JPH0974923A - ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置 - Google Patents

ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置

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JPH0974923A
JPH0974923A JP7266266A JP26626695A JPH0974923A JP H0974923 A JPH0974923 A JP H0974923A JP 7266266 A JP7266266 A JP 7266266A JP 26626695 A JP26626695 A JP 26626695A JP H0974923 A JPH0974923 A JP H0974923A
Authority
JP
Japan
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winding
sheet
drum winch
vinyl house
drive source
Prior art date
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Pending
Application number
JP7266266A
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English (en)
Inventor
Yuzo Fujita
雄三 藤田
Tomoaki Kuwata
知明 桑田
Yasuhiro Kubo
康博 久保
Shinji Kurachi
慎次 倉地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Transportation Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Transportation Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0974923A publication Critical patent/JPH0974923A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/14Measures for saving energy, e.g. in green houses

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便にビニールハウスの温度制御作業が行
え、しかも装置自体も廉価に製作でき、かつ、設置スペ
ースを最小限とすることができるビニールハウスの巻き
上げシート自動開閉装置を提供する。 【解決手段】 巻き棒10の一端に該軸的に連接される
被駆動側ドラムウインチ13と、被駆動側ドラムウイン
チ13の下方に上下方向に略整合状態に配設した被駆動
側ドラムウインチ13を回転させるための駆動側ドラム
ウインチ15と、駆動側ドラムウインチ15に連動連結
される回転駆動源16と、ビニールハウスB内に設置さ
れた屋内温度センサ17と、屋内温度センサ17から入
力される検出温度値に基づいて、回転駆動源16を作動
し、巻き上げシート10を巻き上げ・巻き下げ、ビニー
ルハウスBの開閉度を調整し、ビニールハウスBの気温
を一定範囲に制御する制御装置18からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業、園芸用に使
用するビニールハウス(被覆シートの一部又は全部にビ
ニール以外の合成樹脂素材を使用するものを含む)の巻
き上げシート自動開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、野菜や果実等の促成栽培が行われ
ているが、この促成栽培には一般にビニールハウスが使
用されている。このビニールハウスは予め鉄材あるいは
木材等で蒲鉾状の骨組を作っておき、その上からビニー
ルシートからなる巻き上げシートを被せて構成されてい
る。そして、促成栽培を行うビニールハウスは、内部を
冷たい外気から遮断して内部の空気の温度を気温より高
くしているが、冬季以外の季節にはビニールハウス内の
温度が日中は上がり過ぎるので、適当にビニールハウス
の周囲を開けて外気をいれるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記作
業はビニールハウス内の温度を測定しながら、ビニール
ハウスの管理者等が行うので、神経を使う重労働であ
り、更には開き過ぎた場合適当に閉める必要があり、極
めて温度の管理が難しいという問題点があった。そこ
で、上記問題点を解決すべく、本出願人は、先に、特願
平6−204296号において、下端に巻き棒を備えた
巻き上げシートを側面に備えたビニールハウスの前記巻
き上げシート自動開閉装置であって、前記巻き棒の一端
に連接されるフレキシブルシャフトと、該フレキシブル
シャフトの他端に連結される回転駆動源と、前記ビニー
ルハウス内に配置された温度センサと、該温度センサの
温度値を入力とし前記回転駆動源を作動させて該ビニー
ルハウス内の気温を一定範囲に制御する制御装置とを具
備するビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置を
開示した。
【0004】上記した構成によって、ビニールハウスの
巻き上げシート自動開閉装置は、動力を用いて巻き上げ
シートを円滑に開閉することができる。また、温度セン
サによってビニールハウス内の温度を測定して、常にビ
ニールハウス内の温度が一定範囲内にあるように巻き上
げシートの開閉制御を行なうことができるので、ビニー
ルハウスの無人化が可能となる。更に、回転駆動源の動
力はフレキシブルシャフトを介して巻き棒に伝えられる
ので、回転駆動源の据え付け位置を自由に決定すること
ができる。
【0005】しかしながら、上記したビニールハウスの
巻き上げシート自動開閉装置は、未だ、以下の解決すべ
き課題を有している。即ち、巻き上げシートの巻き上げ
動作に際して、巻き上げシートの開閉ストロークに比例
し、フレキシブルシャフトが長く必要となり、ビニール
ハウスの建屋高さが高い場合、巻き上げシートは充分な
開閉ストロークを確保できず、また、フレキシブルシャ
フトと該フレキシブルシャフトの他端に連結される回転
駆動源とを包含した設置スペースが大きくなる。さらに
は、該ビニールハウスの巻き上げシートの上下2段分割
開閉を必要とする場合は、該フレキシブルシャフトが輻
輳し、スムーズな開閉機能が損なわれる。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、簡便にビニールハウスの温度制御作業が行え、しか
も装置自体も廉価に製作でき、かつ、設置スペースを最
小限とすることができるビニールハウスの巻き上げシー
ト自動開閉装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載のビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置
は、下端に巻き棒を備えた巻き上げシートを側面に備
え、該巻き上げシートの前記巻き棒への巻付けによって
ビニールハウスの開閉度を調整するビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置であって、前記巻き棒の一端
に同軸的に連接される被駆動側ドラムウインチと、該被
駆動側ドラムウインチの下方に上下方向に略整合状態に
配設され、該被駆動側ドラムウインチを回転させるため
の駆動側ドラムウインチと、該駆動側ドラムウインチに
連動連結される回転駆動源と、前記ビニールハウス内に
設置された屋内温度センサと、該屋内温度センサから入
力される検出温度値に基づいて、前記回転駆動源を作動
し、前記巻き上げシートを巻き上げ・巻き下げ、前記ビ
ニールハウスの開閉度を調整し、該ビニールハウスの気
温を一定範囲に制御する制御装置とを有する構成として
いる。
【0008】請求項2記載のビニールハウスの巻き上げ
シート自動開閉装置は、下端に巻き棒を備えた巻き上げ
シートを側面に備え、該巻き上げシートの前記巻き棒へ
の巻付けによってビニールハウスの開閉度を調整するビ
ニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置であって、
前記巻き棒の一端に同軸的に連接される前記被駆動側ド
ラムウインチと、該被駆動側ドラムウインチに同軸的に
連接される終端軸と、該終端軸の先端を回転自在に支持
する回転軸受と、該回転軸受を昇降可能に支持する垂直
ガイドと、前記被駆動側ドラムウインチの下方に上下方
向に略整合状態に配設され、該被駆動側ドラムウインチ
を回転させるための駆動側ドラムウインチと、該駆動側
ドラムウインチに連接される回転駆動源と、前記ビニー
ルハウス内に設置された屋内温度センサと、該屋内温度
センサから入力される検出温度値に基づいて、前記回転
駆動源を作動し、前記巻き上げシートを巻き上げ・巻き
下げ、前記ビニールハウス内の気温を一定範囲に制御す
る制御装置とを有する構成としている。
【0009】特に、請求項3記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置は、請求項2記載のビニール
ハウスの巻き上げシート自動開閉装置において、前記回
転軸受に、前記巻き棒及び該巻き棒に巻回される前記巻
き上げシートの重量を軽減可能なカウンターウエイト又
はスプリングからなる重量軽減機構を連結する。請求項
4記載のビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置
は、請求項2記載のビニールハウスの巻き上げシート自
動開閉装置において、前記重量軽減機構として、前記終
端軸の中途に第1中間軸受を回転自在に取付けるととも
に、前記被駆動側ドラムウインチと前記回転駆動源とを
連結するドラムウインチ軸に第2中間軸受を取付け、重
量軽減紐の一端を前記第1中間軸受に結着するととも
に、該重量軽減紐の他端を、前記被駆動側ドラムの上方
に配設したプーリを介して前記第2中間軸受に結着す
る。請求項5記載のビニールハウスの巻き上げシート自
動開閉装置は、下端に巻き棒を備えた巻き上げシートを
側面に備え、該巻き上げシートの前記巻き棒への巻付け
によってビニールハウスの開閉度を調整するビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置であって、前記巻き
棒の一端に同軸的に連動連結した回転駆動源と、該回転
駆動源を固定支持する受台と、該受台を昇降可能に支持
する垂直ガイドとを有する構成としている。
【0010】
【作用】請求項1、2記載のビニールハウスの巻き上げ
シート自動開閉装置においては、巻き棒の一端を、被駆
動側ドラムウインチと駆動側ドラムウインチとを介して
回転駆動源に連動連結しているので、回転駆動源を作動
させると、駆動側ドラムウインチ、被駆動側ドラムウイ
ンチを介して巻き棒を回転することができ、この巻き棒
の回転によって巻き上げシートの巻き上げ・巻き下げを
行なうことができる。この場合、巻き棒は巻き上げシー
トを巻回するので、その位置が変わるが、被駆動側ドラ
ムウインチと駆動側ドラムウインチとを介して回転駆動
源に連動連結しているので、自由にその高さを変えるこ
とができる。この際、回転駆動源から巻き棒への動力伝
達は、上下方向に略整合した状態で配設した被駆動側ド
ラムウインチと駆動側ドラムウインチとによって行なわ
れるので、駆動部の設置スペースを可及的に小さくする
ことができる。また、ビニールハウス内に設置された屋
内温度センサから制御装置に入力される検出温度値に基
づいて、制御装置は自動的に回転駆動源を作動し、巻き
上げシートを巻き上げ・巻き下げ、ビニールハウスの開
閉度を調整し、ビニールハウスの気温を一定範囲に自動
的に制御する。また、大型ビニールハウスの側面シート
2分割自動開閉に対しては、フレキシブルシャフトを用
いたものでは、フレキシブルシャフトが輻輳し作動が困
難であるが、上下方向に略整合した状態で配設した被駆
動側ドラムウインチと駆動側ドラムウインチからなる動
力伝達機構を用いれば、このような輻輳も確実に防止す
ることができ、巻き上げシートの巻き上げ・巻き下げを
円滑に行なうことができる。
【0011】次に、請求項2〜4記載のビニールハウス
の巻き上げシート自動開閉装置においては、該被駆動側
ドラムウインチに終端軸を連設し、該終端軸を回転軸受
によって回転自在に支持させ、該回転軸受を垂直ガイド
によって支持することによって、上記した上下方向に略
整合した状態で配設した被駆動側ドラムウインチと駆動
側ドラムウインチからなる動力伝達機構と協働して、巻
き棒を円滑に回転・昇降させることができる。なお、こ
のビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置を小型
ビニールハウスに用いる場合は、回転軸受を省略して、
終端軸の端部を直接垂直ガイド内で昇降・回転させる構
成としてもよい。
【0012】特に、請求項3記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置においては、該巻き棒の一端
に設けた回転軸受にカウンターウエイト又はスプリング
からなる重量軽減機構を取付けているため、巻き棒と該
巻き棒に巻き付けられた巻き上げシートの重量を軽減す
ることができるので、巻き棒と該巻き棒に巻き付けられ
た巻き上げシートの重量による巻き上げシートの伸びを
可及的に防止することができる。
【0013】さらに、請求項4記載のビニールハウスの
巻き上げシート自動開閉装置においては、終端軸の中途
に第1中間軸受を回転自在に取付けるとともに、被駆動
側ドラムウインチと回転駆動源とを連結する連結軸に第
2中間軸受を取付け、重量軽減紐の一端を第1中間軸受
に結着するとともに、該重量軽減紐の他端を、被駆動側
ドラムの上方に配設したプーリを介して第2中間軸受に
結着しているため、重量軽減紐によって、巻き棒と該巻
き棒に巻き付けられた巻き上げシートの重量を軽減ない
しオフセットすることができるので、巻き棒と該巻き棒
に巻き付けられた巻き上げシートの重量による巻き上げ
シートの伸びを確実に防止することができる。
【0014】また、請求項5記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置においては、巻き棒の一端を
回転駆動源に直結状態に連動連結しているので、回転駆
動源を作動させると巻き棒を直接的に回転することがで
き、この巻き棒の回転によって巻き上げシートの巻き上
げ・巻き下げを行なうことができる。この場合、回転駆
動源は回転駆動源に直結されているので、巻き棒と回転
駆動源とは一体となって自由にその高さを変えることが
できる。
【0015】この際、回転駆動源から巻き棒への動力伝
達は、何ら伝達機構を介在させることなく行なうことが
できるので、駆動部の設置スペースを可及的に小さくす
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。請求項1記載のビニールハウ
スの巻き上げシート自動開閉装置は、巻き棒の一端を、
被駆動側ドラムウインチと駆動側ドラムウインチとを介
して回転駆動源に連動連結しているので、回転駆動源を
作動させると、駆動側ドラムウインチ、被駆動側ドラム
ウインチを介して巻き棒を回転することができ、この巻
き棒の回転によって巻き上げシートの巻き上げ・巻き下
げを行なうことができ、巻き上げシートを巻き上げ・巻
き下げ作業を円滑かつ自動的に行なうことができる。
【0017】請求項1記載のビニールハウスの巻き上げ
シート自動開閉装置は、また、回転駆動源から巻き棒へ
の動力伝達を、上下方向に略整合した状態で配設した被
駆動側ドラムウインチと駆動側ドラムウインチとによっ
て行なうようにしているので、ビニールハウスの建屋高
さが高い場合であっても、巻き上げシートは充分な開閉
ストロークを確保して、屋内温度を調整を容易に行なう
ことができ、かつ、駆動部の設置スペースを可及的に小
さくしてビニールハウス内外の空間の有効利用を図るこ
とができる。
【0018】大型ビニールハウスの側面シート2分割自
動開閉に対しては、フレキシブルシャフトを用いたもの
では、フレキシブルシャフトが輻輳し作動が困難である
が、請求項1記載のビニールハウスの巻き上げシート自
動開閉装置は、上下方向に略整合した状態で配設した被
駆動側ドラムウインチと駆動側ドラムウインチからなる
動力伝達機構を用いるので、このような輻輳も確実に防
止することができ、巻き上げシートの巻き上げ・巻き下
げを円滑に行なうことができる。
【0019】特に、請求項2記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置は、該被駆動側ドラムウイン
チに終端軸を連設し、該終端軸を回転軸受によって回転
自在に支持させ、該回転軸受を垂直ガイドによって支持
するようにしているので、上記した上下方向に略整合し
た状態で配設した被駆動側ドラムウインチと駆動側ドラ
ムウインチからなる動力伝達機構と協働して、巻き棒を
円滑に回転・昇降させることができ、巻き上げシートの
巻き上げ・巻き下げ動作を円滑に行なうことができる。
【0020】特に、請求項3記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置においては、巻き棒の一端に
設けた回転軸受にカウンターウエイト又はスプリング等
の重量軽減機構を取付けているので、巻き棒と該巻き棒
に巻き付けられた巻き上げシートの重量を軽減ないしオ
フセットすることができ、巻き棒と該巻き棒に巻き付け
られた巻き上げシートの重量による巻き上げシートの伸
びを確実に防止することができる。
【0021】また、請求項4記載のビニールハウスの巻
き上げシート自動開閉装置においては、終端軸の中途に
第1中間軸受を回転自在に取付けるとともに、被駆動側
ドラムウインチと回転駆動源とを連結する連結軸に第2
中間軸受を取付け、重量軽減紐の一端を第1中間軸受に
結着するとともに、該重量軽減紐の他端を、被駆動側ド
ラムの上方に配設したプーリを介して第2中間軸受に結
着しているので、重量軽減紐によって、巻き棒と該巻き
棒に巻き付けられた巻き上げシートの重量を軽減ないし
オフセットすることができ、巻き棒と該巻き棒に巻き付
けられた巻き上げシートの重量による巻き上げシートの
伸びを確実に防止することができる。
【0022】請求項5記載のビニールハウスの巻き上げ
シート自動開閉装置は、巻き棒の一端を回転駆動源に直
結状態に連動連結しているので、回転駆動源を作動させ
ると巻き棒を直接的に何ら伝達機構を介在させることな
く行なうことができるので、駆動部の設置スペースを可
及的に小さくすることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。なお、図1は第1の実施の形態に係
るビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置の全体
斜視図、図2は同巻き上げシート自動開閉装置を具備す
るビニールハウスの正面図、図3は同巻き上げシート自
動開閉装置の側面図、図4は同巻き上げシート自動開閉
装置の要部拡大平面図、図5は回転軸受と垂直ガイドと
の関係を示す説明図、図6は回転軸受と垂直ガイドとの
関係を異ならせた変容例を示す説明図、図7〜図9はビ
ニールハウスの重量を軽減するための重量軽減機構を具
備する変容例及び他の変容例の説明図、図10は手動駆
動装置の分解構造説明図、図11は巻き上げシート自動
開閉装置の作動を示すフローチャート、図12は変容例
に係る巻き上げシート自動開閉装置の作動を示すフロー
チャート、図13は第2の実施の形態に係るビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置の要部平面図、図1
4は図13のI−I線による矢視図である。
【0024】第1の実施の形態に係る巻き上げシート自
動開閉装置は、図1〜図9に示すように、回転駆動源1
6から巻き上げシート10を巻き付ける巻き棒11への
動力伝達を、被駆動側ドラムウインチ13と駆動側ドラ
ムウインチ15とからなる一対のドラムウインチを介し
て行なう構成としたことに特徴を有する。
【0025】まず、図1〜図3を参照して、ビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置Aの全体構成を説明
する。図示するように、巻き上げシート自動開閉装置A
はビニールハウスBの両側側面にそれぞれ配設されてお
り、実質的に、ビニールハウスBの側面部を形成する巻
き上げシート10の下端に該側面部に沿って取付けられ
た長尺の巻き棒11と、該巻き棒11の一端にフランジ
継手12を介して同軸的に連動連結された被駆動側ドラ
ムウインチ13と、該被駆動側ドラムウインチ13の下
方に上下方向に略整合状態に配設し、伝動ワイヤ14に
よって被駆動側ドラムウインチ13と連動連結された駆
動側ドラムウインチ15と、駆動側ドラムウインチ15
に連動連結された電動モータ等の回転駆動源16と、ビ
ニールハウスB内の所要個所に配設し、該ビニールハウ
スB内の室温を測定する屋内温度センサ17と、該屋内
温度センサ17からの温度検出値に基づいて、回転駆動
源16を作動し、駆動側ドラムウインチ15と被駆動側
ドラムウインチ13を介して巻き棒11を回転し、巻き
上げシート10を巻き上げ・巻き下げ制御する制御装置
18とからなる。
【0026】以下、上記した構成を有する巻き上げシー
ト自動開閉装置の各部について、図1〜図9を参照して
詳細に説明する。図5に示すように、巻き棒11は長尺
の鋼製パイプからなり、透明なビニールシートからなる
巻き上げシート10の下端に固着されている。巻き棒1
1は、図1及び図5に示すように、その一端がフランジ
継手12を介して終端軸19の一端に同軸的にかつ固着
状態で連結されており、該終端軸19には溶接又はキー
等を用いて被駆動側ドラムウインチ13が固着状態に取
付けられている。一方、終端軸19の他端は、図1及び
図5に示すように、回転軸受20によって回転自在に支
持されており、該回転軸受20は、垂直に立設したリッ
プ溝形鋼からなる垂直ガイド21によって昇降自在に支
持されている。かかる構成によって、巻き棒11や被駆
動側ドラムウインチ13の昇降を円滑なものとすること
ができる。なお、垂直ガイド21は、図1に示すよう
に、その上端が横架ビーム22によって一対のアングル
部材からなる垂直ガイド支柱23aに連結されており、
垂直ガイド21の強度を高めている。また、横架ビーム
22は、直立ハウスタイプのビニールハウスBの支柱2
3に連結されており、垂直ガイド21の強度をさらに高
めている。また、図1及び図3に示すように、巻き棒1
1の水平状態を保持しながらの昇降を確実なものとする
ため、終端軸19には吊下紐57の一端が結着されると
ともに複数回にわたって巻回されており、その他端は横
架ビーム22に結着されている。
【0027】次に、被駆動側ドラムウインチ13と駆動
側ドラムウインチ15との関係について説明すると、図
1、図3及び図4に示すように、駆動側ドラムウインチ
15は被駆動側ドラムウインチ13の下方に配設されて
いる。具体的には、被駆動側ドラムウインチ13の略直
下をなす地面24上に回転駆動源取付台25が設置され
ており、該回転駆動源取付台25上に駆動側ドラムウイ
ンチ15が配設されている。図3に示すように、駆動側
ドラムウインチ15を溶接又はキー等で固着状態に取付
けたドラムウインチ支持軸26は、その一端を、回転駆
動源取付台25上に設置した回転駆動源16の出力軸に
連動連結するとともに、その他端を、同様に、回転駆動
源取付台25上に設置した固定軸受27によって回転自
在に支持されている。なお、本実施の形態では、図1及
び図3に示すように、駆動側ドラムウインチ15の巻き
胴の直径は、被駆動側ドラムウインチ13の巻き胴の直
径より小さくしている。
【0028】次に、上記した回転駆動源16の作動を制
御する制御装置18について説明すると、該制御装置1
8はプログラマブルコントローラを内蔵している。ま
た、図2及び図3に示すように、屋内温度センサ17が
ビニールハウスB内の中央部上方に配設されており、導
線28を介して、ビニールハウスB内に設置した制御装
置18に接続されている。一方、制御装置18は、図2
及び図3に示すように、導線29を通して回転駆動源1
6に接続されている。かかる構成によって屋内温度セン
サ17からの温度検出値に基づいて制御装置18は回転
駆動源16の作動を制御し、巻き棒11を昇降すること
ができる。また、図2及び図3に示すように、垂直ガイ
ド21の上端と下端にはそれぞれ上限及び下限リミット
スイッチ30、31が取付けられており、両スイッチ3
0、31は、それぞれ、導線32、33を介して制御装
置18に接続されており、巻き棒11が昇降して上限位
置又は下限位置に達すると、いずれかのリミットスイッ
チ30、31が作動して、回転駆動源16の作動を停止
して、巻き棒11の過剰な上昇や下降を防止している。
なお、上限及び下限リミットスイッチ30、31は、取
付の容易性を考慮して、リップ溝形鋼からなる垂直ガイ
ド21に代えて、アングル部材からなる垂直ガイド支柱
23aの上端と下端にそれぞれ取付けることもできる。
【0029】さらに、第1の実施の形態では、停電時や
回転駆動源16が故障した場合でも巻き上げシート10
の巻き上げ・巻き下げ動作を行なうことができるように
するため、図1及び図10に示すように、ビニールハウ
スBの後部において、巻き棒11の終端と一体的に連結
される、又は、その一部をなす後部巻き棒11aに手動
駆動装置34を取付けており、該手動駆動装置34は垂
直ガイド棒40に沿って上下に移動することができる。
この手動駆動装置34を図1及び図10を参照して説明
すると、後部巻き棒11aには大径のホイルギア35が
固着されており、該ホイルギア35には小径のピニオン
ギア36が噛合している。また、両ギア35、36は中
空円板形状のケーシング37内に収納されており、該ケ
ーシング37はホイルギア35を該心円的に囲繞する状
態で後部巻き棒11aに遊嵌されている。かつ、後部巻
き棒11aの回転時におけるケーシング37の連れ舞を
防止するため、図10に示すように、ケーシング37
は、その外面に耳片38を突設しており、該耳片38に
設けた透孔39には垂直ガイド棒40が貫通されてお
り、垂直ガイド棒40は土中に埋設されている。さら
に、図10に示すように、ピニオンギア36をキー等で
固着したピニオン取付軸42は、その両端をケーシング
37の両側壁によって回転自在に支持されており、ピニ
オン取付軸42の一端はケーシング37の外部に突出し
ており、該突出端には、回転ハンドル43を着脱自在に
係合可能なスプライン軸44が形成されている。なお、
大径のホイルギア35と小径のピニオンギア36とによ
って減速機構が形成されることになる。かかる構成によ
って、停電時や回転駆動源16が故障した場合であって
も、電動モータ等の回転駆動源16の制動ブレーキを解
除すると、回転駆動源16は手動回転可能となるので、
手動駆動装置34に回転ハンドル43を取付け、該回転
ハンドル43を手動で回転することによって、巻き上げ
シート10の巻き上げ・巻き下げ動作を容易に行なうこ
とができる。
【0030】上記した第1の実施の形態における巻き上
げシート自動開閉装置Aについては、さらに、以下の変
容例が考えられる。即ち、図6に示すように、終端軸1
9の端部を、回転軸受20を介在させることなく、直
接、垂直ガイド21内で昇降・回転自在に支持すること
もできる。かかる構成は、巻き上げシート自動開閉装置
を小型のビニールハウスBに用いる場合に好適である。
また、図7において、巻き上げシート自動開閉装置A1
は、巻き棒11の一端、正確には終端軸19の一端に設
けた回転軸受20に吊下紐45の一端が結着されてお
り、該吊下紐45の他端は垂直ガイド21の上部に回転
自在に設けたプーリ46を乗り越えて下方に伸延し、そ
の伸延端をカウンターウエイト47に結着して、重量軽
減機構を構成している。かかる重量軽減機構によって、
巻き棒11及び該巻き棒11に巻き付けられた巻き上げ
シート10の重量を軽減ないしオフセットすることがで
きるので、巻き棒11及び該巻き棒11に巻き付けられ
た巻き上げシート10の重量に起因する該巻き上げシー
ト10の伸びを確実に防止することができる。一方、ビ
ニールハウスBの棟長が短く、巻き上げシート10の重
量が軽い場合は、これらの重量軽減装置を設けることな
く、直接、終端軸19に吊下紐45を結着し、他端は垂
直ガイド21の上部に設けた横架ビーム22に結着する
ことで構造を簡略化できる。
【0031】同様に、また、図8において、巻き上げシ
ート自動開閉装置A2 は、巻き棒11の一端、正確には
終端軸19の一端に設けた回転軸受20に引張コイルス
プリング等からなるスプリング48の下端を連結してお
り、該スプリング48の上端を垂直ガイド21の上端に
連結することによって重量軽減機構を構成している。か
かる重量軽減機構によって、巻き棒11及び該巻き棒1
1に巻き付けられた巻き上げシート10の重量を軽減な
いしオフセットすることができるので、巻き棒11及び
該巻き棒11に巻き付けられた巻き上げシート10の重
量による該巻き上げシート10の伸びを確実に防止する
ことができる。
【0032】さらに、図9において、巻き上げシート自
動開閉装置A3 は、終端軸19の中途に第1中間軸受4
9を回転自在に取付けるとともに、駆動側ドラムウイン
チ15と回転駆動源16とを連結するドラムウインチ支
持軸26に第2中間軸受50を取付け、重量軽減紐51
の一端を第1中間軸受49に結着するとともに、該重量
軽減紐51の他端を、被駆動側ドラム13の上方に配設
した横架ビーム22に取付けたプーリ52を介して第2
中間軸受50に結着して重量軽減機構を構成している。
かかる重量軽減機構においては、重量軽減紐51によっ
て、巻き棒11及び該巻き棒11に巻き付けられた巻き
上げシート10の重量を軽減でき、巻き棒11及び該巻
き棒11に巻き付けられた巻き上げシート10の重量に
起因する巻き上げシート10の伸びを確実に防止するこ
とができる。
【0033】なお、図2に示すように、巻き上げシート
自動開閉装置AはビニールハウスBの両側面に設けられ
ているが、図2において左側をなす側面に設けた巻き上
げシート自動開閉装置Aは構造を簡略化して示してい
る。
【0034】次に、上記した構成を有する巻き上げシー
ト自動開閉装置Aの作動について、図11に示すフロー
チャートを参照して説明する。まず、屋内温度センサ1
7でビニールハウスB内の屋内温度F℃を測定し(ステ
ップ101)、該屋内温度F℃が上限設定温度a℃より
高い場合は、回転駆動源16を作動して正転させ、巻き
棒11を正転して巻き上げシート10を巻き上げる(ス
テップ102)。この巻き上げ動作によって、ビニール
ハウスB内に外気が流入することになる。その後、所定
時間経過後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内
の屋内温度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ1
03)、屋内温度F℃が上限設定温度a℃より高くない
場合、即ち、上限設定温度a℃より低い、若しくは、少
なくとも等しくなった場合は、回転駆動源16の作動を
停止し、巻き上げシート10の開閉度を保持する(ステ
ップ105)。なお、所定時間経過後、屋内温度センサ
17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置1
8に読み込み(ステップ103)、屋内温度F℃が上限
設定温度a℃より高い場合であっても、巻き棒11の上
昇によって上限リミットスイッチ30が作動した場合
(ステップ104)は、回転駆動源16の作動を緊急停
止して巻き上げシート10の巻き上げ動作を停止する
(ステップ105)。その後、所定時間経過後、屋内温
度センサ17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制
御装置18に読み込み(ステップ106)、屋内温度F
℃が下限設定温度b℃より低くなっている場合は、回転
駆動源16を作動して逆転させ、巻き棒11を逆転して
巻き上げシート10を巻き下げる(ステップ107)。
この巻き下げ動作によって、ビニールハウスB内への外
気の流入量が低減することになる。なお、所定時間経過
後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内の屋内温
度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ106)、
屋内温度F℃が下限設定温度b℃より低くなっていない
場合、即ち、下限設定温度b℃より高い、若しくは少な
くとも等しい場合は、回転駆動源16は作動停止状態を
維持する(ステップ105)。その後、所定時間経過
後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内の屋内温
度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ108)、
屋内温度F℃が下限設定温度b℃より低くない場合、即
ち、下限設定温度b℃より高いもしくは等しくなってい
る場合は、回転駆動源16の作動を停止して巻き上げシ
ート10の巻き下げ動作を停止する(ステップ11
0)。なお、所定時間経過後、屋内温度センサ17でビ
ニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置18に読み
込み(ステップ108)、屋内温度F℃が下限設定温度
b℃より低い場合であっても、巻き棒11の下降によっ
て下限リミットスイッチ31が作動した場合(ステップ
109)は、回転駆動源16の作動を緊急停止して巻き
上げシート10の巻き下げ動作を停止する(ステップ1
10)。その後、ステップ101に戻る。
【0035】以上、本第1の実施の形態に係る巻き上げ
シート自動開閉装置Aの作動について説明してきたが、
巻き上げシート10を、ビニールハウスBの側面に上段
と下段とにそれぞれ設けた2段構造とした場合も同様で
あり、以下、この場合の巻き上げシート自動開閉装置の
作動について、図12に示すフローチャートを参照して
説明する。なお、この場合、上段の巻き上げシート10
と下段の巻き上げシート10とをそれぞれ巻き上げ・巻
き下げする必要があるため、巻き上げシート自動開閉装
置は、回転駆動源16は二組必要とするが、その制御は
一台の制御装置18によって行なうようにしている。
【0036】まず、屋内温度センサ17でビニールハウ
スB内の屋内温度F℃を測定し(ステップ201)、該
屋内温度F℃が上限設定温度a℃より高い場合は、回転
駆動源16を作動して正転させ、上段用の巻き棒11を
正転して上段用の巻き上げシート10を巻き上げる(ス
テップ202)。この巻き上げ動作によって、ビニール
ハウスB内に上方から外気が流入することになる。その
後、所定時間経過後、屋内温度センサ17でビニールハ
ウスB内の屋内温度F℃を制御装置18に読み込み(ス
テップ203)、屋内温度F℃が上限設定温度a℃より
高くない場合、即ち、上限設定温度a℃より低い、若し
くは、少なくとも等しくなった場合は、上段用の回転駆
動源16の作動を停止し、上段用の巻き上げシート11
の開閉度を保持する(ステップ205)。なお、所定時
間経過後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内の
屋内温度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ20
3)、屋内温度F℃が上限設定温度a℃より高い場合で
あっても、上段用の巻き棒11の上昇によって上段用の
上限リミットスイッチ30が作動した場合は(ステップ
204)は、上段用の回転駆動源16の作動を緊急停止
して上段用の巻き上げシート10の巻き上げ動作を停止
する(ステップ205)。その後、所定時間経過後、屋
内温度センサ17でビニールハウスB内の屋内温度F℃
を制御装置18に読み込み、屋内温度F℃が上限設定温
度a℃より未だ高い場合は(ステップ206)、下段用
の回転駆動源16を作動して正転させ、下段用の巻き棒
11を正転して下段用の巻き上げシート10を巻き上げ
る(ステップ207)。この巻き上げ動作によって、ビ
ニールハウスB内に上方のみならず下方からも外気が流
入することになる。
【0037】その後、所定時間経過後、屋内温度センサ
17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置1
8に読み込み(ステップ208)、屋内温度F℃が上限
設定温度a℃より高くない場合、即ち、上限設定温度a
℃より低い、若しくは、少なくとも等しくなった場合
は、下段用の回転駆動源16の作動を停止し、下段用の
巻き上げシート11の開閉度を保持する(ステップ21
0)。なお、所定時間経過後、屋内温度センサ17でビ
ニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置18に読み
込み(ステップ208)、屋内温度F℃が上限設定温度
a℃より高い場合であっても、下段用の巻き棒11の上
昇によって下段用の上限リミットスイッチ30が作動し
た場合は(ステップ209)は、下段用の回転駆動源1
6の作動を緊急停止して下段用の巻き上げシート10の
巻き上げ動作を停止する(ステップ210)。その後、
所定時間経過後、屋内温度センサ17でビニールハウス
B内の屋内温度F℃を制御装置18に読み込み(ステッ
プ211)、屋内温度F℃が下限設定温度b℃より低く
なっている場合は、下段の回転駆動源16を作動して逆
転させ、下段の巻き棒11を逆転して下段の巻き下げシ
ート10を巻き下げる(ステップ212)。この巻き下
げ動作によって、ビニールハウスB内への下部からの外
気の流入量が低減することになる。
【0038】その後、所定時間経過後、屋内温度センサ
17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置1
8に読み込み(ステップ213)、屋内温度F℃が下限
設定温度b℃より低くない場合、即ち、下限設定温度b
℃より高い若しくは等しい場合は、下段の回転駆動源1
6の作動を停止して下段の巻き上げシート10の巻き下
げ動作を停止する(ステップ215)。なお、所定時間
経過後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内の屋
内温度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ21
3)、屋内温度F℃が下限設定温度b℃より低い場合で
あっても、下段の巻き棒11の下降によって下段の下限
リミットスイッチ31が作動した場合は(ステップ21
4)、下段の回転駆動源16の作動を緊急停止して下段
の巻き上げシート10の巻き下げ動作を停止する(ステ
ップ215)。その後、所定時間経過後、屋内温度セン
サ17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置
18に読み込み(ステップ216)、屋内温度F℃が下
限設定温度b℃より未だ低い場合は、上段の回転駆動源
16を作動して逆転させ、上段の巻き棒11を逆転して
上段の巻き下げシート10を巻き下げる(ステップ21
7)。この巻き下げ動作によって、ビニールハウスB内
への下部のみならず上方からの外気の流入量も低減する
ことになる。
【0039】その後、所定時間経過後、屋内温度センサ
17でビニールハウスB内の屋内温度F℃を制御装置1
8に読み込み(ステップ218)、屋内温度F℃が下限
設定温度b℃より低くない場合、即ち、下限設定温度b
℃より高いもしくは等しい場合は、上段の回転駆動源1
6の作動を停止して上段の巻き上げシート10の巻き下
げ動作を停止する(ステップ220)。なお、所定時間
経過後、屋内温度センサ17でビニールハウスB内の屋
内温度F℃を制御装置18に読み込み(ステップ21
8)、屋内温度F℃が下限設定温度b℃より低い場合で
あっても、上段の巻き棒11の下降によって上段の下限
リミットスイッチ31が作動した場合は(ステップ21
9)は、上段の回転駆動源16の作動を緊急停止して巻
き上げシート10の巻き下げ動作を停止する(ステップ
220)。その後、ステップ201に戻る。
【0040】また、ステップ206において、屋内温度
F℃が上限設定温度a℃より高くない場合、即ち、上限
設定温度a℃より低いもしくは等しい場合はステップ2
21に移行し、該ステップ221において屋内温度F℃
が下限設定温度b℃よりも低い場合はステップ217に
移行して、上段の回転駆動源16を作動して逆転させ、
上段の巻き棒11を逆転して上段の巻き下げシート10
を巻き下げる。一方、ステップ221において、屋内温
度F℃が下限設定温度b℃よりも高い若しくは等しい場
合はステップ205に移行して、上段の回転駆動源16
の作動停止状態を保持する。さらに、ステップ216に
おいて、屋内温度F℃が下限設定温度b℃より高いない
し等しい場合はステップ222に移行し、該ステップ2
22において屋内温度F℃が上限設定温度a℃よりも高
い場合はステップ207に移行して、下段用の回転駆動
源16を作動して正転させ、下段用の巻き棒11を正転
して下段用の巻き上げシート10を巻き上げる(ステッ
プ207)。この巻き上げ動作によって、ビニールハウ
スB内に上方のみならず下方からも外気が流入すること
になる。
【0041】一方、該ステップ222において、室内温
度F℃が上限設定温度a℃より低いもしくは等しい場合
は、ステップ215に移行して、下段の回転駆動源16
の作動を停止して、下段の巻き上げシート10の巻き下
げ動作を停止する。
【0042】次に、第2の実施の形態に係るビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置A4 は、図13及び
図14に示すように、回転駆動源から巻き上げシートを
巻き付ける巻き棒への動力伝達を、回転駆動源を巻き棒
へ直結して行なう構成としたことに特徴を有する。な
お、図13は第2の実施の形態に係るビニールハウスの
巻き上げシート自動開閉装置A4 の要部平面図、図14
は図13のI−I線による矢視図である。
【0043】図示するように、第2の実施の形態におい
て、巻き上げシート自動開閉装置A4 は、巻き棒11の
一端にフランジ継手12を介して電動モータからなる回
転駆動源16の出力軸を同軸的に連結している。また、
回転駆動源16が受台53に固定設置されており、該受
台53の裏面には矩形板状のスライダ54が連結板55
を介して一体的に連結されており、該スライダ54は昇
降自在だが回転不可能状態にリップ溝形鋼からなる垂直
ガイド21内に収納されている。また、第2の実施の形
態では、図13に示すように、垂直ガイド21内のスラ
イダ54の昇降動作を円滑なものとするために、垂直ガ
イド21の内面に、全高にわたってリニアベアリング5
6を貼着している。
【0044】このように、第2の実施の形態では、巻き
棒11の一端を回転駆動源16に直結状態に連動連結し
ているので、回転駆動源16を作動させると、巻き棒1
1を直接的に回転することができ、この巻き棒11の回
転によって巻き上げシート10の巻き上げ・巻き下げを
行なうことができる。この場合、巻き棒11は回転駆動
源16に直結されているので、巻き棒11と回転駆動源
16とは一体となって自由にその高さを変えることがで
きる。この際、回転駆動源16から巻き棒11への動力
伝達は、何ら伝達機構を介在させることなく行なうこと
ができるので、第1の実施の形態と同様に、駆動部の設
置スペースを可及的に小さくすることができる。なお、
回転駆動源16としてブレーキ付ギアードモータを用い
ているので、減速機能の他、さらに、駆動部をコンパク
トにでき、しかも、ブレーキ付なので、停電時等におけ
る巻き棒11の落下も確実に防止することができる。
【0045】さらに、第2の実施の形態においても、図
示しないが、第1の実施の形態における手動駆動装置3
4を具備することができ、停電時や回転駆動源16が故
障した場合であっても、電動モータ等の回転駆動源16
の制動ブレーキを解除すると、回転駆動源16は手動回
転可能となるので、手動駆動装置34に回転ハンドル4
3を取付け、該回転ハンドル43を手動で回転すること
によって、巻き上げシート10の巻き上げ・巻き下げ動
作を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るビニールハウ
スの巻き上げシート自動開閉装置の全体斜視図である。
【図2】同ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装
置を具備するビニールハウスの正面図である。
【図3】同ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装
置の側面図である。
【図4】同ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉装
置の要部拡大平面図である。
【図5】回転軸受と垂直ガイドとの関係を示す説明図で
ある。
【図6】回転軸受と垂直ガイドとの関係を異ならせた変
容例の説明図である。
【図7】ビニールハウスの重量を軽減するための重量軽
減機構を具備する変容例の説明図である。
【図8】ビニールハウスの重量を軽減するための重量軽
減機構を具備する他の変容例の説明図である。
【図9】ビニールハウスの重量を軽減するための重量軽
減機構を具備する他の変容例の説明図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係るビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置の手動駆動装置の分
解構造説明図である。
【図11】同ビニールハウスの巻き上げシート自動開閉
装置の作動を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施の形態の変容例に係るビ
ニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置の作動を示
すフローチャートである。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係るビニールハ
ウスの巻き上げシート自動開閉装置の要部平面図であ
る。
【図14】図13のI−I線による矢視図である。
【符号の説明】
A 巻き上げシート自動開閉装置 A1 巻き上げ
シート自動開閉装置 A2 巻き上げシート自動開閉装置 A3 巻き上げ
シート自動開閉装置 A4 巻き上げシート自動開閉装置 B ビニールハ
ウス 10 巻き上げシート 11 巻き棒 11a 後部巻き棒 12 フランジ
継手 13 被駆動側ドラムウインチ 14 伝動ワイ
ヤ 15 駆動側ドラムウインチ 16 回転駆動
源 17 屋内温度センサ 18 制御装置 19 終端軸 20 回転軸受 21 垂直ガイド 22 横架ビー
ム 23 支柱 23a 垂直ガ
イド支柱 24 地面 25 回転駆動
源取付台 26 ドラムウインチ支持軸 27 固定軸受 28 導線 29 導線 30 上限リミットスイッチ 31 下限リミ
ットスイッチ 32 導線 33 導線 34 手動駆動装置 35 ホイルギ
ア 36 ピニオンギア 37 ケーシン
グ 38 耳片 39 透孔 40 垂直ガイド棒 42 ピニオン
取付軸 43 回転ハンドル 44 スプライ
ン軸 45 吊下紐 46 プーリ 47 カウンターウエイト 48 スプリン
グ 49 第1中間軸受 50 第2中間
軸受 51 重量軽減紐 52 プーリ 53 受台 54 スライダ 55 連結板 56 リニアベ
アリング 57 吊下紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉地 慎次 福岡県北九州市戸畑区飛幡町2番2号 日 鐵運輸株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に巻き棒を備えた巻き上げシートを
    側面に備え、該巻き上げシートの前記巻き棒への巻付け
    によってビニールハウスの開閉度を調整するビニールハ
    ウスの巻き上げシート自動開閉装置であって、 前記巻き棒の一端に同軸的に連接される被駆動側ドラム
    ウインチと、 前記被駆動側ドラムウインチの下方に上下方向に略整合
    状態に配設され、該被駆動側ドラムウインチを回転させ
    るための駆動側ドラムウインチと、 前記駆動側ドラムウインチに連動連結される回転駆動源
    と、 前記ビニールハウス内に設置された屋内温度センサと、 前記屋内温度センサから入力される検出温度値に基づい
    て、前記回転駆動源を作動し、前記巻き上げシートを巻
    き上げ・巻き下げ、前記ビニールハウスの開閉度を調整
    し、該ビニールハウスの気温を一定範囲に制御する制御
    装置とを有することを特徴とするビニールハウスの巻き
    上げシート自動開閉装置。
  2. 【請求項2】 下端に巻き棒を備えた巻き上げシートを
    側面に備え、該巻き上げシートの前記巻き棒への巻付け
    によってビニールハウスの開閉度を調整するビニールハ
    ウスの巻き上げシート自動開閉装置であって、 前記巻き棒の一端に同軸的に連接される被駆動側ドラム
    ウインチと、 前記被駆動側ドラムウインチに同軸的に連接される終端
    軸と、 前記終端軸の先端を回転自在に支持する回転軸受と、 前記回転軸受を昇降可能に支持する垂直ガイドと、 前記被駆動側ドラムウインチの下方に上下方向に略整合
    状態に配設され、該被駆動側ドラムウインチを回転させ
    るための駆動側ドラムウインチと、 前記駆動側ドラムウインチに連接される回転駆動源と、 前記ビニールハウス内に設置された屋内温度センサと、 前記屋内温度センサから入力される検出温度値に基づい
    て、前記回転駆動源を作動し、前記巻き上げシートを巻
    き上げ・巻き下げ、前記ビニールハウス内の気温を一定
    範囲に制御する制御装置とを有することを特徴とするビ
    ニールハウスの巻き上げシート自動開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記回転軸受に、前記巻き棒及び該巻き
    棒に巻回される前記巻き上げシートの重量を軽減可能な
    カウンターウエイト又はスプリングからなる重量軽減機
    構を連結した請求項2記載のビニールハウスの巻き上げ
    シート自動開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記重量軽減機構として、前記終端軸の
    中途に第1中間軸受を回転自在に取付けるとともに、前
    記被駆動側ドラムウインチと前記回転駆動源とを連結す
    るドラムウインチ支持軸に第2中間軸受を取付け、重量
    軽減紐の一端を前記第1中間軸受に結着するとともに、
    前記重量軽減紐の他端を、前記被駆動側ドラムの上方に
    配設したプーリを介して前記第2中間軸受に結着した請
    求項2記載のビニールハウスの巻き上げシート自動開閉
    装置。
  5. 【請求項5】 下端に巻き棒を備えた巻き上げシートを
    側面に備え、該巻き上げシートの前記巻き棒への巻付け
    によってビニールハウスの開閉度を調整するビニールハ
    ウスの巻き上げシート自動開閉装置であって、 前記巻き棒の一端に同軸的に連動連結した回転駆動源
    と、 前記回転駆動源を固定支持する受台と、 前記受台を昇降可能に支持する垂直ガイドとを有するこ
    とを特徴とするビニールハウスの巻き上げシート自動開
    閉装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926874B1 (ko) * 2009-04-16 2009-11-16 최동식 축사용 차단막 자동 개폐장치
KR20160104908A (ko) * 2015-02-27 2016-09-06 윤동중 외부 환경에 반응하여 비닐을 개폐하는 비닐하우스의 비닐 개폐장치
CN107258398A (zh) * 2017-07-04 2017-10-20 天津春蔬园农业科技有限公司 温室顶棚收卷机构

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