1A側の電流センサ2
a1 ,2b1 からの電圧信号va1,vb1、位置信号θ1
(n)、トルク指令T1 *(n)、第2交流電動機1B側
の電流センサ2a2 ,2b2 からの電圧信号va2,
vb2、位置信号θ2 (n)、トルク指令T2 *(n)及び
デジタル搬送波発生回路4b1 からの割り込み要求信号
INTに応じて電圧指令v1 *(n),v2 *(n)を出力
するMPUを示している。
するサブハーモニックPWM4A,4Bにあっては、デ
ジタル搬送波及び割り込み要求信号INTを発生するデ
ジタル搬送波発生回路4b1 を共通に使用している。ま
た、符号77は、第1交流電動機1A側の電流センサ2
a1 ,2b1 からの電圧信号va1,vb1、位置信号θ1
(n)、トルク指令T1 *(n)、第2交流電動機1B側
の電流センサ2a2 ,2b2 からの電圧信号va2,
vb2、位置信号θ2 (n)、トルク指令T2 *(n)及び
デジタル搬送波発生回路4b1 からの割り込み要求信号
INTに応じて電圧指令v1 *(n),v2 *(n)を出力
するMPUを示している。
【0020】このMPU77は、ハードウェア構成で示
すと、第1の交流電動機1A側の入出力ポート7b〜7
f、第2の交流電動機1B側の入出力ポート7p〜7
t、割り込み要求信号INTを受信する入力ポート7
g、第1の交流電動機1A側の電流センサ2a1 ,2b
1 からの電圧信号va1,vb1及び第2交流電動機1B側
の電流センサ2a2 ,2b2 からの電圧信号va2,vb2
の両方を受信する入力ポート7hh、これら入出力ポー
ト7b〜7f,7p〜7t,7g,7hhにバスを介し
て接続されるCPU7aより構成されている。
すと、第1の交流電動機1A側の入出力ポート7b〜7
f、第2の交流電動機1B側の入出力ポート7p〜7
t、割り込み要求信号INTを受信する入力ポート7
g、第1の交流電動機1A側の電流センサ2a1 ,2b
1 からの電圧信号va1,vb1及び第2交流電動機1B側
の電流センサ2a2 ,2b2 からの電圧信号va2,vb2
の両方を受信する入力ポート7hh、これら入出力ポー
ト7b〜7f,7p〜7t,7g,7hhにバスを介し
て接続されるCPU7aより構成されている。
【0021】上記入力ポート7hhはAD変換器及びそ
の周辺回路であり、図3に示されるように、複数のアナ
ログ電圧信号va1,vb1,va2,vb2から所望の信号を
選択するマルチプレクサ17ah、変換中の入力電圧を
一定にしておくサンプルホールド回路17b、AD変換
器17cより構成されている。
の周辺回路であり、図3に示されるように、複数のアナ
ログ電圧信号va1,vb1,va2,vb2から所望の信号を
選択するマルチプレクサ17ah、変換中の入力電圧を
一定にしておくサンプルホールド回路17b、AD変換
器17cより構成されている。
【0022】なお、上記MPU77をソフトウェア構成
で表すと、電流制御部及び電流指令作成部に関しては、
従来技術の図7で示したのと同様となるので、これらに
ついては以下同一符号を付して説明する。
で表すと、電流制御部及び電流指令作成部に関しては、
従来技術の図7で示したのと同様となるので、これらに
ついては以下同一符号を付して説明する。
【0023】そして、上記構成の電流制御装置のCPU
7aにはプログラムが書き込まれ、図4乃至図6に示さ
れるフローチャートに従って制御される。以下、プログ
ラムに従いこの装置の動作を説明する。先ず、プログラ
ムがスタートすると、ステップ1において、前処理が行
われ、次いでステップ2へ進み、ステップ2において、
Y=1に設定する。ここで、このYは、交流電動機の電
流制御演算を行う順番を定めるための変数であり、本実
施形態においては、Y=1の場合に第1の交流電動機1
Aの電流制御演算を、Y=−1の場合に第2の交流電動
機1Bの電流制御演算を行うよう設定している。次い
で、ステップ2Aに進み、ステップ2Aにおいて、X1
=1、X2 =1に設定する。ここで、このX1 は第1の
交流電動機1AのA相、B相電流をサンプルホールドす
る順番を定めるための変数であり、X2 は第2の交流電
動機1BのA相、B相電流をサンプルホールドする順番
を定めるための変数であり、本実施形態においては、X
1 =1、X2 =1の場合にA相電流を、X1 =−1、X
2 =−1の場合にB相電流をサンプルホールドするよう
設定している。
7aにはプログラムが書き込まれ、図4乃至図6に示さ
れるフローチャートに従って制御される。以下、プログ
ラムに従いこの装置の動作を説明する。先ず、プログラ
ムがスタートすると、ステップ1において、前処理が行
われ、次いでステップ2へ進み、ステップ2において、
Y=1に設定する。ここで、このYは、交流電動機の電
流制御演算を行う順番を定めるための変数であり、本実
施形態においては、Y=1の場合に第1の交流電動機1
Aの電流制御演算を、Y=−1の場合に第2の交流電動
機1Bの電流制御演算を行うよう設定している。次い
で、ステップ2Aに進み、ステップ2Aにおいて、X1
=1、X2 =1に設定する。ここで、このX1 は第1の
交流電動機1AのA相、B相電流をサンプルホールドす
る順番を定めるための変数であり、X2 は第2の交流電
動機1BのA相、B相電流をサンプルホールドする順番
を定めるための変数であり、本実施形態においては、X
1 =1、X2 =1の場合にA相電流を、X1 =−1、X
2 =−1の場合にB相電流をサンプルホールドするよう
設定している。
【0024】そして、サブハーモニック方式PWM4A
のデジタル搬送波発生回路4b1 より発生する搬送波
が、図1に示されるように、頂点になると、デジタル搬
送波発生回路4b1 からMPU77の入力ポート7gに
割り込み要求信号INTが出力され、割り込みルーチン
に移行する。そして、割り込みルーチンのステップ2a
において、Y=1か否かが判定され、Y=1の場合に
は、ステップ2bへ進み、一方Y=1ではない場合、す
なわちY=−1の場合にはステップ2dへ進む。ここ
で、本実施形態においては、ステップ2において、Y=
1と設定しているので、ステップ2bへ進み、ステップ
2bにおいて、第1の交流電動機1Aの電流制御演算を
行う。
のデジタル搬送波発生回路4b1 より発生する搬送波
が、図1に示されるように、頂点になると、デジタル搬
送波発生回路4b1 からMPU77の入力ポート7gに
割り込み要求信号INTが出力され、割り込みルーチン
に移行する。そして、割り込みルーチンのステップ2a
において、Y=1か否かが判定され、Y=1の場合に
は、ステップ2bへ進み、一方Y=1ではない場合、す
なわちY=−1の場合にはステップ2dへ進む。ここ
で、本実施形態においては、ステップ2において、Y=
1と設定しているので、ステップ2bへ進み、ステップ
2bにおいて、第1の交流電動機1Aの電流制御演算を
行う。
【0025】この第1の交流電動機1Aの電流制御演算
ルーチンを示したのが図5である。すなわち、先ずステ
ップ3において、X1 =1か否かが判定され、X1 =1
の場合には、ステップ4へ進み、一方X1 =1ではない
場合、すなわちX1 =−1の場合にはステップ15へ進
む。ここで、本実施形態においては、ステップ2Aにお
いて、X1 =1と設定しているので、ステップ4へ進
む。
ルーチンを示したのが図5である。すなわち、先ずステ
ップ3において、X1 =1か否かが判定され、X1 =1
の場合には、ステップ4へ進み、一方X1 =1ではない
場合、すなわちX1 =−1の場合にはステップ15へ進
む。ここで、本実施形態においては、ステップ2Aにお
いて、X1 =1と設定しているので、ステップ4へ進
む。
【0026】そして、ステップ4において、図1に示さ
れるように、A相電流ia1をホールド回路17bでサン
プルホールドし、AD変換器17cでAD変換を開始し
て、ステップ5へ進み、ステップ5において、電流制御
部7kより電圧指令v2 *(n−1)を出力して、ステッ
プ6へ進み、ステップ6において、AD変換が終了する
まで待ってステップ7へ進み、ステップ7において、i
a1(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ8へ進
み、ステップ8において、今度はB相電流ib1をホール
ド回路17bでサンプルホールドし、AD変換器17c
でAD変換を開始して、ステップ9へ進み、ステップ9
において、AD変換が終了するまで待ってステップ10
へ進み、ステップ10において、ib1(n)を電流制御
部7kに入力して、ステップ11へ進み、ステップ11
において、磁極位置θ1 (n)及びトルク指令T
1 *(n)を電流指令作成部7jに入力して、ステップ1
2へ進み、ステップ12において、電流指令i1 *(n)
を算出して、ステップ13へ進み、ステップ13におい
て、電圧指令v1 *(n)を算出して、ステップ14へ進
む。
れるように、A相電流ia1をホールド回路17bでサン
プルホールドし、AD変換器17cでAD変換を開始し
て、ステップ5へ進み、ステップ5において、電流制御
部7kより電圧指令v2 *(n−1)を出力して、ステッ
プ6へ進み、ステップ6において、AD変換が終了する
まで待ってステップ7へ進み、ステップ7において、i
a1(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ8へ進
み、ステップ8において、今度はB相電流ib1をホール
ド回路17bでサンプルホールドし、AD変換器17c
でAD変換を開始して、ステップ9へ進み、ステップ9
において、AD変換が終了するまで待ってステップ10
へ進み、ステップ10において、ib1(n)を電流制御
部7kに入力して、ステップ11へ進み、ステップ11
において、磁極位置θ1 (n)及びトルク指令T
1 *(n)を電流指令作成部7jに入力して、ステップ1
2へ進み、ステップ12において、電流指令i1 *(n)
を算出して、ステップ13へ進み、ステップ13におい
て、電圧指令v1 *(n)を算出して、ステップ14へ進
む。
【0027】そして、ステップ14において、X1 の正
負を逆にする、すなわちX1 =X1・(−1)に再設定
して、ステップ15へ進み、ステップ15において、Y
の正負を逆にする、すなわちY=Y・(−1)に再設定
して、リターンし、次回の割り込み要求信号INT待ち
となる。
負を逆にする、すなわちX1 =X1・(−1)に再設定
して、ステップ15へ進み、ステップ15において、Y
の正負を逆にする、すなわちY=Y・(−1)に再設定
して、リターンし、次回の割り込み要求信号INT待ち
となる。
【0028】ここで、次の割り込み要求信号INTが入
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆にされてY
=−1と設定されているので、ステップ2dへ進み、ス
テップ2dにおいて、第2の交流電動機1Bの電流制御
演算を行う。
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆にされてY
=−1と設定されているので、ステップ2dへ進み、ス
テップ2dにおいて、第2の交流電動機1Bの電流制御
演算を行う。
【0029】この第2の交流電動機1Bの電流制御演算
ルーチンを示したのが図6であり、先ず、ステップ3に
おいて、X2 =1か否かが判定され、X2 =1の場合に
は、ステップ4へ進み、一方X2 =1ではない場合、す
なわちX2 =−1の場合にはステップ15へ進む。ここ
で、本実施形態においては、ステップ2Aにおいて、X
2 =1と設定しているので、ステップ4へ進む。
ルーチンを示したのが図6であり、先ず、ステップ3に
おいて、X2 =1か否かが判定され、X2 =1の場合に
は、ステップ4へ進み、一方X2 =1ではない場合、す
なわちX2 =−1の場合にはステップ15へ進む。ここ
で、本実施形態においては、ステップ2Aにおいて、X
2 =1と設定しているので、ステップ4へ進む。
【0030】そして、ステップ4〜ステップ13までの
動作を、図5に示した第1の交流電動機1Aに対して行
ったステップ4〜ステップ13までの動作と同様にして
行ってステップ14へ進み、ステップ14において、X
1 の正負を逆にしてX2 =−1としてステップ15へ進
み、ステップ15において、Yの正負を逆にしてY=1
とする。そして、次回の割り込み要求信号INT待ちと
なる。
動作を、図5に示した第1の交流電動機1Aに対して行
ったステップ4〜ステップ13までの動作と同様にして
行ってステップ14へ進み、ステップ14において、X
1 の正負を逆にしてX2 =−1としてステップ15へ進
み、ステップ15において、Yの正負を逆にしてY=1
とする。そして、次回の割り込み要求信号INT待ちと
なる。
【0031】ここで、次の割り込み要求信号INTが入
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回とまた正負が逆にされ
てY=1と設定されているので、ステップ2bへ進み、
ステップ2bにおいて、第1の交流電動機1Aの電流制
御演算を行う。
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回とまた正負が逆にされ
てY=1と設定されているので、ステップ2bへ進み、
ステップ2bにおいて、第1の交流電動機1Aの電流制
御演算を行う。
【0032】すなわち、図5におけるステップ3におい
て、X1 =1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆
にされてX1 =−1と設定されているので、ステップ1
5へ進む。
て、X1 =1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆
にされてX1 =−1と設定されているので、ステップ1
5へ進む。
【0033】ここで、ステップ15〜ステップ21まで
のフローは、ステップ4〜ステップ10までのフローの
A,B相の電流ia1,ib1のサンプルホールドの順番を
逆にしたものである。すなわち、ステップ15におい
て、B相電流ib1をホールド回路17bでサンプルホー
ルドし、AD変換器17cでAD変換を開始して、ステ
ップ16へ進み、ステップ16において、電流制御部7
kより電圧指令v2 *(n−1)を出力して、ステップ1
7へ進み、ステップ17において、AD変換が終了する
まで待ってステップ18へ進み、ステップ18におい
て、ib1(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ
19へ進み、ステップ19において、今度はA相電流i
a1をホールド回路17bでサンプルホールドし、AD変
換器17cでAD変換を開始して、ステップ20へ進
み、ステップ20において、AD変換が終了するまで待
ってステップ21へ進み、ステップ21において、ia1
(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ11へ進
み、ステップ11〜ステップ13の動作を同様にして行
って、ステップ14へ進む。
のフローは、ステップ4〜ステップ10までのフローの
A,B相の電流ia1,ib1のサンプルホールドの順番を
逆にしたものである。すなわち、ステップ15におい
て、B相電流ib1をホールド回路17bでサンプルホー
ルドし、AD変換器17cでAD変換を開始して、ステ
ップ16へ進み、ステップ16において、電流制御部7
kより電圧指令v2 *(n−1)を出力して、ステップ1
7へ進み、ステップ17において、AD変換が終了する
まで待ってステップ18へ進み、ステップ18におい
て、ib1(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ
19へ進み、ステップ19において、今度はA相電流i
a1をホールド回路17bでサンプルホールドし、AD変
換器17cでAD変換を開始して、ステップ20へ進
み、ステップ20において、AD変換が終了するまで待
ってステップ21へ進み、ステップ21において、ia1
(n)を電流制御部7kに入力して、ステップ11へ進
み、ステップ11〜ステップ13の動作を同様にして行
って、ステップ14へ進む。
【0034】そして、ステップ14において、X1 の正
負が再度逆にされるので、次回の割り込み要求信号IN
Tが入力されると、サンプルホールドの順番は今度はA
相、B相の順番となる。そして、ステップ15におい
て、Yの正負を逆にしてY=−1とする。そして、次回
の割り込み要求信号INT待ちとなる。
負が再度逆にされるので、次回の割り込み要求信号IN
Tが入力されると、サンプルホールドの順番は今度はA
相、B相の順番となる。そして、ステップ15におい
て、Yの正負を逆にしてY=−1とする。そして、次回
の割り込み要求信号INT待ちとなる。
【0035】ここで、次の割り込み要求信号INTが入
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆にされてY
=−1と設定されているので、ステップ2dへ進み、ス
テップ2dにおいて、第2の交流電動機1Bの電流制御
演算を行う。
力されると、図4に示したステップ2aにおいて、Y=
1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆にされてY
=−1と設定されているので、ステップ2dへ進み、ス
テップ2dにおいて、第2の交流電動機1Bの電流制御
演算を行う。
【0036】すなわち、図6におけるステップ3におい
て、X2 =1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆
にされてX2 =−1と設定されているので、ステップ1
5へ進む。
て、X2 =1か否かが判定され、今度は前回と正負が逆
にされてX2 =−1と設定されているので、ステップ1
5へ進む。
【0037】ここで、ステップ15〜ステップ21まで
のフローは、ステップ4〜ステップ10までのフローの
A,B相の電流ia2,ib2のサンプルホールドの順番を
逆にしたものである。そして、ステップ11〜ステップ
13の動作を同様にして行って、ステップ14へ進む。
のフローは、ステップ4〜ステップ10までのフローの
A,B相の電流ia2,ib2のサンプルホールドの順番を
逆にしたものである。そして、ステップ11〜ステップ
13の動作を同様にして行って、ステップ14へ進む。
【0038】そして、ステップ14において、X2 の正
負が再度逆にされるので、次回の割り込み要求信号IN
Tが入力されると、サンプルホールドの順番は今度はA
相、B相の順番となる。そして、ステップ15におい
て、Yの正負を逆にしてY=1とし、次回の割り込み要
求信号INT待ちとなる。そして、上記動作を繰り返
す。なお、上記電流の標本化及びそのタイミングを示し
たのが、図1である。
負が再度逆にされるので、次回の割り込み要求信号IN
Tが入力されると、サンプルホールドの順番は今度はA
相、B相の順番となる。そして、ステップ15におい
て、Yの正負を逆にしてY=1とし、次回の割り込み要
求信号INT待ちとなる。そして、上記動作を繰り返
す。なお、上記電流の標本化及びそのタイミングを示し
たのが、図1である。
【0039】このように、本実施形態においては、個々
の変調波信号と共通の搬送波信号とを重畳した2台分の
PWMインバータの出力信号により2台の交流電動機1
A,1Bをそれぞれ駆動するにあたって、交流電動機に
対するPWMインバータの出力信号のうちの少なくとも
2相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/D変換
して電圧指令部に帰還し、電流量を設定して変調波信号
として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅値のタ
イミングで、交流電動機別に行い、個々の交流電動機1
A,1Bに対する標本化を、搬送波の最大振幅値のタイ
ミングで全て行うように構成しているので、PWM電圧
による電流脈動の影響が少なくなり、高精度な電流制御
を行うことが可能となっている。
の変調波信号と共通の搬送波信号とを重畳した2台分の
PWMインバータの出力信号により2台の交流電動機1
A,1Bをそれぞれ駆動するにあたって、交流電動機に
対するPWMインバータの出力信号のうちの少なくとも
2相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/D変換
して電圧指令部に帰還し、電流量を設定して変調波信号
として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅値のタ
イミングで、交流電動機別に行い、個々の交流電動機1
A,1Bに対する標本化を、搬送波の最大振幅値のタイ
ミングで全て行うように構成しているので、PWM電圧
による電流脈動の影響が少なくなり、高精度な電流制御
を行うことが可能となっている。
【0040】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態においては、交流電動機に対するP
WMインバータの出力信号のA相、B相のインバータ出
力電流を順に標本化する際に、この標本化の順番を1回
ごとに入れ替え、例えばA相、B相の順で標本化した場
合には、次にはB相、A相の順で標本化するというよう
にして、平均するとA相、B相の電流の振幅の違いを減
少し、さらに高精度な電流制御を行うようにしている
が、多少精度は落ちるが、このような順番の入れ替えを
しなくとも良い。
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例
えば、上記実施形態においては、交流電動機に対するP
WMインバータの出力信号のA相、B相のインバータ出
力電流を順に標本化する際に、この標本化の順番を1回
ごとに入れ替え、例えばA相、B相の順で標本化した場
合には、次にはB相、A相の順で標本化するというよう
にして、平均するとA相、B相の電流の振幅の違いを減
少し、さらに高精度な電流制御を行うようにしている
が、多少精度は落ちるが、このような順番の入れ替えを
しなくとも良い。
【0041】また、上記実施形態においては、第1の交
流電動機1Aに対しては搬送波の正の最大振幅値のタイ
ミングで、第2の交流電動機1Bに対しては搬送波の負
の最大振幅値のタイミングでそれぞれ標本化を行うよう
にしているが、正負をそれぞれ逆にしても良い。また、
第1、第2の交流電動機1A,1Bの両方に対して、搬
送波の正の最大振幅値のタイミングで全ての標本化を行
うようにしても良く、また搬送波の負の最大振幅値のタ
イミングで全ての標本化を行うようにしても良い。
流電動機1Aに対しては搬送波の正の最大振幅値のタイ
ミングで、第2の交流電動機1Bに対しては搬送波の負
の最大振幅値のタイミングでそれぞれ標本化を行うよう
にしているが、正負をそれぞれ逆にしても良い。また、
第1、第2の交流電動機1A,1Bの両方に対して、搬
送波の正の最大振幅値のタイミングで全ての標本化を行
うようにしても良く、また搬送波の負の最大振幅値のタ
イミングで全ての標本化を行うようにしても良い。
【0042】また、標本化のタイミングは、搬送波の最
大振幅値に限定されるものではなく、その近傍でも良
く、例えばAD変換器の変換時間の略半分最大振幅値よ
り早いタイミングで一方の相(例えばA相)の標本化を
行い、AD変換器の変換時間の略半分最大振幅値より遅
いタイミングで他方の相(B相)の標本化を行い、次に
はAD変換器の変換時間の略半分最大振幅値より早いタ
イミングで他方の相(B相)の標本化を行い、AD変換
器の変換時間の略半分最大振幅値より遅いタイミングで
一方の相(A相)の標本化を行うようにしても良い。こ
のようにすると、平均するとA相、B相の電流の振幅を
標本化したい電流のそれと等しくできるので、上記実施
形態よりさらに高精度な電流制御を行うことが可能とな
る。
大振幅値に限定されるものではなく、その近傍でも良
く、例えばAD変換器の変換時間の略半分最大振幅値よ
り早いタイミングで一方の相(例えばA相)の標本化を
行い、AD変換器の変換時間の略半分最大振幅値より遅
いタイミングで他方の相(B相)の標本化を行い、次に
はAD変換器の変換時間の略半分最大振幅値より早いタ
イミングで他方の相(B相)の標本化を行い、AD変換
器の変換時間の略半分最大振幅値より遅いタイミングで
一方の相(A相)の標本化を行うようにしても良い。こ
のようにすると、平均するとA相、B相の電流の振幅を
標本化したい電流のそれと等しくできるので、上記実施
形態よりさらに高精度な電流制御を行うことが可能とな
る。
【0043】また、上記実施形態においては、搬送波を
3角波としているが、3角波に限定されるものではな
く、鋸波等でも良い。
3角波としているが、3角波に限定されるものではな
く、鋸波等でも良い。
【0044】また、交流電動機1A,1Bは3相無整流
子電動機に限定されるものではなく、誘導電動機やリラ
クタンス交流電動機等であっても良い。また、3相以外
の交流電動機に対しても適用可能である。
子電動機に限定されるものではなく、誘導電動機やリラ
クタンス交流電動機等であっても良い。また、3相以外
の交流電動機に対しても適用可能である。
【0045】さらにまた、交流電動機は2台に限定され
るものではなく、それ以上であっても勿論本発明方法を
適用できる。
るものではなく、それ以上であっても勿論本発明方法を
適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明の交流電動機の
電流検出方法によれば、個々の変調波信号と共通の搬送
波信号とを重畳した複数のPWMインバータの出力信号
により複数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電
動機に対するPWMインバータの出力信号のうちの少な
くとも2相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/
D変換して電圧指令部に帰還し、電流量を設定して変調
波信号として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅
値若しくはその近傍のタイミングで、交流電動機別に行
い、個々の交流電動機に対する標本化を、搬送波の最大
振幅値若しくはその近傍のタイミングで全て行うように
構成したものであるから、PWM電圧による電流脈動の
影響が少なくなり、高精度な電流制御を行うことが可能
となる。
電流検出方法によれば、個々の変調波信号と共通の搬送
波信号とを重畳した複数のPWMインバータの出力信号
により複数の交流電動機を駆動するにあたって、交流電
動機に対するPWMインバータの出力信号のうちの少な
くとも2相のインバータ出力電流を順に標本化し、A/
D変換して電圧指令部に帰還し、電流量を設定して変調
波信号として出力し、前記標本化を、搬送波の最大振幅
値若しくはその近傍のタイミングで、交流電動機別に行
い、個々の交流電動機に対する標本化を、搬送波の最大
振幅値若しくはその近傍のタイミングで全て行うように
構成したものであるから、PWM電圧による電流脈動の
影響が少なくなり、高精度な電流制御を行うことが可能
となる。
【図1】本発明の一実施形態における交流電動機の電流
検出方法の電流標本化及びそのタイミングを模式的に表
した図である。
検出方法の電流標本化及びそのタイミングを模式的に表
した図である。
【図2】同上交流電動機の電流検出方法を適用した電流
制御装置のハードウェア構成図である。
制御装置のハードウェア構成図である。
【図3】図2中のAD変換器及びその周辺回路を具体的
に表した構成図である。
に表した構成図である。
【図4】図2中のCPUに記憶されているプログラムの
フローチャートであり、何れの交流電動機の電流制御演
算を行うかを決めるためのものである。
フローチャートであり、何れの交流電動機の電流制御演
算を行うかを決めるためのものである。
【図5】図4中の第1の交流電動機の電流制御演算ルー
チンである。
チンである。
【図6】図4中の第2の交流電動機の電流制御演算ルー
チンである。
チンである。
【図7】従来技術における交流電動機の電流検出方法を
適用した電流制御装置の機能ブロック図である。
適用した電流制御装置の機能ブロック図である。
【図8】従来技術における交流電動機の電流検出方法を
適用した電流制御装置のハードウェア構成図である。
適用した電流制御装置のハードウェア構成図である。
【図9】図8中のAD変換器及びその周辺回路を具体的
に表した構成図である。
に表した構成図である。
【図10】図8中のCPUに記憶されているプログラム
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図11】従来技術における交流電動機の電流検出方法
の電流標本化及びそのタイミングを模式的に表した図で
ある。
の電流標本化及びそのタイミングを模式的に表した図で
ある。
【図12】従来技術における交流電動機の電流検出方法
を複数の交流電動機に対して応用した場合に考えられる
電流標本化及びそのタイミングを模式的に表した図であ
る。
を複数の交流電動機に対して応用した場合に考えられる
電流標本化及びそのタイミングを模式的に表した図であ
る。
1A,1B 交流電動機 3A,3B インバータ 4A,4B サブハーモニック方式PWM回路 7hh AD変換器を含んだ周辺回路 17b サンプルホールド回路 17c AD変換器 77 MPU ia1,ib1,ic1,ia2,ib2,ic2 インバータ出力
電流
電流
Claims (1)
- 【請求項1】 個々の変調波信号と共通の搬送波信号と
を重畳した複数のPWMインバータの出力信号により複
数の交流電動機を駆動するにあたって、 交流電動機に対するPWMインバータの出力信号のうち
の少なくとも2相のインバータ出力電流を順に標本化
し、A/D変換して電圧指令部に帰還し、電流量を設定
して前記変調波信号として出力し、 前記標本化を、前記搬送波の最大振幅値若しくはその近
傍のタイミングで、交流電動機別に行うようにしたこと
を特徴とする交流電動機の電流検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255695A JPH0974787A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 交流電動機の電流検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255695A JPH0974787A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 交流電動機の電流検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0974787A true JPH0974787A (ja) | 1997-03-18 |
Family
ID=17282359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7255695A Pending JPH0974787A (ja) | 1995-09-07 | 1995-09-07 | 交流電動機の電流検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0974787A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209181A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Meiji Univ | 三相交流電動機の制御装置及び方法並びに制御プログラム |
| US9006354B2 (en) | 2010-07-16 | 2015-04-14 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Composite composition of inorganic oxide particles and silicone resin, method of manufacturing the same, transparent composite, and method of manufacturing the same |
| JP2017184509A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | インバータ制御装置および空気調和機 |
| JP2022536127A (ja) * | 2019-06-12 | 2022-08-12 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 回転電気機械の回転子位置を決定するための方法およびそのような方法を実施するための回転電気機械 |
-
1995
- 1995-09-07 JP JP7255695A patent/JPH0974787A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007209181A (ja) * | 2006-02-06 | 2007-08-16 | Meiji Univ | 三相交流電動機の制御装置及び方法並びに制御プログラム |
| US9006354B2 (en) | 2010-07-16 | 2015-04-14 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Composite composition of inorganic oxide particles and silicone resin, method of manufacturing the same, transparent composite, and method of manufacturing the same |
| US9150698B2 (en) | 2010-07-16 | 2015-10-06 | Sumitomo Osaka Cement Co., Ltd. | Composite composition of inorganic oxide particles and silicone resin, method of manufacturing the same, transparent composite, and method of manufacturing the same |
| JP2017184509A (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | インバータ制御装置および空気調和機 |
| JP2022536127A (ja) * | 2019-06-12 | 2022-08-12 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | 回転電気機械の回転子位置を決定するための方法およびそのような方法を実施するための回転電気機械 |
| US11728755B2 (en) | 2019-06-12 | 2023-08-15 | Robert Bosch Gmbh | Method for determining a rotor position of an electric rotating machine, and an electric rotating machine for carrying out a method of this kind |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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